
総合評価
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powered by ブクログ御用人シリーズ4 初の長編 2000年以上大切に守ってきた簪の由来。 夢に出てきて「忘れるな」という女性の正体 御用人本採用の試験ともなる今回の依頼のために 良彦は奔走する。 姉と弟。神様と現代の「人の子」絆は同じ
0投稿日: 2025.11.26
powered by ブクログ今回は良彦の野球関係も、神様関係も深く入り込む内容で、いつも以上に物語に吸い込まれた。 神社、神様は私たち日本人の祖であることを改めて感じた。
0投稿日: 2025.10.27
powered by ブクログ《忘れてほしくないだけなんだ……》(p.216)〔和歌山:今回、長編の舞台〕〔天道根命:神としての矜持と希薄になりつつあるアイデンティティ〕〔簪:天道根命の恐怖〕〔夢の女:天道根命の夢に出てくる〕〔二千六百年前:神武東征に起因するか?〕〔大野達也:高校時代野球強豪校の選手で良彦のチームとも対戦していた知己。じつは…〕〔名草戸畔:神武東征で敗れた首長。「戸畔」とついてるからたぶん女性〕〔大國主:源氏物語のマンガを読みふけっていたがなにやら思惑があるようだ〕〔御用人:今回のミッションは御用人のありようにも関わってくる〕〔奈々美:たぶん大野の姉で、北島少年が知り合った「なな姉ちゃん」〕〔風と風鈴〕 ■簡単な単語集 【天棚機姫神/あめたなばたつひめのかみ】高天原で神衣(かんみそ)を作っていたが最近は人間世界で洋服を作っているが売れなくて悩んでいる。小学三年生くらいの女の子の姿だがときおりの、怨念がこもったような低音ボイスが怖い。自分の作りたいものを作るタイプで、相手に似合うとかあまり考えていないところに問題があるような気がする? 【天道根命/あめのみちねのみこと】和歌山で神鏡を護る神。天津神。クソ真面目なタイプ。人の姿のときは北島と名乗る。 【稲の精】大山積神(おおやまつみのかみ)の配下。愛媛にいる。年中行事の相撲でたまには負けてみたい。 【大國主命】出雲在住。国造りの頃の少彦名神の相棒。須勢理毘売命の夫なので須佐之男命の義理の息子。浮気性。 【大宜都比売神/おおげつひめのかみ】食物の神。身体中の穴から食べ物を取り出し高天原に捧げたら不浄やと怒った須佐之男に斬り殺されバラバラにされた。その後羽山戸神(はやまとのかみ)と結婚した。 【大年神/おおとしのかみ】四柱目の神様。歳徳神(としとくじん)とも言う。新年に福をもたらす年神。知らないうちに御用をかなえてしまっていた。須勢理毘売命の腹違いの兄。ということは須佐之男命の息子か。 【大主神社】孝太郎が働いている神社。起源は平安時代。祀られる神は春日大社から勧請された。 【大野達也】和歌山県の野球強豪高校の選手だった。たぶんモデルは赤いアンダーシャツのあそこかと。当時練習試合などで対戦していたので良彦とは知り合い。プロ入りを目指していたしその可能性もある実力だったようだが今は商工会議所勤務。実家は神社で名草戸畔(なぐさとべ)の頭が葬られたという伝承がある。古代のことばかり研究して自分や姉を見ようとしない父親に対して強い反感がある。《神様って名のつく、目に見えないくせに崇められてるものが嫌いだ。》第四巻p.94 【大野奈々美】達也の姉。父の後を継ぎ神社を護ろうとしていた。が、達也とともに交通事故に遭い植物状態になっている。天道根命が知り合った「なな姉ちゃん」と同一人物だと思われる。 【大野の父】名草戸畔研究の第一人者。 【大御霊龍王/おおみたまりゅうおう】三柱目の神様。瀬田の唐橋の下に住まう龍神。「瀬田の橋姫」と呼ぶほうが人には馴染み深い。ある人物は「お華」と呼んだ。 【大山積神/おおやまつみのかみ】伊予の大三島にある大山祇神社、日本総鎮守の異名を持つ社の神。海の民の信仰を受けた戦神。イザナギ・イザナミから生まれた。 【岡田友弘】良彦んちの斜向かいの家の子。小学生。なぜか良彦をつけてきた。 【お杏/おきょう】一言主の眷属。銀杏の御神木が本体の精霊。 【お供え】《神は見目形よりも、それに込められた想いを汲むものだ》《お前が、それに込めた想いをな》第一巻p.268-269。 【お華/おはな】→大御霊龍王(おおみたまりゅうおう) 【幽冥主宰大神/かくりごとしろしめすおおかみ】大國主はたくさんの別称を持つがこれもそのひとつ。よくわからないけど死後の世界の主とかいう意味だろう? 【語り部】各巻の最初と最後に出てきて、良彦の後の御用人(まだ少年)に良彦のことを語り聞かせているようだ。良彦との関わりは不明。身体に鱗があるらしいので、龍神か蛇神か魚の神かそんな感じ? 少年の方も良彦との関わりは不明。息子という可能性もある? 【神様】人間とは持ちつ持たれつの関係だったが、現代では願い事を唱えるだけで信仰心も薄れ神祭りもなく、全体に力が弱まっている。《現代において、八百萬のすべての神が万能だと思うな》第一巻p.42。《神がいなくなるということは、その土地の太陽や水を隠されることと同じことよ》第一巻p.155。《人の子からみれば、神とは理不尽な存在であるものだ。》第一巻p.173。黄金《ほとんどの神々が、人の子を「人間」という括りで見ており、個人として認識することが稀だからだ。わしとてお前が御用人でなければ、舞い散る木の葉の一枚としか見ておらんかっただろう。》第一巻p.173。 【願掛け】《事情はどうあれ、困った時だけ神に頼るのは、褒められたことではない。》第一巻p.54。この作品の神様たちは人間とそう違いはない存在として描かれているが、ぼくらの世界にもし神様がいたとしても願いを聞いてくれることはなさそうに思える。ある人の願いは他の誰かにとって呪いになることもあるだろうから(たとえば入試合格)全ての人の願いを聞くと矛盾が発生する。なにより、神にとって人間は取るに足らない存在だろうから個としては認識しておらず塊(あるいは数字)としての認識だろうと思われる。また、神と人間は存在としてのありようが違いすぎるので神の理は人間の理とは大きく異なるだろうから良し悪しの基準もまったく違い、願いとそれを叶えた結果は合致しなさそうだ。 【感謝の歌】なんでも食事するときには一杯一拍手して和歌を詠むものだったらしい。それは「たなつもの 百の木草も天照す 日の大神の めぐみえてこそ」というものだとか。 【窮鬼】→貧乏神 【国造/くにのみやっこ】領主みたいなもん。 【孝太郎】藤波孝太郎。良彦の高校からの友人。実家は神社。今は近所の大主神社で修行中。権禰宜になったところ。超現実主義者。貧乏神にも恐れられる清濁併せ呑む毅然とした男。 【黄金/こがね】方位神(ほういがみ/ほういじん)。最初に出会った神様。大主神社末社にも祀られている。狐の姿をしており「黄金/こがね」と呼ばれていると名乗った。触りたくなるモフモフ。甘いものに目がない。方角を司るので目的地やそこへの行程が手に取るようにわかる《いわば、高性能狐型ナビだ。》p.87。「狐型モフペディア」でもある。とても古い神様らしいが良彦は威厳を感じていない。その願いは《日本中の人間が再び神祭りに目覚め、神に畏怖と敬いを持つように取り計らう》p.154第一巻。というもの。個人の力では無理そうなのに叶うまで離れないというので一生のつきあいになる? 強いて言えば良彦が神社ライターにでもなって影響力を持っていくしかなさそうだが? このままではお役目を果たすのも遠からず無理が出てくるやろうし。《方位神とは、理屈でできているようなものだ。》第一巻p.200。 【古事記】天皇家の歴史などを、国内向けに書いたもの。 【神職】《神に仕える彼らを通して、人々は神を視るのだろう。》第一巻p.251 【少彦名神/すくなびこなのかみ】有名どころ。第二巻最初の神様。見た目は身長十センチくらいの老人で白いポンチョのような服を身につけている。