
総合評価
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powered by ブクログ短編としても1冊の本としてもまとまっていて面白かった。主人公のテンポのいい毒舌が半沢バリに気持ち良くきまっていたし。雑学豆知識もあり。他のキャラもいい。そこに尊敬でもってスポットを当てて、校閲って大変だけど面白そう、と思わせる物語がナイス。角田光代さんの解説も秀逸。続き気になる~読みたい~。
0投稿日: 2017.10.16
powered by ブクログ時代考証とか整合性確認は編集がやるものだと思ってたけど、そこまで校閲の守備範囲なのか。想像以上に広くて驚き。 小説としては主人公の好感度が上がり過ぎないようになってたり、各話ごとに主題がころっと変わったりする工夫が面白く一気に読んでしまった。
1投稿日: 2017.09.25
powered by ブクログ気楽に楽しく読めました ドラマの評判がよかったのですね 校閲という仕事を面白く興味深く書いている 人間関係もなかなかに面白い もうすこしワクワクさせてほしかったかな ≪ 校閲は 地味ですごくて 楽しいよ ≫
1投稿日: 2017.09.11
powered by ブクログドラマ化された本なんですね。 何処かで聞いた事があると思いました。 校閲という仕事がコミカルに描かれてますね。 読んで楽しくなります。 ドラマの方も観て観たいですね。
0投稿日: 2017.09.10
powered by ブクログ漫画『重版出来』でも取り上げられた校閲のお仕事。20数年前、初めてMacを入手してからMac専門誌を読んでDTPに面白さを感じたことから、校正にも興味があった。校正と校閲の違いをネットで調べると、校閲のほうがより幅広い知識を必要とするようだ。初めは主人公・悦子の性格に戸惑ったが、読み進めるうちにいつの間にか彼女を肯定的に見ていた。カバーのキュートなイラストも単行本と同じで良かった。
0投稿日: 2017.08.19
powered by ブクログいつも元気をくれる作家・宮木あや子。これも楽しすぎる。 主人公の悦子は、幼い頃から某出版社のファッション誌を一言一句暗記するほど読み込んだ。この雑誌の仕事に関わりたい、その一念で就職活動。入社を果たしたのに、配属されたのはファッション誌ではなく文芸書の校閲部。 著者は柚木麻子と仲が良いと見えて、柚木麻子の『私にふさわしいホテル』の中に宮木あや子が実名で登場していました。本作にはその『私に〜』に出てきた売れっ子作家の名前が出てきます。どちらも負けず劣らずの楽しさなので、ぜひ併せて楽しみたいところ。
0投稿日: 2017.07.14
powered by ブクログドラマがけっこう面白かったから読んでみた。 ドラマ見てなかったらちょっとわかりにくかったかも。 なんだかんだ言って悦子がしっかり仕事してるのがうれしい。 キャラはドラマのキャストと設定、なかなか良かったんじゃない。
0投稿日: 2017.07.04
powered by ブクログ校閲に興味があるけれどもライトに知りたくてこの本を。序盤は悦子の性格にひいてしまったけれど後半面白くなった。買って読んだけれど買うほどではないかも?でも続きもきになる。
0投稿日: 2017.06.30笑いました。
登場人物の一人一人が魅力的で、特に主人公の悦子の言動は痛快です。 不本意ながら校閲の仕事をしている悦子が仕事を好きになっていく過程や、小説家の苦労、現代の貧困問題などもさらりと書き込まれていて興味深いです。
1投稿日: 2017.06.16
powered by ブクログライトな文章であっという間に読める本。悦子のズバズバ言う性格が爽快!周りの同僚もキャラ豊かで面白い。続編も読む!
