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種の起源(上)
種の起源(上)
ダーウィン、渡辺政隆/光文社
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総合評価

34件)
4.2
12
11
5
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    学術用語が多く、また現代の学説と異なる点もそれなりにあるので、ある程度の生物学・遺伝学の知識を持った状態で読むべき本だと感じた。 しかし、ダーウィンの生物学への非常なる熱意が伝わってくる。 遺伝子の存在も、遺伝方法も分かっていなかった時代に、自然観察のみでここまで考察した事実には驚嘆するしかない。たくさんの協力者がいたとはいえ、膨大な実験と観察を凝縮した論証と、その結晶たる進化論。 創造論が主流であった時代に大きな一石を投じる著書であったことは想像に難くない。

    0
    投稿日: 2025.06.22
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    https://opac.lib.hiroshima-u.ac.jp/webopac/BB01975357

    0
    投稿日: 2025.04.14
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    原文に近い翻訳なので言い回しが難解でなかなか頭に入ってこなかったが、200年以上前に標本を研究して、遺伝子レベルの研究が可能な現代にも通ずるロジックなのが素晴らしい。自分で研究した結果より、いろんな人の研究を重ねて新しい見せ方をした結果、爆発的なヒットになったというのが、新サービス検討にも通ずる精神かと。 不妊の中性個体と自然淘汰の話が面白かった。自然淘汰は「三体」にも繋がる。

    0
    投稿日: 2025.02.08
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    生物学の知識がない自分にとっては生き物の名前さえ画像を調べながら読んでいたが、特に奴隷アリの話は面白かった 自然淘汰という膨大な時間が起こした変異を仮説として立て、立証していくストーリーは読みやすい ところどころ結論が遠かったり冗長さは感じたが知識なさゆえか翻訳かは分からないが、とりあえず(下)も読んでみる

    0
    投稿日: 2025.02.05
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    農業高校を卒業したくせに今まであまり生物関連の本を読んでこなかった。そんな自分に喝を入れるため『種の起源』に挑戦したが、結果は最高の読書体験でした。 地球環境に適応し、柔軟に種を分岐させてきたすべての生物の地道な足跡を、強い愛情と探究心を持ってダーウィンは追求する。 ミミズと土についての著作も読みたい。 予想外な点 ・創造説に対しての気配り ・読みやすい ・優生思想や競争心を煽ることは書いてない。

    1
    投稿日: 2023.09.07
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    この本は、誰もが知っているダーウィンの「種の起源」ですが、実際に読んでみると、とてもよく研究された本で、めちゃくちゃすごい本だと思いました。 世の中が「この世は神が作ったという」創造説を信じている中で、生物進化論を科学的に証明した本書は、まさに時代を大きく変えた歴史的な本だとと思いました。 ぜひぜひ読んでみて下さい!

    6
    投稿日: 2023.01.20
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    難しかった。翻訳した人のさじ加減もあるかもしれないけれど、ダーウィンさんは自分の論説をゴリ押ししないところが謙虚だなと思った。

