
総合評価
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powered by ブクログ田舎の病んでる中学生の湿度の高いリアルがある。 脆くて危ない情緒、友情や恋愛、鬱憤も、彼らが大人になったら忘れてしまうんだろうか……救われて欲しい反面、彼らには生傷が癒えても血が止まっても、ずっと貧血で死にそうになりながら生きてて欲しい。 そう思ってしまうくらい、10代のしんどさの描写がコミカルでホラーで美しくてリアルな漫画。
0投稿日: 2025.05.15
powered by ブクログ【再読】 あぁぁぁ…心がざわざわと抉られていきます。この狂気と日常のスレスレを描く、癖になる阿部共実ワールドが本当に好きすぎます(笑)。どんな生き方をしていたらこんな作品が描けるんだ……!? 圧巻で流石としか言いようがありません。 個人的に好きすぎるのは、キャラクターの台詞回しの秀逸さなんですよね。1巻には登場しませんでしたが、自分は璃瑚奈ちゃんのキャラクター性や達者な言い訳が大好きで、彼女が登場する話だけ無性に読みたくなります(笑)。 1巻で「すげぇぇぇ」となった話、心がザワっとなった話No.1は『今日も私はこうしていつもつまらなそうな顔してるあいつとつまらない話をして日を過ごしていくのだ』ですね。
0投稿日: 2022.03.03
powered by ブクログ思春期に限らずいろんな人に普遍的にある心の闇やズレを過剰に表現してるので読みながらオエオエえずいてしまった。心の下剤というか登場人物に対して何かしら身に覚えを感じる人にとってはあまりにも劇薬すぎる漫画。 2話の『お前は私を大嫌いなお前が大嫌いな私が大嫌い』とか身に覚えが少しあって読んでてめちゃくちゃ吐き気した。
4投稿日: 2019.01.05
powered by ブクログ読み返し 「生きるということ」 食欲の話は少し納得してしまった。阿部さんの漫画は意味不明な思考をするキャラが多い。でも言ってることは分からんでもないキャラも幾らか居る。面白い。
1投稿日: 2018.08.25
powered by ブクログ面白い漫画なんですけれども、結構文字数が多く、それに絵がゴチャゴチャしている感じがして読むのに時間がかかりました…。 ヽ(・ω・)/ズコー これ以降の、比較的最近の作品では絵とかもスッキリしていて見やすいんですけれどもねぇ…。これはおそらく初期に描かれたものだろうから、仕方がないですかね…。 ヽ(・ω・)/ズコー アニメっぽい絵柄の柄でも意外とディープというか、人間関係の難しいところを捉えているようで、そんな作品を描ける著者を尊敬しますね(!) TSUTAYAで借りたものですが、思いのほか、読了に時間がかかったため、これ以降の巻は読まずに返すハメに…。自分で駿河屋あたりで買い直した方が良さそうですねぇ…。 ヽ(・ω・)/ズコー
0投稿日: 2018.01.06
powered by ブクログ10代女子を中心に人々のうまくいかない日常を描く。とは単行本背表紙より抜粋。 連作は存在せず、全て1話完結形式のオムニバス。 描く感情は喜怒哀楽のメーターが振り切れまくった状態でどの方向にも全力。 そして言葉の選び方・文章の組み立て方が非常に独特で台詞の全てが名言だし 変な間の取り方が無いので、テンポよくすらすら読める。 似たような作品が思い浮かばない。新境地ですわ。 常に全力なので楽しい話は天まで突き抜けるが如く面白い。 第15話ネガティブスリーパー」を始め、 第38話と第50話に出てくる美緒、璃瑚奈、翔の三馬鹿の話なんて大好きだ。 読むと、日々の生活で溜まったストレスが吹っ飛んでいくのがわかる。 しかしその反面暗い話・酷い話はこの世の負を全て凝縮した膿の如く 心にいつまでも粘りつくかのような重苦しさを味わえます。 第24話「世界の中心」や第36話「ただ、ひとりでも仲間がほしい」や、最終話「歩み」なんて 二度と読めない・読みたくないレベルで酷い、辛い、怖い。 メカクレが好きだからついつい5巻をチョイスしちゃったけど 目力・・・というか何というか、引き込まれるような目を描かれる人なので 目に注目ですよ。次点で注目すべきは各話登場人物の苗字。 オムニバス作品では登場人物の名前が明らかになる事はあるけど 苗字が明らかになる事はそんなにない。 1話完結の都合上、苗字を設定する必要性がほとんど無いからね。 けどこの作品は全ての話で登場人物の苗字が判明する。 そこに作者のこだわりとセンスを感じるし、そこに凄く惹かれる。
0投稿日: 2017.10.04
