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総合評価

2258件)
4.4
1095
768
256
30
8
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    不幸な人が、特に親子関係の問題を抱えた人達が、食べることや身の回りを整えていくことで救われていく。それは手を差しのべること、その手の温かさに気付き立ち直っていくことのきっかけとなっている。自死でなかったことにほっとした。

    3
    投稿日: 2026.01.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読みやすい、ざーっと読める 周りくどさがある、説明して説明して、でしょうね!!という展開が多い気がする 不幸話も多いような気もしてそんなに不幸の人間ばかり1ヶ所に集まらんだろという気もしましたがそうしないと物語が進まないか、、とも思いました 終わり方がなんともいえない感じの展開 直前で、まさか??と思わせてきてそうですよね、、意味は分からないけどそういう感じになるかなと思ってましたという展開 『汝、星の如し』もそうですが不幸人間の結集編が作者の方は好きなのかな、、家庭環境にコンプレックスがある人間を書くのが好きそうとも感じました。 あたたかい気持ちになるかと言われると特に、、

    3
    投稿日: 2026.01.19
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    食べることは生きること。 何かを作って食べさせてあげるのは好きを伝えること。 誰かに手を差し伸べてもらった時、手を差し伸べ返せるようでありたい。大切な人に大切だと伝えたい。 本人のことは本人にしか分からないけど、分かろうと努力することは諦めないでいたい。

    9
    投稿日: 2026.01.18
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    本屋大賞受賞作ということ以外、前情報もなく読み始めました。 美味しそうなご飯がたくさん出てくるほっこりした気分になれる本だと勝手に思っていたのですが⋯ のっけから不穏な主人公の心の声、弟の謎の急死、弟の元恋人の不遜な態度。 前半は正直あまり入ってこず、淡々と読み進めました。 ただご飯が本当に美味しそうだな〜と。 次第に登場人物それぞれの事情が明らかになっていきます。 主人公だけでなく、それを取り巻く周りの人達のエピソードや心情を丁寧に表現されていて、のめり込んでいきました。 主人公は努力の人、ずっと自分で道を切り拓いて生きてきた、だけどどうにもならないこともある。 後半、切実な想いに感情移入して泣いてしまいました。 弟もこれは辛い⋯ 一見幸せそうに見えていても、みんな何かしら抱えて生きている、目に見えるものが全てではないんですね。 「食べることは生きること」この言葉に全て詰まっていると思います。

    35
    投稿日: 2026.01.18
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    初めて阿部暁子さんの著書を読みましたが、言葉のチョイス、表現など個人的にはすごく好みの作家さんでした。 感想としては物語に出てくる食事がすごく美味しそうでいいと思ったのですが、それ以上に悲しい気持ちになったり胸が痛くなることが多かった作品でした。 子供に対する愛情が逆に子供が気持ちを表現できなくなったり、押し殺したり。 原因が何もわからずに突然を別れを告げられたり。 弟のことで色々なことが明らかになって薫子さんが絶望してお酒に逃げたくなったり。 家族に自分だけ愛されなかったり。 状況は違いますが、何がいけなかったのか、何ができたのではないかとか、すごく共感してしまうところがあり読んでいて色々考えてしまい胸が痛かったです。 個人的に好きなシーンはピザとポップコーンを作ろうとした時にせつなさんが薫子さんの地雷を踏んだあたりが笑ってしまい印象に残っていますw 色とりどりのポップコーンも美味しそうでしたし。 没入感が高く全体的に読みやすくて満足でした!

    5
    投稿日: 2026.01.18
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    ■ Before(本の選定理由) 第8回本屋大賞受賞作らしい。気になる。 ■ 気づき カフネとはポルトガル語で、日本語では「なでなで」に意味の近い言葉のようだ。読んでいて自分自身も思い込みをして、どんでん返しがあり、つい涙が溢れるシーンが幾つかあった。 ■ Todo 誰かのことをちゃんと理解している、なんて思い上がりかもしれないけれど、関わっていきたいと思う気持ちは大切にしたい。

    5
    投稿日: 2026.01.18
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    料理をしている時の表現がリアルで良い。食欲をそそられるし引き込まれる。人との繋がりも表現が繊細で素敵。荒れてる主人公、将来の私を見てるみたいで怖かった。人には見えないだけで色々な悩みがあるんだな。最後はオチです!感すごくて、あと長くて読むのやめちゃった

    3
    投稿日: 2026.01.18
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    よかった、、何回も泣いた。 あらゆる愛についてこんなに解像度の高い作品はちょっと他に思い出せないかも。 圧倒、って言葉が相応しいような。 本屋大賞や身近な人の声を聞いてとても楽しみに読んだけど、軽々それを越えてきてくれる素晴らしい物語だった。

    14
    投稿日: 2026.01.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    カフネ 愛おしい人の髪に指を通す仕草 とにかく胸が締め付けられたり、すごくわかるなって気持ちとでもどこかわかった気になってるだけなんだろうなって気持ちと、薫子のまっすぐさにどこか不器用な自分自身が救われるような気持ちになった。 人は大抵どこか人には見せられない裏側を持っていて、時には人を苦しめないように、相手の幸せや平穏のために知らぬ間に自分を苦しめて、そんなある意味で相手本位の生き方しかできない自分を見て見ぬ振りをする。これってきっとたくさんの人が気づかない間にしてしまっていることで、言い換えて仕舞えばそれは優しさなのかも知れなくて。でもそんな生き方しかできなかった春彦が変わろうとしていたこと。それがすごく嬉しかったし、自分のために生きられなかった春彦が、カフネの訪問先で出会ったご老人との出会いだけで一歩を踏み出せたことが、人との出会いの奇跡さを感じさせてくれて、生きる希望を私たち読者にも与えてくれる展開だった。 公隆やせつな、航一、カフネの訪問先で出会ったこどもたち、いろんな人が口々に言った、子どもが生まれてくることは親のエゴで、こんな世界に生まれてくることは不幸なことだと思ってしまうと、、。 だけれど春彦の死をきっかけにいろんな人の縁が繋がって、なんだろう、その縁がその人の生きる活力になって行ったように思った。 不器用に生きていた薫子もきっとこれまで報われないことがたくさんあって、挙句の果てに1人になって、航一だってそう。そんなどこか似ていて、どこか似つかないもの同士が不器用ながらに生きてみようと誰かのために生きたいと、この人のために生きてみようと、そんなふうに前に進み出していく姿にすごく心が揺さぶられたし、また読み返したい作品だと思いました。 とりあえず泣きました。大好きな作品です。出会えてよかったありがとう。

    3
    投稿日: 2026.01.17
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    ふんわり料理系小説と思いきやメンタル直撃もの。この展開はずるいと思うほどに自分の内臓を抉り取られた。料理を媒介して味覚、嗅覚、触覚に訴えてくる。ぐっと作品世界に誘い込まれて、いつの間にか気付いたときにヒューマン・ダークネスの深淵の奥底に。けれども食の力で強靭に引き寄せてくるというか。日頃の食べ物の味について考え方が変わるほどの名著。

