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図書館の魔女 第一巻
図書館の魔女 第一巻
高田大介/講談社
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総合評価

150件)
3.7
28
51
44
7
2
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    #図書館の魔女 第一巻 丁寧に選び取られた言葉によって形作られた文章から、その場面が匂い立つように豊かに立ち上ってくる。考え尽くされた語が配置された文章は斜め読みを許さず、けれど遅読に陥ることもなくすいすいと読めてしまうリズム感は、用いられる語の必然性や適切さが生み出すもの。使われる用語の難解さを指摘する向きもあるけれど、これは本作の物語の性質上必要なことであるように思う。 私たち本好きにとって、言葉や本の真理を語るこの作品を読むことは、とても意味のあることと感じる。もっと早くに本作を手に取るべきだった。 第一巻は物語の背景説明と、マツリカ、キリヒトの活躍の舞台が整ってきた。しばらくはこの世界観にどっぷりと浸りたい。 #読書好きな人と繋がりたい

    14
    投稿日: 2026.01.06
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    起承転結でいったら“起”の部分。 鍛治の里で育ったキリヒトが、まったく環境の異なる地へ赴き最古の図書館で魔女(マツリカ)に仕える 地の文の多さと、出てくる言葉の難しさに慣れるまで少し苦戦したけれど、知らない言葉の意味を検索しながら読む時間が楽しかった。 気がついたらこの世界に引き込まれて、じっくり1日かけて読了。 ほんとうに始まったばかりで、一体全体どこに向かっているのはさっぱりわからないのに、面白さを感じている。そしてもう少年キリヒトのファンになっている。行く末を見届けるぞー!

    0
    投稿日: 2026.01.04
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    文章がものすごく、特徴的だなと感じました。 第一に地の文が非常に長いです。他の小説では地の文がある程度続いたら、会話文を入れてテンポ良くしたりしますが、あまりそういった点は見受けられませんでした。もちろん、会話自体はありますが。 そしてその地の文も、長い一因として、情景描写が細かいです。扉を開けて図書館内に入る、数行で済みそうな行動も、たしか見開きほどつづいていたような…… その一方で心理描写は少なかったかなと言う印象です。 あと「のちにこの時のことを……」みたいな描写もちょっと多い気がしました。 また「言葉とは」「会話とは」という概念の話も多いです。ただこの点はなるほどな、と思って面白かったです。 図書館という言葉を司る場所を巡る物語だから、この文章なのか、それともこの著者の特徴なのかがちょっと気になりました。 話的にはすごく好きなのですが、何度か挫折して久々にリトライしました。

    1
    投稿日: 2025.11.28
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    他の方もちょうど書かれてますが何とも読みにくい。読むのは早いほうだと自負?してたつもりですが、遅々として進まず。。 なぜなんだろうか考えてて、ちょうど別の本を平行で読んでたので違いを考えてて、文字数が多いんだ!と気づきました。ページを開くと両側ページに文字がみっしり。一文あたりの行数も多い気がする。。息継ぎができないというか、藪の中をぐいぐい進むような感じ??喩えですが。。 まだ本のストーリーとしてはイントロに近く、盛り上がりが少ない段階で、これはのめり込みにくい。頑張って読みましたが。賞も取られているみたいだし、ブクログの評価も高いのできっと次の巻からはドキドキハラハラのストーリー展開がくると信じて読み進めてみたいと思います。

    23
    投稿日: 2025.11.19
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    図書館の魔女マツリカと通訳士キリヒトとの出会いが描かれている一巻目。ファンタジーなので序盤は世界観や設定の説明が多いが、国際協調を脅かすような脅威にこれからマツリカとキリヒトが立ち向かっていきそう。 今の中国の台頭を思わせる印象もあり、あまりなじみのない外交ファンタジーに期待大。マツリカとキリヒトの恋模様も気になる。

    2
    投稿日: 2025.11.03
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    最新刊を読んでからの再読。 あちらと比べての格段の読みやすさにびっくり。 こんなにサクサク読めるシリーズだったのね、最初は。 そして、キリヒトとマツリカの初々しさったらない。まあ、かわいいこと、かわいいこと。 手繋ぎ地下水路デートは、ほんのりブラタモリ風味。 外国語の習得にはその言葉を話す人と恋人になるのが最短ルートだというけれど、この巻は本当にそんな感じ。自分の言いたいことをわかってほしくてたまらない相手に恋をするのは当然だよね、うんうん。 さて、二巻を読むか。

    0
    投稿日: 2025.11.02
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    待ちに待った図書館の魔女の新刊が出たので、再読。 少女マツリカと少年キリヒトの出会い。キリヒトのただならない感じが出ていて面白い。 二人だけに通じる会話ってなんだかいいな。

    0
    投稿日: 2025.10.28
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    ファンタジーということで楽しみにしていた作品 魔法などはないけれど、現代とは違う文明って感じでとても良い 今作の1巻に関しては説明が多く淡々としている印象 現時点ではのめり込むまではいかないけれど、物語の世界観や雰囲気は好きかな 会話の方法とか凄く興味深く感じられた 指話、なんとなくなイメージで想像はしているけれど、イメージが合っているかは分からない笑 そして時々漢字が分からないけど、調べることで勉強になるなと思ったり 綴られる文章は凄く素敵だなって思う 2巻はどのように進むのか期待してしまう マツリカの物語ではなく、マツリカとキリヒトの物語なのだろうか それともキリヒトの物語なのだろうか その辺も今後が楽しみだな

    11
    投稿日: 2025.10.17
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    シリーズ第1巻。 重厚な設定のハイファンタジーです。 前半は、説明が多いですが、後半は、ワクワクしながら読み進めました。 作者が言語学者なだけあって、本当にありそうなストーリーで面白いです。 続きが気になります。

    1
    投稿日: 2025.10.14
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    あまりピンと来ず シリーズ物の一作目だからということを差っ引いても退屈だった。これがメフィスト賞とるの?って感じ。この一冊だけだとだいぶきつい。 設定やキャラクターの雰囲気はいいが、地の文の情報量が多く、衒学的で読みづらい。 もっと人物で語ってほしい

    7
    投稿日: 2025.09.26
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    ページを開くと、目次、登場人物紹介ときて、地図がある。 なんとなく「精霊の守り人」シリーズを思い出す。 さすが「外交ファンタジー」。 一ノ谷の高い塔の図書館で暮らす「魔女」に仕えるため、キリヒトという少年が生まれ育った鍛冶の里を出発するところから始まる。 「魔女」ことマツリカは、まだ少女。 とても高い知性を持っているが、声を持たない。 一ノ谷の政治を左右する力を持っているが、普段は高い塔で「司書」たちにかしずかれてひっそりと暮らす。 視点人物たるキリヒトが、並外れて鋭い観察眼を持つこと、そしてそのためにマツリカに仕えることになったことが分かってくる。 わずかな間に、気難しいマツリカにキリヒトは気に入られ、かつて王宮で使われていた水道を調べる「探検」に出たりするほどになる。 この探索がきっと、この先何か役割を果たすんだろうな、と思いながら、この巻は終わった。 海峡を挟んで西にある「友邦」の一つであるニザマ(二津間)と、政治的な緊張が高まっているらしいことは語られるのだが…。 この巻では、登場人物と世界観が提示されて終わってしまった感じ。 もちろん、物語の世界が魅力的なことは伝わってくる。 描写が緻密なのだが、何が重要なのかがわからないので、読者としては気が抜けず、結構疲れてしまう。 今村上春樹もシリーズを読みつつあるところなので、「図書館の魔女」を読み続けるか…ちょっと考え中。