powered by ブクログラブコメ? シュールギャグ? サイコホラー? 世にも奇妙な物語? いろいろなタイプの話が詰まっているのだけど、なんだか心に刺さるところがある…。 生き辛さを抱えた人の、恥ずかしかったり、自意識が空回ったり、寂しかったりする人の感情が妙にリアルなのだ。絵柄はユルいし、ストーリーは突飛なものが多いのにね。 凡百の作品と一線を画す理由はそこらへんにあるなと思います。
1投稿日: 2016.10.30
powered by ブクログネットで昔見た絵だなあ、と思い購入。 思っていた以上に心へのダメージが大きく、かなり落ち込んでしまうことも多々ありました。 落とすやつはとことん落とすけど、救われるやつはちゃんと救われるので、その話のオチが予想できずにずっとドキドキでした。 (2013/06/09) 最初の三話の構成は天才だと思った。
0投稿日: 2016.08.20
powered by ブクログ「死にたくてしょうもない〜(略)」を少し読んだことがあるが、何故こうもひきつけられるのか。 手芸部の先輩後輩の話と、女子高生?3人の他愛もない(「ガスバーナーで」が他愛もないかどうかはともかく)会話にはまった。 食べるってのは欲求を満たすこと、みたいな話は不二子先生かな?が、性と食がひっくり返った地球を描いたマンガを思い出した。この話にでてた女の子が1番可愛かった気がする! 書き下ろしの図書館での咳の話は、まさに図書館で読んでたから笑ってしまった。 表題作以外は変な人しか出ないので、友達に勧めるには勇気がいるよ…。
0投稿日: 2015.06.20
powered by ブクログ基本的に「人間関係に失敗している」人の話。 こういう題材に距離を置いて読める人ならば安心して楽しめる気がする。そうでなければ少しつらい気持ちになるかもしれない。 それだけこの漫画の内容は的確だという意味でもある。続きは少し時間を置いて読みたい。
0投稿日: 2015.04.27
powered by ブクログ短編集だからというのもあるが、「ちーちゃん」レベルを期待していたので微妙だった。 この人は中長編の方が向いていると思った。 まぁ、修行なのかな。
0投稿日: 2014.12.18
powered by ブクログ真実の話をします。昨日は阿部共実さんの『空が灰色だから』を読んでいました。グラビア撮影もしてません。ミニ四駆大会にも出てません。阿部共実さんの空灰を読んでいたのです。空灰を初めて手に取った時は、一度ブチ殺した漫画を読むことへの意欲を再び沸き起こすものでありました。結局その後にまた死ぬのですが、その時はそんな感じでした。 空灰の一巻の衝撃は忘れません。なんじゃこりゃ?ぬあんじゃこりゃぁぁぁああ!!血です。まさしく腹部に血糊を感じました。ドキが胸胸しました。心が死ぬというほどではありませんが心が死ぬということを感じました。つまり形而上的なはずの心という存在を意識させられました。イマイチ抽象的で分かりづらいかと思いますがそんな感じなのです。 全5巻ですが、各話ショートストーリーで一話完結形式なので終わりという終わりはないし終わりといえば終わります。とりあえず久しぶりに読むとやっぱり面白いです。グサグサきます。でも4巻までしか読めませんでした。2巻は誰かに貸したのか見当たりませんでしたので実質3冊分で撃沈しました。漫画3冊なんて普通1時間もあれば読める気がします。同じ秋田書店の『グラップラー刃牙』なら10分要らないです。気付けば2時間経っていました。一話終わる毎に余韻を持たねば吐きそうになる。そんだけエグってくる。そういう漫画です。空灰。読み終わるとというか無理矢理中断させたのですが口内炎が出来てました。 きっと10代のセンチメンタリズムってリアルタイムだと麻痺してよく分かってないし、後になったら美化されていて全然汚れてない感じがするけれど実際そういういたずらな感傷を冷静に見つめた時すごく汚いと思います。人間らしいなんていうのも逃げの文句で、成長期の真っ只中にあって誰も傷つけないなんて出来ない。若いとはそれだけで素晴らしい、なんてのは老いたる者の憧憬で、分別のつかないドス黒さなんて若さを語り出す頃には掃いて捨てられている。山下達郎がラジオで言ったとかいう、昔の音楽が良かったんじゃなくて良いものだけが残ったからそう思うだけ、というのはまさに若さを無闇に賛美して酔ってんじゃねえの?ってことをあらわしていて、自分が10代の頃に置き換えてもやはり汚かったんだろうなと思います。ただ綺麗だから良いとか汚いから悪いって話でなくて、空灰が面白いと思えることはどちらにせよその10代の頃に忘れてきたのか置いてきたのかよくわからないセンチメントをちょくちょく思い出すくらいのことはしてしまうだろうってことかもなのです。それはきっと空が灰色だから。なんちゃって。イミフ。
2投稿日: 2014.12.15
powered by ブクログ第一巻。 コメディだけど、どことなくホラーというかざわざわするラストが印象的です。 ガガスバンダスってなんだ?