一寸法師のモデルとも言われている。大きな社殿に祀られているが、それでも地からは衰え老人の姿となった。大國主命とは国造りの頃の相棒。そのとき入った温泉の心地よさをもう一度味わいたい。 【神武天皇】神倭伊波礼毘古命(かむやまといわれびのみこと)などとも呼ばれる。 【須勢理毘売命/すせりびめのみこと】大國主命の妻。須佐之男命の娘。夫の浮気に悩まされている。大年神の腹違いの妹。激しい気性は父親譲り。 【高岡遥斗/たかおか・はると】男子高校生。穂乃香と同じ学校で隣のクラス。御用人のことを知っていた。名前からして高龗神とかかわりのある家(八家)の子かもしれない? 高龗神の役に立ちたくて仕方がない。レギュラーになる? 祖母は斗央子(とおこ)。愛車はズーマーX、二人乗りできたっけ? 【高龗神/たかおかみのかみ】貴船にいる。黄金は「水龍」と呼んだ。「貴船明神」と呼ばれることもある。水神の大元締め。 【田道間守命/たじまもりのみこと】菓子の神。大主神社の境内に祀られている。元は人間だったらしい。 【達也】→大野達也 【童子】高龗神と一緒に降ってきた。おしゃべりでいたずらもので神も困ったことがある。石で作られた柄杓を授かり森を守ることを約束した。人の娘と結婚し有限の寿命となったがその子孫は明治期まで代々高龗神に仕えてきた。 【敏益/とします】良彦の祖父。一年前に亡くなった。口数が少ない優しい人だった。神社に参るのが日課だった。 【泣沢女神/なきさわめのかみ】穂乃香は「沢女/さわめ」と呼ぶ。天香久山麓の神社の井戸の中にいた。小学二年生くらいの見た目。《泣くのが仕事のようなものなのだ》。日本に住む人間の悲しみの半分を肩代わりして泣いてくれる。彼女のおかげで泣いたら気分が晴れる。水神でもある。 【名草戸畔/なぐさとべ】神武東征で敗れて殺された。大野の父は異なった説を唱えている。名前からすると女性のようだ。 【日本書紀】国の歴史を同時に中国に向けて知らしめるために書かれたもの。 【宣之言書/のりとごとのしょ】別名「御用帳」。一年前亡くなった祖父、敏益のものだったという冊子で、謎の老人から渡された。神々の名が書かれている。これを手にした人間は浮き出る神名の社を訪ね、その神様の御用を聞かねばならない。敏益は信仰心の篤さを認められ、そういう家の人間ではないのに抜擢された。作ったのは「遥か高位の大神」なんだとか。神様の御用人としてのパスポートみたいなもんかな。 【萩原良彦/はぎわら・よしひこ】→良彦 【一言主】なんでも一言ですませてしまう神様。最近引きこもっているらしい。良彦が会ってみると予想外のタイプだった。 【貧乏神】窮鬼。《衣食住が足りた生活を送れることが、決して当たり前ではないということを忘れないための存在なのだ。》第二巻p.85。寒いので寝泊まりできる家を探してほしい。羽振りの良い者が転落する落差を味わい、稼ごうとする気力を吸う。が、ここで登場する貧乏神は、一旦どん底まで落ち込んだ者が這い上がろうとする姿が好きで、それを見届けてから離れる。繊細で涙もろいところがある。 【藤波孝太郎】→孝太郎 【方位神/ほういじん/ほういがみ】→黄金(こがね) 【疫病神】お婆さんの姿。貧乏神も恐れた。直接祀られることは少ないが、例えば祇園祭は疫病神を慰めるためのものだったりして、けっこう信仰はされている。 【洋治】大野達也の知り合いの神職。三十代半ばくらい。 【吉田穂乃香/よしだ・ほのか】視える人「天眼/てんげん」。超絶美少女。高校生。あまり笑わないクールビューティー。孝太郎が勤める大主神社の宮司の娘。 【良彦】主人公。二十四歳。神様の御用人にされてしまった。やる気も知識もあまりなかったが、結局のところとても誠実な人。ずっと野球をしており高校のとき一度だけ一番サードで甲子園に出場し一回戦で敗退。野球の才能で会社に入ったがケガをしたのと経営不振で野球部が廃部になったのとで退職。今はアルバイトの日々。 【良彦の妹】黄金《鬼神のような妹だな》第一巻p.187
0投稿日: 2025.03.25
powered by ブクログ今回は数話に分かれたエピソードではなく、ひとつのお話。ちょっと話としては拙い感情表現だなーと最初は思ったけど、最後に「え⁉︎」と思わせてくれた結末。 穂乃果の恋心も可愛くて、これから楽しみ。
2投稿日: 2024.07.21
powered by ブクログシリーズ初の長編で、読み応えがありました。 人間は神様の子供とされるが、神様も人間も同じように家族を大切にしているな。って。 風は気なり。
0投稿日: 2024.06.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
前回までの短編中心の構成と一味変わり、今回は一冊丸ごと一つの御用にかかわる長編となっている!その分登場人物の複雑であり、読み応えがある。 今までのお話も単に頼み事を聞くのではなく、その裏にある神様の心情や本当の願いを解きほぐしていく推理小説のような展開が多かったが、今回はそれが特に強く、歴史ロマンミステリーめいたお話だ。様々な神や人間、かつて登場し再登場したオオクニヌシ達含め、の思惑や願いが錯綜し、事態は思いがけない衝撃の真実に繋がってくのが面白い。 かつて御用人を断った青年と自分の記憶を知りたい神、次々に明かされる真実に二転三転する真相に秘められたそれぞれの姉弟の絆の行方も勿論だが、家族、そしてそのまま忘れられてしまうようなあるいは既に忘れられてしまった太古の時代の繋がりのある人々の記憶と絆を受け継いでいこうと言う、神様と人間の関係性の一面を表すようなテーマがこのタイミングで描かれているのも印象的だ。
0投稿日: 2024.02.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
感想 今回は一冊丸ごとで御用人昇格試験に挑む良彦。良彦も難しい御用に対して納得いくまで取り組むなど一皮剥けた印象。 相手のことを考え、寄り添う心は現代において失われつつあるのかもしれない。御用とはそういうことを思い出すためにやることなのかも。自分には足りてない部分と痛切に感じた。 あらすじ 紀井国造の天道根命から、夢に出てきた簪(かんざし)をした女性を探して欲しいと頼まれる。簪の女性を探している中、昔の野球仲間の大野と出会い、大野の実家が神社で、探していた簪の女性と関係がありそうだと分かる。天道根命に伝えたところ、簪を神社に返すことになったが、良彦は納得せず御用について調べ直す。奇しくもこの御用は、良彦の御用代理人から御用人への昇格試験だった。
2投稿日: 2023.10.19
powered by ブクログちょっと押しつけがましいというか、偽善的に思えてしまって、読んでいる精神状態によっては白けちゃう感じだったな。完結したと思ったら続編出てるし……第一部? 10巻まで読んだらその先はたぶん買わないです。
0投稿日: 2023.07.02
powered by ブクログ長編、面白かったです。 もうひと波、もうひと押しあったら〜とは思いますが、概ね楽しめたので、★4かな。
0投稿日: 2023.05.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
1冊を通して一柱の御用を聞く長編。 姉弟、兄弟がテーマかな。血がつながっているというだけで、お互いを思い合える兄弟姉妹っていいね。 重い話のなか、黄金様がだんだんとお笑い(癒し?)担当になってきているような気がする。
0投稿日: 2023.02.17
powered by ブクログここにきて初の長編。前作までと比べ、いろんな要素が絡み合ってミステリーっぽかったと思います。神様もたくさん登場してちょっと複雑になってきたので、これまでの話で培った知識が活きてきます。主人公と一緒に成長してるかな?
