
総合評価
(158件)| 19 | ||
| 60 | ||
| 54 | ||
| 12 | ||
| 4 |
powered by ブクログ好きな作家である綾崎隼氏のデビュー作ということで手に取った。 ある雨の降る夜、舞原零央はアパートの前で倒れていた女・譲原紗矢を助ける。どこにも帰る場所がないと語る彼女は居候を始め、次第に猜疑心に満ちた零央の心を溶かしていく。 零央が紗矢に惹かれ始めた頃、彼女は黙していた秘密を語り始める。その内容に驚く零央だが、彼にも重大な秘密があって……? 物語の中で煮え切れない感情から話が二転三転したり、いじめの描写がかなり生々しい・痛々しいものだったりと、読みやすさとは別に好き嫌いが分かれる作品かなとは思いました(ヒロインの行動や選択なんかは特に)。 しかし、さすが透明感のある文章に定評のある綾崎隼氏。テンポ良く各登場人物の視点で描かれる物語は、残酷なだけでなくとても美しく、彼らの置かれた状況への感情移入がしやすかった。
13投稿日: 2023.11.08
powered by ブクログ恋愛群像劇って感じのお話。三角関係、秘密の恋、不倫疑惑とか色々あるけど、読了感が良い。思わず笑み溢れる感じ。捻くれてたり真っ直ぐだったり、出てくる登場人物が好き。朱利くんのあの感じが好き(笑)
0投稿日: 2023.08.07
powered by ブクログミステリーな感じがちょっと入ってて面白かった 章によって書いてる登場人物が違うのでそこもいいと思った
1投稿日: 2023.05.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ちょっと思うところがあって再読しました。 綾崎さんのデビュー作で、『花鳥風月シリーズ』の第一作目です。『好きな人が好きな人を、強がりではなく好きになれたらいい』そんな言葉から始まるお話でした。とても読みやすいのでサクサク読めます。 初めて読んだ時はまだ中学生の子供で成長して、主人公達と同い年になって当時よりも刺さる言葉が沢山ありました。成長してないと思っていたのが、実はきちんと成長していたようで心が痛いです。 子供の頃は純粋に「好き!」だけで行動出来たのが、大人になると恋愛とはまたちょっと違うんですよね。なんでだろう。 決して夢物語ではなく、登場人物たちに甘く優しいだけではない。その塩梅がとても大好きです。
0投稿日: 2023.02.09
powered by ブクログケータイ小説よりはいいかな、というレベル。 設定に少し無理がある上に、あまり掘り下げられてないのは残念
0投稿日: 2022.09.07
powered by ブクログレッドスワンシリーズから知り読んだ本。 様々な登場人物が意外な過去で繋がり。 そこに関わる人間、恋愛模様を描いた作品。 各章における物語。それが全体にも繋がっていて。 楽しく読みました。 人の純粋さに触れたような。そんな作品でした。
10投稿日: 2022.06.10
powered by ブクログ実はこうでした、というネタばらし伏線回収的なストーリー展開を楽しむというのはアリ。かなり冊数出てるみたいだけど、繋がりはあるのかしら。非日常すぎて没入できなかったのが残念。
0投稿日: 2022.05.29
powered by ブクログ図書館で借りた本。 ある日雨の日、アパートの前で倒れていた女性。行くところが無いからしばらく置いて欲しいと懇願される。事情を尋ねてもいつか言うと約束し、1ヶ月後に事情を知ることになる。
2投稿日: 2022.05.28
powered by ブクログ結構好きな作品だった。 まさに、純愛!!!! 登場人物たちが追いやられた状況だっだり、それに準じたキャラクター設定、心理描写、全て違和感なく読み進めることができた。
0投稿日: 2021.09.20
powered by ブクログ切ない話だと思いました。 最初から正解の人の方に行けてたら、この人は自分の探してる人じゃないとわかっていたら、どんなお話になっていたんだろうとついつい考えてしまいます。
0投稿日: 2020.03.06
powered by ブクログキュンキュンすると聞いていたけど、この物語をキュンキュンして読むには歳を取りすぎた。 読みやすいし、物語の中に仕込みもあるからサッと読める。
0投稿日: 2019.10.18
powered by ブクログいやいや、1か月も一緒に暮らしててそれを知らないでいられるのは、相当の奇跡ですよ。 必死に隠してたのかな。 ぐるぐるっとまとまっていくストーリーは素敵だけどね。 そして、この時点である程度はノーブルチルドレンのストーリーが出来上がっていたのかな。 色んなことを遠回しに絡めて行くのが好きなのですね、作者さん。
0投稿日: 2019.09.23
powered by ブクログ今の年齢で読むような本ではないかもしれないけど、その辺り敷居は低いので、レッドスワンを読んだ流れから読んでみました。 軽く読める一方で、それなりに重い部分もあり、いろいろ感じながら読めたので、個人的にはOK。関連書籍も買ってあるので、ぼちぼちと読んでいきます。
0投稿日: 2019.09.02
powered by ブクログライトノベルですかね。 最後まで読みましたが、どうしてもオバさんは「ハイハイ」となってしまいますね。 10代の頃ならガッツリ読んだでしょうけれど…心が錆びたかしらね〜…
2投稿日: 2019.05.04
powered by ブクログ【収録作品】第一話 ヤコブの梯子で雨宿り 舞原零央 前篇/第二話 雨、ときどき嘘 譲原紗矢 前篇/第三話 哀しい雨には濡れないで 楠木風夏/第四話 日の照りながら雨の降る 朽月夏音/第五話 君の隣なら雨宿り 舞原零央 後篇/第六話 雨がくれたもの 譲原紗矢 後篇
0投稿日: 2019.03.28
powered by ブクログオバチャン的には綾崎サンが命名するキラキラネームがね、読めない訳よ!凄い狭い繋がりにビックリしちゃいました!しかし、綾崎サンの会話の言い回しが好きなのです。もちろん、ワカマツカオリさんに惹かれて毎回買うんですが(^^;;恋愛モノは感情移入出来ないので余り好まないんだけど、現実にありえなさ過ぎて・・・ハマる(笑)死ぬ気で頑張る!死ぬ気で愛する!オバチャンもあるかも・・・知れないからw綾崎サンで予習しときます。
0投稿日: 2019.01.20
powered by ブクログ舞原零央、譲原紗矢、紀橋朱利の三角関係。 楠木風夏、楠木蓮、朽月夏音の三角関係。 朽月夏音の恋。 様々な恋の話が、とても切なかった。 でも私は、紗矢にはその人と幸せになってほしいって思いながら読んでたから、その通りに終わって良かった! 色んな人の名前が出てきて、今後の作品にも関係してくるって知っていたので、専用ノート作っちゃいました。相関図、本当に欲しくなるくらいの登場人物の多さ。 本の中のことだから、こうして受け入れて読めるけど、紗矢と村山さんが受けてたイジメの内容がかなり酷くて、読むのも苦しかった。零央じゃなくてもキレるってあれは。 紗矢のこれからの幸せと、夏音の新しい恋を願って、次の作品へと進みたいと思います!