0投稿日: 2014.11.01
powered by ブクログ評価が分かれそうな物語。 予想通りの展開もあれば、少し斜めの展開をする。 オチに満足できるものもあれば物足りないものもある。 好きな話 「空が灰色だから手をつなごう」 「夏がはじまる」
0投稿日: 2014.05.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ネガティブでシュールな短編がツボにハマるなあ~。作風としては、久米田康治先生に近いものを感じた。裏の裏の裏を行く所・斜め上からのラストがセンスいい。
0投稿日: 2014.03.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2ちゃんまとめでこの人の作品を見て、前々から読みたいなぁと思ってました。そしたらラッキーなことに友人宅にあったので読ませていただきましたー 「スーパー宇佐美物語伝説」で、結構ほのぼのしたのも描くんだなぁ(*´∀`)とか思った直後に「お前は私を大嫌いなお前が大嫌いな私が大嫌い」が来たので・・・さ、さすがだなぁと思ってしまいました。 ・・・ハマっちゃいましたw
0投稿日: 2014.03.23
powered by ブクログ面白すぎる! 時々心がちくちくされるけどめっちゃ笑った。たぶん笑わせた隙を突く系のテクだ。気をつけないと。
1投稿日: 2014.02.21
powered by ブクログいつかの朝日新聞で紹介されていたのを読んで以来、前から読みたかった漫画。 昨年(2013年)やっと手にしました。 オチがギャグだったりシリアスだったりシュールだったり感動ものだったり様々で、どう話が転がっていくか毎回気になります。 オムニバスだから色々な登場人物や設定を楽しめるのはいいな。 再登場してほしいキャラがいたり、続きが気になる話なんかもあるけど。 今回は5話や11話がそうでした。 今巻は”自意識過剰”がどの話にもテーマっぽく感じられました。
0投稿日: 2014.02.01
powered by ブクログ10代ってこんなにゆたか?な世界が広がってたのかとちょっとびっくり。ホラー、妄想、ほのぼの、、なんでもありの傑作短編。
0投稿日: 2013.12.28
powered by ブクログ仕事で5巻まで通読したけれども、あまりに苦しくて吐くかと思った。 「心がざわつく思春期コミック」というキャッチフレーズ。1話完結のオムニバスで、10代の少女たちを中心に、「人々の上手くいかない日常」を描いている。この1巻を読むまで、私は『大好きが虫はタダシくんの』の作品だとは思えなかったので、読んでいて心が揺さぶられて本当に吐くかと思った。知っていれば……たぶん、それでも読んだだろうね。 ストーリーは10代の少女たちを中心に、奇妙な物語が1話完結で語られている。ハッピーエンドもあれば、本当にバッドエンドもあって、その救いのなさは、読んでいて本当に心が苦しくなる。こういう漫画は、読む前に避けるものなのだけれど、『空は灰色だから』は日常系の絵柄で読み手を油断させて、そこからガバッと読者を丸かじりするような、そういうトラップ感満載の漫画になっている。 『大好きな虫がタダシくんの』は、ネットのまとめサイトで紹介されていて、読んだときは本当に衝撃を受けた。普通と思っていた少女が、何気ない会話のなかでどんどんおかしくなって、すがれるものも失って慟哭する姿を描いた漫画で、二度と読みたくないと思うパワーと。読む者すべての心を締め付ける強さがあった。心の病とか、統合失調症とか、コミュ障とかいろいろと表現の仕方はあるけれども、僕なりの読み方でこの作品を解説したい。 この漫画を読んで、ここまで心が動揺してしまったのは、ストーリーが「罪と罰」を描いているものだからだ。もっと分かりやすく書けば、この漫画は「望まないのに罪を背負った少女の物語」だ。「罪」というあやふやな刻印を、知らずに押されてしまった少女が、「罰」に苦しむ姿を描いている。それは『大好きが虫はタダシくんの』から、『空が灰色だから』の最終話まで一貫したテーマであるように思う。少女たちは、罪状も定かではない「罪」に戸惑い、怒り、涙を流し、狂いだす。だが、これがこの漫画の面白いところなのだけれど、「罪」に対応するのが「罰」だけではないところが、作品に深みを増している。 ハッピーエンドとして終わる物語は、少女を苦しめる「罪」が「罰」とは別のもので癒される様を描く。最も端的なのは、5巻の『私を許して』と、『マルラマルシーマルー』だ。この2つは、前者がオーソドックスな「許し」を、後者が反則的な「許し」を描いているだけに興味深い。二つの話とも、自分の正義を曲げることのできないという「罪」を背負った少女の話で、連載終了になるに連れて、作者のテーマ性がどんどん出てきた作品だと思う。また、「罪」を背負った少女が罰せられる様を描いた物語は、2巻の『信じていた』が屈指の出来だと思う。理不尽な「罪」に断罪される姿には心が締め付けられた。 でも、5巻まで通読して読んで感じたことは、胸が苦しくなるような罪と罰的な話はあまりなくて、罪を別の方法で癒やす話が結構多いということ。これは、連載になって先鋭的なものがより口当たり良いものになったと言えるし、そう毎度辛い話を描くのは、作者の精神が保たないというのもあると思う。私も、女子高生がだらだらあーでもないこーでもないと話すもののほうが、癒されて好き。作者が最終的に描きたいのは、最終話の(理不尽な)罪を背負った少女と、(図らずも)罪を背負う少女の話だったと思うけれど。 絵は、「日常系」と呼ばれる絵柄で、非常に見やすい。でも、セリフの渦がとんでもない。この狂ったバランスが成立しているのがスゴいなぁと。
