
総合評価
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powered by ブクログ「いいか、若造、おれのことをよく知らないようだから、教えてやろう。おれはジャック・フロストという者だ。いちおうお巡りをしてるけど、あまりいいお巡りじゃないし、それほど優秀なお巡りでもない。それでもお巡りとしてやっていくには、ときには多少は横着で強引なこともせざるを得なくなってくる。容疑者を確実に刑務所(ムショ)送りにしてやるために、嘘のひとつやふたつ、つかなくっちゃならないときもある。だから、今回のことでも、おまえのようなくそ小生意気なふやけた若造をぶち込んでやるためにどうしても必要だってことになりゃ、嘘なんていくらでもついてやる。その程度のことじゃ、おれの胸はこれっぽっちも痛まない。そりゃ、そうだろう? どうせおまえが犯人なんだから」 2023/1/22読了 毎度の事件、事件の波状攻撃。一つのトラブルが解決する前に、次のトラブルが起るのが珍しくないのは、医療現場も同じこと。昔はただただ笑っていたけど、いや、今でも笑うけど、フロスト警部の苦労が他人事とは思えなくなってきていることに気付かされた。
0投稿日: 2023.09.15
powered by ブクログあー、フロスト気質読み終わってしまった。 上下巻合わせて、900ページという長さにも関わらず、もう読んじゃったという寂しさすら感じる。 とにかく、クセになる。 これで、フロストシリーズを読めるのも、あと2作になっちゃった! 寂し過ぎるので、すぐには読まないでおこう。 でも、読みたくなっちゃうだろあなぁ。
1投稿日: 2023.07.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
これでもかという程に転がり込んできた事件が、ひとつひとつ解明していきます。 血気盛んなキャシディ警部代行が、解決したと言ってるものも、フロストの勘は、間違えていると感じているので、キャシディに言わずに捜査しちゃう。 わざとなんだか、ほんとに忘れてんだか。 でも、フロストの勘は正しいので、一時的には、無駄な事をしているとマレット署長にも嫌味言われたりするけど、ちゃんと正しい犯人を挙げてくる。 キャシディにとっては迷惑千万。 だからか?フロストが、解決してるのに、「それは俺の担当のはずなのに、何で口出すんだ!」と、文句を言って、かっさらって行くキャシディ。 それに気づかないマレット。 本当に、上に立つ者として、ダメダメな二人。 こんな上司の下では絶対に働きたくないけど、実際、いるんですよ、こういう上司。 ほんと、責任は取らない。人の手柄は自分のものにする。 いるいる。いたいた。こんな上司。 下で働く者はたまったもんじゃございません。 マレットさん、フロストと一緒に働くの嫌なら、あなたが、移動しなさいな。 わーーーーっと事件が溢れかえってくるけど、解決していくときも、わーーーーーっと解決していきます。 一番の事件だけ残して。これだけは、引っ張る。 しかし、今回の犯人はある意味やり手でございました。 細かすぎるんか?あ、緻密っていうべき? しかし、子供を一人殺害し、更にもう一人誘拐した上に、指切断してるんですから、とんでもない輩です。 いくら、スーパーの経営者に恨みがあるとしても、そのために、全く無関係の子供をさらって、身代金要求するなんて、人でなしすぎる。 せめてもの救いは、少年を生きた状態で発見出来た事。 フロストの運と勘に拍手。 キャシディが自分で過去の捜査情報調べてた、自分の娘の事件。 アーサー格好良かったぞ! ほんと、ありがとうね!アーサー! フロストは絶対に言わないだろうから キャシディにとっては辛い事実だから、隠したし、杜撰に捜査したようにして、事実が伝わらないようにしたんだね。 キャシディは、消化できなかったみたいだけど。 アーサーがはっきり言ってくれたのは、すっきりした。 他の解決した事件も、被害者も、犯人も、みんな、フロストには告白する。 なんだかんだ、信頼されてんじゃないですか。 どんどんフロストが格好良く見えてきますよ。 美味しいとこを恥ずかし気もなく、むしろ当たり前のようにかっさらっていったキャシディ。 元のレクスフォード署に戻って、デントンのみんなは、マレット以外は喜んでんだろうな。 レクスフォード署には、フロストいないから、今回みたいに功績あげられる保証ないですから、まぁ、自力で頑張ればいい。 リズはどうやら警部代行に上がれそうな気配? なんか、ほのめかされて終わってるので。 バートンはリズを落とせるのか?www キティとのやり取りのとこ、泣けました
