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強欲な羊
強欲な羊
美輪和音/東京創元社
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総合評価

73件)
3.8
9
32
19
1
1
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    ある屋敷に住む姉妹の確執から起こる殺人事件、コンビニ経営者の女性が見る撲殺の悪夢、王子と共に幽閉された中世の4人の女性、など、 時代もシチュエーションもバラバラだが、とにかくドロドロしたイヤミス短編集。 ひねりあり、ホラーあり、など各々違う後味の悪さ。

    0
    投稿日: 2025.09.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    おもしろかったーー!!たくさん騙された。徹夜で読んじゃった。(けど夜中に読むと普通に怖い(笑)) また最初から読み返したくなる作品。

    0
    投稿日: 2025.06.30
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    ホラー味の強いイヤミスの短編集。 ストックホルムの羊は、タイトルから予想できたので違う名前にしてほしかった…

    0
    投稿日: 2025.06.25
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    面白かったー!!!!!!! なるほど、そうくるか!と思わせる珠玉の作品ばかり。 ストックホルムの羊、映画になったら観たいな。アニメとかじゃないと難しいかなぁ…。

    0
    投稿日: 2025.06.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    思ったよりホラーだった。女と男のドロドロした短編が5,6個入ってて、それぞれは違う話なんだけど微妙にどこかしらで繋がってる。どんでん返し系ばっかだから好きな人にはとても面白いのかも。個人的にはここまでドロドロ系はもう疲れちゃう。けどまあ面白くて一気読みしたけど。

    0
    投稿日: 2025.06.15
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    ★3.5 Kindleにて読了 短編集と思いきや!Σ(゚д゚lll) どれもブル・ゾクとくる逸品^ ^ ・強欲な羊 ・背徳の羊 ・眠れぬ夜の羊 ・ストックホルムの羊 ・生贄の羊 楽しかったです♪

    0
    投稿日: 2025.06.07
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    初っ端から漂う不穏な空気感、羊の皮を被っているのは一体誰なのか… 二転三転させられる度にイヤな感じになる、こういうのでいいんだよ的なイヤミス短編集。 「強欲な羊」「背徳の羊」「ストックホルムの羊」が面白かった!イヤミス好きは読んで損なし!

    10
    投稿日: 2025.06.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    どの短編もなんとなくこの先のストーリーを匂わせる伏線がいくつかある。読む方もそれを覚悟しているはずなのだが、最後には毎回しっかり驚かされた。 サラッと物騒で恐ろしい話が始まるのでいちいち怖かった。その中心にあるのは表と裏の顔を使いこなす女の怖さである。 でも彼女たちがそうなるに至った経緯にも同情すべき点がある。家や親に縛られていたり、他者からの暴力などにより追い詰められたパターンもあり、ただ「女が怖い」だけではない構造になっていた。このバリエーションによって飽きずに読むことができた。 これだけでも十分面白かったのに、ラストの短編ですべての話が繋がっていて更に面白くなった。はじまりはあの家からだったのだ!

    0
    投稿日: 2025.05.14
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    2編目を読みおわえた時点で、全てを疑いながら後の3編を読んでしまう。 誰も何も信じられない。 人間みな羊の皮を被った狼、、、。

    6
    投稿日: 2024.12.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    いい!!いいいい!!!いい! 最初からお嬢様たちの話で好みだし、ストックホルムの羊はまじで面白かった!! 最後の生贄の羊もいい!!繋がる!!

    2
    投稿日: 2024.11.27
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    初めて読んだ作家さんだったけど、最後まで気が抜けない短編集でとても面白かった。全体的に淡々とした語り口ではあるけど、どこか気持ち悪い雰囲気もあって怖いもの見たさでのぞき込むような感覚があった。人間心理を巧みに操って読者を楽しませてくれるので他の作品も読んでみたい。

    0
    投稿日: 2024.10.10
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    五篇の短編集 いずれも女が持つ独特の毒満載で、気持ち悪さが充満。ホラーでもあり、イヤミスでもあり気持ち悪いのに読む手が止められずサクッと読めました。ストックホルムの羊は胸糞悪さがまたいい。

    2
    投稿日: 2024.05.19
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    やはり表題の『強欲の羊』が面白かった。 どんな話なのかわかってなかったので 初めは普段あまり読まない語り口調の進行に戸惑ったんだけど 読むにつれ麻耶子も沙耶子も狼に見えてきて… これは面白い。となりました。   『ストックホルムの羊』は なんとなくオチが見えたんだけど それでも面白く、、   どれも人間の、女の嫌なところが上手く表現されていて 女だからこそ面白かったのかもしれない。   無理に連作にしなくても良かったのでは…? と少し思ったりもしたけど… さて暗黒の羊を読みますかね◎

    1
    投稿日: 2024.03.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    5篇の短編集。 どの話もドロドロと嫌な後味を残すがやめられない。読みながら女達の印象は二転三転する。誰が羊で誰が狼なのか。いや、羊のまま羊を食べてしまったような、、、。 特に胸悪だったのが「ストックホルムの羊」塔に幽閉されている王子と4人の側女の閉ざされた生活は、、、。 それと「背徳の羊」ラストの犯人に驚くが、三人目の子にまた、驚いた。あぁやっぱりそういうことなんだ。

    41
    投稿日: 2024.02.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    イヤミスでもありホラーでもある短編集。どの話もその世界観に入り込め読み応えがある。ラストの短編は直球のホラー展開に少し驚いたが今までの話の怖さが強調されて良かった。

    0
    投稿日: 2023.10.18
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    羊をモチーフとした短編集。どの話も羊、女が怖すぎる。どの話も最後にゾワっとするのに、それが癖になる。うわぁ、と思いながら読みつつ、ラストには思わず唸った。どいつが羊の皮を被った狼や、と全方位に疑いを掛けながら読むのも楽しい。

