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探偵の探偵
探偵の探偵
松岡圭祐/講談社
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総合評価

159件)
3.5
20
51
57
13
1
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    中々に怖いものがあった ミステリー好きの人は探偵になりたいと思った事が1度くらいはあるはず 自分も例に漏れず なんだろうね。もう、がちで怖い作品 「探偵」という職業の闇にも近しい部分 良い探偵も悪い探偵もいるということではある 本作の主人公玲奈 過去を振り返る度に痛々しい描写でえげつない 『高校事変』シリーズは言うなればそっち方面での描写を主としてるからスッと入ってくるけどまさかの感じ 次巻も楽しみになってきた

    0
    投稿日: 2025.10.14
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    高校事変を一旦休憩してこちらを。 高校事変の結衣ちゃまの無敵感に慣れすぎていた。 玲奈がすごく人間っぽい…!ちゃんと感情のある人間だ…!だからこそ痛々しくてもどかしい気持ちにもなった。でも玲奈は玲奈のまま真実に辿り着いてほしい。

    0
    投稿日: 2025.09.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    探偵のノウハウが披露されるが、少々怖かった。監視対象になったら、こんな風にすべて暴かれていくのだと思うと。 ここで描かれているのは、推理小説の華々しい名探偵像ではなかった。鋼の意志を持った女によるハードボイルド小説だった。 ストーカー殺人の被害者となってしまった妹の痛ましい事件を読み進めるうちに、穏当な人生を捨てて探偵社へやってきた玲奈の気持ちがわかるような気がした。事件の描写が現実的なため、本当に心を痛めてしまう。これからの人生全てを妹に捧げる覚悟だったのだろうと思うと、言葉も出てこない。 探偵たちの中にも正義と悪が混在していて、だからこそ人を見て信頼するというのはあるのかなと思った。須磨社長と玲奈、琴葉が疑似家族のようで胸を掻きむしりたくなる。あまりに危険な展開なのもあり、せめてみんなが無事であってくれと願っていた。

    0
    投稿日: 2025.08.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ラストに繋がる 二冊を最近読んで 別世界の物語も読んで 少しだけ 前の世界に戻ってくる バイアスかからずに 全てを客観的に確認することって 難しいよね

    0
    投稿日: 2025.03.14
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    4.0/5.0 探偵という職業は映画や小説で見るような華麗でカッコいいものではありませんよ、もっと汚いものですよ、みたいな話を小説にしたメタ的な内容。 探偵と警察の癒着や卑怯な手口を華麗でタフなヒロイン紗崎玲奈が突き止める。 このヒロイン像が個人的に凄く好きだった。

    0
    投稿日: 2025.02.09
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    世上の事件解決の名探偵というイメージは虚像で、実際は人捜しや浮気調査に違法すれすれの手段で情報を集める。さらに詐欺まがいや得た情報を元に恐喝するものもいる。探偵という業界について実態をよく押さえた上で、そのような不正を摘発する監察官的な存在に名乗りを上げた主人公。読みやすい。主人公は、(偶然も含め)洞察力、そして何より身体能力が並外れていすぎるかな? 

    0
    投稿日: 2025.01.14
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    対探偵課に配属し、妹のカタキを取ろうとスキルアップしていく玲奈。新しく部下となった調査会社に何となく就職した琴葉。2人のデコボココンビが心通わせていく。続編では琴葉は活躍するのだろうか。

    0
    投稿日: 2024.09.05
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    9年ぶりに再読。 松岡圭祐さんの作品を初めて読んだ記念すべき(?)1冊目。 当時、北川景子さんが主演したドラマが面白くて、原作も読んでみたくなったのがきっかけ。 大まかなあらすじは覚えているつもりだったけど、さすがに9年も経つと結構細かい描写は忘れていたりして、新たな気持ちで読むことができて楽しめた。

    9
    投稿日: 2024.04.09
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    対探偵課という、探偵を探偵する?(悪徳探偵を成敗する的な課なのかな)を作り、そこに配属された主人公。 その主人公も、過去に妹が殺されてなくなるという経験もあり、(それが探偵のせいだったりする?) なんというか、もっと自分を大事にした方がいいよ。と、主人公に言いたい。(前半はページが進まなかったんよ)

    0
    投稿日: 2024.02.12
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    対探偵課が出来上がった経緯を書いたもの。とーってもご都合主義なストーリーではあるが対探偵課という着眼点が面白く、探偵という役割への挑戦に思える。桐島さんいい人。さらっと読めるしちょうどいい感じ。

    0
    投稿日: 2023.12.28
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    またまた新たなニューヒロインの誕生。 野獣のようにヒタヒタと傷つきながらも前に進む主人公を応援したくなる! ぜひ〜

    6
    投稿日: 2023.08.16
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    悪徳探偵を追う対探偵課探偵,紗崎レナ。 強い意志と知識で戦うが,強靭ではないので傷だらけでスリリング。特に車ごと沈められた時から絶体絶命が続く。悪徳探偵阿比留の仕掛ける罠が汚い。

    21
    投稿日: 2023.05.15
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    中堅調査会社が併設する探偵養成所に、決して笑わぬ美少女・紗崎玲奈が入校する。探偵のすべてを知りたい、しかし探偵にはなりたくない、という彼女には、自分から言えぬ過酷な過去があった。調査会社社長・須磨は玲奈の希望を汲み、探偵を追う“対探偵課”の探偵として彼女を抜擢した。怒涛の書下ろしシリーズ開幕。 知人から薦められて読んでみた。いやぁ、すごかった。玲奈ちゃん、傷だらけ。もう少し自分を大切にしてほしい。そして、やはりそういう仕事は暴力がつきものなのかもしれないとも思った。別の作品でも女探偵さんが、もういつもボロボロになってるし。 しかし、玲奈ちゃんの過去が胸糞悪すぎた。もう本当に玲奈ちゃんの家族が可哀想だし、あんな風にじぶんを大切しない玲奈ちゃんになってしまうのも分からんでもないか。 この話を読んで、「あぁ、確かにな」と思ったのが、探偵というのは犯罪と紙一重なのだなということ。玲奈ちゃんが作品の中で言っていたが、「大した調査もせずに、嘘の報告をして、お金だけはとる探偵」は、確かにいそうだなと。広告にはいいことしか書いてないけど、そういうこともありそう。 シリーズものに手を出してしまったが、この続きが気になっている。玲奈ちゃんのことや助手の琴葉ちゃんのことも気になるし、続編には窪塚さんも出てくるのかな。なんだか関わり合いありそうな雰囲気があったけど。 2023.5.9 読了

    0
    投稿日: 2023.05.09
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    なるほどこういう話なのか。なかなか面白いな、世にある探偵物の物語を小馬鹿にしつつそれを現実にしようとしてるのが敵役ってのはなかなか面白い。高校事変みたいに主人公が驚異的な能力を持ってないので新鮮ではある。ただ、高校事変の方がスケールの大きさの面でも主人公の魅力の面でも今のところ遥かに面白いかな。

    1
    投稿日: 2023.03.26
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    高校事変からの流れで読みました。 どなたかがおっしゃってましたが、北川景子さんのイメージがちらついてしまいました。 高校事変の結衣ちゃんが凄過ぎて、玲奈さんがもどかしく思えましたが、それが却って応援したくなるなるような気持ちです。

    2
    投稿日: 2023.01.23
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    『高校事変』から松岡圭佑にはまり他作品も読んでいる。映像化されていたというこちらは北川景子がチラつきながら。ピッタリだ。そして映像の初回も後追いで見たら原作に忠実のようだ。全て見たいけど有料なので…機会があったら見ようと思う。松岡圭佑の小説を読むといろんな業界のことが垣間見れる。面白い、エンタメとして楽しめる上、知識も身につく気がする。 それにしても玲奈というヒロインのは今後どうなるのかやはり気になってシリーズ完結まで読みたい。

