
総合評価
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powered by ブクログ「エピジェネティクス」とは、生物学用語だが、その概念はかなり抽象的です分かりにくい。 「DNAの塩基配列の変化を伴わずに染色体における変化によって生じる、安定的に受け継がれうる表現型である」となる。 図書館海苔叛逆期限が過ぎたのでいったん返却。
0投稿日: 2025.03.27
powered by ブクログレベル感としてはほぼ分子生物学の教科書と同じで,エピジェネティクスという現象の基本(生物学的な見方)を知るだけなら本書で十分理解できる。
0投稿日: 2024.09.10
powered by ブクログエピジェネティクスと云う言葉をはじめて知りました。 エピというのは、ギリシャ語で、後で、上に、という意味の接頭辞だそうです。 遺伝子の後で、上に、という意味だそうです。 遺伝子を本に例えると、ここの部分は大事だから読むようにとか、ここの部分はとばして、のように付箋の働きをする今年や、一部の文章をの上に不透明のテープを貼って伏せ字にするようなことらしいです。 遺伝子は同じなのに、食べ物などの影響で女王蜂になったり、働きバチになったりするのもエピジェネティクスの仕業ということです。 DNAの分子配列だけでは生命は決まらないということですが、生命って奥深いと思いました。
0投稿日: 2024.04.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
エピジェネティクスについて著者が真面目に解説した本。 いつもは大阪弁丸出しの親しみやすい文章ですが、今回は学術的なトーンです。とても勉強になる。名前は知っているけど、ヒトに説明できるまでには至らない知識について得るには最適と思います。 エピジェネティクス 最大公約数的な定義として「エピジェネティックな特性とは、DNAの塩基配列の変化をともなわずに、染色体における変化によって生じる、安定的に受け継がれうる表現型である」 ”受け継がれうる”なので、遺伝したり、しなかったりななんですね。そーかぁ。 DNAのメチル化についても、ある遺伝子のDNAが高度にメチル化されると、その遺伝子の発現が不活性化され、その遺伝子がコードするタンパク質が作られなくなる、 で、ヒストンがアセチル化をうけると遺伝子発現が活性化される、とざっくり覚えておけば良いという、ざっくり感が名著たる所以と思います。 他にもポストイットを結構貼付したのを見て、あー勉強になったな、と思えた本です。 おすすめ。
0投稿日: 2022.05.05読ませる文章
わからないところがあっても、ちゃんとはわからないまま進んでいけば良いということがわかるので、門外漢でも読み進められる良い文章だと思う。 全く知らなかったエピジェネティクスについて、朧気ながら一端に触れた感触は味わえた。 1つだけ気になったのは、「すべからく」ということばの誤用が何度も出てくること。天下の岩波書店も地に落ちたという感想。
0投稿日: 2022.03.11
powered by ブクログ人間の幸福感にも関係しているとされるエピジェネティクスについての概要。 難解な記述も多いが、教科書のレベルまで落とし込まれていると思う。
0投稿日: 2021.01.08
powered by ブクログエピジェネティクな特性とは、"DNAの塩基配列の変化をともなわずに、染色体における変化によって生じる、安定的に受け継がれる表現型である(p21)".この文章を最初に読んだ時、何だこれは! と感じたが、本書を丹念に読んでいくと、分かってきた.さらに "最終的な遺伝子発言機構は、ヒストン修飾やDNAメチル化制御を介しておこなわれる.(p178)"という表現も、何かなじめる感覚を持てるようになった.難しい解説の間に、ほっとするようなエピソードがうまく挿入されており、楽しめた.遺伝子の転写の失敗ががん発生につながるようだが、画期的な治療方法がエピジェネティクスの技術から生まれてくる感触が高まってきた感じだ.