    1
    投稿日: 2023.07.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    強欲な羊 女性の語りで始まる。 姉妹の性格、彼女の見たもの、感じたこと、好きな男性について語る。 本当に欲の強い者は誰か。疑いながら読む。 聞いている人が誰か分かったときに、また彼女の計画性、怖さが出てくる。 背徳の羊 女の行動、計画の怖さ。 篠田が、妻を信じられなくなって疑心暗鬼になる姿。信頼していた人たちの裏切り。 眠れぬ夜の羊 自分は幼馴染みを殺したのかーから始まる。 縞模様の服を着た女性が見えるという女の子、自分の背後にいるという。 幼馴染みが最後に着ていた服だというが、文章のなかに遊具がシマウマだったとはあるが、どんな服を着ていた等、出てこない。 結婚に反対されて、喧嘩をしたという母親がいっこうに出てこないので、幼馴染みではなく母親だなとわかったけれど面白かった。 ストックホルムの羊 タイトル通の話。 生け贄の羊 今までの登場人物何人か出てきて、三人の会話から彼女たちが誰なのか、この先どうなるのか、ドキドキしながら読んだ。

    0
    投稿日: 2023.07.01
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    最初から最後までミステリーというか気味の悪いサスペンス。 それぞれ伏線が多く、二転三転しまくるが短篇なので胸焼け感あり。

    0
    投稿日: 2023.02.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    初読みの作家さん。 5編とも非常に個性的な作品であったが特に『背徳の羊』『眠れぬ夜の羊』は最後の背筋に寒さを感じるイヤミス感たっぷりの作品で印象に残った。 5編がそれぞれ独立した物語であるにも関わらず『生贄の羊』でそれとなく1本の線で結ぶところは巧みさを感じ、何度もページを戻って確認してしまう程であった。 解説に続編のことも書かれていたので是非読んでみようと思う。

    0
    投稿日: 2022.12.09
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    背徳の羊:我が子と友人の子が似すぎていて,男は妻の不貞を疑う。思っても見なかった結末。 ストックホルムの羊:塔に幽閉された王子と4人の側仕えに1人の女が加わる。真相がわかると不快感が増す。

    14
    投稿日: 2022.12.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    強欲な羊、背徳の羊、眠れぬ夜の羊、ストックホルムの羊、生贄の羊の五篇からなる連作集。 表紙のデザインも雰囲気があって良いです。 表題作の「強欲な羊」が一番好みでした。 ミステリーというよりホラー?のような。 大輪の薔薇のように艶やかで希少の激しい麻耶子と桜のように可憐どこか儚げな沙耶子。 姉妹が殺人事件の加害者と被害者になってしまうなんて、この屋敷は本当に呪われているのかもしれないという使用人の女性の語りで始まる物語。 徐々にあれ、これって…もしかして…と気付かされていく過程が楽しめました。 「ストックホルムの羊」の王子の正体を知ってものすごく不快な気持ちになりました。 全体的に少し前に読んだ米澤穂信さんの「儚い羊達の饗宴」と雰囲気が似ていて、面白くて続きが気になり、一気読みしてしまいました。

    1
    投稿日: 2022.11.26
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    これは名作です。読了後の納得感・満足感が◎ 最後の生贄の羊がこの小説の後味にパンチ効かせてくれる山椒(あえてスパイスとは言わない笑)のような役割してくれています。その前の4作もそれぞれ独特の世界観を持っていて面白かった。オススメの小説です。

    0
    投稿日: 2022.11.03
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    表題作の「強欲な羊」が1番好みだったかなぁ 短編集だけど、最後の「生贄の羊」で それまでの作品とリンクしているのは驚いた。 不快と面白さは同居するんだなって イヤミス作品は数あれど、今作を読んで再認識しました

    3
    投稿日: 2022.07.31
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    羊をモチーフにした短編集。それぞれの話が読みやすく短い話ながらもいろんな仕掛けがあって面白かった。読後感はいわゆるイヤミス的な感じだったけど最後の物語で全部の話が繋がる感じも良かった。 この人の他の小説も読んでみたいと思った。

    1
    投稿日: 2022.07.16
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    '22年7月10日、Amazon audibleで聴き終えました。美和和音さんの作品、初です。 好きなブックチューバーの方が紹介していて、気になって…audibleに有ったので(ラッキー!)、トライしてみました。 いやぁ…お見事!ミゴトに、持っていかれました! 連作短編集で、最後の「生贄の羊」で、ミゴトにつながる…好きなタイプの短編集、でした! 二作目「背徳の羊」に、「オエッ」っとなってしまった(ᗒᗩᗕ)かなり、気持ち悪い…。 でも、五作品、どれも素晴らしい出来!の、いわゆる「イヤミス」で、芦沢央さんの「火のないところに〜」を、思い出しました。読後感は、僕的にはかなり近かったかな┐(‘~`;)┌ 余談ですが…表紙のイラストも、素晴らしい!と感じました。 今迄、全然知らない作家さんでしたが…他の作品も、トライしてみます!

    4
    投稿日: 2022.07.10
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    【彼女は羊の皮を被った狼か、狼の皮を被った羊か】 女性ならではの鋭い狂気が秀逸な連作ミステリー。 短編なので隙間時間に手に取りやすく、文章も面白い。ミステリーとホラーが融合したような物語である。 最終章は、今まで出てきた登場人物達が意外なところで繋がっている話なので、最終章は必ず最後に読むのが吉。 やはり羊の皮を被った狼が1番タチが悪いと思わされる1冊だ。 こんな人におすすめ.ᐟ.ᐟ ・イヤミスが好きなひと ・どんでん返しが好きなひと ・ホラーが好きなひと ・語り口調の物語が好きなひと

    1
    投稿日: 2022.05.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    Kindle Unlimited(冊目→返却) 結構期待して読んだのに、今ひとつ。 とってもよくある叙述トリックなので、一行目から犯人が分かってしまう…。

    0
    投稿日: 2022.04.03
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    着信ありの脚本家の作品だそうです 短編集ですが読み応えがあります ミステリーマニアには、ちょっと物足りないかな

