
総合評価
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powered by ブクログ1巻まるまるで導入部といった趣。 冗長な部分も多くて、前半は皆さんの「おもしろかった」という感想を支えに辛抱強く読んだ。 後半、キリヒトが図書館で暮らし始めたあたりからスピードが上がってきた。マツリカが、『GOSICK』のヴィクトリアのような印象。がんばれ、キリヒト。 次巻以降に期待。
1投稿日: 2017.09.10
powered by ブクログ秀でた才能たちの今後の展開に期待が膨らむ一巻。 マツリカとキリヒトが出会う場面では、ふと「GOSICK -ゴシック-」を思い出された。
0投稿日: 2017.08.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
言葉と、本にまつわる硬派なファンタジー。 序盤なので、第一巻ではまだ評価は固められないものの、文字や発話だけでなく手話を含む言語への造詣の深さ、それぞれの関係性の中に息づく登場人物たちの魅力、国内外の政争を描写する語り口の精緻さなど、読み手を引き込む要素に溢れた小説。 主人公の役どころが、これからどう変化していくのか、楽しみに読みすすめたい。
0投稿日: 2017.08.02
powered by ブクログ本読みに評判が良いらしいとのことで軽い気持ちで手に取ったが、面白さにシリーズ既刊全巻一気読みしてしまった。 話としては冗長な部分もあり難解な熟語や言い回しも多々あるが、それでいて不思議とすっきりとしている。端的な描写やあまり文学的でない表現がそうさせているのかもしれない。とても好みの読み味。 地の文で日本語をしっかり味わえるのに加え、言語学者である著者の“言葉”に関する知識や、本というモノに対する思いが核となるストーリーは、本好き日本語好きにはたまらない。 和と洋、世界各国の文化を織り交ぜたような独特の世界観やリアリティのある国家国交情勢に、だんだんと引き込まれるような魅力を持つ登場人物たちもよく練り上げられている。硬め重めの作品がお好きな方にはぜひ一読してもらいたい。
1投稿日: 2017.07.25
powered by ブクログ「高い塔の魔女」と、彼女に仕えることになった少年をめぐるファンタジー。前半は描写が緻密すぎて読むのが大変だったけれど、後半はぐいぐい読んだ。本や図書館というものよりも、それを構成する言葉や文字についての考え方がが興味深い。ストーリーも、ここからどう進んでいくのか楽しみだ。 2017/7/13
0投稿日: 2017.07.13
powered by ブクログずっと読みたかったファンタジーの文庫が手に入ったので。ハイファンタジーを読むたび、自分のイメージ喚起能力の低下にげんなりする。小さなころの方が素直に世界観にひたって楽しめたのにな、と思うのだ。異世界の国のあり方から風俗、言語、歴史、地理を一から構築するエネルギーには尊敬を覚える。言葉の持つ力、その表現について。遺跡が好きなので、失われた水道を追うのは楽しそう。これからキリヒトとマツリカの絆が深まっていくのが楽しみ。
0投稿日: 2017.06.21
powered by ブクログ壮大な物語か始まる予感にワクワクしたが 忖度のような聞き慣れない単語が多く 文章も難しいので、集中して読まないと 何が描いてあるのか理解できない(笑) 和風の文化を想像しながら読んでいると 途中からそうでもないと思われ 独特の文化と、言葉を持たない図書館の魔女の頭脳が織りなす物語なのかなと思う。 いずれにしろまだ始まったばかりで こんなに疲れるようでは全巻読む自信がない(笑)
0投稿日: 2017.06.04
powered by ブクログ長い話、読了しました。 面白かった。冗長な部分もあったが豊富な知識の吐露と理解して読み進めた。 マツリカとキリヒトのふたりの秘め事的なからみはかわいかった。まるでちいさな恋のメロディみたいに。根気が必要だが読んで損のない傑作。
3投稿日: 2017.05.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
