
総合評価
(1156件)| 226 | ||
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powered by ブクログ敬遠してた村上春樹を初めて読んでみる。近所の小さな書店で店主さんと会話するなかで踏み切ることにしました。 が、残る感想がなかったので合わなかったものと理解しました(Geminiによればそれで正解とも言えるらしい…)。
0投稿日: 2026.02.04
powered by ブクログ村上春樹をデビュー作から順に読もうと思い、この作品を選んだ。 特に大きな事件も起きずに、語り手が青春時代に出会った友人や恋人との何気ないやりとりと、なんとなく過ぎ去る関係が描かれるが、人生とはそういうものかもしれない。 「あらゆるものは通りすぎる。誰にもそれを捉えることはできない。僕たちはそんなふうに生きている。」 しょっちゅう場面が変わるので、時々時系列が分からなくなったが、退屈するような部分は無かった。
0投稿日: 2026.02.03
powered by ブクログ2026.1読了 初めて村上春樹作品に触れた。 率直に感じたのは「よくわからない」だった。 風のように感じることはできるけどものとしての認識はできないみたいな...? 文体はスラスラ読めるし内容も難しくは無いけど何を言いたいのかよくわからなかったし、多分意味を追求する作品でもないのかな?と。
0投稿日: 2026.01.31
powered by ブクログ村上春樹節が少なく物足りなく感じてしまった。 矛盾しているが、村上春樹が苦手な人は読みやすいかもしれない。 もう少し深くまで嵌まりたかったけど、短い話だし仕方がないか。
1投稿日: 2026.01.31
powered by ブクログ村上春樹濃厚還元。 意味のない物語しか読めない時だってある。 人生は断片的な記憶の連続。 「生きることの困難さに比べ、それに意味をつけるのはあまりにも簡単だからだ。」 「あらゆるものは通りすぎる。誰にもそれを捉えることはできない。僕たちはそんな風にして生きてい る」
1投稿日: 2026.01.31
powered by ブクログ二十代の頃の心情を思い起こさせるような作品。すべてが風のように通り過ぎていく感覚が心に残る。 これまで食わず嫌いしていたけど、本作をきっかけに、他の村上春樹作品にも手を伸ばしてみたくなった。
1投稿日: 2026.01.27
powered by ブクログストーリーが面白いというより村上春樹ワールドが面白いという感想。 人物の発言や作中の表現などどんどん惹かれていった。そして無性にビールを飲みたくなったから今日のもう。
0投稿日: 2026.01.25
powered by ブクログ「あらゆるものは通りすぎる。誰にもそれを捉えることはできない。僕たちはそんな風にして生きている」 主人公は達観しているけど冷たくはなく、むなしさ一辺倒ではなく、肩の力が抜けたような心地よさがある。世界やじぶんに過剰な期待をしない、静かな優しさ。通りすぎることを認めることで、今この瞬間のビールの味や風、音楽みたいな些細な実在が逆にリアルになるように感じた。 また、知らない1970年という時代にも思いを馳せた。学生運動が終わり、大きな理想が色あせたあとの空白期だからこその作品でもあるのかな。
2投稿日: 2026.01.21
powered by ブクログ久しぶりに読み返したけど、わからん。 もしかしたら、1番読み返した小説かもしれないけど、わからん。 また、読み返そうと、思う。
1投稿日: 2026.01.16
powered by ブクログ多分、この本を読むのは3度目。 それなのに、毎回初めて読んだような気持ちになる。 私の記憶力が悪いから と言われればそれまでだけど。 最初に読んだのは20代前半。 オシャレな雰囲気にのまれていた。 次に読んだのは30代。 学生時代の夏休みを振り返る僕に何となく共感した。 そして40代後半の今。 こんな言葉が並べられていたんだと驚く。 レーゾン・デートル。 今では良く使われるこの言葉に、私は20代の頃触れていたんだと知る。 その意味もよく理解できず、読んだことすら忘れていた。 僕の回想を通じて語られる、女の子との思い出やお金持ちへの感情。嘘か本当か分からない牛の胃の内容物や父親の靴磨きの話。 若い頃に読んで、その良さが分からなかった「ライ麦畑でつかまえて」を少し思い出した。 歳をとって失う繊細な感情と歳を重ねたからこそ理解できる情景。 年齢や置かれている状況よって同じ本でも自分が受け取るものは刻々と変化してゆく。 なんだか、そんなことを考えた。
0投稿日: 2026.01.14
powered by ブクログ私の好きな人が村上春樹を好きでいて、私は読まず嫌いをしていたので、これを機にデビュー作から追ってみることにした。 村上春樹は、バーのオーナーで、営業が終わったあとに、バーの灯りの下で書いていたのだという。 短い小説だが、淡々と、だが描写の一つ一つを大切にして、重い内容や暗い内容もサラッと描いてしまうのも、人生というものを押し込めたような作品であった。 続編も読みます
1投稿日: 2026.01.13
powered by ブクログ短くてあっという間に読み終えた。夏の蒸し蒸しした暑さと、憂鬱、青春。 しっかり詰まっていて面白かった。
6投稿日: 2026.01.09
powered by ブクログ他人に伝える何かがある限り、僕は確実に存在する。1970年代という社会構造が過去から未来へ移り行く中、村上春樹自身のこのような想いがあったからこそ、ジャズ喫茶を営む傍ら執筆に向かわせ、本作が生まれたのかもしれません。 「羊をめぐる冒険」だけでは分かりませんでしたが、鼠と落ち合い語らうジェイズバーは、主人公(=筆者)の故郷である港町にあるとすれば、モチーフは神戸某所なのかもしれません。北野坂を歩くのが楽しくなる一冊です。 また界隈では有名なホットケーキのコーラがけが登場するのも本作品。忠実に上から注ぐのが良いのか、生地に混ぜ合わせて焼いてしまった方が良いのかは分かりませんが、つい試して作品の世界観に入り込みたくなってしまいますね。
19投稿日: 2026.01.04
powered by ブクログ村上春樹の作品は初めて読んだ。「村上春樹の文体」と言われるほど独自性のある文章と物語展開だということはなんとなく知っていたが、本当に独特の世界観があっておしゃれだと思った。「あなたか来るまでレコードは1枚も売れなかったんだよ」という代わりに「あなたのおかげで昼までにレコードが3枚売れたわ」という女や小銭を貸すとき「おかげでずいぶん体が軽くなった」という男たちが非常に魅力的だった。こういった些細な言い回しが好きだなと感じた。
0投稿日: 2026.01.02
powered by ブクログ村上ワールドの原点がここに!何度読み返してもワケワカラン!そして僕はよく冷えたビールを飲むんだ。デレク・ハートフィールドと共に。
0投稿日: 2026.01.01
powered by ブクログこの作品は彼のデビュー作だそうで、「1973年のピンボール」「羊をめぐる冒険」と合わせて青春三部作と呼ばれているそうです。実は「羊をめぐる冒険」の上を読み終えたところでそれを知り、急いで本屋に向かったのでした。笑 正直かなりふわふわしていて、小説というより詩に近い印象を受けました。とりあえず、村上さんがある作家から強く影響を受けていることは理解しました。今とはかなり作風が違うような気がします。
