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ヒポクラテスの憂鬱
ヒポクラテスの憂鬱
中山七里/祥伝社
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総合評価

148件)
3.8
22
69
45
5
0
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    正式に法医学教室の助教となった真琴 そこへ県警の掲示板に〈コレクター修正者〉を名乗る書き込みがあり 自然死・事故死に紛れて犯罪が隠されていないか見極めろと 真琴と古手川刑事のコンビは似た者同士で相性いいんだろうけど…えっ? それしちゃいます?

    0
    投稿日: 2022.02.28
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    コレクターの事件おもしろかった! 全部があの犯人の仕業ではないというのは途中からわかって、 第2のコレクターはもしかすると…?? とぼんやり思っていた推理が当たったけど、 動機が思ったより下衆だったな~。 本来亡くならなくてよかったひとが亡くなってしまったのがすごく悲しい。 後味悪い感じだったけど、ストーリーはとてもおもしろかった!

    0
    投稿日: 2022.02.26
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    ヒポクラテスシリーズ第二弾、今回も楽しませてもらいました。異状死体を常に解剖するわけにはいかない、遺族の感情もある。いろんな制約のなかで、斯界の光崎教授の判断、技術はもちろんのこと、今回は前作より真琴先生の活躍が目立った作品でした。古手川刑事も犯人を追う姿勢より法医学教室に対して見せる別の側面、著者のキャラクター作りが本当に秀逸です。

    0
    投稿日: 2022.02.17
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    ヒポクラテスシリーズ第ニ弾。 今回は真琴先生の成長ぶりが窺える。また、古手川刑事と今後どう進展していくのか楽しみである。 法医学に焦点を当てたこのシリーズは、ひとつひとつの章が独立しており、さくさく読める。 やられた感は感じないが、人物のキャラが立っており、イメージしやすい。

    0
    投稿日: 2022.02.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    前作に続き、早々に読み終える。 変わらずのテンポの良さ、難解な用語もあるが勢いそのまま止まらず読み進めてしまう。 続編が出ているとの情報入手。本屋へ再び駆け込むが見当たらず、ネット注文してしまった。

    0
    投稿日: 2022.01.25
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    さくさく読むことが出来ます。 この本を通じ、事実が明らかになる事案とそうではないものが、予算によって分けられてしまう悲しい現実を知りました。

    5
    投稿日: 2022.01.20
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    2作目。サクサクと読み進みます。 光崎教授の影は薄くなり、真琴と古手川が暴走してます。とは言えその暴走が無ければ犯人の思うまま。小説だけの話であって欲しい。

    6
    投稿日: 2022.01.09
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    シリーズ第2弾。 6つの検死!(要は短編6つ。検死してない火葬済のも1つあった^^;) 全てに共通するのは、コレクターなるものからの書き込み。 お前!何様のつもりやねん! 司法解剖する予算がないし、解剖する人もおらんから、事件性のなさそうなのは、なおざりにされる… でも、その中に殺されてしまった人が… コレクターに指摘され、県警は大慌て。 で、更に予算なくなっていく〜 ねぇ!政治家さん達、交通費で100万も貰うんやったら、こっちの予算に回して下さいな!未だに解決してないし… このシリーズは、スイスイ読めて面白い。今回も一気読み! 真琴先生と古手川刑事のコンビも板について来た! コレクターは、何となく読んでると分かって来る。登場人物から考えるとね。 続編もまだあるし、また読も!(^_^)v

    32
    投稿日: 2021.12.20
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    個人的に前作がとても面白かったので期待して読み始めたものの、その期待値が大き過ぎてしまい前作のように、時間も忘れて一気読み読み。というようなことが今作はできなかった。 それでも普通に面白い作品であるとは思います。 前作の流れから、ただただ期待し過ぎて自らハードルを上げてしまった自分自身に今回は敗因があると思いました。 それでも次回シリーズに期待してしまう自分がいるのは、作家が中山七里だからでしょう。

    4
    投稿日: 2021.12.19
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    コレクターと名乗る者が、警察の掲示板に、解剖をせずに事件が見過ごされているという趣旨の書き込みを行った。 これに振り回されて、解剖件数が膨大になり予算が底をつく。解剖費用は一件あたり25万、しかし警察から支払われるのは16万、つまり解剖するたびに赤字になるというシステムの不備がある。 コレクターの狙いは何なのか?書き込みを見ると法医学の知識があるようだ。 書き込みで得をするやつは誰だ?