    3
    投稿日: 2023.01.22
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    リアルな探偵像を描きつつ、エンタメ性も兼ね備える狙いはわかるけど、優秀なのにバカで粗野な紗崎に魅力を感じない。

    1
    投稿日: 2022.12.06
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    最初の200ページが導入って感じで、そこで残りページ数に気づいて「盛り上がる前にもう終わっちゃうけど…?」って気持ちになった。もっとどんでん返しを期待してたからちょっと物足りない。

    0
    投稿日: 2022.11.09
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    この方の本で有名なミッキーマウスの憂鬱?だったかな?があんまりパッとしなかったので、それから読んでなかったんだけども、、、 ふと気になって借りてみた。 なんとも、あり得ない展開なんだけど、心がヒリヒリしてきて、つい、やれ!やれ!って応援してしまってるわたしがおりました。 華奢で美人で、なんでもできる探偵なんて、なーんて、できすぎた女なんだか。 よくミステリー系の本に出てくる探偵役の女子は大概にして、美人ばっかりなんだけどさ。笑 太ったブスだとやっぱり機敏に動き回れないのかなぁ。 描きやすいのかもね。美人がやっぱり。笑笑 ただ、この本に関してはなんだかこう、読んでてわたしが守ってあげたくなるようなそんな孤独に立ち向かう美人探偵でした。 なかなか面白い!!!!!

    0
    投稿日: 2022.10.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    高校事変読んだ後だったので期待しすぎてた。 探偵って地味だからストーリーに抑揚なくて飽きてしまった。

    0
    投稿日: 2022.10.17
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    高校事変を12巻まで読み終えたので、過去のシリーズにも手を出してみようと読んでみた本。高校事変ほどの派手さとバイオレンスさはなく地味とも言えるが、主人公が洞察力を活かした立ち回りは変わらず、安定して面白かった。

    0
    投稿日: 2022.09.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    探偵の探偵シリーズの記念すべき第一弾。 最愛の妹を亡くし、ストーカーに妹の情報を流した「探偵」の正体を暴くために探偵社に入社した紗﨑玲奈と殺伐とした探偵業の世界に飛び込んだ峰森琴葉が運命に翻弄されながら戦っていく物語。 松岡作品の『万能鑑定士Q』シリーズや『特等添乗員α』シリーズのような殺人や血が出にくい作風だったのに対し、このシリーズはとにかくバイオレンスな作風で苦手な人には避けられがちな物になっている上に、主人公の過去がとても陰惨のため先のシリーズのノリで読み始めるととても面食らうのかなと思いました。 ストーリーとしては、彼女がスマ・リサーチ社に入社してから峰森との出会いなど導入からグッと捕まれるような最初でこれでもかと暗い過去や殺伐とした世界観が描かれている。自分の名声のために自分で事件を起こし、邪魔な人間を排除するという価値観を持った人間がいるというのが、探偵好きの私にはとてもショックな瞬間でもあった。人と人とが裏切り合っていく物語もこのストーリーならではと思いました。これから峰森との関係性がどうなるのか、玲奈の妹を死に追いやった探偵の正体は誰なのかなどの謎が残っているのでこれからの物語がとても楽しみです。 この作品をアニメ化した際の声優陣を自分なりのキャスティングしてみたので読む際に参考にしてください(敬称略)。 紗﨑玲奈:小松未可子 峰森琴葉:Lynn 桐嶋颯太:花江夏樹 窪塚悠馬:内山昂輝 須磨康臣:神谷明 岐部譲司:吉田ウーロン太 霜田辰哉:落合福嗣 藪沼信吾:近藤孝行 矢吹洋子:日高のり子 阿比留佳則:山口勝平 紗﨑咲良:安野希世乃

    34
    投稿日: 2022.09.18
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    着想は面白いが全体に暗い。 主人公が美少女なのは凜田莉子から続くお約束の設定。バイオレンス要素が強すぎて松岡圭祐の作品としてはちょっと期待外れかも。

    4
    投稿日: 2022.09.15
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    なかなかのハードボイルド。 細身の美形で若い女子なのに、まあよくぶん殴られている。 男女平等の世界なんだなー、などと思った。

    3
    投稿日: 2022.08.03
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    文章はうまいが  どんでん返しを期待したが最後まで「おっ」とは思はなかった。読ませる文章だが通俗的である。鑑定士Qよりは多くない気がするが、相変らずの蘊蓄ぶりだった。終りの孤独感は哀しかった。

    1
    投稿日: 2022.05.21
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    悪徳探偵をつぶす探偵、という設定が面白く、また、ホームズなどの華々しいイメージの探偵と異なり、泥臭いというかリアルな探偵が出てきてよかったです。 裏世界をそうとう味わっている悪徳探偵に、20歳そこらの主人公がこうも立ち向かえるものなのか、ピンチでも都合よく助かるヒロインたち、妹に似ている新人にわりとすぐ心を開いた印象の主人公、その気もないのに探偵に就職して、現場で違法行為と暴力にひいていても辞めない新人ちゃんに、ツッコミを入れて読みました。「名探偵」じゃない、泥臭い探偵が出てくる話だけど、キャラ的にはわりと泥臭くないの。 あちこちに挟まっている豆知識を興味深く読んだ。

    0
    投稿日: 2022.03.09
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    玲奈と咲良の仲の良さそうな様子を読めば読むほど辛さが倍増する。 高校事変の最新刊を先に読んでしまったので、何が起こるか分かっていたから余計に姉妹の仲のよさが悲しかった。 玲奈は復讐の為に探偵業に就くことにしたが、その固まった心を琴葉が溶かしつつあるこれからの話が楽しみだ。

    35
    投稿日: 2021.11.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    玲奈の人間味がだんだんと分かってくるところが良かった。これからの琴葉とのタッグが楽しみ。それだけに、最後の病室の描写はちょっと切なかった。アクションは見るものだと思っていたけど、読めもするんだなぁ。 荻窪もこれからどう関わっていくんだろう。 玲奈の追う悪徳探偵の正体もまだ分かっていないので、シリーズ読みます。 純粋に、玲奈カッコいいね! 高校事変、気になってきた

    1
    投稿日: 2021.07.28
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    思ったよりハードボイルドであまり好みではなかった。暴力沙汰はあんまり好きじゃない。 でも、最後の記述で続編が気になってしまったなー。

    0
    投稿日: 2021.07.05
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    松岡圭祐氏の本は「高校事変」シリーズしか読んでいないという、かなり偏った読書趣向をもっていると自覚している僕であるが、本書は初めての「高校事変」シリーズ以外の松岡本である。 なぜ手に取ったかというと「高校事変」シリーズでキーパーソンとして描かれる市村凛が登場しているからである。 本書を読んだところ、非常に読みやすく面白かった。 本書の主人公は、美少女・紗崎玲奈。 頭がよく、とっさの機転が利くという、このキャラクターは高校事変の主人公・優莉結衣とかなりだぶるが、やはり戦闘力という面では玲奈は結衣には敵わない。 というかどちらかというと力技は弱いww。 まあ、それが普通だけどね。 1巻には市村凛はでてこなかったが、次からでてくるのだろうか。楽しみである。

