
総合評価
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powered by ブクログ他の有川さんの作品を読んだので気になっていました。いい本でした。家族や就職、ご近所づきあいなどいろいろ考えました。有川さんの作品は映像化したものが多いのでしょうか?
0投稿日: 2016.11.27
powered by ブクログ自分の事が書かれてるのかってくらいに、主人公の家族、家庭の事情とかが重なってたからか、とても感情移入が出来たし、物語にもかなり没頭出来た 主人公の父(誠一)が読んでいて、まぁ苛ついて仕方ない。だからなのか自分的には、主人公(誠治)が誠一に対して敵対心みたいな嫌悪感みたいな、そういったのを抱いていたフリーター時期(物語的に序盤〜中盤)あたりが、面白かった。誠治が正社員になってからはトントン拍子に話が進んでって、何か綺麗に終わっているものの、ちょっとう〜ん、溜飲が下がりきらずにいるというか、もっと誠一を叩きのめすじゃないが、痛い目あって欲しかったかななんて思ったり 誠治と真奈美の唐突なキス?シーンというか恋愛要素はちょっと謎だった。 最後の解説(重松清さんの)読んだら、また読み返したくなる
2投稿日: 2016.10.29
powered by ブクログ良い本だった。 想像以上にテーマが重かったけど、誰も悪人じゃなくてそれぞれの強さと弱さがある。 原因になったご近所いびりエピソードが少し弱い感じがしたけど、姉の叱咤激励と母の危機に、主人公らしく目覚めていく様は痛快だった。確かに、どんな会社でも心を病むような超絶ブラック以外は、ためしに3年位しがみついて、何かを得てほしいもんだよね。這い上がった誠治だからこそ優秀な採用ができたのよね。もともと地頭は良いと思うけど。 なお、母の雰囲気は精神の人について割とリアリティあるんじゃないかなと思った。
0投稿日: 2016.10.07
powered by ブクログ前半の方が好きだった 仕事ついてからはとんとん拍子で進む ハッピーエンドなのはよろしい 読みやすい本だった
0投稿日: 2016.10.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ドラマが面白かったなぁ・・・という記憶をもとに図書館で借りました。読み始めると、思いのほか続きが気になり あっという間に読み終わりました。 こんなさくさく読める本久しぶりだと思って、そんな自分にびっくり。確かに、文章は説明よりも、会話が多く、リズム感よく、読み進めていくことができたので、そういった所が面白く感じたのだと思う。 主人公の気持ちもいろいろと心に残ることがあるが、彼の両親もいろいろ問題があって、それをうまく支えあえていけたというところが、すごいと思った。 結構、主人公の誠治って人は、いろいろあるが非常にコミュニケーションがうまくできていた感じがする。 自分は女なので、誠治の姉、亜矢子のように父親に正論を突き詰め行き場をなくしてしまいそうな気がする。 しかし、正論だけでは人は動かない。 誠治だってフリーターになりたての頃はあまりコミュニケーションが良いわけではなかったが、自分の困っていることを周囲に話していくうちに変われたのである。 成長物語としても楽しく読めた。
0投稿日: 2016.09.11
powered by ブクログ買ってから随分寝かせてしまった本。ニノが主演でドラマ化してたけど、ドラマは見たことないのに読んでる間主人公はずっとニノで再生された。ハマリ役。 有川浩の作品は、りぼんかよ!って感じの、大人を主人公とした少女漫画の恋愛みたいなのがとても苦手だったんだけど、これは恋愛要素が少ないのでスムーズに読めた。特に主人公の就職が決まるまでは面白かった。就職した後はエピローグみたいな感じであまり勢いがなかったけれど、あとがき読んだらテーマはこっちだったのね。 文章が上手いので読みやすかった。
1投稿日: 2016.09.01
powered by ブクログまず、題名に驚きました!不思議だな。って思っていたら、最初からぶっ放してくる。さすがです!お母さん思いの姉さん。カッコイイ。 姉に影響されていく弟。それに、心打たれる父。すべて姉のおかげだと思いました。
0投稿日: 2016.08.11
powered by ブクログ爽やかでなく始まり、爽やかに駆け抜けて終わる。 それが、隠せない有川浩らしさではないかと感じさせられる。 かっこ悪く、堪え性のないフリーターになり果てた主人公の、爽やかな成長。 そしてほんのりとした恋愛。 生真面目が羨ましく思える読後感でした。
0投稿日: 2016.08.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
再読。手元に新しい本がなくて、ちょっとつなぎに何読もうかなあ・・・と本棚を見渡すと、かなりの確率で手に取るのが有川浩さん。これも何度目かの再読。フリーターが就職して、業務効率化に社員採用にと活躍するあたりのお仕事場面が好き。自分ができない業務範囲について権限移譲する、器の大きな太っ腹の社長がイイ。私もこんな上司の下で働きたいです。
0投稿日: 2016.07.26
powered by ブクログ水滸伝・楊令伝の30冊を読み続けていたのでひさしぶりの歴史物以外を読んだ。 今回も有川ワールド。 最高でした。 僕には有川ワールドがとても合います。 こじれた家族。 そこから生まれる家族愛。 そして少し甘い恋。 いや~最高。
0投稿日: 2016.07.07
powered by ブクログ人気の有川 浩の作品。映像化もされているそうだけど、あいにくそちらの方は観てない。もっとも先にドラマの方を観てたら、本書は読まなかったけどね。 基本的に、映画化・ドラマ化された作品を原作より先に観ることはしないのが「自分流」。 このスタイルを頑なに守ってるんだけど、すごい昔の映画の宣伝文句であったよね・・・。 ”観てから読むか、読んでから観るか” だっけ? そんなもん、読んでからに決まってるじゃん!って思う。下手に観てしまうと、今度、原作を読んだときに、役者の顔が頭にチラついて本に入り込めない。 で、本書の感想だけど、 なるほど、売れる本の要素をいくつか持ってる。 スラスラ読みやすい文章で、ダメさ加減全開の主人公の成長ぶり、崩壊一歩手前の家庭の再生、泣かせ所もあるし、チョッピリ恋愛的描写も交えて、ラストは明るい未来を予感させる結末。 うん、こりゃ売れるわなぁ、と納得。 だからと言って、お気に入りの本になるかと言うと、違うんだよなぁ。 読みやすい文章だし、それなりに山場のような場面もあるし、ちゃんと涙を誘うような場面もある、読後感も暖か・・・でも、心に残らない感じ。なんていうか、軽いんだよなぁ。 ”一晩寝て朝起きたら、薄れてる感動”、みたいな。 もっとも、この感想を書いてるのは、読後直後なので、明日の朝、起きたときに、今のこの暖かな気持ちが残ってるかもしれないけど、期待薄だよなぁ・・・。 ☆3個 背表紙~ 就職先を3ヶ月で辞めて以来、自堕落気儘に親の脛を齧って暮らす”甘ったれ”25歳が、母親の病を機に一念発起。バイトに精を出し、職探しに、大切な人を救うために、奔走する。本当にやりたい仕事って?やり甲斐って?自問しながら主人公が成長する過程と、壊れかけた家族の再生を描く、愛と勇気と希望が結晶となったベストセラー長編小説。 それなりに感動?したような気分になれる小説。 あ、そうそう! けっこう大切な役どころで猫が登場するんだけど、有川さんって猫好きなのかな?「旅猫リポート」なんか、そのまんま猫が主役だし・・・。
