Reader Store
老人と宇宙
老人と宇宙
ジョン スコルジー、内田 昌之/早川書房
作品詳細ページへ戻る

総合評価

55件)
4.0
16
21
13
1
0
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    縺セ縺る擇逋ス縺九▲縺溘??縺溘□繝上?繝唄F縺ァ縺ェ縺?↑繧峨>縺」縺抓F縺倥c縺ェ縺?婿縺瑚ェュ縺ソ繧?☆縺?→諢溘§縺?

    0
    投稿日: 2025.09.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    タイトルだっせえし”老人”をフィーチャーする割にすぐ若返るしでなんか微妙かなー、まあハードボイルドスペオペとしては読みやすいけど、くらいの感覚で読み進めていたが、ヒロインの登場であーこれは"老人"フィーチャーが活きてきてるわと一気に面白くなった。良い読後感。ただやっぱタイトルだっせえわ。原題の"Old Man's War"は単に味気ないだけだが、邦題はなんで「老人と海」をパロったのか意味わからん。マジでださい。

    0
    投稿日: 2025.09.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    地球で老人になった人達が宇宙で戦争に参加するお話 怪獣保護協会で知った作者。 代表作はこちらということで読んでみました。 テンポ良く、でも簡単すぎず 主人公が好きになれる人物で読みやすかった。

    1
    投稿日: 2025.05.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    『怪獣保護協会』が面白かったので同著者の作品を深堀り。こちらの作品も非常に軽快な感じで書かれているので一気読みできる。

    1
    投稿日: 2024.12.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    妻に先立たれた主人公が75歳以上限定の軍隊に入り、異星人と戦うSF。 戦争なので味方が異星人に惨殺されるシーンもあるが、全体的にエンタメ寄りでジョークも多くスラスラ読める。 テクノロジーが圧倒的な異星人を相手に人類の行く末も気になるが、主人公にはぜひとも幸せな老後を過ごしてもらいたいところ…と言っても、すでに75歳なわけだが。

    0
    投稿日: 2024.07.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ジョン・スコルジーは、ブログやノンフィクションでの鋭い洞察力でも知られるアメリカのSF作家です。彼の代表作である『老人と宇宙』は、2005年に刊行された後、その斬新さでヒューゴー賞の候補に上がるほどの注目を集めました。この作品の魅力は、宇宙という無限の舞台上で繰り広げられる、人間ドラマの深さにあります。 『老人と宇宙』の中心となるテーマは、「歳を重ねた人々が未知の領域でどのように振る舞うか」という点です。主人公である75歳のジョン・ペリーが、地球を離れ人類コロニーを守る軍隊に参加するという物語は、ロバート・A・ハインラインの『宇宙の戦士』にインスピレーションを受けつつも、独自の哲学と人生観を交えたスコルジー独自の作品に昇華されています。 本書のおすすめポイントは、痛快なアクションと人間ドラマのバランスの良さです。登場する老人たちの会話は、彼らの人生経験を反映しており、時に辛辣でありながらも温かみを持っています。戦闘シーンでは、エイリアンや武器、戦術が斬新で想像力をかきたてられるものとなっており、読者は主人公ジョン・ペリーと共に宇宙の冒険と戦争を味わうことができるでしょう。 SFを好む読者だけでなく、人生の晩年にあっても新たな挑戦を恐れない精神に共感する人々にもお勧めできます。老いというテーマを通して、生と死、愛と友情、戦争と平和などの普遍的な問題が繊細に描かれています。また、本作はシリーズ化されており、ジョン・ペリーのさらなる物語が追体験できる点も見逃せません。 総評として、この小説は、老人と宇宙という斬新な発想で、SFの魅力を存分に味わわせてくれる作品です。

    0
    投稿日: 2024.01.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ローカス誌が選ぶ21世紀SF小説オールタイムベスト第1位。 一言で言うと、小説の要素をすべて、バランスよく詰め込んだ佳作。 理論はあるがSFにありがちなしつこくなりすぎることはなく、恋愛も深くなりすぎず、エロや暴力の描写も不快にならない程度にまとめられていると言う印象。 最後が少し駆け足でわかりずらかったかな。違う宇宙の話と違う人生の話をかけているんだろうけど、何度読んでもしっくりこなかった。

