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総合評価

236件)
4.1
80
94
54
4
0
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    このレビューはネタバレを含みます。

    『方舟』の衝撃を受けてからこの『十戒』を読むと、なんとなく衝撃が足りないかも、、、と思ったのだが、解説を読んで一気に寒気が走った。 文庫本378ページに「夫は行方不明らしい」でピンとくる人はいるかもしれないが、まさか、まさかね、、、。気づいた人は方舟から読み返したくなるかも。

    1
    投稿日: 2025.09.28
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    こんなにも解説まで読むべき作品があっただろうか?いや、ない!!と思う。 犯人の正体はなんとなく勘付いてしまったので、解説で受ける衝撃が大きかった。

    0
    投稿日: 2025.09.28
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    読みやすい! まあなんとなく犯人なのかなーとは思ったけど、理由とかどんな作戦なのかは全くわからなかった。

    0
    投稿日: 2025.09.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    本編では気づけなかった。 解説を読んだ時、えっ!と思わず大声を出して全身に寒気が、、こんなシリーズもの見たことも聞いたこともない。大きな衝撃と、新たな映像化不可の名作の誕生に心がざわついている。

    0
    投稿日: 2025.09.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    この人が犯人だったら面白いなと思っていた人が犯人だった。驚く展開ではあったけど、十戒によって余計なコミュニケーションが取れないという設定ゆえに、あんまり知らない人が死んだりで、入り込めない部分があった。 方舟から期間が空いたせいで綾川と麻衣が繋がらなくて悔しい。

    0
    投稿日: 2025.09.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    夕木さんは読者を「えっ」と言わせる天才。 物語の終盤、綾川さんが『探偵役』として事件の全容を仮説ありきで語っていた時は、「意外と展開あっさりしてるな」と感じた。 そこからもう1回驚かされるとは…。 『やられる前にやる』を実現した綾川さん。「殺人を犯すとは思わなかった」といっているが、果たして本当にそうなのだろうか。 夫が行方不明な点や、最後の挨拶が『言い慣れた様子のそっけない態度』と表現されているところを見ると、綾川さんは過去にも完全犯罪を犯したことがあるのでは…とゾッとさせられる。表面上は優しいけど、心の奥底は冷え切っているような発言が随所に散りばめられていて、なんとも恐ろしい。 あと、この小説の何よりもすごいところは、犯人を理解した状態で振り返って読むと、里英ちゃんの心情が全然違って見える点。適当にパラパラと物語を振り返っただけでも、里英ちゃんが犯人を知った状態で綾川さんと話していることが分かる内容になっている。 『方舟』を通っている身としては、なんとなく直感で『犯人=綾川さん』と思っていた。そのため犯人に対する衝撃は少なかったが、振り返って読んだ時のゾワゾワ感がすごい。緻密に練られすぎ。読み終わったばかりだけど、この後じっくり再読したい。 【追記:解説を読み終わって】 おおおおお前かあああああい!!!!なんでそこには気付かなかったんだ私いいいい!!!!すごすぎるやろおおおおお!!!!!!!

    1
    投稿日: 2025.09.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    方舟を読み興味を持ち購読。 なんとなくただ新入社員にしては、異質な冷静さと豪胆さを兼ね備えているなと思い、その後の恋愛話で、まさに前作の出来事を仄めかしてるように感じ、彼女なのではと思ったが、それが回収される最後の二ページは圧巻だった。 私自身が、方舟を直近で読んだからこそであるが、中盤にしてその事実に気づけたことには素直に嬉しかった。 十戒自体は方舟ほどの衝撃には及ばないが、それでも読後感が方舟のものとはまた違う魅力あるものであった。まるでダークヒーローモノの映画を見終わったかのような爽快感がこの小説を確かに唯一無二たらしめている。

    1
    投稿日: 2025.09.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    3.0 読めたけど方舟のほうがよかった。 方舟と同じように落ちに力がある作品だけどこっちのほうがしょぼい。 ある程度アタリをつけて読めてしまった。

    0
    投稿日: 2025.09.25
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    「殺人犯を見つけてはならない」クローズド・サークルで殺人事件が起きたのに、これは一体どういう事なのか? 「方舟」でかなりの衝撃を受けたので警戒しながら読んだにもかかわらず、今回も見事にしてやられてしまった! こちらから読んだ人も是非「方舟」を読んで欲しい。

    9
    投稿日: 2025.09.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    方舟と構成がよく似ていた 方舟のラストで味わった喪失感を、上書きしてくれるラストだった "理英ちゃんにも無事でいて欲しい" "じゃあ、さよなら"

    0
    投稿日: 2025.09.25
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    不思議な感じがした、殺人が起きてるのに、血の文字が作中に出てきたのは、203ページ目である。3人目に始めて血の文字が表現され、それまでも、何度か偽装を想像した。犯人自身から真相を語る最後の14ページは圧巻であった。是非、読んでいただきたいです。

    1
    投稿日: 2025.09.25
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    結末が気になり過ぎて、一気読み。 ページ捲る手が止まらんかった。 後半、怒濤の展開に痺れました。 夕木先生、さすがっス!

    19
    投稿日: 2025.09.24
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    あっという間に読めます。没入感が半端ないです。めくる手が止まりませんでした。伏線もしっかり回収されます。結末に驚きます。方舟を読んだ後、興味を持って十戒を読みました。関連性はありません。

    0
    投稿日: 2025.09.23
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    登場人物はこいつらだー!また方舟っぽいの始まりますよー!みたいな唐突な始まりで序盤自然に感情移入出来なかったなー 状況は確かに面白かったし、話の構築もさすがでした

    1
    投稿日: 2025.09.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    あの戒律は、島にいる間だけのものだし。だから、私とか理英ちゃんがどうするかっていうのが問題なんだけど あとから読み直すとあまりに洗練された文章だと思う。

    0
    投稿日: 2025.09.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かった 方舟みたいなバッドエンドではなかった ある意味バッドエンドではあるが… 十戒というのが事件の意味ではなく りえちゃんが今後の人生で背負っていかないといけない秘密なのかなーとおもった

    0
    投稿日: 2025.09.22
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    甘めに☆4 初読より再読のほうが面白いのでは! この作者は怪作『方舟』に続き2冊目。古典ミステリからこのかた、クローズドサークルや殺人事件に巻き込まれるいきさつは、作家先生がたを悩ませる種だろうが、夕木春央先生は物語の構築にかけて天才的だ。 そして物語としての質が高いほど、犯人あてのギミックは物語のなかにうまく溶けこむ。おそらく犯人を当てるのはミステリマニアなら10人にひとりはいるのではないか。それでも夢中で読むほど物語として面白かった。解説の青柳先生の仰るとおり、魅力的な作品を作るのがほんとうに上手い。 ともかく犯人の意外性はさておき、作品全体の重厚感や引き込まれる雰囲気においては今作より『方舟』に軍配が上がる。なにせ私は人生でもトップクラスに『方舟』に衝撃を受けたので、圧倒的に『方舟』贔屓である。色めがね無しにしてもそうだと思うし。 だから☆5にはしないわけだけど、次の作品が楽しみだ。