3投稿日: 2025.12.25
powered by ブクログどんなことも、風のように吹き飛んでいく。 そして深い井戸に入り込んでしまったような悩みごとは、突然現れた横穴から陽の光のほうへと出ていくこともできる(それがまぶしく輝く陽光ではなかったとしても)。 今考えているぐずぐずした気持ちや浮かばれない気持ちは、時間とともにどこかへ行くのだろう。 そう思えた良作だった。 ーーーーーーーーーー 「完璧な文章などといったものは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね。」
2投稿日: 2025.12.24
powered by ブクログベトナム・ブンタウの旅行中に読了した。登場人物は何かが欠けている人、それを補うのかどうするのか。 欠けたものを無理に埋めようとせず、そのまま受け入れて生きていく姿勢を学んだ。喪失や欠落は人生の一部であり、それと共に歩むことも一つの答えなのだと気づかされた。完璧でなくても、不完全なままでも、人は前に進めるのだと感じた。
15投稿日: 2025.12.22
powered by ブクログなんでしょうね。それっぽいセンテンスがならんでいる。そーゆー小説。 デビュー作とは知らずに読んだのですが 他の本では希釈されて、うっすら漂っている 気持ち悪さが これは物凄い濃度で臭う。 なるほどこれが出発地点か。 と妙に納得しました。
1投稿日: 2025.12.22
powered by ブクログ僕にはあらすじなんて読まなくとも今自分が読むべきを本を見つける才能がある。これこそを第六感というならば僕には第六感があるといって差し支えはないだろう。完璧な文章は存在しない、とあるが彼の文章は相当整頓されていると思う。几帳面というか気にしいというか。だからなんとなく居心地が悪い。でもそこが好きなところでもある。この本にも二度と逢えない人が出てきた。 ・結局のところ、文章を語ることは自己療養の手段ではなく、自己療養へのささやかな試みにしか過ぎないからだ。 ・文章をかくという作業は、とりもなおさず自分と自分をとりまく事物との距離を確認することである。 ・かつて誰もがクールに生きたいと考える時代があった。 ・強い人間なんてどこにも居やしない。強い振りのできる人間が居るだけさ。 ・僕は時折嘘をつく。(中略)嘘をつくのはひどく嫌なことだ。(中略)しかし、もし僕たちが年中しゃべり続け、それも真実しかしゃべらないとしたら、真実の価値など失くなってしまうのかもしれない。 ・「あなたは嫌な人じゃないわ。」「それほどはね?」 ・「惜しまずに与えるものは、常に与えられるものである」
11投稿日: 2025.12.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
1979年に発表。世界的作家、村上春樹のデビュー作。1970年の夏に帰省した29歳の〈僕〉が物語を書こうと思い立つ。自分が好きな小説家や音楽の話や、友人の〈鼠〉とバーで交わした会話、介抱したことから親しくなった女性との身の上話が、乾いた文体で断片的に語られる。 村上春樹の本は若い頃よく読んだ。『海辺のカフカ』にはじまり短編集やエッセイ、海外翻訳、地下鉄サリン事件の被害者と加害者側の宗教関係者への膨大なインタビュー集など色々読んだが、デビュー作である本作は読んでいなかった(読もうしたことはあるが、その時は挫折した)。最近になって村上春樹を読み直そうと思い、それならば第一作目から読みたいと思い購入。読んでみると、本作は村上春樹の小説家宣言だったのだなと思う。もしくは通過儀礼か自己紹介ではないだろうか。 うろ覚えなのだが、村上春樹は何かのインタビューで、小説を描くことを井戸を汲むことに例えていたような記憶がある。「自分の中の深いところから物語を創出する」ということだと思う。村上春樹の小説を読んでいると、主人公が精神世界に迷い込むような描写がよくある。または自分の世界に入ってしまう。 このような主観的な物語構造を持つ作家は幾人もいるが、日本人にとって分かりやすいのは宮崎駿だろう。宮崎駿の作品では世界で何が起こっているのか全体的な説明はほとんどされない。登場人物の目線で物語世界を走り回り、主人公の精神に反応するように世界のほうが変わっていく。天候や風、光の色がどんどん変わる。宮崎駿は世界を「俯瞰」するのではなく、人物の目線で世界を「仰ぎ見る」が、村上春樹の場合は個人の内側を広げていくことで世界がつくられる。個人的な行為によって世界が描かれていくように読める。 本作はそんな村上春樹のデビュー作ということもあり、自分自身のために書いた小説ではないだろうか。自分の心に残っている音楽、小説、場所を小説に置き換えていく作業のようにも思える。若いが故に持っているものは少ないが、そこも正直に空虚にさらっと書いている(文体が乾いているのは当時の時代性もあると思う)。小説を書くことの言い訳のような冒頭に、自分の内側を曝け出す前の「照れ」を感じる。自分の内面と向き合う村上春樹が、小説家になるための井戸を掘る前に自分の位置を確認した。そんな真面目すぎるほど誠実な姿勢が思い浮かんで、なんだか嬉しくなるような良い私小説でした。
2投稿日: 2025.12.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
鼠について語ろう。この本から知りえた情報を羅列してみる。 1.金持ちである 鼠の実家は神戸の山の手にある。三階建ての一軒家で、車は二台。 2.パンケーキにコーラをかけて食べる この食い物の優れた点は、食べ物と飲み物が一体化していることだ。
0投稿日: 2025.12.03
powered by ブクログデビュー作からハルキ節が全開、ハルキの文体もある程度完成されつつあるよう。 大学生の僕のひと夏の青春。親友の鼠との会話がウィットに富んでいて、当時、高校生だった僕はあこがれたものだ。
18投稿日: 2025.12.02
powered by ブクログよく言えばノスタルジー。 何も起きなくてつまらないという感想。 文章が周りくどくて読みづらい。目が滑る。 アメリカかぶれという言葉がぴったり。 ADHDの頭の中を覗いている感覚で気持ち悪かった。 ただないものをあるように描く仕掛け(?)はまんまとハマった。架空の人物を実在するように描くのは本当に混乱した。でもそれだけ。混乱するような文章書くなとモヤモヤした。
1投稿日: 2025.11.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
何を読まされているのか、さっぱり理解できず。 村上春樹のデビュー作で、群像新人文学賞。 「羊をめぐる冒険」「1973年のピンホール」に続くらしい。
6投稿日: 2025.11.25
powered by ブクログ一ヶ月ぶりの読書だったけど一瞬で引き込まれた 伏線が書かれない(気づいてないだけかも)からすっと消えていく話の連続で成り立っていた 髭を剃るときのお湯の温度とか細かい描写がとにかく好き。そもそも本を読むとQOLが上がる。いや、QOLが上がったから本を読むのか??