0投稿日: 2019.01.04
powered by ブクログ初めましての作家さん。 カバーイラストに惹かれて購入。 いやあ~・・・予想とまるで違っていて驚いた。 メインの5人のキャラがいて、それぞれ兄妹や姉妹だったり 血のつながらない兄妹だったり、友人だったり、知人だったり。 それぞれの章で、それぞれの目線で語られるお話で 同じ場面でも、目線が違うので感じ方も違う。 重いような軽快なような切ないような それでも全ては「想い」のお話し。 こういう描き方もあるんだなぁ~
0投稿日: 2018.12.09好みが分かれるラスト。
複雑に絡み合う前後のストーリーや個々の人物設定は見事だと思う。途中までは留まる事が出来ないほどに読み進めたが、ラストがちょっと好みのものと違った。それがいけないとかそういうわけではないのだが、私が描いた理想のラストとは違い、少しだけ後味の悪さが残った。それは個人的なものだから他の人が読めばまた違う感想を抱くのだろう。小説としての出来は間違いなく傑作で、後は好みの問題だと思う。
0投稿日: 2018.03.14
powered by ブクログ短編連作。 ストーリーは舞原零央が、アパートの前に倒れていた女性を助けるところから始まる。 最初は意味がよくわからないのだけど、各章に出て来る登場人物が、章が変わるごとに立ち位置が変わり登場。 章を読み進めていくたびに、登場人物のつながりがわかってきて、最後の章で全てが繋がった時に、この話すごい!!と思いました。 恋愛や青春、人間ストーリーという内容ですが、話の進み方がミステリーっぽいです。 表紙のイラストがワカマツカオリさんだったので、選んだ一冊でした。
0投稿日: 2017.04.02
powered by ブクログ「ヤコブの梯子で雨宿り」 見知らぬ彼女とひとつ屋根の下で。 いくら男でも見知らぬ人を簡単に部屋にあげるのはどうなのだろう。 彼女は何か彼のことを知っているようだったが、一体何者なのだろう…。 「雨、ときどき嘘」 彼と彼女がついていた嘘。 お互いが初めから本当の事を話していればこんな事にはならなかったんだろうな…。 嘘が分かった今、この二人はどうするのだろう。 「哀しい雨には濡れないで」 嘘をついてまで隠したかった事。 ここまで悪趣味な振り回し方をする姉はどうかと…。 彼女の行動がなければ、もう少し平和にサプライズが成功していただろうな。 「日の照りながら雨の降る」 誰にも知られてはならない秘密。 血は繋がっていなくとも世間からみたら兄妹に変わりないもんな。 彼の手紙が届き続ける限り、彼女は中々前に進めないのではないのだろうか。 「君の隣なら雨宿り」 曖昧にし隠していた真実を。 彼女がした事は狡いことかもしれないが、気持ちを抑えて接する二人も同じだろうな。 相手のためと考え行動していても逆に相手を傷つけている場合もあるもんな…。 「雨がくれたもの」 自分と向き合い伝える想い。 一度伝えた好意を否定するのも酷いが、相手を傷つけるとわかっている言葉で突き放すというのは最低な事では。 自分を守るためとはいえ、ついていい嘘ではないな…。
2投稿日: 2017.03.08
powered by ブクログ読んだことのない作家の本を読むのって、結構勇気がいるよね。 面白くないと感じれば読むのをやめればいいだけの話やねんけど、「読むのをやめる」っていうのが、びみょうに勇気がいると思う。笑 だから、知人に 「面白い本、ある?」 と、聞きたくなるんやけど(笑)、なんでか読書家の知人が(リアルで)少ない私にはなかなかそう訊ねる相手もいないのよー。 寂しい。 「最近読んだ面白い本」 に、関する情報は、365日募集しております。 ・・・そんなこんなでアレコレと新しい本を探すんやけど、巻末の広告も大変参考にしている。 この本は、メディアワークスの本を読んだときに(日暮シリーズかな) 「面白そうかも」 と、思って、図書館でリクエストしてみた。 ハイ、前置きが大変長かったですが、 めっちゃ面白かった・・・!!! もうなんだ、2時間でイッキ読みしたのも久しぶりかも。 最初は、 「有川浩氏みたいな感じかな」 と、思ったけれど、有川氏よりはちょっとくどいかな・・・。(いい意味でも、悪い意味でも) 女性観や恋愛観が、 「ああ、いかにも男性作家」 と、思っていたら案の定で、男女ともにびみょうに中途半端にフラフラする具合が、どうにも、 「ええんか!?」 と、苦笑してしまった。 でも、面白かったのよ!! (そうなんか) そもそも、主観がコロコロかわる短編の連作は大好き!! Aさんから見るBさんと、実際のBさんはびみょうに違うし、Cさんから見るAさんもやっぱり、違う。 でも、同じ人なんだよなあ。 当たり前なんやけど、誰だって他人に自分のすべてを晒しているわけではないし、晒す必要も勘ぐる必要もないよなあと思う。 見ないふりや聞かなかったこと、も、大切な距離感の一つやと思う。 もちろん、少し勇気を出して踏み込むことも大切なんやね。 冒頭で 「○○じゃないですか」 と、いうような表現が出てきたときに、 「若っ!」 と、思った。 「これは海苔じゃないですか?」 と、いう使い方じゃなくて、 「海苔って、おいしいじゃないですか」 ちゅう使い方のほうで。 登場人物の名前も難しいし(笑)、またまた対象年齢がちょっと違う本やったのかもしれないな。 特に零央の周辺については謎だらけで、終盤に訊いたこともないようなキャラクタの名前がホイホイと連呼されたときは、 「まだ登場人物が増えるの!?」 と、思ったけれど、増えなかった。 続きがあるのかな、とは思うけれども、一瞬戸惑うよね。 それだけ色々と設定があるのはわかるけれども、このあたりの一方的な展開は上遠野氏を彷彿とさせました。 ブギーポップ(懐かしい・・・)。 もちろん続きをリクエスト中です。 勇気を出して新しい作家を読んでみてよかった! (2015.10.24)
0投稿日: 2016.09.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
