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最後の晩ごはん 黒猫と揚げたてドーナツ
最後の晩ごはん 黒猫と揚げたてドーナツ
椹野道流/KADOKAWA
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総合評価

44件)
3.6
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20
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    海里、夏神、ロイドで京都へ行く。 かわいい後輩の頼みで海里は便利屋の手伝いに行く。 そこではふしぎなメッセージが。 メッセージには黒猫の幽霊が憑いていて…

    0
    投稿日: 2024.09.24
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    今回は、食堂3人組で2泊3日の京都旅行に。2日目の川床でのお昼ごはんに、李英くんを呼んだ。李英くんは、俳優修行の一環として、多種多様なアルバイトをしている。一番楽しいのは、今やっている便利屋と。 旅行から帰り、しばらくして、李英から、海里に電話が。便利屋の仕事で、人手が足りなく手伝って欲しいと。丁度休みだったので、行く事に。 それは、交通事故で亡くなった人の遺品整理だった。店長も一緒に3人で片付ける予定が、他の現場の事故で、李英と海里の2人でやる事に。大変だったし、1日で終わらず、翌日もやる事に。 そして、海里は、気になる遺品を店長に渡しそびれて、持ち帰ってしまったら、猫の霊もついて来た。 猫の霊と、亡くなった飼い主を会わせて、成仏させる物語。

    0
    投稿日: 2024.09.06
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    シリーズ7作目 今回はロイド大活躍(?)というか、随分前面に出てる印象 猫さんがご主人に気づいて貰えてようございました

    0
    投稿日: 2024.02.21
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    ロイド、グッジョブ( ^∀^)! 君の「おでかけしたい病」発動のおかげで 二泊三日の京都社員旅行が実現したよ。 7巻目ともなるともう 別に事件起こらんくっても こういうキャラの日常読むだけで 和めるようになるんだなぁ。 とはいえ、後半はきっちり、ひと騒動。 後輩の頼みで動員された遺品の片づけから 飼い猫の幽霊をくっつけて帰ってきちゃった。 なんとか亡くなった飼い主に会わせてあげたいと 奮闘する面々ですが。 オルガニートという 手回しオルゴールが出てくるのですが パンチで開けた穴が楽譜になる レトロでかわいい楽器。 音色もきっとやさしいのでしょうね。

    0
    投稿日: 2023.09.28
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    ロイドが活躍。 少し物足りない感。 うーむ、一気に読んで飽きが来たか? 2023.9.16 158

    2
    投稿日: 2023.09.16
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    猫が出てくるとは~~~~。 すごくよかったな。新展開。 最後のロイドの一人でできるかな。のオマケもすごくよかった。

    1
    投稿日: 2023.05.21
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    事故で突然亡くなった青年と、その遺品の中にあった(いた?)ものを繋ぐストーリー。夏神さんの苦しさは継続中だけど、みんなできることをできる範囲でやって支え合ってるばんめし屋さんたち。あたたかい気持ちになりました。

    0
    投稿日: 2023.05.10
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    今回は夏神、海里、ロイドの京都旅行のお話。 それと黒猫の幽霊のお話。 「別れが悲しければ悲しいほど、その方と幸せな時間を過ごしたということ」 …ロイドの言葉が素敵。 プロローグとエピローグの、思い出のお弁当のお話が、じんわりと心に響く。

    7
    投稿日: 2021.08.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    安定の良い人たちが登場人物 今回はネコの幽霊を慰めるために 人の幽霊の喜ぶ思い出を詰め込んで 事故現場で感動の解決 只の定食屋の手伝いなのに、付喪神 を従えておせっかいな幽霊鎮め隊w

    0
    投稿日: 2021.04.18
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    心の弱みを見せる事が出来始め、ちょっとセンチな夏神さん。優しくて泣き虫な海里君。そんな海里に憧れる後輩里中君。みんなの良さを認め、そして人とはちょっと違う感覚でピシっときめてくれるロイド。とっても素敵な関係だ。 京都への社員旅行。あれ?今回は幽霊さんは?そう思っていたらなんと猫ちゃん!私は犬はだが、ぴんと尻尾を立ててすり寄ったり、な~んと甘えた声を出す猫ちゃんの喜びは泣けてしまうほどに愛おしい。 夏神さんと海里君が作るお弁当にまつわるエピソードがステキすぎた。出会いは別れの始まりだけと、大切にしたいね。

