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最終退行
最終退行
池井戸潤/小学館
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総合評価

156件)
3.6
21
62
56
9
0
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    面白かったが、 少しそれぞれの設定に、とってつけた感を感じました。 とはいっても、とても楽しめましたし後半は一気読みでした。 またつぎの作品もたのしみです。

    0
    投稿日: 2013.12.28
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    第2次世界大戦終結間近に、旧日本軍が陸軍再興のためにと隠したM資金の行方とは。このM資金を巡って、引き起こされる絡繰りとは。主人公は、日々銀行業務に翻弄されながらも、支店長にいいように使われる銀行副支店長。いつの間にか、家庭でも居場所を無くし、しかし彼には誰もが羨むような相棒がいる。彼の行く末とは、とった行動とは如何に。 銀行を舞台にした池井戸氏ならではの気骨のある主人公を通して、バブル経済の功罪、銀行の功罪、政府の功罪が描かれた作品。

    0
    投稿日: 2013.12.21
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    池井戸潤さんの原点と帯で謳われてる作品。「半沢直樹」の人物の原型だなぁ、という登場人物がそこここに。地元に近いところの地名が出てきたり、M資金みたいな都市伝説が組み合わさってるあたりがおもしろい。だます、だまされるあたりの駆け引きが少し物足りないかな?

    0
    投稿日: 2013.11.25
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    私は半沢シリーズから入った人間だが、 乙側の行内奮闘ストーリーはまた違う面白さに夢中になった。 東京第一銀行のおエライさんの不正や、 人事・保身第一の腐った組織に成り下がった銀行に挑む、副支店長の蓮沼。 支店長の差し金で、企業倒産の濡れ衣を着せられ、 挙句同行の女性との不倫関係がばれるという不幸続きで、 長崎の取引先へ出港を命じられる。 地道にドサ回りで頑張ってきた自分が 私利私欲でしか行動しない上司たちに仮を返すと、不正を暴こうとする... 半沢はもとよりエリートでやり手の行員だったのに対し、 今回の蓮沼という主人公は、家族関係から立場から、 総じて堕ちる所まで堕ちて行くのか...? というような様子だったけれども... 理不尽、不運づくめの末の爽快感のような感覚は共通でした。 これだから池井戸さんの本は癖になる!

    0
    投稿日: 2013.11.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    副支店長が主役。 これまで、そこまで偉い人が中心の展開はなかったので、設定だけで面白く思った。 しかも、この副支店長、不倫中だ。 そういう要素もこれまで読んだ池井戸作品の中には出てきていなくて、へぇぇと思う。 巨悪がとうとう馬脚を現す展開は痛快。

    0
    投稿日: 2013.11.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    現状でリリースされている池井戸潤の文庫本、 最後の一冊(個人的に)。 仰々しいタイトル通り、かなりハードな金融ミステリーだが、 通して読むとかなり「痛快」な作品。 最終退行とは、銀行(舞台は支店)で最後に帰宅する行為を 指す。要は行内でいちばん忙しい人が主人公。この作品の 場合、正義感の強い副支店長。 ベビーとヒールがハッキリしているため、知らぬ間に 勧善懲悪の世界に引き込まれていく。ベビー側にも相当胡散 臭い連中が居るのだけど(^^;)。 よく考えてみると無理のあり過ぎる設定なのにもかかわらず、 気付くと夢中になっているだけでなく、ベビー側への感情移入 が激しくなる。相変わらず中毒症状の高い池井戸ワールドの 構築ぶりはさすが。 しかし、ある意味で非常にダチが悪いぞ、池井戸潤(^^;)。 忙しい時に読むと、止められなくて仕事が手に付かない。 マジで困る(^^;)。

    0
    投稿日: 2013.11.09
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    面白かったですけど 不倫はダメだよ。 いくら家庭が冷え切っていても。 最後、話のついでにこのネタでおあいこのシーンもあったけど それはそれ、これはこれ。 っていうことで、3つになってしまった。

    0
    投稿日: 2013.11.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    久々に、池井戸作品。 この作品は、王道の「空飛ぶタイヤ」、「俺たちシリーズ」とは、若干、系統が異なる系譜と感じた。 ある意味、デビュー作である「果つる底なき」から系譜と位置づけではなかろうか。しかし、王道ベースのテーストも十分にあり、「果つる底なき」のミステリー感と「空飛ぶタイヤ」、「俺たちシリーズ」のバンカーとしての熱い気持ちが、見事なハーモニーを奏でており、非常に心地いい。 今、思ったが、映画「ショーシャンクの空に」で感じたような清々しさが、この作品には流れている。 おそらく、池井戸作品の中では、マイナーな部類に入るかもしれないが、この作品は、「空飛ぶタイヤ」に匹敵する評価をえて、おかしくないだろう。