0投稿日: 2023.01.31
powered by ブクログ'22年8月19日、Amazon audibleで、聴き終えました。シリーズ4作目。 4作目にして、初の長編で…物語のスケールが少し大きくなったかな。僕には、ちょっと重かったけど…でも、楽しんで聴きました。 作を重ねるごとに、ホノカちゃんが少しずつ主人公と近くなってきて…ホンワカします。 この後、長編が続くのかな…短編の方が気楽に読めたかも┐( ∵ )┌トホホ…。
4投稿日: 2022.08.19
powered by ブクログ・読み終わって感じたこと もちろんフィクションだけど、古事記や日本書紀のように大昔にも、現代にもそういう物語が本当にあるのではないかと思わされた。 昔を知る事の大切さに再度気がついた。 ・おもしろいと思ったシーン 方位神と主人公のやりとりは毎回クスッとさせられる。 ・好きなセリフ 自分がこの世にいなくなった後でも、誰かが忘れないでいてくれるというのは、幸せなことですね ・オススメの人 神社好き 和歌山県出身 和歌山県在住 古事記、日本書紀好き 神様を信じている 神様を信じてない 日本の成り立ちが気になる 霊感がある 霊感がないけど信じてい
0投稿日: 2022.06.20
powered by ブクログ「歴史は勝者によってつくられる」「歴史はいつでも敗者に背を向けて、勝者を正しいとするものだということを忘れてはならない」古人の言葉が駆け巡る話だった。個人的にとても良い話だった。
0投稿日: 2022.03.08
powered by ブクログシリーズ4作目。今回は長編。 家族の絆について、考えさせられた。 御用人代理から、正式な御用人に昇格した良彦。これからもモフモフ黄金様とのやりとりが楽しみ。 穂乃香の良彦に対する恋心が、なんとも可愛らしい。これから2人の関係にも進展はあるのかな? 続編が楽しみです。
7投稿日: 2022.02.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
長編、姉弟の話で神様と今生きる人たちがリンクしていて面白かった。謎解き要素も相まって早く続きが読みたくなった。
3投稿日: 2022.01.06
powered by ブクログあの世界をそのままに今回は長編です。 テーマになるのが、恋人同士ではなくて姉弟というのが、今風なのかな。もちろん、超美形同士の長い時間つれそった恋人ならぬ夫婦も登場しますが。 あいかわらず、心のちょっとしたささくれを癒してくれる物語です。
0投稿日: 2021.11.14
powered by ブクログシリーズ4作目にして、一柱・天道根命の御用に関わる話。 御用は達也の家族の話にも重なり、やや重いテーマとなりそうなところを大国主命と須勢理毘売がいい味を出している。 前作に登場した遥斗や今回の達也も今後も何かしらの形で関わってきたらと願う。 モフモフ狐神の黄金のダイエットは難しそう(笑)
0投稿日: 2021.07.06
powered by ブクログ穂乃香の淡い想いがきゅんきゅんする 大野君の話は全体的に感動する。私には兄弟がいないから姉弟の強さに憧れる。
0投稿日: 2021.06.10
powered by ブクログ萩原良彦(はぎわらよしひこ),24歳フリーター。ひょんなことから神様の御用人に選ばれ,もふもふの狐神の黄金(こがね)とのコンビで,あちこちの神様に呼ばれて御用を聞き届けている。 今回の舞台は,和歌山。4巻目にしてどっしりとした長編に。 天道根命(あめのみちのねのみこと)の御用を伺いに来たけれど,御用はないと一度断られる。 だがしかし,社から出ると,こそこそと先回りしてきた天道根命に捕まり,御用を聞くことになった。 その内容は,天道根命が夢に見る女性のこと。その簪(かんざし)をつけた人が一体誰なのか探してほしいというものだった。 天道根命が失ってしまった記憶のこと。 それから,良彦が高校生のときに練習試合などでも対戦した,和歌山の野球の強豪校で,将来有望だと言われていた選手の大野達也のこと。 神様と,人の子の,それぞれの状況が明らかになるうちに,姉弟の情とか思いとかを考えさせられました。 また,ちょこちょこ絡んでくる大国主神(おおくにぬしのかみ)や須勢理毘売(すせりびめ)など,期間でも出てきた神々が,神様のはずなのに,どこか「こんな人いるよね~」的な人間臭さがあって好きです。 もふもふの黄金(こがね)の安定の可愛さ。 またくろのくろさんの表紙絵がなんとも美しいです。
6投稿日: 2021.06.01
powered by ブクログ天道根命と、名草戸畔にまつわるお話。このシリーズの中で、力も記憶も削がれていく神様たちを見る度に、取り返しのつかないような焦燥感を感じる。信心深い方なわけではないけど、この中に出てきた神様の名前だけでも覚えてあげたいなーと思わされる。でも読み方も怪しい…。難しいよ名前ー。良彦は人との出会いに恵まれてるね。そういうのも本人の資質ということなのかな
0投稿日: 2021.05.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
長編でした。歴史ミステリぽくてとてもおもしろかった。神代の隠された歴史とかとても興味がありますが、このお話に出てくる神様は皆優しいです。そして切ない。御朱印集めを始めました(笑)
0投稿日: 2021.02.11
powered by ブクログとても好きなシリーズで読書の楽しさを感じさせてくれます。本作はシリーズ初の長編ですが、深みも出て心地よい読後感が良かったです。おまけも心くすぐります。
0投稿日: 2021.01.09
powered by ブクログ今回は長編。和歌山が舞台で良彦が解けるのか!?というほどの難題に挑んだり、良彦の前に御用人に指名されて断った人物(実は昔の知り合い)が出てきたり、穂乃香との距離が少し縮まったり、なかなか楽しかったです。星五つほどではないけど、4.5つけたかったなー。
0投稿日: 2020.08.30
powered by ブクログ夢で「忘れるな」という女性を恐れる神様に頼まれて簪の謎を追って和歌山へ。良彦のかつての野球仲間とその家族の事情が絡む。歴史書に残されたことだけが事実ではないし、そもそも真実とはわからない。不自由なく食べられることの有り難さ、現代に生きていると忘れがちなことに気づかされる。穂乃香かわいいなぁ。良彦の方は高校生相手だからまだそういう気持ちじゃないだろうけど、ゆっくり進んで欲しい。
0投稿日: 2020.04.17
powered by ブクログ今回は一編まるまるで1冊。 それでもだれずに読ませる力は本物。 ちょっと古代史の謎的なところもあって、好きな人は好きそう。 私はとっても好きな部類でした。
2投稿日: 2020.01.27
powered by ブクログ今回は全く知らなかった神様のお話。神武東征時代の国津神とはマイナーなところに目を付けたものだ。 一柱の神様を主題に長編を書くのは大変だと思うけれど、これまでの短編集よりこちらの方が深くて面白い。 また長編が読みたいな。
2投稿日: 2019.11.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
御用人シリーズ第4弾。今回は初めての長編。天道根命(あめのみちねのみこと)が思い出せなかった怖くてたまらない過去は、天道根命にとって後悔と寂しさを改めて思い知ることだった。良彦が出した答えは事実だけでなく、相手に共感し、思いやりをもって解決する方法でとても心が温かくなった。困っている人をほっておけない良彦が本採用決定はあたりまえだ。力を取り戻した天道根命は名草戸畔(なぐさとべ)の子孫に影響を与えてくれそうだし。大団円。長編なかなかよかった。
1投稿日: 2019.05.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