    6
    投稿日: 2025.09.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    方舟で衝撃を受けた夕木さんの作品という事で、楽しみにしてました。 結論からすると面白かったのだけが、如何せん方舟を読んだ後だと衝撃含め少し下がった評価。多分、それは、作品の優劣でなく、方舟を読んだ自分が何となく色々なものを、覚悟・想像してしまった部分なんだろうと思う。 犯人の動機はとてもシンプルで単純明快。犯行も同じ。一方で、十戒・制約が複雑怪奇で読者や登場人物に対して犯人のミスリードを納得させる仕組が素晴らしい。そもそもの前提・アリバイが崩れるとそりゃそうなるよね。 解説にもあった通り、それぞれの視点で二度読みしたくなる要素満載。また、方舟を彷彿とさせる考察?もまた納得。 予期しない自らの殺人を、可愛い顔して理路整然と心理的トリック持ちいて、淡々とこなすなんて相当なサイコパス感満載。こわい、こわい。

    24
    投稿日: 2025.09.22
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    絶対に方舟を読んでから読むことをおすすめ 途中で何となく犯人かなって察したけど、 そのあのと解説ではっとさせられた

    0
    投稿日: 2025.09.21
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    方舟読後、かなり期待値高く読み始めた。 犯人が判明したあたりで、こんな感じで終わるのか、、期待しすぎたかな、、と思い読み進めていくと、主人公の告白に衝撃!その後の解説でさらに衝撃!と後半数ページで面白すぎて笑ってしまった笑 「勝手に人を好きになってがっかりする」「じゃあ、さよなら」「いっつも、自分が助かることしか考えてない」など思い当たるセリフの数々、、。脱帽です。方舟の衝撃は個人的には越えられなかったですが、かなり面白かったです。次回作はもう難しそうと思ってしまいますが、どうなのでしょうか?

    4
    投稿日: 2025.09.21
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    犯人はなんとなく想像ついたけど、最後の結末が予想外すぎた。 というか、犯人が分かる一言があるのですが、それに「え?え?」ってなりながら読み進めて、最後に「もしかして…」ってなって、解説でドーン!ってなる(笑) これは再読したら読み方が全く変わりますね〜 本当に面白いです。続編あるかな?

    6
    投稿日: 2025.09.20
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    方舟も読みましたが、抜群に面白いです。 ただ、一部の事柄が進行形で抜けている部分が後になり、この時はこうだったみたいな事があった。 俯瞰していると考えれば問題は無いが主人公視点では少し無理があるのではと思いました。

    0
    投稿日: 2025.09.20
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    方舟おもしろかったけど、十戒もかなりおもしろかった! 方舟は地下空間でこっちは島が舞台だったから、個人的に方舟より閉塞感緊張感が少なく気分的に読みやすかった。 犯人のネタバレくらった状態で読んだけどそれでも驚きもあって楽しめた。

    1
    投稿日: 2025.09.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最初の6割くらいまでは退屈でした。 人間の描写がやけに淡白で、主人公の内面の描写は極端でなぜそういう表現、解釈になる?とモヤモヤしてしまいました。。 (なんで人気がない、ボウガンがある島が「後ろめたい人間が潜伏するにはうってつけ」みたいなゴールに向けてまっすぐな感想自然に出てくるんだ) シチュエーション的にも登場人物たちが「派手に動けない」という前提もあり、あまりに登場人物たちの特徴がわかりづらくて名前の初出シーンに折り目をつけて見直してました。 ただ解決〜の展開は読めないもので、少しばかりの衝撃があり。ラストの数十ページは良かったです。 推理小説としてのシチュエーションは揃っているけど、人が記号としての形が強すぎたような気がします。気軽に推理小説を楽しむのにはいいのかもしれないけど、それに伴う人間の感情をもっと見たかった!

    5
    投稿日: 2025.09.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ベストセラー『方舟』に続く夕木春央の問題作ミステリー。 前作は地下建築の中に閉じ込められた人々…タイムリミットは1週間。誰か1人を犠牲にすれば脱出できる…そんな中での殺人事件だった。 今回は小さな無人島にリゾートを開業することとなり、視察に父や関係者たちと一緒に訪れることになった女性。 初日の夜が明けると、参加者9人のうち、1人が殺されていた。 犯人は私たちの中にいる。しかし警察に通報することはできない。 なぜなら、「この島にいる3日の間、決して殺人犯を見つけてはならない」…犯人が残した『十戒』の戒律を守らないと島に仕掛けた爆弾が爆発する… 前作に引き続き、犯人探しの考察がキモゆえ、一切ネタバレはできない。(書籍も犯人がわからないように立ち読みできないようになってたなあ) タイトルの『十戒』という意味も最後にわかる。 しかし犯人がわかってしまうと…うーむ、たいしたことなかったかなあ…って感じでした。 個人的には『方舟』比べるとインパクトは薄かったかな。 しかし、読後にこの小説のネタバレサイトを見て、追加で衝撃を受けた仕掛けなわかりビックリした。 是非、この小説を読む前に『方舟』を読んでほしい…

    4
    投稿日: 2025.09.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    私は最近読書にハマり、ちょうど「方舟」を読んでそこまで時間が経ってなかったので彼女の中盤の「勝手に他人に期待し過ぎて、がっかりする癖がある」と最後の「勝手に人を好きになって、期待して、それでがっかりすることが多いんだよね。」という文書に妙な既視感が残り最後まで本人の口からは語られなかったが、文庫本の解説:青柳碧人さんを読んで納得。 あぁ!彼女か!!!って。 そういえば綾川さんは最後里英ちゃんと話している時に「私、いっつも、自分が助かることしか考えてないかも。」だったり幾つか前作の匂わせが有り、分かった時には凄く嬉しかった。 犯人だけど、このキャラクターは本当に魅力的で殺しの動悸が「ただ自分が助かる」という点で凄くスッキリしている。 もう旧姓も出てしまったので流石にこれ以上他の作品には登場しないと思うが、また登場する機会が有れば次はどんな風に皆んなを欺くのか楽しみです!