    1
    投稿日: 2025.08.23
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    鍛冶の里で育った少年キリヒトは 「高い塔の魔女」マツリカに仕えるため 史上最古の図書館を訪れる。 そこで待っていたのは 豊富な知識量を誇りながら 自らの声を持たない年若い少女と 彼女を取り巻く権謀術数にまみれた 王宮の人々だった…。 なんかよく書評にも載ってたから 気になっていたのですが 個人的にお借りできたのでチャレンジ中! バリバリのハイファンタジーなため 世界観に入り込むまで(あと文体のクセも…) 少々時間を要しましたが そこから先は物語のおもしろさに ひきつけられてます。 ただ、ボリューム満点で 全4巻あるんですよねぇ〜。 地道に頑張ろう。

    0
    投稿日: 2025.08.22
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    後半急に尊みが爆発した。どういうことや。 ただんー、冗長な表現がおおくない?というのが気になったのと、この一冊読み終えてまだこの小説がどこに向かっているのか見えてこないのとで、とてももやもや…… キャラクターは立っているし、ストーリーそのものは面白いから続きも読むと思うのだけれど……

    0
    投稿日: 2025.08.04
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    読み疲れる。 ファンタジーは冒頭。つまり背景やら時代やらを説明する箇所が冗長になりやすい。その敷居を跨ぐのを覚悟の上で読んだのですが、扱う言語が変に難しいし長いです。ネットで調べたところ著作者が言語学者らしく、プライドなのか分からないけどとにかく難しい言葉を使う。 しかもそれが説明→小説と繰り返される。流石にギブアップです....... でもストーリーは意外と理解できるし、面白いから駄作ではない。 私が愉悦の含まれている作品を嫌いになることは絶対にない。人を楽しませるのなら価値はある。黒死館殺人事件が好きな友達がいたしその子に薦めてみます(嘘)

    1
    投稿日: 2025.07.20
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     図書館の魔女。そのタイトルだけでファンタジー感が漂います。全4巻分をプレゼントしていただいて長らく温めておりましたが、ようやく第1巻を読み終えました。  史上最古の図書館である『高い塔』の内部がじわじわと明かされていく様は、いよいよ魔女の登場か…と心が弾みました。  緻密な地の文がとても多いせいか、想像をより膨らませていく…というような楽しみがありましたね。読み進めるのは容易ではないけれど、それはそれで読み応えのあるものでした。登場人物もとても多いようなので、都度、初ページにある登場人物をいちいち見返したりしていました。  作中、図書館の魔女が本を読んでいる場面があるんですけど、ページをめくる音や所作にリアリティがあって、なんてことのない文章に魅了されましたね。本好きならあるあるではないかなと思うなど…。一旦読書を中断した私。かさり、とページをめくって”その音“を何度も聴いて堪能してしまうほど(笑)  図書館の不思議な回廊の構造にも想像が膨らみます。”一方方向にして不可逆“だという高い塔の魔女の言葉にも刺さる。まだ謎が多い『高い塔』の存在に期待感も膨らみます。次巻も楽しみです。引き続き読んでいきます。

    21
    投稿日: 2025.04.23
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    ずっと昔に買って積んでいた本! 「図書館の魔女」という世界を紹介するための大切な第1巻! 最初からずっと面白い!!って、そんなわけはなく徐々に世界観が分かっていくにつれ引き込まれていく感じがして 好きなタイプのファンタジー小説でした! 時々、これなんて読むん?って思うほどの難しい表現があったり、建造物を丁寧に描写してくれるんだけど、想像力がなさすぎて「たぶんなんかこんな感じなのかな・・・?わからんわ後でもう一度読み返して考えてみよう」って思うとこがありました! 魔女の知性を分けてほしい

    1
    投稿日: 2025.01.31
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    1巻ではあまり話が動かなかった。 終盤に動き始めたようだけれど、まだどこへ向かっているのか検討もつなない

    2
    投稿日: 2025.01.14
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    メフィスト賞受賞作 最初は退屈だったけど中盤あたりから面白くなってきた ただ、全4巻の最初の一巻ということもありまだまだ話が始まったばかりの感じはある あと、ちょっと言葉が難しくて読みにくいかな?

    0
    投稿日: 2024.11.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    マツリカがキリヒトと「指話」で話せるようになって、嬉しくて詩を語るシーンが好き 手話は普通の言語と違う体系で成り立っているというのは知識として知っていたけど、なるほど、と思わされる描写が多かった 地下水道のモデルはイスタンブールのバシリスカ・シスタンなのかな〜と思いを巡らせたところで 「一の谷」は西・東の大陸の間にある沿岸沿いの街で、文化・交易の要で、イスタンブールの特徴のままだなと気づき納得 「魔女」とある書名に加え、「ファンタジー」らしいということで、ハリポタみたいな内容を想像していたけど全然違った この物語の魔女たちが使う魔法は(俗っぽい言い方になるけど)図書館のリファレンスサービスみたいなものだと理解した

    1
    投稿日: 2024.11.26
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    ちょっと難解な文章の運びがなんとも面白い。そして、徐々にマツリカとキリヒトの関係、先行きが楽しみになってきた。 最近は家族の買った本が回ってきて、湊かなえの本を数冊読んだけど、対極に位置する気がする。彼女の文体はよく言えば読みやすく、悪く言えば平易な話し言葉ばかりで、なんか薄っぺらい。 反対に、この本は難解な表現や描写が多く、ちょっと鼻につくくらいだが、だんだん面白くなってきた。

    0
    投稿日: 2024.09.28
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    まだほとんど物語は動かない1巻。 作者のことばへのこだわりがいささか古風だが格調高い文章、えらぶ単語から読み手に伝わる。語彙力を高める読書だ… ただその文体にハードルを感じないでいただきたく。文盲同然のキリヒトと手話話者であるマツリカ様がどのように会話するのか、読み進めると明らかになってくるが、その方法が悶えるほどにロマンチックなのである。

    2
    投稿日: 2024.09.09
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    大好きなシリーズ。重厚な文章と緻密な設定、静謐な筆致、完全な世界観。魅力的な登場人物達と先の読めないストーリー。極上の物語です。主人公の正反対な2人がとっても切ない。 続きが待ち遠しい!!

    2
    投稿日: 2024.08.12
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    相変わらず作者の緻密な文献調査に基づく物語だと舌を巻く思いで読むファンタジー小説。 但し序盤は背景描写が多くやや耐えながら読むことが必要

    0
    投稿日: 2024.07.30
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    世界観はファンタジー好きにはたまらんが、言語学要素が強すぎて前半挫折してもおかしくないかもしれない。まだまだ物語の序盤だからこれから盛り上がっていくのだろうなと。 ただ、設定世界観諸々はハマる人は大好物!

    1
    投稿日: 2024.07.18
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    本屋のPOPがとても熱く語っていたので気になって購入したのが始まり。文庫第1巻は導入部分の世界観がなかなかしっくり来ず、何度も読み返したのだが、その後はどんどん面白くなって一気読みだった。  既刊すべて、ふと読み返すと最後まで読んでしまうという危険な作品。 私は無人島に持って行くならこの作品と決めている。だから、高田大介さんにお願いです。早く続きを書いてください!

