
総合評価
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powered by ブクログ警察学校って怖い場所なんだなぁって感じた。こうした中で警察官になった人が地域を守っていると思うと複雑な心境です。小説としてはまとまりがなく感じた。ただ私に合わなかっただけかもしれない。それでも最後まで興味深く読んでしまった。
3投稿日: 2025.11.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2014年本屋大賞 『教場』長岡弘樹 ――人を削ぎ落とし、人間を残す試練の場。 警察学校という「閉鎖空間」を舞台に、そこに集う訓練生たちが心身ともに追い詰められながら、警察官としての覚悟を問われていく。 長岡弘樹『教場』は、ミステリの形式を借りつつも、本質的には“人格の矯正装置”としての警察学校を描いた群像劇である。 本書は連作短編の形で進み、各話が一人の訓練生を主人公に据える。物語を通して、白髪の義眼を持つ教官・風間公親の存在が一貫した軸となる。彼は一見冷徹で非情な人物だが、その厳しさの根底には「命を預かる職への責任感」がある。 風間は生徒を救わない。だが、見放しもしない。ただし「生き残れる者」だけを導く。そこにこの作品の倫理がある。 風間は、いわゆる「正義の教師」ではない。 彼は生徒を追い詰めることで、彼らの“人間の根”をあぶり出す。 嘘、恐怖、保身、憎悪、復讐──その全てを曝け出した上で、それでも立ち上がる者だけが卒業できる。 彼の義眼は、「人の本性を見る眼」の象徴だ。 片目を失ったことで、もう一方の眼(洞察)が異常に研ぎ澄まされている。 風間が求めるのは完璧な警察官ではなく、欠落を自覚した人間だ。 つまり『教場』とは、**“正義を学ぶ場”ではなく、“人間の限界を知る場”**なのだ。 「教場」とは、警察官以前に“人間”を選別する場所 『教場』は、警察学校を舞台にしたミステリとして読めるが、その本質は哲学的である。 それぞれの物語で問われるのは「正義」でも「友情」でもなく、**“現実の重さに耐えられる人間か”**という一点だ。 長岡弘樹の筆致は感情を排し、淡々とした観察者の視点を保つ。 しかし読後には、倫理や人間の弱さについて深く考えさせられる。 警察学校を舞台にしていながら、実は「社会の縮図」そのものを描いているのだ。
0投稿日: 2025.11.03
powered by ブクログ以前読んだ教場2の前の作品。2と比べて最初は暗い印象を受けたがやはり風間の魅力は存分に描かれていておもしろい。警察官にはなりたくないけど…
1投稿日: 2025.10.26
powered by ブクログ短編のように章立てがあり誰目線で語られてるのかを探りながら読み進めた。ドラマを先に見てるだけにキャスティングを知りたくなる。常にキムタクは頭によぎりながら。ドラマは録画していたけどすぐに観れる環境にないからムリだけど機会があったら見直したい。小説ではどういうこと?と読み直して確認できるけどドラマは観てすぐに理解できるようにできてる分簡潔で分かりやすい。それにしてもキムタクはドンピシャだったと思う。
9投稿日: 2025.10.12
powered by ブクログリアリティに欠けると感じた。 風間教官はこんな細かなところまで見抜いてすごいという結末ありきの展開が続き、楽しめなかった。ブックオフでシリーズをまとめ買いしたが、続編を読む気が中々湧かない。
0投稿日: 2025.09.30
powered by ブクログ警察学校を舞台にした小説。教官も学生にも不信感というか苛立ちを感じさせる行動に読み進めるのが嫌になりました。
22投稿日: 2025.07.01
powered by ブクログいやいや、さすがにここまでヤバくないよ警察学校! 体罰教官もヤベェ学生も全員辞めろとしか思えなかった。
0投稿日: 2025.04.21
powered by ブクログ警察学校を舞台にしたお話 以下、公式のあらすじ ---------------------- 君には、警察学校をやめてもらう。 この教官に睨まれたら、終わりだ。全部見抜かれる。誰も逃げられない。 警察学校初任科第九十八期短期課程の生徒たちは、「落ち度があれば退校」という極限状態の中、異色の教官・風間公親に導かれ、覚醒してゆく。 必要な人材を育てる前に、不要な人材をはじきだすための篩、それが警察学校だ。 週刊文春「2013年ミステリーベスト10」国内部門第1位、 宝島社「このミステリーがすごい! 2014年版」国内編第2位、 2014年本屋大賞第6位に輝き、 80以上のメディアに取り上げられた既視感ゼロの警察小説! ---------------------- ドラマを見ていたので、各エピソードをほぼネタバレした状態で読んだわけだけど、それでも面白かった ドラマでは風間教官に対して最初は不信感があったけど、小説だとそんなでもなかった 正当な対応に思えたからか? ただ、そこまで篩にかける必要があるのか疑問に思う部分もあった まぁ、明らかに不正を行っている生徒は、警察に求められる倫理観として不適切だとして 能力が足りないだけなら、それなりの部署で役に立つ場合もあるわけで 特定の技能が劣っているからといって退校を迫るのはやり過ぎなんじゃなかろうか? ただ、素質のある人を覚醒させるための行為でもあるように思える このままでは凡庸な警察官になるところを、負荷をかけて研ぎ澄まされた人材にするための試練 そう考えると、あながち間違いではないかもとも思える あと、最後の文集の話 もし結果的に嘘になってたら退職せざるを得なかったのだろうか?
3投稿日: 2025.04.15
powered by ブクログ前にドラマで見て、書店で本を漁っていたら偶然この本が目にとまり購入して読んでみて感じたことは 警察官になるために簡単な憧れだけでなれるものではない。過去に自身であったきっかけで覚悟決めて警官になると志した生徒達の奮闘に感心しました。 また読みたいと思いました!