    4
    投稿日: 2025.09.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    方舟と形式は似ているため方舟で味わった緊張感とどんでん返しを再度味わうことが出来てよかった。また、方舟には少し矛盾というか、そんな行動するかな?みたいな箇所があったが、今作は人の行動も制限されていて矛盾点が少ない気がした。ただ、語り手である主人公が読者に隠している内容があるのは、どんでん返しとはなるけど、少しずるい?というか禁忌的なやり方でもあるのかも?とも感じた。 ただ、ラストシーンは本当にびっくりで、しかもラストのラストは「ーじゃあ、さよなら」 びっくりした。

    1
    投稿日: 2025.09.19
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    急逝した伯父が遺した無人島。リゾート地にする為の視察として島を訪れた一行が目にしたのは大量の爆弾。やがて殺人事件が起こり、一行の中にいるはずの犯人は皆に戒律の数々を課す。曰く「この島に三日間留まらねばならない」、「犯人を探そうとしてはならない」、「さもなければ爆弾で命を落とすことになる」。なんとか無事に帰る為の奇妙な平穏の中、次なる犯行が... あまりに従順に十戒に従う人々とか、綱渡りすぎる犯行とか、匿名で犯人の意思を確認するなんて恐ろしすぎて普通は出来ないとか、気になる点は多々あるのだが、(事件の真相ではなく)最後のオチのインパクトの前では枝葉末節かもしれない。オチを知ってからいろいろ振り返れば、確かにそうなるかもなと納得させられてしまう。 大きな話題になった前作「方舟」の驚きをなんとしても超えてやろうという作者の気迫を感じる怪作。 続編が出たら楽しすぎるのだが、どうだろうか。

    8
    投稿日: 2025.09.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    そう来ましたか!!!って感じの話だった。 思えば違和感はあったのよ。死体が崖の下にあることを知ってるって文章を読んで引っかかったけど、流してみたらコレよ。 この作者は嘘の真相を作るのがうますぎる。 ひとつ想像しておもろかったのは、あんな長い十戒を手書きで書いてたってこと。手死んじゃうよ。 犯人が死体処理するための時間稼ぎの手順が賢すぎて脱帽。ここが一番しびれた。 わたしだったら手順忘れて殺されるだろうから、手順をまとめた紙を主人公が持っていてよかった。 文体は好きじゃないけどおもしろさでねじ伏せられた。 犯人は序盤からわかってたけど(だってひとりだけ明らかに賢すぎる)、正体に気付いたときはええっ!て思わず声が漏れた。これ、次回作は使えない手だけど次はどうするんだろう。

    3
    投稿日: 2025.09.18
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    読んだのは文庫本ではなかったので解説はなく、あとから皆さんのネタバレを読んで驚愕。先に方舟を読んで、とはそういう意味だったんですね。まさかのあの人が、、最後の最後でわかる事実に方舟とつながりました。注意しながら2回目を読むと、犯人の行動やセリフの一つにもそういえば、と思い当たる節がありました。うーん、それにしても『ヒトコワ』。ぞくぞくします。これは続編も期待したいです。

    0
    投稿日: 2025.09.18
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    方舟のが、怖いし想像だにしない結末でおもしろかった。 と、思ったが、 最後に解説を読んで、これまた想像だにしていない真実と直面した。 解説までを含めて、とても面白かった。

    0
    投稿日: 2025.09.17
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    方舟のラスト一行まで興奮を再び ミステリーであり謎解き しかし謎を解くと全員が死ぬのでは? 最後の最後まで読む手を止めさせない そしてラストの一言が恐怖を感じる 関係なくはないがテレビ大丈夫だったのかな?(笑)

    1
    投稿日: 2025.09.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    絶対に推理してはいけない無人島72時。 電波良好、お迎え船あり…なのにクローズドサークルと化す恐怖の10の戒め。 解決編でひっくり返り、エピローグでひっくり返り、解説でひっくり返り、全てを知った上での再読でひっくり返る。 一冊で4度ひっくり返らせちゃう作者マジ天才。 「麻衣という女」 絶体絶命の状況下においても必ず生き残る。たとえ近しい人を犠牲にしても。そんな清々しいまでの執念を感じる女性。 かといって他人はどうでいいという悪魔ではない。生殺与奪の選択肢を与える。麻衣を信じられるか信じられないか。 信じられなかった柊一は死に、信じきった里英は生き残った。 ”信じるものは救われる”。麻衣 is GODがここに爆誕。

    6
    投稿日: 2025.09.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かった!! これは確実に、方舟を読んでから読むのが良いね。 最初、 方舟でも女の子なのにガンガン人殺してたし、 この流れだと綾川さん?っててきとーに思ってたけど、まさか本当にそうだとは。 てか同じ人とは。 最後、結婚してたんだ??ふーーん??くらいで終わったけど、 解説読んで、そうだそうだ、そういえば麻衣って結婚してたわー!と思い出した。 人殺すことに慣れてるサイコパス。体力すごい。 「私って、いっつも自分が生き残ることしか考えてない」 だよねーーー!!!よくわかっていらっしゃる! 2回目読みます٩( 'ω' )و

    2
    投稿日: 2025.09.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    方舟が好きだった方には刺さりそう。 面白かったけど、方舟と骨組みが同じ感じがして、ミステリーというよりメタ的に犯人がわかってしまう。 そして、読み返してはないけど、主人公視点に見せかけてだいぶ心の内を隠した表現になっているのは、少しずるいように感じてしまった。犯人=綾川さん、に読み替えられる部分も多々あるんだろうけど、、

    2
    投稿日: 2025.09.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    いやー、やられたよ。 違和感大アリの大円段シーンを読みつつ、「方舟」の作者だし絶対この先何かある!!と期待して読み進めたが、もうそれをゆうに超えてきた!! 綾川さんのあやしさったら無かったし、どことなく誰かに似てるから、これは犯人フラグ出てると思ってたけど、似てるとかいうレベルではなかったことに更に驚愕!!笑 二回目読んだときの里英ちゃんの苦しみや、綾川さんの不気味さが鳥肌ものでした。 「方舟」のラスト、もし生き延びていたとしても、この先普通に生きていけるのかとしゅん巡する主人公を思い出し、「方舟」で死んだ僕と「十戒」で生き残った私の比較に作者の真の恐ろしさを感じる。

    2
    投稿日: 2025.09.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    方舟の後だったから多分どんでん返しがあるのだろうとは予想して読んだから方舟ほどの衝撃はなかったけれども!最後2ページでゾッとした…… 方舟の麻衣そのものということだよね✨ 2作とも再読したいしするべきな本!!

