
総合評価
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powered by ブクログ海外出張の飛行機で読んだ。 サラリーマンとして生きつつも、裏切られた銀行という組織に倍返しする様は気持ちいい。
1投稿日: 2026.01.10
powered by ブクログなんだかんだで池井戸節。 リアルな銀行の雰囲気とスリル、人間模様が最高に面白い。読み始めたら止まらなくなります。少しだけ、半沢直樹の香りがするかと思いきやー。
0投稿日: 2025.10.25
powered by ブクログ池井戸潤の世界によくいる正義感を貫く銀行員、本作の主人公・蓮沼もその一人。銀行という世界では決してきれいごとだけでは成り立たないが、だからこそ「自分は何のために働いているのか」と問う彼の姿には共感する部分が多かった。 麻耶のように、身体の相性と価値観が合う同僚の存在は働くうえでの救いになるなぁ、と。(ガッツリ不倫だが) ストーリーは毎度、水戸黄門のように最終的には悪が成敗され、読後感はすっきりと心地よい。 しかしそこに至るまでの、蓮沼の不器用で苦しい立ち回りには胸が締めつけられた。
5投稿日: 2025.10.05
powered by ブクログ現場銀行員による腐敗幹部との誇り高き闘い!リアリティーあふれる長編銀行ミステリー。 「負け組」と言われる東京第一銀行の副支店長・蓮沼鶏二は、締め付けを図る本部と、不況に苦しむ取引先や現場行員との板挟みに遭っていた。一方、バブル期の経営責任もとらず、公的資金に頼りながら、なおも会長として院政を敷く元頭取を陥れようと策謀を巡らすリストラに遭った行員。その攻防から銀行ぐるみの不正の匂いをかぎつけた副支店長は、組織に反旗を翻す。攻守ところを変えるスリリングなドラマから現代サラリーマン社会の構造的欠陥を浮き彫りにする。
5投稿日: 2025.09.26
powered by ブクログ『ルーズヴェルトゲーム』の次に読み、こちらはより硬派な印象を受けた。また、ミステリ色も強い。 抑圧を受けるシーンが長く感じられ、その割りにはカタルシスが思ったよりも小さく感じられてしまった。 『ルーズヴェルトゲーム』の後だから余計にそう感じちゃったのかもなぁと思いつつ、主観としてはこの評価です。
0投稿日: 2025.07.26
powered by ブクログちょっと最初は小難しくなかなか頭に入りずらかったけど、後半になるにつれてどんどんハマっていく。最後はさすが!と思う読後。腐った上司や権力を握る人が多いのでかなり腹が立つ。昭和時代のバブル前のイケイケドンドン時代にはこんな輩が多かったんだろうなと思う。家庭崩壊は残念だけど夫は出世して稼いでくるのが当たり前という女性も多かったんだろうな。いろんな皮肉が出ている作品でした。
1投稿日: 2025.07.17
powered by ブクログとりあえず池井戸潤一気読み最後はこれ。 これまた銀行の腐敗を描いた長編。 M資金を裏題材に、高卒で入行したが大卒にキャリアを潰されて恨んでいる塔山と、大卒だけど本流からは外れた蓮沼は立場の違いから距離をとっていたが、やがて銀行腐敗の原因を作った会長久遠をともに追い詰めていく話。一つひとつことが明らかになるたびに銀行の世間離れした感覚や矛盾を、コテンパンにディスっていく…この人ほんまに銀行嫌いなんやな…ハハハ…。最後は胸のすく終わり方でスッキリ。全部が本当ではないだろうけど、銀行の業務や仕組みが具体的で興味深く面白い! 最終退行とは、その日一番最後に銀行を出ることを言うらしい。へぇー。 なんだかんだ好きなんだな私、池井戸潤の小説…。
1投稿日: 2025.05.23
powered by ブクログ2025年5月4日㈰読了。 2007年5月が初版ということですが、ひと昔前の銀行の話として捉えました。 程度の差はあれ、バブル崩壊後もここに描かれているような「魂」のある銀行員は実在していましたが、そのような銀行員の方々の尽力により、今では銀行員の価値観は良い意味でかなり多様化した時代になったと思います。
1投稿日: 2025.05.04
powered by ブクログ副支店長という上からも下からもストレスがかかるポジションのしんもさがよく分かりました。蓮沼は世間一般から見れば、決して褒められる生き方ではありませんが、彼の気持ちは理解出来ました.ただ、世の男たちはそこまで思い切ることはなかなか出来ないだろうなあとも同時に感じました。
1投稿日: 2024.11.24
powered by ブクログページ数 505P / 読了時間 4時間 銀行と宝探し。物語の舞台は東京第一銀行羽田支店。 本部と支店、上司と部下、妻と不倫相手… 一癖も二癖もある登場人物が主人公を翻弄していく。 スリリングな展開に胸が躍る1冊です。
1投稿日: 2024.07.16
powered by ブクログ蓮沼副支店長は、銀行の慣習にならい 業務を忠実にこなしてきたが、 部下に対する銀行ならではの成功は上司、失敗は部下みたいな政治事情により虐げられていた。 担当していた会社社長の自死により 人としての気持ちが大きくなり銀行を変えて行く物語であった。 池井戸潤作品では古い方で、 これから今のようなエンターテイメント作品が 生まれるのかと思う作品でした。
1投稿日: 2024.06.22
powered by ブクログAmazonオーディブルで聴いた。 わりと面白かったけど、支店長がムカついたなぁ。 池井戸作品にたまにこういうムカつくタイプ出てくるよね。 主人公の不倫は物語的に必要なことだったのだろうか。 あんまり意味がなかったような…。
3投稿日: 2024.04.25
powered by ブクログ池井戸さんの作品らしく、最後までドキドキしっぱなしであった。さらに、現実離れしている場面が少しあり、読み終えるまで飽きなかった。
0投稿日: 2023.12.30
powered by ブクログ「負け組」と言われる東京第一銀行の副支店長・蓮沼鶏二は、締め付けを図る本部と、不況に苦しむ取引先や現場行員との板挟みに遭っていた。一方、バブル期の経営責任もとらず、公的資金に頼りながら、なおも会長として院政を敷く元頭取を陥れようと策謀を巡らすリストラに遭った行員。その攻防から銀行ぐるみの不正の匂いをかぎつけた副支店長は、組織に反旗を翻す。攻守ところを変えるスリリングなドラマから現代サラリーマン社会の構造的欠陥を浮き彫りにする。 最後すっきり! しかし、不倫はいかんわ。
3投稿日: 2023.09.21
powered by ブクログ損得よりも自分の正義や信念を貫くことの 格好良さが感じられる作品。 宝探しのロマンが散りばめられていて わくわく感も感じられる!