    0
    投稿日: 2013.11.04
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    勧善懲悪 銀行の実態? 許せない人間が最終的に地獄をみる 悪いことをすれば、その分以上になって帰ってくる

    0
    投稿日: 2013.10.28
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    羽田支店の副支店長を勤める主人公が組織の不正を暴く金融ミステリー。 M資金とか設定に突拍子のないところはあるものの、興味深く読めました。 同じ金融ミステリーの株価暴落よりは完成度が高いと思います。

    0
    投稿日: 2013.10.28
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    2013.10.5〜15 現実な銀行ミステリーだけど、宝探しの設定は現実味薄い。 でも、やっぱり銀行の話が好きになった、最近は

    0
    投稿日: 2013.10.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    池井戸作品の中では、残念なほう。 銀行にM資金詐欺をくっつけてみた。 元頭取西園寺は、M資金を探すため、銀行から不正をはたらく。それに気がついた副支店長蓮沼は、咽喉員として真っ当に生きたいと考える。最後は出向になってしまうのだけど。 宝探しという現実感のなさを、受け入れ難かったかな。

    0
    投稿日: 2013.10.14
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    池井戸作品は好きなのですが、夫婦間の関係がギクシャクしている作品が多いような気がします。仕事と家庭、難しい問題なんですね?

    1
    投稿日: 2013.09.26
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    他の池井戸作品にも多く登場する、銀行を舞台に繰り広げられる人間ドラマ。 銀行という「組織」の中で、「組織」のために働き続けてきた男たちが、その「組織」に失望させられ、そんな銀行に一撃を食らわせる為に立ち向かう物語です。 特に企業を私物化し、自分たちの欲望の為に利用してきた人々への反撃が決まる場面では多くの方がスカッとすることでしょう。 現状に不満を抱く多くの人、立ち向かい、立ち上がる勇気を欲しい人、そんな人々の背中を押してくれる作品です。

    1
    投稿日: 2013.09.21
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    ペイオフ解禁に伴い預金が流出する、東京第一銀行の副支店長である蓮沼は新しく来た支店長の貸しはがしにより4億円の損失を出す。その責任を蓮沼が追うような形になる。そのころ、東京第一銀行は大手建設業者の2000億円という債権放棄を決定。その裏側にある不正を暴くために蓮沼は立ち上がる。

    0
    投稿日: 2013.09.15
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    面白かったけど色々無理があるような気がしなくもない。 企業小説ということである程度リアリティを求めているのだが、M資金とかそのへんのテーマのせいで少し非現実感が・・・ あと摩矢とのセックスシーンはあんまりいらないような気がする。 滝川と同期なのに差がつくんだねぇ 半沢直樹が好きなので買ってみたんだけど、読みやすいがやはり軽いかな。 謎解き感も多少あり。

    0
    投稿日: 2013.09.14
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    旧日本軍の隠し資産~一攫千金の宝探しを絡めたマネーロンダリングは、スケール有りの笑える浪漫かなぁ…黒幕の私利私欲ぶりは圧巻で面白すぎる。そして銀行組織内の腐りぶり・ハゲタカぶりも強烈で自殺、暗殺が乱発、私的には不倫、家庭不和など入り乱れる。主人公の逆鱗に誘われ…終盤までワクワク!、期待したそれぞれの矛先への仕返しにはアレッ!?て感じで終わってしまった。ちょっと尻すぼみかなぁ♪

    0
    投稿日: 2013.09.13
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     大学卒業後、東京第一銀行に入行し、現場で融資担当を長らく勤めてきた主人公で副支店長の蓮沼。順調な行員生活を送っていたが、ある融資の貸し剥がし、更にその融資先の社長の自殺など様々なことがあり、銀行への失望、これまで家族のためにと頑張っていたのだが、そんな自分に対する家族の対応に、自分の存在意義を見出せなくなる。そして銀行を長らく牛耳ってきた久遠会長を糾弾すべく奔走する。  作品の冒頭出てくるM資金詐欺と、元行員の塔山と東京海洋開発の企み、蓮沼のやろうとしていることがどこで結びつくのかわからなかったが、ラストにそれが分かり、すっきりした。  銀行員としてではなく、人間として生きている蓮沼の生き方がすごいなあと思う。