    2
    投稿日: 2025.09.17
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    【2025年113冊目】 伯父が残した別荘のある島をリゾート施設化する話が浮上する。姪の里央は父親と共に島と別荘の視察にやってきたが、見知らぬ人たちと過ごす時間にストレスを感じていた。一泊二日の視察旅行――だったはずが、翌朝、崖の下から他殺死体が発見され、同時に犯人からの指示書「十戒」により一行は行動を制限されることに。「犯人を探してはならない」極限状態下のクローズドミステリー。 「方舟」が衝撃的だったので、こちらも読みました。が、やはり前作が圧倒的でしたね。こっちはこっちで当然面白かったんですが、悪い意味で耐性がついてしまっていました。とはいえ、解説を読むと二度読みで更に味わい深くなる小説というところはすごいですね。確かに一度目から「ん?」と思うちょっと違和感のある表現はあったわけで、犯人がわかってからもう一度読むと「なるほど!」と思える建付けになっているのだと思います。 これでも次作はないかもですね、どうだろう?もしくは男女比率を上手く調整するか。いずれにせよ「んん?」って思ったら結構怪しんだ方がいいかもしれません。

    0
    投稿日: 2025.09.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    大ヒット作『方舟』に続く特殊設定ミステリ。絶海の孤島というクローズドサークルは定番のネタでありながら、肝腎要の推理を含めた犯人探しを封じる「十戒」という設定が本作の肝となってはいるものの、これはミステリというよりデスゲームに近いルール設定であり、それ故に時限式の爆弾という強制力は強いようで少し弱いように感じてしまった。特に犯人側の動機が伏せられているため、従っていればどうにかなる保証もなく、途中で明かされる複数犯人説などが序盤に開陳されていれば、犯人同士が組んでしまうことで、残りの多人数で抑え込めない可能性に言及できるものの、そうでないのなら強制的に炙り出したほうが生存率は高い気がする。個人的にはコックリさんめいた投票で犯人の意思を探ったりするシーンなどは、誰かが「犯人のフリ」をする可能性がないんだろうかと考えていたがそんなことはなく、また発狂した人間による予想外の行動もなく、ただただ提示された現実感のないルールにぼんやりと思考停止で従ってるだけだったので、そういう意味でも前作の『方舟』ほどのスリリングさがない。 ただ一点、最後のどんでん返しがまさに『方舟』と関わるものであり、前作の生存者である麻衣が実は犯人かつ生き残りの女である綾川だったというのは面白かった。あとがきで書いていた『太陽がいっぱい』の女版リプリーというのはまさにそれで、倫理観のないデスゲームを手段を選ばずに生き残った女であり、その死神めいたキャラ設定はめちゃくちゃ面白い。これもネタバレになるかもだが、M・ナイト・シャマランの『スプリット』を見たときに近い衝撃で、実際、このネタを使えるのは、言葉は悪いが、『方舟』と同じような作品で2匹目のドジョウを狙った本作だからこそで、やるとしてもこのタイミング、この一度きりしか使えないネタであることは明白である。仮に聖書由来の3作目が出てきたときは確実にこの女の登場を警戒するので、そういう意味で本作は「方舟シリーズ」になるなら「つなぎ」として非常に価値が高くなる可能性を残した作品であるといえる。

    0
    投稿日: 2025.09.16
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    無人島ミステリー『十戒』 1.物語 芸大を目指す浪人生が、父が相続した無人島を訪れるところから始まります。 しかし、リゾート開発の夢は突如として殺人事件によって打ち砕かれ、犯人から提示された**「十戒」**という謎のルールに、登場人物たちは縛られていきます。 2.動機 ミステリーの醍醐味は、事件の動機です。私たちは、たとえどんな理由があろうと、人の命を奪うことは許されないと知っています。 しかし、この小説で明かされる動機は、正直なところ、読み終えたとき、私は腑に落ちない気持ちが残りました。 冷静に考えると、それは現実の事件が持つある種の虚しさなのかもしれません。 3.読みやすさとエンタメ性 この小説の魅力は、その読みやすさにあります。会話形式で物語が進むため、非常にスムーズに読み進められます。リアルタイムのサスペンスよりも、静かな謎解きを楽しむ構成です。 また、無人島という舞台と、意外なラストが、この物語のエンタメ性を高めています。 本格的な謎解きというよりは、人間心理と非日常的な舞台を楽しむ一冊と言えるでしょう。 4.読み終えて **「動機と殺めることを同じ秤にかけてはならない」**という重いテーマを抱えつつも、軽快に読めるこの物語です。 ぜひ一度、お出かけのお供として、手に取ってみてはいかがでしょうか?

    39
    投稿日: 2025.09.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    十戒 個人的には前作の方舟よりも好きな作品だった 方舟は良くも悪くも全てを最後の一瞬に、という印象だったため最後のどんでん返しが刺さらない人には刺さらない それに比べると本作は連続殺人が起きているにも関わらず殺人犯を見つけ出してはならないという極限状態の中で描かれる人間模様や心情の変化、またラストシーンへ向かうまでの伏線の散りばめ方がバランスよく作品を通して楽しむことができた 推しむらくはさすがに犯人が露骨すぎた点だろうか まぁ犯人はこの人だろう、が裏切られなかったのは若干残念 とはいえ次回作への期待も高い

    2
    投稿日: 2025.09.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    方舟読んだなら読んだ方がいいと読まれて読みました 正直なこと言うと、方舟の衝撃には勝らなかったです しかし、方舟から繋がっている綾川=麻衣の仕掛けは最高でした ミステリーを初めて読むなら方舟よりも十戒だけど、方舟読まないと十戒を100%で楽しめないって感じです 十戒の解説は青柳碧人さんでした 青柳さんと喋ってるみたいでしたし、この解説がなかったら、方舟との繋がり気づけなかったから文庫本買ってよかったです

    4
    投稿日: 2025.09.14
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    ずっと薄めの違和感、2回目もし読むとしたら所々すっきりしそう、犯人感情があまり理解できないまま終わるが、あいつが犯人なら、でギリギリ納得できるか? この設定はなくちゃならないよねぇ!!かな?と読み終わった後も残るものがあり、読解力不足か

    0
    投稿日: 2025.09.13
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    ずっーと気味悪さを感じながら読み進んでいました。 読み終わって、もう一度読み返していくと犯人の言動や行動など本当に恐ろしい。 最初感じた気味悪さが恐怖に変わっていきました。 最後のセリフは…怖すぎる!