    0
    投稿日: 2024.06.14
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    大陸の中心たる図書館を巡る壮大なファンタジー。言葉が、書物がここまで政治的歴史的に重要な立ち位置を占めるとは。文字が絡み合い空間に広がり重みを持って軋む音が聞こえた気がした。 語彙と知識がすごい。 一方で学術的に正しくあろうとするあまりに説明が微に入り細を穿ちすぎて論文を読んでるようだった。新しい言語や手話も市井の文化も水路の話も。緻密に作り込まれてるのは分かったからそれを背後に隠してもっとストーリーとしてサラッと進めれば良いのに、、、

    1
    投稿日: 2024.03.18
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    図書館を舞台にしたファンタジーなだけあって、圧倒的な活字量に呑まれるような気分で読みました。読み応えばっちりです!

    2
    投稿日: 2024.02.14
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    図書館の意義、司書の役割、言語論。高い塔の統治における役割。手話自体が言語。すべての書物に類書(配架場所)あり。指話を考案。読書の効用、断片的知識からの類推。

    0
    投稿日: 2023.12.24
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    山賤の鍛治の里、少年キリヒトは、王宮の命により、王都にある最古の図書館へ向かう。 少年は、図書館の魔女と呼ばれる少女マツリカに仕えることになる。 マツリカは多言語を習得し古今の書物を読み解くが、声を持たない。彼女の声となる事が、キリストの使命のひとつとなります。 王都、王宮、図書館の描写から、ファンタジーの世界に引き込まれます。 図書館は、書物の集積から織りなされた厖大な言葉の殿堂。作者さんの本や言葉に対する深い洞察が続きます。 これからの、展開に期待します。 ⚪︎マツリカは、指話と称する新しいコミュニケーションを考え始める。 ⚪︎王都の地下に古い井戸水路跡を発見する。 ⚪︎海峡地域の平和的均衡が揺らぎつつある。

    58
    投稿日: 2023.09.25
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    図書館が内政や外交戦略の中枢の一角を担う国のお話。。 "ペンは剣よりも強し"を地で行く少女マツリカがとても勇敢でかっこいいんです。 と言っても隠しきれない拙さや人間味もよく描かれていて、。 言語と言葉をメインテーマに添える作品なだけあって、私たちが普段よく使う言葉にも、改めて温かみを感じたり涙するシーンも多々ありました。

    9
    投稿日: 2023.09.24
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    「言葉」というものを改めて考えさせられる作品。 ストーリー自体は大きく進むことは無い。 この後の話のための情報を撒き散らしている感じ。

    2
    投稿日: 2023.04.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    タイトルに惹かれて。 物語も言葉も図書館も幼い頃から大好きで、特別。 登場人物の人間性が見え始めたのが少女マツリカと少年キリヒトが出会ったあたり。 知識や説明に尽くされる文字数が多く、一巻を読み終わっても人物に対してや物語がどう転がっていくのかわからない部分も多い。 世界情勢についてもまだ理解が追いついていない部分が多い。何度か読み返す必要がありそう。 「包丁の歴史」を託され喜ぶキリヒト 声を持たないマツリカが従者に与える名前 二人のためだけの指話 このあたりのシーンが特に好き。

    3
    投稿日: 2023.02.26
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    描写がとても丁寧で、ゆっくりと時が流れていきます。登場人物が魅力的で、容姿や表情が豊かに想像できました。

    0
    投稿日: 2023.01.02
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    G 2022.12.28-2022.12.31 実は再読。 あらためて読むと作者の博識に舌を巻く。 わたしには理解できないところもあるけど、それも含めて読書の楽しみを堪能できる。 キリヒトの人柄に触れるのはこれからか。

    0
    投稿日: 2022.12.31
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    全巻感想。 最終的には面白かったけど、とにかく長かった……。 特に最初に図書館の魔女に会うまでの描写が長すぎてこれだけで1冊終わるんじゃないかと思ったし、後半の館から脱出するあたりもほぼ事件は解決してるんだから冗長な描写が過ぎる。

    0
    投稿日: 2022.12.28
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    うーん、独特の文体で私には読みにくかった。 内容も思ってたのと少し違った…… 評判が良すぎて期待しすぎたのかな...

    0
    投稿日: 2022.12.14
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    図書館の魔女(講談社文庫) 著作者:高田大介 発行者:講談社 タイムライン http://booklog.jp/timeline/users/collabo39698 facecollabo home Booklog https://facecollabo.jimdofree.com/ 読み継がれる異世界「言語学」ファンタジー

    1
    投稿日: 2022.11.10
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    図書館の魔女シリーズ通して最高。 本でしか味わえない言語感や他では見ることがない言葉に触れるしそこから全てが繋がっていくのが美しい。

    0
    投稿日: 2022.11.04
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    全国土瓶図書協会の課題図書『図書館の魔女』です これの感想文を提出しないと卒業できないんです え?何から? そりゃあもちろん「この支配から」ってそれは尾崎豊 はいもうね、みなさんのレビューも読んでるし、だいたいちょっと読めばわかりますよね あー説明巻だなって、我慢の巻だなって ただそれにしても「後でわかりますよ」ってくさびが多すぎですね これ耐えられない人多いだろうなって思います 文庫化にあたって4巻に分けた編集部が悪いですこれ 事件が起こらなさすぎです 後になって重要な事件だったってわかるのもあるんでしょうし、そもそもキリヒトとマツリカの出会いが一番の事件だろがって言われるとその通りなんですけどね 図書館を本の延長上にある一つの大きな本として捉える世界観なんかはちょっと面白かったし、図書館好きには刺さる設定が色々ありましたね 「言葉」の捉え方とかね あと、ちょっと関係ないですけど、読書好きの人と図書館好きの人って決してイコールじゃないよねってなこと思いました 図書館大好きとにかく本に囲まれてるのがたまらないって人と本を借りには行くけどやっぱりお家で読むのが落ち着くって人もいますよね 中には読書はしないけど図書館は好きなんて人もいると思うんですよね、勉強にだけ利用しますみたいな なかなか不思議な場所ですよね図書館て 図書館によっても雰囲気違ったりしますしね、色というか いずれにしろ図書館大好きな私は『図書館の魔女』もう少し読み進めてみたいと思います