    1
    投稿日: 2022.10.04
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    たまーに、ビジネスの文脈で「変化できるものが生き残る」的な話をされるんですが、これがダーウィンの言葉かというと微妙だそうで(経営学者メギンソンの解釈)、確かに本著を読んでもそういう表現は書いてありませんでした。 ビジネスでそう言われる時って、「だから我々が日々やっているコト/意識を変えよう」なんですが、本著を読んでいると、「世代交代の中で形質等が変化していき、自然淘汰が進む」というコトなのかなと。 ダーウィンも、引き合いに出されて困っているかもしれません(笑 というコトで、きちんと触れる機会のなかった本著、あらためて向き合ってみました。 本著、筑波大学の生物学教授の手による新訳で、今では否定されている事柄や、著者自身が増刷の際に修正した事柄までしっかり注記されており、160年前の本を読むことへのモヤモヤ感を解消してくれるだけでなく、これだけ前の本なのに、現在でも一定の正確さが認められ続けていることへの驚きを感じます。 (とはいえ原著の出版は江戸末期なので、そこまで昔ではない?のかも) 本著を読んでいて特に感じたのは、ダーウィンの学問に対する誠実な姿勢です。 まだ解明できていないコトを正直に書きながら(あるいは、こんな疑問がある、と課題を提示しながら)、方向性を提示し、これは全体としての科学の発展に繋がったんだと思います。 当時の世の中のトーンをあまり理解できていませんが、キリスト教的な創造説が一般常識となっていて「うっかり神の偉業を否定すると異端審問で殺されてしまいかねない(?)」中だからこそ、著者はこれだけ突き詰めた論考を発表して、結果としてこれが科学的な手法として広く広まったのかしら…なんてコトも思いました。 (リベラルアーツの上位に存在した神学を、その座から引きずり降ろすための試み?だったんでしょうか…) あと、最近読んだ現代日本の著作2つともリンクする点を見つけて、何だか嬉しくなりました。 栽培種における形質の変化では、『奇跡のレストラン アル・ケッチァーノ』の在来種の野菜を栽培するくだりを想起しました。1世代でも意外と変異があるというのを、既にダーウィンが書いていたとは…。 https://booklog.jp/users/skylark0311/archives/1/4167903237 また、農家が作物の収量を上げるには異なる種類の作物を輪作するが、「自然は、同時輪作とでも呼べることを実行している」のいうくだりからは、『奇跡のリンゴ』の自然農法を想起しました。 https://booklog.jp/users/skylark0311/archives/1/4344416457 最近読んで、「へーっ」となったコトが、まさか本著に書いてあったとは…。 本著における営みの延長線上として、人類はDNA検査というマイルストーンに辿り着いていて、進化生物学や遺伝学といった分野は今後も花開いていきそう。 凄いのは、1859年に出版された本著からそのラフスケッチのようなものを感じ取ることができるということです。 「一般読者向け」の本だそうなのですが、個人的には新訳ながら慣れない単語が多くてスイスイ読めるとまではいかず、分量的にも結構大変だなぁと思いました。とは言え、下巻もぜひ挑戦しておこうと思います!

    11
    投稿日: 2022.09.25
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    現在の生物学の土台を創り上げた言わずと知れた名著。生命の創造説が主流の時代の中、長年に渡って生物の観察を続け、論証を重ねる事で導き出した「自然淘汰説」。この学説は、現在でも様々な分野に大きな影響を与えている。 生物進化に関する本を複数読んできて、恥ずかしながら本書を読んだ事が無かったので読みました。遺伝子に関する知見がない中で、ここまで壮大な生物進化に関する学説を唱える事が出来た彼の偉大さを改めて実感しました。 続けて下巻を読みます。

    1
    投稿日: 2022.02.23
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    ダーウィン世界各地で虫の採取や魚の捕獲、動物の観察をしすぎ(笑)って思った。実験をしっかりしているのが特徴だなと感じた。

    1
    投稿日: 2022.02.21
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    今更ながら人類の歴史的名著を読む。まずは上巻。 なぜ本書が人々の常識を一変させたか、それは一般読者向けに分かり易く書かれたことのほかに、シンプルな主張を徹底的な論理武装で身にまとった点にあろう。本書内で厖大な事例が列挙されているが、彼は帰納的に進化論を導き出しているのではなく、観察と実地調査から既に結論を有しており、その論証としてあらゆる角度・視点から推敲を重ねて丁寧に理論の層を重ねている。そこには反証に対する準備も含まれる。「自然淘汰」が最も有名だが途中変異や本能など充分に検討と熟慮を以って慎重に進化論を温めていたことがわかる。ウォレス氏が手紙を出さなければ、ひょっとすると発表せぬまま亡くなった可能性もあるくらい一点の濁りもないレベルに仕上げようとしていたことが窺える。 我々は「進化論」の概要を押さえ先人の智慧の果実に与れば充分だと思うが、当時の一般人の感覚を追体験する意味で読むと面白いであろう。

    1
    投稿日: 2021.08.07
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    言わずと知れた古典。その構成は、第一部(1~5章)で自然淘汰説(自然選択説)を説明し、第二部(6~9章)でその難点を取り上げ、第三部(10~14章)で生物学諸分野の知見が自然淘汰による枝分かれ的進化によって理解できることを示している。 私がこの本を読んだ目的は二つあり、一つ目はダーウィンの入念な論証を追体験することである。これは、種の起源はダーウィン本人による一般人向けの要約書であることから、なるべく専門的な知識なしに容赦のない思考のヒントを得ることができると考えたからである。二つ目はある程度ボリュームのある読書体験をすることである。上下巻合わせて800ページ超もある大著を読み通す経験は今後の読書の幅を広げるうえで重要な意味を持つと考えたからである。 この二つの目的に関しては現代でも種の起源を読むいい理由になると思う。