    1
    投稿日: 2021.12.07
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    ヒポクラテス 2作目 いくつかの物語が最後につながっていく ヒポクラテスの誓いを読んだときは、若干ストレスを感じながら読み進めた 今回は、最後には繋がると思っていたので楽しめた キャラクターの特徴も知っているのですんなり読めた

    2
    投稿日: 2021.11.28
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    古手川刑事と真琴先生のコンビがなかなか良い感じ。前回と同じく、さらりと読めた。うーん。犯人がなんとなくパターン化してるというか、想像できちゃったな。身近に悪い奴、いるもんだな。

    1
    投稿日: 2021.10.14
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    法医学教室の光崎教授、キャッシー准教授、晴れて助手になった真琴と古手川刑事、渡瀬が事件を暴く。 渡瀬班長の言葉が、解剖のメスの如く自分の身体を切り裂いていく。「出来の悪い記者みたいに結論ありきでモノを考えるな。都合良さげな話に引き摺られるな。何かに都合のいい話ってのは別の何かに都合が悪くできている。思惑に惑わされるな。事実と論理だけで考えろ。」 キャッシー准教授の言葉が臓器を切り刻む。「いつもあるものを見ようとする癖をつけてはいけない。無いものを探すのも重要です。」心に刺さる言葉が散りばめられている作品である。

    3
    投稿日: 2021.10.13
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    ヒポクラテスの誓いも読んでの憂鬱でしたが、前回同様、とても面白く読みました。期待を裏切らない小説でした。次回作も楽しみにしてます。

    1
    投稿日: 2021.09.15
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    1作目を読まずに手を付けてしまった のが悔やまれる。 まぁ近日中に購入するのは間違いない。 ヒポクラテスの誓いの意味を 1作目で理解して読めなかったのがとても残念。 解剖することでしか明かされない 死者の声。死因の真実。 現代ではどの程度明かされ どれくらい究明されないまま 闇に葬られているのだろう。 この余韻のまま早めに1作目を 読破せねば。

    1
    投稿日: 2021.09.03
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    今回も面白かった。 ただ、検体の死体を首つらせる描写はやりすぎやないかと思ってしまった。 コレクターの謎も解けた回であった。

    2
    投稿日: 2021.08.11
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    話の流れから身近に犯人いるんだろう、と思ってたけど、最後のお話にはやられましたなぁ。 関係者のキャラが際立ってきて続きも楽しみ 2021.8.9 97

    2
    投稿日: 2021.08.09
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    ヒポクラテスシリーズも面白い! 登場人物のキャラクターも個性豊かで、濃ゆい。 岬洋介シリーズに比べるとやや中身が薄い気がするものの、続きが気になり次巻へ手が伸びる。 真琴と古手川の今後にも期待。

    6
    投稿日: 2021.07.12
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    * はれて解剖医になった真琴は この道の権威である光崎教授と キャシー准教授から指導を受ける。 事故、殺人、自殺、異状死の原因について 解剖で死者の声をきく コレクターの警視庁への書き込みにより 解剖の数は一気に多くなる。 死亡の原因に誤りはないか。 コレクターとは誰なのか。 生者への医療、死者への医療は お金や権威で不平等となっても仕方ないのか。 物言わぬ死者だからこそ、必要な医療について 考えさせました。

    3
    投稿日: 2021.07.12
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    前作研修医の真琴先生が助教授になり、相変わらず独裁者の光崎先生に、キャシー先生と周りを固める人達に囲まれ、ますます怪しげな事件とも事故ともわからない事柄に追われ、それでもなんとか進んでいくそんな内容でした

    1
    投稿日: 2021.07.11
  • まるで水戸黄門を見ているようで

    テレビの水戸黄門を見るようような、印籠代わりに解剖メスを持ち、悪徳商人を撃破する爽快感に溢れる作品ですね。中山七里の博学と取材力にも大いに驚かされる作品です。

    0
    投稿日: 2021.07.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今回はコレクターと名乗る人物が起こった事件の被害者は本当に想像通りのものなのか解剖により本当の死因を明らかにするという作品。5つ目の章で犯人が姉の不審な自殺が本当に自殺だったのかを調べさせるためにやったものだと思われた。しかし、その2件は犯人と繋がっていたもう一人の人物のためであっただけであった。他のコレクターは模倣犯だった。女性警察官が自殺したことにより、犯人がその女性を殺すための布石だったことがわかった。さすがどんでん返しの帝王。ただ、ある程度の登場人物が毎回逮捕されている。古手川と真琴はどうなる?

