Reader Store
フリーター、家を買う。
フリーター、家を買う。
有川浩/幻冬舎
作品詳細ページへ戻る

総合評価

601件)
4.1
186
267
84
11
4
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    就職先を3ヵ月で辞めて以来、自堕落気儘に 親の脛を齧って暮らす“甘ったれ"25歳が、 母親の病を機に一念発起。 バイトに精を出し、職探しに、 大切な人を救うために、奔走する。 本当にやりたい仕事って? 自問しながら主人公が成長する過程と、 壊れかけた家族の再生を描く、愛と勇気と 希望が結晶となったベストセラー長編小説。 主人公がどんどん変わっていく。 前向きに頑張っていくのを見てると こっちもまだまだ頑張れるって思えた。

    0
    投稿日: 2012.09.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    もう後数年で四十ですが、若い頃の縁とか、厳しい大人との出会いとか、自分自身の気づきとか、改めて大事だなと。これからも謙虚に、傲慢にならずに、感謝と経緯と人を信じる気持ちを忘れないようにしないとなあと思う次第です。

    0
    投稿日: 2012.09.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    久しぶりの読書。 おもしろい! まさに家族愛。 主人公である武の気持ちがすごくわかる反面、父親の気持ちもわからないではなかった。 うんうんと頷いているうちに最後まで読んでしまった。 現実は、この物語のようにはいかないだろうが、阪急電車同様にどこか勇気づけられるストーリーだった。

    0
    投稿日: 2012.09.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    楽しく読めた。 特に気になったのは最後の方で主人公と千葉さんが互いに相手のことを羨ましく思っていること。自分がやっていることはなかなか冷静な判断がなされず、隣の芝がよく見えたりしてしまう。自分のやっていることをもっと評価してもいいのかもしれない。

    0
    投稿日: 2012.09.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    こんなストーリーだったのか、と納得。なにかと話題になる鬱病とフリーターを取り上げて、うまく絡めた作品。精神的な病って家族のサポートが重要なんだよね、ほんと。

    0
    投稿日: 2012.09.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    お母さんの寿美子が精神を病むシーンはかなりいたたまれなかったなぁ。亜矢子も誠治も子供から大人になって、存在は武家の子供なんだけれども、一人の人間として、家族を作っていくところはとても頼もしかった。誠一をただ恐れて面倒くさがるのではなくて、どうしたら意思疎通できるのか、試行錯誤していくさまはとてもスガスガしい。誠治の就職活動を通して精神的に大人になっていくのが読んでいてとても楽しかった。努力が認められて大成に入るけれども、その後も主任として、経験はないなりにテキパキと仕事を進めていくのは、ウキウキした。 ・・・最後の豊川と千葉の恋愛はちょっとよくわからんかったけど。

    0
    投稿日: 2012.09.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    有川さんの本は、 一筋縄ではいかない複雑なテーマをもとに描かれているのに それを重荷に感じさせない爽快な描写が好きだ 今回は壊れかけた家族の話 社会から逃げている息子とうつ病の母 主人公の成長から目が離せない

    0
    投稿日: 2012.09.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    恋愛要素は少ないものだったけど、ちょこっとあったものが凄くほっこりして良かった♪誠一を見てるとひとごとじゃない(苦笑)さらに言うともっとタチの悪いのが身近におる。きっといっぱいおるんだなあ。

    0
    投稿日: 2012.09.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    以前、ドラマ化されたのは知っていましたが、一度も見る事がなく、原作も、好きな作家さんのものでなければ、読まなかったかもしれないくらい、興味のないあらすじでした…。 が、一気にぐいぐいと読ませるうまさは、流石有川さん。 途中、ツッコミを入れたくなる箇所もちらほらありましたが、期待以上の面白さでした。 最後に、少しべた甘があったのも嬉しい。

    0
    投稿日: 2012.08.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    ブラック会社、就職難、第二新卒・・・そして主人公の自堕落の せいでどんどん社会の泥沼に陥っていく主人公。しかし、母親の 病気をきっかけに、今まで目を向けていなかったことや今まで 考えたことのないことなどに一つ一つに向き合い成長していくお話。 そして主人公の成長に伴い、家族が再生されていく。 タイトルからは予想できない現代社会の問題も含まれた この作品、実に面白かったです。

    0
    投稿日: 2012.08.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    初Reviewです。 作者の有川さんは図書館戦争からのファンですが、この本は昨日初めて手に取りました。読まなかった理由は主人公のお母さんと私が同じような病気で同じような性格をしている、と実写ドラマをチラ見して思ったので何とも気まずいというか直視出来ないでいたからです。 昨日半分読み、今日その残りの半分を読み終えたところなのですが、読んでいて驚いた驚いた。 私の家と構成は違いますが、出てくるキャラの性格は私の家族の面々とカブっているところが多いですね。 寿美子→私 誠一→父 亜矢子→母&姉 という感じで。笑 唯一性格的にカブらない主人公の誠治も、就活に苦労しているという点では兄と合致しますし。 これを巡り合わせというのかとしみじみと思わせてくれた作品でした(笑) 星4つの理由は今まで図書館戦争やラブコメ今昔やキケンやらどっかしら甘い展開のある話を読んでいたし、この話は最初が薄暗かったので最後は誠治に甘々な展開を!!(というか、ぶっちゃけ読んだのはそれ目当てだ!!)と思って、思いっきり気持ち的に助走をつけまくって最終話を読んだらまさかの結婚・恋仲はおろか初デートもまだな段階で終わってしまい、足元の引っ掛け糸に引っ掛かり顔面から地面に突っ込んだ気分になったからです。←え 要するに有川さん悪くないよね、うん。 と、今回のReviewはここまでにします!ああ、楽しかった!笑

    0
    投稿日: 2012.08.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「でも、諦めてないタケさんは間に合ってます。絶対に、間に合ってます!」 名言、いただきました。 マジメに向き合い受け止め、誰かに笑われたとしても。 ごまかさずに苦しんで耐えた分だけ、得るものがいつかきっとある。 そうでなくては報われない。 一歩、また一歩踏み出して、繰り、返される、諸行は無常。 大好きだったドラマ版とは違うけど、とてもいい作品。