0投稿日: 2023.04.16
powered by ブクログフロストは裏切らない。 マレットのしつこい嫌味も今回助っ人として戻って来たキャシデの自己中で自分勝手性格も、勢いが増している。フロストのだらしなさやお下劣で下品なジョークも健在だ。しかも上下巻なので長い!全てが盛り盛り。ゲップが出る程盛りだくさんである。でも…なんだろう…フロストの人間性や心根の温かさが根底に流れていて…やっぱりフロストは面白い。
0投稿日: 2023.01.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
フロスト警部シリーズの4作目。 今回も同時並行で様々な事件が舞い込む。 ゴミ山に放置された死体に少女誘拐事件、老人ばかりを狙う強盗、腐乱死体などなど。 相変わらずデントン市って治安が悪い笑 起きてる事件は凄惨なものが多い中、フロスト警部の捜査が面白おかしく描かれる。ここまで笑いながら読める海外ミステリもそうそうない。 日本語訳の秀逸さではトップでなかろうか。 相変わらずのセクハラ親父でどうしようもないけど、魅力たっぷりなフロスト警部シリーズも残すところ2作。ゆっくりと楽しみたい。
2投稿日: 2022.07.21
powered by ブクログフロスの毎度はずれる直感をそのまま丁寧に書いているので、捜査が空振りに終わっている時間が長い。その試行錯誤いいのかもしれないが。 すべての事件がテーマで結ばれ一貫している。これだけ長い小説の色々な事件がすべてまとまっているのは見事という他ない。 次は「冬のフロスト」を読む。
0投稿日: 2022.06.11読者に筋を忘れさせるほどの無駄な長さ
10年ぶりの再読でほとんど内容を忘れて読んでいたが、酔っぱらって事故を起こす場面は覚えていた。 "はぁ? 何それ"というあり得ない大失態で、主人公への共感を一気に下げてしまうような事故を何故わざわざ挟んだか? たまたま犯人の車に信号無視して衝突したわけでもなければ、事件解決にも、私生活の新たな展開上にも結びつかず宙に浮いたままの謎パート。 わからないと言えばキャシディという人物の登場もそう。 亡き娘の事故の真相究明というシリアスな役回りを持たせた割には、最後まで嫌味キャラで終始して、正直言っていらないキャラ。 気づいたことと言えば、窮地に陥ったフロストに天啓をもたらすのは、意外にもウェルズ巡査部長キッカケという展開が多い。 「お前さんに、〇〇という人が話したいことがあるって言ってるぞ」など。 他にもリズから、「〇〇に話を聞きに行くことになっていましたよね」といった進言から不承不承出向いて、事件解決の道が開けることも。 それなのに部下や科研は容赦なくコキ使われ、自身のミスで容疑者に尾行もつけず放免したり、等々力警部並みの「よし、わかった」という見当違いな見込み捜査で、超過勤務を強いられるのだから、たまらない。 誘拐事件の解決も実はかなり無理筋で、「あの道をまっすぐ行くと...少年はそこだ」ってな具合のかなりな飛躍があって、あまりにも立証に無理があると悟ったのか、最後には証拠を捏造して一件落着。 2つの事件で同時に指切りの謎が出てくるが、1つの動機は筋が通ってるものの、もう1つの方は明らかにされないまま終わる。 事件自体の動機からは飛躍した凶悪さでちょっと釈然としない。 総じて無駄なパートも多く配役もイマイチで、シリーズ中でも評価の低い感想を再認させられた印象。
0投稿日: 2021.08.06