1投稿日: 2020.05.31
powered by ブクログ簡単な言葉で説明できない、だけど、わかると非常に面白い生命現象。難しい内容から逃げずに、正面きって解説してくれる。「研究内容を正しく一般の人に広く伝える」著者の姿勢に恐れ入る。 恥ずかしながら、私が数十年前に習った遺伝子関連の知識では、その後の最先端の学術情報には次第についていけなくなっていた。大きな声で言えないけど、そうか、こういうことだったのかと理解したたところが少なくない。
0投稿日: 2020.03.20
powered by ブクログ「細胞が分裂しても引き継がれうる、DNAの塩基配列によらない情報が存在する」という興味深い内容ですが、難解でした。 しかし、遺伝子のあり方やエピジェネティクスなど、生命というものの不思議さや奥深さは感じることが出来ました。
0投稿日: 2019.04.06
powered by ブクログ1944年の冬はオランダの飢饉だった。オードリーヘップバーンは、15歳でバレリーナだった。華奢な体は飢饉の影響があったと考える人もいる。 ホバーの反証可能性。 トーマスクーンが提唱したパラダイム=理論的枠組み=新しい現象が出ても否定されずにそれを取り込んで理論を維持する。耐えられなくなった時、新しいパラダイムが生まれる。
0投稿日: 2019.03.24
powered by ブクログ【由来】 ・東洋経済 【期待したもの】 ・ ※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。 【要約】 ・ 【ノート】 ・ 【目次】
0投稿日: 2018.10.28
powered by ブクログ遺伝子の配列が生物個体の一生を単純に決定する訳ではなく、環境因子の変動を受けDNAのメチル化やヒストンのアセチル化等により遺伝子発現制御に影響する事を簡潔な事例を交え丁寧に説かれており大変勉強になった。
0投稿日: 2018.03.22
powered by ブクログエピジェネティクスについて別の本を読もうと思って横にあった本。 DNAのメチル化が難解で難解も(笑)読み返した。 まだまだこれからの分野でこれからの展開が楽しみだと思った。数年後この本がどんな位置づけになるのか楽しみ。
0投稿日: 2016.07.14
powered by ブクログ読みながら思ったのはオートマトン。情報と、インストラクションとの両方を格納できる番地付きの計算機があると演算がどこで停止するのかはわからない。とかだっけ?DNAは最初は、生命の設計図みたいな説明の仕方がされていて、プラモデルファンの私としては、このプラモデルの設計図と照らし合わせてDNAってのはどんなふうに機能するの?たった四つで?みたいに途方に暮れてて、そもそもその設計図ってメタファーがもう全然ダメだったんですが、DNAをオートマトンの一部として読む機構があってこれがエピジェネティクス。すばらしい。ネットワークとしての生命。
0投稿日: 2016.05.28
powered by ブクログDNAの解読が進みクローンやデザイナーベビー等の問題も上がっているが、DNAの配列だけでなく、その発現の仕組みなどまだまだ謎。
0投稿日: 2016.02.06
powered by ブクログやっと読めた。エピジェネティクス、ロマンがあります。エピジェネティクス制御を本と付箋と伏せ字に例えてあるのがめっちゃ、分かりやすかった。最後の、夢を持って、でも懐疑的にまとめてあるところが良かった。この本が、理系を目指すたくさんの高校生や大学1年生に届けばいいな。
0投稿日: 2015.11.11
powered by ブクログ日経サイエンスの記事に刺激を受けて手にとってみた。中身は相当難解ホークスでした。が、何か新しいことを知ることができて読破してよかったという思いはあります。
0投稿日: 2015.06.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
特に、2014年の時点でどの現象がどこまで実験的に示されているかについて整理ができてよかった。ただ、ほぼ出典が書いてないのに、広辞苑だけは何度も言及されるのが謎。
0投稿日: 2015.06.14