    0
    投稿日: 2023.09.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    SF小説のよくある王道的な展開なのかと思ったがよく話が作り込まれており、とても面白かった 時々話の中のジョークでもクスッと笑い面白かった

    2
    投稿日: 2023.02.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    面白かった。 21世紀版宇宙の戦士とあるが当にそのとおり。 続編があるのかと思ったらそうでもないみたい。 ちゃんと終わってるのでこの一冊で十分でしょう。

    0
    投稿日: 2022.06.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    老人と宇宙(そら)。タイトルは知っていてずっと気になっていたけど、ついに手に取ってみた。 やはり必読書として挙げられるだけあり、面白い。 内容をざっくりと紹介すると、75歳を超えた地球の老人たちが、宇宙軍に入隊するという。非常に分かりやすいストーリー。 だけど、感情をしっかりと書いてくれる。まさか自分が老人に感情移入する日が来るとは…。そして宇宙やエイリアン、そして戦闘についてもしっかりと描かれる。宇宙戦闘系の王道SFとして非常に読み応えがあった。 宇宙戦争とは言え、老人たちはどこか飄々としており、サラサラと読めてしまう。シリアスとユーモアのバランスが良い。 老人たちが宇宙軍から期待されていることについて、先輩から説明がある。それは少し泣けた。 また、「特殊部隊」という宇宙で生まれた人々との対比は面白い。彼らにとって、老人たちは地球での「前世」がある。そう、老人たちにとっては、宇宙軍での生活は第二の人生。地球との隔絶も手伝って、まるで死後の世界のような、夢っぽさを感じさせた。 ラストシーンは男性作家っぽいというか。ふーんと言った感じw それから、読みにくいところが一切ない。スラスラと読めてしまう。翻訳が良いのだと思う。 SF初心者に強くオススメできる1冊。 (書評ブログの方も宜しくお願いします) https://www.everyday-book-reviews.com/entry/%E7%8E%8B%E9%81%93%E5%AE%87%E5%AE%99%E7%B3%BBSF_%E8%80%81%E4%BA%BA%E3%81%A8%E5%AE%87%E5%AE%99_%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%83%AB%E3%82%B8%E3%83%BC

    12
    投稿日: 2020.11.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    久々に、コテコテのスペースオペラである。 75歳になったら、男女ともに宇宙軍に志願することができる。入隊したら、最先端の遺伝子工学による「若い体」が手に入る。青春を思い出して同僚とHしたりする。「気持ち悪い」エイリアンとのドンパチが出て来る。エイリアンから見たら人間だってよっぽど気持ち悪かろうに、いい加減老人やエイリアンで遊ぶなよと、つい悪態をつきたくなる。 なぜ「老人」が戦いに赴くといいかなどの理屈づけ(哲学)も饒舌に語られるが、今イチ説得力を感じないし、むしろ腹立たしささえ覚える。年取った証拠であろうか(笑)。 ところが、後半になると少しだけ様子が変わり、郷愁と未来が交錯するユニークなラブ・ロマンスが入り交じる。ちょっとムネアツになったりして。 結果的には、最後まで読んでよかった。年取ったからと言って、気短に投げ出したりしてはいけないのである。

    2
    投稿日: 2019.06.04
  • 高齢者の宇宙戦争

    75歳以上で編成された、意識を新たな身体にムーヴされた兵士たち。随所に作者らしいユーモアが散りばめられてるが、まだ押さえ気味かな。

    0
    投稿日: 2019.04.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    どうなの、このタイトル?と思いつつ内容紹介で手に取った一冊。まさか結構なシリーズになろうとは。。大好きな作品。

    0
    投稿日: 2018.12.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    図書館で借りた。 何度も噴きだした。すっごくおもしろくて、げらげら笑いながら読んだ。 かと思えば、胸にじーんとくるシーンもあって、読後感が良かった。 あと、これは誤訳??404p「ニワトリを植えたり。トウモロコシを飼育したり」 主人公が愛妻家というのも、よかった。

