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オロロ畑でつかまえて
オロロ畑でつかまえて
荻原浩/集英社
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総合評価

167件)
3.5
21
55
71
6
4
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    今にもつぶれそうな弱小広告代理店が村興しをプロデュース 嫁も来ない、特産物もない、観光もない な~んにもない村にどうやって人を集めるか 予算もギリギリ、方言がきつくて言葉もよく聞き取れない 怪しいファッションに身を包み ひょんなきっかけで、依頼に訪れる「牛穴村」の代表 苦肉の策で企画をひねり出す 個性的なキャラの広告代理店の面々 会話の可笑しさ、行動の奇怪さ 映像まで浮かんでしまう表現力 コメディにして、最後は、すっきり爽快、 何だか心もほんわか~と温まる 読書初心者でも、学生さんでも 本が好きになってしまいそうなエンターテイメントな作品

    0
    投稿日: 2011.05.13
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    田舎の中の田舎。村おこしのために、青年部が東京のつぶれそうな広告代理店に、依頼。広告代理店の物語と、村の物語が、上手い具合に絡んでいるかな。 ニュースキャスターとか、村を離れたオカマとか、特徴のある登場人物が多い。ドタバタの中に、ユーモアとか辺境の村の悲哀とか、詰め込んである。 面白かった。

    0
    投稿日: 2011.03.08
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    話の内容をすっかり忘れて、最近また読み直しました。 ユニバーサル広告の社員のキャラがそれぞれ確立してて面白かったです。 話の内容自体は、軽い感じで面白かったのですが、地方の過疎化って 結構深刻だったりするんですね。 普段あまり考えないテーマでした。 ゴンベ鳥の正体が意外でした笑

    0
    投稿日: 2011.02.23
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    人口わずか三百人。主な産物はカンピョウ、ヘラチョンペ、オロロ豆。超過疎化にあえぐ日本の秘境・大牛郡牛穴村が、村の起死回生を賭けて立ち上がった!ところが手を組んだ相手は倒産寸前のプロダクション、ユニバーサル広告社。この最弱タッグによる、やぶれかぶれの村おこし大作戦『牛穴村 新発売キャンペーン』が、今始まる?。第十回小説すばる新人賞受賞、ユーモア小説の傑作。

    0
    投稿日: 2011.02.19
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    コミカルすぎて笑えました。 すっごく軽い気持ちで読めます。 牛穴村の人たちの純朴な感じがたまに少しイタかったです。 掛け合いが本当に面白かった。

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    投稿日: 2010.09.28
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    やはり荻原さんの本は最後まで飽きさせずに楽しく読める。 みんな良いキャラしてるし、最後の最後までドキドキさせてくれる。 こういうラストって好き。

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    投稿日: 2010.09.11
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    ヘラチョンペ・オロロ豆等、オリジナルな言葉が多数出てくる。 デビュー作とのことだが、そんな感じは全然しない。 最も印象に残ったのは、牛穴村に住んでいる訛りすぎの悟(後に女子アナウンサーと結婚)が、訛り過ぎてて外人と間違われるくだりが面白かった。

    0
    投稿日: 2010.07.25
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    「たった八人で祭りはどうすべ。千貫みこしが担げねぞ」 「村おこし、すべ」 「代理店雇うだ」 牛穴村。 名産品はナダッコの味、オロロ豆。 人口300人と少ないけど個性抜群。 強い方言のせいで東京では「言葉通じねべよ」。 っと、故郷のために奮闘する土地の人たち。 雇われたアヤシイ代理店「ユニバーサル広告会社」。 どこをどう読んでも笑えるっ! 人は温かいし真面目なんだけど、 なんでそれっ?!真剣にそれっ?!どうするのっ?! ってツッコミどころ満載。 でも最後はハッピーエンド。 その続きはわかんないけど、何があってもきっと 牛穴村では今日も元気にたくましく みんな暮らしてることでしょ。 本当に、笑えて心が温かくなるお話です。