0投稿日: 2016.06.21相変わらずホッコリ
久しぶりの有川作品はドラマになったらしいやつ。相変わらずホッコリしているのと読みやすいですね。
0投稿日: 2016.06.11
powered by ブクログ○ダメと思っていたって、自分が変わらなかったら何もできなかったんだよね 読者が、居心地の悪い状態から居心地のよい状態へ、と言うのが正しいのか、どうなのか。でも読了後の気持ちはそんな感じ。 就職したものの会社の研修やその後の働き方に嫌気が差して辞めてしまい、フリーターになった誠治と、その家族や仲間の物語。 誠治は第二新卒として就活を始めるものの、全くうまくいかない。家にお金を入れるためバイトをするがそれもやめてしまう。 ダラダラと過ごし、心配する母親の寿美子も怒鳴り付ける。そんな生活が続いたある日、姉の亜矢子が帰ってきて、寿美子が心の病気、それも重症だと告げる。 ハッとした誠司。そうさせた自分にも責任があって、そして周囲からの圧力にも耐え続けてきた寿美子を、何とかして支えてあげようと思う。 堕落した生活から急転直下(直上)、アルバイトにも精が出、就職活動も進めることができた。人が変わったように。 ただ一心に、母のためにお金をためて、家を買えるように。今まで送ってきた人生を、陰ながら一生懸命応援してくれた母へのせめてもの誠司の報い。 もっとも不意にウルっと来たのは344ページ。 お金を貯めることができた誠治が、とうとう誠一に引越を持ちかけるシーン。 さて、フリーターは本当に家を買うことができるのか。 居心地が悪いと評したが、ただ愛する人のために我慢に我慢を重ねて、一生懸命取り組んだあとは、誠司は晴れ晴れとした顔をしていたに違いない。 最初は塩の街の結末から想像されるような有川作品ではない、と思い込んでいたが、自分や相手の感情をきちんと振り返りながら読み進めることができ、最終的にはちょっと甘く仕上がってるところがやはり有川作品。 憎いね!
0投稿日: 2016.05.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
大卒後の就職をたった3ヶ月で辞め、自分自身を振り返ることなくなんでも周りのせいにしながら生活していく中で、お母さんの精神的病の発症。しかもそれが、ご近所付き合いや家族の不仲が原因で、本人も今まで気づかず。そのことに引け目を感じ、プラス思考に変更させ、アルバイト、正社員、母をめんどうな近所付き合いから解放するために貯金し引越し等々、成長物語。こころあたたまるはなし
0投稿日: 2016.05.17
powered by ブクログタイトルから楽しい内容を期待していましたので残念。 怒鳴りあう家族がとっても嫌。 まず相手の否定から入る男、最低です。
0投稿日: 2016.05.11
powered by ブクログ今まで読んだ有川浩作品の中で一番小説っぽかった(ライトノベルっぽくないという意味)。家族の鬱、就職活動の難航など社会性のあるテーマだったからかな。 就職し、自分の裁量で仕事することの楽しさを分かり始める描写にはわくわくした。そうそう、そういうのが仕事の楽しいところだし、会社にとって意味があるよね。 誠一という気難しく理解のない父親に対しても、仕事を始めてから尊敬する瞬間が増えるというのも良かった。 ただ入社して間もない女性社員にいきなりキスする描写には笑ってしまった。まず生真面目キャラなのに行動がおかしいし、信頼関係も築き切れていないと思うのだが。笑
0投稿日: 2016.05.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
新卒の会社を3カ月で退職したフリーターが、母親の精神疾患を機に一念発起し立ち直っていくという話。職歴の部分で誠治と自分が重なる所があり、概ね共感しながら楽しく文章を読み進めることができた。お気に入りのキャラは豊川。ただ、真奈美との恋バナの要素は無理に入れる必要があったのかなとも思う。これからも家族を大切にして働いていってほしいなあと思った。
0投稿日: 2016.04.05
powered by ブクログドラマ見てたから話は知ってたのに、それでも面白く読んだ。脳内でキャストが再生された。気持ちの良いサクセスストーリー。
0投稿日: 2016.03.21
powered by ブクログ主人公の身勝手さが自分と重なることもあり、ページをめくる手が止まらなかった ぶれない強さが描かれている一冊
0投稿日: 2016.03.13
powered by ブクログ母親の病気をきっかけに、ちゃんと就職して自分勝手の父親と家を買う話だが、家を買うと言うよりも、家族とか仕事とかの話かな。サクサク読めて、テンポもいいし、さすが有川作品。でも、よく考えると、感動とか、そういう感じでもないな。読みやすくて、それなりに面白い、という感じ。ちょっと厳しめにつけて★三つかな。
0投稿日: 2016.02.18
powered by ブクログテレビドラマ化された時から気になっていたものの、原作を読むのは今回が初めて。 主人公・誠治は確かに「今ドキの若者」で甘ったれですが、心優しく思いやりがあるし終盤の大逆転から見ても元々の能力は高い青年なのでしょう。 誠治の姉はドラマ版よりも強くて男前でした。(笑) 全体的に上手くいき過ぎな印象は否めませんが、人が、家族が、世間がこうあれば良いなと素直に思えるし、こうあって欲しいと心から願えます。
0投稿日: 2016.01.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
物語としてふつうに楽しみました。可もなく不可もなく。頑張る元気はもらえました。 再就職後の話がトントン拍子すぎるかなーとも思いますが、テンポはよくていいのではないでしょうか。 大学を卒業して入社後すぐに陥る青臭い考えとひねくれた根性でフリーターに落ちぶれた主人公。母親の精神病で一念発起。なかなかそりの合わない父親とぶつかりながらも、母親の笑顔を取り戻すために奮闘するストーリー。
0投稿日: 2016.01.04
powered by ブクログ就職に失敗し、フリーター、そして母親のうつ病発症。誰もが逃げ出したくなる状態から、主人公が失敗しながらも成長していく姿を見るのがおもしろい。酸いも甘いもやはり経験って大事で、さらにそれに気づいて掘り下げていくことで人は更なる成長を遂げるのだと思う。