1投稿日: 2025.02.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
不思議な警察小説、全知全能の風間教官だが 昔のSFショートショートみたいな悲喜劇を 傍観する(介入する・しないの差が激しい) 警察学校にくるヤツは精神のねじ曲がった系 が多くて警察不信になってしまう
1投稿日: 2025.01.12
powered by ブクログ『教場』は、2013年ミステリーベスト10の第1位になった短編ミステリ小説。 あっさり展開のなかに「え?」と思わせるトリックがあって、とっても面白かった! 著者の長岡弘樹氏は山形県在住。 文体や展開に派手さはなく、物語の核心をトリックに置いているところも、警察モノなのも、横山秀夫臭がぷんぷんして、こういう物語は好きだ。 教官の風間公親が、警察学校で起こる事件をそれとなく解決する物語で、ドラマ版だとキムタクが演じているからオーラたっぷり。 原作小説では、まるで風のようにやってきて、事の真相をあっさりと見抜く、冷徹なのか紳士的なのか本性がよくわからない正体不明の白髪教官といった感じ。 この風間、一見すると何の前触れもなく真相を見抜いているようだけれど、ちゃんと観察を重ねた結果真相に辿り着いている、名探偵ホームズ的なキャラクターになっている。 ただ、コナン・ドイルほどその手腕をおおっぴらに解説しないので、地味なまま、ん?結末どうなった?という感じで物語が閉じられる。と思うと次の物語で前回のオチが示されるという、なかなか凝った構成。 長岡氏がインタビューで紹介していた、逢坂剛の『カディスの赤い星』や、船戸与一の『山猫の夏』も読んでみたいな。
5投稿日: 2025.01.05
powered by ブクログドラマを見た後だったので、風間教官は完全に木村拓哉さんを思い浮かべていました。ドラマにはなかったであろう出来事などもあり、楽しめました。日本の治安を守ってくださっている警察官の方々への敬意がより大きくなりました。
8投稿日: 2024.12.29
powered by ブクログ様々な人間の集まる警察学校の風間学級、そこで起きる想像を絶するような事件の数々――一風変わった視点から警察官の卵たちの裏側を垣間見る一冊です。 落ち度があれば退学、そのような極限の中で警察学校初任科第九十八期短期過程の生徒たちは自らを鍛え、精神を鍛え、忍耐を鍛え、自分というものに向き合っていく。短編オムニバス形式で続いていく物語は、ひとりひとりの物語であると同時に第九十八期の『風間学級』の物語とも言える。過剰なまでのしごき、いじめ、スケープゴート、意地と見栄と信頼と裏切り。閉じられた空間だからこそ加速するそれらは、不適格者を篩から落とすためのものなのか、見込みのある者を残すためのものなのか。そうして卒業を迎える彼らを、教官はどのように見ているのか。風間教官の元を生徒たちは巣立ち、また次の生徒たちがやってくる。 本当にこの話にあるようなことが現実に起きていたら、自衛隊のしごきどころではないなと思ってしまうような内容でした。あくまでフィクション。そう思えども、このような内容で話が書けるということは、もっとオブラートに包んだとしても何かしらの事件はあったりするのかもしれません。 警察官を目指す。それがどういうことを指すのか、どの方向の警官を目標にしているのかによってどんな違いがあるのか、あまり今まで深く考えたことはありませんでしたが、改めて興味をそそるような内容でした。警察学校の日常の話は、過酷な中様々な教練や座学に勤しんできた人が警官になれるのだなと納得もしましたが、閉じられた場所であるからこその闇が見えた気がします。精神的に追い詰められた相手は何をするか分からない、とはよく言いますが、それが一見とんでもない内容であるのにもしかしたらそういうことがあるのかもしれない、と思わせるような妙なリアルさがあって、読みながらぞわぞわしました。正直、射撃場のイヤーマフラーが一番怖かったです。 ミステリーというより、本質的に一番怖いのは『人間』なんだなと思わされる一冊だったように思います。 より強く、より深く、職務に向かっていくためには、ただ憧れているだけでは弱いのだろうと感じさせられました。 シリーズ作のようなので、また良い時期を見て続編を読んでみたいです。
0投稿日: 2024.11.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ドラマを観てからやっと小説を読んだ。 これは逆の順番で読めばよかった。小説だけでももちろん謎があって面白いが、でも、ドラマの方がよりミステリアスで緊張感がある。だからこそ小説は結末を知らない状態で読めたらもっと楽しめたのに...。 警察学校の実態を知らないけれど、読めば読むほど、特殊で厳しい世界なんだなと感じました。
0投稿日: 2024.11.02
powered by ブクログ警察官になるための訓練学校の話。 様々な生徒が巻き起こすトラブルの短編集みたいな本。 警察学校はパワハラに満ち溢れ、覚えることもたくさん。大変そう
0投稿日: 2024.07.30
powered by ブクログ憧れだけでは務まらない。どの職業もそうでは無いかなと思います。 過酷な状況を乗り越えて、警察官になった人たち。 やっぱりカッコいいなと思います。 ドラマの方が風間の思いや行動の理由がよくわかるかなと思いましたが、エピローグを読んで彼の人間らしい部分が感じられてよかったです。
1投稿日: 2024.04.14
powered by ブクログ風間公親の好きな言葉は、吾能弭謗矣(われよく謗りをとどめたり)、意味は、私は国民非難を防ぎ止めた と言う意味だそうです。
10投稿日: 2024.03.28
powered by ブクログ警察学校って生徒40人程度なんだー。 教官ってこんなに意地悪なんだー。 生徒同士もこんなにギクシャク仲悪いんだー。 小説だからこれが全部現実ではないんだろうけど、近からず遠からずなんだとしたら、あまりにも殺伐とした環境であることにショック。 警察官ってもっと市民のヒーローであってほしい。憧れの存在であってほしいし、憧れて警察学校に入学して欲しい。憧れて何が悪いんだろ。「憧れて入学したやつは今すぐ退学しろ」って身も蓋もないなー。 小説の話の展開としては、登場人物や場面がコロコロ変わるから、誰のどんな話に変わったのかついていくのが大変。 帯に「全てが伏線」ってあるけど、そんなに伏線あったかなー。ドラマ化までされてるんだしさぞやワクワクさせてくれるのだろうと、勝手に期待しすぎた。
1投稿日: 2024.03.12
powered by ブクログAmazonオーディブルで聴いた。 ドラマは見てない。 なるほど。こういう感じなのね。 話ごとに主観キャラが変わる短編集はあんまり好きじゃない…。 しかも出てくるのが問題のあるやつ、というか、犯罪者ばかり(ミステリみたいな話だから仕方ない)。 ドラマを見てないんだけど、ドラマのイメージで勝手に風間がイヤ〜〜なやつだと思ってたら、風間はいい人ジャン。 学生がヤバい。 仕返しをする奴らが陰湿すぎて胸糞悪くなる。 毎話、最後が唐突に終わってイラっとした。 もう少しちゃんと顛末を語ってほしい。 続編は聴かないかな〜。
9投稿日: 2024.02.10
powered by ブクログ警察学校の話しではあるが、面白いような面白くないような…微妙な流れが続く。 なんというか、人間の陰湿な嫌な面が全面に表現され、警察官=清廉潔白 のような私個人の勝手な先入観と矛盾していたからなのか? 風間教官のなんとも言えない不気味な存在感もまたしても微妙。 最後の結末が無かったら後味の悪いままに終わってしまったと思うが、全体の陰鬱な雰囲気を一気に吹き飛ばしてしまう爽快感を最後には感じだ。 だから、次も読んでみる! もしや、作者の術中にハマっているのかな!?