    5
    投稿日: 2026.01.17
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    カフネとはポルトガル語で愛する人の髪にそっと指を通す仕草。 そんな繊細な名を持つ家事代行サービス会社の活動を通して、傷ついた人への寄り添いや癒し、そして家族のあり方が描かれる。登場する料理何点かのレシピが折りたたみの冊子で付いている。マンガに出てくる骨付き肉の再現には笑わせられた。

    3
    投稿日: 2026.01.17
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    終章まで全てで圧倒されました。 料理から風景、心情までの表現がとても丁寧で美しかった。このストーリーの根底には常に食がある。誰かの料理で活力を得て、その活力を誰かのために使う。 人は死んだら何も残らない。常に今を生きていくしかないのだが、そんな一瞬を誰かと一緒にいられたらそれ以上幸せなことはないと思った。それは必ずしも恋人でなくてもいい。 自分のためだけの人生。この本を通して、一度きりの人生を自分のために生きてもよし、辛かったら支えてもらえばいい、支えてもらった分、誰かを支えよう。そんな気持ちにさせられた。

    4
    投稿日: 2026.01.17
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    美味しいものを食べることは、自分を大切にすること、愛を伝えること。薫子とせつな、このままいいバディになっていくのかな…と思いきや、いい意味で裏切られた。 夫・公隆への薫子による気持ちの吐露が時々織りまぜられているけど、今夫婦関係に悩んでいる方にこそ読んで欲しいと思った。 《夫婦という関係に寄りかかり、甘え、時には感情の捌け口にした》《粗雑にされるかなしみを知っていたはずなのに努力を怠っていた自分は傲慢だった》

    2
    投稿日: 2026.01.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2025年本屋大賞受賞作である本作は、健康的な食事や生活環境の大切さ、そして多くの人が抱える生きづらさについて考えさせられる一冊だった。主要な登場人物たちは皆、過去に心の健康を損なうような経験を抱えている。主人公の薫子も、夫との離縁や弟・春彦の死をきっかけに、自暴自棄な日々を送っていた。 そんな薫子が、弟の元恋人であるせつなと再会したことを機に、家事代行のボランティアを始める。活動を通して出会う依頼者家族との関わりは、少しずつ薫子自身の心も癒やしていき、生きていく希望を取り戻していく様子が丁寧に描かれている。 終盤では、せつなや春彦の過去が明かされ、胸が締めつけられる場面もあったが、読後には不思議と心が温まり、静かな余韻が残った。人とのつながりの力を改めて感じさせてくれる作品だった。

    6
    投稿日: 2026.01.16
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    内容がわかるまで最初読み進めるのに時間がかかったけど1/3読んだところから一気に読み終えた。途中何が涙腺を刺激しているのか泣きながら読んだ。

    3
    投稿日: 2026.01.16
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    本屋大賞とのことで読了 人の全てを知る難しさがある中で、主人公が味噌たまご?を追求することが大事なのかなと思った。

    3
    投稿日: 2026.01.16
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    食べることは生きることっていうのかな、でも、人間関係が食に影響しているようなお話だったなぁ。言語化が難しい。

    3
    投稿日: 2026.01.16
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    「食べる」ことの大切さや素晴らしさに気づきます。「美味しいものを食べる」「好きな人と食べる」は幸せを感じる時。 幸せは食事シーンにリンクしている。精神や生活の乱れは食生活に関係します。 AIには出来ない、誰かのために愛情をかけて美味しい料理を作る、大切な人といただく時間を大切にしたいです。料理の描写が上手で同じメニューを作ってみたくなりました。

    3
    投稿日: 2026.01.16
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    読み進めていくにつれて 「えぇ!」と驚くこともありながら お腹がすいちゃいながら 心があたたかくなるそんな本でした

    3
    投稿日: 2026.01.15
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    主人公の薫子が41歳という年齢設定にしてはオバさんくさすぎないか?という違和感はありましたが、それを完全に払拭するほど久しぶりに魂を揺さぶられる作品でした。 誰とも関わりたくない人なんて本当は一人もいないんだろうな、と思います。 「誰とも関わりたくない」という発言は、誰かに期待して、裏切られて傷付くくらいなら誰とも関わらなくていい、という防衛反応なのではないでしょうか。 人間って本当に面倒くさい、でもそれが故に愛おしい生き物だと改めて感じさせてくれる一冊でした。 阿部暁子さんおそるべし。 ファンになりました。 私個人的な意見としては、映像化するなら薫子は尾野真千子、せつなは小松菜奈かな。

    3
    投稿日: 2026.01.15
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    2025年本屋大賞受賞作である「カフネ」 脅威の3日で読了いたしました、、、 なんといっても野宮薫子と小野寺せつなのコンビがいいですよね〜〜仲が悪いように見えて、似たもの同士だからうまく折り合いがつかないだけというか、何というか、、、二人が大切にしているもの、心の根本にあるものは似ていて、時間を重ねていくうちにそれをお互いがわかっていく感じがたまらなくて、気づいたら本を捲る指が加速していました。 内容としては、春彦の謎の死から始まり、薫子せつなコンビのカフネのボランティア活動をとおして、食べることの大切さ、不妊治療の過酷さ、親と子の在り方、様々な問題に直面します。一つ一つが現実的でとても他人行儀とは思えないのが、この本の良さの一つです。 ただ、春彦の死が気になりすぎます、、、 結局は原因不明の心不全のままというのが、少しモヤモヤしてしまいます。 あと、最後の急展開にも!?!?なりっぱなしでした笑笑 薫子、一度決めたら諦めない精神剥き出しになっちゃってる〜って思いながら読み終えました!

    7
    投稿日: 2026.01.15
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    今年も良かった。 私の好きな本はキャラがしっかりしてて、感情移入出来る本。 星1つ足りないのは、最後いきなり駆け足で、無理くり収めました、感が強いから。 ドラマ化するならせつなは絶対、土居志央梨! 一択!! 彼女のお陰で余計に楽しく読めたと言っても過言ではない。

    3
    投稿日: 2026.01.14
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    家族を失った人 恋人を失った人 子供を持てなかった人 親に捨てられた人 病気をもっている人 人生辛いことばかりだけど、 美味しいご飯を食べている間は救われる。 そして美味しいご飯を一緒に食べたいと思う人がいるなら その人こそが貴方の人生を救う大切な人。 当たり前すぎて忘れそうになってたことを 教えてくれる本。 料理に興味がなかったけど、 明日から大切な家族と、 少しだけでも美味しいものが食べれるように クックパッドを見てみようと思った。

    9
    投稿日: 2026.01.14
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    後半なぜだかたくさん涙が出た。 登場人物たちに色んなもの背負わせすぎているようにも見えたけど 案外言葉にしないだけで、 みんなこのくらいのことは抱えているのかもなと、読み終わった時には思った。 一気に読める文体の読みやすさもよかったと思う。 クセつよなそれぞれの人物のそこかしこに自分と似た部分を感じては 同属嫌悪みたいな気持ちが湧いたw