    0
    投稿日: 2013.09.03
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    最後には正義は勝つと分かりつつも、どういう勝ち方をするかが楽しめた。 銀行の世界はみんなこうなのか⁈

    0
    投稿日: 2013.08.22
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    2000年代初頭辺り、或いは最近でも大きな枠組みや流れは変わっていないかもしれない、「永い期間で培われたモノをグチャグチャにしてしまっている」ような事態、その渦中で「俺の人生?」という想いを抱く人々…何か迫るモノが在る… 本作には“卑怯者”が憎々しいまでにリアルに描かれているが…或いはそういう“卑怯者”が必要以上に幅を利かせているのが“現実”なのかもしれない…

    0
    投稿日: 2013.08.04
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    今回の主人公は副支店長で力はないし、不倫しているしで冴えないオヤジだが、不撓不屈の意志だけは持っていた。元部下と共に不誠実な銀行を正そうと頑張るが...。最後はパワーゲームに油あげを掠われた?いや特捜部が動いているからいいのか。ちょっと中途半端な作品。

    0
    投稿日: 2013.07.05
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    下町ロケットについで本作家2作目の読了。 必ず正義が勝つパターンか。終盤の展開が早く、簡潔すぎる感あり。 そこが非常に残念。主人公と仲間の生きざま、現代社会におけるさまざまなジレンマなどなど、どんな世界にもあることとはいえ、実にリアリティ。 ラストは映画かドラマの最終回のようで、勝手に頭の中で映像化。 別の作品をまた読むこと必須か。

    0
    投稿日: 2013.04.30
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    著者得意の銀行を舞台としたエンターテイメント。M資金をめぐる導入部から、どのように発展するのかと、読み進めたが、期待を裏切らない面白さ。 最後は主人公のまっとうさが勝つおなじみの結末となり、大いに溜飲を下げた。 どの作品も予定調和といわれようが、池井戸潤はやはりお勧め。 作中の主人公の独白にも、働く人は誰でも一度は頭をよぎったことがあるのではないか。すなわち「すべての仕事を投げ捨て、失踪するのは無責任極まりないと思うが・・・逃げ出せたらどれだけいいだろう。どれだけ楽だろう。・・・その気持ちにさらに油を注ぐのは、そんな殺伐とした気持ちで働いているということを誰も理解してくれないという事実だ。・・・俺はいったい何のために働いているんだ。」 池井戸潤の小説が、働く人の応援歌といわれるゆえんではないか。

    0
    投稿日: 2013.04.01
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    不良債権処理ってこういう風に進んだんだろうな~っと思いながら、中小企業や零細企業へ貸し渋り、貸し剥がしを行って、、、 しかも、バブルの原因を作った、ずるくお金を稼ごうといるやからが、ノウノウとエバっている。 元々は、有能な部下が辞めたことから始まり、 上司が主人公 蓮沼への敵対心から嫌がらせの上に責任を取らされるはめに。 えーーー、と思いながら、逆転ありえるのか???? っと。 もう一つのストーリが裏に隠れており、頭取が裏金をマネーロンダリングしているという事実。どうやって汚れたお金を綺麗にするのかも想定が着いた。 それと噛み合って、頭取の対抗勢力と繋がり、!!!! 最後は爽快~!

    1
    投稿日: 2013.02.11
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    メガバンクの権力闘争とM資金。 蓮沼副支店長が本部と顧客の狭間で苦悶する。 金融危機における銀行の実態をリアルに描写。 ラストは男の浪漫やね!

    0
    投稿日: 2013.01.20
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    銀行を舞台に広げられるミステリー風味の組織との戦い。 テンポが早く、とても楽しめるが、ときおり場面展開が分かりにくいことも。上司と部下にはさまれ、主人公の気持ちに共感。 偶然の重なりが出来すぎて、ちょっぴり残念。

    0
    投稿日: 2012.12.20
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    内容(「BOOK」データベースより) 都市銀行の中でも「負け組」といわれる東京第一銀行の副支店長・蓮沼鶏二は、締め付けを図る本部と、不況に苦しむ取引先や現場行員との板挟みに遭っていた。一方、かつての頭取はバブル期の放漫経営の責任をもとらず会長として院政を敷き、なおも私腹を肥やそうとしている。リストラされた行員が意趣返しに罠を仕掛けるが、蓮沼はその攻防から大がかりな不正の匂いをかぎつけ、ついに反旗を翻す。日本型金融システムの崩壊を背景に、サラリーマン社会の構造的欠陥を浮き彫りにする長編ミステリー。

