
総合評価
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powered by ブクログ自分の生きている世界が「マンガの中」なのだと 気づいてしまった登場人物たちの物語。…斬新!(@@) フキダシが見える。誰かに見られている感じがする。 好きな人を好きになるために自分が作られたという喜び。 お風呂シーンは「必要ならば」ある。 最終回を迎えたら自分たちは…!? コメディといえばコメディではあるけれど、 「自分たちの人生」は確かにあって、その時間を しっかりと生きていこうとするキャラクターたち。 奇妙な設定の中に、「生きること」を感じる作品です。
1投稿日: 2019.07.17
powered by ブクログここが漫画の世界である、と気づいてしまったキャラクターたちの動きが面白い・・ 漫画には終わりがある、そうしたら僕達は・・・?いい漫画見つけた~
0投稿日: 2016.03.08
powered by ブクログ2巻完結作品です。読了しました。 この画力、構成力で新進の作家だというから驚きです。人によっては絵の癖が強すぎると感じることもありそうですが(私も読み始めは少なからずそう感じました)、非常に絵が上手い作家さんであることに間違いありません。 さて、この作品についてですが、極めて新奇な傑作に仕上がっていると思います。漫画の登場人物たちが、「自分たちは漫画の中の存在であると気づいてしまう」というお話です。話の筋だけでいうと、これまでにも無くはないストーリーかなとも思いますが、その表現方法や登場人物たちの立ち回りにはドキドキワクワクさせられるものがあります! 衝撃の1巻を読んでから指折り2巻の発売を待ったものですが、個人的には終盤で失速したように感じたのが唯一残念な点です。 現在、新作も発表されていて、そちらも面白い作品なので、ぜひ今後も楽しみに見ていきたいと思います!
0投稿日: 2015.12.25
powered by ブクログ渋谷の漫画サロントリガーにての読了。メタフィクションギャグのような設定でありながらも、登場人物達がこの世界は漫画だということを知ってしまいそれに関する葛藤であったりがとても面白く、特にシャワーシーンのカットを阻止するために重要な話を差し込もうとする所など本当に面白いなと感じました。
0投稿日: 2015.12.08
powered by ブクログ「この世界は、漫画なんだ」 「漫画」として自分や友人のプライバシーを切り取られる気持ち悪さ、「漫画」としてのこの世界の行方の不安、そして、誰かに見られているという気味の悪さ。 登場人物がとても魅力的。 特に才見ちゃんの一途さと明るさには救われる。 雑誌掲載当時のアオリをそのまま残した扉や、表紙、表紙裏など、凝ってて見ていて飽きない。
0投稿日: 2015.07.01マンガをマンガたらしめる不文律。
「自分たちのいる世界がマンガで、自分がマンガの主人公?」 そのことに突如告白した星野宇宙。 マンガの世界で起きていること、喋られている言葉、主人公は死なないという約束。 マンガを支える様々なシステムを星野宇宙は見えていて、感じていて、理解している。 喋らずとも吹き出しにできた言葉は、聞いたことと同じ。 突如として起きた現実の変化は、いつかどこかで巧妙に描き変えられている。 読者や作者という視線にさらされる登場人物たちの中には、 その視線に気づき、世界を疑い始め、二次元の存在であることを意識し始めたりもする。 どこへ向かうのか、まったくわからないメタ世界。 登場人物が動くのは、どんな原理によるのか、マンガをマンガたらしめる不文律を探れ。
0投稿日: 2014.12.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
この作品ジャンル分けをするのは難しいけど、ああこういう手法の作品が出てきても不思議じゃないよな~と思った。斬新と言えば斬新。キャラのインパクトは弱いんだけど、この作品に対してのあえての設定なのかもしれない。もう一歩何か物足りないけど、それは私自身がこの宇宙に溶け込めていないのかもしれない。というか、染まるまい!と無意識で思ってしまっているのかなあ?
0投稿日: 2014.10.10あなたには「吹き出し」が見えますか?
