
総合評価
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powered by ブクログ見事なまでのミステリー 章ごとに話を成立させながら最後で伏線を回収する さすが中山七里先生といったところ
0投稿日: 2025.11.14
powered by ブクログ栂野真琴先生シリーズの第2弾。 今回はWeb掲示板の書き込みがきっかけとなって次々と解剖をすることに。 真琴先生がすっかり法医学研究室の一員となり、活躍する姿がまぶしいです。 事件自身はちょっとアッサリ気味かも。
10投稿日: 2025.11.06
powered by ブクログシリーズ第2弾。 今回も楽しく読ませてもらいました。 このシリーズはキャラがいい。 古手川と真琴のやり取りにいい具合に入ってくるキャシー。今回はそこに古手川の上司の渡瀬班長。 光崎教授は前回より少な目でしたが最後はきっちり締めていました。
44投稿日: 2025.10.25
powered by ブクログアイドルのお話が胸糞悪くて、、、 読めば読むほど解剖の大切さわかります。 法医学の先生、150人くらいしかいないって聞いたことある。このシリーズを読むまで分かってなかった職業だなと改めて。
0投稿日: 2025.10.14
powered by ブクログ第二弾 光崎教授とキャシーがいいキャラです。 真琴と古手川も順調に進みそう。 法医学も面白い。 中山七里作品は、いろいろなジャンルを 書いていて、どこからアイデアが生まれてくるのだろうか。 次回も早く読みたい。
8投稿日: 2025.10.10
powered by ブクログ安定感のある面白さ。このシリーズ好きだなあ。おそらくこの辺りの誰かだろうなと、目星をつけることはできたけど、そういう意図があるというところまでは読みきれなかったな。光崎教授といい、渡瀬班長といい、シーンがが少なくてもベテランのかっこよさと存在感が光っていいな〜かっこいい。
0投稿日: 2025.10.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
短編通して、一応一つの事件の真相も分かります。今回は犯人は予想できましたが、だんだんと登場人物たちの癖が愛らしくなってきました。 解剖すればするほど大学側が赤字になる...という事実を知りました。法医学の担い手が足りないというだけでなく、予算も問題なのだと。 あと普通にオーデコロンとパルファンの違いは私も知りませんでした。
0投稿日: 2025.10.04
powered by ブクログ埼玉県警のホームページ掲示板に次々とコレクターと名乗るものによる司法解剖を促す内容が書き込まれる。それに右往左往する埼玉県警と浦和医大法医学教室。 中には解剖することで新たな真実が発覚する事例も。何のためにコレクターはこのような書き込みをするのか?誰なのか?医大では解剖を受け入れれば受け入れるほど赤字になる話は知らなかった。真実の追求と予算の問題は日本人の意識が変わらない限り解決が難しそう。 真琴の突っ走りぶりが前作よりレベルアップしているのは気になるような、期待してしまうような…。
1投稿日: 2025.10.04
powered by ブクログ犯人はまあ予想通りというかそこまで驚くべきものでもなかったけど、真琴と古手川の関係性の変化が楽しい一冊でした。何より本シリーズは法医学の世界にどんどん引き込んでくれますね。次巻も楽しみです。
0投稿日: 2025.09.25
powered by ブクログ段々と面白さが分かってきました。自分の知らない専門性の高い世界を疑似体験出来るようでスルスル読んでしまいますね!続きも読んでいきたいと思います!
10投稿日: 2025.09.25
powered by ブクログありえないのだけど、エンタメとして。 身近に潜む狂気。 こう思うと、病院以外での死は死因を解明しないといけないと思わせるものの、 やっぱり家族の遺体にメスを入れるというのは心情的には理解し難い。
0投稿日: 2025.08.21
powered by ブクログヒポクラテスシリーズ2作目! 前回が面白過ぎて早くも2作目読了しました!あまり聞かない法医学のお話で、とにかくキャラが良い。毒舌で人間味はないが、常に核心を着く光崎教授。独特な日本語だが、重要な点を指摘してくれるキャシー先生。そして真琴と古手川。今回は古手川の上司渡瀬もかなり出てきて好きなキャラの渋滞! 今回の内容としては、スタートの事件からおぞましく、まさかのアイドルの落下事件。その他も絶句するような事件ばかり。1件事故に見える事件を法医学の力を持って解決に導いていく過程がとにかく面白かったです。一つ一つは短編として読めるが、時系列が順番通りになっているため長編としても楽しめます!読みやすく、かつ読み応えがある。シリーズ全作集めなくては…。何より真琴と古手川がどうなるかが気になります笑 この終わり方はずるいです! ただ今回のタイトル『憂鬱』の意味が理解できなかったです。分かる方教えてください。
0投稿日: 2025.08.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
中山七里さんのヒポクラテスシリーズ。 まだ2作目だけど、引き続き面白い。 扱われている内容は必ずしも簡単ではないが、かなり読みやすくてスルスル読めてしまう。 人の命が描かれているだけあって、亡くなった人の想いに心を馳せるとグッとくるシーンもあれば、利己的な犯人にモヤモヤするシーンもある。 登場人物のキャラもよくて、やはり光崎教授はかっこいい。 今回は真琴と古手川の関係性についてもスポットライトが当たっていたのかな。(ひと昔前のドラマ感はあったけど笑) 数編の短編集ではあるが、最後の章で一冊を通したストーリーが完成する構成になっていて満足感も高い。 早く3作目も読まなくては! 以下、章ごとの感想(超ライト版) ◯堕ちる アイドルの妊娠。 それに気づいたやばファンの出来心による殺害。 ◯熱中せる 美礼ちゃん、かわいそう… 子どもが虐待死する話はしんどいわ… ◯焼ける カルト宗教の教祖がガンに侵されて自殺。 宗教の話ってだいたいやばい人出てくるから面白いのよねー ◯停まる 切ないねぇ… 限界きちゃったんだと思うけど、それでも認知症の妻を想って行動したおじいちゃん。 保険金支払われたのがせめてもの救い。 ◯吊るす 死体を使って再現するなんて、罪の暴き方がえぐい。これは思いつかん… ◯暴く おおおお犯人お前かい!! 自分の保身のために司法解剖増やしていろんな運用破綻させようとして、なかなか大掛かりなことするやん…
0投稿日: 2025.08.02
powered by ブクログ短編ごとに事件が解決していくので読みやすい。かと言って短編ごとにも繋がりがあるのでひとまとまりのストーリーとしても読めて面白い。 研修医だった真琴が正式に法医学教室所属になってからの話。 今回は似たもの同士?の刑事・古手川の視線でも物語が描かれている。 解剖によって様々な要因から事実が見えてくるのが面白い。 シリーズもまだ続き、真琴と古手川の行方も気になるところ…!