    1
    投稿日: 2018.12.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    文句なく面白い。まさに、21世紀の宇宙の戦士。現代的設定と、緻密な心理描写の組み合わせに思わず、引き込まれていく。ハインラインの宇宙の戦士が大好きな人は必読です。唯一いただけないのは、タイトルかな。とても中身を想像できません。

    0
    投稿日: 2018.11.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    一気に読んでしまった。久しぶりにSFを読んだ、という実感。 いろいろなアイデアがすばらしい。 主人公の能天気さ(ポジティブ?)と結構ご都合主義的なストーリーがハインラインぽくて、気に入った。 翻訳で2箇所、?なところが。 「光年」が時間の単位のようにもとれるところと、「メートルトン」という重量の単位が。 自分より年下の作家、というのが、ちょっとショック。

    0
    投稿日: 2018.10.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「宇宙」に老人?この邦題に惹かれて本書を手に取りました。トンデモ本かと思いましたが、面白い!ウィリアム・ギブソンがサイバーパンクもので提示した今まで想像もしたこともない設定に魅了された同様に、「老人が宇宙に旅立つ」設定にワクワクしました。SFの醍醐味ですね。シリーズ全てを読んでしまいました。

    0
    投稿日: 2018.05.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    楢山節考。姥捨山。 それを連想せずにはいられない。この作者はそういうことを知ってるのかなぁ。 人生終わりかけの年寄りを使って地球防衛するのだが、ピチピチの若者レベルまで人体改造を施して訓練しても生存率は極々わずか。 主人公は生き残るから物語になる。しかし、物語の背景に結局は年寄りを使い捨てているところがある思うと、単におもしろいで片付けていいものか。小説としてそこに突っ込んでいくとおもしろくなくなってしまうのは間違いないが、そっちに行けばノーベル賞も夢ではないと思うね。 地球防衛するわけじゃないにしても、生産年齢から外れるお年寄りに生産性を上げてもらうことは社会的には非常に有意義なんだよな。高齢化社会日本はどうするんだろう。 単にSF小説としておもしろかったので、次作も読んでみようと思うが、単純にSF小説で終わらないことを望む。

    0
    投稿日: 2018.01.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読み易いがもう少しミステリアスな部分が欲しい、次作に期待したい 表紙   6点前嶋 重機  内田 昌之訳 展開   6点2005年著作 文章   7点 内容 585点 合計 604点

    0
    投稿日: 2017.10.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    SF小説に特有の世界観の把握や 専門用語の理解にほとんど戸惑うことなく 物語に入っていけた。 非常に読みやすく、取っ付きの悪さはない。 人にオススメしやすいSF小説。

    0
    投稿日: 2017.08.29
  • 新しい老人の生き方?

    75才を越えた人だけが入隊できる部隊。 地上では全てを剥奪され体ひとつで宇宙防衛軍に入隊する。そこで待ち受ける物は… 読み続けると次から次へとイベントが発生していくジェットコースターストーリーですかね。 ものすごいハードなSFではないですがこんな世界もあっていいとつい思ってしまうのは自分がそっちの年に近いからかな? 年寄りの哀愁がわからない若者でもちゃんと楽しめます。(^_^)

    1
    投稿日: 2016.09.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

     文字多めかなーと思いましたが、さくさく読めました。  ご老人が宇宙に出てとにかくバトル。ストーリー的にも、頭からっぽにして、突っ込みどころは気軽に突っ込みながら、目の前のシーンを楽しく読んでいると終わるような本。想像がふくらむし、スケールは大きいし、こういう話は好き。  どう考えても老人のメンタリティじゃないっていうか、皆さん完成豊かだなあとか、年齢の割りに精神がヤング。枯れた感じがほんとにないなぁと思うけど、老人要素は「既に一つの人生を終わらせている」という部分で感じればいいかという感じ。  ブレインパルとか、スマートブラッドとか、あのへんのロマンあふれる設定が楽しいです。そこまでやって、やることはあくまで近接戦闘という。そのあたりのバランスが、どきどきしながら読める部分かも。