    0
    投稿日: 2010.07.04
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    弱小広告代理店が繰り広げる村おこし作戦のお話。 ユーモア小説としてとても秀逸だと思います。 笑えて、ほっこりとした気持ちになれる作品でした。 オロロ豆美味しそう。

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    投稿日: 2010.06.18
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    荻原浩の作品をそんなたくさん読んでいるわけではないけれど、メリーゴーラウンドもこれも地域活性化を1つのテーマにしていると思うので、読んでいていろいろ考えさせられる。 作品に出てくる牛穴村のような集落は日本のいたるところにあって、たしかに生き残る集落もあるだろうけれど、静かに消えてゆく集落もあるんだと思います。マスメディアでは、過疎地においてもうまくやれば生き残れる的な報道が多いように思えますが、静かに消えてゆく集落をどう見守っていくか、ということもきちんと考えなくてはいけないよなと思います。 という話は、この作品とは関係ない話ですが。。。汗 まじめに地域活性化というにはつっこみどころ満載ですが、ユーモアを交えて小説としては読んでて楽しかったです。 2010/04

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    投稿日: 2010.05.23
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    読みやすい 面白い ひまつぶしに とってもいい けど、 なぜかキャラ設定があまり入ってこなかった。。

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    投稿日: 2010.05.16
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    人口300人のつぶれかけの村をニセの恐竜「ウッシー」で村おこししようという話。 ユーモア小説というのがどういうものなのかよくわからないけど、笑えて、心もホッとするようなおもしろい小説だった。

    0
    投稿日: 2010.03.13
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    弱小広告代理店と田舎の青年会の町おこしのお話。 この弱小広告代理店は「なかよし小鳩組」にもでてきます。 ドタバタコメディーという感じですが、なんとなくほんわかした気持ちになれました。

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    投稿日: 2010.03.07
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    ユーモア小説なんだろうけど、笑えなかった。 多分、キャラ立ちしてなかったからかなぁ。 個性はあるんだけど、魅力がない…みたいな。 それに、ここまで空気の読めない田舎者には読んでいてもイライラしてしまう性分なんだな。僕は

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    投稿日: 2010.02.16
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    【あらすじ】 人口わずか三百人。主な産物はカンピョウ、ヘラチョンペ、オロロ豆。超過疎化にあえぐ日本の秘境・大牛郡牛穴村が、村の起死回生を賭けて立ち上がった!ところが手を組んだ相手は倒産寸前のプロダクション、ユニバーサル広告社。この最弱タッグによる、やぶれかぶれの村おこし大作戦『牛穴村 新発売キャンペーン』が、今始まる―。第十回小説すばる新人賞受賞、ユーモア小説の傑作。 【感想】 面白かった。荻原さんの作風もいろいろですが、ユーモア系は突出していると思います。

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    投稿日: 2010.01.06
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    僕の一番好きな作家、荻原浩さんの本です。 さっくりと読めるし、かつ内容が面白い! 続編もあるので併せて読むとさらに面白いですよ

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    投稿日: 2009.12.13
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    資料コード 請求記号 所蔵館 場所 資料区分 状態 持禁 220774749 /F /オ / 本館 閉架 一般

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    投稿日: 2009.12.02
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    荻原さんは他の作品も好きだけれど、やっぱりライトなユーモア小説が一番いいように思う。最近では珍しい善良な作品を書くなあと感じます。ただ、最近のミステリ以外の作品は、どうも説教くさくていけないなー。

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    投稿日: 2009.11.17
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    人口300人の田舎の村で村おこしを企む。 ああだこうだと選んだ代表者が東京の広告代理店に依頼。 依頼した代理店は「ユニバーサル広告社」。 起死回生の大博打が始る。 n-dromさんが「神様からひと言」を紹介したので便乗です。 くすり、くすり笑えます。 いや、思わず吹きだしてしますかも。 でも“お笑い”のドタバタで終わりじゃなくて ココロにグッとくる一幕も・・・