    0
    投稿日: 2012.08.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ■へなちょこ25歳、家族のために家を買う?! 就職先を3カ月で辞めて以来、自堕落気侭に親の臑を齧って暮らす“甘ったれ”25歳が、母親の病を機に一念発起。バイトに精を出し、職探しに、大切な人を救うために、奔走する。本当にやりたい仕事って?やり甲斐って?自問しながら主人公が成長する過程と、壊れかけた家族の再生を描く、愛と勇気と希望が結晶となったベストセラー長篇小説。

    0
    投稿日: 2012.08.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    そんな会社3ヶ月で辞めて正解!と最初は思ったけれど、我慢して続けたらなんとかなったかもしれないという気持ちになった。職を探すって大変なのね。たまたま合格したところでず~~っと働いている自分には出来ない経験。ヘラヘラしてた誠治君がそこまで成長できるか??いやいやもともと下地はあったんだよ彼にはきっと!! 工事現場のおっさんたちの懐の深いこと。 口から生まれた豊川君も生真面目な千葉ちゃんも良い子だ。 お姉ちゃんほど尖ってなくて母親思いで。良い男だ君は。 そしてお父さんにも良いところはちゃんとあるんだね。 引っ越ししても、またいろいろあるだろうけれどこの家族はもう何があっても乗り越えて行けると思う。未来は明るいのだ きっと。 蓮ドラは少しだけ見た気がする。全部見ておけば良かった。残念

    0
    投稿日: 2012.08.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    テレビをチラッと見ちゃったせいでなかなか手が出なかったんだけど、文庫化してたんで読んでみました。 原作、スゲー面白い。 テレビで二宮くんがただのスネカジリな感じだったんだけど、原作は良い感じに成長していく様がリアルで良い。

    0
    投稿日: 2012.08.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    旅行中、飛行機の中で読んだ本その2。 大人気作家有川さんの小説を嫁から拝借して読んでみました。 ドラマにもなった人気作品なので、知っている人も多いと思います。 ダメダメだった主人公(もちろんフリーター)が 母の病気をきっかけに立ち直り、 正社員となりついには家を買ってあげるという成功物語。 会社小説が好きな私としては、 終盤の主人公がサラリーマンとして奮闘するシーンが 一番の読みドコロでした。 とっても読み易い本なので、 本が苦手な人用の本かなという感じ。

    1
    投稿日: 2012.08.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    重い話かなーっと敬遠してたが、読んでみたら全然辛くなる感じではなかった。むしろ読了感はよかった。 主人公が同い年というのもあって色々考えさせられる本でした。 2012/8/29

    0
    投稿日: 2012.08.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    有川浩のフリーター、家を買うを読みました。 就職した会社を3ヶ月で辞めてしまった武誠治はだらだらとフリーター生活をしています。 ところが、母親が永年の近所からのいじめが原因で心を病んでしまいます。 母親の病気を治すためには家を引っ越した方がいいわけですが、理解の無い父親は聞く耳を持ちません。 誠治は土方のアルバイトで金を貯め、家を買おうとするのですが... 家族に甘えていた怠惰な誠治が、自分に目覚めて普通の社会人になっていく様子が描かれています。 ちょっと物語が出来すぎのような気もしましたが、面白く読みました。

    0
    投稿日: 2012.08.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    有川さんの本は好きですが、読む前にドラマ化されて敬遠していた本。とはいえ気にしていたところ、父に勧められました。 主人公が素直だからこそ成り立つ話だと思います。 お母さんが鬱るのもお父さんの思考も、お姉さんの怒りも全部納得して、むしろ「普通」故になんでも頑張れてしまう主人公が一番眩しく思いました。 一気に読みました。「面白かった」、この一言に尽きます。

    0
    投稿日: 2012.08.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    一気読み。フリーターが就職に紆余曲折して貯金して家を買う、というだけの話じゃなかった。それはそのままだが、何故彼が就職しようとしたか、そして家を買おうとしたかという動機や、それを助ける人々のキャラが魅力的。一気読みした後、こういういい話こそ、休みじゃなくて仕事のある日に取っておけばよかったと哀しく寂しく悔しい気持ちになるのもまた一興。

    0
    投稿日: 2012.08.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    へなちょこフリーターが 母親の精神疾患をきっかけに 再起していく物語。 自分も頑張らないとなと 思った。

    0
    投稿日: 2012.08.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    母親の病気によって奮起するフリーター。 かなり重い話でもあるけれど、 フリーターの成長物語ととして秀逸。 とても現実的で、読み応えがある。

    0
    投稿日: 2012.08.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ドラマ見てたけど、文庫でも読んでみました。 姉から二人にいろんな指摘があるんだけれど、一つひとつが身に滲みる! それも含めていろいろとバランスを取ろうとする誠治くんについて、改めて感じられました。 もっともっと有川浩さんの本、読みたい!!

    0
    投稿日: 2012.08.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    もっと重い話かと思ってたけど、意外とさらっと読めた。 それにしても誠治、超デキるヤツ! 人生変わって成長したというより、もともとデキるのにやってなかっただけだな。こんな人と仕事してみたいな。彼が就職活動してる辺りは面白かった! それにしても、ドラマで姉役は井川遥? イメージ違いすぎ…。ま、香里奈は全く違う外見設定だけどw

    0
    投稿日: 2012.08.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    社会問題、家族問題とかなり重いと感じた読み始め。しかし、物語にのめり込んでいくし、一気に読んでしまった。読後感が良い。すべての人物が前に向かう、進む感じがした。

    0
    投稿日: 2012.08.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    へなちょこフリーターが、母の病気を機に一年発起、その苦闘と努力の日々の物語。ドラマ化され、ストーリーラインは知っていたものの、実際に読むとこの物語のパワーに圧倒されてあっという間に読みきってしまう。なあなあで過ごしていた日々、突然の家族の崩壊、そして絶望からの回帰。物語はある意味定石どおりの段階を踏みますが、登場人物たちの思いが熱くて言葉がざくざく突き刺さってきて、とても生々しい。迸る言葉は走る行動は、人物に近い文章の描きかたにより、真に迫って心に響きます。泣けるし感動する、展開がわかっていたって、こんなに皆が本気で生きているって感じられたら、そうあって当たり前でしょう。頑張ろうって力をがっつりともらえる作品です。

