
総合評価
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powered by ブクログ朝井リョウ作品の中では物語っぽさが強く家族のハートフルな作品でした。個人的には、現代社会を投影しているような作品が好きです。
0投稿日: 2025.12.19
powered by ブクログ朝井リョウさんの過去作を読んでみたくなり、この作品を読みましたが、まさに大満足でした。 表題の「星やどり」という名前の喫茶店を舞台に、6人兄弟姉妹の視点で物語が進んでいきます。 家族であり、長い時間をともに過ごしているからこそ他者には、言えない気持ちを抱えている。 物語が進むにつれ様々なきっかけにより気持ちが爆発してしまう。そんな場面の表現が素晴らしいので、ぜひ読んで欲しいです。 映画での映像でも見てみたい作品でした
0投稿日: 2025.12.01
powered by ブクログ父を亡くした6人兄弟のそれぞれの視点から語られる物語。 優しく、でもつよがりな母と愛情深い父。 兄弟それぞれの学校でのエピソードなどは高校生の自分にはすごく想像できるし、共感できることが多かった。 長女の琴美には1番感情移入できた。 琴美に対して父が囁いた、琴美が生まれてきた日のことは忘れない、琴美が私たちを家族にしてくれた。という言葉を見た時、私も長女だからそう思ってもらえたのかなって思った。文章でこんなにも泣きそうになるなんて思わなかった。いないはずの父の声が記されていて、その言葉ひとつひとつが温かくて、優しかった。 著者が書いた年と同い年だったこともあってリアルを感じた。
0投稿日: 2025.11.15
powered by ブクログ朝井リョウさんの過去作。 こんな家族愛ストーリーを描いていたなんて…。王道でありながら仕掛けがあり、しっかり楽しませてくれる朝井リョウさんさすがです。 父を失った家族と父が家族に残していったもの。このバランスが最高。登場人物それぞれの一人称視点で描かれる作風がなんといっても朝井リョウさんらしい!この構成が大好きで、それぞれをもっと見たいと思う絶妙なタイミングで次の視点に変わるからまたのめり込んでしまう! ただ、夢の超常現象みたいなくだりは個人的にいらなかった。家族物語で大満足!
0投稿日: 2025.11.10
powered by ブクログ純喫茶『星やどり』を営む家族のお話し。 父親が亡くなった後の、三男三女の兄弟と母親が物語の中心。兄弟それぞれの目線で一章ずつ描かれ、全部で六章。 父親や家族、『星やどり』へのそれぞれの思いが描かれていて、とても温かい作品でした。 双子の姉妹のお話しが特に好きです。
9投稿日: 2025.11.01
powered by ブクログ家族の物語。六人兄弟姉妹のそれぞれの視点から、見た一夏が亡き父が残していったモノやコトバを拾い集めながら喫茶店「星やどり」を中心に描かれてる。最初は誰が誰だかわからないまま進んでいったけど最後は登場人物の人なりがわかってきて、そこはこいつがそーゆよなーって場面が増えて面白かった。ただ、誰に感情移入すれば良いか分からない、それが正しいのかもしれないけど。ラスト、店を子供達だけで回す所、それを見て、もういいよねってなる母はすごい良かったな。家族って良い。
0投稿日: 2025.10.25
powered by ブクログ3.8/5.0 いい話、ではあったけど、若干薄味に感じた。 それぞれの章の繋がりがもっとあったり、それぞれの苦悩や葛藤がもっと胸に迫るものがあると更に良かった。
0投稿日: 2025.10.24
powered by ブクログ父を亡くした兄妹の物語。 桐島、もういちど生まれると比較すると、ぐちゃぐちゃとした内情の描写よりは、爽やかさが作品全体に顕著に表れていた印象。 ⭐︎3.5
5投稿日: 2025.10.24
powered by ブクログ正直、朝井リョウの作品ではないように感じた。もちろんいい意味で。調べたら2011年に発売された本だった。特に最近は生きることが苦しくて苦しくてたまらないみたいな本が多いけどこの本に関しては全く違った。こうゆう温かくなる本もまた書いてみて欲しいと思った。 内容の感想は家族の愛って素敵だなって思った。みんながみんな問題を抱えながら生きている。その中で長女の琴美が夢で見たことを頼りに兄弟を導いてきた。でもその琴美は誰を頼ればいいのか。1番鈍感そうな光彦が琴美に対してもう十分頑張ったよって言ったシーンは感動したな。家族1人1人が家族のことをちゃんと見てるんだって思った。ただ琴美の夢で未来が見えるみたいなのは流石にリアリティがなさすぎかなって思ってしまった。
9投稿日: 2025.09.17
powered by ブクログ情景描写が夏らしい爽やかな感じで良かった。みんなそれぞれの青春を送っていて、きょうだい愛もあって、慕われていたお父さんを想うみんなが素敵だった。
9投稿日: 2025.09.15
powered by ブクログとても綺麗な文章だな、と思いながら読みました。 りょうまとその友達がかなり下品に感じましたが、リアルな中学生にはこんな感じの子もいるか…?と少し疑問に思いました。私には姉妹しかいなかったので新鮮でした。
0投稿日: 2025.09.11
powered by ブクログ今年1番泣きました。 最初から最後まで涙が止まらない小説なんて、 何年ぶりに出会っただろう。 長女、二女、三女、長男、次男、三男。 それぞれの立場で一人一人がリアルに書かれてて…。 兄弟間や友達との会話も違和感ない作品。 男の子ってほんとアホって笑えたり、 女の子って難しいって複雑な感情を抱いたり。 最後には、家族の温かさに気が付くことのできる良作品でした。 この本を読んだあと、いつもより少しだけ家族に優しくなれた気がしました。
0投稿日: 2025.09.10
powered by ブクログ具体的に風景とか匂いとか描写されてるから、自分がこの場にいるんじゃないかってくらい映像がイメージできた だから作品に没入できてサクサク読めた 本を読んだ感想というよりも、自分の心の整理 作品からはすごくズレるし、主な登場人物というよりもあおいちゃんの『私が生まれた瞬間にお母さんになっただけで、これまでもずっとお母さんだったわけじゃないんだよね。私みたいに、まだまだ自分は子どもだって思ってるときに、いきなりお母さんになっちゃうんだよ。』『大人になる瞬間なんてないんだよ。』に同感だなぁ。 ここを読んで、お母さんのことを思い出した。お母さんのことはすごく好き。でも昔から感情的ですぐ怒鳴るんだよなぁ。 本当こんな言い方よくないけど笑 自分にも言えることで、もしもあの時付き合ってた彼氏と結婚してたら子どももいたんじゃないかな。 そしたら自分自身が育ってないまま子育てに精一杯だったんじゃないかな 考えてもわからないもしもの話だけど、今の自分の穏やかさが好きだからこそ本当にそう思う あとはお父さんってこんなに暖かいもんなんだなぁ〜と泣けてしまった
0投稿日: 2025.09.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
