
総合評価
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powered by ブクログ少子高齢化が進み、人口が減少していくと、いったいどんな問題が生じるのか、ということを具体的にイメージさせてくれるという点において、読んで損はないと思う。実際に100%この通りになるとは限らないだろうし、後半の10の処方箋についても実効性についてはどうなのかなと思うが、遠い未来のことではなく近い将来に起こってしまうであろうこととして肝に銘じておかねばならないと強く思った。
1投稿日: 2018.07.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
待ち受ける厳しい現実に暗くなってしまった。 亡くなったら社会保険料使ったぶん返還、はいいアイデアだけど実際は不可能だろうな。 みんな頼むから日本のために結婚してくださいm(_ _)mってお願いしたくなる。 自分は三人目頑張ろうって気持ちと、こんな日本じゃ先細りだから海外にこどもを出そう、っていう相反した考えでもんもんとしている。
1投稿日: 2018.06.30
powered by ブクログ将来の人口構成は移民という要素を加味しなければ、現時点で確定している要素が大きい。だからこそ、少子高齢化が日本の課題であることは周知の話である。 本書が類書と異なっていることは、2017年を起点として、今後発生することが確実な事象を時系列に沿ってまとめている。暗澹たる気分になるようなイシューが列挙されるが、視点を変えれば、どのようにして自分の生き方や稼ぎ方を備えていくかということを考えるためには良いガイドになった。 同著者の「2」より、本書のほうが参考になる。
1投稿日: 2018.06.28
powered by ブクログ「少子高齢化」という言葉の実態を、時系列に沿ってリアルにシミュレーションした内容が生々しい。漠然とした未来の不安を具体的に描写する事で、この先の自分がどのような心構えをすべきか考えさせてくれる。後半の提言内容は同意できるものだが、果たして日本の政治がどこまでこの問題に対して有効な施策を打ち出せるのかは疑問。未来の政府に微かな期待を持つしかない。
1投稿日: 2018.06.26
powered by ブクログ高齢者だらけの国になる、くらいの認識しかなかったが、それがどれだけ、今の日常を壊していく可能性があるか、やっとリアルに考えることができた。 2020年のオリンピックが終わったら、日本は今までお祭りの雰囲気で覆っていた衰退を本格的に実感し始める、なんて話もきいたことがある。 巻末の、コンパクトな未来設計、いいと思うけどな~、そこまで考え方をかえるのは難しいだろうな。
1投稿日: 2018.06.25
powered by ブクログ201806/ 日本の喫緊の課題を改めて整理するなら4点に分けられる。1つは、いうまでもなく出生数の減少だ。2つ目は高齢者の激増。3つ目は勤労世代(20~64歳)の激減に伴う社会の支えての不足。そして4つ目は、これらが互いに絡み合って起こる人口減少である。/ 大都市部では総人口はあまり減らず、高齢者の実数だけが増えていく。これに対して、地方では総人口は減少するが、高齢者の実数はさほど増えるわけではない。 この事実を国会議員や官僚はしっかり理解してこなかったから、歴代政権の対応が方向違いや、後手に回ることになってきたのである。/ 「バーチャルウォーター」という考え方がある。食料を輸入している国が、もしその輸入食料を全て自ら生産したら、どの程度の水を要するかを推計した量だ。環境省によれば2005年に日本に輸入されたバーチャルウォーターは約800億立方メートルで、日本国内の年間水使用量とほぼ同水準だ。しかもその大半は食糧生産に使われている。/ コンパクトなまちづくりといっても、駅前などの中心市街地に寄せ集めるばかりが方法ではない。位置から開発計画を立てるのではなく、地域内に多数の拠点をもうけ、公共交通機関で結ぶ「多極ネットワーク型」のほうが現実的であろう。/
1投稿日: 2018.06.23
powered by ブクログ人口減少社会に現実に起こる問題をデータから紹介してくれている本。これから自分はどう対処してどう生きるかのヒントになりました。
1投稿日: 2018.06.14
powered by ブクログ少子化、高齢化の進む日本の2017年から2065年までの危機を予想している。そして、それを改善するための10の処方を紹介している。
1投稿日: 2018.06.11
powered by ブクログデータに基づいた日本の少子高齢化の未来予想図。出生率増やしても人口減に歯止めはかからないなど、かなり衝撃的な内容。2018年度暫定一位かな。 https://www.amazon.co.jp/gp/product/4062884313/ref=as_li_qf_asin_il_tl?ie=UTF8&tag=hiroshiraka0c-22&creative=1211&linkCode=as2&creativeASIN=4062884313&linkId=e4574d565ce710da45eb76e617a563f1 続きはこちら↓ https://flying-bookjunkie.blogspot.com/2018/06/blog-post_10.html
1投稿日: 2018.06.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
少子高齢化ってよく言うけど、それがどれくらい重い問題なのかがわかる本。 問題を解決するために、一人一人ができることをしていかないと、本当に終わるとわかる。 前半はよかったけど、後編の解決策は、内容うすめ。
2投稿日: 2018.06.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
よく語られている日本の少子化、高齢化によってどのような未来が待ち受けているのかを年表形式で分かりやすくまとめた著者。 大きな発見としては、この問題は静止画的に切り取って論じるべきものではなく、動的なものとして捉え、常に先を見越して対処する必要があるということ。具体的には、一度少子化してしまった世代というものは取り戻せず、彼らが勤労世代、そして高齢世代となるまでの数十年間は対処のしようがないということ。常に先を見据えた政策を打ち立てていく必要性を感じた。
1投稿日: 2018.06.09戦慄の未来予測
少子高齢化問題はどこでもうるさく言われているので誰でも知っているだろうが、この本に書かれている具体的な予測数値の深刻さは北朝鮮の比ではない。ロボットや移民で補えるレベルではないのだ。そして地方では疑いなくこの本の通りになっている。この問題を、どうやって解決すればいいのか?本書はそこまで提言しています。将来を担う若い人ほど読んでおいて欲しい本です。
1投稿日: 2018.06.04
powered by ブクログ非常に面白く読ませてもらいました。 少子高齢化がいかに深刻で解決の難しい問題かよく分かりました。その上で著者の提言には頷けることもたくさんありましたね。 これからの25年を何を考えてどう生きていくのか? 都会でも田舎でも真剣に考えていかないといけませんね。本書を読んでいると「こんなことがめのまえにせまっているんだな」って新鮮な驚きをたくさん感じます。 いい体験にりますから是非読んでみてください。 おススメです。
1投稿日: 2018.05.30
powered by ブクログ少子高齢化、地方消滅。こういった言葉が喧伝されていくなかで、そのプロセスでいつどんなことがおきていくのか?をきちんと検証した情報は以外と少ない。本作品は、人口減少社会日本でこれからおきていくことをたんたんと数値をもとに説明している本。少子高齢化の議論の際にぜひ必要な基礎情報となる本である。 まず筆者は少子化対策をすれば人口減少は防げないと。これまで日本には団塊の世代、団塊ジュニアと2度のベビーブームがおきたが、団塊ジュニアのジュニアの世代ではベビーブームが発生しなかったためそもそも出産可能年齢の女性が減少。これからはどの「程度」減少をおさえるかしかないと。 2020年 女性の二人にひとりが50歳以上になる。 2024年 3人に一人が65歳以上の超高齢者大国へ。平均寿命ば伸びるため介護するほうも高齢者という状態に。 2025年 東京都も人口減少へ。東京の中の地方である郊外や足立区(20%の減少)になる。 2033年 住宅の1/3が空き家に。原因は供給過剰。 2042年 高齢者人口が4000万人でピークに。就職氷河期世代(団塊ジュニアのジュニア)が独居高齢者として大量に生まれる。 東京は戦後70年、一貫して地方から食料、エネルギーを吸い上げ肥大化してきた。そして人材も。しかしいま、地方から吸い上げる人材はもはや地方にもない。東京一極集中モデルをやめることが根本的な処方箋。一方、東京は地方に比べてビジネス中心で街をつくっているため高齢者ケアのインフラがない。 こうした暗い未来のなかで筆者は以下のような解決策を提言。 労働力人口の減少対策が最優先。労働力人口はピークで9000万人。現在7500万人。2040年で6000万人にへる。 対策としての移民は、この規模の減少を移民でまかなくのは社会コストがでかすぎ。また移民は子供をうむ。国の数割の人口が移民になる可能性もある。またまずしくなる日本に移民がきてくれるかも不確定。AIもそこまでの労働力をだいたいできるかは夢物語。 いま大事なことは、人口を増やして成長する、のモデルではなく戦略的縮小での成功。 1.あらたな年齢区分で高齢者を半分に=生産人口を増やす 高齢者を75歳以上にする。これで半分高齢者が減る。で65-75は準高齢者にして支える側に。実年齢は医療や栄養の改善で10はわかくなってる。もともとビスマルクが高齢者=65と決めただけにすぎないので再定義。合わせて子供の定義を14から19にあげる。なぜなら15で就職する人なんかいないので。 2.24時間社会をやめる 24時間の営業や即日配送などの過剰サービスをやめる。これで社会全体の雇用ニーズを減らし社会のそう労働時間をへらし、雇用者がすくなくてもやっていけるようにする。 3.非居住エリアの明確化 居住エリアを定義してそこに人があつまるようにする。でそこは車ではなく歩いて暮らせる街にする。自家用車でも暮らせる街をつくることが鍵。 4.都道府県の飛び地合併の解禁 東京と島根の合併など。地方創生とは地方(自治体)をのこすのが目的ではない。 5.国費留学制度で人材育成 6.中高年の地方移住促進 7.セカンド市民制度。第二の故郷を作り東京依存を減らしていく。住民税の按分も。知の巨人村構想。大学の先生などの蔵書を預かる地域を作り上げる。 8.社会保障循環制度。社会保障は国からの給付ではなく貸与にする。で死んだ後に、相続金から自分のつかった社会保障をひいて国にかえしてからそのうえで子供に渡す。 人口減少はうけいるしかな与件。どうやって増やすかとかへっても大丈夫とか空想なことをいってもしょうがない。 事実をうけとめどう対処するか? でだいじなのは100年単位でかんがえることであろう。長い目で見れば、富国強兵ー太平洋戦争ー団塊世代をうむベビーブーム、ここからいまの課題が発生したといえる。明治の呪いともいえるだろうか。未来の世代に100年先に復讐せずギフトをおくれるようにしないといけない。
1投稿日: 2018.05.28
powered by ブクログ本屋で衝動買い。前半は少子高齢化がこのまま進めばどうなるかを主観を交えつつ淡々と語ってる内容。後半は著者なりの視点で今後考えられる対策を述べたもの。共感できる部分と納得のいかない部分が半々という感じで、あまり楽しめなかった。
1投稿日: 2018.05.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