    8
    投稿日: 2026.01.14
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    2025年よく書店で見かけたので、全く内容を知らず読書を開始した。 驚いたのが、主人公も不妊治療を経た女性だった。私も現在不妊治療を受けているため、とても気持ちに共感してしまった。治療は正直メンタルにも体にも影響を及ぼしていて、「やめたい」と感じる時もあるが、私がその選択をしてしまうことで「一生子供なしの生活」を確定してしまうのがすごく怖かった。 読了後、子供がいない人生でも、子供とは違うかもしれないが自分にとって大切な人に出会えることはあると少し前向きになった。 すごくご飯に対する描写が細やかで、食事は好きを渡す行為、誰と食べるかが大事という気持ちを強く抱いた。 セツナのような、「他人の思惑を自分に取り入れない」女性に強く憧れる。私は周りの顔を見て意見を変えることはよくあるタイプなので…。 カフネはポルトガル語で「愛する人の髪にそっと指を通す仕草」。

    7
    投稿日: 2026.01.14
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    人とのつながりって大切だなって思った。 いつ何が起こるのかはわからない。 妊娠をしたくてもできなく苦しんだ薫子 新たな命の誕生って素晴らしいこと と思ったのと同時に それにのれない女性の立場って なんでこんなに苦しいんだろうと思った。 こういうのって男性が苦しんでいるのを あまり見聞きしたことがない。 なんだか不思議。 audibleで視聴

    4
    投稿日: 2026.01.14
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    最愛の弟を亡くした姉・薫子が、弟の元恋人・せつなと出会い、彼女が働く家事代行サービス「カフネ」を手伝う中で、食を通じて互いの心の傷を癒し、人と人とのつながりや「生き方」を見つめ直す物語です。タイトルのカフネは「愛する人の髪にそっと指をとおす仕草」を意味し、温かい食事や家事を通して、現代社会の孤独や家族のあり方、そして「食べることは生きること」を繊細に描いた、2025年本屋大賞受賞作です

    10
    投稿日: 2026.01.14
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    2026年の初読了 噂のカフネ カフネ(Cafuné)はポルトガル語で、「愛する人の髪にそっと指を通す仕草」を意味するらしい。 恋愛小説かと勝手に思ってました。 会社の本好き仲間に貸してもらいました。 食事を作るのは好きな相手だから。好きって伝えるのと同じ。確かに。 やはり人間同士は会話をしてほしい。会話をせずに諦めるのはずるいと思う。想像ではなく対話が大切だよね。怖くても。 でも別のあるところでは、諦めることも必要なのかも。 食べることの大切さ。あなたといたい。なんて言われたら嬉しいよね。 どんなに落ち込んでてもちゃんとしたご飯を食べる。 私も落ち込んだ時は、お風呂、温泉なら最高だけどお湯に浸かり、手料理を食べる。そして自然を感じる。 根本的なことが大切だと思う。 何もできない寝れない時もあるだろうけど、ご飯さえ食べれたら大丈夫だと思う。

    11
    投稿日: 2026.01.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今まであまり小説を読んでこなかったけど、こんなにも面白いのかと驚いた。 自分が実際に経験しなくても、リアルな物語を読むことで、人の気持ちや痛みを理解できるようになるんだなと思った。 せつなの過去を知ったときの、かおるこがせつなを思う気持ちや、その後の接し方が本当に好きだった。 最初は、せつなが無愛想なのが気になっていたけど、過去を知って「そういうことだったのか」と納得した。 これまでの自分なら、態度が悪い人や無愛想な人を見ると、感情的になっていたと思う。 でもこれからは、その人の痛みや背景を想像するようにしていきたい。 『カフネ』くらい心に残る小説なら、これからも読んでいきたい。

    5
    投稿日: 2026.01.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ご飯は元気!みたいな内容かなと思ったら、いろいろと考えさせられる内容だった。 自分は凄く疲れたとき、ロイヤルミルクティーかハーブティーを飲み、温かいお湯に浸かり、手料理を食べることで精神を安定させている。 弟が自殺じゃなくて本当に良かった。

    3
    投稿日: 2026.01.14
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    心が、ほんわかするし、ひりつくし、久しぶりに泣けた物語。☺️ 「子供を持つということは、またひとり不幸な思いをする人間をこの世に生み出すことに思えてしまう」という言葉。正に、多様性です。他人も自分もだけど、心の中は、分からない。 薫子さんの家族、息苦しい。 映像化して欲しくない作品です。      

    22
    投稿日: 2026.01.13
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    「誰かの役に立つことができた…それでも今、ありがとうと言ってもらえた。今 私はあの人を助けたのではなくて、助けてもらったのだ。」 心が弱ってる人に寄り添ってあげる。その人のために美味しい料理を作ってあげる。それがとても大事な事で救われることなんだと思う。自分には 大事に思う人がいて その人のためにしてあげるという気持ちは 自分をも強くしてくれると思った。

    3
    投稿日: 2026.01.13
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    どんな時もごはんを食べることは生きる活力になると改めて感じた本。 調理はあまり得意じゃないけど頑張りたいと思った。 「カフネ」とても優しい響きが心にじわっと広がる感じ。2人のうまく説明できない関係。そういう選択もあるのかと、なんとなくいいな…と思うラストだった。

    3
    投稿日: 2026.01.13
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    家族を持たなかった人、持てなかった人、持ちたくなかった人、持ってることで知らぬ間に他人を傷つけている人、正直に家族を持ちたいと叫ぶことで他人の傷を抉ってしまっている人、自分の気持ちに嘘をつきながら生きて来ざるを得なかった人、嘘をつかれていたことに気づいてしまった人、傷ついている人をただ見つめながら生きてる人。 登場人物の数は少ないけど、みんなそれぞれ抱えていて、カフネされるのを待ってる。(カフネされる、というのが文法的に正しいかは分からぬ) わたしは家族を持ち、幸せに生きている。感謝の気持ちを改めて感じながら、終章まで読み切った本を綴じました。

    4
    投稿日: 2026.01.13
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    感想を書くのが難しいのが正直な感想。 なんとも言えない余韻がある作品だと思った。 最初は料理の描写が細かくて話が進まないと思ったこともあったが、後半からラストにかけての展開がスピード感があり、今までの話がつながる感じが良かった。 カフネのタイトル回収が震えた。

    9
    投稿日: 2026.01.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    始めと終わりのカフェの対比が素晴らしい。人生が辛く感じられるならこの本が描く再生に救いはあるかもしれない。

    3
    投稿日: 2026.01.13
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     登場人物はトキコさん以外は全員嫌いです。押し付けがましい主人公、無礼で無愛想な女性といつもニコニコしている男性。その他もろもろだいたいほとんどのキャラクターは受け付けないのですが、不思議と物語や登場人物の心情がすっと心に入ってきて感動できる一冊です。嫌いながらも、どこかでキャラクターに感情移入してしまう不思議で素敵な話でした。

    3
    投稿日: 2026.01.13
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    美味しそうな料理が沢山出てくるから、読みながらお腹空いたし、食べたくなった。 家事代行をしていく中で、人との関わりや、その人の秘めてる思い、様々な問題が出てくるけど、それを"料理"を通して解決していく過程がすごく良かった。心が温かくなる1冊。 そういった1つ1つのエピソードを読み進めていきながらも、弟の死について色んなことが分かっていくし、伏線回収もあって好きだった!!