7投稿日: 2024.01.30
powered by ブクログとにかく「凄い!」に尽きる小説。警察になるためには、皆こんな過程を経ているのか!と、そこで繰り広げられる人間ドラマもとにかく濃かった…! 厳密で、過酷で、命懸け。生半可な気持ちでは絶対になれない職だと感じたし、もしこれがリアルなら、時々ニュースで取り上げられる警察の不祥事には心の底から呆れてしまう…。
2投稿日: 2024.01.10
powered by ブクログ警察学校はきびしい。交番のお巡りさんもみんな体験してきたのだろうか。尊敬し見る目が変わった。交番の前を通るとき、しっかりご苦労さまと挨拶したい。
6投稿日: 2023.12.29
powered by ブクログ木村拓哉さんのイメージ強すぎ(笑) 警察学校ってこんな感じなん?と新鮮な感想。 でも実際にこんなスーパー講師はおらんやろ。
0投稿日: 2023.12.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ドラマを見て原作が気になっていたので。 連作短編の形式で読みやすかったし、面白かった。 ちょっと怖い重い暗いかな。
0投稿日: 2023.11.09
powered by ブクログ面白くないわけじゃないんだけど、各話続きが気になるところで突然次の話に行ってしまうのが勿体無い。 一応続きはあるけど、次の話の途中でさらっと後日談が語られるだけだから、ちょっとがっかりする。 各話の登場人物たちの事件後の心理描写あるといいな。 その点はドラマの方がしっかりしてるから、原作よりドラマの方が面白く感じた。
0投稿日: 2023.11.06
powered by ブクログ警察学校で同じ空間を生活する生徒何人かにクローズアップした連作短編です。 警察になるために切磋琢磨する学生たちの熱い小説…ではありません(笑) 過酷なしごきと嫉妬、いじめや葛藤なんかが描写されていきます。後味が悪い話が殆どかな。 なんか上手く綺麗にまとまりそうなところで、ラストで一変。 読んでて強く思うのは、他人の心の中は自分には決して推し量れないってこと。 こう思ってるだろう、と思ってても、その通りには思ってくれない人間の怖さがリアルで面白い。
1投稿日: 2023.10.11
powered by ブクログびっくりするほど登場人物(警察学校の生徒)がクズ揃いで震える。 こんな警察学校は嫌だ、のオンパレード。 エンタメとは言え、現実はさすがにこんな状況じゃないと信じたい…。 とにかく警察候補の適合者と思えない人ばかりだけど、そんな中ふるいにかけられ、矯正され、きちんとした警察として送り出されていく…んだけど、本当に大丈夫なのか謎 笑 風間さんの判断だから大丈夫なんだろうけども…。 蟻の回が恐ろしすぎてトラウマレベルです。
14投稿日: 2023.09.16
powered by ブクログドラマでやってたので、どんなんだろう?と思い読んでみました。今までになかった初めてのタイプの物語。でも、自分には少し合わなかったかなぁ?全体的にちょっと暗いというか。好みに左右される気がします。続編はどうなんでしょうね。
0投稿日: 2023.09.04
powered by ブクログ最初は「読まず嫌い」で、ドラマが始まった時も「風間教官が、いじわるに違いない!」と勝手に思ってました。(笑) 自分自身、社会人になったばかりの頃、理不尽な研修など受けてきたので、その当時を思い出すようなものは、避けていました。 きっかけは、電子書籍のお試し版でお試し分を、あっという間に読んでしまいました。 作品の印象や風間教官の印象が、全く違ったのです。 続きは紙媒体の本で、読みました。 結局は、人間なんだなと思いました。 どんな仕事でも、理想と現実は違っているし、どこかで自分の評価を見誤ってしまうことは、あります。 風間教官は、それを伝えているように思いました。 きれいごとではない。警察官は、命がけの仕事なのに、ヒーローではない。疎まれることも多い。 それでも、居てくれなくては困る存在で、そういう仕事は、警察官だけじゃないだよなぁ…と、自分の仕事を振り返ってしまう作品でした。
1投稿日: 2023.08.20
powered by ブクログ警察官になるという覚悟はあるか。憧れだけで務まる仕事ではない。全ての職業に言えることだが、一般人として見えている景色と、当事者として見える景色は大きく異なる。
3投稿日: 2023.08.15
powered by ブクログ一癖二癖ある巡査たちばかりで気が滅入った。現実はもっといい人が多いと信じてる。とはいえ、風間公親は魅力的だな。ドラマの影響で、風間教官はかっこいいに違いないと確信して読んだからかな。
2投稿日: 2023.08.12
powered by ブクログ全てを見透かしている教官風間と、様々な思いを抱える警察学校生徒との物語。 背表紙のあらすじからはドラマ”女王の教室”のような異常厳しさを持つ教官の話と想像していましたが、実際は理不尽な厳しさではなく、風間が生徒に気付きを与える話が主でした。 警察学校ではたくさんの問題が起き、ゾッとするような話もありハラハラして読めました。個人的には風間の現役警察官時代の話を読んでみたくなりました。
2投稿日: 2023.08.05
powered by ブクログ面白かった。 テレビドラマの「教場ゼロ」を先に見ていた為、風間教官は、キムタクのイメージ。 広い意味ではミステリなんだろうけど、登場人物の成長物語、と言う感じ。派手なアクションがある訳でも無く大仕掛けのトリックがあるでも無いのに読み通させるのは、なかなかだと思う。
1投稿日: 2023.07.17
powered by ブクログドラマをみてきっと原作のほうがおもしろいんだろうなとおもい読んでみたが、ドラマの再現度がすごいのか、先にドラマをみたからかわからないが、ほとんどおなじだった
24投稿日: 2023.07.14
powered by ブクログ読みたいと思っていたところにドラマ化され、主役のタレントさんのイメージが強すぎて敬遠していました(ドラマも見ておりません)。ドラマ続編も放送され、やはり気になってついに手にしました。木村風間がイメージされてしまうものの、ストーリー自体は面白く読めました。ただ、各エピソードともプツっと終わってしまい、消化不良感が残ります。もうこの件は終わりだ、さっさと次へ行け、と風間が言っているのかと。
1投稿日: 2023.06.04
powered by ブクログ警察学校を舞台にした短編連作。警察官になりたい者、理由があって警察学校へ来た者、6名の学生にスポットライトが当てられ主人公として物語が展開される。 様々な思惑が渦巻き、時に悲劇が起きる。時には長年の夢を潰される者も…。警察学校がこんなにドロドロしててたまるかと思うけど、絡み合う人間模様が面白い。
1投稿日: 2023.06.02教育機関と言うより虎の穴