0投稿日: 2025.11.17
powered by ブクログ滲んでよく覚えていないような感覚になった。 時代が違うのに何処か懐かしく思えた。 少し自分の人生にかするような、胸がギュッと苦しくなる瞬間があった。
1投稿日: 2025.11.15
powered by ブクログ数年前に読み、今年に『羊をめぐる冒険』を読み、デビュー作からの三部作になっているということを知り、再読した。 淡々と時が流れていくし、何がどう発展していくのか見当もつかないが、間違いなく雰囲気がお洒落だ。
3投稿日: 2025.11.14
powered by ブクログもう一度村上春樹を読み直そうと思って第一作から手を出し直したが、不思議なことに私がまだ産まれていない70年代の空気感を随所に感じることができ、ノスタルジックな感覚に陥る。 第一作目ということで、春樹要素は比較的薄いが、異様にビールとタバコを嗜みながら女性と無意味なひと夏を過ごしたい気持ちにさせてくれる。 (私自身タバコは吸えないんだけど…) 「本なんてものはスパゲティーをゆでる間の時間つぶしにでも片手で読むもんさ。」という一言がやけに心に残った。 次は『1973年のピンボール』。
20投稿日: 2025.11.09
powered by ブクログ村上春樹の原点にして頂点 村上春樹の本はほぼ網羅してきたが、やっていることが最初から最近までずっと同じことをしているのだなと気づいた。構成もどこか似ている。ノルウェーの森や一人称単数と似ていた。だからこそ、村上春樹文学がずっと面白く次々と読んでしまう。 一番衝撃だったのはハートフィールドが実在しないことだ。素晴らしいフィクション作家である
0投稿日: 2025.11.03
powered by ブクログ単調に進んでいき、心を奪われる展開などはないはずなのに、なぜか読みやすい。 何十回も読めない漢字を調べた。こんなにも読めない漢字が日常の中に潜んでいたのかと思った。 なんか分からないけどまた読みたくなるんだろうなって思った。
1投稿日: 2025.10.27
powered by ブクログ文章は読みやすいが、ストーリーとして面白くはない。 カッコつけた文章が最後まで続いて、つまらない邦画を見た感じの気持ちになる。 これを理解したとしても、この作品を好きとはならないだろう。
3投稿日: 2025.10.25
powered by ブクログあらすじを問われても答えられない。 この本からは、なるようになるっということを感じた。タイトルどおり。 友達とビールを飲んで、女のことで頭を悩ませて、でも女に振り回されずに、自由に生きてく。結果その女性とは2度と会うことはなく、別の女性と結婚した。 他人のよく分からない夢をのぞいているような小説。 ———————————— 村上春樹さんの小説は、電子ではなく紙で読むのがおすすめ。
1投稿日: 2025.10.17
powered by ブクログ登場人物自身の言葉や性格、描写が全体的にクールだった。日本文学を読んでる感じがしなかった。 指が4本の女性との関係が変化していくところはオモロいなって思った、けど、え?今誰の話?ってなるところがめっちゃあった。
1投稿日: 2025.10.16
powered by ブクログ洋画の翻訳のような口調で紡がれる平凡な青春の物語。 ストーリーを大きく動かす出来事や伏線回収などもない淡々とした青春。 何か起きそうで、起きない。若者が現実に抱く期待と無気力を混ぜたような作品。 断章形式で語られているが、それぞれがつながっているようでいないようで、題名どおりに風の歌の様な気まぐれさが良かった。
0投稿日: 2025.10.16
powered by ブクログ音ではなく歌なのがなんとも言えず良い 人生で一番読んでる作家だし、私が小説を読むようになったきっかけの作家 平日夜更けに読み終えて明日も仕事だけど、無性にビール飲みたくなったのでコンビニで2缶買ってベランダで風浴びで飲んでる やっぱ春樹好き、あと個人的に世界観は好きだけど尻すぼみと感じてしまうから、こんくらいのページ数ありがてえ 続編もあるくさいから読みます この人まじで読んでる時間もセットで大事と思わせてくる
8投稿日: 2025.10.09
powered by ブクログ村上春樹のデビュー作ということで読んでみたいと思って手に取った1冊。読む場所と時間、季節によっては感じることが違ったのかなとも思う。文章量の割にかなり読みづらい。それでも1日で読み切れてしまうあたりが凄いところなのかもと思う。それぞれのエピソードが独立しているようで繋がっているようでどうにも纏まりきらない感覚に陥ったのでまた色々な文を読んで感受性が豊かになったら挑戦したい1冊。
8投稿日: 2025.10.07
powered by ブクログ羊をめぐる冒険を先に読み、不思議な世界の謎が明かされていく楽しみを感じた。 シリーズの一部目ということで、その世界の始まりを知ることができた。
0投稿日: 2025.10.05
powered by ブクログ悪い風が吹くばかりじゃない。風の歌を聞きながら、良い風が吹くのを待とう。それがテーマなのではないかと私は受け止めた。孤高な主人公の生き様が、そしてそれがどこに向かうのか、関心を持ってページをめくりつづけた。風変わりな登場人物。翻訳調の文体。乾いた空気感。私小説的な体裁を取りながらも、どこかファンタジックで、その独特の世界観にとりこになる。
9投稿日: 2025.10.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