とっても良かった~~~これが朝井リョウ。これぞ朝井リョウ! もう読み始めてすぐに、この丁寧で綺麗な状況描写、これこれこれーーー(T_T)となった。一つ前に読んでた小説が、こういう叙情的な表現が全然無いどころかむしろもうちょい状況を教えてくれみたいなんやったからもう余計に。連なる文字の表面の空気を吸い込むみたいな気持ちで味わい深く(?)読めた。いちいち味わい深い。良い。 そして、ミステリとまでは言わないまでも、隠されているものの存在が少しずつわかってきて、それが少しずつ明らかになっていく感じも、上手く徐々に物語に引き込んでくれる感じですごく心地よかった。 自分もだんだん良い歳になって「家族」というものについて考えることがあったり、自分のこれからの人生のためにそこをもっと掘り下げて深く考えておかないといけないなと思ったり、そのタイミングで読んでおいても良いかもということを読み始めるときに思ってた。自分と同じ長女の琴美パートが最後に来てるのも、自分にとってどう出るかなと思ってた。琴美は私なんかより遥かにきっちりしてしっかりした長女やったけど(そら下に5人もいたらそうなるよな)、それでもやっぱり当然共感するところもあったし、やっぱり一番感情移入したのは琴美やったかなと思う。ただ最後、「あなたはもう、早坂家の長女じゃなくていいのよ」という言葉はちょっと、何というか、個人的には早坂家の長女じゃなくなるわけじゃない(早坂家の長女じゃなくなってほしくない)とは思ってしまった。ただ、これは「早坂家の長女」というのがそれほどの重たい役割やったということなんよなとも思う。あと、別に子どもを持つことが「家族」の必須条件ではないよなというのも同時に思った。いやそういう話なのはわかってるのだけども。 子どもたち全員が、それぞれに違う想いで、違う表現で、お父さんのことが大好きだった。その6者6様の描かれ方がとても良かった。なぜか、るりパートでの、お父さんが2人を見分けられなくなった日から小春が変わった話、「小春はやさしいの。」らへんのところで一番泣いた。 あとやっぱり凄いなと思ったのは末っ子の真歩に関する描写。まず、朝井リョウが書く、小6のときに見えてた世界の解像度の高さみたいなものに驚く。思い出させられたというか。あ、確かに小学生のころの世界の見え方ってこのぐらいやったかもって読み進めるにつれて。そんなん忘れてるよな普通。そして、こんな、文章だけで綴られてるのにこんなにも真歩がかわいいことがすごい。全体にちりばめられている要素がすべて合わさってかわいい。すごい。 ★で始まるパートに関しては、何かあるんやろうけど何やろな~と思いながら読んでて、凌馬のところで明らかに第三者視点に切り替わってるなって気づいて、お父さんが見てるってことなんかなって考えてた。そうではなかったけど、まあ中らずと雖も遠からず?それと名前のしりとりは、きょうだい6人の分はどこかの段階で気づいてたけど、両親も含めてというのは気づいてなかった。なるほどでした。 Wiki情報によると、これは朝井リョウ氏の卒論らしい。実質的には発表されている中での氏の一番古い長編小説になるのか…?すごいな。色んな意味で。
0投稿日: 2025.09.01
powered by ブクログそれぞれの兄弟の物語が、一つ家族の形となっていく。 きれいな展開が良かった。 死を前にした父の姿がちょっとずるいくらいに凄すぎて、共感できないところはあったけど、理想としたい。 もう少し一人一人の深いところまで知りたいところもあったな。 また読み返したい一冊。
0投稿日: 2025.07.05
powered by ブクログ学校の図書館でたまたま出会い、読んだ本。 そのあとずっと探して、文庫本化を心待ちににした本。 不器用ながらお互いを思う家族の姿が描かれる。
0投稿日: 2025.06.29
powered by ブクログ「正欲」、「生殖器」を読んだ後だったので、意外さに驚いた。 純粋に家族の温かみを感じる話。 父の言葉が子どもたちの生きる力・道標になるのか、或いは足枷・プレッシャーになるのか。 自分が将来父になったときに子供へかける言葉について考えさせられた。
0投稿日: 2025.05.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
喫茶店「星やどり」を営む早坂家の物語。 三男三女の姉弟。 父を亡くし、母と子たちで協力して暮らしています。 そんな姉弟たちそれぞれの目線で進む、連作短編です。 久しぶりに朝井リョウを読みたくて、 さらに癒されるような本が読みたくて手に取りました。 読み進めるなかで…なんか、読みにくい? 私のコンディションが悪い?と思っていましたが、 平成26年刊行…著者が若い時の一冊と知り、 ちょっと納得しました.苦笑 ちょこちょこ表現というか言葉遣いのようなものが気になるのは、そういうことか!と。 (読む前に気づくべきですよね苦笑) それでも、家族が家族を想う気持ちや、 亡くなったお父さんに対する気持ちは、 読んでいてうるっときます。 あったかい気持ちになれた一冊です。
5投稿日: 2025.04.22
powered by ブクログいつもの朝井リョウさんの社会への風刺やある種の残酷感・現実感とはまた違った、兄弟の心が温かくなる物語で、とても新鮮でした。
0投稿日: 2025.04.20
powered by ブクログ父を癌で亡くした6人兄弟の家族の物。 それぞれの視点で描かれる物語は最後に全ての像を結び、本当の家族の物語になった。 それぞれが優しさを持って家族に接しているところが胸がじんと熱くなった。
0投稿日: 2025.03.25
powered by ブクログんー、ちっとも面白くなかった。父親が亡くなってる大家族の物語なんだけど、まあそれぞれにドラマがあるけどうんそうだよねそれでどうしたの、って感じだった。ダラダラ読んでたんだけどすごくいいなって箇所も特になく残念。古本市で30円で買ったからまあいいけど。そんなことよりこの本を特急かいじの中に忘れてきて駅の忘れ物係に届けて見つかったって方が思い出深いよw
9投稿日: 2025.03.24
powered by ブクログ登場人物たちのキャラ設定にやや年代を感じてさしまい、なかなか物語に入り込めなかった。 物語に出てくるような学生って、90〜2000年代によくいた気がする。 そして、何が言いたいのか、伝えたいことは何なのか…話のコアみいたなものが見えそうで見えないことに、ワクワクというよりもイライラしてしまった。そんな自分に残念である。 久しぶりの朝井リョウ。 好きな作家だと思っていたけど、実はちょっと苦手なのかも。苦手ゆえに逆に手を伸ばしたくなるのかも。そんなことを感じた一冊だった。
0投稿日: 2025.03.06
powered by ブクログ朝井リョウが堀江敏幸に卒論として提出した作品。大学生でこの長さの物語を破綻無しに書き上げたのは、やはり努力量と才能の両方が突出しているのだろうなと感じた。光彦のパートを読んでいてほろりと来ながらも、筆者が本当に就活に苦労していたんだなということがひしひしと伝わってきてちょっと笑ってしまったw