風間教官もなかなか悪どい。 命じられれば拒めない生徒にわざと自らの胸ぐらを掴ませ、あらかじめ外れやすくしてあったボタンを落とさせる。 "気にするな"と言いつつも負い目を感じさせ、自らのスパイに仕立て上げていく。 あるいは、"貴様、4歩目歩いただろ"と教官からぶん殴られるのもそう。 この、"3歩目までは歩いてもいいが、4歩目以上は駆け足"という警察学校あるあるも鬼。 "学校内で書く文章は、日記も含め、決して嘘を書いてはいけない。創作したとわかれば即退校"っていうのも特殊すぎるが、最後にはそれを坂手にとって一矢報いる。 最初こそ、読者と一緒に、風間が謎解きの端緒を掴む場面が描かれるのだが、途中からはそれも省かれ、もうとにかく気づくとそこにいる状態に。 まさに神の目のように、"教官なら何でもお見通し"といった無双感も。 教場は篩をかける場で、「警察官に憧れてます」なんていう生徒には「やめてしまえ」と言い放ち、「恨んでいます」と答えれば「見所があるな」と、マンツーマン指導。 学生も学生で、わざと逮捕の実演させようと仕込んであるのかと思いたくなるぐらい、犯罪者予備軍が多い。 転職組もいるなど年齢差もマチマチで、足の引っぱり合いや駆け引きも熾烈で、出世競争はすでにここから始まってる感じ。 一つ残念に思ったのが、風間教官が犯行の自白を引き出すシーンで、学生に最後まで語らせず、後を引き取って言葉を継いでしまってる所。 その後の裁判を想定して、後で言い逃れなどできないよう、きちんとした形で証言させる重要性を示して欲しかった。 それとドラマは見ていないのだが、こちらも面白いだろうなと感じた。 突然と教官から「言ってみろ」と教則や条文を諳んじさせる場面がカッコ良くて、しかも各話ずつに主人公が切り替わるため、その後どうなったのかよくわかんないキャラのその後が気になり、ドラマでその辺が肉付けされてれば楽しみ。
0投稿日: 2023.05.29
powered by ブクログ読んだけども、いいシーン!ってとこでブツっと終わって、次のシーンに移ってしまうため、物語に入り込みづらい。読みづらい。
2投稿日: 2023.05.27
powered by ブクログ原作と映像のどちらを先に見るか どちらでも良いが、感じ方は様々である。 本作でいうと、映像でのインパクトが強かった為、原作の流れが淡々とした流れが、読み始めに違和感を感じた。 しかし、読み進めるにつれ、リズムがわかると慣れてくるもの。 警察学校は未知の世界であるが、作品を通して少しでも警察官という職業に理解をもてるようになれるかもしれない。
0投稿日: 2023.05.25
powered by ブクログ警察学校の理不尽さの一端を知れる本 登場人物が多く、人物像を覚えることが大変 一話一話が短く纏まっており読みやすく、読む区切りをつけやすい作品
1投稿日: 2023.05.23
powered by ブクログKindle Unlimitedにて読了。 以前見たドラマが面白かったので、読んでみた。風間教官は完全にキムタクのイメージでしか読めない。 非常に読みやすく、面白かった。
0投稿日: 2023.05.13
powered by ブクログ短期間に事件が連続して生起するこの警察学校、このクラスは大丈夫?と、変なところが気になっちゃった。(^_^;) それに、事件の大半が同期間のトラブルだったけど、同期ってライバルでもあるけど、同じ釜の飯を食べた絆は固くて深いもの・・・。 舞台は警察学校でない方がよかったな〜。(^_^;) 担任の鋭い洞察力と知識で事件を解決していくのが救い。
0投稿日: 2023.04.29
powered by ブクログ時に激しく厳しく、時に優しく生徒を導いていた風間という男の詳細までは語られていなかったけど、今後の話で出てきたりするかな 警察学校がいかに厳しい場所か、
2投稿日: 2023.04.23
powered by ブクログこの作品に出てくる風間は観察力に優れていて生徒の本質であったり、抱える問題を見抜き、切り捨てるのではなく、温かく解決に導く理想の上官だと思う。こんな出来た人いないんだろうなぁと思いつつ、一気に読みました。
1投稿日: 2023.04.20
powered by ブクログ2年以上前に買ったのにずっと積読本だったのをようやく着手。連ドラも始まったし。ドラマ視聴済なので風間の怖い雰囲気をすぐイメージできるが、文章だけだと優しい雰囲気に感じてしまった。警察学校の授業内容や雰囲気等もこのシリーズで初見だったので、実際に生徒間でこのような事件が起こるのかも含めて驚きの連続だった。ここまでではないと思いたいが、圧倒的な暴力に晒されたり瞬時の判断力が試される職業なので生半可な気持ちでは続かないだろう。警察学校の実情も知りたい。
1投稿日: 2023.04.15
powered by ブクログ警察学校厳しいとはきいていましたが、まさかこんな理不尽な場所だとは笑 フィクションだと思いたいですがリアリティがあります。
0投稿日: 2023.04.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
こんな学校イヤだ、こんな同級生イヤだってお題で書かれたのかってくらい、地味にえぐいサスペンスがある(笑)最後の風間の眼も含め(笑) 警察小説もドラマもあまりみないので、警察学校で行われることやら、新しい知識が得られてそれはすごく面白かった。
2投稿日: 2023.04.08
powered by ブクログ悪質な事をする生徒が多すぎてほぼホラー。続きが気になるストーリー展開だったが、自分の読解力がないせいか文章から状況を掴めない箇所がいくつかあった。 風間教官が何を考えてるのか最後まで謎だった。
1投稿日: 2023.03.09
powered by ブクログドラマ未見。警察学校生徒個人に着目した連作短編集。…何だこりゃ。ジャンルは絶対ホラー。余韻を残す章の終わり方が飽きさせず上手い。登場人物全員○○。よくドラマ化しようと思ったなこれw
3投稿日: 2023.01.28
powered by ブクログずっと読みたかったシリーズです。 期待通りとても面白い作品でした。 警察学校の生活が、いかに過酷なものであるかを感じさせられます。 正義を貫かねばならぬ立場であれど、人は罪を犯すものなのですね。
2投稿日: 2023.01.13
powered by ブクログ希望に燃えて警察学校の第98期過程に入校した生徒たち。 しかし、冷厳な白髪教官・風間公親。 わずかなミスもすべて見抜く風間に睨まれれば、即日退校が待っている。 キムタクの配役でドラマ化もされた原作。 人材を育てる前に、不要な人材をはじくための篩、それが警察学校。 いろいろな伏線がありますね。
15投稿日: 2022.12.11
powered by ブクログ'22年11月21日、Amazon audibleで、聴き終えました。 小説、というか、本の構成としては、面白かったです。各エピソードの登場人物が、次のエピソードに登場して…数珠つなぎのように物語が、「教場」として描かれていく…厳しさや優しさが、印象に残りました。 「2」も、楽しみです。
11投稿日: 2022.11.21
powered by ブクログ良い意味で思ってたのと違いました! 風間の本当に大事なもののために、 妥協なく、厳しさの中の本当の優しさが かっこいいと思った。 連作で 章の繋ぎ方もうまくて楽しかったです。 ドラマも見れば良かった!