    22
    投稿日: 2021.06.17
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    探偵には、美男美女は目立つからアカンのか…なら私は探偵になれんな(^O^) 対探偵課「よくいえば業界の自浄、悪くいえば同業者潰し」、こんな課なら、探偵向きでなくても良いのか? 確かに美人で、一匹狼は、絵になる。 探偵には、妹の件でツライ目に会って…なので、探偵の全てを知りたい。でも嫌い。探偵学校出て、いざ、嫌いな探偵業界へ! まぁ、ほぼ全員を敵に回してやから、生傷絶えず… 探偵といっても、名探偵とかみたいに事件解決とかは、映画や小説の話でそんなんしない。逆にそこが良いな。 それに、美人やから何でも許せる…^^;

    26
    投稿日: 2021.05.07
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    万能鑑定士シリーズが好きで、今更ながら買いました。 リアルな探偵の内容、思い描いているものとは随分と違うんだなと衝撃を受けました…そもそもフィクションなのでしょうが… 内容は暗い内容が多いものの、相変わらず実際に使えそうな内容も出てきて、勉強になりました。 思わず一気読み。

    3
    投稿日: 2021.01.08
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    探偵の探偵というタイトルに惹かれて読みました。 自分が思っていた以上に中身が重く、辛い気持ちにもなりましたが、内容はとても面白かったです。 探偵業の闇がリアルに書かれていて、信用できるものじゃないんだなあとショックを受けながら思いました。

    0
    投稿日: 2021.01.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    探偵養成所に入学希望者として現れた未成年の紗崎玲奈。 美少女で進学校在学の彼女が何故? 実は彼女には壮絶な過去があり…。 思ったよりハードな描写も多く、美少女がこんなことになるなんて…と思うことも多々あり、今までに読んだことがない種類の本でした。 シリーズを読むのはつらいかも…と思ったのですが、相棒となった琴葉の存在が和ませてくれました。 しかし彼女は入院してしまいます。 きっと彼女の両親はこんな危険な仕事に反対するだろうなぁと思いました。 今後も彼女たちの活躍をみたいと続編も読もうと思いました。

    0
    投稿日: 2020.09.13
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    妹が被害に会った経験から悪徳探偵を成敗するために探偵事務所に入社した美女の話。 確かにミステリーで読む探偵のイメージと日本の探偵事務所(興信所?)のギャップは大きい。 特にアメリカなどは探偵をするためにはライセンスが必要で、本当に事件捜査などもすると聞きたことがある。 まあ、安楽椅子探偵や関係者を一堂に集めて推理を披露するというのは小説の中だけでしょうけど。 本書はかなりアクション性が高く、映画のようなエンターテインメント作品ですが、その前提で読めば結構面白いと思います。

    0
    投稿日: 2020.08.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    出会った事のないストーリー、展開で非常に楽しみながら、又、同時にいろいろ考えながら読み終えた。 主人公である玲奈(黒髪ロングの笑わぬ美少女)が訪れたのは須磨が運営する探偵学校。 頭も良く若くて美しい玲奈がなぜ探偵学校に入学したいのか? 彼女は探偵の全てをしりたいと言い、同時に探偵にはなりたくないと言う。 独自に玲奈を調べた須磨は彼女の父親の不倫、母親が精神科に入院している事を知り、探偵学校で学ぶ真の理由である妹の咲良に起こったストーカー殺人事件を知る。 直接的な死の原因を作ったのはストーカーであり、誘拐犯の岡尾で、咲良は廃棄物処理場の焼却炉内で岡尾と共に焼死体で見つかった。 ストーカー被害から逃れる為に、遠縁の家に避難していた咲良は何故岡尾に見つかったのか? そこに玲奈が探偵を恨み、探偵を知ろうとする事実が関係していた... ここから先は探偵とし、須磨の経営するスマ・リサーチで対探偵課という玲奈の為に新設された部署で働きながら、悪徳探偵との戦いに挑む物語。 その過程で亡くなった妹を彷彿させる新人琴葉が対探偵課に配属される。 気がつけば身を呈して琴葉を守ろうとしている玲奈。 なんとかしてそんな玲奈の力になろうとする琴葉。 そんな二人が立ち向かう阿比留との戦いの中、玲奈の妹が殺害された事件も見え隠れする。 単なる探偵物語でもなく、多くの謎解きが描かれているが実はその謎は真実に辿り着かず、巧妙に謎を解き明かす場面も描かれ、大切な人を守る愛も描かれた本作は非常に読み応えのある作品であった。 説明 内容紹介 調査会社スマ・リサーチが併設する探偵学校スマPIスクールに、笑わぬ美少女・紗崎玲奈が入校する。探偵のすべてを知りたい、しかし探偵にはなりたくない、という玲奈、なぜ彼女は探偵学校に入校したのか? スマ・リサーチの社長・須磨康臣は、彼女の驚くべき過去をつきとめる。須磨は玲奈の希望を鑑み「対探偵課」を設けた。紗崎玲奈はひとり、悪徳探偵を追う“対探偵課探偵”となった。 ―独創に満ちたアイディアを詰め込んだ、まったく新しい探偵小説、登場。― 『探偵の探偵IV』が『ダ・ヴィンチ』誌のブック・オブ・ザ・イヤー2015・小説ランキングで10位を記録しました。 イラスト・清原紘 容赦のない描写と抜群のリーダビリティ。「痺れる」松岡圭祐の新たな世界! ―藤田香織(書評家、エッセイスト) いいタイトルだ。シンプルでありながら、作品の世界観を的確に言い表している。―村上貴史(ミステリー評論家、「このミス」大賞選考委員) 探偵は正義の味方なんかじゃない。ミステリーヒーローの恐るべきリアル!―香山二三郎(コラムニスト、「江戸川乱歩賞」選考委員、「このミス」大賞選考委員) 「女性探偵」の代名詞となり得る、ヒロインの誕生を見逃すな!―宇田川拓也(「このミス」大賞選考委員) 「探偵小説」への反逆心から生まれた、美しき異形の「探偵」あらわる!―吉田大助(ライター) 作者のシリーズ物は、凝った設定に特色があるが、その中でも本書は飛び切りであろう。悪徳探偵専門の探偵というのは、初めて聞いた。しかし、読み始めてすぐ、こんな探偵がいてもおかしくないと思うようになった。探偵業界の現実が、克明に描かれているからだ。また、主人公の魅力も見逃せない。自分たちの仕事の邪魔になる玲奈の命を、悪徳探偵は本気で狙ってくる。それを承知の上で、彼女は危地に向かう。彼女は、頭脳派でもある。玲奈と悪徳探偵の頭脳戦は、双方一歩も引かぬ名勝負。でも、才色兼備にして文武両道の玲奈が、その力を見せれば見せるほど、彼女の哀しみが際立ってくる。タフでハードな鎧の下には、癒せぬ傷を抱えた魂が隠れている。―細谷正充(書評家、「江戸川乱歩賞」選考委員) 〔あらすじ〕調査会社スマ・リサーチが併設する探偵学校スマPIスクールに、笑わぬ美少女・紗崎玲奈が入校する。探偵のすべてを知りたい、しかし探偵にはなりたくない、という玲奈、なぜ彼女は探偵学校に入校したのか? スマ・リサーチの社長・須磨康臣は、彼女の驚くべき過去をつきとめる。須磨は玲奈の希望を鑑み「対探偵課」を設けた。紗崎玲奈はひとり、悪徳探偵を追う“対探偵課探偵”となった。 内容(「BOOK」データベースより) 中堅調査会社が併設する探偵養成所に、決して笑わぬ美少女・紗崎玲奈が入校する。探偵のすべてを知りたい、しかし探偵にはなりたくない、という彼女には、自分から言えぬ過酷な過去があった。調査会社社長・須磨は玲奈の希望を汲み、探偵を追う“対探偵課”の探偵として彼女を抜擢した。怒涛の書下ろしシリーズ開幕。

    4
    投稿日: 2020.02.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ぐいぐい読める。 (映像化したら無理なシーンはあるけれど。。。) 探偵の裏技とか、これは本当に使えるのだろうか?? と思ったらラストの黒幕が コナンかよ!という(悪い意味ではないが。。。)ぶっ飛んだ行動で 急に創作っぽさが全開になったのはなぜだろう???

