
総合評価
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powered by ブクログ新入社員として入った会社で、宗教的な新入社員研修に嫌気がさし、3か月でやめた誠治。 父・誠一の酒癖の悪さから、地域から虐められていた家族。その結果、鬱病を発症する母・寿美子。 そんな中でも、誠治は就職先は決まらず、バイトも長続きせず、自堕落な生活を送る日々… 誠一は、寿美子の鬱病の原因が知りながらも、寿美子が弱すぎると、取り合わない… 家族は崩壊寸前… 寿美子の病を治すため、お金を貯めて、引っ越そうと、大悦土木でバイトを始める。 社長に認められ、『元フリーター』に。 大悦土木の正社員になると、すべてがうまく回りはじめる、仕事、母の鬱病、父との関係… そして、父と二世代ローンで、『家』を買うことに。結局は、頭金の一部だけで、父が支払うのだが… なら最初から… 『家を買う』のは、母の笑顔の溢れてる『家』を取り戻すこと。 誠治は『家』を取り戻すことに、『間に合った』。 真奈美との関係もうまく行くんだろうな。
1投稿日: 2022.04.25
powered by ブクログー誰かのために一歩踏み出せ。 〈あらすじ〉 新卒で入社した会社を3ヶ月で退職。実家にいながら自分の小遣い稼ぎの為にバイトを転々として、その場しのぎの自堕落な生活を送っていた。ある日母親が病となってしまい、ようやく一念発起。夜のバイトをする傍ら、就職活動を始める。母親の病を乗り越える為に毎日が自分が家族が少しずつ変わっていく。 〈感想〉 有川浩さんは、やっぱり面白いですね。 タイトルから勝手に、フリーターが無謀に家を買って、すったもんだするんだと思っていました、、、。笑 ドラマ化されて話題になっていましたが、全然話を把握していませんでした笑 最初の主人公のあまりにも自堕落な感じがすごすぎて、この主人公のこと絶対好きになれないって思っていましたが、泥臭くても頑張る前を向く姿に心を打たれました。 器用になれないお父さんも、こういうおじさんいるよなぁと思わず思ってしまいました。 でも人は変われるし、自分が変わったことで人に科学変化が起きることもある。 誰かのために、何かのために行動を起こすことって素晴らしいなぁと、そして家族の持つパワーはいくらでも大きくなるなぁと思いました。 そして、有川浩さんの作品にちょこっと添えられてる恋はまた最高なんですよね。
1投稿日: 2022.03.24
powered by ブクログ色々な角度から琴線に触れてくる作品でした。家族のこと、お金のこと、仕事のこと、恋愛を含めた人間関係。自分の人生のことを考えさせられる作品でした。もし人間関係や仕事や住む場所などの環境が変わったらどうなるだろうか?と思いながら読んでいました。読みながら想像が膨らんで自分のことを省みれる作品に出会えると、読書をして良かったと純粋に思えます。
9投稿日: 2022.02.27
powered by ブクログドラマを先に見ていたので、 武さん→二宮和也さん、誠一→竹中直人さん、 寿美子さん→浅野さんの画を付き纏わせながら読みました。 ドラマとストーリーはほぼ同じですが、 誠一のしょうもなく可愛い性格、 亜矢子姐さんの強く潔い所がより強調されていて、小説のお話も本当に楽しめました。
0投稿日: 2022.02.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
正直、序盤は読み進めるのがとにかく辛かったです。お母さんの描写も中々ヘビーですが、お父さんを亜矢子が問い詰めるシーンがグサグサ刺さる。「あんたは自分だけがかわいいのよ!」「結局あんたは家族なんか大事じゃないのよ」やめて、こっちのHPはもうゼロです。 まあ確かにこのお父さん相当な駄目人間なのですが、今一つ合点がいかないのは、詰問が始まった瞬間から主人公が完全に傍観者、というか病気をほぼお父さんのせいにして高みの見物に入ってしまう点。いや、あなたの行動もかなりアレだよ。加害者だよ。姉ちゃん甘くない!?病院に付いていったのは偉いけど、この後のお父さんに対する態度は「いかに巧く転がすか」ですし、しまいにはお姉さんに対しても微妙に上から目線。ううん、何だろうこのもやっと感。 ただし、話が進むにつれ、重石が取れるかのように物語がスムーズに動き出します。中盤以降はいかにも有川節なお仕事小説ですし、何なら一番面白いのは巻末の恋バナです(笑)。最後まで通せば有川さんらしい一流のエンタメ小説なのですが、冒頭がいちばん重い、という構成は挫折する読者も出そうでリスキーだなと感じました。 タイトルから「お金もないフリーターがどんなマジックで家を!?」という方向性を期待していると、目次の時点で裏切られるのでご注意を。
6投稿日: 2022.02.16
powered by ブクログ面白かった。 有川さんはベタ甘恋愛小説のイメージが強くて敬遠してた作家さんだけど、これは好きです。 なのでこういった作品をどんどん書いて欲しい。 できれば恋愛を絡めずに。 だから最後の「傍観する」の章は、私的にはいらないかな。
0投稿日: 2022.02.16
powered by ブクログドラマ化されてテレビでやってたなぁと思い、手に取ったところ、面白くてページをめくる手が止まらなかったです。さすが有川浩さん! 引きこもりに近い25歳フリーターの誠治。すねかじりで甘ったれで家族のことも見えていなかった冒頭の誠治はけっこうひどい。あと父親もかなり。家族を黙って支えてきた母親が重度の心の病を患ったことをきっかけに一念発起。誠治の成長物語です。 ダメだった人間がそれを認めて自分で引き受け、なんとかしようと頑張る。誠治がだんだんどんどんしっかりしてくるのが読んでいてうれしくなる。心のを病を持つ家族との関わり合いについて考えさせられ、お仕事小説としても面白い。 話の展開とテンポが良くて、先が気になって隙あらば読み進めたくなる面白さでした。読みやすいけど、内容的には読みごたえがあって、おすすめの一冊。
0投稿日: 2022.02.07
powered by ブクログドラマ化もしたりで、作品名はきいていたものの、読み始めると想像していた展開とは違って驚き。 自分の弱さを見つめ直す大事さ、家族と向き合うことの大切さを気づかせてくれました。
0投稿日: 2022.02.04
powered by ブクログエンタメ!って感じ。有川浩さんの作品はテンポがいいなぁ。フリーターが家を買うだけの話かと思っていたけど、もっと深いちゃんとした話だった。
0投稿日: 2022.01.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最初は主人公に少しイラッとする場面もありましたが、次第に家族が立て直していく姿が嬉しくて一気読みしました。
2投稿日: 2022.01.26
powered by ブクログドラマを先に見てしまったから、映像が頭に残ってしまってた、、、。小説で読むと細部まで気持ちがわかるけど、ドラマ化する前の小説が好きかな。
0投稿日: 2022.01.11
powered by ブクログページを捲るのが止まらなくて仕事の休み時間も読み続けてた。 今の自分と重なって胸が痛くなったし情けなくなった。 でも、セイジが成長していく様、発する言葉から目が離せなくて食い入るように読んでしまった。 後書きのヒロさんの言葉も素敵で、自分にとって大切な考え方になりました。
0投稿日: 2021.12.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
有川さんの本は何を読んでも、スカッと爽やかな読了感があるなぁ。 しかもいつも主人公が一本筋通った性格で惚れる。 お父さんに、 一緒に働いてる人達を見下したことを謝ってくれって言うところ、 電車の中で泣いてしまった。 涙、止められなくて。 お姉ちゃんの気持ちを思うとそれも泣けた。 お父さんが少しずつ歩み寄ってくところも泣けた (誠治が上手く誘導したとも言えるけど) 有川さんのラブコメはほんといいなぁー
