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改貌屋 天才美容外科医・柊貴之の事件カルテ
改貌屋 天才美容外科医・柊貴之の事件カルテ
知念実希人/幻冬舎
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総合評価

25件)
3.9
5
10
7
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    どんでん返しに次ぐどんでん返し。最後の方はなかなかついていけず、何度も前に戻って確かめるからもう少しで読み終わる状況になってから実際に読み終わるまでとても時間がかかりました。 これはちょっと続編無さそうな感じだな。これにて完結。 しかし、知念実希人さんは現役のお医者様なのにこんだけたくさんのアイデアを実際に次々と本にできるって、どんだけ凄いんだろう。 出てくる登場人物はみなスーパーマンなんだけど、いちばんは知念さんだと思います。

    8
    投稿日: 2025.01.05
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    どんでん返しからのどんでん返し!って感じ。面白かった。みんな色んなことを抱えているし、それは全て表に見えているとは限らない。

    0
    投稿日: 2024.09.01
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    面接にいった美容整形の医者は ものすごくがめつかった。 大概の人は、お金大好きw なので別段…と思ったら 別方向であれな感じでした。 はっきりしているので、いいのかとw みっつの仕事と、ひとつの事件。 最後にいくための登場人物達? と思わずにいられない きれいな風呂敷包でした。 余すところなく、きれいな状態。 しかし、すごい計画でした。 承諾させるのにも、ものすごい信頼を築くものです。 そう考えると…恐ろしい存在でした。

    0
    投稿日: 2024.05.08
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    麻酔科医の明日香が紹介された勤務先は、美容外科クリニック。腕は確かだが、法外な請求をする外科医の柊に、明日香は辟易するも、形成手術を施された人たちのその後に触れることで、美容整形に対する考え方も変わっていく。そんな中、過去の未解決の殺人事件の犯人と外科医に関係があることが発覚し、殺人犯に狙われるクリニック。犯人はどこに潜伏していたのか、柊は一体何を隠しているのか。 最後は、どうしてももやる部分もあるものの、ハピエンで良かった。

    0
    投稿日: 2024.04.10
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    「妻の顔を、死んだ前妻の顔に変えてほしい」。金さえ積めばどんな手術でも引き受ける天才美容外科医・柊貴之に舞い込んだ奇妙な依頼。麻酔科医の明日香は反発を覚えるが、彼の完璧な手技に圧倒されてしまう。さらに四年前に起こった連続殺人事件に柊が関係していると知り、明日香は不信を深めるのだが――。現役医師作家が放つ、新感覚医療ミステリ。 途中こんがらがったが・・・陽気で身勝手な彼が悪い彼じゃなくてよかった。

    4
    投稿日: 2023.08.14
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    久々のイッキ読みでした。 舞台は美容形成外科の世界。 個性的な登場人物ばかりで面白かったですね。 そして意外性のある展開でした。 是非読んでみて下さいね。

    15
    投稿日: 2023.07.18
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    天才美容外科医 柊貴之。何故か今までの主役と違う。あまり好きになれないなぁと思っていたが、そのうちそんなに悪くないかな?キザで自慢ばかりだけど、結構良いかもと。ところが、意外な方向に。 一寸スッキリしない思いも残るが、こういうストーリーがあっても良い。

    0
    投稿日: 2022.03.14
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    とんでもない要求の手術でも引き受けるが、大金を要求する上に、治療者本人なりの美意識を求めるという、ちょっとめんどくさいが、軽薄で、一見悪徳ぽい形成外科医の柊貴之。そこの新しい麻酔医として雇われた大学院生の明日香は、いろいろ反発しながらも、その凄腕と、結局は患者が幸せになっていくのに納得させられてしまう。ところが、4年前世間を騒がせた連続殺人事件の犯人と柊がどうも関係していることが分かってきて、事態は急展開する。最後のどんでん返しは、鮮やかすぎてあざといかな。女房にこの小説のことを話したら、ちょっとブラックジャックぽいねと言われた。まあ、ちょいと似てるかな。

    43
    投稿日: 2021.10.26
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    金さえ積めばどんな手術でも引き受ける天才美容外科医柊貴之。そのクリニックに麻酔科医としてバイトに入ることになった明日香視点で話は進みます。そんなクリニックだから患者は一癖も二癖もある人物ばかり。事件も起きるし柊には何やら隠された過去があるようだし…というわけで引きこまれてぐいぐい読み進めました。とても読みやすかったしそれぞれの話もラストも綺麗に繋がってまとまっていてとても良かったです。ミステリとしての伏線や回収を楽しめただけでなく、美容外科や麻酔科についても興味深いことがいっぱいでした。

