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総合評価

2288件)
4.4
1113
776
259
30
8
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    普段ミステリーを好んで読んでいますが、本屋大賞受賞作品とのことで気になって読んでみました。 読んだ後に、この本を大切な人に渡したいなと思いました。 こういった題材の本を読むと涙で感情が揺れすぎてしまって疲れるので避けています。ただ、カフネを読んでからしばらくは殺人事件とかそんな内容の話は読みたくないな、余韻に浸っていたいなと思わせられる作品でした。

    2
    投稿日: 2025.12.23
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    苦労からの前への進み方、話も意外性のある展開があり面白かった。今の世の中についても問題提起してる。いろんな形の愛があると感じた

    2
    投稿日: 2025.12.23
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    大切な人を失った人のお話。頑張って頑張って頑張ってって動いたってうまくいくなんてことはなくって。そこから立ち直るのも何がきっかけなんてわかるはずもない。悲しい物語がたくさんあるなかで、楽しいこと温かいことを見つけられるのは幸せなことだと思う。きっと困っている人が近くにいても気が付かないことがほとんどなんだろう。それを何とかしていけるといいなぁ。

    9
    投稿日: 2025.12.22
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     食べものがたくさん出てくる小説は好きだ。  「息苦しいほど真面目」、親からも頼られこそすれ愛されていないと苦しむ薫子に自分を重ねた。大切な弟も夫も失い、賭けていた「子どもを産む」夢も失った彼女はアルコールに依存し、まわりに攻撃的になっていくが、そんな彼女の姿は読んでいて辛い。  薫子をはじめ「美味しいものを食べる」ことで救われ前を向いていくたくさんの人が描かれていて心が躍った。料理ってそういうもの、食べるってそういうことだ。登場人物は誰も悪くないしみんな一生懸命生きている。間違うこともあるし追い込まれることもある。それでも食べることで前を向けるなら・・・心を寄せること、料理を作ってあげること、一緒に食べることでひとりじゃないと思えるなら・・・この世は全く捨てたものじゃないなと思った。

    4
    投稿日: 2025.12.22
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    以前から読みたい本でしたので、嫁に借りて夜中に一気読みしました。身近に居ても自己中心的にしか考えず、きちんと寄り添えて話し合う事をし無ければ、夫や息子家族.親友も他人よりも遠い存在のまま、生活しているのでは?と改めて感じました。孫の思いをちゃんと聴けるばぁばで居たい。心身共に柔軟で在りたい。

    2
    投稿日: 2025.12.22
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    読みやすく、3時間で読み終えました。こういう感じの作品、久しぶり。サポートで生き返る人たちの姿を描き、社会の一面が見て取れました。サポートする側の人ほど、真面目に考えるのかも。ストロング缶のくだり、私も飲んでるからぎくっとした。

    6
    投稿日: 2025.12.21
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    心温まる物語。 私自身が、子供を持つことは素晴らしいと疑わない気持ちがあったけれど、この世の中自体に不安感を抱いていて子供を無責任に産めない、と考える人もいるんだと思った。 そして、そう思わせてしまうようなことが起こっていること、悲しくなるし、そういう人に手を差し伸べたいね。 どんなに親しくなっても他人は他人で、全てわかりあうことはできない。このことはしっかり覚えておきたいな。味覚障害を明かさない弟、びっくり。 薫子が養子縁組やパートナーシップを、せつこに提案するのは、かなりお節介だし踏み込んでいると思うけれど、やはり人と人の繋がりは大事なんだと思った。

    11
    投稿日: 2025.12.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    登場人物それぞれのキャラクターがとても魅力的で、凄く読みやすかったです。 読み始めるとページをめくる手が止まらなくなり、すぐに読み切ってしまいました。 自分自身の人生を生きることの大切さを優しく説いてくれるようなお話でした。 食べ物に対する描写が細かくて、読みながらすごく美味しそうだなと思いました。 美味しいご飯の力と、人と人との繋がりの温かさが心に沁みました。

    2
    投稿日: 2025.12.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読んだあとには、あたたかい気持ちになった。 初めから真ん中くらいまでは、ハラハラ、ドキッとする場面もあったけど、途中で意外な事実が出てきて、そこからは人物像が180度変わったりして… サスペンス読んでたっけ、と思ったり笑 後半は涙が出た。誰にも、見えていない一面があって、人を完全に理解するのは無理なんだな。でもそれでも、理解しよう、一緒に生きよう、とすることが支え合うってことなんだと思った。 法務局に勤めている薫子さんが、12歳下の弟の春彦くんをなくし、その遺言書に書かれた、元彼女のせつなさんと会う。せつなさんは、ぶっきらぼうで愛想のない、穏やかだった春彦くんとは合いそうにない家事代行サービスをしている女性。春彦くんの遺産をいらないと言う彼女に薫子さんは怒るけど、執行人に指定されているし、春彦くんのためにも希望通り遺産を受け取って欲しい。2人の話し合いの場で倒れた薫子さん。せつなさんに家に送ってもらい、めちゃくちゃ荒れた部屋を見られてしまう。実は薫子さんは夫の公隆さんと離婚し、アルコール依存症になりかけて生活力を失っていた。そこで、せつなさんはあたたくて美味しいにゅうめんを作った。不器用でそっけなくも、悪い人ではないのでは?と感じ始めた薫子さん。もともと掃除の腕はある薫子さんは、せつなさんの提案から、彼女の職場「カフネ」の土曜日のボランティアとして、せつなさんと組んで家事代行をすることになる。 いろいろな事情がある利用者さんと関わったり、せつなさんが春彦くんに作っていた料理を食べたりして、薫子さんとせつなさんの距離が縮まる。 ある日せつなさんは、春彦くんの遺体発見者である同僚の港くんに呼び出される。薫子さんも同行。そこで、春彦くんは港くんとつきあっていたこと。せつなさんは、港くんの依頼で春彦くんの家に家事代行サービスで行っていたこと。せつなさんは春彦くんとは友だちだったこと。春彦くんは味覚障害で味がほとんどわからなかったこと。港くんは家柄的に結婚しなきゃいけないけど、変わらず春彦くんはキープしたくて、それを春彦くんも了承し、それが原因で自殺したと港くんは思っていることを知る。自分が知らない春彦くんを知って、動揺する薫子さん。せつなさんに、騙していたことを責める。 せつなさんは体調を崩す。カフネの社長のトキさんと一緒にお見舞いに行ったとき、せつなさんが慢性白血病と知る。母親は蒸発、父親は自殺、育ててくれた伯母はコロナで亡くなっていて、せつなさんはひとりだということも知る。 薫子さんは、元夫の公隆さんから、春彦くんが薬剤師の資格を活かして、国境なき医師団的な団体に参加しようとしていたと知る。春彦くんは、自分を求める人から自由になりたくて、その道を選ぼうとしていて、決して自殺ではなかったと気づく。 薫子さんは、自分がいちばんしんどかったときに支えてくれたせつなさんをひとりにしておけないと思って、パートナーシップか養子縁組を提案。突っぱねるせつなさんだったが、最後は一緒に生きることを選ぶ…

