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知的複眼思考法 誰でも持っている創造力のスイッチ
知的複眼思考法 誰でも持っている創造力のスイッチ
苅谷剛彦/講談社
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総合評価

213件)
4.0
56
83
44
4
4
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    第4章,「関係性を考える」と「メタ思考」は関連している。ある問題が問題とされるかどうか(メタ思考で考えること)は、そのときどきの社会における関係性から決まるのである。メタ思考のためには、「問うことを問う(なぜそれが問題なのか)」とあるが、これはまさに関係性を考えることではないか。言い換え?というか、メタ思考は「関係性を考える」と同根の概念ではないか。,ま、問題をズラして考えるやり方の本なので、いろんな言い方をするってことなのだろうが。

    0
    投稿日: 2025.11.15
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    <OPAC> https://opac.jp.net/Opac/NZ07RHV2FVFkRq0-73eaBwfieml/gc-mSk2g1timOYzutTrCsARZsZl/description.html

    0
    投稿日: 2025.11.14
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    まえがきに書いてあるとおり、「自分の頭で考えて、自分の言葉で考えを表現する」とはどういうことなのか、その具体的な方法は何かが述べられている。 受験戦争、セクハラ、いじめなど今となってはやや古臭さを感じる事例が多い。 ビジネスパーソンの書くロジカルシンキング本とは違って、実務的というよりはアカデミックな物事の捉え方やコラム内容であり、大学教授の書く思考法の本ならではの興味深さがある。(なんとなく、読者層はこれから大学で学ぶ学生に向けているのではと感じた。) 特に心に残った批判的に考えるためのポイント ・著者と対等の立場で読書し、書いてあること鵜呑みにしない。 ・「どうなっている?」で実態を問い、「なぜ?」で因果を問う。組み合わせて問いを展開していく。 ・目の前の現象はそもそも複数要因の集合体であると捉えることで、初めて複数の視点が持てるようになる。 ・関係論的に物事を捉える。主語ではなく、述語で捉える。

    10
    投稿日: 2025.10.31
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    (良かった点) いきなり「複眼思考法」とは何か(複眼思考法の詳しい説明は最終章)を語るのではなく、読書の仕方、論理的に文章を書くこと、問いを立てるなど、複眼的思考を身につけるためのロードマップが丁寧に敷かれていた。どこかで一度耳にしたことがあるような論理や手法と思わないこともなかったが、それは反対にいうと、この本が出版された当時の1996年には新しかったのかなと感じた。 (気になった点) 他の方もレビューに書かれているが、やはり1996年に書かれたものであって、本文に出てくる具体例等が古い。特に、本文中に出てくる「受験競争」についての記述が多用されますが、現代の感覚でいうとあまりピンとこない。 (総評) 有名な本で、内容も充実している。一方で、現代では最新の事例で論理的な思考やロジカルシンキング等を学べる著書もたくさんあると思うので、特別にこの本でなければいけないというわけではないと感じた。

    0
    投稿日: 2025.10.11
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    自分自身あまりこういった類の本を読んでこなかったので新規制があって面白かった。「知的複眼思考法」という題名の通り、物事を多角的にみる方法論について書かれていた。この本のメインの主張としてはステレオタイプにとらわれずさまざまな視点からそのものをみることで「常識」をもとに考えた場合よりもはるかに多くのものを得られるというものであった。自分は割と「常識」というものを元にして目の前のことを考えてしまうため、その傾向を治すためにも本書に書いてある方法論は有用だと思った。 個人的には、物事を○○化として関係論的に捉えることで、実体論的な見方から脱出し、要素の分解を行うことで、それぞれの要素の相互作用を抽出し、それらを全体の文脈に位置づけるとする考え方が面白かった。

    0
    投稿日: 2025.10.06
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    単行本が発行されたのは1996年。文庫版は2002年。今回私が読んだ文庫版は、2023年発行の第52刷であった。ロングセラーなので世間の評価は高いといえる。版を重ねても改訂されていないため、事例が古いのは致し方ない。 本書で示されているのは、「ステレオタイプ(決まりきったものの見方)にとらわれずに、あなた自身の視点からものごとをとらえ、考えていくための方法」 である。(p22-23) 本書は下記の4章構成となっている。 第1章:創造的読書で思考力を鍛える(著者の立場、読者の立場/知識の受容から知識の創造へ) 第2章:考えるための作文技法(論理的に文章を書く/批判的に書く) 第3章:問いの立てかたと展開のしかた ー 考える筋道としての問い(問いを立てる/「なぜ」という問いからの展開ほか) 第4章:複眼思考を身につける(関係論的なものの見かた/逆説の発見ほか) 第1章~第2章は、読みやすい。 読書術の本や文章術の本で、よく書かれている内容である。 第3章~第4章が本書のキモだ。 問いを立て、考え直す。物事を多角的に見るために大切なことだが、書き方はやや冗長に感じた。

    1
    投稿日: 2025.10.03
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    2025.09.17 常に意識していることではあるが、体系的に複眼思考の視点を提示してくれているので、とても参考になる。

    0
    投稿日: 2025.09.17
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    <OPAC> https://opac.jp.net/Opac/NZ07RHV2FVFkRq0-73eaBwfieml/gc-mSk2g1timOYzutTrCsARZsZl/description.html

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    投稿日: 2025.09.04
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    この本を批判的に読むには…なんて考えていた。複眼思考のポイントがよく書かれている。1回読むだけではなく、何回も反復しないと身につかないことだとは思う。 筆者と対等の立場になって読むことは忘れがち。議論するように本を読みたい。

    1
    投稿日: 2025.08.18
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    1996年8月刊行。 オックスフォード大学で社会学を教える著者による、「知的複眼思考法」の概要と習得について書かれた本。 本書にて著者は、常識やステレオタイプに囚われた「単眼思考」から脱却し、自分自身の視点からものごとを多角的に考え抜く「複眼思考」への切り替えを勧める。 「複眼思考」とはどのようなものか、そして複眼思考を身につけるための具体的な方法が説明される。 具体的な方法もいくつか解説されるが、「ものごとの多面性に注目する」ことが一番腹落ちした。 プロセスとしては以下。 ①目の前の事象がどのような要因を持っているかを考える(分解) ②それぞれの要因の関係性を考える(相互作用の抽出) ③要因の複合の中で、問題としている事柄がどのような位置を占めるかを考える(全体の文脈への位置付け) その他、「創造的読書」「パラドクスの発見」「問うことを問う」など、複眼思考に至る方法が書かれている。 また、世の中には、意味が一人歩きしやすい大きな、抽象的な言葉が溢れている。 これらの「マジックワード」をなるべく使わないようにすることも思考力を鍛えるトレーニングになる。 著者曰く、最も重要なことは、やはり物事を鵜呑みにしない姿勢である。 これはその通りだと思う。 「そういうものだ」「常識だから」「普通だから」という発想は、自らの思考を止めてしまう。 卓越した成果を挙げるためには、ある意味「割り切らない」考えを貫く必要があると考えている。 本書はそのような思考のパフォーマンスを高めるために必要なエッセンスが詰まった本だ。

    18
    投稿日: 2025.08.10
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    大学生くらいの時に一度読んで、あんまりピンと来なくて、 大人になってもう一度読んでみたけど、 (以前よりはピンときたのかもしれませんが) やっぱり自分のものにするのは難しかったという一冊。 複眼視点というか、物事を色んな側面から 見れるようになりましょう、という著者の主張はその通り。 ほな、どうする?ってところは、やっぱり難しいよね、 というのが率直な感想。 最初に出たのが96年ということだから、 古典とまでは言わないかもしれないけれど、 結構な年季の入った本。 なので、事例もだいぶ古めで、 今の若い人にとっては馴染みづらいかも。 ただ、「事例が古い」というのは 理解しづらいというデメリットがあるものの、 その反面として当時の常識を知れる貴重な資料、 という見方もできる。 当時の常識は今の非常識(かもしれない)ということで、 それを知るだけで複眼のヒントにもなるというオマケ付き。 個人的にちょっとした驚きだったのが、 「職場での過労死」を題材に議論を深めていた箇所。 今や「ブラック企業」という言葉が代表するように、 「過労死」と聞いたら、 真っ先に「あーブラックで働いていたのね」と 想像しがちですが(自分だけ?)、 当時は「働いている本人の責任」と考えがちだったそうな。 こういった小さな違和感を味わうことができるのも 古い本の魅力かもしれません。 ちょっとお堅い本ではありますが、 読みたい人は是非どうぞ。

    20
    投稿日: 2025.08.05
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    たしかに納得させられるような思考法に関する方向づけは書かれていたが、「それってこう言い換えて実践したほうが、効力は保ったまま、あるいはそれ以上で、さらに一般性があるよね」と思うところが多々あった しかし、教育目的で読んでもらうには良い本だと思う

    0
    投稿日: 2025.07.21
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    https://opac.lib.hiroshima-u.ac.jp/webopac/BB01854190

    0
    投稿日: 2025.04.14
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    SNSでバズっていたので読んでみた本。ステレオタイプにとらわれず、ものごとを考える方法。理由は言語化していないが、あまり自分には入ってこず、他にも視野を持つ方法はあるので、この本でなくてもよいと思って置いてしまった。