可もなく不可もなく。学生時代に読んでいたらまた違う感想を持ち感動を抱いたかも。外国風な描写が個人的には中途半端に感じてしまい集中しきれなかった。物語としてはきついけど、ひとりの青年の思い出として読むにはポップさもあり面白くはあったかな。刺さる言葉や好きな言葉の引用もありワード的なセンスはさすがでした。
1投稿日: 2025.09.30
powered by ブクログ村上春樹のデビュー作。当時30歳かな。 センスの塊。1980年代のアメリカ映画のような空気感。人が死なないタランティーノのような。漫画で言うなら松本大洋。 すっごいふざけてる。シュールな笑いが散りばめられてる。ユーモアのセンスがすごい。海外の小説読みまくってたんだろうな。アメリカンジョーク的なのが多くて、それが独特の空気感を作っている。 書いてて楽しかっただろうなぁ。そして群像新人文学賞取るとは思ってなかったんじゃなかろうか。そのくらい自由気まま。
14投稿日: 2025.09.28
powered by ブクログ村上春樹さんの作品を実は全く読んだことがないと思い読みました。大学生の夏休みの18日間をを描いてる本なのにここまで知的で味わい深い文章をかけるのがすごいなと思います。確かに物語自体には面白さがあるかと言われると微妙ですが、主人公や鼠の言葉の数々に心打たれる場面がありました。 何年後かに読んでみたらまた感じ方が違う小説な気がします。
2投稿日: 2025.09.26
powered by ブクログ読んだのかなり前でもう内容覚えてない、、 けどあまり刺さらなかったことは覚えている、、 でも他の方の感想読んだらまた読み返したくなってきた。
1投稿日: 2025.09.24
powered by ブクログすごく惹き込まれる。なんか好き。不意に村上春樹が読みたくなってアフターダークに続きデビュー作を読んでみた。やっぱりなんか好き
1投稿日: 2025.09.23
powered by ブクログ久しぶりに読み返しました。 村上春樹のデビュー作ですごくさっぱりとした小説。 抽象度の高い描き方をしているので、頭に入りづらいところもありますが、おしゃれでポップな文体に心地よさを感じました。
1投稿日: 2025.09.16
powered by ブクログ村上春樹作品をほどほどに読んでからの、デビュー作読了。 短編映画を観たみたい、と思ったら映画化されてるので観てみようかな〜 比喩の癖は、だんだん強くなっていくみたい
1投稿日: 2025.09.13
powered by ブクログ相変わらずやれやれ系の主人公 テンポのいい洋画見てるような感じ 鼠の美しいものを知っていて、人として弱い優しそうな感じ好きだった。
1投稿日: 2025.09.04
powered by ブクログ今まで村上春樹さんの作品は好きでちょこちょこ読んではいたのですが、ここにきてデビュー作を読んでみました。 ある男性のひと夏の出来事をつづった物語。 少し風変わりな友人や恋人とのやり取りが村上春樹さんらしく爽快な文体で描かれていて日本の出来事のはずなのにまるで海外のような雰囲気を感じました。 度々作中に海外文学が引用されていたりして、レイ・ブラッドベリやヘミングウェイ、フィッツジェラルドなど読んだことがある作品などが出てくると嬉しくてワクワク感もありました。まだ読んだことのない作品も読んでみたくなりました。 そして何度も登場したデレク・ハートフィールドなる作家。 架空の人物にもかかわらず、当時、実際に本を買い求める人が殺到したと知って当時から村上春樹さんの影響力って凄まじかったんだなと感慨深かったです。 さすがですね。。
3投稿日: 2025.08.29
powered by ブクログ250826 ・ポップで軽快。若者らしい軽さと裏側の人生とのギャップ。 ・可愛いイラストや太字が入ることにより新しい読書体験が出来た。 ・正直何を伝えたいのか分からない。伝えたいことなどないのかもしれない。だからこその軽さと少しの憂いが共感を得るのかもしれない。
1投稿日: 2025.08.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
初めて村上春樹を読んだけど、私にはまだ難しすぎる…けど薄いから読めた。 青春について書かれたらしいけど、ただのどんよりした暗い話にしか思えなかった。 出てくる登場人物、人柄も発言も意味不明笑 よく分からない暗い青春、私は過ごしたくない。 印象に残った文 もし何かを表現できないなら、それは存在しないのも同じだ。
1投稿日: 2025.08.18
powered by ブクログ「何かを持ってるやつはいつか失くすんじゃないかとビクついてるし、何も持ってないやつは永遠に何も持てないんじゃないかと心配してる。みんな同じさ。だから早くそれに気づいた人間がほんの少しでも強くなろうって努力するべきなんだ。振りをするだけでもいい。そうだろ?強い人間なんてどこにも居やしない。強い振りのできる人間が居るだけさ。」
0投稿日: 2025.08.11
powered by ブクログ村上春樹のデビュー作。彼の小説を読むのは2作目。 売れてからの小説を読んだ後だと、まだ「散文」のと感じられるような、とっつきにくさがある。 でも、彼の魅力的な文章、会話センスは変わらない。 彼の魅力の根幹はしっかり存在していると思う。 基本的には悪友「鼠」とのバーでの会話がメインでそのオシャレな雰囲気を味わう作品だった。あまりにも文学的すぎて、自分には少しハードルが高かったかなとも思う。 文学的なのかもだけど、この作品は三島とか漱石みたいな、何度も読み込んで解読してやろうと思えるようなパワーは感じられなかった。 まぁ処女作だし、仕方ないかなとも思うが。 さらっと、いい小説読んでる感じを楽しめるので、そこはオススメかも。ライトノベル純文学。
0投稿日: 2025.08.10