1投稿日: 2023.05.03
powered by ブクログ銀行員の戦いと葛藤の話。 あと夫婦関係、不倫の話も。 男性社会の足の引っ張り合いについて、心理描写が細かく書かれている。 悪の設定が、あくまでも小説という感じがして、生身の人間関係の詳細さに比べて大雑把な感じを受けた。
0投稿日: 2022.09.06
powered by ブクログ終戦間際に敗色濃厚な日本軍が再興を期して東京湾に何兆円にもなる財宝を沈めた、いわゆる「M資金」伝説を素材に不遇の銀行マンが悪事に立ち向かう金融勧善懲悪物語。 都銀でも「負け組」に陥った東京第一銀行。その羽田支店副支店長・蓮沼鶏二が主人公。彼は融資課長を兼務し、いつも遅くまで残り最終退行が常だった。上司の谷支店長は自らの出世にこだわり、部下をいたわらない男。能力のある蓮沼を認めようとせず、無責任な態度で蓮沼に負担を覆い被せる。 蓮沼はある時、東京海洋開発という見慣れない会社に多額の融資をする稟議書を発見、不審感を抱く。 東京海洋開発はM資金に絡めて金を稼ごうとする新川という男が営む小さな調査会社で東京第一銀行の久遠会長に詐欺を仕掛けようとする。 一方、頭取時代のバブル期に放漫経営を重ねた責任も取らず会長として院政を敷き、なおも私腹を肥やす久遠はM資金詐欺を逆手に取り、裏金のマネーロンダリングを企てていた。 蓮沼は本部の「リバイバル・プラン」に基づき取引先の中小企業・田宮金属工業からの強行な貸し剥がしを命ぜられる。苦悩する蓮沼に代わり3億円を返済させた谷支店長は「融資予約」という禁じ手を取りながらそれを果たさず田宮社長を自殺に追い込む。しかも、その責任を蓮沼に取らせる。 蓮沼は家庭でも妻から冷たく扱われ破れかぶれになりながら、元部下で銀行の体質に見切りをつけ東京海洋開発に入れ込む塔山に気持ちの上で通ずるものを感じる。 久遠会長の不正に反旗を翻し、なんとしても裏金の存在を実証しようという蓮沼の執念は塔山の協力を得て最終的にM資金に繋がる久遠のマネーロンダリング暴きへと向かっていく。 逆境を乗り越え、不屈の闘志で好き放題な振る舞いをする権力者に逆襲するという池井戸氏お得意のパターンとわかりつつ、のめり込んでしまう作品である。
0投稿日: 2022.03.05
powered by ブクログ古い池井戸作品を読んでみました。 専門的な言葉も多かったのですが、読みやすく一気に読み終えました。
0投稿日: 2022.02.15
powered by ブクログストーリーとしては、一介の銀行員が、経営トップの不正を暴き追い落とすという意味で、半沢直樹に先行する作品。会長に君臨する久遠は、さながらSMBCで帝王と呼ばれた磯田一郎会長のイトマン事件を彷彿させる。
0投稿日: 2021.09.16
powered by ブクログ半沢直樹シリーズの前身といっていい本作。起承転結を池井戸潤イズムで駆け抜けて軽快なテンポが読みやすい。序盤でヘイトを貯めて終盤でひっくり返してすべてを吐き出すパターンはこの頃から健在。やっぱり池井戸潤の作品はこうじゃなくちゃ面白くないとうなりました。
1投稿日: 2021.08.24
powered by ブクログいやー、、、面白い、面白い。 本当に池井戸潤さんの小説は、時間泥棒。あっという間に引き込まれて、離れられなくなる。 真面目に働く主人公が、企業論理に嫌気がさし反旗を翻して自らの信念を貫き通す。主人公も決して正義面した四角四面の性格ではなく、清濁併せ呑む一面を持つところが、池井戸潤さんの小説に魅入られるポイントなんだろうなぁ。
0投稿日: 2021.06.22
powered by ブクログ●主人公が、銀行を業績悪化に追い込んでも、なお責任を取らずに私腹を肥やそうとする会長を糾弾する物語です。 ●最終退行とは、一番最後に銀行を退社するという意味だそうです。主人公が毎日遅くまで残業し、最終退行の常連で、業務をこなし、頑張ったということでしょうか。物語は、会長が役員会で糾弾されるというエンドです。しかし、主人公は不倫したり、妻も不倫したりで今一つ迫力に欠ける小説でした。 ●但し、書中には共鳴出きる事が書かれています。①組織の論理を振りかざす奴に限って、自らはそのルールを軽視して、好き放題をやっている ②高給批判も公的資金注入も、結局のところ「俺達はエリートだ」という鼻持ちならない選民思想のもと正当化されている ③エリート意識を全面に押し出し、取引先中小企業に支えられているのではなく俺達が支えてやっているのだという驕り ・・等、です。 ●会社勤めの経験から、思い当たる節もあります。私が勤務した会社では、社長が事ある事に、行動基準は「世のため、人のため」でなければならないといつも言っていました。小説の中と割り切ればそれまでですが、この機会に襟を正したいものです。
23投稿日: 2021.06.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
松本清張の砂の器はハンセン氏病に対する差別意識を犯行の背景とし、水上勉の飢餓海峡は一度交わっただけの娼婦に借金を清算させるべく大金を渡して姿を消す殺人犯を描いた 著者が平成不況における日本型金融システムの崩壊を不在喪失して選んだのは、前職が丘三菱銀行のエリート行員であったとは言え慧眼であった 企業は信頼する企業間で相互に株主を持ち合い、乗っ取りに備えた。そのせいで企業経営は株主の支配を逃れる事となり、経営不振の責任も株主から追求されなくなる 銀行は、「金を貸すことのは時間を貸す事」を理念とし、成長分野を選び出して長期にわたり企業を支えた
0投稿日: 2021.04.28
powered by ブクログ前半から中盤にかけては、池井戸潤さんらしいスーッと入ってくる文章表現により楽しく読み進めたが、後半にかけては、あれっ…という感じで、ちょっと尻すぼみ感が拭えなかった。 オチが強引な気がしたし、その以前に仕掛け自体に少々ムリがあったかも。 あと、池井戸潤さんには珍しく、濡れ場がちょこちょこ出てきたり、主人公の家庭が荒れていたりで、らしくなささが私にはあまりはまらなかった。
0投稿日: 2021.02.22
powered by ブクログ後半がファンタジー。上手くいきすぎ。 序章の船にいた四人のうちの1人が誰か分からなかった。 でも、池井戸作品のカタルシスは、ある。