    0
    投稿日: 2009.10.26
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    くつくつ笑えて,ちょっぴりはらはらして先をどんどん読みたくなるような,ユーモアに溢れている本です.舞台は過疎に悩む寒村.金もないのにいかにして村おこしをするのか?,と思いきや,パブリシティで目をひきつけまくる.そんなネタでひきつけていいのかよ!,とも思うけどこういうこと大なり小なりやっているよねぇ. 最後をどうもって行くのかと思ったら,続編があって欲しい終わり方.続編があって欲しいと思わせて終わるのがちょうどいいのかもしれませんがね. 2009.08.17(Mon)読了

    0
    投稿日: 2009.10.26
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    過疎化にあえぐ村をどうすれば助けられるか?村おこしでがんばる住人…はたしてその方法は?と、いう内容なんですが、まあ、楽しく読めるテレビドラマみたいな感じでしょうか。著者、萩原浩氏のデビュー作にしてすばる新人賞受賞作というところで、よくもわるくも突飛なところがないのでいい感じです。

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    投稿日: 2009.09.23
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    ○2009/08/16  おもしろい。メリーゴーランドといい、なんて言うかテーマはお堅い企業、社会、大人の仕事、って感じなんだけど、語り口調というか話の流し方が軽くてサクサクしてて読みやすい。運び方が上手いというか。 けっこう主要人物が多かったけど、必要な人物はそれぞれきっちり書き分けてて区別もつく。田舎組ははじめダメかなーと思ったけど、最終的にめちゃくちゃ大丈夫だったから自分でもびっくりした。 ちゃんと他の話も読んでいこうと思えるくらいだったから、大収穫。 というかこれデビュー作か。いいな。

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    投稿日: 2009.08.26
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    社会勉強にもなってすごく楽しめました。 コメディっぽいので ドラマか映画になったら結構おもしろいと思います。

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    投稿日: 2009.08.22
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    文句なしのユーモア小説 でも下品じゃないし、文章もきれい 超ヒマヒマな広告社が 超辺鄙なところにある村の 村起こしの仕事を引き受ける話 広告社の面々もそれぞれ個性的でいいのだけど 牛穴村の人達が皆かなり魅力溢れるいいキャラしてます 米田慎一は控え目ながら男らしくてかっこいいし 富山悟は子供みたいでかわいい 方言ネタでも結構笑えるのだけど、 ばかにする感じじゃなくあったかさを感じた 「ゆうじさん?」には爆笑しました 絵に描いたような喜劇、お約束?のハッピーエンド 何も考えずに軽い感じで読めて良いです

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    投稿日: 2009.07.26
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    第10回小説すばる新人賞を受賞した、荻原浩のデビュー作。 ずっと前から気になっていた作家だった。現在『明日の記憶』の映画化で話題になっているおかげか、図書館でもこのデビュー作ですら貸出中のことが多く、なかなかお目にかかれなかったのだが、やっと返却されているタイミングと合い、借りることができた。 もう、サイコーーー!!! 一気読みでした。ダンゼン気に入りました。文庫、買います。 奥羽山脈の一角、大牛山の麓にある牛穴村が舞台。2人減って8人になってしまった牛穴村青年会で、会合が開かれている。青年会会長を務める、温泉宿「米田荘」の主人、米田慎一の「村おこし、すべ」の一言から、日本じゅうを巻き込むことになる、村のイメージアップ作戦が始まった。 慎一は、村で唯一東京の大学を出ている、頼もしいリーダー。彼が東京の広告代理店へ赴くのだが、倒産寸前のユニバーサル広告社の門をたたくことになるとき、縁というものを感じさせる。 もうとにかく登場人物がみぃーーーーーんな魅力的! 慎一はもちろん、慎一と同い年の富山悟、村祭りの鬼と呼ばれる正太郎、早朝野球チームの四番サード貞義、牛穴神社の神主の息子清臣、青年会最年少でチャパツの稔。一方、ユニバーサル広告社の社長石井、コピーライターの杉山、アートディレクター村崎にマネージメント担当猪熊エリカ、そして、ニュースキャスター脇坂涼子。 こんなに楽しい小説を読んだのは久しぶり。父の実家が宮城の海っぺりで民宿をやっているのだが、牛穴村の方言が、そこで聞くものとそっくりで、わたしにはすっごく懐かしい。人柄なんかもだぶる。だからなおさら本書が気に入ってしまった。読みながら何度笑っただろう。 あーーー、ホント素敵。良い作品を読んだわ。絶対買って手元に置いておこう。 読了日:2006年5月26日(金)