    0
    投稿日: 2025.03.29
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    何かの事象や問題を考える時、そのまま受け入れるのでなく、立ち止まって背景や関係性に目を向ける。 そういう思考のクセをつけ、ことの本質にせまりたい。

    0
    投稿日: 2025.02.28
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    266抽象的、思考するために、(一体これは何のケースか)、自分はそれを(何のケースとして扱うとしているのか)と問うと、一般化、抽象化できる

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    投稿日: 2025.01.02
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    教育関連の例が多い。大学生に教えているのもあって読みやすい。 別の視点で物事を考える重要性 ステレオタイプ的な意見を疑う 行為の意図せざる結果 問いの立て方 自分の頭で考える

    0
    投稿日: 2024.12.05
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    知的複眼思考法の本 知的複眼思考とは 物事を複数の視点で理解する思考法とのこと 有名なやや古典だったため読んだ。 1.2章では読み書きのコツ 3,4章で知的複眼思考の諸々を具体例を交えて解説 物事を実態でなく、何かと何かの関係で捉える。 問いを立て思考を始める事で理解を深め本質を捉える、問いの立て方にも工夫が必要。 など抽象的な金言があった。 2周したが本当の意味で理解できてるか分からない。仕事や生活の中で意識して知的複眼思考法を会得したい。

    0
    投稿日: 2024.09.25
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    多面的に問いを捉えること、分解して関係性を考えること、2002年の時点でこれほど実例や実践を交えてまとまっている書籍があることを知らなかった。「考える」ことを訓練することを忘れないようにしたい。

    0
    投稿日: 2024.09.23
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    創造的読書のやり方や考えるための作文技法は割とゼミでやっていることのような気がする 問いの立て方については、自分でも取り入れたい

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    投稿日: 2024.06.29
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    前半は正直少し退屈だったけど、後半めきめき面白くなった。メタ思考の方法など、言語化が難しい「考え方の作法」を的確に説明してくれており、とても勉強になる。

    0
    投稿日: 2024.06.20
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    常識やステレオタイプを懐疑的に捉えて、多面的に物事を考えるための具体的な方法を「複眼思考」と名付けて紹介した本。 こういうことを大学の講義で習えたら、もっと大学にコミットしてたかもしれないなとか思ったけど、マジでたられば。

    0
    投稿日: 2024.06.13
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    早急に結論をつけることよりも、 じっくり考えて、問いへの問い、問題の意味、 結果(意図したもの、してないもの)を 複数の視点から考えること。そのことが、その過程が、答えをだすこと、知識を覚えることよりも価値があるのではないか。

    0
    投稿日: 2024.05.19
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    何をすれば知的複眼思考法で物事を捉えることができるのかについて書いた本 問いをずらす 単語の意味をより具体的に表現する 批判的に捉える 何とか読み切ったけど、頭がパンクしちゃったのでまた今度読むしかないね

    0
    投稿日: 2024.05.06
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    論理的思考について、 学びたく、色々と調べている中で、 本書(良書)に出会いました。 正解のみを追い求めるのではなく、 物事を鵜呑みにせず、 問いをたてる、問いをずらす、 前提から問いかける、批判的に見てみる…、 そうしたことを常日頃から意識し行うことで、 思考が鍛えられていきます。 思考することを面倒がらずに、 問い続けていこうと思います。 一読の価値ありです。

    1
    投稿日: 2024.01.26
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    1番の発見は 「実体論ではなく関係性論で見る」という視点 ーーーーーーーーーーー 常識,ステレオタイプ,パターン,レッテル,絶対的価値観,神話,善悪二元論,正解がある →単眼思考 非常識,クリエイティブ,相対的価値観,非二元論,正解はないが問いはある →複眼思考 ・複雑な問いを一面的にとらえず多面的にみる ・問いの対象そのものを見るのではなく、対象を取り巻く人・モノの関係性を見る(実体論ではなく関係性論で分析する) 例: 紙幣はそれ自体が価値を持たないが人々の経済上のやり取りに欠かせないものであるから価値がある 「やる気」は個人だけでなくその個人を取り巻く人やモノといった環境によってかわる。 →「万物に"やる気がない人"は存在しない」 「知らないから,わからない」「勉強不足だからわからない」 →正解がある,勉強すればわかるという答えに飛びつきたい気持ちの表れ. ”考えるプロセスを経ていなくても,答えされ見つけられればそれでいい.このような習性が身についてしまうと,今度は答えがなかなか見つからない類の問題に出会った場合に途中で息切れして,ステレオタイプの発想に囚われてしまいます” 「視座の高さ」 読書の仕方 ・著者とは対等の立場にあるものとして読む.相手も人間. ・ゆえに書かれたものを不動の完成品と思わない. ・その所作として「簡単に信用しない」「著者の狙いをつかむ」「論理を丹念に追う」「前提を探り,疑う」 問いの立て方、展開の仕方 実態を問う問い、因果を問う問い 〇〇はどうなっているのか。 どうすれば〇〇するか。 →なぜ〇〇か?という言い換えをすることが、考えることにつながる。 →y =f(x)のfを突き止めること 擬似相関(偽f)に注意。どう見破るか。 →yを固定すると必ずxが必要 →xを固定すると必ずyが導出される がどうか →他のパラメータ(z)を変えてもx→yか?  実はzがyを左右するパラメータでは? fに対する検証を横着し、印象だけで方程式の成立を判断してしまうこと=ステレオタイプ 抽象的すぎる→すすまない 具体的すぎる→特殊事情にとらわれ、思考が前に進まない

    1
    投稿日: 2023.12.29
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    ◯問い 自分の頭で考えるとは何か ◯答え 物事を鵜呑み(思考停止)にせず、自分の言葉で説明すること ◯根拠 自分の言葉で説明しようとすることで、知識や経験からくるオリジナルの考えが形作られるから。 ◯やること ・あら探しだけでなく代案を出す。 ・反論や批判は頭の中ではなく必ず文章にする。 ・何が問題か、だけでなくなぜ問題として取り上げられたか、文脈を押さえる。 ・詰まったら「〇〇はどうなっているのか」と細かく切り分けて考える。 ・概念(共通すること)と具体を行き来する。とにかく具体化。イメージはフォルダ分け。

    6
    投稿日: 2023.12.21
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    大学当時のゼミで使いました。 「主観ではなく客観、それもその他いろいろな視点からものを見れるようになる」ということは、これからの社会でとても大事ですし、実践的な内容だと思うのですが、 最初の章(半分くらい)でもうお腹いっぱいでした。 同じことの羅列が多いです。 ただ噛み砕いて書いているのでより解りやすいのかもしれません。 大学の導入書には扱いやすいのでしょう。 ただ、オリジナルとか新しい発想・考え方とかではないので今更感もします。 それを実践できる人が少ないからなのでしょうけど(苦笑)

    0
    投稿日: 2023.12.17
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    感想  主語と述語に分解する。それぞれ別のフレーズで言い換える。問題の構造を変化させ新たな解決策を見つける。あるいは問題でないことを発見する。

    0
    投稿日: 2023.10.10
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    情報を鵜呑みにせずに、自分で考えることの大切さを学べた。 教育問題を中心に例示されており、確かに古い例もあったが、根本的なところは変わらないため、分かりやすかった。 これからは問いが出た時に、その問いを原因や主語を分解することで、複数の視点から答えを出せるようにしたい。

    0
    投稿日: 2023.08.22
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    単行本が1996年刊行となっていますので、四半世紀以上前に書かれていたことになりますが、現在でも十分通用する内容だと思います。固定観念や、「わかりやすさ」のための安易な要約が広がる状況は、時代を問わず問題となるということでしょうね。  「答案の端に、教師が書いたとおぼしきA~Dの文字…受け取った生徒は、Aだと喜び、Dだと落ち込む?Aが優秀で、Dが劣っていると誰も言っていないのに?」常識にとらわれた単眼思考を行っていては、いつまで経っても「自分の頭で考える」ことはできない。自分自身の視点からものごとを多角的に捉えて考え抜く-それが知的複眼思考法だ。  聞き飽きてもなお言われ続ける「近頃の若者は…」とか「偏差値教育が問題だ…」といった言説。これらの何が問題かといえば、雑な思考でいつも決まった結論を出すために、思考が固定化し、自分の頭で考え、多角的な視点から思考・議論することができないことでしょう。ステレオタイプを正しい意見だと信じて疑わない人…何を言っても主張を変えることはなく、議論になりません。嫌ですが、自分もその落とし穴に陥っているのではないか?という観点から振り返ることが、紋切り型の思考から脱却する一歩になりそうです。  内容を鵜呑みにしない批判的な読書をし、様々な視点に立って文章を書いてみる。大きな問いを小さな問いへと分解し、概念化・一般化を用いて思考を展開させる。また、実体論だけでなく関係論的な観点からものごとの多面性に注目する。逆説を捉え、「意図せざる結果」の因果関係を把握する。「問いの立て方」をメタの視点から問う。こういった方法によって、複眼思考を身につけることができると説かれています…。凝り固まったものの見方に漬かっている身としては、耳の痛い話のオンパレードでした。さて、まずは反省しなきゃ。

    0
    投稿日: 2023.06.15
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    研究の題を自ら考えるレベルのことを経験しないと、この本を理解し切れないと思われる。 早い段階で問いの題材を探す経験をすることが求められる。

