題名くらいはなんとなく知っていたけど、マンガ大賞ってことでトライ。って、さっきの重版出来を読んだ後だと、これを読んでいる自分が、妙に後ろめたかったりした訳ですけど(苦笑)言い訳としてはまあ、過去の授賞作品のほとんどが好きで、この賞ならハズレないと思ったからなのですが。それはさておき、面白かったです。期待以上とまでは言えないですけど、少なくとも続きも読んでみたい作品かな、と。ちょっとミステリ的要素もあって、そういうのも魅力的ですね。

私も北海道生まれですが自然の厳しさ特に冬季の厳しさは筆舌に 尽くしがたく今のように装備が色々と有れば対応も出来るのでしょうが 作品の時代背景ではいかに大変な状況下であったか想像が出来ます 作品としては良く出来ていると思います、次への展開もテンポ良く いかにもと言う感じで興味を繋いで続いていきます 次巻も楽しみにしております。

【このマンガがすごい2016】オトコ編2位!日露戦争後の北海道で繰り広げられる宝探のお話!2階ラウンジ特集コーナーにご用意しております!

内容は「戦時中に隠された財宝を追う」と言うシンプルなものだが、北海道を舞台にして、元日本兵とアイヌのヒロインとが立ち回ると言うもの。食事のシーンもよく登場し、アイヌ文化が見れるところは、新しく、興味深く目を引く。

日露戦争から帰って来た不死身の杉元がありとあらゆる生存欲でアイヌの女の子と一攫千金を目指す料理が美味しそうに見えるマンガ

近代的な武器や小物がなくても、知恵をメインに生き延びる術を見つけるところが良いです。生命力ってそういうものだよな、と思ってしまいました。続きが楽しみです。

2015年を代表する作品にも関わらずなんやかんやで読んでませんでしたが面白かったです。 なんでしょう...お宝探し...歴史...アイヌ飯など色々な要素を詰め込んでる感は凄いけれどそれが破綻せずに上手くまとまっているな...と感じました。 集英社らしい王道の青年漫画だったと思います。

敵も味方も殺意に満ちていて展開がえらく早いｗ 「ああこれ詰んだ」と思うシチュエーションでも主人公が強すぎてちゃんと挽回するので驚く。

本屋で試し読みを立ち読みして購入しました。明治期の北海道を舞台にしたサバイバル＆料理がテーマです。狂気が下地にありながら、どこかのんびりしたものもあったり、明治の雰囲気が新鮮です。先が楽しみ。

不死身の帰還兵が持つ戦いの技術と、アイヌの少女が実践する狩猟採集民族の知識。 要素てんこ盛りで容易にジャンル分け出来ない、超絶おもしろい漫画。

日露戦争後の北海道を舞台に、元兵士の主人公がアイヌの金塊を探すという物語です。 ネット上での面白いという評判を見て読んでみましたが、確かに物語として面白く、また独特なアイヌの世界を覗くこともできて満足感がありました。 4巻まで読んだところでは、見つけた動物は手あたり次第殺して食べるという感じです。 リスを食べるなんていう発想は全然なかったですが、大体どんな動物の肉でも棒で叩いたら食べられるようです。 あと、動物の脳みそは、塩をかけて食べれば大体美味しいようです。 アイヌの女の子が表情豊かで、非常に可愛いのもこの漫画の魅力の一つです。

隠された金塊をめぐって地図を（文字通り）身に付けている囚人を捜し出せ、元軍人の杉元とアイヌの少女アシリパがサバイバルする話。 バトルとグルメが半々・・・かな？あとギャグも。 グロも結構あるので内臓とかほんと駄目って方は気を付けた方がいいかも。 この漫画を語る上でグルメ（笑）漫画でもあります。冬に読むと飯テロなあったか飯が。 あと倭人からしたらゲテモノ的なものに面したときの杉元さんの顔w オソマおいしい！ ヒロインにあるまじき色んな表情を見せてくれるアシリパさんかわいい あとヒグマ最強伝説 話がポンポン進みます。この勢いで最後まで走りきって欲しいですね。