浅葉なつさんの御用人シリーズの第4巻です。 もう8巻までは出てるのですが、そこはじっくりと楽しみながら読むのが好きなので、ぼちぼちと.. 神様も困ってることがあるんです。神様を敬う者が減ったため、その信仰心を糧としていた神様の力が弱り、自分自身では些細なことも出来なくなってしまった神様の御用を、フリーターの 「良彦」 が解決していくと言うお話しです。 今回は短編物ではなく、最後まで繋がった長編歴史ミステリーのような展開で、謎解きが面白くいつもと違う感覚で楽しませていただきました。 普段は協力してくれる狐神 「黄金」 も、今回は意味ありげにほとんど助けてはくれなくて、良彦が自らの力で謎だった史実を繋げて行くところについつい惹き込まれワクワク感も。最後に心配だったことも、ホッとする展開で良かった。 謎だった和歌山の名草戸畔という女王と弟君天道根命の歴史。 古事記と日本書紀、古事記には記されてなくて、日本書紀の方にしか記されてないらしくて読み比べて見るのも面白そう。 おまけで載ってた 「穂乃香の事情」 では彼女達のドタバタが微笑ましかったです。
1投稿日: 2019.03.24
powered by ブクログシリーズ第4巻目読了 今回の舞台は紀国、天道根命の御用となり良彦の高校野球時代の友人の姉弟と、神様の姉弟が折り重なるように紡がれていた。後書きにも書かれていたが、シリーズ初の長編も話に深みがあり読み応えがあった。 良彦が等身大に描かれており、恐れ多くも神様を雑に扱ったり、タメ口を使ったりするところも逆に好感がもてる。 今後もじっくり読み続けたい作品だ。
0投稿日: 2019.02.01
powered by ブクログ神様姉弟、人間姉弟がシンクロしてハラハラドキドキ。 ちょっぴりお茶目な神様夫婦も登場して楽しく読めた。 人間のルーツが神様に繋がっていることを思うと、お参りすることは先祖に感謝することに思えて、機会をもう少し増やしてもいいかなあなんて。 ラストでお姉さんが目覚めるハッピーエンドも素敵。達也くんはがまた野球を始めてくれるといいなあ。
0投稿日: 2018.10.12
powered by ブクログ「忘れるな」 そう言い残した想いを辿る今回の御用。 何を忘れずにいればいいのかも忘れてしまった。 残ったものは、神としてのーー絶対の使命感。 「その想いは大切にしなさい」 「憧れたり祈ったりするだけじゃ、望む未来は降ってはこないわ。あなたの人生を決めるのは神じゃない。あなたの意志よ」 「自分で選び取りなさい。それをあなたが望むなら」
0投稿日: 2018.09.24
powered by ブクログ優しいお話をゆっくり味わおう、と思ったら長編だったので一気読みしてしまった。 黄金さまと良彦の掛け合いは相変わらず大好きで、今回も切なくて愛しくて幸せな過去に触れて思わず涙ぐんでしまった。 託された願い。姉と弟。忘れること忘れないこと。過去を知ったって今になんの影響もない。でも、知ると今が今より大事に思える。 願いって、なんて尊いものだろう。今作もとても素敵だった。
0投稿日: 2018.05.16
powered by ブクログ浅葉なつさんの「神様の御用人4」読了。シリーズ初の長編。今回は和歌山の神様「天道根命」の願いを聴くお話。二千年以上も前から所有している簪(かんざし)と夢にみる謎の女性。はたして無事に御用を果たすことが出来るのか。。面白かったです。そして、良いお話でした。日本書記に記述がある名草戸畔(なぐさとべ)に関する一行から産まれた作品。章の間にある神様講座は「日本書記と古事記の違い」「神武天皇と神武東征」など。良彦の御用昇格も掛かった御用や穂乃香との関係なども、良いアクセントになっていたと思う。続編が楽しみ♪
1投稿日: 2018.04.08
powered by ブクログ昔の記憶をなくした神様の御用によって訪れた先で 久しぶりに会ったのは、野球時代の相手。 お断りした人、のところへと繋がる、今回の話。 こちらの願いは聴かないのに、自分の願いは聴いてくれ。 しかしそれは、人もそうなのでは? という話です。 あちらからしたら、叶えるかどうか、の選択肢が 存在するだけ、こちらより有利でしょうか? お目付け役がいなかったら、お人好しでなかったら。 この生活、できているわけもないわけで。 狐は存在感だけでも十分な抑止力を持っている?w 人の心も、神の心も、当事者にしか分からない事。 確実に言えるのは、妹さんのチョコは怒られるでしょう。 そして狐様は、見えていたら確実に 恐怖を植え付けられるでしょう…。
0投稿日: 2018.02.13
powered by ブクログ読むのに調子が出なくて困った~紀国を統べる筈の天道根命が夢に出て来て震え上がらせている女性は誰か探してくれと云う。義彦は和歌山で昔の野球仲間である大野と再会するが、その父は名草戸畔を研究している神職だ。妻が死に、息子は反発し、その姉であり跡取りだった娘は事故で意識が回復しないままだ。神武の東征で滅ぼされた一族に伝わる冠の一部が簪になっているのか。天道根命は名草戸畔に返すべきだと主張するが、どうも違うような気がする。調べていくと、天道根命は名草部畔の弟で、神武系に降伏して弟に後事を託したのだった。御用人の見習い期間が終わった~飛ばして読めば良いと悟った
0投稿日: 2017.12.21
powered by ブクログ初の長編、読み応えがありました。 良彦を御用人に任命した成り行きもわかり、代理人から正式な御用人に昇格し、穂乃香の気持ちもほぐれて来てこれからが愉しみです。
0投稿日: 2017.11.07
powered by ブクログシリーズ4作目。今作は、和歌山へ出向き、神などに関する謎や歴史、日本書紀から見えてくる隠された秘密について迫っていく。良彦が野球をやっていた時の仲間の男性に出会い、野球をやっていた頃の話なども交え、良彦の様子などに変化が生じる。良彦も位(役職)が上がり、神職の方も信頼が置ける存在に成長したものだと感じる。命のことについて、命の神秘や大切さ、生というものが色々な人々によって紡がれていて、今命があるということが感じられて為になるものである。穂乃果との関係も少しずつ進展しているようで何よりである。
0投稿日: 2017.10.29
powered by ブクログ「夢の簪」 夢の中に出てくる簪の持ち主を探してほしい。 自分の考えを押し付けてまで、相手にも自分と同じ諸説を唱えさせようとするのはやり過ぎではないだろうか。 「真実の行方」 頼みごとをする身であるのなら、相手の状況は少しぐらい考慮しても良いのではないだろうか。 あのタイミングで、自分たちの願いのみ聞き入れろと神様に言われたら誰でも怒るだろう…。 「女王の遺言」 常に変わらず傍にいるからこそ、失いかけて初めて大切だと気づくのかもしれないな。 それにしても、彼女の魂を返すことに干渉しても大丈夫だったのだろうか。 「穂乃香の事情」 彼のために神様と作ったもの。 前回のお菓子作りが、まさかこんなところで役に立つとは。 出来栄えよりも、思いを込めて作ったということが大切なんだよな。
0投稿日: 2017.08.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
今度は長編で読み応えありました! 大河ファンタジーみたいな感じで良かった。 代理がとれて正式な御用人になったことだし、続きが楽しみです。
0投稿日: 2017.07.20
powered by ブクログやっぱり面白い! 声出して笑ってしまった! うずらの卵!笑 今作は前作までの短編とは違い、長編なので読み応えがありました。
2投稿日: 2017.06.19
powered by ブクログシリーズ4作目は初の長編。最後まで飽きずに読ませてもらいました。神武東征か。この辺りの話もなかなか面白そうだと興味が出てくる話だった。単に頼まれたことの表面を見るのではなく、本質を考える良彦は、真の御用人にふさわしい!