powered by ブクログ私が生まれるよりも前の作品で、正直なところその時の若者の感性がどういったものなのか理解できないまま読み進めたのだけれど、この独特な雰囲気が好きだった。 読んで良かった。
1投稿日: 2025.08.08
powered by ブクログ女の子との会話やジェイズ・バーでのやり取り、立ち振る舞い…まるで映画や海外ドラマを観ているかのよう。女の子と鼠と過ごす一夏は、何か起きそうで起きずに、ただ色々なことを考えて感じながら過ごす日々。それがとても良かった。女の子とのどこか不思議で掴みきれない会話もテンポが良くユーモアも感じて心地良い。1970年代だけど、古臭く感じない。ノスタルジックでちょうどこの季節にぴったりです。
1投稿日: 2025.08.08
powered by ブクログこの文庫本を読了したのは、2025年7月13日でした。 久しぶりの村上春樹氏の作品です。 この作品は、1979年4月「群像」に応募し、第22回群像新人文学賞を受賞。そして「群像」1979年6月号に掲載され、村上春樹氏は作家デビューを果たしました。 この作品が文庫本となったのは、2004年9月15日に第1刷発行されています。2004年は、和暦にすると平成16年になります。今(2025年)から約21年前です。 以前、ブク友さんがこの作品を読了し感想をアップされ、コメントさせていただいたことがあります。 この文庫本を読み返し若い頃の楽しい良い思い出等を振り返ってみたい、若い頃にトリップしたいと、私はコメントしていました。 今回何十年振りに読了しましたが、今とは時代背景もかなり違い、【昭和の古き良き時代】だと感じてしまいました。私が歳を重ねたからなのか?それとも世の中が変わり過ぎたからなのか? 確かに比喩もあり、 例えば P45 ひどく暑い夜だった。半熟卵ができるほどの暑さだ。とか。 食べ物 例えば サンドウィッチ、カクテル、ビール、チーズ・クラッカー等とか。 音楽 ビーチ・ボーイズ「カルフォルニア・ガールズ」(YouTubeで視聴しました)等とか。 読んでいると色々ありますが、私が読み始めた時(いつが読み始めか記憶にありませんが)よりも、村上春樹氏の小説の描き方に慣れてしまったのかと思いました。 そして若い頃にトリップしたかというと、今、令和の私の方が好きだから、若い頃の思い出には振り返りたくないと思いました。 村上春樹さん、色々書いてしまいましたが、まだ私が読了していない作品は沢山あります。考えながら、楽しみながら、深く沢山の作品をこれからも読ませていただきます。
50投稿日: 2025.08.02
powered by ブクログ四十数年ぶりに村上春樹のデビュー作を再読。 十九歳から二十歳にかけて本屋でアルバイトをしてた頃、文庫本コーナーの整理をしていると、 なぜかいつも目に止まる黄色の背表紙とタイトル。 当時何に惹かれて村上春樹を読みまくってたのか、 このデビュー作を読んだら思い出すかな、と思ったけど、あの頃の自分の気持ちは何も思い出せなかった。 この物語の少し気だるくクールで、 取り立てて事件は起こらないけど 最初から最後まで漂う ずしっと重みのある苦しさと切なさが わたしを不安な気分にさせる。 読み終わったあとも残るこの重さが印象的。 なんとなく未消化なこの気持ち。 再読は続きそう。
37投稿日: 2025.07.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
長らく積読していた本。(多分8年くらい...?) 夏のこの時期に読めて良かった。 「この話は1970年の8月8日に始まり、18日後、つまり同じ年の8月26日に終る。」(p.13) 夏×港×大学生の退廃的な青春 って感じの内容で(大好物である)、雰囲気は邦画の青春映画って感じ。 書かれている内容を深く読み解けば、そこにちゃんと意味があるのだろうけど、サラッと表面の文章をなぞるだけの読み方だと、雰囲気だけしか残らない。 高校生の時に『ノルウェイの森』を読んだ時もそんな感じだったな.. ちゃんと頭を使って読めば、もっと深く理解出来るんだろうな。 タイトルの「風の歌を聴け」とはどういう意味なのか。 本書8ページには、 「様々な人間がやってきて僕に語りかけ、まるで橋をわたるように音を立てて僕の上を通り過ぎ、そして二度と戻ってはこなかった。」 と記されている。 また物語終盤ではこう語られた。 「あらゆるものは通りすぎる。誰にもそれを捉えることはできない。 僕たちはそんな風にして生きている。」(p.152) 以前アマプラで観た宇宙系のドキュメンタリーにあった「時間の矢」という言葉を思い出した。 正確には説明できないが、おおまかに言うと、 まるで矢を射るのと同じ様に、時間の流れは一方向性をもち、私たちは時間が進むという流れには逆らうことができず、過去に戻ることは出来ない。という意味だった気がする。 風や時の流れと同じように、自分の周囲の人間関係や、その時々の感情はとめどなく自分の上を過ぎ去っていくものである。 作者はその通り過ぎてゆくものたちの、刹那的なかけがえのない美しさを「歌」と表現して、このタイトルに込めているのかなと感じた。 物語の38章は、名台詞ばかりで神がかっている。 「僕の叔父さんは中国で死んだんだ。」 「そう・・・・・・。いろんな人間が死んだものね。でもみんな兄弟さ。」(p.151) 8月26日、主人公が夏の間よく入り浸っていた店のカレンダーの下に書かれていた言葉。 「惜しまずに与えるものは、常に与えられるものである。」(p.152) 夏の始まりと終わりを感じさせられる、爽やかな読了感があった。
1投稿日: 2025.07.22