0投稿日: 2025.02.28
powered by ブクログメイクと自転車の理由がわかってブワッって涙が出た ファミレスにいるだけで…ふんわり疑惑を持つくらいはいいけど確信的? あと、長女さんにお願いしすぎ…と思ってしまった
0投稿日: 2025.02.13
powered by ブクログいろんな「仲良し」を感じられて、 微笑ましくなったりいいなぁと思ったり 星やどりはこれからどうなるのかな
3投稿日: 2025.02.10
powered by ブクログ亡くなった父との思い出とともに生きる6人の兄妹の物語。朝井リョウさんの著書は初めて読んだが、登場人物たちの会話にとてもリアリティがあり、本当に彼らが存在しているように思える。各章は6人の視点で語られるが、語り口や考え、話し方もしっかり分かれていた。
1投稿日: 2025.01.29
powered by ブクログ家族はずっと一緒にはいられない。でもこの家族は、きっと自分で、各々の道を歩んでいけると思う。お父さんが作った天窓とお店の名前の意味に、胸がいっぱいになった。素敵な家族。
0投稿日: 2025.01.26
powered by ブクログ初めて手に取った朝井リョウ作品は「もう一度生まれる」だった。わあわあうるさい若者の描写に胸焼け気分が限界に到達しかけた頃、他の作品では味わったことのなかった劇的な瞬間が訪れた。作者のおそろしいほどの力量に一発でノックアウトされ、その体験は自分の読書史に深く刻まれた。それほどまでに畏敬する朝井リョウ作品は新しいのを手に取るたびに異様な高揚感に包まれる。果たして当作、わあわあうるさい若者はまたしても登場し、しかもそれが6人兄弟姉妹(全員がうるさいわけではない)でありやはり胸焼け気分で読み進めたが、こういう物語を作りたいという作者の意図はじゅうぶんに伝わってきて、気持ちよく読了した。「もう一度〜」ほどの衝撃は受けなかったが、次の作品に触れる瞬間もきっとまた高揚感に包まれることは間違いない。
0投稿日: 2025.01.22
powered by ブクログ人の名前を覚えるのが苦手なので登場人物が多いお話はよく混乱するのですが、朝井作品は今までいくつか読んできた中でそれが一度もありません。 朝井さんが生み出すキャラクターはみんな「生きている」というか。人間を本当によく見ていらっしゃる方なのだな〜と毎回思います。
1投稿日: 2024.12.17
powered by ブクログそう言うことかー!と最後に納得感。 ただできることなら...と思う最後。 小春の色で見える感覚が色字共感覚だった私にとって、それこそ共感できて好きだった。 星やどり行ってみたいな。
1投稿日: 2024.12.07
powered by ブクログ著者の他の作品も読んだことがあるけど、星やどりの声はどの作品よりも胸があったかくなるようなお話だった。 家族っていいなぁ。読後なんだか無性に家族に会いたくなった。
0投稿日: 2024.12.06
powered by ブクログ朝井さんの作品を「少女は卒業しない」に続いて読んだ。家族の物語、心に残りました。 近くにいるから、いちいち声にせず気にかけていることは家族ならあるなあと思いました。一方で兄弟姉妹は嫉妬もあり。 少し丁寧すぎるくらいに言葉や情景を表現してくれているので、とても読みやすかったです。 また、朝井さんの作品を読んでみようと思いました。
3投稿日: 2024.12.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
いい話で、面白かった。 朝井さんの書く高校生や大学生の内情はほんとうにリアリティがあって感動する。小春が祐介と付き合った理由がとても胸に刺さる(彼氏の夢=アタシの夢、とつい依存してしまいそうだけど、真逆から始まって最後には自分を見つける小春は強い)。 ただ、朝井さんが極めてお若い頃の作品だけあって、「親」の描写には違和感が… フィクションだからもちろんリアリティがなくてもいいんだけど、子ども達のリアリティが色濃過ぎて、そちらと比べるとどうしても。 最後の琴美の物語がほぼ「親」のストーリーになるので、ラストは涙ぐんだけど、読後感はあまり良くなかった。 いくら実家の家族が大事でも、妊娠初期にフルタイム(多分)の立ち仕事しながら実家の兄弟の世話できるかな。つわりが軽かったとしても、1分でも長く寝たいし、あと初めての妊娠ならお腹の赤ちゃんが心配で休まなきゃって思うのが一般的。兄弟が幼児なら這っててでも行くしかないけど、一番年下の弟で6年生。自分たちで何とかできる。 働き者だけど口数少なすぎるお母さん。倒れてしまった時はやむを得ないけど、結婚して家を出ている長女に任せすぎでは。琴美が好きでやっている事だとしても、むしろ止めるべきでは? 琴美の記憶のお父さん。「娘が眠っていると思ってかけた言葉」だとしても、全部長女に頼むなんてあり得ない。「みんなでお母さんを助けてやってくれないか」なら理解できるけど、「光彦にアドバイスしてくれ」って姉の仕事じゃない。 あと、生まれてくる我が子を嫁の実家の絆の一部にしてしまおうとする孝史さん。3人で新しい家庭を築くのではないの?孝史が不幸な生い立ち(両親早逝や毒親)で家族への憧れが強いのらな分からないでもないけど、そんな描写なかったし。 星やどりのお店を想像するととっても素敵です。
0投稿日: 2024.11.17
powered by ブクログ東京ではない海の見える町で、亡くなった父の遺した喫茶店を営むある一家に降りそそぐ奇蹟。若き直木賞受賞作家が、学生時代最後の夏に書き綴った、ある家族が「家族」を卒業する物語。
5投稿日: 2024.09.26
powered by ブクログ- みんないろんなことに悩んで悩んで、それでも生きている。 悩みのない人間などいない。 みんな、何かしら悩みがあり、葛藤を繰り返しながら1日1日を歩んでいる。 時に判断に迷い、時に辛い思いをしながら。 1人で立ち向かうには限界を迎える時がある。 そんなときこそ、周りのみんなに頼ってみよう。 自分は自分が思っているよりも弱く、周りは自分が思っている以上に強いもの。 優しさを持って、支え合う。 輪で繋がるって、そういうことだと思う。
0投稿日: 2024.09.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
兄妹一人一人の視点から話が進んでいく物語。 朝井リョウの作品では久々に人間の毒を見ない作品であって、清々しい読了感であった。
3投稿日: 2024.09.16
powered by ブクログ☆4 朝井リョウさんの作品を読むのが、今作が初めてだったことに驚きました!(勝手に複数冊読んだことがあると思っておりました...) 本作では6人の兄弟姉妹をはじめ、その恋人や友人など登場人物が多いのですが、登場人物一人一人の描写がとても丁寧で、感情移入がしやすく読みやすかったです❁⃘*.゚ 読了後も温かい気持ちになりました(*´˘`*) 勝手に読んだことがあると勘違いしていた朝井さんの他の作品も読んでみたいと思います!