0投稿日: 2021.12.01
powered by ブクログ[墨田区に予約中] 江東区図書館の「ぶっくなび(2019年3月)」にて紹介。 題名は聞いたことのある著名な本、けど読んだことはなかったな。単に題名通りのストーリーというのは予想がついていたけれど、単なるフリーターではなく就職3か月でフリーターとなった主人公が病気の母のために家を買おうとした話だったらしい。そして著者は有川浩、実話とかでなく、小説だったわけね!折角なので読んでみよう。 本紹介から予想したのは、しっかりと独り立ちしていなかった主人公が、単に母の病気をきっかけに一念発起して頑張った経緯を、場合によってはコメディ的なクスっと要素を交えつつドタバタ綴ったものかと思ったが、実際はその"振れ幅"が大きく予想を上回っていた。単なる閉じこもりのニート以上に周囲に甘えたクズ息子が、単なる病気ではなく重度の鬱病となってしまった母の現状に対して、「やっと」いきなりある日直面してからの人生立て直し。唯一の真人間である姉の登場までの、冒頭約20ページであっという間に話に引き込まれた。そこに家族や、更には地域との軋轢もこれでもかと盛り込まれてくる、その"盛り"には多少わざとらしさも感じてしまったものの、既にその"設定"も気にならず、ひたすら話の続きが気になって一気に読み終わった。 一息ついて後書きで知ったのは2010年にドラマ化されたこと。それで小耳に挟んだ記憶が出来ていたのかな、それにしてもそんなに前の話だったのか。確かにニートやらフリーターやらが世の中で認識されてきたのは既にかなり前だし、精神病患者とか他人に理解のない父親像なども昔からあったこととはいえ、まるで今の時代を風刺しているとしても遜色ないこの話は、既に10年以上も前に描かれた話なのか。 これまであまり意識したことのなかった著者だったが、この話は興味深く読める話で、多少"造られた"感は匂うものの本書で好きになった、かも?? また、解説に重松清さんが書いていたことも好感度アップの一因だったかな。近年息子に何かしらの本を読ませようとして見知っていた"児童文学"の著者としての認識でいたので意外感もあったが、そのジャンルの最も著名な一人として認識しているので。いずれにせよ、遅ればせながら有川浩さんを自分の中で気になる著者の一人として認識できるようになった。また楽しみが一つ増えたかな。 [追記] 改めて、確か殆んど読んではいないものの、何かしら近年読んだ気もするんだけどな、、とブクログの登録を調べ直していくつか判明。あ、図書館戦争(1作目)はやっぱり読んでない、最終作(図書館革命)だけ読んでいるけど既に7年ほど前だし、レビューを読んでも内容や感想(気持ち)が思い出せない、、、そして今年の4月に「レインツリーの国」を読んで、その際に筆者を少し気になる存在として認知した上に女性と知ったんだ(しかし今回そのことを既に忘れていたし、再度"ありかわひろし"と読んでいた!)…さてさて、本格的に彼女の代表作、"図書館戦争"も読んでみないとな(笑)
0投稿日: 2021.11.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
タイトルから想像していた話とは全然違っていたが、何となくのきっかけでフリーターになってしまったところ、母の病気に向き合わない父親の姿など、いずれも経験ないが共感をもって読むことができた。一方で、強い姉の存在や正社員になっての活躍とか、現実はそんなにうまくはいかないよな、と思いつつ、読み手を離さない文章で、一気に読了、スカッとした気持ちにさせてくれるのはさすが。
0投稿日: 2021.11.13
powered by ブクログ根性のなかったフリーターが、母の病気をきっかけにやりがいのある仕事を見つけ、奮闘する物語。 普通に生きてても看病しながら仕事をするのは大変なのに、病気の苦境をバネにして真っ当に生きていこうとする主人公は色んな葛藤があっただろうなと思った。 悪い出来事でもその事をいい方向に持っていけるような人生を送りたいなあ… 個人的には最後の重松さんの解説も良かった! たしかに母に対する看病だけじゃなくて、父親に対しても接し方を変えた事で父親自身も成長したのでは無いかと思った。
0投稿日: 2021.10.30
powered by ブクログ嵐のニノがドラマしていた作品、でも見ていなくて、今さら知りたくなって手に取りました。 前半は、誠一(主人公の父)にすごくイライラした。何でそんなことが理解できないの?と思ったけど、考えたら自分の父親もThe昭和人間でよく似たもので、途中から武家族の一員になった気持ちで読み進めるようになった。 亜矢子(主人公の姉)がすごい完璧! 誠治の成長ぶりは半端なくて、人って確かな原動力さえあればいくらだって成長できるんだなぁと思った。 豊川と千葉ちゃんもいい味出してる! 気持ちよく読み終われた一冊だった。 有川浩作品あんまり読んで来なかったので、これを機に色々読んでみようと思った。
2投稿日: 2021.10.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
私も嘘をつきがちなので、誠治に共感してしまった。「就職活動は、自分を偽らずに素直な気持ちを持つことが大切。」 母親の重い精神疾患により、誠治は辛い思いをしたと思う。また、自分の今までの失態を恥じて後悔したと思う。 しかし、そこでめげずに心を入れ替え就職し活躍することもできていことは立派で、誠治は強い責任感と優しさを持っていると感じた。 話の展開が面白く続きが気になり、あっという間に読んでしまった。他の作品も是非読んでみたい。
0投稿日: 2021.10.28
powered by ブクログすっと読めました。 非常に読みやすいし、展開がわかりやすい。 主人公の心境の変化がすごいなと思ったし、 かなり大変だったんだなと心苦しくなった。
0投稿日: 2021.09.22
powered by ブクログ新卒で入社した会社を3ヶ月で辞めて、すべてを社会のせいにしながらダラダラとフリーター生活を送る誠治が母寿美子の病気をきっかけに変わり始める。 ダメ人間が自分のダメさを認めたときにそれを他者に転嫁せずに、自分で引き受け、なんとかしようと思うときに人は変われるし、事態も好転することが多い。 それが人生において”間に合った”ってこと、なんだとこの本は教えてくれた。
7投稿日: 2021.09.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
フリーター、家を買うというタイトルに少しコメディー要素があるのかなと思っていたが初めから話が結構重かった。しかし主人公のクズ人生から立派な大人になる過程が好きだった。また、お父さんは気難しい性格だったが頼られると嬉しそうにするところが可愛いなと思った。(途中は別として、、) もっと主人公の恋愛話を最後までみたかったなあ
1投稿日: 2021.09.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
誠治がバイト先を転々としている所が印象的だった。現実逃避しながら別のベクトルで奮闘する姿が自分と重なったからだと思う。自分が辛い状況になっている原因ってつい他人や環境のせいにしてしまうんだよね。それにしても大悦土木の正社員になってからの誠治の成長が凄い。自発的に作業長にパソコンの購入をお願いしたり、新入社員の募集をかける時に頭を一捻りしたり、仕事がてら資格の勉強をしたり…。何よりも成長を感じたのは、豊川と真奈美が捨て猫を拾ってきた時に、生存確率が低そうな黒猫を決して真奈美に抱かせなかった場面。咄嗟の出来事に機転を利かせ、尚且つ周囲に気遣いをするのは、なかなか出来ないことだと思う。家族、仕事、恋愛などと色々なことを考えさせられる作品で、あっという間に読み終わりました!