0投稿日: 2015.12.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
内容とは関係ないんですけどね、そして今更なんですが、有川さんって、何気ない日常会話の言葉遣いの中に、さりげなく美しい日本語を使うなって突然思ってしまいました。 あげつらう、誂える、足蹴にする、かしぐ、とか。当たり前の日本語で、意味は誰しも知っているけれども、日常にはやっぱりあまり使わない言葉。ふとそういうのを思い出してむふふとしながら読みました。 話は、最後はロマンス小説的になってきて、なんかちょっと主人公が立ち直り過ぎというかかっこよくなりすぎで、意識が変わっただけでここまで変わるもんか??とかちょっと思ってしまうところはなくもなかったが、でも、読んでいて嫌な気はしないですよね。面白かったです。 あとは、主人公の父親的思考、自分自身にもあるかもしれない、と思い、少し自信を反省しました。もうここまできたんだしいいんじゃないか・・・と、他人の優しさに甘える感じ?気をつけなくては。
1投稿日: 2015.11.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
人生応援本、に入ると思う。 ひとが立ち直る姿はいいなあ。 そこかしこに散りばめられた反省や教訓とかの類いのものが、有川さんのことばだとすっと心に届く気がする。 たぶん、ひねくれものにも、後ろ向きさんにも。 そういう意味では、全人類愛というか、性善説というか、なんというか、そんなものすら感じる。 家族を大事にしよう。
3投稿日: 2015.11.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
有川浩は好きだけど、個人的には一番好き。後半はうまくいきすぎな気もするが、その調子の良さがまた心地よい。
0投稿日: 2015.08.30
powered by ブクログ全体的にスピード感があってスカッとする面白さでした。 壊れた家庭、そして一人の青年の再生の物語。書き出しのエピソードからインパクトがあって最後まで楽しく読めました。家族関係で悩んでる人や就活をはじめる前の学生におすすめ。 融通のきかない父親の描写がとくにリアルで何度か本気でげんなりしたが、主人公の柔和な性格のお陰でなんとか救われる。主人公はダメ人間というよりは自分に甘いことだけが欠点で基本的にはかなりいい奴。後半で発揮されるハイスペックぶりは少々できすぎか。 社会で働くのに一番大切なのは体力で、その次が向上心だと思った。 有川作品はまだ2冊目ですが、今回も「え?そこ…?」って突っ込みたくなるタイミングで恋愛エピソードが突然発生してちょっとびっくりした。
0投稿日: 2015.08.29
powered by ブクログ一回も見なかったけど5年前にドラマ化された作品ですよね。基本的に映像化された作品は読まないようにしているのですが、そろそろ時効かと(笑)。 タイトルから軽い話かと思っていたら、前半は母親の鬱を話題にしていて、ちょうど私の職場にも鬱が悪化した人が居多こともあって、重苦しい展開でした。登場人物のキャラの造り方は違うけど、ちょっと重松さんの暗い話を思い起こすような雰囲気です(ちなみに子の文庫の解説は重松さんでした)。 しかし後半は元気になって、有川さんらしく。 それは、重松さんが解説で指摘する有川さんの特徴「心意気」を主人公が表に出し始めることもあるのですが、後半から登場する二人の若者のキャラのせいもあります。やっぱり有川さんのキャラは好きですね。今回は女性現場監督志望の千葉ちゃんが好みでした。
0投稿日: 2015.08.26
powered by ブクログ題材選択、目のつけどころはとってもよかったんだと思う。ただ、それを最大限生かし切れてはいないと感じた。 ざっくり言うと、25歳・第二新卒ギリギリのフリーターが母親の病をきっかけに立ち直っていく話。 主に家族の再生について描かれているけれど、本当の闘いであるはずの部分はぼやかされている。そこにくると突然、トントン拍子に話が動き出す。ちっとも闘っている印象を与えることなく書かれていて、いまいち現実味に欠ける。主人公がイイコすぎて無理が出ている感が否めない。 そのせいなのかわざとなのか分からないけれど、人間ドラマのはずなのに心理描写が極端に少なくて、とにかく一つ一つのエピソードが浅い。 書きたいことをただひたすら書き込んだ、という印象を受けてしまった。もっと取捨選択して、深堀りした方が味もリアリティも出たはず。原作よりドラマの方がずっと深く思えた。 最終的には母親のことではなく、他事のハッピーエンドが盛り込まれて終わるけど、その必要なかったんじゃないかな? 書きたいのはわかるけど、このページ数に収めたいんならラストの部分は消して、母親についての含みを持たせて終わった方が作品としてはよかったと思う。 ・・・言うなら、この「他事のハッピーエンド」へ向かう過程がありがちすぎてがっかりした、というのも大きな理由。 個人的には、「フリーターの再生」ではなく「家族の再生」を書くなら、この場合は父親の目線で書くべきだと思う。確かに難しいとは思いますが。 でもこれじゃ、家族の再生になってないよ。ハッキリ言って。
0投稿日: 2015.08.07
powered by ブクログ続きが気になって気になって一気に読破。 有川浩さんの本は2冊目だけど2つとも一気読み。ポップさが良い! 真っ直ぐな人が多くてすごく気持ち良く読める。 この本はどうしても自分の環境に置き換えてしまい、読むのがとても辛かった。 が、読んでいる途中に実家の両親に電話。 大事にしなきゃ、俺もしっかりするぞ! という気にさせてくれた。 ありがとう!!
0投稿日: 2015.07.22
powered by ブクログドラマを先に観てしまったので、その印象が薄らぐ頃になって、やっと手に取る。 テーマは、フリーターだの、うつ病だの、あるいは家庭不和だとか、けっこう重いテーマだけれど、そこは有川浩、深刻にならない展開で最後はハッピーエンド。 後半、あんまりとんとん拍子で全てが好転してしまうのは、ちょっと?というとこかな。それも、有川浩だから許せる(笑)
4投稿日: 2015.07.22
powered by ブクログ家に昔あったけど何故か読んでおらず。改めて買い直し。ドラマもとっくに終わってる今更感満載有川浩。 あー、なるほど。なんだか勝手に予想してた、スーパーダメニートがようよう働き始める話かと思いきや、主人公がダメダメだったのは2行くらい笑 働き始めて1人でPC入れていきなりこんな活躍できるわけねーだろ!って位デキル奴でした。 まあそんなトントン拍子でいいんです、有川浩だから。最後のとってつけたよーな恋愛風味、うーんちょっと唐突。いーんです有川浩だから。そーゆーの楽しむ人なんですこの人は!