powered by ブクログハロウィンの晩にゴミの山から見つかった少年の死体。更に15歳の少女が誘拐され、謎の腐乱死体まで見つかる。加えて少年の失踪は誘拐事件に変わり身代金受け渡し場所へ向かうフロスト警部は事件山積みでダウン寸前。当時、文春やこのミスで毎年1位を取っていた人気シリーズ第4弾。この下品で汚いフロスト警部が毎作見せるラストの爽快感は何なのだろう。本当に良く出来ている
0投稿日: 2021.03.09
powered by ブクログまったく、相変わらずのフロスト警部!お下品お下劣なんだけど、わりと優秀だったりします。下品なギャグやセクハラ発言ばかりですが、わたしは好きです☆ガソリンスタンドで犯人の映像を確認している時、スタンドの店員から、ウンチをしている男もいたんだけど見る⁇と聞かれて、「やめとく、俺だったら困るし」には笑ってしまった!キャシディは最後まで好きになれず、リズは最後に大逆転だったのでほんとに胸がすく大団円☆スッキリしたい小説や笑えるミステリを探してるかたにオススメっす(੭ु´͈ ᐜ `͈)੭ु⁾⁾
0投稿日: 2019.06.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
フロストシリーズ第4弾。 フロスト警部がイイ奴に思えてきた。 事件も推理小説風な感じで、ただのドタバタ劇ではない感じがこの本で全開になった気がする。 今回は推理して事件を解決するだけではなく、犯人との駆け引きが面白かった。
0投稿日: 2018.12.31
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毎回読む方もヘトヘトになるが無事収束してよかったよかった。でも細切れに読むとこの人誰だっけ状態になってしまうのが難。
0投稿日: 2018.11.04
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マレット、キャシディ。こんな考え方をする人がいるのね、、と勉強になります。 フロストはだらしないかもしれないし、読みも外れ全然うまくいってないかもしれないけど、魅力的。
0投稿日: 2014.10.12おもしろかった
上巻で立続けに起こった事件がどたばたと片付いていく下巻。 いつも通りのパターンなんだけど、どうしてこうも楽しめるんだろう? そしてどうして下品でいい加減で不潔なフロスト警部を愛せてしまうんだろう? 今回は子供の誘拐事件がメインになっていたせいか、フロストがいつもよりいい人になっていて、なんか知らないうちに一部の部下からも受け入れられていて、なんかしみじみしてしまった。 上司を適当にあしらって、彼らに受けが悪いのは相変わらずなんだけど、あまりにも不当な扱いにフロストに同情してしまったり。 それがフロストらしさなんだけど、読んでるこちらが歳を取ったのかな? 何せ新刊は7年ぶりだもの。 作者の訃報は後書きで知ったのだけど、残り2作を大事に大事に楽しみたいと思う。 次作の出版が楽しみでもあり、寂しくもあり。
1投稿日: 2013.12.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
(上巻より続く) だらしないんだけど、きたならしいんだけど、下品なんだけど、 憎めないフロスト警部。 この作品でも、 何やかんや言っていても、女性に関して一線を画すところや、 子どもを亡くした父親に対して浪花節なところが、 憎めない。
0投稿日: 2013.09.22
powered by ブクログ上下巻の感想 人間味あるフロスト警部のダメっぷりが面白い。 特にフロスト警部の小言(イヤミ、下ネタ)が最高! 他のフロストシリーズも読んでみたい♪
0投稿日: 2013.09.19
powered by ブクログシリーズ4作目。一番面白かった(前のあんま覚えてないけど)。長いので時間かかったけど、下巻からは止まらなくなり思わず夜更かしした。
0投稿日: 2013.09.15