0投稿日: 2021.08.09
powered by ブクログ◆全体の印象 最初から最後まで一貫して読みやすかった。 自分も土木の会社に勤めているので、武にとても親近感が湧きました。 作品と通して武が成長していく姿が、読んでいてとても気持ちよかった。 家庭や仕事がだいぶ落ち着いた頃に、恋愛の話も出てきて少しキュンしました。笑 豊川が一番印象に残っています。一緒に働けたら楽しいだろうと想像してしまいました。 ◆印象に残った場面トップ3 ①「ごめん、ノーカン」 →ノーカン!?にできるかぁ!とツッコミたくなりました笑 今度僕にも同じ状況が訪れたらノーカンって言います(絶対来ないと思う) ②ナニ敵に陰ながら塩送ってんだ。 豊川くんの優しさを感じました。 自分と同じ人を好きになっている人を応援できる人って、かっこいい。 ③「よかった」P307 武と真奈美が将来のことも加味して付き合っていることを知って安心した豊川。 そうなってくれないと、困っちゃうよね。僕も安心しました。笑
5投稿日: 2021.07.22
powered by ブクログ家庭を、自分を、たてなおしていく過程が心地よい。大きな山場もなく普通、だけど少なからずこれまで感じた難しさに共感出来るのかもしれない。 けど、マイホーム計画の話ではなかった。家ってどうやって買うんだろう、って思って手に取った本でした(笑)
1投稿日: 2021.07.16
powered by ブクログニノが主人公役だったテレビドラマが面白かったので、手に取りました。 ドラマも良かったけど、原作はもっと良かった。 自意識過剰な若者が、成長していく姿が瑞々しく心あたたまる一冊でした。
1投稿日: 2021.07.13
powered by ブクログ読みやすくて面白かった。 就活中の人に読んでほしい。 序盤、主人公のダメさが生々しいが、終盤での改心ぶりと有能さに希望がある。
0投稿日: 2021.07.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
子どもの就職活動の前に進めたい本! 少なくとも半人前の分際で屁理屈を捏ねて会社を非難する新米など会社は必要としない。誠治はまさにその必要とされない新米だった。一体入社して三か月そこそこの新人が会社の運営に何を物申すことができるつもりだったのか。 「自分が本当にやりたい仕事に就けている奴なんてそうそういないぜ。俺だって本当なら一流企業の技術系に行きたかったんだ。でも入った会社はお前も知ってのとおり中堅の部品会社、しかも配属は設計でも企画でもなくて営業。でもそれが現実だろ。俺の適正は営業だって上が判断したんだからさ。駄々捏ねたって引っくり返らねえよ。その条件で入社したんだし」
0投稿日: 2021.06.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
おもしろい! やっぱ有川浩が書くだけあって最後は恋愛になるけど笑 新卒で企業に就職するけど、もっと自分に合う仕事があるだろうと3ヶ月で退職。その後もその場しのぎでアルバイトを転々として1年半すぎた頃、母親の寿美子が重度の精神疾患にかかる。理由はこれまで20年耐えてきた近所からのいじめ。そのことを始めて姉の亜矢子から知らされた誠治。だめ親父を尊敬できる親父でありたくて、誠治は土木関連のバイトで心を入れ替え、そこに正社員として迎えられる。 経理の鬼と言われた父に経理を教わり、採用する側のたちばに立ち、仕事にやりがいを持って臨む。 p.2019/09/02 13:57
0投稿日: 2021.06.04
powered by ブクログ読後感は晴れやか。この続きも知りたいと思った。 ドラマになっていたので名前は知っていたが、内容は初見だった。タイトルのまま家を買う話だと思っていたらその背景が結構重く、良い意味で予想を裏切られた。
0投稿日: 2021.05.07
powered by ブクログダメな主人公がいろいろな壁にぶち当たって成長していくストーリー。 社会に出てからはもちろん、家庭でもいろいろな壁にぶち当たる。 しかし、それを乗り越えることで一回り成長できることを書いている一冊!
0投稿日: 2021.05.02
powered by ブクログ超自己中心的な自分の世界で生きてきた主人公が、1番近くの身内で起こってる惨状に気づき、本人がほんの少し変わった事で周囲も変わり始め、全てが好転していくサクセスストーリー。 前半の何をやってもうまくいかず先も見えずに悶々としてる辺りの描写が光っていた。
0投稿日: 2021.04.10
powered by ブクログタイトルから家を買うことがメインの話だと思っていたけど、良い意味で裏切られた!最初は主人公にも父親にもいらいらしたけど、良い方向に進んで良かった。あんまり期待してなかったけど、とっても面白かった〜
1投稿日: 2021.04.07
powered by ブクログ勉強っぽい本が続いたので息抜き息抜き。 の、つもりが。 父親のクソドクズっぷりに唖然。 すごいなここまで突き抜けてクズだと! …失礼しましたあまりの驚きに言葉がお下品になってしまいました。 主人公がニートから抜け出すまでの過程は面白いしスカッとするとこもあるんだけど、父親のクズさがひど過ぎて集中できない…。 有川浩らしく「悪人なんていない!」的フォローが入ることは入るんだけど、それは人として親として当然のことだし、ラストの解決法も「できるならお母さんが病気になる前にやったれよ!」と。 取り返しのつかないことってあるんだよ? …あかん、作り物に熱くなり過ぎた、これこそ作者の思うつぼかもしらん。
2投稿日: 2021.04.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「明日の子供たち」もそうでしたが、なかなかにして重たいテーマを重たく感じさせずに読ませるところはさすが!!就職活動する際に読むとタメになるかも??個人的には、最初完全に悪者扱いだったお父さんが少しずつ改善されていくところが非常に良かったです♪ 基本的に登場人物はみんな優しくて気の良い人たちばかりなので、読んでいて楽しい気持ちになれます☆現実的にあり得そうな範囲でのサクセスストーリーでさほど違和感無く読めますし、有川浩さんの作品としては中の上くらいですが、読んでおいて損は無いオススメ出来る一冊だと思いました♪
1投稿日: 2021.03.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
重いテーマで、フィクションだからハッピーエンド、とも思ってしまうけど、家族の絆、会社での信頼関係、お母さんの回復、引越し、みんな誠治が懸命の努力で築いたもの。非正規からの転職や、鬱病、家族の問題など、自分と重なりました。
1投稿日: 2021.02.27
powered by ブクログアルバイトすら長続きしない腑抜けだった主人公誠一が、お母さんの病気を機に始めたバイト先の人々との交流をきっかけに、頑固で見栄っ張りな父親はじめこじれにこじれた家族の絆を取り戻そうとする物語。ちょっとうまくいきすぎかなと思うところもありますが、家族どうしでもお互いを理解し尊重しようとすることが大事だと思い知らされます。
2投稿日: 2021.02.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
お母さんが近隣からの嫌がらせに長年耐え忍んできたと主人公は認識していたが、ペットや幼い子供に直接何度も被害があったのに夫に話もせず、ただ耐えただけなのが解せなかった。 優しく良い母親であるとの描写と矛盾を感じて、いまいち感情移入出来なくて残念。 お母さんが何か行動したという描写があればよかったのに。
4投稿日: 2021.02.02
powered by ブクログ母がドラマを見てたのがきっかけで読みましたが、とても好きな作品で、自分の好きな有川作品ベスト3に入ります!最初の人生の底から這い上がっていく物語に引きずり込まれていって、いっきに読んでしまいました!