powered by ブクログエピジェネティクスのepiは「後で」を意味する接頭辞でありエピソードと言われるとなんとなくそんな気もする。ジェネティクスは遺伝学、同じDNAを持つ双子も育ち方によっては遺伝子の発現に差が出てくる。後天的な遺伝子発現に関わるのがエピジェネティクスでだが最大公約数的な定義が「エピジェネティックな特性とは、DNAの塩基配列の変化をともなわずに、染色体の変化によって生じる、安定的に受け継がれる表現型である。」なのだがこれではなんのことやら。 DNAはヒストンと言うタンパク質に巻きついているのだが、DNAやヒストンが化学的に修飾されることにより、遺伝子の発現が活性化されたり、抑制されたりする。例えばある疫学調査で生まれた時の体重が軽いほど高血圧や糖尿病などの生活習慣病のリスクが高いというのだ。遺伝ではなく母親の胎内にいる時の栄養状態が遺伝子に化学的な修飾を施し生活習慣病を発現させるスイッチが入る。 育てられ方によりストレス耐性が違ってくるという研究もある。ストレスにさらされるとアドレナリンやコルチゾールと言うホルモンが出るのだが、コルチゾールはまず脳の脳下垂体から出る副腎皮質刺激ホルモン(CRH)によって刺激されるが、視床下部にはコルチゾールの受容体がありコルチゾールを受け取るとCRHの分泌が抑制される。つまりストレスによる防御反応が時間とともに減る=ストレス耐性があると言うことだ。そしてラットの実験ではよく可愛がられ、丁寧な親に育てられた方がほったらかしの親より、ストレスにさらされた時の血中コルチゾール濃度が低くストレス耐性がつよい。ほったらかされた方がストレスに強いイメージは間違っているのだ。毛づくろいなどスキンシップを受けるとセロトニンが分泌されどうもこれがDNAの修飾に関係があるらしいというところまではわかっている。 エピジェネティクスのよく知られた例は同じ遺伝子を持ちながらロイヤルゼリーを与えられたメスだけが女王蜂になることや、同じ遺伝子を持つ三毛猫が同じ模様にならないことが挙げられている。三毛猫が一般にはメスだけなのは2本あるX染色体の一方が茶色を発現し、もう一方が茶色を発現しない遺伝子という組み合わせになっているからだ。X染色体の片方は不活性化されるため、茶色かバックグラウンドである黒になり白はさらに白斑を作る遺伝子で決まる。 生命科学における思考法が紹介されているがこれは一般にも当てはまる。 ①確実なデーターに基づいて考える。 ②単純に考える。 ③一つづつ考える。 ④できるだけ厳しく解釈する。 ⑤できるだけ甘く解釈する。 ①〜③は理詰めの部分だが④と特に⑤が面白い。科学者と言うよりベンチャー起業家のような考え方だ。
0投稿日: 2015.04.26かわいがられたほうがストレス耐性が高くなる
エピジェネティクスのepiは「後で」を意味する接頭辞でありエピソードと言われるとなんとなくそんな気もする。ジェネティクスは遺伝学、同じDNAを持つ双子も育ち方によっては遺伝子の発現に差が出てくる。後天的な遺伝子発現に関わるのがエピジェネティクスでだが最大公約数的な定義が「エピジェネティックな特性とは、DNAの塩基配列の変化をともなわずに、染色体の変化によって生じる、安定的に受け継がれる表現型である。」なのだがこれではなんのことやら。 DNAはヒストンと言うタンパク質に巻きついているのだが、DNAやヒストンが化学的に修飾されることにより、遺伝子の発現が活性化されたり、抑制されたりする。例えばある疫学調査で生まれた時の体重が軽いほど高血圧や糖尿病などの生活習慣病のリスクが高いというのだ。遺伝ではなく母親の胎内にいる時の栄養状態が遺伝子に化学的な修飾を施し生活習慣病を発現させるスイッチが入る。 育てられ方によりストレス耐性が違ってくるという研究もある。ストレスにさらされるとアドレナリンやコルチゾールと言うホルモンが出るのだが、コルチゾールはまず脳の脳下垂体から出る副腎皮質刺激ホルモン(CRH)によって刺激されるが、視床下部にはコルチゾールの受容体がありコルチゾールを受け取るとCRHの分泌が抑制される。つまりストレスによる防御反応が時間とともに減る=ストレス耐性があると言うことだ。そしてラットの実験ではよく可愛がられ、丁寧な親に育てられた方がほったらかしの親より、ストレスにさらされた時の血中コルチゾール濃度が低くストレス耐性がつよい。ほったらかされた方がストレスに強いイメージは間違っているのだ。毛づくろいなどスキンシップを受けるとセロトニンが分泌されどうもこれがDNAの修飾に関係があるらしいというところまではわかっている。 エピジェネティクスのよく知られた例は同じ遺伝子を持ちながらロイヤルゼリーを与えられたメスだけが女王蜂になることや、同じ遺伝子を持つ三毛猫が同じ模様にならないことが挙げられている。三毛猫が一般にはメスだけなのは2本あるX染色体の一方が茶色を発現し、もう一方が茶色を発現しない遺伝子という組み合わせになっているからだ。X染色体の片方は不活性化されるため、茶色かバックグラウンドである黒になり白はさらに白斑を作る遺伝子で決まる。 生命科学における思考法が紹介されているがこれは一般にも当てはまる。 ①確実なデーターに基づいて考える。 ②単純に考える。 ③一つづつ考える。 ④できるだけ厳しく解釈する。 ⑤できるだけ甘く解釈する。 ①〜③は理詰めの部分だが④と特に⑤が面白い。科学者と言うよりベンチャー起業家のような考え方だ。
