
総合評価
(86件)| 17 | ||
| 31 | ||
| 27 | ||
| 3 | ||
| 0 |
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
リカと言う人格の考察(時にはこじつけ?)的な内容が多く、今までのリカシリーズとは一線を画す(悪い意味で)作品だと感じたのと、主人公と母親の声が似ていると言う記述で犯人が分かってしまい、後半の興味が薄れた中、読み進めましたが、犯人の素性の伏線回収には参りました。星2-3の予定が一気に星4にさせてもらいました。
0投稿日: 2025.11.11
powered by ブクログリカ・クロニクル第5弾。 過去と現在が交錯し、読者の視点さえ揺らすような構成となっています。物語は、誰の視点なのか、どの時点の出来事なのかが一瞬わからなくなる場面があり、登場人物たちと同じく読者もだまされる感覚です。ちょっとした叙述トリック。 やがてラストに明かされるのは、真犯人の哀しい過去——リカに誘拐され、リカに同化するかの運命となる出来事だった。この真犯人は、リカストーカー事件の被害者の娘。親子でその心の闇に、リカが入り込み、完全に支配される姿は、シリーズでも特に不気味で不幸。 「リメンバー」という言葉は、忘却を許さず、恐怖も悲しみも永遠に刻みつける。読後、心に居座るリカの存在は、物語を閉じてもなお消えることはないのかもしれない。
82投稿日: 2025.08.14
powered by ブクログきたきたきた…!!!今回はそういうリカなのね!?てっきりこうかと思っていたのに騙されました。気持ちいい読後感!
1投稿日: 2025.07.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
きれいにタイトルを回収してて気持ちよかった でも、いろんな人を殺す理由が短絡的すぎてびっくりする感じもなく淡々と進んでいった感じ そういうところも一切理解できない感じが"リカ"なのかなあ、なんて
0投稿日: 2025.06.12
powered by ブクログリカシリーズ第5弾。ちゃんと順番に読んでいます。タイトルの意味考えるけど、ちょっとわからない。読み込みが足りないせいか‥。 今回はいい意味で最後まで騙されました。 なんか変とは思っていたんだけど。で、あーぁ、そうなのねとなりました。やっぱりいつも最後が怖い。
0投稿日: 2025.05.10
powered by ブクログリカシリーズ5作目 リターンのラストからどうやって広げるのかと思いきやリカの思想が更に広がっていくというホラー展開に拍車がかかってました。 リカ本人が出ないとはいえ、特有の超理論と暴力性、気持ち悪すぎるリカ語録は健在。 リカに感染した犯人は思わず膝を叩きました。 年齢不詳、見方によっては美人の部類に入ると記されてきたリカだけど子供が見ると普通に大きいおばさんで笑ってしまった
0投稿日: 2025.04.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
半分くらいから、主人公がリカの伝染者なんじゃないかとは察しがついていた。けど、まさか本間の娘の亜矢ちゃんだったとは。。日比野が「あーや」とは呼んでたけど、岸辺が名前呼ぶことなかったし母親(本間の妻)の印象も全然違ったから気がつけなかった。ただ、母親が樋口に亜矢のアリバイを証明する電話では、随分と流暢に話すなとは思ってた。もうあのときには死んでたわけね。 樋口は亜矢の解離性同一性障害に気がついてるのかと思ってたが、そんなことはなくただ普通に捜査情報を喋りすぎなだけだった。(リカシリーズに出てくるコールドケースの刑事はなんかみんなおかしい。)羽島・立原からの証言で亜矢の解離性同一性障害に気がついて、裏で連携を取ってるとばっかり思ってたけど深読みしすぎだった。 気になるのは、亜矢が立原といるときに見た「リカ」っぽい人影はなんだったのか。亜矢の母親が、亜矢に言ってしまった「言ってはいけない言葉」がなんだったのか。 あと、幼少期の梨花と結花について、周りの人の評判がリメンバーの描写と逆だった気がするのは何故?「大人しく誰にでも優しい姉と、明るく元気でちょっとワガママな妹」。リバースでは、姉が梨花で妹が結花。姉の梨花に憧れて?梨花を殺したあとに結花が「リカ」を名乗ってると思ってたけど、そもそもが逆だったのかしら。3周目読み直さないとかも。。
0投稿日: 2025.02.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
リカシリーズ。前作を読んでから数年経過してしまい、記憶が曖昧な部分もあったけど、相変わらずグロい。 結末は、そう来たかという予想外な展開。 リカ不在にも関わらず、抜群の存在感が不思議。深層心理って伝染するものなのか?恐ろしい。
0投稿日: 2025.02.21
powered by ブクログ今作もびっくりと恐怖の連続でした。 過去作を読んでいたのですが、完全にやられました。気づくことができなかった。 ミスリードに完全にハマりました。名前に騙されました。 2020年の世界ですが、「リカ」の狂気にあふれており、面白かった。頭部に6発の銃弾をもらいながら、生きながらえた? 次のリフレインも楽しみです。
1投稿日: 2025.02.02
powered by ブクログ雨宮リカ事件から20年後、バラバラ死体を公園の川に捨てていた女が逮捕される。女の名前は宮内静江、33歳のフリーライターの彼女は殺人を犯す前に雨宮リカについて詳しく調べていた。果たして、模倣犯か、それともリカの心理が感染したのか…? そして、また新たな類似殺人が次々と起こっていく…。 リカシリーズ第5弾。 今回も「え〜!」の連続でした。まさか、公認心理士さんがあの人だったとは…! 読んでいる途中から、なんか気持ち悪い違和感みたいなものはあったので、警察が追っている人物が犯人ではないと予想はついていたけど、そうきたかー! いや〜、何年経ってもおっそろしい人です、リカさん。何せ、頭に銃弾6発受けても死んでないんですもんね。今ごろはどこで何してるんだか…。 恐ろしいついでに、続けて第6弾買いに行ってきます!