全4巻の内の1巻。山里で暮らす少年キリヒトが王宮の図書館の魔女マツリカの元で働くことになる。文字の読み書きが出来ない一方、優れた聴覚を持っていることを買われた。 言葉の厚み、豊富な表現が特徴的。古代の水路を探し当てたりしているがなかなか話は動かない。
0投稿日: 2017.05.27
powered by ブクログ読みやすい本を立て続けに読んでたせいか、集中力が持たなかった…挫折。 マツリカとキリヒトの関係性は面白かったけどなあ。 一気読みできる環境を整えて再度チャレンジしたい。
0投稿日: 2017.04.18
powered by ブクログこの世界の人々は日本語を使っているという設定でもないのに、わざわざ他の言語のルビがふってある意味がわからない・・・ 例えば、お嬢様と書いてミレディと書いてある等々。なぜお嬢様じゃダメなのか。意味不明。 冗長なのも良くないと思う。指輪物語なんかも描写がくどいけれど、これは現代の小説だし・・・。 描写がくどいわりに、人々のいでたちや情景がイマイチ伝わらない。 短く簡潔にするのも才能。 いくら難しい漢字使っても、特殊なルビふっても、ねえ・・・
0投稿日: 2017.04.17
powered by ブクログマツリカが「言葉」を語る場面が良い。自分の声を持たないからこそ、言葉の本質が見えていたりするのかな、と。 タイトルに惹かれて思わず購入した一冊。普段あまりファンタジー慣れしていない自分だが、これは読めた。『図書館の魔女』であるマツリカの、意外と普通の女の子っぽい仕草が見え隠れするのも魅力かと。
0投稿日: 2017.02.28
powered by ブクログ第一部 山賤ノ里、一ノ谷 図書館の魔女と手の中の言葉 1~17 の題は、語り始めの一文をかなで !! 言葉と手話についての考察が一度読んで?? 二度読んで? 三度読んで何となく感じた気分。 キリヒトとマツリカの、たんけん?が何に繋がるのか楽しみです。
0投稿日: 2017.02.13
powered by ブクログ1巻はほぼ導入部で先が読めず世界観の把握に苦労したけれど、2巻の後半からぐいぐい惹き込まれて読むスピードも上がって止まらなくなる。 伏線の貼り方も見事で重厚な読み応えのあるファンタジー。 言葉が、活字が押し寄せて来る…!!
0投稿日: 2017.01.20
powered by ブクログ言葉遊びが難解過ぎな上に物語があまり進まなくて辟易しかけた。 和装の世界観なのか?と思わせられたがそうでもないらしい。描写に不安定さがみられる
0投稿日: 2017.01.05
powered by ブクログ単なるファンタジーだと思って読んだら全然違った。 鍛治の里に生まれ育ったキリヒトが、王宮の古い図書館に暮らす「高い塔の魔女」に仕えることになる話から始まる。 ファンタジーによくある、隣国や他国との戦いを軸に、キリヒトが魔女を守りながら戦うという話かと思ったら、とりあえず一巻は違った。 魔女は口がきけないため、手話などで会話をするのだが、その「手話」や「言葉」とはこういうものだという議論が展開されるが、それが言葉や会話の本質を突いていて、根本的なものを考えさせられる。 全4巻ということで、今後どのような展開になるかはわからないが、「会話すること」とはどういうことなのか、手話とはどういうものなのかが説明されているので、とても勉強になる。
0投稿日: 2017.01.04
powered by ブクログ一巻〜四巻まで一気読みしました。少々言い回しや言語についての話が難しいな…と思っていたら、言語学者の方が書いていると知って納得。しかしだからこそストーリーに深みがありました。 加えて登場人物も魅力的。マツリカとキリヒトの絡みが年相応で可愛らしく、悶えてました。笑 久々に2度読みしたいと感じたくらいに良書でした。
0投稿日: 2017.01.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