    0
    投稿日: 2023.05.18
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    常識を常識と捉えるのではなく、常識でさえも何かおかしな点があるかもしれないと考える重要性を学べる本。 考えることを必要だと考えさせられた。

    0
    投稿日: 2023.03.11
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    常識を疑うことや、問いの立て方を学ぶ本。 正解を探すのではない物事の考え方 とても勉強になった。何度も繰り返して読みたい。

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    投稿日: 2023.02.28
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    自分の頭で考えるということがどういうことなのか深掘りしてくれる本。 私としては出来ていることとできていないことがあった。 常識を疑って考えてみることは確かに大事だけど、そもそもベースとなる知識がないとたどり着かない考え方が多かった。

    0
    投稿日: 2023.02.04
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    「正解のない問題について、自身で考える力」が大切だと言われて久しいですが、どのようにそれを訓練するかを教えてくれる良書です。 「ありきたりの常識や紋切り型の考え方にとらわれずに、ものごとを考えていく方法」 これを「知的複眼思考法」と定義して、その重要性と養い方を説いています。 情報が溢れる現代において、間違いなく重要なスキルであり、批判的な読書については、是非実践していきたいと思いました。ただ、「単眼(常識を信じる)=悪」だとも一概に言えず、ステレオタイプや常識は、脳のメモリを節約できる利点があるため、日々多くの情報に接する我々には、ある種なくてはならないものとも言えます。大切なのは、我々は無意識に常識に囚われていることを自覚し、「実害がないか」という基準で複眼で観るべきものを取捨選択できるようにすることだと考えます。

    0
    投稿日: 2023.01.26
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    高校くらいで読みたかった。 正解のある問題しか解いてなかったことから自分で問いをみつけるというのがとても苦手。 そういったことを極力避けてきた。 社会人でなんとなく成長の壁を感じる最近、このモノの様々な見方というのがとても意味がありそう。 具体的なやり方がのっていて何度も思い出したり読み返したい本

    1
    投稿日: 2023.01.20
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    考える力・複眼思考につながる考え方の様々なパターンをどのように身に付けたら良いのかのヒントや、常識の罠にかからない、本質を見つけるためのメソッドが詰まった一冊。25年以上前の著作であるが、グローバルに分断が叫ばれている今の時代に、二分法的単眼思考に対峙するために、最も必要とされることではないかと思う。

    0
    投稿日: 2022.12.17
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    社長が勧めていたので購読。これができれば、上司からとやかく言われることはなくなるらしい。 著者の方は大学の先生なので、方法論になりがちなコンサル本ではなく、なぜそれが大事なのかが解説されている。

    0
    投稿日: 2022.12.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    p27 ステレオタイプから抜け出す=相対的に物事を見るためには? →世界史を学ぶ p34 知っているだけの人。理由を知っている人。それを知ってることが周りにどう影響するかを知ってる人。それ自体が当たり前のこととして受け入れられてしまっているカラクリまでを知っている人。 p89 知るために読むのか?考えるために読むのか?知識需要型から知識創造型に変わるには、批判的な本の読み方が重要になってくる。 コツは4つ 簡単には信用しない 著者の狙いをつかむこと 論理を丹念に追い、根拠を疑う 著者の前提を探り出し、疑うこと p113 例文1 偏差値の定義は、何故その3つが抽出された?誰が決めた? 能力評価の手段は数字(=偏差値)だけではないはず。この論理が通るのであれば、偏差値が基準に達したものは、遍く合格を認めることになるが。 p114 例文2 年功序列云々は、かつてほど今の日本に当てはまらない。 盛田さんは故に日本の方が良い。と主張したいのか?いや、逆にアメリカを持ち出して、成果にコミットしきれない当時の日本を否定したい? いずれにせよ、根拠が一般論に終始していて、著者の主観が多いイメージ。 p119 詰め読書は面白そう。 問題提起したところで、一度おいてみる。 p127 代案を出すところまでやって思考力が鍛えられる。 p163ディベートのところ 1.若い男性 男性と一括りにしているが、そこまで画一的に当てはまる話なのだろうか?一部を切り取って社会自体の問題と紐づけることには論理の飛躍を感じる。 また、男性の不甲斐なさの根拠として花婿学校の誕生を挙げているが、むしろ産業社会から消費社会への変化そのものが花婿学校誕生の根拠という見方もできるのでは? 2.女性 それはあくまで男性目線からの問題提起であって、女性がみんな全て頼れる男性を求めているわけではない。 むしろ、自分の話をし大人しく聞いてもらえるコミュニケーションに魅力を感じることもあるかもしれない。 3.教育関係者 社会の変化があること自体は否定はしないが、それによって不甲斐ない男性が増えている。という主張は教育者という立場からしても聞き捨てならない。 むしろ画一的な没個性を要求する社会を脱して、若者に個性が芽生え始めていると捉えることもできる。 家から学校、学校から塾というパターンの繰り返しでは、創造性や臨機応変さは育たないとの主張もあるが、"場"を切り取ってなぜそのような主張ができるのか? それらの"場"も人と同様に変わりうるものであって、端から不可能と決めつけるのもおかしな話である。 4.会社経営の年配男性 入社してくる近頃の男性は、厳しい受験競争を勝ち上がってきた優秀な人材が多く、一言で不甲斐ないとまとめ上げることは難しいと感じる。 また、消費社会を迎えている現在は、経営者の立場からすると消費者全てがターゲットになる。そのため、男性優位の社会よりも、男女の何も優位でない社会の方が、マーケットが広がるのではないだろうか? p179 疑問と問いの違いは思考につながるか否か p186 どうなっている?という問いは、 調べることで解答できる答え探しの発想に基づく場合が多い 考えることを誘発しない p192 何故?で因果関係の因を問うときの解として望ましい形は、根拠を確かめることができる形 p225 何故の主語を構成する部分をどうなっているのか?で分解する p240 概念の定義が合っていないとケースがずれる。 p284 関係論と実態論 やる気も熱意も個々人の問題と無関係ではないが、それでも、それを個人の内部に完結した特徴として変えられない性格と見なすのは、やる気を動かし難い実態として見ていることと同義。 p331 意見表明時も、それがどのような影響を与えるか?までを考慮に入れて、計算した上で表明することが必要になる。

    0
    投稿日: 2022.12.08
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    良書:本書は「考える力をつけるにはどうすればいいのか。ものの見かたを変えるにはどうしたらいいのか」をできるだけわかりやすく解説するのが目的としています。 常識にたっぷりとつかった単眼思考から、自分の頭で考える複眼思考をするための方法論を詳しく解説したものと著書はいっています。 長い思考のプロセスを階段のように並べていて、一歩づつ登れるように導いてくれます。 気になったことは、次の通りです。 知的複眼思考の前提となっているもの  ①情報を正確に読み取る力  ②ものごとの論理の筋道を追う力  ③受け取った情報をもとに自分の論理をきちんと組み立てられる力  ④それらをもとに隠された問題を探っていくことができる 世の問いには、正解はない。学生は問題が与えられた時、ないはずの正解を探しにいく人が多い。 複眼思考の出発点  ①批判的に読書を通じてものごとに疑問を感じること  ②ものごとを簡単に納得しないこと  ③「常識」に飲み込まれないこと すなわち、自分で考える姿勢ができていること 知識の受容だけでは、本当に自分で考えるようにはならない 非難をするかどうか、攻撃的であるかどうはではなく、著者の思考の過程をきちんと吟味しながら読もうとすること 批判的な読書とは ステップ1  ①読んだことをそのまま信じない態度  ②おかしいと思うところを見つける  ③意味不明なわからない部分を見つける ⇒ 著者に問題がある場合も多い  ④あくまでも、論旨に照らして理解する、文章を流れで理解しようとする ステップ2  ⑤著者のねらいを理解する 著書はかならず目的をもっています ステップ3  ⑥著者の論理を丹念に追う。論理の飛躍、過度に攻撃的な主張がないか確認しながら読み進む ステップ4  ⑦著者の前提を探りだし、それを疑ってかかる、隠されている暗黙のメッセージはなにか 批判的読書とは、単なる相手の欠点や欠陥をさがすことではない 考える力をつけるためには、もう一歩踏み込んで代案をだす 考えるという行為は、何らかのかたちで表現されて初めて意味をもつ、それは、話すことであり、書くことである 文と文を適切な接続詞でつなぐ 反論を書く、それは、相手に立場になったり、自分の立場になって、それぞれ賛成、反対を考える、それを話すことで行うのがディベードである ディベートとは、いろいろな立場になってかわるがわる考えることで多面的なアプローチが可能となる。一人ディベートでも気づきは大きい ものごとに疑問をもつことがはじまりである そのままにしておいては、考えることにはつながらない 疑問を、問いにかえることが次のステップになる 次に、問いを分解して、いろいろな面から眺めてみる。それを、分解と展開という 各問いに、なぜを繰り返しぶつけていく、ただ展開したものは、見込みや予想であって事実によって確認されたものではない なぜは、因果関係を問うもの  ①原因は結果より時間的に先行している  ②原因と見なされている現象も、結果と見なされている現象も、ともに変化しているのが確認できている(共変関係)  ③原因以外に重要と思われる他の要因が影響していない(他条件の同一性)  ④偽物の相関:疑似相関を見破るには、同時に変化している要因の影響を取り除いてみればよい 思考とは、抽象+一般性と、具象+個別性のとの間を行ったり来たりする ひとつ上のレベルである概念化を行い、同一なもの、相違しているものなどを整理して再び思考する 概念は言葉によってはっきり定義される、個別性はケースといわれる、概念をもって事象を別の角度からながめている 複眼思考法を身につけるための3つの視点  ①関係論的なものの見かた そのものだけではなく、プロセスを考えてみる、背後にある関係を確認してみる  ②逆説の発見:意外性を見つける、パラドクス 抜け道の発見 全く意図せぬ結果となってしまう施策など  ③ものごとの前提を疑う、メタを問うものの見かた 問題を問うこと自体を問う 視点を変えてみる メタとはギリシア語で後ろを表す接頭辞 後ろに下がって眺めることをいう ここまでできたら、問題を流れとして捉えて、その問題を解くことができたらどうなるかを考えてみる。 目次 文庫版まえがき 序章 知識複眼思考法とは何か  1 知識複眼思考への正体  2 「常識」にしばられたものの見かた  3 知ることと考えること 第1章 創造的読書で思考力を鍛える  1 著者の立場、読者の立場  2 知識の受容から知識の創造へ 第2章 考えるための作文技法  1 論理的に文章を書く  2 批判的に書く 第3章 問いの立て方と展開のしかた 考える筋道としての<問い>  1 問いを立てる  2 <なぜ>という問いからの展開  3 概念レベルで考える 第4章 複眼思考を身につける  1 関係論的なものの見かた  2 逆説の発見  3 <問題を問うこと>を問う  コラム あとがき リーディング・ガイド