    8
    投稿日: 2021.04.08
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    専門家のための学術的なものでなく一般向けであるとのことである。 以前から読みたかったのだが、それを知って読むことにした。丁寧で細かく分かりやすい。文章の後に気がついたことがあったら、注意書き、説明も怠らない。現代では知られていることのまとめ書きになるわけである。 適応しつつ対処していくことにつきるということだろうと思うのである。 読み終わった後も確認したくなったときのために手元に置いておこうと思う。終わりの“本書を読むために”もとても興味深いことが記してある。

    5
    投稿日: 2021.01.31
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    私的ベスト5のうちの1冊。チャールズダーウィンの人間性に触れる事ができる名著だと思います。訳者の渡辺正隆さんの補足がわかりやすく、岩波文庫版より字も大きく読み易いです。

    1
    投稿日: 2021.01.04
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    言わずと知れた名著だが、一般読者向けとあって非常に読みやすい。 生物学の小難しい話もあるが、実験に基づいた例証が魅力的で、まるでグローバルヒストリーの本を読んでいるようにワクワクした。

    2
    投稿日: 2020.06.30
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    訳者の力によるところも大きいと思うが、その重厚な佇まいに反して読みやすく理解しやすい。 現代では当然のものとして受容されている「進化論」。形質の獲得が自然淘汰・性淘汰に依るものだという主張は、これほどまでに丁寧になされていたのかと驚く。それほどまでにセンセーショナルな主張だったのだろう。

    3
    投稿日: 2019.05.27
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    19世紀に書かれたとは思えないほど、動植物についてよく調査・研究され、論理的にまとめられている。正確な論述は、ダーウィンがいかに厳格な人間であったかを伺わせる。生物学の基礎をなす極めて重要な古典だと思う。 「どの生物種でも、生き残れる以上の数の子供が生まれてくる。しかもその結果として、生存闘争が繰り返し起こる。こうした状況下では、自分自身の生存にとって少しでも利益となるような変異をそなえた個体は、たとえそれがいかに小さな変異であっても、複雑で変化しやすい環境下において生き残る可能性が高くなるはずであり、自然によって選抜されることになる(自然淘汰)」p21 「すべての生物は、ある年などに個体数を減らすということがなければ、指数関数的な増加を続けることで、たちまちどんな土地でも養えないほどの数に増大してしまう。このように生存可能な数以上の個体が生産されるため、同種の個体間、他種との個体間、生息する物理環境とのあいだで必ず生存闘争が生じることになる」p123 「すべての動植物は指数関数的に増加する傾向があり、生存可能な場所ならばそこで急速に数を増やすはずなのだが、指数関数的な増加傾向は一生のうちのある段階で起こる大量死によって抑えられているに違いない」p126 「たとえば私はこんな実験をした。縦1m、横60cmの区画を耕して除草し、実生の苗が他の植物の被害を受けずに成長できる準備を整えたのだ。そして、自然に生えてきた野草のすべてに印とつけてその成長を観察した。すると、実生の苗357個体のうちの295個体もが、主にナメクジと昆虫によって食べられてしまった。長期にわたって刈り込まれている芝地を放置して草が生えるにまかせると、勢いのある植物が勢いのない植物を、しかも完全に成長したものまで徐々に圧迫して殺してしまう。実際に芝地の小さな区画(1m×1.2m)を放置したところ、最初に生えていた20種のうちの9種が、他の種の成長の犠牲になった」p130 「われわれはよく茂った土手を覆う草本や低木を見ると、そこに生えている種数や個体数の割合は偶然のなせる業だと考えがちである。しかし、そういう考え方はとんでもない間違いである。どの生物もみな、個体数を増やそうと悪戦苦闘し、他の植物を食べたり、樹木やその種子、実生の苗を食べたり、林床をいち早く覆って若木の成長を妨害する植物を食べたりという関係が繰り広げられてきたのだ」p142 「(生きている化石)それらは、閉じ込めたれた地域に住んでいたおかげで、あまり厳しい競争にさらされなかった。そのため、現在まで生きながらえられたのだ」p194 「地表に生息する無数の生物は、新しい構造を獲得することで互いに闘争し合い、最も適応したものが生き残る。それを可能とする構造上の重要な変更が生じるのは、個体にとって有益な差異を着実に蓄積する自然淘汰の作用なのである」p289 「ミツバチは深遠な数字の問題を具体的に解いている。貴重な鑞の使用を最小限に抑えつつ、最大量の蜜を貯蔵できる形状の巣房を造っているからだ。熟練した職人が適切な道具と測定器を使用しても、この形状の巣房を鑞で正確に造ることは難しいだろうといわれている。ところがミツバチの集団は、暗い巣の中でその仕事を完璧にこなしているのだ」p376 「ダーウィンはイギリスの10ポンド紙幣の肖像となっている」p422 「「種の起源」を読まずして生命を語ることはできない」p423