    0
    投稿日: 2021.01.21
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    夏神さんの話ことばがどんどんコテコテになっていく…(笑)。 普段私がしゃべる言葉まんまやからか、読んでてすごい違和感がない。 むしろ、方言をこんなによううまいこと書かはるなあ、と、感心する。 関西というくくりでは、京ことばを作中に出す望月麻衣氏のしゃべり言葉は、若干の違和感があんねんな…。 でもこれはもう、方言を書くというのは難しいやろうから、しょうがないんやろうなあ、と、思うだけに、著者のこの関西弁の表記はすごいわ。 (使う者としては違和感がないのに、全国的に誰が読んでも意味合いが通じそうなのでその匙加減が見事) そんな夏神さん、めっちゃかっこいい…。 情に篤くて優しくて、頼りがいがあるのにもろい部分もあって…。 恋愛感情なんて生まれなくていいから、私もこんな人と生活してみたい! こんな人を師匠と仰ぎたい! ちゅうか、いっそ、息子がこんな感じになってくれたらいいのに(笑)! ←極論 今回もめっちゃくちゃ面白かった! 著者のこのシリーズはとにかく布教してまわりたいほど、面白い…。 鬼籍通覧シリーズよりも、死と別れをテーマに掘り下げてると思うのだけど、著者のこの幅何なんやろう…。 深い別れを経験してはるんかしら。 今回も、終盤はもう、ほろりときそうな箇所がね…。素直すぎるイガのリアクションもまた、こちらの感情をものすごい揺さぶるんやろうね。 ほんで、著者の本って終盤に事件が起こって終盤に解決するという、全体を通してのボリュームが後半に偏りすぎてる(笑)! ほしたら前半は何って、ちゃんと終盤に向けての前振りなんやけど、その風呂敷のたたみかたがあんまりにも精密すぎて、このバランスに…? もちろん、風呂敷も、そのたたみかたも事件性も全部が好きなのでノンストレスやけど、お約束の見せ方でなくてもここまでまとまるんやなあ、ちゅう具合。 作中に出てくる料理も、わりと庶民的というか、「普通」やねん。 今回夏神さんが作ってはったお弁当も、よくあるお弁当。 牛そぼろっちゅうのがメインやけれども、そのほかはなんかすごい料亭めいてるわけでもなければ、アイデア満載っちゅうわけでもない、わかりやすいもの。 ようは、そこにこめられた気持ちが大事なんやな…。 と、思って読んでいたら、最後のイガの「言霊サンド」で、ちゃんと説明もしてあった。 ああ~…。ちゅう具合。 読んで感じていたことを、また、巧く表現してはって、ほんま読了後に(気持ちの上で)モヤンとしたものがまったく残らん。 今日も、ちゃんと全部おいしくいただきました! と、ごちそうさまと言いたい気分やわ。 そんなふうなお弁当を作っちゃう著者だけに、堅苦しい技巧とか、込み入った何かがなくても、著者が物語に込める気持ちは丁寧で、愛情があらはるって感じる。 作り手の愛情があれば受け手が幸せやと感じるのは、料理だけじゃないよ。なんでもだよ。 だから、著者の作品が好きだ。正直、著者も好きだ。笑 他人同士、いろんな感じ方と考え方がある。 その人のことが好きやからって、感性や考え方までそっくり同じになるわけではなくて、こんなふうに、自分の気持ちをぶつけても嫌いになったりしないという信頼感のもとで、相手のことをわかろうとするなんて、なんて素敵な関係やろう。 イガの純粋さとか、夏神さんのやさしさが生み出す関係かなあ。 でも、イガと李英の師弟関係もいいよね。 うーん、鬼籍通覧でも、時メガでも、著者の師弟関係って憧れるー! 私もこんな師匠がほしい。 閑話休題、ロイドがいうように、別れが悲しいということはその出会いは幸せなものだったのだ、なんて言えるような強さはないな。 ないけれど、ほんまに悲しい別れを乗り越えるためのひとつの考え方なんやろうとは思う。 こういうことがさらりと出てくるあたりに、著者はそんな別れを乗り越えてきはったんかな、って思っちゃうねんな。 ついでに、ハモに関するコメントはイガに激しく同意。 せやけど夏神さんの弁護を聞いていると、私が食べたのも走りやったんかな。走り以前に、そんな高級なハモではなかったのかもしれへんけども(笑)。 努力は報われてほしい。こつこつ積み重ねたのならなおさら。 けれど、ほんまに、当たり前のことを当たり前のようにやるのって難しい。 だって、めっちゃ努力しなくてもさらっとこなせるほうが、格好よく見えるんやもの。 でも実際はそんな人なんてほんのちょっとで、(さらっとこなしてるように見える)あとのほとんどは「格好」だけで、中身がともなっていなかったりするのだけど、そこにいる全員が、「格好」だけで中身がなくてもよしとしてるなら、こつこつ努力するのって馬鹿らしくなってくるよね…。 だからこそ、当たり前のことを続けるのがえらいんやね。 そうして積み重ねた経験と時間が、意味があるのだと信じたい。 ちゅうか、信じでもしないとやってられない。みんなそう思ってると思うんやけどなあ。 そしてあとがきはなかったけれど、ロイドの巻末付録は大変楽しみました! さー、次は何のシリーズを読もうかな! ■■■■ ■先付(さきづけ) 1 日付が今より後の日にちであること。 2 お通しのこと。もと、膳 (ぜん) に汁と向こう付けをのせて供したもの。 ■滋味 1 栄養があって味のいいこと。栄養豊富でおいしい食べ物。 2 豊かで深い精神的な味わい。 (2017.07.15)