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    投稿日: 2022.11.10
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    究極の思考法ハウツー本と言える。「知的複眼思考法」や「思考の整理学」は、東大生や京大生に読まれている本の代表であるが、どちらも思考のハウツー本である。 このことから推測できるに、代表的な思考法を自分のものにし、自分の頭で考える時に役立てんとする意思が垣間見える。 これは色々な視点からの知識を持っていなければ、常識を疑う段階にも達しない。 考えるための最低限の知識や素地を持ち合わせていなければ、熟考できないということ。 topの学生はその素地が備わっているということか。私も負けじと学ばねば。

    1
    投稿日: 2022.09.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    とにかく書いてある内容をそのまま鵜呑みにする傾向がある人にとっては考えさせられる内容だと思います。受け身で理解するのではなく、自分で考えることの大切さを感じることができました。考える際のポイントがまとめられて良かったです。

    0
    投稿日: 2022.09.20
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    二面性とか多面性とかという言葉を敢えて使っていない理由は何か。 複眼思考法とはどういうものか。 ポイントを押さえて書いてあるので見直し易い。 例として挙げられていること以外を自分で考えることで更に思考の幅が広がった。 ただ何でもかんでも疑って掛かると疲れる^^; 疑問に思う事柄を分析する際には非常に有効と感じた。

    0
    投稿日: 2022.09.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    書評を書く。 ビッグワードを禁止後にする。構造、個性、人間形成、権力、などを使わない。 関係論でみる=二面性に注目する。 パラドクスの発見=逆説を探す。行為の意図せざる結果。 プロテスタントは、禁欲的な生活のゆえに資本主義の精神を生み出した。 副産物のもたらす思わぬ結果を探す。補修をやめたら塾が増えた。 抜け道の誘発=就職協定とOBリクルーターの発生。 予言による効果=マルクス、エンゲルスの共産党宣言によって福祉国家政策が推進された。 日本の論点 世界主要論文選 社会学入門(宝島社) 大衆教育社会のゆくえー学歴主義と平等神話の戦後史 ヘーゲル 大人のなり方 パパラギ はじめて文明を見た何回の酋長ツイアビの演説集 神話作用 悪循環の現象学 創造の方法学

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    投稿日: 2022.07.25
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    知的〇〇と言う言葉が好きだ。 知的好奇心、知的体力、知的素直さ、知的格闘などなど…知的な思考活動がとても好きで、私自身の価値観のベースに知的好奇心を入れている。 なので「知的複眼思考法」と言うタイトルそのものに惹かれた。 本書の内容を私の言葉で言うと以下ををやっていると感じた。 ・構造化 ・whyの質問から解くべき課題を特定する ・メタ視点で反証する ・具体と抽象を繰り返す それを称して知的複眼思考となるのではないか。 そうすると知的複眼思考を常に私も意識してやっていたのだと感じる。 さらにこの知的複眼思考を伸ばすためには読書が有効と言うのは朗報だ。 読書をする上で著者の言うことや意見を盲信するのではなく対等の立場に立ち、反証しながら読み解いていくことが重要だ。 そして1つの観点として、文章と文章が論理的につながっているかを確認することが大切である。 だから、しかし、したがって等の接続詞が論理的につながっているのかはあまり意識をしたことがなかった。 ただ自分がプレゼンをする際にその接続詞を誤って使ったがためにきちんと伝わらないと言う経験はあるのでそのスキルを身に付けていきたい。 ==== ジャンル:自己啓発・マインド リベラルアーツ 出版社:講談社 定価:968円(税込) 出版日:2002年05月20日 ==== 苅谷剛彦(かりや たけひこ) 1955年、東京都に生まれる 東京大学大学院教育学研究科修士課程を修了後、ノースウエスタン大学大学院博士課程を修了、社会学博士 ノースウエスタン大学大学院客員講師、放送教育開発センター助教授、東京大学大学院教育学研究科教授を経て、オックスフォード大学教授 著者には『学校って何だろう』(講談社)、『大衆教育社会のゆくえ』(中公新書)、『変わるニッポンの大学』(玉川大学出版部)などがある ==== flier要約 https://www.flierinc.com/summary/3055

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    投稿日: 2022.07.10
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    ちょっとわたしには合わなかった 学生はみんな正解があると思ってるってところには、なるほどなと思った。

    1
    投稿日: 2022.05.18
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    平易な文章であるにも関わらず、内容は深い。 今年読んだ本で1番面白かったです。 印象に残った教え ・「因果」と「実態」の問いを繰り返す ・この時、仮説を元に問いを分解(具体化)する ・「概念」はサーチライト。ケース、概念を適切なレベルで抽象化して問いを展開する ・背後にある関係づけをとらえる。言葉の独り歩き× ・メタ的な問い、逆説的な問いをする

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    投稿日: 2022.02.12
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    「自分で考える力」を見につけたい人におすすめ。これからの社会を支えるであろう大学生に読んでもらいたい。 【概要】 ●知的複眼思考法とは ●読書を通じて自分で考えるための基礎力を養う方法 ●作文を通じて論理を積み重ねていくための基本 ●問いの立てかたと展開のしかた ●複眼思考法の手続き、逆説的な関係への着目、メタを問う方法 【感想】 ●ものごとを鵜呑みにせず、自分の頭で考えることの重要性が書かれている。よく組織では経験のない人が「ちゃんと考えろ」と言われるのを目にするが、どうすればそれを回避できるのか、その方法が具体的に書かれている。 ●仕事である程度の経験を積んだ人はプライドや自負が先行してしまい、人のアドバイスを聞き入れにくくなる。そこに至らない30歳代中盤ぐらいまでの人は熟読する価値があると思う。大学生ぐらいに読んでもらいたい。そして自分で考えるとはどういうことなのかを身につけてもらいたい。それだけで就職後の活躍を大きく変えることになると思う。

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    投稿日: 2022.02.11
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    物事を多角的に捉える視点をどのように持つか(鍛えるか)について詳しく書かれている。 「常識」は思考停止をもたらすのでまずは「常識」を疑い、物事の本質は何かに視点をずらしてみること、ずらした上で見えてくるものを吟味することの重要さがよくわかった。 自分がいかに「知らない」のかを知ること(常識=真理と捉えずに「なぜ?」と問い続けること)を生きる上でのテーマとしたい。

    0
    投稿日: 2022.02.07
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    【問いを立てる】 常に「なぜ?」を意識しよう。 要素を細分化し、複数の視点をつくる。 ・批判+代案 ・どうなっているか?→なぜ〜なのか? ・問題(事象)の要因は?複合も含めて 要因間の関係は? 問題の位置は? ☆視点を増やす ・前提は何か? 「IT」などわかったような気になる言葉 何を定義しているか?どんな要素があるか? ・その問いで得をする人は?損をする人は? 問題の利害関係が分かりやすくなる ・その問題が解けたら、どうなるか? どんな結果を得たいかから考える。

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    投稿日: 2021.10.25
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    正解を求めてしまう人が多い 本でなければ得られないもの 知識の獲得の過程を通じて、じっくり考える機会を得ることにある。他のメディアに比べて、時間のかけ方が自由。

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    投稿日: 2021.09.08
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    複眼思考という用語が出てくるが、新しい特別な考え方が出てくるわけではない。 仮説に基づき問を立て、常識を批判的に検証する方法や、検証にあたり気を付けておくべきことを摘み食い気味に書いた本 大学や大学院で学ぶ前に読んでおくて、アカデミックな過ごし方ができるかもしれない。

    0
    投稿日: 2021.08.21
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    歳を重ねるにつれて自分の思考も凝り固まってくるという自覚症状はあり、分かってるつもりで流してしまう事もあるので、こういう本は自分を戒めるためにも時々読み返した方がいいと思っている。 物事の見方や話の聞き方、文章の読解について、様々な視点での捉え方を指南してくれるので、読むうちにハッと気付かされる。