24投稿日: 2024.07.23
powered by ブクログ海の見える町で喫茶店「星やどり」を営む早坂家。 数年前に、建築家で大黒柱の父親を病で亡くした 6人の子どもたちの、家族の輪が描かれた物語。 生きた文章から伝わる空気感が生々しく、料理も美味しそうで、色んな優しさも感じられ、家族を思う子どもたちも立派で、何より親が偉大でした。 私自身、学生時代に購入したものの、しばらく積んでしまっていた、初の朝井リョウ作品でした。 できれば学生時代に読んでおきたかった、夏の時期にピッタリの作品でした。
10投稿日: 2024.07.16
powered by ブクログ癌を患い、6人の子供たちの成長した姿を見られないと悟った父が喫茶店につけた名前「星やどり」に込めた思い。 わたしも家族で輪になる名前つけてみようかな。お父さんが長女に最後のメッセージを残すシーンは特に感動した。
0投稿日: 2024.07.14
powered by ブクログ父親の想いの詰まったお店「星やどり」は家族の輪を繋いで行く。小さな胸の中にはそれぞれに父親が残した想いを持ちつつ生きている子供達の姿に胸を打たれた。星やどりの声は皆に届いている。 家族でない登場人物もまたそれぞれ人間的な優しさを持ち合わせたキャラクターでとても心安らぐ話しだった。 多くの人は優しい気持ちで読了すると思う。
1投稿日: 2024.06.23
powered by ブクログ私が高校2年時の放送コンクールの課題図書。その時からこの本は私のお気に入りの一冊。真歩君パートが大人気だった記憶がある。 改めて読んでみると早坂家とあおいちゃんの家庭は何かと対比されていると思った。 事情は違えど父親が家にいないのは一緒。 しかし、専門学校進学の資金がないほど家計が苦しいが兄弟全員を見守り、お昼ご飯にお弁当が用意されている早坂家。 家庭教師を雇うほど家計に余裕があるが妹しか注目されず、お昼に500円を渡されてコンビニ弁当や売店のパンですませているあおいちゃんの家。陸上をやっている子が500円分のお昼で持つわけがない。だからこそ、あおいちゃんの分までお弁当を用意した凌馬がめちゃくちゃいい子。
0投稿日: 2024.05.18
powered by ブクログ大きな事件があるわけでもないのに繊細なところをつついてくるからあひゃっとなる。6人兄妹と母で暮らす早坂家。亡くなっている父に自己を投影させながら読んでいたようで、子どもたちがんばれ、と応援する感じになってた。不思議な感覚だったがラストも読後感も好きな一冊。
2投稿日: 2024.04.19
powered by ブクログ星やどりの声。 6人それぞれの視点に焦点をあてて物語は進んでいくけれど、一人一人の優しさが周囲の人との出会いや別れを通じてあらわになっていく様子が読んでいて心地よかった。 言葉にできないもやもやした感情にもっと向き合ってみようと思った。
1投稿日: 2024.04.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
先日読んだ著者の作品が特によかったので、読んでこなかった古い作品を図書館で借りてみました。 父親が早世し、残された6人の子供達それぞれの視点から成る連作短編です。 基本ほのぼのとした温かい家族のお話で、ところどころホロっとするポイントもありました。 でも、なーんかイマドキ6人兄弟姉妹という設定からして無理があるし、大学生から小学生までみなさん大人っぽさと幼さが混在し過ぎていて人物像にリアリティがありません。ほのぼのした気持ちになりながらもそんな子いる?!そんな会話する?!そんな風に思う?!と冷静な自分が常にツッコミを入れていました。 著者は若くしてデビューしたので、これを書いた時もまだ若かったのでしょう。 専業作家としてやっていけるかわからないからと普通に就活して一般企業に就職し、何年かは兼業作家をしていた性格からも、この時期は実験的に、こういうテーマなら万人受けするでしょ、とか、こういうのも書けるって見せておこう、とか考えて執筆したのかなーなんて感じてしまいました。 ある意味読者のこともナメてた気がする。。と勝手な想像ごめんなさい。 今は才能も本気度も伝わるよい作品ばかりなので心から応援しています!
0投稿日: 2024.03.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
• 著者:朝井リョウ • 縦軸 ○ 父の死と父とのエピソード § 全節通して触れられる ○ 父の月命日に誰かと会っていた母 § 最後までわからない ○ 長女のエスパー § 最後までわからない • 大切なキーワードが物語を通して何回も出てくる。初めはそれが何かわからないが、少しずつ輪郭が見えてくる。 • ストーリよりもキャラに魅力がある • 人としてはマイナスな行動があっても、ちゃんと理由がある 各章の最後には、各章の主人公が捲し立てる展開があり、そこで本音が溢れる
0投稿日: 2024.02.02
powered by ブクログ最後の種明かし的なところに無理を感じた。一気読みをしたが、私は入り込めなかった。長男の光彦の苦悩が、一番リアルな気がした。ただ、読後ほっこりと温かい話ではある。
0投稿日: 2024.01.28
powered by ブクログ誰にでも悩みがあったり、葛藤を抱えている。当たり前のことだし、頭では理解していることではあるけど、ついつい人と比べてしまう。 この作品ではそんな感情にスポットが当てられていて、温かい家族の話である一方でとても人間らしいストーリーが展開されていく。 兄弟それぞれの視点で描かれているので、読んでみて「この考えには共感できる!」と思える登場人物を探してみるのも楽しみの一つだと思った。
0投稿日: 2024.01.08
powered by ブクログ小学生から大人まで、一家それぞれの視点から綴られる物語。これまで同年代の登場人物たちを語り手に据えた連作短編が多かった朝井リョウにしては少し新鮮な構成。 章ごとに様々な年代の男女に寄り添い、その歳らしい悩みや考えを自然に描いているので、読み手と重なる部分が何かしらあるはず。何度も読み返して味わいたい作品。
0投稿日: 2023.12.23
powered by ブクログ終盤は父の言葉にうるうるしてしまった。 それまで登場してきた家族と関わりのある人たち総出でお店を盛り返そうとする展開がアツかった。 寂しくもありながら、希望のあるラストがじんわりと沁みた。 公式あらすじを改めて読んで、そうか卒業…!まさに「卒業」ってこんな気持ちだよなぁと。 家族って毎日顔を合わせる存在だし特に幼い頃は不変的なもののように思ってしまいがちだと思うけれど、いつかは形を変えてしまうもの。 何事もそうだけど、日常の積み重ねを大切にしていきたいなと思った。 あとビーフシチューと焙煎コーヒー、ケーキが美味しそうでお腹が空きそうでした。
0投稿日: 2023.12.07
powered by ブクログ読み始めは登場人物が多すぎてちょっとついていけるか不安になりましたが、何とか追いつけて。 そうなると一気に読み終えました。 1つの家族のお話です。 それぞれの家族への思いがたまにすれ違ってしまったりもしながら、それぞれが自分達の進む方向を見つけていきます。 温かなお話しでした。
29投稿日: 2023.11.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
