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増山超能力師事務所
増山超能力師事務所
誉田哲也/文藝春秋
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総合評価

72件)
3.5
4
31
29
3
0
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    ストロベリーナイトの著者誉田さんの本。面白かった。 超能力を使う探偵の話と聞くと、エスパーで浮かせたり、人が吹っ飛んだりみたいな突拍子もない出来事ばかりで違う世界のファンタジーだと思えそうだけど、この本はとてもリアルで実際に超能力があるのではと考えてしまいそうになる。超能力者もみんなと同じで、ただ誰かの役に立ちたいだけ、超能力はそんな便利なものじゃない、なんで超能力がないのにそんなこと言えるんだろ。 短編で、探偵社の人達のパーソナリティも分かりつつ物語が進むので、一冊読み終わる頃にはみんなのことが好きになる。

    15
    投稿日: 2025.06.11
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    学生時代に読んだ時の備忘録 リアルな超能力(制約があり万能でなくご都合的な)ものでなかったのが好印象 超能力を認知した社会構造の設定は素晴らしかったがそれ以外が記憶に残っていないのは残念

    0
    投稿日: 2024.10.19
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    個性のある超能力者が出てきて、しかも真面目に超能力を使うことを考えている人たちの話で、現実離れしているけど、アリかもって思わせるところが良かった。