再読2回目。「舞原零央」を中心にその周りに関わる人々の視点からオムニバス形式で描かれた恋愛もの。個人的には報われない人生を送ってきた紗矢がやっと心から愛する人を見つけて幸せになれるエンドで良かったなと思った。風夏と夏音のキャラ付けが同じ双子でも対照的でいい。後で調べたらこの作品はシリーズ物になっているとの事。続きも読んでみたいと思うのだが、不思議と図書館にも古本屋にも中々これ以外の作品を見かけることがない。気長に探しながらシリーズの続きを読んでみたいなと思う。
0投稿日: 2016.04.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
再読です。 綾崎隼の作品は、一度で二度も三度もおいしい話ですが、どういう話だったか書き出すのが大変です(._.) 時系列が行ったり来たり…。 3歳のとき、両親が飲酒運転で事故を起こし死亡。 犯罪者のレッテルを貼られ、小学校中学校と無視、いじめを受け、中卒で社会人に。 中学校の頃、転校生の舞原に、いじめられてロッカーに閉じ込められたのを見つけられ、舞原は怒りでいじめをした同級生を1週間入院のけがをさせた。 紗矢はその思い出に恋をし、舞原の元へ。 しかし、舞原の高校の先輩、朱利を舞原と間違え、また、朱利も舞原だと偽って、一か月生活を共にした。 朱利も一カ月生活を共にすれば好意を抱いても仕方がない。 元は舞原を訪ねて来た。 一か月経った今、大人になって振られるのは嫌で、母親が倒れたと嘘をつき、舞原が紗矢に告白するチャンスを与えた。 朱利はわざわざ嫌われるように、子供が産めないから付き合えない。と言い残して。 朱利の嘘で紗矢は振り回されたが、結局舞原ではなく、朱利と付き合うことに。 紗矢は交通事故で天涯孤独の身となったが、事故にあって亡くなった被害者の娘、夏音と文通をしていた。 夏音は、この事故で父が亡くなり、再婚をきっかけに兄ができ、その兄と恋に落ちたために紗矢の父にある意味感謝していた。 夏音の双子の妹、風夏は父が好きだった。 風夏は、夫が内緒で有給を取っていたことで浮気を疑った。 妊娠三十週のとき、全治胎盤で出血がとまらず帝王切開をしたが、子宮と子供を失った。 探偵をしている舞原に相談し、夫のパソコンを覗くと、双子の姉夏音が、大学の時、夫とスキーに行っている写真が見つかった。 風夏は、夏音と浮気してると思いこんだ。 夏音は夏音でわざとそう思わせるような口ぶりをした。 夏音の家に乗り込み、夫が夏音の家に帰ってくるといよいよ浮気の修羅場。 かと思いきや、夫は段ボールに犬を入れて帰宅した。 風夏は子供が産めない。 夫は犬を新しい家族、自分たちの子供として迎え入れるために準備をしていた。 その手助けをしていたの夏音だった。 風夏と朱利は高校の同級生で、舞原は後輩。 舞原と朱利は何かにつけて風夏に相談をしていた。 風夏の浮気騒動や、朱利の嘘話のおかげで、五人が顔を合わせる事態に。 紗矢は結婚していた時代があったために、事故を起こしたときの苗字と今の苗字が違ったが、姉の夏音は気付いた。 紗矢は謝ろうとしたが、妹の風夏は父が死んだことを今も恨んでいる。黙っておくようにと止められた。
0投稿日: 2016.03.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
レヴューで好評だったので期待したががっかり。 あまりにも退屈だったので第四話で読み投げ。別に雨でなくても成立する話ばっかり。文章に感性もない。どこが「新感覚」? この内容に、この挿絵はもったいなさすぎる。萌え絵っぽいので十分。 よくも悪くもライトノベル。 ラノベならもっとアイデア勝負の設定とかで魅せてほしいものだが、中途半端に軽い人気作家の読書歴しかない、社会人経験もうっすい、漫画かアニメ好きな、自分の青春の傷口を舐めるのが大好きなナルシストくんが書いたもの、というレベルを越えていないのが残念。 安易に女性の不妊をネタにしていてそれを不幸の権化のように扱っているのが不愉快。経済力をあてにして不幸な結婚をした女性をあざ笑っているようにしか思えない。 いじめから救ってくれたぶっきらぼうな男の子を初恋にするとか、『IQ84』にあったけどありがちな設定。図書館のカードのやりとりも、ジプリ映画にありましたよね。自分の知ってるちゃちな恋愛創作物のネタを継ぎはぎしてつくった感じ。 なぜか女にもてるチャラ男なのに、財閥の御曹司とか、少女漫画みたいな人物造形の幼稚さが、DQNネームと相まって、とても読みすすめられたものではない。 ミステリーというほどの謎でもなく、登場人物が抱える闇というのも、いかにもありそうなネタ。そのいかにもありがちな人生の挫折をうまく語る描写や言葉について、この著者は力量が不足している。 朝井リョウふくめて、この人より若いのに、文学好きの大人をうならせる小説が書ける人もいる。心にぐっと迫るような描写も台詞もなし。十年後に作家として生き残っていけるとは思えない。
0投稿日: 2016.01.28
powered by ブクログスラスラ読めた。ラスト付近までどうも取ってつけたような展開に冷めていたけど、ラストで一変。他の作品も読んでみたくなった。
0投稿日: 2015.06.01
powered by ブクログ初めて読む作者さんでした。 他の方のレビューにもありましたが、すんなり読めないキラキラネームが気になった。 お話は展開しているし、エピソードもてんこ盛り。 エピソードのひとつ、ひとつはかなり重い話なのに、筆者の文章力のせいか、受ける印象が軽くて全く胸に響かない。 同じテーマで辻村深月さんや、角田光代さんあたりが書いたらかなりグサグサ抉られそうだけど「ふーん」っていう感じ。 若い人向けのラノベですね。
0投稿日: 2014.11.21
powered by ブクログ読みやすかったし、悪くはない読後感。 でも、若い人向けかな。(苦笑) 他の人たちのレビューで何人か書いてた事だけど、 登場人物たちのキラキラネームが鼻につく感じ。
0投稿日: 2014.05.20
powered by ブクログ自然でリアルな恋愛話ではなく、「ああこれは『お話』なのだな」と苦笑する感じでした。 作者さんがお若い方だからかもしれませんが、少々幼い恋愛観で描かれているように思います。 若い方にはそこがいいのかもしれませんが。