    0
    投稿日: 2020.06.13
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    三人で河川敷でお弁当食べて、京都旅行して、楽しそう。たまたま手伝った遺品整理で見つけた不思議なカード。事故死した男性と黒猫タクト、再会できて一緒に成仏できて良かった。でも男性の背景には悲しくなった。突然の死、てこういうことなんだなぁ。今回もちょっと泣いて、でも最後は心温か、ごちそうさまでした。

    0
    投稿日: 2020.03.28
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    「旅に出よう」 いつかの別れの日の為に。 やけに口にする思い出という単語に、まさか彼が自分達との別れを覚悟する為にも今回の旅行を企画し費用まで負担したと知った彼はショックだったろうな。 出会いがあれば別れもあるのは当たり前の事だが、それを前提として共に過ごすほど悲しい事はないだろうが何かあった時の覚悟は人一倍出来るのかもしれないな。 「楽しいこと」 金銭等に関しては忘れて。 折角の旅行なのだから普段は気にする金銭の事は一度忘れて、お金では買う事の出来ない楽しい思い出を増やす方が何よりも一番だろうな。 自分の傍から居なくなる事を悲しんでばかりいたら誰かとの新たな出会いすら怖く感じてしまうかも知れないが、その人との思い出が消える訳ではないもんな。 「誰もいない部屋」 主を失い行き場も失った。 人の死はいつ訪れるかなど誰にも分からないが、まだまだ若く病気も無い人間が交通事故等である日突然亡くなったら遺族の方は整理がつかないだろうな。 遺品整理は時間がかかる上に亡くなった事を実感し嫌かもしれないが、自分達から見たら思い出の品かもしれない物を他人にゴミと分別されてしまうのはどうなのだろう。 「置き去りにされたものたち」 家族と呼ばれる人は他人で。 彼の家族に関する背景を知ってしまうと遺品整理わ頼んだのも無理はないかもしれないが、アルバム等も処分のされてしまうのは少し悲しいかもな。 大切な物は全て持って行ったとは言っていたが、あの鍵の掛かった引き出しが開いた時の事を何一つ聞いてないとなると彼の大切な物には興味無かったのだろうか。 「いつでもそこに」 ずっと見えないけれど傍に。 主人との約束を守り傍に居たが、姿も声も認識されない寂しさや悲しさは大きかったろうに一人で先に逝く事なく最期まで寄り添うだなんて凄い事だよな。 突然の出来事で自分が亡くなった事は辛うじて理解していたのだろうが、彼自身あの場に現れて現実を聞くまで不安な日々だったろうな。 「ロイド、ひとりでできるかな?」 いつも大切に扱ってくれる主。 熱に弱いというのは料理を手伝う上でかなりのハンデとなるだろうが、今の世の中には簡単に危険から護ってくれる調理器具は沢山あるからな。 彼がメインとして料理している姿というのは余り見た記憶はないが、大切な現在の主人に対する想いがたっぷり詰まった一品なんだろうな。

