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超訳 ニーチェの言葉 エッセンシャル版
超訳 ニーチェの言葉 エッセンシャル版
フリードリヒ・ニーチェ、白取春彦/ディスカヴァー・トゥエンティワン
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総合評価

36件)
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ニーチェがいろいろな本で言った言葉をまとめた本。 良いことや人生の指標になるような言葉があるが、こういうのは実際に自分で考え抜かないと身になりにくい。 ・自分の理想や夢を捨てたら、嫉妬や妬みなどで自分が汚れていくので常に理想を置い続ける ・知識でものを見て感じるのではなく、自分の目で見て自分でものを感じる ・とりあえず今を楽しもう ・はじめの一歩は自分への尊敬から └自分を尊敬すれば悪いことなどできなくなり、生き方が変わってくる ・人間の組織やグループで「批判」という風が吹き込まない閉鎖的なところは、堕落や腐敗が生まれる ・借りたものはたっぷりと返す

    0
    投稿日: 2025.08.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読みやすい。勿論一つ一つ短いフレーズをキーにして集めているものだからというのもあるけど、そもそも文章が理解しやすいなと思った。これは訳者の方の力量もあるのか?綺麗すぎないというか、優しい言葉でもないけど「だよね」に繋がりやすい感じ。 この手の本を読んで「いやそれは無理でしょ」と思うことが比較的多いひねくれ度合いだけど、「確かに」「やってみるか…」の気持ちの方が多かった気がするのは読んだコンディションの問題だけかどうか。 できるだけ素直に読もうと思ったところはある。 「誰かのため」は「誰かのせい」にできてしまう「慢心」の種にもなる。 悲しいのは「自分自身の見つけ方」の糸口がどうにも見えないこと。小さなことでもいい、というやつなのだろうけど。 疲れていたら休め、反省するな、たくさん眠れ、が良かった。うつの落とし穴にハマりに行くのはやめなければならない。 脱皮しない蛇は破滅する。考えの新陳代謝、穴にはまるのをやめよう。 計画は実行しながら練り直せ、などは前に読んだ本と近しい。 嫉妬とうぬぼれは友人をなくす。相手との違いをよく心得る。過去の行為を価値づけるのは無意味、大きい小さいを決定することはできないし事実しかない。理想や夢を捨てない。 忘れたくないことが多いな。

    0
    投稿日: 2025.06.21
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    ・組織に馴染めないと感じるのであれば、それは組織を超えて自分の考えを持てている可能性だってある ・相手の感情を考えて伝える、相手が驚くことや新しいことを伝える時は古いことのように伝える。それにより伝わりやすくなる。分からないことに対して人は劣等感を覚えて大きく見せたりするからだ。 ・夢や目標に責任を持つ、人は過失には責任を取るが夢には責任を持たない、自分にとって本当に大事なのは夢なのではないか?自分で自分の夢の責任を持とう ・沢山おしゃべりする人は本性を隠している、それは沢山情報を与えることで困惑させ注意を逸らしている ・感謝を本気で拒絶すると、相手は侮辱された気になる。それくらい感謝は大事なのだ ・愛されたい、評価されたいという思いには自分は周りより優れている特別な存在という思いがある。それはある種の差別意識のもとに成り立つ。 ・現在地や今の状況を鷹のように上に飛び、全体を見渡し自分の動きを考えて行く。それは、相手の立場や自分の未来から見て行くようなも ・人は自分の中にある知識や言葉でしか物を語り伝えられず、それが豊かであれば考えや発言もまた豊か。沢山表現や伝え方を学ぶことが大切、