    1
    投稿日: 2012.08.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    実際にはもっと前に読み終えていたが、レビューを書くのが遅れてしまった。2~3日で読み終えてしまったように思う。 連載作品の単行本化・文庫化らしく、展開はとてもわかりやすい。 「こんな簡単に就職しちゃっていいの!?」などという、あっけないほどするすると場面が変わっていくのが、何とも言えず、笑えた。これなら確かにドラマ化にもしやすかったかも。 多くの作品で、何か一つ以上の社会的問題をテーマに盛り込む有川浩、そんな彼女の作品性が今回も感じられた。

    0
    投稿日: 2012.08.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読了した多くの方が“僕も・私もがんばろう”と思う本。 本作品は有川さんお得意のベタ甘路線よりも、 家族との絆や勇気と希望を全面に押し出されて いて、メッセージ性も強く心打たれた作品です。

    0
    投稿日: 2012.08.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    なんだか有川さんらしくない。アクションとか、爆発とか、ラブコメとか、そういうのが大分、鳴りを潜めている。 でもだけど、やっぱり、このキャラクタひとりひとりの丁寧な造形が、有川さんだとおもう。 ぐいぐいページを捲らせるくらい面白い上に、人を読者を育てるような情報や目線をくれる物語が有川さんだとおもう。

    0
    投稿日: 2012.08.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「クラスチェンジ」という響きが好きです。 主人公が父親と向き合う姿勢がすごいなぁと思います。 私は、あきらめてしまいますが。。。 あと、バンド活動をしていた新人さんのキャラにも憧れます。 絶対に真似できないので。 できていたら、もう少し人生変わっていたかなぁ。

    0
    投稿日: 2012.08.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    中身を全然知らずに読み始めたけど、大当たりの本でした。 いろんな人に勧めようって思います。 通勤電車で主に読んでたけども、時折涙がこぼれそうでした。 また近いうちに読みます。

    0
    投稿日: 2012.08.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    うーむ、タイトルちょっと気に入らないなぁ~ 内容の方はかなり面白かった。 せっかく就職したのに3ヶ月で辞めてしまい、 その後はバイトを始めては辞めてを繰り返す。 自分にはもっとふさわしい仕事があるなんて思い上がって。 そんな主人公が母親の病気を機に一念発起して ちゃんと就職しようと頑張る物語。 と同時に、病気の母だけでなく、それまで敬遠してきた 父親ともちゃんと向きあおうとするという成長の物語でもある。 序盤は有川さんには珍しいほど重い内容で、 今後の展開にもあまり救いが無いように思えて ページをめくる手も止まりそうになる。 けれど、それがあってこそ中盤以降の展開が楽しめます。 主人公がどんなふうに頑張っていくのか、 じっくり見守るつもりで読むといいかも。 あと、有川さんにしては控え目だけど、「らしい展開」も あるので、他の作品が好きな方にも薦められるかな。 おまけの[after hours]もかなりいいですよ! それなりにボリュームがあるのに、あっという間に 読み終えてしまいました。 (ドラマ、観ずに文庫を待っててよかった!)

    0
    投稿日: 2012.08.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    文庫になっているのを見つけて、即買した。 ドラマも面白かったけど、原作もやっぱり良かった。 寿美子の病気を機に、誠治が大人になっていく様子は読んでいて色々な感情を呼び起こす。

    0
    投稿日: 2012.08.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ダメだった過去、成長した現在の主人公の心情の描写が絶妙で、毎回感心させられる。心があたたまり心地良くなる一冊。普段はあまり読まないが最後の「文庫版あとがき」も作者の気持ちが良く出ていて一読の価値あり。

    0
    投稿日: 2012.08.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ようやく文庫化!ってことで早速読んだ。 いやー、面白いね。イマドキの若者の心情というか実態がリアル。しかもそのだらしない若者が主人公なわけだから、始めは好きになれずイライラ。なんだけど、いろんな現実が見えるようになって、成長していく姿がとにかく面白い!仕事できるようになってからは、そのテキパキさとか気づかいとか視点が冴えてて、読んでてテンションあがります。 ただ、最後にソバカスとくっつく流れなのが私的にはいただけなかった。いるか?その流れ。有川浩はベタ甘ラブコメが主流だけど、これは普通に成長物語でいいじゃん!それで十分面白いよ!と、なんだか納得いかなかったので星3つ。

    0
    投稿日: 2012.08.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    やっぱり有川さんの本は心をあったかくしてくれるなぁ。ダメ主人公が変わっていく様子、、色々と参考になることがあった。

    0
    投稿日: 2012.08.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    最初の50ページで号泣。 ドラマも見てたのに、それでも泣けた。。 ドラマより、家族が中心の話になっていてよかった! 後半は、家族というより自分の成長かな・・・? 母親って。。。ということをすごく考えさせられてました。 母親孝行しよう。

    0
    投稿日: 2012.08.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    前に図書館で借りて読んだ本ですが、面白かったので文庫本が出たらぜひ買いたいと思っていました。でも、文庫が出るまで長かったぁ~

    0
    投稿日: 2012.08.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    あまりにも上手く行き過ぎなのではー?と思いつつも、最後まで飽きずに読んでしまった。 最後の千葉との恋愛話は余計ですね。。これがラノベだって言われる所以なんですけど。 ドラマとだいぶ違う(豊川・千葉の入社、父の恋など)けど、シンプルでこっちの方が良かったのかと思います。

    0
    投稿日: 2012.08.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ドラマの方を先に見てたのですが、結構色々違ってますね。ドラマはドラマで面白かったけど、小説は小説で勿論面白かったです。ベタ甘なラブコメも好きだけどこのくらいラブ要素が少なくても十分面白いのがすごい。

    0
    投稿日: 2012.08.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読了~!一時間半くらいで一気に読んでしまいました。 ドラマ見ていなかったので、まったく初めての作品。 やっぱり有川さんの作品は面白い! いくつも考えさせられる部分があり、主人公や周りの人の変化にドキドキしました。 会社を辞め、母は病気に…重い雰囲気で始まるお話ですが、読んだ後、希望の光が見えるようで清々しい気持ちになれました。 色々な角度から見て、問題を投げかけているような作品。