    0
    投稿日: 2012.12.19
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    池井戸さんらしく、銀行をテーマにした銀行ミステリー。 例によってハッピーエンドがわかっているので、少し安心して読み進めることができた。

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    投稿日: 2012.11.13
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    池井戸作品にしては主人公のプライベートが崩壊してる。今まで品行方正(?)なタイプが多かったから、新種。 絶対絶命から逆転ホームランになる様は痛快。

    0
    投稿日: 2012.10.25
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    やっぱし池井戸潤作品はおもしろい。銀行に勤続経験のある作者が書くリアルな銀行内部のはなしなんですが、銀行という社会の中でおきる理不尽、差別など「銀行の常識は世間の非常識」という言葉か思い出されるなか必死に仕事に取り組みなお評価されず、家族ともうまくいかない主人公が銀行の暗部を解き明かしていき最後にはなんとも言えない爽快感がある話です。一流大学を卒業後、メガバンクに就職し結婚し子供もできて仕事に邁進して同期のなかでもそれなりの出世、銀行員としてキャリアを積んできた主人公の銀行内部での人事、役員の無知による政策、家族との微妙な不和、やりきれない思いを抱えながらそれでも仕事を必死にやっていきそれでもなお駄目。銀行という村社会での事情を主人公の気持ちと合わせすごくうまく書いています。物語が進むにつれて銀行内部でおきる事件がしんこうしていき読後にはなんとも言えない爽快感があります。

    0
    投稿日: 2012.09.21
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    東京第1銀行羽田支店副支店長の蓮沼。 社内の自分・取引先への理不尽な扱いに対して反旗を翻す。 巨大な権力に立ち向かい、最終的に乗り越えていく様は、 著者の代表作「下町ロケット」「空飛ぶタイヤ」の原点のような内容。 「こうなって欲しい」という読者の期待を裏切ることはなく、 読む側はいつ好機に転じるのか?を楽しみにページをめくる・・・ 読後に誰もが気持ちよくなれる良作。 池井戸作品初心者にもお勧め。

    2
    投稿日: 2012.08.03
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    冷静に考えれば現実離れしたファンタジーかもしれないが、すっかり引き込まれ、どんどん読み進んでしまった。 勧善懲悪の結末も“お約束”として許せる。

    0
    投稿日: 2012.06.05
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    銀行の文化が学べます。 金融界にいた人には、理解できることも多く、面白いかな。 読ませる勢いはあると思います。 でも、これまでに読んだ作者の著書が面白かったので、私にとっては物足りなかったです。

    0
    投稿日: 2012.04.14
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    一度、落ちぶれてもそれでは終わらない。終わらせない。悲哀と覚悟と決意が読みながら伝わってくる作品だった。

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    投稿日: 2012.03.18
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    久しぶりに、池井戸潤の銀行もの。 主人公のギリギリした感じは、やっぱ銀行ものがおもしろい。以外にハードボイルドな内容だった。

    0
    投稿日: 2012.03.07
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    「下町ロケット」を一番最初に読み段々遡ってます。今回は大企業対一個人。副支店長が、なんと会長に叛旗を翻す!ありえへん!でもそこは小説、上手に相手を叩きつぶし自分は人事部長に返り咲く。これもありえへん!不倫してたのに!第5章「貸し剥がし」無茶無茶リアリティあり。

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    投稿日: 2012.02.18
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    最終退行。一読、何の意味やら理解できなかったが、最後に銀行を退勤すると言う意味。要するに「戸締り当番」のこと。本来は持ち回り当番制だが、課長兼務の副支店長が毎日担当せざるを得ないところに、この主人公の置かれた厳しい状況が暗示されている。某都市銀行会長の放漫経営を縦軸に、戦後の闇から甦ったM資金の謎を横軸にし、企業小説に冒険小説の味付けをした中編。いつもながら企業群像を描かせたら天下一品の筆の冴えを見せる著者だが冒険小説として読めば物足りない。著者には変な色付けをせず純文学ならぬ純企業小説で勝負してほしい。