    2
    投稿日: 2018.11.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    生物が生き残るために競争相手を凌げるような利点、天敵を出し抜けるような利点をもつようになる、そのように進化していく課程は神秘的だ。 進化学は全ての生物学の根幹を成している。つまり、種の起源を読まずして生物を語ることはできないのだ。 大綱=当時優勢であった創造説(個々の種はそれぞれ個別に創造されたとする)に対する反論、進化の提唱。 現在多用に存在する動植物の種は、複数の原種の交配によってではなく、一種の進化によって生み出されたものである。 またそれは突然起きるものではなく、何世代もかけて徐々に変化してきた。 そしてそれは人類の飼育栽培下で丹念な選抜または無意識な選抜によって変異してきた。無意識の選抜というのは手に入る最上の変種を選んで保存するという当然のことである。 一方自然界では優勢な生物集団は変異した優勢な子孫を数多く残すことでよりいっそう優勢となる傾向がある。 僅かな変異でもそれが有用なものであれば保存されるという原理を、人間が有用な変異をふるい分ける人為選抜の原理に倣って自然淘汰の原理と呼ぶ。 卵数や種子数の多さが重要になるのは一生のうちのある時期(大抵初期)に個体数が大幅に減少することへの対処としてである。個々の種の増加の上限を決めるのは利用できる食物の量。 あらゆる生物の構造は他のあらゆる生物の構造と極めて本質的な面で関係しあっている。 鳥類の羽の色等の性差は繁殖期に自然淘汰(=性淘汰)が働いた結果。 生物の生存に有利な変異が生じるとすれば、その個体は生存闘争において保存される可能性が最大になる。そして遺伝の原理より、その個体は自分とよく似た形質をもつ子孫を生む。このようにして個体が保存されていく原理を自然淘汰と呼ぶ。 自然淘汰は絶滅や形質の分化を引き起こす。

    1
    投稿日: 2018.06.10
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    読むのに苦労した。言葉のレベルはそれほど難しくなく、一般書としては楽しめる。だが、しっかりと言葉の咀嚼をしないと理解できない。古典に触れられて良かった。

    2
    投稿日: 2017.11.09
  • 会計の歴史について読みながら、

    ダーウィンの著作を読もうと思いました。 まえがき、あとがきを先に読んだ方が良いかも知れません。 始めのうち、翻訳が読みづらく、これは日本語に見えるだけで日本語と言えるのかなと、他の訳者のを読もうかと思ったりしていましたが、他のサイトでレビューを見るとどうもこの方の翻訳が一番読みやすいようで、称賛されていたので最後まで頑張ることにしました。 しばらくして何が言いたいのかわかってくると、読みづらさが気にならなくなってきて、書いてあることがおもしろいと思えるようになり上巻を読み終えました。

    4
    投稿日: 2016.05.14
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    上下巻、あわせて1ヶ月以上、毎日読み続けて遂に読み終えた。内容・分量ともにお手軽な本ではない。でも面白く読める。 実験で証明できる訳ではない生物の起源。それを論証に論証を重ねて示していくという生物学のスタイルは、とても新鮮に思えた。今の世はちょっと実証主義に偏りすぎているように感じていたこともある。 進化論は過去・現在・未来の認識を変えてくれる。壮大なスケールの生態系の一部である我々、に気づかせてくれる。ビジネスパーソンは全員必読、というある推薦文を見て読み始めたのだが、その理由も自分なりに理解できた。 まだ遺伝の法則も分かっていなかった時代のダーウィンの成果。このバトンを受け継ぎ、DNAの研究を通じて生物の進化に迫ろうという、現代の生物学の動向も注視していきたい。