    0
    投稿日: 2025.01.15
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    009.自分は常に新しくなっていく かつての真実を今では間違いと思う。それを自分の当時の若さ・浅さ・世間知らずとして断じて葬らないほうがいい。なぜならそのときの自分にとってはその考えは必要だったから。かつて必要だったものが、今は必要でなくなるという脱皮の過程である。 013.いつも機嫌よく生きるコツ いつも機嫌よく生きていくコツは、人の助けになるか、誰かの役に立つことだ。そのことで自分という存在の意味が実感され、これが純粋な喜びとなる。 014.好奇心に振り回されない 身の回りや世間で起きているいろいろな事柄に、そのつどごとに首を突っ込んでいると、結局は自分が空っぽになってしまう。あるいは、自分の空虚さをなんとか埋め合わせるために、あらゆることに顔を向けている人もいるくらいだ。好奇心は、自分の能力を発火させるためにはたいせつだが、世界のすべてを見聞できるほど人生は長くは続かない。若いときに自分が関わる方向を着実に見定め、それに専念していくほうが、ずっと賢く、自分を充実させていくことができる。 023.仕事はよいことだ 職業はわたしたちの生活の背骨になる。背骨がなければ、人は生きていけない。仕事にたずさわることは、わたしたちを悪から遠ざける。くだらない妄想を抱くことを忘れさせる。そして、こころよい疲れと報酬まで与えてくれる。 031.人生を最高に旅せよ 旅行を漫然と楽しんでそのままにするのではなく、これからの毎日に活用し生かしていくことが、人生を最高に旅するということ。 054.心は態度に現れている 細かい事柄にとらわれる人は気遣いがある、繊細であるのかもしれないが内実は恐怖心を抱いている。あるいは、どんな事柄にも自分以外の人が関わるとうまくはいかないと思っていて、内心で人を見下している場合もある。 058.虚栄心の狡猾さ 自分の良からぬ性質や癖、悪い行動を素直に打ち明けたように見える場合でさえ、そのことによってもっと悪い部分を隠してしまおうという虚栄心が働いていることがままある。 059.飽きるのは自分の成長が止まっているから いったん自分のものとなり、少しばかり時間がたつと、つまらないもののように感じ始める。それが物であっても人間であっても。慣れて飽きるのは本当は自分自身に飽きている。手に入れたものが自分の中で変化しないから飽きる。すなわち、それに対する自分の心が変化しないから飽きる。自分自身が成長し続けない人ほど飽きやすいことになる。 062.快・不快は考え方から生まれる 快感や不快感は、何かから与えられるものではなく、自分の考え方が動かしている。自分には選択の自由なんかなかった。自分には選べる自由があるという考えがなければ、快感も不快感も生まれない。 070.自分を成長させる交際を求める 若い人が傲慢でうぬぼれているのは、まだ何者にもなっていないくせに、いかにもひとかどの者のように見せたがっている同程度の連中と仲間になっているからだ。 075.世間を超えて生きる。 世の中を超えて生きるとは、まずは、自分の心や情のそのつどの動きによって自分があちらこちらへと動かないということだ。 085.批判という風を入れよ 批判は、疑い深くて意地悪な意見ではない。批判は風だ。頬には冷たいが、乾燥させ、悪い菌の繁殖を防ぐ役割がある。 086.組織をはみだす人 みんなが考える以上によく考えて広い思考の幅を持っている人は、組織や派閥に属する人間としては不向きだ。なぜならばそういう人は、いつのまにか組織や党派の利害を越え、いっそう広く考えるようになっている。だから考え方の問題で組織になじまなくなっても、自分だけがおかしいと思う必要などない。 087.悪人には自己愛が足りない 悪人の不幸を自業自得だと傍観しているだけではよくない。彼が自分自身を憎むのではなく、なんとかして愛することができるようにわたしたちは努めようではないか。 095.だまされた人の悲しみ あなたが誰かをだましたりすると、その人は悲しむ。だまされたことで何か損を受けたから、その人は悲しんでいるのではない。その人がもうあなたを信じ続けられないということが、その人を深く悲しませているのだ。今までのようにあなたをずっと信じていたかったからこそ、悲しみはより深くなるのだ。 104.体験だけでは足りない 体験によって人は成長できる。しかし、あとでその体験をよく考察しなかったら何にもならない。 105.勝つなら圧倒的に勝て 競争においてはかろうじて相手に勝つというのはあまりよろしくない。圧倒的な差をつけて勝つ。そうすれば相手は「もう少しだったのに」という悔しい思いも自責の念も持つこともない。 120.強くなるための悪や毒 人生の中でさまざまな悪や毒。それらはないほうがましで、ないほうが人は健全に強く育つのだろうか。憎悪、嫉妬、我執、不信、冷淡、貪欲、暴力。これらを克服する機会と力で、この世を強く生きていける。 122.怠惰から生まれる信念 信念があるのは一見すると偉いようだが、その人はかつての意見をずっと持って、その時点から精神が止まっている。どんなに正しそうに見える意見も主張も、絶えず新陳代謝をくり返し、時代の変化の中で考え直され、作り直されていかなければならない。 128.所有の奴隷 人生とは、限りなく多く所有する競争のために与えられた時間ではないはずだ。 137.恋人が欲しいと思っているのなら 多くの人から好かれるほど、きみはいい人間になろうと努力しているかい?自分を愛してくれるのはたった一人だけでいいって?その一人は多くの人の中にいるんだぜ。それなのに、みんなから好かれるようにならない自分を誰が愛してくれるというんだ? 142.愛は喜びの橋 愛とは、自分とは異なる仕方で生き、感じている人を理解して喜ぶことだ。自分と似た者を愛するのではなく、自分とは対立して生きている人へと喜びの橋を渡すことが愛だ。 147.最大のうぬぼれ それは愛されたいという欲求だ。自分は愛される価値があるのだという声高な主張がある。そういう人は、自分を他の人々よりも高い場所にいる特別な存在だと思っている。自分だけは特別に評価される資格があると思っている差別主義者だ。 156.真の教育者は解放する 真の教育者とは、銘柄とか実績によるのではなくて、あなたの能力をフルに発揮させてくれる人ではないか。あなたがいきいきと自由に、活発に、能力を存分に発揮するようにさせてくれる。 157.物事の感性まで待つ忍耐を持つ 時間による熟成を信じながら絶えず歩んでいくという気質が決定的な役割を果たす。 161.プロフェッショナルになりたいなら 何かのプロフェッショナルになろうとするのなら、あらかじめ克服しておかなければならないことがある。それは、性急さ、短気さ、意趣返しなどを含めた報復欲、情欲といったもの。 167.賢さを見せつける必要はない 自分の賢さを不用意に見せつけたりすれば、遅かれ早かれ有形無形の反発や抵抗を味わうことになる。何か良いもの、気分を良くさせるものなどを得ることなどできない。賢い人に特有の、一種の鋭敏な冷たさや考え深さによって他の人々を傷つけることもなくなる。 187.献身は目に見えないこともある 医療職だけでなく、他の仕事の多くも、実は献身のひとつの形ではないだろうか。結局は人を助けるために自分を犠牲にした仕事ではないか。