1投稿日: 2021.01.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
世に出てからかなり時間のたっている本だが、前半の内容がこんなにもリアリティーのある、重いものだとは思わなったが、考えさせられる。読んでよかったと思っている。 自分も似たような経験をしているがために余計に自分と主人公とを重ねて読んでしまった。 精神的に傷を負ってしまった家族をどう見守っていくか。それは私も怖くてうまくいかなくて逃げ出したくなる瞬間があったり、他の家族に任せてしまったりしていた。 あの頃を少し思い出しながら、今親が回復して元気になってくれていることを思うと自分はもっとやれることあったのかもしれないとかいろいろと考えさせられた。 この本にそんな思考をさせられると思わなかった。 リアリティーがすごいと思ったが筆者の経験にも紐づいているようで納得であった。
2投稿日: 2021.01.13
powered by ブクログ読書再開するきっかけになった本です。 転職活動に向けて、会社を辞め、ニート時期に読みました。なので、主人公が面接に臨む箇所に勝手に感情移入してしまい、さらに自分より過酷な状況で悪戦苦闘する主人公に勇気づけられました。
2投稿日: 2021.01.11
powered by ブクログめちゃくちゃ面白かったです!家族の会話とかとてもリアルで、あ~こういうことあるよね、と思いながら読んでいました。主人公の母を思う気持ちがまっすぐでとても感動しました。ドラマも良いですがまずはこれを読んでからご覧になるのをオススメします!
2投稿日: 2021.01.02
powered by ブクログ面白かった! フリーター、立つ。 フリーター、奮闘。 フリーター、クラスチェンジ。 元フリーター、働く。 元フリーター、家を買う。
1投稿日: 2020.12.22
powered by ブクログ【再読】昔の有川作品は、ストレス解消に読む傾向がありまして…。10年以上前の作品。読んでいると、やっぱり時代的なギャップがいろいろと気になるけれど、2020年版で映像化されたらいいのになぁ。 2020/11/31読了
1投稿日: 2020.12.10
powered by ブクログあらすじに「へなちょこダメダメの25歳」と書いてあるけど社会人経験がほとんどない若者の割にけっこうしっかりしているなと思いました。 ビジネスマナーも完璧で洞察力もある主人公はやる気のないフリをして本当はやる気をだせば何でもこなせるエリートの原石なのかと感じました。 まぁここまでしっかりしてないと物語もグダグタしそうなのでこれぐらいの性格が物語を面白くさせる要素になっているのかもしれません。
1投稿日: 2020.10.16
powered by ブクログ想像してたより、重い内容でした。 でも立ち直っていく姿と、仕事を任されていく感じがとても良かったです。 恋愛の感じも好きです。
0投稿日: 2020.09.21
powered by ブクログ序盤の父親にはイライラさせられたけど、そこからは皆良い人たちだったから読後感もすがすがしかった。息子には過去の自分にも少し重なるところがあって、胸に刺さる想いがあった。定番のあの父親が表を作ってきたと言うだけで、不覚にもうるっときてしまった。「世の中、道理が通らないことなんて山ほどある。みんながどこかで我慢している。…だが、我慢のしどころ、主張のしどころというものはある。」
0投稿日: 2020.08.25
powered by ブクログ就職先を3ヵ月で辞めて以来、自堕落気儘に親の脛を齧って暮らす“甘ったれ"25歳が、母親の病を機に一念発起。バイトに精を出し、職探しに、大切な人を救うために、奔走する。本当にやりたい仕事って?自問しながら主人公が成長する過程と、壊れかけた家族の再生を描く、愛と勇気と希望が結晶となったベストセラー長編小説。
0投稿日: 2020.07.08
powered by ブクログタイトルや表紙イラストのゆるさからは予想外の、序盤から怒濤の展開。 個人的にとても他人事とは思えない展開に引き込まれ、あっという間に読了した。 家族を大切にしたいと思える作品だった。
6投稿日: 2020.07.06
powered by ブクログ7月-4。3.5点。 就職するが、すぐに辞めフリーターとなった主人公。 母親が重篤な病気になって引っ越すべきとなり、 就職→家購入を目指す。 理解してくれない父親、嫁いでも母親を助けようとする姉。 主人公は引っ越せるのか。 さすが、面白い。一気読みした。就職した後は、自己分析に優れ成長していく主人公。
0投稿日: 2020.07.04
powered by ブクログ時々、有川さんの本を読みたくなる。 本作もすらすらーっと楽しく読めました。 最後の章は有川さんらしいラブコメが付いてた。
7投稿日: 2020.06.20
powered by ブクログなんというリアリティ。新卒で入った会社の社風に馴染めず3ヶ月で辞め、その後はバイトを転々。よくある根性のない若いヤツという像がとてもリアルで、あとがきを読んだら作者自身の経験からとは! 主人公はそうやってダラダラと日々を送っていたが、気づけば母親は長年のストレスから心を病み、父親はその原因を作ったにもかかわらず全く理解がない。 ここで出てくる姉が最高に男前だった。物語を一気に転換させる力強さ。しかし彼女は冒頭に出て物語を動かしたあとは引っ込む。そこからは情けない弟である主人公の出番。自分に甘かった彼がそれに気づき、そして変わっていく。 前半のよどんだ暗い空気とはうってかわって後半はいろいろなことがうまくいき始める。そこからの爽快な展開! 読後はとても爽やか。全ての登場人物を応援したくなるようなハッピーな気持ちにさせてもらった。 作者は新卒就職につまづいて、そしてこんな素晴らしい話を書く作家になった。 人生において「間に合わない」ことはないんだとこちらにも大いに勇気づけられた。
0投稿日: 2020.06.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
父が有川浩作品大好きなので… 家に積まれてあった本作品が目に入って読んでみました。 今まで有川浩作品は結構読んでて、好きな作品とそうでない作品が結構別れてたけど…本作品はどっちでもないかな。 有川浩作品の好きなところは物語の推進力があるところというか… 話がすっとテンポよく流れていくので一気にのめり込んで読めるところが好きです。 本作品も新卒で入った会社を三ヶ月でやめてフリーターを転々とするヘタレの誠治を描くところから始まり、母のうつ病発症、家族喧嘩、就職と活躍、猫の話と恋愛と移っていくのがとてもドラマ性があって楽しかったです。 一方で、どうしても設定が少し現実離れしているというか…誠治が心を入れ替えるどころか仕事出来すぎててちょっと底で冷めちゃったり、ラノベっぽい感じになってるのが個人的にん~ってなるとこです。 それはそれで有川浩作品の読みやすいところでいいところでもあるんですけど。 総合的には有川浩作品は設定飛ばしても自然なものでもっと思い切り恋愛しまくっている方が個人的には好きだな~って思いました。 あ、でも県庁おもてなし課はすごい好きですよ!(笑)
0投稿日: 2020.05.30
powered by ブクログ新卒で入った会社を「なんか宗教っぽくて気持ち悪い」という理由で3ヶ月で退職。 その後就職活動がうまくいくはずもなく、だんだんとフリーター生活に埋もれていく25歳の主人公。 そんなとき母親が心の病にかかり、一家の状況は一変。母親の病状が改善するよう、住宅購入を目標に人生の再起をかける青年の話です。 いやー、よかった!とてもよかった! けどなんだろ、最後なんであんな失速するのかな? そこが残念…。 ドラマも評判よかったようですが、有川さんいいですね!