0投稿日: 2024.12.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
リカシリーズながらリカは一切登場しない。だけどリカの存在感をビシビシ感じるストーリー。リカに対する怖さとリカと同じ事をする人がいる怖さ、似て非なるものだ。最後は…この人がいたか…
30投稿日: 2024.11.16
powered by ブクログ高岡早紀の狂演が印象に残る「リカ」シリーズの第5弾で、2000年頃が舞台の第1弾の「リカ」から20年後が舞台です。 死んだはずのリカが何処かで生きている様な展開で話が進み、最後はどんでん返しの結末。 正にリカの狂気が感染したお話しでした。
1投稿日: 2024.10.12
powered by ブクログ幼少期のリカとユカの写真を見るシーンで、リカではなくユカを天真爛漫な美少女だと言ったのだろう? 刑事の情報が間違っていただけ? 誰か教えてほしい…
2投稿日: 2024.09.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
銃弾12発の時点で完全に死んでたと思ってたт т アドレナリン出てたとしても逃げるの無理だろ人間じゃねぇ 結花子が絶対犯人だと思ってたら違った、、実家近所だったのと名前は偶然? 専門用語ばっかりで読みにくかったけど、最後のどんでん返し面白かった
1投稿日: 2024.09.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
シリーズ第五弾。時代的にはシリーズの中で最新になる。今回の犯人は第一弾で殺された本間隆雄の娘・亜矢。どんでん返しでした。序盤からフルネームが出なかったのには訳があった。リカの生死はまだ不明。不気味です。
27投稿日: 2024.09.07
powered by ブクログリカ・クロニクルの五作目。 次々に手を変え、品を変え、我々を翻弄するのがこのシリーズである。一作目の悪夢が生易しく見えるほどの悪夢が本書にて展開される。 精神医学や心理学、そして心の病を俎上にあげて展開される物語はサイコサスペンスだけでなく推理小説としても面白い。読み終えて「騙された」と唸った。
1投稿日: 2024.08.18
powered by ブクログ中盤過ぎあたりから、うーん、、?という妙な違和感。これは星3つかな〜なんて考えていたら後半にひっくり返っていた。 そうきたかあああああ!!!?という気持ち。 やっぱりおもしろい。
1投稿日: 2024.06.20
powered by ブクログシリーズ第5弾。銃弾を12発も受けたリカはどうなったのか?生きてるのか死んだのか、疑問は残ったまま。リカ本人は登場しないのだけれど脈々とリカが蔓延している不気味さ。心理感染という精神的な部分から入るので、人が壊れていく様はとても怖いのだけれど、哀れを感じて気持ちが強かった。結末自体はそんなに驚くこともなかったけど、途中は誰が殺されちゃうの?とドキドキしながら読んだ。
1投稿日: 2024.02.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
リカの最初の物語で被害者になった本間の娘の亜矢の事件簿だった。人間の心理がどうなってしまうのか実例を元に淡々と進む形で読み進めることが出来た。
2投稿日: 2023.10.18
powered by ブクログバラバラ死体をビニール袋に詰めて川に捨てていた女が、都内で現行犯逮捕された。精神鑑定を担当した立原教授の周りでは異常かつ凄惨な殺人が続発する。現場付近で目撃された長い黒髪の女は何者なのか?(e-honより)
2投稿日: 2023.10.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
バラバラ死体をビニール袋に詰めて川に捨てていた女が、都内で現行犯逮捕された。フリーの記者で、二十年前の「雨宮リカ事件」を調べていたという。模倣犯か、それともリカの心理が感染した!? 精神鑑定を担当した立原教授の周りでは異常かつ凄惨な殺人が続発する。 現場付近で目撃された長い黒髪の女は何者なのか? リカの闇が渦巻く、戦慄の第五弾! 犯人はあんたか・・・誰に対しても否定的で意見が偉そうだったので嫌な子だとは思って居たが・・・こんな次々殺さんでも良いのに。
7投稿日: 2023.08.07
powered by ブクログ心理感染。 主人公目線で書かれているため、結末にビックリした。 見事に騙された。 犯罪のシーンは、なかなかにエグかった。
2投稿日: 2023.07.29
powered by ブクログこのシリーズの中で一番面白かった! ネタバレ厳禁だと思うので詳しく書けませんが唸りましたね。そもそも私の読み方がおかしいのか懐疑的な読み方をしてしまったからか、疑惑対象が全く違った人でした。深読みしすぎて足元を救われた気分です。
2投稿日: 2023.06.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
『リバース』『リセット』『リフレイン』『リハーサル』『リカ』『リターン』『リベンジ』『リメンバー』が時系列に沿っている、と聞き順番に読もうと決めた。 なんとリカは感染する? 猟奇的事件で逮捕された宮内静江を、心理学者の立原教授の講座を受けている4人が診断面接をする。4人中、2人の男性が殺される。樋口刑事はリカに近い身体的特徴を持つ結花子を疑う。しかも結花子という名前はリカの姉と同じ。だが樋口刑事は先輩である梅本尚美、青木孝子の仇討ちの気持ちが強すぎ、捜査の方向性を誤る。 なんと講座生の残りの一人は、白崎亜矢。6歳頃、リカから感染していた…誘拐され背中に赤いバツを書かれた、たかおの娘、あの亜矢だった。 話をリードしているのは亜矢。 亜矢が逮捕されたところで終わるが、また次の猟奇的事件が起こる。リカはどこに? 本筋とは関わりがないが、この事件に初参戦する刑事さん本当に大変だわ。
1投稿日: 2023.06.01
powered by ブクログ半ば義務感に駆られて読んでるリカシリーズ。 あんまり共感出来るところはないけど、精神異常がもたらす出来事を、綺麗にまとめてあるので、期待は裏切られず。ただ、作中に出てくる4件の事件に対しての説得力が希薄で、モヤモヤするところは否めない。 息抜きとして読むには、ちょうど良いかな。
1投稿日: 2023.04.17
powered by ブクログこれまでは絶対的存在にリカがいたし、リカが犯人とわかって読んでた。そういう意味ではリカシリーズとしては新鮮でした。 やっぱりそうだよね!あれ!違う?いやいやそうそう!と思いラストは、、、忘れてた!ってなりました。タイトル回収凄いっすね。