0投稿日: 2017.05.30
powered by ブクログ悦子がどんどん可愛く思える、元気になれる作品だった。米岡もステキだし、貝塚もなかなか憎めないなぁ 楽しく読めた。けど続きはどうするかなぁ。 作品それぞれに好みはあるけれど、他の作品も読んで見たいな、といつも思う作家さん。
0投稿日: 2017.05.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
元気になりたくて読み始めて、読み終えて元気になれた気がした。 主人公の悦子は言葉の正しさを司る仕事をしているとは思えない程に口が悪いのだけど、言っていることは結構的を射ていたりして、痛快という印象。 そう、悦子は基本正しい。お仕事に対しても基本的には誠実に責任感を持って取り組んでいるし、間違いがあれば素直に謝るし、自分の好きなファッションに対しては何よりも情熱的…バランスいいなぁ。 悦子のように生きられたら、大変なことがあっても、悲しいことがあっても、毎日楽しいだろうなと思う。 うらやましい、な。 ドラマとキャラの部署や関係性や基本的なプロフィールが微妙に違うのが興味深かった。 脚本家ってすごいんだなー。
0投稿日: 2017.05.13
powered by ブクログドラマを見てから小説を読みました。 大抵は、原作が良くて、映像化でガッカリとか 原作はたいして面白くなかったのに、映像化は案外よかった、とかなのに ドラマとは設定が微妙に違うけれど、どちらも良かった! ドラマでは、藤岩さんが同じ部署でいつも一緒というのはよかった 本郷大作夫妻の設定も随分違っていて、息子さんの方も小説では触れない(ように思う) エロミス小説の、校閲指摘、もっと過激なことになっていて、すごかった。 続編も読みたい。
1投稿日: 2017.04.29
powered by ブクログ一度単行本で読んだのだけど図書館で文庫を予約したままになっていたのを忘れていて、もう一回読んだ。キャンセルしてもよかったのだけど解説が読みたくて。そうしたらやった!角田光代さんだった! しかも角田さんの書かれていた校閲者のエピソードってもしかしたらドラマに使われていたのでは!? 校閲ガールのシリーズを読み終えて思うのは、ドラマは細かいエピソードをところどころ本当にうまく取り入れてくれていたんだなということ。よくできているわ~。ってこれはドラマの感想か。とにかく解説含め、やはり大変面白かったです。
2投稿日: 2017.04.12
powered by ブクログいつも行く図書館の分室でも毎月新しい本を買うてはるようで、新着本が届いたときはテーブルに並べてくれてはる。 ほんでたまたま司書の先生が並べはったタイミングに私が来館したようで、いわゆる 「平置き」 の 「新刊」 で、この本と目が合った。 タイトルは聞いたことがあるような気がするから、ドラマ化にでもなってたっけ? ひつこいけど現在の私はうじうじうじうじ悩んでますやん。悦子ちゃんみたいに、一本筋を通してサバサバッと渡り歩きたい! と、思った。 でも悦子ちゃん、口ではあれこれいうけどかなり真面目やんね・・・。 あっちこっちでなかなかの傍若無人ぶりかのように見えて、その行動の原点は全部仕事やったりする。 彼女個人について言及されたときは、言い返したいのをグッとこらえていたりするから、この子えらいなあ・・・。 あと、何か事象が起きたときに、 「私が悪いからこうなったのだ」 と、考える癖がついてる私からすると、 「起こったことは起こったこと」 と、割り切れるっていうのはほんまに憧れる・・・。 たとえ自分の失言で厄介な事象が起こったとしても、 「言うてしまった行為」 を、悔やむのまではセーフ。 「言うてしまった自分自身を否定」 と、いうのは、アウトやな。 客観的に見てたらよくわかるのに、自分を否定しても、あんまり、意味がない・・・。 校閲という仕事も面白おかしく書いてはったし、またその校閲を通して友人との距離感が変わったり、イケメンと出会ったり、作家との兼ね合いとか、とっても内容が濃かった。 これは続編があるのではないかしらと期待しながら解説を読む。 最近、解説がある本を読むのも少ないので、しかも解説が角田光代氏やったので 「おお」 とか思って読み始めて一行目。 エッ、著者って、「花宵道中」を、書いた人やったん!!! (今頃) どうりで、聞いたことあったはずやん。 聞いたことどころか、読んだこそすらあったわ。ほんますいません。 えー、改めて見直すと、「花宵道中」と、全然雰囲気違うやん・・・。 すごい。すごいな!? 解説で角田氏が書いてはるとおりやん。