    0
    投稿日: 2012.08.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    意外にも感動してしまった。素晴らしい人間ドラマである。就活をしている人には、どんな就活雑誌よりも参考になるだろう。ちょうど私自身第二の就活をしていただけにより身につまされた。

    0
    投稿日: 2012.08.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    主人公の成長っぷりから目が離せない。 解説で重松清さんが書いてたように、有川さんの本は『物語の強い推進力がある』。ページをめくる手がとまらない。

    0
    投稿日: 2012.08.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    母親が鬱病になってしまって始めて人生を見直す、自分勝手な夫と息子。精神的な問題を抱える人との生活を垣間見、改めて簡単なことじゃないなと。また夫も息子もそれまでの自分から変わろうと努力し、努力を促すように助け合う。結構な犠牲を要したけど、夫も息子も過去の自分を改める。少し、無理のある設定もあるなぁと白けた目線になってしまった場面もあったけど、人は変われるんだということに勇気をもらった一冊。

    0
    投稿日: 2012.08.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    この題名はドラマ化され話題にもなったので知っている人も多いかもしれない。 有川浩は毎回、誰も取り上げないような題材で小説を書くところが素晴らしいが、今回もフリーターや鬱病、会社をを辞めた者の再就職難などタブーに近い話題を正面切って書いているのが心地いい。 現実には一回でも社会の決められたコースからドロップアウトすると、元の世界に戻るのは難しいのが日本社会だ。 話の中ではそんな主人公が家を買うまでの苦闘の道のりが描かれる。小説では有川はそんな一つの道を示したが、現実社会でもこの方法は応用が利きそうだと感じた。 娯楽でありながら読み終わった後、娯楽を超えた何かを心に残せる作家、有川浩はそんな数少ない小説家の一人だと思う。

    0
    投稿日: 2012.08.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    今度の有川さん、いつものベタ甘と異なり、暗くて重~いところからスタート。 折角受かった会社を3ヵ月間で辞めて家に引き籠る息子、近所付き合いに疲れて鬱病になる母親、それらに対し威張り散らすだけで何も出来ない父親…。 嫁さんは、うちの母親が薬で気分が左右されるのを見ているからか、お話の中でも母親の鬱のほうが重たかったみたい。私は、主人公の誠治が反省もなく悉く試験に落ちる様が、この時期になっても就職が決まらないうちの次男にかぶって、だけども何もしてやることも出来ず、今となっては見ているしかない親なので、こっちが結構キツかった。 平凡な家庭の、これまたどこにでもあるような不幸。身につまされると言うか何と言うか…。 後半、首尾良く就職してからはトントン拍子に事が運び、ちょいと物足りないんだけど、いつもの有川節全開になって、前半の重さを思うと適度なバランスかも。 確かに禍福は糾える縄の如しなので、ウチの家族も谷があれば山も来るということでお願いしたいものと思う。

    1
    投稿日: 2012.08.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    有川氏の作品は、最初に『空の中』を読んでがっかりしたせいで、それ以来読んでいませんでした。 これは先にドラマを観ていたので、ちょっと読んでみようかなという気持ちに。 作品自体は面白く読めました。が、正直、私の脳内ではドラマで補強されてる部分が多かったんじゃないかと思います。 文字だけでの感想なら、残念ながらやや薄い印象。主人公や姉、父親など、それぞれのキャラクターがちょっと表面的かなと。 それでもストーリーの展開としては十分に楽しめたし、読後感が良かったので★4つ。 「わかりやすさ」という点が、今回に関しては良い方に転がったのかなという感じもしました。

    0
    投稿日: 2012.08.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ドラマとは展開が少し違くて、店舗が早いとおもったけど、主人公はドラマよりも小説のほうが好感がもてるかな。

    0
    投稿日: 2012.08.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    有川浩の小説に出てくる人物は、どんなにダメな人でもスポットライトを当てれば絶対誰かが支えてくれるのが分かる。 自分もまだ頑張れるんじゃないかって思わせてくれる所が好き。 「俺達に父さんのこと好きでいさせてくれよ。」が一番泣いた。 嫌いになっちゃえば簡単なのに、それを選ばない。 そんな家族に絆がないわけないじゃないか。 幸せな家族だなって心が暖かくなった。

    0
    投稿日: 2012.08.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    有川浩にしてはラブコメ要素は抑え気味で、ストーリーも初めのほうは少し暗め。でも、いつものテンポの良さでおもしろかったです。 どん底の状態だった主人公が、周りに励まされたり力を借りたりしながらも、自分の力で這い上がっていくストーリーに、元気をもらいました。 就活やビジネスの話も入っていて、就活生にも少しおすすめかも。

    0
    投稿日: 2012.08.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

     面白かった。一気読み。この作者の心理描写は私の気持ちにストレートでくる。ぐいぐい引き込まれたなあ。再読必至。

    0
    投稿日: 2012.08.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ドラマを全部観ていたので、原作とはどこがどう違うのか、不安と期待を胸に読み進めました。 結果、… やっぱりコッチを先に読みたかったw  ^^; 決してドラマが悪いわけではなく、この原作を1クール(3ヶ月、8~10回放送)でやろうとすれば色々と制約があるだろうし、そのまま映像化すると尺が足らなかったり多過ぎたりもあるだろうし、役者さんたちの都合がつきにくいだろうし、当然有名な人を使うんだろうし、で それでぁぁなったんだな~、というのが分かって色々と納得した部分も多かった。 でも元々が有川さんの小説のファンなので、どうしたって 「原作の方がイイ♪」 ということになってしまうのは仕方がないです ハイw しかしヒロインの扱いがああまで違うとは思わなかったw 同じ意味で、恐怖の“実姉”も、原作とドラマ版では扱いや存在感が圧倒的に違ってて ^^ やっぱり有川さんの描くカッコイイ(? 強くたくましい?)女性像は、映像化しにくいんだろうな~ 特に役者さんの力量に左右されるとなると、並大抵以上の相当な演技力や存在感が要求されるんだろうからw そういう意味でも、「図書館戦争」実写映画化が今からとても恐ろしいww 今度は中谷美紀のような存在感と演技力をもってない人が主役のようだしww そして今回もやっぱり、主人公も含めて、恐るべき姉、ヒロインのキャラクターに惚れこんでしまう♪ 有川さんの作品は、どれをとってみても、キャラの魅力が抜きん出てるんですが、これもやっぱり例外にあらず♪でした それだけに、ドラマ版での“姉”の扱いが残念でならないww