本書は、国立社会保障・人口問題研究所のデータを基に、日本の将来はこのままだとこのようになる、という暗い見通しを説明している。人口減少社会の対策は喫緊の課題であり、たとえば、2042年には社会の支え手となる日本の労働人口が5割ほどに減るという「2042年問題」が起こるとされる。本書は、それまでに、日本はこれからの25年後をどう考え、行動していくかを問う。それまでにも高齢化は進み続けるので、本書の中では「2025年問題」など様々な問題が論じられている。最後には、著者が考える日本が壊滅しないための、「10の処方箋」と題した提案を載せている。 _______________ 首都圏が急速に高齢化していくが、介護設備などが不足し対応できなくなる恐れ。逆に地方は限界まで高齢化しているので、施設などに余裕が出てくる。したがって、首都圏に集中する人口を地方に分散させる必要がある。とのこと。 戦略的縮小が必要だという筆者の主張は頷けるものが多い。広げすぎた都市を「たたむ」必要がある。従来の行政の枠組みを抜本的に見直し、新たな枠組みを設定して、人口減少社会でも多くの人が暮らしやすいような社会に作り変えていかねばならない。 特に24時間社会からの脱却として記載されているように、過剰サービスをやめることはトップダウンで行えばすぐに実現可能な策ではあり、効果的なのではないかと思う。賃金のことが記載されてはいないが、過剰サービスをやめるか、もしくは、そのサービスに見合った賃金を労働者に与えることである。生産性に伴った賃金改善が必ずなされなければならないと思う。 結婚しない男女の増加も金銭的な負担が耐えられないからという理由が大きな部分あると(個人的に)考えている。若年層の貧困化の是正、格差社会化の改善が必要である。 10の処方箋の中で、日本への外国人の移民が必要となるだろうということを指摘しているが、外国人が流入し、かれらに参政権を渡すことで日本が政治的にいわば乗っ取られ、日本でなくなるというような主旨の内容はよくわからない。どのように移民政策を作っていき、外国からの移民も日本国民として生活していくという観点で、多文化共生を目指して日本がどんな対応を取っていくか、という方向に議論が進むべきなのでは。少なからず、外国からの流入が避けられないとするならば。
1投稿日: 2018.05.27
powered by ブクログさらっと読んだだけだが、タイトルどおり人口減少によって何が起こるかをまとめた本。今の僕にはあまり刺激にならなかったかな。
1投稿日: 2018.05.26
powered by ブクログ日本が向かう「人口減少社会」で起きることを、年表形式で示す。本気でこの問題に対して取り組んでいかなければ、十数年後の日本はどうなるのだろうか。私が年を取り、子どもが成長したとき、日本はどうなるのだろうか。想像したくない未来が待っているような気がする。 筆者の提示する「日本を救う10の処方箋」。納得できるものも多い。「人口減少」「高齢者増加」「勤労者減少」という大きな課題に、これからの未来をちゃんと考えなければならない。
1投稿日: 2018.05.23
powered by ブクログ話題の本を、周回遅れで読む(笑) なんでも、近頃、この本の続編が出た由。 少子化により起こる戦慄のシナリオを示した本。 人口動態学の本を何冊か読んできたので、知っていたこともあるけれど、やはりショックではあった。 少子化に掉さす第二次ベビーブーマーとしては、もう年金に頼れない、だからお金貯めよう、と思ってきた。 けれども、やはりそれでも、甘いのね。 お金があっても、医療や介護のサービスの絶対量がなくなるのだから。 インフラの老朽化にも歯止めがかけられず、国防にも人が割けない、となる。 外国人労働者にも、移民にも、日本の魅力がなくなり、少子化にかかわる問題の根本的解決にはつながらない、とも。 少子化と高齢化は別の問題だ、という指摘には、深く納得。 さて、筆者はこのお先真っ暗な状況に、十の処方箋を用意している。 高齢者の定義を変えて、高齢者を減らすこと、とか。 現在の便利すぎる社会を変える、とか。 この辺りは納得できるが、イタリアのような高付加価値の商品で立国する、辺りはどこまで可能なんだろうか。 第三子以降には1000万円補助、というのもどうなのだろう。 貧乏人の子沢山、ということはないというのが人口学でわかってきていることではないか? 仕事が忙しく、過酷なワンオペ育児をしている人たちが、じゃあ補助があるから三人産もうか、となるだろうか?
1投稿日: 2018.05.22
powered by ブクログ【Business】未来の年表 / 河合雅司 / 20180425 / (30/698)< 206/96654> ◆きっかけ ・部、輪読会 ◆感想 ・静かなる有事、というのは言い当てて妙。戦略的に縮むことが大切と、しかしその勇気があるのか。まず規模の勝負から抜け出さないといけない。目指す国はスイスか。 ◆引用 ・人口減少=静かな有事
1投稿日: 2018.05.20
powered by ブクログ副題どおりの内容。 興味深くて最初がーっと読んだ。 けど、内容が怖い、怖い。ベッドに入って寝就く前までが読書時間という読書スタイルで、こんなの読んだら眠れなくなりそうと中断。昼間読書する時間を設けられたら残りを読みたい。 私にとって主流の読書であるクライムノベル(殺人事件があったり、登場人物の命が脅かされたりする)より、よっぽど怖い。リアルな分だけね。 確か、Facebookの広告で見て読むことにした。
1投稿日: 2018.05.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
職場付近の図書館で借りた本。 日本国民が高齢化している。同時に日本という国も老化が始まっている。まったく、恐ろしい内容の本です。恐ろしいけど、恐ろしいだけじゃなく、ちゃんと処方箋も最後に書かれていたので、少しだけ希望もある。あの世に現金は持っていくことができない。生涯で使った医療費は、国に返還する、セカンド市民制度など、どれもちゃんと制度にしたら機能しそうでなるほどなと思った。怖い未来の年表、嘘にしたいね。
1投稿日: 2018.05.19
powered by ブクログ『未来の年表』(著:河合雅司) 今年に入って読了した本がたまってる・・・ 付箋部分を抜粋します ・「貧しいおばあちゃん」の激増という身近な現実から目を背けてはならない(p29) ・たとえ結婚したとしても、長続きするとはかぎらない。離婚の増大もまた、ひとり暮らし世帯を増やす(p57) ・人口減少とは、「国防に直結する危機」との認識を持つことが重要なのである(p145) ・24時間社会からの脱却(p166) ・起業を増やし、あるいは失敗を恐れずに挑戦できるような「転職しやすい社会」を実現しなければならない(p179)
1投稿日: 2018.05.05
powered by ブクログマッチングビジネスを生業としている弊社にとって需要と供給の変化は目を背けられない問題。これからの時代、人の取り合いとか狭い視野で話してる時代じゃないよなー。安宅さんの「シンニホン」のように、日本として成長産業を育てていく力が必要。 それにしても、生まれたときから少子高齢化社会を過ごしているが、いよいよ問題が顕在化してくるなって印象。
1投稿日: 2018.05.05
powered by ブクログ「大人たちは何かを私たちに隠している」という女子中学生の言葉が結びに紹介されている。一読者としても顔を張られた気がする。しかし隠しているわけではない。多くの大人は事実を整理できていない。理解できていないから説明ができないだけである。この本人口減少という大変厄介な問題を見事に整理してくれている。前半で語られるのは暗い予想ではあるが、それでも筆者は最後に中の処方箋を低減し希望を与えてくれる。最大の課題は、現在の高齢者も含め、大人がどう具体的に動くかである。
1投稿日: 2018.05.01
powered by ブクログ【人口減少がどんなに大変なことか、はじめて理解できた気がする】 少子高齢社会について、テレビなどで取り上げられて問題視されているのをみたことはあるが、正直、「東京とか人多いし、減っても別にいいのでは」くらいの感想しかなかった。 この本を読んで、初めて人口減少がどんなに大変なことか、はじめて理解できた気がした。 高齢化と少子化は別問題ということも、ちゃんと考えたことがなかった私には、驚くことが多かった。 特に私が衝撃を受けたのは、2045年には東京都は三人に一人が高齢者になり、原宿は若者の街ではなくシルバー向けの街に変化するかもしれないこと。2050年には世界的な食糧争奪戦に巻き込まれるかもしれないこと(日本は800億立方メートルも水を輸入しているのもかなり驚いた)。人が減れば外国からの労働者に頼りすぎると、国土を占拠される危険が増えること。などだ。 また、人口が減少による課題の解決策として、著者が提案した10の処方箋も興味深かった。
2投稿日: 2018.04.30
powered by ブクログ2018/4/23 334.3||カ (5階社会) 少子高齢社会、このまま進むと日本はどうなる。 近い未来日本に起こりうることを、国立社会保障・人口問題研究所のデータをもとに予測し、“人口減少カレンダー”として年代順に紹介しています。将来の漠然とした不安に、明確な輪郭を与えてくれます。 これからの日本や、自分や家族の未来を考える上で、読んでおきたい一冊です。
1投稿日: 2018.04.24
powered by ブクログ100年先の日本が直面する人口問題を、数字を使って具体的に記してある。未来の人口は現在の人口から類推できるはずだが、いかに現状を把握できていないか思い知らされた。若い人ほど読むべき。
1投稿日: 2018.04.19
powered by ブクログ誰もが見て見ぬふりをして、真剣に取り組まず、先送りしているこれからの日本の問題。多分もう手遅れなんだろうが、何が問題になるのか、ということが分かっただけでも個人レベルで対応できることはやっていこう。 という考えが、駄目なんだろうな。 長生きすることが、罪な社会になるんだろうな。はぁ。
2投稿日: 2018.04.14
powered by ブクログ人口激減、高齢者激増の実情を正視し、過去の拡大路線の成功体験と決別し、戦略的に縮むべし。コンパクトで効率的な国に作り替えるべし。 対策は危機感を持つところがスタート。これで、皆が考えるようになるといいなあ。
0投稿日: 2018.04.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
わかりやすいが、この数字やスケール感は頭を働かせてよく想像して覚えないとすぐわからなくなりそう。自分のライフプランと重ねて理解できたら最高。だが、ややその手間はかかる。勉強になる本だからしかたないか。
1投稿日: 2018.04.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
高齢化する日本について、何となく感じている恐怖感をリアルに描き出した一冊だと感じた。 その中でも、企業の減少により競争が減り、それが結果的にイノベーションを阻むという意見にはなるほどと思わされた。 私は都市部に住んでいるが、最近、事情により地方の山間部の病院で診療を受けたところ、あまりの低レベルな医療に驚きを禁じ得なかった。 ちなみに、この山間部の病院は地域で唯一の存在のため、他の病院との競争がない。 すなわち、企業間の競争が減った日本では、上記病院のような低レベルな商品・サービスしか生まれなくなるリスクがあるのだと思う。 また、ガラガラになった国土に外国人が住み着くと、武力行使をすることなく日本が乗っ取られるというのも、空恐ろしく感じた。 確かに、尖閣諸島も、日本人が住み続けていればあのような領土問題は生まれなかったのではないか。 外国人参政権や外国人労働者の受け入れなどは、その場限りで考えるのではなく、長期スパンで日本に与える影響を考慮しつつ、考えるべきだろう。 最後に、著者が提唱する「縮小を受け入れる」「ちょっとした不便を我慢する」という意見は大賛成。 現在の、1億2千万人が住むことを前提とした社会インフラを、8千万人とか7千万人とかまで減った中で維持するのは無駄がありすぎる。 これからは、国土について選択と集中が必要になると思う。 居住区域・農業区域・観光区域といったように国土を明確に区分して、最小限のコストで日本を維持していく工夫をしていくことが必要だろう。