    42
    投稿日: 2022.10.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    何かものすごいものを読み始めてしまった。 難しい。 言葉が空から降ってくる地から湧いてくる。 言葉の海に放り込まれたみたいだ。 『図書館の魔女 第一巻』 高田大介 (講談社文庫) 辞書を片手に読書をしたのは初めて。 時には広辞苑にも載っていないような専門用語に苦戦する。 でも面白い。 作者は言語学者なのだ。 手加減なしだなーと苦笑しながらも、何だかとても楽しい。 一読目はただただ難しく、読み進むのに時間がかかった。 ところが再読で突然、劇的に色々なものが色彩を持ち始め、嘘みたいに物語世界に頭から落ちていくような、何とも不思議な体験を今回初めてしたのだった。 この得体の知れない力は何なんだろう。 難しくて読むのをやめた人に、二度目がすごいよと声を大にして言いたい。 鍛冶の里で育った少年キリヒトは、王宮の命により、一ノ谷の「高い塔」に住む“図書館の魔女”マツリカに仕えることになる。 古今東西の言語に明るく、文献学や書誌学を修め、あらゆる書物を有し人々の尊敬と畏怖の対象である図書館を統べるマツリカはしかし、自らの声を持たないまだ年端の行かぬ少女だった。 手話で話すマツリカの通訳として、キリヒトは高い塔に呼ばれたのだった。 「高い塔」は王宮において絶対的な権威を持ち、マツリカは先代のタイキの後継者として周辺諸国との外交を担い、政を行っていた。 「権謀術数が渦を巻く」と本の帯にあるが、それはどうやらこれから先の話のようで、ライバル国ニザマの宰相ミツクビとの会談のおりの駆け引きや、マツリカの手紙などにその片鱗が垣間見えて、これからがすごく楽しみだ。 暗闇で蝋燭の灯りに浮かぶコーラルピンク。 私が最初に感じたこの物語世界の色のイメージだ。 ほの暗さや閉塞感をもちながらも、あるいはマツリカの幼さがピンク色を連想させるのだろうか。 自由奔放でプライドが高く、幼いゆえの気難しさと危うさを併せ持つ。 人を惹きつける一方で厳しくはねつける。 この小さな“魔女”は実に魅力的だ。 そこに現れたのが字も読めない田舎育ちのキリヒトなんだから、これはもう面白くならないわけがない。 ちょっぴり異色のボーイミーツガール。 マツリカは、キリヒトだけに通じる全く新しい手話を考案する。 お互いを見ずとも会話ができる、手から手へ直接触れて伝える“指話(ゆびわ)”である。 ここでは、手話についてかなり詳しく書かれている。 「手話というものは本来『声の代替物』ではない」 「手話はそれ自体で独立した一つの言語」 私は昔、手話を少し習ったことがあって、その時に言われたのが「手話は第二言語ではない」ということだった。 音声言語ありきで考えると、最初から間違えてしまうのだ この新しい指話が、彼女にとっていちばん生の声に近いものとなっていく過程に感動する。 「ずっと望んでいた品物を贈り物の包みの中に見いだした子供みたいに、目を輝かせてあのマツリカが笑っていた」 手話では語れなかった叙事詩をマツリカがキリヒトの手の中で語る場面、ちょっと遠出の市場デート(もうデートとしか言いようがないくらい二人が可愛い)、井戸の底での大冒険。 権謀術数が渦巻いていようが何だろうが、この微笑ましい二人の未来が明るいことを願わずにはいられない。 一方で字の読めないキリヒトも文字を習い始める。 生まれて初めて文字に触れた感動と戸惑いが、とても瑞々しく描かれている。 じっと見つめていると字がほどけてしまうように見えたり、記号が言葉になる瞬間を突き止めようと頑張ってみたり。 この物語は“言葉”で創りあげられたファンタジーだ。 「言葉は一方通行で不可逆」 「文字そのものは言葉ではない。文字はすでに言葉ではなく、いまだ言葉ではない。」 禅問答のようなマツリカの言葉。 「膨大な言葉の織りなす全体、膨大な書物が結びあう脳髄の宇(ところ)と宙(とき)、一つの片言は行間に数々の異本を呼び寄せ、一つの行文は紙背に万巻の言及を孕む」 何なのよこの美しい文章は。 まるで漢詩を読んでるみたい。 もう意味なんてわかんなくていいやと思ってしまう。 いや、調べたけど(笑) 調べるもよし、調べないのもまた楽し。 音の組み合わせが音節になり、音節の組み合わせが語になる。語が変化して句を成し、句を組み合わせて文ができ、文の集まりが書物となる。 そういうことなんですよつまりこの物語は。 スケールという意味で。 豊潤な言葉の海に楽しく溺れながら読み終えた。 いやあすごいわ。 二巻へ続きます!

    2
    投稿日: 2022.08.24
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    全4巻読了。とても丁寧に書かれていて世界観も良かった。途中あまり自分的に興味がない場面が長々続いたりするけれども、全体を通してみると好きな作品。

    3
    投稿日: 2022.08.18
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    大作の1巻目だが、今のところ、話がどう転ぶのか分からず、世界観のセットアップといった状況で、やや説明文が多いため読むのに疲れる。特に、建築学、民俗学、言語学、などの学問的知識の説明が多いため、物語が前に進むというより前提知識をインストールしているかのよう。作者の知識量が凄いことは分かったが、2巻以降、幾分かストーリーが面白く転がってくれることを期待している。評判いいし、大丈夫だとは思うが…

    1
    投稿日: 2022.08.03
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    1-4巻読み終わったので感想をば。 文体が難解で独特・途中途中で挟まる専門的な話題、と結構読みずらい作品でした。 ただ文体にさえ慣れてしまえば以外となんとかなるように感じました。 専門的な話題の方に関しては、ストーリーに根深く関わってくる訳ではなかったので分かるなら+‪αで面白い要素。 分からなければ要点だけ把握して、流し読みすれば物語がわからなくなることはないと思います。 ストーリーに関してはネタバレになってしまうのでちょっとだけ。 政治系のもので、最初は取っ付きにくいかなと不安でしたが、2巻以降は加速度的に面白くなっていき、ページ繰る手が止まりませんでした。伏線も結構露骨に貼られていて後半になればなるほど、といった感じです。 ただ終わり方が個人的には不満でやや消化不良気味です。外伝があるようなのでそちらに期待。

    2
    投稿日: 2022.06.16
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    4巻まで通読しての感想として、一巻全てを費やして「起」です。おおむね一冊づつで「起承転結」と思って良いかも。一巻では人物と世界観、この物語を読むに知るべきことが訥々と語られて、その合間にガッツリとした「言語学講座」が挟まります。正直、ページを繰る手が進まない…語彙が難解、小難しくて足踏み状態。すごく読むのに時間がかかりました。 が、一巻抜けてから本領発揮。人物たちの深掘りが始まり、物語が軋みを上げて走り出し、一気に読み口が軽快になっていきます。最初「これ必要?」と思う言語学講座も、のちのちいろいろなところを補完し始めて、「言の葉を手繰る物語」が紡がれていきます。 小難しいというレビューに読もうか迷っているそこのあなた、一巻で挫けそうなあなた、ぜひ2巻まで頑張って!一巻さえ切り抜けたらぜんっぜん最後までいけますよー!

    0
    投稿日: 2022.03.04
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    困ったなぁ。 おもしろくないのだ。 全4巻のファンタジー大作。 以前から気になっていた一冊。 期待し過ぎていたのかもしれない。   登場人物はラノベ感。 図書館の塔に暮らす口のきけない少女、マツリカ。 師により特殊な教育を施された少年、キリヒト。 日光を浴びることができない白い司書、ハルカゼ。 南方系で男性的な褐色の司書、キリン。 名の通り三つの首が垣間見える宰相、ミツクビ。等々。   しかし展開は遅い。というか、あまり人と人の関わりに重きを置いていない様に感じられた。 文字に、言葉に、政治に、太古の地下水道に多くのページが割かれている。   自分の勉強不足のせいもあるが、難しい単語がやたら出てきて、調べながらの読書となった。 大伽藍。 渉猟。 穹窿。 睥睨。 あたうならば。 一丁字もない。 稠密。 篆刻。 などなど。なんとなくは分かるが、なんとなくしか分からない。 作者は難しい単語を使うのが好みのようだ。   他の方々のレビューによると中盤から一気におもしろくなるようだ。 普段ならば続きを見合わせるところだが、どうしようかな……。   困ったなぁ。

    23
    投稿日: 2022.02.26
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    序盤の序盤。説明の巻って感じ。 言葉も難しくて、なかなか読み進められなかったけど、後半は気になる終わり方。 井戸が今後どう関わってくるのか続きが気になる!