powered by ブクログミステリーに笑いの要素を含めた良質の娯楽作品。ストーリーがしっかりしているのでフロストの下品な言動も生きてくる。終盤の容疑者との対決は一級のサスペンスと思った。 マレット署長の露骨な自己保身とキャシディ警部代行の出世欲、リズ部長刑事の空回りの描写が面白い。これは翻訳(芹澤恵)のうまさのおかげと思う。このシリーズの魅力は同時にいくつもの事件が起きるなかでの、フロストの四苦八苦ぶり。ドラマ化もされているが、やはり小説のほうが楽しめる。シリーズで残された長編はあと2冊。読み終えるのがもったいない。
0投稿日: 2013.08.26
powered by ブクログ行ったり来たりの捜査の進捗が、リアルだけど、最後には解決するだろうと思ってしまう、驚きの無さや、こんなもんだという感じの主人公の諦観、自分には合わないかな。
0投稿日: 2013.08.12
powered by ブクログ荻原浩さんの解説に、ウンウンとただ頷くばかり。 ホントに全く、フロスト警部ったら…。 風采の上がらない、なんて言うのはまだ控え目な表現で、実際にこんなオジサンが同じ職場にいたら、女性からは敬遠されること間違いない。服装といい、言葉遣いといい、下品な冗談といい、女性が求める清潔感とは無縁だもの。でも憎めないのは、手柄だとか出世だとかに重きを置いてないから。ずば抜けた推理能力があるわけではなく、誰をも納得させるような理論的思考が出来るわけでもないけれど、 命の尊さや、尊厳や、人間の弱さが分かっているから、いざというときに部下が付いていく、そういう魅力で読者を惹き付ける主人公。 作家は勿論だが、訳者の力も大きいと思う。
0投稿日: 2013.01.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
面白い!(◎_◎;)フロストシリーズの中で一番好きな作品です。一気読みでした。流れは、今までのフロストシリーズと同じ感じです。次々に事件が起こり、的外れな推理、我道を行くって感じですかね。人情味溢れるフロストに注目。自分の出世のことなんて考えないで、人の為に規則を曲げる。こんな人なかなかいないんじゃないかな?フロスト節に笑えます。フロストシリーズ読んでない方!この「フロスト気質」から読んでみても大丈夫です。一度読んで見てください。ソンはさせません。
0投稿日: 2012.10.01
powered by ブクログ上下巻、合わせるとめちゃめちゃ分厚い。 でも、読んでて飽きない、適度なスピード感が良いです。 相変わらず下品でダメダメなフロスト。 でも、どうしても憎めないんだよなぁ。 本作では子供に対するフロストの優しさなども描かれていて ちょっと心が切なくなったりもします。 刑事の直感も当たったり大はずれしたり、というのが ミステリーでも珍しくて、事件解決までツルッといかないのがまた良い。 それにしても、今回はマレット署長以上に警部代理がにくたらしいw
0投稿日: 2012.06.16
powered by ブクログぜひ邦題はフロストは辛いよにして欲しかった。相変わらずのモジュール型の構成だが、核となる事件が有って印象的な犯人が出てくる。もう出版されてから3年半たってますよ。芹澤さん早く仕事してください。
0投稿日: 2012.02.23
powered by ブクログ行き当たりばっらりの捜査をしつつ、かつ、行きがけの駄賃でその他諸々の事件を解決しながら、フロストは真犯人とおぼしき人物に行き着く。しかし、真犯人は狡猾でしっぽを出さない。それをフロストがどう追い詰めるのか・・・ 最後の証拠は、なるほどフロストらしい。ただ犯人も相手がフロストだから認めたのだろう。 途中スパイスのように語られるキャシディの娘のひき逃げ事件は、なぜこのしつこいフロストが淡泊な捜査しかしなかったのか、これ以上ない理由で明かされる。身内をかばうようなフロストではないだけにこの理由は文句のつけようがない。
0投稿日: 2011.10.31
powered by ブクログ上下巻のボリュームだが気にならない。相変わらずフロスト警部は最高。翻訳がいいんだろうな。久々に読むけど間隔が空くから面白いのかもしれない。
0投稿日: 2011.09.22
