
総合評価
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powered by ブクログネタバレになるので感想は書けません‼︎ しかし傑作である事に間違いはないです。 願わくば「方舟)から読んでいただきたい...
0投稿日: 2025.08.24
powered by ブクログ方舟の時もそうだったけれど、ラストのラストが衝撃。 動機に別の意味も含まれてそうだけれど…。 トリックとかすごいなと感じた。
0投稿日: 2025.08.24
powered by ブクログ4.0 後半ええ〜そうなの!?となり、最後にええ〜!?そうなの!?となり、解説でぎょえ〜!?そうなの!?!?となりました。 読んでいて犯人像がぼんやりとしていたけど、解説を読んだ瞬間にそりゃ犯人だわと納得しました。
3投稿日: 2025.08.24
powered by ブクログまず最初に。これから読む人は前作の『方舟』を読んでからこの十戒をお読みください。 上から目線で大変申し訳ないですが よくこういう話が思いつくなと感心しました。 前回と全く同じ温度を感じるなと思いながら読みましたが納得です。 面白かったですが、やはり夜読むと怖いです。
15投稿日: 2025.08.22
powered by ブクログ方舟の衝撃再び! 著者の前作方舟でこれまで読んだミステリで最大の衝撃を受けたことは未だに記憶に新しい。 普通のミステリとは逆で犯人を見つけてはならないばかりか、犯人以外の登場人物たちは犯人が誰だかわからないように配慮したり証拠隠滅を手伝わなくてはならないなど、前作同様とんでもないクローズドサークルで展開する物語にページを捲る手が止まらなかった。 …しかしこの本を含めたオススメのミステリ作品を紹介するブログでまさかのネタバレをされてしまったことが本当に残念でならない。それを見ずに読んでいたら方舟と同じくとんでもない衝撃を味わえたのに…
7投稿日: 2025.08.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
超人的な構成力… (誠に残念ながら)超序盤で犯人を確信してしまったため、犯人を推理し当てる悦びは本作では味わえなかった。 またそれゆえ、2回目に読むと見方が変わるとされる文の意図が1回目でわかってしまったのが惜しいところ。 しかし、 ・テクノロジーの発達によってリアリティあるクローズドサークルの構築が困難であるという現代ミステリーの課題を、「犯人を探してはいけない」「島から逃げてはいけない」「外部に助けを求めてはいけない」などといった十戒によって克服している点 ・真犯人が起こした事件の真実と、真犯人(かつ探偵役)が登場人物を欺くために作り出した推理が不自然なく両立するロジック ・『方舟』の犯人である麻衣が本作の真犯人であるという、最後の最後に用意された、作品を跨いだ驚きの仕掛け これらの練り上げられた工夫、構成力に舌を巻くほかなかった。 正直、『方舟』ほどの衝撃はなかったが、それだけ『方舟』が傑作だということでもある。 下記の回収されなかった謎や物足りなかった点が少し残念だが、次回作で、類稀な構成力で回答を用意してくれるだろうという期待に代えたい。 ・爆弾魔たちの目的はなんだったのか ・主人公の2人いるという友人のうち、連絡をとっていなかった方の存在意義 ・主人公、真犯人、主人公の父親以外の登場人物に魅力を感じなかったこと(似た印象の人が多く覚えづらい、死んでも同情しない)
2投稿日: 2025.08.22
powered by ブクログ夕木春央『十戒』講談社文庫。 2022年の週刊文春ミステリーベスト10で1位に輝いたという『方舟』は評判の割にはイマイチであったが、本作はどうだろうか。 『十戒』といえば、大昔に読んだローレンス・サンダースの『十戒』シリーズを思い出すが、そこまでの面白さは無いだろう。 もしかしたら、自分の購入した本だけに落丁とかページ抜けがあったのかも知れません。以下はそういう状況での感想であります。 冒頭を読み始めると『方舟』と似たような匂いがして、嫌な予感しかしない。無人島が舞台ということで『方舟』と同様のクローズドサークル・ミステリーなのである。