    5
    投稿日: 2022.02.21
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     片手にこの小説、片手に辞書、それでもわからないときはインターネットで言葉を調べながら読んだ作品です。これまで読んできた中で読み終わるまでに一番時間がかかりましたが、それに見合う読書体験ができました。人生で一番読み応えがあって、感動し、満足させてもらいました。こんなに趣味が読書で良かったと思ったことはありませんし、今小説を読んでいる!という充足感が最高です。

    2
    投稿日: 2022.02.16
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    「図書館こそ世界なんだよ」 という図書館の魔女こと10代の少女マツリカと、 その司書兼通訳兼秘書たる3人の若者が 世界と対峙する、というお話なのかな。 始まったばかりなのでよくわからない。 この作品を多くの人はファンタジーという。 私がファンタジーに求める条件は2つ。 物語の始めから既に世界は作り込まれ、出来上がっていること。 究極の問いが発せられ、作者が作った世界内だからこそ、鮮やかな解決で終わること。 細かな描写は、かなりこなれていて存在感がある。 食べ物や地下水道など。 でもそれらは、中世から近代にかけたヨーロッパの文献から拾ってきたもののように感じられ、世界を作ったという感じかまだしない。お約束の「架空の地図」が提示されているが、「風の谷のナウシカ」や「守り人シリーズ」を想起するような地政で、まだ「おゝ」というような作り込みを感じられない。むしろ、ナウシカの「火の7日間戦争」が起きる前の世界のような気さえする。だとしたら興奮する(王蟲を作り出した知恵が図書館から発したのだとしたら‥‥)のだが、その段階まで至るにはこの時代から少なくとも数百年は必要なので関係はない。 究極の問いは未だ発せられていない。 よく考えたら、上下巻の未だ上の半分を読んだだけなのだ。もう少し読んでいこうと思う。

    59
    投稿日: 2022.02.08
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    鍛治の里で育ったキリヒトが 図書館に着くまでも 長い一日でしたね。この子は一体 いつ ご飯が食べられるのだろうか? と心配になりました。 やっと食べられたのは ワイン 煮込み パン ワインは甘いらしい。ポルトガルのワインみたいなものなんでしょうか。 煮込みってなんだろうなあ! 具沢山のスープの汁のないようなものかしら? 鶏肉と野菜かな? それとも豆と野菜かな? 幸い ご飯を作ってくれるイラムが 口は聞けないけど 明るくてあたたかい。 読み始めたら なんか難しい世界に入ったんだね。 と思いながら読みました。

    1
    投稿日: 2021.12.12
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    面白かったです。二巻以降もどんどん複雑に面白い展開になっていきそうです。ただ単語が難しくて辞書片手に読みました。

    0
    投稿日: 2021.11.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    キリヒトがマツリカと出会う辺りから 徐々に読みやすくなり、 指話の辺りからワクワクしてきた。 キリヒトのポテンシャルがまだまだありそうなので それを楽しみに2巻へ行ってみよう。

    1
    投稿日: 2021.11.22
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    初めましての作家さん。 魔女と言っても、魔法ファンタジーではないです。 頭脳を駆使した推理と深い洞察力で導き出される予見が まるで魔法のように見えるってことからでしょう。 図書館から始まる言葉と、国盗りというより、 戦いを避けて国を守る物語ですかね? 図書館の魔女マツリカと司書のキリンとハルカゼと 鍛冶の里で生まれ育った少年・キリヒト。 蘊蓄とワクワクと緊張と発見が次々と押し寄せるので 飽きる暇がない(^◇^;) 本を愛し、言葉の力を信じるすべての人に!っていう 紹介が、正に!って感じです。

    3
    投稿日: 2021.11.07
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    史上最古の図書館で暮らす「高い塔の魔女」と称されるマツリカと、鍛冶の里で生まれ育ちマツリカ仕える事になったキリヒトの壮大なファンタジー 全4巻中、1巻での出来事 キリヒトが先生と一緒に上京 図書館の魔女に仕える事になり 図書館の政治的立場とふるまいについての説明と生活全般の描写 新たな手話(指話)の開発 そして、井戸の調査から地下水道の発見まで 今の所メインのキャラクターは4人 マツリカ、キリヒト、ハルカゼ、キリン この文体は、3人称神視点なんだろうか? あまり読み慣れない形式なので、ちょっと戸惑う まだまだ先は長いけど、ちょっと冒険チックな匂いを感じる

    0
    投稿日: 2021.10.25
  • 期待どおり楽しませてくれた

    丁寧に情景が描写されている。たとえば物語最初で、キリヒトが井戸から水を汲む場面。『少年は滑車を軋ませてその日一番の水を汲み上げた。手桶に汲んだ水を丁寧に切ると、手を放したつるべ桶は井戸の中に自重でするすると落ちていく。少年は回る滑車に手のひらを押しつけて、桶が落ちていく速度を按配した。』 特に『滑車に手のひらを押しつけて、桶が落ちていく速度を按配した。』のところの細かな描写が、京都アニメーションが作るアニメの風景を連想させた。いつものライトノベルを読むような読み飛ばしではななく、しっかりと読もうと思わせてくれた。期待通り、楽しませてくれた。

    0
    投稿日: 2021.08.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    文庫版1/4巻。 異色な雰囲気を感じるファンタジー。 描写が丁寧でありがたい。 登場人物がとても魅力的。会話もコミカル、シリアス、シュールが良いバランスでミックスされているので退屈しない。物語は始まったばかり。この後の展開が楽しみ。楽しい読書になりそう。 以下、ネタバレ有り。(備忘録) 高い塔は図書館。 マツリカ、キリヒト、ハルカゼ、キリン、イラム。ミツクビにヒヨコ。 ハルカゼとイラムが好きです。口が悪くなっていくマツリカも笑ってしまう。 キリヒトを育てた先生に只ならぬ大物感。黒石からもらったナイフの今後も気になる。 聾唖者のマツリカ。それを支えるハルカゼとキリン。 キリヒトはマツリカの希望を叶える。それを実現できるのはキリヒトだけだから。通訳の新たな形が作られようとしている。それはマツリカの衝動的とも言える欲求だった。 政治的な要素に、水の枯れた地下の世界に、文字や言葉の魅力がいっぱい詰まった物語。 本を読むことが楽しいと改めて感じさせてくれる作品。 続けて二巻へ。

    23
    投稿日: 2021.06.25
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    気持ちが波に乗るのに時間はかかる本かもしれない。でも、中盤から面白くなってくる!今は色々な登場人物の目論みやマツリカの作戦の伏線が張り巡らされている、そんな段階だということはやんわりと掴めるけれど、一体それが何かはわからない.... これはまだ第一巻で四巻まで続くとは... そこまでこの緊張感はワクワクは続くのか...? この本の中で全部が第一部なんだけど、節となる段落の題名が毎回始めの分の冒頭というのも面白い!この作者はよっぽど題名で物語をくくりたくなかったんだな、って思った!そして、作者を調べてみたらきちんと言語について学んだ人らしく、だからこんなに深くに言葉について言及、探求した本ができるのか、と納得。表面的知識で物語を描いているのではなく、その道を貫き博士過程までとった人が言語、言葉という抽象的で私たちが欠かせないツールへの愛を詰め込んだ物語、そんな気がした!

    8
    投稿日: 2021.06.14
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    難しい言語が使われていて、最初はかなり苦労しました。しかし物語は自分好みで最後の方はその言語が心地良く感じられました。

    7
    投稿日: 2021.05.08
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    ちょっと長いので、読むのに疲れてしまうところもある。でも、ドキドキハラハラで面白かった。4巻の後日談もそのうち出ないかな。

    2
    投稿日: 2021.04.04
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    序章。なかなか読みすすめられないけれど、なんとかここを越えて2巻以降の面白さにたどり着いてほしいと思う。

    1
    投稿日: 2021.03.23
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    入り込むのに時間がかかるし、本が好きな人じゃないと少し難しいかなと思った。ただ、読み進めていくと面白いなと思った。

    1
    投稿日: 2021.03.17
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    好きなストーリーなんだけど、とにかく言葉が難しい!最初は調べながら読んでたけど一向に読み進まず、とりあえず読んで、またいつかちゃんと調べながら読みたいと思います。 正直途中積読しそうになって、もっとわかりやすい言葉にしてくれたらもっと世界観掴めるかも、とか読みやすいのにとか思ったけど、読み進めるうちに、ひとクセあるのも個性的でいいかなと思うようになりました。と、思うようにしている。 追記: むしろ他の本がすらすら読めるようになった

    3
    投稿日: 2020.12.06
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    字面を追う目のスピードに対して,内容を解釈する脳のスピードが追いつかない.文字・コンテクスト・言葉,それぞれがどのような体系をなしているのか,文化文明を巻き込み世界が広がっていく.これは凄い.