0投稿日: 2017.04.02
powered by ブクログ今日の発売を待っていました! 御用人シリーズ4、後書きにもありますが、今回は長編です。 舞台は和歌山、紀伊の国。 神武東征の歴史に隠された秘密。 勝てば官軍、ではないですが、 史実として残る歴史もあれば、 無かったことにされてしまう歴史もあるわけで。 そうやって隠されたり歪められたりした中にも 沢山の人が関わり、多くの想いがあったわけで。 今回のは、ちょっと切ないお話しでした。 モフモフ狐は健在です。 主人公も大きく成長します。 2巻で出た有名神が再登場。 楽しみながら、歴史と神道の勉強が出来るのも、お勧めポイントです(*^^*)
0投稿日: 2017.03.23
powered by ブクログ初の長編だったけど、ミステリーっぽい要素もあり、読み応え充分だった。このシリーズは相変わらず日本の神話の勉強になっていい。
0投稿日: 2017.03.21
powered by ブクログ今回は長編、舞台は和歌山そして(良彦は知らないけれど)御用人代理から真の御用人への昇格が決まる御用(゜゜;)前回、御用人を断った人(なんと良彦の野球仲間!)が絡む切ない話だった(--、)天道根命が持つ簪の真実が明らかになった時には鳥肌がたった(;゜0゜)おまけの穂乃香がパウンドケーキを作る話は可愛いらしいけど、神様と一緒にというのが凄いな(^^;)
2投稿日: 2017.03.08
powered by ブクログ2017.1.16読了 シリーズ初の長編で、歴史ミステリーあり、家族愛ありのかなり読みごたえのある作品でした。紀国いまの和歌山を舞台に「名草の冠」いや簪にまつわる悲しいお話 ー 天道根命は、劣化したコンクリートに身を伏せ、額を押し付けたまま喉が裂けるほど泣き叫ぶ。 この地に生きたすべての者の歴史をお前が守れと言われた、 姉との最後の約束だったからだ。ー 切ない…(T^T) が、相変わらず憎めない黄金や、個人的にはかなり応援したい穂乃香の今後も楽しみになってきた。
0投稿日: 2017.01.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
シリーズ初の長編で、ミステリー調の少しシビアな物語でした。神代の和歌山県で行われた国譲りに纏わる悲しい逸話をもとに、よくぞここまでドラマチックな現代の物語を描かれたものです。モフモフ狐型ナビは事情によりナビ機能を停止。良彦は御用聞きを(穂乃香のアドバイスは受けたものの)自力で成し遂げなければなりませんでした。良彦の持ち前の優しさと成長が、たくさんの神様や人々を救っています。最後は涙なしには読めませんでした。私はやっぱりこのシリーズが大好き。日本の神様たちも、浅葉さんの文章も大好きです。
0投稿日: 2017.01.05
powered by ブクログ神様と人をつなぐ、御用人のお役目で、今度は和歌山へ。 御用人シリーズ、長編です。少しシリアスさと歴史っぽさが増した感じで、読みごたえがありました。神様の時代の姉と弟に、現代の姉と弟を重ねて、お願いに隠された想いを読み解く良彦。とうとう代理から正式な御用人に。で、天道根命と名草戸畔って、本当にこんな感じのいわれがあるのかな。ちょっと神社にも興味が出てきた今日この頃です。
1投稿日: 2017.01.04
powered by ブクログ今回は長編でした。和歌山でのお話。他のに比べてグッと来る部分もあり、楽しく読めました。 ほのかとの距離が微妙に詰まって来ている。
0投稿日: 2016.12.10モフエモンに例のポケットはありません
今巻は天道根命の御用を和歌山を舞台に主人公が歩き回り。 相変わらずのお人よしさんだと思う。 黄金さんはちょっと影薄め。 立場上仕方ないけど。モフモフ好きにはちょっと残念な感じ。 母や姉、女性たちの愛情が一杯な巻ですねぇ。 ヒロインのお菓子クッキングもあります。 まぁシュークリーム作れたんだからパウンドケーキは楽勝だと思うよ。 裏事情にニヤニヤしてしまいました。
0投稿日: 2016.11.13
powered by ブクログシリーズ初めての長編。 御用人と神様の、普段はちょっと愉快な話も長編となると読み応えたっぷり。 歴史ミステリーを堪能した感じ。 特に御用人とは何たるかをしみじみと味わった。 御用人代理から正式な御用人になった今後も楽しみ。
0投稿日: 2016.10.05
powered by ブクログ今回は長編。天道根命と名草戸畔の話でした。家族のきずながテーマで、長編な分、内容も濃かったです。古事記が読んでみたくなりました。
0投稿日: 2016.09.25
powered by ブクログこれまで、良彦が黄金と一緒に神様の御用を聞きながら自身も成長していく、みたいな、笑いありホロリありのヒューマンストーリーとして楽しんできたんやけれどもね・・・・・・。 この話、めっちゃ面白かった・・・! もう、何、私、なんやいうたら本の感想なんて 「めっちゃ面白かった」 しか、いうてへんよね!? いうてへん!! 自覚ある! あるけども、基本、面白いんやから、しょうがないやんかーっ!!! 何 今回はまさかの長編でした。 でもって、毎回冒頭で 「これは黄金が未来のどこかで、良彦でない御用人へ向けて話しているという設定なのかな?」 と、思わせるプロローグがついているのだけど、今回はそれもなし。 その代わりに登場した大野くんはまさかの「御用人を断った人」らしくて、その彼の苦悩も、 「そりゃ、そういいたくもなるよ・・・」 と、いうくらい、深い。 さらに並行して良彦が携わる神様の御用は失われていく神の記憶でもあるので、和歌山を舞台にした古代ミステリでもあった!! とにかく、面白かった・・・。 今回はヒューマンドラマはヒューマンドラマでも、 「良彦、がんばって!!」 ちゅう感じやったね~。 最近は歴女ならぬ、古代が好きな女子のこともなんやらいうんやんね。 祈るだけでは欲しい未来はやってこないという神もいれば、見えるものも見えないものも、拒絶しない限り傍にあるという神もいる。 ああ、でも、それはそうか。 祈るだけで願いをかなえてくれるなんて簡単な話はないんだよ、と、これまで(作中で)何度も聞いていたけれど、望みをかなえてくれないならいないのと同じ、と、いうことではないとも、聞いていた。 神なんて、願いをかなえてくれるための存在やと思っていたもの。 でも、でも、神がもっと身近やったころ、人の望みの一番大きいものは「豊穣」やったのね。 飢えないこと、それが一番の祈りやったのか・・・。 うん、そうなんだよね。 今でももちろんそうなんだけど。 飢えがないという大原則があってこその、願いばかりかもしれない。それが、悪いことではないのだけれど、この未来を作ってくれた先祖に感謝する気持ちは、もっと必要なのかもしれないな。 先祖というのは、10年20年前だけじゃなくて、もっと、もっと。 それにしても、シリーズ4冊目にして、ふりがなが増えていたー!! 神様の名前はページが変わるたびに毎回振られていた。 ほんっと、ありがたい!! ほんっと、ありがたかった!! 読めない漢字が多いとどうしてもつまってしまうからさ~。 初出には振り仮名をうってくれてたので、初出の場面を探して読みを確認する、と、いう作業がなくって、よかったわ。 だって、「天道根命」とか、読めへんやろ!? あめのみちねのみこと やねんで!? 覚えれへん、覚えれへん!! あと、大国主神がどうしても慶喜さんに見えてしまうっちゅうね・・・(笑)。 こういう、「なんでもできるけど普段は飄々としてる人」ちゅうのは全部慶喜さんに見える(笑)!! ああー、面白かった・・・! たぶん、この続きは発行されてるけど、さすがに図書館にはないやろうなあ・・・。 あー・・・。こないだの12月に最新刊かー・・・。 リクエスト、するか・・・。 でも、これまでの短編構成から長編になってここまでの読み応えやろ。 しかも今回は、良彦が御用人として本採用かどうかっちゅう裏話もあったからこんだけの見せ場やったけど、果たして 次からはどうなんやろう。 ここが面白さのピークじゃなかったら、いいな~。 う、わーーーーぁああ!! 続編、図書館にあった!! スゲー!! きっとこれ、誰かがシリーズ通してリクエストしてくれてんな!? うわあ、ありがとうありがとう!! 早速予約してきました。うんもう何人待ちでも大丈夫! ・・・と、思ったら、たったの8人待ち!? 有り難い~! ありがたいけど、「フランス人は10着しか服を持たない」なんて、未だに138人待ちやのにね。 人気は10着のほうが、あるのか・・・(笑)。 鐘鈴 (2016.05.27)
0投稿日: 2016.09.19
powered by ブクログ2冊目で飽きて、3冊目は飽きすぎて途中でギブアップ。 しかし、この4冊目はとても面白く読めた。もう一度読んでもいいかな。
0投稿日: 2016.09.18