    3
    投稿日: 2026.01.13
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    すごく心が温まる本。困った時は誰かに助けてもらおう、そして自分が困っている人を見つけたら率先して助けようと思えた。思いやりって自然と連鎖していくものなんだなって。 そして、対話をすることの大切さを学んだ。薫子の言う通り、人間は自分以外の人間のことは何ひとつ分からないのだから、他人と行き違ったときは、「言葉で伝える」という努力をしようと思った。 いつかせつなの作るご飯を食べたい✨️ 生きていく上で大切なことを教えてもらいました⟡.·*.

    3
    投稿日: 2026.01.12
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    優勝。 売れている本だと誰もが納得する素晴らしさ。 薫子の性格、おせっかいで面倒くさい、ただ真面目で優秀さを持ちつつも、ときおりおばさん(というとちょっと失礼とは思いますがここでは言わせていただきます)のユーモアを持たせた表現の数々、、読む人を引き込む。 そして、せつなさん。冷静沈着で料理が上手い、感情がないように見えるが実は、、、。な水と油な二人の物語。 なんでこんなに引き込まれたのか、、 たぶんのこの本のバリエーションの多さだと思う。 最初はこの二人だけの平和な日常だけで進んでいくのかと思いきや、、 勇気、感動、ときおりコント、ミステリーっぽさもあったり、満足度が高い高い。 人に勧めたくなる本でした!ありがとう。

    3
    投稿日: 2026.01.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    弟のことを分かっているつもりだったのに知らなかった真実があったこと、別れた夫にも子供のことで考えが違っていたこと、人は自分以外の人を完全に知ることはできない。どんなに悲しくてもお腹はすくし、誰かが自分の為に作ってくれたごはんは弱った心を助けてくれる。生きることは食べること大事なのは助けあって生きていくことだと最後は温かい気持ちになれるお話でした。

    3
    投稿日: 2026.01.12
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    食べることは生きること。 生きるために必要なことはどんなこと。 人と生きるために必要なことはどんなこと。

    2
    投稿日: 2026.01.12
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    野宮薫子と小野寺せつな、二人の待ち合わせから始まる物語。なんか常にイライラしている主人公薫子と、常に不愛想なせつな。しかしせつなは凄腕の料理人だった。実写化されたとしたら、せつなは、この年代の女優が皆演じてみたいと思う役だと思う。 その方がカリッと仕上がるのかと思い、せつなの指示通りに僕もピザをフライパンで温めてみたのだが、ちょっと焦げてしまった。作品中の少年は上手く妹のピザを温めてあげられただろうか。 料理には人を癒す力があるけれど、家事としてのそれは(もちろん掃除や育児も)終わりのない労働だという指摘は重かった。 そして、人にはそれぞれ、どんなに親しい人間でも窺い知れない内面があるという話も重い。 もちろん、相手のすべてを知ることはできないし、知ることが正しいとも思わないけれど、知っているつもりになることだけは避けたいなと、少し謙虚に思いました。 面白かったです。

    13
    投稿日: 2026.01.12
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    食べ物は買ってそのまま食べらるものが、世の中に溢れている。 あえて作って食べる意味があるかと言うと、経済的であるとか健康的であるとか。 それでも手作りのものの温度だけではない温かさに救われる日もあるから作るんだと思う。 読後、本当の優しさとは?を考えている。

    11
    投稿日: 2026.01.12
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    美味しいご飯を食べることだったり、人からありがとうと言われること、人と関わること、こういう日常のちょっとしたことで気持ちがあたたかくなったり、生きる活力になったりするよなあと。 それと同時に、見えている部分が全てではなく、ひとりひとり沢山のものを抱えながら生きているのだと改めて感じた。 読み終わる頃には登場人物全員が愛おしくなった。 もし、生きることがつらくなったときも、美味しいご飯を食べることだけは続けていきたいな。

    3
    投稿日: 2026.01.12
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    ① テーマ 本作は、人と人との関わりの中で浮かび上がる「人間の真髄」を描いた物語。 ② 印象に残った点 せつなの生き方や人間性が最も印象に残った。一見すると生意気で常識に欠ける若い女性のように見えるが、その実、芯が強く、自分の価値観を貫くとてもかっこいい女性として描かれている。 また、複数の料理を要領よく、淡々とこなしていく姿には憧れを抱いた。 ③ 一番伝えたいこと 人はそれぞれ異なる考えや心を持っているが、誰一人として完全に一人で生きていけるわけではない。 不安や心細さを抱えながらも、協力し合い、思いやりを持ち、支え合って生きていくことの大切さを本書から学んだ。 ④ 自分に引き寄せて 相手の気持ちをより深く想像しながら行動することの重要性を改めて感じた。 それはプライベートだけでなく、仕事の場においても意識していきたいことである。

    2
    投稿日: 2026.01.12
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    しばらく本から離れていた私でも一気に読んでしまった。 読みやすく引き込まれる展開。 色々な古い価値観に縛られる生き方。私には分かりすぎるほど分かったが、今の若い人にも理解できるのかな? 本屋大賞受賞ってことは時代はそう変わりないって事なのかも。 惹かれあって行く人が居るのはなんて幸せなことだろう! それが恋じゃないとしても!この年になってもそう言う人に巡り会いたいです。

    5
    投稿日: 2026.01.12
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    audibleにて。美味しいご飯の描写が上手いお話って癒されるよね。そんな風に思いながら聴いていたら、想像していたのと違う展開に驚かされた。

    6
    投稿日: 2026.01.11
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    本屋大賞の作品たしか情報がないまま、どんなジャンルの話なのかもわからずに読み始めました。 1章を読んだ時かなり私の経験とも重なってしまいかなり辛くて、これはもしかしたらこの先無理かもしれないと思いどこかのサイトで2行ほどのあらすじを見ました。 その簡単なあらすじに涙が出そうになり、読み進めなければ!と勢いづきました。 稚拙な感想ですが本当に良かった、みんなにおすすめしたい。 もうカフネが本当に愛おしい、どのシーンも強烈に情景が浮かぶ文章しお腹も空きます!!

