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GOTH 夜の章
GOTH 夜の章
乙一/KADOKAWA
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総合評価

509件)
3.7
114
170
160
28
7
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    犬が好きな人は読むのに注意が必要。 短編ではあるが、そのなかで森野夜の素性を明らかにしていく流れの作品。 200ページはないのでさくっと読めて手軽。

    0
    投稿日: 2025.11.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    友人がお勧めして貸してくれた。 理解のしがたい心理描写は少し現実味がなくて没入しにくいと感じた。こういうものなんだと単純に楽しめる素直さが欲しい。 「記憶」は展開が読めてしまったが、「犬」は最後まで大混乱だった。あと犬がたくさん死んでて泣いた。犬が死にます。

    0
    投稿日: 2025.10.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ・暗黒系   いかれた二人と犯人と。 ・犬   ユカのために。 ・記憶   眠れない夜に求める紐は。 再読だし、★3の中。 この巻はわずか180ページちょい。 次の感でも240ページちょい。 おもしろいな~。 グロいだけな話や、いかれた登場人物や、トリックだけなら多くの作家が書けるだろう。 でも、それをすべて混ぜ合わせてこのページ数で表し、しかも唯一無二ともいえるなんともいえない読後感を与えてくれる。 普通に考えたらいかれた人物のオンパレードのような話なのに、じわっと胸に来るものはいったいなんだろう? せつないのか。 さびしいのか。 物悲しいのか。 こういうのが著者のセンスなんだろうな~♪

    34
    投稿日: 2025.10.25
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    安くなっていたので久しぶりに手に取った。初めて読んだ中高校生の時と変わらず面白く、森野と"彼"の事も好きだった。

    0
    投稿日: 2025.10.18
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    殺す側に惹かれる「僕」と、死ぬ側に関心を持つ森野夜。二人が猟奇的な事件に足を踏み入れていく短編集。 どの章も残酷でグロテスクなのに、どこか美しさが漂っている。人の闇を描きながらも、単なる恐怖では終わらないところが印象的だった。 特に「犬」の叙述トリックには唸らされ、「記憶」では森野の過去が明かされる瞬間、胸の奥がざわついた。 そして、読後に読む「あとがき」がまた秀逸で面白かった。

    25
    投稿日: 2025.10.16
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    何十年ぶりかの再読。 「犬」は今回も読んだあとに、“そうだった!また騙された!”となった。 グロいサイコパス系の話が好きな私には結構読みやすい3話だった(ಡ⁠ ͜⁠ ⁠ʖ⁠ ⁠ಡ)

    1
    投稿日: 2025.10.14
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    殺す側に興味を持つ僕と、死ぬ側に関心のある森野夜。猟奇的な事件に足を突っ込む二人の短編。 ラノベっぽいなと思ったら、著者はラノベのつもりで書いていたらしい。 叙述トリックには少し無理矢理感はあったけど、なるほどね〜という感じ。単純に事件ものとして面白い。

    0
    投稿日: 2025.10.05
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    読んでる間5と4で揺れた。冒頭作がとてもよく、途中も最後もよかった。じゃぁ5じゃん。 伏線と回収が全てに見事と思いました。

    1
    投稿日: 2025.10.02
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    ★★★☆☆KindleUnlimitedで読了。図書館も閉館中。初めてのKindleは本を読んでる気がしなかった。森野が拾った手帳、猟奇殺人、犬と少女、虐待、ナイフ、双子、自殺ごっこ、夜と夕。

    0
    投稿日: 2025.08.30
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    ⭐︎3.5 とことんダークなテイストが良かった。 主人公と同級生の女の子(どちらもサイコパス)が猟奇的な殺人事件の謎を追う。書いてあることはとんでもなくグロいんだけど、淡々とした2人と共に冷静に読み進められちゃう恐ろしさ。乙一さんは「夏と花火と私の死体」に続いて2冊目だけど、乙一さんらしいダークな世界観が好きだなと思った。本書の下巻はもちろん、他の作品もぜひ読みたい。

    0
    投稿日: 2025.08.12
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    実は双子で、過去があって… とかそういうの無しで とにかく真っ暗なまま終わればいいのにって思ってしまった… 犬の話が一番救われなくて好きでした!

    0
    投稿日: 2025.08.04
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    短いし文体もクセがないので、スラスラ読み進められた。淡々と進む感じがいい。 ダークな世界観やミステリアスなストーリーも魅力的でした。オチも王道であり捻りもあってgood。「夜」に萌えた。 良くも悪くも平坦としてて、プロットの面白みが薄かったのは難点。主人公を応援したいという感情が湧かなかった。

    0
    投稿日: 2025.07.29
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    ・暗黒系 ただひたすらに「何言ってんだこいつら」的な感じで読んでいた。 100人いれば100通りの感性があるというのは大前提で、何を好むかだけで言えばもちろん個人の自由なんだけど、、まぁこのあと続けて読んでいけば面白くなるかもしれないし…と思いながら次へ。 どうでもいいけど殺人に興味はあります、死体見つけます、犯人見つけます、じゃ満足したんで…の最後が本当意味わからんな…あと夜ちゃんが意外と頭働かないのがちょっとギャップがあって人間味ある。 ・犬 叙述トリックかな?まんまとやられた。 最初は語り手の視点とその相棒はどちらも犬なのか…、いやでも言葉通じないってことは…、でもそもそも犬同士でも言葉って通じるんか…?あ、片方は人間の女の子なのね、、、なんか分かりづらくて不自然な書き方するなぁ…からのラストで「えぇえ…!?」 なるほど…?叙述トリックものって、叙述トリックが使われた小説と知ってても騙されるんだけど、今回はそもそも疑ってすらなかったから新鮮な気持ちで騙されることが出来た。 ただやっぱり叙述トリックを機能させるための不自然さと読みづらさがすごいし、色々考えるとさすがにちょっと色々無理あるよな…という感じはする。 ・記憶 シンプルに微妙だった。 双子の子供時代の死んだフリうんぬんのくだり、悪ふざけにしたってその年齢ならどう考えたって親が本気で叱らなきゃダメでしょ。 「当時から他の子とは一線を画す子供だった」とか「幼少ながらにどこかネジの外れた規格外の子であった」とかそういう異常さをサラッと描写したつもりかもしれないけど、お門違いもいいところだな… 両親祖父母も揃いも揃って残念な大人に囲まれて育っちゃったのがよくわかるし、そちらの方が何万倍も異常なことに感じた。 「愛のある平凡な家庭で育った異端児」ではなく「普通に常識も良識もない家族の元で育った可哀想な子」だったのね。 極め付けは、親も祖父母も入れ違いに気づかず今日まで過ごしましたとさ。だもんね。ふとした時とか一部分を切り取って見分けが付かないというのは普通にあると思うけど、その後の生活でも誰も気づかないあたり色々納得。 主人公の方も、全編通して一瞬で足がついて警察にマークされそうな派手な動きと脇の甘い事ばかり連発していて、 それでいて一向に警察は出てこなくて、もうこの小説の舞台には警察が存在しないんだなと思って読むしかなかった。 あれだけ世間が注目している連続猟奇殺人で捜査がこんなザルなことあるかいな。もはや一種の風刺かとすら思うレベル。 なんだかなぁ…。とりあえず下巻読もう…何かどんでん返しがあるかもしれないし、、、とりあえず下巻に期待!!!! ちなみに全体を通して文体が、〜だった、〜した、みたいな感じで非常にとっつき易い(読みやすい)とも言えるし、慣れるまでは逆に気になる感じでもある。