    1
    投稿日: 2019.06.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    【あらすじ】 「妻の顔を、死んだ前妻の顔に変えてほしい」。金さえ積めばどんな手術でも引き受ける天才美容外科医・柊貴之に舞い込んだ奇妙な依頼。麻酔科医の明日香は反発を覚えるが、彼の完璧な手技に圧倒されてしまう。さらに四年前に起こった連続殺人事件に柊が関係していると知り、明日香は不信を深めるのだが―。現役医師作家が放つ、新感覚医療ミステリ。 【感想】

    1
    投稿日: 2017.08.10
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    ブラックジャックへのオマージュとも取れる主題が通底しており,できればそれを明示する題名にしても良かったのではないか.明らかに表層的に過ぎ,軽薄なイメージしか持たないが,いやいやどうして形成外科への問を確かに突きつけているし,うまく布石を回収して物語としてもまとまり,確かな読後感を味わえる.

    2
    投稿日: 2016.10.27
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    世界最高峰の腕を持ち、法外な値段を要求する美容形成外科医の柊先生。そのクリニックで働くことになった新人麻酔医の目を通して、美容形成外科に来る一風変わった患者さんや、柊先生の施術に纏わるあれやこれやが語られる。 その中で、柊先生には四年前のとある事件との関連性が見え隠れし… 美容形成外科、に関する倫理的な部分も含めての踏み込みが、ブラックジャック先生のように賛否両論あれど美学を持って、濃いキャラとして君臨する「柊先生像」を浮き彫りにして物語に良い深みを出している。 重大な話に繋がる会話や電話の場面での描かれ方がもう少しすんなり行くと読み易いのかなあ、なんて思いつつも、仕掛けられていることにすら気がつかなかった叙述トリックはお見事、だった。

    2
    投稿日: 2016.10.07
  • 腕は[大門未知子]、報酬は[神原晶]級のスーパードクター!

    ナルシスト、自信家、金まみれなど絶対に友達にしたくない天才美容外科医[柊貴之]。 アラサー・彼氏なし・地方出身田舎娘の麻酔科医[朝霧明日香]が織りなすエンタメ小説です。 書籍説明にこの本は「医療ミステリー」と書かれていますが、 『白い巨塔』のような派閥争いも『チームバチスタの栄光』のような高度な医療知識もいらないので気軽に読めます。 話は全部で3つのパートからなり、最初の2つは柊と明日香の会話の楽しさもさることながら、柊の闇医者?ぶりが中心になります。 最後の3パート目が真打! 世間を震撼させた四年前の連続殺人事件、それに関わったとされる柊。 そして暴かれる柊貴之の正体! 本当の顔を変えてしまう美容外科らしく最後まで“彼ら”の正体に気付きませんでした・・・。 最後のパートはスピーディーな場面展開にイッキ読み確実!

    6
    投稿日: 2016.08.01
  • 性格に難ありな、天才美容外科医。

    天才美容外科医・柊貴之は、自他共に認める超一流。ただし性格には難あり。金さえ積めば、どんな手術でも引き受ける彼の元には、幾つもの厄介な依頼が舞い込んでくる。物語は、柊と、新しく雇った麻酔科医・朝霧明日香との掛け合いで進んでいき、やがて四年前に起きた連続殺人事件との関わりが見えてくる…。幕間で感じていた違和感は、成る程ラストでスッキリ。あの展開は面白かったけれど、登場キャラの名前があからさま過ぎでニヤニヤしてしまった。俗物で軽薄…なのは、柊先生の仮面の1つかな。読了感も良く、満足。面白かったです。

    6
    投稿日: 2016.07.05
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    201606/多少展開読めてしまう部分もあったけど、面白かった!個々の施術エピソードが最後にうまく繋がるのも見事。その人生でいいのか?と思ってしまうとこはあるけど…。表紙の絵柄で敬遠する人もいそうで、そこは勿体無い。

    1
    投稿日: 2016.06.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「天久鷹央」シリーズ、「神酒クリニック」と同じ作者の作品。話としては面白かったのだが、柊クリニックに来る患者の話で全編まとめても面白かったのではないか。最後の柊貴之と神楽誠一郎の正体には驚かされたけれど、その部分はちょっと余分かなという気もしないでもない。2作目があるのなら天才美容外科医柊貴之としての「外科医の腕前」と問題解決に対しての「行動」を期待して読みたいと思う。

    1
    投稿日: 2016.05.20
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    今回の主人公は天才的美容整形外科。ミステリとしてもきっちり成立しているし、ストーリーや登場人物のキャラにも全く文句は無いのですけど、この表紙はいただけないなぁ。なんでこんなラノベチックにしちゃうんでしょ?