2投稿日: 2020.11.01
powered by ブクログ半沢直樹が終わった今。 もう、ぜひこれもどうにか映像化してくれないだろうか。 楽しみに楽しみに待ってます。どうかこれを映像化してください。興奮する。絶対。絶対興奮する。 そうだなー主役はー誰がいいかなぁ。半沢直樹のイメージ強すぎるから同じ俳優は使いまわせないなぁ。と考えてしまうくらい映像で見たい。 面白い。もう、半分くらいまで落として落として落として立ち上がれないくらい落としておいての反撃。 たまらん!!!!!たまらん!!!!!! あーたまらん。家事も手につかん!!!!!! 勉強なんて!もっての他だよ!池井戸潤の誘惑に勝てるものがあれば教えて欲しいわよ!!!!!! そんな一冊です。読んでない方、急ぎ読まれるのをお勧めします。
0投稿日: 2020.10.30
powered by ブクログ銀行を舞台にしたミステリー。舞台は、負け組であり不良債権を抱え、権威主義で腐りきっている東京第一銀行。主人公は副支店長蓮沼。 稟議のたらい回し、貸し剥がしなど、バブル末期のリアルな状況が面白い。
0投稿日: 2020.09.22
powered by ブクログ「海に眠る金塊」をテーマに、組織の不正を暴いていくストーリー。 主人公・蓮沼は、都市銀行の副支店長であり、妻子持ちの男である。ある日蓮沼は、ある会社への融資返済の依頼に行き、断られる。その結果を受け、支店長・谷は禁止されている融資予約を口実に無理やり返済させ、その会社を倒産させる。倒産した会社の社長は自殺した。 この件が問題になったとき、支店長・谷は責任を逃れるために本部に根回しをし、全責任を蓮沼に押し付ける。 蓮沼は、同時期に浮気が妻に知られ、仕事面だけでなく家庭面でもどん底に落ちる。 そこから蓮沼は、不正だらけの組織に反旗を翻し、社内の不正を暴くことに専念する。 蓮沼は次々に手がかりを集め、不正を暴いていく。 少し内容が難しいが、おもしろいストーリーで読んでいて楽しかった。 どの事象にも双方の思惑が垣間見え、どちらの策が功を奏すのか、とても入り込んでしまう作品。
1投稿日: 2020.09.11
powered by ブクログ本の雑誌「この作家の10冊」よりM資金を扱ってるということで、コンゲーム的な内容を期待して読んだ。M資金絡みではあるが、主題は弱い者いじめで私服を肥やす銀行首脳陣への怨みを晴らす正義派副支店長のリベンジ物語。 それにしても相変わらずの物語運びの上手さと人物造形(類型的ではあるが…)で安心して読み進められる。もうちょっとスカッとしたかったな。3.8
0投稿日: 2020.08.02
powered by ブクログ終わり良ければすべて良し! 話の運びだけでいうとそんな感じ。 しかし読み応えは十分だった! 中盤まで誰が主人公かわからない設定に翻弄されながら読み進めていた。 はじめ蓮沼が主人公と分かった時は、不倫はするし、取引先の融資に消極的な姿勢であまり魅力的だとは思わなかった。 しかし蓮沼が銀行人生を投げ打って、会長の不正を暴くべく危険にさらされながら奮闘する姿には心打たれてつい応援していた。 巨悪を倒してハッピーエンドを迎えられたのが良かった。 いろいろな人生があって、みなクリーンなわけではないけれど、ふと見せる人間味のある行動や感情はついつい共感してしまう。
5投稿日: 2020.04.08
powered by ブクログ池井戸潤を続けて読みたくなって2004年頃の発刊の作品ですが、つい買ってしまいました。 大手都市銀行で副支店長を務める蓮沼鶏二40歳が主人公。ずっと地道に銀行員として勤めてきたが、取引先への貸し剝がしによる取引先社長の自殺への無慈悲な対応に遂に銀行に叛旗を翻す。同時に同銀行の会長と融資ゼネコン社長との癒着による裏金贈収賄疑惑が絡む。 自分を陥れた支店長への反撃は会長への攻撃も含んで痛快な結末を迎える。そして25年前のM資金絡みの詐欺事件がどう絡んで来るのか、これも予想外の展開で興味をそそる。 最近の池井戸潤小説の巨大悪への挑戦・勝利のパターンに比べると叩きのめす度合いがちよっと物足りない気もするが、それでもやっぱり勧善懲悪の結末は痛快である。
3投稿日: 2019.09.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
銀行を舞台にした一人の行員と銀行会長の不正を暴く戦い。 M資金を探し当てようとするトレジャーハンターが、この会長に罠を仕掛け詐欺を働こうとするが、会長側はこれを逆手にとって不正な金をマネーロンダリングしようとたくらむ。 一方主人公である一行員は支店の副支店長という立場で働いているのだが、融資先から融資を回収するようにと達せられその通達に違和感を覚え、なんとか回収をしないで済むように頑張るが、支店長の強引かつ規則違反な取立てで貸しはがされた融資先の社長は自殺に追い込まれてしまう。 この支店長に対し遺族側が裁判を起こす。 並行して主人公は会長の不正に気付き、このトレジャーハンターと組んで不正を暴いていく。 裁判も切り札を用意し遺族側の味方に立ち、この支店長の嘘を暴く。 池井戸作品らしく、最初は負けているが最後は総会に大逆転するパターンが健在の作品であった。
0投稿日: 2019.09.18
powered by ブクログ2012/12/20M資金やら面白いけど今回の主人公には嫌悪感あり。それが最後ハッピーに終わる展開にも。
0投稿日: 2019.09.01
powered by ブクログ面白かった 銀行ミステリー+勧善懲悪の鉄板ストーリ! 今回はM資金が絡む展開です。 ストーリとしては、 不況に苦しむ取引先や現場行員との板挟みにあっている主人公の東京第一銀行の副支店長蓮沼。 取引先の不渡りの責任を支店長から追わされることに。 一方で、バブル時代の放漫経営の責任も取らずに君臨しづつける会長。 取引先との裏金で私腹を肥やし続けます。 そんな中、リストラされた行員がM資金のサルベージ会社へ再就職。M資金詐欺で会長を騙そうとします。 ここから、キツネとタヌキの化かし合い? 裏金の行方を追う蓮沼 銀行で、どんな不正が行われているのか? M資金詐欺はどうなるのか? といった展開です。 M資金詐欺のやり取りは面白かった! また、銀行内の生々しい人間関係や、どろどろしたところも、相変わらず面白いですね。 さらに、蓮沼には愛人がいるのですが、これまた出来る人。そんな愛人いるか?! って愛人がいる主人公が不正を暴くの(笑) とまぁ、いろいろ思うところはありますが、いつもの鉄板ストーリでとても楽しめました。