0投稿日: 2025.07.29
powered by ブクログヒポクラテスシリーズ2作目。 安定の面白さのストーリーに、 とうとう(?)渡瀬さんも登場して益々楽しめました。
9投稿日: 2025.07.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
オーディブルにて だんだんマコトがコテガワ刑事を意識するようになってきた。 深刻なストーリーの中、そこだけはニヤニヤしてしまった。 次作も楽しみ。
0投稿日: 2025.07.04
powered by ブクログシリーズ何冊目かな?好きなシリーズでなんだかんだ読み続けている。長編の形をした短編集で、おやつのような気軽な読書体験。街なかで、待合室で、時間潰しの隙間時間に最適。これは一応褒めている。
13投稿日: 2025.06.21
powered by ブクログヒポクラテスの憂鬱 著者:中山七里 **あらすじ:** 埼玉県警のホームページ掲示板に、「コレクター(修正者)」と名乗る謎の人物から不可解な書き込みが寄せられる。それは、事故死や病死として処理されそうな遺体の解剖を促すものであった。県警の要請を受け、浦和医大法医学教室の光崎教授と研修医・栂野真琴がその真相を確かめるべく解剖を進めるが――。死の裏に潜む真実を暴く、医療×ミステリーの第2弾。 **感想:** シリーズ第二弾となる本作では、主要キャラクターたちへの愛着が一層深まりました。ヒポクラテスの誓いを体現する光崎教授、アメリカンの発想と四字熟語に詳しいキャシー准教授、不器用ながらも信念を持って行動する古手川刑事。そして、彼らの影響を受けながら成長していく研修医・真琴。それぞれの個性が際立ちつつ、互いの弱点を補い合いながら事件に立ち向かっていく姿は、人間ドラマとしても見応えがあります。ミステリーとしての緊張感はもちろんのこと、登場人物の関係性が深まることで物語により厚みが出ており、読後の満足感も高いです。シリーズ全作を追いかけて行こうと思います。
21投稿日: 2025.05.11
powered by ブクログヒポクラテスの憂鬱 著者:中山七里 ナレーター:石田嘉代 ずっと気になってた続編。 司法解剖がいかに"死"の原因について教えてくれるかを物語を通じて知ることができる。 コレクターは意外な人物に一度驚き、再び納得。 出てくる殺人者は皆、身勝手極まりなく不快だった。 女性達の気持ちを思うと胸が痛む…。 ------------- サマリー(あらすじ): 埼玉県警のホームページの掲示板に“修正者”を名乗る書き込みがあった。今後、県下で起きる自然死・事故死に企みがないかどうか見極めろという。同日のアイドルの転落死にも言及したため、県警の古手川と浦和医大法医学教室の助教・真琴は再捜査と遺体の解剖に臨んだ。結果、炙り出されたアイドルの秘密と司法解剖制度の脆弱さとは? ------------- 読了日:2025/04/16
8投稿日: 2025.05.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
今回も面白かった!! 正直継男がコレクターだと知った時にまだ何かあるなぁーと考えた。最後の章である「暴く」になった瞬間にコレクターの目的が分かった。コレクターは捜査の撹乱をする投稿をしていた。継男が復讐のために投稿をしていたとすれば、他の投稿は無意味だし現在進行形で起こっている情報を得る手段は無いにも等しい。このことから結局、警察内に告発者または、第二のコレクターがいるということは容易に想像できる。そして最後の事件。不倫の末の自殺。つまるところ、解剖されるとまずい何かがあるのだと、これも推測できる。そして、古手川刑事が最後に被害者にあった時、被害者は具合の悪そうな様子であった。下痢の症状などもでていたということや胎児が奇形であったことから、可能性として毒物になる得るものを混入されていた可能性も考えられる。これらを総合的に考えるとこの女刑事の解剖を防ぐことが第二のコレクターの目的としてあったように思う。またこれは小説だからこそわかることだが、犯人であったあの人は急に息子の話をぶち込んできた。私的にはその文の構成に違和感を感じた。このように全ての推察を合わせると犯人は自ずと見えてきた。 次回作もめちゃくちゃ楽しみです!