    0
    投稿日: 2012.02.11
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    ちょっと厳しめの★3つ。 最近ローラーをしている池井戸潤。 この作品は、他の作品に比べるとどうしても見劣りしてしまう。 それにしてもこの作者の「嫌な上司」を書かせる手腕はピカイチ。 読みながら何度も「谷め!」と本気で憤りを感じてしまった (出張帰りに飲みながら読んでいたせいもあるかもしれない)

    0
    投稿日: 2012.01.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    非常に読み応えのある作品。 特に後半はほとんど一気読みだった。 日本の金融システムは護送船団方式と言われ、民間企業でありながら競争のない特異な社会を築いていた。 「銀行の常識は世の中の非常識」と言われる所以だ。 「組織の中では成果の評価が困難になり、事なかれ主義が横行し、保身に長けた者が出世の道を歩んでいくことになる。」(解説より) どこか公務員に似ていないか?

    0
    投稿日: 2012.01.30
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    まさか天下の大銀行の会長がそんな夢を…なんて感じで読んでいたら、あるところで映画「マルサの女」で山崎努さん演じる脱税が疑われる金持ちの社長に宝くじの1等の当たり券を勧める胡散臭い女性がいたシーンを思い出した。そこからあっという間に読み切ってしまった。池井戸作品これが三作め。一番面白かった。

    2
    投稿日: 2012.01.27
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    読み応えありの銀行サスペンス 銀行の組織というものをリアルに描いた読み応えのある小説。世間の非常識という銀行、組織(本部・支店の違い、出世、学閥、同期競争・・・)や貸し剥がしの実態、不倫がリアルに描かれている。やはり、元銀行員だからこそここまでリアルに書けるのだろう。そして、読者は思うはずだ。銀行というところは恐ろしい場所だと。そして銀行員はおもうだろう。この小説はリアルに銀行を描いていると・・・。 池井戸氏の銀行小説を色々読んできたが、力作といえるだろう。内容も詰まっているので、読み応えがある。夜から読み始めると朝になっているので、朝から読み始めるのをおすすめする。一気に読破したくなる小説だ。

    0
    投稿日: 2011.10.30
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    バブル後の銀行の閉塞感、不正、人事、謎の「M資金」、虚栄、欺瞞。 そういった混然一体の出だしから、次第に話は終息に向かっていく。 最後に様々なストーリーが交差して勧善懲悪の世界が出来上がるのが、なかなか爽快で楽しい。

    0
    投稿日: 2011.09.19
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    http://sgk.me/el9zko第145回直木賞受賞者、池井戸 潤さんの作品です。 現代サラリーマン社会の構造的欠陥を浮き彫りにするスリリングな展開は、「下町ロケット」とはひと味違った魅力があります。 電子書籍化もされている人気作です。http://ebook.shogakukan.co.jp/detail.php?bc=pc-37962818

    2
    投稿日: 2011.09.08
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    お話はおもしろいけど、主人公にも嫌悪感。仕事人間で「会社にも家庭にも居場所がない」て顔しながら不倫を謳歌してるってどうなの?ていうか池井戸潤ばかり読んでたら銀行員、いやサラリーマン嫌いになりそう笑

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    投稿日: 2011.08.17
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    池井戸潤らしく組織の権力に翻弄されながら生きていく銀行マンが何のために働いているのか、自問自答しながら組織に抗い、魂の納得するまま行動する話。

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    投稿日: 2011.08.03
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    M資金のサルベージというエッセンスもありつつ、エリートルートを外れた副支店長の行動を描いたもの。まあまあおもしろい、

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    投稿日: 2011.03.09
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    面白かったが、うまくまとめすぎの感も。人があっさり死ぬところもあんまり好きではないかな。。 [BOOKデータベースより] 都市銀行の中でも「負け組」といわれる東京第一銀行の副支店長・蓮沼鶏二は、締め付けを図る本部と、不況に苦しむ取引先や現場行員との板挟みに遭っていた。一方、かつての頭取はバブル期の放漫経営の責任をもとらず会長として院政を敷き、なおも私腹を肥やそうとしている。リストラされた行員が意趣返しに罠を仕掛けるが、蓮沼はその攻防から大がかりな不正の匂いをかぎつけ、ついに反旗を翻す。日本型金融システムの崩壊を背景に、サラリーマン社会の構造的欠陥を浮き彫りにする長編ミステリー。

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    投稿日: 2011.02.17
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    「鉄の骨」で気になった作家さんです。 今回も読みごたえがありました。 ラストはちょっと急ぎ過ぎな感じがあって、そこが残念。