    0
    投稿日: 2024.09.15
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    ★お前が全部、面倒を背負い込んでるんじゃないか(p.364) ▶超能力のあるSF的世界での少しミステリ風の短編集。というよりそういう世界での人間ドラマという感じでしょうか。▶ひとつひとつの話はあっさりしています。▶関係ないけど最近、ラブドールが出てくる話にちょいちょいであいます。流行ってるわけではないでしょうが精巧で美しくなってイヤな感じが減っているのかもしれません。 【初仕事はゴムの味】六年かけて二級超能力師の資格を取った高原篤志の初仕事は浮気調査。 【忘れがたきは少女の瞳】家出した中学三年生の娘の捜査を依頼してきた母。人の気持ちを感じられる中井は違和感を覚える。 【愛すべきは男の見栄】朋江の目から見た増山や事務所のこと。新メンバーに明美。 【侮れないのは女の勘】心臓発作で死んだ男から基準を超えるDM値が検出されたので警察の榎本から調査の依頼があったので悦子が対応。 【心霊現象は飯のタネ】河原崎晃の事務所にポルターガイスト現象解決の依頼があった。 【面倒くさいのは同性の嫉妬】明美は友人の頼みで職場のいじめを調べ、同時に自分の過去を思い出す。 【相棒は謎の男】榎本が増山と出会った事件、何度か話は出てきていた井山文乃事件を回想する。 ■増山超能力師事務所についての簡単なメモ 【一行目】いつもより、少し早く目が覚めてしまった。 【あけみ】宇川明美。増山超能力師事務所に面接に来た。一見フェミニンな女の子だが中身は男性。その後臨時採用となりとりあえず二級資格取得を目指す。悦子は反感を抱いている。真正半陰陽として生まれた。姉の千尋(ちひろ)は亡くなっている。 【篤志/あつし】高原篤志。増山超能力師事務所所員。二級超能力師。資格取得に六年かかった。二十九歳。いかにも半人前といった風情だが中井よりルックスはいい。 【アリス】増山の娘と思われる。 【いしの・きみこ】依頼人。安田幸一事務所勤務。おおくら・かずとを捜している。無断欠勤しているが仕事上とても重要な位置にいるのでいないと困るので。 【井山文乃/いやま・ふみの】→文乃 【イントロスコピー】密閉箱の中身を透視する。 【宇川明美/うかわ・あきよし】→あけみ 【悦子/えつこ】住吉悦子。増山超能力師事務所の所員。二級超能力師だがすでに一級試験科目の半分はクリアできている。三十二歳。強い発火能力を保持しているが規則で使えないことになっている。増山の愛人であるのは公然の秘密。 【榎本克己/えのもと・かつみ】本所署の刑事。警官には珍しく超能力に理解がある。年齢は五十歳くらい。たばこはピース・ライト。 【遠隔伝心】テレパシー。一級試験科目。 【遠隔読心】会社面接などで面接を受ける者の言葉に嘘がないか、やる気があるかなどをチェックする。 【大島】河原崎の部下。二級。 【大谷津朋江/おおやつ・ともえ】→朋江 【川西彰浩/かわにし・あきひろ】今日子の夫。都立高校教師。四十五歳。 【川西今日子/かわにし・きょうこ】依頼人。三十四歳。家出した娘の春奈(はるな)を捜して欲しい。 【川西春奈/かわにし・はるな】今日子と彰浩の娘。十五歳の中学三年生で卒業式があったばかり。家出した。 【河原崎晃/かわらざき・あきら】増山が道玄坂で独立したときの創立メンバーの弟分。美男子だがなぜかモテないので惚れやすい。「ミスター・パーフェクト」と呼ばれる凄腕になって三年前三十九歳のときに独立し「K's サイキックス・オフィス」を御茶ノ水に立ち上げたがすぐ手狭になり現在は神田神保町に事務所がある。一級超能力師三名、二級五名、研修生四名、事務員三名と超能力師事務所としては大所帯。二級の二人を除き全員女性。 【小泉】水原由夏の事件で榎本に説明してくれた医師。 【サイコメトリー】「金属媒介感受」「液体」「有機物」など細分化されている。一級では複合媒介もある。 【西条照美/さいじょう・てるみ】依頼人。四十六歳。長期間セックスレスの夫に特定の相手がいるなら離婚してもいいと考えているそうだ。 【西条敏郎/さいじょう・としろう】照美の夫。五十三歳。服飾デザイナー。「ローロ」という会社を経営している。 【柴崎】河原崎の部下。二級。 【住吉悦子★/すみよし・えつこ】→悦子 【代理念写】思念を写真にする高等技術。 【高鍋逸夫/たかなべ・いつお】日本超能力師協会のできる前、先駆者として活動した。増山や河原崎もメンバーだった。現在は日本超能力師協会専務理事。公安は高鍋を危険視している。 【高原篤志/たかはら・あつし】→篤志 【谷田雅代/たにだ・まさよ】水原由夏の事件で近くにいた生徒。 【超能力師事務所の仕事】浮気調査。会社面接の補助。 【超能力師】十三年前国内初の「日本超能力師協会」が発足し資格として認められた。資格試験に落ちた者は「無能力者」と呼ばれる。超能力はなんかダークマターが関係してるらしい。能力による得手不得手はあるようだが基本的にオールマイティになんでもできるようだ。《超能力師ってのはね、いつだってスマートじゃなきゃいけないんですよ。》p.147 【超能力師の能力】遠隔読心。遠隔伝心。サイコメトリー。接触読心。 【超能力師実技試験内容】二級は透視三種、物体媒介感受三種、遠隔読心、接触読心、念心遮断、物体念動四種、念写の十四科目。一級は複合透視、遠隔伝心など九科目がプラスされる。 【DM値】超能力はダークマターによる作用ということで超能力が使われるとDM値が高くなるので犯罪捜査にもその測定器を使うことが義務づけられた。T波だとテレパシー、C波だとサイコキネシスが使われたことがわかる。 【テレポーテーション】日本超能力師協会がそれはできないと正式見解を出している。 【読心】→遠隔読心/《人の心ってのはな、読んだり覗いたりするもんじゃねえ・・・・・・察するもんだ》p.129 【富山順一/とみやま・じゅんいち】榎本の六歳年下の友人だった。 【朋江】大谷津朋江。増山超能力師事務所の事務員。経理担当で採用されて十一年。元蕎麦屋を夫婦で営んでいたが夫の事故で(命に別状はなかったが)店を続けられなくなって事務員として応募した。子どもは三人いる。 【中井健★/なかい・けん】増山超能力師事務所の所員。三十五歳。二級超能力師。自他共に認めるブ男でモテない。入所してから二級の資格を取るまでに四年かかった。ずっと超能力をコントロールできなかった。他者の感情が色のついた煙として見える。 【畑中葵/はたなか・あおい】宮田純一と同じ会社の女性社員。同僚のいじめにあってるらしい。 【藤宮亜澄/ふじみや・あすみ】河原崎晃の依頼者。美女。自宅のポルターガイスト現象を解決して欲しい。大手商社の三藤商事。父は大手の東中ホーム(とうちゅうほーむ)社員で建築の不備にはしたくない。 【物質媒介感受】→サイコメトリー 【文乃/ふみの】井山文乃事件は日本超能力師協会がまだない頃、高鍋逸夫のグループが解決した。担当したのは増山で詳細はわかっていない。そして文乃は増山の現在の妻。 【増山圭太郎★/ますやま・けいたろう】増山超能力師事務所所長。ふだんは眠そうでやる気を見せず飄々としており「面倒くさい」が口癖なのに知恵の輪やクロスワードが趣味。女には滅法モテる。アリスという娘がいるようだ。日本超能力師協会の執行部入りを望まれているようだが後進を育てたいので断っている。元々協会の前身組織の一員だったようだ。第五話時点で日本超能力師協会、東京支部、城北ブロックのブロック長に就任した。 【増山超能力師事務所】日暮里にある。メンバーは増山、朋江、悦子、中井、篤志、明美。抜けたメンバーは河原崎。 【水島絵理奈/みずしま・えりな】河原崎晃の秘書。 【水原由夏/みずはら・ゆか】二十年前榎本の扱った事件の被害者。突然倒れ脳に硬膜外血腫が六ヶ所あった。当時都立芝東高等学校の生徒だった。 【宮田純一/みやた・じゅんいち】明美の小学校からの幼馴染み。チェーンの大手玩具店勤務。 【本宮聖美/もとみや・きよみ】水原由夏の事件で近くにいた生徒。 【予知能力】多くの者が有するがはずれたことと未来が変わったことの区別がつきにくいので超能力師の試験科目にはなっていない。