2投稿日: 2023.03.21
powered by ブクログ『リカ』『リターン』『リバース』『リハーサル』に続くリカシリーズ第5弾。 本作も文中からリカの臭気が漂って来る様な不気味さに満ちていた。 舞台は帝光大学医学部精神科、精神鑑定を担当する立原正則教授の周りで次々と凄惨な殺人事件が起きる。 巻末の参考資料に記されている様に、今回は人間心理学についての描写が多く、やや説明的な形が見受けられたが、それを素直に読み進めて行くと自然とミスリードされて行き、ラストが近づくに連れまんまと騙されていた事に気付く。 最後まで読み終えるとタイトルの意味がストンと腑に落ちた。 リカは不滅。
1投稿日: 2023.02.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
亜矢ちゃんが、ミルクティーばかり飲んでるのが何故かとても気になった。 何か意味してる事がありそうって思うけど、見つけられない。
1投稿日: 2022.11.19
powered by ブクログ読み進めるのが楽しい。 リズム感があってリカシリーズは読みやすい。 一気読みでした。 描写はえぐい時もあるけどシナリオがすごい。 今回の焦点には驚かされました。
5投稿日: 2022.09.21
powered by ブクログ嗚呼、、怖かった、、 今回は素直すぎるくらい素直に読み進めてて最後の最後で『ひぁああああ』と悲鳴を上げてしまったほど怖かった、、 まさに『リメンバー』
1投稿日: 2022.09.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
もっともらしい人物は犯人じゃないだろうと疑って読んでたのに、ヒントはあったのに見落とした 人を殺すほどの狂気が伝染していく リカの恐怖はどこまで広がりいつまで続くんだろう
1投稿日: 2022.09.11
powered by ブクログ❇︎ リカシリーズ 『リカ』『リターン』『リバース』 リハーサル』に続く第五作目『リメンバー』 一度刻み込まれた常識外の存在への恐れは、 奥底に沈み込んでいて、まるで感染のように 覆い尽くす。 リカという想像を超えた悪意が、 目に見えない所どんどん浸食してくる恐怖。 ーーーーー 『リターン』で梅本を助けようとした 青木に12発の発砲を受けたリカ。 そして、無事に助け出された梅本は先輩刑事 菅原の介護を親族に申し出て、平穏な生活を 取り戻し始める。 その後の物語。 リカの事件は刑事関係者や多くの人の 記憶に深く刻まれていた。 終わったかに思えていたリカの事件に 酷似した事件が何度か発生する中、 刑事関係者に再度蘇るリカという恐怖。 狂気的な事件で捕まった犯人。 診断の依頼を受けた精神科医と研究会の メンバーが次々と不審な死を遂げる。 模倣犯か、それともリカが生きているのか。 恐怖の記憶は途切れることなく続いていく。
14投稿日: 2022.09.04
powered by ブクログ正直、今回の主人公の話しぶりがあまり好きになれなくて、違和感を感じながら「今回はハズレな作品かな...」と読み進めていましたが、終盤に差し掛かったところから「おーっ!そういうことー!?」という展開になり、「五十嵐先生にやられたー」という気持ちに。ここで、あの登場人物をもってきたのかーと、違う意味で感動しました。面白かったです。
2投稿日: 2022.08.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
まさか、リカが生きている?! そう思わせつつの亜矢ちゃんの話。 結花と亜矢ちゃんは、その後が気になってました。 次は結花ちゃんの話かな? それとも、結花として生きている梨花? どっちにしても、ドロドロだ。
1投稿日: 2022.08.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
リカシリーズ第5弾。 刊行順に読んでるけど、リターンがほんとにグロくて怖かったので、時系列的にはリターンの後という本作、、リターンよりグロ怖だったらどうしようってヒヤヒヤしながら読んだけど、意外にそうでもなかった。 リカが生きているらしい?ということで、いつリカが出てくるのかドキドキしてたけど、裏切られた。笑 結花子という名前と28歳にもしかして?って最初に思ったけど、ミスリード誘ってるなって分かってきて案の定でした。 ラストで柿原が受けた電話の被害者は山茂さんじゃないよね??? あー怖い怖い。。。
1投稿日: 2022.08.02
powered by ブクログリカシリーズ第5弾 時系列的にはリターンの続編 感覚的にもリターンのすぐ後に読んだほうがいいかなって感じ ゆえに怖さもリターン系の怖さ それに加えてグロさもヤバさもマシマシで… 当初は鈴木光司さんの『らせん』的に感染系に持って行くのかと思ったけど、全然違った これまでのシリーズで1番やばい作品かも まさかの…な展開も圧巻 これは怖い、というか、ヤバい 人ってこんなにも刷り込みとかできるんかな? 次で最後の『リフレイン』 …と思ったら、新作『リセット』が出ておりました。 まだまだ楽しめそうです。 有意義な読書タイムをありがとうございました この読後感を噛み締めつつ 個人的には、妙に『ミルクティー』の描写が気になったけど、あれは一体なんだったのかわからずじまい。 最後のコーヒーへの伏線? 教えて五十嵐センセー
1投稿日: 2022.07.13
powered by ブクログシリーズの中で1番展開が読めなくて、ミステリー感もあって面白かったです(*´-`) リカは誰の心の中にも存在している…っていう所で鳥肌が立った。 また時間が経ってから今度は違う順番で読み直したいです
1投稿日: 2022.06.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