1投稿日: 2015.04.26
powered by ブクログ『生命科学者の伝記を読む』というユニークな本の著者の中野徹が自身の専門でもあるエピジェネティックスについて書いた本。 エピジェネティックスは、DNAの塩基配列でない方法で生物の特質が親から子へ受け継がれるというものだ。生物の表現型は、DNAによって伝えられ、獲得形質は遺伝しない、という原則に反する事実があるというものだ。DNAの発現と抑制を行う仕組み - ヒストン修飾やDNAメチル化など - が世代を通して伝わるというものだ。セントラルドグマ - DNAによる遺伝によって伝わる情報からRNA等の機構に基づきタンパク質などの生成が行われて生物個体での特質が顕現するというもの - を破るものとしてエピジェネティックスが注目を集めているように見える。 最終的に、エピジェネティックスに過大な期待を抱いて読むとやや肩透かしを食ったように思うかもしれない。著者も誠実にも書く通り、「エピジェネティックな状態が遺伝することを確実に示す例は多くない」。そのため、「生命観を変えるとまで言うのは少し大げさな気がしている」というのは正しい認識なのだろう。 いずれにしても、このあたりの技術ってすごく面白いし、急速に発展しているなあ、というのが全般的な感想。
0投稿日: 2015.03.08
powered by ブクログDNAが解析できれば生物のすべてがわかると思われがちであるが、DNAは生物をつくる材料のレシピであるに過ぎず、材料をつかっていかに体を作り上げるかはDNAには記録されていないのである。 そもそも、すべての細胞に同じDNAが入っているのに、なぜ脳や大腸や皮膚や骨の細胞に分化していくのか。 DNAの特定部分はどのやって読まれるのか。 こうした現象にエピジェネテクスが大きく絡んでいるらしい。らしいというのも、まだまだ研究途上の分野で、こういうことに関連しているのではないかと考えられながらも確実に関係すると思われる部分は多くないようである。 そのためか、仲野先生の書きぶりもかなり慎重である。しかしながら慎重に書かれながらもこれはとても応用分野の広い学問ですよ言いたげである。 正確を期すような書かれ方をしているので、仲野先生がもくろまれたような一般読者向けの入門書とは言い難いが、何がわかったことが、何がわかっていないことはということを明確にしているので類似書を読む為の指針になる本といえるでしょう。
0投稿日: 2015.02.22
powered by ブクログエピジェネティクスという現象について科学初心者にでもわかるように、という触れ込みだけれども、実際は、二章のかなり技術的に深いことが書いてあってなかなか読み応えがあった。難しくて半分くらいわからなかったけど。 ものすごーく簡単に言うと、DNAだけで説明できない現象を、その読み取り方?によって解釈できないか、という学問分野かな。著者も書いているけれど、無限の可能性を秘めているけれど、その実はもしかしたら一部の現象しか説明できないのかもしれない、というくらい、未だ発展途上の生命科学。ただ、実例として挙げられている明らかにエピジェネティクスが関わっている現象(植物の春化)を見ると、そこまで否定的になる必要もないのかなと思う。コンピューターの二進法のように0か1かという単純な議論はできないけれども、何らかの法則に従っているのではないかなと思う。そもそも、生命に二元論はありえないのだし。 論理学的思考で、まるでプログラミング言語を読み解くように解析していけばある程度深くまで理解できるのではないかな?そこにはある強烈な仮説と信念を持たないと、データ量が多すぎて大変な気もするけど。逆に、人工知能などの学習パターンに応用できる現象ではないかなと思う。
0投稿日: 2015.01.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
リチャード・フランシスの「操られる遺伝子」で未消化だった箇所が次々に氷解! 特に、遺伝子発現の制御について、前書でDNAのメチル化による、とサラッと流されていた(しかも、ヒストンについての記述はほぼ皆無だった)ところ。二章の後半を割いて説明されており、筆者は「ややこしい分子生物学的説明だから飛ばしても」と、三章以降を読み進めるための最低限の基礎知識を二行に要約しているが、個人的にはココがキモ!