もし、自分が漫画の主人公だったら…。 ドラマティックな毎日を味わえるかも知れないし、自分に都合のいい出来事ばかり起こってくれるかもしれません。 でも同時に、そうした自分の生活を“読者”に読まれていると気づいてしまったらどうでしょう。すべてを見られている生活。どうしようもない恐怖も感じませんか…。 本作の主人公、星野宇宙も、自分が漫画の世界の"主人公"だと気づいてしまいます。 彼の周囲の人間も、次第に自分の生活をのぞき見る読者の視線を感じ、空中に漂うセリフの吹き出しも見えるようになっていきます。 映画「マン・オン・ザ・ムーン」のような世界観。 「漫画とは何か?」を漫画で表現していく希有な作品。 先の読めない展開に、目が離せません。
4投稿日: 2014.07.28
powered by ブクログ世界劇場の概念のイメージとしては自分たちが何者かに動かされている存在であることを知りながらも抗えない、例えばトムストッパード版のハムレットにでてくるローゼンクランツやギルデンスターンなのだけれども、 自分を主人公という宇宙くんはじめ自分たちの世界が漫画であることに気づいている人たちは、比較的自由にストーリーに介入できている。 自分たちが作る物語なのか、それとも未来は一つであるという考え方に基づいて、どれほど手を加えても変わらない結末があるのか、楽しみだ〜
0投稿日: 2014.06.04
powered by ブクログ漫画版、トイストーリーとでもいいますか。漫画の中の登場人物たちが、自分たちが生きているのは漫画の世界だと気付いている、というのが大筋だけど、これ、どこに終着するのでしょう。 よくこんな難しい話に挑戦したなあ、と。 絵や、コミカルな動きなど、とても好みだけど、大筋の、本来の物語っていうの、が、見えないというかほんとにどうなるのか、不安もありつつ。 もともと、新井煮干し子さんとしての漫画がとても好きだったし、この漫画も好きか嫌いかというと好きだけども、活かしきれていない部分もあるように思うので★三つ。
0投稿日: 2014.01.04
powered by ブクログあーなるほどー。というネタ。全てが謎の中「見られている」ということだけがはっきりしているなんて気が狂いそうなものな。なんとなく次巻で終わりそうな感覚。
0投稿日: 2013.11.06
powered by ブクログかつてないちょープッシュで今年イチ押し! 迷い一切なく五つ星! メタもの大好きだけど、このとぼけっぷりはこれまでなかったと思う。世の全てのマンガ読みと中二病に贈りたい。ここが最前線だよ! これが2巻か3巻で終わったら拍手喝采する。濃厚なマンガになりますように!
0投稿日: 2013.09.25
powered by ブクログこれはなかなかメタな。自分たちを取り巻く世界がマンガの中であること、そして自らがマンガのキャラクターであることに気づいてしまった少年少女の物語。創造主たる作者にコントロールされ、読者からは常に見られ続けていることを自覚しつつも、一方でマンガの文法でもって抵抗をしていく。マンガの登場人物というのは荒唐無稽ではあるが、世界をいかに認識しそこでいかに生きるのかという思春期のアイデンティティの問題の比喩としても読み取るるのなら、極めて実際的な問いでもある。 このメタ構造において難しいのは、キャラクターと作者それぞれのコントローラブルな領域をどう設定するかという点にあるだろうが、そもそもその設定権は一方的に作者の側にある。そのため、どんな展開も作者の意図の通りであり、キャラクターがマンガの世界に気づくというそもそものきっかけさえも意図されたものとなってしまう。これをどう解消して物語や成立させるのかが2巻以降の課題になる。
0投稿日: 2013.09.14
powered by ブクログマンガが舞台のマンガ。やはり新井煮干し子さんだった。ストーリーはちょっとよく分からない。完結してから読みたい。でもゆうきまさみが帯を書いたのは分かる。SFが流行った時によくこんなネタなかったっけ。
0投稿日: 2013.09.12
powered by ブクログその設定は…ありなのか? とまで、思わせられた作品。漫画だから…がここにはあるし、なくてはならない。きっと良くも悪くもどちらにも転ぶことができるのだと思う。 漫画は漫画であって、漫画を漫画とみなし、漫画に漫画を写し、漫画が漫画である。
0投稿日: 2013.09.02
powered by ブクログマンガであることを意識した主人公の話。 おもしろい設定だけど、 いまいち設定が使いこなせてなく、 試し試しで描いている感じがする。 確かにこの設定は、描くのは難しいなと思う。 ただ、もう少し考えてしっかり固めてから ストーリーを考えて作った方が良いのかなと思いました。 なんだか、ショートショートのように、 オチが早く来ないと、 落ち着かない感じがあります。 ショートショートでやるようなテーマを 長編でやるからこそのおもしろさがあるので、 期待はできる作品です。ただ、すぐに飽きそうなのが気になります。
0投稿日: 2013.08.31