    0
    投稿日: 2023.06.30
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    超能力師が地位を認められている世界。 面白かった。 等級試験もあり、ビジネスにも活用されている。 レベルの高い探偵という感じなのかな? 超能力を操ることが出来たら楽しいかもなどと思ってみるが、そういう力が無いほうが楽なのかな?とも思わせてくれる。 誉田作品だけあって、とてもテンポ良く読みたい気持ちをくすぐる楽しい作品だった。

    5
    投稿日: 2023.04.16
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    超能力を使って事件を解決する探偵事務所が舞台、毎話主人公が変わるオムニバス形式。超能力でヒトの心やビジョンを読み取りながらトラブルに挑んでいくんだけど、とある人物の「ヒトの心は読み取るもんじゃねえ、察するもんだ」ってセリフがこの本のど真ん中のメッセージな気がする。

    0
    投稿日: 2023.01.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    アニメのモブサイコ100を見ていて超能力ものを読みたくなって読んだ。超能力があってもモテるとかにはならない、ってのは同じで面白い。短いエピソードで超能力師事務所などの人物が紹介されていて楽しく読めた。 文乃の秘密?と高鍋一派の陰謀が気になるところで終わり。

    0
    投稿日: 2022.10.22
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    へぇぇ。 誉田さんって、こういうのも描けるんだ。 というのが、真っ直ぐな感想です。 超能力が広く認められた世界でのお話。 増山を所長とする超能力(探偵)事務所。 所属する各メンバーの視点で各章(事件)が描かれており、ミステリーと、各メンバーの人となりを章を追うごとに知ることができます。 テイストが軽いので、思いっきりミステリーが読みたい時にはオススメしませんが、性根の悪い人が登場せず、読みやすいので、活字を追いたい時には良いと思います。 シリーズ化しそうですね。 続編は読んでみたいです。

    2
    投稿日: 2022.09.29
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    ドラマを先に視聴済みなので、キャストみんなの顔が思い浮かんでしまった。 ココリコ田中さん、めちゃくちゃ格好良く所長を演じていたんだなぁと実感。 ドラマでは気付かなかった細かい設定(なぜ超能力師なのか)がわかったのは良かった。

    0
    投稿日: 2022.08.04
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    題名からしておもしろいが滲み出てる 読む前は 超能力使えたらいいなぁって思ってたけど 以外と色々大変なのね… 続編も読みます

    0
    投稿日: 2022.07.29
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    なんかこの表紙の画像しか出てこないんだけど、私が読んだのはコレじゃないのよぅ…studio crocodileのあのイラストでジャケ借りしたのに、中身がけっこう真面目というかシリアスというか、その落差が好きですね。超能力が科学的に証明され、資格として認められた世界という設定が面白い。登場人物それぞれのキャラも立ってるし、抱える事情もきっちり描かれてて納得です。続編…予約しなくちゃ。

    0
    投稿日: 2021.09.12
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     誉田哲也のSF。超能力を題材にした作品は多いがこの視点で書かれたものは初めて読む。  扱い方によっては深刻になるテーマだけに、軽めのタッチで描いたのはかえってよかった。  またシリーズ1作目ということで、背景や登場人物の紹介が中心となったが、設定が詳細である割りに退屈させない展開で十分な説得力もあり、プロローグ作品として申し分ない。次作への期待が増す。  オールラウンダー・誉田哲也の面目躍如の作品。

    0
    投稿日: 2021.09.01
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    超能力をリアルに捉えないとこうなるのかな。 中途半端にリアルにしている。 どちらかにすればもっと面白いと思いました。 自分としてはもっとコミカルにして欲しいですね。

    5
    投稿日: 2021.03.20
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    発想はおもしろい。みんな同じ種類の超能力持ってて、程度が違う。 しかし、心理描写が甘い気がするな。両性持ってる人とか、もっと深い心理がありそうだけどな。 超能力者はそれを悪用しない、という設定がご都合すぎる。 続きを読ませたくなる工夫はあるから、まあまあ。

    0
    投稿日: 2021.03.14
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    超能力師事務所…って言っても、超能力が使えるだけで、探偵事務所とやる事一緒やな。と言ってもそれが大きいか。確かに、超能力あった方がやり易いかもしれんけど。 この世界は、超能力が認められてる! 何か、1級とか2級とかある。その組合みたいなのも。 実は、超能力、怖い力があるみたいやけど、そう深刻に書かれてない!というか軽いタッチで書かれたコメディーって感じ。探偵物語の超能力版やな! でも、主人公の増山は、軽く見えるが実は、凄い!飄々な感じなのに、凄いとか強いとか言うのはカッコ良くて好き! 各エピソードに分かれてスラスラ読める。まぁまぁ良かった! 