    10
    投稿日: 2025.12.21
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    精神的に疲れている時に読んでしまったのでだいぶ読了に時間がかかった。もう一度健全な時に読むことにする。

    9
    投稿日: 2025.12.21
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    4章から一気に話が進むが、それまでに飽きたりすることなく読みやすい。温かく切ない気持ちになる。人の見た目や態度だけで判断してはいけない、見えているのは今の状態だけでその人の今まで生きてきた人生や思いの全てを知らないから。人の辛いという気持ちは数値化できないし、本人以外の誰も理解することはできないし、理解しようとする姿勢さえも重荷になることもある。でも心が病んでいると知った時、その人を支える人が1人だけでもいなければいけない。1人だけでは生きていけない。そんな事が食や生活を通して身に染みてわかる1冊だった。また絶対読みたいし、周りの人にも読んで欲しい1冊。

    13
    投稿日: 2025.12.20
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    少し期待しすぎてしまったかな〜ただ2人の掛け合いから、人との出会いについて考えさせられるところはあった。

    6
    投稿日: 2025.12.20
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    ブクログの皆さんの感想を読んで読んでみました。読んでよかったです。 みんな色々な思いを抱えながら頑張って生きていて、お互いの本当の気持ちはなかなかわからないものだと思います。 互いに本当の自分を出せる相手は貴重で、そんな相手に出会えたら人は前を向いて生きていけるんだなと改めて思いました。主人公の2人が幸せになるといいなと思って読み終えました。

    18
    投稿日: 2025.12.20
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    亡くなった弟がお手伝いをしていた、家事代行サービス『カフネ』。 そこではボランティアとして、誰にも頼れず疲弊している家の家事を無料で請け負う活動もしていた。 親の介護をする人、シングルマザーとして一生懸命働く人。一生懸命頑張りすぎて、疲れて、家事にまで手が回っていない家庭が沢山あった。 美味しいご飯と清潔な環境が大切なのだと、頑張りすぎなくても良いのだと、教えてくれる物語だった。

    9
    投稿日: 2025.12.20
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    図書館で予約してやっと順番がやってきた本。 本屋大賞受賞ということで読んだが、思っていた以上に感情が揺さぶられた。 だから読書は止められないんだよって思えるような新しい感動だった。 自分がどう生きたいか、自分が生きたいように生きられることは大切なんだと思うし、自分が生きたいように生きられない人たちもいる、また、自分が生きたいように生きてきたと思っていても、それが正しいのか、自分に関わる人を傷つけていることに気づいていないか、自分の人生は、自分で制御できると思っていないか、いろいろ考えさせられた。

    9
    投稿日: 2025.12.20
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    自分のことを肯定も否定もしてくれるような作品だった。 少し突飛だったり不思議に思ったりする部分もあったけど、本当の意味では理解できない人間らしさでもあるのかなと思えた。 もやもやする終わり方でもなく、あたたかい気持ちで読み終えることができた気がする。 あと、読んでいるとすごいご飯が食べたくなる。 自炊でも人に作ってもらうでもいいから、あたたかいご飯が食べたくなった。

    5
    投稿日: 2025.12.19
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    Audibleにて聴書。 2025年本屋大賞受賞作。 本屋大賞は信頼できる賞だと思う。始まりから終わりまで無駄なく弛緩することなくドラマは進み、以外な展開もいくつかありながらしっかりと堂々と納得できるところに着地する。途中出てくる料理も美味しそうでビジュアル的にも映えるので映画化しても面白いだろう、というか映画化を前提に作られた物語に感じた。ケチを付けるとすれば情報を詰め込みすぎな点と他人との距離が近すぎる主人公の女性が最後まで好きになれなかったところ。 #読了 #Audible #聴書記録 #読書好きな人と繋がりたい #カフネ #阿部 暁子

    18
    投稿日: 2025.12.19
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    ものすごくよかった 人の温かさって大切だなって思った 薫子さんせつなさんペア個人的に好き笑 個人的にラストのシーンが大好き

    14
    投稿日: 2025.12.18
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    読みやすかった 家族なんだからみたいな言葉に以前から違和感があり家族であっても所詮は他人だと考えていた 人間は自分以外の人間のことは何一つわからない。わかったような気がしても、それは思い込みに過ぎない。 このようなテーマで描かれた著書に深い共感を覚えたが最後の薫子の行動はあまりにも傲慢 弟の後釜を見つけて今度は弟みたいにならない様に大切にしようと思うのはいいがあまりに急展開すぎる所詮1ヶ月、週1✖️4回で人間の心はそんな深く繋がらないし分かり合えない 養子縁組、パートナーシップという大切な決断に 0か100しか無い薫子に腹が立った せめて常盤さんよりも深い絆で結ばれてからだろとは思った せつなの「子供を想わない親はいないとか言う人がいるけど、あれはたまたま良い環境に生まれて、問題なく生きてこられた運のいい人たちだから。親に痛めつけられたり捨てられたりした子供がそれを聞いたら、どれだけ爪はじきにされた気持ちになるか想像できない人間だから。」が記憶に残ってる 社会で当たり前の様に言われている事が当たり前では無い。自分がポジティブ側な面しか体験してこなかったからより響いた

    4
    投稿日: 2025.12.17
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    薫子の励ましや奮い立たせるための言葉が時折胸を抉るし「それをあなたに贈ることは〜」の件で泣いてしまった。私はきっとこうはなれない。

    15
    投稿日: 2025.12.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    始めは面白かった。 お試し無料で家事代行(掃除と美味しいご飯の作り置き)やってくれるのはありがたいが 家事代行業者の自己満足で必要以上に家庭の事情に入り込まれたら私だったら余計に疲れちゃう・・ 私には合わなかった。

    13
    投稿日: 2025.12.17
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    良かったなぁ、、、 身近な人を大切にしようと思うのと同時に、それは独りよがりになってはいけないんだよという教訓も得られたかな 表面的なところなんて何割見せてるかわからない

    5
    投稿日: 2025.12.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    遅ればせながら、拝読。 本屋大賞の本が大好きな理由のひとつに、曖昧な表現が多用されているというものがある。 繊細な表現が物語の輪郭を創り出し、そうして読者の脳内に人物像や見取り図を作る。 『春風が突き抜けるような』と繰り返し表現される春彦の話し方と声はどんなものだっただろう。亡くなった今、残された薫子やせつなに知る術はないが偶然にも、いや必然的に出会った2人は彼の願ったものだったのかもしれない。 私が知っているあの人のことは、その人の100%のたったの1%に過ぎない。 久しぶりに読んだ本屋大賞の本が、カフネで良かったと心から思う。

    4
    投稿日: 2025.12.16
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    可もなく不可もない。後半につれて色々とびっくりする事実があった。主人公の心を再生していく過程は丁寧で良かった。個人的には読んでも読まなくてもいい気がします。