『方舟』とは異なるのは、最初から無人島という都合の良いクローズドサークルが完成している点だ。 賢明な読者であれば、犯人の目星は最初から付いているだろう。昔から言われているように、真犯人ほど饒舌で、真犯人を知っている者は寡黙なのだ。と、真犯人が判り易いという点を除いても、『方舟』並みにつまらないミステリー小説であった。 犯人側からの都合の良い要求が矢鱈と多く、完全犯罪が成立するのは当たり前だろうと思う。そして、問題は結末だ。真犯人の犯行動機や目的が一切語られずに読者を煙に巻いたまま唐突に結末を迎えてしまうのには唖然とした。 この結末には、流石に温厚な自分でも手抜きもいいところだと怒り心頭である。よく皆さん絶賛するなと不思議に思うくらいだ。もしかしたら、自分の購入した本だけに落丁とかページ抜けがあったのかなどと考えたりもする。 芸大の合格を目指し浪人中の大室里英は父親と共に3週間前に亡くなった伯父の大室脩造が所有する無人島の枝内島を訪れる。2人が枝内島を訪れたのは、島内にリゾート施設を開業を企画する不動産会社や工事会社の社員と共に島内を視察するためだった。 総勢9人が島内の視察を行うと発電機のためと思われるガソリンの入ったポリタンクや作業小屋やバンガローに仕掛けられた起爆装置の付いた大量の爆弾を発見する。 翌朝、不動産会社社員の1人がクロスボウで撃たれ、崖下に転落した状態で亡くなっているのを発見する。そして、犯人を探してはならない、3日間島から出てはいけない、外部や警察との連絡を取ってはいけないなどと書かれた『十戒』のメモが見付かる。 犯人の正体を明らかにしようとして、1人また1人と殺害されるが…… 本体価格830円 ★★
74投稿日: 2025.08.22
powered by ブクログある島でおこる殺人事件 島から生きて脱出するためには 犯人を見つけてはならない 十戒に従って ラスト2ページで 納得した 犯人の賢さに もはや心理戦 方舟を読んでから読むと世界観をより楽しめます
1投稿日: 2025.08.21
powered by ブクログネタバレして欲しくないので細かいことは言えませんが、十戒を読み終わった後、方舟を読み終わった時と同じくらいの衝撃を受けました。 本作の犯人のような人間には出会いたくないです。
9投稿日: 2025.08.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
まあまあ面白かった この人が犯人だと思ったけど、でも主人公がそういうなら違うのかー あれ、やっぱり!!!そうだったの! 主人公視点から書かれる話で犯人知ってるはずなのに、地の文でも知らないふりするのはちょっとズルく感じたかな〜 方舟の方が綺麗だと思った もう一周してから詳しく書こうっと もう一周してきた。 やっぱ犯人わかってるのに、普通そんなこと思わないやろ!ってこと多くて微妙だったかなぁ。 方舟は面白かったけど、こっちは読まんくても良かったなぁと感じた。 嫌いなタイプのどんでん返しだった。
0投稿日: 2025.08.21
powered by ブクログ犯人がなんとなくわかっていたのでそこまで衝撃的ではなかったが、最後の解説を読んで衝撃を受けた。「方舟」を読んでから読むのが良い。
2投稿日: 2025.08.20
powered by ブクログ「方舟」を読んだ人ならこれほどに叫びたくなるものはない。 事件が起きて、疑心暗鬼の中推理が行われて、犯人が発覚して、事件解決して。それがミステリーの当たり前なのにそこをまず覆す「犯人を見つけてはいけない」。 そんなことで事件が収まるのか、話がまとまるのか不安になる中で新しいミステリーだとワクワクしていました。 犯人に繋がる証拠を残さないでくれ!気付かせないでくれ!と犯人にお願いする状況が異質すぎてよく思いついたなぁと… だんだんアガサ・クリスティの「そして誰もいなくなった」を連想するような感覚にもなったのは私だけでしょうか。もちろんラストまで読んだら全くの別物ですよ笑 あの添えられた手が怖すぎる… 作家さんの作風なのか、読んでる中で方舟との作品構成を思い出してきてなにより解説まで読んだら思わず叫びました笑 これは人に勧めたい!そして読んだ人と語りたい!