まずは序章といったところか。ミツクビの禍々しさを見せつけながら、まったく違った方向に物語が向かってしまったので先が読めない。文字、言葉の観念について登場人物それぞれの理解の仕方が違うので、その説明に時間を割いてるが、どうにもその段にくると、目が滑ってしまい、何が何だかわからなくなる。謀略を巡らせる面々や、新しい手話を作るに至る考えは興味深いしなるほどとなったが、今後楽しめるかどうかは続巻を読まねばわからないようだ。だから星は真ん中。
0投稿日: 2016.11.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
4巻まで読了してからのおさらい読み 戦乱、主従、カウチ探偵、ボーイ・ミーツ・ガールと今までに何度となく紡がれてきた王道ものなのに真新しい作品として昇華されている。 その肝と言えるのは著者の研究してきた事が土台になっていると思う。 目次はわざわざフォントまで変えてひらがな。読み手が目次から推察することを真っ向から拒否するような姿勢なのにたいして、本文では漢字ひらがなカタカナに加えルビを操作することによるおびただしい情報量をこの1冊に詰め込んでいる 主人公の少年キリヒトが、初めて主のマツリカに謁見する為に赴いた遊歩道で素馨野香に対してのルビは「そけい」でで、その後も一環として「そけい」で表現されているのに1度だけ「ジャスミン」とルビが打たれている。こんなヒントを与えつつ主はマツリカ。マツリカの署名は茉莉花。 文盲で、口下手なキリヒトがどんどん言葉を吸収して行くのと同じ体験を読み手にもさせてくれる本書は何度読めば全ての複線と、隠された行間を見つけられるのだろうか? 本書は全ての読み手に対する挑戦状であり、テキストだと思う。 一番好きなシーンは、マツリカがキリヒトと言う楽器を手に入れて自分の思う様に叙事詩を上機嫌で謳いあげるところ。
0投稿日: 2016.11.13
powered by ブクログあ、進行が遅い。はぁ、何やら観念的な?ムズカシイ事言ってる。この世界観の状況説明についていくのに必死。ああ、眠くなる。でも私の好きな政争物っぽいしな。マツリカとキリヒトの関係性も気になるしな。とにかく続きで盛り上がることを期待して、続く。
0投稿日: 2016.11.05
powered by ブクログ第1巻の5分の4ぐらいまで、全然進まなくて入り込めなくて諦めかける。けど本当に最後から突然話が回転し始めて、2巻に期待しながら進めそう!
0投稿日: 2016.10.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
話はすごく面白そう!! だけど1巻読んでやっと本題に入った感がある笑 それと「った」で終わる文が多くて少し読みにくかった…。図書館の話だからあえて静かな感じでそうしてるのかもしれないけど!! 話は面白いから2巻以降も読む~!
0投稿日: 2016.10.09
powered by ブクログ圧巻。著者はどれだけの知識をインプットし、ここまでのものをアウトプットしたのか。 洋の東西を問わない文明史、政治学、言語学、都市開発、もちろん図書館学、他、他……それらを組み合わせて1つの世界、歴史を創ってしまったことに感服。 とかく文章、表現が、時としてくどいほどに多層的で、それは読みにくさと捉える人もあろうし、実際違和感ある箇所もあるが、久々に辞書(アプリ)片手に知らない言葉の海を漂う楽しさを味わう。 物語自体はまだ黎明。軸が権謀術策なのか都市探検なのかよく分からないけど、少しずつ読み進めたい。
0投稿日: 2016.09.20
powered by ブクログう、うん。 面白い。言葉って考え出すと理解しようと思うのを諦めた方が良さそうな気もしてきた。 そして、地理?地図?が苦手な私にはあっちからこうなって、こっちにこうでと想像できる許容範囲を超えてしまったので「水はいろいろあって、上から下に上手いこと流れていた」でまとめてしまった。 これは何かの始まりで、水道問題解決作品でないことを祈って二巻へ突入。
2投稿日: 2016.09.14