    0
    投稿日: 2022.03.31
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    2022年2月23日読了。 ・ 初読み作家・美輪和音氏の作品。 ・ 『強欲な羊』 巷で呪われていると噂される屋敷。 この屋敷にはある姉妹が暮らしていた。 薔薇のように艶やかで、気性の激しい姉の『麻耶子』 桜のように可憐で、優しい妹の『沙耶子』 ある日、何者かによって姉の麻耶子が殺害されてしまう。 その容疑者として警察に連れて行かれてしまったのは妹の沙耶子だった。 ・ 「あの優しい沙耶子様が人を殺める事など出来るわけがない。」 屋敷に仕える女中が沙耶子の無実を証明するように告白を始める。 ・ ・ 『背徳の羊』 どこにでもある幸せそうな家族。 篠田と妻の羊子。 双子の兄妹・真と実。 羊子のお腹には3人目の子供が宿っていた。 真と実は双子だが二卵性だからか全く似ていない。 娘の実は父親似で、角張った顔に細い目、低い鼻と美人とは言えないが愛嬌のある顔立ちをしている。 一方、息子の真は母親譲りの大きな瞳が印象的な美男子で、性格の面でも父親とは少しも似たところがないのだった。 ・ ある日、家族ぐるみの付き合いをしている水嶋夫妻の別荘にお邪魔し、息子の理くんの顔を見た瞬間、篠田の体はぞくりと震えた。 真とそっくりなのだ。 だが篠田以外の皆は何の反応も示さない。 自分だけが感じる違和感なのかもしれないと考えるのを辞めた。 ・ 後日、水嶋の妻・初音から呼び出された篠田は衝撃的な質問をされる。 「真くんは本当に篠田さんと羊子さんのお子さんなんでしょうか?」 やはり初音も同じ違和感を感じていたのだ。 初音の元に届いたある一通の手紙で、旦那とある人物の浮気を疑っているのだという。 一文だけの短い手紙。 『ご主人のすぐそばに、「背徳の羊」がいます』 篠田は『羊』という文字から目が離せなかった… ・ ・ 『眠れぬ夜の羊』 小室塔子は酷い夢から目を覚ました。 自分から婚約者を奪っていった幼馴染・『須藤明穂』を灰皿で殴り殺し、公園の植込みに掘った穴へ埋めるという残忍な夢であった。 寝汗で全身がぐっしょりと濡れ、灰皿を振り下ろした衝撃や掘った土の匂い、明穂が着ていたゼブラ柄の服の記憶まですべて覚えている生々しい夢だった。 ・ 住居の一階部分で経営しているコンビニの開店準備を進めていたところ、店の前を警察車両や救急車が次々と横切って行く。 何事かと野次馬に尋ねると、すぐそこの公園で死体が見つかり、その身元は昨夜の夢に出てきた須藤明穂だというのだ。 塔子の心臓はビクリと跳ねた。 『あれは夢だったはず。私は殺してなんかいない…』 そう思いながら見た自分の手の、爪と皮膚の間にわずかな土が入り込んでいた。 ・ その日は店の経営コンサルタントを頼んでいた『丸岡幸弘』の娘を預かる約束になっていた。 丸岡が連れてきた娘・花ちゃんと挨拶を交わしたその時、その子は誰もいない壁を指差し思いもよらない事を口走った。 「あのおうまさんの服を着た女の人はだれ?」 お馬さん、シマウマ…そんな、まさか… ・ ・ 『ストックホルムの羊』 20年もの間、塔に幽閉されているある国の王子。 その王子に仕えて働く4人の女。 古株でまとめ役のカミーラ。 料理番のヨハンナ。 掃除係のイーダ。 洗濯担当のアン・マリー。 王子だけでなく、仕える女達も塔の外へ出る事を禁じられ、外界の人間と一切関わりのない生活を続けてきた穏やかな日々を破ったのはマリアという1人の若い女だった。 ・ 他国から来た姫君だというマリアは、働きもせず王子のそばにいるだけ。 それについて王子は何も咎めたりもしないのであった。 そんな待遇を良く思わない女達と、王子を交えた愛憎劇が繰り広げられる。 ・ ・ 『羊』というワードをテーマにした短編集。 上記の4つの短編が独立した話だったので純粋に短編集だと思っていたら、ラストの作品『生贄の羊』で全てが絡み合い、連作短編集である事に気付かされた。 ホラー要素もありのイヤミス作品で自分的に各々の作品が正直、及第点といったところだったが『生贄の羊』で上手くまとめられていたので高評価。 続編『暗黒の羊』も評価の高い連作短編集らしく、今作を読んでから読むのが正解らしいので是非とも読みたい。

    2
    投稿日: 2022.02.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    解説氏も書いてるけど、ホラーでイヤミス。一編一編にもひっかけがあり、さらに連作でもないけど、最後まで読んで初めて分かる仕掛けもあり、なかなか凝った構成。あまり間を空けて読むと固有名詞を忘れるから一気読みの方が楽しめるかも。そういう意味だと、鈴木恵子とか田中陽子って名前は、ドラマチックな運命と関わりにくいのかなあ。

    0
    投稿日: 2021.12.19
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    面白かったです。羊って如何にも無害そうだけれどよく見たら目が横でこわい…というのは個人的な感覚だろうけど、底知れない異質を感じます。 表題作の、貴女が羊だったのか…という猟奇的なお話も好みでした。続く、「背徳の羊」「眠れぬ夜の羊」は人間関係の黒さでこちらも好き。ストックホルム症候群のはそこまで。。 バラバラの短編集だと思っていたら、最終話の「生贄の羊」で連作だったのだと気付きました。こちらはちょっとホラーでドキドキしたし、この人はあの人だ…と気付いたときのゾクッとするのが心地良くなくていいです。最後の展開もよかった。 初読みの作家さんでしたがこれからも読んでいきたいです。

    1
    投稿日: 2021.12.01
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    普通に読める中編集。 かといって、特に心に残らない。 トリックやオチもまあこんなもんかなレベル(^^)