朝井リョウの三作目。六人きょうだいの話。それぞれが主人公の短編がひとつの流れを作っているというタイプの作品。 朝井リョウの書く情けない大学生、好きだな~ 光彦は就活がうまくいってない大学四年。真歩は写真に興味がある小6。小春はギャルっぽい、カラーコーディネーターになりたいと思っている、シンガーソングライターの彼氏がいる。凌馬はテニス部のチャラめな次男。あおいのことを気にかけて弁当を作ったりする。るりは小春と双子。勉強ができる。真面目な感じ。琴美は宝石店で働く長女。まるでエスパーかのように五人のことをわかっている。 いいきょうだいで、皆が父のことを好きだったんだろうなとわかる話だった。朝井リョウの書く「なんとなく切実になっていく感じ」、好きだな~と思う。
0投稿日: 2023.10.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
色んな所でオススメされていたので手に取りました。 ありふれた日常、 父の死に対するそれぞれの想いと、父が残したある秘密。 一言でをいうと全部綺麗。 一つも欠けたところがないというか、 芯が真っ直ぐで綺麗な子供たちの心が眩しかった。 秘密に関しては帯とかで強調されてて期待が膨らみすぎちゃうのは良くないなと思った。 実際、驚くような秘密じゃなかった。早坂家だけの優しい秘密だった。 自分が冷めてるのか、感性が乏しいのか、子育て中に出来た隙間時間にイソイソと読書する時間を楽しみにしている分もっと刺激が欲しかったのか、身近な人の死に直面した事がないからなのか、好みの問題なのか、私には物足りなかった。 星1で投稿するのは迷ったけど、いくら探しても低評価が見当たらなかったので、万人受けしている作品の世界観を感じ取れなかった多分少数派の自分と同じ人が居たら、何で好みじゃないのか聞いてみたいと思い投稿しました。 ※作品を否定しているわけではないです。
1投稿日: 2023.10.06
powered by ブクログ大家族のほっこりやさしいものがたり。 天窓やブランコのある喫茶店。 ビーフシチューとネルドリップのコーヒー。 潮の香り。砂浜。 物語のなかにはいりこんで、海風を受けていたような読後感。 3冊目も大いに愉しみました。
8投稿日: 2023.09.26
powered by ブクログ同じ出来事でも家族でもそれぞれに感じ方があって、表現の仕方が違うくて、それでもそれでこそ家族として歩んで行くんだと思った。しりとり羨まし過ぎて出来ないもんか何回かは考えたよねみんな笑
0投稿日: 2023.09.14
powered by ブクログ映像が浮かんでくる解像度で描かれており、作品に没頭できる。ビーフシチューが食べたくなるし、写真も撮りたくなる。家族の形は変化しても、つながり続けるもの。気にしていないように見えて、お互いに気にしているのが、家族なんだと思った。
0投稿日: 2023.09.02
powered by ブクログ今まで読んできた朝井リョウの作品の中で、一番ほっこりした物語だった。 家族それぞれの年代に合わせた心情描写はさすがだなって思った。
1投稿日: 2023.08.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
通勤電車で少しずつ読みました。 家族や自分を縛り付ける正しいと思っている思いから、解放され変化を受け入れることで、新たな一歩に進んで行く爽やかな小説でした。
2投稿日: 2023.07.30
powered by ブクログ2015/08/10 読了。 すごく感動する物語だった。 父親が家族に残した優しさや想いが物語が進むにつれ明らかになり、最後は涙が止まらなかった。 朝井リョウ作品で一番好きかも。
1投稿日: 2023.07.26
powered by ブクログ家族の輪のお話。若くして父が亡くなって、母と男女3人つづの6人きょうだい。各々の視点で、「生きづらさ」が綴られていく。いつもの朝井リョウさん節で、いちいちエピソードが、ありそうでなさそうでありそうな絶妙の塩梅で刺さる。 終盤、ファンタジック、ロマンチックになって、少しうまくまとめにいった感がありましたが、ちょろい私は泣きました。。 舞台がおそらく湘南?な雰囲気もあって、全体的に心温まる素敵な作品でした。
4投稿日: 2023.07.24
powered by ブクログ23冊目とくに真歩から見た世界を語るシーンで泣きそうになった。お父さんが残した子供たちへのメッセージとかお母さんの頑張りとか、全部良かった。
0投稿日: 2023.07.20
powered by ブクログうまく、説明できない きょうだい6人のそれぞれの思いと 出てこないけど出てくるお父さんと そんな完璧なお父さんいるわけないだろうと思わせる、故お父さん
1投稿日: 2023.06.01
powered by ブクログ2019/9/4 やっぱよい。 私の印象でしかないけど… 朝井リョウさんの作品は毎度私の自意識をぐさぐさと刺激してくれるけど、これはめっちゃあたたかいものと一緒にぐさぐさしてくれます。 5年ぶりに読み直したけど、今回もものすごく温かいものを感じましたとさ。 生活環境が変わって、正直あんま本調子じゃない日々ですが、この作品にじーんとできた自分がいて、まだまだ大丈夫だなと思ったのです。 2023/3/16再読 朝井リョウさん読むと感じることの多い「自意識抉られてしんどい」がなかった本。 でも綺麗なばっかりではなくて、若いころのもどかしさをしっかり描かれていて、朝井リョウさんの作品の中で一番好き。 ラストは休憩中や電車では読めないので家でじっくりと。
3投稿日: 2023.05.06
powered by ブクログ「家族の輪」 言葉にはしないけれど、それぞれが思い描く亡き父への想い。そして、父もまた思い描いていた家族への想い。見えないけれど、分かりにくいけれど、ひとつの家族にたくさんの愛が散りばめられていました。家族の数だけ、「家族の輪」の形があるのだなーと。 それと、子どもたち皆学生で、小学生、高校生、大学生ならではの友人関係、学校生活、私生活、考え方…諸々が懐かしすぎてエモでした。 6人兄弟、1人1人にフォーカスを置きながら、時系列が進んでいくので誰か1人が色褪せることはなかったです。 『星やどり』の発想が素敵すぎる。星則の創る空間に行ってみたくなります。こんなカフェ行ってみたいなぁ、将来こんな家に住んでみたいなぁと想像してしまうくらい素敵な内装です。 『夏の夕空は今日も、混ぜる前の甘いカクテルのような色をしている』 →素敵すぎる表現力…夏の夕空なんて、何回も見てきたはずなのに、今年の夏の夕空を見ることがわたしの楽しみになった。夏がもっと恋しくなる言葉で、感動。
3投稿日: 2023.04.26
powered by ブクログ「いつかわかるよ。いつか、わかる。」 海の近くに住む家族、そこの6人兄弟を中心としたお話です。 父親が無くなったことに対するそれぞれの消化の仕方 そして家族を卒業するという事。 朝井リョウさんならではのグッサリくるような切り方で来ると思いきや こちらはかなりハートフルに読める作品でした。 ただ、多少物足りなさがあったのでこの評価です。
1投稿日: 2023.04.18
powered by ブクログ読み終わりました。 少し登場人物が多くて名前が覚えられないなあと思ってましたが、何とか乗り切りました。 作者の本は初めてかも。 まずまず面白かったのかなあ。 取り敢えず読書完了しました。