    0
    投稿日: 2025.07.27
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    最初はサイコパスでグロテスクな表現に読むのを辞めようかと思いました。読んでいくうちに登場人物の魅力や文章に引き込まれていきます読む手が止まりませんでした。短編集ということもあり1日で読み切ってしまいましたが後編も楽しみです。グロテスクなだけではないサスペンス要素が読み手の興味を持たせる要因かと思います。

    0
    投稿日: 2025.04.30
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    ゾクゾクしたくて、久しぶりに乙一さんの作品を手とってみた。 主人公の僕は、殺人を見るのが好きな変人なのもあり、妹と違って性格が悪いと思い込んでいる。たしかに、通報しなかったり無責任なとこもあるけど、意外と世話焼きで優しい少年なのが憎めない。 夜と夕の話は、犬が苦手なところですぐに読めてしまったが、短編の中で1番怖くて面白かった。 乙一さんの解説も面白かった。怪物×怪物の戦いに納得。笑 やっぱり怖い話を読みたくなったら乙一だな~下巻で二人の関係が進展するのか、それとも予想もできない展開になるのか楽しみ。

    13
    投稿日: 2025.04.28
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    現実なんだけど、現実感が希薄な小説。 主人公の性格や、現実離れした事件など腑に落ちないようなところもあるが、本人解説を読むことで、この物語の意図を知れば納得できる。

    1
    投稿日: 2025.03.20
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    現実離れした猟奇的ケース。バラバラ殺人はまだしも…橋の下で犬と格闘は無理がありすぎと感じてしまった。そこからテンション↓。

    0
    投稿日: 2025.02.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    自分は、普段純文学や恋愛系が好きなのだけれど、父がオススメしてくれた本で、薄かったのにミステリが苦手?で積読されていたけど、以前歌野晶午さんの作品でミステリを読んだことあるし、約190ページと薄いから読んでみようと読み始めることにした。 だいたい1話が40、50ページくらいの短編で、「暗黒系」、「犬」「記憶」の3部構成になった短編集。 主人公は全部、高校2年生の森野夜と僕。時々視点が変わる話もあるけれど一貫して同じ登場人物が出てくる。 ただ、「暗黒系」はちょっとグロくて怖い。個人的に「犬」と「記憶」はどんでん返し?で面白かった! 乙一さんの作品は初めて見たけど、元々ラノベの人だったと知ってびっくりした。デビュー作の「夏と花火と私の死体」も読んでみたいなと思った。 本人はラノベの気分で書いていたそうだけど、本格派ミステリ大賞?を取った作品だからすごいなと思った!短編でも取れる作品なのかは知らないけど面白かったし、実写映画版もあるそうなので今度そちらも見てみたいと思う。

    6
    投稿日: 2025.01.28
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    学生以来の乙一先生の作品。久々のミステリ。短編なのにとっても濃い作品。ダークな世界観が好きなので、自分にとっては相性の良い一冊だった。下巻もあるのでゆっくり読もう。

    24
    投稿日: 2024.12.14
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    扱われる事件がグロいものがあるもののミステリー短編集であるため、非常に読みやすく1日であっという間に読了しました。 森野と僕の関係性は非常に魅力的で2人が殺人などの普通の高校生では関心を抱かないことに興味を持っている点は特別感もあり新鮮でした。 僕が事件を追う中で真相を掴む様は実に滑らかで平然とやってのける感じが癖になります。 個人的には最後の章が特に好きです。

    7
    投稿日: 2024.11.29
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    グロいのがすごく苦手な人にはオススメできないが、ミステリー小説としてとても面白かった。 読む前、結構残虐な描写が多いイメージだったので読みきれるか不安だったが、ミステリー要素が強く読みやすかった。 また、登場人物がミステリアスでそこまで背景の説明が多くない気がしたが、短編小説としてより面白みが増していた気がした。 次の章も楽しみ。

    1
    投稿日: 2024.11.04
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    高校生くらいのときに読んだのを再読。 人間の暗黒面を覗きたくなるあの暗い好奇心を持っていた頃を思い出せた。 ミステリーのタネを知っていてもついつい読んでしまうのも、暗い好奇心を持つキャラクターたちが魅力的に描かれているからなのかもしれません。

    9
    投稿日: 2024.08.15
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    下巻を先に買ってたんだけど、北九州のBOOK・OFFでやっと上官を見つけました!! 暗黒系 グロい描写がうまい、、、 犬 読み手が勝手に勘違いしていただけだけど、みんな騙されたと思う 3つの中でいちばん好きだった 記憶 乙一先生は双子入れ替わりが好きです 乙一先生やっぱり好き

    0
    投稿日: 2024.08.14
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    思春期の頃はこういうダークなことにあこがれる気持ちあったなーと思いながら読みました。いつの間にか卒業しちゃったなー、乙一さんは今でもそういう気持ちを持ってるんだなー、イタいなー、でもそういう気持ちを小説にできるのはすごいなーと思います。とりあえず下巻も読みます。