    0
    投稿日: 2020.01.17
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    探偵という職業ほど空想と現実でイメージが乖離する職業もあるまい。 よくミステリーで描かれる探偵と言えば、難解な事件が発生すればその聡明な頭脳と類まれなる観察力で事件の証拠とヒントを集めて、物語の終盤においては関係者を集めて華麗な推理を理路整然と披露する、少なくともそんなイメージだ。 けれど実際の探偵っていうのはその業務の大半が浮気調査や身上調査などで決してミステリーで描かれるような華やかさとは一線を画す。 そんな世間と現実のギャップを敢えて利用して物語として昇華させようという発想はこれまでになかった。正義と悪という対立があるとすれば探偵はいつも正義だった。けれど本作では探偵側が悪となる。 探偵は人の素性を調べるプロだ。いわば人の見せたくない一面を暴くことを生業としている。しかしそんな手段を逆に利用して顧客を強請ったり恐喝したりする連中もいる。探偵という職業を利用する悪徳業者。これらの業界を浄化させるために立ち上げたのが、スマ・サーチ社の「対探偵課」である。 峯森琴葉は、就職活動に失敗したもののなんとか仕事にありつきたい一心で、調査会社スマ・リサーチに就職にこぎつけ、「対探偵課」に配属された。そこで「対探偵課」に所属する唯一の探偵・紗崎玲奈と出会う。 悪徳探偵が暗躍する事件を解決し廃業に追い込むことを目的とする彼女たちであるが、とうぜんそのことを目の下の瘤と疎むやつらもいる。 構図としては探偵VS探偵であるが、これがまた珍しくて新鮮だ。そして玲奈にとって探偵という職業が憎悪の対象であるということも興味深い。物語の序盤では玲奈が「対探偵課」に所属することとなった経緯が描かれる。

    2
    投稿日: 2019.04.07
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    勧められて読んだ本。勧めた人の言うとおり、グロテスクだったけれど、対探偵という立場はなかなか面白い。探偵はヒーローのように扱われることが多いが、怪しいこと、悪質まがいのこともしているというのも納得だ。警察でも、探偵でもない、探偵の探偵という彼女をもう少し追ってみたい。続編も読もう。

    3
    投稿日: 2019.03.11
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    探偵の全てを知りたい、しかし探偵にはなりたくない。そんな謎の美少女・紗崎玲奈。彼女は探偵学校に入学し、悪徳探偵を追う「対探偵課探偵」になります。「Qシリーズ」とは一線を画した激しいアクションシーンが見所です。

    1
    投稿日: 2019.01.17
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    20歳そこそこの娘が対探偵課で海千山千の探偵を相手にすること自体に無理がある。またスタイル抜群だが肉体派でもないのに、散々傷めつけられても死なずに男相手を倒すことも不自然。 最後まで読んだがシリーズとして読む気にはなれない。

    1
    投稿日: 2018.12.23
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    松岡さんの作品は他にもたくさん読んでいて、好きな作家さんでだと思っていたが、文章もシーンもなんとも頭に入ってこず、読みにくかった。

    0
    投稿日: 2018.10.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    Ⅰ~Ⅳまで読了。清原紘氏の表紙カバーにひかれて購入。読み始めたら面白くて、次の巻が待ち遠しく感じた。 ただ、ラスボスがいまいち魅力がない、迫力がない。

    1
    投稿日: 2018.08.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    悪徳探偵のせいで妹は死んだ。探偵のすべては知りたいけど、私は探偵にはなりたくない、という玲奈は、対探偵課の探偵として、悪徳探偵を撲滅するために毎日奮闘する。クール系美少女のバイオレンスな推理ものというギャップにうっとり。続きも楽しみ。

    1
    投稿日: 2018.06.07
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    ドラマは観てなかったので、読んでみてびっくり。 ここまでやる!?ここまで美少女ぼこぼこにする!?と衝撃。玲奈は、優しさの欠片もない、容赦ない世界に入った。その背景が切ない。 どうか幸せな結末が待っていますように。

    2
    投稿日: 2018.05.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

     少し前に買っておいて、楽しみにとっておいた本を今日、一気に読んだ。本書である。  文体は硬く(かと言って読みづらくもなく)、地に足のついた世界観とマッチしている。探偵という職業について、フィクションの世界に生きる名探偵ではなく、いわゆる調査会社の、決して華々しいとは言えない側面から描写しており、他の探偵小説とは一風変わった魅力を有する作品だ。その魅力を醸し出す中心となるのが、やはり主人公・紗崎玲奈の存在だろう。  抜群のプロポーションを持つ黒髪美人。都市に似合わぬ憂いつき、となれば、うん何か暗い過去を抱えているのだなぁと想像はつくことだろう。彼女こそは、対探偵課にてただ一人同業者を相手取る、探偵の探偵なのだ。  とまぁ、ここまで書いておいて、僕の中ではあんまりこの小説の評価は高くない。肩透かしを食らった感すらある。  正直彼女のキャラクター造形はかなり好みだったし、悪の探偵を相手にした小説というのも私的には目新しくて、結構楽しく読んでいた。けれどまあ、ワトソン役のキャラクターが鼻につくこと。仕事ができないなら何がしか精神的支柱になってやればいいだろうに、結局終始足を引きずってばかり。二人の距離が少し縮まるシーンがあるのだけど、なんだか唐突に過ぎる感じがして、そこらへんから少し白けた。  玲奈の宿敵とも呼べる相手が再来かーー? という雰囲気を匂わせる辺りでは「おお」と思ったけど、そのあとからずっと敵が小物臭い。劇場演出型ならば、もっと知略を働かせて欲しかった。後手後手に回り過ぎてて、最後のあがきもとってつけた感があるし(そういったものを所持しているような描写はなかったと思う)。  世界観にリアリティはあるけれど、徐々にキャラクターにリアリティがなくなっていく感じがした。話を動かすために無理矢理動いている感じがあるというか。前半の綿密さに比べて、後半は全然説得力がなくなっていっているように感じた。

    1
    投稿日: 2018.02.23
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    一気読み。 ドラマの印象が強くて、そのイメージに引っ張られがちだったけど、結構楽しめた。 ドラマの後の小説は面白くない場合が多いけど、今回は内容を知っていても、一気に読んでしまう程引き込まれていった。

    2
    投稿日: 2018.01.29
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    読書録「探偵の探偵」3 著者 松岡圭祐 出版 講談社文庫 p102より引用 “「二時間強、三十五万で誰でも借りられま す。”  探偵を調査する女性探偵を主人公とした、 長編アクションミステリ。  過去に家族に起こった出来事から、探偵養 成所へ入所した主人公・紗崎玲奈。個別面接 で探偵の全てが知りたいと言いながら、反面、 彼女は探偵にはなりたくないと明言する…。  上記の引用は、東京ドームのレンタル料金 についての主人公の一言。意外に安いという か、収容人数からするとその安さに驚いてし まいます。  主人公の過去や仕事の内容など、重く暗い 話が多いので、好みが分かれやすい作品では ないでしょうか。しかし、敵対する相手との 駆け引きや頭脳戦も肉弾戦も、白熱するシー ンが数多くあるので、読まず嫌いで置いてお くのも、もったいない一冊だと思います。 ーーーーー