    6
    投稿日: 2025.01.02
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    すいすい読めたけど 正直閉じたくなるページもあった。 自分に当てはまるから。 何度でも読み返して自分に喝をいれたい

    0
    投稿日: 2024.07.03
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    100年以上も前を生きた人の言葉なのに、なぜか現代人に向けられたものでもあるように感じる。(SNS中毒に向けたような言葉とか)

    0
    投稿日: 2024.05.19
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    やっぱ格言集はいいな。 気が引き締まるし、読み返すたびに心の琴線に触れる言葉が変わっていて、自分の変化を感じられる。 哲学系の本は基本何言ってるか理解し難いけど、この本は分かりやすい言葉にされてるからさらさら読めた。 ニーチェの言葉からは深い人間洞察力がうかがえ、考えて生きるって大事だなぁ、と小学生並の感想を抱かされた。そして結構人間臭い?言葉も多く、現代人の自分もハッとさせられることが多かった。哲学者はよくわからない理論をこねくり回してるイメージしかなかったので意外だった。 ・人が認める理由 そのことについて何も知らないから それが世にありふれているように見えるから すでにその事実が起こっているから ・人に物事を伝えるとき いかにもそれが周知の少し古い事柄であるかのように話して伝える。 ・独創的になるためには 多くの人が取るに足りないと思って安易に見過ごしてきたものを、まるでとても新しいものであるかのように見直す眼を持つ人が独創的なのだ

    0
    投稿日: 2024.04.29
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    納得したり自分の逃げに気付いたり前向きな気持ちになったりした、今後事あるごとに読み返しては頑張ろうと思えそう、総じて強い励ましの言葉に感じた 神は死んだ しか覚えていなかったけどこんなに身近な部分のことに対しても考えて言葉を残してくれていたのかと急に親近感笑 「今を生きる人のための哲学」ほんとにこれだなあ

    0
    投稿日: 2024.04.28
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    前向きになれる言葉の数々。 ポジティブな言葉のシャワーに溢れた一冊。 今すぐ行動したくなるように、背中を力強く押してくれる。 そんな心強い味方になってくれるような珠玉の名言たちだった。 今すぐに実践に移していきたい。