    1
    投稿日: 2025.09.13
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    「クローズドサークルで殺人事件がおこり、犯人はこの中の誰か…な状況で何日も過ごさなければならない」 今まで読んだこのパターンの作品。その中で起こってたケースが全く参考にならなかった笑笑 「殺人犯と一緒に過ごすなんて、私はごめんよ!」などと錯乱する人もいなければ「監視の意味も込めて1人行動はしないように」とかいうルールも設けられない。むしろ1人でいろって感じだし。 なぜかわからんけど、読んでる私側に「何かあったらまとめて死ぬかもしれない」という危機感が薄かったからかな? それとも単なる一参加者気分だったのか?言い方はアレだけどただ言われたことを守って時間を潰しているみたいだった。これまでなら、たとえ完璧な計画があってもなにかしらイレギュラーが発生して変更対応せざるを得なくなるのだが(それこそが読者側の推理を撹乱することになる)… 1日目明けた時すでに書き方に違和感があって「これ誰が犯人でもおかしくないぞ?」ていう覚悟があった、まぁそういう作品を読むのだ!という意気込みがあったせいなんだけど笑 解説は青柳碧人さんだったんだけど、言ってた通りもう一回軽く読んだら、確かに〜!って唸った。「犯人についてけっこう際どい直接的な表現をしてる」っていう部分は探したけど私にはわからんやった… 最初から最後まで、短時間で全てを計画してしまう犯人、念には念を、での最後の行動も…らしくて良かった!

    8
    投稿日: 2025.09.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「方舟」の続編と言われているこの作品。ただ、前作が面白過ぎた。そしてその期待を胸に、この「十戒」を読んだせいで期待を超えることができなかった。 ただ、普通に読んでも、え!?となるような展開で、先が気になって、ページを巡る手が止まらない。 最後、実は私が犯人なんだと判明するわけではなく「犯人は笑った」そう、文章で描かれることによってより、どういうこと!?と頭を悩ませながらも、衝撃の事実に唖然とする。 「戒律って、本当は人生を通して生涯貫き通すもの、なんだよね」と、犯人がまだ見つかっていない状況で真犯人がそう言っていたシーンの伏線の貼り方と、フラグ回収には思わず拍手。ゾッとした。 主人公の女の子はこの先も、ずっと、永遠に戒律にしたがって、見たこと聞いたことを黙り抜いていくのだろう。これぞ、まさに、戒律である。

    1
    投稿日: 2025.09.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    野村さんの窮状よ…あそこは読んでてキツかった。 「誰にも」って、私たちにも教えてくれないんですか里英ちゃん…水くさいじゃないのさ… 「お父さんが犯人だって言われると思ってビクビクしてた」って感情の質が読者と違ってたのにはほんとにビックリしてる。 こっちとしては『方舟』ん時に子を持つ親の思考・行動はインプットされちまってるからな、お父さんが娘を爆殺するわけないのなんてすぐ理解させられたからさ。 初めて綾川さんを犯人呼びしたとこは目を疑った。そんなわけないんだから。ヒェー 確かに靴のトリックは濡れ衣の可能性を状況だけで払拭して押し切った感があったけどさぁ… はぁすご。頭抱えたけど、島爆散してなんだかスッキリしてしまいました。 夕木春央さんの描く、冷静で生きたくて強かな犯人には、なんだか少し惹かれてしまうな…とか思ってたら聞き覚えのある状況と別れのセリフでひっくり返った。とんでもない。

    0
    投稿日: 2025.09.12
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    方舟の衝撃が強すぎただけに、今作はあまりしっくりくる展開、結末ではなくて少し残念。 現実味が無く、所々でそれは無理なんじゃないか?と思ってしまい世界観に入り込みきれなかった。 でも文章は読みやすくておもしろかった。

    0
    投稿日: 2025.09.12
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    途中まで緊張感と苦しいくらいのドキドキを感じながら読み進めていた。 察しの悪い私は「衝撃的事実」に全く気づかず……。 解説を読んでも「え、なんでわかるの?」という反応になってしまった。 自力で気づけた人はおそらく方舟並の衝撃を受けたと思います。羨ましい。 とはいえ事実に気づけなくても、「十戒」は十分面白かったです。

    1
    投稿日: 2025.09.11
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    方舟の作者ということで読んでみました 孤島で起こる殺人、従わなければ全員が死ぬという 十個の戒め 犯人は一緒な行動している人の中に必ずいる なのに犯人を探すと全員が死ぬ 皆が犯人を見つけないように気づかないように 過ごさなければならないという 珍しいシチュエーションでのミステリ作品 方舟に比べると少し読後のインパクトは弱いが シチュエーションの独自さで最後まで 緊張感を持って読み進められる

    14
    投稿日: 2025.09.10
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    おーもしろい!!!!『方舟』を文庫で読んで、その後これも読みたくて、でも文庫が出るまでずっと待ってた本。 途中まで『方舟』の方が好きかもって思ってたし、最後の方で謎が解けるところモヤモヤしちゃってううーーんって思ってた…思ってたんよ。 思って!!たんだよ!!! もう作者の手のひらの上でコロコロですよ。 最後の最後で最高でした。 方舟の続編って言われてる意味もわかった。最高です。 え、待って。夕木春央さんって年下なの??本当に?

    10
    投稿日: 2025.09.10
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    綾川の推理が納得できるものだっただけに、ラストの衝撃が大きかった!そして、最後のページ…すごい…そこ繋がってたの…。鳥肌モノ。そして綾川(麻衣)、タフ過ぎんか?

    7
    投稿日: 2025.09.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    綾川さんあやしい〜って思うまでは大体の人が同じだと思うんだけど、あやしい〜の域をでないから最後までそれとなくずっと誰かを疑い続けることに、、 お父さんもあやしいし、なんなら里英ちゃんもあやしいもの、、、 解説まで読んでやっと綾川さんの正体に気づいてウワ〜〜〜〜〜となりました

    2
    投稿日: 2025.09.09
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    方舟と同じようにじりじり進んでいく系でした。 犯人の想像がつくところはありましたが、結末は予想外でした!

    1
    投稿日: 2025.09.09
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    前作ほど心理戦という要素は少ないと感じたが、特殊な空間と設定を作り、どんな結末になるか、気になりながらどんどん読み進んで行く。 方舟もそうだが、解説も含めて作品になっている。

    9
    投稿日: 2025.09.09
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    2段落ちのような結末が待っていた。 難しく回りくどいような文章表現も無く、非常に読みやすい作品で著者の才能なのか読者に対する気遣いのようなものを感じる。 一気読みしてしまうミステリーであった。

    6
    投稿日: 2025.09.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    方舟を読み終えた時の衝撃を覚えていたので、読み始めた時から、最後のどんでん返しを覚悟して読んでいたつもりだったけれど、予想できない結末に今回もまた衝撃を受けた。終始ハラハラして一気に読み、ようやく一息つけたかと思いきや、最後の解説まで読んだところで鳥肌が立った。

    2
    投稿日: 2025.09.08
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    これ絶対伏線だ!って気づいて得意になってたら思惑通りに欺かれた!!悔しい!! 真相わかった時に、なんとなくそんな気もしてたかな…って強がってたら、もう1どんでん返しあって完全にひっくり返った。笑 絶対方舟読んでから読むべき!