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    投稿日: 2010.11.24
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    戦後の大型経済詐欺にM資金というのがあるが、この小説はその資金に関連性を持たせながら銀行の腐敗を暴いていく。 旧日本軍がアジア全土から集めた軍資金は数十兆円に上るといわれているが、敗戦を間際に日本軍復活の為に埋蔵されたといわれている。 それを資金に融資するという経済詐欺を調べる銀行マンから物語はスタートする。この人物が後に頭取となってこの銀行を支配する。バブル期の無理な経営が祟って銀行は破綻寸前になっている。 羽田支店の副支店長を務める主人公は、不況に喘ぎ銀行の無理な注文に苦しむ経営者と自分の都合で融資をほしいままにするエリート銀行マンの間に挟まりながらもがきながら、ある融資を手掛かりに頭取の不正を解き明かしていく。

    0
    投稿日: 2010.08.29
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    ★再読 購入した日 :2010/08/16 開始した日 :2010/08/17 読了した日 :2010/08/17 実家にあったはずだが 再度購入。 ロンダリング手口はオモシロイ。 ただ、展開が冗長的。 うーん。

    0
    投稿日: 2010.08.20
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    池井戸作品ちょっとパターン化してきたかな・・・主人公のキャラも特徴がない感じ。作者の思いを人物に語らせすぎ。この辺りがパターン化してきている。ただし、ストーリーやテーマの着眼点は毎回凄いなぁと感心させられる。

    0
    投稿日: 2010.06.14
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    腐敗する銀行の副支店長が耐えに耐えて反抗する話になるのかな???M資金詐欺なんかも出てきて話は相当大がかり。銀行内の熾烈な出世争いや足の引っ張り合いは凄まじいですねえ…

    0
    投稿日: 2009.06.29
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     (本文より)  ―好きでもない仕事を二十年も強制されてきた蓮沼がたまに思い出すのは、東京第一銀行の入社面接を受けたとき、最終面接を担当した役員の言葉であった。 「銀行業務はとても間口が広いんだよ、君。色々な経験が積めるだろう。人間の幅を広げてやりがいのある仕事を見つけるのに、これ以上の組織はないんだ」  騙された。  ―谷が稟議書の書き直しを命じているのは、中味が悪いからではない。ただ、自らの力を誇示したいがためだ。 どこまで本当かは分からないが、銀行(特にメガバンク)などの大組織に付きものであろう出世競争、書類手続きの融通の悪さ、年次や肩書きの圧倒的な権威などを小説の中でリアルに描ききっている。因みに、作者は慶應義塾大学卒業後、旧三菱銀行に勤務したキャリアの持ち主。

    0
    投稿日: 2009.06.04
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    ブクオフの棚から一掴み的入手作品。池井戸さんの銀行を舞台にした作品群の一つで、以前短期集中的に読んで食傷気味になったにも関わらず、また手を出してしまいました。結論は、やっぱり胸焼けしてしまいました。復讐する主人公の生活態度や動機が、不純。なのに、主人公ばかりがハッピーエンドになるのは、なんだかなぁ〜。読みやすいけど、読後感が無味無臭。

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    投稿日: 2009.03.16
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    いつもながらの銀行の裏側を描きつつ、今回は第二次世界大戦後、東京湾に沈められたという金塊をめぐる争いもプラスされ、今までの池井戸作品とは、ちょっと違ったテイスト。 お宝探しの件は、少々しつこいような感じもするけど、どんなに窮地に立たされても、正しいことをしていれば、いつか道は開ける! 結局、池井戸作品には、いつもそう思わされる。 タイトルの「最終退行」にも深い意味があり、ちゃんと最後まで読む価値あり。

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    投稿日: 2009.02.28
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    小説としては☆☆☆☆ 経済小説としては☆☆☆つてとこでしょうか。 主人公は東京第一銀行に勤める非エリート副支店長“蓮沼鶏二”。時代設定はバブル崩壊以降の銀行の支店状況。 ストーリーは、銀行を私物化している元頭取久遠と上にしか目がついていなく、常に保身を念頭に行動するエリート銀行員に対する闘い。 『銀行の常識は世の中の非常識』 銀行員でもない私には分からないことですが、元銀行員の作者が語る言葉だからこそその実情が、よく伝わる気がします。 バブル崩壊で傷ついたのは、銀行、企業だけでなくお互いの信用を第一に置く日本の素晴らしき人間関係ではなかろうか。

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    投稿日: 2007.05.27