    0
    投稿日: 2012.08.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    以前、炭鉱本をTSKで借りて読んでたのですが、文庫化を聞いて思わず購入。 久々に読み返しても、やっぱオモシロイ。

    0
    投稿日: 2012.08.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    主人公がある事件をきっかけに凛々しく変化する様が、著者は好きなんだと思う。決してエリートでない普通の人にあるであろうシチュエーションの中に物語を紡いでいく。 実際家族が鬱や認知症になり始めたときは、その事実を理解もできないし、認めたくもない。父親の誠一の気持ちがわからないでもない。しかし、それに対して事実を正しく認識し、なんとかしようと立ち向かい「間に合っている」状況にする件には、大きな示唆を得ることが出来る。 主人公誠治の成長は、所謂ガテン系の良い人達との出会いに寄るものが大きい。自衛官といいガテン系といい、このような実直な肉体派が著者の好みであることに揺るぎは無い。ある意味大悦土木を選択し、千葉ちゃんが登場するストーリーは、有川ワールドの予定調和ともいえる。 主人公の誠治が、大悦土木を選ばずナミキ医療技研を選んだストーリーも読んでみたい。

    0
    投稿日: 2012.08.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    有川浩さんの図書館戦争に続く、著書。 図書館戦争とは一風変わって、日常的な?家族をテーマにした作品です。本からではなくドラマから入ったのであの流れを予想していたのですが、すっかり裏切られました。 フリーターの息子誠次、うつ病の母親寿美子、、仕事一筋で家族を顧みない父親誠一、唯一まともな姉の亜矢子も結婚していることもあり遠くから見守ることしかできない。壊れかけた日本の家族を象徴した光景だと思います。 武親子の最初のぎこちないやり取りが、決して円満と言えないまでもお互いを受け入れるようになる過程。 簡単に仕事を投げ出していた誠治が母親のうつ病と向き合いつつ成長して、最終的には部下を持って励ます姿が涙が出てきます。 決して、順風満帆な家族なんかいませんが、逃げることなく向き合う事が出来れば、ほとんどの家族はまだ間に合うのかもしれませんね。甘いのかな自分。 千葉さんとの恋の行方も気になりましたが、ある意味良い終わり方だったのかな。大悦親方の懐の大きさも気持ちいい

    0
    投稿日: 2012.08.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    題名を聞いた時は、家を買ったフリーターの話だと思っていた。 中を開いてみたら、回りを見れなかった自己中男が、母親の病をきっかけに改心して、家族の絆を強くする話。 世の中こんなにトントン拍子に上手くいかないと、思いつつもこんな希望を持っても良いんじゃないと思えた。 爽やかな読後感。

    0
    投稿日: 2012.08.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ドラマは見てなかったけど、ずっと文庫化を待っていた作品。 ほとんど一気に読んでしまいました。 いろんな世代の人にオススメしたい作品です。

    0
    投稿日: 2012.08.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    はじめは駄目誠一に腹が立って仕方がなかったけれど、少しずつ変化してくれてホッとしています。ダメ人間をほうっておいても、いつまでたってもなにも変わらない。他人への期待ばかり膨らませても失望が増えるだけ。自分が変われば人も変わる事を、また信じたくなった。柔く折れない心をもって開いて、ちゃんと相談できればいいのだけれど…その辺のスタミナはまだ皆無。頑張らにゃなぁ。 豊川みたいな人たらしに憧れるなぁ。

    0
    投稿日: 2012.08.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    色々なところで、身に覚えがとか、今後気を付けないと、と思うようなところもなくはなく ドラマではどんな感じだったんだろうな

    0
    投稿日: 2012.08.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    想像と全く違う内容だった。 母親が重度の精神病。いきなり重い。 解説にあるとおり「心意気」が感じられる作品です。 甘ったれの主人公の成長がとてもよく書かれていて、面白いです。 父親もいい味出してます。いらっとする場面もありますが。。。

    0
    投稿日: 2012.08.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ドラマよりも家族や仕事との関係に重点がある印象。千葉ちゃんの登場が後半だからそう思うのだろうけれど。 家族のあり方や仕事ことを考えさせられる小説でした。

    0
    投稿日: 2012.08.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    テレビでドラマ化もされた、人気作家の小説。ドラマは見たり見なかったりだったが、ドラマよりも原作のほうが主人公が情けなくなかった印象。現代は鬱などの心の病気にかかる人も多く、実際に身の回りにも何人か患っている人がいる。でも、すぐ近くで病人にかかわる家族の話を読んで、その大変さを改めて考えることができた。 良かったのは、鬱病を患った母親と向き合わざるを得なくなった家族が、打ちのめされたり、責任をなすりつけあったり、いがみ合ったりするばかりなのではなく、早い段階から一緒に闘う前向きさをみせたこと。それと、主人公が母親の病気のことを他人との話題にできたこと。病気のことをネガティブに捉え、隠そうとする人もいると思う。実際私の周りにいるうつ病患者を抱える家族は、家族の中だけでその事実を抱え込もうとした。お医者様以外には誰にも知られたくなくて、誰にも相談できず息抜きもできず、結果、家族も疲弊していった。 もちろんこれはあくまでも小説・フィクションだけれど、心の病気について考えたり、理解を深める一助になるのではないかと思った。 希望の残る、読後感の良い小説だった。