    0
    投稿日: 2016.09.11
  • 老人だけの軍隊

    導入部で描かれる  入隊+新兵訓練  妻に先立たれ一人戻れない旅へと旅立つ主人公の老人 どうなるのだろうと思っていたら  若返り?強化された肉体への精神移転の反則技 SF大好き人間ならまず 大好物だと思います。 メインディッシュである戦闘ではオーバーテクノロジーを駆使する異星人との戦闘が臨場感たっぷりに展開します。  おまけではないですが、導入編で語られている移転する精神のない肉体はどうするのか? の答えが ゴースト部隊という名称で帰ってきます。 そこには当然と言っていいですが、主人公の妻の肉体がいます。 ラブロマンスっぽい描写は特にないですが、いろいろあってそこはそこで楽しめます。

    4
    投稿日: 2016.07.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    人気ブログが書籍として出版されてベストセラーとなった本。1969年生まれの著者が自らあとがきでハインラインの「宇宙の戦士」へのリスペクトを書いている。強靭かつ高機能な肉体を持つ兵士を人工的に培養して造りあげるという点で、神林良平の「膚の下」とのプロットの共通点があった。 タイトルは忘れたけれど、「宇宙の戦士」の翻訳者である故・矢野徹の作品でも似たような話を読んだ記憶がある。 スキップ・ドライブの説明で多元宇宙論がナラティブに展開するあたりはSFオタク向き。 原題Old Man's Warをヘミングウェイ的な邦題にした早川のセンスは流石。 読了は京都と新大阪の間だった。

    0
    投稿日: 2016.06.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    老人が兵士になる設定が面白い。読む前は、よぼよぼの爺さん婆さんが腰痛や高血圧に悩みながら戦うのかなと思っていたけど、違いました。でもこの兵士として仕立て上げる技術は、戦争に使わなければとてもいいのではないかと思った。高齢者の活躍の場を広げることになるし、そもそも介護の必要もない。あっ、でも兵士の場合は(不幸ではあるが)どこかで死んでしまうが、平和利用されたら最終的には介護の問題は起こってしまうか。 話が変な方向に行ったので戻します。 内容は、舞台設定はSFですが、ストーリーの根幹は冒険小説です。兵士になった老人が、どのように戦い、どのように死んでいき、どのような人と関係を持つか、夫婦関係なども入り、全体として濃厚な読後感を味わえます。 翻訳文はこなれていて、非常に読みやすい。スピーディーな展開だけれども唐突感はなく、素直に物語に引き込まれていった。最初は題名だけを見て―多くの人が思うだろうが―別の小説を思いだし、パロディかなんかなのかで大した作品ではないのではと思った。しかし、他の書評を読むと評価が高いので、本作品を読んでみた。もちろん好みは人それぞれなのだけど、個人的には当たりの作品でした。

    0
    投稿日: 2016.03.26
  • ゼロ年代SFの傑作、SF好きなら読むしかないでしょう!

    さすがにヨボヨボの老人が戦争するはずないとは思っていましたが、コロニー防衛軍が持つオーバーテクノロジーと絡めて背景説明から入隊までの過程を紹介する第一部は素直に楽しく面白い。人類の永遠の夢である若返り。しかも経験値をそのままに若返ることができれば…という反則技は、SFの定番であり王道。読んでいてワクワクします。第二部では入隊後の訓練から実戦、理解できない決して相容れることない多種多様な異星人を相手に戦う日々。ここは数多あるミリタリーSFと同じく超人的な能力と新兵器で活躍する主人公ペリーに同化し興奮します。そしてクライマックスの第三部。コロニー防衛軍の最強部隊ゴースト部隊との共同作戦と運命の出会い。ナノテクなどのオーバーテクノロジーを超えた先にあるものについて考えさせられる展開に。最後はベタですが、嫌いではない終わり方。 作者スコルジーのデビュー作にして代表作でもある本作は、「火星の人」と同じく(というかこちらが大分先)出版するあてもなくウェブで公開していた処、人気に火がつきアレよアレよという間にベストセラーに躍り出たと言うアメリカンドリームを成し遂げた作品。邦題を見るとヘミングウェイのパクりっぽく見えますが中身は至って野太いミリタリーSFで現在(2016年)5作品が出版されているシリーズモノ。 どれも安定の面白さで内容はシリアスですがどこかユーモラスで洒落が効いた話ばかり。本作の謳い文句は「宇宙の戦士」の21世紀版ですが、私的にはブリンの「知性化シリーズ」っぽいかなぁと思いました。何せ異星人が沢山出てくるので。 とにかくようやく電子化された海外ゼロ年代SFの傑作、SF好きなら読むしかないでしょう!