30投稿日: 2022.11.17
powered by ブクログ同じタイトルのマンガを読んだ事があった為買った一冊。 警察学校の話だった。 週刊誌で連載されてた。 内容もほぼ同じだった時思う。 短期間とはいえ厳しい世界だと思った。 それに加えて厳しい教官 でも本来それくらいの厳しい世界を経験しないと警察官として通用しないのだろう. 短編形式で話が進むが、なんか中途半端に話が終わってしまう感じがして、そのあとどうなったの?と思ってしまう話しが多かった あらかじめマンガを読んでいたので、物語のイメージが湧きやすく読みやすかった。 シリーズ物なので次も読みたいと思う。 次は先入観がなく読める。 次も楽しみになった小説でした。
10投稿日: 2022.10.14
powered by ブクログ図書館で長い期間、予約待ちしてようやく読んだ一冊。 警察学校を舞台にした人間模様をミステリー仕立てにしたもの。 背筋がヒヤリとするような人間の怖さが描かれていますが、舞台がここではなくてもいいのでは? とか 読み終わった時に何も残らない感じ とか。 巧く出来てるとは思うので、この作者の別の作品を読んでみようと思います。 2014年30冊目。
1投稿日: 2022.09.21
powered by ブクログ人の暮らしや命を守る警察になるために、様々な訓練や試練を乗り越えなければいけないと思い知った。初め風間はただの鬼教官だと思っていたが、それは立派な警察官を育てるためであり、鋭い洞察力と豊富な経験のもとに指導が行われていると感じた。
1投稿日: 2022.08.22
powered by ブクログ警察学校第98期生、担当教官・風間公親。 冷厳で、すこしのミスも見逃さない。 98期生は半年にわたる過酷な授業と訓練、厳しいルールで縛られた寮生活に耐えられるのか… 少しのミスでも即日退校の中で、無事卒業できるのか… 厳しすぎる環境だ。 誤字脱字も駄目だとは… 日誌は事実のみとは… ここまで体罰があったのか… 風間教官には厳しさの中にも正義があり、生徒に対する優しさがあった。 適性がないものを容赦なく、退校とする、それも風間なりの優しさなのだろう。
1投稿日: 2022.08.07
powered by ブクログ帯の文句に違わず、よく見るような警察小説とは全く異なっていました。なかなか過激な表現もありつつ伏線を回収していくストーリー展開は、非常に見応えがありました。驚いたことは登場人物があまり魅力的でないこと。それぞれが闇を抱えており、共感できないエピソードも多々ありました。ただし、各登場人物の闇こそが、この小説の重苦しい雰囲気を作っています。そのことが結果的に、総合的に魅力になっているのだと感じました。
13投稿日: 2022.08.06
powered by ブクログ警察官を育てるための警察学校。本当にこんなに厳しいのかと思ったが、考えてみると介護の現場にきた福祉系学校の実習生たちも似たような思いをしている。 周りの職員から温かくされることはなく、実務をこなしながらも常に周囲に目を配り、利用者の様子を観察することを叩き込まれる。 もちろん指導にユーモアなどもない。 昔、「少し厳しくないですか?」と先輩に尋ねたことがあったが、高齢者や身体に障がいのある人は、ささいなミスでも取り返しがつかない結果になることがある。将来この仕事に就いたときに初めて現実の重みに気づいたのでは遅い。実習生にはそれを知ってもらわないと。人の命に関わる仕事とはそういうこと。というようなことを言われ、浅はかな質問をしてしまった自分を恥じた。 おそらく医療の現場なども同じだろう。 町の治安を守ってくれている警察官が、このように警察学校で厳しい訓練を積み、覚悟を持って職務にあたっているのかと思うと感服する。 一人ひとりのドラマも面白かったが、そういう気持ちで読めた。
2投稿日: 2022.07.13
powered by ブクログ警察学校の中の熱い感動的な話なのかなと思って読んでいたら、結構エグかった。 少し想像と違いました。 警察学校って本当にこんなに厳しいのでしょうか。 辛すぎて警察官になる人が居なくなったら日本の治安はどうなってしまうのかとか、余計な事考えました。
1投稿日: 2022.07.02
powered by ブクログ警察学校ってらこんな感じなんだーっていうのが分かるのと、先生の行動の意味とか、生徒が抱える問題とか。なかなか良かった。 ドラマも、木村拓哉だとカッコ良すぎてイメージ違うと思ってたら結構良かった。
2投稿日: 2022.03.21
powered by ブクログテレビドラマを見逃したのでaudibleで読んだ。 小さな事件を論理的に解き明かす風間。 この小さい事件が積み重なって大きなうねりを作るのか?と期待していたがそのまま終わってしまった感じで少し期待はずれでした。
0投稿日: 2022.03.05