    1
    投稿日: 2025.09.08
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    方舟を読んでしまったせいで(おかげで)、最後の最後まで疑心暗鬼にならざるを得なくなってしまったために楽しさがちょっぴり減った気持ちだったし、両作読んだ人なら伝わると思うけど、そんな人が何人も居てたまるかという気持ちだったけど、まんまと踊らされたなってジワジワと打ちひしがれる面白い本だった

    1
    投稿日: 2025.09.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    そこまで多くはないのに登場人物の名前や関係性を覚えるのに時間がかかってしまい、前半に時間がかかってしまった。 事件の全容がわかってくるとどんどんひきこまれた。 方舟の時のように閉鎖された空間での殺人事件だが、今回はスマホを使えるし、ボートもある。だが、犯人を探してはいけない、犯人の協力をするという異常な状況での3日間は違う意味で精神をすり減らしそうだった。 犯人はこの人だろうなと思って読み進めるとその人物から見事な推理が全員に話される。 しかし、方舟の時のように推理は当たっておらず、綾川が犯人であった。 解説を読むと物語にさらに奥行きが出てきた。2回目は心情が別視点で見えてくる。 また、方舟、十戒の犯人の最後のセリフが同じなのでまい=綾川という恐ろしさもあった。

    0
    投稿日: 2025.09.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    方舟ほどの大どんでん返しというのはなかった。 犯人もだいたい最初から想像してたのと同じだった。ただ、犯人の推理にも騙されそうになり、随分と楽しめた。 最後の解説にも書かれてあったが、この事件は「心理戦」につきると思う。 再読をするとまた新しい発見がありそう。 方舟と同じく、夢中になり一気に読める物語だった。

    11
    投稿日: 2025.09.07
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    やはり面白かった。方舟同様、最後にぐるっとひっくり返される感覚が最高。そっちかー!!ってなります。 ただ、方舟とは違って登場人物が若干覚えにくかった。

    0
    投稿日: 2025.09.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    あの人が犯人よ、と仮説を立ててるけど、その仮説のままだと石か貝殻を入れた人がその場にいないのでおかしくなるのでは??そこを指摘してくる人出てくるかなと思ったけど、最後まで触れずだった

    0
    投稿日: 2025.09.06
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    #読了 #夕木春央 旧約聖書から再度のタイトル。亡くなった叔父が所有する孤島の今後のため集まった9人が、犯人に示された十戒に従わざるを得なくなる。 ミステリーの王道のクローズドサークル。なかなかそんな状況は作れない時代になってるはずが、それでもいろんな作者さんが趣向を凝らし、楽しませてくれる。今回もこうくるかという設定でやはり読まずにはいられない。でも、「方舟」に続き今回も作為的過ぎるのと、ヒントが分かりやすかったかな。 ただ今回も誰が犯人かは良くて、明らかになることで、一人称で語られていた主人公の考えが違う見方になる点が面白いし狙いかなと。フーダニットも見せかけで裏にある真実に驚かせてくれるし、その通りの読後感を味わえました。二重も三重も仕掛けるのは大変ですね。 個人的に犯人が魅力的で(あくまで小説なので)、また読みたいですが流石に個性があからさまで、ちょっと次は厳しい(登場してすぐ分かっちゃいそう)と思いますが、期待します。

    29
    投稿日: 2025.09.06
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    和歌山県沖の絶海の孤島にある亡き伯父の別荘をリゾート開発のため9人が訪れる。 主人公は芸大を二浪中の屈折した女子。そこには大量の爆薬があり、殺人事件が連続する。  犯人を探さないとかとかの十戒が届けられ、仲間のうちの誰が犯人かを疑いながら時間が過ぎていく。 仕組みの解説も犯人の偽装も見事でたのしめたけど、最後のドンデン返しはそれやっちゃうの? 一番あかんやつやん。残念

    1
    投稿日: 2025.09.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    予想を超えることなく、読者に寄り添った本だなと思いました。基本は「方舟」と同じくクローズドサークルもので、中身をアレンジした作品になっています。 「方舟」を読んだ人は序盤でおおよその犯人の検討はついたんじゃないかなと思います。 犯人を探してはいけないという設定と戒律は面白かったです。その戒律に従わなければならない状態から、従うことが当たり前になっていく心理の変化も面白い。けど犯人に死なば諸共の覚悟がないなら、強引に脱出しちゃえば物語は終わるんじゃね?という思いがどうしても拭えず。あからさまに、強行的に脱出を試みる人物がいても良かったと思いました。 ただ、1人目の死者が出てからラストの種明かしまで、良く言えば細かく検討を重ね合っている丁寧な描写が続いている、悪く言えば確証のないたられば話を永遠に続けている印象で、読者の殺人犯予想を固めていくうえで必要な描写だとは思うのですが中弛みがかなり激しかったです。再読は余程のことがない限り無いかも。 大室父の「〜です?」が最後まで受け付けなかったです。

    7
    投稿日: 2025.09.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    特に大きな捻りはなかった。 方舟と地続きだったのが、一番の驚き。 残念ながら巻末の解説まで気づかなかった。

    0
    投稿日: 2025.09.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    枝内島に降り立った9人の中から3人が亡くなる連続殺人事件。それも犯人はこの6人のなか。 そして見つけた紙片には犯人からの十戒 『殺人犯を見つけてはならない』 この戒律のもと、次々起こる殺人事件に淡々と犯人の指示に従うみんな。 後半の犯人が証拠隠滅の為に作業をする為にとった行動とみんなに出した指示はよく考えられてたな〜と思った。 真犯人の予想は序盤からできて当たってはいたけど、里英が気づいていたこと、「方舟」と繋がっていたこと、最後の最後の解説まで読んで真犯人の正体を知った衝撃はとても面白かった。 ぜひ「方舟」を読んでから読んだ方が楽しめると思う。 続編、ありそう!