powered by ブクログ短編連作だった今までの3巻とは異なり、歴史ミステリーの様相を呈し、大作となった今作。良彦の友達である身近な姉弟の物語も伏線となり、非常に面白かった。私がこのシリーズが大好きであるあたたかさはそのままに、著者の力量を初めて(笑)認識したような気がした。5巻以降も楽しみだなぁ~。
0投稿日: 2016.06.23
powered by ブクログ神は人の営みには関わらない。だが人の想いがこの世への神を留まらせる力になっている。神とは言わないが自分の先祖を敬おう。まずはそこから。自分がなぜ存在していられるのか?今の日本がどうして平和なのか。
0投稿日: 2016.06.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2016/6/13 今回は黄金の出番が少なくて寂しい。 黄金が手を貸すことを自粛してたから必然的に。 神様も色々事情はあろうけど、御用人にしようという子の切実な願いぐらい聞いてあげてもよかろうに。 は?そんなん知らんしはよ御用やで って言うのはひどいわ。ぐれるわ。
0投稿日: 2016.06.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
やっと読み終わりました! 長編です! 何だか集大成のようなものを感じました。。 もうちょっとで終わってしまうような、ですが… あとがきを読むと、次の巻のお知らせが(もうすでにあります!笑) 終わってしまう気配がなくて、ほっとしています。。読むのが楽しみです☆ ラスト一冊!やっと追いつきそうです^^ 今回は。。 二千年以上前の神様の出来事を一つ一つ紐解いていくお話。。 前のお話にもあったけど、力を削がれちゃうと記憶もなくなってしまう 身内すらも忘れてしまうほど それがたまらなく もどかしく切ない。。 ページを開いての最初の話は事故にあう前の出来事だったったことに、 物語が進むにつれて分かった・・・ こう繋がっていくんだなって。。 もう全部が繋がってますね。。 3巻のお話の黄金の心境のラストもこれで繋がった 4巻で前の御用人が現れるのはビックリしました。 それが身近な人だったなんて…不思議な縁ですね 最初はどうなることかとヒヤヒヤしましたが 最後良かったです。:゚(。ノω\。)゚・。 本採用にもなって。。 最後(了)と書いてあったから一瞬ドキッとしましたが(苦笑) おまけも良かったです。おまけを読む前に、 須勢理毘売とケーキを作ったと言っていたので 本編も気になりつつ、 パウンドケーキの経緯も気になっていたので 最後の最後で読めて良かったです! 大国主神の正体も色々なからくりにも驚きました。。 須勢理毘売のアドバイス。。ドキッとしました・・・ 穂乃香と良彦の今後が気になります! ずっと気になっていたのですが、1巻・2巻3巻と。。 一番最初に子どもが出てくるのですが、しかも見えているらしく・・・ もしかしたら二人の子どもなのでは!?と ふと頭を過ぎったのですがどうなんでしょうか?? 子どもと話している相手は黄金だったりして。。 もしそうだったら、いつか二人も出てきたらいいな//// 黄金との関係縮まったかな・・・良彦。。
0投稿日: 2016.05.26
powered by ブクログ今までの短編構成とは違い、丸々一冊で一つの作品という読み応え十分な巻でした。 登場人物がそれぞれ大きな悩みを持ち、感情的に話しを遮ったり、うまく纏まらずその疑問を後回しにしたりと読んでいてやきもき。 悩みのない人はいないけど、みんながみんな悩みを抱えていて、それがこの巻に関係しているとなるとややこしくもあるし、京都と奈良を行ったり来たりして落ち着きもない。早く解決してる姿が見たいのにー! とスピードを上げて読み進めました。 気のせいでなければ、物語の端々にいくつかのフラグが立っているよね。今回みたいに長編が出てきたら物語の終幕に近づくとかありきたりな感じに進んでしまうのだろうか。
0投稿日: 2016.05.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
シリーズ初の長編。 良彦の過去に触れる部分もあったし、今までと違う魅力があって面白かった。 次も楽しみ。
1投稿日: 2016.04.15
powered by ブクログ今回は丸々一冊簪をめぐる御用の話。 覚えのない簪を差し出され、その簪の持ち主だったかもしれない夢の中の主を知りたいというなかなか無謀な依頼。 しかも紀伊の国造の祖である天道根命(あめのみちねのみこと)の依頼をちゃんとこなせるかどうかで良彦の代理御用人からちゃんとした御用人に昇格するという裏事情付き。 穂乃香ちゃんとの距離も縮まりつつあるのが微笑ましい。
0投稿日: 2016.03.18
powered by ブクログ出足が乗らないのはこのシリーズの特徴ですかね 伏線を張るのが長過ぎて、飽きがくるのですが、乗ってしまえばあとは早い 今回も楽しめました
0投稿日: 2016.03.18
powered by ブクログ今回は長編ということで新鮮な感じでした(*´ ˘ `*) 今までが短編だったので違和感があったのですが、ラストで泣けました(´;ω;`) そんでもっておまけで癒やされました(๑´ڡ`๑)
0投稿日: 2016.03.16
powered by ブクログテレビで例えれば、三巻までの話がドラマで、今回の巻の話は映画でしたね。 この一巻を使って、一柱の神との物語が描かれています。 いや、今回は神だけではないですね。 和歌山県を舞台に、その土地に住む人々や過去、御用神以外の神も巻き込んで物語が進みました。 凝っていただけに、今まで以上にジーンときてしまいました。
0投稿日: 2016.03.10
powered by ブクログシリーズ初の長編。著者がよく調べているなぁって感じた。日本書紀を読んでみたいと思ったことはあったけど、こんな風に書いてもらえるとわかりやすい。
0投稿日: 2016.02.23やっぱり黄金さまがいい味出してます。
今回は、衝撃的な始まりで、えーっどうつながるんだろう?と思いながら読み始めました。 しかも、訳あってモフモフ黄金さまが良彦の御用を手伝いません。少し冷たいのです。 でも、美味しい物、得にスイーツに弱い黄金さまは健在でした。黄金さまが肉球で良彦をテシテシと叩いたり、ニートなんていう現代語を使いこなすところを読むと黄金さまを抱きしめたくなります。 なんだかんだと文句を言いながらも御用神に向き合う良彦の真心がとても清々しいです。 ラストでは少し泣いてしまいました。 行ってみたい神社がどんどん増えていきます。
9投稿日: 2016.02.17初の長篇
シリーズ初の長篇。 夢に現れ「忘れるな」と告げる女性。人々から忘れられ、力を削がれ記憶が薄れゆく天道根命からの御用は、その女性が誰なのかを突き止めて欲しいというもの。良彦と黄金は和歌山に向かい、出会うのはかつての野球仲間である大野。天道根命と名草戸畔、朱と白の簪。大野姉弟と、家族との確執。御用人としての良彦の成長が微笑ましい…というか元々の性質が心優しいんだろうな。大野や天道根命の心を解したのもこの良彦の優しさなんだろう。 大国主・須勢理夫婦が相変わらずで笑ってしまう。そして穂乃香ちゃんが、めっちゃ可愛い…。
5投稿日: 2016.01.19ついに正式採用
今回は短編でなく長編でした。神様の名は「天道根命」。 姉弟愛が軸にありますね。何回もホロッとさせられました。 大国主神と須勢理毘売命も再び登場。このご夫婦神様がいいアクセントになっています。 そして、良彦はついに、御用人代理から正式採用と相成りました。 もふもふも健在!!
0投稿日: 2016.01.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2015.12.23読了。私もめんこい子が一生懸命作ったパウンドケーキ食べたい…担当様のおかげで美味しく作れて良かったなー。今までは一話完結でまさに良彦とゆかいな仲間たちだったのが急に舞台も変わり長編歴史シリアスになって私は良かったと思う。ゆかいな仲間たちも好きだけどずっと続くと単調になりすぎてしまうから今回は良い分岐点だったのではないだろうか。良彦も正式御用人になったことですし。最後の棒読みの「かしこみかしこみー」は面白かった。黄金さんゴディバは食っちゃいかん。ゴディバは。日本って昔は女性が権力持ってたんだなぁ。卑弥呼も天照大御神も女性だもんね。男性社会は外国から入ってきたのかー知らんかったなぁ。神様の体から穀物ができる話が出てきたけど、ジブリのもののけ姫関連の本で読んだのだと思うのだけど廃れた土地を蘇らせるには神様の遺体を撒く(?)っていう方法があってラストシーンはそれを表したとかなんとかってのを思い出した。表紙は鳥居から海が見えるよー!良いなぁ!実際にあるとこなのかなぁ?潮風で風化早そうだけど絶対気持ちいいだろうなぁ。江ノ島の神社って鳥居越しに海見えたっけ?