    21
    投稿日: 2016.03.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ネタバレです。 老人が全てを捨てて宇宙に行くということを選べる時代。妻に先立たれた老人が全てを捨てて宇宙に行くという話。 若くなった体で一週間楽しんだあとのシリアスな現場。そして死んだ筈の… SFという舞台での恋愛話だと思えばむしろ納得の内容でした。 話の内容がご都合主義でもいいという方には向いているかも?

    0
    投稿日: 2016.01.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    単純に面白かった。老人たちが兵士になるまでが一つの区切りで、そこまでの流れやガジェットや設定も面白い。映画になりそう。 で、兵士になった後はスターシップトゥルーパー状態に入るわけだが、それも読みやすい文章なのでエイリアンの描写とかもなんとなく分かりやすく、話の流れもタイトで勢いに読ませる。 ラストもテーマと繋がる感じで、うまくまとまってる。総じて面白いと思います。

    0
    投稿日: 2015.09.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    銀河にちらばる惑星に進出した人類。そこは、様々な異星人が蔓延る群雄割拠の世界だった!人類を異星人から守るために設立されたコロニー防衛軍。主人公ジョン・ペリーは、なんと75歳にして防衛軍に入隊する。実は、防衛軍は75歳以上の老人にしか入隊の権利がないのだ!なぜコロニー防衛軍は老人しか受け入れないのか、そして異星人との戦争とは…!? ジョン・ペリーの防衛軍での波乱万丈な軍隊生活を描く本書は、娯楽SFとしてまぎれもない傑作です。なにより主人公が老人であるという設定が、こんな素敵な結末を導き出すとは…!とてもわくわくしながら読み進めることができました。 著者のジョン・スコルジーがあとがきでも触れるように、本書はあの不朽の名作「宇宙の戦士」の影響が強いとされています。確かに全体的なストーリーの流れは「宇宙の戦士」に似ていますし、他の類似点はいくつも見つけられるのでしょう。ただ、個人的には、あまりその影響を感じられませんでした。というのは、「宇宙の戦士」はその著者であるロバート・A・ハインラインの思想が前面に押し出されており、正統派の戦争SFにしては、やや(?)政治色の強い作品との認識。一方、本書は、著者自身のインタビューを引用すると、「わたしが書きたかったのは、読者を楽しませる物語であり、(中略)わたしが戦争についてどう考えているかということは二の次だった」とのこと。十分すぎるほど楽しませていただきました。続編も読もう。

    0
    投稿日: 2015.08.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    小難しい事を考えずに読める娯楽作品。「ジジイとレーズンの違いは前立腺があるかどうかだけ(意訳)」など、ジョークが冴えてるし、異星人やその異星人にぶっ殺される地球人の描写もエグくて最高!これの元ネタになったと言われている「宇宙の戦士」も読んでみたい。

    0
    投稿日: 2015.03.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    うん,久々にSFらしいSFを読んだ.あと25歳若いときだったら熱狂しただろう.「老人」である必然性がちょっと弱いかな,と感じたし,人物の掘り下げ方がちょっと浅いとも思うが,これはこれで良し.ブライアン・ジンガーぐらいに監督させるて渋みも出させると,おもしろい映画になると思う.

    0
    投稿日: 2014.12.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    タイトルからのんびりした感じの小説かと思ったけど、むちゃくちゃドンパチする本格SFでした。とてもおもしろい!