    1
    投稿日: 2021.06.13
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    短編が繋がって、ひとつの大きな謎を追う。 前作で医大の法医学教室へひょんなことで入り込んだ栂野真琴が、偏屈老教授光崎と法医学の魅力に引き込まれて助教授になって登場。 古手川刑事とのコンビで事件解決の一端を担うのは前作通り。短編の一つ一つが、事件性が全く無いと思われたものを突き崩していくのが見事。

    3
    投稿日: 2021.05.09
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    図書館で。どうやらシリーズ物の2巻だったらしい。 コレクターなる怪人物の書き込みの所為で、検死数が増え予算が足りない…という辺り、実にシビアだなぁと思いました。それにしても事件性を疑われずに処理された犯罪とかも結構あるのかなぁ…と思うとちょっと怖いですね。いや、大分怖いですね…

    0
    投稿日: 2021.02.20
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    コレクターを主軸に、数々の事件の真相を法解剖で暴く。 若干、ストーリーが通り一辺倒だが、一つ一つ描写が丁寧で惹き込まれるのには十分な作品であった。 真琴と古手川の今後にも期待したい。

    0
    投稿日: 2021.02.20
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    面白かった。何となく無理やりな気もするけど、読了感はスッキリした。 真琴先生と古手川さんがどうなるかな?次の作品も早く読もうと思う

    0
    投稿日: 2021.02.09
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    終盤に来て、新しい登場人物とその自死。いきなり強引な展開だと思わなくもないが、そこはうまく本編と結びついていて、読了感はすっきり。

    0
    投稿日: 2021.01.07
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    シリーズ第2弾。主人公の法医学に対する葛藤もなくなり、むしろ暴走。渡瀬班長がいい。犯人の行為と動機はイマイチ。

    0
    投稿日: 2020.12.04
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    面白かった。 1冊目で、短編で一つ一つの事件があり、それをまとめる事件が一冊となる構成がわかったので、全体の犯人探しをする。 すぐ目星はつくんだけど、何故か? それは最終話で、わかる。 推理としてはわかりやすいものだった。 この複数の短編事件とひとつにまとまる事件の構成は読みやすい。

    0
    投稿日: 2020.10.27
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    前作同様法医学の世界を堪能できました。古手川の活躍が嬉しい!渡瀬班長の出番も多く、法医学教室メンバーもよし!コレクターの動機には感嘆した。上手すぎる。 真琴先生が成長しまくったので、今作はどうかと思っていた。しかし、古手川が大活躍でいい感じです。ラストを読む限り次作では古手川の観察眼はよくなっているのかな。 そして光崎先生は最高。 次作も楽しみです。

    2
    投稿日: 2020.10.23
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    異常死体をめぐる法医学ミステリーシリーズ。 今回は警察の掲示板に書き込まれた謎のメッセージを軸に、主人公の女性医師と青年刑事が死者の言葉を頼りに事件の真実にせまる。 本作で特に良かったのは、青年刑事古手川の苦悩や情熱が丁寧に描かれていたこと。 あくまでメインは解剖による死因究明だが、法医学と警察のコンビが読んでいてとても熱く、そして微笑ましかった。 殺人事件が多いので重たくなりがちだけど、そこは作者の読ませるチカラ。 読了感は切なくもあり、清々しくもある。

    3
    投稿日: 2020.10.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    法医学教室シリーズ、第二弾。『求めるものは、この遺体が教えてくれる』連続する事件【コレクター】に対峙するいつもの面々、真琴先生の成長も著しくて微笑ましいな。再読だけど忘れてるところがたくさんだったから、今回もどっぷり中山七里沼に嵌まって、読了。犯人は薄々気づいたけど。

    3
    投稿日: 2020.09.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    中山作品で初めて犯人が当たりました。っちゅうのか、この人のことを疑わなかった読者なんていないような気がする。しかし最初にいろいろあったとはいえ、自分の誤りをちゃんと認めるマトモな人だと思っていたのに、こんなゲス野郎だったとは(泣)。最後の数頁でまたひっくり返されることを期待してしまったじゃあないですか(笑)。 余談ですが、「名刺が挟めそうな眉間のシワ」という表現がありました。わりと最近読んだ荻原浩の作品中に「五百円玉が挟めそうな眉間のシワ」という一文があったのを思い出し、どっちが深いシワだろうかと本気で考えてしまいました。丈なら名刺、幅なら五百円玉のほうかしらん。 古手川さん、そのうち班長にオイシイところを持って行かれないようになるといいっすね。