powered by ブクログ私、かれこれ人生三十ウン年、義眼の方と知り合いになった事は無いし、対面したことすら無いかもしれない。 精巧過ぎて気づかなかっただけかも知れないが。 本作に登場する風間公親の容姿について、作中では「白髪頭」と「目は義眼を思わせる」という記述が印象深く(ともにp26)、その後の描写からも連想して無機質な、冷血的な、ドラキュラ的なイメージを抱く。あくまでイメージですが。 ドラマ版『教場』では風間役の木村拓哉氏は濃いめのサングラスをかけ、ドラマイメージ画像をよく見ると黒目の大きさが左右で違うという凝りようが窺える。 その風間をブリッジにした、六話構成の連作小説。 警察学校という一般的には一種の聖域的な閉鎖空間を用いた広義のクローズドサークル・ミステリーと呼べるような作品。 2019年10月に『血縁』を読んで以来、長岡弘樹先生は2作目になるが、やはり印象としては淡々とした非常にクールな作風。種明しすらも静かに、淡白に。 『血縁』は短編集だったがゆえに加え、そのクールさから’近寄り難さ’’取っ付きにくさ’を感じたが、本作は上記の風間と作風がマッチしており、かつ警察学校という場・言葉から感じる’無機質さ’とが噛み合った無二の読み心地。 学校モノにありがちな’熱意’や’青春’とは対極に位置しながらも見事なまでに凄味のある’学校生活’を描いていると思う。 個人的には、各話のオチの部分があまりに淡白過ぎていつのまにか種明しされてたぞ、というような塩梅だったのでもうちょいメリハリが利いている方が好きだなあ。 いずれの話も伏線・ヒントがピンと張り巡らされているのだが、第四話〈調達〉の尾崎についてはスッキリしないな…もう一文匂わせが欲しかった。 第二話〈牢問〉の岸川も結局どこに行ったんだ。 第五話〈異物〉の由良に関してもラストでの成長の模様は目覚ましいが、怪談ごっこの部分の違和感が強すぎる。 わかっちゃいるけど止められない、癖になるシリーズの予感。 8刷 2022.3.4
9投稿日: 2022.03.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
風間教官の観察眼の鋭さ、基本厳しく遠回しながらも時に優しく。 警察学校ってこんな厳しいだと思わされる一方、日本の治安を守るためにはこれぐらいはするんだろうなと納得 あちこちに伏線が張られ、各話の最後に回収という感じかな
3投稿日: 2022.02.14
powered by ブクログ警察官に不向きな素材をふるい落とすため学校で、適性のあるものを見抜く観察眼と、掬い上げる方法のきめ細やかさ。 生徒に課せられるすべての事に理由があって、最終的に納得せざるを得ない。 全国の『風間』の教え子たちの活躍が、日本の治安を維持してくれるに違いない。
2投稿日: 2022.02.07
powered by ブクログちょっと前に木村拓哉さんのドラマを見て、原作を読んでみたいなぁと思っていた。 そして、いつだったか私の積読本棚に居並んでいた。 結構前だったにもかかわらず、風間教官は木村拓哉さんだった。 ドラマを見る前に読んでいたら風間教官は私のなかでどんな人だったんだろうなぁ。 しかし、警察学校って本当にこんなに過酷なんだろうか? この歳になって初めて、そこを乗り越えて警察官になられた方々に敬意を表する次第です。
1投稿日: 2022.01.25
powered by ブクログ数年前にキムタクのドラマが話題になってたから読んでみた。この作者だったら傍聞きのが好きだった。 とはいえ、伏線回収系のお話でどれも質が高い短編集って感じ。蟻の話が1番好き。 キムタクがやってた教官がカッコよかったです。
2投稿日: 2022.01.18
powered by ブクログミステリの中でも、警察と事件、というよりは教官とひと癖ある学生たちの青春を描いた作品。随所に風間のかっこよさが現れ、にくい演出。短編集のような読みやすさでサクサク進んだ。
5投稿日: 2022.01.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
警察学校バージョン世にも奇妙な物語という印象。最初こんなおかしな先生や生徒ばかりって…警察学校ってこんなんなの?!と、ドン引きして、そんなわけないよなと思いながら読みすすめたものの、次から次へとどうしちゃったのレベルのおかしな生徒が次々出てきて、最後にきっと何かあっと驚くオチがあるんだ!そのための伏線なんだ!だから最後まで読もうと思って読んだが特に何にもなかった。
2投稿日: 2022.01.08
powered by ブクログテレビドラマを観て、本を読んでみようと思いました。 先に映像を観てしまうと、どうしてもテレビドラマの場面を思い出してしまい、本の世界に入りにくいと感じてしまった。木村拓哉さん、ハマり役。
9投稿日: 2021.09.28
powered by ブクログ「この教官に睨まれたら、終わりだ。全部見抜かれる。誰も逃げられない。」の割には風間教官の存在感が薄かった気がする。 もっと破天荒な鬼教官を期待していたが、普通に善い人? 各話の生徒の方がインパクトがあった。 第六話「背水」の都築の豪胆さと実現力はすごい。第三話「蟻穴」は想像するだけで気持ち悪かった。
3投稿日: 2021.09.28
powered by ブクログフジテレビのドラマがものすごく面白くて原作を読んでみた。 小説も面白かった! ドラマと微妙に違うシーンもあって、それはそれでまた楽しめた~。 警察学校初任科第九八期短期過程に入校した生徒たち。彼らを待ち受けていたのは冷淡な教官・風間公親だった。外出禁止、過酷な訓練が続く中、わずかなミスも見抜く風間教官。必要な人材を育てるために「篩にかける」警察学校。そこであらわになる人間の様々なドラマ。 ドラマがあまりにも印象的過ぎて… 本を読んでいても木村拓哉さんの顔とセリフが浮かぶ~ 教場2も読みたい!