powered by ブクログ東京の大学へ進学した主人公が関西へ帰省している期間の話。読んでいる途中なのに、この本を貸してくれた彼がどうしても私にこの本の考察を聞いて欲しくなり、残り3ページ、自分で感想を書く前に他人の感想を頭に入れられてしまった。純粋に感想が書けないのが悲しいけれど、いつも他人の感想を聞くと自分では思いがけないところまで思いを馳せてる人がいるなと驚く。
6投稿日: 2025.07.20
powered by ブクログ物語は、「僕」とその友人・鼠の一夏の出来事を、断片的に綴っていくスタイルで進みます。時系列はバラバラで、特に大きな山場や劇的な展開があるわけでもなく、淡々と状況が描かれていくのが特徴です。 たとえば、鼠との会話や、指が4本しかない女の子との思い出などが、日記のように綴られていきます。話の流れを追うというよりは、雰囲気やリズムを味わうタイプの作品。初読ではややとっつきにくい印象もありますが、そのスカしたアメリカン・ニューウェーブ的な語り口は、発表当時(1980年)にはとても新鮮に映ったのだろうと思います。 現在では、この文体や構成がライトノベルやゲームシナリオなどに模倣されすぎた感もあり、正直なところ「新しさ」は感じにくいかもしれません。とはいえ、村上春樹独特の、流れるような心地よい文体は今なお健在で、それだけでも読む価値はあると感じました。 また、作中に登場する「デレク・ハートフィールド」という作家が実在しない、村上春樹自身が創作した人物だったという事実も興味深いポイントです。内面の深い描写ではなく、言葉遊びや軽やかな筆致で書く、という村上自身のスタンスを象徴する存在だったのかもしれません。 初期作品らしい実験的な構成ですが、「村上春樹の原点」に触れてみたい人にはおすすめです。
0投稿日: 2025.07.19
powered by ブクログこの作品を初めて読んだ時、どれほどの衝撃があった事か。何度読んでも色褪せない、いや少し色褪せてなお魅力が増した。
0投稿日: 2025.07.12
powered by ブクログ処女作の完成度高い… 最初はこんなに淡々としてたんだ。 逆流するように呼んじゃってるので時々混乱してしまう。 数時間もかからず読める。
0投稿日: 2025.07.11
powered by ブクログまたもや全然わからなかったのにずんずん読み進めてしまった 火星での風との会話が一番印象に残って、ふと改めてタイトルを見てああ、風の話か、となった そんなわけないのに1番クリアに情景が浮かぶのがこのシーン
0投稿日: 2025.07.05
powered by ブクログ風のような小説。とはいえそれが何を言いたいのか、自分にはまだわかりません。何度でも繰り返し読んでみたい、そんな小説です。是非。
0投稿日: 2025.06.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「でもね、よく考えてみろよ。条件はみんな同じなんだ。故障した飛行機に乗り合わせたみたいにさ。もちろん運の強いのもいりゃ運の悪いものもいる。タフなのもいりゃ弱いのもいる、金持ちもいりゃ貧乏人もいる。だけどね、人並み外れた強さを持ったやつなんて誰もいないんだ。みんな同じさ。何かを持っている奴はいつか失くすんじゃないかとビクついてるし、何も持ってないやつは永遠に何も持てないんじゃないかと心配している。みんな同じさ。だから早くそれに気づいた人間がほんの少しでも強くなろうって努力するべきなんだ。振りをするだけでもいい。そうだろ? 強い人間なんてどこにも居やしない。強い振りのできる人間が居るだけさ。」(p.121より) 村上春樹の原点を知れる貴重な読書体験であった。 僕と鼠、4本指の女、3人の元ガールフレンド。それぞれの人物が、村上春樹の血肉であり、糧である。 これからも村上春樹を深めていきたい。
2投稿日: 2025.06.17
powered by ブクログ初夏の季節になると読み返したくなる。 文庫版裏面のあらすじが、まさにこの小説の魅力を簡潔に表現していて良い。 語りかけるような書き出しも魅力のひとつで、一気に村上春樹の世界に引き込まれるように感じる。これが処女作というのも尖っていて好きだなぁとしみじみ。
2投稿日: 2025.06.10
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小説というよりは詩集のような、ストーリーというよりは切り抜きのような、そんな文章だった。余暇や金銭的な余裕があり、何かを考えなくてはならない20代を過ごしている登場人物たち(余裕がなければ、何かを考える時間なんてない)。情景描写よりも、登場人物間のリズムの良い会話で物語が展開していき、直接的に彼らの心情が描かれている印象。 何故ここまでビールがお洒落に響くのか(それが著者の文才ということなのかもしれないが)不思議でならないが、登場人物を通り抜けていった青春を象徴する1つの事物なのだと感じた。 特に印象に残った箇所は以下 ・「完璧な文章などといったものは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね」(p.7) ・高校の終り頃、僕は心に思うことの半分しか口に出すまいと決心した。理由は忘れたがその思いつきを、何年かにわたって僕は実行した。そしてある日、僕は自分が思っていることの半分しか語ることのできない人間になっていることを発見した(p.113)
1投稿日: 2025.06.10
powered by ブクログI don’t know why, but I just remembered how my mom used to tell me to “think about happy things before you sleep” when I was a kid.