0投稿日: 2015.01.09
powered by ブクログエピジェネティクスとは、 「染色体における塩基配列をともなわない変化」「ヒストンの修飾とDNAメチル化による遺伝子発現制御機構」 ひとつの概念であると同時に、その概念が関係する現象、ひいては、学問分野をさす言葉 エピジェネシス(後成説)とジェネティクス(遺伝学)の複合語 単純に考える(オッカムの剃刀) 物事を説明するためには、できるだけ仮定を少なく、最短距離で説明すべきである
0投稿日: 2014.11.30
powered by ブクログうーむ、確かにとても興味深い。ゲノムが全てを規定している訳ではないというのは確かに生命観に修正をもたらす。…しかし、複雑で難解だ… 現象面の説明は大変興味深いものの、メカニズムの説明は私にはほぼちんぷんかんぷん。
0投稿日: 2014.10.12
powered by ブクログDNAが後天的にメチル化する・・・といったくらいにしか知らなかったエピジェネティクス。 発生の話や、ハチの役割分担に至る話など、エピジェネティクスが関与しているのでは、というエピソードの解説があり。私が勝手に考えていたよりも、色々な機構に関連していることを知りました。 これからの研究が望まれる分野だと思いますので、この本で得た知識をもとに注目していきたいです。 なお、細かい概念を噛み砕いて解説してくださっていたのですが、教科書とつきあわせて理解すると、私には時間がかかりすぎて読破できないと思ったので、一部読み飛ばしました。。。
0投稿日: 2014.10.05
powered by ブクログ興味深い stap細胞のことが大騒ぎされたのに 人びとはもう忘れたか。DNAの塩基配列の変化を伴わずに 染色体における変化によって生じる 安定的に受け継がれうる表現形 が定義のよう。生命現象の根源に関与
0投稿日: 2014.09.18
powered by ブクログ少し難解。研究者をめざす高校生くらいの 柔らかい頭の人が読むといいのだろうと思いますが。 50を前にするオジサンには理解するのが少しきつい と思いました。 ただ、エピジェネティックスが何者かということに ついては、まだはっきり分かってない。わかっていない ことが多く、ただ、現象から考えると生命科学に 対して何らかの重要な因子を持っていそうだという ことはなんとなくわかった気がします。 生命科学の中心にDNA遺伝子というものがあって という話はよく聞きますが。確かにDNAの塩基配列? の1次元?2次元のようなもので人間の生命の すべてのことが分かるというのは少し単純な気が します。エピジェネティックスがその3次元的な 要素であるかもということであれば、なんとなく納得 がいく感じがします。
0投稿日: 2014.09.07
powered by ブクログ生物学のバックグラウンドがある初学者が全体観を知るために良い内容。個人的には第3章の女王蜂とプレーリーハタネズミの話が面白かった。
0投稿日: 2014.09.06短命なのは、おじいちゃんの飽食のせい?
専門でもないので正しく理解してやろうなどとは思わず、面白いところをつまみ食いする感じで、誤読を恐れず読んでいくと結構たのしめた。 記憶や恋愛、がん、生活習慣病、寿命、ストレスなどの能力や症状、社会活動に対して、不変で決定的なゲノムDNAに上書きされる形で、エピジェネティクスという付箋や伏せ字が影響を与えているなんて知らなかった。 特に爺さんの栄養過多が孫息子の余命にまで影響を及ぼすなんて、何という因果関係か。 それにしても「DNAのメチル化」とか「ヒストンのアセチル化」とか意味がわからないのだが何かカッコいい。
2投稿日: 2014.09.02
powered by ブクログ生物の発現形式はゲノムによって生得的に決定されており、人為的に変えることはできない――。本書はこのような「決定論的な」生命観に変更を強いるかもしれない「エピジェネティクス」という概念につき、その機序や具体例を詳細にしかも分かりやすく記述していく。 ゲノム上の60億基の塩基配列が生命活動に関わる全てのタンパク質をコードしているというそれだけでも驚くべき精緻な遺伝システムを、この「エピジェネティクス」に関わる機構は遺伝子型発現/非発現のスイッチを事細かく設けることによってさらに繊細にコントロールしている。この概念を導入することにより、例えば妊娠時の母体の栄養失調状態が胎児の成長後の糖尿病の発症確率に与える正の影響など、ゲノムの機能だけでは説明できない事象が説明できるのだという。 