3投稿日: 2018.04.07
powered by ブクログ2024年、全国民の3人に1人が65歳以上。2033年、3戸に1戸が空き家に。人口は40年後には9,000万人を下回り、100年も経たないうちに5,000万人を下回る。これらは、もうずっと前からわかりきっていた事。20年後の20歳の人口は昨年生まれた子供の数より多くなる事はないのだから。何もしなければ、日本はこの本の年表通りになる。今さら、出生率が5とか6になることはない。確実に親の世代よりもこの世代が少なくなるのだから、人口増の展望はない。 今の政治には希望はない。絶望だけ。 提言される「日本を救う処方箋」は、その多くに同意。24時間社会からの脱却、非居住エリアを明確化、第3子以降に1000万円・・・・。なかでも、「面白い」のは高齢者の定義を変えること。子供の定義を変えること。75歳以上を高齢者とした瞬間に、高齢者の実数も高齢者率も劇的に低くなる。子供を19歳以下とするだけで、子供の人口は増える。そうするだけで、全く違う社会が見えてくる。年金制度が破綻しかねない今、これだけは政治もやりそうな気が・・・。何しろコストはかからない。
1投稿日: 2018.04.04
powered by ブクログ少子化、高齢化、勤労世代の少数化は、全て原因と対策が違うのだという。200年もしたら、昔、極東の島国に、日本人という民族がいたんだねぇということになるかも。人口爆発の地球で人口激減中の日本。なんとかせなあかんが、今を生きる人は逃げ切れるだろうと高を括り、真剣になれない。政治家も一緒。イタリア型がいいかも。小ぶりだが、キラリと光る社会になりたい。
1投稿日: 2018.04.03
powered by ブクログ非常に興味深いと思っているうちに36万部の売り上げになっている。やはり少子高齢化は社会の関心の高い問題だ。本書は一切の楽観論を戒めるがごとく、これでもかこれでもかとデータを積み上げたロジックで悲観的な未来を提示する。おそらく80%はそのような未来予測だ。少子化の解消は不可能と喝破している。残りにわずかではあるが戦略的縮小を提言しているのが唯一の光。第3子には1000万円。これはいい案だと思う。また健康保険は貸与というのも一案だ。広く社会が共有すべき大きな問題のひとつだ。
1投稿日: 2018.04.03
powered by ブクログこれからの縮小社会がリアルに知らされる。もう既に対策を立てていなければならない事が山積みなのに、少子化対策をはじめ手付かずの状態なのは恐ろしい限り。日本の先行きには不安しかない。
1投稿日: 2018.03.30
powered by ブクログまず全体を把握。 印象的だったフレーズは次のもの。 少子高齢化とは、これまで「当たり前」と思ってきた日常が、少しずつ、気づかぬうちに崩壊していくことなのである。 まぁ、ぬるま湯のカエルと同じだけど、人は繰り返しそんな事をしてきたんだよな。 今後の指針として考慮。 あ、ブックパスのコインプレゼントで購入(笑。
1投稿日: 2018.03.25
powered by ブクログ自分の身の回りで起きていることも、本書に書かれていることを意識してみると、様々な兆候が表れていることがわかります。 人口が減少する理由と影響を様々な証拠に基づいて説明している。人口減少は、毎年、百万人減るとかの穏やかなものではなく、雪山を転がる雪だまのように、いずれ雪崩になるかもしれない。日本は、沈没する前に、無人島になるのか、それとも、植民地になるのか? 我家の子供たちは、姉妹の二人、でも私は一人っ子、子供のいない夫婦、結婚をしない方も増え、漠然と少子高齢化が進んでいるんだろうなぁ~とは思っていましたが、その結果がもたらすものが、これほどどのものとは… この手の課題は、正確に把握しておいた方が良いと思い『あと20年でなくなる50の仕事』を手に入れました。長女の夫は、システムエンジニアなのですが、プログラマーなどの職種も、国内での雇用が減っていくだろう、とのことです。日本で働ける人は、特別な能力を持っている人だけになりそうですね。国内に残れる技術者の一つは、トラブルに対処する人たちでしょうね。どんなシステムにもトラブルはつきものですから…
1投稿日: 2018.03.18
powered by ブクログ【感想】 この人アホなんかな? ネガティブな事をつらつらと述べるだけで、何も得るものがない。 不安を煽るだけの本なんて意味あるの? そもそも書いてある事が事実なのかどうかが分からないし、信用できない。 問題自体が数十年先なのに、対抗策が現在目線っていう時点で比較対象にできないのでは? 人口が減るのが100年後、1000年後なのに、AIで何も対策ができないなんて、全く信用できない。 支離滅裂なこんな本を書いた筆者も馬鹿だし、出版した会社もマヌケすぎる。 明治大正時代に膨れ上がった人口が目減りしているだけで、別に今はそこまで危険な状況ではない気がするのは楽観的なのだろうか? 確かに生産性の減少に関与するし、競争率の低下にもつながるかもしれないが、それでも人口過多の状況よりは良いのではないのか? 人口減について問題提起するのはごもっともだが、それをこんなにも大声で言って、解決方法が「コンパクトシティ」だなんて・・・ めちゃくちゃな理論で問題を大きくするこんな本が出版されるほうが、余程危険視されるべき問題だと思うな。 何はともあれ、今は色々なものが高額すぎる。 不動産しかり、教育費しかり、治療費などなど・・・ 子どもを多く生んでしまったら家計がやっていけなくなるこのシステム自体が一番の問題なんではないか? 人口が目減りすることで改善されるコストも今後増えてくるだろう。 全く関係ないが、通信費用も減ってきているので、これからは街だけでなくそういったコストもコンパクト化していくのでは? という楽観的なものの見方も個人的にしている。 要するにこの本に書いてある様々な問題のほとんどは、危惧するレベルではないってこと。 こんなクソ内容で「未来の年表」を語るとは、片腹痛いわ!! 【内容まとめ】 1.100年後には5060万人、1000年後には人口が2000人に! 2.人口減、輸血用の血液不足、住宅供給過多 3.外国人労働者ではまかなえない、AIも取って代わるほどの技術ではない。女性の勤務体系も現時点では厳しい 【引用】 p6 今取り上げるべきなのは、人口の絶対数が激減したり、高齢者が激増することによって生じる弊害であり、それにどう対応していけばよいのか?である。 経済成長しても少子化に歯止めがかかったり高齢者の激増スピードが緩むわけでは断じてない。 100年後には5060万人、1000年後には人口が2000人に! p86 ・輸血用血液が不足する! そもそも、血液製剤というのは保管が極めて難しい。 有効期間が定められており、血小板製剤は採決後たった4日間しか使うことができない。 このため、献血できる世代が多いうちに備蓄する事ができず、献血者数が一時的に増えても根本的対策とはならない。 p94 2033年の総住宅数は約7126万戸、空き家は2167万戸、空き家率は30.4% 全国の約3戸に1戸は空き家に… 大都市部でも、駅からバスのエリアには確実に空き家が目立つ。 空き家と聞くと「朽ち果てた一軒家」のイメージが強いが、実はマンションも少なくない。 2013年の空き家総数820万戸のうち、約60%にあたる471万戸がマンションなどの共同住宅。 今後、スラム化した老朽マンションが増大して新たな社会問題となる。 原因は供給過多。 住宅総数は総世帯数を上回る。 2013年で既に818万戸の超過。 年間100万戸に近い新設住宅着工数。 p158 では、どのような対策がある? ・外国人労働者 →すべてを賄う事はできない。また、治安悪化の可能性もある。 ・AI →「仕事を奪われる」事を真剣に懸念しなければならないレベルに達する見通しが立っていない。 ・女性の社会進出 →妊娠、出産、子育てに充てる時間を考えた上での柔軟性に、すべてを女性で穴埋めするというのは考えづらい。 ・高齢者の活躍 →企業が期待するような「若手」の穴を埋めれるレベルを高齢者には期待できない。 ではどうする? ・「戦略的に縮む」という第五の選択 今まで企画してきた大型開発計画ではなく、人口減を主体とした社会をつくる構想力を試そう! p162~ 【日本を救う10の処方箋】 1.「高齢者」を削減 65歳以上を「高齢者」と位置付ける現在の定義を変更する。 高齢者の線引きを75歳以上と引き上げる事で、2065年の高齢者の割合は25.5%まで下がる!! 2.24時間社会からの脱却 24時間営業という発想そのものをやめる。 すべてを不便なものに戻すわけではなく、どの仕事にも「程度」や「頃合い」をもたせる。 「不便さ」を楽しむぐらいの社会としての余裕を持つ。 3.非居住エリアを明確化 人が住む地域とそうではない地域とに国土を色分けする。 市街地区域に人が集まるよう、エリア内のインフラや設備を充実させる「コンパクトシティ」を作る。 4.都道府県を飛び地合併 10.第三子以降に1000万給付 p196 わずか50年で日本の総人口は現在の70%の水準となり、100年後には40%にまで落ち込む。
6投稿日: 2018.03.12
powered by ブクログざっくり言うと日本のこれからについて書かれた本。 第一部はなんていうか、「どうあがいても絶望」と言いたくなるような日本の未来について書かれており、読めば読むほど落ち込みます(落ち込んでいる場合ではないですが) 自分がいかに無知であったかを思い知るわけですが、 第二部で筆者の課題解決に関する10のことが書かれています。 私がいうのもなんですが、新しい視点から問題解決の糸口が書かれており、まだ手遅れではないと思わせてくれます。 ただし、アクションを起こさなければ完全にアウトな気もしますが…。 筆者も書かれていましたが、人は実際に問題を目の当たりにしたりしないとなかなかアクションしないものです。 机上の空論で全然違う議論を振りかざしたりしてる政治家の方も多いと思いますが、いっぺんこの本読んだ方がいいと思います(もちろん、この本に書かれている内容が100%正しいとは私には証明できませんが、それと同時に100%正しくないとも証明できない) 結構落ち込みながら読んでしまったので、日を改めて再読したいと思います。
3投稿日: 2018.03.08
powered by ブクログ今後の日本を考えると深刻です。当面出来ること、自分個人としては、公的サービスを受ける側から与える側に回る事でしょうか。
1投稿日: 2018.03.04
powered by ブクログ第1部はかなり深刻な日本の将来予測、第2部は次世代のために今取り組むこととして10の処方箋が示される。「戦略的に縮む」という提案には具体的な政策案も含まれており頷ける部分も多く示唆に富んでいる。末尾に著者から中高生・大学生に向けたメッセージが添えられているのが印象に残った。
1投稿日: 2018.03.01
powered by ブクログ夏に入院して、この本に書いてあることを実感した。キャスター付きのベッドで運ばれるとき、看護師さんは、床の継ぎ目で「ガタンていいますよ」と言ってくれる。外国人看護師にそのような細かい心遣いができるだろうか?