    2
    投稿日: 2025.12.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    春彦くんはやはり自殺ではなかった、自分らしく生きようとしていた、というラストには救われました。努力で人生を切り開いてきた薫子さんが、出産やパートナーの気持もち、努力だけではどうしょうもない問題に直面して傷つき、せつなさんに救われて、相手に寄り添うことによって自分も救われる経験をしていく過程に共感しました。

    3
    投稿日: 2025.12.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    不妊に悩み、理由がわからないまま離婚された主人公が、溺愛する弟の急死をきっかけに、その元恋人と関わりを持ち、立ち直る。 弟にもその元恋人にも元夫にもそれぞれの事情があることがわかるが、それらを知った主人公のパワフルな行動力に感心する。バツイチバリキャリはこうでないと。 この作品が本屋大賞に選ばれたのは納得。 しかし、そんなにも受け入れられているのに、現実はなぜ? という思いと、だから苦しむ人に受け入れられるのかという思いと。 本読みはさほどに社会に影響を与えるわけではないのだとつきつけられているようでもあり。

    8
    投稿日: 2025.12.15
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    料理を通して人と通じ合うことができる。登場人物に思いを馳せると涙なしでは読めない。。 素敵な作品でした。 少しもやっとした部分もありましたが、、

    6
    投稿日: 2025.12.14
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    オーディブルにて。文庫本がでたら買います。 よく知らない知り合いなのに、つらい時に助けてくれる人って本当にいたらいいな… 薫子とせつな、幸せになりますように。

    2
    投稿日: 2025.12.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ★4.5 登場人物全員の内面が次々に紐解かれて行くのが読んでいて面白かったです。 薫子の努力一筋で人生を切り開いてきたところに親近感もあるし、自分の中で小野寺せつなが後半に連れてどんどん魅力的な人物になりました。 食の大切さを改めて教えてくれるとても素敵な1冊でした。

    2
    投稿日: 2025.12.14
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    本屋大賞、なるほど。 とても読みやすい文章でありながら、心が温まる内容。 とは言え、それぞれが抱える不安や焦燥には心が痛む。 全てのキャラクターが生きていて、感情が入りやすい。素晴らしい。

    2
    投稿日: 2025.12.14
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    人生のどん底を知った2人だからこそ支え合える物語でした。簡単に言ってしまえば、家事代行をボランティアで行う2人の歳の離れた女性が様々な事情を抱えるお家に伺う日常を描いたお話。ですが、それだけはなく彼女達自身の生い立ちや置かれている状況にとても感情を揺さぶられました。物語の展開も予想のつかないものばかりで、日常系のお話なのに一時も飽きることなくすぐに読みきってしまいました。

    2
    投稿日: 2025.12.14
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    昭和でもなく、平成でもなく、令和だからこその物語。でも、どこか昔の日本のよさも感じさせられるような気もして、自分のなかの何かがアップデートされた気分になった。

    5
    投稿日: 2025.12.14
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    まず「カフネ」とは、作中で家事代行サービスをする団体のことを指します。弟を亡くし、不妊に悩み生活が荒れてしまった野宮薫子。弟のパートナーだった小野寺せつな。弟の遺した遺言書をきっかけにこの2人が出会い、物語が展開していきます。カフネの活動、弟の死の真相、それらを通して気付かされる家族、友人、恋人、との関係の在り方。2025年本屋大賞作品、その賞に恥じぬ素晴らしい作品でした。現代に疲れた方にもぜひ読んでいただきたいです。 (ちなみに読んでいる時イメージしたのは、薫子が江口のりこさん、せつなが池田エライザさん、春彦が岡田将生さんでした。映画化が楽しみです。)

    3
    投稿日: 2025.12.14
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    ずっと積んでいた1冊、とっても良かった〜。 不妊治療がうまくいかず、夫と離婚し、弟まで突然失った薫子はアルコールに頼るようになるが、弟の遺した遺言状をきっかけに弟の元恋人のせつなと再会し、一緒に家事代行サービスの仕事を手伝うことで再生していく物語。 薫子の気持ちが分かりすぎて胸が締め付けられるけど、せつなやカフネを通じて知り合う人たちとの交流によって自分の人生を取り戻していく姿が力強い。何度も「私は不屈の努力で人生を切り開いてきた女だ」と自分を奮い立たせる薫子が最高。 だれかと仲良くなりたい、もっと知りたいと思うとき、どこまで踏み込んでいいものか迷ってしまって難しい。でも人間関係を築くには、やっぱり自分の気持ちを話して伝えることが大事、そこで拒否されることはあるだろうけど。 薫子が再生していく姿を追いながら、ずっと春彦の死の真相が謎としてあって、最後まで面白く読み進められた。 おいしいごはんを食べるだけで問題は解決しないけど、また頑張ろうと思えるエネルギーになる、この作品もそんな栄養になる一冊だった。

    15
    投稿日: 2025.12.14
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    「カフネ」はポルトガル語で愛する人の髪に手を添える仕草という意味があります。2025年の本屋大賞ようやく読むことができました。疲れた一日の終わりにはぜひカフネを読むことをオススメします。最初はチグハグな関係だった薫子とせつながすれ違いながらも共に家事代行サービス「カフネ」をやっていくという話でした。とても読みやすくてあたたかい物語でした。やっぱり本屋大賞の本は面白い!

    106
    投稿日: 2025.12.13
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    本屋大賞っぽい一冊でした 窮屈な生き方 本当の自分 人との距離 がテーマかな 登場人物が少ないのに色んな生き方を描き、なのに全然とっ散らかってなくてとても読みやすかった 薫子さんとせつなさんの立場?が知らぬ間に逆転する展開も面白かった

    17
    投稿日: 2025.12.13
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    家事代行サービスから見た現代社会が描かれています。生徒のお勧めで読んだのですが、中学生で本当に楽しめたのか、いささか心配になりました。いい話でしたと言う人もいたにですが、私はちょっと苦手なストーリーでした。

    4
    投稿日: 2025.12.13
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    本屋大賞、信頼できすぎる。 あっという間に読んだ。 胸が熱くなって泣ける。 生きていくために、必要とされること、必要としてる人がそばにいることって大事ね。でもそれが満たされることってほんとに奇跡。

    7
    投稿日: 2025.12.13
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    友達が「読んで欲しい」と勧めてくれた本だった。 読んでておすすめしたいと思った、なんとなく好きかな、と思ったって言ってくれて、それがとても嬉しく感じる本だった。 良くも悪くも基本はすらすらよめてしまうんだけど、ときたま出てくる、生きることに対する辛さをフラットに書いた言葉だったり、でもその上で、なるべく前向きに生きようとする姿勢だったり、が好きだった。後半のあたりかな。 分厚い割にはサラッと読めます。お腹がすきます。 ごはんをつくるって本当に素敵な愛情表現だなと改めて思いました。誰かのためにも作りたいし、出来れば自分のためにも作ってあげたいなと思いました。