4投稿日: 2019.08.24分かっちゃいるけど
誤解を恐れずに言ってしまうと、半沢直樹シリーズと同じなんだと思う。 権謀術数溢れる銀行において、その犠牲者となった者が最後に笑うという展開。 途中で落ちが予測できてしまうけど、その通りになっても痛快さを味わうことができる。 文句なしに面白い。 ただ半沢直樹とは違い、一見忠実な銀行マンだった男が主人公であることかな。
0投稿日: 2019.08.11
powered by ブクログこの作家さんが得意とする銀行が舞台の話。 それにしても出てくる銀行員が悪いヤツばかりで、周りの銀行員もそうなのか?って思ってしまう。 話は戦後に復興を望んだ海軍が金塊を東京湾に隠したというM資金の話にはじまり、そのM資金を使ったマネーロンダリングを実行しようとする悪いヤツらの話。 銀行員の中でもまともな人がそれに逆らう話。 展開が面白くてあっという間に読み終わりました。
0投稿日: 2019.08.06
powered by ブクログタイトルから予想される内容を遥かに凌駕するスケールの結末。ミステリーに疎い私には、読めど読めど先は読めなくて…。決して清廉潔白とは言えないし共感できない言動も多いけれど、大事な人を守るために、という人の心を踏みにじる人間を許さぬ蓮沼の姿には、温かさも感じました。にしても、縦にも横にも敵ばかり、に思えてくる時でも、意外なところで志を共にできる人がいるもんだなあ。
0投稿日: 2019.05.22
powered by ブクログ一度金塊にしてからもう一度M資金としてサルベージ船で引き上げるというストーリに一抹の違和感あり。 金塊にできた時点でマネーロンダリングできているのでは。。。
0投稿日: 2019.03.17
powered by ブクログミステリーのキーワードは、“宝探し”(^^)よくある設定ですが、かつての頭取はバブル期の放漫経営の責任もとらず会長として院政を敷き、私腹を肥やそうとしている。そんな状況を公にすべく、立ち上がるリストラされた行員と支店長から執拗な嫌がらせを受けている副支店長!最後、池井戸さんらしく正義は勝つ!(^^)!って感じでスッキリしました。さすが元銀行員って感じで、銀行内部などの描写は非常に繊細でした(^^)
1投稿日: 2018.10.15
powered by ブクログ不器用だけで実直な副支店長、蓮沼さんが何ともかっこいい。 不倫はちょっといやだけど、長崎出向にも気持ちよくついていける彼女も素敵。 悪事の詳細はなんとなくもやっとしたままだったけど、 負け組がかっこよく勝ち組に立ち向かうのが痛快。 悪の新川さんも憎めないカッコよさがあるのかも〜
1投稿日: 2018.10.12
powered by ブクログ池井戸潤氏の銀行モノ。副支店長まで勤め上げた主人公の銀行マンが公私共に行き詰まった時感じてきた組織の矛盾に立ち向かう。半沢直樹もそうだったが決して主人公は正義の味方でも清廉潔白でもない、矛盾に満ちたサラリーマン。関係者の攻防が二転三転する先読みしづらい展開がいい。
0投稿日: 2018.10.09
powered by ブクログ2018年9月27日読了。 497ページ。 池井戸潤にしては、珍しいサスペンス調。 周知の事実だが、池井戸潤は元銀行員とのことだが、よっぽど銀行で働いていたときは嫌なことがあったんだろうな。 で、本作。 戦後旧日本軍が隠したといわれる金塊をめぐる「M資金」と、東京第一銀行の久遠会長、羽田支店の取引先がからんでサスペンス調。 NHKで全4回くらいのドラマ化しても結構面白いと思う。
0投稿日: 2018.10.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
こちらも初期の作品だからか、主人公、脇役を含めて人物描写が足りないのか、薄口なキャラクターで熱を感じることができませんでした。主人公の蓮沼も実直な人ではあろうが、不倫をして家族とは疎遠だったり、大けがを負ってもダイビングしたり、ちょっと展開も強引さを感じてしまい説得力が足りないなと。。個人的には残念な作品です。。
0投稿日: 2018.08.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
池井戸潤の初期の作品だが、勧善懲悪の原型と言える。私腹を肥やす銀行頭取に対する現場ばかり回される副支店長の最後の挑戦。
0投稿日: 2018.01.22
powered by ブクログ「オレバブ」以前にタイトルだけで購入し、暫く積読だった。銀行系ノンフィクションだと思っていた。そして、TVドラマ半沢直樹から小説を読み進める内に本書を読もうと思った。M資金詐欺を中心に置きながら、著者お得意の銀行内幕サスペンスで読者を惹き付ける。主人公を陥れた支店長などの因果応報な結末は溜飲が下がる思いだが、不倫相手とのハッピーエンドは如何なものかと感じる。「社員のことを考えてクビにできない会社が、成績の悪い社員はいつでもクビを切れる会社に勝てるわけがない。」というくだりは、自分の中で賛否がつけ難い。
0投稿日: 2017.08.31
powered by ブクログいつもながらの、金融汚職。最近、ここまで腐ってないと感じる。会長が、8億ごときで犯罪に手を染めるかな…
0投稿日: 2017.06.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ある人物、会長による不正金額、8億円。人としての仕事を考えるとき、銀行での業務に嫌気がさしている副支店長。いろんな銀行内部の憎悪劇の中で、8億円の不正を暴いていく。スリルはあるが、本当にそんなことがあるのかとも思える内容。
0投稿日: 2017.04.11
powered by ブクログ池井戸潤らしい内容で面白かったけど、著者の作品の中では特別な訳ではないので★3かな。銀行にも家庭にも、目には目を…、といった感じ。
0投稿日: 2017.01.08素晴らしいの一言!