    1
    投稿日: 2017.12.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    〇 評価   サプライズ ★☆☆☆☆  熱中度   ★★★☆☆  インパクト ★★★★★  キャラクター★★★★☆  読後感   ★★★☆☆  希少価値  ★☆☆☆☆  総合評価  ★★★☆☆  平成19年6月に「探偵業の業務の適正化に関する法律」が制定されている日本…というフィクションの世界が舞台。過去に,妹をストーカーに殺害された紗崎玲奈は,ストーカーに居場所を教えた悪徳探偵に復讐をするために,探偵業を学ぶ。そして,スマ・リサーチという探偵社で,悪徳探偵と対峙する対探偵課なる部署を開設する。  万能鑑定士Qシリーズとはうって変わり,バイオレンスな要素が入った「人が死ぬ」ミステリ。ジャンルとしてはハードボイルドに近い。  冒頭で玲奈の悲惨な過去が語られる。妹が殺され,父は不倫。母は精神病…という状態である。主人公としては,万能鑑定士Qシリーズの凜田莉子とは違った魅力のある人物として描かれている。新体操で全国大会に出たことがあり,身体能力が高い。偏差値70の高校を卒業し,スマPIスクールで探偵業を学んだという設定なので,知識,知能も高い。   この紗崎玲奈を始め,須磨康臣,峰森琴葉,桐嶋颯太といったスマ・リサーチの面々は,なかなかに魅力的に描かれている。  前半部分は玲奈の過去を描き,後半部分は阿比留という探偵社が企む事件を中心に描かれている。それとは別に,悪徳探偵から恨みを買っている玲奈が命を狙われるシーンが多数ある。この描写が妙にリアルで生々しい。琴葉は事件に巻き込まれ瀕死の状態になる。メインの事件のラストシーンでは玲奈が矢吹洋子を鉄パイプで殴るシーンまである。インパクトは高い。  サプライズらしいサプライズはなく,最後は阿比留の計画を玲奈が阻止して終わり。探偵関係の雑学,マメ知識が多数あるのは,松岡圭佑の作品らしい要素  シリーズ1作目ということで,このあとどうなるのかという期待を持たせるデキではある。バイオレンス要素が肌に合わない人もいるだろう。評価としては★3で。 〇 メモ  平成19年6月に「探偵業の業務の適正化に関する法律」が制定されたという架空の設定。須磨康臣が経営する「探偵」の養成所,スマPIスクールに,未成年の紗崎玲奈が入学する。  須磨は,玲奈の家族関係や過去などを調査し,玲奈の妹の「咲良」について知る。須磨は玲奈から咲良が,ストーカーに殺害されていること,ストーカーに咲良の居場所を伝えた探偵に対し,玲奈が恨みを持っていることを知る。  ストーカーに咲良の居場所を教えた探偵に恨みを持つ玲奈に,PIスクール卒業後は,自分が経営する株式会社スマ・リサーチに就職するように言う。玲奈は,スマ・リサーチで,「対探偵課」の職員として働くことになる。  スマ・リサーチに,峰森琴葉という未成年の女性が就職してくる。寮生活をしたいなどの事情から,対探偵課の玲奈の助手に割り当てられる。  同僚の桐嶋颯太から対探偵課の案件かもしれないと紹介された案件に玲奈と琴葉が出向く。しかし,それは巧妙な罠だった。対探偵課に恨みを持つ関山探偵事務所の探偵の報復行為だった。  報復行為をした探偵は,阿比留総合探偵社と関わりがあった。警察は,前副総監の相続問題で,阿比留総合探偵社と関わる。同社の社長,阿比留佳則は,パソコンの時計の狂い(進んでいた)などから,真の遺言書の在りかをつきとめる。しかし,貸金庫にパソコンと一緒に入れていた5000円札が,故人の死後に発行されたものであったことから,偽装がばれる。  後日,阿比留から玲奈にプレゼントが渡される。玲奈は事務所にいなかったが,琴葉が玲奈のもとに持ってきてしまう。そのプレゼントはGPSだった。玲奈は琴葉を逃がすが,居場所がばれ,トレーラーに海に落とされる。玲奈はなんとか脱出する。  後日,咲良のストーカーだった岡尾のDNA鑑定をした矢吹洋子という女医から連絡がある。岡尾は生きているかもしれない。日銀総裁の孫の誘拐事件の犯人が岡尾かもしれない…と。  玲奈は悪徳探偵である薮沼から情報を得る。阿比留は警視庁から日銀総裁の孫誘拐事件で依頼を受けていた。阿比留はカジノ法案が成立した後の筆頭探偵社の座を狙っていた。  玲奈は琴葉に事情を説明する。偶然が過ぎる。琴葉は確証バイアスではないか(=玲奈が自分の仮説に都合のいい事実しか見ていないのではないか)という。玲奈はそれを否定。矢吹からの情報提供を得て西多摩郡日の出町に向かう。   しかし,これは阿比留と手を組んでいた矢吹洋子の罠だった。岡尾は死んでいた。琴葉を人質に取られ,霜田という実行犯である悪徳探偵に襲われる。琴葉は呼吸停止状態になる。  阿比留は自作自演の誘拐事件を解決することで,物語に出てくる探偵のようになろうとする。しかし,玲奈が立ちはだかる。玲奈は鉄パイプで洋子を殴る。玲奈は窪塚警部補を利用し,阿比留の計画を阻止する。  阿比留は誘拐の主犯として逮捕される。矢吹洋子は法医学鑑定で報告書の改ざんをした罪で逮捕。玲奈には捜査の手は伸びなかった。  エピローグ。玲奈は琴葉の見舞いに行くが,家族と楽しそうに過ごす姿を見て会えずに帰る。玲奈は,須磨からの電話を受け,対探偵課の仕事に向かう。

    1
    投稿日: 2017.12.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    Qシリーズを読むときの気分で、この本を読み始めたらびっくりしました。Qシリーズは人の死なないミステリということで、どこかほのぼのしていましたが、この話は残酷なシーンの多いこと!岬美由紀シリーズを思い出しました。 もちろん続編も読みますが、紗崎があまり怪我をしていませんようにと祈るばかりです。

    1
    投稿日: 2017.11.15
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    先にドラマを観ていたので内容は知っていたが楽しめた。 ちゃんと著者らしさ(雑学だったり、優秀な女性主人公だったり)がありつつも、良い意味でよくあるハードボイルド小説っぽい味付けがされている。 千里眼シリーズほどぶっ飛んだ感じでもなく、なかなかよい位置づけの作品だと思う。原作を読んで思ったのは上手いこと映像化されたなぁと。 イメージしやすい文章ってのが大きいんでしょうね。

    1
    投稿日: 2017.10.22
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    妹の死がかなり残酷だし、琴葉が瀕死の重傷を負う場面もグロかった。4巻まで借りたので読んでみようと思う。

    2
    投稿日: 2017.10.19
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    ドラマが面白かったので原作をば。 悪徳探偵を取り締まる“対探偵課”所属の探偵、紗崎玲奈が主人公。 妹をストーカーに殺された過去を持つ彼女は、ストーカーに妹の居場所を教えた探偵に復讐したいと願っている。 ドラマのキャスティングはかなりマッチしていたのではないか。 三浦貴大だけはちょっとイメージが違う気もするが。 登場人物がみんなおかしい話。 唯一、琴葉がまともか、今のところは。 アクションシーンも、あんなに嗜虐的に描く必要はあるのかと思う。 その辺、誉田作品よりも激しい。