1投稿日: 2018.02.27
powered by ブクログ20180224 とにかく、少子高齢化の深刻度が増している事がよくわかった。 著者による10個の処方箋には激しく賛成。 自分の保身しか考えない政治家に将来の日本の事を真剣に考えている人がどれだけいるのだろうか。
1投稿日: 2018.02.27
powered by ブクログ書いてある内容自体は理解できるもの、何となくオオカミ少年的な感じが拭えない。 ネガティブなデータをずっと読まされて、最後に大上段に提言などされても、読者としては困ってしまう。これでは総論賛成・各論反対で終わってしまう。 もちろん、今の日本が抱えている問題は、誰かの一言で変われるものではない。結局は、個々の問題について責任を持って一人一人が対応してゆくだけの個人の判断能力を上げてゆく事が大切だろう。その為には、子供の頃からの教育に力を注ぐ事が大切だと思うのだが…
1投稿日: 2018.02.27
powered by ブクログ人口減少日本でこれから起こることを年表でまとめてある。 人口減少ををポジティブに捉えている意見に対して反論している。 長生きすることがマイナスになるかのような、少子「高齢化」 高齢者の定義を65歳から75歳に、子供の定義を15歳から19歳に変えると、労働者不足も社会保障の財源も大きく改善するだろう、とある。 他にも提言があり、参考になる。
1投稿日: 2018.02.24
powered by ブクログ日本の向こう100年を具体的に描いた日本の近未来論。 日本が抱える問題とその先の危機をぼんやりと分かったつもりでいましたが、高齢化・人口減少に伴う具体的な問題点が洗い出されると、行く先の未来の暗さに愕然とします。 本書の8割を占める「未来の日本」でとことん絶望を突き付けられた後には、著者の提示する「日本を救う10の処方箋」なるものが。個人的には「中高年の地方移住推進」と「第3子以降に1,000万円給付」の2つの政策は著者の意見を深堀りしてほしいと思える興味深い内容でした。 個人レベルでどうこうできる話ではありませんが、個人として何が出来るか、改めて考えてみたいと思います(国会では有意義かつ具体的な意見交換がなされることを切に望みます・・・)。
5投稿日: 2018.02.24
powered by ブクログこれは恐ろしい本。今の日本は少子高齢化社会といわれているけども実際にどうなっているのか、を具体的な数字を元に説明したもの。その事実を踏まえてこれからどうするべきか、の提言もきちんと書かれているところがよい。しかし女性の過半数が50歳以上になるのが2020年と言われたらそれはもう未来ではなくて再来年の話だしオリンピックで浮かれている場合ではないな、という気がする。作者の提言は一言で言うとコンパクトな社会に変革しましょう、ということで確かにそれ以外の選択肢はない気がする。若い世代にも内容を伝えたいということでかなりコンパクトにまとめられており読みやすくてそれも良かった。 読み返したいのでKindleで買いました。
0投稿日: 2018.02.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
日本の少子高齢化はもうどうにもできないことをきちんと教えてくれる。日本は歴史に残る凄いことをやっている。予定通り日本は終わっていくだろう。みごとである。 結局、日本人の特性は変わらない。太平洋戦争も何もみんな現実を見て見ぬふりし続けることができたからこそ、最悪まで持って行けた。 少子高齢化も減少も30年前からわかっていたのに、抜本的変化なしにきた。すごい。このまま、予定通り最悪に突き進むのだろう。 でも、それでも日本は乗り切ってしまうと思う。高齢化がピークになったら、単純に高齢者が生きていけなくなって、本当に単純にどんどん死人が増えてバランスとっちゃいそう。 日本人の何かよくわからない自己犠牲でたくさん血を流して、乗り切ってしまいそう。まじ日本人ヤバイ。
3投稿日: 2018.02.22
powered by ブクログ前半どよーん。でも、最後に、これからどうすればよいのか、提案してくれる。読んだ僕らも覚悟&考えなきゃ。
0投稿日: 2018.02.18
powered by ブクログ2部構成となっており、第1部では少子化・高齢化がこのまま進んでいった場合にどのような将来が待ち受けているかを記している。そして、第2部では、そのような将来を少しでも良くするために、筆者が提案する少子化・高齢化対策を10の提言でまとめている。 本書で指摘されている通り、高齢化自体は悪いことではないが(秦の始皇帝も不老不死を望んでいた)、高齢化を支える社会基盤がないことが問題である。さらに、少子化がそれに拍車をかけている。 高齢化対策と少子化対策は、素因数分解すれば別々の問題であり、それぞれに対策が必要であり、同一問題として取り上げると誤った捉え方をしてしまいかねない。 筆者の主張は、日本の人口減少は現実として受け止めた上で、現実的な対策として、東京一極集中による東京自体の高齢化対策と地方の過疎化を解消する地方活用策や、少子化対策として思い切った第2子第3子への国としての資金援助を提言している。 確かに我が家でも3人目を諦めた最大の理由は子育て資産がかかりすぎることであったので、国から大きな資金援助が得られれば、第3子を望む家庭は少なくないと思う。 国としては、少子化対策ばかりに税金を使うわけにはいかないのは理解するが、大局的な視点で政治家・官僚には高齢化・少子化対策にもっと長期的な視点で政策を検討してほしい。
0投稿日: 2018.02.18
powered by ブクログ少子高齢化というのはずいぶんと前から言われていて知識としては知っているし、街を歩いてもいつの間にか高齢者が非常に多いと感じてはいましたが、ここに書かれているようなことまでは思ってもいませんでした。まずありえないけれども現在1.44人の出生率が仮に2.0人になったとしても、そもそも出産可能女性がすでに少なくなっているので人口減にはまったく歯止めはかけられないこと、人口が減っていけば人手不足が深刻になり社会のインフラを支えることがそもそもできなくなること、病院があっても医師が足りない、医師がいても輸血用血液が足りないので治療ができない、自衛隊の人が足りなくなると国を守ることができなくなる、etc。この年にこういうことが起きるという年表と言うよりも、徐々にそうなっていくという方が正しいと思いますが、それでも非常にインパクトがあります。今の日本は個人主義が行き過ぎていて、自分の時間を大切にしたいから結婚しないとか言っていると、今当たり前にあるインフラが当たり前でなくなっていき、将来自分が高齢者になったときに支えてくれる人がいなくなるということを知ってほしいものです。この本はすべての政治家に読んでもらい、目の前の選挙だけでなく長い目で日本をどうするのか真剣に考えてほしいと切に願います。 2017年 「おばあちゃん大国」に変化 2018年 国立大学が倒産の危機へ 2019年 IT技術者が不足し始め、技術大国の地位揺らぐ 2020年 女性の2人に1人が50歳以上に 2021年 介護離職が大量発生する 2022年 「ひとり暮らし社会」が本格化する 2023年 企業の人件費がピークを迎え、経営を苦しめる 2024年 3人に1人が65歳以上の「超・高齢者大国」へ 2025年 ついに東京都も人口減少へ 2026年 認知症患者が700万人規模に 2027年 輸血用血液が不足する 2030年 百貨店も銀行も老人ホームも地方から消える 2033年 全国の住宅の3戸に1戸が空き家になる 2035年 「未婚大国」が誕生する 2039年 深刻な火葬場不足に陥る 2040年 自治体の半数が消滅の危機に 2042年 高齢者人口が約4000万人とピークに 2045年 東京都民の3人に1人が高齢者に 2050年 世界的な食料争奪戦に巻き込まれる 2065年~外国人が無人の国土を占拠する
0投稿日: 2018.02.18
powered by ブクログ基本的に正しい予測と提案だと思う。 人口の将来予測と問題点はわかりやすいはずなのに、なぜ今までまともに対応していなかったのか不思議だが、それは何をするにしても現在生きている人には不利益になり、有権者が選ばないからだろう。 以下は読書メモ: 高齢者数の増加を意味する「高齢化」と、高齢者の割合が増える「高齢化率の上昇」は違う。 地方は高齢化率は高いが、高齢者数はそれほど増えない。若者が少なくなって高齢者も増えようがない。大都市部はその逆。 高齢者数が増える「高齢化」と、子供の数が激減する「少子化」とは、全く種類の異なる問題。 少子化対策が功を奏して出生率が上がっても、高齢者の数が減るわけではない。 日本の問題点は、人口減少をもたらす出生数の減少、高齢者数の増加(率でなく)、社会の支え手である勤労世代の減少。しかも、これらが全国一律に進むわけではないこと。 政府の対策案 外国人労働者、AI、女性、高齢者 これらは取り組むべきだが、切り札にはならない。 提案する5つめの選択肢は「戦略的に縮む」 戦略的に縮む 1 高齢者を削減 年齢区分を変える 2 24時間社会からの脱却 不要不急の過剰サービスを見直す 3 非居住エリアを明確化 4 都道府県を飛び地合弁 5 国際分業の徹底 豊かさを維持する 6 匠の技を活用 7 国費学生制度で人材育成 脱東京一極集中 8 中高年の地方移住推進 9 セカンド市民制度を創設 少子化対策 10 第三子以降に1000万円給付 第1子対策は結婚支援、第2子対策は長時間労働の是正、第三子以降対策は経済支援 社会保障費循環制度 死んだら返す
1投稿日: 2018.02.17
powered by ブクログ見えてくる将来予測はインパクトがある。反面で後半の10個の提言は弱い。聞いたことあるものばかり。少子化が問題だと前半で強烈に主張しているのにそれへの提言は「第三子以降に1000万円の給付」の一点だけ。???! 少子化には打つ手なしということ? サンケイぽい中韓への警戒感もこの本の中では小うるさい。
0投稿日: 2018.02.15
powered by ブクログ久しぶりに強い衝撃を受けた一冊。 年表で将来の姿を示されることで、危機感がどんどんと高まっていく。 この本は中学一年生の息子にぜひ読んで欲しいので、プレゼントしようと思う。
0投稿日: 2018.02.15