樋口刑事目線で読んでいたので、終盤の情報量の多さに混乱。(笑) 樋口刑事は容姿や職業、名前の先入観から結花子をLSメンバーの容疑者として疑い、それを公認心理士の白崎亜矢に相談。 (白崎亜矢は本間たかおの娘であり、幼少期リカに誘拐された過去あり.) 立原教授に想いを寄せていた亜矢は、嫉妬をさせる為に岸辺と交際。 しかし、立原教授は結花子と婚約。亜矢は結花子を犯罪者に仕立て上げて立原教授と別れさせる為、結花子をストーキングしていた日比野のアパートを放火。 次いで、立原教授と交際するにあたり邪魔な存在である恋人・岸辺を殺害。 亜矢の秘密を探られぬよう樋口刑事も殺害。 日比野殺しに動機のある結花子に岸辺、樋口殺しの罪を被せる為、結花子を行方不明に。(殺害後、自宅内の冷蔵庫に保管) 介護疲れから母親を殺害、布団の圧縮に保管。 立原教授にも手を掛けるが、一命は取り留める。 脳内を整理する為に書き出したが、上記であっているかどうか…。 リカは悪意と憎悪の塊であるが、それは誰もの深層心理にあり、何かがきっかけで暴走する可能性がある、ということ? シリーズを順に読んでいるが、理解に1番時間がかかった作品だった。
2投稿日: 2022.05.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
リカシリーズは、全員死ぬまでのカウントダウンを1ページごとに早めているような気持ちになって心臓に悪い。また一気読みしてしまった。 常識人たちが回りくどく順序立てて考える中で、狂気側はその手順をすっ飛ばして暴れ回る。みんながノロノロして見えるため非常にヤキモキするし、また止められなかった…という思いになる。これは毎度お馴染みの光景なのだ。 宮内の自殺のシーンは壮絶で言葉を失った。口では妄想の幸せを喜びながら、体は有無を言わさず自殺を選んでいる、それが怖い。 白崎があの被害者の子どもだったのはまったく気づかなくて純粋に驚いた。よく考えれば、あんなのに巻き込まれて心に何も負わないはずはない。 元凶であるリカがどうなったのか、知りたいようで知りたくないような、恐ろしさに包まれている。今回の作品の中ではリカ自身の登場はなくてちょっと物足りない。リカに会いたくなっているこの感情がなんなのか分からない。誰かこの惨事を止めて…と毎回祈るのに。 リカの恐怖はまだまだ続きそう。どこかでそれを望んでいる私もいる。
3投稿日: 2022.02.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「リカ」シリーズ第5作目。 リカのおもしろさ(恐怖)に取り憑かれた私は今回も一気読みでした。 心理感染か…となんとなくリングから登場した貞子シリーズを連想してしまい、少しそっちにいったのねと感じつつ、どこにたどり着くのかと読む手は止まらない。 序盤、ん?わたしって誰だっけ?と、主人公の名前をページを遡って確認したり、主人公と樋口刑事のやり取りにモヤモヤしたり、中盤以降ちょっと怪しいなって思ってたんです。。 が、まさかあの子だったとはー!! どおりで主人公が主人公のわりにいまいち見えてこないなぁと感じてたんです。(負け惜しみ) しかも教授のことが好きだったのね。。ミルクティーが好きしかわからんかったよ。。 それはもう納得の感染でした。 その発想は最後まで全くよぎりませんでした。 おもしろかった(怖かった)です。 次作も楽しみ。 また過去のリカの所業を読みたいなー。
10投稿日: 2022.02.27
powered by ブクログ個人的には結構オチが意外だったので、ミステリ的?にも楽しめた。でもこのリカの憎悪や嫉妬の感情の伝播は怖い…
2投稿日: 2022.01.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
相変わらず、一気読みしてしまうリカシリーズ そしてやっぱり、人がどんどん死んでゆく… 私的にはリカの妹のその後がずっと知りたかったから、もしかして?と淡い期待を抱いたけど、もっと意外な結末でした 亜矢がお母さんの声を真似て電話で話していたことがわかったシーン、映画『サイコ』を思い出してしまった!(古っ!) ちょっとでも嫉妬や憎悪などの感情を抱いたら、リカが私に入ってきてしまうのかもね…
4投稿日: 2022.01.09
powered by ブクログ私は「リターン」のラストがリカシリーズの本質だと思っています。 人は誰もリカ的なものを持っている。 その部分をさらに踏み込んでいるのが、「リメンバー」です。 これは怖い、怖かったです。 でも「リカ」からは逃げることできません。いや、自分で探しているのか。
4投稿日: 2021.12.31
powered by ブクログ「リカ」シリーズからここまで続くとは思ってもいなかったし、作者様のあとがきにもそのことについて触れている。 今回はとある教授の身の回りで残虐な死が待ち受けていた。 ”雨宮リカ”は死んだはず…。 それなのに、ここまで”雨宮リカ”に酷似した人間がいるのか…?? 中盤ぐらいまで、私は著者である五十嵐貴久さんの手のひらで踊っていた。 彼女ぐらいしかいないだろう。 殺すのは彼女だろう。 連続殺人犯は彼女だろう。 そういった先入観があった。 それこそが本作の言いたいことではないかな、と思った。 先入観を持って物事に接した時、灯台下暗しではないが、それと同じように。 自分が正しいと思い込んで行動してしまう。 少しの疑惑、疑念を抱いたとしても、ここまで似ているのならば多少のことは目を瞑ってしまう。 それが人間なのではないか。 終盤、嫌にとある人の描写が詳しいな、と思うようになった。 まさかな、まさかな、と思ったら、案の定という。 どうして”雨宮リカ”になってしまったのか。 そう、「リカ」の時の…。 人間の本質をついた今作。 ”雨宮リカ”は誰にでも存在している。 それが露見するかどうかは、その人次第だ。
5投稿日: 2021.12.25
powered by ブクログシリーズ5作目。表立ってリカが出てくるわけではないのに、シリーズ通して読んでいるために感じる圧倒的存在感。常に心にリカの影がよぎる。 ラストの山茂の言葉がまさにリカに関わる者の本質的恐怖で深く頷くしかない。本当に、そう。だから、きっと、リカが恐ろしい。
0投稿日: 2021.12.13
powered by ブクログ何気なく借りてしまったけど、「リカシリーズ」ってもう6冊も出ていた。この「リメンバー」は5冊目。2、3、4巻飛ばしちゃった(^^;) 結局、リカって生きてるのか?頭部を6発も撃たれて? リカの悪意が心理感染する!こんな怖いことって本当にあるのか。自分の心の中にもネガティブな感情はあるけど… リカウィルス、恐るべし。
9投稿日: 2021.10.06
powered by ブクログリカは、既に終止符が打たれたと思ってた。 が、また、シリーズが続いてる。 初めての電子書籍にて購入。 リカウィルスが感染してるストーリー。 あ、この人が感染して殺めたのか!とか思ってると。 あれ?違うぞ。ん? そして、リカと思しき人物が、遠くからこちらを見てたり…。 これは、感染拡大してる。 怖さは、それほど無いけど、ワクチンが必要と感じた。 ‘21.10.01読書完了(電子書籍)