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    投稿日: 2009.07.23
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    エネルギッシュな作品。 村おこしの作品は初めて読んだ。 ばかばかしいんだが、なんかよかった!

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    投稿日: 2009.07.09
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    人口わずか三百人のド田舎にある牛穴村が、倒産寸前の広告代理店と手を組み、やぶれかぶれの村おこし大作戦。 オロロ豆、ヘラチョンペ食べてみたいです。

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    投稿日: 2009.05.23
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    ユーモア小説の王道。私は好きですね。とんでもないド田舎の村おこしに立ち上がった青年会と潰れかけ?の広告会社の面々。常に面白おかしく(でもドヒャヒャっていう爆笑じゃなくて、普通にワハハって感じ)、ちょびっと風刺も利かせて、家族愛的な暖かさもにじませて。ハードボイルド・エッグも良かったが、こっちは悲しみの場面がなく、よりさわやかな印象。ひねりが少ないので物足りなさを感じる人もいるかもしれないが、私はこれはこれですっきりしてていいと思います。最近疲れている方、さっくりこんな小説を読んでみてはいかがでしょうか?

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    投稿日: 2009.05.13
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    さくさく軽く読めること請け合い。 ただ、個人的に大失敗だったのは、先に仲良し小鳩組を読んでしまっていたこと。 おかげで、同じような展開に加え、小鳩組の入れ子構造のような登場人物のナイス・エピソードを期待しすぎて、へ・・・???という感じ。 ムスメともっと絡んだら? え、お嫁さんのエピソードはちょっと無理めじゃん? ドードー、もっと広げてよ! などと偉そうにエピソードの拾い忘れ?に終止消化不良に。 なので、この作品だけを読んでいたなら絶賛だったのかもしれないが、うーん残念、もったいない・・ということですいません、★3つでお願いシマス。

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    投稿日: 2009.05.05
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    人口わずか三百人。主な産物はカンピョウ、ヘラチョンペ、オロロ豆。超過疎化にあえぐ日本の秘境・大牛郡牛穴村が、村の起死回生を賭けて立ち上がった!ところが手を組んだ相手は倒産寸前のプロダクション、ユニバーサル広告社。この最弱タッグによる、やぶれかぶれの村おこし大作戦『牛穴村 新発売キャンペーン』が、今始まる―。第十回小説すばる新人賞受賞、ユーモア小説の傑作。

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    投稿日: 2009.04.08
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    村おこしのために頑張る村人と、さえない広告マンが奮闘する話。 最後、あの人が嫁いじゃうのはどうかと思ったけど、面白かったです。

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    投稿日: 2009.04.06
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    人口わずか三百人。主な産物はカンピョウ、ヘラチョンペ、オロロ豆。超過疎化にあえぐ日本の秘境・大牛郡牛穴村が、村の起死回生を賭けて立ち上がった!ところが手を組んだ相手は倒産寸前のプロダクション、ユニバーサル広告社。この最弱タッグによる、やぶれかぶれの村おこし大作戦『牛穴村 新発売キャンペーン』が、今始まる―。第十回小説すばる新人賞受賞、ユーモア小説の傑作。 作者の荻原浩は、元広告会社のコピーライター。 業界出身者ならではの作品です。 ユニバーサル広告社の面々も楽しい。 ウチの会社の人間で当てはめてみると・・・ 主人公のコピーライター杉山は上島さん。 石井社長は45さん。 デザイナーの村崎は桶谷さんに思えなくもないような・・・?  同ユニバーサル広告社シリーズの「なかよし小鳩組」も楽しいです。 読書部の皆さんに読んで欲しい一冊。                    松岡  