powered by ブクログとりあえず、1巻を購入。読み始めた時は、あまりの説明の多さに挫折しかけ、もう続きは読んであげない、と思った。しかし、読み終わる頃にはすっかり魅了されていた。続巻を一息に買い込んだのは言うまでもない。 朝まで夢中になったのは久しぶり。 1巻でうんざりした説明は、物語の単なる背景ではなく、後々の話にちゃんと繋がっている。 文学の議論より話を進めて!と思うところはあったけど、異世界でなく言葉によって創り上げられたファンタジー、素晴らしかった。
1投稿日: 2016.09.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2016/9/10 アミーゴ書店Blumer神戸店にて購入。 2017/3/7〜3/14 第45回メフィスト賞受賞作ということで、新しい作家さんに挑戦。4巻からなる長大なるファンタジー。独特の世界観で引っ張っていくが、この先いったいどうなるんだろうか。とりあえず、二巻へ。
0投稿日: 2016.09.10
powered by ブクログなかなか読み進むことが出来ず、時間がかかった。世界観は好きだけど、文章が細かいところまで理解出来ず、少し飛ばし読みした。描写がすごく細かいので、多少読み飛ばしたほうが本筋だけ理解しながら読めて良かった気がする。 後半にやっとストーリーの面白さが出てきたので、とりあえず2巻は購入した。…4巻までテンション保つかなー?
0投稿日: 2016.09.03
powered by ブクログ山里に育った少年キリヒトは、王宮の命で図書館「高い塔」へ赴く。高い塔に暮らす「図書館の魔女」と呼ばれる少女マツリカは、声を持たず、キリヒトは手話通訳となって司書のハルカゼとキリンとともにマツリカに仕える日々が始まる。 異世界ファンタジーで、全編を通して不思議な雰囲気漂う物語にもかかわらず、ファンタジーの王道である剣や魔法はほぼでてこない。「言葉」が物語の鍵となり、「言葉」によって、図書館内の些細な議論や日常のひとコマから国を動かす政治的策略までが流れていく。ほんの些末なひとことから巨大な陰謀を暴きだすマツリカは、魔法を使わずしても魔法のようなことを成し遂げていく。 言語学談義など、「言葉」に関する議論が物語の大半を占めるので、そういうのが苦手なひとには好きじゃないかもしれない。けれど、登場人物たちの議論は奥が深く、筋が通っていておもしろい。本がすき、読書がすき、ひいては「言葉」がすきなら、とても心惹かれるものがあると思う。こういうのとてもすき。4巻まで一貫した物語なので、一気に最後まで読んでしまいたい。
1投稿日: 2016.08.31
powered by ブクログ物語が丁寧に描かれていて、ストーリーもゆっくり進む。 まだ1巻は導入といった感じなので、読むスピードも遅かった。 そしてなぜか、脳内ではジブリっぽいアニメな雰囲気で映像が流れていました。。。
1投稿日: 2016.08.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
これが二分冊だったら読み辛い~鍛冶の里に生まれた少年キリヒトは王宮の求めで史上最古の図書館に暮らす「高い塔の魔女」マツリカに仕えることになった。古今の書物をひもとき数多の言語を操って策を巡らす彼女は、自分の声を持たないうら若き少女だった。キリヒトは手話を読めるが一文字も知らない。五感が人並み外れたキリヒトとなら手を絡める指輪で会話できるとマツリカは狂喜する。一ノ谷王国が通商同盟の要にあって繁栄しているのは先代の魔法使いで祖父が策を弄したものだったが、代替わりで与し易いと北のニザマの宦官宰相ミツクビが暗躍し始めた。植物園で指話を練習中、マツリカとキリヒトは古代の地下水道を発見する~守り人シリーズ不思議が多過ぎて嫌だったけど、理屈っぽくて世界に入り込みにくい。早稲田大学大学院の博士課程まで進んだ人だからねえ。主人公は異能を持つ美少女と美少年だから、ティーン向けのファンタジーの世界ではある。2013年に上下二巻の単行本で出てメフィスト賞を貰っているが、森さんの話ではあの賞、講談社が売りたい作家に贈るために作ったらっしいよね。インテリの作家志望が好きだよね。この高田君1968年生まれで、東大でも講座を持っていたようだ。高い塔の螺旋階段を進み続けると、降りになるって・・・栄螺堂?