0投稿日: 2015.12.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
御用人シリーズ初の長編。 和歌山の、名草戸畔の埋もれた歴史を探る旅。 誅されたのか降伏したのかどちらでもいいんじゃないの?と思いつつ読んでいたのだけど、姉に対する弟の思いが昇華される姿に涙。。。 アイデアのもとになったという名草戸畔についての本も読んでみたいです。
0投稿日: 2015.12.19
powered by ブクログ半年ほどかけて、やっと読み終わった。シリーズものだけどこれが初めてで、古代、神様、という題材になかなか苦戦したのだけど、不思議と途中で挫折するわけではなかった本作。 やっとたどり着いたクライマックス、とてもよかったです。 最も心に残ったのは飢餓が死と隣り合わせであるというところ。お参りしては、受験、彼氏、などなどお願いしてたけど、次はいつもご飯が食べられる幸せを感謝しに行きます。 時間をかけて読んでたうちに、続編がもうすぐ発売だとか。続きが楽しみです。
0投稿日: 2015.12.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
この物語にのめり込めない要因は、主人公が経済的に自立していない状況だと思う。物語ではなく設定の部分で違和感があって、楽しめない。いつまでもアルバイトというわけにはいかないだろうし、就職して結婚して子供を育ててという生活の中で、御用人をしている余裕などあるのかと思う。御用人が現役を引退した老人か、若いうちだけの期間限定なら良かったのかとも思うが、お祖父さんから孫に引き継がれた状況から考えて、しばらく続けると思われる。中年の時に続けられている状況が想像できない。できなくなったからってやめちゃうのかなぁ。なので、落ち着いて楽しめない。損な性格だと思う。
0投稿日: 2015.12.03
powered by ブクログ毎夜、夢に現れ「忘れるな」と告げる女性に恐れを抱く神様・天道根命(あめのみちねのみこと)。力を削がれ昔の記憶を失ってしまった神様からの御用は、その女性が誰なのか突き止めて欲しいというものだった。 夢の女性が挿していたという簪(かんざし)を頼りに、良彦と黄金は天道根命が国造(くにのみやつこ)の祖として治めた和歌山へ向かう。そこで出会ったのは、良彦のかつての野球仲間で……。 神代の時代に征伐された者と征伐した者。和歌山を舞台に、埋もれた歴史と人の子たちの想いが、いま紐解かれていく――。
0投稿日: 2015.11.26
powered by ブクログ歴史や神話を学ぶことの面白さは、書に書かれなかったこと、或いは、書によって歪曲されてしまった事実など、「あったかもしれないこと」へ思いを馳せられることだと思います。 歴史妄想好きな方は是非読んでみてください。涎が出ます。 今回は、これまでのライトなテイストの短編連作形式から、やや重めの長編形式になっています。紀の国、和歌山を舞台に、記憶喪失の神様の記憶を取り戻すために、歴史を紐解いていきます。 これまでのライトな雰囲気を期待していたら、ところどころで挿入される神代の描写が重いのなんのって。初めは「この描写に意味はあるのかな?」と疑い半分だったのですが、その神代の記憶が、現代の人物たちと重なったとき、目が覚めるような気分になりました。伏線というか、こういうギミックは本当にずるい。良い意味で。 神社や神様にまつわる話に人間ドラマがうまいこと絡まって、神と人、二つ並立した主役とその背景にある物語が、御用人である主人公を介して繋がって相互に成長、変化していく構成の妙。 さらに、主役たちが奔走する外側で、直接関与しないけど間接的に関わったり見守ったりしている神様や人がいたりして、神代現代各方面の思惑が入り乱れ過ぎて、読み応えありました。 個人的には、アメリカのホームドラマに出てくるカップルみたいな出雲夫妻が今回のMVP。 最後に。 一冊の本が、自分の価値観をがらりと変えてしまうことは意外とよくあります。本にはそれだけの力があります。 作者さんにこの話を書くきっかけを与えてくれた一冊の本に、わたしは感謝したい。勿論、本を世に送り出してくれた作者さんにも……ありがとうございます!
2投稿日: 2015.11.19
powered by ブクログ今まで連作短編形式だったが、今回は長編。舞台は和歌山。ひたむきな感じが好きだ。 2015/11/ 10
0投稿日: 2015.11.10
powered by ブクログ今回の神様は、歴史にあまり記録されていないという名草戸畔(ナグサトベ)の神様について。依頼人の天道根命(アメノミチネノミコト)を訪ねて和歌山へ遠征します。相変わらず、報酬があるわけでもないから、気の毒なくらい汗かいて働いています。そして、今回は黄金があまり協力してくれないのはなぜか。 イマドキ少年の姿をした大国主命(オオクニヌシ)須勢理毘売(スセリヒメ)夫婦も乱入。(もちろんわけがあります) かつての野球ライバル少年との再会。その姉弟と良彦の意外な関係とは? 魅力あるキャラクターたちが物語を紡いでいき、さいごに解けていく展開が安定していて、とても読みやすいです。このシリーズ、ゆっくりでもいいので、今後も続けて読みたいです!
1投稿日: 2015.11.08
powered by ブクログいつもの短編連作じゃなくて長編だということに、途中まで気づかなかった。 「あれ、1話終わったはずなのに完結してない。章だった」くらいの。 きれいな風が吹き抜けるような読後感がある。 モフえもんの出番が少ないのが若干残念だが、おまけのみなさんがかわいすぎる。 このシリーズは設定的に延々と続けられる気がするんだけど、個人的には作者さんの別作品も読みたいところである。ただ、このシリーズは書くのに時間かかりそうだから、平行してってのは難しいだろうなぁ……。
0投稿日: 2015.10.30『瞬きを繰り返して、良彦の目玉の裏側を涙が流れていく。』これを読んだ瞬間の感動!なんとしても読んで下さい。
娘を想う母、弟を想う姉、そしてなな姉ちゃんを想う神。みんなこの地上にはいない想い。 でも、この想いを地上の人たちに結びつけたのは、良彦さんの想い。 自然と溢れでてくる涙。うれし涙。安堵の涙。そして穂乃香ちゃんの思うことも見逃せません。 p.s. あとがきの『大野くん』の名前の経緯や、神社の偶然の由来を知るにつけどうしても行ってみたくなり、 参拝させて頂きました。 早朝の境内で、モフえもんさんや神々さんのことを思うとなんか実際にみんなと会えそうな気がしました。
3投稿日: 2015.10.24
powered by ブクログ主人公がだいぶたよりがいのある男になってきたなー。 もふもふとの信頼関係も深くなってるし。 今後が気になる。
0投稿日: 2015.10.06
powered by ブクログシリーズ初の長編。今回は名草戸畔(なぐさとべ)と天道根命(あまのみちねのみこと)の物語。ミステリー仕立てで今までで一番面白かった。
0投稿日: 2015.09.22
powered by ブクログシリーズ4作目。今回は長編。 神様の御用と並行して、良彦の友人の家族問題も絡まり、どんどん物語に引き込まれていく。ミステリー仕立てで話が進んでいき、先が気になる展開。長編だったこともあり、読み応えありでした。 今回の御用で一皮むけた良彦にますます期待。
0投稿日: 2015.09.21
powered by ブクログ1巻から3巻まで読めたので最新刊の4巻も読んでみました。 今回はこれまでの短編連作スタイルから1冊でひとつのお話に変わりました。 けっこうせつないお話で、序盤で涙が出そうになりました。ちょっとした時代ミステリーっぽくもあり楽しめました。 また、古事記の解釈が竹田恒泰さんに似てるなあと思っていたら、参考文献に竹田さんの本が入っていてなるほどなあとも思いました。 ブログはコチラ。 http://blog.livedoor.jp/oda1979/archives/4929617.html
0投稿日: 2015.09.06祝 昇格
シリーズ初の長編ということで、空間・時間ともに壮大な感動巨編になっております。 とは云え、神様たちの妙に人間的な個性なども相変わらず面白く、今回登場する天道根命も期待を裏切りません。電車賃にお賽銭を持って来るところなど、何か可愛らしいです。それだけに、最後は感動的でした。 このシリーズは、読後にとてもほっこりします。何だかんだと云いつつ人の好い良彦は損をするタイプかも知れませんが・・・。神様たちや穂乃香ちゃんに見守られて、今後は正式な御用人として更なる活躍を期待したいです。
1投稿日: 2015.09.06次回作への期待が高まりました
3巻までは1冊の中に「神様の御用聞き」案件が2~3件入っていましたが、4巻は1件だけです。その分だけお話も深く、心に染み入ります。 主人公の良彦も良い意味で変わってきていて(以前から兆候はありましたが)、神様の依頼に真摯に取り組む姿勢も好感が持てます。 3巻までも読み物としては良いですが、印象に残ったことを思い出すと、たいがいが、黄金さま(キツネの姿の神様)のお茶目な言動、でした。 一方、4巻で印象に残っているのは、依頼主の神様のなくした記憶を取り戻すために少しずつ歴史を紐解いていく過程、辿りついた結末です。この神様が人として生きていた2600年前の情景、人の営みが目に浮かぶようで古代日本の歴史にちょっと興味が出てきたり、神様の御用人1~3巻を読み返してみたくなったりしました。 いわゆる続き物にはマンネリ化して面白みがなくなっていくものがありますが、本書の場合は、次回作への期待が高まりました。
2投稿日: 2015.09.05モフモフは少なめ!