著者、いくつの引き出しを持ってはるん!!! そういわれてみれば、本郷先生と奥様の 「どうしようもないけど、当人同士が折り合いをつけたから、いいのか・・・」 と、いうようなスッキリしない感情は、「花宵道中」の、ときと似ている!! (「似ている」っていうか同じ作家) とりあえず急いで続編をリクエストしよう。 ちゅうか、「花宵道中」を借りたときに著者の蔵書も調べたと思うんやけど、そのときこのシリーズは蔵書であったかなあ・・・? ほんで、その「花宵道中」が著者のデビュー作やということやねんから、すごいな・・・。 「花宵道中」がデビュー作なのも(なんちゅうか初々しさがゼロで)すごいし、ほんで「花宵道中」からこの「校閲ガール」へここまで雰囲気を変えてしまってるのも、すごい・・・。 ■■■■ ■猫騙し 立合いと同時に相手力士の目の前に両手を突き出して掌を合わせて叩くもので、相手の目をつぶらせることを目的とする奇襲戦法の一つ。 相手に隙を作り、有利な体勢を作るために使われる。 普通の立合いではかなわないような、はるかに強い相手に対する一発勝負に使われるが、失敗すると一気に持って行かれてしまう可能性がある。 ■腸捻転 軸捻転,腸軸旋症ともいう。腸管が腸間膜,あるいは腸管自身を軸としてねじれること。移動性のS状結腸症があったり,その部分に瘢痕性萎縮があると起りやすい。一般に高齢者に多い。イレウス症状として急激な腹痛,悪心,嘔吐で発病することが多く,早期の手術療法が必要である。 (2017.01.15)
1投稿日: 2017.04.10
powered by ブクログドラマを先に見た。 超高速のテンポと、ファッショニスタ悦子のファッションチェックで、実際あまり内容が頭に入ってこなかったので、原作本も読んでみる。 原作もなかなかのテンポ感を持つ文体。 以前読んだ『泥ぞつもりて』とはかなり雰囲気が違う。 エロミス作家、本郷大作夫妻に振り回される巻? 失踪した本郷、そして家出した妻亮子の行方を捜すミステリと読んでよさそう。 自分とは異質な生き方をしてきた藤岩や今井を、その美点を見つけてさらりと受け入れていく悦子は、なかなか魅力的。
0投稿日: 2017.03.30
powered by ブクログ「意味ないじゃん!私の仕事は完璧なのに!」 さくさく読める。ファッション雑誌の部署に行くために、目先の「興味ない」仕事に一所懸命取り組む姿が、非難する言葉とは裏腹に素直で応援したくなる。校閲という仕事を垣間見ることもできておもしろかった。就活生のときに読んでおきたかったな。
2投稿日: 2017.03.05
powered by ブクログ結局ドラマを見ずに読んだ。 そして読んでみたら、ドラマを見る気がしなかった理由がわかった。 作者は、作者の小説世界は基本全部繋がっている(時代小説は除くとして)と言っていたけど、『憧憬カトマンズ』も『セレモニー黒真珠』も『婚外恋愛に似たもの』も片鱗が見える。 ただ、この1冊だけで、宮木作品の中でも格別面白い、ということはないかな。 続きが読みたい。 ところで、この小説を校閲していた人は、一体どんな気持ちで仕事してたんだろう(笑)。
0投稿日: 2017.02.17
powered by ブクログ出来ればもう少し「校閲」という仕事に特化した物語が読みたかった。 校閲部ならではのエピソードはあるものの、悦子が難なく校閲の仕事をこなしていることも、やけに優秀な校閲者であることも、何となく都合が良すぎる?気がしなくもない。 主人公だから仕方ないのかもしれないけれど。
1投稿日: 2017.02.16
powered by ブクログ憧れのファッション雑誌の編集者を夢見て、根性と気合と雑誌への愛で、 激戦の出版社の入社試験を突破し総合出版社・景凡社に就職した河野悦子。しかし、「名前がそれっぽい」という理由で(!?)、悦子が配属されたのは校閲部だった。入社して2年目、苦手な文芸書の校閲原稿に向かい合う日々。「こんなところ早く抜け出してやる」とばかりに口が悪い演技をしているが、 段々自分の本性がナマイキな女子であるような錯覚に陥ってくる毎日だ。そして悦子が担当する原稿や周囲ではたびたび、ちょっとしたトラブルが巻き起こり・・・。 石原さとみ主演でドラマ化もされた作品。波にのり続編も出ています。さくさく読めて話も面白い。校閲者と編集者の違いも曖昧だったので、自分の好きな本の裏側にこんな舞台があったんだなーと興味がわきました。校閲って地味だけど、絶対向き不向きが出る仕事だなと思う。だってのめりこんで読んじゃったら仕事にならないし、注意力散漫な人でもダメだろう。根気強く調べたりできる人じゃないと。たかが一冊の本でも、著者だけではなく多くの人が携わってできた作品なのだと思うと愛おしさが増します。書籍に関わる仕事は夢だったし、これからも夢のまま。だけど、こうして一部であれ仕事の内容をくすっと笑いながら知ることができるのは嬉しいことだ。