powered by ブクログフロスト警部シリーズの第4作目。もちろん全部読んでいる。巻末の解説によると、前作(第3作)の「夜のフロスト」の邦訳は2001年ということのようで、ほとんど10年ぶりに読むフロストだったけれども、相変わらずのお行儀の悪さと、有能なのか無能なのか分からない仕事ぶりを堪能できた。残念なのは、作者は既に故人であり、このフロスト警備シリーズの未訳はあと2作しか残っていないこと。邦訳が待ち遠しいような、楽しみはまだ先にとっておきたいような。
0投稿日: 2011.04.19
powered by ブクログ最後の犯人の悔しそうな様子が面白い。ジャック・フロストにかかったら、証拠を残さず罪を犯しても、結局捕まってしまうんですね。
0投稿日: 2011.03.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
行方不明者を発見できない中で、新たな未成年者の死体が発見される。さらに、行方不明者を探している時にまた死体を発見する。 次から次へとおこる事件にフロスト刑事の気分も落ち込んでいく。 でも、いくつもの事件がゆっくりと一つになって解決していく。 次の作品も楽しみです
0投稿日: 2011.03.07
powered by ブクログ待ってましたフロスト警部!!! シリーズ第4弾。 下品で下ネタ好きでだらしなくて、絶対に一緒に働きたくないタイプ。 でも仲間を大切にするし、頭が超キレる。同時発生するいくつもの事件を悩みながら解決していく。 このしっかりとしたストーリー構成。第4弾でも衰えず。素晴らしい 今作ではフロストの悩みがかいま見られてちょっと切なかった。 著者は高齢で、既に亡くなっているそうなので、未訳のものはあと2冊のみだそう。とても残念。
0投稿日: 2010.08.15
powered by ブクログ毎日忙しく、せめて通勤電車では何もかも忘れたい…それには「フロスト」!と選ぶ。人がじゃんじゃん殺されちゃうところが、星がひとつ減る理由(だが殺人事件がないと物語がなりたたない。当たり前だ)。あいかわらず行き当たりばったりで、身勝手なフロスト…でもこの身勝手さが、実は羨ましかったりする。そんな素振りは絶対に見せない、そこに美学すら感じるほど、だが、実は比類なき人情家のフロスト。ああ、今回も満足満足。 それにしても訳者の力量が見事。下手な訳者に当たっていたら、魅力は半減どころではなかったはず。ブラボー。
0投稿日: 2010.05.13
powered by ブクログ次々と事件が発生し、後に本流に統合されていくという展開が面白い。 但し、若干時代背景が古く、現在では考えにくい展開もあり、古典的な 内容だと思います。 刑事コロンボ的な主人公に愛着がわく作品。
0投稿日: 2010.04.22
powered by ブクログハロウィーンの時期、デントンでは、子ども受難の事件が起こる〜7歳の少年の死体が発見され、8歳の少年が行方不明に。 誘拐犯からの連絡で必死の捜査が続くが、豪雨の中の捜索も無駄足に。 一方、狂言かと思われた少女誘拐の結末は…? いやみな上司もたくみに交わし、同僚とはいつの間にか仲よくやっているフロスト警部に満足な読後感。 作者が亡くなったのは惜しまれます。 シリーズ第4弾。1996年の作品。2008年7月発行。
0投稿日: 2009.09.24
powered by ブクログ8月18日読了。解決への糸口も見えなかった複数の事件が詰まり物が取れたかのように流れ出す、後半の爽快感はこのシリーズならでは、だ、が、上下巻だけあり解決まで引っ張る引っ張る。フロストの直感と馬力頼みの捜査はいつにも増してフラフラするが、ハマればこの味がたまらない。フロスト指示の下、ほとんど寝ずにドブさらいなどの荒仕事を黙々と(いや、冗談交じりで)こなすメンバーの信頼感がさりげなく熱い。キャシディとの確執への落着のつけ方は少々後味が悪いが、マレットの使い方でその分チャラにしていいかな。萩原浩の後書きによると、著者の死により当シリーズは後2冊を残すのみとか・・・。残念だが。
1投稿日: 2009.08.19
powered by ブクログ09/3 ★★★★ 推理はずしまくりの名刑事フロストの第四弾。 残りページが少なくなっていくのが惜しいと思うほど面白い