    8
    投稿日: 2024.02.24
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    悩みをすっと楽にしてくれる本。どの言葉も本質をついていて、複雑な社会、世界をシンプルなものに変えてくれる。 人生に迷う度に開きたい。その時々で、視点が異なって見えてきそう。 哲学は難しいもの、と思ったけど、深く入り込みたくなった。名著ツァラトゥストラも読みたい。

    1
    投稿日: 2023.11.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    哲学というと実に難解なイメージがあります。 小難しい言葉遣いで滔々と私たちをまくしたて、なんなら分からないこちらが悪者であるとのたまう、そんな謎な高圧的キャラを想像してしまう程。 ・・・ その晦渋さにあって、ニーチェ、です。 私には、とっつきづらい、体系化していない、断片的、だけれども美しいアフォリズム、というイメージがありました。要は敬遠していました。だから、これまで読んだニーチェ作品は僅か一冊。しかもつい昨年のこと。 ・・・ で、恐る恐る本作を読みました。ん? 意外や意外、何だかイイ奴な感じ。めっちゃポジティブ。あれ?ニーチェってこんなんだったっけ?っと首を傾げる。 噂では、とんがった感じの取っつきづらい奴、ということだったのに、話してみたら、意外といい奴だった、そんな感じです。 ・・・ 何でだろう? 考えたのですが、きっとその理由は本の構成にあります。 本作はニーチェの作品、「人間的な、あまりに人間的な」「曙光」「力への意志」「悦ばしき知識」「偶像の黄昏」「ショウペンハウアー」「善悪の彼岸」「さまざまな意見と箴言」「漂泊者とその陰」「ツァラトゥストラはかく語りき」等々を網羅したうえ、これを以下の項目に再構成しているのです。 「己について」「喜について」「生について」「心について」「友について」「世について」「人について」「愛について」「知について」「美について」 当然の事ながら項目に合致した箴言・アフォリズムのみを集めた作品になっています。しかも、エッセンシャル版ということで、元作品からさらに厳選し、まとめているということになります。 ・・・ うーむ。 ない物ねだりばかリで申し訳ないが、どうも野趣が損なわれた精白糖のような読み応えです。個人的には、癖も雑味もある黒糖からその個性・強さを感じたかった。矛盾する箴言を呻吟しながら読み、そのなかに才気溢れる美しい表現を見出したかった、とか言ったら怒られますかね笑 だって、なんか毒気が抜かれた感があるんですよ。 ただ、訳者的には面白かったんじゃないかなと思います。 一般に哲学は難しいというイメージがある中、ニーチェをこんなにもポジティブに再構築し、新たな一面を打ち出すことが出来たのですから。 あるいは、表紙のドイツ語Die Weltlich Weisheit。ここにヒントがありますかね。「世俗の知恵」、みたいに訳すのでしょうか。つまり、彼岸の世界とか、真理みたいな話ではなく、あくまで世俗の生き方に限定してお送りしてます、みたいな選別をしたのかもしれません。ならばこの物分かりの良さもわかる気もします。 ・・・ ということで明るいニーチェ再構築版抄、とでもいった作品でした。 この作品はどういう方にお勧めできるんでしょう? ポジティブな作品なので、単純に落ち込んでいる人には良いのでしょうが、それで「哲学者の本を読んでみた」というと大分ミスリーディングな気がします。 むしろ思想系の研究者や文章家がもって、気になる項目に関する気の利いた箴言を探す、みたいな使い方はできるのかな、と思いました。 あと、ドイツ語学習者は翻訳の参考に使えるのかな。というのは、訳者の日本語はマジで読みやすいんです。私も学生時代に、ハイデガーやガダマー、カントなどを原書で読まされましたが、関係節がだらだらだらだら続くドイツ語をどう訳出すればよいのかと辟易したものです。タイトルも「超訳」と銘打っていますが、まさに訳のヒントが隠されているかもしれませんね。

    1
    投稿日: 2023.04.29
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    ニーチェの言葉は、 暗闇を耐え抜くための言葉たちではない。 気づいた時には光の差す方へ歩みを進ませている。 あれ、なんか心も体も軽くなってるじゃん!笑