powered by ブクログ少子高齢化が進む日本でこれから具体的に何が起こるか。年表でリアルで語られる内容が、想像以上に深刻で読んでいて辛くなる。けれどこれが現実。かつてドラッカーも人口構成を見れば、未来は予測できると言っていましたね。 最後に、実は東京がこれから一番大変になる、という指摘には驚かされました。人口が多いだけに高齢者数が急増し、さらには地方から高齢者も移住する。しかし、高齢者向けの医療機関や施設は不足している。(火葬場さえ足りなくなる)言われてみれば、たしかに。。 厳しけれど、現実と向き合うために、読むべき1冊と思います。
0投稿日: 2018.02.14
powered by ブクログ日本の将来がヤバい。人口減で日本がなくなる。 そのヤバさを延々と、処方箋を少し書いてある本。 将来を不安に思うと子供を産もうと思わなくなる…そうかも、そんな気がする。産んだ夫婦に金を配るよりないのではないか。 人生100年として、自分のことだけ考えれば、誰もが、政治家も自分も、逃げ切れると思ってしまう。子孫も含めた将来を、真剣に考えられる日本人になれるような教育が大事なんじゃないかと思った。
0投稿日: 2018.02.14
powered by ブクログ最近、独身の人が多いけど、独居老人が増えそうなんて思ってたら、それどころじゃ無いんですね。 日本が無くなってしまう程の、危機だったなんて。然も、ほんの少し先の未来なんて。早く対策をして欲しいです。
0投稿日: 2018.02.13
powered by ブクログ結構話題になっている(なっていた)ので。 著者の本心なのか、警鐘を鳴らす意味で敢えて極論的な言い方をしているのかがいまいち分からない。 何となく当たっている気がするが、世間、特に政府がこういう方向に向かっていないのは、そういうポジションにある人が鈍感ということなのか、見て見ぬ振り的なことなのか、そもそも書かれていることが間違っているのか判断ができない。 処方箋については、私も以前からそうかなと思っていることと一致していることもあるが、全てではない。 少なくとも「少子高齢化」問題という言い方は、これから極力しない様にしようと思う。思慮深そうには聞こえるけれど、実際にはただの責任転嫁で何も良い答えには結びつかなさそうだから。
0投稿日: 2018.02.12
powered by ブクログ毎年人口が減少するようになった日本。今後50年、100年と人口がどのように減っていくかはほぼ確実な未来予測ができる。誰もが分かっている(はずの)この人口減少の過程では少子化と高齢化の同時進行が進んでいる。この現実をしっかりと分析するとともに、現在の少子化と高齢化が日本社会にもたらしていく種々の問題を、具体的に時系列で示して警鐘をならすのが本書の目的です。放っておけばどうなるのかという意味で重要な一冊だと思います。著者としては、この人口減少のペースをできるだけゆっくりにする努力(子どもを増やす)とともに、縮小してくこと自体は避けられないのだから、それに向け縮んだ人口でも豊かな尊敬される日本社会の再構築が必要であるとしています。終盤に著者なりの具体的な方策が10個示されていますが、まぁ驚くような解決策というわけではなくどこかで見聞きしたことのあるようなものばかりです。でも人口減少という静かに進行する長期的な危機に対して早めに地道に対策してくことが重要なのでしょう。本書を読んで、自分が生きている間は何とかなりそうと安心するのではなく、その先の子供たち孫たちの社会の崩壊を想像して自分たちの負担も引き受けていかなければならないのでしょう。
0投稿日: 2018.02.12
powered by ブクログどんだけペシミストやねんというくらい超悲観的な未来予想内容。だけど現実的に起こり得る問題をこれくらいのインパクトで発信する意義は大きいと感じた。 人口や空き家問題は良く言われるけれど、例えば輸血用血液の不足や深刻な火葬場不足と言った問題は本著で見聞きするまでは意識していなかった。 楽観で考えて悲観で動く、の逆で、悲観的に考えて前向きに行動する、がこの先の日本人に大切な事かなと思う。 対策もしっかり提示されている。けれど大切なことは誰が意志を持ってこれを実行するか。私は私の使命を果たそう。 ■読書メモ ・24時間社会脱却 ・戦略的居住エリア策定 ・セカンド市民制度
0投稿日: 2018.02.11
powered by ブクログ・高齢化が進行するといわれているが、具体的には └2017年:おばあちゃん大国になる └2019年:IT技術者が不足する └2020年:女性の2人に1人が50歳以上となる └2023年:団塊世代Jr.による人件費がピークになる └2024年:国民の3人に1人が65歳以上になる └2030年:80%の都道府県が生産力不足になる └2042年:高齢者が4,000万人以上になる ・解決策は? └外国人労働者:受け入れに伴う治安の悪化や、受け入れもととなる外国の状況を受けるため不安定 └AI:現段階では不明 └女性・高齢者活用:たぶん難しい。 ・選択肢として └便利すぎる過剰サービスの停止 └コンパクトシティ推進によるPublicServiceの効率化 └国家としての産業戦略(取捨選択)
0投稿日: 2018.02.06
powered by ブクログ超高齢化社会、少子化社会と言われているが、ここまで具体的に「年代」「人口」「年齢」「男女比」「年齢比」「自治体の状況」などを示されると驚きを通り越して恐怖すら感じる。人が減るということは働く人も減るということで、治安、行政、医療など全てが滞る可能性が高いということ。また、少子化問題でよく取り上げられる合計特殊出生率も、細かな数字で大騒ぎしているが、そもそも女性の数が減っているので、多少数字が改善しても子供の数そのものは増えず、人口減・少子化は止められない。これ、言われればその通りで正しく理解するべきと実感。単なる問題提起に終わらず、巻末には処方箋が提案されている。なかには実現困難と思われるものもあるが、数字に基づいた提案なので説得力があり、新たなビジネスの参考になると思う。
0投稿日: 2018.02.05
powered by ブクログカレンダー形式で読みやすい、分かりやすい。そしてびっくりなのは、団塊世代が後期高齢者のときがいろいろ危機、と思っていたけど、違ったこと。団塊ジュニアの下の世代(ロスジェネ?)の自分が高齢者になるときが、実は一番高齢者率が高いってのが目からウロコ。少子化だと、そりゃそうか…。高齢者の期間て長いしね、親子2代で高齢者になるわけか。で、どうする? だな、まさに。
0投稿日: 2018.02.05
powered by ブクログステレオタイプの「少子高齢化」に違和感を感じ、楽観も悲観もするまいと感じてたところ、絶好の本にめぐりあえた。 第1部「人口減少カレンダー」では、“これでもか!”というくらいのデータで思わず悲観的になったが、第2部「日本を救う10の処方箋」では具体的かつプレイフルな提言がなされている。 「戦略的に縮む」、「日本版大学連携型CCRC」は仕事でも大いに参考になる。家族にも薦めよう。
0投稿日: 2018.02.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
人口推移というのはかなり精度が高いと言われておりこの本の前半では ほぼ絶望しかありませんでした。 私には(このご時世に珍しく)子供が5人いますが子供たちに こんな絶望的な未来しか残せないのかと暗い気持ちで読み進めました。 30代中盤世代である私が子供の頃には既に高齢化社会が到来すると 学校などで教えられてきていたので昔から分かっていたことだと思いますが 今までろくな対策もないままにここまできてしまったかと驚愕します。 とはいえ何もしてこなかった過去の大人たちを批判しても建設的でないので 我々世代が中心となって今までの延長線にある日本ではなく 新しい日本を設計していかなければならないのだなと感じました。 (筆者の言うように戦略的に縮んでいくということも含めて) 今後そういう取り組みに草の根的な感じでも構わないので関わって行きたいと 思わせてくれる本でした。
0投稿日: 2018.01.30
powered by ブクログ少子高齢化に伴う日本の不安な未来が、丁寧に説明されていて暗くなります。でも、問題解決は問題を直視したときから始まるはず。目をそらしてはいけない一冊です。
0投稿日: 2018.01.30
powered by ブクログ年代別にはっきりこんなことが起きる!と書かれているのは印象的。でも、よく言われていることではあるので特に驚きはありませんでした。申し訳ないけれど、目次読むだけでもおおよその内容がわかる感じです。ダウンサイズするのはやむを得ないので、それにあった社会構造にしていくしかなさそうですね。
0投稿日: 2018.01.29
powered by ブクログ2019年 世帯数がピーク(5300万世帯) 2022〜2024年 団塊世代が75歳以上になる 2039年 年間死亡者数がピーク(168万人) 2042年 高齢者数がピーク(3935万人) 団塊ジュニア世代が高齢者になる 要介護認定者率 65〜69歳:3% 70〜74歳:6% 75〜79歳:14% 80〜84歳:29% 85〜89歳:50% 施設が存在する自治体の規模(確率50〜80%) 500人 飲食料品小売業 500〜4500人 介護老人福祉施設 5500〜2万7500人 一般病院 6500〜9500人 銀行 8500〜2万7500人 訪問介護事業 1万7500〜3万7500人 救急指定病院 3万2500〜5万2500人 ハンバーガー店 4万2500〜12万5000人 有料老人ホーム 12万5000〜17万5000人 大学 著者は、少子高齢化社会に対峙する具体策をいくつかあげている。高齢者の線引きを75歳以上に引き上げることによって、高齢者1人を支える人数は、2025年は3.7人、2042年は3.2人に緩和する。24時間営業をやめるなどの不要な仕事をなくすことで、必要な働き手を減らす。居住地をコンパクトに作り変える。都市と地方の連携を進める(杉並区と南伊豆町、豊島区と秩父市の事例がある)。中高年の地方移住を推進する。
0投稿日: 2018.01.28