0投稿日: 2023.03.21
powered by ブクログ自身の将来や自我について思い悩む10〜20代の6人兄弟が、人との出会いや家族の変化を通じてそれぞれ新たな一歩を踏みだすストーリー。 「何者」や「死にがいを求めて生きてるの」のような終盤まで不穏な空気が流れる作品とは異なり、話が家族についてで、場面設定が海と山に近く自然に関するものが多いせいか全体を通して爽やかな印象。 兄弟全員、亡くなった父を慕っている様子が微笑ましかったが、慕うがゆえに昔の自分から変われないもどかしさがあるのかなと感じた。 本作のテーマは、家族の形は生まれ変わる、ということにあると思うが、兄が結婚したり親が亡くなったことを受けて最近ぼんやりと感じていたことを言語化してもらったような感覚。
0投稿日: 2023.03.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
初めて朝井リョウさんの小説を読みました。家族愛。6人兄弟がバトンを継なぐように章の主人公となります。ただ、そこまで大家族で育っていない為か、気持ちが想像できなかったです。この辺は人によって大分違うかも。ハッピーエンドがいいですね。
0投稿日: 2023.01.24
powered by ブクログ父親が残した喫茶星やどり、家族の輪を繋げる場所。家族みんなが主役でみんなが脇役な感じ。素敵な話しでした。
1投稿日: 2023.01.06
powered by ブクログどうもこの本は読み進める気が起こらないな 何なんだ、この本のタイトルは。“星やどりの声”?意味がわからない 大量に購入した古本の中で終盤まで読むことを躊躇い、ホコリを被っていた そんなある日、何気なく読む本がなくなった自分は本書を手に取った 亡き父が営む喫茶店“星やどり”奥様に長女、長男、双子の姉妹、次男、三男の6人兄弟たち 人物像が全く頭に入らず頭を悩ませる しかしここからが朝井リョウさんの真骨頂だ。名前すらまともに覚えられらなかったものが各章読み進めるごとに少しずつ深ぼられ、一人一人の人物像と性格、秘めてる思いに触れるようになる そうするとあやふやだった家族一人一人の人物像がはっきりするようになり自然に話がスッと入るようになる こうして物語の地盤が固まると周囲が固まるとこの本のタイトル“星やどり”の意味へと近づく ラストはまさしく圧巻の一言に尽きる “星やどり”とは家族の輪を作る一部だったのだ 6人兄弟姉妹とその家族の名前を父親から順に ほしのり りつこ ことみ みはる るり りようま まほ 父は自分が病気で亡くなる時、その輪はなくなってしまう だから病態に鞭を打ちながら喫茶店を改装し星型の天窓を作成し自らがいなくなっても “ほしのり”の代わりに“星やどり”がその輪を紡いでくれると信じて 家族ってなんて素敵なんだと思わせてくれる一冊だった
1投稿日: 2022.12.14
powered by ブクログ章ごとに6人姉弟の視点で変化しながら物語が展開していきます。 お父さんの死がその後の家族に与えた影響は大きく、いろんなカタチで子どもたちに表れている。それもみんなお父さんのことが大好きだから。 それぞれの深い悲しみに対する受け止め方に驚いたし、それが我が子だと思うと切なくなった。 端から見てるだけでは分からない。シンプルに見えても子どもには子どものそう振る舞う理由がある。 人の心って複雑だな…と改めて思ったし、過去ではなく進行形でずっとずっと痛みを抱え続けている子どもたちの姿にギュッて抱きしめてあげたくなりました。 お父さんが建てた喫茶店が素敵でした。そこに当たり前のように集う家族も。 ケンカも含めて、いつもわいわい賑やかで温かい。 思わず涙ぐんでしまうシーンもたびたび。 「家族っていいな」「有り難いな」って感じさせてくれる作品。 静かに染みる読後感も良かったです。
4投稿日: 2022.12.08
powered by ブクログ最後の最後、こんなに涙止まらないのかという程、泣けました。 きょうだいみんな、1番大切にしたいことは、「家族」で、そう思えるのは、家族の輪を、愛で繋いだお父さんがいたからなんだなぁと。 「お父さんがいたらな」って子どもたちに良い意味で思わせない程、残したものが大きいお父さんの存在はすごいし、それを受け止めてきょうだいみんなで生き抜く子どもたちも本当に素敵。 とにかく読みやすく、感情が伝わる文章で、感情移入してしまう。 よかった。。。。
0投稿日: 2022.11.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
それぞれの視点で描かれつつも少しずつ話が進んでいく。自然に彼らの日常に入っていける感じがして読みやすかった。何より、話全体に常に影響を及ぼす、父が遺したメッセージは秀逸で、ぐっと来た。
0投稿日: 2022.10.27
powered by ブクログみんな笑って、明るく笑って生きてるけれど、ひとりひとりが見えないところで、父が亡くなったことでできた穴を埋めようと奔走してて、その姿を自然と応援したくなるような小説だった。星やどりはなくなっても、新しい命がまた早坂家を繋いでくれる。家族が輪になることで、お互いの欠けた部分を補って、みんなが前に進めるといいなと思った。兄弟って素敵だな、と温かい気持ちになった。
1投稿日: 2022.10.09
powered by ブクログ読み終わったからビーフシチュー作りました。 お母さんが作るものとはほほど遠いけれど。 暖かいお話でした。家族っていいな。兄弟っていいな。 朝井リョウさんの小説はやっぱり読みやすいですね。 理解しやすいように書くのが上手。 頭に情景が浮かび上がる感じ。 早坂家のみんながずっと笑って過ごせますように。
1投稿日: 2022.09.20
powered by ブクログ切なくて、あったかくなる話。 物語に出てくるビーフシチューが食べたくなった。 兄弟っていいなあって思った。
2投稿日: 2022.09.19
powered by ブクログ好きな本だ〜〜 読み始めてすぐに思いました。 本当にこの著者は人間の感情を言語化するのが上手い。特に思春期ね。 明るい未来に向かって家族が「卒業」していく感じ。読み終わったあと自分ももう少し頑張ろうかなって思えます。
1投稿日: 2022.09.04
powered by ブクログ長男のくせに少し頼りない光彦が好きです。 似合わないスーツとタバコで、大人になりきれてない感じとか。 あおいに涙垂らしながら本音を吐く場面は情けないけど、どこか共感する。自分も一緒に落ち込めて、一緒にあおいに慰められる。 真歩は全然子どもらしくないけど、結局はちゃんと子どもで安心した。 家族じゃないひとに本音を言うってなんかわかる。親でも、きょうだいでも、友達でもない。でも、真っ赤な他人じゃないっていう距離感のひとが私も欲しい。 意外と優しいお姉ちゃんキャラだった小春。 家のことちゃんと考えてて、双子の妹の気持ちを汲み取ってくれてて、めちゃめちゃいいお姉ちゃん。でも、自分にも夢はあるし、やりたいことだっていっぱいある。どうか、夢を何が何でも叶えてほしいって思った。 私はこの本の中でこの3人が特に好きだった。 6人きょうだいで、母ひとりって現実だったらどんだけ大変なんだよって思ったけど、この家はずっとお父さんに守られてるなって、よんでて思った。 お父さんが直接登場しないのに、なんかお父さんの存在感が強い。私だけかもしんないけど… 長女だからとか、双子だからとか、長男だからとか、関係なく人間関係があって、こんなに大人数なのに、みんな他人に本音をぶつけてるところとかもリアルだなって思った。2回読んでも飽きないです。
