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ワセダ三畳青春記
ワセダ三畳青春記
高野秀行/集英社
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総合評価

207件)
4.3
87
71
29
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    家賃一万二千円の三畳間に住んでいた時の青春。・・・ちょっと長すぎたくらいの青春の日々を綴った手記。古きよき時代はこんなんだったんだなあとしみじみしそうなんだけど、でも実際これがそんなに前の話じゃないところがすごい(笑)リアル浮世離れ。『「キムタク」って人の名前か?』のくだりには大爆笑させていただきました。高野さんは普通じゃない(と一般的に思われている)ことを普通にやってしまうような感覚が好きですが、やっぱ土台は普通じゃないんだなあと。当たり前ですが。こういう風に生きてるのは幸せだろうなあと周り中に言われながらも本人は結構葛藤してたりするのが印象的。人間みんなないものねだり。でも出来たら卒業しないてほしかったなあ・・・とつい思ってしまうのは外野のわがままなんでしょうね(^^;

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    投稿日: 2006.12.18
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    おもしろい!最初は背表紙にやられて買ってしまった本だけれども、一度読んでしまうと一気に読みたい!って思ってしまう。また「飯作りは危険がいっぱい」「人体実験で15時間、意識不明」など、まさに読むことを誘うようなフレーズ満載。人を誘い込むフレーズが上手過ぎる。こんなにおもしろいのに、最後の最後には、『あぁ、ついにこの本の最後がやってくる・・・・』っていう寂しさの思いと共に、心の中に小さな幸せが芽生えてくる。昔学生だった人、現代の学生の人。全ての学生に読んで欲しい一冊。

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    投稿日: 2006.11.30
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    筆者が早稲田大学から徒歩五分の三畳一間のアパートで、約十年間を過ごしたのを描いた青春記。住人も変人ばかり、馬鹿馬鹿しくて笑えます。

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    投稿日: 2006.11.20
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    5月31日購入。6月9日読了。普通に読んでて面白いんだけど,"コンビニ"って単語が異常に違和感を覚えるほど時代が逆行してて素直に凄い。

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    投稿日: 2006.06.13
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    笑いあり、ほろ苦さあり、甘酸っぱさありの一作品。大学近くの安アパートでくり広げられる高野氏と周囲の人々との不思議な生活。だけど、最後はちょっと切ない。「旅立つ日」を近く控えた人や、逆に「行き詰まり」を感じている人に薦めたい。

    0
    投稿日: 2006.06.10
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    これは、彼の大学生活のお話。やっぱり普通じゃない。というより、彼の周りにはきっと変な人が集まっちゃうんだろうなw 気分がどんよりしてる時に読むと、笑えて、なぜか元気が出る!!

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    投稿日: 2005.12.22
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    タカノさん……個人的に名前がトラウマなので、うっときたけれども、 miti、こういう方ダイスキなのですわ。なんか、しんぱしーちうのを感じちゃうのよねぇ。 それにしても、幻覚サボテンを試す方って多いのねぇ。失明する危険あるので注意ですよ。

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    投稿日: 2004.10.29