    4
    投稿日: 2025.12.13
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    登場人物の抱えるものを自分も抱えている感覚。 愛情という美しい言葉のもとに、大切な人を追い込んでしまう現実。 そういったことが苦しくて、読みながら、度々泣いてしまった。 生きることは苦痛の連続で、それでも生きることは貴い。 人は本当に愚かで、自分の欲望や妄想のために心を悩ませたり、他の者を従わせようとしたりする。自分の正義は他の人にとっての正義ではないのに。 読み終えて、思うことは ただ自分の愛する人が自分に正直に、自由に生きてほしいということ。 そして、自分自身もそうありたい。

    4
    投稿日: 2025.12.13
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    美味しい料理に癒やされたい人の為の小説という感じ。こういう話は、「料理」がノイズになってしまって苦手。 さらに具体的にいうと、料理作ることに疲れてしまった40〜60代女性が、自分のためだけに作られた美味しいご飯食べて癒やされたーいって感じ。 結局、登場人物たちが何をしてたかというと、 ご飯作ってたべて、お互いに距離探って突っつきあって、、、という感じだった。それをふんわり「料理」というオブラートで包んで、綺麗にまとめましたーという感じ? 本屋大賞一位取るなら、もう少し内容を詰めて欲しかった。料理部分より、心理的描写に文字数割いて欲しい。 いつ面白くなるんだろう?どこが泣けるポイントなんだろう?と思いながら読んでたら読み終わってしまった。。

    3
    投稿日: 2025.12.13
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    食べることは生きる事、なるべく快適に生きるためにも栄養は必要。優しい料理を作りそれを食べて笑顔になる。当たり前の事をしたくなりました。

    3
    投稿日: 2025.12.13
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    私は、せつなでもあるし、春彦でもあるし、薫子でもあるし、公隆でもあるし、薫子と春彦の母親でもある。 そんなことを思いながら読み終えた。 誰しもきっと、「自分と重なる」と思う登場人物がいる作品だ。 今の時代の苦しさがたくさん言葉で表現されていて、どうしようもない気持ちになる。 一方で、苦しい中にもキラリと美しい光を見いだすことができる、そんなストーリー。 人間、いつ死ぬかわからない。 でも、生きるって、ほんとに大変でしんどい。 死ぬまではできるだけキラリと美しい光を見いだしながら生きたいものだと切実に思う本。

    14
    投稿日: 2025.12.12
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    その人を知り、理解することは、本当に難しい。たとえ配偶者でも、親でも、子供でも。自分だって、本当の自分をつまびらかにすることはないし、そもそも、自身のことさえも分かっているつもりになっているだけだと思う。 そんな中で、もがき、苦しみながら生きようとする人々が、人と関わりながら本当の自分に気づいていく物語。 人との対話を通して、自分を見つめる時間を大切にしたい。と思いました。

    2
    投稿日: 2025.12.12
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    弟の自殺が薫子と小野寺の2人の女性を繋げる。 薫子は小野寺の家事代行サービスの仕事を手伝い初める。弟の死の解明と共に、過去や親などのしがらみに悩んでいた薫子は徐々に前向きになっていく。薫子と同じような問題に直面する可能性は十分あるし、想像しやすい。人生の一つの考え方として、前向きになれる一冊。

    10
    投稿日: 2025.12.12
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    ミステリ的な要素があり、ヒトは多面形で見る角度によって色も形も全く異なって見えることを思い知らされました。 反対側からどう見えているかを知るには根気よく対話するしかないし、その過程で傷つくことを恐れない勇気というか、覚悟が大事だと気付かされました。 また、月並みですが自分の日常がいかに恵まれていてそれが自分のコントロール外の運に拠っていて、その幸運に感謝したいと強く思いました

    2
    投稿日: 2025.12.12
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    『カフネ』、ポルトガル語で「愛する人の髪にそっと指を通す仕草」との事で。 現代的な話だった。 人はやはり言葉にして相手に伝えないといけないよねと。 後悔するぐらいならやり通した方がいいね。

    12
    投稿日: 2025.12.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    家事って大事 生活を整えることで、人は元気になれる そんなお話かと思ったら、内容は意外とヘビーだった 心が痛かった 誰かのためには頑張れる でも弱った自分をいたわるのは、時として難しいんだな カフネ ポルトガル語で「愛しい人の髪に指を絡める仕草」 忙しすぎて心をなくしかけているような人たちが、こんな時間を持てるようにする仕事がしたい。 それで会社を立ち上げた時、社名にしたんです。 ステキな名前だと思った 表紙を見て、ガトーショコラ買ってきちゃった 甘い物は心の栄養だ

    20
    投稿日: 2025.12.11
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    読んでからかなり時間が経ってしまった。 せつなと薫子がチケットで家事代行をしていく中で、色々な社会問題が提起されていたりしていた。 特に、双子のお母さんの家に家事代行に行く場面は、同じ双子の母として涙涙で読んだ。電車じゃなかったら多分もっと泣いていた。 双子にここまでスポットが当てられてるお話は初めて読んで、作者さんの身近にも双子がいらっしゃるのかなぁと思ったりもした。 せつなと薫子のやりとりが本当の姉妹のようで微笑ましく思う場面もあり、せつなの料理がとっても美味しそうだなぁと思ったり。 これからも2人で仲良く生きていってほしいと思った。 この本を読んで、やっぱり食べることは生きることなんだなと改めて感じた。 料理が苦手ながら子どもたちの食事を日々頑張って作っているけど、これも決して無駄なことではなく、子どもたちの心の面でも何かになっているのかなと思わせてくれて、これからも励みにしようと思った。 もう少し子どもたちが大きくなったときに、また改めて読み返したいと思う。

    5
    投稿日: 2025.12.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    成瀬シリーズから本屋大賞の小説を読むのにハマり、これで3冊目。成瀬や舟を編むと違って、不妊治療や離婚、自死遺児などとてもセンシティブな内容も多く、出てくる登場人物みんな心に影を宿していて、心が苦しくなる場面も多々ある作品であった。そんななかでも料理を通じて、そんな登場人物同士が心を通わせてゆく様子で心が温まる。人生どん底にまで沈んだ薫子が、自分を助けてくれたせつなに、まだ見ぬ子供や公隆に捧げられなかった分の愛を絶え間なく捧げる結末は涙無しでは見れなかった。非常に優しくも儚い作品だったと思う。

    3
    投稿日: 2025.12.10
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    本屋大賞受賞作ということで読みました。 普段読む本とは趣が異なり、ミステリーなどではないのですが、謎が解けていくようなハッとする場面が散りばめられており読み応えがあります。 料理の描写も秀逸で、色鮮やかで美味しい一皿が目に浮かびます。

    4
    投稿日: 2025.12.10
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    本屋大賞受賞、殿堂入りということで読んでみた! 親、兄弟、妊活、離婚、LGBTQ、死、貧困 あらゆるテーマが関わっていてそれぞれのシーンで自分に置き換えて考えた いつも広い視野で考えたいと思うのに、 現実では先入観を持ってしまう カフネを読んでいてもまた先入観を持ったまま読んでしまった 子どもは早く産まないとなあと思わされつつも、 今後に不安な気持ちも広がった一冊