半沢直樹シリーズから池井戸さんの本を読み始めたが、これも他のものと変わらぬ大作の一つだと思う。 読み進めていくごとに夢中になり、あっという間に読み終ていた。素晴らしい大作だ。
0投稿日: 2016.12.21
powered by ブクログ東京第一銀行の副支店長・蓮沼は、部下・塔山の不可解な融資稟議から、不正の匂いを嗅ぎつける。塔山が部下・友部と共に接触を重ねる東洋海洋開発という怪しげな会社。 東京第一銀行会長・久遠、その懐刀・滝沢の不穏な動き。 第二次大戦末期の莫大な財宝・M資金を巡る詐欺。 騙す者と騙される者、駆け引きの応酬。 奇想天外な、マネーロンダリング。
0投稿日: 2016.12.08
powered by ブクログ久しぶりに池井戸潤の本を読んだ。他の作品よりも読むのに時間が掛かった気がする。いつもの銀行が舞台の作品。池井戸さんらしい銀行の膿的存在との戦い。それを宝探しというまた違ったパターンの流れを入れ込み、どういう展開になるのか最後まで分からなかった。主人公蓮沼のサラリーマンとしての苦しみ、家庭の不和、不倫。現在サラリーマンの人は自分と投影しやすい作品のような気がした。
0投稿日: 2016.09.24
powered by ブクログ池井戸さんらしい銀行員の話。 変わっているのは、トレジャーハントにまで手をだしている会長くらいか。 ついでに主人公の蓮沼が最初から当然のごとく不倫しているのがいただけない。 しかし、この人は本当に腐った銀行員を描くのが上手です。最後にどんでん返しをくらわすのが通例ですが、今回はそれが弱かったかな。
0投稿日: 2016.09.11
powered by ブクログトレジャーハントの世界をチラッと扱うのが他のと違うが、その分掘り下げが甘いというか。 それなりに面白かったが、中途半端な印象。
0投稿日: 2016.08.21
powered by ブクログみなさんのおっしゃる通り、『半沢直樹シリーズ』のような悪を裁くストーリー展開と構成でおもしろかったのですが、そもそも主人公が若い女性行員と不倫関係にあること自体が悪事ですので、この主人公がいくら正義を貫こうとしても、感情移入できませんでした… このストーリーの人物設定で、わざわざ不倫関係にする必要あるのでしょうか?息子さんも気の毒です…
0投稿日: 2016.08.20
powered by ブクログおもしろかった。 けど、ちょっと話が堅かったかなー。 蓮沼の名前が鶏二って変わった名前すぎて、そこが気になった。。 いつもどおり、勧善懲悪です。 でも銀行マンって、、なんだかな。。
0投稿日: 2016.04.05
powered by ブクログ池井戸さんの話を読めば読むほど銀行が嫌いになりそうです(笑) 宝探しが絡んだ今回の話も主人公の銀行員が不正を暴き、最後はスカッとします。
0投稿日: 2016.03.13
powered by ブクログ読書日数 20日 日本型金融システムの崩壊を背景に描かれた社会派ミステリー。(解説引用) 副支店長の蓮沼は、出世街道を順調に歩んできてはいたが、勤務する支店では融資課長との兼務で、夜の遅くまでぼろぼろになりながら働いていた。そんな折に、とある会社のよくわからない融資の稟議書を見つける。その会社の決算書等に不明な点はなかったが、聞いたことのない会社に5000億もの融資がされていた。 その会社を辿っていくと、実は調査会社という名目で「M資金詐欺」を会長の久遠に仕掛けようとしていた。 その久遠は、自分が現役時代に調査をしてことのあるこの「M資金詐欺」のことを逆手に、銀行からの裏金の受け取るためのマネーロンダリングを試みようとしていたからである。 そんな折に、蓮沼自身に「融資予約」の疑いがかけられ、一人の経営者を自殺に追い込んでしまったのだが、じつは支店長の罠でもあった。 最後には大団円となるのだが、ここに至るまでの経緯が本当に読み応えがあった。
0投稿日: 2016.03.05
powered by ブクログ積読してたけどやっと読み終わった。ややハードボイルド寄りだったけど最後は正義が勝ってすっきり。絶対げんじではありえないからこそスッキリしました。
0投稿日: 2016.02.14共感
昔の銀行ってこんな感じだったんだろうな〜と思ってしまうほど、今も多少の名残が… 組織に対する反発をあんな風にぶちまけられたら、どれだけ痛快なんだろうって思いながら読みました。 また、主人公が中間管理職だから面白い。 つくづく池井戸さんの世界だな〜と思いました。
4投稿日: 2016.02.07やっぱり面白いですよ
結末はいつものパターンになると思って読んでいたもの、やっぱり面白い。
0投稿日: 2015.12.29
powered by ブクログ池井戸さん十八番の熱血漢銀行員の物語。今まで読んだ中では今一の印象...ラストがしょぼかったような気がするのですが。。。
0投稿日: 2015.10.18
powered by ブクログちょっと半沢直樹チックな展開ではありましたが、銀行会長の汚職や上司との対立に立ち向かう、ある銀行員の姿という構図の話です。 裏金や宝探しや融資にまつわる事件などが複雑に絡み合いスリリングで、なかなか面白い長編小説でした。 もうこれで池井戸潤作品は、ほぼ読了しつくしましたかね?
