hariboさんのレビュー
参考にされた数
11
このユーザーのレビュー
-
最終退行
池井戸潤 / 小学館
共感
4
昔の銀行ってこんな感じだったんだろうな〜と思ってしまうほど、今も多少の名残が…
組織に対する反発をあんな風にぶちまけられたら、どれだけ痛快なんだろうって思いながら読みました。
また、主人公が中間管理職…だから面白い。
つくづく池井戸さんの世界だな〜と思いました。 続きを読む投稿日:2016.02.07
-
火花
又吉直樹 / 文春文庫
人間味溢れる
2
又吉さんは普段から様々な視点で物事を見てるんだな〜と思いました。
人は強いようで弱い、弱いようで強い…
言いたくても言えない、言ってはいけないのに言ってしまう…
心の葛藤が抑えられずに、涙として流れ出…でくる…
初めての作品とは思えない、暖かい火花でした 続きを読む投稿日:2015.07.20
-
陽気なギャングが地球を回す
伊坂幸太郎 / 祥伝社文庫
テンポが心地よい
1
4人のキャラと会話と強盗と
全てがテンポよく、ちょうどよく(笑)すんなり入ってくる感じ。
自分ならどんな作戦を練るかな?
4人のうちならどのポジションかな?
なんて考えながら読みました。
気軽に読みた…いものを探してる人にはオススメです。 続きを読む投稿日:2016.02.18
-
沈まぬ太陽(一) -アフリカ篇・上-
山崎豊子 / 新潮文庫
-
利休にたずねよ
山本兼一 / PHP文芸文庫
たずねたい!
1
サクサク読める本でした。
学校の教科書で見た利休のイメージとだいぶ違います。
もしタイムスリップできるのであれば、私も利休にたずねたい!
訪ねて尋ねたい!
読む人によって感じ方は違うと思いますが、読み…終わると利休のお茶を飲んだのではないか?と思うほど、スッキリとした気持ちになりました。
何でしょう?是非体感してください。 続きを読む投稿日:2015.12.11
-
黒い家
貴志祐介 / KADOKAWA
緊迫した感覚を味わいたい方へ
1
本当の恐怖は何かを考えさせられる一冊。
異常者と言われる人が本当に異常者なのか?
自分は普通だと思っていても、本当は自分の方が異常者なのではないか?
サイコパスを作り上げている方がサイコパスなのではな…いか?
普通じゃ考えられない犯罪。
けれど実際に似たような事件が起きている現実。
自分の身にも起きるかもしれないと思えるから、余計に恐怖心が煽られる作品。
個人的に思ったことは、人間は本当に残酷な一面を持っているなあと…
犯罪を犯すのも人間。
犯されるのも人間。
作り上げるのも人間。
紙一重…
一気に読めます。
色んな感想が出ると思うので、ぜひ読んでコメント残して欲しい一冊。
続きを読む投稿日:2015.11.20