0投稿日: 2017.01.31
powered by ブクログドラマが面白いと話題だったので、ドラマは見ずに原作を読んでみた。 校閲と言う地味な仕事と、オシャレ命を上手く組み合わせてると思う。 しかし、小説を読んだ感じだと、石原さとみじゃなくて・・・
0投稿日: 2017.01.18
powered by ブクログタイトル通り、校閲する人のドタバタお仕事コメディ ドラマ化前から気にはなってたんだけどね 読むのはドラマの後になってしまった ドラマと違うところは新卒だったり藤岩さんが同期で編集だったりなところ あと、本郷時先生の奥さんがアレだったり エピソードは使ってるものもあったり、雰囲気だけ使ってたり でもまぁ、おおむねオリジナルかな 続編もあるし、機会があったら続きも読むかな
0投稿日: 2017.01.13
powered by ブクログあ、これも面白い。今年はなかなか当たりが続くなぁ。 これはたしかなんとか国際ブックフェスティバルで買ったのだ。版元のブースで、ドラマ化ちょい前だったのもあり展開していたので買ったのだ。宮木さん好きだし。 官能薄めの作品で、こんな風にも書けるんだー!って。この辺は解説の角田さんが美しくまとめておられるのでそちらに譲る。そういう意味で最後の一ページまで楽しい小説は実はあまりない。 校閲の仕事ってこんなのなんだね。編集でも出来る筋書きをあえて校閲としてディテールを作るセンス。言葉へのこだわりを感じる。 文中に小説内小説みたいのがあることが多くて。校閲の練習問題と思って毎回挑んだのだけど、驚くほど毎回間違えがわからなかった笑
0投稿日: 2017.01.11
powered by ブクログうわードラマのイメージ着く前に読みたかった。 チラチラと石原さとみがよぎって集中出来なかった…もったいない! 「セレモニー黒真珠」に連なるライト系宮木小説でした。 サクッと読めてエンターテイメント。 「憧憬☆カトマンズ」も読み返したくなった。 加奈ちゃんホント良いキャラしてるわ~
0投稿日: 2017.01.09スゴい!・・・解説が・・・
読んでいたら知らない間に読み終えていました。 なんだか軽い本だなぁ程度に思っていたのですが、あっという間に読めてしまうのには、理由があった! それが、角田光代さんの解説に滔々と語られております。スゴいじゃないか!宮木あや子! 私は、小説内小説が嫌いで、読み飛ばしていたのですが、これもスゴいテクニックらしいです・・・ハイ・・・読み直していませんが・・・。 私は男なのですが、この本で分かったことは、男性のような言葉を話す女性が大嫌いということです。 「・・・・じゃねーよ。」とか・・・そういうしゃべり方をする理由は書いてあるんだけど、もうこのキャラクターを受け付けない・・・・。 古い人間ですね。ドラマでは、石原さとみが演じていましたが、よくこんなオファー受けたなぁと思っていましたが、小説も一緒でした。 こういう小説は初めてでした。解説がないと、ちょっと嫌な本だなぁという感想だったと思います。 それが、「この著者はスゴいテクニック使ってるんだ!」「文芸のぶの字も分からない自分がレビューを書くなんておこがましい!」って思えるくらい解説がうますぎる! 小説を読んで、ぜひ解説を読んでください。そうすることでこの本がとても面白くなります。 仕事の描写は中途半端で、もう少し仕事に焦点を当ててくれたらいいのに・・・という思いから★マイナス1。 仕事の描写は、三浦しをんさんの「舟を編む」や「 神去なあなあ」シリーズのほうが、仕事への焦点の当て方が巧いと感じました。
3投稿日: 2016.12.25
powered by ブクログ普通に面白かった。 いろいろ書き込んだら長くなるのをスパッとしてるから無駄に長くならず、テンポよく進んでいく。 その中でも物語が面白くワクワク出来る。 いい作品だし、いいシリーズかな。 ドラマみたらよかったかな。
0投稿日: 2016.12.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