    0
    投稿日: 2021.08.10
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    複眼思考を持ちたい、自ら問いを立てるようになりたいと思い読もうとした。事例を文章にあちこち無数に埋め込んでいて、主張にたどり着くまで時間がかかり過ぎる。読んでいて疲れた。読書に体力がいる本。読み切りはしたけど、組み取ることができなかった。

    2
    投稿日: 2021.07.14
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    内容自体は有益なモノだった。 常識的なものの見方である単眼思考からあらゆる角度から疑う「複眼思考」について考える方法である。 複眼的に物の見方を変える方法として「問のブレイクダウン」がある。「疑問」を「なぜ」という問いに直していくことによって深掘りをすることができる。 以下、記憶に残しておきたいアウトプット ●読書の仕方 ・批判的に読む ・鵜呑みにしない ・書評を書く ・先を読む ・論争を読む ・古い文章の活用

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    投稿日: 2021.07.01
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    複数の視点から物事を観察し、偏見に惑わされず事の本質を探る。思考の大切さは他の新書などでも読んできたが、この本ではステップやその意義について、かなり奥深いところまで網羅している。 批判的に物事を捉える時、どうしても粗探しのような見方をしてしまうが、欠点の指摘だけでは批判的とは言えない。なぜ反論の余地があるのか、代わりにどういった解決策を提示するのか、まで考えることができて初めて批判的思考ができたと言える。可能な限り具体化していくことが大事。

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    投稿日: 2021.05.28
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    本を読むときに、「誰がその本を書いたのか?」は重要だと思いますが、本作の著者は、東大卒でオックスフォード大教授であり、新聞の「大学のベストティーチャーズ」に選ばれるなど、教わるには申し分ない、すごい方です。 様々な情報にあるれる今、周りに流されないで自分で考える力は、とても重要だと思います。 ぜひぜひ読んでみてください

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    投稿日: 2021.04.30
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    考え方の様々なパターンを身につけること、的確に、批判的に、情報を読み取る能力、問題を探し出す能力。素朴な疑問からスタートして、それを明確な問いとして表現する方法。問いの立て方と展開の仕方。論理的に自分の考えを展開する力、そして何よりも問いをずらしていくことで隠された問題を探っていく方法、これらを考える力として、具体的な思考プロセスを元に解説する訓練書。 ・自分で考える力のなさを知識不足や勉強不足のせいだと見てしまう →正解信仰の裏返し ・読書のとき書き手の書くプロセスを意識して、「動かざる完成品」としてむやみに有り難がらず、著者と対等に積極的にかかわりながら読む ◯基礎としての批判的読書、批判的作文(論理構築) ・狙いは何か ・スタイルによる影響 ・言外の意味の影響 ・データの信頼性 ・客観的な記述と主観的な記述 ・暗黙の前提 ・様々な立場からの一人ディベート ◯問い ・どうなっているのか<実態> ・なぜ<原因>  因果関係  疑似相関を見破る  問いの展開、なぜを小分けにする ◯概念 ・概念レベルとケースレベルの使い分け ・概念はサーチライトになる。新しい概念を見つけることが新しい問題の特定につながる

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    投稿日: 2021.04.17
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    考え方を学ぶという意味で、非常に為になる本でした。 複眼思考を獲得するため、特に気付きになった部分は以下3点。 ・「なぜ?」と「どうなっているの?」という理由と状態の問いを繰り返すことで、問題をブレイクダウンする方法 →漠然とした問題が、細かく見えてくる ・〇〇化と置き換え、プロセスに目を向ける →概念化によるあいまいな表現(少しずつ認識がズレる)に気付ける ・ある問題を立てることで誰が得をするのか、損をするのか、またはその問題を解けたらどうなるのか? →狭くなった視野を広げ、全体感が見える

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    投稿日: 2021.03.09
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    2021/2/10 「自分の頭で考える」とはどういうことで、またどう実行するのかについて、豊富な具体例と実践への誘導によって理解できる。 1.文章の読み方、2.問い立てに分けて簡単に書き留めておく。 1 文章は推敲に推敲を重ねて練り上げられたものであるため、本との付き合い方が変わる。読者は漫然と著者の言うままに文章をなぞるのではなく、「ほかの文章になる可能性のあったもの」として読む。すると著者と同じ立場で文章に接する(著者の思想を汲み取る、批判的に読むなど)ことができる。 小林秀雄はこんなことを言っている。 「読書も亦人生の経験と同じく真実な経験である。() 小説を創るのは小説の作者ばかりではない。読者も又小説を読む事で、自分の力で作家の創る処に協力するのである。」 「彼(名作家)がたった一つの思想を表現するのに、どんなに沢山のものを書かずに捨て去ったかを合点する。」 本というのは「ほかの文章になる可能性のあったもの」であり、「たった一つの思想を表現する」ためには「沢山のものを書かずに捨て去」らなければならない。これを念頭に本を読むことは大事だな。 2 疑問→問い立てが自分の求める答えに辿り着くための手段であり、これを繰り返すことで表面的な問題が本質的な問題へと切り替わる。(この「表面的」「本質的」という言葉にも注意が必要だろう) これを「問題をずらす」と本書では表現されているが、何か問題に直面したときに試してみよっと。

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    投稿日: 2021.02.10
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    prototypeな思考が蔓延している。知ることとは、「正解」がありそれを探すという行動ではない。新たな組合わせを見いだし、解を作り出すことである。 - 読書における知との接しかた - Opinionを書くことは、考え方を身につける技法 +批判的に書く(反論を書く、違う前提にたって書く) - 問いを立てて、分解し、展開する。 Objectの関係論、逆説という視点の説明あり。 最後に、問題を<問う>ことを問うは、もう一度、読み直して、振り返りたい内容であった。

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    投稿日: 2020.11.12
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    「自分の頭で考えなさい。」 この台詞を言われたこと、あるいは言われている人を見たことがある人は多いと思う。 本著では、 「じゃあ...どうやって?」 の具体的手法を展開する。 自分自身の視点からものごとを多角的に捉えて考え抜くこと...すなわち知的複眼思考法が肝であると主張する。 本著では順に、 1.知的複眼思考法とは何か 2.読書の方法 3.作文の方法 4.問いの立て方と展開の仕方 5.具体的な複眼思考の身につけ方 という内容が記されている。 いずれも具体例が盛り込まれているが4,5は一読ではよく飲み込めなかった。(そもそも主題が簡単ではない。) 以下は印象に強く残った点。 批判的読書について: 不備がないかを探し、"自分ならどう書くか"を考えて読む の有用性を展開。(代案を出す、ということが重要だと指摘している。そこまで行かなければ脳はあまり働かない。) 問いの立て方と展開について: 命題は問いに落とし込む、その際疑問はwhatではなくwhy(→思考せざるを得なくなる)とし、 whyが紐解けても具体化→概念化→具体化(概念レベルを下げ最初とは異なる様々な具体例に落とし込む)といった具合に、抽象度の上げ下げを駆使することの有用性を展開。

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    投稿日: 2020.09.21
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    思考のパターンを学べる。「どうしたら…なんで…」と気を揉む代わりに、思考のパターンをいくつかストックしておき、それを状況や問題に適応していく方が、遥かに効率がいい。

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    投稿日: 2020.07.03
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    自分のぼやけた思考に自信がなくて読み始めるに至った。 なぜ?という2文字を頭の中で何度も繰り返すことがこんなにも難しいのか。 何もかもを疑ってみる、全てを0からやり直すことに。 しかし、こんなに幸せな事はない。 この本のおかげで初めからやり直せる再スタートを切った清々しい気持ちよさや今までの思考で合っていた部分もあって自己肯定感も満たされた。 自分の思考を覆されるような内容だったので一回読んだだけでは定着しない。 また読み直す機会がある。 おすすめしてくれた大学教授に感謝する。

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    投稿日: 2020.05.10
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    2002年に発刊されたこの本。「複眼思考をもって批判的に物事を考察し、自分の頭で考えよ」というメッセージとその具体的な方法論は、リーマンショックや東日本大震災といった動乱の時代に直面してこの本を手に取った多くの人に気づきを与えてきたのだろう。現在の新型コロナウィルス感染症における、自分自身も同様。いまも色褪せない。 この本のレビューが礼賛だけで終わっては、何を読んだんだということになるので批判的読書の実践を簡単に残しておく。第1章、「読書の効用」という節で「本でなければ得られないものは何か。それは、知識の獲得の過程を通じて、じっくり考える機会を得ることにある ー つまり、考える力を養うための情報や知識との格闘の時間を与えてくれるということだと私は思います。」という一文がある。私は、現代における本しか果たせない役割は、ネットメディアその他から得た情報を検証・反証する機会と時間の提供に変わったと考える。 2002年当時、インターネット上の発信者はまだ限定的で、手に入る情報も一般的な知識程度に過ぎなかったかもしれない。しかし、総務省「我が国のインターネットにおけるトラヒックの集計・試算」によると、我が国の総ダウンロードトラフィックは2004年11月の257Gbpsから、12年後の2016年11月には8,254Gbpsと約32倍に飛躍的に増加した。購入したり図書館に行ってはじめて得られる本の情報量や触れられる著者の人数よりも、ネットニュースやTwitterの投稿者の人数の方が圧倒的に多く、多元的な議論も活発に目にするようになっている。その過程を観察するだけでも、「考える力を養うための情報や知識との格闘の時間」はかつての本が唯一果たしてきた役割をすでに凌駕する。 一方で、収集の付かないディベートが交わされるネット上の情報だけで「自分の考え」を確立するのは難しい。自分で考えたつもりでも、近しい意見を持つ誰かへの同調に留まってしまう。未だ学校教育でも十分高度な思考力の獲得まで到達できない現状で、世界との差は縮まらない。その現状を打開するために、本を頼る必要がある。著者の専門的な立場や経験を理解して、論理を読み解き、ネット上などで主張されている内容と照らし合わせで検証、反証することにこそ、現代において本でなければ得られない価値になっていると思う。 改めて、この本に書かれた批判的思考、批判的読書の方法論は、上記の実践において今も色褪せず、非常に深い学びが得られた。なお、Amazon のトップレビューにあった「四章(問いを見つける視点)→三章(問いの立て方と展開の仕方)→一章(読書での実践)→二章(批判を文章にする)の順で読むのがいい」という意見はその通り実践した。確かにこの方がスムーズに論理展開されると思ったのでおすすめする。