    4
    投稿日: 2025.12.10
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    読み終えた今、これは確かに多くの書店員さんがおすすめしたくなる本屋大賞であると感じています。 誰かにおすすめしたい。読んだ感想を誰かと話したい。そう思う作品でした。 主人公のスタートは、人生においてドン底に居て、何故自分がそうなったのかも分からない状況にあります。そこから、弟の元彼女と出会い、共に過ごす事になり、自らを、家族を深く考える時間が増えていく事で立ち直っていく。 優しく大好きだった弟の知らない一面や、個性的であり魅力的で凛とした姿に見えた元彼女にもあった複雑な思いなど、丁寧にストーリーが進んでいき、終盤にかけて心を掴まれていきました。 何かおすすめの小説がある?と聞かれたら、間違いなくこの本を進めますので、まだ読んでいない方は是非読んでみてください。

    7
    投稿日: 2025.12.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    自分が流産した時と妊娠した時を思い出した。 不妊治療してた時に子供ができなくて、辛くて辛くて毎日心に蓋をして生きていたことを思い出した。 自分の子供に会いたくなった。 「あなたの1番大切は思い出はなんですか」というフレーズいいなぁ。自分の大切な思い出は何だろう。楽しかったことや嬉しかったことはあっても、その中で忘れたくない大切にしたい思い出は別な気がする。 家族や近くにある人を大事にしたくなる本だった。

    3
    投稿日: 2025.12.09
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    ★4.5 昨今の新しいを全部詰めた上で、パワーのあるおいしく優しい作品。 最初と最後でカフェの情景と心情が様変わりするのが粋でぐっとくる。 「世界の美しさを思い知れ」と同じで、弟に置いていかれた兄姉が再び生きる気力と意味を取り戻す物語だが、死者はわからないと放置せず、きちんとその死に理由をつけてくれたことと、湿っぽい悲劇のヒーローより、強くて人生を切り拓いていくヒロインの方が好きだから、断然「カフネ」に軍配が上がる。

    14
    投稿日: 2025.12.09
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    audibleで読了。 なんて、愛おしい物語なのだろう。 真実の愛は、家族や恋人だけでの間で生まれるものではない。見返りを求めず、相手を想い、行動に移せる関係のなかで見つかるものなのかなと思った。 カフネの取り組みや薫子とせつなの関わりは、言葉ではなく行動によって相手の心を楽にして、救ってくれるものだった。労いの言葉だけでは難しいけど、辛い時に自分のために行動してくれた存在がいたら、心から救われるし、また生きる希望を持つきっかけになんだろうな。 私も自分のことばかりじゃなくて、相手のことを思いやって、行動できる人間になりたいな。

    4
    投稿日: 2025.12.09
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    食べ物系の小説はあまり読まないので避けていたのですが、とてもよかった。 親との関わり、姉弟の関係、依存、妊活、離婚、LGBTQ…大切な人の死から、多くのことに気付かされ未来をつないで行く物語。

    3
    投稿日: 2025.12.09
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    あー… 泣いて、泣いて、しくしく泣いて、号泣、泣いて、号泣、号泣…でした(´;ω;`) 辛い涙から始まり、心がぎゅっとする涙から、揺さぶられ、暖かく、愛しい涙に変わっていく。 流す涙は感情によって味が変わるというけど、私の流した涙も色々な味になったことでしょう。 せつなの作る料理のように。 これは永遠に語り継がれる名作となるでしょう。

    4
    投稿日: 2025.12.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    本屋大賞なので読んでみた あくまで個人的感想.… 日々の生活にアップアップしている人を助けて行く物語。料理のレシピを色々紹介しながら進んでいく。というよくあるパターン。 せつな(登場人物)のキャラクターは好きだが、最近の本屋大賞の傾向か、成瀬に通じるものがあった。 全体的には、まぁまぁ  

    3
    投稿日: 2025.12.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    12歳年下の弟春彦が変死。遺言を残していた。 受取の1人に元カノせつなが拒否。 法務局勤務41歳バツイチの姉薫子が説得。 せつなの仕事は家事代行。料理担当。会社名カフネ 弟の思いを伝えたい。薫子がせつな家事代行に同行 妻が家を出た男の家に掃除に行く。男は薫子をみて驚いた。春彦の姉。葬式で会っていた。春彦とゲイカップル。せつなは、それを隠し為、彼女のふりをした 妊活で一回妊娠したが流産。姉の元夫弁護士は自分のせいで苦しんでいる。離婚すれば妊活で苦しまない せつなが休む。せつな宅に家事をしに行った薫子が薬を見つけてしまう。白血病。 薫子はせつなに弟の遺言に書かれて金を渡したちので養子縁組を提案。パートナーシップ宣誓制度を説明

    2
    投稿日: 2025.12.08
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    書店で見かけてなんとなく図書館で予約して数ヶ月、先日手元に。 ちょうど自分の周りに起こった出来事とリンクするような内容に、本との一期一会を感じました。 「カフネ」というタイトル、読み終えてとてもいいタイトルだと思った。よかったです。

    3
    投稿日: 2025.12.08
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    出てくる女性達が強くてみんな素敵だった。 薫子さんもどんどん魅力的になってこんな素敵な女性になりたいと思った。 感情描写も分かり安いし、共感できる。 反対に男性人達が弱いというか、なんというか。 最後に弟の死因がクリアになって救われた。 全てのキャラクターが魅力的だから映画化とかしないかなーと。

    3
    投稿日: 2025.12.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    誰かを愛し大切に思うことは、それ即ち、相手に言葉を尽くして話すこと、料理を作って美味しいと食べてもらうことと同義だと感じた。 自分の言葉や料理は誰かの生きる糧となり、誰かの言葉や料理が自分の生きる理由になる。 美味しいと感じる瞬間があるだけで、あとちょっと頑張れる。 自分にかけられた些細な言葉だけで、あとちょっと生きられる。 そんな感情に改めて気付かされた。 「料理」と「言葉」は愛すること

    3
    投稿日: 2025.12.08
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    遅ればせながら読みました 押し付けがましくなく、淡々と進んで行く展開で、え?っていう出来事もあり、胸が熱くなる瞬間もありました