0投稿日: 2009.04.02
powered by ブクログもう最高! ただただ面白い! 1995年に原書が出版されて去年翻訳されるまで15年ほど。残り2シリーズはいったいいつになることやら…。でも訳は芹澤恵さんでないと! 外国小説は登場人物が覚え切れない,感情移入が難しい,ジョークが面白くない,とか、最初読んだ小説のおかげで妙な偏見のある私ですが、この人の訳のおかげですんなり読み進めることができたし、さらに面白さ倍増になったんじゃないかと勝手に思っています。私が何年も待ち続けることができる小説の一つです
0投稿日: 2009.03.28
powered by ブクログ上下巻ということで、前作まで以上に事件が錯綜している。 児童誘拐&殺人事件を皮切りに、次々に舞い込んで来る事件やら事故やら。 泥棒の数ヶ月前の死体、宝飾類盗難事件、誘拐、暴行、身代金の強奪などなど……よくもまあこれだけ事件が起こるもんだ。 それに加えて過去の事件の話までが絡んでくる。 関係者たちも一筋縄ではいかない人たちばかりだし、デントン署の面々も、今回初登場の人たちを含めても相変わらずのノリ。 もちろんフロスト警部もいつもどおり下品でセクハラなんだけど、今回はなんとなく下に愛され、子どもを想ういい感じの人になったかな。 まあ、基本は変わってないけど。 下巻の終盤、残り150ページくらいからの怒涛の展開はすさまじく、ページを繰る手が止まらなかった。 玉突きのように事件が解決(もしくはなかったことに)されていく様は圧巻でした。 それでもかっこいいわけじゃないのがフロスト警部だし、ニヤッとさせてくれるのがフロスト警部。 最後まで、「らしい」展開だった。
0投稿日: 2009.03.21
powered by ブクログ長い長いフロストシリーズ。 上巻だけで結構なボリュームでくたびれると思いきや、読者を引き寄せる展開をここそことちりばめているのでちゃんとついて行ける所がこのシリーズの不思議なところ。 上巻の後半部分から、小さな事件が次々と解決して行き、メインとなる少年誘拐犯へはまだ道のりが有るように見せて、意外なところから意外な事件が解決。 犯人は相当の策士。 フロスト得意の直感が良い処を突いていそうで、いまひとつ解決に繋がらない。行けるっ!と思って取組んだがいつもスカ。 スカったらすかさず、嫌味な警察署長が現れ、お説教を食らうというベタな展開なるも面白い言い訳で逃れてしまうのがフロストらしいところ。 最後にやっと犯人を追い詰め、解決を見たとき、何だか同じ苦労をした同僚みたいな気分で、フロストを称えてしまう。 キャラクター作りがしっかりしているだけあって、身近に感じてしまう不思議な小説である。
0投稿日: 2009.02.26
powered by ブクログたまーにしか出ないフロスト。でも絶対におもしろいので裏切られないフロスト。TVドラマのできも相当いいですが、小説版はやっぱり最高です。
0投稿日: 2009.02.21
powered by ブクログ久々に読むフロストは全然変わってません。 下品で適当で気まぐれなヒューマンです。 おそらく唯一他の刑事よりぬきんでている点である「人を見る目」だけに頼って 計画性ゼロの行き当たりばったり捜査。 もう、カテゴリをミステリから海外小説に変えたろかと思うほどの 非名探偵ぶりなんですが、後半に入ればいつものように、無関係そうだった小さな事件、事件ともいえぬほどの出来事が、 ちびちび解決して全体像ができあがります。 ピクロスみたいな感じ。この感じはやっぱりミステリかな。 キャシディはうざいですが、空回りの張り切り嬢ちゃんはちょっと憎めなくてかわいい。 これ英語で読んだらいっぱい英語の悪口覚えられるんやろな〜
0投稿日: 2009.01.30