0投稿日: 2014.04.25
powered by ブクログ表紙の絵をみて一目惚れ(・∀・)笑 世界観が好きでした。ただ少し暗いかんじがする気が... いろんな人の目線があるので楽しめました。
0投稿日: 2014.04.01
powered by ブクログ読了時の感想は「世間は狭いな」。ワカマツさんが好きでジャケ買いしたものの、数ページ読み進めて世界に入れなかったので積読していた本をやっと読み終えました。登場人物の名前が(苗字含め)ほぼキラキラネームなのが気になります。始まり方があまり入り込めない感じで積読してしまった程なので★3。個人的には各話ごとに人物視点が変わるので「この時こいつはこう思ってたんだ」等と楽しみながら読めるから面白い。世界観は綺麗だと思うので私は好きでしたが、好き嫌いが分かれそうな作品なので、購入を迷っている方は数ページ立ち読みした方が良いかもしれません。次作購入迷います・・・
0投稿日: 2014.02.07
powered by ブクログ面白かったです。初めて読む作家さんの作品。両親の交通事故から不幸の連続だった紗矢の人生、なんとか幸せになって欲しいと願いながら、零央と先輩どちらを選ぶのか気になって一気に読みました。結末はホッとしたような、ちょっと残念のような…。でもほっこりした最後でした。他の主要キャラクターの行く末が気になります。
0投稿日: 2014.01.25
powered by ブクログ絵に書いたような孤独に不幸、偶然と出会い、ずっと続く恋心、おぼっちゃまの慢心と変化、などキーワードを抜き出してみると私の嫌いな感じ。作られた恋愛物語。舞台は学校から離れ社会人や既婚者の物語となっているが、恋に絶対の信頼を置くところは高校生の好む恋愛漫画と同じだろう。
0投稿日: 2013.10.26
powered by ブクログいくつかの伏線が心地よく手繰られながらさらっと読めた。 とにかくジャケ借り(笑)キャラ読みに走りました。 作品タイトルには時雨。中身は冷たい雨とくもりを行ったり来たりしてた感じ。 最終的にはきれいにまとまってよかった。 今回はとにかく名前とジャケットの絵から登場人物を想像するのが楽しかった。 朱利は黒髪短髪スーツ 零央は金に近い茶髪黒Yシャツ 紗矢は(ジャケットは黒髪だけど)ブラウンの超ロング、ワンピース 稜は黒髪短髪よれた白Yシャツにジーンズ 夏音はつり目に泣きぼくろ黒髪ショート 風音は茶髪のミディアム… いろいろ設定とは違ってるけど楽しいからいいか(笑)
2投稿日: 2013.10.05
powered by ブクログお話の世界を堪能しました。主役を変えてお話が進みます。えっ?えっ?えっ?っと、どこへ連れていかれるのか、ドキドキしながら進んで行きます。次の扉を開くと、また別の世界が広がってるような感じで、とても面白かった。登場人物の表と裏、切なさや辛さも素直な言葉で表現されているので、時にキリキリと胸が痛くなったり、うーん、と考えたりしました。若干非現実的過ぎて、好みは別れるところかもしれませんが、私は綾崎さんの他の本も読んでみようと思いました。男と女の複雑な恋模様。綺麗に魅せるキラキラネームもアリかな(^o^)
0投稿日: 2013.09.20
powered by ブクログはじめて綾崎さんの本を読みました。読みやすくてどこか話がつながっているのが面白くて、すぐに読み終えてしまいました。また綾崎さんの本を買ってみようと思います。
0投稿日: 2013.09.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ある雨の日の深夜、アパートの前で行き倒れていた譲原紗矢を介抱した舞原零央。 行く当てのない彼女はここに置いてほしいと懇願し、同居生活が始まる。1ヶ月が経とうとした頃、紗矢はここへ辿り着いた経緯を語りだす。 しかし、彼のほうにも彼女に話していない秘密があって。。。 今回再読したけど、とにかく紗矢の過去が壮絶で、「確かめっちゃ暗いんだよな・・・」と読むのが一番最後になってしまった。 でも改めて読んだら、他の登場人物が出てくる中盤は明るかったから昔感じた印象がちょっと変わった。 人違いから奇妙な三角関係になってしまったけど、最後は紗矢が幸せを掴んでよかった。
0投稿日: 2013.09.16
powered by ブクログずっと本棚にしまってあった本だが、ブクログの評価を見て気になり、読みはじめた。 1日で読み終わってしまったが、個人的には好きな話。夏音の話がとてもよかった。 次作も読んでみたくなった(o^^o)
2投稿日: 2013.08.19
powered by ブクログ物語的にはハッピーエンド だけど、どこか切なくてなぁ 特に朽月夏音の所は不覚にもないてしまった ピッタリな言葉を探すなら「儚くて綺麗な」って感じかな
2投稿日: 2013.07.30
powered by ブクログ土砂降りの雨が降る夜、アパートの前で倒れていた譲原紗矢と言う女性を助けた舞原零央。お金がない。帰るところもないという彼女に、零央は仕方なく居候をさせてあげることにした。 綾崎隼さんは二冊目。言葉の選び方や表現がやっぱり素敵です~。 同じ時を重ねている間にふたりの心も寄り添っていくのですが。それではい、終わりといかないのが、この作者さんらしいです。 まさかの!えええ~。 意図せず出来上がった三角関係ですが、このメインの三人にはある双子が絡んできます。 これが紗矢にとってはかなりエグい。 …はずなのですが、姉の夏音がさらりと流します。 他のキャラがやったらうそ臭さを感じるかもしれませんが、その前に夏音のお話が挟まれているのでなんとなく頷けてしまう。 そしてこの夏音のお話が、私は一番好みでした。
4投稿日: 2013.06.13
powered by ブクログ主役カップルのほうの話が微妙だなと思いました。あまり魅力がなかったな…と感じました。自分的には、風夏や夏音の話のほうが良かったです。ですが、朱利先輩の嘘には見事に騙されました。意外なところも多かったです。