    3
    投稿日: 2020.08.31
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    慢性的に予算不足で人不足の法医学教室が舞台。不愛想だが腕は超一流の老教授が格好良すぎる。異常死体のほんのわずかな違和から鉄壁のアリバイを崩し、見事に解決へと導いていく。中には死者本人の組織も肉体の欠片も残されていないそんな難題にも果敢に挑み、たちはだかる難題、壁を次々と乗り越えて行く。法医学者としての覚悟、信念、執念に頭が下がる。表現力も秀逸。解剖シーンでは思わず目を背けてしまった。短編を楽しみながら謎のコレクターに思念をめぐらせる。何度も楽しめるのも魅力。

    3
    投稿日: 2020.05.23
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    前作のヒポクラテスの誓いよりも、全体に繋がりがあって面白かった!後半、マネーの話ばっかりだったけど、かなりリアルな状況なんだろうな。生かすために使うお金と死んだ人に使うお金、目の前に瀕死の人がいたら助けるためにお金使うしなぁ。最後の一行、すごく好き(笑)キュンってもってかれました!

    2
    投稿日: 2020.05.19
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    知人に『ヒポクラテスの誓い』をおすすめされて手に取った本。中山七里はこれが初めて。 ヒポクラテス以下のタイトルに注意を払っていなかったのでうっかりシリーズ2作目の”憂鬱”から読んでしまった。 結果、既に出来上がった関係性と空気感にソワソワするコミュ障の立ち位置で物語を読むことになってちょっと具合が悪かった。これはキャラクターに馴染めなかったコミュ障の僻みかもしれないけど、日常生活であまり使わないような慣用句や仰々しい言い回しが多用されて小難しい印象だったのに、主人公たちの恋愛模様の部分は急にめちゃくちゃ安っぽい単純なラブコメの香りがするから違和感があった。 1作目から読んでたら物語全体をもうちょい楽しめたのかなーと思うと自分の不注意が残念。 法医学モノのミステリに触れるのは初めてで新鮮だったし面白かった。馴染みのない医学系?の単語が多かったから始めは少し怯んだけど、それをさらりと読ませてくれたのすごかったな。 「荼毘に付す」は「火葬する」の意。語彙増えた。使うとこないけど。

    2
    投稿日: 2020.03.29
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    冒頭のアイドルの死のインパクトがすごい。 「コレクター」の投稿をきっかけに始まるお話ですが、作中コレクターの存在があまり感じられないのが、ちょっと物足りないかな。解剖シーンが多いので、日本でも映像化は難しそうな作品。

    3
    投稿日: 2020.03.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ヒポクラテスシリーズ第二弾。誓いからそのまま流れてきました。 大筋はコレクターを突き止めるところで進むんだけど、各章ごとでも楽しめる。登場人物のキャラクターがそれぞれかなり立ってるので情景が目に浮かぶようw 本作では渡瀬班長も登場。こっちでもやってくれますねw 法医学が題材だけど、わりとさらっと読めるのであっという間。 ただ、コレクターの正体はわりと早い段階で気づいてしまったかな^^;

    0
    投稿日: 2019.09.14
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    二作目ははなから連続性が示唆されていて フーダニット、ホワイダニットはともかく どうつながっていくのかが関心の的。 二作目は死体もハードさを増して 問題解決もハードさを増し、 タイトルのつけ方がカエル男の雰囲気で 結末の判断・評価は読み手にまかせるが、 古手川だけではなく班長も顔をだすので、 全体的には世界観の共有という点で星四つ。

    0
    投稿日: 2019.09.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    前作からだいぶ時間が経って出た続編。たぶん(^ ^; 前作の内容はうろ覚えだったが、 読み始めたらすぐ強烈なキャラの登場人物が 鮮やかによみがえって、生き生き動き始めた(^ ^ そう、登場人物が一人ひとりみな個性が強いので、 ちょっと「マンガっぽい」印象を受ける。 連作短編集で、一話の分量が決まっているせいか、 やや「ひねり」が少ないような気もした。 「コレクター」の「正体」も、「よくある意外性」 って感じで、途中からオチが読めた。 が、それでも全体通して楽しく読めました(^ ^ 検視・解剖だけでない「大学の暮らし」とか 県警の予算が...などという話もリアル(^ ^ 石原さとみさんの「アンナチュラル」を見たせいか、 全体的に「テレビドラマっぽい」印象かな。 決して悪い意味ではありませんが(^ ^