    0
    投稿日: 2020.10.09
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    これまで読んだ小説の中で最高の体験!一気読み!4,5回読み返した! いつか言葉の意味を引きながらゆっくり再読したい。「図書館の魔女」研究がしたい。 ネットの感想で、「電話帳みたいな上巻を読んで、下巻を探したら辞書みたいなのが出てきた」ってのがツボった。

    1
    投稿日: 2020.09.26
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    以前に1度読んだのですが、再度読み直すことにしました。これは中学生の時に読んだ作品なのですが改めて読み返してみると以前は気付かなかったことに目が行ったり、よりいっそう理解出来たり、新たな発見があったりと、再びこの作品の奥深さを認識しました。

    3
    投稿日: 2020.09.02
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    初期の感想は、読む人を選ぶ(描写がくどくて話が進まない!と投げだしてしまう人が多そうな)本だなあという印象でした。かくいう私も買って数ページ読んでから数年じっくり寝かせた。後に、人から「2巻の中盤からどんどん面白くなってくるから頑張って!」と言われなければ寝かせたままだったかも。 鍛冶の里で生まれ育った、物静かで淡々とした少年が、“師匠”の命に従い、図書館の魔女に仕えるようになるところから物語は始まります。この世界で“高い塔”と呼ばれる図書館は、国の中心部や国外からも一目置かれるほど大きな影響力を持っており、魔女と少年はやがて国内外の権謀術数に巻き込まれていく…というストーリー。 図書館の魔女という、そもそも本好きなら心躍るタイトルなのがニクい。その図書館の魔女たるマツリカは、まさにその二つ名に相応しい鋭い頭脳と豊富な知識(作中では「読む力」)を持っており、マツリカから放たれる言葉の海に、少年キリヒトを含む登場人物達も、そして読者も、みな舌を巻いてしまう。ファンタジー小説というより、異世界の政治外交駆け引きスペクタクルといった方がしっくりくる物語です。 ただこの作者さん、(特に1巻の)描写がくどくて展開が遅く、もう少し省いても良かったのでは?と思う部分もあります。それがこのどっしりした物語の骨組みであり、展開にすごみを持たせ、キャラクターに深みを与えている訳でもあるのですが……。 個人的には、指輪物語の世界観説明や、京極堂シリーズ恒例の妖怪・宗教がらみの解説を読めるなら大丈夫だと思います。会話文メインの小説を好む人にはおすすめしませんが、地の文がしっかりしている方が嬉しい、世界観にグイグイ引き込まれたい!という人は、頑張って読んでみてほしい。

    8
    投稿日: 2020.06.30
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    んー、ジャケ買い?した本がなんだけど、イマイチわたしには合わないかなあ。どうにか一巻は読み終えたけど、続編はいいかな。

    0
    投稿日: 2020.05.20
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    面白そうではあるものの、少し読みにくく、何度か挫折。2年近く放置していたけど、やっと読了。 どういう話になっていくのか見当がつかない。 まだまだこれから、というところか。

    0
    投稿日: 2020.05.17
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    著者の不慣れ感が強くて、デビュー作とあって納得してしまった。 たぶん幾重にも折り重なったすごい世界が、濃密に、著者の脳内にあるのだろうとはひしひしと感じるものの、文章としてエンタメとして、表現が追い付いていない。 最終巻の頃には互いに慣れて大分読み易くなっていそうだと何となく思うけれど、何としても次巻が読みたい!すぐに!というノリにはなれなかった。 求めているものが軽いんだろうけれど、個人的にはもっと人物描写を中心に見たい。

    1
    投稿日: 2020.05.08
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    一見図書館の日常を追うファンタジーかと思いきやそこにミステリが入ってきてのめり込むように読んでいます。 ただ、1つ1つの説明が長く難しい言葉が多い。レビューにあるように1冊目は読むのが少し大変でした。 相手に言葉を伝える行為のひとつである手話にも興味が持てた一冊でした。

    2
    投稿日: 2020.04.14
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    このファンタジーをどう捉えれば良いのか、第1巻を読み終えた時点では早々に感想は述べられないと思ってしまった。何故なら図書館の魔女であるマツリカが鎮座する王宮ではあまりにも静かに時間が流れ、この第1巻の読了の時点では展開が想像もつかないのだ。さらにその静けさの中、会話の出来ないマツリカの言葉は手話ならぬ指話で文字が哲学のように「書物は何でできているのか?」など問いかけてくる。 他の登場人物のキャラクター描写、そして独特な世界観の中、単なるファンタジーで終わるはずはないだろうと不思議な期待感を持ってしまう。

    1
    投稿日: 2019.12.03
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    十二国記ファンの書店員さんがおすすめする本の中にあったので。 レビュー通り1巻はとにかく読みづらい。焦らず少しずつ読み進めて、、だんだんに引き込まれただいま2巻突入。読み進むスピードも早くなってきたので3巻と4巻も手元にスタンバイ。 タイトルはぴったりではあるんだけどそのせいで手に取るタイプの人を狭めている気もする。タイトルって難しいなぁ。

    0
    投稿日: 2019.11.30
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    国を導く高い塔にある図書館。そこには魔女がいる。 どんなファンタジーかと思ったら、本格ミステリ。 正直、細かな説明とか多く、さらっと読んでいるが、 後で再読しよう。

    0
    投稿日: 2019.09.29
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    文字、言葉の海をみたような気持ち。 キリヒトの里から始まる物語は、師匠とのやりとり、刃物を贈られる場面など印象的な惹きつけられる要素を持って場所を移してゆき、高く高く文字と言葉の海をたたえる高い塔へと進む。 題の魔女であるマツリカ、魔女らしからぬ少女の外見や仕草と、魔女の名にふさわしいような底知れなさを感じさせる。マツリカはもちろん、ハルカゼ、キリンの司書、ヒヨコ、ミツクビ、イリム、と次々に魅力的な人物が登場し、ファンタジーらしい世界観が広がる背景の中とても面白く読める。 途中の世界の情勢などの伏線説明のくだりが読書スピードを緩めたり、のってくるまでなかなかすすまない部分もある。でも次巻にたどり着きたいと思える言語のつながりを螺旋に感じる、新しいイメージを自分の中に生む作品。新たな手話、指話を2人で創造するシーンはついにきたかそうきたかと。親密度の増す2人に次巻が楽しみ!

    0
    投稿日: 2019.07.04
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    最初は展開が遅いなと思って読んでたけど、だんだん引き込まれていって、最終的に完全にハマりました! とても細かく作り込まれた世界観で、細かな描写の説明も最初はくどいなと思ったけどだんだん必要不可欠なものになっていくところに高田さんの凄さを感じました!