    14
    投稿日: 2020.11.18
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    先に続編から読んじゃったので慌てて読んだ第一弾。これを読む限りかなりハードな続編になりそうだし、まさにそれを期待してしまうけど、そういう意味では続編は肩透かし。ちょっと意図に戸惑ってしまう。何せ誉田哲也だからなあ。。もっと深いものがありそうなんだけど。この作品、文乃のところだけでひとつの作品になってたら☆5つなのは間違いなしだな。

    7
    投稿日: 2020.11.15
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    ダークマターの影響で超能力が発現する人が少なからずいて、それが社会的に認知され、職業化している設定は面白いと思う。その上であえていうなら、念を送るだけで人を死に至らせる能力があるとすれば能力検定などというその能力を高めるような制度がある事に違和感がある。むしろX-MENよろしく魔女刈りが公的に実施されると思う。 物語は短編毎に主体となる登場人物の生い立ちと事件がシンクロする展開。得意不得意はあるが能力者たちはそれなりにオールマイティに能力を使える。超能力物はある能力だけ使える人物達がその能力を補完し合って協力して挑む展開にするのは、キャラクターの個性を高める故だろうが、そこに頼らずキャラクター作りをしているところは好感が持てる。 所長の増山は問題のある女性を娶って庇う献身さがあるが、反面悦子との愛人関係であるところはちぐはぐで違和感が残る。 それはこの後に語られる続編にて明かされるかもしれないが。 超能力ものは能力へのあこがれと本人にしか分からない葛藤があり深いと思うが、この作品でもうまく表現していると思う。

    0
    投稿日: 2020.10.18
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    この本で半陰陽(インターセックス)という言葉を知り、世の中にこのような人がいることを知った。 超能力を持つ人がいて、資格試験があり、その力を活かした仕事がある世界。 ありえない話なのに、そんな世界がいつか存在する時代が来るかも?と思わせるぐらい具体的な描写が、さすがだなあ。

    3
    投稿日: 2020.05.27
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    軽さ満載の浮気調査から始まったこの物語は哀しみ伴う暗い暗い事件の幕開けの余韻を残して終わる(続く)。

    0
    投稿日: 2020.05.17
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    超能力なんて子供みたいな話じゃないの? 個性ある登場人物、超能力を駆使して解決していく様々な問題。 気付いたらとってもワクワクしながら読み進めてる自分がいました。

    0
    投稿日: 2020.04.26
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    I thought that a person with the special ability of psychic power would be lonely.

    0
    投稿日: 2020.02.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「超能力」という設定はごくありきたりかと感じたが、登場人物一人一人の生い立ち、ストーリーがきめ細かく設定されているので、続編はぜひ読みたいと思いました。

    7
    投稿日: 2020.02.25
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    一話完結タイプなのでそこまで読み応えが、、、と思っていたけども、キャラクターの個性も一人一人いいし、入り込めます。 超能力を元にしているのでミステリーとは言い難いけどもするすると読めて、さらに解決したあとの達成感はミステリーとして為されているかと。 淡々と終わってしまうかと思いきや次への展開もあってまた読んでみたいと思わせる作品。

    1
    投稿日: 2020.02.19
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    想像以上に面白かった。ただのオカルトではなくて、一人一人の物語があって、ストーリー自体も単純ではなく、どんどん読みすすめられた。

    1
    投稿日: 2019.09.15
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    超能力事務所の所員の群像短編小説。 誉田さんは真面目な警察ものより、こういうちょっと変な世界観の方が面白い。

    2
    投稿日: 2019.07.25
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    誉田哲也さんの作品としては、今までとは少し違うテイスト でも誉田さんらしく、登場人物のキャラが立ってる ありえない設定と思いつつ、その世界に吸い込ませる小説力 続編の大戦争も読もうと思います

    1
    投稿日: 2019.06.20
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    うおー!一気読みです☆お初の作者さんですが、ストロベリーナイトのドラマは大好きです。ドラマ化してたのも見たかったのに気づいたら終わってましたσ^_^;それにしてもほんとに超能力師がいたら…なぁんて考えちゃうくらい、引き込まれました。増山超能力師事務所にいるメンバー及び周辺の人が入れ替わり主人公になる短編です。中でも、明美の話はちょっと泣けました。最初に出てきたときはキラーイ…と思いましたが涙がちょちょぎれました。続編に含みがある内容で終了してます。機会があれば続編も読みたいですね。

    1
    投稿日: 2019.06.14
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    軽く読もーって思ってたら案外、面白くてハマってしまった!!探偵小説大好きだけど 超能力探偵社なんて設定が今まで無かったぶん、興味深くて面白かった♪