    0
    投稿日: 2020.02.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今回は、社員旅行と主人と逢えない黒猫の話。 便利屋のバイトで、海里が出会ったのは、亡くなってからも、ずっと一緒に、と願った主人の傍らに居た黒猫。 黒猫と主人の絆を知った、海里と仲間たちの手によって数年ぶりに出逢えた、主人と黒猫は思い出と共に、黄泉路に旅立っていくのだった。 メインの3人の話が、半分くらい占めてたけど、あまり引き込まれなかったので割愛。

    0
    投稿日: 2019.11.08
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    夜だけ営業の定食屋〈ばんめし屋〉を舞台にした、幽霊がらみのドラマシリーズ第七作。 とは言え、今回はお店のシーンは殆どなし。 海里の芸能人時代の後輩・季英に頼まれ便利屋バイトの助っ人中に黒猫の幽霊に出会う。 動物は邪心がない分泣ける。子供の頃の約束を守ってずっとそばにいてくれるなんて。 一方で夏神が冬山で亡くした彼女が最期にどんな想いだったのか、最後まで夏神を信じて逝ったのか、それとも裏切られたと思ったのか、気になる。 猫と比べてはいけないものの、幽霊でも良いから会いたいと願う夏神の気持ちも分かる。 幽霊が現れやすい〈ばんめし屋〉ですら彼女は来ないということは、無事に成仏したと良い意味に取って良いのか、それともいまだ山でさ迷っているのか。 その辺が今後シリーズの軸になっていくのだろうか。 シリーズが進むに連れて季英の登場が増えてきた。これはやはり海里が芸能界復帰する伏線なのか。それを予感しての夏神の不安なのか。 個人的には海里と夏神とロイドのトリオはずっと見ていたいのだけど。

    5
    投稿日: 2019.08.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    続けてお店じゃないとこで出てる。 ラストの夏神さんとロイドがとてもグッとくる。 ドーナツよりもお弁当の方がフューチャーされてた気がしなくもないが。

    0
    投稿日: 2019.06.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今回も悪人は登場せず、ほんわかと優しい気持ちで読み終わりました。なぞの穴あきカードとオルガニートの組み合わせなど、いろんなことがちょっと出来過ぎ?という感じもあるけど、突然亡くなってしまった若者が「なくなったと思っていたものが全部帰ってきて、寂しくなくなった」と結果的に自分の死を受け入れることができたのは悲しいけれど良かった。ドーナツ誰か作ってくれないかなー。 毎日食事を作る身としては、料理にいつも惜しまない愛情と手間をかけられる夏神さんがうらやましいです。 あと、ロイドが「別れが悲しければ悲しいほど、その方と幸せな時間を過ごしたということになりましょう?大切な方との出会いは幸せ、その方との別れがつらく悲しいのも、また幸せなこと。だからこそ、よき出会いと言えるのではありますまいか。」と言ったのが印象に残った。いいこと言うじゃん、ロイド!