最近一番好きな漫画。キャラ・話・食・ギャグどこから切っても面白い。話の都合上グロい描写があるので苦手な方は注意。

向いてなかった グルメパート、天丼が多い シリアスパートは面白いがいかんせん漫画力（コマ割りなど）が少ないので読むのが苦痛

容赦ないバイオレンス、隠された金塊を探す男たち、適度なギャグ。最近ではあまりなかったタイプの良作。 アイヌのまめ知識（特に料理）も楽しんで読める。 むしろ戦闘と料理が同じくらいの割合のような・・・。 強烈なキャラクターがどんどん増えてくる。 是非とも失速しないで完結して欲しい。 自治医大店　田崎

プリズンブレイク、山賊ダイアリー、シュマリ、皇国の守護者(序盤)。様々な有名作の要素を感じるが、総じて面白い。展開に期待。

首のあんなとこを撃たれたら死ぬんじゃないの？不死身ってのはダデじゃない？アシリパさんの発音ができない。（リは小さいリ表示）金塊の額が半端無いせいで、刺青男を狙うのは大勢いるなぁ。リスの脳みそを食えというアシリパさん。私には無理だ。。生だしな。

アイヌ族の少女と、元軍人の男。 父親の仇、そしてお金のために、金塊を探すことを強力することになったふたり。 とにかく面白い。アクションシーンもいいけれど、ふたりの食事シーンはとてもかわいい…キャラが素敵。そして漫画としてすごく面白い。ページをめくって思わずびくっとしてしまったり。 久々に続きがとても楽しみな漫画。

元軍人が黄金を探し求め、アイヌの少女と旅をする物語り。 人が死にグロいシーンもありますが、アイヌの文化に触れる中で戸惑いながらも少女と心通わせていくところはコミカルでもあります。 書籍説明を読んで身構えてしまいましたが、思ったより読んでいて楽しく読み終えた後、重たい気持ちにはなりませんでした。 また、絵が凄く綺麗です。 個人的には今のヤンジャンの中で一番の作画だと思います。

一気に読んだ。息をつかせぬ展開。 気になる引っ張り方をしといて、ドーン！ドーン！と新たな事実が繰り広げられていく感じ。こういう感じの漫画、久しぶりに読んだけどとても楽しかった。続きが気になる。 アシリパ可愛い。リス美味しそう。

グロいの苦手なので野生の生物を調理するページは読んでて気分が悪くなってくるのですが、 それ以上にヒロインが可愛くて・・・かわいいは正義ですねっ♪

1、2巻を読んでの評価となります。 「乙嫁語り」、「テラフォーマーズ」あたりの影響が強いように感じましたが、独自の魅力も兼ね備えた漫画です。 アイヌの（特に「食」に於ける）文化に関する描写が多く見られ、動物の皮をひん剥いたり、現代人にとっては過激な描写もちらほらあったりします。 ですが決してシリアスに陥らず、コミカルに娯楽として楽しめる範囲で描かれています。 残念ながらそのさじ加減が私には好みではなく、もっとシリアスなものを期待していました。 その辺の好みで評価は変わってくると思います。 あと埋蔵金要素ですが、物語を牽引させるには弱すぎたように感じます。全くもって不要だったのではないかと。 しかしながら「ゴールデン」カムイなわけで、これからどう発展させられるのかには注目していきたいと思います。

明治37年、日露戦争で武勲をあげ”不死身の杉本”の異名を持つ杉本佐一。 戦士した親友の妻の病気を治療するため、一攫千金を求めて北海道に来たところから物語は始まります。 北海道のどこかに隠されていると噂される、アイヌ民族の金塊。 アイヌの少女、アシリパ（リが小さいリ）と手を組んで、その在処を探す旅に出ます。 同じく財宝を狙う者たちとの死闘にも心躍るのですが、何よりもアシリパが披露するアイヌの知恵の数々に興味を惹かれます。 トドマツを利用したクチャと呼ばれる仮小屋。 リスをまるごと叩き、肉だけでなく血も骨も使った肉団子のチタタプ。 参考文献として並ぶ本を見ても分かるように、多くの資料を下敷きに展開されるアイヌの風習はどれも魅力的。宝探しあり、サバイバルあり、アイヌの生活風習あり。 様々な”面白さ”がギュギュッと詰まったエンターテイメント。