0投稿日: 2013.05.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
伏線を分かりやすく描く人だなと思った。 あまりそういうことを気にしない私でもよくわかるカラクリがあったので、「ああ、やっぱり」と後で確認をする形になっていた。 個人的にはおもしろくないわけではないが、好みではない話だったな、と思う。 たとえば浮気を疑っていた章、妙な三角関係に悩む章、そこまですること(考えること)ないのになぁと、妙にすわりの悪い思いがしてもやもや。 言ってしまえば、最初の居候するまでの経緯もちょっと。普通なら知り合いの女性を紹介するなりすると思うので。 他にも似た彼らの親戚たちなどが出てくる作品があるらしいので、気になるところではある。 そちらのお話はすっきり楽しめるものだといいのだけれど。
0投稿日: 2013.04.10
powered by ブクログ読了後、カバーイラストの男が果たしてどちらなのか、考えました。謎と嘘が絡まって、解けていくときの感じがすっきりと爽やか。一見関係なく思える個々の話が、最終的につながるという構成も素敵。ただ、ちょっとラストが納得いかず?三角関係・・・(´・ω・`)
0投稿日: 2013.03.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ワカマツカオリさんが好きでジャケ借り(図書館だったので)。 普段恋愛ものはあまり読まないしミステリーも得意ではないけれどもスルスル読めた。 でも2回目は読まないかなー。 とりあえずイラスト目当てにシリーズは全部読むつもり。 それにしても。 あの電話での嘘は本当に許されるもんじゃないぞ…よくもまあビンタだけですんだもんだ…
0投稿日: 2013.03.26
powered by ブクログ4人のお話。いや、5人か。みんながどこかでつながっていました。双子の姉の話が個人的に泣たけど、読み終わったあとの気持ちはイマイチ。花鳥風月シリーズってなってるけど、続きは読まなくてもいいかな。ノーブルチルドレンも気になってたけど、買うのはやめておこうかな。
0投稿日: 2013.03.19
powered by ブクログ賛否両論なようですが、私は、面白かったです。 最後は確かに、少し「ん?」と思ってしまいましたが、それでも。 ところどころ、すごく共感できる文や、この表現素敵だなあと思える文が散りばめられていて、それが癖になる感じ。 綾崎さんの本、他のも早く読みたいです。
1投稿日: 2013.03.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読み進む間、まとわりついて離れない違和感。 読了までにさほど時間は掛からなかったけど モヤモヤをひっかけたまんま無理矢理読み終えた感じ。 伏線の張り方とそれが絡んでいく様は面白いと思えたし 恐らく賛否両論であろう結末も、個人的には納得いくものだったのに どうしても違和感が拭えない理由を考えたときに思い当たったのが 夏音の言い回し(わざとなんだろうし理由が判ってもなお)と 語られる視点によって全く違う零央のキャラクター造形。 そして、どうしても風夏が好きになれなくて入り込めなかったこと。 これらは読んでいるこちら側の事情なので申し訳ないんだけど。 こういうタイプの話は、好きな人はホントにどっぷりハマれると思う。 個人的には消化不良(爆)なので シリーズの他の作品も機会があればぜひ読んで このモヤモヤ感をどうにかしたい。
1投稿日: 2013.03.11
powered by ブクログ花鳥風月シリーズ一作目。アパートの前で倒れていた女性に住む場所が見つかるまで泊めて欲しいと懇願され、猜疑心はあったものの、彼女との同居生活がはじまる。爽やかな恋愛小説じゃなく、ただ切ないだけの小説でもない。屈折した心を持つ、でも、たぶん平凡な男女の恋。驚きはある。けれど、面白かった。楠風夏は子供の作れない体になってしまった。ある日、夫が浮気をしていると感じた風夏は。風香が好きになれない。なんでだろう。風夏の姉の夏音の秘めた恋話。これが一番好きな話。短編集ではなく長編。それぞれの視点から描かれる恋愛模様。
0投稿日: 2013.03.01
powered by ブクログ初めて読んだ作家さんです。 するする読みやすいのに伏線があって、先が気になるお話でした。 他の作品も読んでみたい。
0投稿日: 2013.02.24
powered by ブクログ読み終わったときは星四つでもいいかと思ったが、よく考えたら前半は結構納得いかなかったので格下げ 双子の姉の話から先はこの作者の世界に慣れてきたのか、筆がのってきたのか、あまりつまずかずに読了 好きな人を好きになれない人たちの話 最後はきちんと結論を出してくれてよかった
0投稿日: 2013.02.15
powered by ブクログ好きな人が好きな人を、強がりでなく好きになれたらいい。 偶然の「雨宿り」から始まる、青春群像ストーリー。 登場人物それぞれがもつ秘密が雨と共に語られる。賛否両論だが自分が好きな雰囲気で第4話がお気に入り。
0投稿日: 2013.01.10
powered by ブクログ過去よりも現在。この結末で良かった、と思います。 過去にその人がどれほど影響を与えていたとしても、そのおかげで今の自分があるとしても、現在を共に過ごす人には敵わない。 こういった特殊な話に限らなくとも言えるんじゃないかなぁと。 ラスト数ページが若干薄っぺらい言い回しな感じがしてあまり好きになれなかった。ちょっとだけ残念。
0投稿日: 2012.12.29
powered by ブクログ登場人物全員がなにかしら心の傷を背負っており、それにまつわるエピソードを読んでいくごとに彼らに感情移入してしまった。 紗矢が最終的にどちらを選択するかがこの話の大きな結末だったが、三角関係がとてもうまく描けていた。
0投稿日: 2012.12.24
powered by ブクログ展開が読めない!w どう物語が進むかは主人公次第っていうのを実感させられた。 表紙が素敵です(b゚v`*)