    0
    投稿日: 2016.04.15
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    http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BA91295250

    0
    投稿日: 2016.01.12
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    種の起源〈上〉を読了しました。 難しい部分が多々ありましたが、「自然は飛躍せず」という言葉が印象に残りました。生物の変異は非常にゆっくりと進むが、その積み重ねがやがて大きな変異となる。人の成長や組織の成長も同じ。今は変化を感じないが、少しずつでも変化を続ければ、やがて大きな成長ができるのだろうと思います。引き続き、下巻にも挑戦します。

    1
    投稿日: 2016.01.06
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    いつかは読まねばと思いつつ先延ばしにしていた本.科学者としてのダーウィンにあらためて敬服できる.ダーウィンの最後の著「ミミズと土」を以前読んだが,種の起源においても,「仮説・思考」「実際の動植物の観察」「他者の文献調査」が入り乱れた後,最終的な結論が筋道だってしめされている. 一般向けの書として,当時多くの人が手に取ったというところも素晴らしいと思う.

    0
    投稿日: 2015.08.03
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    鳩愛好家という存在がわりとポピュラーだったというのにさりげなくびっくりしました。 内容は論文ぽくて読みにくいですが中々面白かったです。

    0
    投稿日: 2014.12.07
  • 理系の入門書に非ず

    ――子供達は、なるべく早いうちに、進化と自然淘汰の視点から生命を見るべき――が、この大著を薦める言葉である。 DNAの構造解析で科学史に盛名を永遠に残すであろうジェームズ・ワトソン博士の言葉だけに、その意義は果てしなく大きい。そう感応して読破を決意した。 イメージとして、理系の著の感はある。だが、本著をワトソン博士が薦める意味は、理系育成ではないと断言したい。分野問わず、事実から意味を汲み取る訓練が重要であるのを説いているように思う。 生命、生物は、神が創造した産物であると断定されていた時代に、相当な発展家として異端児扱いされていた著者である。命がけで本著を書き上げた気迫に触れるだけでも、一級品のドキュメンタリーとして楽しめる。自説の正当性を主張しながら、抵抗勢力を揶揄するロジックが延々と続く。透明な笑いを溜めこんで言葉に毒を盛り続け、ときには哄笑と憐笑が聞こえてくるほどの悪罵も混じる。 真実のダーウィンは、実に人間的で、それもどちらかというと弱い人間である。学校教育で真実のダーウィンと、自然淘汰説の本質を教わらなかった30年分の怨恨を糧に読了した。当時の理科教師、生物教師に対する憤怒が収まらない。 ダーウィンを正しく理解すると、日常で出会う様々な動植物に対する目が変わってくる。路傍の蟻一匹にもリスペクトの念を感じるようになる。

    4
    投稿日: 2014.07.21
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    読み終わるまでに結構な時間が掛かってしまったけれど、買ってみて良かったと思える。ダーウィンがいかに偉大であるかが理解できる。 メンデルによる遺伝の法則の発表より前の著作。自然淘汰説は10年以上温め続けていた持論…遺伝の法則よりもずっと前からこの説を胸の内に秘めていたということ。 進化論の礎を築き、自然淘汰説を提唱した。凄い…。 生物学を学ぶ人間として読んで良かったと思えるし、一度は読むべき気がする。 自分の仮説に真っ向から対立する事例を敢えて取り上げ、それについて厳しく言及し、考察する。そして、特殊な例を排除し、自分の仮説を一般的な形に落とし込む。 客観的な分析能力の高さ、先見の明は驚異的。 種の起源は彼の持論の要約らしいけど、それでもこの分量。くどいぐらいに検証を重ねて、自分の仮説を論証している。科学者として、自分も見習うべきだな…。 下巻もどのくらい掛かるかわからんけど、早く読みたい。

    0
    投稿日: 2014.06.22
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    正直、読みにくかった。 ただ、これが進化学の先駆けであり、150年も前に書かれたものなのかと考えたとき、なんとも感慨深い気分にさせられた。 理解できたかどうかは別として―。