    1
    投稿日: 2019.05.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    京都へ小旅行に行き、夏神さんのネガティブがまたも再来。 そして後輩の李英くんに頼まれて遺品整理をしたら猫の幽霊がくっついてきちゃったり。いつも問題が絶えないけれど、少しずつみんな成長していく姿にわたしも頑張ろうと思いました。

    0
    投稿日: 2019.01.13
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    ?旅に出よう ?楽しいこと ?誰もいない部屋 ?置き去りにされたものたち ?いつでもそこに 、相変わらずロイド、夏神さんと海里のトリオが何ともいい感じ。穴のあいたドーナツ出なくまん丸のドーナツはわたしにとっても懐かしかった。

    0
    投稿日: 2018.10.12
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    京都旅行、遺品整理の助っ人を経た秘密のカードとオルガニートと猫の霊がしんみりする温かさ。悲しみを増やす為の出会いじゃないとぶつけ後から気に病む海里の優しさも繊細ですき。ロイド相手のように突っ込みが入れば良いんだろうけれど一切ない李英から海里への天使発言が落ち着かない。手作りドーナツが美味しそう!

    0
    投稿日: 2018.10.12
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    ちょっと久しぶりに続きを読んだ。いつもどおりといえばそうだが、ふわっとする。眼鏡ほしい。 2018/10/9

    0
    投稿日: 2018.10.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    確かに、お家で揚げるドーナツって穴あきじゃなくて、丸くてコロっとしたやつだよねぇ。 揚げたてあつあつドーナツ食べたい!

    0
    投稿日: 2018.09.21
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    最後の晩ごはん、7作目。 そうだ、京都へ行こう。ということで、みんなで京都旅行へ。ロイドがはしゃぎすぎててほんとにいちいち可愛い眼鏡だ。夏神さんは前回に引き続き、妙に感傷的になってました。今が幸せだからこそ、いつか別れる日が来るのが怖くなってしまう気持ちはよく分かります。大切な人を喪い続けてきた夏神さんだから、余計そう感じるのでしょう。あまりにも真っ直ぐすぎる「いい台詞」の応酬には感動よりも恥ずかしさが勝ったけど。あと李英の海里リスペクトは暑苦しすぎてもういいよ!!となってしまう。 今回の幽霊騒動は、突発事故で亡くなった山崎の人となりがあまり語られなかったのでいつものように感情移入できず、感動は薄めだったかも。ただ、亡くなったペットがずっと自分の傍にいてくれてたら、すごくうれしいなぁと思いました。 山崎が亡くなった場所付近はいつも通勤時にバスで通っている。この辺を海里がスクーターで走ってたのかーと思うとなかなか感慨深い。

    0
    投稿日: 2018.06.15
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    京都に行きたい! という希望により、3人で行く事に。 お弁当、は確かに思い出のつまったものです。 作る側に立つと、面倒で仕方がないです。 主に食品が腐らないか、でw 弁当内容から始まり、京都での食べ物やら 帰宅してからの食べ物。 〆は最初と最後を同じく、でしたが またこれも美味しそうで…。 巻末についているレシピは、お弁当、でしたし。 副題の黒猫をどこで拾ってくるか、と思ったら 臨時バイト(?)の方からひょっこり。 そういうオルゴールがあるんだな、から始まり 確かにこれは不審者かも…という現実まで。 後半からちょこっと出演の後輩と、作家さん。 絆って大事だな、と思った副題の内容と ドーナツの真ん中は確かに美味しい、という共感。 最後に作って兄に持って行った主人公のお弁当。 家主は最近、涙もろくなってませんか?w

    0
    投稿日: 2018.05.10
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    今回のはお化け感が薄く、ファンタジー色が強く感じました。 手作りのお弁当、ドーナツ、サンドイッチ…久々に食べたいなぁ。

    0
    投稿日: 2018.01.22
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    今後どういう展開にしていく気なのかわかんないんだけど、海里が今後役者に道に戻ることになったって実家の近くなんだからちょくちょく会えるだろうに夏神さんはなにを深刻になっているんだろうか。

    0
    投稿日: 2018.01.02
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    今回もとても温かかったです。大切な家族がいつかいなくなる、そのときに自分はどうすれば、その寂しさやつらさがやり過ごせるのかは、私の永遠の謎かつ心配事なので、それについて優しく触れてある今回はとてもすんなり入ってきました。