    2
    投稿日: 2019.05.14
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    誉田哲也さんの作品をたくさん知っているわけではないのですが、ストロベリーナイトや、ジウ、ケモノの城などのグロさやどんよりとした感じが一切ない、本当にテンポよく読める一冊でした。それでいて、それぞれの人物に個性があって、特に悦子と増山の話は深かった。そして登場人物のツッコミが面白い。それでいて、超能力といういまいちピンとこない能力を、現実味たっぷりに書いていて本当に読み始めたら止まらない物語でした。もう一冊も今読んでますが、続きが気になって仕方ないです。

    2
    投稿日: 2019.04.25
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    連作小説なのですが、同じ事務所をテーマにしているだけで語り手は毎回違います。 最後の話までは「超能力」というものがこのような使い方、この程度であればあってもいいかな、と思いつつ、それでもこの作者は許してくれず(?)最後はちょっと「ざわっ」とする終わり方です。続編もあるようなので(タイトルも剣呑)、それはそれで読みたいのですが・・・

    2
    投稿日: 2019.03.17
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    超能力が認知された世界が舞台。美人で一癖ある住吉悦子、見習いから正社員になった高原篤志、その先輩社員の中井健。研修生の明美、裏方でみんなを支える朋江。そんな社員達をまとめる増山圭太郎。 第1話を読んだときは、まぁ面白いかなという感じだったが、他のメンバーや過去など読み進めていくと、次が気になる。最終話では増山の衝撃の過去が明かされる。 次作を読む前に再読。

    1
    投稿日: 2019.02.11
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    今月の1冊目。今年の14冊目。 題材が超能力と言うことで面白かったです。なんとなく今後も読みたい感じがしました。

    0
    投稿日: 2018.07.18
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    日暮里駅から徒歩10分。ちょっとレトロな雑居ビルの2階にある増山超能力師事務所ー。所長の増山率いる、見た目も能力も凸凹な所員たちは、浮気調査や人探しなど、依頼人の悩み解決に今日も奔走。超能力が使えても、そこは人の子。異端の苦悩や葛藤を時にユーモラスに時にビターに描く。

    1
    投稿日: 2018.06.19
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    超能力ものといえば、特殊な能力を持った主人公や登場人物が何かしら人知を超えた、もの凄い力を行使するというイメージだが、本書は少し違う。もちろん超能力なので特殊な力だし、単純な物理法則では解決できないのだが、なんというか、「そこまで特別なことはできない」のである。 また、超能力者が、それをひた隠しにするようなことはせず、むしろ超能力に対する認知や研究も進んでいる。超能力もきちんと努力しないと上達せず、例えば建築士のような資格があったりする、という世界観。設定が上手いと思う。 本書は超能力を活かした仕事、「超能力師」が、探偵としてさまざまな事件を解決する物語である。基本的に登場人物に悪人はおらず、読みやすくて面白い。

    1
    投稿日: 2018.04.01
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    超能力の存在が社会的に認知されたという設定の話。超能力師事務所のメンバーが依頼を解決するという探偵もの的な短編集で、そこそこ細部まで作り込んであることから、すんなり楽しめる作品に仕上がっています。

    0
    投稿日: 2018.02.04
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    増山超能力師事務所を読みました。 超能力の存在が科学的に証明され、超能力を持っている人がその能力を使ってビジネスをしていく時代という設定の物語でした。 増山超能力師事務所の社員や関わる人たちが順番に主人公となって超能力を使ったビジネスが物語られていきます。 サブテーマとして、悪用すれば犯罪も簡単にできてしまう超能力をどのようにコントロールしていくかという仕組み

    1
    投稿日: 2018.01.28
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    可もなく不可もなく。笑いあり増山所長の心情を読みシリアスになるシーンあり、何れにしても安定の誉田節でした。濃いめなキャラが見当たりませんけどシリーズ化しても面白いかも?

    2
    投稿日: 2018.01.08
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    超能力が世間に認知されて資格として検定試験もある世の中で超能力師探偵事務所に勤めるスタッフを語り手としてその生い立ちと探偵事務所の仕事を描く。超能力師でも一般人と同じ葛藤と悩みをかかえて生きている姿が描かれている。

    0
    投稿日: 2017.11.29
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    20170725?〜0731 今年の春に深夜テレビでドラマ化。なかなか面白い。原作の方が超能力師の事情が細かく書かれていて興味深い。

    0
    投稿日: 2017.08.02
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    超能力者が存在し認められた社会。スピリチュアルじゃないけど、こういった人たちがいてもおかしくないと思う。また、誉田哲也のストーリー構成が素晴らしかった。こんな世界が現実的にあっても不思議じゃないと思わせてくれる。超能力者だといっても同じ人間。だからこそマイノリティとしての感受性が強いのかもしれない。 超能力に憧れるけど、持ったら持ったで人の感情含めて見え過ぎてかえってきついな〜。