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    投稿日: 2020.05.03
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    ものごとをどのように思考するべきかを示している。 ここで書かれている複眼思考法は日常生活の事象を捉えることから学術的研究まで幅広く応用できるものである。 思考という営みの中でも特に言語にこだわって書かれている。我々は普段、使う言葉を何気なく選択しているが、それは本当に正しい選択なのか、単眼的思考(常識に浸かったものの見方や考え方)に陥っていないか。 今一度、このことについて問い直す必要があると感じた。 この本を読んで特に有益だと感じた箇所は2つある。 1つは第3章で書かれている問いの立て方と展開の仕方である。この章は漠然とした問をどのような手順で解決可能な問にまで落とすことができるかということが書かれている。 2つ目は全章を通じて書かれている「思考を放棄するな」というメッセージである。特に自分は他者について理解するとき、他人について理解することを放棄しがちなので気をつけたい…

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    投稿日: 2020.03.18
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    少し難しかったのでまた読みたいと思いますが、当たり前の如く情報を鵜呑みにせず、自分の頭で考えることが重要。これを常に子供にも教えていきたい。視野を広げて考えることが重要。

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    投稿日: 2020.03.12
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    前例や過去の経験は、未来の成功を約束しない。この先数年後でさえ見通すことは困難な時代。自分のアタマをフルに使い、能動的に考える能力は今後益々重要になってくる。それを鍛えるための思考法としてクリティカルシンキングが効果的らしいと知り、本書に行き着いた(=知的複眼思考法と認識しているが、誤りであればご容赦いただきたい)。 自分が遭遇した出来事や"ある筋"からもたらされる情報を決して鵜呑みにしてはいけない。ここまでは常識だが、では具体的にどうしたらよいのか?本書はとても丁寧にそれを解説してくれる。 読了後、私はまず自身の感想や意見を文字に起こすことから始めてみようと思うに至った。実際にやってみると自身の理解不足、情報量の欠如、根拠の弱さ、何より視野の狭さ(単眼思考であること)が容赦なく目の前に突きつけられ、格好のトレーニングになっていると実感している。 質の高い情報を集め、ただしある一方に偏ることなく、俯瞰した立場(メタ)でじっくりと吟味し、正しい判断を下せるよう、これからも精進したい。

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    投稿日: 2020.03.12
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    ※再読 プロジェクトでなんか上手くいかないと感じるときは、①答えるべき問いがそもそも違う、②(問いに対する)メッセージが研ぎ澄まされていない、③メッセージの伝え方が良くない、の3点だと思います この「知的複眼思考」は②の処方箋として、事あるごとに読み直しています ・概念のレベルで問題を考える  – 共通する部分は何か  – くくることのできる概念は何か  – その概念はどのような意味で使うのか

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    投稿日: 2020.03.08
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    常識にとらわれた単眼思考を行っていては、いつまでたっても「自分の頭で考える」ことはできない。自分自身の視点からものごとを多角的に捉えて考え抜く、それが知的複眼思考法だ。情報を正確に読みとる力。ものごとの筋道を追う力。受け取った情報をもとに自分の論理をきちんと組み立てられる力。こうした基本的な考える力を基礎にしてこそ、自分の頭で考えていくことができる。ベストティーチャーの奥義!!(Amazon紹介より) 私は、確固たる己をもって生きていくために必要な力は「コミュニケーション力」「論理的思考能力」「自己肯定力」の3つだと思っています。この本はその中の「論理的思考能力」の基礎に触れるには最適の1冊だと思います。 大学のゼミに所属することになった際、最初に先生から渡されたのがこの本でした。あれから十数年、改めて真剣に読んでみて、大学の授業だけでなく、その後の人生でも物事を考える上で大切なことが沢山書いてありました。十数年前にこの気持ちになっていたら…と今更後悔しても遅いですが、それぐらい悲しい気持ちになりました。周りの人の意見に流されてばかりで己が無い、悲しい悩みです。 何はともあれ、世の中で当たり前だと思われていること・ステレオタイプに騙されないよう、日々物事の本質にアンテナを張っていきたいと思いました。しいてはそれが充実した人生の一助になると思います。この本に書いてあることは、実際難解ですし実践しようとすると更に難しいです。本当に理解できるのは、更に何年も後になると思います。それでも、長い人生、まだまだ遅くはないはずです!

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    投稿日: 2020.03.05
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    物事の考え方を分かりやすく整理した良書。約20年前の著作なので例示が古いのはやむを得ない。言葉の変換も多少は必要。ただ、今だから過去の事象を捉え直す、考え直すいい機会となった。ベースにシステム論的思考が定着していると、より理解が進みそう。 「本でなければ得られないものは何か。(中略)考える力を養うための情報や知識との格闘の時間を与えてくれるということだと私は思います」

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    投稿日: 2020.03.03
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    「知的トレーニングの技術」の入門編という感じ。まずは、こちらでアカデミックな知的営為を垣間見てみるのもよい。

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    投稿日: 2020.03.01
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    当たり前だけど研究者がモノを考えるのもロジカルシンキングなんだな。96年の本だけど、こういう種類の本は古びないな。

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    投稿日: 2020.02.26
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    論理的思考には限界が存在する。それは推論を考える際の「切り口」の限界だ。 ロジカルシンキングを行う際には「ロジックツリー」というツールを多用する。ロジックツリーは、目の前にある「問題現象」を要素分解することで根本課題を見抜いたり、あるいは「問題解決」の打ち手の選択肢を広げていくときに使われることが多い。 しかし「要素分解」も「選択肢の拡大」も、その「切り口」次第で結論は変わる。そうなると、いかに「筋のよい切り口」を見出せるかが重要なカギとなるが「筋のよい切り口」は論理では導き出せない。 本書は「多面的な視点」を持ち、複眼的に様々な切り口から物事を見る重要性を説いた書籍だ。

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    投稿日: 2020.02.17
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    久しぶりによいスキル本を見つけた。批判的に複眼でものを見ることを鍛えることは、まず本の読み方を覚えること。そしてwhyとhowを繰り返しながら、問を突き詰めること。コンサルスキル向上にもつながる良書。数年ごとに読み返す価値あり。 第一章 読書法 批判的読書 ①わからない文章はそのままにしない。 ②目的、種類、想定読者を見定めて、評価する ③反対意見を真っ向否定するのか、部分否定しているのかを見る ④仮説なのか事実に基づく主張なのかを見極める ⑤使われているデータを簡単に信じない。他のページの主張と辻褄が合っているかも考える。 ⑥書かれていない前提が何かを考える ⑦根拠が希薄な主張がないかどうか見る ⑧レトリックによる論への影響はないか 特に重要な教え ①筆者を簡単に信用しない ②狙いは何か ③論理を丹念に追い、根拠を疑う ④隠れた前提を探し、疑う 鍛え方 ①論争を読む。 ②少し読んで先の展開を仮説する。 第二章 作文 文章を書くとき、読むときは1人ディベートをやってみる。自分以外の人を想定し、彼らがどういう反論をするかを文章にしてみる。文章にすることで論理的整合性を点検できる。 第三章 問いの立て方 原因と結果の三原則 ①原因は結果より時間的には前 ②原因も結果もある一定時間から変化している(これは本当か?) ③原因と思われること以外が結果に影響を与えていない →これが本当にないかどうかを確認するのが複眼思考 →要因を因数分解して、比較実験をする →なぜ、に含まれる主語を下位分解することで、要因を分解できる。分解したら『主語はどうなっているのか』『なぜ主語は○○なのか』と、How(実態を問う質問)を間に挟みながらWhyを掘り下げる 概念はサーチライト ある抽象化された言葉(家族、個性、創造性など)は定義を明確にする。個別で考えず、ざっくり考えることで視野を広げる。概念は前提に置かれることが多く、疑ってかかるべき。疑ってかからないと、思考を止めるマジックワードになってしまう。 概念は一般化すること。 ①複数ケースの共通点を探す ②共通点を表す概念を探す ③概念の定義を定める