    0
    投稿日: 2017.11.26
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    シリーズ第7弾。今回は黒猫の幽霊とその飼い主の話。 黒猫と飼い主さんももちろんいいんだけど、それ以上に海里と夏神さん(+ロイド)の絆の深さが際立った感じ。 大切な人たちを喪い臆病になっている夏神さん。 別れがやって来るかも知れないからこそ今を大事にしたい海里。 別れは必ずやって来るから恐れる必要はない、別れの哀しさや寂しさは幸せだった証拠だというロイド。 少しずつ考え方は違うものの、ちゃんと前に進もうとする彼らの姿に、こちらも元気をもらえる気がする。 そして、今回の地元ネタはヒロタのシュークリーム。長らく食べてないけど懐かしい。 あと今回は京都観光も入ってて、倍楽しめる。久々に金閣寺に行ってみたくなった。

    0
    投稿日: 2017.08.31
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    最後の晩ごはん第7巻。なんか最初は剛毅に見えた夏神さんがだんだん精神的に弱い感じに、ロイドがわがまま全開になってきた気がする。今回はいつも以上にコンタクトの取りづらい相手だったけど、いつもの通りドーナツ食べたくなった!!

    0
    投稿日: 2017.08.25
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    今回は夏神さんはあまり出てこず、店外での出来事編だった。 夏神さんの彼女とご家族の話しがとっても気になっていたので、それがあまり語られなかったのが残念。 2017.8.8 読了

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    投稿日: 2017.08.08
  • いつかは終わる楽しい時間

    何ともおいしそうなお弁当と相手を思う心の深さに気持ちが優しくなるお話でした。 大切なものを失う切なさが思い出に変わるまでの時間を思うと胸が苦しくなります。もがいて苦しんで少しみんなの気持ちが落ち着いてきたのかな?と感じています。 みんなの新しい明日も見てみたいけど、もう少しこのメンバーでのお話を読み続けたいです。

    0
    投稿日: 2017.06.14
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    京都旅行の話は記憶に残らなかった。後輩君のなつき方が鬱陶しい。幽霊お助けパートは好きなんだけどな…。

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    投稿日: 2017.06.12
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    ほっこり…(*´∀`) お弁当、いいなぁ ドーナツも美味しそうだった。 3人(2人とひとつ)の関係にほっこりしますね。 京都のお高いお店にもいつか行ってみたい気がします。 最初はこのまま幽霊案件起きないかと 思ったけどやはりそうはいきませんね(笑) 素敵な解決でした♪

    0
    投稿日: 2017.05.23
  • そうだ、京都、行こう

    今回は京都旅行と遺品整理。 京都料理も観光も楽しいですが、夏神さんが海里とロイドとの別れについて考えていることに、海里が気がつきます。 今すぐではないけれど、いずれくる別れる時が来ることを。 海里が前を向いて将来について考える時期が来ていることがわかります。いますぐではなく、近い将来。 その時、夏神さんとロイドはどうなっているのか・・・ 今回は遺品整理。 ちょっと寂しく切ない話でしたが、最後は海里が亡くなった方を見送って・・・良かった、と思えました。

    0
    投稿日: 2017.04.15
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    この3人(二人と1つ?)の関係がすっごく素敵だー♪ このままずっと過ごせれたらいいのになと思ってしまう。

    0
    投稿日: 2017.04.05
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    「ばんめし屋」の京都旅行と遺品整理のアルバイト。いくら居心地がよくても、いつまでもその場に留まってはいられない。というわけで、そろそろ次へ進む予感をはらむ巻。