    1
    投稿日: 2017.07.18
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    探偵の実態がこういうものなのかな?とは思わせる説得力があり、ちょくちょく出てくる探偵あるあるの小ネタもそれっぽくて小説にリアリティを加えて面白い。警察の側の実態がこの小説の様だと嫌だなと思うが、どこまでフィクションなのだろう。筋書きは、起伏があり、全体にスピード感もあり、面白いストーリーだった。

    0
    投稿日: 2017.04.28
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    世の中にどれほどの数の探偵がいるのだろう? 関わったこともなければ、これから先関わる予定もない。 だからこそ、小説やドラマに登場する探偵のイメージ通りではないにしても、あまりダーティーなイメージはない。 執拗なストーカーによって妹を無残に殺された過去を持つ主人公・紗崎玲奈。 ストーカーの影に脅え、家族と離れて暮さなければならないほどに追い詰められていたのに結局殺害されてしまった妹・咲良。 なぜストーカーは妹の居場所がわかったのか。 なぜ誰にも邪魔されることなく妹は連れ去られたのか。 答えは犯人が残した所持品の中にあった。 記名のない妹に関する調査報告書。 どこの誰ともわからない探偵がストーカーにわざわざ妹の居場所を知らせ、その生活パターンを知らせていたのだ。 そして悪徳な探偵を探偵する「探偵の探偵」がうまれた。 探偵にとって目立つ外見はマイナス要素にしかならない。 だが、玲奈はそこにいるだけで存在感を示してしまうような外見をしている。 読み進むにつれ、探偵のイメージはどんどん変化していった。 玲奈にとって「悪徳な探偵」を潰すことが目的なのか。 それとも、「探偵」という人種に復讐したいだけなのか。 妹・咲良の調査をした探偵を見つけたいという思いは当然あるだろう。 けれど、冷たい殻に覆われたような玲奈の姿は痛々しい。 物語の最後、ほんの少しだけれど玲奈に変化があったように見えてホッとした。

    2
    投稿日: 2017.04.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    数年前に北川景子主演でドラマ化されたものを見た。普段はあまりハードなアクションものは好んで見ないんだけど、北川景子もこんなハードな演技もできるんだと驚いて、毎週見るまで引き込まれてしまった。原作を読み始めて、主人公、紗崎玲奈の辛い過去や、同業者同士の激しい戦いに、読み始めたことを少し後悔しかけた。琴葉という頼りないが心優しい助手の存在が、少しずつ玲奈の心を癒していく様子が所々かいまみえて心が救われる思いだった。表紙の絵も、玲奈の憂いと、血まみれになっても戦い続ける強い意思が見られ、応援したくなる。

    0
    投稿日: 2017.01.24
  • 可憐な少女が探偵の探偵に!応援したくなるけど、かなりハードボイルドでツラくなるシーンも。。。

    松岡圭祐さんのシリーズでは万能鑑定士Qや、特等添乗員αのシリーズが好きで、全て読みました。 タイトルに興味を持ち、表紙に驚きながら、怖いもの見たさもあって本書を買いました。 かなりハードボイルドで、可憐な主人公や愛すべき可愛い登場人物が暴力を受けるシーンに思わず目を背けたくなるような、手に汗握る小説でした。 千里眼シリーズや作家問わずハードボイルド作品も好み、という方にはオススメの本です。 同業者潰しとも言える探偵の探偵が生まれた理由や、事件の背景もしっかりしていて、雑学も盛り込まれたウィットに富んだ作品だと思います。 ただ「人の死なないミステリ」を気分転換もかねて読んでおられる方にはオススメできないかもしれません。ハードボイルド特有のつながりの強引さも感じました。

    1
    投稿日: 2017.01.24
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    先にドラマで見ちゃってましたが 正にドラマのシーンが蘇る感じで これはこれで良いですねぇ しかし、松岡圭祐の描写感は肌に合うなぁ〜

    0
    投稿日: 2017.01.17
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    松岡氏独特の描写が見られる。 主人公の女性が強いのはパターンなのだろうか。 続編があると言うことなので、気になる話ではある。 まだまだ、明らかになってないポイントもあるので、その辺はおいおい分かってくるのだろう。

    1
    投稿日: 2016.12.21
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    壮絶です。そしてとことん追い続ける理由がある。 何しろ探偵vs探偵だから一筋縄ではいきません。 いろんな探偵の技や内情も盛り込みつつ戦闘シーンもありで夢中になります。

    1
    投稿日: 2016.12.08
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    不正を働く探偵を追う対探偵課所属の紗崎玲奈が活躍するシリーズ1作目。 何故、探偵を憎むのか?の背景を充実させたプロローグ的内容ながらも、 阿比留との対決を軸に描かれる内容は、読者を引き付けるには十分。 今後の展開も楽しみなシリーズの誕生と言える。

    1
    投稿日: 2016.12.03
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    なかなかの血生臭さ。 バイオレンスの激しいあたり、ミレニアムが頭にチラつきながら読んだ。主人公に思い浮かんだのは中島美嘉。 黒い革ジャンに身を包んだクールで端正な姿が思い浮かぶ。すごいな、日本の探偵物でここまで激しいのを想像してなかったので、驚いてる。

    1
    投稿日: 2016.11.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    探偵業界が怖くなる。 警察もちょっと信用できなくなる。 主人公がちょっとタフすぎる感もある。 長い戦いになりそうで次巻に続くと思いきやあっさり勝負がつく。 うーん、と感じながらも続きは読むだろう。

    0
    投稿日: 2016.10.31
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    ドラマが面白いと話題だったので読んでみた。 これは中2病系というか高校生ぐらいの読む小説? 探偵を探偵するのにピリッとした捜査描写が少なくて都合よく進む。主役は豪胆なのかと思ったらすぐ泣いたり、後輩に気を許すのも早いしキャラがあやふや。 とりあえず2巻は読んでみて3巻以降どうするか決めよう

    1
    投稿日: 2016.10.18
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    ひたすらぼこぼこにされる可憐な少女。 ドラマ観てないけど興味あったので読んでみることに。続きがいっぱいあるようなので気が向いたら読もうと思う。 探偵ってこんな職業なのか。フィクションなのか、リアルなのか。個人情報なんてあっという間に調べあげられるものなんだな、と恐怖。

    1
    投稿日: 2016.10.05
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    満を持して探偵の探偵シリーズに突入。表紙イラスト以外まったく何の予備知識もなく読み始めたが、イメージよりも暴力的で動きの多い作品でした。そこに筆者特有の薀蓄活用が入り込んでいる。一気に最後まで行こうと思う。

    1
    投稿日: 2016.10.01
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    なかなかハードボイルドでした。 ドラマで話題になっててドラマみそこねたので、原作を。。。と思いつつかなり時間たっちゃった。 続きも楽しみにします。 それにしても妹の件はなかなかエグい。そりゃ歪みますよ色々と。 2016.8.28

    1
    投稿日: 2016.08.28
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    「万能鑑定士Q」シリーズの完結編を読むために、少し前にコラボしたこのシリーズも読んでみることに…松岡圭祐と言えば、最近は「万能鑑定士Q」や「特等添乗員α」しか読んでなかったので、久しぶりに重量感のある作品を読んだ気がした。悪徳探偵と対峙する孤高のヒロイン・玲奈の活躍は、「千里眼」の岬美由紀を彷彿させた。まだ謎の残る玲奈だが、今後、どのように変わっていくのか、残りの3作品も楽しみ。