1投稿日: 2015.07.22
powered by ブクログあまりにサクセスストーリーでびっくりしました 読んでいてつらい部分がもりもりですが 本を閉じさせずぐいぐい引き込むのが やっぱり有川さんの文才なんやなあと感じます 悪者も100パーセント悪者にはならへんし そしてやっぱり恋愛はちゃっかり盛り込むんですね。笑 何のために働くか?働くって何なのか? そこまで考えさせてくれるので、ある意味お仕事小説の側面もあります。
1投稿日: 2015.07.18
powered by ブクログ流されるままに、自分が正しくて、周りが見えてなくて、地に足がついた生き方できなくって・・・そんなフリーターだった若者が、家族と本気で向かい合わなければならなくなった時、変わっていく。少しづつ、でも着実に。誠治の成長ぶりは目を見張るようだけれど、若者、願わくば誰もが、こんなに変わっていく力を持っていると信じたい。 正社員の立場となって、選ばれる側から、選ぶ側になった時に、誠治の視点は、だめだめだった自分を客観視して、人選をしていく。人生無駄なことはないのだと、思わされた。 家族の再生もとっても心地よい。 亜矢子姉さんがどこまでもかっこよかった。
1投稿日: 2015.06.23
powered by ブクログ面白かった!!!!!!!泣いた!!!誠治が少しずつしっかりしたおとなになって、自分のことを見つめ直して、でもしっかり人間らしくて、誠一も不器用だけどもちゃんも家族をやり直す方向に進んで!人間らしい誠治もお父さんも強い姉も優しい母もみんな好き!キスしたシーンはついついおーって思ってしまったwww
0投稿日: 2015.06.16
powered by ブクログドラマ化されてたのでタイトルは知ってたけど内容は全く前提知識なし。タイトルからもう少しポップな内容を予想してた。三匹のおっさんみたいな。けど、結構重たいテーマでビックリ。でも内容はとても面白くて一気に読んでしまいました。有川さんって幅広いよねぇ、すごいと思う。
0投稿日: 2015.06.08
powered by ブクログドラマ化もされてタイトルは見かけたことがあるこの小説、タイトルから夢がある明るい話なのかと思いきや、苦くて重くてやるせない展開に正直戦きました。そして、結構泣きました。 ネタばれは極力防いで書きますが、物語前半を覆っているどす黒いオーラが本当に凄まじいです。取り返しのつかないことをした、という後悔があまりに苦くて、主人公のふがいなさに共感しながら苦しくもなりました。 人って、楽な方に楽な方に流されがちだし、自分の考えが当たり前のように思ってしまいがちで、誠治のだめだめっぷりはもはや救いがないようにすら見えるけど、だからこそ直向きに変わっていく彼がかっこよくて。面倒なことを全部捨ててきた彼の成長物語でもあるこの小説には、随分と勇気づけられるものがありました。 個人的には誠一さんがお気に入りです。 最初はイライラさせられっぱなしで誠治を上回るだめだめ男だと思ってましたが、そもそも完璧な人なんていないし、虚勢を張らずにはいられない弱さだとか、不器用な愛情表現とか、仕事にかけるプライドとか偽りない親心とか、読み進めているうちになんだか尊いなぁなんて思うように。きっとお母さんもそのあたりのことが全部わかっていたんでしょうね。 完全なる機能不全家族に見えたのに、それが修復されていく様も見どころです。 そして就職後の話も大好き。これぞ有川さんという読み心地で、どの登場人物も愛があるいいキャラ。ラストもラストでいいんですが、もっと先まで読んでいたいくらい。 なんなら豊川の恋愛が実る話を読んでみたい・・・! 総じてこの本は1つ1つ築いた信用が今の自分を作っていること、人は変われるということを身の丈いっぱいの心意気でもって伝えてくれる、大人に読んでほしい1冊でした。
3投稿日: 2015.05.26
powered by ブクログ最初は恐ろしく暗かったけど、最後はまぁ、予定通り大団円という、心配せずに読めました。 今回は恋愛なしで行くのかな、と思ったら最後はけっこうしっかり恋愛もので。まぁ、やっぱり有川さんだなと思わせてくれました。
0投稿日: 2015.05.20
powered by ブクログ有川さんの作品は、やっぱりほっこりさせてくれるなぁ。 タイトル見て、どんな小説かとイメージが湧きづらかったけどサラサラ読めた。 誠治のように、フリーターでも家族のために前を向ける息子にうちの子もなって欲しいなぁ。
0投稿日: 2015.04.26
powered by ブクログ面白いです!冒頭から引き込まれ一気に読んでしましました。 こんな父親や息子多いのだろうと他人事ではなく、序盤は登場人物の長女に感情移入、後半は息子の奮闘にエールを送りながら一気に読み終えました。家族の心の病、父の病に対する無理解、甘ったれた息子。すごく身近なテーマなのでとても興味深かったです。長女の容赦ない啖呵、素敵です。近所付き合い、就職難、職業差別、家族愛、恋愛など盛りだくさん。すごくいろんな事を考えさせられました。
0投稿日: 2015.04.05
powered by ブクログ20年近く近所から嫌がらせを受けていた、母親の寿美子が重度の心の病気にかかってしまう。完治は今の家から引っ越さない限り不可能であるという。会社を3カ月で辞め、就活もほとんどせずにバイトを転々としてた息子の誠治は今までの自らの行動を後悔し、母親の面倒を見ながら土建でバイトを始める。ずっと自分、自分、自分で生きてきた父親の誠一と衝突しながらもなんとか就職。そのころから父親との関係も回復しながら、誠治は人間的に成長しはじめ、ついに引っ越しが決まる。 ドラマ化されたため、なかなか読めなかった。有川浩には珍しく恋愛要素はかなり少なめだったけど、やっぱりちょっとあって、ちょうどいい感じだった。
0投稿日: 2015.04.01
powered by ブクログドラマも見ましたが、ドラマにはない良さがある。 人はきっかけひとつで、大きく変われるということを教えてくれる。 今日から行動を変えル。自分次第だから。 読みやすく、考えることも多い良書と思います。
0投稿日: 2015.03.13
powered by ブクログここまで人間って、変われるのかと思う一方で、自分も母親がああなったらと…イッキ読み。ドラマの二宮ははまり役。
0投稿日: 2015.03.02
powered by ブクログ誠二の元同僚が、仕事は生活するための手段としか考えてない、みたいなことを言ってたのが一番印象に残った
0投稿日: 2015.02.14
powered by ブクログ自分の母親が情緒不安定な所があり、それが寿美子に重なりました。 ひどくなるとあそこまでなっちゃうんだ、と、恐怖を覚えたのと いつも当たり前になっている親の有り難みに気付かされました。 ラブは少なめだったけど、とてもよかった!