powered by ブクログ「未来の年表」 信じたくないし、認めたくもない「未来」が書かれている。 あと 2 年後の 2020 年に「女性の過半数が50歳以上となり、出産可能な女性数が大きく減り始める」 その 4 年後の 2024 年には「団塊世代がすべて75歳以上となり、社会保障費が大きく膨らみ始める」 暗澹たるカレンダーは続く・・。 2035年、「男性の3人に 1 人、女性は5人に1人が生涯未婚という「未婚大国」になる。 2050 年、世界人口が97億3000万人となり、日本も世界的な食料争奪戦に巻き込まれる。 2055年、4人に 1 人が75歳以上となる。 2059年、 5 人に 1 人が75歳以上となる。 2155年、総人口が5055万5000人まで減る。 ・・・・・。 この本はオトナもさることながら、若い人たちも読むべき本。 自分個人として思うことは、とにかく健康な体を維持し、病気などをして国の財政負担にならないことと、人材として出来るだけ長期に亘って働き続けられること。 繰り返すが、それにしても恐ろしい「未来」が待ってるもの。 、先ずは一人でも多くの人がこの未来を知って欲しいと思う次第。
0投稿日: 2018.01.26
powered by ブクログ本書を読んでいる時期と、小室哲哉さんの引退会見が重なり、特に介護の問題について考えさせられた。介護のサポートは喫緊の課題。少子化、高齢化、これからおきることに対する「戦略的に縮む」ことを方針の軸とする10の提言があるが、それを具体化させて具現化していくのは自分たちであることを再認識されられた。
0投稿日: 2018.01.23
powered by ブクログ人口減少の影響を非常にネガティブに書いており、読んでいて暗い気持ちになる。但し、書いてあることは実際に起こり得るシナリオであり、必ずしも誇張ではなさそうだ。 人口減少の解決策として、「戦略的に縮む」ことは合理的なように思うが、国民皆がそれを受け入れるのは容易ではないと思う。例えばコンビニの24時間営業やネットショッピングの当日配送など、一度手に入れた便利さを手放すことには抵抗がある。技術革新で解決できる道があるのであれば、やはりそれを期待したい。 いずれにせよ、自分や自分の子供が生きていく未来を少しでも良くできるよう、皆が自分の問題として行動しなければならない。本書の提案通り第3子以降に1,000万円給付してくれるのなら、喜んで検討するのだが。
0投稿日: 2018.01.15
powered by ブクログ人口動向を踏まえて、未来を予測する。 このままでは、日本の未来は暗いとの予想。 ①人口減少をもたらす出生数の減少 ②高齢者の増加 ③社会の支え手である勤労世代の減少 という3つの大きな課題を抱えている。 社会が縮むをの前提にしなければならない。
0投稿日: 2018.01.14
powered by ブクログ少子高齢化と言われているが、具体的な問題や危機感というものは、自分の中にはほとんどなかった。何年後にどんなことが起こりうるのか、具体的な年や数をあげて説明してあり、とても面白かった。 処方箋としてあげられている政策も非常に興味深かった。 実際にその対策として、すぐに自分が何かできるというわけではないが、この事実を知れたことは、自分にとってのプラスだと思う。今後の政策や実際の動向が気になる。
0投稿日: 2018.01.09
powered by ブクログ少子高齢化に伴う人口減少の問題は以前より指摘されながら、具体的な解決策が見いだせないばかりか、社会全体の危機感もまだないような気がする。著者が、「静かなる有事」と名付けたのはまさにそのとおりである。 著者の言う通り、人口減少により、いつ頃にどのような問題が起きるのか、時系列にまとめたものを見る機会がなかったため、これを明らかにした本書は、誰もが一度は目にすべきであろう。ベストセラーとして話題に上がったのもうなづける。 一方で、ただ危機感を煽るだけでなく、そのための解決策の提案も行っている。いずれも簡単な道ではない。しかし、どこかで決断しなければ、未来はない、そんな意識を高めるのに十分な一冊であり、事あるごとに繰り返し読むべきだと考えている。 ・西暦3000年には、2000人まで減る ・日本の喫緊の課題 ①出生数の減少 ②高齢者の激増 ③社会の支え手の不足 ④これらが互いに絡み合って起こる人口減少 ・「2025年問題」 人口ボリュームの大きい団塊世代が75歳以上となる年 ・静かなる有事 人口減少にまつわる日々の変化は極めてわずかであり、人々を無関心にするが、ゆっくりと、真綿で首を絞められるように、確実に日本国民の暮らしを蝕んでゆく ・求められている現実的な選択肢とは、拡大路線でやってきた従来の成功体験と訣別し、戦略的に縮むこと ・われわれが目指すべきは、人口激減後を見据えたコンパクトで効率的な国への作り替え <目次> はじめに 第1部 人口減少カレンダー 序 2016年、出生数は100万人を切った 2017年 「おばあちゃん大国」に変化 2018年 国立大学が倒産の危機へ 2019年 IT技術者が不足し始め、技術大国の地位揺らぐ 2020年 女性の2人に1人が50歳以上に 2021年 介護離職が大量発生する 2022年 「ひとり暮らし社会」が本格化する 2023年 企業の人件費がピークを迎え、経営を苦しめる 2024年 3人に1人が65歳以上の「超・高齢者大国」へ 2025年 ついに東京都も人口減少へ 2026年 認知症患者が700万人規模に 2027年 輸血用血液が不足する 2030年 百貨店も銀行も老人ホームも地方から消える 2033年 全国の住宅の3戸に1戸が空き家になる 2035年 「未婚大国」が誕生する 2039年 深刻な火葬場不足に陥る 2040年 自治体の半数が消滅の危機に 2042年 高齢者人口が約4000万人とピークに 2045年 東京都民の3人に1人が高齢者に 2050年 世界的な食料争奪戦に巻き込まれる 2065年~ 外国人が無人の国土を占拠する 第2部 日本を救う10の処方箋 ――次世代のために、いま取り組むこと 序 小さくとも輝く国になるための第5の選択肢 1・「高齢者」を削減 2・24時間社会からの脱却 3・非居住エリアを明確化 4・都道府県を飛び地合併 5・国際分業の徹底 6・「匠の技」を活用 7・国費学生制度で人材育成 8・中高年の地方移住推進 9・セカンド市民制度を創設 10・第3子以降に1000万円給付 おわりに 未来を担う君たちへ 結びにかえて
0投稿日: 2018.01.08
powered by ブクログ人口減少によって想定される現象 課題を時系列で整理されていて非常に面白い。人口減少は国の形が変わる 様々な仕組み システムを変えて行かざるを得ない。その準備は今 始めなければならない。それにしても2020年には女性の半数が50歳越え 2042年には高齢者人口は4000万人 しかも就職氷河期世代の貧しい高齢者が増える。確かに今 対策が必要な事は間違いない。
0投稿日: 2018.01.05
powered by ブクログ少子高齢化問題について、日本の未来がどうなっていくかについて書いた本。 あまりにも悲観的すぎる予測な気がするけど、ずっと前から少子化問題いわれてるのに改善の気配を見せないところからすると、悲観的な推測でもないのかもしれない。 郷ひろみの「2億4000万の瞳」が成り立たなくなるのは近いんだろうなぁ(むしろ何でいまだに成り立ってるのかと。その時代よりちょっとは多くなってるけど)。 少子化なのに大学は増えてるというのは、10年ぐらいにもいわれていて、わけがわからなかった覚えがある。これからどんどんつぶれていくんだろなぁ。 にしても、2042年問題が怖い。団塊世代も団塊ジュニアも高齢者になる時代。よくよく考えた自分はまだ就業してるという。 とりあえず、この本に書いてあるように、高齢者の定義を75歳に引き上げればちょっとは解決するか。って、そういう問題でも無い気はするのだけど。まあ、そうなるともちろん、年金受給も定年も引き上げとなるわけで、大変だけど、それは仕方のないことなんだろなと思う。 でも、子どもの定義を19歳以下にするのはさすがに無理な気がする。ただでさえ、選挙年齢を18歳まで引き下げて、大人の基準も18歳以上にしようとしているのだから。 それにしても、なんで第一次ベビーブームって起きたんだろう。このブームさえ起きなかったら、今より人口は少ないにしろ、少子高齢化問題も今よりマシだっただろうし(高度成長期はそれより前の世代の頑張りのおかげだから、ブームが来なくても日本は先進国入りできただろうし)。調べてみると、戦争が終わって安心して子どもが産めるようになったとでてきたけど、戦後ってまだ混乱期じゃないのか? 仮にそうだとしても、何人も産む理由にはなってない気がする。
0投稿日: 2018.01.04我が子供達へ
以前に読んだ、 2050年の世界―英『エコノミスト』誌は予測する https://ebookstore.sony.jp/item/LT000033994000439745/ を思い出しながら、読み進めていった。 これまでも、これからも世界で起こることは、人口の増減に大きく関係してくる。そのことについては、上記の本でなるほどと、よく分かったつもりになっている。 そして、日本の高齢化について、実態はどうなのかを知りたくて、この書を手に取った。 人口問題を考える上で気をつけなければならないのは、人は年を重ねると言うことである。 何を今更と言われるかもしれないが、私は今から20年前は子供の親になる準備の時期であったが、少し気が早いが孫を迎える寿日期間に入っていると言う方が正しい時期に入ってきている。 そう、人は年を重ねる。 年齢別の人口動態も、同じように変化していく。それを見越して物事を考えていかなければ、判断を見誤ってしまう。 簡単なことのようで、狐につままれたようになりそうな、全員を説得するには非常に難しいことである。 この書の中には、それらが丁寧に説明され、さらにこれからの処方箋が書かれてある。突拍子も無いことのようにも思えるが、これまでの常識を疑い、新しい常識を構築していく必要があると思う。
0投稿日: 2018.01.02