0投稿日: 2020.05.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
入社3ヶ月で会社やめちゃったフリーターが立ち直ってく話。 簡単に言うと。 ちょっとうまく行き過ぎなところもあるけどかなり良いです。 最初の方読むの苦しかったけど。 おすすめです。
0投稿日: 2020.03.23
powered by ブクログ家族のあり方、仕事に対する思いを改めて考えさせられた一冊。 何のために仕事をするのか。 誰のために仕事をするのか。 今ある環境に感謝して明日からも働こう。
0投稿日: 2020.03.22
powered by ブクログ新卒で就職した会社を三ヶ月で辞め、だらだらとフリーター生活を送ってきた武。 不満と言い訳ばかりで生きてきたが、母親が鬱病にかかったことが発覚し、これまでの生活を見つめ直していく。 ダメだった父親も切り捨てることなく、受け入れて認めて一緒に変わろうとしていく。家族の絆と仕事を描いた作品。 番外編として最後に入っている後輩・豊川の視点から主人公を描いたショートストーリーが良かった。 側から見ると生真面目で不器用で、一生懸命生きている姿が愛おしい。
0投稿日: 2020.03.22
powered by ブクログフリーターの奮闘ぶり・成長ぶりがおもしろくて、どんどんページが進んだ。 なんだかわからないけど自分も頑張ろうって思えた笑 母親の病気の描写は、読んでて気分が落ち込むほど暗い。
0投稿日: 2020.03.14
powered by ブクログ冒頭主人公のだらしなさに現代の若者がよく描写されてるなぁと感心しました。(自分もどちらかというとそういう世代ではありますが…)。 しかし、だんだんと主人公がたくましく成長しているのがよく分かり、読み進めるのが楽しくなった。 途中父親には腹が立って、イラッとしましたが。 この本を読んでて、きっかけさえあれば人は変われるんだなぁと思いました。 ぜひ、フリーターに読んでほしい。
0投稿日: 2020.03.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ドラマ原作。と言いつつ、観てはいないけれど。でも、脳内では二宮さんと竹中さんがしっかり登場。他のキャストも調べて、頭の中で動いてもらいました。 仕事をする意味って?どの会社がいいの?やりがいって? 採用担当になって、どこを見るか、って面白かったな。就活らしい就活をしていないから、今時の就活を知らないけど、学生のうちに読んでおくと人事のことが分かっていいかもしれない。笑 仕事だけではなく、家族の物語でもある。 血の繋がりとか絆とか、あって当たり前のように思う節があるけど、そうじゃないよな。幻滅して、呆れて、それでも繋がろうとするか、離れるか。家族であっても、人と人との関係だから。 自分に照らして考えてしまう。
0投稿日: 2020.02.19
powered by ブクログせっかく就職したのに、研修が嫌だった、その後の仕事にも何か違和感を感じて付いて行けないと3ヶ月で退職。 その後、すぐに次が見つかると軽く思っていたけど、見つからず、バイトしても続かずダラダラ過ごす日々。 そんな時に発覚した母の病。 嫁いだ姉に叱り飛ばされて、一念発起。 真面目に自分と家族と仕事とに向き合い始める。 その過程が見ていて微笑ましい。 家族の在り方とかを改めて考えさせられる。 2020.2.19
0投稿日: 2020.02.19
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有川作品は「レインツリーの国」が初読みで本作が2冊目となった。 素敵な作品を世に送り出してくれる作家さんだと改めて思い知らされました。 本作を一言で言い表す表現が私には見つけられません(汗) 物語はせっかく就職した会社を馴染めないと3カ月で辞めた主人公の武誠治の成長の記録と言えばいいのだろうか...(そんな薄っぺらい物語ではなかったのだが) 再就職なんてすぐに出来ると思っていたが、3カ月で我慢出来ず辞めた若者には世間の評価は本人が思っていたよりも厳しいものであった。 父親である誠一にも啖呵を切ったが故に、とりあえず始めたコンビニバイトもすぐに辞めてしまう。 (最近の若いやつには我慢が足りないと思ってしまった。若者よ、すまない。) 父親と顔を合わすとケンカになる為、徐々に家族からも孤立していく誠治であったが、そんな中で母親である寿美子の様子が明らかにおかしくなっていく。 姉である亜矢子から知らされた衝撃の事実によって、誠治は心を入れ替え重度の鬱を患った母の為にと立ち上がる。 誠治の成長、一度はバラバラになった家族が母の為に一つになる家族愛、そこに正社員で勤め始めた会社の後輩である千葉と豊川が加わり、本作は様々な要素が盛り沢山。 一冊で様々な展開が楽しめ、その一つ一つが遠い世界の物語ではなく、すぐそこに感じる事が出来た。 これぞベストセラーに相応しい贅沢な一冊。 有川作品と出会えた事に感謝しながら、今後も違う作品を読み進めていこうと思う。 内容紹介 就職先を3ヵ月で辞めて以来、自堕落気儘に親の脛を齧って暮らす“甘ったれ"25歳が、母親の病を機に一念発起。バイトに精を出し、職探しに、大切な人を救うために、奔走する。本当にやりたい仕事って?自問しながら主人公が成長する過程と、壊れかけた家族の再生を描く、愛と勇気と希望が結晶となったベストセラー長編小説。 内容(「BOOK」データベースより) 就職先を3カ月で辞めて以来、自堕落気侭に親の臑を齧って暮らす“甘ったれ”25歳が、母親の病を機に一念発起。バイトに精を出し、職探しに、大切な人を救うために、奔走する。本当にやりたい仕事って?やり甲斐って?自問しながら主人公が成長する過程と、壊れかけた家族の再生を描く、愛と勇気と希望が結晶となったベストセラー長篇小説。
4投稿日: 2020.01.25
powered by ブクログ勢いで読み切ってしまった! 序盤は、本当に誠治に対してイライラしたけど お姉ちゃんの刺すような目と言葉ですっきり。 でも、言いたいこと言うだけじゃ人の、ましてや中年越えた親の考えは変えられないんだな。 大事な家族のことなのに。 誠治は、最初は仕方なくだったかもしれないけど本当に上手くお父さんの考えを柔らかくしていったと思う。 誠治の変わりっぷりも本当にすごい。 就職も、うつ病の治療も、小さな土木会社を立て直すことも、実際こんなには上手くいかないよなーとも思うけど。 ほかの作品も全部そうだけど、キャラクターがまんな魅力的で、人間くさくてあったかくて、自分の心の中を掃除してくれるみたい。 読後感がすっきりしてとてもいい。
0投稿日: 2020.01.16
powered by ブクログ前半の主人公のだめっぷりには、なんだこいつ!と思わず声を出してしまうほどだった。 就職先が決まり、実際に働き出してからの後半はテンポもよく、非常におもしろい!! ワープロとテプラしかない会社でパソコンを買ってデータを整理したり、倉庫を片付け在庫管理の方法を変えたり、次々と会社の環境を変えていく様子は、自分も取り入れられそうなこともあり、読みごたえもあった。 鬱病の母親と病気に理解のない父、離れた場所で暮らす姉。 主人公と家族の関わり方、関係性も変わっていく。 ドラマも気になるので、ぜひ見てみようと思った。
3投稿日: 2019.11.29
powered by ブクログ自分や家族と向き合う主人公がかっこよかった。純粋に格好いいって思えるのはすごいなぁと笑 鬱病、就活という難しいテーマを、ただ暗いまま終わらせるのではなく、希望を持てるように終わるのがよかった。
1投稿日: 2019.11.16
powered by ブクログI didn't like the title, but it was a book that attracted me from the first page. Highly educated women who work in the mud with the old man in the field, as well as the youths who are light-hearted, have a good feeling.