2投稿日: 2021.10.01
powered by ブクログ「リカシリーズ」の五作品目。 やっと私の番が...感無量。 と 言うのも私の周りでリカブームが到来しており、一度貸し出してから様々な方に巡り巡った様で、長旅を終えた後半巻がやっと私の元へ戻ってきた次第でございます。沢山の方に読んでもらえてむふふ、嬉しい。 さて、 前回 前々回と過去を主軸としていた物語から時は現在に戻り、時系列で言うなら先端となる本書。進行形で蝕んでゆくリカの意思がおぞましい事この上ない。止まっていた歯車が軋みながら動き出す時のあの不穏な音が聞こえて来るかの様。 ーーーーーーーー リカの恐怖は彼女の死によって終わりを告げたーーはずだった。 雨の中、レインコートの女が川に何かを捨てる場面を警官が目撃し、近寄るとそれは人間のバラバラになった四肢だった。女の車の助手席には男の頭部。 冒頭はこんなショッキングな場面で始まる。 そして捕まった女の言動は、まるでリカそのもの。 集団心理の研究をする教授と生徒四名が精神鑑定という立場でこの事件に関わる事になるが、ここまではこれから待ち受ける悲劇の序章に過ぎない。 ーーーーーーーー 相も変わらずのグロデスク具合だ。なんならリアルさで言うと過去一かもしれないので、想像力が長けている方にはオススメできない。 スプラッタといった振り切ったグロテスクの方がまだマシと思える程、凄惨な狂気に寒気と興奮を覚えた。.......引かないで欲しい( ´ • ω • ` ) 人の中に潜むリカの存在。 リカの模倣。増殖するリカ。 「誰かの中のリカ」が覚醒するこの恐怖を、興味がある方に是非味わっていただきたい。 そして「私 貴方の中のリカ」の存在に恐れ慄いて欲しい。........引かないで欲しい( ´ • ω • ` )笑 著者 五十嵐貴久のDMには次のようなメッセージが日々届いていたと言う。 「私の中にもリカが存在しているかもしれない 同じことをするかもしれない」の共感。 「こんなの書く五十嵐貴久の人間性を疑う」の敵意と反感。 一件正反対に見えるご意見だが、どちらも共通しているのは「リカ」という存在への深淵の恐怖心である。これはすごいと思った。対極の思想を持った人間が同じ感情を抱くのである。 共感も否定も、根本は同じ 誰もが他人事と思えないのだろう。 無論、私もだ。
100投稿日: 2021.09.16
powered by ブクログこれも完全にミスリードだった、、、 まさか最初のリカからちゃんと繋がっているとは思わなかった。 でもやっぱエグさ的にはリカが出てきてくれた方がいいですね笑
4投稿日: 2021.07.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
リカシリーズ。 あいかわらずの目をしかめてしまうようなグロ描写だったけど、怖さはいつもよりなかった気がする。追い詰められている立場からのお話じゃなかったからかな?リカ本人じゃなかったからかな? でもまだまだリカの怖さは続くとわかって、わくわくが止まらない!
1投稿日: 2021.06.29
powered by ブクログゾッとした… リカはそんなに登場しなかったけど、そうだったそうだったとどんどん思い出してくる。 早く次回作読んで、また最初から読み直したくなる!
3投稿日: 2021.05.16
powered by ブクログ題名が毎度的を得ててw 最後もしかして〜が当たってしまったけど、 そこと繋がってくるとは!本当にリメンバー。 居たねそういえばね!と。 本家のリカはあまり登場しないけど、皆おかしくなる前の、ひらがなだらけの台詞読みずらいし怖い。
1投稿日: 2021.04.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
戦慄。 戦慄。 戦慄。 -心の中のリカが暴走した。- 犯人に辿り着いた瞬間、ページを捲る私の周りのガラスのような空気にヒビが入った音が聞こえた。リカに絡め取られもう、逃げられない。
4投稿日: 2021.04.08
powered by ブクログ「雨宮リカ事件」から二十年後。酸鼻を極めたバラバラ殺人事件と、それに関わった者たちを襲う惨事の影に見える不審な女の姿。あの事件はもう終わったはず、そしてリカも死んだはずなのに、まさか……? 今回もかなりぞくぞくさせられます。どこからどこまで気持ち悪くて恐ろしい物語。そしてこの物語は永遠に終わらないような気がしてきます。 刊行順にシリーズを読み繋いできたので、いろいろと引っかかる要素には気づいたはずだったのだけれど。まさかあの人だったのか! それとあの人があの後こんなことになっていたのか、ってのも(まあ予想はできることだったのかもしれませんが、これほどとは)。リカ自身がそこに存在しなくとも、惨劇はどこまでも終わることがないのでしょうか。
2投稿日: 2021.03.31
powered by ブクログシリーズ5作目にして最もモヤモヤ度が高いと感じた作品。ラストの展開は予想外で面白かったのだが,作中伏線かと思っていた部分があまり回収されてないし心理学の専門家が登場した割には新たに明らかになったことは殆ど無かったり。無痛症の話はどうなったんだろう。「心理感染」がこの作品のキーワードになっているわけだが,心理感染が起きるメカニズムがほとんど説明されていないこともあって,どうもリアリティに欠ける。勿論フィクションなので科学的なリアリティを求めているわけではないのだけど,フィクションの中でのリアリティを感じられないので物語に入り込めないように感じる。の世界の中でだけでも最終的に何らかの形で収まりがついてほしいと個人的に思う。やたらに体臭の強い女性ばかりが登場するのも違和感がある。
0投稿日: 2021.03.31
powered by ブクログ逆をつくより裏を取れって感じでしょうか。細かな伏線の回収もありスッキリ。後半はぞわっとすること間違いなし! 賛否両論あると思いますが、心理系はツボなので、シリーズの中で一番好み。これで『リフレイン』のお迎え準備、完了しました。
9投稿日: 2021.03.05
powered by ブクログリカを読んだ時の怖さが忘れられず、五十嵐君のこのシリーズは敬遠してたのだが、意を決して読み進んだ。 しかし、犯人も想定通りで、さほどの驚愕も無かった。もう、ちょっとやそっとでは驚かされへんで。
0投稿日: 2021.02.21
powered by ブクログ異常かつ凄惨な殺人が続発する。 目撃情報はリカに酷似している。 しかも悪臭が…。 これは摸倣犯なのか? それとも…