    0
    投稿日: 2017.08.01
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    タイトルからはコメディなのかなと思い、やっぱ誉田哲也読むならどっしり系がいいなとちょっと間を空けていて。 そろそろ読んでみようかなと思い、読んでみたら人情コメディだった件 それにまさか短編集だとは思わなかった… 普通の探偵事件に超能力って言う要素を加え、1人ひとりのキャラクタを紹介する丁寧さは安心 SF(少し不思議?)と言っても、決して読む人を置き去りにしない丁寧な内容も良かった。

    0
    投稿日: 2017.07.11
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    思いのほかおもしろかった。 超能力があろうがなかろうが、 人は傷つくし、寄り添いあえるし、 生きているんだねぇ。

    0
    投稿日: 2017.07.04
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    テンポが良くて、落ち込むような暗い話じゃないから サクサク読める。 でもって、読んだ後何も残らないから 何読もうかなー...って迷ってるならコレお勧め。 話途中にチョイチョイでてくる禁断の物語は 思た程大したこと無くて拍子抜け。 もっとすげー暗黒の話かと思ったじゃんか。

    1
    投稿日: 2017.04.30
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    DVDでの登録がないので、これで登録。 録画したドラマ見終わりました。超能力のある人が増えて行った世の中で、それを仕事とする事務所の話。 ココリコ田中をはじめ、事務所のメンバーが個性いっぱいで面白く見た。小説も機会あったら読んでみたい。

    0
    投稿日: 2017.04.14
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    ココリコ田中のドラマが面白かったので原作も買ってみた。作者が意外にも誉田哲也、ストロベリーナイトと違って明るいタッチで読みやすかった。 どのストーリーもドラマで放送されているが、シンプルな中にそれぞれのキャラクターの苦悩が隠されているので読み応えはあった。特に明美のエピソードはズシっと重かった。 本作のヒロイン・悦子は若い頃荒れていて「川口の魔女」と呼ばれてたいた…らしいが、川口というところが笑ってしまう。確か姫川玲子も埼玉だった気がする。この作者のこういう地名の使い方が面白い。

    0
    投稿日: 2017.03.29
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    ドラマきっかけで読んでみました。 ドラマの方が面白い。 珍しい現象です。 きっと、田中の演技力が、 原作の表現力を超えたんだろうなぁ。

    0
    投稿日: 2017.02.22
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    連作短編。 ドラマの原作になるべくして作られたような作品。 可もなく不可もなく。 所長の増山のキャラがもっと立ってるかと思ったが、かなり中途半端。

    0
    投稿日: 2017.02.20
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    超能力者が運営する探偵事務所のお話。 面白かったとは思うけど、 誉田作品としては自分的にイマイチの感じでした。 最後まで軽い感じで読ませていもらえればよかったですが、 最終章だけやたら思い雰囲気でした。

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    投稿日: 2017.02.11
  • TVドラマよりもシリアスな人間ドラマです

    超能力者が社会的に認知され、普通に探偵事務所の仕事をしているという設定。 よくこんな設定を考えられますね。 誉田哲也さんの多彩な創造力に驚かされます。 テレビドラマではかなりコミカルに描かれていますが、原作はわりとシリアスなタッチです。 登場人物のキャラもドラマとは少し印象が変わりますが、大筋はドラマと同じです。 ちょっと風変わりな人間ドラマとして、楽しく読める一冊です。

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    投稿日: 2017.01.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    軽快な物語運びでとても読みやすい。が、内容は実は案外重め、というか現代的であり得なくはないと感じました。登場人物が個性的でそこに引っ張られがちだけどちょっと考えさせられる。

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    投稿日: 2017.01.07
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    超能力も技術のひとつ。練習して努力して、技術を磨いて仕事に生かす。 超能力という特殊能力を持つ人たちが探偵の、探偵事務所に持ち込まれる事件のお話し。 みんな普通に苦労して生きている。 そんな感じなので、幻魔大戦は起こらない。

    0
    投稿日: 2016.12.14
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    所長の増山率いる超能力師事務所の個性溢れる所員たちが、苦悩と葛藤を抱えながら事件を解決する連作作品集。 超能力者が国家資格となるという設定が面白い。既に米国では犯罪捜査に超能力が使われているという。日本でも未解決の重大事件が数多い。今現在、その能力を他人と違うからという理由で、ひた隠ししている人材がいるとしたら勿体ない。パラレルワールドの設定ながら、真剣に考えたい世界観である。

    2
    投稿日: 2016.12.11
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    超能力師が働く会社の人達とその周辺に関わる人のちょっと不思議な話。 毎回、違うメンバーが話を進める連作。 後半、キナ臭い感じもあり続編を予感させる。