1投稿日: 2013.12.23時々グサッとくる。
かわいい絵柄で、思春期の少年少女のちょっと笑える生態にクスッ、としていると、時々後ろから心臓に軽くナイフを突き立てられる、そんなマンガ(どんなマンガだ)。 笑える話、ほんわかする話、いい話、そして怖い話(精神的に)、イタイ話(精神的に)など、バリエーション豊かなオムニバス。
1投稿日: 2013.12.14
powered by ブクログすごい漫画を教わってしまった。リアルなレベルの悲しさはおもしろいが、これに当てはまりすぎると笑えないんだろうな。そしてみんな乳がすごい。
0投稿日: 2013.11.27ヤンデルヤンデレ@マニア コレクション
ヤンデレキャラ 明 (あきら) 作品内ではヤンデレと言うよりヤンヤンです。デレを拒否された後のエピソードとでも申しましょうか、最後は吐いてます。明は女の子であり相手も女の子で、百合と言うより友情のレベルです。が、すごい病みっぷりです。有る意味攻撃もしています。 一話完結型のオムニバス形式での2話目、作品を知らないと単行本で1話といきなり登場キャラが変わりますから意味分からないかも知れません。画がなかなか可愛いのは良いとしても慣れは必要です。白いブラックユーモアと言う感じのテーマ性は各話飽きさせません。
1投稿日: 2013.11.10
powered by ブクログAMAZONで好評価をたたきだしていた本作。 絵はすっきりとしていて、『さよなら絶望先生』の久米田さんを思い出させる。 かわいらしい絵柄とは反対に、つねに漂うなんとなく不穏な雰囲気が ちょっとだけ癖になる。 読者がこうくるだろうと思う予想の裏をかいてきたり、 こうあってほしいというようには落ち着かなかったり、 でもそれが「作者の力量不足によるもの」ではないのは確かなので、 なんだか考えさせられる。 この質のショートストーリーで12本も入っているとは なんともはやお得である。 読み終わって間もないのに、すでにまた読みたい。
0投稿日: 2013.10.26
powered by ブクログ確かな描写力、無駄の無い表現力。得意ではない絵質から繰り出される独特の世界観には何か奪われるものがあります。 オムニバスなんで、一つ物語を切り抜いて感想を書いていきたいと思います。 第3話 空が灰色だからてをつなごう シングルマザーの親子の物語。娘は経済的に余裕のない家庭を理解しつつも現代的な遊びに憧れる小学生、娘の幸せを精一杯に考える母親、その二人の優しさや心にほっこりする物語。
0投稿日: 2013.10.24
powered by ブクログ絵が独特で、ちょっと不思議なテンポとセンスの短編集。良い話もあったり、妙な話もあったり、気持ち悪い話もあったり…刺激を求めている方は是非どうぞ。
0投稿日: 2013.07.31
powered by ブクログ第6話:幼なじみというか小中高一緒なだけですよね(真実)。 第7話:幽霊幼女(見えない)可愛い。 第8話:3人組第一世代。モテない。表現が生々しい。 第9話:これぞ灰色ってくらい気まずい話。男勝りの女子と日直をすることになったが‥。 第11話:食事を覗きたがる変態。すげー嫌だ。 第12話:はじめ意味不明な流行に翻弄される少女の話か思っていたが、よく読むとガガスバンダスの効果がすでに表れていて面白い
0投稿日: 2013.07.21
powered by ブクログなんちゃってファッション的な厨二漫画ではなく心の奥の突かれたくない所をしっかりとえぐってくる良作。オムニバス形式でジャンルはギャグ、ホラー、しんみり、あったかいなど多種多様に楽しませてくれます。
0投稿日: 2013.07.20
powered by ブクログ「お母さんお母さん ありがとう」 全5巻のオムニバス形式なマンガ。裏表紙の作品紹介には「コメディか、ホラーか、背徳か、純真か、説明不能の“心がざわつく”思春期コミック」と説明されており、これがまあ、実に的を射ている。 思春期に陥りがちな勘違いやこだわり、そして純粋ゆえの過ちがこれでもかというほど盛り込まれている。いわゆる「厨二病」との関連も見られるが、本作に登場するのはおしなべて「イタい」。「厨二病」も見せ方によってはカッコよく描かれるのだろうが、本作ではそんな甘えを許さない。確実に、読者の心を抉っていく。「厨二病」を患っていた方にとってはなおさらである。 インターネット上の評判を見るかぎり、賛否が分かれる作品のようだが、時にはこんなマンガもいいのかもしれない。 【巻数】全5巻 【掲載誌】週刊少年チャンピオン 【連載年】2011年~2013年
0投稿日: 2013.05.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