0投稿日: 2015.02.14
powered by ブクログ前半のダメっぷり。いたたまれない気分になる。 さすがにこんな感じはないが、若気の至りって大なり小なりあるんだろう。私もやったんだろう。 父のようになっていないか心配。自分自身見つめ直す。
0投稿日: 2015.02.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
父親と住みつつの就職活動、経験しただけにすぐ感情移入、一気にまじめになる誠治にも納得。 働き先決める流れも祝福したくなる心地よさ。 勤めだしてはくささがやや気になるも 採用した部下との関係もいいなぁと思ってたのに。。。 突然唇塞ぐのはやめてほしかった。。。 ここで4→2へダウン。 そこからは入り込めず。。残念。。
0投稿日: 2015.02.05
powered by ブクログ親の事を考える 面白かった フリーターからクラスチェンジしてからの成長ぶりが気持ち良いくらいで、一気に読みきってしまった 「俺たちが、面倒がるな」は 成長したのが分かる言葉だと思った。
0投稿日: 2015.01.09
powered by ブクログ二流私大を卒業して就職したものの、3ヶ月であっさり辞めてしまいフリーターとなった主人公・誠治が、重度の鬱病と診断された母親の介護を続ける過程で人間として大きく成長していく物語。 と聞くと、何だか重たいストーリーにみえるかもしれませんが、基調はコメディーだし、作者の人間に注がれる視線の暖かさもあって、暗さはありません。 主人公たちの働き方を通して、働くってこういうことなんだ…と改めて教えてもらった気がします。 新年にふさわしい、心暖まる作品です。
0投稿日: 2015.01.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最初の方がひたすら重かった……。まさか精神病患者が関わってくるお話だとは。家族に精神病患者がいるので他人事とは思えずのめり込みました。 誠治が一生懸命母親のために、家族のために成長していく姿がとてもかっこよかったけど、誠一さんの成長もまたよかったと思います。人は変われるんだってことを書いたいい作品だと思う。 千葉ちゃんが健気で乙女ですごくかわいい。いつかちゃんと誠治と結ばれるとよいですね。豊川もいい奴でした。 武家のこれからの幸せを匂わせるよい終わり方だったと思います。
0投稿日: 2014.12.31
powered by ブクログ有川浩によるテレビドラマ化もされた作品。 ドラマは未見のため、ストーリーは全く知らず、フリーターがどうやって家を買うんだよ、なんてややツッコミを入れてやるかぐらいの気持ちで読み始めたら、いきなり母親が精神病にかかるゲキオモな展開にビックリ。しかし、そこはそれ、さすがは有川浩で、きちんとした裏付けのある理由と、それをなかなか越えられない家族の葛藤とが丹念に描かれており、そんな中でもちゃんと笑いや救いを織り込んでただの重いだけの物語になっていない。 もともと仕事場をテーマにした作品をということで依頼を受けたようだが、そのテーマに沿った物語となるまでしばらく前置きがある。これも、その後の展開のために必要な伏線となっていて、ダメダメだった主人公がそれを逆手にとって後輩となる二人を獲得して行くくだりはある意味爽快な逆転劇を見ているようだ。 やがて全ての原因となった家に別れを告げて新たな生活を始めることとなるが、今度は元フリーターが大手に対して挑んで行く姿を続編として読みたいと思う、そんな作品だった。
0投稿日: 2014.12.31有川浩によるテレビドラマ化もされた作品
ドラマは未見のため、ストーリーは全く知らず、フリーターがどうやって家を買うんだよ、なんてややツッコミを入れてやるかぐらいの気持ちで読み始めたら、いきなり母親が精神病にかかるゲキオモな展開にビックリ。しかし、そこはそれ、さすがは有川浩で、きちんとした裏付けのある理由と、それをなかなか越えられない家族の葛藤とが丹念に描かれており、そんな中でもちゃんと笑いや救いを織り込んでただの重いだけの物語になっていない。 もともと仕事場をテーマにした作品をということで依頼を受けたようだが、そのテーマに沿った物語となるまでしばらく前置きがある。これも、その後の展開のために必要な伏線となっていて、ダメダメだった主人公がそれを逆手にとって後輩となる二人を獲得して行くくだりはある意味爽快な逆転劇を見ているようだ。 やがて全ての原因となった家に別れを告げて新たな生活を始めることとなるが、今度は元フリーターが大手に対して挑んで行く姿を続編として読みたいと思う、そんな作品だった。
3投稿日: 2014.12.30
powered by ブクログ相変わらず、有川浩さんは面白い。ほとんど1日で読み切ってしまった。で、いつもの通り最後はラブコメでしたとも、ええ。笑
0投稿日: 2014.11.25
powered by ブクログ工事現場のおっちゃんが大好き.....φ(・ω・。 )o0○(♪ラブ(。ゝω・(-ω・。)ラブ♪)
0投稿日: 2014.11.15あっさり
小説をあまり読み慣れていないのですが、一気に読み終えられました。そういう意味では、面白かったと言えるのですが、何というか全体が中途半端なんです。 鬱病、就活、恋愛と盛り込みすぎで、どれも心に残らない感じ。 時間つぶしにマンガを読む感覚で読む小説(いわゆるラノベ?)かな。 ドラマ化されましたが、ドラマのキャスティングと脚本は上手かったと思いました。話も小説より膨らませてありましたので、時間があれば、ドラマの方がおすすめです。
1投稿日: 2014.11.14
powered by ブクログ冒頭は面白かったが、主人公が就職したあたりから違和感が…。 社会人経験がほとんどない主人公がなぜ、あの会社で即戦力になれたのか。 その辺りの説明がないまま、トントン拍子で進むストーリーに「ちょっと都合が良すぎやしません?」と感じてしまった。
0投稿日: 2014.11.11
powered by ブクログ就職先を3カ月で辞めて以来、自堕落気儘に親の脛を齧って暮らす〝甘ったれ〟25歳が、母親の病を機に一念発起。バイトに精を出し、職探しに、大切な人を救うために、奔走する。本当にやりたい仕事って?やり甲斐って?自問しながら主人公が成長する過程と、壊れかけた家族の再生を描く、愛と勇気と希望が結晶となったベストセラー長篇小説。(裏表紙より) タイトルだけは妙なインパクトがあったので、この物語の存在自体は前から知っていたのですが、最近友人がイチオシだと言っていたので読んでみました。すっっごく良かった!主人公の成長と共に回復する母の容態、そして家族の絆…ダメなときってどう足掻いてもダメだけど、何か一つのキッカケでうまく回り出すと、色んなことがすうっとうまくいく。この物語は、一人のちょっとダメな青年が大切な人のために発揮した勇気が生んだ、小さな奇跡の物語です。 最初の辺りの絶望的な描写が重たくて、主人公を自分に置き換えると涙が出そうでした。そんなスタートラインから、時には進み、時には戻りつつも良い方向に進んでいき、あっという間に読み終えてしまいました。 困ったことがあっても、頑張っていれば進み戻りしつつきっと良い方向に進んでいく、だから頑張ろう、そんな気持ちにさせてくれました。