    0
    投稿日: 2019.08.28
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    ヒポクラテスシリーズ第2弾。 「コレクター」と名乗る人物からのネットへの書き込みにより、法医学教室の真琴たちが司法解剖に忙殺される。 コレクターの狙いは何なのか。 司法解剖制度にも一石を投じるミステリーとなっているが、著者の代名詞ともいえるどんでん返しは、ちょっと薄味。

    7
    投稿日: 2019.08.25
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    一 墜ちる/二 熱中せる/三 焼ける/四 停まる/五 吊るす/六 暴く "憂鬱" 二冊目 医大法医学教室の教授らによる司法解剖。死因を見極める作業に技術・知識・推論等々が不可欠なのはもちろん、やっぱり先立つものはアレなのね。ちょっと重かった。

    3
    投稿日: 2019.08.01
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    小手川さんご活躍。 法医学教室でのお話よりも、事件を追っていくところがメインでした。コレクターが凄い中途半端でしたが、お話の流れとしては面白く読めました。 でも、どんどん渡瀬班長が出てくる本のほうが読みたくなってきました。 真琴と小手川をくっつけるのは安直過ぎるのでやめてください。

    2
    投稿日: 2019.07.31
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    このアプリを入れてから記念すべき1冊目がこの「ヒポクラテスの憂鬱」だった。全体の感想としては月並みな感想だがとても面白かった。6部構成になっており、時系列はそのまま流れていくが出てくる事件はどれも胸糞が悪くなるような、苦虫を噛み潰したような気持ちにさせられた。だが、それと同時に様々な登場人物の他人に対する感情はどういったものでそれが、渦巻くということが少しわかったような気がした。また今回法医学、解剖医がメインの話でもあり生きている人ではなく死んだ人に対する考え方を考えさせられた。個人の感情と組織、営利の面からみた思いなどどう言った問題でもぶつかる問題を再度提起をしているように感じた。稚拙な文章で申し訳ないですが一般的な大学生の感想としてここにーー。

    2
    投稿日: 2019.07.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    新米法医学教室の真琴と古手川コンビの話。 コレクターと呼ぶ謎のメッセンジャーに振り回されていた埼玉県警。その操作感の古手川と不審死を解剖していく光崎教授の会話も面白いが、今回は結構あの渡瀬警部が登場する。6話目で、出てきた女性警官の死でピークになり、とうとう犯人がわれる。 意外な犯人にその原因も明らかに。結構話しの内容が濃い。 うまい。よく練られている。

    2
    投稿日: 2019.07.03
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    東野圭吾ガリレオシリーズのオマージュ的作品だろうか.しかし,現実世界ではほぼ不可能な実践,すなわち死体解剖実施を,教授の御威光やら何やらで解決してしまっている現実との乖離点は,極めてフィクション色を強めてしまっており,もう少し現実における社会問題点として強く提起しても良いのではないかと感じる.

    2
    投稿日: 2019.06.24
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    埼玉県警のホームページの掲示板に“修正者”を名乗る書き込みがあった。今後、県下で起きる自然死・事故死に企みがないかどうか見極めろという。同日のアイドルの転落死にも言及したため、県警の古手川と浦和医大法医学教室の助教・真琴は再捜査と遺体の解剖に臨んだ。結果、炙り出されたアイドルの秘密と司法解剖制度の脆弱さとは?シリーズ第二弾、待望の文庫化! 安定の第二作。

    2
    投稿日: 2019.06.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    コレクターの正体はもうひとつ盛り上がりが来てほしかった。 でも面白かったです。 読みやすいし、医大の事情がリアルで好きです。 光崎先生みたいな教授たぶんいるわ~。 献体事情なんてまったくもって。 でも重要な仕事だと思うのでぜひ人増えてくれればと思います。 真琴先生と古手川さんには終始ニヤニヤしてしまいます。 ご飯行くの?家庭持つの? 3作目待ってます。

    2
    投稿日: 2019.06.22