おそらくこの作者にしかできない 独特の筆運び。テンポが心地よい。 トントンと物語は展開し 雑誌も文芸も扱う出版業界特有の 複線の時間が流れる社内で 善良な業界人たちが 妖怪よろしく 跳梁跋扈する。 あーこんな中にいたよなあ。 週刊誌校了間近の殺気立つ職場を 少しだけ懐かしく思い出した。 戻りたいとも思わないが。 これ、文句なく面白い本です。 文体と悦子の内面のカオスが よく似合ってる。 章ごとの悦子の研修日記。 「あとで、しらべる」という覚書が どうにもツボにハマってしまった。 校閲という仕事の果たす意味を ここまでしっかり見究めてくれた 作家さんっていないんじゃないかな。 なんだかレビューも ばらばらになったけど。 これ、面白いですよ。 大切なことなので二度言いました(笑)
1投稿日: 2016.12.10
powered by ブクログ悦子の口の悪さにどん引きしたけど、だんだん引き込まれていった。作家先生と顔を合わせる異例の展開も、さほど不自然でなく描かれているかなと。 実際の校閲の人は、初校と再校ではできるだけ違う人が見るようにしていると、とある講演会でおっしゃっていたけれども。(なるべく違う目で見た方がまちがいを見つけやすいので。) テンポがよくておもしろかったです。
0投稿日: 2016.11.22
powered by ブクログ登場人物がみんな個性的で、読み切り形式なのもスピード感があってとても読みやすかった。 校閲のお仕事、興味はあるけど、大変そうだな・・・ 角田光代さんのあとがきも、作家から見た校閲者の姿がよくわかって楽しい♪
0投稿日: 2016.11.21
powered by ブクログ単行本が出たときに読みたいと思って文庫化を待っていたら、テレビドラマ化!ドラマを見ながら原作を読むという形になった。校閲がどんなことをしているのかはなーんとなく知っていたけれど奥が深いね。そしてこの主人公は「いや、本当はそんなことやらないから」という突拍子もない人間と。まぁ素人が読んでいても(ドラマを見ていても)「お話だから」と分かる(^^; それにしてもたまに、あきらかにおかしい描写の本もある。あれは校閲も見逃したか、校閲の指摘を作者がそのままとしたのか。一度、ミステリー小説でほんっとーーーにおかしい描写を出版社にメールで指摘したら、担当編集者からお礼のメールが来たことがある(笑) 著者からもお詫びとお礼を、というメッセージ付きで(^^;
0投稿日: 2016.11.18
powered by ブクログドラマ化作品読んでみようシリーズ テンポがよくて読みやすく面白い。 ドラマとは設定が違うところもあるけど、ドラマも小説も楽しめる。
0投稿日: 2016.11.14
powered by ブクログドラマ化されることと、主人公が不本意な配属先で働くという設定に興味を持ち読んでみた。想像していたより軽めなストーリーだったが、出版社について知れて面白かった。
0投稿日: 2016.11.03
powered by ブクログエンタメとして面白かった。展開が書店ガールに似ているかもしれない。作者の宮木あや子さんはずっと気になってたが、初めて本を手に取った。読みやすい文章だった。解説の角田光代さんも書いていたが、続きが気になる。装丁も面白かった。 一点だけ。校正を題材にしている以上、「関る」が2箇所使われているのが気になる。文脈的に読みは「かかわる(=関わる)」ではないか?「あずかる」として読ませたいなら振りがな振った方が分かりやすい気がする。(P.67)
0投稿日: 2016.11.01
powered by ブクログ最近、〇〇ガールというタイトルが多くて敬遠していました。でも、たまたまドラマを見たら面白い!原作はどうなのかしら~と思って読んでみました。 最近、中学生へのアドバイスとして「好きなことを仕事にせよ!」というものをたくさん目にする機会があって、なんかちが~うと思っていた。好きなことを仕事にできたら、それはそれで幸せなのかもしれないけど、好きなこと以外の仕事につくことは不幸なのか?世の中には、未だに私には知らない仕事もあるはずで、好きなことを仕事に!というのは、個性が大事というのと同じくらい、視野を狭めて、結果、自分を苦しめる結果になるのではないだろうか。自分では気づかない適性があるかもしれないし、好きだと思っていることの幅が狭くて、本当はその枠の外に好きなことがあるかもしれない。あまり好きなことをとか個性をとか言わないほうがいいのではないか。そんな気がする今日この頃。縁があったもの、好きなもののまわりにあるものにこそ心を配る。それが豊かさにつながるのではないだろうか。そんなことをまとまりもなくつらつらと思いながら読んだ。 そう主人公は校閲なんて興味なんて全然ないのだ。それでも一生懸命に仕事をして、校閲の意義を見つけ出そうとしている。そういう姿勢が大事なような気がした。2巻3巻と出ているようなので、はやく文庫化されてほしい。ドラマの展開も楽しみ!