0投稿日: 2019.10.22
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読みたいと思った頃にドラマ化が決まって、頑なに読まずにきた1冊。 キャストのイメージが消えてから…なんて思っていたらこんなに積ん読してしまった。。しかもイメージ消えなかった。 でもそんなこと気にせず早く読めばよかった。 とにかくテンポが良いし、主人公がものすごく成長するし、読後感最高だった。 地域の人のひどさは飛び抜けていて、猫の話とか完全に虐待でしょ?と思ったけど、家族が一丸となっていくところとか、隣?のおばさんに一泡吹かせたところとか、痛快だった。 クソ親父も息子に頼られると張り切るところとか愛おしくなったし。 ドラマ化に縛られて積ん読するのはやめようと思った。
2投稿日: 2019.10.10
powered by ブクログフリーターが家を買う話…なんだけど、そこに至るまでの過程と内情が濃い。登場人物のコントラストもはっきりしていて、つい感情移入してしまう。自分も同世代で、下手すればフリーターになりかねないとこまで来ていたのでそれも相まってついつい誠治と照らし合わせてしまった。 結局学歴なんてお飾りだよ、なんて陳腐な言葉で片付けてしまいがちのところ、誠治はなんだかんだ言いつつも適材適所で輝くし、千葉ちゃんも有名大卒のバリキャリウーマンやないですか。かといって高嶺の花みたいなとこはなく、こんな人いるよなってリアリティの面で違和感なし。すんなり物語に入っていけた。俺も安月給だけどもっと目標と情熱持って働かなあかんなあ、現状維持は停滞と同じ意味である。 【読了時間:6時間くらい】
1投稿日: 2019.09.15
powered by ブクログこの本の存在は知ってたものの、タイトルからいいイメージを描けずこれまで読まずにいたけど、こんな壮大な家族愛が描かれてる本だとは想像すらしてませんでした。 社会から離脱しながらも、家族愛を通して誠治が成長していく様子が素晴らしい。自分の就職で直面した挫折、家族愛が自分の経験とリンクして猛烈に感動させられた。特にようやく手にした面接の重要な局面で、母寿美子より連絡が入り面接を投げ出して駆けつける誠治の姿に胸を打たれました。
0投稿日: 2019.09.03
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本のタイトルも、以前ドラマ化されていたことも知っていたが、話のあらすじは知らず、今更ながら読んでみた。重篤うつ病になった母と、その家族の成長物語とは思わなかった。お金も時間もいつも自分のために使ってしまう。家族を思えているのか?考えさせられた。
0投稿日: 2019.06.30
powered by ブクログ若い頃の家族、近所、職場の悩みがギュッと詰まって、どれも先が気になる展開。 いろんな人の関わりで、大きく成長する姿に勇気をもらえる。
0投稿日: 2019.06.21
powered by ブクログドラマでみてたので読んでなかったけど、有川浩さんの作品制覇しようと思って読んだ。 読んで正解!フリーターが進化していく過程が読んでてわくわく、応援したくなる!! 最後には誠治が大好きになりました!! 傍観するフリーターもよかったなあ〜〜 ニュースではフリーターの引きこもりで事件とか起きてるのが取り上げられてるけど、そんな中読んで、 人は変われるんだなあ〜〜と。 失敗をした人はやっぱり深みが出るなあ。
0投稿日: 2019.06.03
powered by ブクログ二宮君のドラマがきっかけで有川浩さんの大ファンになった。TVと本は随分違う。 誠治は後先をあまり考えず、その場の感情で物事を進めてしまって、後悔する。思いっきり後悔する。その繰り返し。 家族だから甘え、言ってはいけないことを言ってしまう、がない。家族だからわきまえている。
0投稿日: 2019.05.19
powered by ブクログテンポよく面白く、家族の再生が書かれている。 これから…って時に終わったので、もっと先が読みたい。
1投稿日: 2019.05.02
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有名な作品なので手にとって読んでみることにしました。 タイトルに「家を買う」と入っているので、不動産購入に焦点が置かれたストーリーなのだと勝手に思っていましたが、実際はフリーターの青年が家族のために一念発起して就活するということが主軸のようでした。そして最後には有川さんらしい不器用な恋愛模様もあったりして…。 結局のところ主人公が直接家を買ったわけではなかったので、タイトルと内容のギャップに関しては少し引っかかりましたが、主人公が勤める会社の細かい描写がリアルで読み応えがありました。仕事に夢中になっていく主人公を見ていて清々しい気持ちになれます。ぼくもそんな仕事に出会いたい!
0投稿日: 2019.02.12
powered by ブクログ休日に一気読み。 世の中で言う「レールから外れた」という事実を最初は不貞腐れていたものの、様々な事実を知ることで真摯に受け止め、弱みだと思われていた事を強みに変えて活躍していく主人公の姿に感動した。 また、学歴や頭の良さだけで判断するのではなく、一人一人が授かっている「魅力」を最大に活かせる組織こそ、日本らしい企業ではないかと改めて考えさせられた。
0投稿日: 2019.01.14
powered by ブクログ実を言うとドラマ化されたときに、見ていないのだけど、イメージでくだらない感じかと勝手に判断していました。 フリーターが家を買うなんて、現実味がないし。 内容も見ずにスルーしてしまったことを反省。 原作とドラマは内容が違うと書いてありましたが、ドラマを見ていないので、純粋に小説の感想を書きます。 有川浩さんの作品はいくつもドラマや映画になっていて、たぶん大衆受けするのだろうと思っています。 バットエンドとか、イヤミスとはかけ離れていて、ある意味、ベタと言うか先が読めてしまうところもありますが、その分、読者の期待を裏切らない感動があります。 今回の主人公は、そこそこの私大を卒業し、就職したが、宗教じみた熱血の研修に疑問を感じてしまう。 職場に馴染めず、会社がおかしいと判断したった3ヶ月でやめてしまう。 すぐに次が見つかると、軽く考えていたが、再就職出来ずにどんどん時間が過ぎ、新卒としての売りも、第二新卒へと価値が下がっていく。 父親との関係もギクシャクして、家賃を入れるためにバイトを転々としながらも、どこかで楽観視している主人公。 しかし、母親の様子がおかしいことに気づき、そこから主人公の意識が少しづつ変わっていく。 母を救うためには引っ越しが最善だと判断し、頭金を貯めるべく、給料の良い夜間バイトをしながら、就活もこなしていく。 そんな中で、軽蔑していた父親のアドバイスも次第に受け入れるように変化していき、姉のアドバイスで母親の心の病気も理解していくようになる。 その過程は簡単ではなく、時に苛立ち、どん底にも思える家族関係。 職場での出会い。それは男女の恋愛よりは、人と人との温かい思いやりが伝わります。 最後は家を買ってハッピーエンドですが、家を買うことの意味、それまでの過程、覚悟、の結果だと思います。 小説が2007年から雑誌に掲載されていたと言います。 ドラマ化は2010年。 現在2019年ですが、現在も心の病気にかかる人も増え続けています。 病院はたくさんあるのに合う医師がいなかったり、評判のいいところは予約が一杯ですぐには受け付けてもらえなかったり。 一番重要なのは家族の支えなのに、その家族が大本の原因だったりもして、複雑です。 職場での理解も昔よりは得られるようになったようですが、まだまだ偏見もあるなか、仕事や近所の人間関係をうまく続けるためには、気力が必要です。