お気に入りの話 ・「おはよう」 ・「金魚」 ・「信じていた」 ・「こんなにたくさんの話したい事がある」 ・「嘘つき」
0投稿日: 2013.05.05
powered by ブクログ絵がポップでギャグかと思ったら怖かったり切なかったりで一話一話どっちに転ぶかページめくるたびにヒヤヒヤして面白かった
0投稿日: 2013.04.21
powered by ブクログシュール。 視点が手のひら返してくる感じ。 ちょっと意地が悪い視点なんだけど嫌いじゃない。 病んでる系のキャラが多いかも。 どこか「日常」にも似たセンスを感じる。 「日常」の笑いをとった感じというか。
0投稿日: 2013.04.12
powered by ブクログ一話完結モノ。 人見知り激しい女の子の話。 元友だちを嫌っている人の話。 母子家庭の女の子の話。 など多種多様。短い割に笑えたり、ちょっとしんみりしたり、恋愛などの内容。 短いけど書き込まれている感じ。読んでいてちょっと不思議な気分ななったりするけど面白いと思う。
0投稿日: 2013.04.07
powered by ブクログ連載終了したと聞いて購入。 週チャンでちらちらみていた時はあまり気にしていなかったけれど、 一気に読むより一日に一話、といった感じに少しずつ読んでいく方が楽しめるかもしれない作品だと思った。 面白い。
0投稿日: 2013.03.27
powered by ブクログ空灰の全作品中、「空が灰色だから」が、題名、セリフなどに含まれているのは、今巻に収録されている「空が灰色だから手をつなごう」のみなのかな?記憶が正しければ。 お母さんの手が傷だらけなのは、果たして夫からのDVか、料理の練習によるものなのか、明言はされていませんが、だからこそ、手をつなぐのでしょうね、と勝手に解釈しとく。 大学デビュー戦未勝利大村いちご19歳牡羊座A型右利き恋人いない歴年齢、鬼ヶ原樹里子高校2年生16歳、木下実18歳&6歳の餓死した女の子の幽霊コンビが好きです。 第12話「ガガスバンダス」は3回ほど読み返しましたよ…、なかなか訳が分からなかった。たぶん憐は薬物でも使ったのかな?ぷかぷかしてて、幻覚のようなものを視て、ふーってなって、「発散」「炊いてるな」「何周目?」「仕込んだんだな」という台詞から推測しました。合ってんのかなこれ。 まぁぶっちゃけ解釈なんて人それぞれだしね、どうでもいいか。 まとめると、最初の「お母さん おたん生日おめでとう」の破壊力抜群てことだな、思わず笑っちまった。
0投稿日: 2013.03.16
powered by ブクログ目を惹く赤のドット、そして独特な絵柄という理由から表紙買いした作品。最初はギャグ漫画なのかな?と思い読み進めていくと…段々あれ?と思うようになり…最後にはなんとも言えないもやもや感と、胸にズキズキと痛い感情が残る作品。全く同じ経験はなくても、似たような自分の経験を重ね合わせて読んでしまう。そのように共感できるからこそ、とても心が苦しくなるのだが、読み進めずにはいられないのがこの漫画の魅力であると思う。特にこの1巻に関して言えば私は12編の中のどの作品も好きである。
0投稿日: 2013.02.27
powered by ブクログ欝とシュールとほっこりが5:3:2の割合で絶妙にブレンドされたような読後感。じわじわ系。女の子がえの素の田村さんの娘に似ている。
0投稿日: 2013.02.15
powered by ブクログキャラクターが可愛い。 そして目次が良い。 いきなりの感動ものはずるい。 男はちゃらく、女は胸がでかい。 個人的には「生きるということ」が好みです。
1投稿日: 2013.02.13
powered by ブクログこの作品を読む経緯を軽く書くと、 刃牙が最終回のときに買ったチャンピォンに載っていて読んだときにこんな一話完結でよくここまでのレベルを描けるな、と感心し購入しましたがとても良い作品だと思います。 まずこの作品はさっきも書いたとおり一話完結で終わるんですが 『ギャグオチ』or『鬱オチ』が無造作に用意されていてパターンが読めないところ、一話だけしか出ていないのにずっと頭に残るような強烈な個性を持つキャラクターがこの作品の肝なんです。
0投稿日: 2013.01.20
powered by ブクログやばい、なんやこのマンガは。美味しくお酒飲んで酔っ払って気持ち良くなって包丁で自分の内臓をぐりぐりしてるようなマンガだ。ハマる。
0投稿日: 2013.01.19
powered by ブクログ10代女子を中心に、人々のうまくいかない日常を描くオムニバス・ショート12篇。 笑える話、不安になる話、怖い話、切ない話、色々ある。 なので一つ一つの評価は省略する。 全編に通じるのはユーモアのセンスくらいか。 あと内容とは別に、オチがどう転ぶのか分からないという不安がある。 そこが面白いという人もいるかもしれない。 時々蓮画っぽいの挟むのやめて欲しい。
2投稿日: 2013.01.18
powered by ブクログシュールですね。 痛かったり、ホロっとしたり、怖かったり これ、ずーっとこのまま痛いネタで続いてるのしら?