12投稿日: 2025.08.20
powered by ブクログあの「方舟」と同じ作者とのことで期待して読んでみた。 ミステリとして出来はいいし、設定もオリジナリティがある。だけども「方舟」と同等の衝撃があるかと聞かれると、、うーん、、 と思っていたらラストの犯人のセリフで何から何まで繋がって文句なしの星5。 どうやったらこんな緻密なプロット思いつくのか聞きたくなる。2回目読んだ時の味が全く違うのも最高。
0投稿日: 2025.08.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
同作者の名著『方舟』同様に、物語が終わりを迎えた頃にどんでん返しがあった。2回目は怖くて読む気が起きないくらいの衝撃であったが、『方舟』ほど後味は悪くなく、清々しく読了できた。 物語の違和感を先に気付くことができるまでは、まだ先が長そうである。
1投稿日: 2025.08.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
前作「方舟」はTHE絶望という感じだったけど、今作はじわじわ嫌な気持ちにさせられるというか…方舟とはまた違った後味の悪いラストでした!(大好物) 犯人が殺人を犯したのには変わりないけど、ある意味人を救っているのでなんとも言い難い気持ちにさせられます。 今後の主人公がどういう気持ちで人生を歩んでいくのかも気になるし、なにより最後のラスト1行で鳥肌…!!前作読んでた人は驚愕するのではと思います笑
1投稿日: 2025.08.18
powered by ブクログ今作も満足の読了感でした! 推理については、自分の読解力と推理力の向上を感じた位には真相に近づけてました。 真犯人は外れでしたが、そんな推理も全て含めて二度読み必須かもと思える楽しさでした! 今作は孤島の別荘地、ただし全然クローズ感のない孤島でのお話!その環境があの手この手で瞬時にクローズドサークルへ変化し、物語が展開! 圧巻の仕掛けによる新感覚クローズドは秀逸過ぎましたね! 物語全体を通しては、何とも形容し難い妙な緊張感が上手く表現された心理描写やあれ?この発言?と考えさせられる1文等読む手を進めたり止めたりしながら上手く読まされた感じがします。 けっきょくは続きが気になり手が止まらなくなると言う状態にもなりましたがww なお、個人的には物語の最期に明かされた真相、これがめちゃくちゃ『うぉぉー』っと衝撃と感動を覚えました! ほんとに面白かったです! 『方舟』『十戒』ともにとても面白かったので次回作も出る事を期待します!
12投稿日: 2025.08.18
powered by ブクログすぐに読み返したくなる!って意味がよくわかった。こういうタイプの「読み返したい」小説は初めて読んだ。方舟をまだ読んでないのでそっちも読まなきゃ。
0投稿日: 2025.08.18
powered by ブクログ方舟の衝撃をもう一度味わいたくて読みました!方舟から注意深く読んだためか、そこまでの衝撃はなかったものの、犯人が語った真実と真の真実の2つに感無量でした。犯人の行動力のすごさ、行動の緻密さ、そして何より題名の秀逸さにすごい…の思いが尽きませんでした!
3投稿日: 2025.08.17
powered by ブクログ息苦しくなるほどの閉塞感の中、どうなるのか気になって読み進めました。ラストに驚きの展開があるとは聞いていましたが、そう来るとは!まさに「方舟」の衝撃再びでした。再読したら新たな発見がありそう
6投稿日: 2025.08.17
powered by ブクログおもしろかった〜(^^) 夕木先生てすごい。どうやったらこんなストーリー、トリック、動機が思いつくの? 更にあとがきの解説を読んでビックリ。 続きというか、何部作かで繋がっていくと楽しみだな。
77投稿日: 2025.08.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
方舟の衝撃が本当にすごかったので 十戒はある程度予想ができて、衝撃は少なかったかな 綾川さん絶対怪しかったもん めちゃくちゃ大胆なことするし でも動機が爆弾犯たちが島を吹き飛ばそうとしてたのを知ったから殺すしかなかったし 1人目は事故だったし 人間的怖さはなくて安心。 夕木さんの読者を引き込ませる力は素晴らしい。気になって気になって仕方なくあっという間に読了
3投稿日: 2025.08.17
powered by ブクログただただ衝撃の連続の一言です。 方舟も凄かったけど十戒を読んで、読了後のドキドキ感を久しぶりに感じています。 ただ良いだけではなく、こんなに先が気になる読書をしたのは久しぶりでした。 こういう一冊に出会えるのって中々ないのかなって思います。
1投稿日: 2025.08.16
powered by ブクログ犯人探しをしてはいけないなど、いくつかの制約の中でおこる殺人事件。制約や犯人の行為の意味など、考えながら楽しく読むことができました。前作になるのか、『方舟』も併せて読みたいと思いました。
1投稿日: 2025.08.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
夕木春央らしいミステリーに全振りした作品だった。人間関係の深掘りや余談が少なく、どんどん展開が進んでいくので、さくさく読み進められた。 綾川さんの話し方が、麻衣さんに似ているなと思ってはいたが、まさか本人だとは思わなかった。方舟に続き、また最後の最後で意表を突かれた。
1投稿日: 2025.08.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
なんとなく犯人はこの人かなと予想はしていたので、最後衝撃的ということはなかった。 登場人物が覚えれなかったけど、読みやすい内容だった。方舟と比べると、ハッピーエンドになるのかな…?