1投稿日: 2021.01.24
powered by ブクログズーーーーっと怖い。 目に玉を口に入れて舐めていたっていうシーンがあり、 「目の玉はキャラメルか!」 って突っ込みたくなりました。
1投稿日: 2020.12.31
powered by ブクログリカシリーズの最新を読みました。 いや〜〜怖い、、本当に怖いです。。 心理的操作されるのは本当に辞めてほしい笑 少し意表は付かれました。 小説読み慣れてないのかな〜、羽島さんと思ってたのに 裏を取られた気分なんですよね〜笑 それくらい良くできた構想の展開ですね。 五十嵐さんの世界観は結構面白い。 繋げ方とかも、シリーズ読んでて良いと思いましたよ (リバースは少し納得で来てないのもあるが。。) 表現も頭でイメージしやすく、「うわぁぁ」って リアクション取れるし、最後のシーンなんて ポーカーフェイスで読んでましたが、心の中では 「お前かぁぁぁぁぁ」ってなりました笑笑 まさか、あの子が出てくるとは、、忘れてましたよ笑笑 僕の中にも“リカ”がいるかも、、しれません笑 俺は心理学者には心を開かない様にする。
3投稿日: 2020.12.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ネタバレ注意 一気読みしたくなる作品ではありますが 評価が分かれるところですかね シリーズ読んできてますが まだ終わらないんだって感じですね 全く想定外の犯人で ラストは衝撃でしたが 個人的には こんなのアリって感じも否めないですね
7投稿日: 2020.11.26
powered by ブクログ淡々と読み進んでいくと… ラストがショッキング!まさかのトラウマが… リカは生きている!?((((;゚Д゚))))))) 犯罪被害者が社会で不当な扱いを受ける社会はよろしくないですね。
6投稿日: 2020.09.23
powered by ブクログ普通には終わらないとは思ってた読んでしまいましたが…まさかのラストでした。しばらくしたらリリース順でわなく、物語りの時系列順に読んでみるのもイイのかも…
2投稿日: 2020.08.27
powered by ブクログリカの影が薄かったので油断していたらとんだしっぺ返しの結末だった。さすが計算しつくされたストーリー。まだまだリカの呪縛は続くらしい。 最初、リカを呼んだときにはあんなに嫌悪していたのにいつしか続編を 何となく楽しみにしている自分にもビックリ。 ご都合主義もありあり‼️
0投稿日: 2020.07.05結末が見えてしまい
途中で最後の結末がかなり見えてしまったんですよね。 ちょっと奇をてらい過ぎたか。 リカの意志が伝播する、という線で、まだ続けるのだろうか。 まぁ、あと1作は読んでみようかな、ここまで来たし。
0投稿日: 2020.07.05
powered by ブクログ内容紹介 (Amazonより) バラバラ死体をビニール袋に詰めて川に捨てていた女が、都内で現行犯逮捕された。フリーの記者で、二十年前の「雨宮リカ事件」を調べていたという。模倣犯か、それともリカの心理が感染した!? 精神鑑定を担当した立原教授の周りでは異常かつ凄惨な殺人が続発する。 現場付近で目撃された長い黒髪の女は何者なのか?リカの闇が渦巻く、戦慄の第五弾! 〝リカ〟存在感、恐るべし!といった感じがしました。 リカ自体は登場はしていないと思うのですが もう私の頭の中は想像したリカが常にいて 悪臭さえしてきそうでした。 ラストのCAUTION!で書かれていますが 続編があるようてすね! 『リカ』『リターン』『リバース』『リハーサル』『リメンバー』と続き また〝リ〟から始まる題名なのでしょうか... ドラマ化も観ていましたが 私の中では高岡早紀さんはリカのイメージではなかったのですが ドラマはドラマとして高岡早紀さんの演技が良かったです。 あのリカ扮する高岡早紀さんが「チッ...」と舌打ちするのが印象に残っています。
9投稿日: 2020.06.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
終わった。駄菓子屋で昔よく売ってた大きい飴玉。アレ口の中に入れるとヨダレが出ちゃうくらい口の中をしめちゃってモゴモゴってなるんだよね。それ思い出した。ラストのソレ
0投稿日: 2020.05.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
一気読み。 まさか、、。 殺人をしていたのは、結花子ではなく、白崎だったのか、、。 彼女はなんと本田たかおの娘だった。 これ以上ないほどのどんでん返し! 著者にあっぱれである。 そしてリカはやはり死んでないのか…。くわばらくわばら。
0投稿日: 2020.04.26
powered by ブクログ雨宮リカは人間ではありません、と樋口が囁いた。 「化け物、悪魔、幽霊でもない。 あの女の中にあるのは、悪意と憎悪だけなんです」 ✳︎ リカシリーズ第5弾、最新刊。 ー バラバラ死体をビニール袋に詰めて川に捨てていた女が現行犯逮捕された。 二十年前の雨宮リカ事件を調べていたという。 模倣犯か、それともリカの心理が感染した!? ー そういうことね、、、と最後の展開に驚く。 雨宮リカは実在しないのに、見られているような気になってくるし、背後が恐ろしくてたまらなくなる(笑) きっとまだ終わらない。 続きも読みたいなぁ。。。 2020年、読了18冊目
0投稿日: 2020.04.17
powered by ブクログまだまだ続くぞー! 男の体をバラバラにし川に捨てようとした女が逮捕された。 女は取り調べで急に言動がおかしくなる。 二十年前に起こった殺人事件の犯人雨宮リカと似ている。 その女は取り調べ中近くにあったボールペンで自分の目を刺しそのまま奥まで突き絶命する。 その取り調べで精神鑑定をしていた立原教授の周りでは関わっていた人が次々と惨殺されていく。 しかも殺人現場ではワンピースを着た長い髪の女が目撃されている。 もしかしてリカ?リカはまだ生きているの? いや〜五十嵐さん!やられました! だって犯人は絶対あの人!って思っていた人ではなくまさかの人!しかもその人は昔…リカと…いやいやいや!これは書けません! 少しでも書くと読み込んでいる人なら誰かすぐにわかる! いやーあの人を今回で出してくるとは思いもよらなかった。 今回リカは出てきませんが十分リカの影があります。 最後のあとがきを読めばリカシリーズは続いていくと書いています。 楽しみ楽しみ(^^) しかし、頭に6発、体に6発銃弾を受けたリカはまだ生きているの?