    0
    投稿日: 2024.07.20
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    暗黒系 僕 森野 僕とはあいさつを交わす習慣はない。喫茶店で拾った事件のことが書かれている手帳を渡してきた。 楠田光恵 十六歳。隣の県に住む女子高生。T山の森の奥で何者かに解剖された。身体の部位が木の幹に固定されていた。猟奇殺人の「最初の」被害者。 中西香澄 専門学校生。二人目の被害者。H山の小屋に体を各パーツに分けられて、床一面に配置されていた。 水口ナナミ 隣の県に住む高校生。S山の神社の奥の森に首を切断され、裸で座っていた。 喫茶店の主人 森野が常連として通っていた喫茶店の主人。手帳の持ち主。 犬 私 ユカ 僕 森野 ママ ママが連れてくる男 ママがいないとき、ひそかにユカをぶつ。 桜 僕の二歳年下の妹。よく死体を発見する。 記憶 森野夜 僕 夕 ずっと前に死んだ森野の双子の妹。

    0
    投稿日: 2024.07.09
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    再読。 高校生の頃この作家さんにハマって何度も何度も読み返しては世界に浸っていました。 あの頃は毎日よく分からない激しい衝動に襲われておりその気持ちを鎮める薬のような存在としてこの物語が傍にありました。 大人になってそういう衝動の治め方も上手くなり、過去お世話になった本という感じで読むことはもうないと思っていましたが十数年ぶりにふと手に取り読んでみて心の闇や残酷さだけではない人間の不思議さや美しさに気付けました。

    1
    投稿日: 2024.06.30
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    グロい表現が多くて読んでいると、頭の中でその描写が浮かびそうでゾクゾクする。そして、あとがきで作者が書いてあったようにこの物語と現実とを重ねてはあまりにも残酷すぎる。ここに出てくる人物は怪物である、そのために殺人に至った理由を細かく描いていないのであると言うところでは、現実味がなく狂気的な物語としてスッと入っていったんじゃないかと思った。

    0
    投稿日: 2024.05.16
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    グロテスクで苦手かもと思ったが 犬の展開には驚いて わかった後もう一度読み直した。 確かに少し違和感があった所が わかってみればなるほどと思った。

    0
    投稿日: 2024.05.11
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    猟奇殺人系はあまり好みではないのだが、本書の「土」は面白かった。ストーリーもそうなのだが、犯人が自身の嗜癖に苦しんでいる様子が沁みる。 一般的に宜しくないとされている行為が止められない。そしてその自覚があり、罪悪感も感じている。それでも自分を制御できない。 前頭葉が大脳に負ける物語。そういう話が好きなのかもしれない。

    0
    投稿日: 2024.05.08
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    おなかの底に黒くて重いものがある感覚でずっと読んでた。読み終わったあとは呆然とした。薄っぺらい偽善を並べて終わるよりも、救われないやるせない後味の残る物語の方がずっと面白い。私は好きだった。

    2
    投稿日: 2024.04.20
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    本の雑誌の、目黒考二・北上次郎・藤代三郎追悼号で、北上次郎のエンターテインメント小説の書評で紹介される物語がとても魅力的に思えて、図書館で、多くの作家の小説を借りて来た。森絵都・辻村深月・瀬尾まいこ・横山秀夫・凪良ゆう・柚月裕子など。乙一の本書は、その中の1冊。 乙一の著作は、随分以前に1冊だけ読んでいる。一風変わった味わいの作品だという記憶は残っているが、内容については、よく覚えていない。今回手に取った本書は、3編の連作短編集。ホラーであり、かつ、ミステリー。設定としては、あまりありそうにはないものであるが、ストーリーの面白さに惹かれて、ついついページが進む。好みが分かれるとは思うが、私は嫌いではない。 3編の中では「犬」が面白かった。薄気味の悪さと、最後のどんでん返し。3作目の「記憶」は、「犬」の焼き直しみたいな感じで、今一つ。本書は、上下巻に分かれているうちの上巻。下巻も手に取ってみたいと思わせるには十分な面白さだった。

    21
    投稿日: 2024.04.05
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    【犬】が衝撃すぎた。とても良い。 安定に面白いな〜って感じ。 主人公が冷静な分のめり込むってよりはサラッと俯瞰で読める本。

    1
    投稿日: 2024.03.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「犬」は予想してない展開だったので驚いたが、それ以降の話は僕の章を含め叙述トリックをずっと意識しながら読む事になったので少し疲れた。

    1
    投稿日: 2024.01.26
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    学生の頃に乙一さんの作品読んだことあったな〜と思い、久々に読みたくなって購入。怖さの中に悲しさを感じる短編作品だった。森野さんにその後何か変化があったか気になる。怖がりなのに夜に読んでしまって後悔した(笑)先が気になってすいすいと読めてしまう。下巻を読みたくなった。

    0
    投稿日: 2024.01.18
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    GOTHというタイトルから、残虐なイメージがあったけれど、ゴス文化を理解していたわけでないです。 乙一さん23歳ごろの作品。 本人もゴス文化の魂の部分を掘り下げず、ファッション的にタイトルにしてしまったというような反省をあとがきに書いている。 だから、ゴス的なライトノベルというらしい。 まず夜の章。夜という少女から描く、残虐な事件の短編3編。 夜と友人の少年の周りにはゴス的事象が絡みつく。 夜は、事件に巻き込まれやすく、 少年は、事件に共鳴しやすい。 この章だけだと、中途半端かな。後編を読んで、世界観を楽しみます。

    65
    投稿日: 2024.01.13
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    ミステリー小説という点で、事件解決のトリックが面白く「あっ」と言わされました。 しかし、この小説の面白さは単に事件の発生、解決だけではなく、まるで自分の心を映す鏡のように感じることができる点にあると思いました。

    0
    投稿日: 2023.12.03
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    高校の時に読んで「うわあエグい」って思っていたけど、今になって読み返してみたら全然エグくなくて、軽いおつまみのようにスッスッと頭に入っていった。大人になったんだなあ……。 森、可愛い。主人公くんは頭いいし、度胸めちゃくちゃ合って格好いい。あのナイフ、要所々々で活躍するから話が繋がっていていいと思う。ナイフの持ち主の意思を次いでいたりするのか……? なんちゃって。 読みやすくておもしろいサスペンス小説です。

    2
    投稿日: 2023.10.26
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    乙一の代表作。 ホラー感で、ミステリーを描かれていて、良かったです。 グロい感じで描かれている死体現場がリアルで伝わってきて怖い感じがしました。

    4
    投稿日: 2023.10.12
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    乙一最高傑作。「犬」のトリックがわかったとき「うわっ」って声がでてしまった。 当時勤めていた会社の後輩たちに貸しまくったのは良い思い出。ところで、チョコレートのシミをつけたのは誰だ! 表紙が金城一紀の「GO」と間違えやすい(笑)