後半で触れられるとおり、エピジェネティクスのみで説明できる事象もまだまだ少なく、今後の研究を待たねばならない部分は多いようだ。筆者の言うように生物学が各論の蓄積で構成されている学問であるため、研究が進むと論点が拡散してしまいがちといった事情もあるようだが、本書で挙げられている実用化の可能性をみると研究の進展に期待できるところは大いにあるように思える。 全般的に、著者の自らの専門領域に対する客観的な眼差しに好感が持てる。なお、第2章の分子生物学のタームを用いた説明は飛ばしても良いと書いてあるが、高校生物程度の知識で十分ついてゆけるし、その後の議論が飛躍的に分かりやすくなるので飛ばさずに読んだほうが良いと思う。
0投稿日: 2014.08.31
powered by ブクログエピジェネティックな特性とは、DNAの塩基配列の変化をともなわずに、染色体における変化によって生じる、安定的に受け継がれうる表現型である。 トーマス・クーンの「科学革命の構造」でパラダイムを提唱した。
0投稿日: 2014.08.15
powered by ブクログ分子生物学中級者向け。とにかく図が少ない上に、新書文字数制限のためかかえって難解に感じる。 内容はエピジェネティクスの基本が押さえてある。
0投稿日: 2014.08.14
powered by ブクログ科学雑誌の特集で女子に人気なのは遺伝子ネタで、格別に不人気なのは天文ネタだと聞いたことがある。遺伝子という、決められた運命的な、そう運命的な感じのするものに惹かれるのではないか、と勝手に想像している。 ところが。 なんでも運命のせいにしていいわけでもなかったのである。受精後に獲得した現象が後々まで尾を引く、誤解を恐れず言えば三つ子の魂百まで、的なことが起こる。 背景のテーマは大変おもしろい。ただ、マスメディアに説明しても、むむむ…という感じになって取り上げてくれにくい、という。それは、運命的じゃないからですよ、きっと。 著者はIPS細胞のノーベル賞受賞のシンプルさを「美しい」実験、という。あとがきにはリプログラミングで有名になった某細胞のことが少しだけ触れられていた。そう、結局大衆は運命や美しさやゴシップを好むのだ。でも待ってよ。そういう結着では面白くない。 下級武士が育てていた朝顔の変異は、実はエピジェネティクスだったという。どう? 面白そうでしょう?
0投稿日: 2014.08.12
powered by ブクログ読む前に想像していた内容とは、かなり違う 誠実にわかりやすく書こうとされていることは、とても良く伝わってくる 研究者っていうのは、こういうタイプなんだよね わかっていることは、断片的 まだまだ教科書的なまとめ方をするには無理があると感じる ひとつひとつの研究は、単純作業を積み上げていくことで成り立つ 地道で時間もお金もかかる 頑張ってください
0投稿日: 2014.08.09
powered by ブクログ難しかったです。 と言うか、普段耳にしたこともないような用語の頻出に圧倒されたと言えばいいのかもしれません。 そんな読み方でしたが、少なくとも、「DNAのメチル化」と「ヒストン修飾」という言葉を見かけたら、「ああ、ゲノムの読み出しに制御がかかっているということだな、エピジェネティクスじゃん」ということくらいは理解できました。 でも、仲野先生はとても難しいことを研究されているんですね。麻雀しても勝てないわけです。
0投稿日: 2014.08.04
powered by ブクログ「読売新聞」(2014年7月⒔日付朝刊)で、 池谷裕二先生が紹介しています。 【新書に相応しい「ムズオモ系」】 (2014年7月⒔日) 駅前の書店で購入しました。 (2014年8月4日) 読み始めました。 (2014年8月14日) 途中で分からなくなってきたので、 もう一度、最初から読み直します。 (2014年9月19日) 216ページの見出し語は、 スレスレというか、この言い回しを 使わなくてもいいのに、ポロッと 使ってしまっている。 編集者のポカですかね。ああ。 (2014年10月9日) 難しいけれど、読んでおいたほうがいい本、ですね。 (2014年10月9日)
0投稿日: 2014.07.13
powered by ブクログepigeneticsの教室にいるので、基本的な知識を習得するため、まず新しく出版された新書から。 2014年7月7日から1〜2日で読み切る予定。 エッセンスのみを抽出する。
0投稿日: 2014.07.07