0投稿日: 2025.08.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
犯人を探してはいけないという、あまり聞いたことがない特殊状況でした。 それでも、物語自体に強く入り込むことができるのが魅力の一つだと思われます。 『方舟』を私が少し忘れてしまっているため、どうゆう人だっけ?となってしまいました。 上記含め他の方が書かれている通り、青柳さんの解説までセットで見るとより楽しむことができると思います。 「戒律って、本来は、人生を懸けて守るものな訳だもんね。」
15投稿日: 2025.08.15
powered by ブクログ「殺人犯を見つけてはならない」 ミステリーとは思えない戒律を課される主人公たち。そして、我々読者たち。 方舟の雰囲気はそのままに、全く異なる新しい体験。 作者にハマりそうです!!
2投稿日: 2025.08.15
powered by ブクログ「方舟」に続き、またしてもすごい話だった。異常な状況での驚愕の展開。よくこんなことを思いつくよな…。
1投稿日: 2025.08.14
powered by ブクログ方舟のせいで、嫌な気持ちになるんだろうなと思って躊躇ってたんだけど、読んでみたら面白すぎて、なんでもっと早く読まなかったんだろうって思ったし、読み終えるのが勿体なく感じた 箱舟の衝撃があったから、犯人の予想とか、邪な目で見てたんだけど、最後の最後で鳥肌すごいたった これだからやめられない 個人的にはこっちの方が好き
2投稿日: 2025.08.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
怖すぎる。 最後の最後でやられた。 『方舟』と違って、平和な終わり方になりそう!と期待していたのに…(笑) なーんにも疑わず、まんまとやられました…。 最初の方で、お父さん、里英、綾川さんは白だと思ってしまって、もうそこからその3人に疑いをかけることなく読み進めてしまった。 こういうどんでん返しのミステリー小説は、いつも自分の先入観のせいで犯人探しに失敗している気がする。 この人が犯人なわけないと思わせる作者のストーリー構成、本当にさすがすぎる。 そしてなんといっても最後。 え??と思考が止まってしまう驚きの文章に、一気に心拍数が上がった。 しかも最後のセリフ、なんか聞いたことあるような…と思っていたら、解説であの人と同一人物だと発覚。 もうびっくり、驚きすぎて笑ってしまった。 それを分かった上でまた一から読んだら、さらにゾクゾクしそう。 急いで読まなければ…。 というか、だとしたらあなたは何人殺してるんだろう。 怖すぎるし、それで平常心保ててるのもやばい。 人って怖い…。
2投稿日: 2025.08.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
方舟に続き、またもやハラハラドキドキさせらた。本格ミステリーでしか満足できないようになってしまった。 今作も同様、クローズドな構成展開になっているが、重要なポイントとなるのが『殺人』に付随した『爆発』、またタイトルにもある『十戒』。 最初から犯人探しをしていた私は、何度も良い意味で裏切られました。 方舟を先に見ることを強くお勧めします。
1投稿日: 2025.08.13
powered by ブクログ十戒単体なら星3.5〜4までって感じ。 でも方舟を読んだ後にこの本を読むことで星5になる。 そんな不思議な小説。
2投稿日: 2025.08.12
powered by ブクログ待ちに待った文庫化。『方舟』が衝撃的だったから こちらもすごく興味が。 まあ今回もラストに驚かされたわけで… 思わず声が出てしまったし、何ページが遡って読み返しもした。犯人は結果的に予想通りだったけど、そこまでのシナリオがえぐい…。 何を言ってもネタバレになりそうだけど、犯人に対して思うことは…行動力・状況判断力、精神力…が反則級!!そしてすさまじく生存本能が強い。もう怖い… あっという間に読み終えたが、やっぱりその後の展開も気になるなぁ…
1投稿日: 2025.08.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
前作の「方舟」で衝撃を受けたので今作にも期待していたんですが、しっかり期待を超えてくれました笑。 正直、何となく犯人は予想が着いていたのですがそれでも「わたしは犯人に声をかけられた」ってあっさり言われて脳みそが追いつかず…。 そしてまた、ラスト2ページで綾川さんの正体に驚かされて初めて本読みながら声が出ました。
2投稿日: 2025.08.11
powered by ブクログ犯人分かりやすいし驚きあんまないな、次読むことはないかなって思ってたんですが解説読んで気付いてビックリ
1投稿日: 2025.08.10
powered by ブクログうーん。。 方舟がとても面白かったので、読んでみたい!と思い、読み進めましたが、 序盤で、まぁこの人が犯人だろうなぁと想像がついてしまい、終わりで、ですよねぇ。という感じでした。。 でも、事件の動機とかは最後まで中々分からなかったのでその辺は面白かったです。 方舟読んだことあれば、、展開的にはわかりやすい?かも。
0投稿日: 2025.08.04