    2
    投稿日: 2025.12.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2025年本屋大賞受賞作品ということで、楽しみに読みました。 阿部暁子さんの本は初めて手に取りましたが、 「色鉛筆の箱の中ほど多岐にわたる」 「やさしい水色の空に粉砂糖を振りまいて、そっと刷毛で広げたような雲」 など、素敵な表現が特に印象に残りました。 小説に出てくる食べ物の描写が個人的には大好きで、この小説もありとあらゆる食べ物が非常に繊細に美味しそうに描かれていて好きでした。特に、薫子が誕生日に買い込んだスーパーの食材を活用したパフェは、まさに魔法のように作られていく様が描かれていて素敵でした。 夫との離婚と、弟の死とで荒れていた主人公の薫子は、弟の遺書による相続の相談のため元恋人のせつなと接触することになります。 薫子はせつなに、生前春彦に振る舞った料理をつくらせてもらって食べることを繰り返していましたが、 四十九日が終わり、春彦がたべたものではなくて二人の食べたいものをリクエストしたシーンが、この物語の中で最初に強く感動した部分でした。 ようやく薫子が、夫と弟のいない世界での人生を歩み出したシーンはとても美しかったです。 カフネの土曜日チケットで訪問した先のネグレクト気味の子供達に、弁護士である元夫の名刺を渡して 「何かに困った時、あなたには相談できる人間がいる。これは社交辞令じゃない。これから何日、何ヵ月、何年経っても、今ここに名前の出ている三人の大人は、一ミリも変わらずにあなたの力になりたいと思っているから」 と伝えたシーンがグッときました。 なにより、母親を責めているように、悪者するのではなく、洗面台にあった、母親の努力の痕跡を見て、それに気づいているよと伝えるのが素晴らしかったです。そしてこの後この伏線が後半に生きてくるという・・ 食事によって様々な人の生活を立て直す手助けをしていたせつなにも、暗い過去と持病との戦いがありました。 薫子は、自分を立ち直らせてくれたという恩もあり、こんどはせつなを支える側に回る決意をします。(余談ですがこの自病の伏線、わたしは苦手な食べ物の話の時にグレープフルーツと聞いてピンときてしまいました) この二人の関係性がわりとこの小説のメインの話であるのかなとは思うのですが、私としては全体として少々性急に感じました。 飛んで後半、薫子がどんなに考えても分からなかった、夫が離婚をしたがった理由について、再会時にたずねたシーンも良かったです。 稽留流産をした時の悲しみを、夫が心から共感してくれていなかったなんて。と絶句でした。でも、境遇からしたら責めることはできない。 「こうして彼が本音で話すことができるのも、自分がそれを受け止めることができるのも、もう、夫婦と言う関係が終わった他人同士だからだ。」本当に、これに尽きるなと。。 そして、その元夫から手渡される茶封筒に入った資料でわかる、弟の想い。 会社を退職して、人道支援医療団体で働こうと考えていたこと。家族からの愛に苦しんでいた彼にとって、家族はそれを素直に話せる相手ではなかったこと。 それも、結果的に、いなくなってからしか判らなかったことでした。切ない。 ラストにせつなに伝える、薫子のぶっ飛んだ考えには、少々やりすぎではと驚かされました。 しかも、出会ってからこの日までたった1ヶ月しか経っていないのか。とも同時に驚きました。そんな短期間の間にそんな大事なこと決めていいの・・?と。 しかし、「笑顔の下に隠されていた弟の気持ちを、ひとつも気づいてやれなかった。その過ちをくり返さないために、彼女に言葉をかけ続け、彼女の言葉を聴き続けよう。」という一文で、薫子が前を向き、共に生きていくことを決意したことが読み取れました。 一度は反発して店を飛び出してしまったせつなでしたが、最後のページの二人の「カフネ」のシーンはとても美しいものでした。 謎が多かった弟の死の謎が最後に分かるところや、薫子の元夫への気持ちがスッキリするところは読後感がよく、好印象でした。 カフネでの仕事シーンも、素敵なお仕事だなあ、自分の仕事もこんなふうに人に役立てていたらいいなあなどと思いを馳せてしまいました。 全体として、とても素敵な小説でした。

    4
    投稿日: 2025.12.07
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    オーディブルで視聴。 なんか良かったが、印象には残りにくい内容。 こういう、人との出会いって大事だな〜と感じる。

    2
    投稿日: 2025.12.06
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    面白かった! けど、登場人物の関係者の死が多すぎ。死を起点としたドラマ作りはなんとなく不自然な感じがしてそういうとこは個人的に好きになれなかった。

    2
    投稿日: 2025.12.06
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    「家族に愛してもらえなかった」と傷ついたまま大人になった人たちの物語だと思います。 登場人物たちは、良識的で自立した人に見えるけど、そんな生活は自分の本心より世間体を優先して営んでいるだけなのです。それが愛を与えられるのに必須だと信じて。内心は、自分らしく生きてそれを認めてもらえたらどんなに良いだろかと苦悩しています。 愛を一心に受けていた、自分とは対極にいたはずの達彦の死をきっかけに、それぞれがそれまで見ていた世界が崩れていく様は私まで胸がギュッとなりました。最初は点だった登場人物たちが線になり面になって、それぞれが影響を与えあっていきます。そして、「与えられる愛」を待つのではなく「自分が与える愛」によって、愛を与えた相手だけでなく自分も救われていく。 すごいテーマなのに読みやすく、でも心に刺さる物語でした。おすすめできます!

    11
    投稿日: 2025.12.06
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    最近の社会問題がたくさん詰まっていると感じる。 貧困、ネグレクト、性差、諸々 私自身が当事者では無いけれど、今、社会問題として様々なところで目にするのでとても勉強になった。 自分の事なのにわからない、 人とぶつかるって、 気持ちを言えないって…、 寂しいって、 こういう事なんだって思った。 恵まれて生きているのか、そこまで悩まない性格なのか、わからないけれど、少し遠くの話だった。 話はよくわかったし、展開も面白い。 流して読むところは無かったし、ビターチョコレート色の目も、私にはいつも同じ色には見えなかった。 感動したし、応援したし、悲しくなったし、安堵した話だった。 ただ少しお腹いっぱい。

    5
    投稿日: 2025.12.06
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    2025年本屋大賞。 薫子のせつなへの感情は何なのか?母性本能の向け先?依存先?愛情?でもこの不思議な感情は誰にでもあるような気がする。それを人は子どもに向けたり、ペットに向けたり。

    6
    投稿日: 2025.12.06
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    この物語すべてが「カフネ」だった! 相手の気持ちや考えを勝手に決めつけていることはないか?自問する。 相手の気持ちや考えを知りたいと思ったら、時間と会話と思いやり、そして向き合う覚悟が必要。あと、少しの頑固さも。 相手の気持ち、わからないからこそ尊重し、思い遣り、慮ることの大切さ。 とても心に残る作品でした。

    6
    投稿日: 2025.12.06
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    せつない… 近くにいるのに… いつも一緒にいるのに… 相手の思いは聞かなければ分からない 話さなければわからない 自分の思い込みだけで相手の人間像を形どっている 実は真逆だったりもするだね 苦しくもなるけど心温まりボロボロ涙しました。 両親の思いのままに育った春彦 そんな春彦を羨ましく自分をみてくれない両親 やっと自分を解放できて進む道がわかったのに…

    14
    投稿日: 2025.12.06
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    どんなにボロボロな状態でも 整った空間と心のこもった料理があれば 元気を取り戻せるのものなんだよね ‪〇 . 出てくるご飯が全て美味しそうだったなぁ 、、♡ 寄り添うということの意味を思い出させてくれます

    13
    投稿日: 2025.12.05
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    友情でも愛情でもない、別の感情であり、崇高な感情だと感じた。まだ、自分はそういう感情を抱ける相手ができるのか、そんな気持ちを持てるときがくるのか、心の底でそうなりたいと願ってしまった。家事代行サービス頼みたくなった。