    1
    投稿日: 2023.04.17
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    読む前と後で見える世界が変わる本。本当に疲れている時に読むと元気と勇気が貰える。知識や語彙がないと自分の意見の解像度が下がって相手にも伝わらない。

    0
    投稿日: 2022.03.12
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    悩んでる時によく読みます。驚くことに何回も読んでいるにも関わらず、読んでいると本の方に集中してしまって悩みなんて忘れてしまいます。 それくらい深いです。深いのに単純で難しいけど面白いです。

    2
    投稿日: 2022.03.02
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    久しぶりに再読。 一つ一つの言葉に納得できる。 自分の責任でポジティブに生きる。 過去や他人にこだわだず未来を切り開く。 考え方や生き方はどんどん変えていっていい。 そんな考え方が私にぴったりとあてはまる。 生きるための教科書 なんて陳腐だけど、 そう感じる一冊

    1
    投稿日: 2021.10.26
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    軽くてサーッと読めて,分かりやすくて良い! 今まで読んだニーチェ本の良い副読本になるし,導入本としてもいいかも!

    0
    投稿日: 2021.10.21
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    ニーチェの言葉が様々まとめられていて、とても読みやすかった。超訳だから初めてニーチェの本を読むには、今の言葉でまとめられていたのでとても良かった。何度か読み返して自分のものになる言葉を見つけていきたい。

    1
    投稿日: 2021.09.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ・疲れた時、何もかも面倒な時、何をしてもくたびれて仕方ない時は、ギャンブルでもなく宗教でもなく飲酒でもなく、食事をして休んでたっぷり眠ること。起きた時に新しい力が漲る自分になっている。SPF面倒い時とか、麻雀とか酒とか飲みがちだけど寝たほうがいいっぽい。 ・自分の一芸に気付け ・自分のなぜ(なぜそれをやりたいのか、なぜそれを望むのか、なぜそうなりたいのか、なぜその道をいきたいのか)が掴めてれば、後はどのようにやるかの道を歩くだけ。他人のやり方が自分に合わないことは不思議なことではない。 これはまじでそう思う。ここがふわふわしてる人が沢山いるし、自分もそう。これをはっきりさせることで、どうすればそれが達成できるかというステップに行ける。 ・人間は常に新しくなる。自分の現状を疑問視する、人の意見を聞いてみることは自分の脱皮をうながすことにもなる。 新しくなろう。 ・自分に甘く、他人に厳しいひとは、自分を見る時にあまりに近い距離で見すぎている。その距離を逆に、すなわち自分を遠くから見てあげると、自分はそれほど許容すべき存在ではないことに気づく。 これは、すごい。遠くから1人間としての自分を見ると、足りないところとか、直したほうがいいところはめちゃくちゃ見えるとおもた。

    1
    投稿日: 2021.05.11
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    フリードリヒ・ニーチェが残した190の名言を収録。ニーチェといえばニヒリズム哲学を流布した、などのイメージがあったが、中身は異なっていた。 取っつきやすく、ニーチェを一部知るにはとてもよい本。これを機に、各哲学書を触れてみようと思わされた。

    3
    投稿日: 2021.04.04
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    初見でグッと来る言葉もあったが、またこの次に読んだその時の精神状態によって、グッと来る言葉が変わって来るんだろうなぁと思った。

    0
    投稿日: 2021.01.14
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    人生の糧となるような言葉が詰まっていた。 ニーチェの言葉ではないが、考え方の断片は読み取ることができた。 あらゆる人から好かれなくていい 自分の評判など気にするな 人生を最高に旅せよ(何事も明日からの毎日に活用し、自分を常に切り開いていく姿勢を持つことが人生を最高にたびすることなのだ) という3つは特にこれからの人生の真ん中においていきたい。

    1
    投稿日: 2020.11.08
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    職場の人がこの本のⅤ 「友について」のページをコピーして渡してくれたことがきっかけでこの本を購入しました。さくっと読める。どれも共感する内容で読んでいると気持ちがスッキリする。

    0
    投稿日: 2020.05.05
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    待ってた、文庫化。留学中に興味本位で取った哲学の授業。アリストテレスもプラトンもルソーも日本語ですら理解できなかったけど、なぜかニーチェの言葉だけは消化できた。 人生を最高に旅せよ!