    0
    投稿日: 2012.08.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    大好きな有川作品だが、テーマがやや重いので敬遠していた。しかしいざ読み始めると、ページをめくる手が止まらず、一気に読んでしまった。 予想通りテーマは重く、自分のお母さんが誠治のお母さんみたいになったら、と想像したら涙ぐんでしまうほど。でも、だからこそ、『誠治母が回復したところを早く見て安心したい』、また『精神的に成長していく誠治を早く見たい』、という一心でどんどん読み進んでしまった。 あとがきを読むと、有川さん自身も内定が1つも取れず、フリーター生活を数年間続けていたとか。 有川さんには申し訳ないですが、こんな素晴らしい作品を次々に生み出してくれる有川さんを採用しなかった当時の人事担当の方に感謝の念を覚える。

    1
    投稿日: 2012.08.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    以前ドラマ化もされていたのが、文庫に落ちていたのでさらっと。 どうにも怠惰な主人公が、自身を見つめなおしていく物語。 ん、"真っ直ぐで強い女性"が彩りを添えてくれるのは、有川さんならでは、でしょうか。 相変わらずのテンポの良い文体に、一気に読んでしまいました。 主人公の怠惰さが決して他人事でなく感じられて、いい刺激に。 さて、自分も軸足を見失わないようにしないと、です。

    3
    投稿日: 2012.08.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    面白くて一気読み! 何気に重たいテーマなんだけど、そこは有川さん。 重い部分も流さすきちんと踏まえた上で、一気に有川ワールドへ。 何度も泣きそうになりながら、読んだ。 誠一に初めは腹が立ってしかたなかったけど後半良かった。 真奈美と誠治の思いが簡単にお互い寄り添ってしまった気がするのは、メインテーマが別にあるから? とても素晴らしい作品だけど、ちょっと事がうまく進みすぎて現実味がないかな

    0
    投稿日: 2012.08.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    あーー面白かった!!あっという間に読みました。 解説で重松さんも書いていたけど、有川作品のこの推進力は凄まじい。引き込まれてページをめくる手が止められなくなる。 バカだけど素直で優しい誠治。冒頭では考えられなかったほどの成長っぷり。 彼を変えたのは母の力、父の力…諦めたくないという家族への思い。向き合う力が強いなぁと思った。

    0
    投稿日: 2012.08.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    原作を読むまで ドラマもビデオも見ないつもりだった・・・ 「見ておけばよかった・・・」 ちょっぴりの後悔

    0
    投稿日: 2012.08.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    昨年話題だった有川浩さんの作品が待望の文庫化!ということで早速購入しました。 感想としては…うーん、内容自体はさくさくと読めて楽しめたのですが、個人的にはつっこみたいところが多々ありました。 まず前半と後半で主人公が変わり過ぎというか…家族が精神病に罹っても、人間そう簡単に変われないと思うんですね。だからダメな奴からそんな急に進化するかな?という疑問と共に、いくらなんでも何でもかんでもうまくいきすぎだろうと。まあ小説なのでそこはご愛嬌ですが。 その辺りが引っ掛かってあまり感情移入できませんでした。 あと、後日譚はいらなかったかなーとも思いました。この作品はあくまで家族愛と主人公の成長をメインに置いているのかなと思っていたので、正直恋愛要素を盛り込む必要性を全く感じませんでした…ちょっとその辺りが残念でした。

    0
    投稿日: 2012.08.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ドラマを見て面白いな、と思って手にとった本。有川さんの二冊目。うち的にはドラマの方が好きかな。香里奈のキャラが良かった。でも、この人の本は読んでいて本当にあったかくなる。人の温かさとか気づかない優しさとか前向きさとかいろんな事にじんわりさせられる。真っ直ぐな人柄のキャラが多い所も個人的に好き。何気ない言葉に勇気をもらえる一冊です。

    0
    投稿日: 2012.08.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    待ちに待った文庫版「フリーター、家を買う」!最初にこの作品を見たのは、ドラマだったけど、読んでみると結構展開や内容が違う部分が多かった。相変わらず、有川さんの作品はおもしろい!とは思ったけれども、ドラマから入ると、少し話がトントン拍子に進みすぎかな、と思ってしまいました…しかし、最後の話は有川さんお得意の第三者視点からの恋模様が見れて、良かったです(^^)/

    0
    投稿日: 2012.08.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読んでみたら面白かった。 はじめはどうしようもないダメ人間で、どうしようかと思っていたけど。 後半にかけてはやっぱり有川作品だな、と。 前半と後半がまるで別人のようで、それはそれで気になるようなならないような…。 現代の普通の人が主人公の話よりも、自衛隊や図書館戦争のような長編が読みたい。

    0
    投稿日: 2012.08.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    文庫で再読♪いいね~ 2012.8.5

    0
    投稿日: 2012.08.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ドラマもよかったけれど、原作はさらによかった。 甘ったれで自堕落なイマドキの普通の男の子が、母親の心の病をきっかけに一念発起して、少しずつ成長していく姿には、思わず「頑張れ!」と応援したくなる。 幸せって、何かを失ってみて初めて気付くことが多いんだよなぁ。 有川さんって若い子の描き方もものすごく巧いけど、同時におっさんの描き方が秀逸だと思う。 建設会社のおっさんたち、姿や声まで想像できそうなぐらいリアルで生き生きしてる。

    0
    投稿日: 2012.08.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    自分のフィルタにかけて 必要なタイミングで読めたことが本当に良かった。 書店に並んでいるのを見て迷わず購入。 読んでいて目を伏せたくなるほど辛い 人の弱さが心に染み込んでくる それでも読み進めてしまう。 そこには弱さを認める「強さ」があるから。 誠治が家庭問題の現実と向き合って 成長していく姿に自分を重ねて読んでいた。 家族や仕事について考えるきっかけになる一冊です。

    0
    投稿日: 2012.08.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    有川さんの本だー、文庫化だーくらいの軽い気持ちで購入。 3分の1を読んだところでも既にものすごく揺さぶられた。 寿美子に祖母と自分を重ねて、且つ誠治にも自分を重ねて。 それでも真っ直ぐに努力する誠治が眩しい。 今度、私も両親と落ち着いて話してみよう。そう思えた。 このドラマ、どうアレンジしたんだろ?このまんまやったとは思えないけどなぁ。