    0
    投稿日: 2012.06.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今週おすすめする一冊は、ダーウィンの『種の起源』です。進化論 を唱えた歴史的な書物としてほとんど誰もがその名を知っていなが ら、ほとんど誰もがきちんと読んだことのない書物。『種の起源』 は間違いなくそういう存在のものだと思います。 昨年はダーウィン生誕100周年で、ダーウィン関連の書籍が出版 されたり、ダーウィン展が開催されたりしました。今日とりあげた 文庫版も、そんなダーウィンブームの中で出版されたもので、読み やすさに配慮された新訳本です。 確かに、以前に読んだ岩波文庫版に比べると、とっつきやすくなっ ています。しかし、手強いことには変わりありません。何せ上下合 わせて800ページを超えていますから、それだけでも圧倒されてし まいます。これだけ読む気を萎えさせる本もそうそうないですね。 それでも、意を決して読み始めると、1ページ目から、尋常な本で ないことがわかり、ぐいぐいと引き込まれます。ダーウィンは、本 書の内容を構想してから発表するまでに20年の歳月をかけていま す。それくらい発表するのに慎重を要した内容だったのです。20 年の間、ダーウィンは自説の正しさを証明するための証拠を集め、 想定される反論の全てに対してそれこそしらみつぶしに論証を築き 上げていったのです。 その20年間の思索の重みとでも言うほかないものが、1ページ目 から伝わってきます。人がその生涯を賭けて考え続けてきたことの みが持ち得る強度がここにはあります。そして、書かれている内容 よりも何よりも、ダーウィンの思考の強靭さ、どんな些細なことも 見逃すまいとする観察眼、世界の謎を前にしてどこまでも敬虔で真 摯な態度、そのようないわば「探求の姿勢」とでも言うものに圧倒 され、目を見開かされる思いがします。 ダーウィンが見ようとしたもの。それはこの目に見える世界の背後 にある原理です。全てが関係し合い、全てが少しずつ変わり続けな がら、増殖しようとする生命の原理。その生命の原理をベースに成 立するこの世界は本当に崇高としか呼びようのないものです。ダー ウィンは神聖なものに触れるようなためらいを持ちながら、一歩一 歩その生命の原理に近づき、世界を解き明かしていきます。 そのダーウィンの道行に付き合っていると、大袈裟なようですが、 新しい世界の見方を教えられている気がするのです。何年たっても 読者をそのような気にさせるもののみが古典と呼ばれるのでしょう。 古典を読むことの価値を教えてくれる一冊です。手強い本ですが、 是非、読んでみてください。 ===================================================== ▽ 心に残った文章達(本書からの引用文) ===================================================== どんな問題であれ、相反する事実を検討し、十分な議論を重ねたう えで秤にかけなければ、正しい結果は得られない。 この原理、すなわちわずかな変異でもそれが有用なものならば保存 されるという原理を、私は人間が有用な変異を篩い分ける人為選抜 (人為淘汰)の原理に倣って、自然淘汰の原理と呼んでいる。 「自然淘汰」は絶え間なく作用しうる力であり、「人工物」と「自 然」の作品とを見比べればわかるように、人間の微力な努力とは比 べものにならないほどの威力がある。 一見すると、自然は歓びで輝き、この世には食物があふれているよ うに見える。しかしそう見えるのは、のんきに囀っている小鳥のほ とんどは虫や種子を食べて生きており、常に殺生をしているという 事実に目を向けていないか忘れているからである。 私が言う「生存闘争」という言葉は広い意味での比喩であり、生物 どうしの依存関係や、(さらに重要な)個体の生存だけでなく子孫 の存在までも含んでいるということを、あらかじめ断っておきたい。 これまでの議論から、きわめて重要な結論が引き出せるかもしれな い。すなわち、あらゆる生物の構造は、食物やすみかをめぐって競 争する相手や、逃れなければならない相手、獲物にする相手など、 他のあらゆる生物の構造と、たいていは見た目ではよくわからない が、きわめて本質的な面で関係し合っているということだ。 すべての生物は、指数関数的な増加率で増えようと悪戦苦闘してい る。しかも、一生のうちのある期間、一年のうちのある時期、各世 代、あるいはときに応じて、生存をかけた闘争を演じ、大量の死を 被らなければならない。この事実を肝に銘じることくらいしか、わ れわれにできることはない。 人間にできることが自然にはできないなどということがあるだろう か。人間は、目に見える外面的な形質にしか手をつけられない。と ころが自然は、何かにとって有用でないかぎり、外見には関心を示 さない。自然は、体内のあらゆる器官、体質のあらゆる微妙な違い、 生きるための仕組み全体に作用を及ぼすことができる。 自然淘汰は、世界のいたるところで一日も一時も欠かさずに、ごく ごくわずかなものまであらゆる変異を精査していると言ってよいだ ろう。(中略)個々の生物を他の生物との関係や物理的な生活条件 に照らして改良すべく、機会さえ与えられればあらゆる時と場所で 静かに少しずつその仕事を進めている。長い年代が経過するまで、 ゆっくりと進むその変化にわれわれが気づくことはない。 ただ変異が生じさえすればいい。変異がないことには、自然淘汰に は何もできないからだ。 いかなる種でも、変異した子孫は構造を多様化すればするほどうま く生存できる可能性が高くなり、他の生物が占めている場所に侵入 できるようになる。 芽は成長して新しい芽を生じていく。そして生命力に恵まれていれ ば、四方に枝を伸ばし、弱い枝を枯らしてしまう。それと同じで、 世代を重ねた「生命の大樹」も枯れ落ちた枝で地中を埋め尽くしつ つも、枝分かれを続ける美しい樹形で地表を覆うことだろう。 地表に生息する無数の生物は、新しい構造を獲得することで互いに 闘争し合い、最も適応したものが生き残る。それを可能とする構造 上の重要な変更が生じるのは、個体にとって有益な差異を着実に蓄 積する自然淘汰の作用なのである。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●[2]編集後記 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 昨日は家族で井の頭公園に行ってきました。井の頭公園には小さな 動物園があります。娘と妻は何度か来ているようですが、3人で来 たのは初めてでした。 雑木林の中に動物達の住処が点在する形で作られた動物園は、空間 としてはとても気持ちが良いのですが、全体としてうらびれている 感じは否めません。特に、囲いの中にいる動物達の姿にはやはり物 悲しいものがありました。 動物園は、この捉われの動物達の物悲しい感じが嫌いで、物心つい てからはほとんど来なくなりました。娘にもこちらの気持ちが伝わ ったのか、何だかテンションが低く、あまり見たがりません。 それでも、やはり象のような生き物を見ていると、この世界の不思 議に驚嘆せずにはいられませんね。どうしたらあんな形の鼻になる のでしょう。そんな問いからダーウィンは進化論に辿りついたのだ と思うと、何だか遠大な気持ちになるのでした。 *** 今年になってから、デザインジャーナリスト・編集者(4月からは 芸大の先生!)の藤崎圭一郎さんと、デザインディレクターの立川 裕大さんと共に、ものづくりやデザインのあり方について考える勉 強会を企画・開催しています。 今月末、3/31に第二回目の勉強会を開催します。テーマは、以前、 このメルマガでも取り上げたE.F.シューマッハーの「スモール・イ ズ・ビューティフル」です。ビジネスやものづくりのあり方をシュ ーマッハー思想を鏡にして考えてみたい、という趣旨です。井上も 30分ほど話します。年度末の最終日という無理な日程ですが、よ ろしかったらご参加ください。詳細は以下をご覧ください。 藤崎圭一郎さんのブログ「ココカラハジマル」 http://cabanon.exblog.jp/