1投稿日: 2025.05.07
powered by ブクログ2885冊 今年113冊目 めっちゃ面白かった。 いろいろ複雑な展開がありながら犯人自体は名前が出てくる感じに直感的に怪しいはありました。 ただ動機に対してびっくり。
1投稿日: 2025.04.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「…誓い」直後読み始める。うっかりこの変人たちに取り込まれ惹かれてしまった。 こちらも一筋縄じゃない連作短編集。 埼玉県警宛にコレクターと名乗る人物から〜と共通したミステリアスな謎に惹かれまくって。 もしも私が遺族となった時、医療従事者の彼らにうまくまるめこまれるんだろうなぁと、こちら側の思惑がふと頭をもたげる。 それにしても犯罪者の方法も多岐にわたっているなという感想。 また、シリーズ続きを手にとってしまいそう。
11投稿日: 2025.03.28
powered by ブクログ前作が面白くて2作目も一気読みしました。2作目もキャラの個性爆発でサクサク読めました。 一見、死因に相違がなく司法解剖にまわされないようなご遺体の謎を法医学教室の面々が暴いていくミステリー。その情報をリークする「コレクター」はなぜ事故死や自殺でないとわかるのか、なぜ内部情報を知っているのか、どんな思惑があるのか。最後のどんでん返しにはいつも通りびっくりしました。
3投稿日: 2025.02.27
powered by ブクログ第一弾から続けて。 犯人と思わしき人は予想できても、その理由に驚かされる。 法医学教室3人と県警の渡瀬、古手川コンビがいたらどんな殺人事件も解明してくれそう
3投稿日: 2025.02.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
面白かったです!ストーリーは続いてますが、一話完結になっているので、ついつい読むのが遅くなってしまって…一気に読んだらより面白かったのかな? それにしても、犯人が悪すぎて…我が子を殺すとか、不倫相手をとか、お金目的でとか…全く同情の余地なし!クズ野郎でした
1投稿日: 2025.02.18
powered by ブクログやはり、真琴先生と古手川刑事は恋仲になるのねw 今回の1冊を通しての犯人コレクターは誰なのかは割と早い段階で予想がついたけど動機には驚いたし、そうきたかって感じ。面白かったです。
1投稿日: 2025.02.11
powered by ブクログ法医学ミステリーのシリーズ2作目。 コレクターを名乗る書き込みにより、発生した事件は本当に人の手は加わっていないのかを調べることが本筋。 主人公達の上司にあたる光崎教授と渡瀬班長が最高にかっこいい。
11投稿日: 2025.01.23
powered by ブクログ以前に読んだ『ヒポクラテスの誓い」の続編でシリーズ2作目。法医学ミステリーとして魅力的な内容ではあるが、ストーリーは良くも悪くも普通かな。
9投稿日: 2025.01.03
powered by ブクログ話自体は面白いのにどうにも主役2人の恋愛が蛇足に感じ、気になって集中できなかったです、すみません。 2作目まで読んでみましたが、自分とは相性が悪いようです。
1投稿日: 2024.12.26
powered by ブクログ良くも悪くも普通 御子柴シリーズの方が好き 展開が想像どおりのところは一緒だが こっちはキャラが軽すぎるからか
1投稿日: 2024.12.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
今回もすごい速度で一つ一つが解決していくけど全部濃厚で、そして最後に全て繋がっておおぉぉ…と思って終わりました。 それにしても二代目コレクター、身勝手すぎ。姫川さん切なかった…。 どれも男の身勝手を感じる死因ばっかりだった気が… そんななかでの救いはキャシー先生の明るさと、古手川くんと真琴先生のムズキュンですね。続きも読みたい。年末年始のお楽しみだわ。
0投稿日: 2024.12.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
光崎教授・法医学ミステリー第2弾 鷲見検視官、退場ー。 コレクターの二重犯人はなかなか面白かった。 ま、なんとなく正体はわかってたけども。 メインは「吊るす」の事件だったのかな。 真琴先生と古手川刑事の関係性、もう少し展開があってもいいなぁ。 光崎教授、お気に入りなので、もっと登場して欲しい。 金の問題、しつこいくらいに出てきて、こういう問題点を話題にしてるのは、良き。
2投稿日: 2024.12.18
powered by ブクログヒポクラテスシリーズ第2弾。 埼玉県警のホームページの掲示板に「コレクター」を名乗り、これからおきる自然死や事故死に企みがないかを見極める声明文の書き込みから始まる。 次々に起きる、事故死や事件性のある死に対して、ことごとく「コレクター」からの挑戦状のような書き込みにより、翻弄されていく県警や法医学教室の面々。 すべてが繋がり、最終話で「コレクター」の正体が分かるが・・・・うわぁ~と声が出た!唸る! 自殺や自然死、事故死と思われる死も、もしかしたら事件性のある死だったかもしれないと思うと、解剖の必要性を考えてしまう。 件数をこなす光崎教授のような医師が居たなら、どんなに細かいことも見逃さず、見つけ出してくれそう。
2投稿日: 2024.12.14
powered by ブクログヒポクラテスシリーズ第2弾。今回は「コレクター(Corrector:修正者)」という司法解剖が行われない事件(自然死・事故死等)の解剖の必要性を県警ホームページに書き込んだ犯人が絡む事件6篇の短編集だが、全話でコレクターを暴くストーリー。
1投稿日: 2024.11.15
powered by ブクログ中山七里さんのヒポクラテスシリーズそういえばまだ1つしか読んでなかったので、久々に1作目見て、今作見ました。 光崎先生のような一貫してる人かっこいいな!! 真琴先生も成長してて素敵!
1投稿日: 2024.11.02
powered by ブクログオーディブルにて。 センセーショナルなオープニングから始まる本作。 コレクターというネットの書き込みを通じて法医学の現状が浮かび上がる。予算不足、人手不足により解剖されない異常死体がほとんどであること、県警と法医学室のパワーバランスなど。 個人的には光崎教授のことをもっと知りたいので、御子柴弁護士のように過去が語られたり、光崎教授の一人称で進む話も作ってほしい。
1投稿日: 2024.10.24
powered by ブクログ犯人め!なんて奴だ! そしてなかなか壮大なストーリーだった、と思ってたのに、最後2人が目を合わせたとこに全部持ってかれた。笑
0投稿日: 2024.10.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
シリーズ第二弾。前作では研修医だった真琴も本作では法医学教室の助教になり、光崎教授の教室の正式メンバー入り。本作も連作短篇で読みやすく面白かった。 埼玉県警のホームページの掲示板に書き込みをした「コレクター(修正者)」。今後、埼玉県で起きる自然死・事故死に企みがないかを見極めろ、というメッセージ。その真の目的がわかったとき、なんとも言えない気持ちになりました。 古手川刑事と真琴先生との関係が進展しそうでそうでもなく。 次回作も楽しみです。
1投稿日: 2024.10.19
powered by ブクログオーディブルにて。 テンポがいいので読み進めやすい。 中山七里さんにしては珍しく恋愛要素も絡んできた!笑 シリーズものだと少しずつキャラクターに愛着が湧いてきて楽しめる。
0投稿日: 2024.10.17
powered by ブクログ法医学教室シリーズ第2弾! 真琴と古手川さんのコンビやっぱり良いですね! どんどん距離が近くなってきている気がします。 さて、「コレクター」の正体はやっぱりって感じでしたが、どの話も面白くあっという間に読了。 次も期待大!!