    0
    投稿日: 2014.07.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    老人が生まれ変わって宇宙で戦う!という設定一本釣りなSF娯楽小説。 バトルとエターナルラブ両方揃ってるので、いつか映画とかになりそう。

    0
    投稿日: 2013.07.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    日本の「えらい人」は日経新聞を捨ててSF小説を読んでください - デマこいてんじゃねえ! http://d.hatena.ne.jp/Rootport/20120905/1346856312?utm_source=API&utm_medium=twitter

    0
    投稿日: 2013.05.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    75歳以上の男女にしか入隊を認めないコロニー防衛軍での、エイリアンとの壮絶な戦いの物語。 老人を兵士にするというのだから、なんらかの肉体改造はあるだろうというのは予想がつくが、ここまでのことをするとは。 いかにも、SFというところか。 そして、やはりというべきか、兵士は使い捨てに近い。 そこで、あなた達は10年以内に死ぬ確率は、かなり高かったのだから、エイリアンとの戦闘で死んだとしても、それは意味のある死だからいいだろうというのは、実際納得できる説明なのだろうか。 もちろん、軍隊に入ると決めて来た人ばかりだから、ある程度の覚悟は決めて来ているはずなのだが。 ある意味、いろいろ衝撃的な問題提起をなされたSFだった。

    0
    投稿日: 2012.09.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    宇宙と書いてそらと読ませる。 面白そうだと思って読んだが、ばりばりの軍隊ものであった。なんか海外ドラマのギャラクティカを思いだした。アメリカ人はそういうの好きだよね。映画とかになりそうだと思った。私はどちらかというとスタトレ派である。老人である意味があんまりわからなかった。最後のあとがきで続編を読むと分かると書かれていたが。機会があれば読んでみよう。

    0
    投稿日: 2012.09.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    おじいちゃんおばあちゃんしか入隊できないていう設定が面白かったですが、すぐに若い体になってしまったからお年寄りだったという設定が生かしきれてない感じがしました。 体が不自由だったとか、昔はよかったとかそういう回想もないし。おじいちゃんじゃなくても、良かったような……。 体が若くなったら、気持ちも一気に若くなってしまったし……?? お年寄りの良さというか、年長者の知恵をつかうようなところがもっと読みたかったです。 後半のジェーンが出てきたあたりは、主人公がおじいちゃんなの忘れてロマンチックで好きでした。

    0
    投稿日: 2012.07.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    宇宙の戦士とオルタード・カーボンにレプリカントの悲哀を織り交ぜたような娯楽作品でした。ハインラインほど説教臭い感じはありません。

    0
    投稿日: 2012.06.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    老人は宇宙に出る。コロニー防衛軍に入隊して第二の人生を始めるために。 期待を裏切らない、娯楽性の高いスペースオペラ。

    0
    投稿日: 2011.09.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    老人になってから入隊する宇宙軍と言うところは、確かに面白い 人間の人生をすごしてきた知識を再度、第二の人生に費やせる所など 本当に出来れば老人問題も一気に解決でしょうか? 主人公が手柄を上げて勢い昇進して行くのだが昇進する前までが面白かった。設定以外は以前読んだ戦士もののSFとかぶさってしまった。

    0
    投稿日: 2011.07.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    老人のみが入隊できる部隊というのが、この作品の一番の特徴だろう。ミリタリー的には、もう少し主人公が才気煥発という感じで活躍してくれれば面白いと思うが、作者の意図はそこには無いようなので仕方が無い。後半ややだれ気味なのが惜しい。

    0
    投稿日: 2011.06.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

     久々にがっつりSFを読んだ……! 老人だけしか入隊できないという発想もさることながら、スマートブラッドやブレインパルなど作中に登場するアイデアが面白いです。あとは、向こうの作品らしいジョークに失笑したりとか(笑)

    0
    投稿日: 2011.06.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    75 歳以上の老人しか入隊を認めないコロニー防衛軍。 B 級臭漂う設定だが、 面白く読める作品に仕上がっているスペースオペラ。 設定、展開に突込みどころもあるが、 サクサクイッキ読みさせてしまう、 ハインラインの「宇宙の戦士」へのオマージュ。 シリーズ物で続きがある、読んでみたい。 2006 年 ジョン・W・キャンベル新人賞受賞。