少年漫画でいいのかわかりませんが、これは今年くる予感がする（適当）。 絵はまだまだ伸びしろがありそう、だし、何よりもストーリーが抜群。ご飯もおいしそう。 何が難点かというと、アイヌ語の発音がイマイチわからないところ。

日露戦争後の北海道で、金塊を巡ってサバイバルといった内容。細やかな時代背景描写や豆知識、無駄に凝った食事シーンなど、漫画の風味となる要素が既に出てきているが、全体的な内容は地味目な印象が拭えない。 話の枠組みが出来上がってくる二巻以降は加速度的に面白くなってくる。一気読みが望ましい漫画だ。

世界観に引き込まれること、キャラが魅力的であること、読み進むリズムが心地よいこと。 これらの要素が“面白い漫画”に含まれる事が多いですが、本作はこれらのバランスが絶妙です。 まず世界観ですが、日露戦争後の北海道が舞台。混沌とした世界情勢をバックに、アイヌ文化と網走監獄を絡めた宝探しサスペンス要素を盛り込んだ、リアル史実と都市伝説の配合バランスが魅力的。雄大な自然さえも時折牙をむくリアルなピリピリ感が漂っており、現代と比較するとその命のウェイトギャップに心がザワザワします。 主人公は帝国第１師団帰り。１話冒頭は旅順攻囲戦における203高地攻略戦でしょうか（ｻﾞﾜｻﾞﾜ）。WW1頃の悲惨な塹壕消耗戦の生き残りでありながら、実直で好感が持てるタフガイ・杉本。 行動動機は良くも悪くも個人主義ですが、それが現代チックで読者の感情移入に一役買っています。人を見る際に色眼鏡をかけず、自身の信じる正義を全うする。そんな主人公オブ主人公。 ヒロインはアイヌ娘で独特の価値観とそれを育んだ異文化の魅力がギッシリだし、別勢力である第７師団はプロフェッショナルとしての驚異が尋常ではなく、囚人勢力も一芸持ちのチンピラ集団かと思いきやまさかのあの方が含まれていてIF歴史センサーがビンビン反応してしまう始末。ヤバイ。 ストーリーテンポについては、わりと軽快に進んでゆき実にストレスフリーですが、その背景はより深く拡がるのでこれまた心がｻﾞﾜｻﾞﾜします。テンポよく進みますが描くのはイベント描写だけでなく、やりとり、生活感、サバイブ術を丁寧に描くのでためになるしキャラクターへの感情移入も深まります。主にサバイブ、民俗学方面ですが意外に食マンガの要素もあり、そこでほっともするのですが、”生きる事””生き抜くという事”を際立たせるスパイスにもなっていて、ぼくはこういうの、好きですね。 無限の住人、皇国の守護者、山賊ダイアリーあたりが好きな人はお試しあれ。

新刊のコーナーにあって、①なので借りたのだが、そんなテキトーな借り方でこれだけのクオリティのものに出くわすのだからコミックはあなどれない。まず絵がうまく、ストーリーもしっかりしている。資料の研究が行き届いていて、木に枝を立てかけておくと、リスそこを通ったほうがラクなので通路になる。そこにワナをかけるといいとかクマとの対決のディテイルとか。明治時代の兵士の様子とかアイヌの文化など新鮮である。

ドキドキワクワク感があります、アイヌなど民族物が好きだと更に楽しく読めます。 登場人物たちのこれからの競争が楽しみです

おもしれーくまざわ書店八王子店に感謝！ アイヌ、民俗学、狩猟、軍隊、かっこいい漢(おとこ)好きにはたまらない。

主人公の目的は必要な金を手に入れるため、 隠し財宝を手に入れることなんだけど、 そんなことはもうどうでも良くて、 アイヌの狩りの仕方とかおいしそうな料理とか それを食べている幸せそうな主人公たちとか 凍死しそうなシーンとか そっちの方が寧ろ断然面白い！ それにしてもキャラの描き方がうまい。