15投稿日: 2024.10.10
powered by ブクログシリーズ第2弾。面白かったー。 強烈なキャラクターが多いけど皆んな大好き。 キャシー先生の諺が重い場面を軽くしてくれる。 それにしても解剖されずに自殺とか事故とかで処理される死があるかも。。と考えると恐い。
15投稿日: 2024.09.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
『ヒポクラテスシリーズ』独特の1つ1つは短編でありながら全体で1つのストーリーを紡ぐ展開は中々醍醐味があった。 最初は「コレクター」は本当に悪者なのか?と思っていたが最後の最後でかなりの悪人であることが分かる。 「コレクター」の正体に関しては早い段階から見当がつくもののその動機に関しては全く見当がつかず最終章のラスト数ページで明らかになるところが中山氏らしい展開であった。 真琴と古手川の関係が徐々に深まってきているが、あまり恋愛要素は入れすぎないで欲しい。
2投稿日: 2024.09.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
古手川と真琴のやりとりや関係がおもしろい! "コレクター"の犯人はなんとなく目星がついていた。予想は当たっていたけど、犯行の動機が陳腐なもので少しがっかり。 "コレクター"なんて仰々しく名乗っていたのに…。 まぁそれも便乗しただけのことだったけど…。
1投稿日: 2024.07.31
powered by ブクログ法医学の参考書と言える小説。奥の深さに読書心をとらわれる。一方で、真琴先生と古手川刑事の成長物語。続編にも読まなくては。
0投稿日: 2024.06.18
powered by ブクログ駅のホーム売店にて。乗車前に何気なく手に取った。シリーズ第2作でした。ひさびさのミステリーに面白く読み終わりました。続けては読まないけどまた時間あったら第1作をまず読んでみたい。
1投稿日: 2024.05.23
powered by ブクログヒポクラテスシリーズ二作目。前作から少し間が空いてしまい忘れている設定もあったけど、これだけ読んでも分かりやすかった。 解剖によって死因が判明しても被害者が生き返るわけではないけど、犯人の罪状が変わってきちんと裁かれることに安心感がある。 続編も楽しみ。
1投稿日: 2024.05.13法医学ミステリーの第二弾
法医学ミステリーの第二弾。前作もそうだったけど、全ての章に通ずる人物の存在があり、今作では、その人物が始めから正体不明ではあるが提示される。途中で誰かは予想できたけど、それでもエンタメとして最後まで面白く読めた。。前作もそうだったけど、全ての章に通ずる人物の存在があり、今作では、その人物が始めから正体不明ではあるが提示される。途中で誰かは予想できたけど、それでもエンタメとして最後まで面白く読めた。
0投稿日: 2024.04.29
powered by ブクログ法医学のヒポクラテスシリーズ第2弾 相変わらずの解剖シーンの描写には、グロテスクさを感じられるが、第2弾ともなると慣れてきてしまうのが不思議。 短編での話で進んでいきますが、繋がっていくので長編としても楽しむことができると思います。 コレクターを名乗る者とは? 最終章でのどんでん返しです。 真琴と古手川の今後にも注目です。
38投稿日: 2024.04.25
powered by ブクログ途中、 私(あ〜犯人この人で間違いないな…ここまで面白かっただけに勿体無い…) と思ったら全然ちがった、最後までとても面白かった。ヒポクラテスの試練も読みたい!! 光崎先生の執刀シーンは作中に度々登場し、作者は毎々その様子を修飾するのだけど、飽きたり読み飛ばそうという気持ちになることはない。 豊かな表現・語彙が、先頁とは少し視点?視界?を変えてくれている気がする。 おかげで真琴が毎回、光崎先生の執刀に息を呑み見入ってしまうその心情が、すっかり読み取れてしまう。同じようなシーンでものめり込んで読み進めてしまう。 すごいなぁ。尊敬の気持ちとともに読了。
8投稿日: 2024.04.09
powered by ブクログヒポクラテスシリーズ2作目! 今作も取り扱っているものがものなのに スラスラ読める不思議 特に今作は2作目だから 背景説明が一切なく より内容を楽しめる感じ 個性爆発なキャラが身近に2人もいたからか 前作は少し主人公の影が薄かったけれど 古手川との新しいテイストのおかげで 今作ではしっかり主人公な感じも◎ ただ今作では 所謂、胸糞案件的な事件が出てくるから スラスラ読めるけれども 尾を引くというかモヤモヤするというか… また今作はなんだかグサグサくるものが 私の中では多め 「才能はマネーのある分野に集まるものですからね」 とか 「慎重さを要求される作業以外での再確認は、理解度の低さを疑われるので慎みましょう」 とか 「結論ありきでモノを考えるな。都合よさげな話に引き摺られるな。何かに都合のいい話ってのは、別の何かに都合が悪くできている。思惑に惑わされるな。事実と論理だけで考えろ」 とか 「ハードルが高ければ高いほど、ジャンプ力は向上するものです」 とか 「遅い仕事は亀でもするぞ」 などなど
20投稿日: 2024.04.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
シリーズ第二段。 今回はコレクターとういハンドルネームで自然死を疑という書き込みがされる話。 法医学と司法解剖が抱える社会的問題である予算の枯渇。 驚きは特にないがテーマが面白く読みやすい。
1投稿日: 2024.04.04
powered by ブクログ死体や解剖の描写、解剖している人側の意見は新鮮。全てを解剖していないが故、現実と違う案件って本当に何件あるのかなとも考えた。 短編のようでまとまった一冊で良かった。
1投稿日: 2024.03.24
powered by ブクログヒポクラテスシリーズ第2弾 修正者(コレクター)による埼玉県警ホームページへの書き込みのため、埼玉県警や浦和医大法医学部などは振り回され、解剖の必要がないとされた遺体も解剖することとなり財政難に追い込まれる。 しかし、それらの遺体は解剖されることで、消え入りかけた声を絞り真実を語りだす。明らかになった真実は切ないものや、嫌悪するものもあるが、埋もれるはずだった真実が明らかになることに安堵感もわく。 解剖の重要性や平等性とともに、人員不足や財政難についても考えさせられた。 今回もみんな個性的でそれぞれの信念があって面白かった。真琴先生もたくましくなったなぁ