シリーズ4作目にして初の長編です。 今回はモフモフ少なめでしたが、穂乃香ちゃんがかわいい。 巻末にあるおまけエピソードは結構笑えました。 物語が次のステージへと進む、重要な巻でしょうか。 今回も面白くて、一気に読んでしまいました。
0投稿日: 2015.09.04
powered by ブクログ人が神の祭りを行わなくなり神を信じなくなったために、力を失い記憶まで失いつつある神々の様々な「御用」を承る「御用人」となった良彦の奔走を描くシリーズ第四作にして初の長編。 日本書記の中のほんの少しの記述しかないという「神武東征」の際に制圧された《名草戸畔》(なぐさとべ)の伝説。 こういう、歴史に埋もれたドラマはたくさんあるんだろうなと思うとこの物語も興味深く読めた。 今作では《名草戸畔》と《天道根命》の物語にリンクするように、良彦の友人・小野達也の家族の物語も展開。 良彦が《御用人》になる前に意外な事実があった。 相変わらずモフモフ狐の神様《黄金》と良彦とのコンビは良い。 食べるの(特にスイーツ)大好き、肉球で『テシテシ』と良彦を叩くところも可愛い。 そこにイケメン《大国主命》にセレブ系美女の《須勢理毘売》(すせりびめ)夫婦の乱入もあって賑やか。 正式に《御用人》となった(状況は全く変わらず)良彦と《黄金》の旅のこれからがますます楽しみ。
8投稿日: 2015.09.01
powered by ブクログシリーズ初の長編。故に、エピソードの掘り下げがより丁寧にされていて、ちょっと展開で気になるところはあったけど、深く物語に入り込めた。歴史(というか、神話)探索ミステリーみたくなっていたのも確かだが、虚実織り交ぜた物語は好物なので面白い。 (余談)このシリーズの感想ではいつも言っているかもだけど、神主心得見習としては、思想としては多少違えど、こうして親しみやすい神さま像があって、神社(や寺とか教会とかも)を身近に感じてくれると嬉しいなぁ、なんて。
0投稿日: 2015.08.31
powered by ブクログ初の長編でしたね~~。 そして、今までよりずっと歴史に深く突っ込んでいて 読み応えがありました。 くすっと笑えるというより、シリアスな感じだったけど かえって好感が持てました。 全然詳しくない古代の歴史がすーっと入ってきます。 風景が浮かぶようで気持ちがいいです。 和歌山を訪れてみたくなりました。
0投稿日: 2015.08.31和歌山が舞台の初長編
シリーズ4作目です。 力が弱まり記憶をなくしてしまった神の謎をとくお話です。 歴史の一部を紐ときながら話が進み、あっという間に読むことができました。 今回、黄金とのやりとりが少なかったのが残念でしたが、良彦が御用人代理になった経緯がわかります。 また、穂乃香ちゃんと良彦との関係も進展しそうな予感です。 歴史を紡ぎ続けることの難しさと大切さを感じることのできる内容でした。
0投稿日: 2015.08.29
powered by ブクログ今回は長編.紀伊国にまつわる古代史に絡めて,良彦の御用人最終試験ともなる今回の御用.良彦の良い意味でのお人好し加減が冴えて,出来過ぎな具合の大円団.黄金のモフモフ感は相変らずいい感じ.
0投稿日: 2015.08.19
powered by ブクログシリーズ4作目初の長編ものでした。 中弛みするかと思ったけど、主人公が怪我で野球の道を断念した話しと、高校時代ライバルだった選手が同じように球界から去って…という、主人公にしてみれば触れたくなかった過去。だけど今回、きちんとした形で向き合えて良かったです。 モフモフ神が大人しかったのが、ちょっと残念だったかも。
0投稿日: 2015.08.03
powered by ブクログそういえば、御用人(仮)だったんだけ? 訳あってモフモフが抑え気味なところが ちょっと物足りない気もするが、 良彦にとっても鬼門の野球がらみの話でもあり、 御用人を断った話もあり、面白かった。 個人の生死や幸不幸に神さまが関与しない、というのは、 いかにも日本の神様の話らしい。
0投稿日: 2015.07.28
powered by ブクログ『メディアワークス文庫』献本企画でいただいた本。 お人好しの御用人とモフモフ神のシリーズ4作目。 今まで短編連作だったけど、今回初めて全巻でひとつの物語だった。 後書きで作者も書いてるけど、今巻はいわば古代歴史(神話)ミステリー。 神話好きには、なかなか読み応えがあった。 古事記や日本書紀にたった一行書かれているような出来事にも、多くの謎とロマンが溢れているんだよね。 ただ、ひとつの謎で全巻を引っ張るのはさすがに厳しいものがある。 そのことを作者もよく理解していて、そこは神話時代のエピソードを挟んだり、大国主神夫婦を絡めたりと工夫されていた。 なので思ったほど中弛みしなかったのは、よかった。 個人的には穂乃香の出番が少なくてちょっとと思っていたら、ラストに彼女絡みの掌編が。 うん、この想いが真っ直ぐしっかり育つと良いなあ。 須勢理毘売同様応援するよ。 良彦の方は代理でなくなっても、まあ、いつも通りだろうな(笑) 今回少し重くなったので次回は明るい話を期待したい。
0投稿日: 2015.07.20
powered by ブクログ日本の「神様」という存在の理不尽さを、改めて思い出した4巻だった。 今回の御用は、1巻分丸ごと「天道根命」によるもの。 彼の場合、『こぶとりじいさん』のような理不尽さではなく、「菅公」が学問の神様として祀られているような、それに近い。 いや、祟りを恐れての祀りじゃない分、ある意味、彼の方がやるせないのかもしれない。 そう考えると、黄金たちが時たま口にする人間の「勝手な願い」というのも、頷ける話だ。 この話には良彦や神様たちを助けようと一生懸命な人間が登場するが、現実には、多分、こういうことは起き得ない。 だから代わりに、神社の祭殿に向かう時、ほんの少しでも、そこにいる存在の過去に目を向けたいと思う。 相手は見えないものだし、いるかいないかさえあやふやだけど、それはこちらが我がままを言っていい正当な理由にはならない。 むしろ、だからこそ、自分達の神様との関わり方をよくよく考えるべきなんだと思う。 浅葉先生はあとがきで「史実とフィクションをどこまで絡めるか」と書いていたけど、フィクションだからこそ、魅力的な登場人物たちと分かりやすい筆致だからこそ、書ける「事実」や「真実」もあると思う。 私は、こういう歴史ミステリー、これからもとても楽しみにしてます。
0投稿日: 2015.07.12
powered by ブクログ献本ありがとうございます。これまでの連作短編とは構成が変わって、一巻まるごと一柱の神様の御用をたすお話。この御用で主人公も御用人“代理”からステージが上がり、黄金様は感慨ひとしおのようですが、昇格したからと言って別段金銭面や生活に変わりはないし、誠意ある主人公のことを考えると何とか美味しい目を見させてあげたい。ところで今までの表紙のような素敵な風景の場所って実際にあるのでしょうか。綺麗ですね。
0投稿日: 2015.07.06
powered by ブクログ目に見えるものも、 目に見えないものも、 あなたが拒絶しない限り、 あなたの傍らにあるのです。 それを忘れないでください。
0投稿日: 2015.06.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
シリーズ初の長編。 展開が比較的重め。 「人も先祖を辿れば神様にいきつき、 だから神様を崇めるのは 先祖や歴史を大事にするのと同じ」 という考え方はなんとなく納得。
0投稿日: 2015.06.29
powered by ブクログ今回のテーマは渋かったですね。 それと参考文献、え、漢文の古事記とか今はないの?(私、実は古事記と万葉集は一番持っているもので、あ、あははは。古本で手に入ると思うんだけどなぁ) 古事記も万葉集もかなり暗記はいってるなーとか思いつつ、読み終わり。 これが諸星さんや星野さんだったら、違う解釈がくるなーとか思って完読!
0投稿日: 2015.06.29
powered by ブクログ神様の御用人業にも慣れ始めた良彦。お人よしにして善人な彼への今回の御用は和歌山の天道根命の失われた記憶を探すこと。国史には僅かにしか記載の無く、力を失い、記憶を失った神様へ何が出来るのか。友人の悩みとともに良彦の奔走が始まる。
0投稿日: 2015.06.28
powered by ブクログ3巻までは4編の連作短編形式だったけど、この4巻は1冊丸々現在と悠久の時を超えた姉弟の絆の物語の長編だった。 大事な記憶を失い自身の存在意義すら失いかけている神に寄り添う御用人の在り方に感動する。
0投稿日: 2015.06.28