0投稿日: 2012.12.20
powered by ブクログがっつり恋愛小説。 普段まったく恋愛小説なるものを読まないのですが、これは、表紙の絵がおっしゃれ~と思って読んでみました。 文章は読みやすく、内容も普段恋愛モノを読んでない人が「イ~ッッ、かいかいっ」ってなるような感じでなく素直に読めました。 が、 この小説は複数の登場人物目線で書かれ、それぞれの人物が交錯するつくりになってるんですが、確かに伏線の回収とかまぁきれいだけど、恋愛小説でこういったつくりにする必要は別にないんじゃないかな~と、普段似たような構成のミステリを読む自分としては思いました。1個1個の話は普通に好きでしたけどね。
0投稿日: 2012.11.19
powered by ブクログ【ネタバレ注意】紗矢が零央と朱利を間違えたあげく身寄りがない理由で知らない男の家に居座ったり、零央が好きな女の相談をしに他の女の家に真っ先に向かったり…。キャラたちの倫理観に疑問が…。まとはサプライズで犬を飼う為だけにわざわざ「浮気」のように仕向けるのも無理があるかなぁと…。
0投稿日: 2012.11.07
powered by ブクログ面白かったです。 綾崎さんはこの本を読んではまりました。 山場山場が沢山あり、見応えもありましたし最後の展開も良かったです。 様々な登場人物のエピーソードがはいるとこも面白いポイントだと思います。 また、綾崎さんのあとがきもユニークで面白いです。
0投稿日: 2012.11.03
powered by ブクログなぜ新潟??っと思ったら、作者が新潟出身の方でした。 なんだか、親近感がわきました。 ワカマツカオリさんの絵が好きで購入して、あらすじも読んでなかったのですが、あっさり読めました。 狭い範囲でここまでいろいろ起きるものですかね。 そして、主人公は零央君のはずなの一番かわいそうな感じになってました。 それぞれのキャラはみんな好きですけど、風夏さんが一番好きですね。
0投稿日: 2012.10.13
powered by ブクログ登場人物達が上手い具合に関係し合っていて 最初は大変だったけど ストーリーに入り込めばなんともなかった。 身体的な描写は苦手だったから 少しうわあっとなった。 でもその分紗矢の痛みがよく分かった。 シリーズの残りも早く読みたい。
0投稿日: 2012.08.26
powered by ブクログワカマツカオリさんのイラストでジャケ買い♡ 読んだらストーリーも漫画みたいでさくさく読めました* 登場人物も名前からすでに美男美女♡♡ この作品ではまって ただいまシリーズ全巻読破中**
0投稿日: 2012.08.22
powered by ブクログ物語が自分だけの視点から見るもんじゃないだと、こうやって教える小説、私は大好きです。 各登場人物、深く細かく描かれていて、紙の枚数や言葉に詰め込めるよりずっと大きい物語が広がっていて、本当に気持ちのいい読書です。
0投稿日: 2012.08.04
powered by ブクログ主人公はこんな役回りなのか。とんだピエロである。 彼女には、切実に幸せになって欲しいと思う。 その彼女が選択した結果であるならば、それは素晴らしいことだ。 双子の彼女たちも、幸せでいられたらいいと思う。 恋愛群像ストーリー。キャラクターたちみんな良かった。 結末はとっても複雑だったけど、 …………所詮は小説なんだと、自分を慰めてみる。
0投稿日: 2012.08.02
powered by ブクログ面白い発想で、話は面白いんだけど、この著者の書く女性がどうしても好きになれない。頭だけで考えた話って感じで、全然共感できない。
0投稿日: 2012.07.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
メインヒロインが苦手な性格で、読むのがしんどかったです。そのせいか、ラストもしっくりこなくて…。どっちつかずモヤモヤ関係のまま終了したほうが、個人的には好みだったかもしれません。
3投稿日: 2012.07.01
powered by ブクログ人の心は天気のようだ。土砂降りの雨は心の傷を隠すように、または自分の代わりに空が泣いているのかもしれない。誰かの心に雨宿りをし、晴れるのを待つ。自然の天気と違うのは、心の天気は、自身の行動で虹さえ掛けられるということだと、読後は爽やかな気持ちになった。
0投稿日: 2012.06.03
powered by ブクログある夜、舞原零央はアパートの前で倒れていた女、譲原紗矢を助ける。帰る場所がないと語る彼女は居候を始め、次第に猜疑心に満ちた零央の心を解いていった。やがて零央が紗矢に惹かれ始めた頃、彼女は黙していた秘密を語り始める。その内容に驚く零央だったが、しかし、彼にも重大な秘密があって……。 巧妙に張り巡らされた伏線が、いくつも折り重なったエピソードで紐解かれる、新感覚の青春群像ストーリー。
0投稿日: 2012.05.20
powered by ブクログこの作品で、綾崎隼さんにハマりました。 ミステリー色の強い恋愛もの(?)という 新感覚で味わえる作品でした。
1投稿日: 2012.05.11
powered by ブクログがっつり恋愛小説。 普段まったく恋愛小説なるものを読まないのですが、これは、表紙の絵がおっしゃれ〜と思って読んでみました。 文章は読みやすく、内容も普段恋愛モノを読んでない人が「イ〜ッッ、かいかいっ」ってなるような感じでなく素直に読めました。 が、 この小説は複数の登場人物目線で書かれ、それぞれの人物が交錯するつくりになってるんですが、確かに伏線の回収とかまぁきれいだけど、恋愛小説でこういったつくりにする必要は別にないんじゃないかな〜と、普段似たような構成のミステリを読む自分としては思いました。1個1個の話は普通に好きでしたけどね。
0投稿日: 2012.05.06
powered by ブクログ綾崎さんの本はほんとによいなー!やっぱり朱利さんを選ぶのですねー!零央くんほんとついてないですね……本来なら選ばれるべきは零央くんだったのにね!零央くんにもいつか素敵な女性が現れることを願って!