0投稿日: 2016.10.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
初の作家さんだけど、ドラマも面白いし読んでみました。結構本も良かった。 自分が本を読んでいて、正しい文法やすんなり入ってくる文章は校閲のおかげなんですね。感謝してます。校閲してみたいな〜と思ったんだけど、本好きは止めたほうがいいのかな。 活字という活字はすべて校閲する、というプロフェッショナルな仕事を尊敬しつつも、将来的にはAIでどうにかなってしまうのではと思ってしまった。。
0投稿日: 2016.10.22
powered by ブクログ帯文:”連続ドラマ化決定!” ”ファッション誌の編集者になるはずだったのに、どうして私が校閲に!?” 目次:第一話 校閲ガール!?、第二話 校閲ガールと編集ウーマン、第三話 校閲ガールとファッショニスタとアフロ、第四話 校閲ガールとワイシャツとうなぎ、第五話 校閲ガール~ロシアと湯葉とその他のうなぎ~、エピローグ 愛して校閲ガール、解説 角田光代
0投稿日: 2016.10.18
powered by ブクログ2016.10. 10 ファッション誌に夢中、おしゃれに夢中という人物に共感しないけど、そういう人がいるのだろう。 職場のプリント作成でミス連発する私には、校閲してくれる部署が必要かも。 世の中の本、作者に尊敬してたけど、校閲者はもっと大変。自分の好みに合わなくても読み込むわけだ。辞書片手に、時代背景や人物名、その他もろもろの辻褄合わせ、前後の脈絡まで調べつくす。地道な作業だ。 軽い悦子の記憶力、粘着気質に目をつけたのは、さすがエリンギ。 はじめは、お気楽、ミーハーでありがちな失敗談で、なかなか読めなかったけど、中盤から俄然面白くなってきた。。。。
0投稿日: 2016.10.16「解説」込みで
TVドラマとは、ちょっとおもむきが違う感じ。 「校閲」という仕事の凄さ、魅力が伝わってくる。 悦子と一緒に校閲にチェレンジしてみるのも楽しみの一つ。結構難しい。。。。 ただ誤字を探すだけかと思っていたのが、大変申し訳なくなってきます。 巻末の角田光代さんの解説も読むと、さらに校閲の凄さがわかります。 話としては、悦子のその後が気になる。
7投稿日: 2016.10.11
powered by ブクログドラマ前に読まないと!と、積ん読本から手に取る。明るい宮木作品は黒真珠以来。 クールなムール貝が妙にツボる。キャラ立ちしていて読みやすい。実際、あんなに口の悪い新入社員がいたら、異動どころか引き取り部署なくなるのでは?と心配。字の間違い以外にもいろいろとチェックがあるなんて、校閲とは大変な仕事だな。 ドラマは設定改変多過ぎて、お気に入り漫画が映画化された時並みに苦い気持ちに。個人的には、ドラマ見た後に原作読んだ方が楽しめたかも。
1投稿日: 2016.10.08
powered by ブクログドラマが始まったので、興味があって読んでみた。 内容が面白い! ドラマではわからないことが多いし、やっぱり本だと思う。 ファッションがどんなだか?とか絵がないのでわからないけど、主人公の人柄とかが、思っていたよりも良い。
1投稿日: 2016.10.08
powered by ブクログファッション好きの主人公同様で一見チャラチャラしてるようにみえるが、その実一本筋の通った志の高い小説だ。
0投稿日: 2016.10.03
powered by ブクログ悦子が社内外の愛しいおばかさん達に巻き込まれながら成長(?)する話。一話完結の短篇集形式で悦子と周りの会話含めてやりとりが全体的に馬鹿らしくて笑える。 校閲というかなり地味なお仕事ネタを取り上げているにも関わらず、予想以上に面白かった。
1投稿日: 2016.10.02