51投稿日: 2024.02.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「誓い」が個人的にそこまでだったので、読むか迷っていたがこれは面白かった。 予算や人員が足りない・費用対効果に現れにくいなどの事情で、仕事に折り合いを付けなければならない場面が、法医学分野に限らず多く存在するんだろうなと思う。なんかリアルだなあという印象。 最後の最後まで犯人(コレクター)が誰か分からなかったが、犯人が判明してからはビックリするくらいサラッと終わった。 真琴と古手川の関係性の進展をもう少し見たかったので、続編があればまた読みたい。
1投稿日: 2024.01.13
powered by ブクログ思いの外さらっと終わった印象。前回は短編仕立てで、最後に線とつながるトリックだったが今回はその逆。短編が苦手な私は、それで安心していたせいもある。 シリーズ一作目を上塗りするように警察、大学病院の予算の窮状が描かれる。司法解剖という欧米化された世界観の中で、さりげなくキャシーが日本文化のwhyを切り刻んでいくところも気づきをくれる。 その合間、ニュースの裏側みたいなaha!があった。 ─解剖医だってぜんぜん足りていません。 ─そうかね。昨日の新聞にも載っていたが、今の日本は医者も弁護士も余剰人員を抱えているそうじゃないか。 ─両方とも条件のいい組織や場所に集中しているだけです! もはや医師不足なのか病院不足なのか看護師不足なのか、現状いったいどうなってんだとモヤモヤしていたけど、なるほど東京に人が集まるのと同じことが起きているんだなと納得した。 いずれは日本よりも海外に人が集中?するようになるのかな。
13投稿日: 2024.01.06
powered by ブクログ法医学シリーズ第二弾 「誓い」が面白かったのでリピートしました。 今回も連作短編ですが、全編を通じて〈コレクター〉を巡る謎解きが仕込まれているので長編として楽しめます。 第3弾も楽しみです。
11投稿日: 2023.12.18
powered by ブクログ図書館の受け渡し所の今ならすぐ借りれるコーナーに中山七里さんが1冊。皆さんの本棚でも見かける作品なので追加でお借りしました。「ヒポクラテスの誓い」の続編でしたので、再三の失敗ですが。それでも法医学の検死からの真事実の解明を面白く読みました。 医大法医学教室に持ち込まれるご遺体。教授光崎の元、事故病死と思われた彼らから、真の死因を探り出していきます。 六人の遺体にまつわる短編に、コレクターと称する不審人物からの県警ホームページへの書き込みが物語を繋ぎます。 コレクターの解明については、ちょっと無理したかなと思う所ですが、中山七里さんはどの方面から書いても面白く、ご自分の作品の登場人物を各方面で繋げてしまうのだから、お上手だなあと思うのです。
60投稿日: 2023.11.27
powered by ブクログ相変わらずな要求の光崎医師。 コレクターを軸として短編が続いていく。 真犯人は意外性無かったけど、動機は身勝手極まりないね。
0投稿日: 2023.11.09
powered by ブクログ解剖医というのは、現実世界でも舞台には登壇するものの、決して中央で脚光を浴びる主演ではなく、助演であることが多い印象でした。本作は当然フィクションではあるものの、死者の声無き声を掬い上げる解剖医の辣腕ぶりと多様な登場人物の心象とかうまく織り混ざり、自分の中での解剖医像、もしくは解剖そのものに対するイメージが大きく変わりました。
0投稿日: 2023.11.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ヒポクラテスシリーズの面白さにハマる。 人間は嘘をつくけど、死体は嘘をつかない。 側から見た死因が、絶対に合っているなんてことはないってことがよくわかる。 警察や法医学教室が混乱したことに間違いはないし、コレクターの真の目的がゲスすぎるけど 光崎先生が暴いた事実が 亡くなった方の無念を晴らす結果に。 シリーズだけど 急に憂鬱から読んでも面白いんだから凄い。
0投稿日: 2023.11.05
powered by ブクログ法医学教室の真琴シリーズ2作目。 真琴と古手川さんの仲がこれからもしかして、と下世話な予想をしつつ完読。
2投稿日: 2023.10.24
powered by ブクログシリーズ第二弾もおもしろくて、あっという間に読了! ますます乗ってきた感じです。 浦和医大法医学教室 光崎教授の観察眼・闇に葬られるはずだった真実を解き明かす手腕には感嘆する。 読めば読むほど作品に引き込まれるし、日本の「司法解剖制度」についても色々と思うところがあった。 本作を読んで、“土葬”じゃなく“火葬”だから起こり得る問題についても初めて意識した。 読みやすいうえに先が気になって頁をめくる手が止まらない。 さすが中山七里さん! 死体好きキャシー准教授の淡々とした論理的な物言い、互いを意識する真琴と古手川のやり取りも楽しみました。 次作が楽しみ!
3投稿日: 2023.10.22
powered by ブクログヒポクラテスの憂鬱に続く法医学教室もの。前作では、ひよっこだった真琴先生が今作では、かなり成長している。直情型の古手川刑事とも息があってきた感じ。さて、ミステリーとしては、よく練られている。一つひとつの解剖で、あっと驚く展開が待ち受けているのみならず、全編を通して犯人の思惑が見え隠れしながら最後には見破られる。そのプロットのうまさは、素晴らしい!ただし、次は中山先生の違うパターンを読みたいです。
3投稿日: 2023.09.25
powered by ブクログ★★★★★ 心が動いた名著。何度も読み返したい ★★★★☆ 暇な時に読み返したい ★★★☆☆ 読み返しはないが面白かった ★★☆☆☆ 面白くなかった ★☆☆☆☆ 同上
1投稿日: 2023.07.13
powered by ブクログ「法医学教室」シリーズの最新(第3弾)を読んで、この第2弾を読んでないことに気づいて読んだけど、順番入れ替わっても問題なし。中山七里さんの作品にしては、残虐な殺され方はなく、わりと読みやすいかも。
2投稿日: 2023.07.09
powered by ブクログ一見、事件性がなく、解剖されず 荼毘にふされる故人の死を 浦和医大法医学教室と埼玉県県警の古手川中心に 解決へと導くまでの話 シリーズ第2弾 各章の謎解き+埼玉県警のホームページ掲示板に「コレクター」を名乗る書き込みの謎解き 法医学教室の抱える現状 が描かれている 今後の主人公真琴と古手川の不器用な恋愛模様が気になる これはシリーズ第3弾も読まなくては!
