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ドS刑事 朱に交われば赤くなる殺人事件
ドS刑事 朱に交われば赤くなる殺人事件
七尾与史/幻冬舎
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総合評価

33件)
3.3
3
8
15
2
1
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    どSと言いながら、前作では死体マニアの方に振れていたが、今作ではやっと本領発揮。殺人犯を追い詰めて言葉でなぶり続け、同僚への銃撃と犯人への自殺を引き出すという荒技。 タイトルの「朱に交われば」の事件は、次々と起きる首切り殺人。犯人も変わったり、死亡したり、中々忙しい。元々の原因は、どうやら宗教が絡むよう。この事件も凄惨で気持ちがスッキリしないが、何とか読み切れるのは新キャラの浜田警部補が居たからこそ。キャリア組で大学出たてなのに、年上の黒井マヤ巡査部長と代官山巡査よりも上となる。これが全く使えない刑事で、現場で失敗をしてはマヤになぶられ、暴力を振るわれ大怪我をする。どMなのか、嬉々として従う姿が可愛い。最後はマヤになぶられた犯人の巻き添えで殉職・・? 取りあえず3冊を購入したので、あと1冊頑張ろう。

    36
    投稿日: 2023.08.04
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    狂気が伝染するという話でとにかく狂気に満ちた人物の印象が強かった。それと前半では誤植が見受けられた。

    0
    投稿日: 2022.08.21
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    シリーズ第2弾。 ユーモアミステリーの中でもドS刑事の事件は残虐性とユーモアの落差が凄い。事件の残虐性が高すぎて動機が薄く感じるほどに毎回酷い。それを逮捕すべき警察官が殺人事件を欲しているのがまた後味が悪いのよね…

    0
    投稿日: 2022.07.30
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    胸糞悪い小説。こういうのを好きな人もいるかもしれないなあ。女刑事・黒井マヤは、殺人事件の死体を見るのが大好物で、追い詰めた犯人の全人生、全人格を否定する言葉をずらずらと投げかけて、自殺に追い込むし、キャリアの後輩を苛め抜く。このマヤの性癖が物語の進行に深くかかわると言えば、そうじゃなくて、事件に関わっていくのは、ほとんど代官山脩介で、マヤは単なる味付けなのだ。起きる連続殺人事件も、悲惨で鬱陶しい。スカッとしない、軽い小説の体裁なのにね。

    48
    投稿日: 2022.04.01
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    前作同様大変面白く読ませていただきました。今回は2作目という事で題名にも注目しながら読みました。作品の流れからはとてもユーモアミステリーには感じられない。次作も期待してます。

    0
    投稿日: 2021.11.05
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    1作目よりもS度が増してたお姫様。おもしろかったけど、事件を泳がせてしまうお姫様には少しひいてしまう。浜田さん痛そう。また強烈なキャラが出てきたなぁ

    1
    投稿日: 2021.06.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ドS刑事2 追い詰められた犯人に、言葉の暴力を浴びせるマヤから始まる。 ドM刑事登場。浜田。一応東大卒のキャリア。死体見るとカエルになる。どんなに痛めつけられても蘇生する不死身。 テレビのクイズ王。優勝すればステキな賞金。 タイトルはフォリ・ア・ドゥ。 認知症の姑の面倒を見る伊勢谷良美、子供が有名中学に入れない徳永、夫に浮気されリストラされた緑子が狂気の連鎖。 何故瓜生は殺されたんだっけ?読み飛ばしたらしいw

    1
    投稿日: 2021.03.13
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    読みやすくて楽しめた。 ミステリーとしても難しすぎずわかりやすいです。 シリーズ的に結構楽しめる作品だと思う。 ただ、今作は結構怖いです。

    0
    投稿日: 2019.12.27
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    シリーズ二作目。 今回は浜松署の代官山が、ドS刑事マヤの管轄、警視庁へ出向。 新たな新キャラ、ドMのキャリア刑事浜田が登場。 女の嫉妬による殺人、波及伝播する殺意。 構成的には、前作と同じ。 シリーズ化すると、ダレてくるからな。 次作はどうか。

    1
    投稿日: 2018.07.12
  • 絶対に会いたくない、怖すぎるサイコキラー

    次から次へと起きる猟奇殺人、悪魔が乗り移ったような犯人の風貌など 読んでいて本当に怖かった…。 また、首を切られ血管から出る血をジュルジュルと表現もあり気持ち悪くもなりますね。 事件のおっかなさは進化していますが、逆にマヤのダークさはちょっと弱くなった感じです。 マヤのダークさを気に入っている人は今作はちょっと評価が低いかもしれませんが、 僕は事件が残酷な分マヤのダーク面が少なくてちょうどいい塩梅になったのでは!?と思っています。 なお、今回新キャラとしてキャリアで警部補“ドM浜田”が登場! 内臓破裂・幽体離脱でも生き残り、マヤの辛辣な攻撃を糧にするど変態です。