powered by ブクログ石原さとみがドラマをやると知って読んでみた。ら、面白そう!おしゃれな設定は絶対活かしてほしいなーーー
0投稿日: 2016.09.29
powered by ブクログテレビドラマに先駆けて原作お試し。 長女は気に入ってすぐに読み終わって続きが読みたい様子。 出版社の校閲部のお仕事はまさに「地味にスゴイ!」 女性誌編集者になりたい一心で入社したおしゃれな主人公がなぜかそんな地味な部署に回されて、置かれた場所での仕事ぶりを認められて夢をかなえるべく奮闘(ちょっと毒舌だけどこの辺の感覚がまっとうなのはいい)。小説の中に小説があり、ミステリー仕立てのところもあり、自他や仕事についての気付きあり、これはたしかにドラマになりそうだし、実際に見てみたくなるし、続きも気になる。
0投稿日: 2016.09.29感動的に読みやすい
いわゆる裏方のドラマってのは面白い。 出版物の校正(校閲)をしてくれる人と、一般の読者が接することはない。一般読者にとっては、校正者の存在すら気付くことはない。だが、出版に校正は不可欠だ。 これは、不本意ながら校閲部に配属された女性が中心となったドラマ。ちょっとした謎解きも組み込まれていて、あっという間に読めた。
5投稿日: 2016.09.27
powered by ブクログタイトルにひかれて買ったけど、そのあとドラマ化することを知って、キャスト当てはめながら読んだら楽しかったです。ドラマも楽しみ。続きも読みたい。
0投稿日: 2016.09.25
powered by ブクログ主人公 河野悦子は、憧れの雑誌編集者になるために出版社へ入社した。しかし、配属されたのは活気ある部署とは程遠い校閲部。 そこでの悦子の仕事のこなし方、同僚や勤務外での仲間とのテンポ良いやり取り、ファッションや美容への並外れた関心度と知識の豊富さに、止まることなく読み進められた。 校閲という縁の下の力持ち的存在の仕事だが、説明っぽくなく、イメージしながら楽しく読むことができた。
0投稿日: 2016.09.22
powered by ブクログ感想はブログでどうぞ http://takotakora.at.webry.info/201609/article_3.html
0投稿日: 2016.09.20
powered by ブクログ宮木あや子は雨の塔のイメージが強く、この文章に面食らい しかも校閲の話なのにテンション軽すぎ! と思ってはじめは敬遠していたんだけども このたびのドラマ化にあたって読んでみることに。 結果とてもおもしろかったです。
1投稿日: 2016.09.14
powered by ブクログ主人公の悦子はファッションが大好きで、憧れのファッション誌の編集者になりたくて出版社に入社したのに、配属されたのは校閲部。編集者が出てくる小説は多いけど、校閲というちょっと地味な部門に光を当てている点が新鮮で、クスリと笑え、でも軽すぎない、面白いお仕事小説になっていました。部長、同期に、エロミス作家と脇のキャラも多彩だし、アフロとの恋の行方も気になるし続編が出ているのも納得です。早く続きも文庫化されないかな~。ディセンバーズとか『婚外恋愛~』の小ネタを挟んであったり、『黒真珠』とのリンクに思わずニヤリ。
0投稿日: 2016.09.10
powered by ブクログいわゆるオシゴト小説は好きで、校閲という、あまり馴染みのない職業にスポットを当てているのも興味深かったのだが・・・イマイチ入り込めなかったのは、キャラクター設定だろうか?主人公が毒舌キャラというのはいいのだが、いわれのない毒舌過ぎて共感が持てなかった。
0投稿日: 2016.09.08
powered by ブクログ仕事、恋愛、友情、ミステリー。章ごとに表情が違って、さらりと楽しめる。 アフロとの恋の行方は…続く!
0投稿日: 2016.09.06