0投稿日: 2016.08.02
powered by ブクログ面白かったです。 個人的にこういうタイプのファンタジー小説を待ってました。前半のマツリカ様の言葉や本、図書館についての語りには納得する部分も多かったです。 これからどう物語が動いていくのか楽しみです。 早速2巻目買いに行こう。
0投稿日: 2016.08.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
魔法とか出ない異世界ファンタジー小説。 単行本では上下巻だったのを文庫化で全4巻にしてる。 <第1巻あらすじ> 鍛冶の里に生まれ育った少年・キリヒトは、王宮の命により、史上最古の図書館に暮らす「高い塔の魔女」マツリカに仕えることになる。 マツリカは古今の書物を読み数多の言語を操る少女で、声を発することが出来ず、手話を使う。 そこでキリヒトはその手話を通訳する役目として呼ばれたのだった。 キリヒトがマツリカに仕えることとなった最初の日、キリヒトは手話は出来るが文字を一切知らないことがわかり、字を勉強することに。 そして数日が経った頃、キリヒトは足音を聞くだけで誰か判るほどの聴覚の持ち主であり、また周囲の感覚や状況判断に敏感であることがわかる。 それを観察してたマツリカは、キリヒトならきっとマスター出来ると踏んだ、手話よりも早いスピードで抑揚表現も可能な、オリジナルの”指話”を作り上げることにした。 キリヒトが簡単な字がわかるようになった頃、マツリカはキリヒトに指話を実践する。 マツリカがキリヒトの手を握って、4本の指をそれぞれ伸ばす・曲げる・緩める動作を音で表して会話するという方法だった。 そして、マツリカがキリヒトと手をつないで指話の練習をしながら外を散歩していた時、キリヒトは足音や杖を地面に突く音の違いで、地下に空洞があるんじゃないか?と気づく。 そんなことを知らなかったマツリカが実際に調査してみると、数百年前に造られた地下水道だと判明する。 <第2巻へつづく・・・>
0投稿日: 2016.07.20
powered by ブクログ序盤も序盤、登場人物と世界の紹介。 最古の図書館、「高い塔」という大変魅力的な舞台設定と世界観。 そこに暮らす魔女と彼女に仕える少年。 少年キリヒトのキャラがいい。 山育ちで木訥として世間をしらないけど、高い能力を有している男の子。 魔女マツリカもかわいいけど、彼女の本領が発揮されるのは次巻以降かな? 帯によれば「外交エンターテインメント」とのこと、今回はそれはちらりとしか描かれなかったので本格化するのが楽しみ。 「図書館」「言葉」に関する話も読み応えあり。 あまりに読み応えがありすぎてなかなか先に進めませんでした。 ひとまずこの話は文庫全四巻で完結しているからのんびり読もうかと。
0投稿日: 2016.07.18
powered by ブクログ実はもう第2巻までを読み終えてから このレビューを書いています。 そうして良かったと思います。 やはり第1巻はプロローグ。壮大な物語を 読み解いてゆくのに必要なものが まだ不足しているように感じていました。 それは主要人物それぞれの背景。 ほぼ第2巻でそれらは明らかになります。 「言葉」そのものの持つ力。それを このような物語として読む日が来ようとは。 膨大な知の集合生命体とすら呼びたくなる 図書館が 世界を統べる力の一翼にあるとは。 書き進めてゆく作者の語彙の多様さにも 盤石の知識の蓄積をもって 無から有を導く マツリカの思索の遠大さにも 静かに興奮している自分をとめられない。 こんな物語 ほかにはない。
0投稿日: 2016.07.17
powered by ブクログ地下水路の記載は面白けど、地図がないと位置関係がわかりにくい。もう少し古文書の読み解きがあると良かった。
2投稿日: 2016.07.14