    0
    投稿日: 2017.11.01
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    読みやすかった。 クビを切り裂く連続殺人事件を追うお話。 今回はモンスターどころじゃない頭のおかしい女が次々登場。 それにしても・・・浜田キャリア刑事すごすぎ。 最後の解説に中山七里氏登場でビックリ。 今作もグングン一気読みできる一冊でした。 おススメ。

    0
    投稿日: 2017.10.18
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    ドS刑事シリーズ2作目。 第1作目よりもパワーアップした黒井マヤが帰ってきた。 拳銃を手にした犯人を相手に罵倒三昧。 けっして説得して投降させようとか、隙をみて逮捕しようとか、刑事らしい気持ちは欠片もない。 代官山が目の前で撃たれそうになっても、マヤの攻撃の手は緩まない。 犯人の全人格、全人生を否定し、なじり続け、犯人の精神状態が疲弊しつくすまで追いつめ、ついには犯人が自らを撃つまで追い込んでいく。 もう、ドSなんてレベルじゃない。 悪魔の所業といっても、言い過ぎじゃないと思うのだけれど。 それでも、マヤが優秀な刑事であるには変わりはない。 一見、繋がりのないように見える連続殺人事件を追いかけ、連鎖していく狂気に翻弄されながらも、マヤたちは真相に徐々に近づいていく。 精神的に壊れてしまった人間。 壊れたいと願う人間。 それでも、ほんのわずかな人間らしさを残していた人間。 物語で描かれる犯罪は、それこそ星の数ほどある。 その中に書かれているのは、事件の詳細であり、犯人の手口だったりする。 でも、本当に描かれているのは、事件に至るまでの犯人の心の動きのような気がする。 どんなに歪んでしまっても、何も考えずに事件を起こすわけではないのだから。 ドS刑事は、とても読みやすい。 強烈なキャラクターを前面に押し出しはいるけれど、事件そのものに対しての描写にも手を抜いてはいない。 リアル感のなさが、この物語を面白くしていると思う。

    0
    投稿日: 2017.04.11
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    ワカマツカオリさんの絵が好きで手にしたら、スプラッター系が苦手な人間にとって、想像力が苦痛でした(泣)謎と緊張感が最後まで仕掛けてあって、話は読みたい、でもこの血とか汚物とか痛いのとか嫌ーーー(泣)(泣)(泣)と。でも読むのは止められない。うん、ドSだ。

    0
    投稿日: 2017.04.01
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    1作目ほどのひねりはない トリックはやや複雑だけど、穴多し 人の推理を推理するという変わった設定や、悪趣味な登場人物はそのままに2作目

    1
    投稿日: 2017.02.12
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    新キャラである浜田さんの魅力から 抜け出せなくなってしまった。 殺され方とかが前回よりもグロくて、 うっ、となったけど、 その度に浜田さんで癒された。 報われなさを感じて、すごく切なくなった。

    1
    投稿日: 2016.12.16
  • 第二作目、まだまだ様子見…。

    一作目でも様子見とレビューしましたが、いや~まだ様子見ですね。 前作の連続殺人は同じ殺害手口にこだわってましたが、本作も同様です。 そして、前作より猟奇性はアップしてました。 しかし、クイズ王の阿南さん…気の毒なほど周囲の人間が強烈です。 自分で蒔いた種…とはいえ、ちょっと理不尽なほどの目に合います。 しかし、タイトルでもあるドS刑事のマヤさん。ほんとに捜査で活躍しないんですよ…。 仮にも主人公なのに、犯人逮捕に貢献しないので、私としては物足りないのです。 新キャラのドM刑事も登場しますが、格別興味ももてませんでしたねぇ。 ただ、スラスラ読ませる筆力はすごいと思います。 あとはキャラなんだよなぁ…。 三作目に期待!またレビューしま~す。

    3
    投稿日: 2016.06.28
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    新キャラ浜田は良かった。ストーリーもテンポ良く、サクサク読めたけど、グロテスクな描写が前作より多くて気持ち悪くなってしまった(´Д`|||)エピローグでちょっぴり救われたかな。

    2
    投稿日: 2016.06.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    間違えてシリーズの2作目から読んでしまったが、文章も読みやすくかつ真相が読めない展開は良かった。ただし、文章の中にグロい描写が多く、その点はちょっと。マヤの人物設定については「個性が強い人」と割り切って読めば何とかいけるかなあ。プラスマイナスゼロで「普通」の評価。感想はこんなところです。

    0
    投稿日: 2016.04.22
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    新顔として今回から童顔エリートだけど、とんでもなく使えない同僚、浜田が出てきました。黒井マヤにことごとくデコピンやパンチで前額部裂傷だの前歯損傷だのと満身創痍。そしてとんでもなく不死身。 おまけにマヤの鶴の一声で東京にまで出張させられた代官山。 この三人で今回は悪魔のごとき連続殺人事件に挑みます。 前作同様何人死ぬんだと思いながら読み進めると、確かにタイトル通り。 軽く書いてあるように見える話ですが、クイズにしても精神疾患にしても意外にちゃんと書かれている、と思いました。