3投稿日: 2022.08.24
powered by ブクログ著者が学生時代に書いただけあって、小学生から高校生、大学生それぞれの心情が見事に書き分けられている。まだ朝井さん3作目だが、毎回「こんな感情や感覚あったな」と感じることが多い。癌で亡くなった父がつないだ家族の輪。とても爽やかな家族の物語。るりや真歩のような省エネ系の子が好きかな。 学生は昨日、今日辺りから夏休みに入ったようで、羨ましい限り。今の時期にぴったりの作品。
3投稿日: 2022.07.22
powered by ブクログ家族は常に同じカタチである必要はない。 減り、増え、それを繰り返していくのが家族。 結婚すれば、今まで見ず知らずの他人だった人たちとも家族になれる。 みんなが片足突っ込んで、いくつもの''家族''を持っている。 「星やどりの声」は変化していく日常の中にも、今にも切れそうで、だけど無数につながっている家族という絶対的存在を教えてくれました。
1投稿日: 2022.06.05
powered by ブクログ6人兄妹のお話。 それぞれが抱える亡き父への想い、成長、家族というカタチが描かれていた。 変わるもの、変わらないもの。 どちらも大切。 読み終わった後、家族って良いなぁと温かく優しい気持ちになれた。
4投稿日: 2022.05.18
powered by ブクログ家族っていいな。父の深い愛を感じます。 家族が一つの輪を繋ぎ、そしてまた新しい家族の輪を繋いでゆく。心温まるお話です。
2投稿日: 2022.05.01
powered by ブクログいわゆる伏線的な要素を筆頭に、まあちょっとあざといなという部分は多々あるんだけど、ただそれでも小説全体のバランスというか、爽やかさみたいなものを描くことに自覚的であるがゆえのあいまいさ、とでもいったものがめちゃくちゃすごい、かなり計算はしているのだろうけど、それだけではなし得ない感覚がある
1投稿日: 2022.03.18
powered by ブクログ自分でも気付きたくないけど一度は抱いたことのあるどす黒い感情をこちらが恥ずかしくなるくらい鮮明に表現できちゃう朝井さんが天才だと思っているので、こういうキラキラ系では私には物足りなかった
0投稿日: 2022.03.17
powered by ブクログ情景描写がとても素敵で、少し既視感があって、 失礼ながら「これ森沢明夫さん?」と思ってしまうほど表現の彩が似ていて、 朝井リョウさん、こんな書き口も出来る方なんだなと、素人ながらに思う。 「星やどり」と言う名前の由来、お父さんが子どもたちに伝えたかった想い、芯の強さ、豊かさが、文章のあちらこちらから読み取れ、ほっこり。 「夏の夕空は今日も、混ぜる前の甘いカクテルのような色をしている」 「七月の午後六時は、いろんな種類の熟れた果実を混ぜたみたいな色をしている。風にめくられないように押さえているつめは、うすいピンク。何の変哲もない、人のつめの色だ。それが正しい。あんなにきれいなオレンジ色であることのほうが、おかしいんだ」
27投稿日: 2022.03.16
powered by ブクログ光彦の章はダントツに好き。「何者」を思い出させる就活の辛さなど、話のテンポもよくて。 でもその後の章はなぜか退屈になってしまった。(概ね好評の方が多いので恐縮ですが) 星やどりの着地点については大賛成。 ただ一つ、イヤホンしながら自転車に乗るのはやめなさーいって母親目線から叫びたい(笑)。 各章で断片的に出てきてた事柄が最終章で回収されるので救われた。
2投稿日: 2022.03.15
powered by ブクログ家族愛、大家族って良いですよね。最初、この作品を読んでいて母親の影が少し薄いな〜と思ってましたが、最後の琴美の回でガツンと存在感を表してたのが特に印象的でした。母はやはり偉大だし、良い決断をしたと思います。
2投稿日: 2022.02.28
powered by ブクログ6人兄弟の悩みや思いやりを各視点から見る事で家族愛をより強く感じられた。 最後の「星やどり」の理由の件はちょっと狙い過ぎというかそこまで入り込めなかった。
2投稿日: 2022.02.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
めっちゃ感動した。父親目線で読むからか。 タイミングと自分の事情が合ったからこその心に響いた良作だと感じる。 カフェを営む家族は、母親と6人のきょうだい。 建築家の父親はガンで数年前に他界している。 母親と、26歳の既婚長女、大学四年生の長男、高三の双子の姉妹、高一の次男、小六の三男。 長男は就職活動が芳しくない。父親が生前リフォームした家の高一の娘の家庭教師をしている。その娘も妹がおり、優秀なので姉より金をかけて小学生なのに英語の勉強をしていたりする。 双子の姉の方は化粧をバッチリしてギャル系の友達とつるんで、あまり頭が良くない。似てない妹の方は成績優秀で陸上部での成績も県大会ほどではないが良い。実は父親だけが双子を見間違えることはなかったが、ガンで死ぬ直前に逆で名前を呼ばれ、姉の方が妹と違う行動を取ろうとした結果。 高一の次男はおちゃらけ系で、下ネタに溢れており、類友も多い。父親のことが一番好きで実は一番喪失感を感じていそう。 小6の三男は一番大人びていて、写真が趣味。笑うことができなかったが、カメラマンと知り合いになり笑顔を取り戻す。 父親が遺した喫茶店も、父親がリフォームしており、繁華街から離れているためそんなに流行らないが、家族で何とか回していた。が、土地代を滞納しており、来月から払わないと立ち退けと言われる。土地主も父親にリフォームしてもらっており、土地代を見逃していたが高齢で死んで、息子が請求してきた。家族で力を合わせて再建を図るが、母親が過労で倒れたりする。 双子の姉の彼氏の売れないミュージシャンの曲がローカルラジオで取り上げられて、店が繁盛し出すところや、父親が死ぬ前に長女に話した箇所などでかなり泣いた。
1投稿日: 2022.02.26
powered by ブクログこんなに何の変哲もない家族の話をこんなに爽やかに華やかに暖かく書けるものだろうか。落ち込んだ時に読みたい作品。
1投稿日: 2022.02.26
powered by ブクログ個人的な自分の経験をどうしても重ねてしまい、 終始辛かったな でもそれはこの本が暗い描写をしているからとか 展開が暗いからとかでは全くなくて、 むしろ逆です! 子どもたちの年齢設定的に、 6人も子どもがいるのに、全員に感情移入できてしまって、本を閉じた後に涙した日もありました。 亡くなった人はみんなの中で生き続ける 残された側は辛いけど、それでも心の中で生きていてくれるから、こちらも生きていられる だから私は、早くして亡くなった大切な家族に 何度でもありがとうと言い続けます
2投稿日: 2022.01.18
powered by ブクログ父親を亡くし、それぞれに悩みや葛藤を抱えた6人きょうだいの物語。 家族をテーマにした感動的な話ではあるのだが、ストーリーやキャラ設定の「作りもの感」がちょっと強く、朝井リョウ作品にしては今一つかなという印象だった。
3投稿日: 2021.12.25