powered by ブクログ全4巻の感想を含みます。最初の導入部分の高い塔の説明や言語学の説明の難解さに若干もたつくも、陰謀が動き出してからは一気に読み進めていき、結論としてはとてもおもしろかったです。たった一つのセリフから次々と情報が紐解かれ、背後の大きな策謀を看破したりするところなどはミステリとしても読みごたえ十分です。そして少年と少女の強い心の結びつきの描写が美しくて泣ける…。この二人、そして彼女らの周りの人間たちがいれば、きっと世界を変えていける。そんな希望に満ちたお話でした。
0投稿日: 2016.07.10
powered by ブクログ独特な雰囲気ですね。難しい言葉が多かった印象を持ちましたが、文が綺麗で読みやすかったです。マツリカの言葉一つひとつに心を持っていかれた感じです。
0投稿日: 2016.07.04
powered by ブクログ文庫全四巻。 まだ1巻を終えたところ。 そして未だそれほどのめり込んでいない。キリヒトの魅力は出てるけれど、まだ物語が大きく動いていない。 ただ、あと3巻もあるのでひとまず今後の展開を次巻で楽しみたい。
0投稿日: 2016.06.07
powered by ブクログ難しい…と思ってしまったらなかなか読み進められず。言葉の一つ一つがあたしの頭の中で整理ができなかった。 1巻は本当に序章。2巻から話がすすんでいくのかな。
0投稿日: 2016.06.07
powered by ブクログかなり人を選ぶしとっつきにくい事この上なく呑み込まれそうになる。 けど、本と言葉と図書館を愛してやまずどこまでも深く探りたくてたまらない人は、きっと読むと頷けすぎて首が痛くなります。
0投稿日: 2016.06.06
powered by ブクログ史上最古の図書館に暮らすマツリカ。人並み外れた能力から「高い塔の魔女」と恐れられる彼女は、自分の声を持たない少女だった。そして彼女の手話通訳者として仕えることになった少年キリヒト。彼の出自もまた不明。 序盤はこれでもかというくらいの言葉、言葉、言葉の洪水。一文の濃度が高くて、正直キャパシティーの限界を感じ始めた中盤以降、物語は動き始める。 「彼の声を自分の指で奏でてみよう」、手話でも指文字でもない新しい記号の設計。マツリカは何をそんなに焦っているのか。第二巻へ。
0投稿日: 2016.06.05
powered by ブクログ難解で哲学的な言い回しに手間取り、本作の魅力に気付くまで半分ほど読み進めねばならなかった。だがそれを乗り越えれば最高のエンタメが目の前に。希少な外交戦略ファンタジなのも嬉しい。さっそく続編を取り寄せねば。 あらすじ(裏表紙より) 鍛冶の里に生まれ育った少年キリヒトは、王宮の命により、史上最古の図書館に暮らす「高い塔の魔女」マツリカに仕えることになる。古今の書物を繙き、数多の言語を操って策を巡らせるがゆえ、「魔女」と恐れられる彼女は、自分の声を持たないうら若き少女だった。超弩級異世界ファンタジー全四巻、ここに始まる!第45回メフィスト賞受賞作。
1投稿日: 2016.06.04
powered by ブクログ第45回メフィスト賞受賞作。 単行本が出た時に買おうかどうしようか迷っていたので、文庫化を機に購入。 何でも原稿用紙3000枚ということで、兎に角長い上に、やや癖のある文体で最初は取っつきにくさを感じるが、慣れると次に何が起こるのかが気になって行く。 まだ1巻しか読んでいないのでこの先がどうなるのか解らないが、続きが楽しみ。
0投稿日: 2016.06.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