    0
    投稿日: 2021.10.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    5話からなる短編集。とても読みやすかったけど、どれもこれも、うわぁとなる女たち。絶対にかかわりたくないタイプばかりが揃い踏み。誰が羊の皮を被った狼だと疑いながら読んでしまうので、なんとなく結末は想像できるけれど、しっかり読ませてくれる。それでも登場人物の女がみんな嫌。かろうじて「眠れぬ夜の羊」は少し同情できるかなと思ったけど、でも駄目だな笑 「ストックホルムの羊」は、これは……「この闇と光」を即座に思い出してしまった。 「背徳の羊」は、洋子が本当に女から嫌われる女で笑えるほどだったけど、まさかお腹の中の子の父親が弁護士とは思わなかった。したたかすぎる。 表題の「強欲の羊」が一番好きかな。

    0
    投稿日: 2021.10.08
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    一作一作、趣向を凝らしているのが感じられた。ただミステリ読みにとってなは既視感が感じられるものばかりで導入部で展開やオチが読めてしまう。「この闇と光」を瞬時に思い出した…

    0
    投稿日: 2021.09.26
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    “不快”と“面白い”は共存できるらしい。 思わず顔をしかめるほど嫌な気持ちになるのに、ページを捲る手は止まらない。 当然ながら後味もよくない。 登場人物なんて誰一人として好感を持てない。 だけど読んじゃう。 そして読み終わる頃には「そうきたか!」と感心している。 悔しいけど続編も読む。

    0
    投稿日: 2021.08.31
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    完全にやられました! 滅多打ちのノックアウト! ホラー&イヤミス&どんでん返し...。特に「ストックホルムの羊」には絶句...。そりゃあ生きている人間(女性)の方が怖いよねぇ...。 クセになる面白さ。他作を手に取ることは必然だ!

    8
    投稿日: 2021.08.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かった〜! 内容的に「面白い」と表現するのは少し違う気がしますが、私好みな作品。 全5編の短編集でそれぞれのお話は独立したお話かと思いきや、実は意外な所で繋がっているという演出にも(いい意味で)ゾワゾワして頁を捲る手が止まりませんでした。 どれも、まぁ〜騙されました。 特に「ストックホルムの羊」にはやられました… 世界観が全部ひっくり返ったあの感じは正にどんでん返し! ただ、幽霊とか超常現象?っぽい描写があったので、リアルな怖さを求める私としては、そこがあんまり好きではなかったかな。 「したたか」って漢字で書くと「強か」と書きますが、字の如く、己の欲望に「強く」執着し、望みや理想を叶えてみせるという「強い」意志を貫いた女が生き残るんだなと思いました。 結局羊子さんの一人勝ちって事ですな〜

    1
    投稿日: 2021.05.17
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    4本の短編収録。羊がキーワード。全く別々の話かと思いきや、最後の最後にしっかり大団円。伏線はいちど読んだだけでは完全に理解できない。ミステリーが好きな方にオススメ。ドロドロでエグい女の情念、怨念、狂気、恐怖満載。

    0
    投稿日: 2021.02.05
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    どんでん返しタイプの短編集。表題作「強欲な羊」と「ストックホルムの羊」がとても面白かった。 こんなにわくわくしながらページを繰ったのは久しぶりだ。 登場人物全員が明らかに何かを隠しているように書かれているが、それが必ずラストで明かされるという安心感を持って読むことができる。“後味のよいイヤミス”という印象。 「背徳の羊」はもう一ひねり加えようとして滑った感があるが、それは“ラストが好みかどうか”というだけの問題なので気にする必要はない。

    0
    投稿日: 2020.10.30
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    5編のイヤミスのお話。 中でも背徳の羊がおもしろかった。 羊の皮を被った強欲な狼。 先に暗黒の羊を読んでしまっていたので、ストックホルムの羊はイマイチに感じてしまった。 だけど、ミステリー要素も中々あり良作でした。

    1
    投稿日: 2020.07.25
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    羊の皮を被った狼は誰? そんな推理を楽しみながら各話読み進む。 短編で登場人物も限られているため予想しやすくもあるのだけど、誰もが疑わしくえっ!!と驚く小さな仕掛けにクルクルと惑わされる。 おどろおどろしくホラーめいた「強欲な羊」はなかなかパンチが効いた導入部。「背徳の羊」は女のしたたかな怖さがサラッと完結していて、そのラストがまた余計に恐ろしさを増幅させる逸品。異色の「ストックホルムの羊」もどんな結末を迎えるのかと一気読み。最終話の「生贄の羊」でスッキリ終わりたかった自分はかなり欲張り…かな…?

    0
    投稿日: 2020.05.23
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    ガッツリホラーやんか。怖い怖い。 表紙がいい。読み終わった後、ここにコレがあるのはそういう事か…とじっと見てしまう。

    0
    投稿日: 2019.12.08
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    「羊」がテーマのイヤミス5連集。 バリエーション豊かな4編が、最後の章で全て繋がるスッキリ感もさることながら、一編一編が面白い!短い作品の中に二重三重の伏線が張られ、読み終わってももう一度始めから読み直さずにいられない。すっかりまるごと騙された。

    0
    投稿日: 2018.10.18
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    ミステリ。イヤミス。ホラー。短編集。 はじめての作家さん。女性。映画『着信アリ』の脚本家らしい。 なんともブラックな作風。 米澤穂信『儚い羊たちの祝宴』を連想した。タイトルの"羊"、雰囲気、結末の意外性、「強欲な羊」と「玉野五十鈴の誉れ」の共通点など、似ている部分が多いように思う。 やはり表題作がベスト。一作だけ異なる世界観を感じられる「ストックホルムの羊」も印象的。