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    投稿日: 2009.03.10
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    登場人物全員のことが好きになれる感じの楽しいお話でした。 先に続編の「なかよし小鳩組」を読んだのだけど、どちらが先でもいいと思います。 オロロのほうが軽い感じかな。

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    投稿日: 2009.01.31
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     最初はまったくダメだと思いました。ギャグのつもりかいかにも田舎者風の方言をしゃべらせたり、しぐさをとらせたり。 それで途中からはパラパラと斜め読みをしたら、村おこしを始めた山奥の青年団とそれを請け負った弱小広告代理店が起こす騒動がウソくさくて面白くなってきた。 キャスターの脇本と水沢の関係は対比として都会の汚さを描いており、結末はそれもありと思わせる。現在の田舎暮らしブームのはしりであろうか。ラストシーンも私を驚かせるのに成功している。みんながびっくりするとは限らないけど。 列車に乗ってこんな村を探しながら読んでみたら楽しいだろうな。

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    投稿日: 2008.10.22
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    「デビュー作だけに、荻原さんの原点を見られた気がします。もちろん後発の作品の方が内容、文章感も良いのですが、デビュー作にしかない不思議な緊張感のようなものが感じられて、素敵な作品でした♪」

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    投稿日: 2008.09.25
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    人口わずか三百人、東北の寒村・牛穴村で、過疎化に悩む青年会がこの現状を打破しようと村おこしのために立ち上がった!ところが手を組んだ相手は倒産寸前のプロダクション、ユニバーサル広告社。 と言う設定でユーモア小説の土壌が出来ていますが、実は3年ほど前に買った文庫本をそのまま積んでおいたのを出張の折に、分厚い本を持っていくのが嫌だったのと、このところ堅い本を読んでいたので、たまにはお気軽にと言うことで、読んでみました。 明日の記憶で知った荻原さんですが、これがデビュー作とか?章立てが広告業界の言葉になっていて、それがまた皮肉とユーモアを醸し出しています。なんでも、作者はこうした関係の仕事をしていたみたいで、そう言えば、明日の記憶でも主人公は広告代理店だったなあって思いしたりしました。 田舎の青年と都会の人間との対比での面白さと、弱小広告代理店の一生懸命さがユーモアになってしまうので、読み物としてはすぐに読めて楽しいものになっています。いまどきこのアイディアにマスコミが真剣に飛びつくかどうか怪しいけど、純朴さが喜劇になってしまう都会が間違っているでは?って思わせる人の描き方が面白いです。ドタバタ劇もラストは収まるところにおさまってめでたしめでたしでしょうか(^^) この作品に登場した倒産寸前のユニバーサル広告社、この話も続編が「なかよし小鳩組」だそうです。また機会があれば読んでみるかも。

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    投稿日: 2008.06.27
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    まぁ面白いが、文の面白さでは森見登見彦さんにはかなわない。 しかしこういうパロディ的な本を読む場合、元となる本も読んでおいたほうがいいかもしれない。つまり、ライ麦畑でつかまえて。