0投稿日: 2019.01.05
powered by ブクログ有川浩の2冊目。連ドラ原作。ちゃんと観てはいないけど。 自他共に認めるダメ男が更正(?)してゆく過程が心地好い。 "作業長"が、恰好良すぎる!!! 主人公が近所のおばさんに一矢報いた、玄関前で啖呵を切る場面、スッキリしたね♪ 心の病…恐ろしや。ヒロインの台詞にもあったように、ぎりぎり「間に合った」のがせめてもの救いかな。故郷の父母に電話をしたくなった。 ★5つ、10ポイント。 2018.11.27.新。 ・・・夏の再放送で連ドラ版を20分ほど眺めてみた時、面白そうだったからと手に取ったのだけど、たった20分であっても、映像のインパクトって強烈なのね・・・ 二ノ宮、竹中、浅野、香里奈、丸山、大友たちが、そのまんまの姿で脳内変換され続けていた(苦笑)。
3投稿日: 2018.11.28
powered by ブクログいやはや面白かった。考えて仕事する。ごく当たり前のことをすごく難しく思う今日この頃。時間が解決してくれるのだろうか…
0投稿日: 2018.11.24
powered by ブクログ有川さんの本は元気が出るな〜〜〜。ちょっとうまく行きすぎだけど笑 おねーちゃんかっこいい!おねーちゃんみたいになりたい
0投稿日: 2018.10.13
powered by ブクログ有川浩さんの作品で、とても心地よいなぁ、と思うのは、実に男前の女性が必ず登場することかもしれません?「県庁おもてなし課」では、清遠家の娘、佐和さん、「空の中」では武田三尉、そしてこの作品では姉の亜矢子…他にもたくさんのハンサムウーマンが登場するのがなんとも心地良いです。 僕自身は、母、寿美子ほどではないけれど、強度の不安障害と鬱の症状で過去6年以上、病院に通院して服薬治療をしているので、お母さんの状況がみにしみてよく分かるだけ、物語にのめり込みやすく、共感を覚えました。 通勤の合間に読むのが通例ですが、その時間だけで一気に読み切ることができ、爽やかな読後感に浸ることができてとても満足な一冊でした。
0投稿日: 2018.10.07
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すごくおもしろくて3日で読み切った。台詞が多くて情景や心情描写が少なく、ドラマや漫画を読んでいる感覚に近い。文章も簡単なので1ページがすぐ読み終わる。一言で言えば新卒三ヶ月で仕事を辞めたフリーターが母親の病気をキッカケに仕事を始めて家を買い、家族再生を果たす。ただそれだけのストーリーと分かって読んでるのに面白い。主人公の母親が自分の母親と同じ名前だったり、就活の場面で自分の家族の病気の話をしたり、自分と重なる場面が多いことにも運命を感じた。職場の雰囲気がめちゃくちゃ楽しそうで自然だったし、恋の行方も気になるし、この続きを知りたくなった。母、父、姉、主人公、それぞれの発言、性格がリアルすぎる。こんな力関係の家族は全国にすごい数がいそう、と共感。そして理想的。
0投稿日: 2018.09.21
powered by ブクログドラマでニノがやってたのは知ってたけど、うつや家族問題を扱った重いテーマっていうのは知らなかった。(結局ドラマと原作は全然違う内容だったみたいです) それでも最後はすっきり爽やかな気持ちになれる作品。 ちょっと登場人物が素直すぎるんでないかと思ったりもしたけど…でも実は読んでて涙が自然と溢れてきた場面が多々あり。本当は心の中でみんなこんな風に前向きに進んでいける人間ばっかりだったらいいと、願っていたようです。
3投稿日: 2018.09.17
powered by ブクログドラマ見てた。ようやっと原作読んだ。 ドラマと比べる気はない。ドラマも面白かったし、原作もぐわっと胸に来るものがあって何度も読み返した。 暗く重いテーマだけど、語り口が軽い。救われる。 就職して終わりじゃなくて、働いて、それも自分で考え能動的に仕事をしている誠治が、最初の頃部屋でご飯と呼ばれるのを待つ彼の姿から飛躍的に成長していて、読んでいるこっちが母親気分になった。
0投稿日: 2018.08.20
powered by ブクログ大学新卒で就職した会社を3カ月で辞めほぼ引きこもりになった25歳のフリーターが主人公の物語。バイトも長続きせず、まさにダメ男。だが母親が鬱病になり、嫁いだ先から駆けつけた姉に叱られたことで、とにかく働いて家計を助け、母親を助け始め、人生が好転し始める。土木建設会社にバイトからそのまま正社員になり、会えば口論になる父親とも話ができるようになり、ダメ男だった自分を戒めながらしっかり仕事をしていけるようになる。恋も芽生える。そう、自分が変われば世界は変わるということに気づけば、人生はいくらでも変えられるのだ。周囲を幸せにすることもできるのだ。
0投稿日: 2018.08.02
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家族の再生とダメ男の更生。 離婚という手っ取り早い選択肢はなかったのかな。日本だからか?もちろん、それをしてたらお話にならないけれど、現実にはそうなる場合が多そう。 態度も言葉もなってないフリーターだったのに、採用されたとたん仕事ができる男になったのは、学生時代の就職活動も無駄じゃなかった&半年のアルバイトで揉まれた結果ということでいいのかな。
0投稿日: 2018.04.07
powered by ブクログ家族のすれ違いから、壊れていく絆。 それをきっかけに、主人公が心機一転。 ひとつずつ家族の絆の輪を紡いでいく。 就活に失敗した経験がある自分にとっては、不器用ながら奮闘する主人公に、つい感情移入してしまう。 就活の描写は「あるある」で、父親からのアドバイスはかなり的を得ているなぁと思った。 続けられる場所で、一生懸命すること。 それを理解してくれる人は、きっといるんだと思ってます。 「お前も頑張れよ」 と言われた気分です。
0投稿日: 2018.03.13
powered by ブクログフリーターが家を買うというより、あくまで「元」フリーターが、社員になったうえで家を買うのを手伝う話だった。今フリーターの人もそうだけど、就活を始めるすべての人に参考になる、実用書のような感じ。
0投稿日: 2018.03.03
powered by ブクログあー、ちゃんとしなきゃ。って思った。 大人になった気でいるけどまだまだ色んなことに甘えてるなって。 今がどんなにダメでも間に合うんだ。 物事の明るい側面をすくい上げてくれる豊川くん、好きよ!