0投稿日: 2013.01.09
powered by ブクログ間違いなく読者を選ぶ。 この方のpixivでのマンガがおもしろかったので、購入。 胸騒ぎがずっとするような漫画。 全然ホッとできない。それでも読んじゃう。
0投稿日: 2012.11.11
powered by ブクログ宇佐美は飛び跳ねた。あそこまで嫌いな感情を面に出されたら、誰だっていい気はしないだろうが、宇佐美はそれが顕著だった。
0投稿日: 2012.10.16
powered by ブクログごめんなさい。Amazonに出しました。すぐ売れました。 人気あるんですね。知らなくて。好みじゃなかったから。。。。 絵に入り込めなかったです。
0投稿日: 2012.10.11
powered by ブクログ緩い絵のギャグ漫画かと思いきや突然エッヂの効いたオチが放り込まれてくるので油断できない。生きるうえでの上手くいかなさがポップにそしてどす黒く描かれていて好き。チャンピオンコミックス久しぶりの改心の当たりでした。
0投稿日: 2012.10.08
powered by ブクログ何気ないエピソードかと思いきやセンスが詰まってました。 読んでて楽しい、そして抉られる。 まだ2、3巻買ってないので集めます…!
0投稿日: 2012.10.08
powered by ブクログ登場キャラクターのネジが8万本くらい無くなってるんですが可愛いので僕は構造フェチなのかなと思いました
0投稿日: 2012.09.13
powered by ブクログ説明不能の”心がざわつく”思春期コミックと裏表紙にありますが、そのとおりの内容です。説明できませんw
0投稿日: 2012.08.25
powered by ブクログ怖い、心が痛い、可愛い。 誤解されたまま終わるラブコメディーと聞いて読む。野球部エースと幼馴染の回で完全にノックアウトされる。痛いよう。
2投稿日: 2012.08.23
powered by ブクログお…もしろいっちゃあ面白かったけど……正直むしろちょっと怖かった。なんか心を揺さぶられるというか、不安な気持ちにさせられる。 一つ一つの話はショートショートみたいな形でまとめられているんだけど、オチがちょいとばかしトんでるのが多い。なんというか……そう、エグい。普通の漫画のようにアンハッピーな展開からハッピーなオチで終わらせるのではなく、あえてアンハッピーなオチをぶつけてくる。しかもそのオチが結構エグい。そして読後感があまり良くない。スッキリしないというかなんというか。嫌なモノ見ちゃったなー……みたいな。とてもモヤモヤする。 でもそれがまた……うーん、面白いというとちょっと語弊があるのだけど、それが良い。ある意味不思議な漫画。
0投稿日: 2012.07.27
powered by ブクログチャンピオン立ち読みして面白かったので購入。1巻で気に入ってる話は、第9話の夏が始まる この本人が気にしてないようで気にしている領域に踏み込みすぎてしまった後悔がうまく描かれてるなぁと思いました。そのあとなにも弁明できないでポツンと立ちすくんでいる肥田がなんとも言えなかった。
0投稿日: 2012.07.26
powered by ブクログ現代のなんとも言えない不適合者を描くのが凄く上手い。しんみりする話からホラーまで、1話読み切りの話が続くがどれも面白い。
0投稿日: 2012.07.26
powered by ブクログキャッチコピーは”心がざわつく”思春期コミック。 その名の通り、読むと何かしっくりくるようなこないような、不思議な読後感。 少女達の少し上手くいかない日常を綴った本作ですが、普段お目にかからない(というか見ないようにしている)心の裏側の一部ざっくり切り込んだ珍しい作品。 自分の感性が他人と違って、苦しかったり、そんな時に読むと少し楽になったりするかもしれません。 個性を謳いながら協調性を強要する変な世の中ですから。。。 ポップな絵柄に反して内容は強烈には違いないので、感受性が強すぎると、トラウマにもなりかねませんが(笑)
0投稿日: 2012.07.15
powered by ブクログ天才現る。 一話完結のショートショート。とにかくキャッチ通りコメディだかホラーだか純愛だか殆ど網羅。で、それぞれが理解不能な残響を残す。ヤバいね。 絵はサッパリしており、デフォルメちっくで喜怒哀楽に対応。上手いです。 全く書かれない透明な幼女が可愛すぎた‥
0投稿日: 2012.07.14
powered by ブクログ一話完結の短編が12話入ったオムニバス。まっすぐ歩けなかったり同じところぐるぐる回ってたり、泥とかカビとか埃とかをわんさか抱えてる「あかん人たち」の話ばかりですが、裏を返せばそれこそが「普通の人たち」なのかも。 ある意味誰もが常に不特定多数の監視下に身をさらしていて、誰もが一切の過ちを犯さず常に聖人君子のように行動して然るべき、みたいな空気の昨今ですが、なんかそういうのって怖いよな、一歩間違ったら政府が言論統制する社会とそう変わらない、というかそれよりもっと怖いかもしれないよな、なんてことを、最近ぼんやり考えたりしてました。生きてりゃ泥水もかぶるし、カビも生える。埃も立つし、いろいろ腐ってきたりもする。そんなのがまったくない人間なんて、気持ち悪いしウソだし、信用できないはずなのに。「もういろいろ取り繕って生きるのはやめよう」。読み終わったら、そんなふうに思えました。