    7
    投稿日: 2016.08.27
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    ドラマとなったので、内容が気になり、読んだ作品。探偵ものとしては、万能鑑定士シリーズがあるが、そちらとは一線を画しているて、推理力と、内容を突き止めるまでの精密な地力は似通るものがあった。玲奈は新体操をやっていたこともあり、身のこなしの良さは探偵捜査において、役立つと感じる。玲奈が探偵学校に入学した思い、須磨が突き止めた玲奈の過去から見えてきたもの、玲奈のアクションシーンからも軽く読めるのかと思ったが、重めなものあり、ハードボイルドもあり、楽しめる。探偵を追う探偵として玲奈はどうなるのか、次巻も楽しみ。

    1
    投稿日: 2016.08.20
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    ドラマを見ていたので、復習として。 それぞれキャストを思い浮かべながら。 セリフや流れがドラマとほぼ一緒だったので、違和感なくあっという間に読めました。 ドラマ後半の事件が面白かったので、続編も読もうかな。

    1
    投稿日: 2016.07.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    妹がストーカーに付け回され、殺される。ストーカーに気付かれないよう遠く離れた地で暮らしていたにもかかわらず。その裏には居場所を突き止めストーカーに情報提供していた探偵の影が。妹を失い失意に暮れる姉、主人公の綺崎は、不正行為を働く「探偵」を調べあげる「対探偵の探偵」となり、妹の死の遠因になった探偵を探し続ける。計4冊。 1冊目は、妹の死から探偵課になるまで。そしてマスメディアへの露出で業界でも最も有名な阿比留氏との対決を描く。

    0
    投稿日: 2016.07.19
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    ふーむ 探偵のせいで 妹を助けられなかったからと不正を働く探偵を締め出す職業についた主人公のお話 ちゃんちゃんっていうオチ

    0
    投稿日: 2016.06.20
  • Ⅱも一気読みします

    松岡氏の作品を読むのは初めて。 人気の作品のようなので、手に取ってみました。 探偵の探偵になる動機、探偵という職業を悪(に近い)と見ているスタンス、 探偵VS探偵のハイレベルな駆け引き等々、ストーリー全体楽しめました。 ただ、若い女性に対してのバイオレンス描写があまりにも悲惨で、目を覆いたくなります。 それだけに主人公の美しさや意志の強さが強調されるのでしょうが、 次巻以降も続くのかな。。。

    12
    投稿日: 2016.05.29
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    ドラマが先です。ドラマが思ったよりも出来が良いことに気付きました。 北川景子の線が細くて危うげなわりに、ハードなアクションがドラマでは目を引きましたが、原作を読みながらドラマの内容が思い浮かぶので、かなり原作通りに作られたことがわかります。 あれだけ派手に痛めつけておきながら、これで死んでいないのかと思うと、女の力では限界があるのか、死なない程度に痛めつけるのが得意なのか。確かに死なない程度に痛めつけられて加減がわかっているという描写は出てきますが、意外に死なないものだなと思ってしまいました。いや、もちろん小説であることは重々承知の上ですが。 知恵と機転を駆使して切り抜ける主人公に肩入れしますが、現実には実際ここまでの知識と機転を持った探偵はなかなかいないだろうと思われます。

    1
    投稿日: 2016.05.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    探偵は事件を解決しない。 松岡圭祐が新たに探偵を定義した始まりの物語! 若すぎる紗崎玲奈にヒヤヒヤさせられます。 今後どうなるかわかりませんが、彼女の成長に期待したい。

    0
    投稿日: 2016.04.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    松岡圭祐さんの新シリーズ。万能鑑定士シリーズとは違い、誉田哲也さんの「ストロベリーナイトシリーズ」を思い出させるハードな内容にちょっと唖然とした。ただ、探偵課に死んだ妹の面影がある琴葉が入社し玲奈にもその後変化が訪れるのだろうか?。妹を死に追いやった探偵は見つかるのか?。読んでいて「そこまでやるか?」と思えるような暴力描写にはちょっと疑問を覚えるが、話の続きは気になるのでこの後も読み続けていきたい。

    0
    投稿日: 2016.03.24
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    探偵業の闇の部分を示してくれる良書だと思いました。探偵詐欺にを回避できるようになるかもしれない。 主人公、迂闊すぎるだろうと思うところもありました。2016/1/11。

    0
    投稿日: 2016.01.12
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    タイトルの意味は読んだらわかった。探偵って怖い団体と紙一重なのね。それにしても小顔で目の大きな女子が好きな作家だ…。

    0
    投稿日: 2016.01.06
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    ドラマ見終わってから読み始め。 ドラマだと関係が複雑でわからなくなった、阿比留編。活字だと入ってきますね。 琴葉はやっぱり琴葉。

    1
    投稿日: 2015.12.09
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    面白かった! 新しい探偵の姿、新しい探偵小説の登場!って感じ。 事件も解決しないし、対探偵課っていうのも斬新。 主人公の玲奈、めちゃくちゃタフ、めちゃくちゃクール。 何度も何度も、これ、死んでもおかしくないよね?って危険にさらされるのに死なない。不死身!ターゲットに執念を燃やすチカラも半端ない。 もう、強い、全てにおいて強い! ドラマは観ていなかったけれど本文の玲奈の描写から、北川景子さんはピッタリだったのではないかと思う。 読み終えた今、探偵の探偵はすっかりお気に入りのシリーズになった。

    4
    投稿日: 2015.11.25
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    おもしろい!すごくおもしろい。ついつい夜更かしして読んでしまいました。明日早いのに。それくらい魅力的な作品です。

    1
    投稿日: 2015.11.18
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    ストーリーの現実味が薄いのと、ちょっと上から目線的な言い回しが馴染めなかった。それが良いのかなぁ。Ⅱも読んでみようかとは思いますが。

    0
    投稿日: 2015.11.12
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    とりあえず次も読んでみようかな。思ってたよりもグロかった。でも、発想の転換の枠が広がりそう。勉強になった。

    3
    投稿日: 2015.10.30
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    シリーズ第1弾。余り期待せずにシリーズ全4作をまとめ買いし、読み始めたのだが、非常に面白かった。 何よりも、探偵のすべてを知りたいが探偵にはなりたくない、という主人公・紗崎玲奈の人物設定が面白い。また、驚くほど過激な玲奈の活劇シーンには驚いた。まるで、あの傑作『ミレニアム』のリスベット・サランデルを彷彿とさせる。

    4
    投稿日: 2015.10.29
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    ああ。。と言われるかもしれませんが言われるだろうけれど北川景子さんが嫌いではないんです。そんな彼女が助演しているドラマ『探偵の探偵』の原作を今日は読み終わった。単行本では表紙に飯田川景子さんのイメージは表紙に使われてはいなかったのだろうが、文庫本の表紙では彼女ががっつりフィーチャーされてしまっている。彼女が嫌いではない僕から考えてもドラマの原作だからといって表紙に北川景子さんを使うのあまりに安易だなあと思う次第だが、マーケティングと言う観点で考えると色々あるので、まあそのような懸念は小説の中身に関係がないのでどうでもいい。小説自体は確かにドラマの原作として脚本化しやすいだろうとは容易に想像できる。だからいい小説家というとそれも??だ。確かにドラマティックで気を引く展開だがちょっと設定に無理がある感じがした。小説を書くだけで生計を立てるのは本当に大変だろうから何も言えないが、時間を掛けて練られた小説とは感じられないというのが読後の正直な感想だ。設定に無理がありすぎる、残念ながら。残念だから別なシリーズを読んでみようかと思う。『万能鑑定士Q』くらいがいいかな。

    1
    投稿日: 2015.10.24
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    探偵になりたくないが、探偵のすべてを知りたい。対探偵課の探偵になった紗崎玲奈。過去に負った傷、その追う先とは。感想をひとことで言うと、エンターテイメント。小説というより、映画やドラマを観ているような作品だった。ドラマは、小説読み終わってからみる予定。 「“探偵”を辞書でひけば、明確な定義が見つかる。」

    0
    投稿日: 2015.10.17
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    TVで「探偵の探偵」見てないけど、小説読み始めた。実際にいそうな悪徳探偵業者を潰す探偵の探偵。探偵達のワザがなかなかに実践的で面白い。読んだ奴に悪用されないのかな(笑)2015/08読了。

    1
    投稿日: 2015.09.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ドラマを観たので読んでみました。装丁からてっきりラノベかと思いきや、意外に本格探偵小説だった。 玲奈のセリフやキャラはドラマもそのまま。違うのは服装だけか。 暴力的なシーンが多いのは否めないが、それを上回るストーリーの面白さ。淡々と物語が進むも、中身が濃い。探偵業の裏側、科学を駆使した玲奈の戦い方なども興味深い。 現在は4巻まで出てるようだけど、ドラマはどこまでだったんだろ?