0投稿日: 2025.06.07
powered by ブクログ友達から勧められて読みましたが、ミステリーしか読んでいなかったので、あまりよくわからなかったです。 文章は読みやすかったです。 感想書くのをずっと後回しにして1ヶ月ほど経って書いているのもありますが、内容を全く覚えてないです..... このような作品を面白いと思える大人になりたいです
2投稿日: 2025.06.03
powered by ブクログこの20世紀後期感、その時代を生きた訳ではないので実際の雰囲気は分からないが、この時代に創られた良質な作品(小説に依らない)に共通するムードがこれ以上ないくらいに感じられる。
8投稿日: 2025.06.02
powered by ブクログさらっとした文体とどこか達観視しているのが文章から伝わる。文で人を惹き込ませるカリスマ性はこの頃から健在。 初期は情景描写を多用しないのが、ノスタルジックな作品に仕立て上げている要素。
3投稿日: 2025.05.23
powered by ブクログ正直、全てを理解するのは難しかった。 初めて読んだ村上春樹の小説で、場面の繋がりを あまり感じれず、ストーリーとしてちゃんと理解 できなかったのが悔しい。 感想としては、僕や鼠、女の子のそれぞれの関係性が面白くて、作品自体が1970年代なのもあってなのか日本というより海外の話のように感じた。 あとジェイズバーの雰囲気は個人的に好き。 『1973年のピンボール』や『羊をめぐる冒険』も気になるけど、まずは『風の歌を聴け』の内容をもう一度読み返してからになりそう、、。
2投稿日: 2025.05.18
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鼠、ラジオ、ボーイミーツガール 村上のデビュー作。やっぱり要素が散らばってるね。でもどことなく爽やかさもあって読んでいてとても気持ちよかった
3投稿日: 2025.05.13
powered by ブクログなるほどね〜、これが村上春樹か、という印象。 東野圭吾のように無駄なもの省いてストーリーの追いやすさに全振りしているのではなく、文章が比喩的で、美しいんだけどちょっと流し読みはできない。右脳使いながら読まないと途端にわからなくなるので疲れた。 特に伏線とかもなく、つながりもわずか。これはある一人の人間「僕」の夏の思い出を場面場面で切り取り、その時々の心情を丁寧に綺麗な文章で描いた作品、といったところかな。 1970年の話なので、内容にピンとくる最後の世代かもしれない。それも、今となっては「そういえば昔はこんなんだったな」という印象なので、今読めてよかった。
5投稿日: 2025.05.12
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再読した作品。これは、日本の話なの?と思うくらい海外っぽいオシャレな雰囲気がした。 そして、よく理解できないまま終わってしまった。 4本指の女の子はどこへ行ってしまったのだろう。 「あらゆるものは通りすぎる。誰にもそれを捉えることはできない」 その言葉通り、女の子はいなくなった。 タイトルや文章に風がよく出てくるけど、夏の夕方の風を感じで読み終えた後切なくなった。
3投稿日: 2025.05.12
powered by ブクログ流れるように勢いで読んだ。 理解する、というよりは感じる一冊だった。 ドラマチックな僕の人生の一枠を切り取って覗き込む、そんな読書体験でした。
3投稿日: 2025.05.11
powered by ブクログ文体のせいか、日本・芦屋が舞台とは思えず、どこか遠くの国の話のように感じられた。サラッと読めて、読了後も何も残らず、水のような作品だった。時間を置いて再読したらまた違う感想を持つのかも
1投稿日: 2025.05.06
powered by ブクログ地元の港町で夏休みを過ごす大学生の日々。 日本の作家が日本を舞台に書いたとは思えない雰囲気。 読んでる最中も、読み終わりも気持ち良かった〜。 めちゃくちゃ冷たいビールを飲みたくなる。 このデビュー作からしっかりハルキっぽくて、死とセックスと井戸的な穴が出てくる。そしてどっぷり世界観に浸かりたくなる、風景や服装や食事の描写。好き。 読んだときの年齢によって、感じ方もどんどん変わる本なんじゃないかな。
1投稿日: 2025.05.03
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火星の井戸がめちゃ好きだったので、ハートフィールドが実在しないのが驚き 文体のせいで日本が舞台であることを忘れる
2投稿日: 2025.04.30
powered by ブクログ港街へ帰省した僕と鼠のほろ苦い話。何かを表現できないなら,存在しないのと同じ。書く事は自分と問題の距離を把握する手段で,自分を救済する方法。「完璧な文章など存在しない。完璧な絶望が存在しないように」
14投稿日: 2025.04.20
powered by ブクログ読後の爽快感を味わうことはできたが、はっきりいうと物足りない。 まるでWikipediaのような軽い文章。軽快ともいえるが。 主人公は自分と近い年齢ではあるが、日常へのタッチがもう少し丁寧であってもいいと思う。比喩表現もほとんどなく、改行で済ませてしまっているように感じた。
2投稿日: 2025.04.19
powered by ブクログこの本は特に男女で思うことが違いそう。 痛い。そしてお酒が欲しくなって、また読みたくなってしまう。 追記:読めば読むほど読めてくる。好き、とはちょっと違うけれど、『これにしかないもの』がある。
2投稿日: 2025.04.19
powered by ブクログ『女のいない男たち』→『職業としての小説家』を読んだ後にデビュー作が気になったので読みました。 確かに、エッセイ内で語られていたようにこの文体やレイアウトは(原稿用紙と製本版がどれだけ違うのかはわかりませんが)当時革新的というか、目を引いていただろうなと思いました。 小説ってあまり読まないんですが、意外と自由というか内容以外にも遊ぶ余地があるものなんですね。
1投稿日: 2025.04.16
powered by ブクログこの本を読むと、ビールが飲みたくなる!と人から聞き、手に取った。確かに、青春のほろ苦さとビールが、小説の中でハーモニーを奏でている。村上春樹の小説を読むのは今回が初めてで、村上春樹の世界観を知れば、この本をもっと深く味わえるのではないか、時間をおいて、読み返したいと思った。
1投稿日: 2025.04.14
powered by ブクログ私は1970年代に生きてはいないが、20代前半で様々なカルチャーに触れ、影響を受ける理由は分かる。 自分自身の価値観の方向性が定まっていないからであろう。そして、周りの人間やその時代のカルチャーに呑まれて、現在の自分が形成されていくのだと私は思う。実際問題そうである。 私も主人公と同じく地元を出た身であり、学生時代の夏休みを思い出させる。膨大に感じる時間を如何に有意義で洒落臭く、ローコストで生活するかということに努めていたように思う。 忙しなく生活するよりも、そういった時間の使い方がむしろ人生の醍醐味なのかもしれない。
6投稿日: 2025.04.01