    0
    投稿日: 2012.01.05
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    ようやく読み終わった。3週間もかかってしまった。 種の起源は、以前から読みたいな~とは思いつつ、素通りしていた本。ようやく手に取り、時間はかかったけど、読破して、若干気持ちがいい。 ダーウィンについては、「進化論を唱えた人」ぐらいのイメージしかなかった。そして、批判されまくっている(キリスト教だけではなく、学者にも)人というぐらいのものだった。 読み始めて最初の3分の2ぐらいは、正直とても退屈だった。っていうか、わたしの知識不足?よくわからなかったり、同じことがクドクド書いてあるように感じたり。そういうわけで途中で眠ってしまったり、だるくてやめてしまったりして3週間もかかってしまったのだけれど、終盤に近づいてくると、突然全体像が見えてきて、面白くなった。 ダーウィンはよく批判されているけれど、批判されるようなことはあまり書かれていないように感じる。サルが人間に進化したとは一言も書いてないし、進化がどのように起こったのかは、「自然淘汰や用不用の原則で時間をかけて変異してきた」というようなこと以上には書かれていない。多分、内容がとてもセンセーショナルだったので、たくさんの人がいろんな解釈をし、それが一人歩きしたのだろう。 ダーウィンの時代には遺伝子についてはほとんど何もわかっていなかったようだし、大陸移動説も無かったので、現在では明確になっていたり、否定されていることもたくさんある。でも、そうやって批判や研究の対象となるまとまったものを提示したのはとても大きいことに感じる。 ダーウィンの説は、批判の的にされてきたものの、また現在見直されているらしい。進化の中立説などは、ダーウィンの書いていることとかわらない気がする。(といっても、進化論についてはあまり詳しくないので、間違っているかも) とりあえず、あまりにも有名なダーウィンの「種の起源」をちゃんと読んだってことに大自己満足している。だから、★5つ。進化論については、もっといろいろ本を読みたいなぁと思う。「利己的な遺伝子」も読み直したい。 ところで・・・ 夫婦は似てくるとよく言われる。 わたしの読書の趣味、どこに行くんだろう?とふと思うときがあるけれど、正直これは、ダンナの影響。 こういう風にして影響を受けて、似て行くんだろうか・・・(((( ;゚Д゚)))  ミーアのミームに侵されているのか・・・(((( ;゚Д゚)))  変人みーあみたいにならないように、気をつけよう( ゚Д゚)