0投稿日: 2012.05.03
powered by ブクログ綾崎隼ならではのストーリーだと思います。 第一作目ともあって、綾崎隼作品の形を代表するものだと思います。 最後は真実に辿り着く。 真実に辿り着くまでは秘密の塊です。 綾崎隼先生の作品は、このストーリーの秘密ってなんだろう、と考えながら読むのが楽しいです。 主となる舞原家の特徴などには現実味が感じられません。 現実ではありえないな~という感じなので若干ファンタジー。
0投稿日: 2012.04.29
powered by ブクログ全体通して、切なさの中にもコミカルなところもあって雰囲気は好き。 ただ、ヒロインである紗矢よりも脇役のはずの夏音と風夏の姉妹の話が好きだったり。 あの状況に置かれたらそうなるだろうけど、とは思いながら、紗矢の言動とかにあまり共感できなかった。 そういえば、登場人物の過去が重いので苦手な人は注意がいるかも。
0投稿日: 2012.04.22
powered by ブクログ表紙がとても素敵。話自体は、出てくる男性はみんな格好良かったけれど、紗矢の性格に最後までイライラしてしまった。
0投稿日: 2012.03.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
『永遠虹路』以降熱烈なファンになった綾崎さんの代表作ということで、手にとりました。 相変わらず、ほのぼのと心温まるような話の後にびっくりするくらいシリアスな話がきたりして、油断なりません笑 シニカルでぶっきらぼうなくせに優しさがかいまみえたりする朱利がなんともツボでした。 紗矢も、どんなに好意的に見ても幸福とは言い難い人生を送ってきたのになお純粋さを忘れないところには、素直に憧れます。 そんな大好きな二人が幸せになって、暖かい気持ちに包まれました。さわやかな読後感です。
0投稿日: 2012.02.27
powered by ブクログ120224 ハッピーエンドなのはよかったけど、彼らはまだまだ爆弾抱えてそうだなぁ…。(まぁ乗り越えてくれるんでしょうが)紗矢と朱利先輩の気持ちについての描写が結末と比較するとちょっと少なかったような気がして、ラストは何だか唐突に感じてしまいました。
0投稿日: 2012.02.24
powered by ブクログ舞原零央を中心とする短編集。1話、2話の仕掛けにはすっかり騙されていました。どのお話にもうるっとしそうな場面が多々ありましたが、4話目の朽月夏音の話はほんとうに辛く切なく印象に残りました。
0投稿日: 2012.01.20
powered by ブクログやさしい気持ちにあふれた内容でした。登場人物みんなが純粋でまっすぐで、読んでいて心が前を向くようでした。表紙絵を手掛けてらっしゃる、ワカマツカオリさんのファンでもあります。
0投稿日: 2012.01.17
powered by ブクログ雰囲気はすごく素敵なんだけど、うーん… さやが、なんで彼を選んだのかをもう少し丁寧に描いてほしかった気がします。同じ作者の吐息雪色のほうが好みでした。
0投稿日: 2011.12.31
powered by ブクログ賛否両論されている本ですね。完璧ジャケ買いなので期待をせずに読みました。はい。 話の雰囲気は好きなんだけどさやが重くて読むの怖くなりました。切ないとか一途とか思う前にひいてしまった。 主役と書かれてる舞原零央も前半はでてこないし、話の核となる朱莉先輩も後半でてこないし。そこらへん残念です。 でも前半の朱莉先輩とさやのやり取りが好きです。微妙な距離だけど新婚さんみたい← さやも零央もなんだかんだで自分が一番大切なのかなって思ってしまった。あとみんなもっと話し合おうよ…。でもある意味リアルな心かもしれない。以上。
0投稿日: 2011.12.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
表紙とタイトルに魅かれて買ったは良いものの長い間積読。 買うのも結構悩んだ末だったが、とりあえず恋愛メインは自分には向かないなと再確認。 期待通りのラストに安堵はしたけど、まあ一冊だけで満足。 どっかで隣人さんメインがあるなら読んでも良いかも。 このシリーズ最終巻が何やらシリーズで一番良いらしい。 中読まずに最終巻だけ読むのはやっぱ邪道だろうか…。 そして何故シリーズ名が『花鳥風月』なのだろうか…。
0投稿日: 2011.12.11
powered by ブクログなぜ新潟??っと思ったら、作者さんは新潟出身の方でした。 私は新潟県民なので親近感わきました。 本自体はワカマツカオリさんの絵が好きだから買ったんですが、割とあっさり読めました。 狭い範囲でここまでいろいろ起きるものですかね。 そして、主人公は零央君のはずなの一番かわいそうな感じになってました。 それぞれのキャラはみんな好きですけど、風夏さんが一番好きですね。
0投稿日: 2011.11.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
勘違いから始まる恋もあるよね。 紗矢、朱利、零央、風夏、蓮、夏音、そして稜。 雨の日に行き倒れていた紗矢から物語が始まって、順々につながってく。 零央の最初の登場がチャラそうだったから、「う~わ~ダメ男になってるパターンだったらやだな~」って思ったけど、そんなこともなくいい子でした。よかった。
0投稿日: 2011.11.09
powered by ブクログすごい雰囲気がすき 紗矢がなかなかにわがままな気もするけど,彼女の生い立ちとか思うと,許せる。 夏音のはなしが一番切ない。 いつ途切れるかわからない手紙を待つ。 二人は,まだ繋がっているような気がする
0投稿日: 2011.10.20
powered by ブクログ四人の視点で書かれていてよかった。 綾崎さんの言うとおり読む人によって 主人公が代わる作品だと思う。 私的には夏音が好きかもしれない
0投稿日: 2011.10.10
powered by ブクログワカマツカオリさんのイラストが大好きなので、それだけで期待大でした。 ワカマツカオリさんと、ストーリーがマッチしてて嬉しかった!! 冒頭の雨の出会いのシーンが好き。