powered by ブクログ2014/6/28 ジュンク堂三宮駅前店にて購入。 2014/9/3〜9/6 近い分野で仕事をしている割には不勉強であまり良く知らなかった「エピジェネティックス」という分野。代表的な研究者である仲野先生がわかりやすく解説してくれている。面白いけど、実際に研究するには大変な分野だろうなぁ。 仲野先生の科学に対する考え方も随所に散りばめられていて、それを読むだけでも価値がある。
0投稿日: 2014.06.28
powered by ブクログ生命科学の分野を様々なエピソードを用いてわかりやすく説明している。もっと読んでみたいと思わせる内容であり、ページ数も少ないのであっという間に読めた。病気の根源が見えておもしろかった。
0投稿日: 2014.06.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最近取り上げられることの多いエピジェネティクスという学問分野について紹介した本です。 新書はこうあるべき、と自分が思っているものに合致した内容だったので、読後の満足感がありました。 (なんか自己啓発本が新書を侵食している感じがして個人的になんだかなあと・・) 脚光を浴びているイマココ分野への冷静な目、 けれどわくわくさせてくれる確かな情熱、 そして(あとがきでも狙ったと書いていたが)少し背伸びをすれば読めるレベルの内容、 とてもバランスの取れた良著だと思います。 ☆関連本として『世界は分けてもわからない(福岡 伸一)』をおススメします。 以下、内容紹介。 私を構成する細胞は、爪先だろうと心臓だろうと同じ設計書から作られている。 ならば何故、爪先と心臓はこれほど異なるのだろうか。 答えは「設計書の異なる部分を読んで作られているから」だ。 遺伝子という設計書のどこを読みどこを読まないかは、 文章に付箋をつけたり(読む・読まないの制御/ヒストン修飾)、 字を伏せ字にする(物理的に読めないようにする制御/DNAのアセチル化)作業に例えられる。 本書の表題「エピジェネティクス」は、この遺伝子発現の制御を扱う学問分野である。 植物の春化現象・ある種の疾患・働き蜂と女王蜂の食餌による分化など、 エピジェネティクスが関係する現象・守備範囲は広い。 加えて、この分野の肝は「変化し得る」ことではないかと思う。 すなわち、調べて制御できるようになれば生命をコントロールできるようになるのではないか、ということだ。 しかし本書はこの過度な期待についての警告も鳴らしている。 エピジェネティクスは生命科学において大きな柱になるかもしれないし、 逆にあまり重要ではないという結論に至るかもしれない。 まだ分かっていない部分が大量にある、面白い分野なのである。
0投稿日: 2014.06.26
powered by ブクログTwitterで本書が話題になっていたので地元の書店で購入。地元の書店で岩波新書を扱ってるところが一つしかないので、購入できてラッキー! で、この本の内容ですが、高校生が理解できるように書かれているとのことですが、なかなか大人でも難しい内容です。 読んで思ったのが、遺伝子だけで全てが決まるわけでは無いと言うこと。まだまだ調べることが多そうです。
0投稿日: 2014.06.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
手を抜かずに書かれており、教養人風の文章も相まって、新書にしては十分な内容。 理論的なことや生物界における実例などがメインではあるが、実際の研究システムなど、最先端の話もわかりやすくてよい。
0投稿日: 2014.06.13
powered by ブクログエピジェネティクスとは、DNAメチル化とヒストン就職にる遺伝子発現制御装置である・・・ということです。 読破した自分を褒めてあげたいほど「むつかしい」内容でした。 しかし、読み終われば、とてもわかりやすく書かれてあったことにも気づきます。 新書でエピジェネティクスを取り扱っていただき感謝です、 新しい知識に触れることができました。
0投稿日: 2014.05.29
powered by ブクログエピジェネティックな特性とは、DNAの塩基配列の変化を伴わずに、染色体における変化によって生じる安定的に受け継がれうる表現型である、とのこと。 遺伝情報ではないが、胎児時に栄養が貧しいと、将来冠動脈疾患で短命になりやすいとか(仮説の段階であるが)いろいろあるらしい。 この原理らしきものを、DNA、ヒストン修飾、メチル化などの用語を駆使して説明しているが、内容はとても複雑だ。これでも精一杯やさしくという誠意で貫かれているということは感じる。
0投稿日: 2014.05.25