powered by ブクログフロスト警部シリーズ第4弾。上巻448頁下巻453頁の超長編。感想が長くなるのは致し方ない…。あらすじ(下巻)…少年失踪・誘拐事件の身代金受け渡し現場で、大雨の中張り込むフロスト警部。無事少年を助け出せるのか?さらに母子4人殺人事件、少女身代金誘拐事件、窃盗・恐喝事件などまだまだ未解決の事件を山ほど抱えて、自分の出した指示を忘れるほど(くそ)忙しいフロスト警部に休む暇はない!私的ハイライトシーン(ネタバレ注意!!)・デントン署管轄外の地区に無断で侵入し少年の居場所を捜査中、「そこで止まれ!そのまま動くんじゃない!警察だ!」と所轄の警官に見つかり「くそっ、くそっ、くそっ!」・日頃好人物を絵にかいたような陽気で温厚なアーサー・ハンロンがキャシディに反論「ジャックが嘘をついたとしたら、それはあんたのためを思ってのことだ。それも知らずに、この大馬鹿野郎が!」・(マレットによる)所内持込厳禁の通達が出ている“フィッシュ&チップス”を食事にありつけない捜査本部連中に差し入れ…ディスカッションが白熱し部屋中に臭いが充満するところにマレット署長登場。・「…君の短慮と不手際が招いた泥沼に私まで引きずり込まないでもらいたい…」との説教に「おれのことあんまり褒めすぎないように…知ってるでしょう、俺が照れ屋だってこと」と意にも介さないフロストの一言。・「見当違いの手がかりに飛びつき時間と費用をこれ以上浪費する余裕はない…しかしながら少年の発見に繋がる可能性のある情報を見逃した事態になるのも…」と、マレット流全方位防衛戦略型指示の好例。感想…原題「Hard Frost」の名の通り、ジャック・バウアーよりもある意味ハードだ。フロストはいったい何歳の設定なのか気になるところ。ともかく、先に片がついた事件はどちらも後味悪い結末をむかえたので、カーヴィ少年だけは助かってほしいと本気で祈った。フロストも受付で紅茶を恵んでもらってジョークを飛ばしてる場合じゃない!とさすがに気付いたし。それにしても今回は犯人像が掴みにくかった(少年誘拐事件)。冷徹冷静で先読み工作が高度。デントン署の面々では捕まえられないのではないかと心配した。残りページが少なくなるにつれて(もちろん先が気になるが)読み終わるのが寂しい様な気がした。作者が亡くなったためシリーズは翻訳されてない2作を残すのみ。まだ読んでない「夜明けのフロスト」(光文社)をゆっくり楽しみながら次の作品を待つことにしよう。あ、DVDレンタルも探してみよっかな♪
0投稿日: 2008.12.28
powered by ブクログ少年誘拐事件を追うフロスト警部。相変わらずのマイペース。でも、確実に事件を解決する。心優しき警部に思わず共感。
0投稿日: 2008.12.26
powered by ブクログ前半の目茶苦茶な状態が、後半思いがけないことから1つずつ片付いていくのが、毎回楽しみで。目の前の些細なことを疎かにしない、きちんと目の前の人に対応していく(相手はそうは思ってないかもしれないけど)のが重要なんですね。
0投稿日: 2008.12.22
powered by ブクログいやぁ、面白かったー。上下巻読むのにどんどん加速されて、昨日から雑事の合間をぬうように、ちまちま読んでいたのが、今日は最後にかけてもう一気読み。読んで、満足です! しかし、何とこの後の2作はまだ翻訳されていないんだった・・・芹澤恵(訳者)さん、お願いします、創元社さん、待っています!! 原作読めって? フロスト警部の妙味は、私のしょぼい英語力より、日本語で堪能したいです。警部の直感のひらめきを翻弄する込み入った事件の数々、保身・名誉第一の俗物上司マレットに酷くたたかれ、いつにもまして迷惑な警部代行キャシディが加わり、原作タイトルどおり“ハード”な状況。しかし、その悪口雑言は衰えを知らず、実は、よわきものに心やさしく、物事の本質を失わない、不器用なまでに稀有なその人、フロスト警部の魅力も満載。それにしても、「フロスト“気質(かたぎ)”」とは流石な邦題ですよねぇ。。。そうだ、アンソロジーにもう1作あるのを読もうっと。
0投稿日: 2008.12.02
powered by ブクログ上巻が星5つ、下巻が星4つというのは、『フロスト』は毎度夢中になって読み始めるが、フロスト警部を追っかけているうちに、こちらもへとへとになるから。フロストほどじゃないけど、睡眠時間も削られるし。下品な悪態もくせになりそう。『フロスト』シリーズあと2冊・・・最後は『フロスト中毒』というのはいかがでしょう。
0投稿日: 2008.09.03