powered by ブクログ桐島〜や何者に比べるとパンチはないけど優しい話し。 読むにつれて早坂家のことがわかってくる。 天窓じゃなくて覗き窓。お父さん家族みんなが大好きだったんだなあ…。 長男光彦の就活シーンは心理描写がリアルで苦しい。
1投稿日: 2021.12.11
powered by ブクログ一見明るく見える兄弟達は、実は父親を亡くし一人一人が傷や寂しさを抱えていた。それぞれの心情が丁寧に書かれていて何度も胸が苦しくなった。 それぞれの方法で父親の死に向き合い、立ち直ろうとしている姿に、応援したくなった。 そして、これまで1番頑張ってきたであろう母親の最後のエピソードに感動しました。
2投稿日: 2021.12.06
powered by ブクログ母と6人兄弟姉妹のお話でした 6人の兄弟姉妹がかわるがわる語る それぞれの出来事だけのお話かと思いましたが そうでもなかったです
7投稿日: 2021.12.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「星やどり」に込められた父親の想いが、なんとも切ない。 きょうだいそれぞれが抱く「星やどり」に対する想いや、自分の人生に向き合う過程が丁寧に書かれていて好感が持てました。 みんないい子!笑 安心して読める良本^ ^
1投稿日: 2021.12.03
powered by ブクログ長男 光彦 悪いやつじゃないんだけど、なんか要領が悪くて不器用で、そこが憎めない男の子。いっつもお姉ちゃんや弟にちゃちゃいれられてる。テニサーの会計で、うまくお金集めて幹部で飲み会してたとこは、結構器用な感じもするけど。大学4年生の7月になってもまだ内定をもらえない就活生。 6人兄弟を養ってくれていた上に、大工という職業を全うした父親と自分を比べて情けなくなって。それをカテキョ先のあおいちゃんに言ってるシーンは印象的だった。あおいちゃんの慰め方が。光彦、その子の前で愚痴るかよ、そうなる前に違うとこで発散しとけよ、かっこわるいよ、って思った。笑 あおいちゃんはあくまで自分には必要ってことを前提に、残りの余裕で光彦を慰めてた。 三男 真歩 ”どうせ泣くなら、知らないカメラマン名前じゃなくて、私たち家族の前で泣きなさいよね” 外で遊ぶことよりも本を読むことを好み、ランドセルに一眼カメラを首から下げて登校する小6の男の子。下ネタでキャッキャ言うお兄ちゃんたちを横目にこの人たち本当に自分の兄なのかって冷静に思ってる。 学校でも友達は少なくて、卒業写真ではクラスで1人笑わなかった。でも真歩が笑えなかったのは、小さい頃にお父さんを突然無くしたことがきっかけだった。 ”なんでいなくなっちゃう人は何も言わずにいなくなっちゃうの” 真歩に楽しいときは笑って、嬉しいときも笑って、そういうことを教えてくれたハヤシくん。 次女 小春 髪巻いて化粧して、校則違反したりして、いまどきの高校3年生。学校抜け出して花火してたり、優等生の双子の妹のるりとは顔以外、まるで違う。男3人には、ダイエットしてんの?てよく言われる。そんな小春には、小さい頃にお父さんの設計図に色をつけて遊んでた時にお父さんに教えてもらった、カラーコーディネーターになりたいという夢がある。その専門学校に通うためにネイル行きたいの我慢して。そんな中お父さんにあいに行った日にお母さんが他の男の人と会ってるところを見て激怒。お父さんは小春にとって絶対的存在なんだろうなぁ。お父さんすごいね。彼氏の佑介はバンドマンだけど、全然売れてない。小春はそんな彼の夢を実は全く応援していなくて、自分はあまり豊かじゃないお家に生まれて、その正反対の、お金に不自由せず、何でもできた佑介でも夢が叶わないっていうのをこの目で見たくて付き合ってるんだって。強かすぎる。 次男 凌馬 親友の遠藤と中学の頃からつるんでて、いっつもふざけてる。思春期真っ盛りって感じ笑 練習をさぼりまくってるテニス部の先輩にも、なんやかんやかわいがられるような子。幼なじみのあおいにお弁当を作ってこっそりあげてたり、あおいがお腹なっちゃった時に、おならしたふりして緩和させたり、その優しさにきゅんとした。 三女 るり 小春と違って真面目で、しっかりした子。お母さんのお手伝いで店によく立ってる。素直に自分のことを表現できる小春を羨ましく思ったり。松浦さんへの態度はちょっと神経質さが出てたかなぁ。 自分が1番似てるのはるりかなぁ。 長女 琴美 正義感が強く、面倒見がいい。お父さんが亡くなってから父代わりのお姉ちゃん。宝石やでの売り上げはトップ。お父さん代わりはしんどかったね。なんでもこなすタイプの琴美だから、きちんと役目を果たそうとしてた。 琴美の旦那さん 孝史 蓮が浜のパトロールお兄さん。冷淡な伯父の言葉にもめげずにこにこしてる。煙草を吸ってる子がいると、俺にもちょーだい、って言ってそのまま没取する。琴美との子供に星成って名前をつけるひと。ひとに愛を持って接して、優しくできるひとだなぁ。
3投稿日: 2021.10.24
powered by ブクログ6人分の日常を追体験してるみたいにすーっと頭に入ってくる。 「現実では経験できないこと」じゃなくて、「どこかの誰かが経験していそうなこと」が6つ連なって完成するストーリー。 各々の小さな感情の動きや目に見える景色が繊細に描き出されているから、自分のことのように涙が出るし、じんわりした気持ちになる。 私はこういった「日常」を表現した本が大好き。 最後、あれ?これで終わり?って一瞬思ったけど、それはそれで、6つの日常から自分の日常に帰ってきたみたいな、本の世界から現実に体と脳が溶け出すみたいな、ゆっくりして心地よい終わり方だなとも思った。ぶつっと切れてるようだけど、日常が本の中にも現実にも続いている感じ。 自分に子供ができたとき、また読みたくなるのかな〜。
1投稿日: 2021.09.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
単なるハッピーエンドで終わらないところが凄いところだと思う。一見何事もなく楽しそうに生きているように見えても、葛藤やちょっとした悩み事を抱えていて、それを自分なりにどうやって乗り越えていくかが読んでいて心惹かれた。朝井リョウは誰しもが抱えている日常の中にある負の感情をドロドロせずに描くのが本当にうまいと思う。ラストの「星やどりに」隠された意味には思わず「おおっ!」となってしまったし、100%のハッピーエンドでないのに気持ちの良い読後感だった。
2投稿日: 2021.08.19
powered by ブクログ2021.08.07.読了。 喫茶店を営む早坂家の家族がテーマの作品。六人兄姉それぞれの視点で章が別れている。 あまり、この手の本は読まないが何度か目頭が熱くなるシーンもあったり読んで良かったなぁと思う。 「星やどり」って店名の理由は心が温かくなった。楽しかった。
1投稿日: 2021.08.07
powered by ブクログ海の見える街で、喫茶店「星やどり」を営む早坂家。母ひとりと六人兄弟。 六人それぞれの視点で時系列順に描かれるストーリーは、家族愛に溢れて目頭の熱くなるシーンが多かった。 六人全員が優しくて家族想い。そしてお父さんのことが誰より大好きだった。だからこそその回想シーンで何度も泣きそうになった。 そして、最後に明かされる父が喫茶店「星やどり」とその天窓にこだわった理由に、納得とともに感動した。 全体的にあっさりとしていて、朝井リョウさん特有の嫌な人間味みたいなのがなくて良くも悪くも読みやすかった。
0投稿日: 2021.07.12