2投稿日: 2020.04.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
このシリーズも時系列的には現在に至った。ストーリーの展開からいよいよ貞子シリーズのように感染という線に持って行くのかと思ったら、ここで端緒の「リカ」に戻り、あの時の犠牲者の子供に逆戻りするとは思わなかった、よく著者も思い出したね、これによって物語の語り部主人公が犯人なんて掟破りに至ったわけだ。ところでリカの死体は何処にいったのか不明であり、あと2、3作の新作は出てきそうである。その中のひとつをリカ一家の犯罪歴を時系列順に表してしてもらえないだろうか。
0投稿日: 2020.02.24
powered by ブクログ「リカ」から20年後。リターンで完全に抹殺されたはずだったが、死体が行方不明で生きている可能性も拭えないとか恐ろしすぎる。 本作リメンバーではリカ本人は出てこないが、リカの心理感染がテーマとなっており残虐な展開は健在。 最後の最後で明かされる真相がめちゃくちゃ面白かった。リカをずっと追いかけている読者にはとっておきのサプライズ! こういうのってシリーズ化しちゃうと段々つまらなくなってくるのが常だけど、リカに関してはまったく衰えないのでこれからも続いてほしい。
3投稿日: 2020.02.20
powered by ブクログリカシリーズ最新刊。 今度はこういうことなのね… あとがきが印象的でした。 誰にでもあるリカに感染されてしまう負の感情。。 たしかに、そういうのがいちばん怖いかも
2投稿日: 2020.02.04
powered by ブクログドラマが面白かったのでシリーズ一気読みその⑤ リカとは概念だった…「リターン」の10年後の話 まず、この作品を読む前にシリーズの他作品を読んでないと楽しめないかも? 複数の女性が死んだはずのリカさんが乗り移ったかのような凶行に及ぶ事件が発生…雨宮リカ事件との関連性を追究する心理カウンセラーと刑事を描いた作品 最後はやられたーって感じでまんまと引っかかってしまったw あのすっかり存在を忘れてた伏線がここに繋がるのか…リカさんおそろしい子! ドラマ「リカ」の感想とか見てたら、リカさんに共感できるって感想もチラホラあったので…女性はみんな第二第三のリカになる可能性を秘めているのかも… なお、自分は男なので全くリカさんに共感できなかったがw
1投稿日: 2020.02.02
powered by ブクログ待ちに待ったリカ、リターンの正当続編(リバース、リハーサルは外伝的な印象だったので)リカの遺志はしっかり引き継がれ存在感は衰えず。もしかしてこっちの展開かなと予想したのは正解だったが、まさかそこまで練られてたとは。一気読み必至。
0投稿日: 2020.01.24
powered by ブクログ今回も「やられた!」って感じです。 怖さ的には他の作品に比べるとまだソフトだけど、 衝撃度は結構なものだった。 この作品は確実に他の作品を読んだ上で読むべき作品です。
1投稿日: 2020.01.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
リカシリーズ5作目!去年からずーっと楽しみにしてた! 今回も一気読み。相変わらず面白い! ただゾクっとする恐怖が今回はなく、残念。 あと、まさかの犯人。羽島が怪しいと思ってたのに。。 また続きがあるかもということで、楽しみ!