    0
    投稿日: 2025.09.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    『 方舟』を読み終わりすぐさま購入。 今作も探偵役がつらつらと推論を重ねていくその様子に不安を覚える。 そりゃそうよ。『 方舟』の結末を思えば。 でも今回の結末は違う。今回は犯人が信じたい人が自分を最後まで信じてくれたから。 それにしてもここまで悪意のない連続殺人ってあるんだなあ。

    1
    投稿日: 2025.09.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    方舟という言葉を聞くだけで戦慄するくらいのトラウマを抱えて2年半。それだけに前作があまりの衝撃だったから、悩んだ末に、十戒にも手を出してみた。 真犯人、想像してた。ただ、解説の真犯人の名前が衝撃ではあったけど!! 前回が心折られて、かなりショックを受けたけど、十戒は大丈夫そう。殺された人たちが爆弾犯っていう悪の人たちだったからもあるのかな。殺さなければ殺されていた、っていうね。 方舟は何も悪くない人たちが犠牲になったから、ダメージが大きかったのかな。 おすすめですね

    1
    投稿日: 2025.09.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    大伯所有の無人島「枝内島」に赴いた里英と父、ほか同行者らが、人を殺した犯人を探してはならないという“十戒”に縛られ、次々と殺人が起こる中で自らと他者の命の価値を見つめ直す本格ミステリーである。 状況の理解が難しい話でした!しっかり集中して読むべき作品です。個人的に解説まで読んだ上で再度読みたいなと思う作品でした! 無人島密室/殺人サスペンス/強制戒律

    1
    投稿日: 2025.09.04
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    この「十戒」をより堪能して読むための十戒。 1,まずは「方舟」を先に読むこと 2,「方舟」読了後、(多分暫く衝撃で引きずってしまうと思いますが…)間をおかずにこちらを読み始めること 3,一気に読むこと 4,解説まで読むこと 5,2周目を読むこと …5つしか思い浮かばない。 カッコつけて書いてしまいましたが、読み終わった感想は「怖っ!」でした。 真犯人はなんとなくそうかなと思っていましたが、ラスト2ページあたりから「あれ…」という違和感。そして最後の解説で戦慄するという流れ。 「方舟」もそうですが、こちらの「十戒」は2周目こそ楽しんで読める作品だと思う。

    4
    投稿日: 2025.09.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今回もどんでん返しを楽しませてもらった しかし方舟を読んだのが2〜3年前のため、解説がなかったら最後のページだけ「どういうこと?誰の話?」とモヤモヤを残して終わるところだった!

    1
    投稿日: 2025.09.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    孤島で起こる殺人事件と、犯人から要求される十戒。守らなければ島は爆破され、全員死ぬ。犯人を探り当ててはならない。 面白かったです。でも犯人はなんとなく想像がつきました。 方舟の犯人と似てたからかもしれません。 (あとがきを読んで、やっぱりそうかとなりましたが、同一人物説があるんですね。そういえばあの人って結婚してたんでしたっけ……忘れていました)

    1
    投稿日: 2025.09.02
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    前作の方舟に劣らないくらい面白かった! 確かに前作の方が今作よりも一気に読んでしまったのは間違いない… でも今作も最後までハラハラして、読みながら推理するのが楽しかった。 とても丁寧に作り込まれてる素晴らしい作品でした!

    0
    投稿日: 2025.09.02
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    方舟読んでから読んだ方が良いといろんな方が感想で書かれていたので、その通りにしてみた  それ正解 感想としては またもや衝撃的なラスト ヒー!!ってなる 今回、犯人が魅力的に思えてしまう自分が怖い 背筋が凍るようなこと言われても嫌いになれない 最初からこの人怪しい…んだけど やっぱりそうじゃんって思ったんだけど その全てが終わってからの〜 ヒー!!ってなる瞬間のためのストーリーだったのか やられた 併読してた他の本をそっちのけで一気読みしてしまった

    0
    投稿日: 2025.09.02
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    方舟が良すぎたので、どうしても比べてしまうだろうな…という思いが拭いきれず、読むのがかなり遅くなってしまったんだけど、そんな杞憂を吹き飛ばす程の衝撃だった。 「方舟と比べられる」事を作者は重々承知の上なんだと思う。クローズド・サークル、知人と他人、老若男女の集い。方舟と似てる要素はたくさんあるけれど、決定的な違いもあって、比べる楽しみのある作品だと思った。

    6
    投稿日: 2025.09.01
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    方舟が最高に良すぎたので、今作も読んだ 衝撃度で言えば、方舟の方が好きだったなぁ 今作も驚いたけど 今後の新作も楽しみ!

    5
    投稿日: 2025.08.31
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    なんか腑に落ちんかった。そんなうまいこと計画通りにいくかなーと思ってしまった。方舟と関係があるとすれば、ちょっと怖いかも。

    0
    投稿日: 2025.08.31
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    聖書に準えた十戒。 こんな閉鎖された島の中で殺人がなんか起こればみんな得体の知れないルールに従うしかないですよね。 最後まで犯人を特定できませんでしたが、察しのいい人ならわかりそうです。さらに解説を読めば、これは二巡三巡しても味のする小説なことがわかります。 ハッピーエンドとはいきませんが、島の中で起こる殺人も結末を知れば「まあ、いいか」とも思えるような気がしました。私的には方舟よりも十戒の方が好きですが、こう思うのも方舟を読んだからこそな気がします。

    1
    投稿日: 2025.08.31
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    解説で声が出た! これは絶対「方舟」を読んでから読まないといけないやつ! 読んでおいてよかったぁー。 すごっ。

    4
    投稿日: 2025.08.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    方舟もそうでしたが、特殊な設定にも関わらずかなり読みやすい文章。 正直犯人は大体予想通りでしたが、ひっくり返されたのはその後…なるほど、貴方はあの時の…! とても面白かったです。

    0
    投稿日: 2025.08.30
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    4.5 どんでん返しが1回では終わらない。1回目はある程度予想できたためあまり驚きはなかったが、解説を読んで本当のどんでん返しを知った。好き。

    0
    投稿日: 2025.08.30
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    別荘そしてクローズドサークルという設定が好き。 方舟の時もラスト、エッ?どういうこと!?となったが、今回も楽しませてもらいました。 方舟を読んだのが遥か昔だっからこれから十戒読む人はぜひ方舟から連チャンで読むことをオススメしたい。

    1
    投稿日: 2025.08.30
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    殺人犯を見つけてはならない? ミステリーなのに? 最後にまた、うぉぉーっと驚かされる! 「方舟」読んだなら読むべきです!

    41
    投稿日: 2025.08.30
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    方舟に続きどんどん先が読みたくなるストーリー、文章も分かりやすく自分まで島に居るような気持ちになりました!