1投稿日: 2012.07.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ショートショート集。 話によって色々だけど、読み終わった後にあんまりスッキリしないのも混じっている。 全体的にコメディー寄りな印象。 「運命を殺した」「別にお前の内蔵はみたくねぇんだよ」「ゲボ兄弟」「食は生きようとする生物の嵯峨だから」「スポポガンダス」
0投稿日: 2012.07.07
powered by ブクログ雑誌ではじめて読んだ時からコミックスを待ってたけどようやく購入。 2話の怖切なさがとても好き。 どれも「なんかちょっとうまくいかない」人々なのだけど最後を読むまでギャグオチなのかいい話オチなのか切ないオチなのかマジ救いのないオチなのか分からずドキドキしながら読んでしまう。 高2トリオは濃いキャラで気になるのでシリーズにならないものか…
0投稿日: 2012.06.28
powered by ブクログ自意識が過剰に分泌されているマンガです。 だから読んでいると、「心がざわつく」というキャッチコピーの通りになります。 ひととうまくいかないってどういうことだろう? と考えさせられる一冊です。
0投稿日: 2012.06.27
powered by ブクログ男子女子の青春っぽいほのぼの日常オムニバス……と見せかけて、ちょいちょい後味の悪い終わり方する話を挟んでくる。完全に油断してたからびっくりした。 地縛霊と同居するはなしがほのぼのしててよかった。最初から最後までまったく姿を見せないのにかわいい。でもこの地縛霊娘の死因……。 ストーカを逆尾行するはなしは、二転三転しすぎて最後よくわかんない終わり方してた。
0投稿日: 2012.06.18
powered by ブクログ異彩が放たれまくっている短編集的な漫画。かわいく読み進めやすい絵柄とは裏腹に巧みな構成でもって、笑える話、ちょっといい話、気持ち悪い話、狂った話など多彩な世界を緻密に表現する。とにかく色々とすごい。そして女の子がやたら可愛い。
0投稿日: 2012.05.16
powered by ブクログ不条理でギャグでちょっと切ない良作。ジャケ買いしてよかった。ぶっ飛んだ作品からあるあるネタ、ビターな作品まで乱雑に詰めこまれている。大好き。
0投稿日: 2012.04.24
powered by ブクログ「心がざわつく」というコピーに矢も盾もたまらず、 久しぶりに書店を巡りまくったが「在庫なし」の嵐。 結局Amazonで買いました。 期待が大きすぎたのか、若干肩透かし食らった感も否めないが、 1回読んだだけじゃ本質的な面白さはわからんのだろうよ。 「食=エロス」って話があったけれど、 藤子・F・不二雄の短編にも同じテーマがあったなあ。
0投稿日: 2012.04.21
powered by ブクログなんといっても「お前は私を大嫌いなお前が大嫌いな私が大嫌い」が白眉。 好きで好きでたまらない、と大嫌いはじつは同義だと残酷にも鮮やかに描き切ってみせる手腕は只者ではないですね。 阿部氏は他にも物事の二面性を見せることに強いこだわりがあるような印象を受けました。 だから、どのエピソードをとってみても、イタいお話だったりドタバタだったり泣けたり多彩ではあるけれども、どれも単純に割り切れない「何か」が余韻に残る。 思春期の焦燥感を真空パックしたような濃密マンガ体験がしたい方はぜひ御一読をおすすめします。
0投稿日: 2012.04.13
powered by ブクログ鈍痛。鈍痛。鈍痛。鈍痛。鈍痛。鈍痛。 鈍痛。鈍痛。鈍痛。鈍痛。鈍痛。鈍痛。 鈍痛12発。 生きてて疑問に思う事。 いくつになっても自分の中に残ってる思い出や傷。 コンプレックスや妬みや強がり。 絵柄がディフォルメ系でかわいいし 笑いにフィルターされるからアレですが どの作品からも「痛み」を感じました。 いわゆる「イタいヤツ」的な登場人物も多いです。 それでも彼/彼女たちは「イタい」だけでなく やはり「痛み」を抱えている様に思いました。 また 人はなぜ裸を観たいのか? ゲロになぜ嫌悪するか? 何かを食する事ってエロくね? ふと生まれてくる衝動や疑問を 物語に作品に昇華できている。 そうゆうプロセスが感じれて非常に気持ち良い。 あ、なんか作者が思ってる事を 登場人物や物語がちゃんと代弁してるなって。 いや、当たり前の事と言えばそうなんですが。 それが嫌みなくスーッとそう思えました。 それはとっても嬉しいなって。
0投稿日: 2012.04.12
powered by ブクログ辛い話のもう本当つらい感と、楽しい話の素直に愉快な感じ。1話ごとに明暗どっちにふれるかこんなハラハラするマンガもそうないわ。
0投稿日: 2012.04.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
オムニバスなので各話ごと点数をメモ 1 2 2 4 3 4 4 2 5 6 7 8 9 10 11 12
0投稿日: 2012.03.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