0投稿日: 2015.09.05うーん。
面白いけど、リアリティが無いないとういか、ドラマ向けというかフィクションだなと思ってしまう。 随所に池井戸作品の良さはあるが、一気に読んだという感じではない。
0投稿日: 2015.08.31主人公が活き活きと描かれています
出だしはえっと言う感じでしたが、読み進んでいくうちにいつもの池井戸ワールドにどっぷりでした。 特に主人公がいかにも人間くさく、仕事、家庭、恋人等との狭間で葛藤する様子がしっかりと描かれています。また、脇を固める登場人物もいいのか悪いのかもファジーでそれもよりリアルさが出ていると思います。 また、典型的な悪役である頭取の破滅が男のロマンから始まるという点や、妻に対するちょっとした報復も、そうきたかという感じでなかなか練られたストーリーだと思います。 とにかくおすすめの一冊。読んでみてください!
2投稿日: 2015.08.15
powered by ブクログ池井戸潤著。そこそこ面白い。色々な人間模様が良く見えて考えさせられる。大どんでん返しというほどでもないけど、ストーリーも良くできてる。
0投稿日: 2015.07.20
powered by ブクログ台風のあと、誰が潜ったのかなぁ… という疑問は残りますが、さすがの池井戸さん、昔からブレてないんだなぁと思う読後感。
1投稿日: 2015.06.23半沢よりもお勧めです。
とにかく面白かったです。半沢ものは、痛快だがどっちもどっちという感が無くもないですが、本作品の主人公はものすごく魅力的で、共感できました。まやをはじめ、脇を固める登場人物も最高です。半沢ものに、今ひとつの感想を持っている方に、ぜひお読みいただきたいです。
16投稿日: 2015.05.03
powered by ブクログたまたまbookliveで御試し版があって読み始め、やっぱ続きを読みたいと思い始めた時に図書館で出会う。 超ラッキーな感じです。 M資金という言葉が出てきたので、もっとそっち方面での掘り下げがあるのかと期待をしましたが、それは当てが外れました。 やはりもと銀行員と言うこともあり、真に迫る描写はさすがです。悪いやつというのはどこにでもいますが、それをおかしいと思い対峙する人間はそんなにいないのでそれが痛快なんですね。 ラストが読め過ぎてしまったのが、残念ですが 面白くて一気読みしてしまいました。
1投稿日: 2015.05.02
powered by ブクログ面白かった! どうしようもない組織のやるせなさを感じ、前半は悶々。 出世欲しかないずるい人たちは上手く世を渡っていく反面、自分は濡れ衣を着せられ損ばかり…と。 しかし、裏帳簿にたどり着き逆転。 組織に反感を持ってたかつての行員と分かり合えたか… いよいよ悪に復讐するときが! ラストスパートは、主人公自身が危険にさらされ非常にスリリング。 でも、最後の最後はハッピーエンディング。人事も家庭の裁判も。 正義が勝った感じ。
0投稿日: 2015.04.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
池井戸潤作品の源流である都市銀行員を主人公としたミステリー。今回の主人公は、蓮沼鶏二という東京第一銀行羽田支店の副支店長。正義感に溢れやや熱いものの、それほど個性を出しすぎず、といったところで、他作品でいうところの、「銀行総務特命」の主人公である指宿修以上、半沢直樹未満、という感じか。デビュー作「果つる底なき」の主人公:伊木遥と似ているかもしれない。同じ著者で、同じ銀行員であっても、微妙に立ち位置や個性が異なるのが面白い。 本作品もまた、粉飾決算、裏金、貸し剥がしなどというキナ臭いキーワードとともに主人公が八面六臂の活躍をしてそれらを暴き、勧善懲悪で終わる。読者はこの終わり方に溜飲が下がるのである。今回は金融関係のほか、トレジャーハンターなるかなり怪しげな要素も加わり、更には不思議な交通事故なんかも起きてドタバタと展開。さらには主人公の不倫も銀行と家庭にばれて窮地に立たされる。生きる意味、仕事をする意味を必死に考えるものの答えがでず…。それでも最後はハッピーエンド。後味の悪さは消えて無くなり、爽快感のみが残る。 良い作品だった。次は少し趣向を変えて「民王」を読んでみよう。
0投稿日: 2015.03.21
powered by ブクログ都市伝説的な宝探しと銀行内の不正がクロスしていく内容。 すーっと読める小説だけど、特に訴えかけるものはなかったかな。
0投稿日: 2015.03.01
powered by ブクログ半沢的な大逆転で読み応えありです! ただ、終盤はあっさり方がついてしまって、もうちょい先まで書いて欲しかったなーという気はします(^^;;
0投稿日: 2014.12.07
powered by ブクログ相変わらず銀行員が逆転勝ちする話。 銀行だけでなく、他の会社にも通ずる組織のイヤな部分の描写がわかりやすい。 主人公が何でもできる部分が少し気になるが、これぐらいの人物じゃないと大逆転につながらないと感じる。 スカッとする読後感はこの作家さんの安心できるところ。
0投稿日: 2014.11.25
powered by ブクログ登場人物が多く、脳内で整理しながら読んでいくことになるため、中々手ごわい小説だと思う。 確かに読者を選ぶ内容だと思うが、中身は非常に面白い。いや、”興味深い”とか”身につまされる”といった表現が的を射ているか。 会社で「ま、私もサラリーマンですから」と同僚と話し、客のため、会社のためと努力しても冷や飯を食わされるあたりは自分自身の経験とオーバーラップしてしまう。 私も主人公のように信念を貫き通すような人間になりたい。
0投稿日: 2014.11.10