    1
    投稿日: 2015.09.27
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    主人公 玲奈は、妹の死の原因となった探偵を許す事が出来ず、自ら悪徳探偵に裁きを与えるために探偵事務所に入社します。 とにかく容赦無く裁きを加えていたが為に、悪徳同業者からの恨みを買い、復讐の為に罠に嵌められ襲われます。手加減の無い暴力にさらされますが、躊躇する事無く相手を殺す勢いで報復する怜奈。 とにかく殴る蹴る殴る蹴る。流血する殴る蹴る流血流血殴る蹴る。 いやあバイオレンス!! 暴力シーンの描写では「これ死んだんじゃないか?」と思うような容赦無し状態。当然彼女もボロボロ。 ただ推理的な部分は殆どないので、探偵小説と歌いながらもほぼバトル小説と言ってもいい内容だと思います。 女性主人公の小説でここまで戦うのは日本だと珍しい気がします。 ただどうしても気になるのが。 ・社長の須磨が、危険と分かっていながら新人の女の子を部下として配属させる。 ・探偵が警察に対して幅を利かせ過ぎている。 ・警察があまりにも無能過ぎる。 警察絡みではなくて、悪徳探偵と暴力団の組み合わせとの対決が見たいなんて思いました。その方がバトルに気合入りそうだし

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    投稿日: 2015.09.21
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    これは設定の妙。物語では度々その活躍が描かれながら、実際は裏稼業とも言える探偵という職を、新たな側面から炙り出してきた。ちょっとニュアンスは妙だが、お仕事小説の一環かも。サスペンス調の物語は安定した筆致で進み、適度なハラハラ感で読み進められる。

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    投稿日: 2015.09.18
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    中堅調査会社が併設する探偵養成所に、決して笑わぬ美少女・紗崎玲奈が入校する。探偵のすべてを知りたい、しかし探偵にはなりたくない、という彼女には、自分から言えぬ過酷な過去があった。調査会社社長・須磨は玲奈の希望を汲み、探偵を追う“対探偵課”の探偵として彼女を抜擢した。怒涛の書下ろしシリーズ開幕。

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    投稿日: 2015.09.06
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    ドラマの原作ということで、読んでみた。ドラマがほとんど原作通りということなので、続きはドラマが終わってから読もうかなと思う。

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    投稿日: 2015.08.29
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    【須磨康臣の経営する調査会社、スマ・リサーチ。そこに併設する探偵養成校に、決して笑わない美少女、紗崎玲奈が入校する。探偵のすべてを知りたい、だが探偵にはなりたくない、と訴える彼女を不審に思い素性を調査した須磨は、彼女の妹を襲った悲惨な事件を突き止める。絶望に沈む玲奈のために彼が示した進路は、彼の元で悪徳探偵を調査する対探偵科、"探偵の探偵"となることだった。】    緊迫したハードアクションに、悲しきドラマ、驚きの調査テクニックなど、エンタメの魅力が凝縮された、まさに最強の探偵小説です。知力、体力だけでなく、残酷な過去に決着をつけるために奮闘する姿に、精神的な力強さを感じました。  玲奈と対象的な存在である琴葉の視点があることで、彼女の強さと悲痛さが際立っていると思います。次巻からは琴葉の成長が見られそうで、それも楽しみ!  ページを捲らせる力が凄まじい作品です。グイグイ引き込まれちゃうこと間違いなし!

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    投稿日: 2015.08.23
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    株式会社スマ・リサーチ社を経営する傍ら、探偵養成所で教える須磨社長。そこに、決して笑わない人目を引く美少女、紗崎玲奈が入学する。 探偵のすべてを知りたい。でも探偵にはなりたくない。 妹・咲良をストーカーしていた岡尾に咲良の居場所を教えて、咲良を死に追いやった探偵を見つけるため。 玲奈の希望を聞き入れ、悪徳探偵を追う対探偵課を設置。 新しく助手になった琴葉と探偵を追う、ハラハラドキドキストーリー。 ドラマを見て、読んでみました。 よく他の小説で出てくるような、探偵とは全然違って、面白みがありました。 キャラクターも、それぞれ個性があり、よかったです。 今後、どうなっていくのかドラマと小説、楽しみです!

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    投稿日: 2015.08.14
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    ドラマが、放映中の原作です。新宿で、高速バスを待つ間、紀伊国屋で購入しました。 7月に、4巻まで出てるんですね。

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    投稿日: 2015.08.14
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    ドラマ化されたので読んでみた。意外にドラマが原作にほぼ忠実にやってることに感心した。で、ドラマはイマイチだなあって見てたんだが、原作もイマイチでした。松岡さんの著作は結構好きなんだけど、これは私には合わないなあ~ でも、続編もドラマの話が難しいのでよく分かってないし、読んでみよう

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    投稿日: 2015.08.09
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    買ってはいたもののドラマ化と聞くと読みたくなくなる自分のひねくれた性格故にやっと読了。 中身は・・・『ああ、ドラマ化されるだろうよ』といった感じ。 悲痛な過去を持った女の子が探偵を恨み、探偵の術を学び、師である須磨の会社でただ一人探偵にとって商売敵である対探偵課の探偵として働くという話。 探偵を警察に置き換えれば何個か同じような話を見たことあるようなないようなという感じ。そして、その手の女性は冷酷なまでに冷静だったはずなのに本編に入ると脆さがこれでもかとばかりに露出する。 昨日くらいに見たドラマで「女は守るものが出来ると強くなるが、男は逆に弱くなることもある」的な台詞があったのだが、女も守るものが弱みとなってしまうものだなとかしみじみ考えていたり。 続編が結構出てるのだが・・・まだ読むかは未定。

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    投稿日: 2015.08.06
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    主人公はかなり気を遣われトレーニングも積まされたのに、後から入った新人の配属が雑すぎないのかしら。 何故かうちにあったのでドラマ化記念で読んでみる。ちょっと荒唐無稽すぎて好みではなかったかなー。

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    投稿日: 2015.07.19
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    女探偵。ドラマ原作ということで読了。傷付いた後にそれでも立ち上がる姿が豊かに描かれる。儚い悪が美しく、壊れていく姿から目が離せない。

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    投稿日: 2015.07.12
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    新たなタイプのヒロイン誕生の第一巻は必読です。 プロローグのほの暗さに読んでいて落ち込みましたが、探偵家業の知らなかったことばかりが出てきて、知識としても面白いです。か細いヒロインの活躍にページをめくる手が止まりませんでした。頑張れ!

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    投稿日: 2015.07.06