    0
    投稿日: 2016.01.02
  • ドラマより

    ミステリーとしてはまあありがちな展開で、斬新な殺人トリックなどは皆無のサイコキラーサスペンス色が強いが、最後まで退屈させずに読ませるのは面白い証拠ですね

    0
    投稿日: 2015.06.12
  • サイコスリラー

    前作が本格的なミステリーなのに対して、今作は狂気をテーマにしたサイコスリラー的な感じがします。 話が結構救いがないので、ハッピーエンドを求める方には向かないかもしれません。 なお、今作でレギュラーが揃いますが、新キャラは正に不死身ですね。 個人的に、今作は凄く気に入ってます。

    0
    投稿日: 2015.04.11
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    ドS刑事シリーズ第2弾。今回は猟奇殺人+基地外ネタが合わさってさらに悪趣味。美人刑事黒井マヤのモラルレスっぷりも相変わらず。あと、黒井マヤの名前って「エコエコアザラク」の黒井ミサが元ネタかな。

    0
    投稿日: 2015.03.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今作でドS度がパワーアップとのことだったが、正直、ちょっと求めているドSとは違うかな。雨の日のピザ注文とか性悪っぽいエピソードを付けるよりは、前作程度の描写で充分だったかも。 お話は相変わらずテンポ良く、一気読みできます。 もう少し花枝のエピソードがあれば、良美や緑子の狂気が更に増して感じられたように思う。

    1
    投稿日: 2015.02.06
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    毎回、グロテスクな内容なのに、さらりっと読んでしまう。ドS度には磨きがかかっているが、憎めないキャラで、次回作が気になる!

    0
    投稿日: 2014.05.05
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    前作がおもしろかったので読んでみた。今回の方が殺し方が残虐な気がする。精神状態が壊れた犯人の行動は、読み進めていくと、ほんとに怖くて夜中に読んでたらドギマギしてしまった。

    1
    投稿日: 2014.02.13
  • カルトでオブラート作っていますが

    誰でも嵌まり込んでしまいそうな、日常の落とし穴である気がしました。 他のカエル男や前作でもそうでしたが、 残虐性に隠れてしまいがちなところに、風刺が効いているなぁ、と。 正直なテーマを選ばれてるなぁ、と。(上から目線で・・・) こういうテーマの作品は好きです。 マヤさん、積極的ですねぇ。

    2
    投稿日: 2013.11.17
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    さすがマヤww 今回痛い描写多いな~…浜田君とかゆー不死身のキモい新キャラも登場。 笑い+ミステリーとゆう感じであたしは結構好きだな。 今回は前作よりもハラハラドキドキ感があって○(´∀`)b 自作も出てるみたいだけど文庫化されるのいつかな~☆ 楽しみ~(´∀`)

    0
    投稿日: 2013.11.11
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    う〜ん…おもしろいと思う部分も多いし、比較的サラッと読めるんだけど、所々で微妙な感じ。深夜枠のドラマになりそうな、なんかスレスレなな感じがある。でも、次もよんじゃうんだろうなぁ、きっと…。

    1
    投稿日: 2013.10.28
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    これ、映画化とかドラマ化されるんじゃない?登場人物のキャラクターの濃さが半端ない!脳内キャスティング会議が止まらない! ミステリーのオチがすごい~よりもありえないけどぶっとんでいるキャラクターたちの感じが愉快で読んじゃうかんじです。 道徳的にはぎりぎりなんでしょうけど。

    0
    投稿日: 2013.10.13
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    S越えて犯罪者すれすれのお嬢様刑事と お世話をするノーマルな刑事さんのお話です。 推理物としては、ちょっと強引さもありますが、 登場人物の濃さとテンポをお楽しみください。

    1
    投稿日: 2013.09.07
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    相変わらずグロいお話。 ただ、なんとなく憎めなくなってくるのはなぜか。 純粋に、2人の恋愛(?)の行く末が気になる。笑

    1
    投稿日: 2013.08.27
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    2冊目にしてかなりホラーちっくになった。殺人のシーンはかなりえぐいので注意が必要。1冊目ではあまりSな感じではなかったですが、今回は結構Sらしさを発揮してます。クイズもストーリーに絡んでますし、色んな意味で作者の味が出ている作品かと思います。

    1
    投稿日: 2013.08.18
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    サブタイトル、なるほど!!サブタイトルの付け方うまいなぁー。浜田刑事、、、こんな展開に!!3巻目、文庫になるの待つつもりだったけど、発売されたばかりの単行本買ってしまいそう。マヤのルーツがあかされるらしい、これはやっぱり早く読みたいなぁ。

    0
    投稿日: 2013.08.10