    2
    投稿日: 2023.10.02
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    お初に目通しする乙一作品。前々からレビューやらお勧め動画やらで、気にはなっていた作家さんの一人。 作品も白か黒かはっきりしているのが著者の特徴らしく、さっそく“うわぁ…”な方を読んでしまったが、これはこれで興味深い作品。 サイコパス、なんて単純に表現するのが失礼なのではないか?と思った。 作品に関するバロメーターがあるならば、思いっきりマイナス方向へ振り切ったお話。それは“アリ”とおっちゃんは感じましたね。 潔く貫く、振り切った内容はおっちゃん好きです。 後編もすぐさま取り掛かります(`・ω・´)ゞ

    0
    投稿日: 2023.10.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    曰く言い難い作品でしたが、正直に言うと、ひたすら気持ち悪い!?作品でした。 ただ、読後に感じたのは『ありかも』という仄かな気持ち。なんでだろ? ・・・ 死に魅せられた『僕』とクラスメートの森野夜。 事件はそんな森野の拾ったという連続殺人犯のものと思しき手帳。二人は殺人犯を追い詰める、というよりも現場見たさに犯人を追いかけます。 ・・・ とまあこの調子で、死にまつわる諸事件に首を突っ込む『僕』と森野。 但し目的は犯人を突き止めるためというより、犯人の犯す殺人を見たい、その気の方が強い。最終的に、殺人犯より一層猟奇的な二人により、何だか事件が解決!?みたいな感じになるという、そういう流れであります。 ・・・ ライトノベル出身ということで、たしかにどうも安易な流れ、都合がよい展開もありますが、まあそういうもの、という雰囲気で読めます。 他方、収録された『犬』という作品は、飼い犬の視点で描くストーリ。飼い主の命により動物に死をもたらす役目を背負った悲しい犬を描写します。こういうのもかけるのか、と。 ・・・ ということで乙一氏の作品を初めて読みました。 ライトノベル系はやはり得意ではないので、次はない・・・かもしれないなあ。 でも、自分の幅を広げたいという方(特に相応に年齢のいったかた)は逆にお勧めかもしれません。こうした系統の作品が若者には読まれる?というトレンドの一旦を垣間見ることが出来るかもしれません。

    1
    投稿日: 2023.08.24
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    ミステリ系の本が好きになったきっかけの一冊 この本に出会えた事に感謝 むしろこの本で初めて小説デビューして小説の楽しさに触れた思い出深い一冊 まだ読んでない方は是非読んでみてください。 そして騙されてください

    1
    投稿日: 2023.08.01
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    うーーん。。 一回読んだだけでは私には難解だった、というのが正直なところ。 なんせエグい描写が多いので少し苦手かも(汗)

    0
    投稿日: 2023.06.19
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    社会性、というか関わり合いというものになんらかの欠落がある男女2人の物語。 上巻の中では犬に驚き、違和感が物語全体のものとして感じていたけれど、結末とその後に犬の意味を感じた気がする。 主人公の描写する世界を見る限り、至って普通のようで、感情と理性の向く先では無くその間に差異があるのでチグハグになっているように感じる。 皆が皆イジメの加害者のような一方通行さも感じた。

    0
    投稿日: 2023.05.26
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    日常生活を送っているなかでも不思議なことを書いた作品だと思います。 また、そうだったのか!という作品もあります。 気づいた時にはやられたと感じるはずです。 日常の中にあるホラーのような短編集でした。 内容(「BOOK」データベースより) 森野夜が拾った一冊の手帳。そこには女性がさらわれ、山奥で切り刻まれていく過程が克明に記されていた。これは、最近騒がれている連続殺人犯の日記ではないのか。もしも本物だとすれば、最新の犠牲者はまだ警察に発見されぬまま、犯行現場に立ちすくんでいるはずだ。「彼女に会いにいかない?」と森野は「僕」を誘う…。人間の残酷な面を覗きたがる悪趣味な若者たち―“GOTH”を描き第三回本格ミステリ大賞に輝いた、乙一の跳躍点というべき作品。「夜」に焦点をあわせた短編三作を収録。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 乙一 1978年福岡県生まれ。1996年『夏と花火と私の死体』で第六回集英社ジャンプ小説・ノンフィクション大賞を受賞してデビュー。2003年、『GOTHリストカット事件』で第三回本格ミステリ大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    3
    投稿日: 2023.04.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かった。 殺戮現場などのシーンは思わず「ヴッ」と目をそむけたくなるような描写があったりしましたが、最後まで読むと「そういうことだったのか!」と驚かされました。 また「夜の章」というサブタイトルにも納得。 最初は分からなかったけれど、夜という女の子の話だったのですね。 後編も読むのが楽しみです。

    1
    投稿日: 2023.04.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    現実味がない物語で感情移入がしにくい。しかし、それでいいと思う。 作者は後書きで怪物が出てくるおとぎ話のような物語だと言っていた。 後編も読もう

    3
    投稿日: 2023.03.30
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    連作短編です。 乙一さんといえば結構グロテスクな表現がキツイですが、今回は少し控えめです笑 叙述トリックや双子のトリックも使っちゃったりしてます。 下巻に期待。 暗黒系 ★★★☆☆ 犬 ★★★☆☆ 記憶 ★★★☆☆

    4
    投稿日: 2023.03.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    乙一さん初読 満を持して…という感じで期待を込めすぎたかも(^-^; ■サイコパス 出版されたころはサイコパスって言葉はあんまり知られて無かったんじゃないかな? ここ数年で良く聞くようになった気がする メインの二人がバラバラ死体や事件に動じず無感情で進むのは面白かった 森野捕まったのかな→じゃあ殺されたかも→死体探しに行くか、、、みたいな(笑) まさにサイコパス ■叙述トリック どんでん返しに期待しすぎてしまった… どれも先が読めてしまって、ですよね~みたいな感じだった 後編でまとめてひっくり返る系?色んな伏線回収する系?あんまりそこに期待しすぎない方がいいのか? 楽しむポイントはそこじゃないのかも!? 引き続き後半も読んでみます! あんまり…だったら長編読んでみようかな? 読みたいリストに登録済みの『暗黒童話』あたりを… (星3~5ばっかりになってるので差を出すために辛めにつけてしまいました(^_^;))