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    投稿日: 2008.05.29
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    2008年5月5日 読み終えました(´ε') 人口わずか三百人。 主な産物はカンピョウ、 ヘラチョンペ、オロロ豆。 超過疎化にあえぐ日本の秘境・大牛郡牛穴村が、 村の起死回生を賭けて立ち上がった! ところが手を組んだ相手は 倒産寸前のプロダクション、 ユニバーサル広告社。 この最弱タッグによる、 やぶれかぶれの村おこし大作戦 『牛穴村 新発売キャンペーン』が、 今始まる―。 第十回小説すばる新人賞受賞、 ユーモア小説の傑作。 楽しい★(´ω`) ほんとユーモアが・・! しかし慎一さんが同級生に再会する所とか 悲しかった(´・ω・`) 田舎者をばかにするな〜! 元女子アナと悟! 展開早すぎだろう(´・ω・`) あとプロローグでフタマタカズラの花の話が 仰々しく書かれてたのに、 赤のフタマタカズラ見つけてからも 大事にならなかったなーw どういうことだ! そこでストーリーを発展させろよ! と思いましたが(´ω`) 続編も読みたいな★

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    投稿日: 2008.05.07
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    「日本の秘境・牛穴村の村おこし」のために、村の青年団と弱小プロダクションが手を組んでキャンペーンを展開する話なのですが、そのドタバタぶりと、登場人物のキャラクタが、笑えます。 荻原さんの他作品も読んだことはありますが、シリアスな作品だけではなく、こんなユーモア小説も書いていたのですね。 とにかく、軽妙で楽しい作品です。

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    投稿日: 2008.03.20
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    元コピーライター荻原浩のデビュー作。軽快でユーモア溢れるどたばたなストーリー。登場人物は皆お茶目で個性的! この人はミステリー(噂)もシリアス(明日の記憶)もユーモアもイケてるが、とりあえず続編が読みたい!

    0
    投稿日: 2008.03.05
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    解読不可能なほどの方言が飛び交うバカバカしい村おこしのお話で、 本当に、本当に、バカバカしいんだけど、 細かいところがとてもよくできているという印象で、とてもおもしろい作品でした。 最後、オチがよかったなー。あの女性アナウンサーのエピソード。 なんか、登場人物たちと同じ気持ちで、やったったーー!って感じた気がする♪

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    投稿日: 2008.02.05
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    荻原浩デビュー作。 小説すばる新人賞受賞。 本の裏の紹介文「人口わずか3百人。主な産物はカンピョウ、ヘラチェンペ、オロロ豆。超過疎化にあえぐ日本の秘境・大牛郡牛穴村が村の起死回生を賭けて立ち上がった! ところが手を組んだ相手は倒産寸前 のプロダクション、ユニバーサル広告社。 この最弱タッグによる、やぶれかぶれの村おこし大作戦。 文句なしに笑えるユーモア小説です。

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    投稿日: 2008.01.14
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    第10回小説すばる新人賞受賞のデビュー作。 超過疎化にあえぐ,牛穴村が起死回生を賭けて立ち上がる。 特産品はカンピョウ,ヘラチョンペ,オロロ豆。 倒産寸前の広告代理店と組み,やぶれかぶれの村おこし大作戦。 笑えて,感動できるユーモア小説の傑作。 ブラックではなく,ほのぼのと笑えながら風刺も効いている。 著者はミステリーやハードボイルドの傑作も書いており, その懐の深さがうかがわれるが, 著者の文章力が1番発揮されるのはユーモア小説かもしれない。

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    投稿日: 2008.01.14
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    おもしろかった!  ものすごい田舎の村が、村おこしのために広告代理店に宣伝を依頼する…という話。 キャラクターがみんな魅力的で、読んでておもしろかった。 この人は本当にいろんなテイストの話が書けるんだなぁ。

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    投稿日: 2008.01.13
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    この人の作品で初めて読んだのは『噂』というミステリーだったのだけど、前回読んだ『メリーゴーランド』といい、本当はこういうコメディタッチの方が得意なのかな?めちゃめちゃ辺鄙な村の青年団と、その村おこしを頼まれた弱小広告プロダクションの話。心あたたまるっちゃあたたまる?まぁ、『メリーゴーランド』同様「いやいやそれは…」とつっこみたくなる部分があるのには目をつぶって。簡単に幸せになるのではなく、その前に一段落としておいてというのは面白かった。世間と自分を比べない、自分は自分なんだという意思を感じて、ちょっと前向きになれた。