はじまりから思うのは、言葉の語彙が豊富で、よくここまで知っていると感嘆させられます。話は勿論引き込まれますし、キリヒトとマツリカがるんるんしだしたりするのも微笑ましいし、周りの人たちもなかなか面白そうなひとがたくさん出てくるので読んでいて飽きません。ただ少し政治的要素があり、駆け引きな部分もありますが、雰囲気で読んでも大丈夫かと(実際私はふーんと読んでます)だんだんと二人の会話が成長していくのでどうなっていくのか続きも、気になります。
0投稿日: 2016.05.31
powered by ブクログ“言葉”について始終めちゃくちゃ語っていた第一巻第一部。 小難しい話をいちいち理解できるわけもないけれども、なにか凄いってことは分かる。 マツリカは言うに及ばず、キリンもハルカゼも、そしてキリヒトも。 まだここは起。これからの承が楽しみである。 それにしても、ひらがなの小見出しは必要だったのだろうか。ただ普通にナンバリングするだけでもよかったのでは……。
0投稿日: 2016.05.30
powered by ブクログ図書館の塔に棲む少女の元に、訳ありの少年がやってくる。 彼らの出会いから始まるこの物語、最初は世界の成り立ちや少年や少女、周囲の人間の紹介で少しばかり読みにくいかなと思ったが、後半に行くと一気に引き込まれる。 子供らしい冒険があるかと思えば、この街の成り立ちを解く話になったり。政治抗争の話になり、外交問題は持ち上がるし。かと思えば言葉とは何か、文字とは何かの話になったり。 かなり重厚なファンタジー。二巻、思わず買ってしまった(苦笑)。
0投稿日: 2016.05.28
powered by ブクログ世界を把握するのに時間がかかるけど、だんだん引き込まれていきます。 何より言葉に関する感覚がすごい。 2巻以降どのように話が展開するのか楽しみ。
0投稿日: 2016.05.17
powered by ブクログ言葉と文字は違う。言葉とは何か。図書館とは先人達の知の結晶。 はじまる物語にわくわく。地理も政治も歴史も、全てを切り拓くのは言葉。 大好きな言葉。言葉の世界。 上滑りする言葉を紡ぎたくないの。大切な言葉が大切にされる世界へ、ようこそ。 *以下引用* だが真に英知を究めようとする者たちが手に入る書物を渉猟しきった後で、さらなる一著を、さらなる一頁を、さらなる一言を探そうとしはじめたとき、彼が求める言葉はきっとこの「高い塔」に隠されていた。(p53) 人がこの世界について何か新たに余人の知りえぬことを見いだしたと思ったとき、必ずや人は書物を著す。そのようにこの世界の森羅万象を明らめ、究めようと一冊の書物が生まれ、類書に並んでいく。こうして世界のありとあらゆる事どもを細大漏らさず記すべく数限りない書物が書架に背を並べ、やがては書物の詰まった棚の数々がそれじたい一つの世界をなして、網の目のように絡まりあって世界の全体を搦めとっていこうとする。これが図書館だよ、キリヒト。(p93) 一冊の書物は、同時に歴史書であり料理の指南であり、刀剣の美学について語るとともに文化史の資料ともなる。一冊の書物は、様々な範疇を横断して網の目のように関係の糸を張り巡らせて幾多の小世界に関わりを持っている。『包丁の歴史』なんていう単純に見える一冊ですら、容易にお前の判断を超え、おそらくは著者の意図すら超えてしまって、他の世界に連絡を持つことになる。(p102) 全ての書物を読んでいるだなんて。読みうる書物の量に比べれば人の一生なんて短いものだよ。読むか読まざるか、その選択がおぼつかなければ書物に付きあうことはむしろ時間の浪費につながるよ。(p108) 言葉は小さな単位が集まって次の単位をなし、もとは例えば一秒の千分の一も続かぬ微かな音の擦れといった小からはじめ、大に至っては世界の全体にまで届く、そうした階層構造をなしているっていうことなんだよ。言語は多重に分節する。これがすべての言葉に共通する小さいが実に重要な性質の一つ。(p131) 文字そのものは言葉ではない。