6投稿日: 2023.07.05
powered by ブクログヒポクラテスシリーズ二作目 面白いけど期待を少し下回る感じでした。 でも、ドラマ化したら面白そう! ミステリの王道の構成に感じました。 大きな謎として「コレクター」の存在。 小さい謎として「各章ごとの真犯人又は真実」 一作目ほど、主人公の葛藤や人間的成長もないし(恋愛関係は少し進みます。好みを言えばにいらない、、、) 老学者の深みも、新たに出てくるわけでも無かったです。 各章は、 死亡シーン又は死体発見、解剖可能になるまでの奮闘シーン、解剖シーン、犯人に真実を告げるシーン での構成。
2投稿日: 2023.06.26
powered by ブクログシリーズ2作目。6編なので死体が6体。 県警のホームページへの書き込みで事件が発覚。事故死や自殺と思われた案件が、解剖により事件へと変わって行くが、作者が医者であるかのような詳細な描写が凄い。想像するだけで気持ちが悪くなったり怖いというイメージが読んでいてあまり起きないのは、死の真相を掴むという解剖者や読み手の意思からなのだろう。 予算が無くて解剖に回せないようだが、これだけ不審な案件があるならできるだけ解剖すべきだと思う。 最後のコレクターが誰かは何となく想像できたが、県警の古手川と助教の真琴の今後の行方が気になる。シリーズがまだ続いているので楽しみだ。
50投稿日: 2023.06.05
powered by ブクログひとまず直近話題の課題は解決したみたいなんですけど なんか、その理由が・・・ちょっと保身すぎて・・・ 登場人物同様、げんなりしてしまいました・・・ でも、それがよりリアリティといいうか、物語が入ってくる理由なのかなぁ〜と 結局七里ワールドにやられている自分を認識するわけです。 にしても、結構な頻度で、なかなかスプラッターな情景を 堪能させていただきました。 別にその手の趣味は無いんですけどね、これだけきっちり想起させられたら 主人公如く、別にもう焼肉にも行けるな・・・って思います。
1投稿日: 2023.06.03
powered by ブクログ連作短編でしたが、場面が変わることによってむしろ良質の長編を読んでいるような印象でした。真実に向き合うことにとことん拘っているポリシーに共感です。
40投稿日: 2023.06.02
powered by ブクログ『ヒポクラテスシリーズ』第二弾 六つの連作短編集、共通はコレクター(修正者)という犯人 埼玉県警ホームページへの書き込みがあった 「全ての死に解剖が行われないのは、わたしにとって好都合である」 前作品同様、斯界の権威である光崎教授と変わり種のキャシー准教授、新米助教の真琴、そして古手川刑事のテンポあるやりとりが良い感じで、サラサラと読める 相変わらず予算がなくて司法解剖がなかなか出来ない状況に四苦八苦するが、段々真琴の考え方もやる事も周りに似てきて、話としては面白い方向に展開する そして古手川刑事は、やっぱりカエル男事件がトラウマなんだね 真琴は腕も上がってきて、古手川刑事とのコンビま良い感じに近づいてきた 今後どうなるか楽しみ
33投稿日: 2023.05.07
powered by ブクログシリーズ第2作目の本作では、第1作目から訴えている司法解剖制度の人員、費用不足などの脆弱さを大きくアピールするのが狙いとなっている。 ミステリ的には「ん?!この人物の名前がちょいちょい出てくるな...」という不自然さから何となく犯人は分かるので謎解き要素はいま一つだが、それを補って余りある個性の強いキャラクター達のお陰で最後まで面白く読める。 中山七里氏の作品の面白さはシリーズを跨いでキャラクターが登場する点だが、この作品にも出てくる古手川刑事はその中でも重要なキャラクターの一人だ。
11投稿日: 2023.04.01
powered by ブクログシリーズ第二弾 一作目と比べると、解剖時の描写が少しマイルドになったようにも思えます。(慣れただけかな?) 個人的には主人公の真琴にあまり感情移入できなくて、多分、のめり込めない原因はそれなのかも… ただ、光崎先生、キャシーなど、周りを固める人のキャラクターが良いのでとても楽しんではいます。 古手川刑事と真琴の関係は、この微妙な感じで続きそうですが次作はどうかなぁ? その辺りも楽しみに、続きを予約したいと思います。
10投稿日: 2023.03.11
powered by ブクログヒポクラテスシリーズ第二弾。 関係者しか知り得ない情報を埼玉警察のホームページに投稿するコレクターを名乗る人物は一体誰なのか。 今回は光崎教授ではなく真琴先生と古手川刑事の猪突猛進コンビが大暴れ。 心情的にも憂鬱になる場面もあり、2人の距離感がちょっとずつ近くなっている場面もあり、ラストの短編の重なり方は中山さんらしい作品でした。
2投稿日: 2023.03.11
powered by ブクログ真琴が法医学教室を選んで、徐々に成長していく姿を読み取れる話でした。 古手川さんとの関係が何とも言えない笑 法医学が大事な分野とわかっているけど費用問題もあるという難しいところもあるんだなぁ
2投稿日: 2023.02.11
powered by ブクログヒポクラテスシリーズ第2弾。真琴が一人前になる過程が描かれています。古手川とのやり取りも相変わらず。そして最後の展開はさすが中山先生。渡瀬班長がいいところを持っていきます。ただ、現実もやはり法医学にはお金が回らないのですかね…。光崎教授たちの活躍を読むたび、事件究明のためには本当に必要な医学ではないかと痛感します。
2投稿日: 2023.01.15
powered by ブクログシリーズ第二弾。 難しい医療用語はあれど、今回も安定の面白さでした。 古手川と真琴が猪突猛進さを増していて、私は大好きなコンビです。真琴の成長もめざましく、次回作がまた楽しみになりました。
6投稿日: 2022.12.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ヒポクラテスシリーズ2作目。 個人的に真琴先生と古手川刑事のもどかしい感じ…好きです。 少しずつ関係性が深まっていく感じや成長していく真琴先生に嬉しい気持ちを感じながら内容は相変わらず考えさせられる… 解剖はネガティブな印象を持ちがちだけどそれをなくすためにたくさんの人にこの本を読んで欲しいなと思いました。 自作が楽しみ。
1投稿日: 2022.12.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ヒポクラテスシリーズの2作目。 前作に引き続き、すてきなキャラクターで読んでいて楽しい。 今回も、各章の小さな疑問を最後に回収していて面白かった。
1投稿日: 2022.12.11
powered by ブクログシリーズ2作目。 前回同様、キャラの濃さは安定です。 真琴先生と古手川刑事の恋愛模様もニンマリしながら読みました。 このシリーズ好きです。
2投稿日: 2022.12.08
powered by ブクログ物言わぬ死体から真相を突き止める法医学シリーズ2作目 光崎の唯我独尊ぶりは相も変わらず これで雰囲気が変わればそれはそれで不気味だが そして真琴先生と古手川の恋愛模様にも進展が 推理小説としても面白いが専門的知識も増えるという一石二鳥 ただ専門知識すぎて推理はちょい難しめ❓ 個人的にはやはりラストの暴くが面白いかと そういえば古手川からちょくちょく出てきてた弟のような存在とは例のカエルの勝雄のことかな?