0投稿日: 2011.10.01
powered by ブクログ切ない・・・!!紗矢がどっちとくっつくのか最後まで分からなくて「えっ・・・え?」ってなっていました。 けど綾崎さんのお話が好みなのか、この人の書くお話は基本的に好きです:)
0投稿日: 2011.09.27
powered by ブクログ綾崎さんの初作品。店頭で手に取って本文を少し読んで購入。 他にもたくさん本が出てるし、中古で買って読んでみたい。
0投稿日: 2011.09.26
powered by ブクログ表紙に一目惚れしてシリーズを一括購入してしまった。 常に雨が降っている薄暗い雰囲気。痛々しいくらいに切ないのは嫌いじゃない。
0投稿日: 2011.09.24
powered by ブクログ表紙の絵が人目で気に入って購入。 雨がテーマ。 雨が降る日のように薄暗い感じがしました。 少し現実味がないけど私は好きです。
1投稿日: 2011.09.23
powered by ブクログまず表紙が気になり、その後、各方面の書評の高さに興味を持ち購入。 初めて手にする作家さんだったが、1つ1つの話の面白さはもちろん、各話が上手くリンクしている辺りもなかなか気に入りました。 特に、第二話の朱利には“やられたッ!”って感じw あと、一応大団円的に話は終わるのだが、各話に絡んでくるれ零央の恋は結局どうなったのか…? そこがちょっと気になるのだが、同シリーズを読んだら判明するのだろうか???
0投稿日: 2011.09.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
雨をモチーフにした切ない話でした。個人的には零央と紗矢にくっついて欲しかったです!少しミステリーな要素があって私はおもしろかったです!
0投稿日: 2011.09.03
powered by ブクログ全体で一編でなく、3つの中編がよりあわさっている感じ。 登場人物のこれからが楽しみな話だった。 続きが読みたい。 朱利と紗矢の今後の進展も楽しみだし零央はちゃんと一人でたてるのかやってけるのか風夏が紗矢の正体を知ってもみんなの関係は変わらないのか稜の最後の手紙はどうだろう夏音は次に進めるだろうか エピソード的には3つとも直接的な関連はないので一編ずつ掘り下げていっても面白かっただろうな
0投稿日: 2011.08.29
powered by ブクログ物語が二転三転していく様子は読んでいて面白かったけど、それ以上にグッと来るものがなかったのがちょっと残念。 この本では一番姉妹がよかった。互いに意識しまくった結果がちょっとややこしい事になってでもそこがよかった。 ただ、三角関係の方は最後「え、ああ、うん・・・」状態だったけど。
0投稿日: 2011.08.24
powered by ブクログいろんな登場人物が絡み合っていて、好きです。夏音さんカッコいいです。 ベタな恋愛小説だけど、読みやすく、一気に読んでしまいました。
0投稿日: 2011.08.21
powered by ブクログ尊敬する方が『吐息雪色』を褒めてらしたからこれから読んでみたけど、拍子抜けした。作者の文章はわたしとは合わないようで、読んでいて辛かった。煮え切らない登場人物たちはある意味でリアルなのかもしれないけど、とても同調はできなかった。残念。
0投稿日: 2011.08.12
powered by ブクログ恋愛と言っていいのかよく分からないけれど、色々な人間関係を描いた連作短編。とても読みやすくて一息に読みたくなる。 2011/8/6 2012/10/16再読 2013/05/19再読
0投稿日: 2011.08.06
powered by ブクログ偶然の「雨宿り」から始まる、切ないラヴ・ストーリー。 ある夜、舞原零央はアパートの前で倒れていた女、譲原紗矢を助ける。帰る場所がないと語る彼女は居候を始め、次第に猜疑心に満ちた零央の心を解いていった。やがて零央が紗矢に惹かれ始めた頃、彼女は黙していた秘密を語り始める。その内容に驚く零央だったが、しかし、彼にも重大な秘密があって……。 巧妙に張り巡らされた伏線が、いくつも折り重なったエピソードで紐解かれる、新感覚の青春群像ストーリー。
0投稿日: 2011.07.29
powered by ブクログ突拍子もない恋愛小説とでもいうのでしょうか。 個人的には、これはありえないだろうというところの違和感が拭いきれなかったので残念でした。
0投稿日: 2011.07.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
普段、恋愛小説は読まないんだけど ジャケ+「空」買いで購入した1冊。 ワカマツさんがすごい好き しかし、内容もけっこう良かった! 普通の恋愛小説がどんな風に展開するのかは知らないけど この著者の作品は、「どんでん返し」があるのがいい。 意外な真実、とでも言おうか。 …ネタバレかなこれ?一応ネタバレチェック入れておこう。 あとは、イラストの影響もあるかもだけど キャラクタに雰囲気があって魅力的。 めっちゃ作りました、て感じの名前もいい。 著者のあとがきから滲み出る人柄が良かった。
0投稿日: 2011.07.27
powered by ブクログ好きだと思い続けた人が別人で、というあたりまでは面白かった。 朱利と零央との思い出の中の言葉の強さはすごく刺さった。 だから余計残念な終わりかなー。
0投稿日: 2011.07.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
文章がキレイで、優しい感じ。読みやすかったです。登場人物もそれぞれ個性がありました。 人間関係も単純なようでいて結構複雑で、読み応えがありましたね。 色々なエピソードがありましたが、夏音の話が一番切なかったかな。 ネタばれになっちゃいますが、振られまくってる零央が可哀想でしょうがないです(笑) 綾崎さんの他の作品も読んでみたいなと思いました。
0投稿日: 2011.07.17