powered by ブクログ以前に読んだ、 2050年の世界―英『エコノミスト』誌は予測する http://booklog.jp/item/1/4163755004?page=5&perpage=10&rating=0&is_read_more=1&sort=2 を思い出しながら、読み進めていった。 これまでも、これからも世界で起こることは、人口の増減に大きく関係してくる。そのことについては、上記の本でなるほどと、よく分かったつもりになっている。 そして、日本の高齢化について、実態はどうなのかを知りたくて、この書を手に取った。 人口問題を考える上で気をつけなければならないのは、人は年を重ねると言うことである。 何を今更と言われるかもしれないが、私は今から20年前は子供の親になる準備の時期であったが、少し気が早いが孫を迎える寿日期間に入っていると言う方が正しい時期に入ってきている。 そう、人は年を重ねる。 年齢別の人口動態も、同じように変化していく。それを見越して物事を考えていかなければ、判断を見誤ってしまう。 簡単なことのようで、狐につままれたようになりそうな、全員を説得するには非常に難しいことである。 この書の中には、それらが丁寧に説明され、さらにこれからの処方箋が書かれてある。突拍子も無いことのようにも思えるが、これまでの常識を疑い、新しい常識を構築していく必要があると思う。
0投稿日: 2018.01.02
powered by ブクログ統計に基づいたさして 誇張ではない未来が わかりやすく書かれてる。未来への危機感と当事者意識を持たせる目的はとても果たされると思う。学校の授業で扱うべきと思った。自分の将来もとても考えさせるが心配性の人や自信のない人はただただ不安になるかもしれない。
0投稿日: 2018.01.02
powered by ブクログ産経新聞の論説委員を務め、大正大学では客員教授として人口政策や社会保険政策を専攻する著者が、超高齢化社会を迎えている日本に、今後何が起こり、どんな対策が必要なのかをまとめた一冊。 現在の日本は、知っての通り超高齢化社会であり、出生率1.44と回復傾向にあるが、出生数は決して増加しておらず、人口減少には歯止めがかからない国となっている。 人口が減少すると何が起こるのか、もっと危機感を感じてこの問題に取り組んでいかないと、将来(と言ってもそう遠くない未来)の日本は、財政の維持できなくなった自治体は地域を荒廃させ、どんどん消滅、その無人化した国土には外国人が占拠する土地となってしまう。 人口減少をAIや移民政策で乗り切ろうとする案もあるが、そんな対策では、決して良い結果は生まれず、日本人は土地を追われ、いずれ消滅してしまう可能性すらありうる。 今後、確実に起こる人口減少に向けて、思いきった政策の転換をしていかなければいけないが、労働人口の減少に歯止めをかけるため、女性の社会進出を目指している中、子どもの数を増やすという点で抜本的な対策はなかなか進んでいない。 もともと二人の夫婦が二人の子どもを産めば、人口は維持できると思っていたが、社会に進出しやすくなったための晩婚化や、価値観の多様性から生涯未婚者の増加など、女性が子どもを産める期間が限定されていることを考えると、今後人口が増えていくことは想像できない。 これから確実に起こる人口減少の対策として、10の具体的な案が示されているが、どれも便利さや豊かさを維持し戦略的に縮みつつも、一極集中を防ぐ、おもしろい案ばかりだった。 中でも、高齢者の地方移住推進を目指して、50代から新たな人生を地方で始めてもらうために、地方に高齢者住宅を整備し、もう一度大学に通い、それぞれやり残した何かに取り組めるシルバータウンを作ることや、住民票を有する土地以外に第二の故郷を登録し、その地域との行き来を無料化することにより、人の流れをつくり、高齢者の新たな出番と役割をつくっていくという対策には、歳をとるのが楽しみになってくるようだった。 だが、高齢者への役割の提供や地方再建だけでは、少子化はどんどん深刻になっていく。子どもたちに住みやすく夢のある日本を残していくためにも、この緩やかにしか近づいてこず、一世代では解決しきれない少子高齢化について日本人全体が考え、自分が良ければそれでいいという考えをやめ、真剣に取り組んでいかなければならない。
1投稿日: 2018.01.02
powered by ブクログ前半の年表は、なるほど、と感心することばかりでした。少子化対策、と、声高に叫んでいる政治家の話がとても虚しく感じました。自分の子どもの時代にはどうなっちゃってるんだろう、と、心配です。 が、後半の、筆者の提言にはがっかりでした。高齢者は75歳から、それまで働く、なんて前半で言っておきながら、後半で、50代でリタイアして地方の大学でキャンパスライフ、なんて、出来るはずないでしょ⁉️と、突っ込みたくなりました。提言は要らないです。
0投稿日: 2018.01.01
powered by ブクログ概要: 少子高齢化。財政; 自治体消滅; 単身世帯増加; 介護離職等。問題があることは明らか。対策->戦略的に縮む。75までは現役扱い; 24時間社会からの脱却; 集住と自治体合併; 国際分業の徹底; 第3子に1000万、など 感想: 課題認識は同意。対策案は弱い。
0投稿日: 2018.01.01
powered by ブクログ本書では、人口減少に向かっている日本の現実を、最新のデータを用いた「人口減少カレンダー」から予測している。 日本社会は少しずつだが確実に変化しており、このまま手をこまねいていると、「静かなる有事」として、人口減少と高齢化に耐えられず、社会が破綻する日がくる可能性はゼロではない。 第一部では「人口減少カレンダー」として、高齢者が激増する「2042年問題」、国立大学倒産の危機、IT技術者不足、人件費増による経営の圧迫、輸血用血液の不足、火葬場不足、自治体の半数が消滅、世界的な食糧争奪戦、無人の国土が占拠される等といった事象が、いつまでに何故発生するか、経緯を追って説明されている。 第二部では日本を救う10の処方箋として、コンパクトシティ化、高齢者の利活用、地方移住の促進などの提言が示されている。目新しい施策はないが、今まで議論されてきた施策を地道に確実に、そして早急に実行していくことが必要だということだろう。 私が気になったのは、「2019年にはIT技術者が不足し始め、技術大国の地位が揺らぐ」ということ。2015年時点で既に約17万人不足していたのが、市場拡大に伴い、2030年には59万人が不足するという。 また、水道やガスなど社会インフラ設備の老朽化も進むが、それらを支える技術者の後継者が不足し、特に人の少ない地域においては社会インフラサービスが成り立たなくなる懸念がある。 その後、「2030年には百貨店も銀行も老人ホームも地方から消え」、「2039年には深刻な火葬場不足に陥る」という。 いずれも、サービスの供給側も需給側もいなくなるために、社会基盤が成立しなくなってしまうということである。 一般のサラリーマンに身近な問題としては、「2021年には介護離職が大量発生」し、「2023年には企業の人件費がピークを迎え、経営を苦しめる」ということがある。 本書の性格として、どちらかといえば社会構造の分析など、大きな話に陥りがちだが、一般の人から見れば、介護離職が大量発生し人材不足が顕著になる2020年頃までには、東京に住み続けるのか、地方の親や家族の近くに移住するのか、今後の仕事をどうするのか、方向性を決断する必要があるかもしれない。 また、企業の経営層にとっても、人材確保と、これから需要のある(需要のなくならない)サービスへの投資などの決断を、2020年頃までに行う必要があるかもしれない。 いずれにせよ、あと数年が勝負の時だろう。 これから、危機しかない時代に突入するのかもしれない。その中で、何を考えどう生きるかは別の問題として、危機の事実を直視して、考えるための材料として有効な一冊。
5投稿日: 2017.12.31
powered by ブクログ2015年発表の国勢調査で人口減が報告された。これから日本の人口は減少する。それは厳然たる事実である。人口動態ほど予測しやすい未来はないのである。本書は、人口減少がどのようにして起こるのか、それはどのような影響があるのかについて丁寧に解説する。 まず、自分がぎりぎり生きているかもしれない40年後に、2015年には1億2,700万人いた日本の総人口が9,000万人を下回るところまでいく可能性が高い。これだけではない。出生数の減少、高齢者の激増、勤労世代の激減、といった人口構成が激変した上で人口減少であることを理解しなくてはならない。これは介護離職の増加によってますます悪循環に陥り、無年金・低年金の高齢者が増え生活保護受給が増えることでますます勤労世代にかかる負担が重くなることも想定される。高齢者の高齢化、ひとり暮らしの高齢者世帯の増加、なども問題を深刻化させる。空き家や空きマンションの問題も顕在化する。 こういったことを予測した「人口減少カレンダー」に示されている。 例えば、 ・2018年 75歳人口が「65歳~74歳」人口を上回る ・2020年 女性の過半数が50歳以上となり、出産可能な女性数が大きく減り始める ・2021年 団塊ジュニア世代が50代に突入し、介護離職が増え始める ・2024年 団塊世代がすべて75歳以上となり、社会保障費が大きく膨らみ始める ・2030年 団塊世代の高齢化で、東京郊外にもゴーストタウンが広がる ・2045年 東京都民の3人に1人が高齢者となる ・2050年 団塊ジュニア世代がすべて75歳以上となり、1億人を割り込む など... 問われているのは、人口減少や高齢化に耐えうる社会の構築である。具体的で実行可能な施策と準備が必要なのである。特に今後問題になるのは都心部での高齢者数の増加である。実際には地方での高齢化”率”の上昇よりも大きな社会問題になる可能性がある。 著者はこういった高齢化の問題に対していくつかの提言を行っている。 1. 「高齢者」の削減 (高齢者を定義する年齢の変更) 2. 24時間社会からの脱却 (利便性の放棄) 3. 非居住エリアを明確化 (コンパクトシティ推進) 4. 都道府県を飛び地合併 5. 国際分業の徹底 6. 「巧の技」を活用 7. 国費学生制度で人材育成 8. 中高年の地方移住推進 (脱・東京一極) 9. セカンド市民制度を創設 10. 第三子以降に1,000万円給付 実現が非常に難しいものもあるだろう。いずれも個人のレベルで見ると少なくとも痛みを伴うものも少なくない。これで十分だとも言えないし、これが最善だとも言えない。それでも何かがなされるべきである。どちらかというとこれから高齢者と呼ばれる側に入っていこうとする立場からすると胃の中に何か重いものを感じるような議論である。 暗いよ。でも、その暗闇は多くの目で見つめられないといけない。この本はベストセラーにもなったという。少なくとも暗闇の方に多くの視線を向けることができたのではないのだろうか。もっと議論されてよい本。いずれにせよ、このテーマに関してはこれで十分に議論されたということにはならないのだから。