0投稿日: 2018.02.25
powered by ブクログ就職した会社で理不尽なことが多いことに耐えきれず3ヶ月で退社した主人公が、母親の鬱病をきっかけに不器用ながらも成長していく物語。 鬱病のお母さんの描写や主人公の成長の過程が繊細に描かれていて、一度読み始めたら有川浩ワールドに引き込まれて一気に読みきった。
0投稿日: 2018.01.18
powered by ブクログドラマは観ていないので、全くのお初。 就職先を3ヶ月で簡単に退職し、アルバイトも長続きしない。あー、どうしようもない若造が!!と、アラフォーのオバちゃんは思ったわけです。 それがお母さんの病気を機に土木のアルバイトで長続き。その甲斐あって再就職も出来て。コツコツと続ける努力は、誰かが見ていてくれるものだなぁ。再就職してからの主人公が途端に頼もしく見えた。今年最後に気持ちよく終われた作品。
0投稿日: 2017.12.28
powered by ブクログドラマ未視聴。 読みやすく、ハッピーエンド。 中盤以降はほぼハッピーエンドに向けて動くので、どんでん返しや伏線の回収といったことはない。 深い話を期待せずに、ただ幸せな気分に浸りたい時に読むと良い。
0投稿日: 2017.11.26
powered by ブクログドラマを視聴してから数年が経ち、図書館で見つけたので読んでみました。 ドラマとは違った話の進み方で、こちらも充分楽しめました。 誠治くんの怠惰な生活が一変し、成長していく様は凄かったですね。 私が同じ立場ならここまで行動出来るとは思えないので…(笑) どのキャラも非凡な才能があるわけではないけれど、人間らしさと温かみがあって、ほっこりしました。
2投稿日: 2017.11.24
powered by ブクログ正直、タイトルから予想していたのは、ちょっとコメディチックな内容なのかな、と考えていた。 ところが、内容は家庭がうつ状態になったさいの家族の話だった。 どこでの家庭でも起こりうる話で、色々と考えさせられる内容だった。 また、誠司の人としての成長過程がよく描かれており、決して読んでいて楽しい小説ではなかったが、読んでよかったな、と思える本だった。
0投稿日: 2017.10.24
powered by ブクログ失敗と成長の物語。自分に置き換えて追体験しているかのような気持ちで読めた。この本の著者の他の本も読んでみたい
0投稿日: 2017.09.06
powered by ブクログ話の展開が早く、一気に読めてしまう。鬱病にかかった母親を助けるために奮闘するストーリー。父親の理解の悪さにイライラする場面もありましたが、プライドの高い父親ほど新しいことを知ることが怖いということを主人公のバイト仲間が教えてくれたことにより父親の態度にも納得することができました。
0投稿日: 2017.08.05
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これは面白い‼️ ダメダメだった主人公が母親の事に一念発起し、徐々に立ち上がる様が、思わず応援しながら読んでしまう。ダメだと思っていた父親は自分がそんな目でみていた事にも気がつき、大人になるってこう言う事なんだよね〜とおもったりして。お金を手っ取り早く貯めるためにキツイ夜中の土木作業につき、そこでの土方のオッサン達との心温まる交流のくだりも好きで何回も読み直してしまった。この作者の言うところの「文学作品じゃないけど、エンターテインメントで読む本」まさしくそれだった。私、それでいいけどな。嵐の二宮くんがこの主人公でドラマに出てたけど、見てみたくなった。
2投稿日: 2017.07.25
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結局あんたは家族なんか大事じゃないのよ。大事なのは自分、自分、自分の都合と世間体と楽しみだけ。お母さんのこともあたしのことも誠治のことも、自分の楽しい人生の邪魔にならないなら「居ても構わない」としか思ってないのよね? →こんなオトンにならんように気をつけよ。 絶対に「面倒なことが減った」と心の隅で思うのよ。 父さんに薬のことを確認したらすぐに険悪になるから、俺も任せた分の薬は父さんの責任だってほったらかしにしてた。でもやっぱり俺は協力的じゃない父さんにいらいらしてて、そのせいで家の空気もいつも悪かった。 →ホンマに容易に想像できる。こういう時どうしたsらいいのか。 学がある、立派な会社に勤めてるとなると、当然プライドっちゅうもんがあるだろう。 →プライドが理解できないことに曝されるのを、理解できないことを認めるのを妨げる。 学があってプライドの高い男は権威に弱い。 積み木が一個積めたら、今度はご褒美がいるだろうがよ。 前の会社の悪口は絶対言うな!お前程度の了見でリタイヤしたやつなんか世間は一人前だとは思ってくれないんだ、そんな甘ったれた若造の分際で、仮にも業績を上げて経営が成り立ってる会社の批判なんか百年早い。 そういう事情がある人間はめんどくさいと切る場合と、家族のためにも辞められないから真面目に働くだろうと判断する場合がある。 世の中、道理が通らないことなんて山ほどある。みんながどこかで我慢している。だから何でも我慢しろというのはナンセンスだが、我慢のしどころ、主張のしどころというものがある。我慢しすぎて寿美子のように壊れてしまったら元も子もないし、根拠のない自尊心を大事にし過ぎて誠治のようにそこそこだった会社を袖にしてしまっても元も子もない。 →真理 世の中は平等なんかじゃない。平等だったら、適材適所などという言葉は存在しない。研修で分けられたモーレツ社員と要領のいい優秀な社員。将来的にどちらが会社の重鎮になるかは分からない、しかし、少なくとも会社にとってはどちらも必要なのだ。そして、社員の側は自分がどれだけ会社に貢献できるかをそれぞれ仕事で主張すればいいだけだ。立ち回りの巧さもがむしゃらな体当たりも能力のうちである。少なくとも半人前の分際で屁理屈を捏ねて会社を批判する新米など会社は必要としない。 俺は毎日上司に怒られてばかりだったし、落ちこぼれていくのが目に見えてさ。そりゃお前、自分のことしか見えてなかったんだよ。 →なるほど。 俺がお前より自意識過剰で自尊心が肥大してたからだよ。 自分が本当にやりたい仕事に就けてる奴なんてそうそういないぜ。(中略)俺の適性は営業だって上が判断したんだからさ。 ・・・頼むよ。こんなもの要らないよ。どうしても無理だったら自分で頼むよ。だから、誤ってくれよ。俺にじゃなくてさ。俺によくしてくれる人たちを一括りに見下して暴言吐いたことを誤ってくれよ。そんでちゃんと相談に乗ってくれよ。自分のコネで息子の頬を引っぱたくようなことしないでくれよ。俺はあんたを尊敬したいんだよ。俺にあんたを軽蔑させないでくれよ。 →すごい言葉だ。 相手はお母さんをいたぶって楽しむつもりで探り入れてんだから、病気や自殺未遂を盾にするのも手よ。(中略)どうせそっちはもうこじれようがないほどこじれてるんだし、こっちがいくら下手に出たって意味ないもの。触ると面倒くさい爆弾だと思って避けてくれるほうがずっといいわ。 だが、父親としての誠一は粘り腰で踏ん張れば分かり合えない相手ではなかった。誠治が歩み寄りを放棄して、亜矢子のように戦うことをしなかっただけだ。 亜矢子があれほど誠一と遠慮なく戦えるのは、それで壊れたりしないと亜矢子が信じているからだ。 辞める理由が特にないってことはちゃんと勤めてるってことだよ。いい加減にやってたら職場に問題なくても続けられなくなるんだ、すぐに居づらくなってさ。どこに行っても続かなくて。 →本当にそうだ。間違いない。
1投稿日: 2017.07.15
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最初はドラマで見ました。 改めて本で読み、人生どこからでもやり直しができるのだなと思いました。 頑固で自分勝手なお父さんに必死に向き合い続けたお姉さんを心から尊敬します。
0投稿日: 2017.06.12
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父 商社勤務(経理の鬼) 母 重度の鬱病に罹る 姉 名古屋の病院に嫁ぐ 俺 二流大卒、入社3カ月で退社 フリーターでの仕事も続かず、何もしていなかったが、 母親の鬱病発覚(近所からの嫌がらせによる)に伴い、姉が上京。工事現場でのアルバイトから一念発起してその会社に入社し、ITを使って会社を少しづつ変える。 家の引っ越、部下の入社。
0投稿日: 2017.06.03
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母親の具体的な病状とか、それに対する父親の態度とか、どうにもできない自分のことで精いっぱいだけど母親のことを切欠に代わっていく息子の性格とか意識とか、そんな家族を遠くで見守るしかできないし自分はどうにも出来なかった姉の苛立ちとか、そういうものが全て描かれていて心に迫った。 父親も遅まきながら少しずつ変わっていって、きっとこういう物語は日本中のどこにでも転がっているんだろうなあと思うと、他人事ではないよね。
0投稿日: 2017.05.28