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    投稿日: 2020.02.15
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    読みながら、すごい盛沢山な本だなという印象を持った。単純に物事を考えない。複眼、つまりいろいろな視点から考える方法について、例を交えて論じられているんだけどさ。その例自体についても、それだけで本のテーマになるんじゃないか、というくらい大きなものが据えられている。面白かったし、大きな刺激を受けた。ただ、けっこうややこしくて、難しくもある。複眼的に考える、とはまさに、わかりやすく進むものではなく、じっくり一歩一歩考えながら進むということなのだろう。 本書の最後の方であった。  「ステレオタイプ的な回答に出会ったら、「ああ、そうか」とやり過ごさずに、ちょっと立ち止まって自分のことばで考え直してみる」  やり過ごさないで進むとは、負荷のかかることなのだ。でも、必要な負荷だと思う。  ふと思いついて奥付を見た。  1996年に出た本が2002年に文庫化されて現在までに45刷となっている。こういう負荷のかかる本が埋もれずに売れ続けていることに、ちょっとほっとした。

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    投稿日: 2019.08.31
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    とてもいい本。20年以上のロングセラーというのも頷ける。 論理的思考の方法を書いた本は色々あるが、この本は更にその実践についても具体例を豊富に挙げて丁寧に説明している点がとても良かった。 著者は、常識に囚われず多角的に物事を捉える方法論として知的複眼思考法を提案し、それを以下のようないくつかの段階に分けて解説している。 論理的・批判的な読書の方法→ そこから得た疑問からの「問い」の建て方→ 複雑な「問い」をいくつかの簡単な「問い」へ分割し、考えやすくする方法→ 得られた簡単な「問い」を角度を変えて眺める方法→ そして新たな視点からまた「問い」を建てる方法 それぞれのステップが過去の新聞や評論文などの具体例を用いて易しく説明されている。 特に最後の章では、あらゆる角度から「問い」を見つめ直す複眼思考の方法論が具体的に示されていて特に良かった。 大学生必読の書として大学入学時に買った本だが、この本の思考法・方法論は職種や時代を問わず普遍的に役立つものだと思う。

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    投稿日: 2019.07.28
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    論理思考を勉強中に読んだ一冊で、ここ最近で1番のヒット。 本書の貢献は次の2点である。 1. 読書の意義を問い直す機会を与えること 2. 自分の頭で考える基礎を与えること ここ2年読書に多くの時間を費やしてきたが、意義や効果を実感できず随分と悩まされた。それは知識を得るための読書だったからだ。自分の論理を持たない、受け身の読書では「そーなんだ」止まりであり、知識以上の効果を得られない。本書では、本の著者と同じかそれ以上の視座で読むことを求める。「自分ならこの問いに対してどのような答えを持つか」また「どの点が論理的におかしく、それをどう正すか」のように、同じ問いに対して自分の論理・意見を持つことを勧めている。 本書の大部分で、ありきたりの常識に飲み込まれないための複眼思考を身につける格好のトレーニングの場を提供している。 ーフレーズー ・情報を正確に読み取る力、物事の論理の筋道を追う力、受け取った情報をもとに、自分の論理をきちんと組み立てられる力。これらを基礎に、常識にとらわれることなく、自分の頭で考えていくこと、つまりは知的複眼思考ができる。 ・知識も大切だが、正解がどこかにあるという発想からは複眼思考な生まれない。 ・書き手の言い分を鵜呑みにしない読書のすすめ。批判的な読書を通じて、ものごとに疑問を感じ、ものごとを簡単に納得しないこと、常識に飲み込まれないこと、つまり、自分で考えるという姿勢ができる。 ・活字メディアをとらえ直してみると、読むという行為の意味が変わってくる。ざっと読み流して、簡単に納得してしまうのではない読書。次に何が書かれる可能性があったのかを、探りながら文字を追っていく読書。書き手が行きつ戻りつしたように、自分の理解のペースで情報を獲得していく読書。これは活字メディアならでは。 ・本を読まなくなることで失われるものはなにか?本を通じて得られるもの、本でなければ得られないものを考えてみる。例えば、それは知識や情報、教養、楽しみ、興奮など。このうち、本でなければ得られないものは、、、。知識獲得の過程でじっくり考える機会を持つこと。考える力を養うための時間を与えてくれる。

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    投稿日: 2019.03.30
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    不定期にでも再読して、その時のものの味方を省みることが必要だと感じた。複眼思考法として、常識に潜在するステレオタイプな考え方からの脱却や、第4章の関係論、逆説の活用はとても参考になる。20年前の出版物にも関わらず、色褪せていない内容だった。

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    投稿日: 2019.01.18
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    あとがきの自問が一番響いた。あとは想像に難くない。教育の現場でありえそうな描写が多かったので思うところが多い。

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    投稿日: 2019.01.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    本を鵜呑みにするな!!!!! 本の内容を鵜呑みにするのは、単眼思考の人。複眼思考が出来る人は、本当にそうか?と疑いの目も向けてみる。 複眼思考のコツとしては、誰々の視点からと、また別の誰々の視点からというように視点を変えてみること。これにより誰が利益を得ているか、などを考えるのも一つのテクニック。 確かに評価が高いからとか、権威ある人の本だからといって鵜呑みにするのは間違っているが、それは読者のレベルにもよると思う。知識ゼロの状態で疑ってかかるのは、効率が悪すぎる。最初は基本的な知識はサクッとパクったほうが早い。 ある程度のレベルに達したら、疑ってかかる読書法はいいだろう。

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    投稿日: 2018.12.14
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    【由来】 ・読書猿と札幌の紀ノ国屋書店で、かつての「思考の整理学」みたいな扱いで山積みだったので。 【期待したもの】 ・ ※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。 【要約】 ・ 【ノート】 ・今まで知らなかったんだけど、なかなかの名著。外山滋比古さんの「思考の整理学」と並ぶほど?知り合いの大学の先生達にも、僭越ながら絶賛おススメ中です。

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    投稿日: 2018.10.28
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    大学の先生の授業を聞いている気持ちになった。本当の理解をするにはあと何回か読まなければ分からないと思う。それでも刺激と示唆に満ちた本で大変面白かった。またいつか挑戦したい。、

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    投稿日: 2018.07.29
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    『1.「なぜ、それが問題なのか」に着目することによって、ある問題を問題と見なす視点は何かをとらえる。 2.同じようなことがらでも、問題にする視点によって問題のとらえかたや問題のしかたが違ってくることに注目する。 3.ある問題がクローズアップされることで、隠れてしまう問題がないのかに目を向ける。 4.さらに問題の文脈に目を向けるための方法として、 (a)ある問題を立てることで、誰が得をするのか損をするのかに目を向ける。 (b)当該の問題が解けたらどうなるか、を考える。』 すごく基本的な物事の考え方をまとめている。 東大生の頭の硬さが気になって書かれた本なので、取り敢えず、入学して読めと勧められた本。 当時は特に「ふ〜ん」という感じに読み流していたけど、あらためて読むと、いろいろ気付かされる。 特に社会人になると、「大企業病的複眼思考法」という悩ましい思考モードに陥ってしまうもので、どうすれば企画が通るか、という出発点から物事を考えてしまいがちなので、もう一度、本来の知的複眼思考法をおさらいすることができた。 読む、書く、問う、考える、問うことを問う、という整理ですごく分かりやすい。引用は、最後の「メタを問う」という部分で、大事なのでメモ。

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    投稿日: 2018.04.21
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    おそらく大学1年生の少人数授業(基礎演習とかフレッシュマンセミナーといった科目名称が付けられているもの)のテキストとして使用されることが多いであろう本書。 学生時代に読んだものを読み返してみると、事例は古いものの根本的なことは未だに変わっていない。 「言うは易く行うは難し」の内容であるが、今の世の中ではより重要だろう。

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    投稿日: 2018.03.18
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    物事の見方と考え方についての本。 情報には発信者がおり、意図がある。現象には原因があり、要因は1つではない。 ごく当たり前のことも吟味し、分解し、複数の角度から見直すことで発見がある。 常々行うことは知恵熱で疲れそうではあるが、なぜ?という疑問がわいたとき、大小問わず問題へ直面した際に解決の糸口として身に付けたい思考方法の入門として読みごたえ十分の名著。

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    投稿日: 2018.02.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

     『組織の中では、「前例」が幅を利かせる』ことが少なくなく、『当面の問題だけを追っていると(中略)問題を当たりまえと見なしてしまうことも多くなる』、『個別のケースの中だけで考えているかぎり、そのケースを越え出る問題の広がりには目が向かない』し、『他の人と同じ」発想を続けていると、自分にとって本当は何が重要なのかが見えなくなる』・・・ 『シンボルや概念やルールのひとり歩きを止めて』、『「常識」にとらわれずに、自分の頭で考えていく 』必要がある。  『情報を正確に読み取る力。ものごとの論理を追う力。受け取った情報をもとに、自分の論理をきちんと組み立てられる力』といった『複眼思考を身につけるためには、概念のレベルで問題を考えていくことが重要』である。『知識も大切だが、「正解」がどこにあるという発想からは複眼思考は生まれない』。  『目の前の問題(事象)は、どのような要因(要素)の複合か、どのような関係があるのか、どのような位置を占めているのか』 を考えたり、『問題の渦中にあって問題に取り組むのではなく、ひとつ違うレベルに立って、当の問題自体をずらして』みたり、『問題の複雑さを解きほぐす、つまりブレイクダウンすることによって、「大きななぜ」をいくつかの「小さななぜ」に分けて』考えたり、『問題にする視点によって問題のとらえかたや問題のしかたが違ってくることに注目』したり、『すでに起きている複数のことがらを比べ』たりする。  『概念とはサーチライト』、『新しい概念の発見によって、新しい問題が見えてくる』。 これら考える力を養うのは、書くことと読書だそうだ。『書くという行為は(中略)考えを進めていくことができる表現方法。書くという行為は、もやもやしたアイデアに明確な言葉を与えていくことであり、だからこそ、書くことで考える力もついていく』、『知識の獲得の過程を通じて、じっくり考える機会を得ること、考える力を養うための情報や知識との格闘の時間を与えてくれる』のが読書の効用であるようだ。