powered by ブクログ【ネタバレ注意】池井戸さんお決まりのパターンではあるがやはり面白い。非現実的ではあるが、M資金をマネーロンダリングに使うというアイディアで成り立つお話。 主人公は不屈なバンカーであり、後半に人格が変わったような物凄い行動力で復讐を果たすところも池井戸節ですね。全身打撲の身でダイビングできんでしょう、普通。 M資金の本当の財宝の捜索については?頭取は何を担保に荒川の会社を信用して悪巧みの中枢を担わせるのか?いろいろ疑問はある。最後はとてもあっけないが、詳しく書くわけにも行かないか? いろいろ書いたが、爽快な読み応えです。
0投稿日: 2014.11.03
powered by ブクログ湿っとした、浮かない「銀行」と輝かしい「宝探し」という、一見異質な題材を描いた作品。巨額の不良債権を生み出し、「責任」をとる形で会長職に落ち着く元頭取が今もなお「幅」を利かせ、行員誰もがもの申せず。そんな久遠に打倒の反旗を翻し、パッとしないドサ周り副支店長蓮沼の、不正を暴くべく、攻防戦を描いている。その戦いには行員としての、サラリーマンとしてのモヤモヤとした日常に決着をつける意味もある。半沢シリーズほど痛快とは言い難いが最後は清々しい気持ちになる。主人公の不倫を織り込んだ異色作品。少し違和感がある。大田区という土地柄の描写表現等、毎度圧巻である。
0投稿日: 2014.10.05
powered by ブクログ面白かった。主人公は不倫していること以外は半沢直樹にキャラがかぶる。ただ、不倫の展開はあまりに御都合主義で閉口する。
1投稿日: 2014.09.28
powered by ブクログメガバンク、東京第一銀行副支店長の蓮沼。部下への出向通知、貸し剥がしなど、組織の不条理に向きあわざるを得ない姿に、組織の利益とはを考える作品。メモ。(1)本当は出世なんか出来ない人間に、出世出来るかもしれないと期待を持たせる。この仕事はやり甲斐がある、自分にしか出来ないのだ、という夢を抱かせる。銀行という組織では夢という言葉は錯覚と同義だ。 (2)人生というのはやっぱり金じゃない。世間からは高給取りと言われているけれども、やりたくない仕事をさせられ、銀行の看板と給与明細の額面だけで自分を納得させる様な人生はもう沢山だ。 (3)宝ってのは、探すまでが楽しいんだよな。手にした瞬間、宝は宝じゃなくなる。
0投稿日: 2014.09.14
powered by ブクログ-2014/09/01 「損得じゃない。これは魂の問題だ。」半沢直樹シリーズの原点。終末のスケール感の大きさに感動。
0投稿日: 2014.09.01
powered by ブクログ騙し合い、行内政治、権力と欲。 うわーと思いながら読み進める手がとまらない。 穏やかな生活がどれだけの犠牲を払って得られたものなのか。 当たり前の生活なんてないのかもしれない。 社会って怖い。お金って恐ろしい。けれど一番怖いのは人間。
1投稿日: 2014.08.19
powered by ブクログ銀行員の苦悩と存在を上手く表現した本書。最初に振られている話がメインと思って読むと、実際にはそれも素材の一つとなっており、内容の変化も上手く書かれています。サラリーマンなら、読むほどに共感できる部分が多い一冊。
0投稿日: 2014.08.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
父の影響で、池井戸さんのシリーズを最近順番に読んでいる。文字が多くて堅い滑り出しだったので読みにくいかと思ったが、展開に引き込まれていった。銀行の理不尽さに飲み込まれながらも、次第に組織に抗い協力者を見つけていく主人公の生き様が痛快。ドラマ半沢直樹が人気が出た理由として、水戸黄門的ストーリーだから、という解説を読んだことがある。この小説も読み進めるうちに、何か素敵な終わり方を期待せずにはいられなかった。まとめると、面白い〜!!!そして、自分の人生を生きるのって大事だなあ、と改めて思った。
0投稿日: 2014.08.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
損得じゃない。これは魂の問題だ。 借りを返す。人間としてのな。 ハードボイルド&宝探し冒険譚&不倫とエンタメテンコ盛り。そしてお得意の勧善懲悪。池井戸作品としては、珍しく題名がオチに繋がった。
0投稿日: 2014.07.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
半沢直樹シリーズと同じような倍返し的な結末の銀行を舞台とした社会派ミステリー 執筆時期も半沢直樹シリーズより前とのことで、その原点ともいえるような存在かな。 バブルの遺産の不良債権処理問題を基軸にしながらも、旧日本軍が隠した財宝とそれをネタにした実際の詐欺事件が頻発したことに着想したストーリー展開に引き付けられた。 半沢のように主人公は完璧でエリートではなく、より平凡で不倫もするわといったところが、良くもあり悪くもあったかな
0投稿日: 2014.07.23
powered by ブクログバブル崩壊後、不良債権に苦しむ大手銀行は政府からの公的資金注入によって救済された。その結果、銀行経営陣は自らの責任はあいまいにしたまま、行員のリストラや中小企業の貸し剥がしの強化に走る。そんな銀行の醜悪さに嫌気が差した銀行員蓮沼は自らの銀行に反旗を翻す。 読んでいて、旧日本軍が隠したM資金と銀行経営が結びついたときは、なかなかの爽快感。これぞ社会派エンタメ・ミステリー小説。 著者お得意の倍返しもあり、蓮沼=半沢直樹っぽいが、半沢よりは常識的。だけど、女子社員と不倫中で、妻とは不仲。正義の主人公としては、疑問。さらに大和田常務のような絶対的なボスキャラとの直接対決しないのが、本作品のちょっと弱いところ。
0投稿日: 2014.07.19
powered by ブクログ継続的池井戸小説読み込み中。 銀行系のお得意の金融サスペンスなんですが、人がたくさん死んだ印象。 一応、宝探しと、見ていろよクソ上司め!なエンドはありましたが、個人的には、他の池井戸小説のほうが好きかな。
0投稿日: 2014.07.17