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    投稿日: 2008.01.04
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    過疎化が進む村をなんとか再生させようと、弱小代理店が奮闘する話は、ちょっとどたばたしすぎかな、という気がします。 この作者の作品の中では、あんまり好きじゃない本でした。

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    投稿日: 2007.12.16
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    フタマタカズラの花が咲く年は、村に異変が起こる。 思わずクスリと笑ってしまう、超過疎化にあえぐ村民たちの村おこしの物語。

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    投稿日: 2007.12.07
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    荻原作品の中では初期のもの。他の作品と比べると一気に読みたくなるような引き込まれ方はまだない感じ。 石井社長がTVCMを余計なものと言い放つところでの杉山の突っ込みが印象的。

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    投稿日: 2007.12.06
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    このところ荻原浩の作品にハマっているけれど、これもやっぱり面白かった。これがデビュー作だなんて信じられないくらいによく出来た内容だと思う。人口がわずかに300人しかいない村の村起しを、たったの3人しか社員がいない広告会社が仕掛けるというお話。多分、あり得ない話なんだけど、しかし多少のリアリティがある。だから、疑いつつもどんどん読み進めてしまうのだ。加えてキャラクターがみんな愛すべき存在だ。初めからバレるとわかっているようなあからさまなインチキをして村を売り出すんだけど、どうにも憎めない。どうにかしてバレなければ良いのに、なんて思ってしまったくらいだ。彼の作品には一気にその世界へ人を引き込む力があると思う。思わず私も一緒に牛穴村プロデュースに加わってしまった気分だ。

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    投稿日: 2007.11.22
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    解説の池上冬樹さんの言葉「恋愛小説やミステリが全盛のおり、ユーモア小説で新人賞に応募するというのは、相当な覚悟と技術と観察力が必要だが、作者は嬉々として困難に挑戦し、成功を納めている。読者を泣かすことや驚かせることはわりと容易だが、笑わせるとなるとそう簡単にはできない」 まさに納得。 たのしく、こころが軽くなる小説。

    0
    投稿日: 2007.11.08
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    荻原浩はコメディー路線の方が絶対面白い!と私は思っている。ちゃらくて、でもなにこらと一生懸命なユニバーサル広告舎の面々が好きだ。次作の「なかよし小鳩組」以降のシリーズ続編も読みたかった。

    0
    投稿日: 2007.10.03
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    人工わずか三百人。主な産物はカンピョウ、ヘラチョンペ、オロロ豆。そんな超過疎化『牛穴村』が舞台。どうにかして村おこしをしようとし、青年会のメンバーは慎一は悟と共に東京の広告代理店へ。 そして慎一は『ユニバーサル広告社』に依頼する。すごく面白かった。まず、東京に出た時の二人の格好の杉山の描写が笑えた。少々青年会のメンバーの訛りには困惑したが、あmり気にせずに読めた。時にはこういいう娯楽小説も面白いかもしれない。

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    投稿日: 2007.09.29
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    荻原浩は「噂」から入ったものですから、 こんなタッチの作家だとは思ってませんでした。 いいですねぇ。軽快で。 読みやすい分量だと思います。

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    投稿日: 2007.08.14
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    荻原さんのデビュー作。 ユーモア抜群で、気持ちが軽くなる話。 荻原さんの会社員を主人公にした話は、社会人になって、読んでよかったな〜と心から思う。

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    投稿日: 2007.07.15
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    レビューはブログにて。 http://tempo.seesaa.net/article/43980660.html

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    投稿日: 2007.06.05
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    倒産寸前の広告会社の仕事は牛穴村の村おこし。しかし,とんでもない田舎ぶりが面白かった。ハリボテも登場する荒業村おこし。