    0
    投稿日: 2018.02.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「強欲な羊」の「わたくし」が腹違いの姉妹だということにはすぐに気付いたが、まさか「わたくし」含め男の趣味が同じだとは。 「わたくし」が実際に手を下したのがどの部分で、どこからが「わたくし」の話を真に受けた姉妹が行ったことなのか。 恐ろしい。 「背徳の羊」も、もやもやしながら読み進みたら、まさかの展開。 弁護士の喜多川も何かあると思っていたけど3人目の子供の父親とは。 「眠れぬ夜の羊」文彦さんがまさか年下とは。 「ストックホルムの羊」ストックホルム症候群のお話だった。 中世ヨーロッパだと思っていたら現代の埼玉。 スーツケースの伏線は何となくわかったけど、まさかの結末。 「生贄の羊」なんだか今までの話が全部繋がってるみたいだけど、時系列がよくわからず。 でも怖い感じ。 ーーー 美しい姉妹が暮らすとある屋敷にやってきた「わたくし」が見たのは、対照的な性格の二人の間に起きた陰湿で邪悪な事件の数々。年々エスカレートし、ついには妹が姉を殺害してしまうがーー。その物語を滔々と語る「わたくし」の驚きの真意とは? 圧倒的な筆力で第7回ミステリーズ!新人賞を受賞した「強欲な羊」に始まる”羊”たちの饗宴。たくらみと悪意に満ちた、五編収録の連作集。

    0
    投稿日: 2017.12.26
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    “サスペンスとか推理小説かと思って読み始めたらこれはもうホラー”なヤツでした。 でもおもしろい。 『世にも奇妙な物語』好きな人にはオススメしたい。

    0
    投稿日: 2017.06.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    〇 概要  「着信アリ!」など,映画のシナリオを「大良美奈子」という名義で書いていた著者の短編集。デビュー作「強欲な羊」など「羊」をタイトルに含む短編が5つ収録された短編集。いずれも,企みと悪意に満ちた「イヤミス」であり,読後に,忘れがたい印象を残す作品がそろっている。 〇 総合評価 ★★★★☆  全く期待していなかったが,かなり面白かった。全体の肌触りは,米澤穂信の「儚い羊たちの祝宴」に似ている。  女性作家らしい女性の描き方というか…描かれている女性がリアルに恐怖を感じさせる。  特に,「背徳の羊」の「羊子」という女性の描かれ方が強烈。恐怖を感じずにはいられない。  小説巧者でもある。「眠れぬ夜の羊」は,叙述トリックがあると知らずに読み,久しぶりに気持ちよくだまされた。叙述トリックのある作品を,叙述トリックがあると知らずに読むことができるのは幸せだと改めて痛感した。  「ストックホルムの羊」は,服部まゆみの「この光と闇」に似ている。全体的にオリジナリティに欠ける嫌いはあるが,小説として十分面白い。相当なイヤミスぞろいなので,嫌いな人は嫌いだろうが,個人的には非常に好みの作品だった。   〇 メモ 〇 強欲な羊 ★★★☆☆  大輪の薔薇のように艶やかで,気性の激しい麻耶子が,桜のように可憐でどこか儚げな沙耶子に殺される。物語の語り手は,その家の女中。聞き手は,麻耶子の夫の恭司だが,そのことは終盤まで伏せられている。  語り手は,沙耶子が麻耶子を殺害するはずがないと言いながら,沙耶子がいかに麻耶子からひどい仕打ちを受けていたか,昔話を語り出す。麻耶子と沙耶子の祖母が,片足が切断された状態で遺体で発見されたこと,沙耶子の家庭教師だった榊が行方不明になったこと,石神という医師が行方不明になったこと,屋敷の旦那が精神を病んでしまったことなどを語る。  終盤で,語り手は,沙耶子こそが「強欲な羊」だったのではないかと言う。最後には,語り手が正体を現す。語り手は,麻耶子と沙耶子の腹違いの妹であり,語り手が,沙耶子と麻耶子に嫌がらせを行い,麻耶子と沙耶子の祖母を殺害し,榊と石神を殺害し,屋敷の旦那の精神を病ました犯人である「強欲な羊」だった。語り手は,聞き手である恭二を屋敷の座敷牢に閉じ込め,恭二の足を切断していた。最後に,語り手は恭二に言う「ねぇ,恭司様,約束してくださいね。わたくしのことを誰よりも美しく描いてくださるって。麻耶子よりも,沙耶子よりも,綺麗に…。あら,そんなことをお願いしてしまう私って,少しだけ欲張りかしら……? 〇 背徳の羊 ★★★★★  篠田には双子の子どもがいる。娘の実は父にそっくりで,娘の真は美しい母,羊子にそっくりである。家族ぐるみで親しくしている水嶋家には,夫の和馬と妻の初音と,子供の理がいる。  理は,真にそっくりだった。篠田は,初音のところに,「ご主人のそばに背徳の羊がいます。」と書かれた手紙が届いたと聞く。初音と篠田は,和馬と羊子が不倫をしているのではないかと疑う。  調査を進め,羊子がかつて和馬とつきあっていた事実や,羊子の過去の評判などを聞く。篠田は,羊子がだんだんと信じられなくなっていく。また,経営している会社の経営状況が芳しくなく,羊子の紹介で知り合った喜田川弁護士と相談し,忙しい時間を過ごしながら調査を続ける。  そんな中,初音の子である理が川に落ちる。羊子と初音が一緒にいるときに事故がおきたのだが,篠田は羊子が犯人でないかと疑う。  篠田の会社の最大の取引相手であるノギハウスが破たんし,篠田は喜田川から破産するように勧められる。篠田は羊子と和馬が不倫をしていたと考え,羊子を殺害しようとする。  最後に,理を殺害しようとしたのが初音だということが分かる。理は,体外受精により初音が生んだ子であり,卵子を提供したのが羊子だった。初音は,和馬と羊子の関係を疑い,篠田を巻き込みながら破滅していったのだ。  篠田と羊子は分かれる。最後は,羊子が喜田川と再婚し,幸せそうに過ごすシーンで終わる。  強烈な印象を残すイヤミス。ミステリ要素は少ないが,世にも奇妙な物語などで映像化したら,かなりの反響になりそうな気がする。傑作レベルの作品 〇 眠れる夜の羊 ★★★★☆  塔子は須藤文彦と婚約するが,29歳の塔子と10歳以上も年齢が離れていること,須藤が妻子持ちであったこと(すでに離婚をしている。)などが原因で,塔子の両親の反対にあい,結婚には至らなかった。須藤は,塔子の友人だった明穂と結婚する。  塔子は,須藤と結婚できなかったことから母である静子を恨む。塔子は,明穂を殺害した夢を見る。実際に明穂の遺体が発見され,塔子は夢か現実か,判断がつかなくなる。  塔子は再婚を考えている丸岡という男の娘である花(4歳)を預かる。花には,幽霊が見えるという。塔子が見ていた幽霊は明穂ではなく,塔子の母の静子だった。塔子は静子を殺害していたのだ。  明穂を殺害したのは須藤。目撃証言などで,20代くらいの男と描写されていたが,須藤は,塔子より10歳以上年下の男だったのだ。  須藤文彦の年齢の叙述トリックを巧妙に使った佳作。最後の最後でどんでん返しがある。叙述トリックがある作品は,叙述トリックがあると知らずに読みたいと改めて感じた。久しぶりに気持ちよくだまされた。★4。 〇 ストックホルムの羊 ★★★☆☆  服部まゆみの「この光と闇」のような作品。「この光と闇」を読む前に読んでいたら,評価が変わったかもしれない。「この光と闇」は,1998年の作品であり,ストックホルムの羊は,「この光と闇」を読んでから作られた可能性もあるが…。  誘拐犯人が監禁している女性をだましているという設定。読者には中世ヨーロッパの頃の作品だと誤認させる叙述トリックが仕掛けられている。「この光と闇」は,性別誤認トリックまで仕掛けられていたが,この作品はそこまでの展開はない。ただし,監禁されている女性が4人であり,新たに1人加わるという展開である。  ストックホルムの羊というタイトルは,「ストックホルム症候群」=加害者と被害者が閉鎖された空間で非日常的な体験を長い間共有し続けると,被害者が犯人に共感し,信頼や愛情を感じることがあるという事例をテーマにしているものであり,改めて読み返すと相当なイヤミス。嫌悪感まで感じてしまう。そういった意味では,この光と闇に優る部分もないではないが…この光と闇の完成度には遠く及ばない。★3どまり。相手が悪かった。 〇 生贄の羊 ★★★☆☆  「強欲な羊」,「背徳の羊」,「眠れぬ夜の羊」,「ストックホルムの羊」の4作品をつなぐという位置付けの作品。  夜の公衆トイレで,足首に手錠を掛けられ,さびた配管につながれている複数の女性が登場する。  女性のうちの1人は「あきりん」。これは,「眠れぬ夜の羊」の被害者である須藤明穂である。  別の1人は,チコと呼ばれている。これは,「背徳の羊」で登場し,かつて水島和馬とつきあっていて,行方不明になったという九鬼千砂子である。  もう一人は女子高生。この人物が何者かはここでは明かされない。  いずれも,羊目の女の羊館=「強欲な羊」の舞台となった洋館(今は廃墟になっている。)に忍び込み,羊目の女を呼ぶという都市伝説を実行していた。生贄にすると宣言した人物を殺害しないと,自分が羊目の女の生贄になるという。  九鬼千砂子は,実際は9年前に死んでいた。須藤明穂も,須藤文彦に殺害され,既に死んでいる。  女子高生は,麻里亜(ストックホルムの羊の「マリア」)。麻里亜は,大路憲人…身代わりの羊とした人物だ。この人物を殺さないと,自分が生贄になる。  最後は,麻里亜が「これから行く―」と答えるシーンで終わる。ここから「ストックホルムの羊」につながるのか…。  全体と通じた趣向を用意したかったのかもしれんないが,やや消化不良。ミステリというよりホラー。個々の作品の登場人物が登場し,別の視点から語られたり,後日談が語られたりするのは悪くないが…もう少し練ってほしかった。★3