    13
    投稿日: 2026.01.11
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    物語に入り込むまでが苦手な私でも読みやすい作品でした。親と子の関わり合いについて自分に重ね合わせて考えさせられる部分もあった。 『人間は自分以外の人間のことは何ひとつわからない。わかったような気がしても、それは思い込みに過ぎない。』 本当にその通りだなと思った。

    3
    投稿日: 2026.01.11
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    主人公がギャーギャーうるさいなと思ったけど、せつなとの対比が途中から心地よくなってきた。 内容はさておき、しんどいときは家事代行頼むべきだよなと思わされ、年末(結局年始)の大掃除は家事代行をお願いした。

    3
    投稿日: 2026.01.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    どんなに近くにいても、その人のすべてはわからないし、わかってもらえるわけでもない。 でも、わかり合おうとすることを諦めてはいけないと思った。 せつなの言う通りみんないずれ死ぬことは同じだけど、1人で生きてはいけないし健康に生きた方がいいに決まっている。 食べることは生きることであると全編を通して伝えてくれる作品。

    3
    投稿日: 2026.01.11
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    「カフネ」(阿部暁子) カフネは主人公のひとり小野寺せつなが勤務する家事代行サービスの会社の名前です。せつなの作る料理が全て美味しそうで、読み進めてしまった。世の中には、色んな事情で全く疲れてしまって家事など出来なくなった人がいる。「家事は、まったなしです。いくら掃除機をかけてもまた床に埃が溜まるように、決して終わりはない、生きている限りつきまとうものです。」そんな人達の為にカフネはある。情を与えるのではなく、上から目線ではなく、せつなは、静かに張りつめて料理をする。彼女の神がかった手際の良さでの料理の様子も読んでいて楽しくなった。物語は、別れたくないのに、別れてしまった人の話しが最後にどのような救いがあるのかが気になりページをめくるのを、やめることが出来なくなる。「生きる戦闘力」が上がるとか魔法の様な秘訣も出て来る。子供が出てくる挿話になると私は孫の事を思って元気になった。 カフネはポルトガル語で「愛する人の髪にそっと指を通す仕草」の意味もあるらしい。普通の恋愛物語ではないけれど、やっぱり誰かの役に立ちたいと思う人の為の愛の物語なのだと思う。

    11
    投稿日: 2026.01.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    せつなの性格がすごい好きでした。 成瀬シリーズも大好きなので成瀬に似たものを感じました。人の目を気にせずハッキリした人(キャラ)が好きなのかも! ただ、最後のパートナーシップ制度?読み間違ってなかったら出会って1ヶ月半とかでその話をしてるってこと??普通に楽しく読んでたら最後はギョッとしてしまいました。距離感の詰め方どうなってる、、? まぁでも、せつなにとってはそれぐらいグイグイきてくれる人が良かったって事なのかな。 親という存在の書かれ方が面白かったです。

    6
    投稿日: 2026.01.11
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    38歳独身バツイチの身には時々ぎゅっとなる言葉もあったけれど笑、 ただ自分として生きて、そのために美味しいご飯を食べて、笑っていてほしいと思える人がいるということが人を強くさせるなぁと。 あと人には見えてる部分だけでなく、抱えてるもの、経験してきたことがたくさんある、と想い合うことが大事なのは改めて。 でも、言葉にしないと、対話しないと伝わらないということもあるよね。

    3
    投稿日: 2026.01.11
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    人それぞれ辛いことを抱えながら、でも逞しく生きてる、そんな様子を垣間見た感覚。 人同士の繋がりで救われるあったかさがいいなあ、自分にも人にも優しくありたいなと思う年始でした。

    3
    投稿日: 2026.01.10
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    最近「こんな不幸な世の中に子供を産み落としたくない」といって出産に積極的になれない人が周囲に多い。でもそんなに悲観的になる必要はないはず、ぬくもりやおいしさを感じられればそれだけで人は生きていけるので。

    12
    投稿日: 2026.01.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    極めて☆5寄りの☆4。 本屋大賞と話題の作品にさらなる展開を期待した自分への戒めとして。 カフネ、タイトルの淡くも芯のある言葉の表現、それぞれに出てくる人物への愛情が素晴らしい。 特におにぎり、子を持つ私にとってあれほど涙を誘う描写はない。 どこかミステリを読んだ時の読了、愛とはなんなのか、自由とは?生きるとは? その思いを全て飲み込むような薫子さんの強さは本物。 毎日を生きるモノとして、自分勝手に生きる人生の本質を気づかせてもらったような暖かい気持ちになる。 大賞、納得であった。

    6
    投稿日: 2026.01.10
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    誰かのちょっとした関わりで、ちょっと救われることって結構あるよな。 自分は頑張っているつもりだけれど、それを誰かにおしつけていないかな? 物語の本筋からは離れてるかもしれないけれど、読みながらそんなことを考えました。 最後はちょっと強引な感じがして入り込めなかったな。

    6
    投稿日: 2026.01.10
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    心が温かくなるような作品だった。嫌いじゃない。せつなの作る料理でみんなが前向きになるのも良かった。いろんな不幸を背負ってどん底の生活だった薫子も、せつなの料理で立ち直って、めちゃくちゃ逞しくなっていたのも良かった。 ただ、今の流行りなのか必要以上に不幸話が多かったり、多様性が出てきたり、それがないと書けないの?

    12
    投稿日: 2026.01.10
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    こんなに話題になるほどいいかなぁ、と思ってしまいました。 あまり主人公のことは好きになれなかった。せつなの言う通りうーん、干渉してきすぎじゃない…?と思ってしまった。 途中も少し中だるみ感を感じる。あまり結末も現実味がない…。これもどうせ実写化とかするんだろうなぁ。 登場人物みんな優しいところと、身近で大切な人が亡くなってしまった虚しさ、悲しさと戦いながらも懸命に生きる姿は泣ける。

    11
    投稿日: 2026.01.09
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    何とも言えない読了感だった。生きづらさを抱えて生きる人間たち。その背景にはそれぞれのエゴが存在する。親としての在り方も考えさせられるものがある。子供を持つことの意味も。。唯一の救いは誰かを想う気持ち、愛おしいと思う気持ち。私自身生きづらさを感じる今、この小説の中の描写や表現に心が揺さぶられる。食べることは生きること。食べること、料理を作ることが私にとっても明日を生きる希望につながると思わせてくれた一冊。

    3
    投稿日: 2026.01.09
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    本屋大賞1位ということで購入 序盤のストーリーの進み方はミステリ小説かと思った 昨日まで一緒にご飯を食べてた弟がベッドで亡くなる しかも遺言を遺して しかし死因が謎 ミステリーですよね 家事代行のお料理小説ということで、人に尽くす系のお料理かぁ、ライオンのおやつみたいな感じか。と勝手に思ってたけどまた少し違った 登録人物全員が特殊な性格すぎてなかなか疲れた でも特性がはっきりしてて読み進める分にはおもしろい せつなと薫子が仕事終わりに毎回一緒に食事をするシーンが好きだった 冷蔵庫にあるものでチャチャッと料理作ってしまうのとか大好き その分、せつなの料理シーンはもっと具体的に欲しかった 食べるシーンももっとあっても良かった 薫子の片付けシーンも、もっと細かく欲しい どこがどんな風に散らかってるかで、部屋の主にどんな特性や悩みがあってどれくらいしんどいのかがわかると思う 部屋って心の現れだと思ってる 小説の最後はそう来たかと驚きではあった もう少し現実味がある終わりが好みだけど、薫子だからこそのその提案なんだろうなとも思った ん〜でも一般人としての共感は薄いかも! でも感動する物語だった! 夫さんのキャラが好きだった