powered by ブクログ自分と重なる部分も多くてすごく刺さったのと、70年台の雰囲気を想像できるところがすごく良かったです。筆致もすごく優等生的な印象で、読みやすく感じました。 ハートフィールドは生まれ変わりたくなかったからリボルヴァーを使わなかったのかな、と思いました。
1投稿日: 2025.04.01
powered by ブクログ難しいわからない けど、21歳の男の子が過ごした夏だった。青春を感じた。世界観難しいけどまた読み返したい。
1投稿日: 2025.03.30
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話のない話という印象 友人に話を聞かされて見た景色を想像しているような感覚 言い回しや表現がおしゃれ、ウィットに富んでいる
1投稿日: 2025.03.18
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「昼の光に夜の闇の深さが分かるものか」 「山の方には実にたくさんの灯りが見えた。もちろんどの灯りが君の病室のものかは分からない。あるものは貧しい家の灯りだし、あるものは大きな屋敷の灯りだ。あるものはホテルのだし、学校のもあれば、会社のもある。実に色んな人がそれぞれに生きてんだ、と僕は思った。そんな風に感じたのは初めてだった。そう思うと急に涙が出てきた。」
2投稿日: 2025.03.07
powered by ブクログほろ苦い青春というのはよくよく伝わってきましたが、最初から最後まで女の話で何も得るものはなかったような気がします。夜に読むのにはちょうど良いのかも。 あらすじ 東京の大学生である僕は、夏になると海辺の街に帰省して友人の鼠と共にバーでビールを飲んだくれる日々を過ごす。しかし、そのバーで酔い潰れた女の子を介抱し仲良くなるが夏はいつの間にか終わっていき…。 初めはハートフィールドという小説家の話から始まり、終わりもハートフィールドの話で終わります。自分の好きなことをとりとめもなく話したらこうなった、みたいな文章です。頭が混乱するので初心者には向いていません。そしてやっぱり私は村上春樹の本が合わない…。
2投稿日: 2025.03.06
powered by ブクログ"完璧な文章などといったものは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね。" 村上春樹の処女作、アメリカンハードボイルドでかなり「グレート・ギャツビー」に影響を受けてることが伺える。まるで洋書の翻訳を読んでるかのようだったのであまり日本の港の光景が頭に浮かんでこなかった。
1投稿日: 2025.03.04
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「あらゆるものは通りすぎる。誰にもそれを捉えることはできない。 僕たちはそんな風にして生きている。」 通り過ぎていった思い出、甘いものも苦いものもたくさんあって、その刹那的な時を取り戻すことはできないけれど、ただただ思い出に耽る。 そういうこと結構あるなと自分と重ねて読んでいた。 港町の景色や夏の蒸し暑さ、海風の匂いが浮かんでくる情景描写が好き。
2投稿日: 2025.03.03
powered by ブクログ村上春樹3冊目 主人公は若く、知識が広く、思考が尖っており、感情移入はできない。だからこそ読みやすいのかもしれない。主人公周りの人間もどこかネガティブな要素を持っており、全体的に暗い話だと感じた。 途中で挟まってくるラジオDJのような話し方は暗い話を強引にポップにしていると思った。 難しかった。。
2投稿日: 2025.03.01
powered by ブクログ4.0/5.0 会話がどれもウィットに富んでて面白い。 特に大きな出来事は起こらないけど軽快でお洒落に感じた。
1投稿日: 2025.02.22
powered by ブクログデビュー作ということで読んでみましたが、どこか纏まりがないように感じました。 時間を置いて読み直したら印象も変わってくるのかもしれません。
1投稿日: 2025.02.20
powered by ブクログネズミと主人公は同一人物らしい 出会った指が9本しかない女性は中絶したらしい もう戻れないねあの子はどっか言ってもう会えないねって言うのがちょっと切なくていい感じ
1投稿日: 2025.02.18
powered by ブクログ25/02/10 初めての村上春樹。よくわからない、が率直な感想。展開についていけず、何回か読み返したりして。 山羊座はなんとなく損な星まわりらしい。夏、早く来い。 25/05/05 夏が来たからというのはたまたまだけど、たまたま帰省したらあったから、もう一回読んでみた。 今回の方がスムーズに読めた。 青春の1ページって感じ。夏の恋。儚い。
2投稿日: 2025.02.10
powered by ブクログ何読目だろう。 何読かはしているのは間違いない。薄い本だし。 でも今回も感想は「こんな話だったのか」。 つまり前回の印象が、それが何年前のことなのかも分からないけれど、まったく残っていないということだ。 覚えていたのは「僕」という主人公と「鼠」と呼ばれる友人と「ジェイ」の三人だけ。もちろん女の子が何人か出てきたことは覚えていたけれど、どんな女の子が出ていたかなんてことはまったく覚えてなかった。 まさに風のようにこの物語はどこかに過ぎ去っていくらしい。でも風の声は、必ず僕たちに何か大切なことを語りかけてくれるような気がするのだ。 だから多分、何年後かにまた読み返すことになるだろう。 その時、さらに年の離れてしまった「僕」や「鼠」に僕がどのような印象を持つことになるのか。 うん、なかなか楽しみではある。
4投稿日: 2025.02.03
powered by ブクログ普段は最新の大衆文学を読むことが多いため、この作品を正しく楽しめているのかが分からない。よく言えば幻想的でありながら、正直な感想としては何の話をしているのか分からない場面や構成も多く、戸惑いながら読み進めた。 しかし随所に光る彼のセンスとユーモアを読むためのものであり、別に展開を考察できなくても問題はないかとも考えている。 そういう意味では、デビュー作でこの完成度。 人目に触れる最初の文章が、「完璧な文章などといったものは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね。」であるのは、流石としか言いようがない。 デビュー作はその作家の本質的な要素がより色濃く出やすいと思うが、さすが日本で最も偉大な作家のそれだった。
13投稿日: 2025.01.24
powered by ブクログ地元に帰省した主人公と友人の鼠、4本指の女を中心とする海辺の街でのたった2週間の物語。 村上春樹の小説をちゃんと読んだのは初めてであったが、巧みな言葉遣いと情景描写で場面が鮮明にイメージでき、彼が伝えたい事は何なのだろうと考えながら読み進めると非常に面白みがあった。
2投稿日: 2025.01.23
powered by ブクログ2025.01.19〜2025.01.20 さらりと読める村上春樹。二人の若者の悩みながら生きていく姿がどこか自分の大学生活を思い出す。 深いようなそうでないような、その曖昧さが嫌いじゃない。
1投稿日: 2025.01.20