    2
    投稿日: 2016.02.03
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    金さえ積めばどんな手術でも受け入れる、天才美容外科医の柊貴之が主人公。彼に舞い込む奇妙な手術依頼に関する事件簿とともに、柊自身の過去に関係する重大事件も絡まってくる。 美容外科医療に関する話も面白かったが、過去の連続殺人事件の真相もなかなか。プロローグと幕間によって、見事にミスリードされる。終盤は何となく真相の見当がつきながらもハラハラドキドキ。伏線がキレイに繋がって、ミステリとしても満足。 続編は出来るかな?柊の華麗な手技をまた読みたい。

    2
    投稿日: 2015.12.16
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    わりとしっかりミステリー。 いくつか独立した感じの話があって、それぞれ関係ないかと思いきや最後にその登場人物が活かされるのはすごく好きなやつ。 柊先生も朝霧先生も信念があって、「プロ」ってかっこいいなって思いました。 柊先生がリーガルハイの古美門先生っぽかった。

    1
    投稿日: 2015.11.12
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    明日香が新たに勤めることになったクリニックの医師は、手術のテクニックは完璧だが、大金と自分の独特の美学でどんな手術でも引き受けてしまう美容外科医だった。何度か手術を間近で見るうちに最初の反発は薄れていったが、彼が四年前の連続殺人事件に関係があると知って… 全体的にコミカルで軽いが、後半から過去の事件も絡んで謎が深まるので面白い。手術の描写は想像するとグロいけど。

    1
    投稿日: 2015.09.18
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    【収録作品】第一章 芸術を刻む外科医/第二章 仁義なきオペ/第三章 虚像の破壊/第四章 二枚のペルソナ

    0
    投稿日: 2015.08.05
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    緊張感あふれるプロローグで幕を開け、すぐに一転、麻酔科医の朝霧明日香と主人公の柊貴之の初対面シーンのコミカルなやりとりに巻き込まれ、すすーっと物語の中に引き込まれていきます。 以前に同じく知念実希人さんが書かれたシリーズの登場人物「天久鷹央」のことを、「内科女医版ブラックジャック」と評したことがありましたが、本作の柊貴之こそ、まさにブラックジャックそのもののキャラクターです。 タイトルどおりの「天才(美容)外科医」であり、保険の効かない自由診療の世界で、一癖も二癖もあるワケあり患者たちから多額の報酬を受けて、その腕を振るいます。 ただストレートには表さないものの、自身の患者をはじめ、他者への思いやりや愛情が時折見受けられるのが、憎めないところです。 後半は、コミカルな風味を残しつつも、過去の事件との対峙というシリアスな展開に、手に汗を握ること請け合いです。 読みやすさと読み応えを共に備えた、新たな医療ミステリーの誕生です。

    1
    投稿日: 2015.07.26
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    ストーリーの展開はテンポよくて、楽しめる。 登場人物、もう少し魅力的に掘り下げて欲しい…柊先生、特に!

    1
    投稿日: 2015.07.04
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    感想はブログでどうぞ http://takotakora.at.webry.info/201505/article_6.html

    0
    投稿日: 2015.05.22
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    ラノベチックな表紙のイラストとは対照的なハードな医療ミステリーだった。終盤の頭の中が混乱するような展開がスリリングであり、非常に面白く、柊貴之が執刀した美容外科手術の優しいエピソードも良かった。 金さえ積めば、いかなる美容外科手術も行う、まるでブラックジャックのような柊貴之。そんな柊のクリニックで働くことになる麻酔科医の朝霧明日香。物語は、柊よりも明日香の視点で描かれる。幕間に描かれる連続殺人鬼と思しき人物の視点での描写…果たして… 『天久鷹央の推理カルテ』よりも、『誰がための刃 レゾンデートル』の系統の作品。

    2
    投稿日: 2015.05.17