    13
    投稿日: 2026.01.09
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    本屋大賞2025、どんな感じ?と読んでみたけど… 主人公の離婚があっさり描かれてるわりに、弟への愛情が強くて、なぜ?って、ずっとモヤモヤ。でも、ちゃんと答えは用意されている。 正確な伏線回収。 そして、不妊とか病気とか自分ではどうにもできない、もっともな理由で困ってる人たちがいっぱい出てくる。 作者のインタビュー記事を読むと、コロナ禍で書かれたようで、それで困ってる人みんな盛り込んじゃったのかも。 そして、みんな優しい。 ご飯を作ってもらった子供たちまで、感謝のメッセージ付きでフライパンを返したりする。お礼、大事だけど… 優しさのお手本のような感じが、今どきだなって、ちょっと疲れた。

    8
    投稿日: 2026.01.09
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    あたたかくて切ない 「どんなに気落ちしてても、美味しいものを食べると幸せを感じる」 「食べることは生きるために必要な栄養を摂るだけじ ゃ無くて、美味しいと思うこと、楽しいと思うこと、うれしいって思うことが生きていくために必要」 文字だけでもせつなの料理にわくわくした。

    10
    投稿日: 2026.01.08
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    阿部暁子さん『カフネ』を読了しました。 多様性の時代、コロナ禍を経た「現代」の設定で書かれた物語。 私は読書習慣など無く、ましてや旬の本を読むこともほぼ無かったので、自分が今生きている「現代」が舞台の物語を読むのは新鮮でした。 物語の書き方は丁寧で平易な文章、情景もイメージしやすく、とても読みやすかったです。 各所に「謎」…ミステリーという程のことでは無いけど謎が散りばめられており、最終局面で少しづつ分かってきて、繋がったりして…しかもその辺りは感情を揺さぶってくるシーンでもあり、ページをめくる手が止められませんでした。 全編通して愛の物語でした。登場人物のキャラ設定と言動がブレなく一致していて、納得感強かったです。 ただ、すこし、登場人物のキャラ立ちの強さ、セリフのブレなさ…この人はマンガに出てきそう!と感じて、そこが引っかかったままの印象で読み終わってしまいました。 別にリアルさに欠けるからダメとは全く思いませんが、小説の登場人物ってそういうものなんでしょうか…。

    8
    投稿日: 2026.01.08
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    食べる事って大切。 そこから見えてくるもの、感じてくるものがある。 食べるって人間にとって欠かせない日常だからこそ、そこから人が見えてくる。 逆に、身体を作っている食べ物を変えれば、人も変わっていける。 食材だけではなく、食べ方、食との向き合い方も。 食べるということから、色んな人の苦しさも優しさも感じた。  私も今年は食との向き合い方を誠実にしていきたい。

    18
    投稿日: 2026.01.08
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    40代の女性ってこんな喋り方するの? インフルエンサーが考えるファッションブランドの名前みたいだなー

    6
    投稿日: 2026.01.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    本屋大賞受賞作と聞いて。 帰省の移動にと購入。 家庭環境や人間関係など様々な生き辛さを抱えた人達の物語。 夫との離婚や大切にしていた弟の突然死により 生きる事に疲れている中で、素っ気ないながらも相手を思いやる料理に、その料理を作る「せつな」に心を動かされ立ち直るきっかけをもらっていく。 分かり合えていると思っていた相手との行き違いやすれ違い、「どうしたいのか」「どう生きていきたいのか」、そして「相手を想う」という事はどういう事なのか。 分かり合う、信頼するという事は難しくて、自分の弱いところを見せたり、相手の事を真に思いやる事の困難さと大切さ。 心のこもった料理を通じて生きる事や人との繋がりを考えるきっかけになった。 最後に、 薫子とせつなのこれからの関係についての言及は悪いわけではないが、個人的にはそこを書くなら健やかに生きていく楽しんでいっている2人の描写も欲しかった。 おにぎりが作れるようになると人生の戦闘力が上がる!

    4
    投稿日: 2026.01.07
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    面倒臭いほどに真面目な薫子は、年の離れた弟の急死の遺言により、弟の元恋人のせつなに会う。冷徹なせつなの言動に薫子は憤るが、彼女の作る料理で荒でいた心を解してゆく。そのなかでせつなの勤める家事代行会社「カフネ」のボランティアを手伝うことになる。 何度心が砕かれても、それでも食べて生きていく単純な恋とか友情ではない連帯が様々に描かれた作品。

    5
    投稿日: 2026.01.07
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    カフネとは『愛しい人の髪に指を絡める仕草』というポルトガル語が由来になっている。カフネという家事代行サービスが中心となる物語。ある日、大切な弟が何の予兆もなく亡くなってしまった主人公は、離婚も重なり、荒れた生活を送る。遺書に遺産相続として指定されていた弟の交際相手だった小野寺せつなと関わることになり、色々あってカフネの家事代行無料体験サービスでタッグを組むようになる。せつなが作る料理や、素っ気ないが隠れた優しさによって、主人公は生きる力を取り戻していく。ストーリーが進むにつれ、弟がなぜ死んだのか、小野寺せつなの過去が徐々にわかっていく。苦難の多い人生の中で、人から受ける愛によって生かされていることに気づかされるストーリー。何よりせつなが作る料理がとてもおいしそうで、東北の郷土料理のたまご味噌を作ってみたいと思った。

    5
    投稿日: 2026.01.07
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    まず、この作品に出会えたことに感謝したい。それほど、人生や人との関わりについて深く考えさせられる作品だった。 今年の目標として「応援される人になる」を掲げることができたのも、この作品のおかげだ。

    16
    投稿日: 2026.01.07
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    目の前にいる人はどんなことを思いどんな背景を生きぬいてきたのだろう。私が本に耽るのは様々な生き方に触れられるから、人との繋がりに温もりを感じられるからだと思った。

    5
    投稿日: 2026.01.07
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    人間同士のすれ違いと、それでも確実にある愛情や守りたいという気持ち。不安定な世界に生きる不安定な私たちが、日々生きていく上での、食がもたらす力。こういったものが描かれていると思った。 随所に出てくるそれぞれの人の誰かを守りたい・元気にしたいという気持ちの尊さに、感動した。 人は他人を理解することはできない。でも、他人と支え合って生きている、ということを改めて感じた本だった。 また、カフネの人たちが大切にしていた、本当に苦しい人を見つけ想像し助ける気持ちは、自分も大切にしていきたい。