    1
    投稿日: 2025.08.29
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    叔父が亡くなり、個人保有していた離島を新たにリゾート地として開発の話が出たため調査に行く10名。その島で爆弾を発見し、殺人が起きる。 生きて島を出るには、犯人をけして探してはいけない、など10の掟、十戒を守ること。 クローズドサークルものが好きで、前作の方舟がかなり面白かったので期待して読み始めた。 最後の数ページで今回も犯人には見事に騙されたことに気づき、その頭の回転の速さ、行動力には脱帽し、主人公の女の子がどういう気持ちだったのかが、最後に急に変わったため読み直し必須だった。 前作を読んでいた人なら、最後さらに面白い展開となり今回も楽しませてもらった。

    2
    投稿日: 2025.08.28
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    方舟よりこっちがすきだった!!! いや〜、ほんとこんな(不謹慎だけど面白くて読み応えのある)物語よくかけるな〜〜と思っちゃう∩^ω^∩ クローズド・サークルめっちゃ好きで気づいたらたくさん読んでるんだけど、この作品はずば抜けてた!好みすぎた! 方舟より読み易かったし早速2周目いきたいわ…

    7
    投稿日: 2025.08.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    物語は終始、主人公とその父、綾川を中心に展開しており、犯人自体は分かりやすかったが、緻密に練られた夕木春央トリックに敬服する

    0
    投稿日: 2025.08.28
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    予備知識なしで読んだ方がいいと思いますが、まず「方舟」の衝撃を味わってからの方がより楽しめると思います。

    1
    投稿日: 2025.08.27
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    沢村 大室 大室脩造 里英 綾川 草下 野村 藤原 小山内雄二 矢野口 翔 沙彩 芳子 綾川(麻衣)

    1
    投稿日: 2025.08.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    十戒(夕木 春央 (著))読了。 以下ネタバレ含みます。 浪人中の里英は、父と共に、伯父が所有していた枝内島を訪れた。 島内にリゾート施設を開業するため集まった9人の関係者たち。 島の視察を終えた翌朝、不動産会社の社員が殺され、そして、十の戒律が書かれた紙片が落ちていた。 殺人犯を見つけてはならない。それが、わたしたちに課された戒律だった。 去年、著者の作品「方舟」を読んだときはショッキングでした。 こんな奇想天外なミステリーがあるものかと思いました。 この作品が書店に並んだときは思わず購入してしまいました。 帯に「45万部突破!」と書いてあったのでそんなに売れたのかと思ってしまったら私の思い違いでこれは「方舟」のほうの売り上げでした。 でもそれだけ実力のある作家さんの作品と思って、気を取り直して読み始めました。 タイトルになった十戒ですが、これは最初の殺人が起こった後に犯人から島の全員に命じられたものです。 これによって彼らは犯人探しができなくなるわけですが、ちょっと面倒くさいこじつけがましいもののように感じました。 でもそれが後から事件の謎を解く重要な要素になっていきました。 実は私は方舟のように探偵役が最後は犯人から翻弄されて終わる結末を予想していました。 でも実際は違っていて、それは別の意味で実に恐ろしいものでした。 やはり夕木氏は優秀な作家であると思います。 次回作もぜひ期待しています。

    0
    投稿日: 2025.08.26
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    またしてもやられた。『方舟』を読んである程度予測がつくと思ったのだが、結局また驚かされた。 「驚き」というより、「思考停止」かもしれない。 一番最後の最後は、ネタバレを読むまで気づかなかった。それを気づいた時は鳥肌が立ったし、気づけなかったのが悔しかった。

    9
    投稿日: 2025.08.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    この本を紹介するネット記事でネタバレをくらっていたため、途中からなんとなく結末が予想できてしまったがそれでも十分面白かった。 方舟の主人公と違い今作の主人公はちゃんと期待通りの行動ができたのが幸い あとできれば爆弾犯の動悸など詳細をもう少し知りたかったのが惜しい点

    0
    投稿日: 2025.08.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    夕木春央さんの本は方舟、サーカスから来た執達吏以来の読破。 アガサ・クリスティのそして誰もいなくなったや綾辻行人の十角館の殺人みたいに離島に行く訳だが、電話は繋がる!いつでも船も呼べる!なのにミステリが始まるという笑 最終章を読んでそうだったのか!からのどんでん返しが最高でした。 しかしそれだけでは収まらず、解説を読んでまた大横転。 まさか!あの人があの人だったのか!と最後の最後までヒリヒリと息が止まる勢いでした。 次回の夕木春央さんの新作が楽しみになりました。

    3
    投稿日: 2025.08.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    前作『方舟』を先に読むことで、世界観や構造の妙が一層際立ち、作品の厚みが増す印象です。『方舟』ほどの劇的な転回はありませんが、その分テンポが良く、読後感も軽やかで、純粋に物語を楽しむことができました。しかし、犯人が前作と同一人物だったという点、これは「やってくれたな」と思いました。

    0
    投稿日: 2025.08.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ほんとにゾクゾクした。。。!!!! ノックをしてない時点で殺されてしまうかと思ったけど翌日生きていてこの人が。。。。⁉️と震えました。。。方舟も読み返します¨̮⃝

    0
    投稿日: 2025.08.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    文庫版が出ていたので買ってみた。 「方舟」の結末で食らったほどの衝撃ではなかったし、終始不気味ではあるが物語全体の雰囲気・設定の作り込みも「方舟」の状況の異様さや閉塞感を上回るほどではなかった。 ただ、綾川が犯人だと判明してから、里英視点で語られていたフーダニットの物語が、実はそうではなかったことが分かる。この一点に「十戒」の面白さが凝縮されていると思う。 里英は最初から綾川が犯人だと知っていた。偶然ではあるが、綾川と相部屋になった最初の夜に殺人が起きたことによる。綾川には里英が犯行を認識しているという確証はないが、その事実を確かめる直接的な術もない。里英の父を交えた3者でのやり取りも、定期的な全員での確認作業も、すべて里英と綾川が対峙し探り合う局面だったことになる。これが分かった上で全体を読み直すのが面白い。

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    投稿日: 2025.08.24
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    この作者の小説は、世間で言われているほどどんでん返しに感動ができない。方舟も同じ感想。 内容は面白いし、最後のどんでん返し部分をその前から100%解けていた訳ではないが、まぁそうだよねと思ってしまう。 全体としては面白いが、どんでん返し度の低さから評価は下がる。 文章はわかりやすく読みやすい作品。

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    投稿日: 2025.08.24
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    この作者にまたやられた。自分の推理も良い線行ってると思ってたけど、その一手二手上を行く結末に脱帽というほかないです。叶うならば重大なネタバレを喰らう前に読みたかった…!ネタバレくらってもめちゃくちゃ面白かったので、すごくおすすめです。 (ネタバレしてきたやつ絶対にいつか◯す)

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    投稿日: 2025.08.24