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悪魔交渉人 1.ファウスト機関
悪魔交渉人 1.ファウスト機関
栗原ちひろ、THORES柴本/KADOKAWA
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総合評価

10件)
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    THORES柴本先生の絵が目的で購入。 本当にそれだけでしたが、ボイスチャットにて、表紙イラストについてお話しを伺うことができました。 『中身』に興味が湧いて読み始めました。 表紙がかっこいい青年だから、クールだろうなぁと期待していましたが、そうでもなく(個人的にはそこが残念)、優しい男性でございました。 キャラクターの掛け合いは楽しかったし、登場する悪魔も、『契約』とか以前に、単に好きだから・面白いから、人間の側にいるような印象です。 そして人間よりも人間の幸せを願っているようにも見えました。優しい気持ちになります。 読み終えた後に、THORES柴本先生のイラスト表紙をじっくり見ると、 あ、あのシーンのあれだ!って気づいて楽しいです。

    1
    投稿日: 2021.10.07
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    現代日本での悪魔と人との物語。最初はキャラ把握に戸惑ったが読み進めていくとしっかりキャラ立ちし(若干のBLっぽさも)、後半のややご都合主義な展開は気になるが、人の醜さと希望とを面白く読めた。続編前提か、伏線が結構残ってた。

    0
    投稿日: 2015.06.01
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    サクサク読める感じが心地よかった。 二人の掛け合いも面白い。 もっと悪魔なんだからドロドロしててもいいんじゃないって思えるけど・・・・。続きも楽しみです。

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    投稿日: 2015.05.23
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    かっこいいおじさんがたくさん。 悪魔はアキラが好きすぎる。 登場人物たちの思いが、 何が正しくて間違っているのか、 読んでいるとよくわからなくなってきます。

    0
    投稿日: 2014.11.22
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    これはほぼジャケ買いだったけど好みでした 買う時親にあんたこういうの好きそうよねって言われたけどその通りでした 結構ヘビーな設定だったけど世界観が面白くて好き

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    投稿日: 2014.11.12
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    書くことに慣れてるなーと読み進めながらも、冷静でいられました。 力技や、キャラやストーリーへの執着にも似た愛情で読者を引きずり込むんじゃなくて、どこかでキャラも読者をもゆったり抱き込んで、俯瞰的に世界を見つめている作者の視線を常に感じる本でした。何度も同じことをし続けてきたからこそ、情熱を持って書く自分と、冷静に世界を構築する、王様と軍師のようなふたつの人格が、この人には確立されていて、そのふたりは、共同経営の関係にあるんだなと。 なんというか、無駄の無いお話でした。 すっきりとしていて、全てのキャラに同等に優しく厳しく、プロだなーと。 悪魔の二面性もよく描かれているし、主人公の強くて感受性が強い、というのも良いバランスで描かれていたような。 なになに!どういうこと!とページをめくるのがもどかしいわけではなかったけれど、同様に、本を閉じることも難しい。 知性を感じる本で、好きでした!

    0
    投稿日: 2014.09.23
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    中盤以降まで、どういう訳か文章が読み難くイメージしずらかったですが、終盤急に読みやすく、鷹栖と音井の掛け合いは面白く好きな感じです。(やはり読み難いという他の方のコメ多いですね@他サイト。なんでだろ。)

    0
    投稿日: 2014.08.18
  • 掛け合いを楽しむファンタジー

    初読み作家さん。ファンタジー。個性のあるキャラクター沢山で面白いけど、情報量過多で少々とっ散らかった感じ。(1)だし、人物設定諸々紹介巻なのかなあ。次回からはストーリーが展開する…だろう事を期待して次も読んでみようと思っている。 5年前、エジプトで起きた事件が元で悪魔(存在証明不可能生命体)の姿を視認し、交渉する事が出来るようになった唯一無二の人間・鷹栖晶と、同じく事故で死んだ親友・音井遊江の肉体に憑依した悪魔とのコンビ。殺伐としてたけど最後には少し打ち解けている感がしなくもない…掛け合いは面白かった。

    3
    投稿日: 2014.07.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    わかりづらい。キャラは悪くないんだけど取っつきづらい入りだったのでどうにかならなかったのかなと。後半に入り彼と彼の関係なんかが色々わかってからは興味が持ててきたので、もし続きが出たら気にしてはみます。

    0
    投稿日: 2014.06.28
  • サクサク読める本格現代ファンタジー

    悪魔をモチーフにした現代ファンタジーです。レーベルが「ライトノベルと文芸の融合」をうたっているだけあって、キャラの魅力に引っ張られながらサクサク読めました。一方、設定や展開には普通のライトノベルにはない重さと暗さを感じます。主人公を含め、登場人物のほとんどが大人なのも、「文芸」を意識してのことでしょう。 主人公・晶と相棒の悪魔(通称:音井)は喧嘩ばかりしていますが、息ぴったりのその掛け合いがむしろ微笑ましく思えました。いろいろと背負い込んでいる晶に、頭のネジが二、三本吹っ飛んだような音井。タイプは真逆ながら、どちらも主役を張るだけの存在感があります。晶の能力の目覚めさせ方や所属組織の歴史といった設定も、なかなか作り込まれていて感心しました。 どちらかというと女性向けですが(著者は少女向けライトノベルレーベルで活躍してきた方です)、悪魔や秘密組織が好きなら、男性でも楽しめるかもしれません。

    1
    投稿日: 2014.06.24