    0
    投稿日: 2020.02.13
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    心が潰れそうな時によく読む。 ニーチェの考えが名言のようにかかれており、 本当に心が和む。 己、生、心、友、世、人、愛、知、美、についてのカテゴリーで別れており、色々な場合に色々なニーチェの言葉を見ることが出来る。 最高だ。 同じようなシリーズの 賢人の知恵 も読んでみたい。

    1
    投稿日: 2020.01.16
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    表紙がすごくかっこいい! 勇気付けられたり、考えさせられたり。 「友について」辺りが特に好きです。

    0
    投稿日: 2019.09.19
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    正論すぎてよく耳にする言葉、共感する言葉、ごく当たり前の言葉、抽象的過ぎてよくわからないことばもある。 このような本はたまに反復するように読むといいてすね。 生き方に悩んでいる場面には良い励ましになりそうです。

    1
    投稿日: 2019.04.24
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    リクエストして。 己、喜、生、心、友、世、人、愛、知、美。 190の言葉。 鋭い言葉・明確な物言いが気持ちいい^_^ 後で読み直してみるとまた違うことを感じるんだろうな〜っと思う。こういうのがよい本っていうんだろうな〜。

    0
    投稿日: 2018.07.15
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    二十世紀の曙を前に没した リヒャルト・シュトラウスが作曲した『ツァラトゥストラはかく語りき』の旋律 『二〇〇一年宇宙の旅』のテーマソング 急所を突くようなするどい視点 高みを目指す意志 選別して編纂した カントやヘーゲルのように壮大な体系を目指して纏め上げられたものではない どれほど良いことに見えても、「〜のために」行うことは、卑しく貪欲なことだ。誰々のためにであろうとも、何々のためであろうとも、それが失敗したと思えるときには事情や何かのせいにする心が生まれるし、うまくいったと思えるときには自分の手柄だと慢心が生まれるからだ。つまり、本当は自分のためだけに行っているのだ。けれど、純粋に能動的な愛から行われるときには、「〜のために」という言葉も考えも出てくることはない。喜び方がまだ足りない 人生を最高に旅せよ 死を題材にしている書物でさえ、生への刺戟となっている良書がある。生命をテーマにしていながらがらも、生を矮小化する悪い書物がある。言葉にしても、行動にしても、生に強く向かっているものは良いのだ。 脱皮しない蛇は破滅する 酷い場合には、生きる為に食っているとか、情欲故に子供を産むなどと考えたり言ったりする人もいるくらいだ。 もっと考え、反省し、改良を重ね、知性と芸術的感性を生活の基本に差し向けようではないか。衣食住こそが私達を生かし、現実にこの人生を歩ませているのだから。 既に手に入れて、慣れてしまったから飽きるのだ。けれどもそれは、本当は自分自身に飽きているということだ。手に入れたものが自分の中で変化しないから飽きる。すなわち、それに対する自分の心が変化しないから飽きるのだ。つまり、自分自身が成長し続けない人ほど飽きやすいことになる。そうではなく、人間として成長を続けている人は、自分が常に変わるのだから、同じものを持ち続けても少しも飽きないのだ。 慇懃無礼なやつ 相対的概念を使った一種の言葉遊び 体験しても、後で良く考察しなかったら、何にもならないのだ。どんな体験をしても、深く考えてみることがなければ、よく噛まずに食べて下痢を繰り返すようなことになる。つまり、体験から何も学べていないし、何も身に付かないということだ。 強さのバリエーションであるかのようにカムフラージュして見せているのだ 自分の弱さと欠点がどういうものであるかを熟知している 自分の弱点については見て見ぬ振りをする 人間的な誓い 洗練された機知 単純で近視眼的な計算をしているだけだったりする 精神の怠惰が信念をつくっている 絶えず新陳代謝を繰り返し 善悪判断のエゴイズム 孤独は人間を腐らせてだめにしてしまう 人生とは、限りなく多く所有する競争のために与えられた時間ではないはずだ。 真理が最高の深遠さを単純な素っ気なさで語っていることに気づく 雨は善人の上にも悪人の上にも分け隔てなく降るが、愛もそんな雨と同じで相手を選ばずに与え、びしょびしょに濡らしてしまうのだ。 思い上がりの最たるものじゃないか! 自分を愛してくれるのはたった一人だけでいいって?その一人は多くの人の中にいるんだぜ。それなのに、みんなから好かれるようにならない自分をだれが愛してくれるというんだ?おいおい、わかってんのかな。君は最初から滅茶苦茶な注文をしているんだぜ! 自分の方が優れているからより多く愛される価値があると自惚れに浸っているのだ 寧ろ対立や矛盾故にそれを喜ぶのだ 母性愛 謎解きと更なる知識獲得の面白さに彩られ 植物学者がジャングルの中にいるようなものだ 一種の安心と健やかさを与える快適な印象を与える作品 意趣返しなどを含めた報復欲 鋭敏な冷たさ 私達はいつも自分が持ち合わせている言葉で考えを表現しているのだ。つまり、持ち合わせの言葉が貧しければ、表現も貧しくなってくるし、考えや感情を本当は充分に表現しているとは言えない。同時にまた、その言葉の質と量が自分の考えや心を決めてもいる。語彙の少ない人は、考えも心の持ち方もがさつになるという具合にだ。だから、優れた人々との会話や読書、勉強によって言葉の質と量を増やすことは、自然と自分の考えや心を豊かにすることになるのだ。 互いに考えの産婆となって あざとい作為 理想を捨てるな自分の魂にいる英雄を捨てるな 高い自己に、ふと出会う日がある。 恩寵のように気づく瞬間がある 君の希望の最高峰を、神聖なるものとして保ち続けてくれ。 絶えず進め。より遠くへ。より高みを目指せ スイスのジュネーヴから見るモンブラン周辺の山々は美しく 知識ではなく、自分の眼が今捉えている美しさを認めるようにしよう。 まんじりともせず 自分しか証人のいない試練 本物の自尊心 自分への褒美