    0
    投稿日: 2017.03.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「最後の晩ごはん」シリーズ第7弾。 今回の案件とは関係ないのだが、大きなエピソードとしては、『そうだ、京都、行こう』である。 ロイドが観光ガイドを読んで、京都へ行きたがり、食器の買い付けを兼ねて、夏神、海里、ロイドの三人で慰安旅行に行くことになったのだ。 しかし、そこでやたら思い出作りにこだわる夏神に、海里は違和感を覚えた。 見かけによらず豆腐メンタルな夏神さん… 海里に情が移ってしまい、失うのが怖くなってしまったのだろうか。 今までたくさんの人やものを失なって来た人だから、臆病になるのも仕方ないのかもしれない。 それとも… もう、シリーズも長くなって来たので、読者のみなさんもそろそろ覚悟して下さいね、とか? 海里も、役者に未練があるようだし、後輩の里中くんがぐっと身近に描かれるようになったし… そりゃあ、いつまでも「ばんめし屋」にいるわけにもいかないかもしれないけれど。 もう少し、このままでいてほしい。 今回、あちらの世界のお話は、こじんまりしたものでしたが、長く待った末に願いかなった良い話。 私個人としては、大々的な京都の川床よりも、芦屋川でのお弁当シーンが良かったです。 今回、「思い出のお弁当」の方が、サブタイトルのドーナツより重要な気がします。 表紙のイラストもお弁当ですし。 中身もていねいに描き込まれ、愛を感じます。 一つだけ申せば、二色そぼろは斜めに区切ってほしかったな〜

    0
    投稿日: 2017.02.06
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    7作目! 海狸の後輩、里中の便利屋の手伝い絡みで片づけることになった亡くなった人の部屋、そこで見つけた思い出の品とそこに憑いていた幽霊猫ちゃんと亡くなった人の話。 が、そこへ行く前の伏線があって、夏神の感傷込みの社員旅行(?)での京都案内も良かったし、思い出や記念に拘るちょっと後ろ向きな夏神を前向きな気持ちで支える海里が良かった。 お母さんの思い出のお弁当のそぼろ弁当を読んでその日の夜ごはんに鶏そぼろ作っちゃったw コンビーフが入ったオムレツサンドイッチも素朴なドーナツも、コールスローサラダも作りたくなっちゃった! それにしても努力家で前向きな海里いいなぁ。心に寂しさを抱えている夏神を支えてあげるといい。びえる展開を切望www

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    投稿日: 2017.02.02
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    シリーズ7作目。動物が出てくるとそれだけでドップリ浸れます。私が見送ったペットたちも、傍らで見守ってくれていたらいいなぁ。そして私が死んだときには一緒に天国に行こう(地獄だったらごめん)。相変わらずこの作品の登場人物たちは感情表現が赤裸々で鳥肌が立つほど恥ずかしいです。まるで有川浩キャラ。いい大人の男たちがこんなにいろいろ本音をダダ漏れにするだろうか。そしていちいち涙ぐむだろうか…。感動的な話で面白いけど、もうすこし日本人らしい感情の節度を求めたいところです。ミステリアスな方が素敵じゃない?