1投稿日: 2022.11.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2022/11/11 読了 次男蔵書から 謎の書き込みから始まり、最後はめでたしめでたしで、最後まで走りっぱなしでした! 光崎ご老体の活躍よりも、真琴先生と若造古手川の奮闘が目立ったように感じました。 そして、前作は会話内出演だった渡瀬班長が登場し、光崎ご老体とニヤニヤする雰囲気が良かったです。実際にはニヤニヤしてないんですけど。 「組織にそぐわないヤツ大好き人間」の渡瀬班長も、お気に入りです。
1投稿日: 2022.11.11
powered by ブクログさくさく読めました。面白かった! 図書館で借りれたのが二作目?のこちらだったので前作も読みたいと思いました。
3投稿日: 2022.11.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
真琴先生と古手川刑事とのこれからが気になりすぎる 事件や解剖、死者に対する思いや信念、ヒポクラテスシリーズの根幹の部分ももちろん楽しく読んでるけど、2人のこれからがとても気になる
2投稿日: 2022.10.18
powered by ブクログ「ヒポクラテスの…」の2冊目。前作「…誓い」はあまり好きでもなかったが、続きが中古本屋の棚にあったのでつい買ってきた。 研修医だった真琴も晴れて法医学教室の助教になったのね。 ステージから転落したアイドル、熱中症の3歳児、新興宗教の教祖の焼死体(ちょっとエグかった)、散歩中の老人の心不全(泣かせるね)、自殺したOL…、それぞれ死因が疑いようもないと思われた遺体が、関係者でしか知り得ぬ事実を知っている<コレクター(修正者)>を名乗る県警ホームページへの書き込みによって次々と解剖され、隠れていた事実が明らかになる。 ただ、真実が明らかにされる事案は少数で、全ての異状死体を解剖させようとしている<コレクター>の狙いが分からず、県警も法医学教室も振り回される…。 途中までは筋の運び方として前作よりまともになったかと見えていたが、今回は光崎ではなく“光崎の薫陶を受けた”真琴が暴走したり、交渉材料もなく徒手空拳で敵陣に飛び込む古手川のやり方には、やはりイライラ。色恋沙汰も要らないように思う。 まあ、それでも光崎や渡瀬が尻拭いしながら若い二人を育てていこうとしているところは微笑ましく、警察のデジタルリテラシーの乏しさや“安心できる結論に落ち着けたい”=冤罪を生む体質などをさりげなく指摘しているところも良いと思った。 “どんでん返し”の作者にしては、今回はあまりサプライズはなかった。
18投稿日: 2022.09.12
powered by ブクログ「ヒポクラテス」シリーズの第2弾。 1.堕ちる / 2.熱中(のぼ)せる / 3.焼ける / 4.停まる / 5.吊るす / 6.暴く の6つの短編連作。 前回同様、一気に読める作品でした。 個人的に5の吊るすが印象的でした。
5投稿日: 2022.09.10
powered by ブクログ「ヒポクラテス」シリーズ第二弾 短編連作の法医学ミステリー 今回は「コレクター」を名乗る書き込みからの犯人探し。 県下で起きる自然死・事故死に問題がないかを見極めろという書き込みで、県警・司法解剖は大混乱へ.. 「コレクター」とは何者なのか? 今回は、それぞれの事件で真琴と小手川刑事が暴走気味に走ります。 ■堕ちる コンサート中のアイドルのステージからの転落死。 解剖からその死の裏側に迫ります ■熱中せる(のぼせる) 3歳の女児が熱中症で死亡。しかし本当の死因は? ■焼ける 新興宗教の教祖の家が全焼。教祖の焼死体に対して、解剖を拒む信者たち。その死の真相に迫る ■停まる 路上で突然亡くなった老人。その老人には多額の保険金。受け取りは認知症妻。解剖した死体から出てきたもの ■吊るす 横領事件のOLの首つり自殺事件。しかしすでに死体は荼毘に付されています。残された検視報告書から感じた違和感。さらに同様な自殺事件がもう一件。二つの自殺事件の共通点は..そして事件の真相に迫ります ■暴く 小手川刑事の同僚の女性警察官が自殺。コレクターの書き込みによって、解剖予算が枯渇。予算のない中、どうやって解剖するのか。 果たして解剖した結果、明らかになる真因 そして、コレクターの正体とその真相が明らかになります。 司法解剖制度の脆弱性が浮き彫りとなる物語でした。 死亡原因や真相追及って結局予算次第っていうこと? 「吊るす」がとても印象的でした。 コレクタの正体はなんとなくわかってしまいましたがストーリは前作同様楽しめました。 お勧め
28投稿日: 2022.08.06
powered by ブクログ法医学の解剖によって一見すると事件性がない案件の裏側を暴く連作短編集。1人の天才の眼力に頼り過ぎるところは非現実的ですが、物語としては面白い。 監察医制度の不充分さに課題提起するのは海堂尊氏の作品と共通するところですが、バックグラウンドが無いだけに解決策の提案がないところは仕方ないか。
4投稿日: 2022.07.25