11投稿日: 2021.08.16
powered by ブクログドラマは観ていないです。警察学校なんて周りに行った人がいないので、未知の世界。厳しいのですね。夜、寝る前に少しずつ本を読むのですが、これは寝る前に読むには向いてません。先が気になって眠れなくなってしまいます。少し怖いし。一気に最後まで読めばいいのかな。でも結局、寝る時間が遅くなってしまいますね。
7投稿日: 2021.07.15
powered by ブクログ警察学校が舞台。 厳しい規律と訓練、授業、外出不可の寮暮らし。 閉鎖的な人間関係の中で起きる6つの事件。 警察官を目指す生徒たちが主人公。 独特な風貌を持つ風間公親の冷徹な目が生徒たちを常に監視している。 ☆閉塞感のある寮の生活がよく描写されている。 ☆謎もその謎解きの道筋も面白い。 ☆警察官になるのって大変そう…。
4投稿日: 2021.06.14
powered by ブクログドラマからはいりました。 風間のキャラにドラマとの違いもあったけど むしろこっちのがいいかも。 原作だで当たり前か…
4投稿日: 2021.03.26
powered by ブクログピリピリしていて読んで疲れる。 短編だからいいけど長編だったら自分は持たないですね。 ドラマもスペシャルだった。 普通の方が良かった気がします。
5投稿日: 2021.02.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
仕返しが、シヤレにならない。怖すぎる。 以下、本文より (警察)学校側の狙いは、横並びの仲間より、縦の組織を大事にする人間を作ること ここでまた姿紋の話に戻ろう。姿紋と指紋とで、決定的に違っている点がある。それは、指の方はずっと不変だが、人の姿のは一定ではないということだ。 人は変われる。 その一言を書き留めて筆を置くことにする。
1投稿日: 2021.02.23
powered by ブクログ割りに面白かった。 風間教官、良いキャラだし良い立ち位置。 同期に良くないことをした生徒達が しっかり復讐を受けていたのが良かったし、 逃げずに現実と向き合っているというのが なかなか心に響いた。 平田だけは好かないけど…。笑 鳥羽メインの章がいちばんゾッとした。
5投稿日: 2021.02.21
powered by ブクログ著:長岡弘樹 章毎に、それぞれ主人公が変わる短編集。 警察学校のエピソードで、変わらないのは異色の教官、風間公親。個人的には、第3章の蟻地獄が好き。
1投稿日: 2021.02.04
powered by ブクログ『教場』長岡弘樹さん 1.出会い。 長岡さん小説。2021デビューです。 映像視聴なく、原作からです。 読み始めて、改めて初めての世界です。 警察官の養成所なのですから、、、。 三歩目までは徒歩、四歩目からは走れ! なぜ?の説明は見当たらないが、こちらの世界との違い、いやあまりの違いにただ驚いています。 序盤も序盤。 行間から張り詰めた空気が流れてきます。 2.「教場」のリアリティ 参考文献。巻末に10冊以上の記述があります。 それゆえもあってでしょう。 警察学校の生活リズム、規則、授業そして演習の描写が画像となってよみがえります。 3.本書からの学び 「警察官には度胸がかかせない。 ぎりぎりでの戦いがないやつには、 その度胸がない。だから、第一線で使えない。」 「練習に練習だ。 それをすべて消しさって残ったものが実力である。」 この物語の主人公は、警察を志す若者たちです。 その彼らに、厳しく、優しい眼差しを向ける教官と若者たちの志が交錯する物語です。 #読書好きな人とつながりたい
24投稿日: 2021.01.30
powered by ブクログ面白かった。 警察学校をテーマにした小説は初めて読んだと思う。 自分の知らない世界のことを知るのは、小説でも面白い。 フィクションの世界なのでどこまでリアルなのかは分かりかねるけど、警察学校ってこんなに厳しい世界なんだ…と純粋に驚いた。 ただ、警察官同士の人間関係ってこんなにもつれるもの?そうそう復讐なんてする…?とは思ったが。 それぞれのエピソードがどれも印象的だった。
4投稿日: 2021.01.27
powered by ブクログドラマは観てないけど、やっぱり 「風間教官=キムタク」 になるわ(^^;; 警察学校で、こんなに事件発生するんか?とは思うわ!厳しいのはあるかもしれんけど。 面白いけど、ミステリーって感じではないような… 警察学校とは、育てるところではなくて、要らん人をふるいにかけるところか…まぁ、国民の命預かるんやから、そう理想論は言ってられんしな。 必要な人材は引き止めてるし。 別に警察官になりたくても、なれん人もおるやろ。そら。素質というか、素養のない人も。 後々、後悔するより、ちゃっちゃっとアカン言われた方が良いで。愛の鞭って事で。キツいようやけど。
18投稿日: 2021.01.24
powered by ブクログオーディオブックにて めちゃくちゃ面白い!と言う物語ではないけど、なんかじんわり残る物語ではある。 キムタク主演のドラマも観てみたい。
4投稿日: 2021.01.24
powered by ブクログ大人になって初めて手に取った本。 これは連ドラ化するために作られたのでは、と公言していたら、2020新春ドラマに決まり、2021年も続編をするということで再読。 「教場」とは警察学校でのクラスのこと。生徒たちは半年間、厳しい規律のもと過酷な訓練や授業を受け警察官になれると。 この本は病気で休職した植松教官の代理としてやってきた風間教官と生徒たちの物語。 風間曰く、警察官に憧れているようでは警察官にはなれないそう。逆に文句がある人間は素質がある、と。なかなかに厳しいことを言う。 生徒の宮坂は風間に警察学校とはどんなところかと聞かれ、「篩」と答えた。必要な人材は残すが、そうでなければ落ちていく。 問題になり得る種は全て把握し先回りをする風間。その観察眼と洞察力には毎度ぎょっとする。 舞台は警察学校のはずなのに、裏切りや暴力、殺人未遂まで。全体としては人間ドラマですが、ミステリー要素もあり楽しめた。 初読では(読書自体が久しぶりだったのもあり)伏線を拾えず回収出来ずで、モヤモヤしたまま終わったが、1年以上も内容をしっかり覚えていたほどには衝撃はあった。警察学校はわたしにとって未知の世界だし、そういった類のテレビも小説も見かけないので本当に既視感ゼロだった。 再読時はドラマ拝見後というのもあり、スッと入ってきた。気付けなかった見抜けなかった伏線も回収出来た気がする。 読む度に色を変えてくれる作品。 息苦しくなるシーンもあったが、生徒の想いや巣立ちに救われた。「背水」良いですね。 きっと、辞めていった者も篩に残り警察官として社会に出た者も風間教場で良かったと思うのだろう。 期によって様々な人間ドラマがあるのだと思うとそれもまた面白い。