    7
    投稿日: 2019.05.30
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    描写内容の構成が京極夏彦を思わせると思ってたら、京極夏彦の設立した賞を獲っていて、妙に納得。 終盤、通訳ではなく発声の代替とすること、詩を詠じて喜ぶ事 は声が出ないとはどういう事かをきちんと理解していると感じた。

    0
    投稿日: 2019.05.27
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    リレー小説でマツリカを知ってから絶対に読みたいと思っていた本書。 遂に読み始めましたよ! 内容ほとんど知らなかったわけだけど、そうかこういう話だったんだ。 舞台装置的には重厚なハイファンタジー。 でもこの巻はマツリカとキリヒトが出逢う、言ってみればボーイミーツガールだ。 そして普段ラノベを読んでいるものからすると物語の進みは遅々として一巻丸ごと使ってやっと序章の半ばという感じ。 ほとんど事件らしい事件も起こらない。 しかし、言葉を話せないマツリカの設定を逆手取って、本や文章、言葉に対する深い考察を物語の中に実体を持って描いていく様は、作者の力量を如実に感じさせる。 けれど、それだけで終わるとは思えない。 次巻以降、大きな物語のうねりが描かれるのか、期待したい。 それにしても、マツリカは思っていたよりもずっとおしゃべりなのだな。

    0
    投稿日: 2019.05.26
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    図書館の主は魔女と呼ばれながらも魔法などは使わない。魔法のように頭の切れる少女の形容。1巻は主人公たちと周辺人物、言葉とは、書物とは、図書館とは。個別の情報をつなぎ合わせて、そこから意味を抽出し、仮説を構築し、その精度を断片情報からさらに高めていく。これらに興味があれば楽しめる。ファンタジーとしては、2巻からテンションが上がります。

    2
    投稿日: 2019.04.08
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    既に内容については皆様が書かれているので、これから読む方への注意点を。 設定が長い…とにかく細かい。 しかし、それを読んだものには楽しい物語が待っている。 そう、第1巻は設定解説編です。 飽きた?…耐えてください。 つまらない?…物語は2巻からです。 言い回しが…慣れます。慣れて! この1巻さえ読み終えれば、2〜4巻は物足りないくらい。 そして、あなたも感想にこう書くであろう。 「1巻目は耐えて…」

    4
    投稿日: 2019.03.19
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    談話室で紹介していただいた本。 肝心の塔より離れであるマツリカの書斎描写が好み。 「本で出来た巣」、いい響きです。 特にまだなんの事件も起きていないキャラクター及び世界観の紹介巻。この先なにがどう展開していくのか楽しみ。 ささ、次巻へ。

    0
    投稿日: 2019.03.09
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    最初宮部みゆきさんのICOっぽくって。。。 で言葉の話になったと思ったら 水道の話になって。。。 物語はどこに向かっていくの?? マツリカとキリヒトの関係は!? 続きが気になるので二へ進みます♪

    0
    投稿日: 2019.03.08
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    壮大なスケール感が好みのファンタジー作品。 それにしても言葉が難しい。何年振りかで辞書片手に読みました。と言ってもスマホの辞書機能でサクサクっと。ファンタジー読んでちょっとお利口になった気分。

    0
    投稿日: 2019.01.13
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    まだ一巻目では先の展開か全く想像できないけれど、物凄い創造性とスケール感で描かれたファンタジーが始まったように感じます。

    2
    投稿日: 2018.12.31
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    図書館に携わる者として、図書館と冠する物語は読みたい!という動機で手に取った。 図書館という題材を魅力的に使ってくれていることがもう嬉しくて続きを読みたい。 久しぶりにファンタジーを読んだからか、最初はなかなか読み進めるのが大変だったが、中盤からどんどん惹きこまれた。

    2
    投稿日: 2018.12.18
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    タイトルから魔法ものかなと思っていたんですが、全然違いました。 どちらかというと知略知慮が飛び交っていて、その筆頭のマツリカを魔女のようだと表している感じです。 最初は世界観の説明が多いし、それ以外の文章も質・量ともにハンパないので、小説を読み慣れていない方にはあまりおすすめ出来ません。 でも頑張って読めば面白いですよ。続きも読みたいと思ってます。

    0
    投稿日: 2018.12.17
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    帯には外交エンターテイメント、とある。凄すぎて、私の語彙力ではこの本について語れない。人生の中で、衝撃的で、絶対忘れられない本です。活字好きな人には特に勧めたい。読み終えて大して時間が経っていなくても、理解を深めたくて、この世界に再び触れたくて、何度も読みたくなります。

    0
    投稿日: 2018.11.08
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    面白いけれど言葉が難しかった。でも文章の流れや漢字からなんとなく想像出来る言葉が多かったので面白く読めました。 全4巻の1巻目なので、まだ本題には入ってないのかな?前半はキリヒトという少年が図書館で働き始める初日の丸1日の話がほとんど。1日でこのページ数だと全4巻は何日分の話なのだろうか…と思っていたら後半はサクサクと進みました。 多少の読みにくさは感じるけれど、それよりも話の続きが気になります。2巻目からはどういう風に話は進むんだろう。

    6
    投稿日: 2018.10.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    マツリカは言語を知りすぎて、言葉が話せない、逆にキリヒトは文字を書けない、お互いの無い所がある二人がこれからどんな冒険をするのか楽しみになっている。二人だけの手話がどんな効果をもたらすかそれも知りたい。

    0
    投稿日: 2018.09.25
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    ファンタジーだけど、文体的にはラノベではない。 語彙にしても言い回しにしても静謐に満ちていて、その他の言葉では不適格となるような厳格さをもっているように感じる。 これから物語がどう転がって行くのか楽しみ。

    0
    投稿日: 2018.09.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

     物語からも、文章そのものからも、筆者の「言葉」への拘りが感じられます。耳慣れない単語が散見され、内容もしっかり読みこまないとなかなか飲み込めないのですが、文がリズミカルで読みやすいので、難しさはさほど苦になりません。人物や風景の描写が詳細過ぎて少し疲れますが、その分、ワンシーンワンシーンを詳細に想像することが出来て、筆者が思い描く世界の精緻さに感心することしきりです。  味方側の登場人物たちは皆好感が持てますし、キリヒトとマツリカが手を繋いで歩きながら「お喋り」している様を想像すると、まぁなんとも微笑ましい(笑)  文庫に収録の世界地図と、第二部以降のサブタイトルを見る限り、話のスケールはどんどん大きくなっていきそうなので、次巻以降にも期待です!

    2
    投稿日: 2018.08.13
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    深い英知を持つ少女との出会いを辺境の村から出てきた少年を通じて味わうような第1巻。彼女は声を持たないが、それさえも、彼女の異能というべき洞察力の表れのように思えてしまう。それと、近寄りがたい威厳と、そこからほんの一瞬のぞく、年齢相応のあどけなさ。 読み進むにつれ、文字を知らない、かの少年も、異能というべき力を秘めていることを知り、ここから物語がどう広がっていくのか、とてもわくわくさせられる序盤。

    0
    投稿日: 2018.08.09
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    ■権謀術数が渦を巻く、超スリリングな外交エンターテインメント! 鍛冶の里に生まれ育った少年キリヒトは、王宮の命により、史上最古の図書館に暮らす「高い塔の魔女(ソルシエール)」マツリカに仕えることになる。古今の書物を繙き、数多の言語を操って策を巡らせるがゆえ、「魔女」と恐れられる彼女は、自分の声を持たないうら若き少女だった。超弩級異世界ファンタジー全四巻、ここに始まる!