    2
    投稿日: 2017.04.16
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    羊がキーワードとなる5編の短編集。 懐かしさを感じるようなゴシック調の物語。 どの作品も女性の厭らしさが際立つ。 ミステリとして読むと、ちょっと凝りすぎかなぁと思わなくもないのですが、雰囲気が好みで楽しめました。 最後の『生贄の羊』だけは他の作品とは感じが違く、どホラーな一編。 ホラー云々の前に、公衆トイレで手錠に繋がれるとか、別の意味で恐怖…。 汚くて気が狂いそう!!! 表紙のイラストが作品と合っていて素敵。

    0
    投稿日: 2017.01.14
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    <か弱い羊に,ご用心―> 嫌ミスホラー. 「嫌」の部分はあまり感じなかったけれど. 「眠れぬ夜の羊」と「生贄の羊」の暗く漂う空気の重さは,まさにジャパニーズホラーミステリー.

    0
    投稿日: 2016.12.14
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    羊の皮を被った狼はだれ?短編ながらも羊をキーワードに、繋がりあるストーリー展開のミステリー。耽美で時としてエロチックな世界に引き込まれます。 着信アリ、、の作家さん。あとがきは七尾与史さん。

    0
    投稿日: 2016.11.22
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    短編集で読みやすかった。 4編目までは面白かったけど、最後‼︎怖すぎる‼︎ それでも文句なしの★5!

    0
    投稿日: 2016.08.28
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    これでもかというぐらいドロッドロした話が読みたくて、本屋さんで衝動買いしてきた一冊。共通のテーマで書かれた短編5本のオムニバスで、どれも読みごたえありました。1話読み終わるたびに脳内で「世にも奇妙な物語」のテーマが流れる… 人間の汚ったない部分ばっかり延々と見せつけられたい気分になったら、オススメです。

    0
    投稿日: 2016.07.08
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    表紙がよい♪ 好みであるw ほうほう・・・こういう感じね、よいわ、よいわ♪と ホクホクと読み進める。 ストックホルム~?これはちょっとアレだけど、うん、まぁいいや。ほい次ー! ・・・やられた。「生け贄の羊」で、とどめ刺された。 マジこわかったっす・・・(☍﹏⁰)ビエーン