powered by ブクログ法医学の観点から書かれた小説ではあるが、今回は本当は殺人なのに自然史と判断され荼毘に付されていることへの警笛を鳴らしたストーリーだ。 すごくアンバランスな感じがしたのは、司法解剖を望んでいない遺族にそれを迫ったり、司法解剖を望んでいる遺族に対してそれがなされなかったり…なぜそのニーズがマッチしないのだろうと感じた。 何となくモヤモヤしたのが、出てくる刑事や法医学の先生の待遇の低さだ。 志だけで取り組んむ美しさはあるが、志だけでは生きてはいけない。 もっともっとこういう人の待遇が良くなればいいのにと感じた。 ほんの少し…多分0.1%位のボリュームだけど、刑事と法医学の先生の距離が近づいていくシーンを読むのはとっても楽しい。
2投稿日: 2022.06.29
powered by ブクログ真琴先生が一人前になってきた。そして恋心も徐々に自己肯定をする様に変化してきている。 恋愛模様にキャシー先生が並んでくると、躊躇いなくあおる掛け合いが楽しくなってきた。 コレクター 角度の高い内部告発の様な脅迫がこの巻を導いていく。ある意味諸悪の取り締まりに思える黒幕は当然と思える人に行き着くものの、簡単ではなかった。気になる本丸までの道のりにも意味がある。 簡単な様で、甘く見てはいけない時代背景も覗かせる展開が憎い。
1投稿日: 2022.06.26
powered by ブクログ古手川刑事と、真琴先生。司法解剖によって事件を解決するシリーズ第2弾。 「コレクター」、やっと捕まったと思ったら、真相はそれを利用した模倣犯の計画的殺人に利用されてたというオチ。 そのまさかの展開に今までの七里作品とは違った、え?? 渡瀬と真琴の対面が、このシリーズのさらなる面白みを予感させる?? コンビはどちらかがブレーキである必要があるのに、二人して突っ走って。。。という渡瀬の嘆きに、このシリーズの期待感がup!? 今回は気兼ねない同期を亡くし、不運てんこもりの古手川に、どうか明るい未来を!!(笑)
0投稿日: 2022.06.19
powered by ブクログ【再読】 シリーズ第二弾 全く関わりがない事件を繋げるコレクターの存在。犯人<コレクター>の利益とは何を指すのか…。今作はどんでん返しというより着実に確実に積み重ねた先に見える真実という構成で最後はカッコつける大人に痺れます。
1投稿日: 2022.06.01
powered by ブクログ物言わぬ遺体から真相を見つけ出すためとはいえ、とんでもない行動に出る真琴と古手川。 だけど死の理由が明らかになることで救われる想いは確かにある。 二人の暴走する姿には苦笑させられるけど、見守ってやりたいと思ってしまうなあ。 それにこのシリーズはどの話も面白いのだけど、各話の謎を解き明かした後も楽しませてくれるから良い。
1投稿日: 2022.05.11
powered by ブクログ物言わぬ遺体の声。それでも、ひたむきに真実を拾い上げる法医学研究室の物語。ヒポクラテスシリーズ。法医学ミステリーも悪くないな。
3投稿日: 2022.04.23
powered by ブクログ暖かめのお昼にちょうどよい 本連作の真犯人に意外性が少ないうえにトリッキー過ぎてってなゲス感想はあるものの、やはり一気読みして楽しさは健在。 個人的には、ヒロイン真琴とガチ刑事の仲が良くなっていく感じがあまり好きではないなぁ。拘束時間が長いとペアは同業者って書いてたけど、現実にはそうでもないと思うけど。
0投稿日: 2022.04.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
法医学ミステリーなのに死体が上がらない事件があって、話作りが上手いなと思った。あとはテミスの剣を読んでからずっと渡瀬班長推しなので、ちょいちょいかっこいいシーンが挟まってて嬉しかった。
0投稿日: 2022.04.14
powered by ブクログ読めば読むほど、解剖学に興味を持つようになる。そんなミステリー。 光崎教授が徐々に真琴へ積極的に携わるように手をさしのべ始める。大学機関、警察の間に横たわるカネの問題も浮き彫りにしている。
0投稿日: 2022.04.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ヒポクラテス シリーズ2巻 サブタイトルが前巻と雰囲気変わった。 やっぱり解剖すれば はい解決なので水戸黄門的。 吊るすが1番読み応えあり、かなぁ、、 大オチは最終話だけで完結してしまって 各話に伏線はそこまでなかったので残念。
4投稿日: 2022.03.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
世の中には己の感情を殺して向かわなければならない仕事がいくつもある。その一つが医療従事者だと教えられた。ひょっとしたら古手川の仕事もその一つなのかも知れない。 「アメリカは官僚主義の代わりに功利主義がありますから。パンデミックをビジネスチャンスと捉えるショットな連中がね」 「 どうもあれくらいの年よりって話を聞いてくれる相手が欲しいみたいで、一方的に喋るのが多い。叔父貴も例に漏れずさ。あれはちょっとだけ理解できるところがあるよな。自分がやってきたことを認めてもらいたいんだよ」 「 自由、自由と言い続けているのは、実体がそれほど自由じゃないからよ。以前に比べて一層、格差が広がった。格差が広がるとヘイトスピーチも多くなる。自分が報われないのは他人のせいだと決めつけた方が楽だからね」
0投稿日: 2022.03.15
powered by ブクログ解剖の視点から考察する小説は、あまり読んだことなかったので新鮮でした。 ドラマ化もされてるみたいなので、原作が読みたい人にはおすすめかもしれないです。
0投稿日: 2022.03.09