#manga ぬおー!コレは凄い。 「心がざわつく」のキャッチコピー通り。この絵柄でこうくるか!という衝撃。 「ねこぢるうどん」初読時のそれに近いかも。あちらはひたすらダークでしたが、こちらはもっと情感にダイレクトに訴えてくる。直球で泣かされもするし、ぞくりと背筋が冷えるような不気味な…なんとも言えぬ読後感。乱歩先生言うところの「奇妙な味」であふれている。評価が高いのも頷ける。 ・阿部共実「空が灰色だから 1 (少年チャンピオン・コミックス)」読了。
0投稿日: 2012.03.21
powered by ブクログ端的にこの本を説明するとしたら、私は負完全の球磨川禊が愛読書にしていそうな漫画、とする 個人的に気に入った話は、少しオチが弱いと感じたが、第11話の「生きるということ」
0投稿日: 2012.03.21
powered by ブクログおもしろい。 かわいらしい絵柄であるがそれに反して、読後感がつげ義春氏の作品に近いと思った。 そのアンバランスさでまず引き込まれる。 不条理、シュールとも形容できる内容であるが、マンガ的なセオリーをあえて踏襲しないよう気を配った部分も感じられ、その描写がに妙に現実に即しているようでハッとさせられる。 そのアンリアル・リアルの振れ幅のバランスが絶妙で読み味の浮遊感、読後の気味の悪さがどこか癖になる。 奇をてらっているようでいて、実は非常にガチな作品。
7投稿日: 2012.03.19
powered by ブクログこれのために週刊誌を購入しているのですが、 1~3話は読み切りのときのため読んだことがなく 4話(空灰としては1話)から読んでいる人にも楽しめる巻になっていました 中々少年漫画にはないような切り口で面白いです
0投稿日: 2012.03.16
powered by ブクログ前評判が高く気になっていたので読んでみました。 読む人を選ぶほどすっごくクセの強い作品なのかと予想していたら、そこそこクセがあるものの読みやすい作品でした。 自意識過剰気味のちょっとイタい10代女子の日常を中心としたショートオムニバス。 心がほっこりしたり、切なくなったり、狂気を感じたり・・・と一冊で実に様々な感情が味わえる面白い作品でした。 いい話も多いのですが、個人的には終盤読んでて恐ろしくなった『今日も私はこうしていつもつまらなそうな顔してるあいつとつまらない話をして日を過ごしていくのだ』(タイトルめっちゃ長っ!)が好き。 あと、女性目線の作品が多い中2編だけ男性目線の作品があるのですが、これもどっちも好みでした。
0投稿日: 2012.03.13
powered by ブクログ「心がざわつく」というキャッチコピーで売り出してるオムニバス短編漫画。 このコピー、まさしくその通りの意味なんです。 今最もおすすめしたい漫画。 ぜひ買って読んでいただきたい。 毎回主人公とその周りの事情が違うんだけど、その内容がすごく現実的な気持ち悪さだったりするのがすごいの。 読んでてモニョモニョするというかモゾモゾするというか…そういう意味でやはり「ざわつく」は的を得た表現ですね。 ストーカーの話だったり後味が悪かったりする話が結構多いんですよ、この漫画は。この、全部がかわいい話だったり面白い話だったりしないとこは最近の漫画には感じ無いと思う。 例えばダークファンタジー系ならあるかもしれないけど、この漫画ではファンタジー要素を含まないもんだからどっちかという自分の隣に存在する感覚なのでますます気持ち悪く感じたりする。でもこれが心地良い。 一貫して感じるのは心にうう〜〜〜…っっ!てズズーんとのしかかる感覚。例えば3バカjk娘やうさみ伝説なんかはすっごくかわいくて萌え萌えでうう〜〜〜っとなるんだ。 そんで前述の後味悪いところもうう〜〜〜っとくるんだ。 でも読んでるジャンルは違うんだよね。不思議だなぁ。 僕はこの作者を天才だと思っている。 一度2chまとめブログで話題になった障害系っぽい漫画がでたけど、あれもすごかったよね。連載スタートの時もちょっと話題になったけどその時から本誌を買えばよかったと後悔しているよ。 ところで、本誌で今やっていてるところで2巻にはあの3バカ娘がまた登場するので楽しみです。 華村ばかやろおおおおおおかわいすぎるんだよちくしょおおおお!ってなってるたまちゃんがマジかわいすぎるんだよバカやろおおおおおおおおおお!!!!
1投稿日: 2012.03.11
powered by ブクログネットでの評判を見て買いました。 所々クスッとしてしまう。 ブラックユーモアもあり、 ほのぼの感もあり、 短編なので 読みやすさがある。
0投稿日: 2012.03.10
powered by ブクログチャンピオンが巻き返してきた!ヤマ無しオチ有り意味深長とはこのことか!オチは有ったり無かったり有るのかどうか微妙な感じもあるけど。なんて作品が生まれてしまったんだ……。
0投稿日: 2012.03.10
powered by ブクログ斜め上行くオチをつけてくれて、毎回楽しめる。 泣ける、笑える、ざわつく、怖い、気味が悪い、萌える、上手い!、などなど、色んな感覚が味わえて非常にお買い得。
0投稿日: 2012.03.09
powered by ブクログ散文詩のようなマンガ。夢日記のようなホラーのようなどことなくゆがんだ世界観を過剰な言葉が埋め尽くす(言葉の比重が見かけ以上に大きな作品でもある)。たぶんあまり計算していない暴発寸前のプロット。
0投稿日: 2012.03.08