    0
    投稿日: 2018.05.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    人生のためのヒントが満ちていた。「言葉にしても、行動にしても、生に強く向かっているものは良いのだ。もちろん、いきいきと生きることは周囲に良い影響を与え続けることになる。自分がそういう良いものを選ぶことで、すでに多くのものを生かすことにもなるのだ。」そういうひとに、励まされて生きているなあと実感した。

    0
    投稿日: 2018.04.15
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    大学職員48歳。 21歳の長男から借りて読んだ。この本の存在は当然知っていたが、自分から買ったり借りたりする気にはなれなかった。おそらく年齢的な躊躇と“なんとなく内容が予想つくから“だと思う。 「自分の哲学を持つな(166)」など、予想を超える言葉もあり、読んでよかった。長男に感謝。

    0
    投稿日: 2017.11.30
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    ニーチェの言葉を文脈に関係なく引用して並べているので、彼の思想を知ることはこの本からはできない。しかし、心に響く言葉が多く、良い自己啓発本だと思う。 ただ、ニーチェ、最後は発狂して死ぬんだよなあ・・・

    0
    投稿日: 2017.03.19
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    付箋だらけになったやつ〜 おお!って感嘆するやつとそんなことない!って反抗するやつが半々くらいだった。わたしはまだまだ夢見るクソガキだから、現実を突きつけられると反抗してしまうのだな〜

    0
    投稿日: 2017.02.20
  • その日の気分で気になるところを読むのがいいかも。

    超訳と書いている通り、 外国語を日本語に約し、さらに噛み砕いた言葉で説明しているので、 はっきり言います「すごくわかりやすい」! また、哲学特有の自分の中に落とし込んで深く考える的なものはありません。 1ページに1タイトルずつ書かれているので、 読みたいときに好きな項目を選んで読んでください。 他の本と違って読破するものではないです。

    3
    投稿日: 2016.07.29
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    原文を読んでみたいと思った。超訳だから、現代の人の感覚に寄り添った部分があるんだろうな、とも思いつつ、私に役に立つ言葉もあった。今度は原文から自分の解釈をしてみたい。

    0
    投稿日: 2016.06.13
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    足踏みしている今の私にとても響いた言葉たち。 《いつかは死ぬのだから》、《絶えず進んでいく》その《心にはいつも喜びを》

    0
    投稿日: 2016.05.16
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    2016年1月18日読破! ニーチェって呼く名前を聞くので、初めて本を手にとって呼んでみました。 好みの問題だけど、やっぱり海外の人の作品は苦手でした。 共感できる部分もあるけど・・・。

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    投稿日: 2016.01.18