    0
    投稿日: 2012.08.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    そのタイトル通りフリーターが家を買う話。 解説の重松清の言葉を借りるなら、それぞれのキャラクターの心意気を感じます。 たとえ、それが追い込まれないと生まれないものだとしても、その心意気は評価されるべきだと思います。 大丈夫。間に合ってます。

    0
    投稿日: 2012.08.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    親は常に「親」でいて欲しいけれど、親である前に一個人であるわけで…「親も人なり」そこに気がついてからの主人公の成長が目覚しかった。内容は、あまりに話が上手く進み過ぎている感あり。う〜ん…やっぱりちょっと軽かったかなぁ…。

    0
    投稿日: 2012.08.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    んーーーーーーーーー! つるっと読めて面白かったんだけど、あとからよく考えると、あまりにうまく行きすぎ??? ドラマ化されてたはずなので、映像見てみてまた考えよう。

    0
    投稿日: 2012.08.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    つかえねえと思った人間の意外な頑張りが何度も垣間見える見事な小説でした。この人の各人間たちはなぜこんなに不意に心に響くのか。 書き下ろしは蛇足だったかなと思いつつ。それはそれで有川節で面白いんだけど。蛇足は蛇足だわな。

    0
    投稿日: 2012.08.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ドラマを見てから読んだ作品。より心情がリアルに描かれ、母の病気を気に再起奮発する誠治の姿がより魅力的に伝わってきた。母の病気、頑固な親父、自分と重なる部分が多く、よりリアルに誠治にフォーカスして読めた。もう一度、他の視点からも読みなおしてみたい。

    0
    投稿日: 2012.08.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読まず嫌いしていたけれども、文庫化されたので読んだらとてもよかったです。有川さんは家族ものを書かせたら本当に素晴らしいですね。あと、前も思いましたがあとがきも素晴らしいです。

    0
    投稿日: 2012.08.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    フリーターでバイトを転々としていた誠治だか、母親が鬱病になったことを知る。そこで、誠治は母親に家を買おうとまた就活することとなる。フリーターが家を買うために奮闘する話。 仕事とは?働くとは?を考えさせられる話。そのなかに、家族とは?とも考えられるし、人生の帰路にたつ人、大学生にはすごくオススメだと思いました。 あとは、仕事をやめたがってる2年目社会人もかなり読んでみるのが、いいなと思いました。 番外編のラブコメ感は有川さんの恋愛と言う感じで本当にドキドキして、ずっきゅんと思います。

    0
    投稿日: 2012.08.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    有川浩はほんと一気に読ませるなぁ、というのが一番の感想。 ドラマは見なかったけど、登場人物はドラマ出演者が自然と浮かんできました。 フリーターの就職活動、ご近所付き合い、鬱病、家族。 含まれている問題が沢山ある。 それぞれずしっとそれでいてさらっと。 読後はぐっと指を立てたくなるような。 有川浩はほんと読ませる。

    2
    投稿日: 2012.08.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    就職先を3カ月で辞めて以来、自堕落気侭に親の臑を齧って暮らす“甘ったれ”25歳が、母親の病を機に一念発起。 バイトに精を出し、職探しに、大切な人を救うために、奔走する。 本当にやりたい仕事って? やり甲斐って? 自問しながら主人公が成長する過程と、壊れかけた家族の再生を描く、愛と勇気と希望が結晶となったベストセラー長篇小説。 笑いあり涙ありのまさに有川作品の王道をゆくストーリーになっています(-^□^-) まじめな社会人になることとはどういうことか、それを母親の病気、鬱病をとおして自覚して成長してゆく物語。 しかし、何もかもが上手く行き過ぎている点と、急展開で主人公の性格が変わる点はドラマ同様やはり...っと思う所もありましたが(@Д@; こういった時代だからこそ希望がもてるファンタジーはむしろ貴重かとも思いました。 前半の描写はよかったのですが、最後の方は少し駆け足になってしまっている印象を感じました。 (母親の病気の事より、千葉ちゃんとの恋愛話になったり...) 限られたページ数で話を展開していかないといけない事は解りますが『フリーター』という題材を扱うならもう少し厳しい社会を描いた方があっても良かったのかなぁ~っと素人的に感じてしまいました(;^_^A 大人には少し現実と比べてみてしまうと「ん?」っと思ってしまう箇所はありましたが、学生さんなどは読んで夢を持てる内容になっているかと思います♩ 有川さんの作品だけ有り、強い女性(主人公のお姉さんなど)登場しますし、恋愛要素もありますので、有川さん好きな大人の方でもしっかりと楽しめると思います☆

    0
    投稿日: 2012.08.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    自分のダメなところ、弱いところを認めて前に進もうとすること 後悔を胸に抱えて、毎日頑張っちゃうところ 人のやさしさやあたたかさに気づけることで 知らない間に人にやさしくなっているところ でも、へなちょこだったり、わがままだったり 人間くさくて、欠点だらけで、いとおしい人たちのてんこ盛り 最終章の番外編には、にやっと笑ってしまう感じで チャラ男・豊川でも書いてください 有川浩さんの単行本・文庫本両方のあとがきと 重松清さんの解説付きという豪華さ

    0
    投稿日: 2012.08.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    入社3ヶ月で会社をやめ、フリーターをしながら家でだらだら。母親の世話を当然のことと思い、父親の説教から逃げて部屋に閉じこもる。そんなだめだめな主人公が、母の病気を機に、まじめにバイトし、母の世話をし、フリーターを脱して家を買う、という話。 若干荒唐無稽のようにも思えるが、そして、ちょっと都合よすぎなとこもあるが、自分のだめさを思い知る前半、成長して、母に優しく優しく、大人になって父とも和解していく後半の、誠司くんの真摯に成長する姿がとてもよいです。 確かに、若いころって親に優しくしてこなかった。自分が一番で、親のことなんて全然気にしなかった。親が年取ってきて、やっとわかるもんなぁ。それでも、ああ、親に優しくしてあげよう、と再度思う。若い人に読んでほしいなぁ。