0投稿日: 2014.11.03
powered by ブクログだめっぷりが自分とどっこいどっこいの誠治が必死になって頑張っている姿を想像すると、私も努力すれば何とかなるんじゃないか?と思えてきた。
0投稿日: 2014.10.12
powered by ブクログ題名通りの内容。 だけど、単にフリーターが家を買うという話ではありません。 軽い気持ちで読むと少し重く感じるかも…。
0投稿日: 2014.10.12
powered by ブクログドラマ後に読みました。誠治のイメージは二宮くんでよかった。ただ千葉ちゃんはもっといい意味でブスのイメージだった笑!香里奈はキレイ過ぎ。気に入ったシーンがドラマではなかったので、やっぱり原作が好きです。
0投稿日: 2014.10.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
話の前半は、主人公のお母さんが不憫で、不憫でしかたなかった。近所づきあいはうまくいかず、子どもはニートのまま、その父親は心の病気にも理解してくれない。もう八方塞がりで、読んでいる私の心も八方塞がり気味でした。でもそこは有川マジックですね!!主人公の誠治が「やる!」と立ち上がったら、どんどん道が切り開かれてゆく。よい人との出会いもあり順調なすごろくのように、あれよあれよと言う間に本当に家を買っちゃうとは。ここまで順調すぎていいの?と思いつつも、お母さん、よかったね、と声をかけてあげたくなりました
1投稿日: 2014.10.02
powered by ブクログ重いけど軽さがあり、なかなか面白く、一気に読みました。でも、恋バナ的なのは要らないかな…。 ※ドラマ化知らなかったー。配役微妙だけど、ドラマも見てみます。
0投稿日: 2014.09.29
powered by ブクログ本のタイトルだけしか知らなかったので、フリータが家を買うのに色々苦労する話かと思ったら、どちらかといえば、家を買うことはそれほど重要ではなくて、いまどきの若者が家族の病気をきっかけに、色々成長していく物語である。家族との対立とか、仕事をがんばる主人公とか、主軸ではないけど、恋愛要素が入ったりとか、読んでて飽きなかったし、主人公なりの成長や葛藤に共感できる部分が多くておもしろかった
1投稿日: 2014.09.07
powered by ブクログダメダメなフリーターの若者が母親の病気をきっかけに家族の問題や働いてお金を稼ぐことの意義を認識し、真面目に就活して…というサクセス(?)ストーリー。 前向きなラストに落ち着くことは予想できる展開なので安心して読めます。 しかし、本気で就職活動に取り組もうとして父親にアドバイスを求めたり、自分が採用側になったときにどういう基準で人を雇うか…などつい話に引き込まれてしまうし素直に心を入れ替える主人公にも共感できるので筆力が素晴らしいと感じました。
1投稿日: 2014.09.07
powered by ブクログ有川さんにしては暗くて暗くて暗い話。 フリーターじゃないじゃん、君。ってところにいきつくけど どうなんだろ。 お姉さんのキャラがたっていて格好良くて好き。 ドラマ見たけど、内容結構変えてるね。 仕方ないか。
0投稿日: 2014.08.19
powered by ブクログ有川浩さん、ハマってます。「旅猫レポート」「三匹のおっさん」に続き、三冊目☆ ドラマより原作が好きです、やっぱり。
0投稿日: 2014.08.13
powered by ブクログ重たいスタートだが、徐々に前向きに、青春ストーリーですね。 有川さんの本はどれも読んでいて清々しいです。 ドラマを見ていたので、大体の流れがわかっていて楽しみは半減してましたが、それでも楽しめました。
0投稿日: 2014.08.11
powered by ブクログよい。一気に読み終えた。 覚悟を決めること。 物事をただ見るのではなく、目的を持ってその意味するところを考えること。p.247以降の求人募集を考えるプロセスにはハッとさせられた。
0投稿日: 2014.08.10
powered by ブクログご近所さんからの嫌がらせで心を病んでしまったお母さんを救うべく、入社3ヶ月で会社をやめてフリーターになってしまった若者が再就職して家を買おうとするお話し ドラマを先に見てたのでキャストのイメージがかなり強い状態で読んでしまった ドラマの大筋は原作通りで肉付けやらちょっとした都合で変わってるところがある程度かな 解説を読んで納得したけど、登場人物の心意気がそこかしこに見られる 個人的に好きなのはお姉ちゃんがかっこ良すぎで惚れる そしてやはり親父はあまりいい印象ではない ただ、読み方によっては親父にも心意気を感じられるところがあるんだろうけどね でもまぁ実際どうだろうね 今どきの就職事情はわかんないけど、再就職って難しいよね~とは思う もし自分が今の会社を辞めたとして、次にどんな仕事をしてるかイメージが湧かないもんなぁ
0投稿日: 2014.07.23
powered by ブクログ先にドラマを見たあと、文庫を購入。個人的には、誠治と真奈美の関係は原作の方が好きかなぁ。先が 誠治の人間的成長が物凄い。それだけ、家族って大きな存在なんだと改めて実感しました。誠治と自分が重なる部分も多くて、結構弱い自分をさらけ出された気分になりました。就職活動なかなかうまくいかなかった頃の心境とか、痛いほどわかる。それをこれだけリアルに描く有川さんはやっぱり凄い! 誠治もだし、誠一もだし、寿美子もそうだけど、やっぱり人間って一人じゃ生きていけない弱い存在ですよね。某先生じゃないけど、人という字は互いに支え合っているから人なんですよ。もちろん、相性とか好き嫌いもあるから、すべての人とうまく付き合っていくことは非現実的でしょうが、なんだかんだ自分でも思っている以上に多くの人に支えられていると思わずにはいられないのです。
0投稿日: 2014.07.03
powered by ブクログ誠治と境遇が似てて感情移入しまくってしまった。 自分の場合は母親ではなくて自分が鬱になっちゃった方だけど。 大学卒業して国家試験の勉強している最中に体調を崩してメンタルも患って、それでも誠治みたいに中小企業に拾ってもらって卸売市場で夜も開けきらない早朝からガテン系おっさん達と現場で働いたり国家試験の勉強を活かして経理やったりIT化したり。 あのひきこもってた頃の焦りとか閉塞感とか自暴自棄な自分とか、拾ってもらってからのやる気や充実感も蘇ってきてとても懐かしいです。 きっと辛いことを経験した人は優しく強くなるんです。 真奈美と幸せになってほしい!