1投稿日: 2017.12.31
powered by ブクログ人口が減っていく。 問題はそこに対する意識がなんとなくみな希薄だということではないだろうか。 自分が生きてるとき平気ならそれでいい、まずいとは思うけどなんとかなるでしょ、お金ないし… 自分もそう思っていた1人。 いやきっと、今も心のどこかでそう思っているかもしれない。 ただ、日本の文化や伝統が少しづつ削がれているのをみてると、どうしても感じずにはいられない。 減るのが避けられないとしても。 日本人として、 何かを残してあげていきたい。 考えさせられる一冊だ
0投稿日: 2017.12.23
powered by ブクログあぁぁあ むつかしい、、 27(結構大人やんけw)の私にはひたすら数字を並べ根拠づけしていく内容が 全然頭に入って来なかった、、 無理矢理読んでる感が否めなかったので、 一旦積読。 もしかしたらここにかいている年数に近づいてきたときに読むと、 面白いのかもね(^ω^)←先読みできない人間
0投稿日: 2017.12.21
powered by ブクログ人口減少、知らなかった過酷な現実が沢山あった。 多少極端な表現も多かったが。 ひとまず、周りの人々に勧めて行こうと思う
0投稿日: 2017.12.20
powered by ブクログ内閣官房有識者会議委員経験もある河合雅司氏による、少子高齢化が進む日本の人口将来推計に基づいた未来の諸現象予測、そして日本を救うための手立てを論じた新書。 著者は少子高齢化とそれに伴う人口減少を「静かなる有事」と呼ぶ。これはもはや止めることのできないものであるとし、「2025年問題」よりも実は「2042年問題」の方が更に深刻な状況に陥ると論じる。 本書は二部で構成され、第一部では日本の少子高齢化問題が引き起こす深刻な問題の本当の姿を2017年から約100年後の2115年まで、年代順に示す。そして第二部では「日本を救う10の処方箋」という国が取り組むべき対策、国作りが提案される。 世間では不安を煽ったり根拠のない気休めの希望を語ったりするだけの少子高齢化の未来予測が多いが、本書はかなりリアルに、そして残された日本の生き残る道を明確に示す。 第一部を読んでいる間は、とにかく絶望が深くなるばかりだった。輸血用血液が不足、空き家の激増、火葬場の不足、自治体の半数が消滅などなど…枚挙にいとまがないとはまさにこのこと。解決策の見えない課題が次から次に立ち上がり、ダメ押しはそれを解決するための要となる労働人口が激減するという点…。 東京に住んでいると少子高齢化をそれほど実感することはない。しかしこの問題って、こんなに深刻な事態を招くことなのか…退職金も年金もない、明るい未来なんてやってこないんじゃないか…本当に暗鬱とした気持ちになってしまう。 しかし、しかし!著者はきちんと一筋の光を用意してくれている!第二部の10の処方箋は、国が本気で取り組めば可能なのではないかと思えてくるものばかり。実現できれば、もしかして日本の未来もそれほど悪くはないかも?というかこれ以外に日本に残された道などないのではないかとすら思ってしまった。 本当は目をそらしたい。でも背けても全ては自分たちに跳ね返ってくる。本書を多くの人、できれば国を動かす力を持った偉い人たちに読んでもらって、日本が侵されている病の存在とその対策を本気で皆で考えたい。 我々の世代が知らなければいけない現実と、胸に灯すべき小さくも強い光を、本書は与えてくれる。
1投稿日: 2017.12.20
powered by ブクログ女性の半数が50歳超え、3戸に1戸が空き家に、火葬場が不足、東京都民の3人に1人が高齢者に。 都会といえども、安心してはいられません。 人口減少の日本でこれから起こることを見事に予測します。 どのような方策を取ろうとも、人口減は避けられない現実です。 人口減少社会を見越しての、10の処方箋が有効です。 次の世代のためにも、手を打つ必要があります。
0投稿日: 2017.12.02
powered by ブクログ人口減少について未だに甘い見通しのもと政策立案を行う行政に対する警告ともとれる内容。 希望的観測に基づく政策よりも、人口の絶対数の減少、高齢者の激増という間違いなく起こる未来に対して、大胆な政策で対応することが必要だと認識させられた。 しかし、本書の年表で示される未来があまりにも暗いもので、悲しくなる…。 ※義理の父から借りた本
0投稿日: 2017.11.28
powered by ブクログいろいろデータでもって脅かすが、その対案は非常に情緒的。 ・「セカンド市民制度の創設」のみピンと来た。自治体で古民家を改修したゲストハウスをつくる。1回/月に直通バスを手配し、セカンド市民が無料で来れるようにする。 ・「戦略的に縮む」切羽詰まってから対策を考えるより、”小さくともキラリと輝く国”を作り上げる。社会が混乱に陥らず、国力が衰退しない国家の土台を作り直す。をはじめ、高齢者削減、24時間社会からの脱却、非居住エリアを明確化(乗っ取られる!)、都道府県を飛び地合併、国際分業の徹底、匠の技の活用、国費学生制度、中高年の地方移住、セカンド市民制度の創設、第3子以降に1000万円給付。など。
0投稿日: 2017.11.27
powered by ブクログ国立社会保障・人口問題研究所の「日本の将来推計人口」のデータベースを基に2065年までに日本にどのようなことが起こるかを年表形式で表している。 また、この人口減少問題の現状の対策に対する批評と、筆者独自の提案を第二部で論じている。 年表にして表すとインパクトはあるが、正直根拠と論理が苦しいところもある感じはする。ただ、火葬場が不足するなどのユニークな視点は読んでて面白かった。 第二部の提案としては、「戦略的に縮む」というワードが印象的だった。内容には納得だし、そうできれば苦労しないけど…という感想。 正直、論理的に根拠と意見が結び付いていないところもあると思う。しかしながら、それでも「年表」という形で人口減少の弊害を論じきるところと、その意図が大学生までの若者に人口減少について考えてほしいというところからきている、というところは良いと思った。
0投稿日: 2017.11.24
powered by ブクログ話題の新書。人口減というより、高齢者の増加(寿命が延びる、子供が増えない)という捉え方に納得。そのことから起こりえる未来の年表の出来事はリアルに共感できる。2部の処方箋もその通りで、コンパクトシティを進めていく自治体の統合アイディアや3人目に1000万などこれぐらいの強引な施策は私も必要だと思う。 など
0投稿日: 2017.11.23
powered by ブクログー2017/11/20 輸血用血液が不足するのが2027年 従来にない観点から人口減少問題を考えている
0投稿日: 2017.11.21
powered by ブクログ読んでいて未来が不安になる内容でした。 高齢化と少子化は避けられない。人口はどんどん減り、今まであった活気ある日本がなくなるかもしれない。 少ない労働力で多くの高齢者を支えなければならず、若者の負担は増える。そのこともあり、さらに少子化は進行していく悪循環。 葬儀屋などは需要がおいつかず、お墓の管理をする人もいなくなる。若者は東京などに進出していくが、残された両親も高齢になると東京など一緒に暮らすこともある。東京も例外ではなく高齢化が進んでいく。 医療関係者としては人手不足の中でも質の高いものを提供していくことが求められていると感じた。生き残るためには未来のことを考えて行動が必要である。
0投稿日: 2017.11.20
powered by ブクログ2020年:女性の半数が50歳越え 2024年:全国民の3人に1人が65歳以上 2027年:輸血用血液が不足 2039年:火葬場が不足 2040年:自治体の半数が消滅 2042年:高齢者人口がピークを迎える 特に2042年は危ないらしい。 少子化対策しても、高齢者人口は減らないし・・・ 少子化対策と高齢者が増えることは問題として別物というのは目から鱗 火葬場も病院も不足する: 解決策は 健康で長生きして 問題の先送りしかなさそう! 私も80歳だ どうしよう!
1投稿日: 2017.11.20
powered by ブクログ最近はやっているということで読んでみました。 まあ警鐘をならすために、大げさに書いてある部分も あるのだと思いますが。 未来に起こるカオスなことを一つの軸を固めて 考えてみるとこうなるかもねという話だと思いました。 ということは、ここに書かれてあることは 実際には起こらないことなのだろうと思います。 後半の提言はある意味理解できる部分はあるのですが 前半で否定していることをなぞっている部分もあって 一つの内容としては矛盾しているような気がします。
0投稿日: 2017.11.18
powered by ブクログ日本国民の必読書を遅ればせながら読みました。 2025年問題の時は42歳、2042年問題の時は59歳だと思うと、絶望を先に味わった感じ。 じゃぁ、その絶望が実現しないように僕たちはどうしなければならないのだろうか? 最近『君たちはどう生きるか』がまた流行っているが、それが問われているのかな。この世の中の網の目によく目を凝らして、本当に大切なものを選んでいく強い意志と勇気が必要なんだろう。 それを国民の一人一人が実行しなければならないけれど、それが無理なら違う方法が必要だ。 その方法に筆者は本気で向き合っているか。そこんとこを問い詰めたい。“小さくともキラリと輝く国”、なんて本気で言っているのかと…。
0投稿日: 2017.11.16
powered by ブクログ戦略的に縮む考えは良い。しかし、現実的ではない考えも多い。課題が多い中でどれだけ解決出来るか。 政府の政策だけ頼っても遅すぎる。自分たちで解決する糸口を探す必要もあるだろう。未来の日本のために今から出来ることはないだろうか。考えてしまう本。
0投稿日: 2017.11.14