    9
    投稿日: 2026.01.06
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    面白かった! 本屋大賞特有の詰め込みセットと強いメッセージ性は感じたものの最後までワクワクしながら読むことができた。慣れつつあった家事代行でトラブル系に巻き込まれるよくある系かと思ったら全然違ってずっと同じ弟の死に関するトラブルと新発見しか出てこない斬新な内容だった。 元利用者とプリン作る流れとか最後のとことかは、ん?ってなったけどそれ以外は本当に良かった! 薫子とせつなの掛け合いも良かった 春彦君みたいなタイプになって生きてしまうと人生しんどいだろうな 手元に置きたい本だなあ

    9
    投稿日: 2026.01.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    カフネ (Cafuné)はポルトガル語で、愛する人の髪にそっと指を通す仕草、または愛しい人を頭から撫でてあげる穏やかな動作

    2
    投稿日: 2026.01.06
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    生きる意味とか多様性とかが盛り込まれた作品で色々考えさせられる。自分の周りにもいつでも優しい笑顔を振り撒いてるな人いるな〜、抱え込んでないかなって心配になった。ただ、セリフが出来すぎているというか、物語を見せられている感がすごくて、没入はできなかった。情景を簡単に浮かばせられる表現方法とか、映像化を目指しいてる感が強くて抵抗を感じた。

    6
    投稿日: 2026.01.06
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    読んでいて登場人物たちの考えや感じ方に自分と重なる部分があり苦しくなるところもありました。 今ちょうど不妊治療中ですが、夫の方がこどもを持つことに前向きで実は毎月妊娠していないことがわかるとちょっとホッとしている自分がいることに気づいて後ろめたさを感じることがあります。でも、子どもがある生活も想像できる。この辺が公隆と重なりました。 せつなにしても薫子にしても女性の心の機微が繊細に表現されていて、場の雰囲気を感じながら読み進められてあっという間に読み終えてしまいました。 せつなが子ども時代の過ごし方の影響もあり、他人に寄りかかれないのに、自分は他人に対して不器用な優しさを見せるのもなんとも言えないもどかしさを感じさせます。

    8
    投稿日: 2026.01.06
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    弟を亡くした薫子が尋ねたのは、弟が付き合っていた彼女のもと。彼女は年上の薫子に横柄な上、時間にルーズで物怖じしないタイプ。 なぜこんな子が弟と付き合っていたのか? でもどうしても彼女に伝えなきゃいけないことがある…。 という話から始まり、だんだん食が人を助けていくお話になっていきます。 作中に出てくる料理が美味しそうで、お腹を鳴らしながらページをめくりました。

    19
    投稿日: 2026.01.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    カフネという本の事を知った時、カフネとはポルトガル語で「愛する人の髪にそっと指を通す仕草」の事だと書いてあり、すごくこの言葉に惹かれてこの本を読みたいとずっと思っていました。 そして2026年1番最初に読んだ本となりました。 最初は、「ハウスキーパーが色んな家を回って、様々な事情を抱えた人と関わり合い、自身が成長していく物語」と聞くと、正直カフネ以外にもありそうなありきたりな本だなと思ってしまっていました。 しかし、いざ読んでいくと、最初から最後まで一気に読んでしまうほど、カフネを読むことに没頭してしまいます。 ありきたりな物語では無く、薫子と小野寺せつなと春彦と、それらを取り巻く1つ1つの出来事・関係性が、時にすれ違い複雑に絡み合いながら、生きること・子供を持つこと・大切な人との付き合い方を食べることを交えながら伝えてくれる小説でした。 下記、後から思い返せるよう自分用としても、色々とカフネの心に残ったフレーズを書きつつ、感想を述べていきます。 生きることに価値を感じながら生きるのか、どうせ人は最後は死ぬといって価値を見出さずに生きるのか、人それぞれ価値観は異なるのかと思います。 どんな価値観や考え方を持っても良いから、大切な人を大切に扱いたい。取り繕わずに、ちゃんと向かい合いたい。私も自分の大切な人に、ちゃんと向かい合って、お互い気持ちよく過ごすことができているのか、見つめ直したいと思います。 人間は自分以外の人間のことは何ひとつ分かるわけなく、物語に登場する春彦も実は29年間ずっと誰かに愛されて欲しがられて休みなく続いて本当に疲れていた様子だったことが明らかになりました。同時に自殺では無く、自分がこれから生きたいと思える生き方をしていく覚悟も持っていたと最後の支援団体の封筒から読み取れました。 薫子の「家族というしがらみの中で味も分からないものを食べ続け、美味しいねと笑顔で話しかけ、みんなをつないでいたのか。」と春彦に対して空想する場面がありましたが、自分の親に言いごたえする事を許されていた私にとって、春彦の生きづらさは相当に大変だっただろうなと思います。 私は食事の時間が大好きです。よく趣味は食べることと自己紹介で話したりしています。小説の中の「どんなに気落ちしてても、美味しいものを食べると幸せを感じる」このフレーズに共感しました。 また、小野寺せつなの料理と対話が、薫子の春彦を失った痛みを癒していったり、薫子と鈴夏が作ったおにぎりを食べるせつなが、「みんないなくなっちゃう」と言って涙を流したことからも、食事の効果は絶大だなと改めて感じます。 「食べることは生きるために必要な栄養を摂るだけじゃ無くて、美味しいと思うこと、楽しいと思うこと、うれしいって思うことが生きていくために必要」という文章があり、味の分からない春彦に、おいしい以外の感情を与えようとしたせつなが凄くてただただ感激しました。 最後、せつなの側に薫子が居てくれるという安心感…ホッとしました涙 「あなたの人生も、あなたの命も、あなただけのもので、あなただけが使い道を決められる。」 「愛情というラベルを貼った束縛」 カフネには胸に刺さってくるフレーズがいくつか散っており、次へ次へと読み進めるうちに没頭し、感動してしまいます。 人との付き合い方・大切な人との付き合い方・食事の大切さ・人生の生き方 勉強になりました。

    64
    投稿日: 2026.01.06
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    食べることは生きることで 生きることは消費していくこと 消費していつしか自分がなくなってしまわないように 好きなものを知って忘れないようにしたい

    4
    投稿日: 2026.01.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2026年、読み始めにして良かった。 優しくて切なくて、自分の人生を自分らしく生きたいと思えるような本。 せつなに会ってみたい、料理を作る姿を隣で見守りたい。 読者が「登場人物に会いたい」と思えるような本を書ける人こそ、素敵な作家だと思う。 小さい頃、お母さんは私の頭を撫でながらよく髪を梳いてくれた。大人になった今も、いつも私のご飯の心配をしてくれる。 カフネってそういうことだよなぁきっと。

    4
    投稿日: 2026.01.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    人をわかったつもりにならず理解しようとすること、食べることは大事に。ラストの薫子さんの決断は突飛ではあるが、それくらいの想いがあるアピール。受ける必要はないがその想いはお節介ながら嬉しいと思う。相手を気にし過ぎてしまう現代だが、古典的お節介も必要かもしれない。