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    投稿日: 2016.11.16
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    最近読んでいた小説が全部重苦しいものだったので、すごく面白かった。 こういうふうな自然な感じのSF好きです。 超能力とかまったく信じないけど小説はそういう非現実的な要素がある方が楽しい。

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    投稿日: 2016.11.09
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    このところ多忙につき、読感を書いている時間がない。 とりあえず、読みましたということで、読了日と評価のみ記載。 2016/7/19

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    投稿日: 2016.10.02
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    超能力の存在が社会的に認められていて、その使い方もちゃんと法律で整備されている中で、超能力を使ったお仕事。まぁやはりというか、探偵的な仕事になるんだけど、SFではあるけれど、現実社会のありようのままにその力が使われていくって、なかなか面白いお話でした。人間関係の部分がもっと面白く、続編ってないのかな、とか。

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    投稿日: 2016.09.29
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    超能力で事件解決! 楽しいし、思いがけない展開もあるし いいんだけど 物足りないのはなんでだろ 続編書くんだろうからそれまで待機かな

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    投稿日: 2016.09.19
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    超能力が公認された日本社会でのお話。 探偵事務所の面々がひとりひとり主人公になっていくオムニバス形式。超能力といっても万能ではなくて、資格試験があっていろいろ規約や制限があったりするのが妙に現実味を帯びていておもしろい。ひとつひとつのお話はしっかりしているものの、わりと終わり方はあっさりしているので探偵事務所の日常のひとコマという感じかな。

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    投稿日: 2016.08.04
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    超能力が国家資格なった世界の探偵事務所のお話し。 超能力があるのに便利でないので、ご都合な話にはなりません。 次も期待。

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    投稿日: 2016.07.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    結構面白かった!タイトルそのまんまだけど。 超能力ってあったらいいなとは思うけど、今まで読んだ話はすべて辛い話が多かった。やっぱり異端視されるしコントロールできなくて人を傷つけてしまったり。悪事に使おうと狙われてしまったりってのもあったな。 これは、超能力をうまく事業として成り立てている話。明美の話はつらい。。性ってなんだろうって思った。 続編期待!もっと彼らに活躍してほしい。

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    投稿日: 2016.06.18
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    超能力が公認された世界。 探偵のように超能力を使って問題を解決する超能力師事務所の所員達のオムニバス。短編が主人公を切り替えて7本収録されている。 超能力といっても万能の描かれ方ではないのがこの話の面白いところ。 透視をするのにも、金属とプラスチックの複合物はやり辛い、カーテンが邪魔で見えにくい…等々シビアな制限が描かれる。 異能ものというと設定が馴染むまで取っ付きにくい作品も多いが、この作品は日常の中の一要素として上手く溶け込んでいた。 いかにも続編がありそうな引きの仕方で終わっている。所員一人一人魅力的だが、やはりメイン主人公は増山だろうか。

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    投稿日: 2016.06.12
  • 読みやすい!

    誉田さんの新シリーズ?短編なのとネタも色々あって読みやすい。☆3.5くらいかな。

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    投稿日: 2016.06.11
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    誉田哲也の超能力エンタメ作? 超能力が国家資格で認められた近未来?の探偵事務所を舞台に、所属するメンバーの活躍を連作短編形式で描いています。 警察小説でも青春小説でもホラーでもなく・・・ヤバいです・・・誉田氏、上手過ぎです(^_^;) 続編を期待したい・・・

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    投稿日: 2016.06.10
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    続きありそうだけど、文乃の謎は以外とあっさり明かされた。超能力っても、訓練して能力育ててる感じがちょっといい。 2016.6.3

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    投稿日: 2016.06.03
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    そんなこと、見てりゃわかる。 でも、 どんなに悩んでも わからないことはわからない。 凡人でいいじゃない。

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    投稿日: 2016.05.29
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    やっぱり誉田さんの作品は好き。 サクサク読める文体が好き。 姫川シリーズやジウみたいなバイオレンス系の話もおもしろいけど、こういうコメディ系もいい。 映像化したらおもしろそうだなぁ…どんな俳優さんがいいかなぁ…なんて思いながら読んでました。 増山所長は堤真一さんかな。

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    投稿日: 2016.05.25
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    「超能力師」という専門職が成立している社会を舞台にした短編集。 超能力師たちは特殊能力で戦闘するわけでなく、探偵業を遂行するための補助能力として超能力を使いこなす。超能力師がそれほど特別ではなく、社会で普通に受け入れられているのは妙な感じだ。でもそれゆえにマイノリティとしての苦しみみたいなものも描かれていて興味深い。 連作としてキャラクターの背景が徐々に明らかになるのも面白かった。続編にも期待。

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    投稿日: 2016.05.24
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    新ジャンルも世界観はよく練られているなぁと言う感想。 思ったよりファンタジー感がうすく、いい意味で裏切られつつも、随所にほくそ笑む場面があり楽しめた作品でした。