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    投稿日: 2011.07.11
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    第1章 飼育栽培下における変異 第2章 自然条件下での変異 第3章 生存闘争 第4章 自然淘汰 第5章 変異の法則 第6章 学説の難題 第7章 本能

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    投稿日: 2010.10.03
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    自分の守備範囲とあまりに違いすぎて理解できない、というより頭に入ってこないというのが正直なとこでした。 ああ、そうだ、俺は「生物」嫌いで「化学」選んだんだったよ。。。 そもそもなんで読もうと思ったのかというと、最近読んだビジネス書に立て続けに名前が出てきたからです。 ダーウィンの功績は、それまで「創造説」(=それぞれの種は環境に合わせて神が創りたもうた)を覆し、それぞれの種が自然淘汰や変異を繰り返し、今の形になってきたということを証明した(?)ことだそうです。 読むきっかけとなったビジネス書に無理矢理こじつけるのであれば、今残っている企業も昔から今の形ではなく、変化する仕組みを持っていたということでしょうか。。。 下巻も頑張れるか心配です。

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    投稿日: 2010.07.25
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    浦野所有。 →キムさんレンタル中 →11/03/27返却 光文社の新訳シリーズから出てたので迷わず買いました。家畜を例に出した遺伝と進化の話が中心で、ガラパゴス諸島のネタは出てきません(目次から察するに、下巻に書かれているのだと思いますが)。 う~ん、でも、すでに記憶がほとんど飛んでしまった…。もう一度読み直さなくては。

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    投稿日: 2010.07.04
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    言わずと知れた古典の代表、ダーウィンの「種の起源」です。 全ての生物は今の形、性質を与えられたという創造論を科学的に否定した最初の人がダーウィンです。 生物は自然淘汰と呼ばれるメカニズムによって、今の「種」に分化、進化してきました。 進化論は今や当たり前となっていますが、知っているだけで理解していなかったということが、読んでみてよくわかります。 何億年も前には、単純な生物が生息していて、それがだんだん進化して魚になったり、鳥になったり、哺乳類になったり、人になったりしたんでしょ。 人類の祖先は猿だったんでしょ。 といったことは漠然と知っていても、どういったメカニズムなのか、つまり、自然淘汰というものが何なのかは意外と知られていないと思います。 たとえば、果物が甘い理由。 これは、果物が甘ければ、鳥が食べる。 食べた鳥は種まで消化できずに、糞として、遥か遠方まで種を運ぶことができる。 だから、果物は甘い。 僕はこのように理解していました。 これは、正解のようで、正解ではありません。 鳥が食べてくれるように、果物は甘くなったのではなく、自然淘汰によって甘い果物が生存競争に勝ったため、多くの果物が甘くなったという方が正しいと言えるでしょう。 訳者は、「ダーウィンの種の起源を読まずに、人生を語るべきではない」と言っています。 これはまた大袈裟だなと初めは感じましたが、読んでみれば訳者の意見に共感できます。 種の起源を読むと、全ての生物が自然淘汰によって今の種に進化してきたのであり、全ての生物の繋がりというものを強く感じることができます。

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    投稿日: 2010.05.20