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    投稿日: 2018.02.19
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    今年は「よく考える」ための本を中心に読むことにしているが、これは良書でとてもわかりやすく、実行しやすい内容。日常的にこれらを意識する癖を身につけることで、知識がリッチになるし、深い思考、正しい思考ができるようになると思う。「創造的/批判的読書で思考力を鍛える」「良い問いを立てる」「複眼思考」など、どれも納得の知識。良い本は目次からして面白い。

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    投稿日: 2018.02.10
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    「自分の頭で考える」そのためのエッセンスがぎゅっとつまった良著。 人の意見を鵜呑みにしない批判的態度の身につけ方、物事を多角的に捉えるための視点の動かし方、考えるための問いの立て方など、思考の基礎が要点を押さえて分かりやすく解説されている。また、読者が受け身にならないよう各章に例題を用意し、学んだことが実践できるような工夫がなされているのも本著の優れている点だ。 個人的にこの本を読んで良かったのは、問いの立て方の具体的なノウハウを学べたこと。問いの種類と深さが増したことで、自分の思考の幅がぐっと広がった。

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    投稿日: 2017.11.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    パワーフレーズ 「それは、考える力ーーあるいは、考え方のさまざまなパターンを身につけたということです。」 実例を踏まえての物の見方を丁寧に解説した一冊。解説というより実戦書とも言える。少し実例の中の論理展開に思わずなんの本を読んでいるか忘れてしまうが、書いてあることはシンプルに本質を突いていると思う。

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    投稿日: 2017.09.21
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    タイトルに魅かれて買ったけど、相当ひどかった。久しぶりに、文書力のない、読みにくくしかも中身もそう魅力的でもない、正直くだらない本を読んだと感じた。 私はすでに著者がドヤ顔で主張している、 本を読むときは著者と同等の立場で読むこと 批判的な見方をすること、鵜呑みにしないこと ステレオタイプにはまらないこと 物事の二面性、多様性を重視する 全て実践してるからかもしれない。だけど、私は時々こういう、ーの方法、読書のススメ のような本を斜め読みして、ウンウンと頷きそうだよねと納得しながら再確認して読むけどこの本は読んでてイライラした。 まずは文書力、説明力がない!!!!最初に、著者の使う単語や用語を簡潔にようやくすべき。内容もなんだか著者の自慢が多いし、この本自体ステレオタイプだった。 定価で買って損した 早く古本に売りたい。

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    投稿日: 2017.07.27
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    卒論に向けての課題図書。これで基本的考えと基本的思考ツールを獲得した後に,思考の実践を重ねなければ,いつもの通りの常識的単眼思考に陥るだろう。その意味では批判的思考をしなければならない課題を突きつけていくことが制度としているだろうな。 この本のいいところは,「問いを立てる,問いを問う」ところを強調している部分。自らが問いを立てて吟味していく立場になった学生には単に論理的に,批判的に思考しましょうよりは訴えるものがあるだろう。

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    投稿日: 2017.05.26
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    クリティカルシンキングとか流行っている今日この頃では、何となくわかっていることが書かれているなという印象なんだけど、その「何となく」の部分を明記してくれているという点でよい本だとおもう。 以下自分なりに理解したポイント。例えはすべて自分が思い付いた卑近で極端な例。 複眼的思考というのは問題を「ずらして考えてみる」ことによって、言葉や概念にとらわれず複数の視点から自分なりの考えを展開すること。 ・概念化された言葉に疑問をもち、ずらして=言い換えてみる。 たとえば、「女子力の低下が問題」っていったら女子力ってなに?家事ができること?恋人がとぎれないこと?と考えるとか。 (一方で、あえて概念化することで複数の問題にひそむ本質をとらえられることもある) ○○化という言葉に置き換えて、○○化するとはどういうことかを考えて概念をとらえなおしてみることも有効。 ・時間軸や立場をずらして考えてみる。 例えば、家事ができることを女子力ととらえるなら、 「30年前の家事ができない人は女子力弱いってことになるの?」 「結婚している人で家事ができない人は女子力弱いといわれるの?」 「シンガポール人は殆ど外食で食事を作らないといわれてるけど女子力弱いの?」とか、ずらして考察してみると面白い論点がうまれるかもしれない。 ・なぜ、なぜという問いを続けて問題をずらしていってみる。 「なぜ女子力をつけないといけないの?」→「じゃないと今の世の中結婚できない」→「なぜ結婚しないといけないの?」とか。これは極端か(笑)。 ・にもかかわらず、という言葉がつなげる事象の関係性に注目してみる 「女子力の低下が叫ばれるにもかかわらず、ひとりあたりの交際人数は増加している」とか。あ例えが変。 ・それを問題にすると得する人、損する人を考えることで、埋もれがちな背景をほりおこすこともある。 「女子力」で料理学校とエステの人がもうかるとか、エッセイが売れるとか。隠れている「概念化」されたものの理由に気づくかもしれない まあそんな感じで、なにかの問題を考えるときには何となく意識してることなんだけど どれかは忘れてることがあるなあと思い勉強になりました。 ちなみになぜこんな例えばかりかというと、図書館で同時に「婚活時代」を借りたから。 司書さんがイケメンだったので、差し出した本の一番上がせめて婚活時代でなくこっちの本だったら良かった。でも婚活時代読んでたら、単眼的なほうがお嫁にいけそうな気もするよ!と、イケメンにロックオンしてしまった私は思うのでした。 うーん、やっぱりこの本の本質を私は理解できてないですね(笑)。

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    投稿日: 2017.05.11
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    数年ぶりに再読。今回の方が前回よりも衝撃度が大きいかも。 「批判的思考」という言葉は使っていないけれど、中身は100%批判的思考について書かれている。難しい言葉は一切なし。どこまでも具体的で、だからこそ恐ろしいほどわかりやすい。そして著者がいかに優れた頭脳かも、やっぱ恐ろしいほどわかる。 高校生以上の人には必読の書ですよこれは。

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    投稿日: 2017.03.31
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    物事を深く考えていくには「常識」などに捕らわれた一面的な思考から脱却し、様々な問いや視点を駆使して多面的にとらえることが必要不可欠である。 では、そのような多面的な物事のとらえかた――すなわち「知的複眼思考法」ができるようになるにはどうすればいいかを懇切丁寧に解説する本。 第一に読書の効用を説き、読書をする姿勢においても「批判的読書」「創造的読書」が大切であることを解説する。 その後、読書で培った複眼的思考を議論や時事問題へ適用し物事の理解において「問い」を立てることの重要性とどのような「問い」が求められるのかを述べている。 最後は「問い」に対してもメタ的な思考を養い、多面的にとらえるために立てた「問い」そのものが新たな硬直や偏見を生み出してはいないか、それを考えていく方法について書かれていく。

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    投稿日: 2017.02.11
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    「知識があればわかる」・「調べればわかる」という知識の獲得(または、必ず一つの答えがあるという正解信仰の呪縛)によってではなく、どうすれば知識と思考とを関係づける(結び付けて)思考法。留学経験等を通じて著者が得た、知識の運用、思考法について、読書、作文、展開、複眼(多面的・逆説的・問題を問う)思考の4つの側面から実践的説明を加える。

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    投稿日: 2017.01.03
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    抽象的に書けばもっと薄い本になって伝わりやすかったんだと思うが、とことん具体的に書きたかったんだろうな。 なぜの繰り返しと 論点の項目の大きさを意識することからはじめる

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    投稿日: 2016.10.06
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    10年ぶりに再読。平易な説明だけど実践するのは簡単ではない。とりあえず辻褄が合っていれば、それ以上考えずに良しとしてしまっていた。  複眼思考が何のために必要なのかはあまり掘り下げて書いてないけど、創造力や独創性のためだと思う。なぜ副題に「誰でも持っている想像力のスイッチ」とこそっと書いてるだけなんだろ。  特に参考になったのは、  ・概念はサーチライト  ・一般化や抽象化することでステレオタイプを回避  ・実体論だけでなく関係論で多面的に  ・「行為の意図せざる結果」から逆説を発見する

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    投稿日: 2016.09.19
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    「自分で考える」ことはどういうことなのか知りたかったのでこの本を読んだ。 参考になったのは3章の問いの立て方と展開の仕方である。 「どうしたらいいか」と漠然と考えるのではなく、「なぜそうなるのか」を考え、要因を複数挙げたあとで「どうなっているのか」で果たしてそれが本当に正しいのか・整合性があるかを検証するという展開の仕方は検討する上で参考になった。 考えるのが楽しくなる良著。行動派の人は読んだら思考と行動のバランスが良くなると思う。自分も意識して事実・結果の原因を突き止められるように考えていきたい。

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    投稿日: 2016.09.11