    0
    投稿日: 2017.02.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    こうなるでしょう? っていう方向がある程度わかってくるじゃないですか。 もう、 7冊目なんですよ最後の晩ごはん。 その方向に向かってなくて、 最初に戻った感じがした微妙な展開の7巻でした。 8巻で夏神さんの話しに進展があってとか、 8巻で海里やらロイドになにか起きる設定の前で仕方なしに書かれたのならしょうがない。 でも、 違う空気がするんですよねぇ。。。 ネタが思い浮かばなくって締め切り近かったんで書いちゃったこんなの! と、 言う感じに読めてしまうのですよ。 そこがアカンとこNO1や! 前半が旅行の話で、この話しはいるか? と、 言う内容から、 後半になって李英のバイトを手伝うってなる海里さん。 もう、 ばんめし屋の存在って? 李英君のバイトを手伝ってて起こる表紙にもいる黒猫のエピソード! きっかけはある意味でばんめし屋でだったけど、 違和感がぬぐえない。。。 つか、 本の今回のあらすじみたいの読むじゃない? ロイドが京都に行きたい! って、 言うのが始まりなんですけど、京都なにもなかったしね。。。 ロイドの存在って。。。 旅行はなんでした? 必要だったか旅行のエピソード。 8巻やらその後にちゃんとつながっていくのかしら? 旅行の時に少し料理の話もでるが、 ばんめし屋でのできごとじゃないからカウントせず。 なんとなく、 料理の話はばんめし屋でしてほしい! 夏神さんの師匠の時はありとしてもな。 最後最後にてドーナッツがでてくるけどなんだそりゃって登場の仕方で、 本当に必要なエピソードになってない気がするの。。。 無理やり感が否めない! って、 書いててだんだんこれは星2ではなく星1でしょうって気になってきたよ。 アカンやつやぁ。。。 死ぬ前に食べたいものを1つ挙げて! と、 言われれば考える食べ物あるじゃないですか。 死んじゃって、 この世に未練があって、 その未練を思い出すために食べ物が必要とかならわかるの! 今回の話は食べ物必要ないし、 無理くりな感じが否めないよって何度言わすんや? 死別を含めた別れとか、 さよならとか、 清算しなければならない過去とか、 重たい内容を、 ライトに表現して料理を介して納得を得る物語を作ってほしい、ちゃんと。 今回の7巻は、 短編にして別々の話として独立させてスピンオフ的に書かれたものにしたのならOKかも。 この字がおっきくて200ページしかないけど、 長編スタイルにして出すべきものじゃないよね。 そして、 探偵役は誰なんだ? 今回でわからなくなりましたし。 誰って決め込まないスタイルにするのか、これからわ。 キャラの立ち位置するわからなくなってきたぞ。 頑張れ椹野道流さん!

    0
    投稿日: 2017.01.21
  • ロイドファンに告ぐ!!ロイド一人称(一個称?)による特別!巻末付録付!!!

    待ってました!!「最後の晩ごはん」最新刊!首長くし過ぎたせいか、読み始める前のドキドキわくわく感は、止まりません、たまりませんっ! 今回は登場人物が前より若干少ないせいか、さらに3人組の掛け合いが際立っているような、そしてさらにお互いを思いやる人情深いやり取りの数々に、相変わらず心をグッと掴まれて、次巻を心待ちにしてしまうマジックにまた、魅了された本編。 ミステリーあり、ほろりあり、笑いあり、おいしそうな食べ物とあったかい独特の空気あり。そしてロイドの相変わらずの珍妙なキャラクターといい、読み進めるたびに「ぷっ」「クスッ」とニヤニヤが多めに溢れ出てしまった。 そして!ロイドファンとしては、「ロイド目線による特別!巻末付録」が いたく、いや、最高にお気に入り!!! ロイドが一人語りで数ページ、やってくれちゃいます!あぁ、ニヤニヤが止まらない!!面白い!!!次回も期待する!!所望いたす!

    3
    投稿日: 2017.01.16
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    今作はちょっと料理色が薄まった感じ。 あらすじ(背表紙より) 兵庫県芦屋市。夜から朝まで開店の定食屋「ばんめし屋」は、元俳優の海里と店長の夏神、英国紳士(本体は眼鏡)のロイドで営業中。急に「京都に行きたい」と言い出したロイドに、夏神は3人での京都旅行の提案をする。京都では、海里の俳優時代の後輩・李英も合流。彼は社会勉強のため、便利屋でバイト中らしい。後日、海里は李英に頼まれ、事故死した青年の遺品整理を手伝うことになり…。じんわり泣けるお料理青春小説第7弾!

    1
    投稿日: 2016.12.31
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    これまでと変わることなく ぶれのない話運びと バックボーンのエピソード。 慣れ親しんだ分 当初のような 緊張感や謎めいた空気もなくなって 少し退屈になりつつあるかも。 それから 特にこの巻では 夏神と海里とロイドの語りに 何もかも詰め込まれていて 悪く言えば説明的で 深みがなかったように感じた。 何事もない日常に そろそろ 波紋が起こっても よいのではないでしょうか。

    0
    投稿日: 2016.12.27
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    社員旅行で京都に行くことになった 「ばんめし屋」の3人。初めての社員旅行に 浮かれる海里だが、再会した後輩・李英の バイト先で、厄介事にまきこまれ…。

    0
    投稿日: 2016.12.26