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    投稿日: 2016.05.23
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    増山超能力師事務所の6人のメンバーが、ほどほどの超能力を駆使して人助けするという連作短編小説。7編を収録。 超能力師と言っても、ほどほどの超能力しか持っていないため、スーパーマン的な活躍は無く、ほどほどの面白さだった。 それにしても、誉田哲也は色んなジャンルの作品を書くものだ。

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    投稿日: 2016.05.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    つか、 新しいシリーズか。。。 と、 いうか、 他のシリーズを完結させてからにしませんか? 武士道とかさ! 元々ムーのホラー作家出なんで、 こういった、 超能力者とか宮部みゆきさんばりに書くかもと思っていたら、 書いてらっしゃったのね。。。 短編集! 1・初仕事はゴムの味 篤志君が主人公? 今は、 無能力者ですが、 2級超能力師に受かって増山超能力師事務所で正式採用されました! と。 超能力師の主な仕事は探偵と同じ! 浮気調査とかなんだって! つか、 夢がない! つか、 探偵の探偵みたく、 超能力師の超能力師が現れたりして笑 で、 篤志君の初仕事は浮気調査! つか、 確かにゴムの味かも?! シリコンの味?! つか、 男ってさぁ。。。 でも、 気持ちわからんでもないよ。。。 2・忘れがたきは少女の瞳 中井健は超能力で悩んだくち。 増山超能力師事務所が居場所になってるのって、 いいことよ! 3・愛すべきは男の見栄 宇川明美は、 増山超能力師事務所に就職希望! つか、 オカマさんですか?! 女装さんですか!? でも、 新しく社員を増やすのは経済的に・・・。 で、 増山圭太郎さんが頑張る! それこそ、 見栄を張って、 男の、 社長の、 超能力師の見栄を張って頑張る! 良いと思うけどねぇー。 4・侮れないのは女の勘 川口の魔女! そう呼ばれていたのは増山超能力師事務所の増山さんの愛人でもある、 住吉悦子ですな! 高校生の頃からヤンチャしてて、 超能力でヤンキーを束ねてました! つか、 パイロキネシスですか?! 燃やしちゃうのね! モルダーもびっくり?! と、 そんな彼女を囲ったのが増山圭太郎ですな! 5・心霊現象は飯のタネ 元増山超能力師事務所にいたのが、 河原崎晃です! 現在は、 独立していて自分の事務所をもっていると。 以前、 問題になった「井山文乃事件」に類似した案件が飛び込んできたので、 その、 井山文乃事件をよく知る増山啓太郎の元に話を聞きに行く河原崎晃。 つか、 今回の件は井山文乃事件とは似てなかったまったく別の事件でした。 まぁ、 無事に解決できてよかったと。。。 6・面倒くさいのは同性の嫉妬 宇川明美の過去の話と今の話し。 お姉ちゃん、 良い人というか残念でしたねぇ。。。 つか、 この子は採用してていいの? うちの、 占い事務所に居たらクビやで! 7・相棒は謎の男 で、 井山文乃の謎が明らかに! ちょっと予想できたけどその通りでしたね。 これ、 2巻目に続くのでしょうか? あえて飛ばしたけど、 無能力者というか普通の経理のおばさん大谷津朋江さんが、 メインになった時にでた言葉、 「人の心ってのはな、 読んだり、 覗いたりするもんじゃね・・・ 察するもんだ」 と、 あるけど、 占いに来るほとんどの人の言ってやりたい言葉だ! わたしコミュ障だから! って、 逃げ込んでくる人はもっと察することができる人間になろうね。 まだ、 察しようとしてるならいい。 それすらも放棄した人はどうしようもないねぇ。。。 超能力師! もっと、 こういった「人の心を覗く」仕事が法律的にありになったら、 本当に怖い世の中になっていくと思いますよ! つか、 アンダーでありそうですなぁ。。。

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    投稿日: 2016.05.16
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    可もなく不可もなくといった感じ。まだまだ序章なのだろう。次巻に期待。 あらすじ(背表紙より) 日暮里駅から徒歩10分。ちょっとレトロな雑居ビルの2階にある増山超能力師事務所―。所長の増山率いる、見た目も能力も凸凹な所員たちは、浮気調査や人探しなど、依頼人の悩み解決に今日も奔走。超能力が使えても、そこは人の子。異端の苦悩や葛藤を時にユーモラスに時にビターに描く人気シリーズ第1弾。

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    投稿日: 2016.05.15
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    【信頼と実績の当事務所が超能力でお悩み解決!】超能力が事業認定された日本で、能力も見た目も凸凹な所員たちが、浮気調査や人探しなど悩み解決に奔走。笑いとほろ苦の連作短編集。

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    投稿日: 2016.04.25