    1
    投稿日: 2018.07.16
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    タイトルと帯に惹かれて購入。 確かにファンタジーだし、図書館だし、少年少女だけど、、! ハリポタをイメージしていた自身の予想をめっちゃ裏切られた。 権謀術数うずまく東西の要に位置する一ノ谷の頭脳である図書館の魔女、マツリカ。 そこに山の鍛冶の里よりやって来た、文字を読めないキリヒトが仕えることになる。 一番薄い第一巻なのに、何回単語を検索しただろう! 何か挑まれているような気になり、いちいち調べたら読むのに時間がすごくかかった。 著者はカタカナを使わない縛りでもしているのかと疑うくらい、使用する単語が難しかった。 (素馨そけい=ジャスミン、厖大 ぼうだい=膨大 、猖獗しょうけつ=猛威をふるうこと、喞筒そくとう=ポンプ、肉桂にっけい=シナモン…etc) 言い方1つで子供でもわかる言葉になるし、難解な文学にもなると思い知った。。。 キリヒトが故郷を出て行くときの不安感や、別れの挨拶の様子から、これから彼を主人公とした冒険でも始まるのかと思ったら違った(笑) マツリカ自身が聴唖(この言葉も初めて知った)であるため、手話での会話がメインで進む。 政治的な思惑にて色々と干渉してくる周辺諸国の斥候に対して、司書達と共に対策を話し(?)合うマツリカの様子は、まるで試合中の棋士のような感じだ。 人伝てであるがゆえに、対話にタイムラグが発生することが彼女のストレスになっていたが、機知に富み、優秀な耳を持つキリヒトが現れたことで、彼女の表現の幅を広げる可能性が高まる。 図書館でのキリヒトの教育が始まる。 後半は、キリヒトの指文字特訓として始まった一ノ谷の遺構の分析調査。 歴史、遺構の状態、気候、地質、色々な観点から紐解かれていく600年前の一ノ谷の姿を読むのは面白い。 マツリカの説明は偉そうだけど、確かにすごい。 あ、帯のとおりに言ってしまった。

    3
    投稿日: 2018.07.11
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    最初の60%くらい、主人公が故郷を出て、図書館で働くことになる1日がひたすら綴られる。でも冗長な感じは全くなく、今後の壮大な物語展開に大いに期待を抱かされるような約束事が、丁寧に、でもある程度謎に包まれながら明かされていく。それだけでも十分、嫌が応にも期待に胸高鳴る。他国との微妙な駆け引きやら、自国の地価に埋もれた歴史の謎やら、一大叙事詩たる魅力が満載。まだ何ともいえないけど、あまり血生臭い攻防ではなく、知略によるせめぎ合いが繰り広げられそうな予感に興奮。続きが楽しみ。

    2
    投稿日: 2018.04.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    文庫が京極堂に匹敵する分厚さ。その分高くつくことになるだろうけど、一冊を平均枚数にして冊数増やしてくれたほうがとっつきやすいかなあ。 読むのに根気がいる冗長な部分も結構あるけど、乗り越えた価値はあった。言語学者という作者のプロフィールに納得の内容。 フラグ回収されてなくない? って思ったらシリーズものだったらしい。気になるから続編早く出ないかな。 全四巻。 以下ネタバレあり。 キリヒトとマツリカの淡い恋物語がかわいい。まだ本人たちは自覚なしなのかな。わかりやすいカップルになるのは想像つかないので、最終的にどういう関係で落ち着くのか期待。 ミツクビ視点のシーンで『アルジャーノンに花束を』を思い出した。内容じゃなくて文体の話だけど。 先生を尊敬して目標にしてたキリヒトが「キリヒト」であることを恥じ入る内面の説明が、マツリカ視点でしか語られてないのがちょっと物足りないかなと思った。それはそれ、これはこれっていう気持ちもわかるし、何でもかんでも説明されても興醒めなのは確かなんだけど、キリヒトの心境はもうちょっと丁寧に書いてほしかった。

    0
    投稿日: 2017.12.23
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    平積みになっていて、帯に目が行き購入。 ストーリーは面白い! 続き気になる! …でも、文体が苦手。 読むの大変。 145ページの後ろから3行目の言葉をそのまま返したい…。

    0
    投稿日: 2017.10.25
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    山育ちのキリヒトは師の元を離れ、一の谷の「高い塔」に住む、図書館の魔女ことマツリカに仕えることになった。海峡地域の一大勢力である一の谷の政治を左右するほどの実力を持つにもかかわらず、マツリカはキリヒトと同じ年頃の少女だった。キリヒトの使命は、言葉を発することの出来ないマツリカにつき従い、その意思を伝えること。出会ったその日から二人は、一の谷の王宮と議会、辺境領を巡る陰謀、海峡地域に戦乱をもたらそうとする野望の中に投げ込まれる。 タイトルに惹かれて手に取ったのだが、魔法のないファンタジーだった。丹念に情景を描写してゆくので、初めは物語の展開がもどかしく感じられるかも知れない。その流れに身を任せていると、この世界のイメージが豊かになってきたところで、ストーリーは急速に展開してゆく。全4冊の大長編にもかかわらず、終わってしまうのが残念に感じるほど、面白かった。

    6
    投稿日: 2017.10.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    キリヒトが図書館の女王と称されるマツリカの元へ訪れるシリーズ1冊目。 本屋で平置きされて気になって、迷っていたけれどタイトルに魅了されて購入。 いざ読み始めてみると、1冊を読み終わるまでにかなりの時間が必要だった。 大学の講義を思い出させられるような説明文の多く、その説明文を頭の中で映像化することがとても難しい。ときおり映像に変換できなくなるほど頭を使わされた。また、キャラ立ちが弱く感じるせいか、惹きつけられる面白さも感情移入もない。 それでも・・・なぜか読むことをやめることもなく、続きも読んでみようと思えた。

    0
    投稿日: 2017.10.01
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    『「言葉はそれ自体で丸ごと一つの言葉だ」と思っていたのだ。ところが字を学んで、字で言葉を書いてみるとすぐ判ることだが、言葉は音の組み合わせで出来ていて、それぞれ何も意味のない音をいくつか然るべく並べてやると、その音の組み合わせに何処からともなく意味が与えられており、いつの間にか言葉に成っているのだ。 どの瞬間にただの並んだ音が言葉になるのか。それが不思議で、ゆっくり唱えてみたり、ゆっくり書いてみたりして、ただの音の並び、ただの記号の塊が、言葉になる瞬間を突きとめようと骨を折ってみた。 ところが何度やっても駄目なのである。どんなにゆっくり書いてやっても、どんなにぶつ切りに発音してやっても、少年の隙を突いて意味が、言葉が滑り込んでしまう。何度やってもただの音が言葉になる瞬間、ただの記号が語になる瞬間を突き止められない。』 2008.10.15に森博嗣の『すべてがFになる』を読んでから9年、ついに1〜50回までの受賞作を読破するラスト一作。途中、森博嗣、清涼院流水、古野まほろ、西尾維新、高田崇史、乾くるみ、とどハマリしてしまい何度も戻ってこれなくなったが、ようやく最後の作品の第1巻に辿り着く。達成感と少し寂しい…。 まだ導入だけど、面白い。早く続きが読みたいなぁ〜。

    1
    投稿日: 2017.09.26
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    1巻まるまるで導入部といった趣。 冗長な部分も多くて、前半は皆さんの「おもしろかった」という感想を支えに辛抱強く読んだ。 後半、キリヒトが図書館で暮らし始めたあたりからスピードが上がってきた。マツリカが、『GOSICK』のヴィクトリアのような印象。がんばれ、キリヒト。 次巻以降に期待。

    1
    投稿日: 2017.09.10
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    秀でた才能たちの今後の展開に期待が膨らむ一巻。 マツリカとキリヒトが出会う場面では、ふと「GOSICK -ゴシック-」を思い出された。

    0
    投稿日: 2017.08.03