    1
    投稿日: 2012.08.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ドラマは見ていませんでしたが、 出演者の顔を思い浮かべながら読みました。 家族や、自分の立ち位置や生き方、様々なことを考えさせられました。 そして一人の人間が成長していく姿が、こんなにもどかしくて泥臭くて素晴らしいのかと感じました。 所々就活の参考になる箇所もあり、大変勉強になりましたね。笑 重いテーマだけれど読了後に憂鬱な気持ちにならないのは、やはり有川さんの魅力かなと思います。

    0
    投稿日: 2012.08.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    子供は親を選ぶことはできない。片方の親が、自分の都合と世間体と楽しみだけを大事に考えているだけで、もう一方の親がそれに耐えてずっと人生を送っている。家族のキーパーソンである第一子が、強い方を押さえ、弱い方を支えてバランスを取っていた場合、その子が独立していくと、一気にパワーバランスが崩れる。そして弱い方が耐えられなくなると、もう一方の親は自分ことしか考えていないので、パートナーを支えるばかりか、実際は加害者なのに、自分は被害者だと主張して、苦しんでいるパートナーをさらに責める。もちろん子供達も責めて、どなり、自分の責は絶対に認めない。言うこと聞かないと経済的に脅しをかける。母を救う事ができたのは亜矢子が独身の頃から既に経済的に自立していたから。そうでなければ「出て行け!」の一言で父親は、服従させることができた。自分は亜矢子になれなかった。 シリアスな設定からのサクセスストーリーだけ?と思ったら、やっぱり最後に一つまみ糖分が入ってました。職場の二階でいきなりキスは…一階に社長が残っているのに…よっぽど自信がないと無理。下手するとセクハラで一発でクビだぞー。

    0
    投稿日: 2012.08.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    さくさく読めました。 作者はよく勉強しているなと思った。 病気の事はもちろん、支える家族のこも。 冒頭の母を労らなくてはいけないのにそう出来ないことや苛立ちや後悔。 読んでいて辛かった。 取って付けたような真奈美との話は、この話の全体的なイメージを軽くします。読み終わりがサッパリした。

    0
    投稿日: 2012.08.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    珍しくドラマから入った作品。 原作を読んでいる間、二宮くんや香里奈さんの顔がちらちら浮かんだ。 元の話はこうで、これをああアレンジしたのかと納得しつつ。 誠治の成長は身につまされるものがある。    「でも、諦めてない武さんは間に合ってます。    絶対にお母さんのこと、間に合ってます!」    「俺が武さんちの子供だったらとかあり得ない前提で    そんな後ろ向きになられてもさぁ!    何で武さんだったから最悪の手前で間に合ったって考えないの?    実際間に合ったんだろ、武さん」

    0
    投稿日: 2012.08.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    内容からして色々重ね合わせるとこがあって、なんかもー身につまされるね。でも、このお母さんよりは、私はずーーーっと幸せだわ。お父さんの理解のなさにイッライラしたよー。でも、こういう風に理解できない人、ほんと多いらしいのよね、50代くらいからは。最後はほんとよかった。ちなみに好きなキャラはお姉さんですな。かっこよすぎて後光さして見えた!

    2
    投稿日: 2012.08.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    重松清の解説にもあったが、やはり読ませる力はスゴいと思う。いつもの作品よりスタートは重いが、その分の加速は後半にしっかりと出てくる。 普通に生活することがいかに大事で、また大変であるか。みんながんばってるね、という登場人物を通しての応援が照れくさくもあるけれど、読了後に幸せな気分になれるのだから我慢することにします。

    0
    投稿日: 2012.08.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かった!テーマ重いけど… うつ病になっちゃた母親とどーしよーもない旧型タイプの父親を何とかするために奮起するフリーター。就活する前に読むべし。ドラマ見たくなった。

    0
    投稿日: 2012.08.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    自分のことを言われているようで、グサグサきました。 人って、存在価値があるとものすごく変わるんですよね。 今までの本で一番心に残りました。

    0
    投稿日: 2012.08.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    とても良かった。 個人的に自分の今の状況と似たところもあり、身につまされる思いで読んだ。 家族のみんなの気持ちが分かる。 うちもこうなる可能性もあるし、どこの家庭にも有り得る話。 けど、きっと間に合う。 そう思えました。ありがとう。

    1
    投稿日: 2012.08.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    最初主人公の行動含め家庭内の最悪な状況が 説明されるから、読んでて気分が重たくなるし 腹も立ってくるけれど、誠治の一念発起後は 今までのやる気のなさが嘘のように 模範的な就職活動、正社員での業務を行う。 誠治が何気なく「自分で考えて判断して」とっている行動が、 社会人として必要な意識だと思えてくる。 特に面接前に母親からの電話→母親の薬を探すくだりなど、 目的を見失わないで冷静な判断、 対応をしているところが立派。 なんだかんだで作者の言う「ごまかさずに苦さを耐え」たのが 一番大事だったのだと思う。

    0
    投稿日: 2012.08.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    久々に、本を読んで、じわじわと涙が止まらなかった。 幸せだった、それに気づかなかった、気づいた時には取り返しのつかないことになっていた。 ――間にあわなかった。 そんな中、周囲は言うのだ「間にあった」。 思わず自分の親に勧めて、読んでもらってます。

    3
    投稿日: 2012.08.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    この人の書く人間は何て一生懸命なんだろう。登場人物誰にでもイイトコあるんだ、と微笑ましく見てしまう。でもって励まされるんですよ。まだ間に合うんだって。

    0
    投稿日: 2012.08.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ドラマのほう先に見ちゃったからやっぱり原作とは違うなって感じ。ドラマは恋愛要素そんなになかったけど原作はドラマより少し甘い。有川浩さんの小説読むと、他の人の本が読めなくなって困る。ベタ甘、きゅんきゅんじゃないと物足りなくなる。誠治の変化が、ああ、えらいなって。がんばろー。

    2
    投稿日: 2012.08.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    2010年秋クール、嵐・二宮和也主演でドラマ化。キャッチコピーは「家族、やりなおし」 http://www.fujitv.co.jp/ie-wo-kau/index.html 「母さん死ぬなー」へなちょこ25歳がいざ一念発起!? 崩壊しかかった家族の再生と「カッコ悪すぎな俺」の成長を描く、勇気と希望の結晶

    0
    投稿日: 2012.08.02