1投稿日: 2014.06.29
powered by ブクログ有川作品2冊目 うーん、読みやすいし面白いんだけど 何か物足りない気がする読後感 こういう風になってほしいなと考えていたラストに 無事着地するのを見守る感じ 悪くないんだけど こんな風にとんとん拍子にいくかなぁって少し思ってしまって、実際前半の方は面白く読んだけど 後半はちょっと目が滑るところもありました 良くも悪くも読みやすいお話でした
0投稿日: 2014.06.28
powered by ブクログ予想とは違うストーリーでした。 正確には「元フリーター、家を買う」でした。 こういう成功する系の話は好きです。 面白かった。 現実はなかなかこう上手くはいかないんでしょうが、希望がもてました!笑
0投稿日: 2014.06.24
powered by ブクログさすが有川さんですね!! 面白いのは、もちろんですし ワクワクさせてくれて 元気も出るし 優しさが溢れていますね。 ちょろちょろ目が熱くなるシーンもあって! これは、いい作品ですね! とっても良かったですわ~ 『間に合っているんですよ』 そうなんですよね、間に合うものなんですよね。 本当に良かったです。 遅すぎるというのは、ないようにしたいですよね。
1投稿日: 2014.06.23
powered by ブクログ完璧な人間なんていないし、みんなどこかいびつな所をかかえて生きている。自分の弱いところを丸ごと認め、そこから前へ進もうと頑張れば、きっと人の優しさも見えてくるね。
1投稿日: 2014.06.20
powered by ブクログ主人公が新卒で入った会社を3か月で辞め、自堕落になっていくところから始まる話。 母親が心の病に倒れてから、ようやく真剣に向かい合いすべてが好転していくのは幸せになれて良かった。 恵まれた環境から、家族の不幸により一年発起してきつい仕事を真面目にこなしていくところから、周りは認めてくれるようになる。 どんなことでもそうだが、人の背負った環境で踏ん張れるかどうかも変わってくる。目的をしっかり持ち、負けない気持ちが非常に重要だと思った。
1投稿日: 2014.06.18
powered by ブクログ就職1年目にしてリタイアきた後、なかなか次の仕事につけずに、社会人として落ちこぼれてしまった(とは認めたくない)主人公が、母親の精神障害の介護を機に、成長していくお話。 目先を変えたり、目的を持ったり、些細なことでも、人間はかわっていける。急には立派になれなくても、努力していれば認められるし、認められらば、益々頑張れる。そして、最後の恋の進め方がほのぼのしてて良かった。
0投稿日: 2014.06.13成長譚の面白さ
有川浩作品の中でも判りやすい成長譚です。 本作品や、空飛ぶ広報室、県庁おもてなし課がそうですし、図書館戦争もそうですね。 成長譚とは、ダメなところがある人が成長していく過程を描いたお話のことですが、そういうお話の構造故、最初に主人公のダメさ加減が描かれます。 ここがどうしても暗くなり、または歯がゆさを感じるため、苦手な人はとことん苦手な作品ジャンルです。 本作品も最初に主人公のダメさ加減が描かれますが、最近のなんとなく生活している若者ありがちなダメさ加減で、読み手としては想像しやすく、余計にイライラがつのります。 しかし、彼が変わっていく課程がもどかしく、また応援するのが楽しく、そして彼と一緒に達成感を感じるのが成長譚の楽しみ方だと思います。 最初のイライラ加減が苦手で成長譚を読まない方もいるようですが、そこのカタルシスが心地よく感じられる方には、本作品はお勧めです。 また、主人公が就職することになる土建業界。 この業界も読者のほとんどが知っているようで知らない世界で、かなりさわりだけしか説明していないのに、結構おもしろく読みました。 知っているようで知らない世界を描くのは、3匹のおっさんしかり、県庁おもてなし課しかり、自衛隊を舞台にしたいくつかの作品しかり、有川浩お得意の構成、といえるかもしれません。 そんな訳で、ただの成長譚では終わらない本作品。 皆さんも最初イライラ最後はすっきり、体験してみませんか?
1投稿日: 2014.06.12
powered by ブクログ早くページをめくりたいのに自分の読む速さが追いつかず、非常にもどかしい思いをするほど続きが気になった作品。「どうなんの!?どうなんの!?」とページをめくり続けました。タイトルから勝手にコメディかと思っていましたが、真面目なホームドラマでした。私はとても好きな作品です。
0投稿日: 2014.06.01少々題名に偽り有り?
題材は違えども、有川浩さんの『シアター!』とよく似た雰囲気を感じたのはどちらも「立て直す」お話だから、という事と、主人公のお姉さんの「男前っぷり」と後半の主人公の活躍っぷりが『シアター!』の「鉄血宰相」こと司兄さんを思い出させるものがあったからかも、と思います。少し題名に偽りありという点と、物語としては中途半端に終わったような気もしますが、これは題材の重さを考え、安易な形で終わらせられないという有川浩さんの誠実さと見るべきなのかも知れません。恋愛要素は今回は不要だったかも?とも思いますが、これが無いと有川さんらしくないかも?
1投稿日: 2014.05.21
powered by ブクログ大きな危機や急展開などのものすごく盛り上がる山は無いけど、少しずつ変化があってそれぞれが色んな要素の積み重ねで、それを観察しながらどんどん読み進められた感じの話だった。 若干主人公の変わりっぷりに無理があるだろとツッコミを入れたくなるが、もしこの立場になったらどうか、とか自分の性格や生活を考えさせられるようだった。普通に面白い。
0投稿日: 2014.05.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
母の心の病をきっかけに自堕落なフリーターだった青年がかわっていきます。 こんなふうにかわることができたらいいなっておもいました。
0投稿日: 2014.05.13
powered by ブクログ生きていくことに勇気をもらえる小説 就職して3ヶ月でやめ、アルバイトも店長にちょっといわれるとホイホイとやめてしまう25歳の男。家庭も暗い。 ある時、母親が鬱+αの重い精神の病に罹る。父親はがんこで理解がない。弱いからだ、甘えだという。 母親の病の原因は20数年間に渡る近所のイジメにあった。そのきっかけを作ったのは父親だったのだが、本人に自覚はない。 母親は自殺未遂をする。 男は、一念発起して、母親を看病しながら、ガテン系のアルバイトに精を出す。 生きがいのある仕事とは何だ、自分はどんな人生を送りたいのか、家族って何だ、自問自答しながら成長していく。過去の自分を分析しながら。 不器用な父親との関係も修復していく。母親も少しずつだが快方に向かう。男は正社員となって、いきなり活躍を始める。採用された直後なのに、採用する担当になり、良い人材をとる。 フリーター、近所のいじめ、家族関係、鬱、自殺未遂・・・今どきの社会問題満載 それらを乗り越え、明るく、真っ向から再生していく。 人生はそう捨てたもんじゃないと思わせてくれる小説。 父子の関係などは、身につまされるのだった。
0投稿日: 2014.05.07
powered by ブクログ2014 04 いま、この時に読んだのが身につまされる… 新卒の仕事をすぐ辞めてフリーターになった男子が正社員の職につく。