    11
    投稿日: 2023.03.01
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    面白い! 一つ一つの話が短いので気を張らなくてもすらすら読めます 主人公のサイコパスじみたキャラが当たり前かのように進んでいく。所々ツッコミ入れならがら最後まで読んでいきました

    2
    投稿日: 2023.02.12
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    事件を起こす人より、主人公たちの心の闇が怖かった作品。特に少年の。 2作品目の「犬」には、2回目にもかかわらず、凄く驚かされた。さすが乙一。

    1
    投稿日: 2023.01.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    そういうのに興味があるお年頃の高校生の話だと思ったけど(間違ってはないけど)、あとがきを読むとそういうわけではないらしい。これを読んでて最果タヒさんの「ぼくらは殺意日和」を思い出したけどやはりそれとも違うようだ。森野が犬嫌いだったりと一番人間らしく感じた。でもなぜそう装って生きてきたのか分からなかった。そんなことをする必要はなかったのではないか。それはそんな感情なんて抱かないと思っていた彼女の罪悪感からかな。僕の章へ。

    3
    投稿日: 2023.01.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    クラスで浮いている美少女・森野夜と「僕」が猟奇的な事件に出会う短編集。 再読なんだけど内容をすっかり忘れていて楽しめた。 ただ内容全部叙述トリックかつパターンが全部『あっちだと思ってたのは実はこっちでした』なのでいくつか読み進めていくと流れが読めちゃうのが難点。 犬はびっくりというより「いや、そうはならんやろ」という感想。 同じ町にこんなにサイコな人がいたらやばいというあとがきがいちばん面白かった。

    2
    投稿日: 2022.12.04
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    ミステリー小説はほとんど読んだ事がないのですが… この本の中の[犬]を読んで人生がかわりました。 私の中で衝撃的な本で、叙述トリックの凄さに驚き 読書にハマるきっかけになった思い出の1冊です。

    3
    投稿日: 2022.11.20
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    暗黒系 初っぱなからエンジン全開のグロさ 読んで顔が歪むほどの表現のスゴさが際立つ そして結構なあっさり系で終わる 犬 いやー、叙述トリックとは言えさすがに無理がある 他の作品と比べるとレベルが低く感じる むしろ森野を愛でる作品 記憶 姉妹そっくり=まぁいつものあれだよねっていうのは大体予想は付く とは言え伏線等はちゃんとあるので楽しめる 上下巻共に言えるがエグい描写ありのため人を選ぶ

    1
    投稿日: 2022.11.18
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    この本をおもしろいとか言うのは、何となくためらってしまう。残酷でグロくて闇が深い。 けど、短編3つともラストでしっかりやられた。 悲しいお話ばかりですが。

    2
    投稿日: 2022.09.07
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    私は薄暗い雰囲気の小説が好きなので、なんとなく気になっていた作者の乙一さんの人気作ということで、本作を読んでみました。 どうやら下巻にあたる僕の章の方が面白いとのレビューが多いので、まだ全体の面白さは判断しかねています。 ただ本作の「犬」という短編は、個で面白かったなと思いました。いわゆる大どんでん返しが楽しめます。ただ話しは重くて救われず、心が痛くなりました。 上巻に伏線があることを期待して、下巻も読んでみようと思います。

    3
    投稿日: 2022.08.19
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    乙一 著 『GOTH』表紙GO の部分?青服の女性写真 [夜の章]本作品は… 暗黒系 犬 記憶 の三部作で構成されていましたが… どの作品にもあの2人が鍵を握っている、 というか、妙にやっぱり関わっている(・・;) 不思議とも不気味とも形容し難い作品だけど、 やはり今回も読ませるという意味合いでは同じ。 それで、それで…と事件を追う探偵じみた気持ちで、息を殺して… (読んでるだけだから、息を殺す必要は全く  ないのだけど(~_~;)とにかくです、、) 主人公の僕と森野の動向を追った。 この2人の悪趣味というか異常性に慄きながら⁉︎ いや、実は意外と慄いておらず冷静に2人の姿を見ていた。あまりに冷淡な2人の態度に、それを見逃さずにはいられないように、読み進めてしまう。 猟奇殺人に興味を持つなんて尋常じゃない!それが趣味だと言われても…(・_・;かなり⁉︎絶対にヤバい2人なんだけど、悪い人間ではなさそう。 あの残酷な手口と凄惨な現場の状況を手記した犯人の手帳を拾った事を収穫のように、 しかも宝物のように持ち運び、お互いが思い巡らし、意見し合うとは普通では考えられないことだけど、2人が交互にやり取りしていることに、不安と要らぬお節介のような気分で、その犯人のものとおぼしき手帳持ち歩くなんてマジでヤバいって! そちらの方が心配になってドキドキしながら真相を追ってゆく私は、探偵失格だな(ーー;) しかも2人は真相よりも…、うむ〜。 コレはレビューすべきじゃないな、、(-。-; 犬の繋がりは、記憶へと… やっぱり巧いね!この作家さん あとがきを見れば、大学卒業して一年目に書いてるって〜。え〜(*´Д`*)何この才能! ただ、妖怪の仕業?って言うのは…!?(・_・; ダークファンタジーと言えば、納得ですが… 色んな世界観に通ずる作家さんだから、どの方向にも向かえるんでしょうね。 『GOTH』の下巻のあとがきに続くという 乙一さん本人のあとがきも楽しみにしつつ… とにかく、この作品も正直、面白かったです‼︎ 下巻へGO”TH”(僕の章)も楽しみ(≧∀≦)

    43
    投稿日: 2022.08.10
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    もうさすが乙一さん。 身の毛もよだつような内容をサラリと書く。 犬の話には本当びっくりしました。 薄い本なので、すぐに読めます。

    3
    投稿日: 2022.07.24
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    あー...と小声で呟くぐらい呆気とするほど驚きました。再読の価値大いにあります 解説を少し読んでみて再読することをお勧めします

    2
    投稿日: 2022.06.06
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    おすすめミステリー小説にあったので読み始めた。が、どれも異常な殺人鬼の話で気持ち悪い。でも話の作り方がうまくて読み切ってしまった。不本意ながら星4つ。

    0
    投稿日: 2022.04.27
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    なにか暗いものというか本来はいけないものに惹かれてしまう人間の影の部分?的なものを感じた。そんなことに惹かれるのは卑しいことだとは思うけれど興味が湧いてしまう。スリル?刺激?を求めてしまう。