    0
    投稿日: 2011.01.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    この間図書館に行ったのでちょっと気になっていた本を色々借りてきました。文庫が置いてある図書館はあまりないので重宝しました。これからはリクエストして借りよう。うん。 タイトルを見るとヘミングウェイかな~と思ったのですが ハインラインの宇宙の戦士の影響を強く受けているそうです。とは言え宇宙の戦士は読んでないんですが… それにしても痛快娯楽読物、なのでしょうがいまだに他の惑星に行くとそこの生態環境を破壊し、地球化し、知的生命体を壊滅させるって… 大航海時代と何も変わらないじゃないか…と苦々しく思いました。 いまだに西洋だとそういうイメージなのかなあ…。 敵の異星人に殺される前に殺せ、って…まあ主人公も疑問に思っている時もありますが。 ちょっと前、同じSFと言うジャンルでコロンバスが南アメリカに到着した後、そこの文化を尊重できるようになれば、と言う本を読んだのでえらい対照的だと思いました。 アイディアは面白いし奥さんとのラブストーリーもあるし 読みものとしては面白いかもしれません。 その裏にある色々を考えなければ…。

    0
    投稿日: 2010.09.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    65歳で夫婦揃って“志願”。だが妻はまもなく死亡。75歳の誕生日にひとり、ジョン・ペリーは“入隊”した。健康状態不問、入隊資格はただひとつ。75歳以上であること…の『コロニー防衛軍』に。 宇宙に進出し、他の惑星へと入植を開始した人類は、宇宙がすでに多くの異星種族によって支配され、激しい紛争が続いていることを知る。人類もまた、未知のエイリアンたちと宇宙での居住地(コロニー)を奪い合う、終わりなき戦闘へと突入していく。 コロニー防衛軍に入隊したペリーには新たな仲間と最長10年の兵役、そして様々なエイリアンたちとの苛烈な戦闘が待っていた――。 R75の最強の戦闘部隊。しかし、老人たちはどうやって“兵士”となるのか? 75歳にして志願して地球を離れ、宇宙へと旅立つ“新兵”。宇宙での対エイリアン戦争のなかで彼らが兵士として成長していく姿を描きだすミリタリーSF。

    0
    投稿日: 2010.09.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    タイトルのあまりの秀逸さについ購入。 主人公が乙女だった。 乙女な爺、略して乙爺の時代の幕開けかと思った。

    0
    投稿日: 2009.10.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ジョン・スコルジーという人はきっと 無類の SF 好きでありミリタリー好きなんだとおもう。 ハインラインの「宇宙の戦士」のオマージュ作品で ある事は疑いもないが、装備/戦略について 明らかに現代から見た未来予測になっている。 訓練のシーンはより、ハインラインの方が泥臭くて 好みではあるけど、こちらは無駄がない冷徹な雰囲気が 伝わってくる。近代的な軍隊の匂いといったらわかりよいか。

    0
    投稿日: 2009.08.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    Old Man\'s War by John Scalzi: ジョン・ペリー ジェーン・セーガン

    0
    投稿日: 2009.04.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    もしかすると初めて読んだかもしれないSF小説。 面白かった・・・! 私的世界観のイメージは、映画の「スターシップ・トゥルー・マーズ」

    0
    投稿日: 2008.12.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    あ〜面白かった。難しいことはさておいて物語を楽しんでくれたまえ、という作者の思惑通り、すらすら読めて楽しめる。75歳以上の男女しか入隊できない軍隊という設定が、まず面白い。なぜ老人なのかということも、きちんと説明されていて、説得力がある。後半では、4歳から6歳といった“子ども”(見た目は違うが)の兵士が登場し、両者の絡みもまた一興。エイリアンもユニークなものが多く(戦わなくてはならないのだけれど)、飽きさせない。戦争なので、人がポロポロ死んでしまうが、短いながらも、その人となりが端的に描き出されているせいか、どの死も心に残る。地球を離れてから主人公と知り合った“おいぼれ団”の面々のその後は、特に。ごくわずかしか登場しないが、ビベロス分隊長も忘れ難い。全篇にわたってユーモアの味付けも、程よい感じ。 ――Old Man's War by Jhon Scalzi