0投稿日: 2014.04.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
新卒で入社するも3ヶ月で会社を辞め、その後、しばらくバイトを食いつなぐだけの自堕落な生活を青年が、母親の病気を機に一念発起し、バイトと就活に精を出し転職した会社でスーパー社員として活躍するまでを描いたもの。 面白い内容でした。 ただ後半の主人公が仕事出来すぎてわらけました。
0投稿日: 2014.04.30
powered by ブクログ新卒で入った会社を3ヶ月で辞め、バイト暮らしをしていたが、家庭内はすでに崩壊が始まっていた。母がうつ病になり、それがきっかけで家族がばらばらになったり、協力し合ったりを繰り返す家族の物語。重松清さんの解説も言いえて妙
0投稿日: 2014.04.20
powered by ブクログドラマより専門用語が多い気がした。その分、内容が濃く、ドラマを見た時の薄っぺらさにはちょっとガッカリ。
0投稿日: 2014.04.18
powered by ブクログ母が病に倒れ、そこからリスタートする家族の話。 人はなかなかそれまでの習慣や、獲得した性格を変えることは出来ないけれども、少し視点を変えてみる、少し素直になってみる、言い方を変えてみる、それだけで人生全体は大きく変わりうる。 もう少しだけ自分を良い方に変える努力をしてみようか
0投稿日: 2014.04.15
powered by ブクログ二宮君主演のドラマは見ていませんので、あまり予備知識なく読み始めましたが、主人公である誠治のダメダメっぷりはともかくとして、無神経で人のことを気遣うことができない父親に、家庭や近所のトラブルから精神に重い病を抱えてしまった母親といった、思いのほかヘヴィーな設定で始まりました。自堕落な生活から一念発起して就職しようとした誠治の前に大きな壁が立ちふさがるなか、キツイ工事現場の仕事仲間のおっちゃんたちの言葉がとてもやさしく響きます。誠実であろうとすれば必ず救うものがある。そういう希望を感じさせる物語でした。
0投稿日: 2014.04.13
powered by ブクログフリーターの主人公が、母親を町内のいじめから救うために奮闘するお話。 自分が新卒の頃のブラックな研修を思い出した…。 フリーターではないものの、転職を何度かしている身としては生まれ変わった主人公がかなり眩しい。 明日から改めて真面目に頑張ろうと思った。
0投稿日: 2014.03.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
有川浩2冊目の本。 お母さんの病気をきっかけに、甘ったれ25歳が一年発起して仕事を探す。もともと自堕落にすごしていた主人公が、大事な人を救うために一念発起する。これを読んだのが、ちょうど25歳。そして、主人公とほぼ境遇の変わらなかった自分にとってすっと感情移入できた。 自分のためではなく、誰かのために頑張るって素敵なことだしエネルギーが自然とでてくるんだなぁと思う。仕事にもこだわらず、目の前のことを真剣にやることで道がひらけていく描写は、これからの自分が仕事で迷ったときにもう一度読み直してみたい。とにかく、家族のために頑張る主人公に勇気とエネルギーをもらった
0投稿日: 2014.03.21
powered by ブクログ家族について、考えさせられました。 自分の家族を客観的に、一人の人として受け止めてるか… まだまだ曖昧で、家族ということに甘えてるところが沢山あるんじゃないか… それでもいいのかもしれない。 でも、この先いつかは、自分が家族を護れるようになっていたい。折れないように、気負わず。 ドラマて主人公を演じてたのは、嵐の二宮くんだったっけ。 ドラマは見ていなかったけど、読んでる途中から、彼が映像として登場してきたので、私的にはいいキャスティングのドラマだったんだろうな、とおもうわけです。 もう一回書きますが、ドラマは見てませんけど。
0投稿日: 2014.03.12
powered by ブクログ有川浩作品5冊目かな? 話の始め 主人公や父親の態度にはイラっときたが、母親の鬱病と向き合い、それぞれが成長していきながら最後はやっと家が買えたことに私も嬉しく思った。このドラマは1度も見ようと思ったことは無かったがこれを機に見てみたいと思った。
0投稿日: 2014.03.08
powered by ブクログ有川浩さんを「心意気」の人だと評した重松清さんの解説が素晴らしい。これまで、有川さんをこのような、ある意味「固い」表現をしたのは初めてではないだろうか。 あとがきも、有川さん自身が熱い口調で決意を語られている。何か、中島みゆきの「ファイト!」に通じるようだ。 「ごまかさずに苦さを耐えた人だけが得られるものがあると思います。」「指差して笑いたい人には笑わせておけばいいと思います。」 ♪闘う君の唄を 闘わない奴等が笑うだろう。冷たい水の中を 震えながら登って行け
0投稿日: 2014.02.24
powered by ブクログあとがきにある、 人生をやり直すならどこから? --やり直したくありません。すべてが今の私にたどり着くために必要な過程だったと思います。 はこの本の全てを言ってる気がする 言い訳で怠惰な自分をごまかすのは簡単 それよりもそれを認めて今日から改めた方がマシ
0投稿日: 2014.02.22
powered by ブクログ開始50ページくらいで、主人公誠治とその家族のあまりに悲惨な状況に涙し、そこからの誠治の頑張りに、わたしも真剣な気持ちでページをめくりました。 「お前の悪い癖は、すぐに言い訳をするところだ。理由は訊きたければこっちから訊く。それまで自分で自分をフォローするな。」 誠治が上司から言われた言葉。 言い訳をして逃げてばかりだった誠治が、失敗してもその失敗をまっすぐに受けとめてまた歩み出せるようになっていきます。 読んでいるわたし自身も、喝を入れられているようでした。
0投稿日: 2014.02.18人の成長
大学を卒業し一般企業に就職! そこからの主人公の苦悩と成長をノンストップで一気に読みました。 非常に読みやすく、分かりやすいです。 家族の絆話。
2投稿日: 2014.02.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ドラマも面白かったけど、やっぱり小説の方がいい。 軽いようでちゃんと内容がある。 やっぱり有川浩だ。 --- 就職先を3ヵ月で辞めて以来、自堕落気儘に親の臑を齧って暮らす❝甘ったれ❞25歳が、母親の病を機に一念発起。バイトに精を出し、職探しに、大切な人を救うために、奔走する。本当にやりたい仕事って? やり甲斐って? 自問しながら主人公が成長する過程と、壊れかけた家族の再生を描く、愛と勇気と希望が結晶となったベストセラー長篇小説。
1投稿日: 2014.02.09
powered by ブクログ周りの人たちがあまり変わらない中、主人公はどんどん変わっていき、ついには家を買うまでに。といった物語であるが、家族愛とか世間体のむなしさとか、誠実さとか、落ち着いた人の優しさとか、ちょっとしたことがとっても胸にしみいるような物語だった。
0投稿日: 2014.02.08
powered by ブクログ久しぶりの小説。 3年をまたずに辞めてしまう新人に理解が苦しむ上司の皆さんにおすすめ。 新人で今の状況に、何も見いだせず、辞めたいと思っている、若者にもおすすめかも。
0投稿日: 2014.01.24