    0
    投稿日: 2022.03.25
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    恐る恐る読み進めていたのに、嬉々としてページを捲るようになっている自分が怖い。 暗黒系、犬、記憶の3章。 好きなのは暗黒系かな。 『犬』最後まで読んでも、やはり悲しみが強い。 犯人の免罪符がないのが好きです。

    1
    投稿日: 2022.03.21
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    「ZOO1」が好みだったので、乙一さんといえばコレ!という情報を得て手にとりました。 なんとも記憶に強く残ってしまう話が多いですね、乙一さんは。 「犬」は忘れられないでしょう。 僕の章へいってきます。

    18
    投稿日: 2022.03.13
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    おもしれ〜っ! ライトノベルとかなんだかんだは関係なく、良質ミステリーだと思います。 映画『GOTH』を観て存在を知ったので、正直小説にはそんなに期待してなかったのですが、これは映画より小説の方が面白いです。ってか映像にするなら時間とお金をたんまり投入しないとこの世界観は表現しきれないな〜 上巻〝夜の章〟 ⚫︎暗黒系ーこれが映画版の原型かな。なかなかの猟奇っぷりと高校生男女2人のうっすら可愛いバディ感が物語のスタートに丁度いい感じ ⚫︎犬ーこれはもう唖然としました。感情の流れとして、不愉快→怒り→悲しみ→残り4ページ位でえ?ええ??えーーーーっ!!で、とどめに最後の手紙で涙ナミダなみだでした。犬の佇まいも目に浮かぶようでした。幸せを祈るわ。 ⚫︎記憶ーこれはヒロイン森野夜のバックボーンストーリーとして重要。これも映画化で重要エピソードでした。 下巻へ続く

    2
    投稿日: 2022.03.08
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    単行本で一冊に内容が収められているより、文庫本で内容が分けられているところが区切りの良い感じで私は好きです

    1
    投稿日: 2022.02.16
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    「暗黒系」と「犬」を読み終わったあたりでは、「サイコパス過ぎるし正直グロいだけな気がする…。展開も無理やりじゃない?」と思っていたが、さすが乙一。最後のオチはだいぶ想定外でしっかり面白かった。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 連続殺人犯の日記帳を拾った森野夜は、未発見の死体を見物に行こうと「僕」を誘う……人間の残酷な面を覗きたがる者〈GOTH〉を描き本格ミステリ大賞に輝いた乙一の出世作。「夜」を巡る短篇3作を収録。

    1
    投稿日: 2022.01.17
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    ダークですね、 でも面白かった! 気づいたら読み終わってたってことは、集中して読んでいたということ

    1
    投稿日: 2021.10.29
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    短編だからさくさく読めたけどめっちゃ怖かった、描写がリアルでグロい。 特に犬は衝撃的だった。主人公がなにかしらで関わりながら関わりを持たないようにしてる感じで俯瞰してるのが伝わった

    2
    投稿日: 2021.10.14
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    グロい模写が個人的に好きなので読んでいて楽しかったのですが、第二章の「犬」…ラストに鳥肌が止まりませんでした。最初にひっくり返された視点がまた更にひっくり返されて最初は理解出来なかったのですが、分かった瞬間に震えました。もう一度読み直したいな〜…

    2
    投稿日: 2021.09.12
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    誰でもあるだろう。 小さくても大きい闇が。 トンボの羽を持って両側に引き裂く、ありんこを踏んづける、あいつは死ねばいい。 死に興味を持つのだって普通だよ。 それぞれの言葉から紡ぎ出される想いは、非常に共感する。 汚い想い程、なぜかスっと入っていく。 誰でもあるだろう。

    2
    投稿日: 2021.09.11
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    夜の章(暗黒系、犬、記憶) 僕の章(リストカット事件、土、声) 異常な殺人事件に興味を持つ高校生の男女。調べるうち事件を引き寄せてしまう 猟奇的な事件、非常識な考え方・行動、見逃される犯罪。だけど様々なトリックのミステリー。

    1
    投稿日: 2021.08.28
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    無感動に残酷な殺人に興味を示す高校生の描写がなんとも不気味。ただ、最後の謎解きのどんでん返しが魅力的なポイントかな。特に、2編目と3編目。

    1
    投稿日: 2021.08.08
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    乙一先生らしさが溢れた本作。グロテスクな描写もあり決して楽しいお話というわけにはいかないが、何故か後味は悪くない。どうしても重くなりがちな猟奇的殺人事件を、人間の暗黒部分を交えながらも淡々と物語を進めていけるのが乙一先生。すごい。 "僕"とクラスメイトの森野。2人は身の回りに起こる事件に異常なほど興味を持ち首を突っ込む。僕と森野のような人間も、今作に出てくる犯人も、残念ながらこの世には一定数存在する。何知らぬ顔で普通に生活している者もいるだろう。昨日すれ違った人の中にいるかもしれないし、近隣住民の中にいるかもしれない。想像するだけで恐ろしいのに、犯人と対峙した僕のその後の心情や行動はやはり異常なのだと思う。感情移入は出来ないが、野次馬のような、理解できてしまう部分もあるよなと。 引き続き、僕の章に進む。

    8
    投稿日: 2021.07.27
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    「暗黒系」「犬」「記憶」の三編からなる短編ミステリー。 短編だけど主人公が同一で話にも繋がりがあるのでおもしろく読みやすい。 個人的には「犬」がいちばん面白かった。トリックにまったく気づかず見事に「えっそういうことだったの?!」となった。僕の章も読みたい。

    0
    投稿日: 2021.06.28
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    独特の世界観、空気感を持った小説で、 昔に読んだことがあったが内容を失念してしまったので再読。 そして改めていい作品だと感じました。 登場人物は固定の短編集で、読みやすいのは勿論だが、 短くてもしっかりと内容の詰まったミステリー。 陰鬱な登場人物の闇、ダークな世界観ではあるが、 イヤミスにはならず、まるでハリーポッターのような読後感があるのは、 後書きにも書いてあったが犯人の心理描写などの生々しさが省かれ、 あくまでも物語であるという絶妙な文章表現によるもの。 僕の章もすぐ読もう。

    6
    投稿日: 2021.06.06
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    グロは苦手です。でもどんでん返しもあって楽しめました。研ぎ澄まされた文章で、読みやすかったことも良かったです。