文字はすでに言葉ではなく、いまだ言葉ではない。(p133) 書かれた瞬間に、それは言葉だった。読まれようその時に、それは言葉であるだろう。人は文字を通して、言葉を書き、言葉を読む。文字が言葉なのではないんだよ。おなじく声が言葉なのではない、手振りが言葉なのではない。言葉はその奥にある。言葉自体は目には見えない、言葉自体は耳には聞こえない。(p134) 言葉を伝える媒体となるものの中には、時の中に座を占めるものもあれば、空間の中に境位を持つものもある。しかし媒体の如何によらず、お前の心に言葉が意味をなしてひびいている時、言葉は時とともにある。時とともに繰り広げられ、時とともに消え去っていく。決して後戻りすることはない、一方通行の一条の線、それが言葉だ。(p135) しばしば勘違いされていることだが、手話というものは本来「声の代替物」ではない。つまり一般的には、ある国語がまずあって、それを声で表すことも、文字で表すことも、手話で表すことも出来ると誤解されがちなのであるが、これは手話の本質を突いてはいない。手話はそれ自体で独立した一つの言語なのであり、既存の音声言語に依存する代替的表現手段などではない。(p206)
0投稿日: 2016.05.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「本読みの間で大評判となった」というコピーに魅かれて手に取りました。"言語"に深く精通してないと書けないであろう文章や、それを通しての"図書館"の説明は少し難しく感じると同時に"指話"に驚きを禁じえませんでした。 ただ物語は大きく動かず、また情景描写が難しく感じたので読み進めるのは忍耐が必要だったのも事実でした。2巻目、どうしようです。
1投稿日: 2016.05.04
powered by ブクログ鍛冶の里に生まれ育った少年キリヒトは、王宮の命により、史上最古の図書館に暮らす「高い塔の魔女(ソルシエール)」マツリカに仕えることになる。古今の書物を繙き、数多の言語を操って策を巡らせるがゆえ、「魔女」と恐れられる彼女は、自分の声を持たないうら若き少女だった。超弩級異世界ファンタジー全四巻、ここに始まる! 特集ページはこちら! http://kodanshabunko.com/librarywitch/index.html
0投稿日: 2016.04.28
powered by ブクログ講談社の新刊広告での扱いもそれ程大きくなかったけれど、書店に並んでいるのを見て興味を惹かれ、単行本における皆さんの評価も良かったので買ってみた。 深い森の情景から始まり、主人公のキリヒトはそこから旅立つことになり、道中、山間の村や都の街中の喧騒の描写を経て、目的地のお城へと辿り着く。 読者もあまり状況が分からない中、それぞれの場所の変化が色彩鮮やかに浮かび変わり、そして漆黒の闇と蝋燭の炎だけの“高い塔”へ導かれる導入に、まず引き込まれる。 キリヒトが“図書館の魔女”マツリカに出会ってからは、多少理屈っぽい話が続くけど、マツリカとキリヒトの普通ではない“会話”を通じ、作者が“言葉”というものを大事にしながら文章を綴り、それを手掛かりに物語を語ろうとしていることが感じられる。 宦官宰相ミツグビとの束の間のやり取りを枕に、手の中で交わされる会話と、それをきっかけに発見した地下水路の存在。 まだ全貌がつかめねど、鏤められた出来事と昂揚していくマツリカの熱さに、今後の展開への期待を持たされる。
2投稿日: 2016.04.27
powered by ブクログ最初、なかなか進まなかったけど、途中からどんどん引き込まれてあっという間に読み終えてしまいました。 舞台が図書館だけに収まらずどんどん広がっていきそうな気配なので、続きを読むのが楽しみです。
0投稿日: 2016.04.25