    0
    投稿日: 2016.06.11
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    女の怖さしたたる 五編の短編集。 一編目の 「強欲な羊」 ミステリーズ!新人賞受賞作、らしく。 のっけから、ゾクゾクの手ごたえ。 そして、二編、三編・・・。 “羊”の皮を被る女たちの登場に、 恐ろしさがどんどん折り重なって・・・ 最後話「生贄の羊」なんて、 どれよりも短いのに、 この恐怖感!このやられた感! 存分に、背筋 粟立ちまくりました。

    0
    投稿日: 2016.05.30
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    5編の短編集だがつい読み進めてしまう。読み終わった後の不快感が後を引く。強欲な羊は最後に意表を突かれる恐ろしさ。その他の短編も最後にひねりが効いていてまた読み返してしまう。ミステリー好きには是非読んでいただきたい。

    0
    投稿日: 2016.05.18
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    お勧めして頂いた本。しっとりした恐怖がとても良かった。短編それぞれが違う怖さを持ちながらも、最後に収束させて1冊の物語としてまとまっていく様が気持ち良かった。 お気に入りは「ストックホルムの羊」 完全に騙され、もう一度読み返した。この話自体の狂気が気持ち悪くもあり、とても好み。 あとがきで知ったが「着信アリ」の脚本を書いておられた方だそうで…ああ、なるほどと。今出ている他2作も読まなければ。

    0
    投稿日: 2016.03.22
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    女って、こわい。 表題作「強欲な羊」から、鳥肌が立つような女の粘っこさや狡猾さが全開でした。 一体誰が、羊の皮をかぶった狼なのか? 誰もかれもが怪しいなか、物語を読み進めるうち、まんまとミスリードにはまり、そして、まんまと騙される。 くそー!悔しい!でもすごくおもしろい!! どれもこれも見事に騙された私ですが、なかでもおもしろかったのは「ストックホルムの羊」です。 突然世界観ががらりと変わって、戸惑いながらも気になるから読み進めていく。すると、次第にこの世界自体が薄気味悪く、歪んでいることに気が付いていく。 そして「生け贄の羊」で、とどめを刺されます。 最後の最後まで、ほんと、女ってこわい。

    0
    投稿日: 2016.03.08
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    久しぶりに好みの作品に出会ったように思う。 特別考える能力に長けた探偵役(警察官や学者、記者など様々)が登場し謎を解明するのが当たり前のようにな作品が溢れる中、どこか懐かしさを感じるレトロな空気感は、ずるずると疑念の渦に引きずり込み、渦中の人物誰もが疑わしく、悍ましく思えてしまう。 よい湿度と悩ましさの中で、難解すぎず、それでいてけして単純ではない読者への挑戦は、百戦錬磨のミステリー愛好家の眼鏡に適うのではないだろうか。

    0
    投稿日: 2016.02.07
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    表紙の絵柄が気になって購入。「羊」をテーマにした短編集。まさに羊の皮を被った狼。女性の執着心、狂気がぞくぞくするほどに感じられた。サスペンス、ミステリー、ホラー。嫌な読後感が癖になりそう。

    0
    投稿日: 2016.01.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    一話目の表題作、「強欲な羊」から引き込まれました!! 沙耶子が一見強欲な羊のように見えるけれど、「わたくし」から語られる沙耶子の反応は自然で、演技しているようには思えない。犯人が麻耶子でないのは確かだから、第3者か、「わたくし」、そして「わたくし」が語っている相手か...途中から「わたくし」が怪しいのはわかっていたが、そうくるか!というラスト。終わってみると、たしかに「強欲な羊」というのがぴったりな性格でした。 一番おもしろくまんまと騙されたのは、「ストックホルムの羊」ですね。マリアの登場を引き金に王子と女たちの生活は変化を迎える。マリアは何者なのか?物語の後半から違和感を感じる描写が出てくるが、まさかそんな...冒頭から王子も王様も死んでいるというところも、違和感を感じる始まり方でした。 この短編集を通して、ふわふわとしてかわいらしいイメージとともに、思考の読めない不気味なイメージを羊に対して持ちました。悪魔の足って羊かと思いましたけど、山羊でしたね。

    0
    投稿日: 2016.01.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    美しい姉妹が暮らすとある屋敷にやってきた「わたくし」が見たのは、 対照的な性格の二人の間に起きた陰湿で邪悪な事件の数々。 年々エスカレートし、ついには妹が姉を殺害してしまうが──。 その物語を滔々と語る「わたくし」の驚きの真意とは?  圧倒的な筆力で第7回ミステリーズ!新人賞を受賞した「強欲な羊」に始まる“羊”たちの饗宴。 企みと悪意に満ちた、五編収録の連作集。 「強欲な羊」…あの姉妹がこんなことになるなんて、わたくしの話、お聞きになります? 「背徳の羊」…二卵性双生児のわが子…、娘は俺にそっくりだが、息子は…。 「眠れぬ夜の羊」…私の不眠は、あの女が戻ってきてからひどくなった…。 「ストックホルムの羊」…わたくしはこの塔に幽閉されている王子のお世話をしております…。 「生贄の羊」…気づいたら公園のトイレで監禁されている!しかも、両隣にも同じように…。

    0
    投稿日: 2015.12.26
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    サクッと、しかし、のめり込んで読むことができた久しぶりの作品。 恐怖、残酷、どんでん返し的なストーリー性は私好み。綾辻行人氏の本を読んでいた頃のことを、ふと思い出した。

    0
    投稿日: 2015.12.05
  • 軽く読めるサスペンス寄りミステリー

    登場人物少なめの、シンプルで読みやすい短編小説だった。ジャンルとしてはミステリーに分類できると思うが、サスペンス寄りで推理的な要素は少なく、最終話はホラー寄り。 シンプルで読みやすい文章なため、先の展開がある程度わかってしまうが、各話落ちは一捻りあるので、予想通り過ぎてがっかりという事はない。 軽く読める良作だと思う。