    0
    投稿日: 2021.05.17
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    読む前は、夜の章の【夜】とは、時間的なものかと思っていたら、森野夜のことだった。第2話目がイマイチよく分からなかったけど、語り手の私は結局あの子だったってことで良かったのだろうか。こういうトリック系は綾辻行人さんの殺人鬼の方が、腑に落ちる感じだが、こちらはちょっと怪しかったかもしれない。でも大変面白かった。僕の章を引き続き読もうと思う。

    1
    投稿日: 2021.05.09
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    いきなり、猟奇的な殺人の話しだったし、乙一イコールホラーといったイメージだったけれど、意外にミステリでした。 しっかり謎解きだったり、どんでん返す系だったり。 また、文章も、なんか薄ら寒いというか、さっぱりしていて読みやすい。

    0
    投稿日: 2021.04.04
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    突如、年末年始一日一冊企画を思いついたので、読みやすそうな作品を厳選! しかし、全然そんなに読めなかったのである。普通に仕事が始まってしまった!さらには、緊急事態宣言まで出されてしまった!! 随分と読みやすく描写もわかりやすいと思ったら、ラノベでしたか、そうでしたか。 今となってはラノベはアニメ化が待望されたりする日本の文化のひとつのジャンルだけれど、乙一さんがこの作品を描いていた頃のラノベってかなり差別されていたんですね。 あとがきがすごく面白くて。 作品は残虐で残酷な描写が続くのだけれど、それが登場人物の人間性によって重すぎずに描かれているし、その人間性にもそんな意図があったのか!とあとがきで納得。 あと、何が素晴らしいって、視点の描き方。 「夏と花火と私の死体」の時も思ったけど、乙一さんのこの視点の描き方が非常に素晴らしい。なんとなく想像がつきそうな未来を予想しながら読んでいく、その先にある急展開、これまでの世界がひっくり返るその瞬間。 違和感や、奥歯に物が詰まったような言い回しには全て意味があった…! それが分かった瞬間、振り返っていくとさらにその視点が活きてくる。植物に水を与えるように、さらにとくとくと、文章が身体に染みわたっていくような感覚。文体は何も変わっていないのに、世界が全く変わったような感覚に陥る作品は久々だった。なんか、これを「世界線」て今風の言葉を使って例えようと思ったけど、うまくいきません。 先が気になりすぎて、寒すぎて引きこもっていたわたしの身体は、閉店間際の本屋さんへ向かったのでした。

    48
    投稿日: 2021.01.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    私は登場人物たちに共感できる部分を持っていないので、物語に入り込むというより、この人たちまじか…と思いながら読むスタイルだった。「犬」のラストは衝撃で、もう一度再読した。実はそっちじゃなかった的な展開は面白かったが、作者のあとがきの方も随分正直で面白かった。

    0
    投稿日: 2021.01.09
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    (データ移行) 初めて乙一作品を読んだが、何もかもが好みではなかった。自分には合わないのだろうと思う。

    0
    投稿日: 2021.01.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ミステリーやホラーサスペンスを 日頃から好んで読むため 名を馳せる今作はぜひ読んでおこう、と初読。 全体的に、ストーリーの先を想像出来得る話が多く 新鮮味や特別な面白味はなかった。 ただ、文章は割と好みに感じたため 「僕の章」もぜひ読もうとは思っている。 暗黒系 → 森野があまりにもド天然、オチ。 あんな大事な手帳を拾ってしまった、 且つ、被害者を真似て過ごしていたからには 人一倍警戒しておくべきだろうと思うのだけれど まんまと捕まってしまうなんて…。笑 凄惨な死体も見ておきながら…お花畑ちゃんで それが森野の魅力なんだろうか。 犬 → 実は「ユカ」が犬で、「私」が人間オチ。 インパクトのあるオチではあるし ストーリー的にもその方が面白いけれど そのオチだと若干の矛盾が生じないか…?と モヤモヤしていて、腑には落ちていない。 (「私」には兄弟がいて、その兄弟らと母親に 抱きかかえられていた時に「ユカ」と出会った、 というような文章が途中であったはず。 「私」が孤児であったり「私」に兄弟がいた、 等の伏線回収が終盤で強引にでもされていれば 辻褄は合うけれども特に回収されていなかった。) 下手に叙述トリック要素は入れない方が良かった。 記憶 → この章のオチに関してもやはり想像の範囲内で 特別、驚いたり感動することは無かった。 が、双子が実は入れ替わって生きてましたという ストーリー自体は割と好き。(今作や著者問わず) 最悪、森野はこの章で死んでしまう…?等も 考えていたが、流石に無いか。 「僕の章」での森野も少し楽しみではある。 ここまで長い感想を残してしまう時点で ミステリーやサスペンス的な意味とは別に 今作には魅了されてしまっているのかもしれない。 ただ、誰かにオススメしたいかと言われると微妙。

    0
    投稿日: 2020.12.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かった! 読み始めから直ぐに話に引き込まれる。 短編なので、すぐに読める! 続編も楽しみ!そして、あとがきも楽しみ!笑 ・暗黒系 ★★★★★ 猟奇的な殺人事件が印象的。 本では読んだことないが、私も小さい頃から拷問とかグロい系とか暗黒系に興味があって好きな方。 自分ってちょっとやばいんじゃ?と思った。 ・犬 ★★★★★ まさかのオチだった。 どんでん返しが来るとは思ってなく不意打ち! 読後すぐに「私」目線の方だけ再読! ちょっと可哀想なお話。 ・記憶 ★★★ オチは予測通りだった。 そーいえば私も小さい頃、死体ごっこしてたなーと。夜と夕みたいに本格的ではないにしろ、自分ってやっぱりちょっとヤバいんちゃうかと思った。笑

    9
    投稿日: 2020.12.20
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    感情や背景なんかは書かれず、最小限の事実と語り手の思いで進む。本編がダークなのに、あとがきはあっけらかんとしてその対比が楽しかった。

    11
    投稿日: 2020.11.07
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     中学生の頃、ゾクゾクしながら読んだ。淡々と猟奇的な状態が語られており衝撃を受け、興奮した。 あれ以来の再読だったが、同じような興奮は味わえなかった。それでも、あれ?こんな話あったっけ?と、当時の読み方が粗かったおかげで楽しめた。

    2
    投稿日: 2020.10.18
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    連作3話のミステリー短編。 主人公2人の無感情かつ無機質なキャラが本作の魅力を高めている。伏線回収、叙述トリックも秀逸。