    3
    投稿日: 2025.12.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    食べ物の描写が素晴らしい。 食をテーマにした作品を読んだのが初めてだったのでハマりそう。 本当に3章までは私の中で最高だった。 不妊治療、離婚、身内の死で精神を病む薫子の気持ちが想像できる。 薫子が優しく温かいものに触れると私まで感情移入して何回も泣いてしまった。 強引で癖強のおもしろ薫子も、かっこいいせつなも、死んでしまった春彦も、ありえないキャラ設定だけど愛すべき個性で魅力的だと思う。 4章〜終章も面白かったけど、個人的には強引すぎるかなと。 別作品ですが先週朝井リョウさんのインザメガチャーチを読了し、突然押しかける行為に対して「同じようなこと誰かがしてたなあ。だけど結末は全く別だなあ。」なんて思いながら読んでしまいました。 10年来の親友とかならまだいいと思うけど、この人達出会って1ヶ月の関係ですよね? 自分の愛するべき我が子に向けられない愛情を、知り合って1ヶ月のせつなに向ける。 ラストの展開は、私の中の癖強いおもしろ姉さんが、エゴと傲慢さで狂気姉さんに変わった瞬間でした。 最近の超トレンドですね。食事とケア。みんな言ってる。 たとえば今作もLGBTQだったりセルフネグレクト、貧困など現代の問題を取り扱ってます。 なんか最近どの小説やドラマなどを見てもこの辺りがテーマとして関わってくるのが興味深いですね。 今期爆発的人気のドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」も「食事とケア」がテーマ。さらにジェンダー観や自分らしさを訴えてる。 カフネは主に食事とケアがテーマですけど、他の問題提示も多いわりに内容は浅くて、ラストは困惑しました。言いたいことはわかるけどね。 ただ本当に本当に、温かくて優しくて心がポカポカする。そんな気持ちで小説を読めることが嬉しかった。 出会えてよかった1冊になりました。4.3

    4
    投稿日: 2025.12.05
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    最近は悲しくならずイライラせずに済む本がお気に入りだったけど、 出会えて読めてよかったと思える本だった。 切ないんだけどあたたかい、心地のいい本だった。

    17
    投稿日: 2025.12.04
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    何かを作って食べさせてあげることは、『好きだよ』って伝えることなんだなって この言葉にこの本の素晴らしさが全部込められてる気がして、一番心に残った一文でした。 情景が浮かんでくる場面がたくさんあって、本を読んでいるんだけど頭の中にイメージがすごく出てきた。 言葉にならないものを伝えるように、そっと、髪に指を絡めた。とか。

    15
    投稿日: 2025.12.04
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    これは、一気に読めるライトさもあり、内容は重厚で、ラストは心地よさもあり、満たされた午後でした。ありがとうございました。本屋大賞おめでとうございます。

    7
    投稿日: 2025.12.04
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    卵味噌を作って食べてみたくなる本だった。 最初はよくあるのほほんほんわか系の物語かと思っていたら 畳み掛けるように色々な事実が発覚して胸を締め付けられたり喉の奥が苦しくなったりする本だった。最高。

    5
    投稿日: 2025.12.04
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    思い切って買ってよかった。最近重たい内容の話ばかり読んでいたから、久しぶりに心温まるような本に出会えて嬉しい。このタイミングで読めたのも、やっぱり本との出会いは然るべきタイミングと縁があるのだなと感じた。

    5
    投稿日: 2025.12.03
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    本屋大賞やっと読めた。さすが、とても良かった。おしゃれなタイトルとは打って変わって、めちゃ重たい内容やったけど、ナチュラルな伏線回収も気持ちよくてきれいなストーリーやった。親子って難しい。子どもを産むことについての考え方、何回も考えたことある。薫子の真面目で損する気持ち、めちゃわかる。せつな節も後半は心地良い感じになってた。せつな会ってみたい。最後の終わり方素敵。

    7
    投稿日: 2025.12.03
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    本屋さんで1、2行ほど読んで、「あ、好きなタイプの小説だ」と感じて速攻読み。 結果、どストライク。 子どもを産むことはいい事、と今まで思っていたが、 人によっては親のエゴかもしれないと感じられた。 普通に食べれたり、不自由なく仕事できる環境で生活できている有り難さも痛感した。

    8
    投稿日: 2025.12.03
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    さすが本屋大賞! 同性愛 片親 共働き 離婚 不妊治療 親子関係 貧困 現代の社会問題がすべてつまっている 親子や家族関係がなくても人の温もりを感じられる系の物語が流行っているのかな 

    4
    投稿日: 2025.12.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最近読む本にはよくLGBTQを盛りこんであるので、何となくそんな気がしていた。 ただ、よくある理解して貰えないと自ら死を選ぶ話かと思いきや、そうではなかったところに希望が見えてくる。 きちんと暮らしを整えることで、人生を見直し、構築し直し、歩き始める人々に、断捨離に燃えていたあの頃を思い出した。 ダイエットと断捨離のマイブームが終わり、すっかりリバウンドして物が溢れてきたが、1度成功したもんだから、またいつかやれば出来ると自分を甘やかしてもう何年になるだろう、、、 そろそろ始めなきゃ、人生はそんなに長くない。 せめて、家事が得意だったら良かったのになーとカフネに勤める人たちを羨ましく思う。

    2
    投稿日: 2025.12.03
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    本屋大賞を受賞しただけのことはある小説である。登場人物はごく限られていて、中心は自分も含めて3名であるが、周囲の人間との関わりが強い。弟の死から始まる話で人間関係が2転3転するということで、人間関係の変化でどんどん読み進められる

    3
    投稿日: 2025.12.03
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    かなり重い内容が詰め込まれているのに、救いがある。普通に食べて、暮らすことが、どれだけ幸せなことか思い知らされる

    21
    投稿日: 2025.12.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    薫子とせつなが、「食」を通じて絆を深めていく物語。 不妊治療・離婚・弟の死などを乗り越えて、しっかりと生き抜いていく薫子がとても逞しかった。 とにかくクールで、料理以外は不器用なせつなとの微妙な距離感がずっともどかしくて、「早くお互い素直になれよ!」と思いながら本を読んだ。 塞ぎ込んでいたせつなの心の壁を薫子が壊すラストが秀逸。薫子とせつなが、パートナーシップor養子縁組をした後の生活もとても気になる。 とても読みやすいし、現代のマイノリティにもしっかりと光を照らす物語。多くの読者に支持されるのも納得だが、個人的にはそこまで好みの作品ではなかった。