    0
    投稿日: 2008.09.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    設定は面白い!前半はなかなか快調に読めたんだけど、後半になって延々と続く戦闘シーンは少しダラダラしちゃったし、「ちょっと甘いんじゃない?」と思わなくもないような。

    0
    投稿日: 2008.04.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    おぉぉ我が人生で何年ぶりかに海外モノのSF作品読みましたよ!!! ……ラヴクラフトはSFに入りますか。入りませんか。そうか。 元は立ち読みした『このSFがすごい!』で知ったんですが、設定にちょっと惹かれました。 主人公は妻を亡くした直後に軍隊に入隊し、強烈な訓練キャンプでの訓練を経て異星人との激烈な戦闘に身を投じていく……という、ハインラインの『宇宙の戦士』(これも何十回読んだことやら)を踏襲したものではありますが。 その主人公の入隊先が『75歳以上の老人しか入隊を認めないコロニー防衛軍』って。 主人公の年齢が75歳という、『すでに一つ人生を終えようとしている』物であるために、若者ではありえない余裕や諧謔がそこかしこに見受けられるのが面白いです。 元々の人生で積んだキャリアや知識が自らを助けることもあれば、そのキャリアや知識が自分の命を奪うことも同じ。しかもこう、年寄りなモンだから頑固だったりしますしね。 そういう部分で、『単なるバカな若者(B級SF・ホラー映画の主要栄養分です)がバカな行動をカマしてバカに散る』という素敵極まるバカ展開にはならず、ややシンミリしてしまうところも多いんですよねー。 ただ、そんな物語も主人公の一人称で進むため、彼(75歳男性)の諧謔味が悲壮感を和らげているのが嬉しいところ。息詰まる感は少ないです。 あ、訓練キャンプでの鬼軍曹との対話シーンは傑作。コレはもう、本当に見事としかいえませんでした。オハイオ州万歳!!!(何 また、『宇宙の戦士』のようにド右でもないので拒否反応は出にくい、というのもポイント高いかもしれません。いや、昔友人にオススメしたら読後にすごい拒否反応が出てデスネ……面白いと思うんだけどなぁ、アレ。市民権についての考え方とか、特に。 あぁ、ただちょいと残念と言うか、メカ的な部分ではちょっと不満も。 出てくる兵器は基本的に多用途ライフルだけで、他のガジェットはほとんど描写なし。 降下艇や宇宙戦艦の描き込みも殆ど無いのは設定マニアには悲しいところです。 その分、出てくるエイリアン(6種族ぐらい出てくる)のパターンは豊富で面白いんですけどねー。 終盤のご都合主義的展開はちょっとどうかな?という箇所もありますが、全体的に見れば充分以上に『良作』あるいは『傑作』の範囲内。 海外SFだからと言って肩肘張らずに読める、非常に手頃な作品でした。ハヤカワSF文庫って時点で手頃じゃねえ、というツッコミは聞こえない。

    0
    投稿日: 2008.02.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    主人公が75歳にして新しい環境へ飛び込んでいき、なんだかんだ苦労しながらもそこで自分の居場所を見つけていくっていう物語。もともとこの手の話にはすごーく弱いんだが、(しかも舞台が宇宙ときてる!!)ラスト近くではなんと「リセット(北村薫)」ばりのエピソードが現れ、もうメロメロ。人生は何歳になろうとも色あせることがないんだっていう希望を持たせてくれる一方で、だけどそれは毎日を無駄遣いせず、本当に大切なものを持つことができた人にだけ訪れる未来なんだよ、って諭されるみたいな…いい話です。

    0
    投稿日: 2007.08.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    75歳以上の者の入隊しか認めない防衛軍に入隊した主人公の活躍、という面白い設定。じいさんばあさんがどうやって戦うのか、とか、なぜじいさんばあさんしか入隊できないのか、というわけはネタバレになるから書きませんが、一気に読めて楽しめます。

    0
    投稿日: 2007.06.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読みやすい。スラスラ読める。 ゴースト部隊が全然ゴーストでもなくて、まあ、サイボーグ009のゴースト団レベル。と言うか、ブレードランナーのアンドロイドレベル。 助けて、無防備マン!

    0
    投稿日: 2007.02.25