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    投稿日: 2007.06.02
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    杉山が超過疎の村を超有名な村へ! 物語は杉山の思わぬ方向へ突き進む。 そんな楽しいドタバタな話、

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    投稿日: 2007.05.15
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    日本最後の秘境と言われる大牛山山麓の村、牛穴村。人口はわずか300人、過疎化が深刻な問題になっている。村おこしのため青年会は広告会社に依頼をしようとするが唯一引き受けてくれたのは倒産寸前のユニバーサル社。「龍神沼にウシアナザウルス出現!?」と、ハリボテの恐竜でマスコミの関心を引き付ける事には成功したが新たな問題も発生し・・・ 最弱タッグの村おこしの結末や、いかに。 荻原浩作品は「コールドゲーム」「噂」とミステリ調のものから読み始めたので全く作風の違うこの「オロロ畑でつかまえて」がデビュー作だったということにびっくり。どこかとぼけていて憎めないキャラクター設定、コミカルな会話、コピーライターとして働いていたこともある作者の経験を生かした広告業界ネタ、時々入る風刺的な部分、とバランスがとれていて解説にもあるように「気持ちよく笑えて気持ちよく泣ける」作品。 もし実写化されるなら村崎役はラーメンズ片桐さん希望(笑)。

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    投稿日: 2007.05.10
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    薄い本だったのに読むのに凄く時間がかかった。物語にあまんまり引き込まれなかったです・・・。オロロ豆食べてみたいな@

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    投稿日: 2007.05.02
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    村おこし小説! はじめて読んだ萩原浩。 最初の3ページで「これは面白い!」と確信。とりあえず立ち読みで3P読んでみるといいかも!?

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    投稿日: 2007.03.28
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    荻原さんのデビュー作! 題名に惹かれて買ってみた。 田舎の村おこし奮闘コメディードラマ! 今回もテンポよく、 ときに黒いジョークがきいていて おもしろい! くすくすくすって笑いが多いかな、と。 登場人物の人格が面白い。 漫画のように絵が浮かぶ。 続編も読んでみようかな。

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    投稿日: 2007.03.08
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    話自体はまずまずというところでしたが、登場人物がそれぞれ癖があって好きです。荻原さんならではですね。

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    投稿日: 2007.01.14
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    先に読んでしまった「なかよし小鳩組」の前作。はっきりいって小鳩組よりこっちのほうが面白かった。荻原のデビュー作なんだけど、彼の中でもお気に入りの上位に入る作品。これが荻原の原点なんだなぁと思わせる作品でした。荻原デビューにはもってこいの一冊ですね。

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    投稿日: 2007.01.03
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    読書感想文で書きましたが、かなり面白かったです。 ただ、面白い人とそうでない人の半々いるようですが。

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    投稿日: 2006.11.07
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    言葉も通じないようなド田舎の牛穴村と潰れかけの小さな広告会社。 村の青年会とユニバーサル広告社が 寂れた村をおこすべく力を合わせ立ち上がるドタバタ喜劇。 荻原氏著「噂」が前々から気になっていったので たまたま見つけたこの作品も読んでみることにした。 賞をとるくらいだ、きっとすばらしい作品に違いない。 しかし、ユーモア小説だと思わずに入ったためすごく違和感が、、、 けしてこの作品は悪くない。 勝手にシリアスものだと思い込んだ私が悪いのだ。 タイトルの「オロロ畑」で気がつくべきでした。汗汗

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    投稿日: 2006.11.01
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    極貧の村を浪人が救うという「七人の侍」的なストーリーの中にギャグとユーモアをちりばめ、最後のオチも如何にも映画的だ。読後感とかそういうことはいっさいなし。2〜3時間あれば軽く読めるし、そういう意味では「ライトノベル」といってもいいだろう。

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    投稿日: 2006.08.13
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    コメディータッチなのでさらりと読め、ハッピーエンドなので読了感も良いです。 絶対に「オロロ豆」が食べたくなります(笑)

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    投稿日: 2006.05.20