    34
    投稿日: 2020.08.16
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    3つの連作ミステリが入った本作。 どれも伏線がきいていて、 読みながら解けずに悔しい思いでした。 特に「犬」は衝撃でしたね! GOTH... 良い意味で、イメージとは少し違う内容で 楽しめた作品です。

    14
    投稿日: 2020.06.28
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    エグい描写が特徴。 他と交わらない女性主人公と 他と交わるふりをする男性主人公の 共通の秘密の趣味の話。 後半にどんでん返しがあったりもする。 個人的には、文章の主語が曖昧だったりするのでちょっと読みづらかったりもするが、それが効果的だったりもするので嫌いじゃない。

    9
    投稿日: 2020.06.27
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    読んでいる時は、禍々しい描写が重いな。。と思ったけれど、 読み終わって暫くすると、面白かったな。と思い出す。 僕の章は、間を置いてから読もうと思う。笑

    3
    投稿日: 2020.04.20
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    吐き気がする。 こんなものを読み物として楽しめるのは人ではない。ミステリーとしても全く評価出来ない。 僕が習近平なら直ぐに作者を粛正するな。 ついでに読者も。

    0
    投稿日: 2020.04.10
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    ただのホラーっぽい話かと思ったらミステリー要素もあって(ミステリ大賞を取ってびっくり、と作者あとがきにあった)面白かった。三編を収録。 相変わらず良心の欠如した人たち。

    3
    投稿日: 2020.01.09
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    学生時代以来の再読。この作者の作品はあまり読んだ事がなかったのだけど、これと「夏と花火と私の死体」は結構印象に残っていたので再読してみた。途中途中は忘れている箇所があったけど、それぞれの話のオチやストーリーの進み方はそこそこ覚えていたのでちょっとびっくり。当時読んだ時はまだそこまでミステリに傾倒していなかったので、この作品は後の私のミステリ大好きになる切っ掛けの一つではあったのだろうなぁ。しかし今読んでみるとなんとなーく中二病の気配が感じられて少しむず痒かった。

    2
    投稿日: 2019.10.05
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    残虐的で猟奇的でサイコパス。 人間の持つ暗黒面への興味が 悪趣味な“僕”と“夜”の好奇心を刺激する。 . 3話の短編集。 夜の章は「犬」がよかった。 まぢか!!!!!が止まらなかった。笑 . 不気味で人間離れしすぎていて 理解不能な思考や行動や出来事ばかりだけど、 なぜか登場人物たちに 寄り添ってあげたい気持ちになったり… ならなかったり…。

    1
    投稿日: 2019.09.17
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    そういえば乙一さんの本を読んだことがないな、と思い購入しました。 粗削りな感じを受けたものの、一貫して陰鬱な空気感を楽しむことが出来ました。上下巻通して気になっていた部分が最終的なオチに使われていて、すっきりした読後感。ただ伏線回収に終始していて、ストーリーががさつなのかなあと思う部分がありました。特に「犬」が、、ね、、すきだけども、、、 しかひ厚さもちょうどよく、気分転換に向く短編集なので私含めたミステリ初心者には会った難易度なのかも。 ごちそうさまでした

    1
    投稿日: 2019.09.05
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    おもしろかった!さすが乙一。 短編集は無意識のまま読み終わるものが多いけど、これはひとつひとつが濃かった。 猟奇的ではあるけど、変態ではないから清潔感のある残虐性を感じれた。 無駄にツラツラ書かれた背景とは違って、最低限の描写ででもリアルに伝わる作風は乙一さんならではですね。

    1
    投稿日: 2019.07.16
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    短編なのでサクッと読めます。 森野に焦点を当てた三作。 最後の一話は... 内容(「BOOK」データベースより) 森野夜が拾った一冊の手帳。そこには女性がさらわれ、山奥で切り刻まれていく過程が克明に記されていた。これは、最近騒がれている連続殺人犯の日記ではないのか。もしも本物だとすれば、最新の犠牲者はまだ警察に発見されぬまま、犯行現場に立ちすくんでいるはずだ。「彼女に会いにいかない?」と森野は「僕」を誘う…。人間の残酷な面を覗きたがる悪趣味な若者たち―“GOTH”を描き第三回本格ミステリ大賞に輝いた、乙一の跳躍点というべき作品。「夜」に焦点をあわせた短編三作を収録。

    8
    投稿日: 2019.06.30
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    「GOTH 夜の章」 乙一といえばこれ。 乙一と言えばGOTHを読むべし!みたいなので、GOTHを上下に分けた本作を読了。ふわっとな知識ではあったが、実際はホラーが強めな作品だなと。 高校生の「僕」と森野夜は人間の持つ暗黒面に強く惹かれる?そんな二人は毎回、奇妙な巡りあいで猟奇的な事件に関わっていくことになる、のだが、こんな暗いテイストを23前後で書いちゃった乙一は、どんな動機があったんだろう。 暗黒面とは言えど、ようは、人を殺す、ということに興味があると言うことだ。僕と森野は、一般的な倫理概念を越えたところにいる。それは、「暗黒系」の短編でよく分かる。人を殺すような人間と心を通わせ、相手は僕が警察に通報しないだろうと確信し、僕もそうする。森野は、僕に比べれば、ましに見えるが、手帳を拾って楽しむあたりは、十分に倫理概念を逸脱している。二人からすれば、純粋な興味なのだろうが、サイコパスなのは間違いない。一瞬綺麗に見えるものの、それは錯覚で、見えたとしても、それは綺麗な暗黒感だと思う。 ストーリーとしては、これだけ暗黒感満載で残酷非道な要素があるが、淡白に綺麗に見える。面白さは、僕と森野の思考を想像するところだろうか。綺麗に見える分、二人をイメージ化しやすい。乙一作品を知る上では、読み難くて読みやすい。

    1
    投稿日: 2019.05.25
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    この作者の作風。変わっているけどすごく好き。怖い様な怖くない様な。残酷な場面でも淡々とその景色が頭で描かれる感じ。怖くはないと思うけど、はっきりと描かれる。今回の主人公達も変わっていて興味深い。短編集だが繋がっている様な。続きを読もう。

    1
    投稿日: 2019.05.24
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    文章・構成は巧みの一言。なかなか無機質というか人間味の感じられない感性を持つ登場人物らは如何かと思うが…。正直、面白いですね。最近はこういう作品が多いのですかね。チト病んでますね…

    1
    投稿日: 2019.04.02