0投稿日: 2020.01.19
powered by ブクログ「リカ」シリーズ最新作。 これまでの「リカ」とは、ちょっと違う。 あのリカは、生きているのか。。。 懐かしい刑事たちの名前。 被害者の名前。 そして、今回あらたなリカ事件が起きたのか? 精神鑑定のスペシャリストである教授と、その教授から より専門的に心理学等を学ぶ精神科医と公認心理師と看護師の4人が参加するレクチャーシップ。 そこで行われたバラバラ殺人事件の犯人の女性の精神鑑定。 とても想像できないような犯人の行動に超衝撃を受ける 研究室のメンバーと刑事たち。 そして、再び凶悪犯罪が次々と。。。。 リカがいるようで、いないようで。 これまでのように、ハッキリとしたリカが出てこないけれど この犯行は、間違いなく「リカ」 じゃ、いったい、これは誰の仕業なのか。。。? もうね、 これ!って思ったものが、次々覆されて。 想像のはるか上をいく凶悪なんてもんじゃない事件の数々。 いったい、どうやってそんな犯行が思い浮かぶんだろう???って 今回も五十嵐貴久さんの頭の中を見てみたい心境だった。 終盤の驚きったら、ない。 明け方まで読むのをやめられずに、つい悲鳴をあげてしまったほどだ。 間違いなく、リカシリーズでも、傑作中の傑作。 おもしろすぎる。 恐すぎる。 まだまだ続く「リカ」 あなたの中にも、いますか? リカ。
0投稿日: 2020.01.15失速したリカ…
あれだけ怖かった恐怖のリカシリーズも、 さすがにここまで回を重ねると失速感。 リカ本人ではなく、リカの心理の伝染 みたいな話し。 うぅん、正直全然怖くなかった。 話しとしては面白かったですけどね。 リカの恐怖を求めて読むのであれば、 もの足りないと思います。 しかも今後、更なる続編が出るかも しれないニオイもさせてました。 そういう意味では、リカの腋臭の ニオイまで、漂ってきそうで怖いかも。 このシリーズはやはり、第1作の リカが一番怖くて面白かったな。 あのリカを超越できる、リカ以上の リカが現れることを期待して次の 続編を待ちたい。
0投稿日: 2020.01.14
powered by ブクログなんといったらいいか…バイオハザードを思い浮かべてしまうくらいリカの影響力のすごさ…ラストの口をもごもごしていた理由にはゾッとしました
0投稿日: 2020.01.11
powered by ブクログ2020年、1冊目は、『リカ』クロニクル最新、最終章。 江戸川でバラバラ死体を捨てていた、フリーライターの宮内静江が現行犯逮捕される。宮内が追っていたのは、約10年前警官により射殺された、「雨宮リカ」の事件であった。警視庁の刑事、山茂と樋口は、宮内の精神鑑定を帝光大学医学部精神科教授、立原に依頼する。 ファースト・インプレッション:前半と後半はまるで別物。キーワード、「心理感染」と、宮内の精神鑑定場面。コレが展開的にやや緩慢な感じ。そして、あらすじでは、語られていない、第三章辺りから、物語が一気にドライブし始める。 ちょうど、その辺りで、自分が気付いたコト「この主人公ってもしかしたら……」。その点は、先に言うと正解でした。ドラマ版の『リカ』が好アシストしてくれたと言ってイイでしょう。アレ観てなかったら、気付くコトなく、もっとヤラレた感があったかもしれない。 とにかく、言いたいコトはたくさんあるが、何を書いてもネタバレ的になりそぅなので……。 『リカ』シリーズを追いかけてきた方々でも、好きor嫌いが出るだろうし、説明臭い前半の展開に入り込めない方々もおられると思う。ソレでも、終盤は『リカ』シリーズの邪悪性とスプラッター性がやって来ますから。 後半、特に終盤は嫌いじゃないが、あまりに展開が急に過ぎる気がして……。前半のもどかしさと相まって、全体評価は★★★☆☆と伸び悩み。
1投稿日: 2020.01.09
powered by ブクログ本作はリカシリーズ第5作品名! 時間軸で見るとこれは5作品中一番最後の話になりますのでリカ→リターン→リメンバーとなる訳です! リターンの様に警察色の強い作品になっていることと、リターンで拳銃で滅多打ちにされ、死んでしまった筈のリカが一体どうやって登場人物達に恐怖を与えるのか? 疑問でした・・・ リカ・・・改めて怖い。 恐怖です。
1投稿日: 2019.12.31
powered by ブクログリカシリーズ最新刊!! やっぱり好きですね〜リカシリーズ。 心理感染についてはあんまりしっくりこないけど… あと、女性たちがリカ的状態に陥ったときの話し方がちょっと想像つかなくて… こっちもドラマとか映画にしてほしいな〜と思いつつ、 そしたら出たいな〜と思いつつ。笑 ミステリーとしては、正直物足りないかな。 面白いけど! 次作への期待もこめて☆4!
0投稿日: 2019.12.27
powered by ブクログ五十嵐貴久さん、恐怖のリカシリーズ、リカ、リターン、リバース、リハーサルに続く第5弾「リメンバー」、2019.12発行。期待して読みましたw。期待が空回りしましたw。今回は「心理感染(雨宮リカの)」がテーマです。このテーマを含めて、ストーリーに難があり、真犯人への道筋もいきなりの感があり、殆ど楽しめなく残念でした。もっと続くようですから、五十嵐さん、頑張って下さい!
1投稿日: 2019.12.26
powered by ブクログ五十嵐貴久『リメンバー』幻冬舎文庫。 シリーズ第5弾。 ちょっと無理があるなと感じたストーリー。無理矢理、雨宮リカを前面に出さないで、新たな物語に仕立てた方が良かったのではないかと思う。雨宮リカにこだわり過ぎたせいで、せっかくの恐怖もどこかに行ってしまったようだ。 雨宮リカの凄惨な犯行を彷彿とさせる殺人事件。それぞれの事件の4人の犯人は雨宮リカの異常な心理に感染したのか……20年前に頭部に6発、全12発の銃弾を浴びた雨宮リカは生きているのか…… どこまでも雨宮リカにこだわるなら、変わり果てた雨宮リカを登場させるべきではないかな。 本体価格600円 ★★★★
10投稿日: 2019.12.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
“雨宮リカ事件”に首を突っ込んだ女の血腥い事件で幕を開けた「リメンバー」。あのリカの影が随所にチラつき、どこかで生きていそうな気がしてしょうがない。 怒涛の如く急展開するラストは、そうこの人のその後が知りたかった!という奇妙な安堵感とやっぱりね…という何とも言えない悲しさが溢れた。「覚えていない幼少の記憶は、深層心理内に刻み込まれたまま放置されているだけ。その無意識が人生を管理、支配することもある」の教授の言葉が重く谺響する。 リカの感染力の恐ろしさは致死率100%のウイルスのよう。もう誰も逃れられない。
1投稿日: 2019.12.08