powered by ブクログ都市銀行の中でも「負け組」といわれる東京第一銀行の副支店長・蓮沼鶏二は、締め付けを図る本部と、不況に苦しむ取引先や現場行員との板挟みに遭っていた。 一方、かっての頭取はバブル期の放漫経営の責任もとらず会長として院政を敷き、なおも私腹を肥やそうとしている。リストラされた行員が意趣返しに罠を仕掛けるが、蓮沼はその攻防から大がかりな不正の匂いをかぎつけ、ついに反旗を翻す。日本型金融システムの崩壊を背景に、サラリーマン社会の構造的欠陥を浮き彫りにする長編ミステリー。
0投稿日: 2014.06.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
つかみはイマイチだったけど良い終わり方で良かったです。 ドラマ化したら蓮沼と摩矢は誰が適してるだろう? ご意見お聞かせ下さい。 にしても銀行で働きたくないなぁ、池井戸作品を読むとw
0投稿日: 2014.06.18
powered by ブクログ何冊目かの、池井戸氏作品。 少し違った印象があったので、あえて本棚に。 してはいけないことはしてはいけない。どんなに相手が大きくて、とても太刀打ちできそうになくても、していけないことに目をつぶってはいけない。 こんな仕事の仕方ができるだろうかと思いながら読むと、とてもしんどい思いもあった。
0投稿日: 2014.06.15
powered by ブクログ勧善懲悪なのか!? スッキリするようなしないようなモヤモヤ感が残ります。 読んでて先が気になるのは間違いないのですが。 『下町ロケット』や『空飛ぶタイヤ』の方が好きだなぁ。
0投稿日: 2014.06.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
東京第一銀行の非エリート蒲田支店副支店長・蓮沼が、銀行幹部たちの不正を暴くべく奮闘する。 権力を誇示し続ける会長と、常に保身を貫き出世にしか興味のない支店長に闘いを挑む。 支店長による「貸しはがし」により、町工場社長の田宮が自殺に追い込まれるところから、蓮沼の地獄のループが続く。 でも、基本的に池井戸さんの本は勧善懲悪でハッピーエンド。私の好みである。しかし、途中、重要人物が事故に巻き込まれて死んでしまうところは悲しい。 そして、珍しく色恋沙汰が。蓮沼は家庭がうまく行っておらず、妻とも覚め切った中。そして同じ支店の若い娘・摩矢と浮気をしている。摩矢は二十代前半にして、40歳の蓮沼と公私ともに対等に喋り、凄腕を振るう。それはあまりにリアリティがない。 ろくでもない上司ばかりで蓮沼を大変気の毒に感じた。。
0投稿日: 2014.06.01
powered by ブクログ東京第一銀行が舞台のお話です。トレジャーハンターとM資金をめぐる騙し合いが面白かった。しかしこの銀行の支店長っていい人いないんでしょうか?
0投稿日: 2014.04.30
powered by ブクログおなじみパターンで痛快!・・・なのは、変わらないのだけど、どうにも拭いきれない不快感。 多分、男性が読むと痛快感だけなんだろうな。 男の人でも、私が感じた不快感に同感する人いるかな?
0投稿日: 2014.04.23
powered by ブクログ推理小説やスパイ小説ではお馴染みのM資金をネタに、放漫経営の責任を取らないまま私服を肥やそうとする銀行頭取と、リストラされた行員の攻防。 最終退行というのは、銀行支店で最後に帰る時の戸締り当番のようなもの。中間管理職の悲哀漂う副支店長のいつもの仕事だったが、貸し剥がしで自殺者を出しても保身と出世しか考えない上司(支店長)に、ついに反旗を翻す。 「倍返し」でお馴染みの池井戸さんの銀行もので、本書は2002年に執筆されたものですが色あせませんね。 (2014/3/8)
0投稿日: 2014.03.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
副支店長・蓮沼鶏二は私腹を肥やし院政を敷く会長・久遠に反旗を翻す。宝探しの金塊発掘に絡むドンデン返しも。
0投稿日: 2014.03.26
powered by ブクログ谷支店長、最悪!保身と出世しか考えてない上司、最低です。相変わらず嫌な上司書くのうまいなぁ。主人公も人間味があって結構好きでした。それにしても銀行ってひどいところとしか思えません…。
1投稿日: 2014.03.21
powered by ブクログ舞台は銀行ということで期待して読み始めたのですが、 他の池井戸さん作品と比べると なぜか内容が頭に入ってこないというか、 いまひとつ引き込まれる何かが足りないと感じた小説でした。 マネーロンダリング、貸し渋り、貸し剥がし、裁判など 銀行小説として面白い要素は沢山あったのですが、 M資金と宝探しの部分は読んでいるのがだるくて、 読了までにかなりの時間と労力を要したものでした。
0投稿日: 2014.01.21
powered by ブクログ「復讐」という意味では、半沢と似ている。 池井戸さんの銀行シリーズを読むと、つくづく銀行に就職しなくてよかった(まあ、できないが)と思う(笑
0投稿日: 2014.01.04
powered by ブクログ面白かったが、 少しそれぞれの設定に、とってつけた感を感じました。 とはいっても、とても楽しめましたし後半は一気読みでした。 またつぎの作品もたのしみです。
0投稿日: 2013.12.28
powered by ブクログ第2次世界大戦終結間近に、旧日本軍が陸軍再興のためにと隠したM資金の行方とは。このM資金を巡って、引き起こされる絡繰りとは。主人公は、日々銀行業務に翻弄されながらも、支店長にいいように使われる銀行副支店長。いつの間にか、家庭でも居場所を無くし、しかし彼には誰もが羨むような相棒がいる。彼の行く末とは、とった行動とは如何に。 銀行を舞台にした池井戸氏ならではの気骨のある主人公を通して、バブル経済の功罪、銀行の功罪、政府の功罪が描かれた作品。
0投稿日: 2013.12.21