8投稿日: 2021.01.22
powered by ブクログドラマを途中から見ておもしろかったので、確認?の為に読んだ。警察官になろうという人が、裏切ったり、暴力を振るったりと、本当にこんな人たちがいるなら、恐ろしい、、
4投稿日: 2021.01.18
powered by ブクログドラマをちらっとしか見てないんだけど、テレビの予告で風間がヒールのイメージを持っていたけれどそうではなかったし、「このミステリーがすごい」に対しても、これはミステリーなのかな?と少し思った。 話としては面白かったし、続きも読みたいんだけど、あまりにもドロドロというか陰湿な感じが、もし警察学校がこんなだったら本当に嫌だと思った。
7投稿日: 2021.01.18
powered by ブクロググイグイ引き込まれる小説で大変面白かった。 が、ミステリ、なのだろうか?あらすじにあった「すべてが伏線、一行も見逃すな」は言い過ぎというか、この本を表現するのに困ってつけたコピーという感じがする。 うまく表現できる言葉が見つからないが「手堅く、技巧の凝らされた」小説だと思った。
4投稿日: 2021.01.15
powered by ブクログ風間の考察と神出鬼没具合が面白かった 上司に欲しいタイプ 話としては背水が面白かった 背水の陣という言葉は良く聞くが実際に自分が実施したことがなかったので参考になったというか今後どこかで自分自身に背水の陣を敷いてみようと考えた
0投稿日: 2021.01.11
powered by ブクログドラマを見て原作を読みたくなり、結果おもしろくて4時間ほどで読み終えた。 単純に普段知ることの出来ない警察のことが知れて面白い、日常生活では役に立たないとは思うが、取調べのコツや怪しい人物の見分け方など、「へぇ〜」と思うことが沢山あった。 各人のエピソードも全て引き込まれるものばかりで、久しぶりにこんなにのめり込んで一気に読めた。
3投稿日: 2021.01.11
powered by ブクログ先日、ちょうどTVドラマの本作を観たこともあり、積読書から引っ張り出して読書。 まず警察学校が舞台という設定が面白い。 しかしながら、次々と陰湿な出来事が起きる展開に、嫌悪の印象を持ってしまったのは連作短編によるものか。 ただし職質のテクニックはためになった。 実践で試してみよう。
49投稿日: 2020.12.31
powered by ブクログ暗すぎる、、 こんな闇持った人たちが警察官だったら嫌だ笑 人間なんだけどね、警察とか裁判官とか医者とかって倫理求めてしまう。大変な職業だよなぁ 風間という人物がとても魅力的だけど、キムタクが演じるのはとても意外だった。、 ドラマ版見てないけど、はまったんだろうか
1投稿日: 2020.12.31
powered by ブクログドラマは見てないが、予告のキムタクがすごく怖いイメージだったが、風間教官が意外に優しくて、全てをお見通しで事件が解決してくさまが面白かった。
1投稿日: 2020.12.24
powered by ブクログ短編集。 本は好きだが一気に読めない自分にとっては大変ありがたい。 起承転結の結末がハッキリとなく、次の話の中でチラホラ出てくる感じ。よって話が短編集ながらも、繋がっている感覚になる。 人間模様が実に面白い。広い社会。きっといろんなタイプの人間がいるだろう。登場人物もすこし現実的なところが個人的には好きだった。
0投稿日: 2020.12.11
powered by ブクログドラマが面白かった!そして、来年早々に続編ドラマが公開されるということで、急いで読みました。 ドラマは結構原作に忠実。ぐいぐい引き込まれる。教場2もこれから読みます。
3投稿日: 2020.11.30
powered by ブクログドラマを先に見ているので、木村拓哉さんのイメージを引きずったまま読了しました・・・ ただの冷酷な教官かと思いきや、これから警察官になろうかとする警察学校の生徒に現場に出るという任務がいかに危険と隣り合わせであるかを教える、誰より生徒思いの教官であることがわかります。 危険な職業であるが故に不向きであれば躊躇なく退学届を提出しろというのも優しさなんでしょうね。
3投稿日: 2020.11.23
powered by ブクログ人気作。1章完結型のストーリーでしっかり伏線が貼ってあって小説としての完成度はしっかりしてると思う。ただ、この作品については、小説として云々と言うよりは、シンプルに警察学校という未知の世界について知れるという面白さが大きい。 実際調べてみたら、かなりリアルな描写らしい。
4投稿日: 2020.11.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ドラマを前に再読。 前回と同様、この篩から落ちなかった警察官の皆様、すごいと思う。。。この気持ち持ち続けねば!?w 初任課98期短期過程の面々。残った宮坂(阿須加)、しのぶ(大島)、鳥羽(岳)、日下部(三浦)、由良と安岡に都築 (味方)。辞めてった平田(遣都)、沙織(葵)、稲辺(郷敦)、樫村、それぞれ紙一重の狂気(大げさ?)を抱えていると思う。まあ人間みんなそうだけど。 今時!?な暴力や陰険さは、さらに人格をゆがめる助けか!? あらためて、風間教官の目には止まりたくないなぁ。すべて見透かされてしまうもの汗 (2020/10/26) キムタクさんのドラマから原作をと読んでみた。 私個人の意見として、お巡りさんって、罰金とるイメージしかなくていけ好かないんだけど。。。おまわりさんになるって、まじでこんな大変な研修(?)受けないとだめなの??って思ったら、ちょっと見直す(!?)かも。。。 そして風間教官。どんだけ観察眼鋭いの??眼、1個しかないのに!? すごい人だろうけど、もし私がこの教場にいたと仮定すると(まぁ絶対にないけど)、良くも悪くも、私に目を止めないで~って願うばかりだ(^^; 見放されるのはもちろんだけど、見込まれるのも、ちょっとごめんだ。。。
0投稿日: 2020.10.26
powered by ブクログ一つ一つの話が纏まっていて、面白い。 風間の冷ややかな姿勢と、何かを見透かす 目は教官としての厳しさと、情も感じられる。 警察学校の厳しさと、そこに入学した 学生どうしの葛藤やトラブルは 風間の義眼の目には全て相手の人間の 心の動きが見えている。
0投稿日: 2020.10.22
powered by ブクログS:2020/10/10 F:2020/10/12 想像していた感じとは良い意味で違っていた。 生徒が悪ばっかり。
2投稿日: 2020.10.12
powered by ブクログ読み終わった後にドラマを観れば良かったな〜と思ったくらい、想像では自分には読めないかもと、かた苦しく思っていたのにまったくもって読みやすく面白かった。 教場2としてドラマになるようなので今度は観ようと思う。
5投稿日: 2020.10.01