    2
    投稿日: 2025.12.02
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    離婚、自殺、毒親、シングルマザー、不妊治療、ネグレクト、ディンクス、味覚障害など、少数派の方たちの生きづらさも伝わってくる内容です。 清掃と料理の家事代行会社のカフネですが、そんじょそこらの代行とは訳違う、こんな素晴らしい会社がほんとにあるのでしょうか。 とにかく、せつなさんが作る料理がほんとに美味しそうで、お腹が空いてきてばかり。 スタートは、せつなさんと薫子さんの仲の悪さは、遠慮なく嫌味なくストレートな掛け合いは楽しくもあります。 中盤になって薫子さんの不妊治療体験の話しはきつかったです。 段々とせつなさんと薫子さんの気持ちの変化がなんともたまりません。 男女の愛でもない、家族愛でもない、友情の愛でもない、LGBTQやノンバイナリーなどの愛でもない、この本だけの特別の愛。 ほんとに素晴らしい本でした。

    18
    投稿日: 2025.12.02
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    登場人物たちの抱える痛みや迷いを鮮やかに浮かび上がらせていく。自分が幸せになりたい、相手を幸せにさせたい、誰かを守りたい、誰かを救いたい……という思いが複雑にすれ違い、幸福の形や優しさの形が人それぞれであることを思い知らされる物語である。 意外性のある終わり方に思わず息をのんだ。 読み終えたあとも余韻が強く残り、簡単には気持ちを切り替えられないほどの深さがあった。 甘やかすのも優しさ、甘やかさないのも優しさ。登場人物たちの選択を通して静かに胸へ染み込んでくる。 人間味あふれるやり取りの中にある葛藤や願いに触れて、思い通りにならない日々の中でも、足掻きながら希望を探していこうと思えた。 読者にとっても寄り添い続けてくれるような、心強い作品である。

    3
    投稿日: 2025.12.02
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    登場人物それぞれが抱えてきた経験はどれも重いはずなのに、阿部さんの物語がそれらを温かくしてくれる。 最後の一文まで、吸い込まれる作品でした。

    12
    投稿日: 2025.12.02
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    お腹がすいていることと、寝起きする場所でくつろげないことは、だめです。子供も大人も関係なく、どんな人にとっても 無償の愛、人の温もり。大好きな人においしいご飯を作ってあげたくなるお話でした。

    11
    投稿日: 2025.12.02
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    家事代行サービスを通して救い救われるお話。 薫子さんもせっちゃんもかっこいいです。 あと、お手製おにぎりが恋しくなりました。

    3
    投稿日: 2025.12.01
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    ずっと読みたいと思っていたところをAmazonオーディオブルで出ていたので聞いてみた。 めっちゃよかった〜〜〜〜久しぶりに好きなタイプの本屋大賞だった。 暗すぎずかつほのぼのし過ぎない、瀬尾まいこさんみたいな万人に勧めたい心温まる系 人は人生を選べないという話が随所に押されていて、そこからの最後のシーンは泣けた、、、 王道だけどボロボロの主人公が徐々に立ち上がってってて最後に逆に人を助ける立場になっていく展開っていいよね。 あとご飯の描写美味しそう過ぎた〜

    13
    投稿日: 2025.12.01
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    食べ物が優しく心を癒してく、優しさばっかりの本でとっても癒されました。 せつなの悲しい記憶が本人から語られた時、いじらしくて悲しくなりました。 でも、その気持ちもしっかり受け止められて、優しくときほぐされていくのがとても嬉しかったです。 読んでいると大切な人のことが自然と頭に浮かびました。 大切な人が疲れてしまった時、美味しいものと優しさで包んであげられるように、沢山耳を傾けたいなと思いました。

    9
    投稿日: 2025.11.30
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    なるほど本屋大賞って感じの本だった。成瀬は我が道と同じような雰囲気。内容は全然違うけど。 この本はなんだか落ち着いて読んでられる。本の節目節目、そして伏線がしっかりと強調されて登場し、後から回収しますよ然で話が進む。この感じで行けば、最後バットエンド、考えさせる系で終わることもないだろうし、モヤモヤもしないだろうなーって感じ。 心穏やかな読書を得ることが出来る。この本の前が割とクレイジー系だったので、良かったのかもしれない。こんな本が続くときっと飽きてしまうだろうな。

    13
    投稿日: 2025.11.30
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    子供を産めば、子供を育てれば、全てが満たされるのだろうか。 愛されることと必要とされることは違う。 自分を尊重してもらえること、自分も相手にそう思えること、それが愛し合うと言うことなのかな

    16
    投稿日: 2025.11.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最愛の弟の急死を巡り、始まる物語。何故誰からも愛されていた春彦は死んだのか、つっけんどんなせつなの言動の背後に隠された過去、薫子の背景…。いろんな人が抱えるそれぞれの事情が分かって、何とも切なく悲しい気持ちになった。冷静沈着なせつながあんなに料理が上手なのはそういう理由だからか!とか、春彦が内に抱えた苦しさとか、いろんな角度から一人ひとりの姿が描かれていて、思っていた以上に少々読むのが苦しい場面があったかも。不妊治療に一人で向き合い続け、叶わなかった薫子の気持ちが分かる年代…。辛く苦しい分、考えさせられる内容ではあった。 自分でおにぎりが作れない身としては、せつなの戦闘力が上がるよ発言に軽く衝撃を受けた。笑 ある種、料理の勉強にもなった1冊でした。 薫子とせつなの関係性が最後まで曖昧だった雰囲気だけど、考察は様々ということで良いんだろうか?

    3
    投稿日: 2025.11.30
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    柔らかい表現で読みやすく、1日で読み切ってしまいました。現代の問題を描写しながらも、心が温まり、お腹も空く、良い作品でした。阿部先生の作品はこれが初めてだったけど、他も読んでみたくなりました。 「私の人生、私の命の使い道は、私だけが決められる。望みがあるなら、ぐずぐずしていてはいけない。人間はいつどうなるかわからないのだから。」

    2
    投稿日: 2025.11.30
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    阿部暁子さんの本屋大賞受賞作品。 最愛の弟を失った女性とOn my way仏頂面の女性による家事代行サービスの物語。 ミステリー、現代風刺、個性と迎合、そして愛。 それらすべての要素を孕みつつ、最後には最も大切で温かいものを気づかせてくれる、そんな名作でした。 温かい料理は人を救う。 そして人を想う心こそが真に自らを救うのだということを改めて気づかせてくれたこの作品に感謝を。 「私が救ったのではない。私は今救われたのだ。」

    5
    投稿日: 2025.11.29
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    生きていく上で切っても切り離せない、家事、そして食べること そこへフォーカスを当てながら、生活が難しくなっている家庭へご飯と綺麗な住まいを届ける、薫子とせつな ほっとするものを食べて、ほっとできる家がある それが、明日への、大きな活力になるよね わたし自身も疲れ果て、自分の生活がままならない時もあるけれど、自分のために作った簡単な温かいご飯に救われて、満たされて、落ち着いて眠れる時もある 家事の手間を金銭で買い、心身のゆとりを持てるようにすることも自分を守ることになる 誰でも(わたしでも)そういうサービスを堂々と使っても良いという認識を得られたのはもちろんのこと そこに複雑に絡んでいく、せつなと薫子を巻き込んだ人間模様も少しミステリーを孕んでいて、読む手が止まらなかった 本屋大賞になる理由がわかる本だった 心が温まりました

    8
    投稿日: 2025.11.29