    0
    投稿日: 2015.09.17
  • 女って怖い・・・

    全5話の短篇集。羊というキーワードで繋がるそれぞれの話は独立したモノだと思っていましたが、最終話で全てが繋がる仕掛けになっており連作だったことがわかります。なので短篇集だからといって最終話から読まない方がよいでしょう。 本作の登場人物は主人公を含めた女性のほぼ全員が曲者揃い。しかもすべて恋愛絡みで暗い情念を燃やしエグイ事を行ってしまうので読んでるこちらも決して気持ち良くはないのですが、二転三転する構成や話の流れが上手く結末が知りたくてグイグイ読ませます。最後がスッキリしないものが多いので「イヤミス」にカテゴライズされているようですが、私的にはホラー風味のミステリーがしっくり来ました。 しかし、この本読むと女性って怖いなと思ってしまう・・・・。

    7
    投稿日: 2015.09.09
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    はじめて読む作家さん。 全く知らない作家さんだが、書店で表紙絵が目にとまり購入。 羊に絡ませた五編の物語。 強欲な羊 姉妹の争いの果てに起こった悲劇を粘つく筆致で描く、第七回ミステリーズ!新人賞受賞作。 背徳の羊 自分の息子と友人の息子は瓜二つ。疑心に揺れ動く男と狡猾な女、秀逸な対比。 眠れぬ夜の羊 幼なじみが公園で殺害された。彼女は私の婚約者を奪った憎い憎い女。 ストックホルムの羊 城で王子に尽くす四人の女の暮らしは、一人の若い女の登場で脆くも崩れ去った。 生け贄の羊 深夜目覚めるとそこは公園の公衆トイレ。“羊"たちを巡る四つの物語はここに…。 ~帯の紹介文から引用~ ドラマや映画のシナリオを手がける作家さんらしく、どの作品も映像化したら面白く仕上がりそうだった。 羊ということから連想されるように、どの作品も女性を描いている。 少し怖く嫌な気分になるという、最近増えたイヤミスに分類される作品。 物語の展開に特別意外性もなく、書き方にも新しさは無いが、全体としては面白く、軽く読めるようにまとまっている。 長編などがあったら、また読んでみたいと思う。

    0
    投稿日: 2015.09.04
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    美しい姉妹が暮らすとある屋敷にやってきた「わたくし」が見たのは、対照的な性格の二人の間に起きた陰湿で邪悪な事件の数々。年々エスカレートし、ついには妹が姉を殺害してしまうが──。その物語を滔々と語る「わたくし」の驚きの真意とは? 圧倒的な筆力で第7回ミステリーズ!新人賞を受賞した「強欲な羊」に始まる“羊”たちの饗宴。企みと悪意に満ちた、五編収録の連作集。解説=七尾与史

    0
    投稿日: 2015.08.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    レビューを読んだら、すでに何人かの方が指摘されているが、『ストックホルムの羊』は私もレビューを書いたことのある故人の作品のプロットがほとんどそのまま使われている。 あのトリックを聞いたことも無いということは考えにくいので、流用したんだろうなぁとは思います。 しかし、表題作のような作品に惹かれる人間はあの作品を読んでいる人もかなりかぶっているとは思うので、これらの指摘は彼女も覚悟していることでしょう。 そして、一番重要で重大なトリックは使われていません。 そして使用されている二つのトリックは故人以外も使っている方は大勢います。 なのに、想起してしまうのは作者が敢えて似せようとしているからでしょう。 本家では、この物語は喪失の美しさで終わっていました。 けれど、行われたことの残酷さや根底にある歪なエゴイズムは同じです。 思うに、美輪和音氏は本家を読んだとき、あのラストに腹がたったんじゃないかと、だから同じようにすすめながらあの世界を作った男の卑小さを糾弾したのではないかと。 全体的にまとまりのいい小説でしたが、『生贄の羊』があることで、小説全体がひきしまったように感じます。 『背徳の羊』がいちばんイヤミスでした。

    0
    投稿日: 2015.08.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    どれもゾッとする、「羊」がキーワードの5つの短篇集。 ホラーではないけど、狂人ばかりで本当に怖かったです。 予想を裏切る展開の連続もよいですが、なんとも言えない読後感。

    0
    投稿日: 2015.08.12
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    ゴシックスリラー、サスペンス、ミステリー、あらゆるジャンルで羊は飼われ殺され眠らされる。 終盤の暗転具合がとても面白い。 最終的にはミステリーとして成立している。 ラストのまとめ、は個人的にはなくてもよかったかな。 ところでわたしは一番狼なあの女(羊)が怖ろしい。

    0
    投稿日: 2015.08.09
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    みんな、気味が良いくらいに気が狂ってる。 落ちは何となく分かるけど、どれも気持ち良いくらいに最悪の結末。 短編なのでサクサク読めて良い。

    0
    投稿日: 2015.08.05
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    「羊の皮をかぶった狼」=したたかな女たちの物語。ミステリーとしての驚きはそれほど感じなかったが、ねちっこく陰惨な筆致はけっこう癖になりそう。

    0
    投稿日: 2015.07.21
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    「羊」をテーマにした、5つの短編が収められています。 どの短編も、私好みの、ミステリとホラーが融合したテイストで、一気に読みました。 最後に、すべてが一つに繋がる仕掛けも、面白かったです。

    0
    投稿日: 2015.07.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    第7回ミステリーズ!新人賞受賞作。 『羊』をテーマにした連作短編だが、創元の新人からイメージされる本格系ではない。サスペンス寄りだがホラーの要素も強く、『イヤミスの新女王』という版元の惹句にはちょっと疑問を感じる。 表題作でもある『強欲な羊』はサイコサスペンス、『背徳の羊』『眠れぬ夜の羊』は社会派サスペンス、『ストックホルムの羊』は、本書の中では一番本格寄り、そして最後の『生贄の羊』はパニックホラーの要素が強いと感じた。 やや気になるのは『ストックホルムの羊』のオチが、ある既存の作品を強く連想してしまったところだが、『強欲な羊』の語り手が徐々に壊れて行く描写は良かった。 巻末の解説によると、著者はホラー映画の脚本でキャリアがある人物とのこと。ホラー的な描写の方が上手いと感じられたのはそのせいだろう。どちらかというとミステリよりホラー方向で活躍して欲しいタイプだと思った。

    0
    投稿日: 2015.07.18