    3
    投稿日: 2026.01.06
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    なんか思わぬ展開に、まじか、、って声に出てた場面が何箇所かあった。 春彦のことを知るたびに、せつなと薫子の仲が深まっていくのを見るのが感動したし、微笑ましく思った。 毎日美味しいご飯を食べて、落ち着くベッドで寝る。 部屋が綺麗だと、外から帰ってきたとき清々しい気持ちになれるし、美味しいご飯を食べることで元気が漲る。 俗に言う"部屋を綺麗にしろ''ってこういうことなんだなって思った。部屋を綺麗にしたことで、新しい風が吹いて、清々しい気持ちになって、気分も上がる。 ご飯をしっかり食べることで、生きる気力になる。 食事の大切さと、部屋を綺麗にすることの大切さを学んだ。 また、この本を読んで、人には言っていないだけで、みんな何かしら抱えて生きているんだなって思った。 だからこそ、それに気づける人でありたいと思った。 せつなは不器用ながらも料理で人に寄り添ってて、 薫子は言葉で人に寄り添ってる。 2人とも寄り添い方は違うけど、その人なりの愛なんだなって思った。 私もせつなみたいに料理上手くなりたいな。 要領よく美味しい料理を提供するせつな、すごくかっこよかったし、みんなに美味しいって言ってもらえるの嬉しいだろうな。 薫子みたいに要領よく物事こなせるようになりたいな。部屋の片付けとか、もうプロレベル。 毎日自分の部屋、綺麗に保ちます。 料理もがんばって作ります。 気に入った料理何度も作って、じぶんのものにしようっと。

    4
    投稿日: 2026.01.06
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    2026年の1冊目が「カフネ」で嬉しい。生まれる時代や世界も選べずに「生きさせられる」中で、目的や願いをもつことももたないことも苦しかった。おいしい、楽しい、嬉しいで、なんとか生きていくこと。そこに、愛しい。とても怖いこと。私も、変われるだろうか。私を信じられるだろうか。どうか、幸せかはわからなくても、元気でいて。それは私のためになる。

    4
    投稿日: 2026.01.06
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    ちびちび読んだいたので、ストーリーを思い出しながら読みました。 食べ物の力ってすごいんだなぁ、とシンプルな感想。 あと、40歳を目前にした自分としてはリアルな内容だなぁと、ちょっと辛くなったりもした。

    9
    投稿日: 2026.01.05
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    ドラマ化を意識しているのでは、と思うほど情景が鮮やかに浮かび上がるのは良いとして、伏線の回収があからさまな感じがする。言葉遣いも何だか軽くて、あまり好きになれなかった。

    5
    投稿日: 2026.01.05
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    とても温かいが、序盤はよくある平坦な物語だなと感じていた。しかし、それぞれの想いや事実を知り、一気にストーリーが動き出す。 食べ物を作ることが言葉よりも何よりも人を変え、救えるのだということを感じた。

    12
    投稿日: 2026.01.05
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    女性の共感を誘いそうなテーマをてんこ盛りで、受けるのは良く分かる。 ただどうしても気にかかるのは、せつなさんが登場時点でどうしてお姉さんにそこまで感じが悪かったのかだ。作品の構造上の要請以外に、遅刻してきてもそれを詫びないような人には思えなかった。 それ以外はとても良く出来た話だと思う。若干出来すぎた感はあるにしても。 ラストは主人公の思いが行き過ぎているようで、それを受け入れられないのはもっとものようには感じた。もうちょっと別の着地点を主人公なら探せそうな気はした。トキコさんと立場も被るようにも思ったし。 audibleで鑑賞。ナレーションは素晴らしかった。

    5
    投稿日: 2026.01.05
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    本屋大賞受賞作かつ私の好きな食がテーマの作品であり、高めの期待値を持って拝読。美味しそうなご飯の描写がたくさん出てきて頭に思い浮かべながら楽しく読みました。食が親族の死、親との離別を受け止める支えとなり、主人公の背中を押す様子は、私が好きな描かれ方でした。良い意味で期待を裏切らず、読後はあたたかい気持ちになれる。

    4
    投稿日: 2026.01.04
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    当たり前の感想になってしまうけど、 すごく温かい話だった いくら近い存在でも、たくさん話し合っても分かり合えない事はあるし、みんな色々な事を抱えて生きている。支えてくれる人がいるって本当に素晴らしいことなんだって思えた。 そして、誰かを支えたいと改めて思えた。

    4
    投稿日: 2026.01.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最初、どういう風に物語が進んでいくのか想像もつかなかったが、薫子のところにプレゼントが届いたところからもう一段階ギアが入ったように物語に引き込まれていった。 薫子は生前春彦に関わりあった人々に出会いながら、徐々に姉である薫子が見ていた春彦とは別の一面を知っていくことになる。同時に物語では、「人を生む」ことの重みや、それ自体の是非を問う。 生きるのが上手そうな春彦が、強くて何にも靡かなそうなせつなが、本当はどう思っているかは誰にもわからない。それぞれがそれぞれの事情や、生きづらさを抱えながらも必死に生きている。春彦がせつなと恋人関係ではなくとも、せつなに残したいことが多くあり、それ以上の絆で結ばれていたのかとおもうととても良かった(これ以上の言葉がみつかなかった)。

    5
    投稿日: 2026.01.04
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    カフネって言葉の意味とても素敵だなと思った。 主人公の薫子は弟を亡くし、不妊治療もうまくいかず夫とも離婚。荒んだ生活を送っていた時、弟の元恋人のせつなに温かい手料理をふるまわれた。せつなの料理を食べた薫子は、立ち直る気力を取り戻していく。 私も子どもが部活の試合で負けて落ち込んだり、顧問に怒られたりして帰ってきたら、何も言わずとりあえず子どもの好きなご飯をたくさん作るようにしている。 ちょっとでも元気になってもらえるように。 食べることは生きること。 辛い悲しいどうしようもない時ほど美味しいものを食べて、明日を生きる活力にしたい。 でも、この本に出てくる登場人物たちは様々な事情で食事を作ったり家の中を片付けるのもままならない。薫子とせつなはそんな人たちの家へ家事代行のボランティアへ出向く。 せつなの料理は食べる人のことを思い寄り添う。 大切な人に美味しいご飯を食べてもらいたいと思うことは愛だ。 この本は大事なことを再認識させてくれたと思う。

    22
    投稿日: 2026.01.04
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    最愛の弟を亡くし、夫まで失った主人公姉が、"カフネ"というハウスキーパーのボランティアを通して、人の内側に気づき始め、最後は絶対に仲良くなれないと思った弟の元恋人役を内面から支えたいとするお話 これまで目の前のことを努力でウザいほど正面突破し続けた主人公が、人の側面に失ってから気づいた後悔の受け入れていく姿に心奪われたのと、もうそうしたくないとそばにいる人を救うと誓った主人公を応援し続けたい

    10
    投稿日: 2026.01.04
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    私はせつなと似たようで似ていない境遇だが、元恋人を自死でなくしている。せつなの「どうしてあの時気づけなかったんだと」いう叫びが酷く鋭く心に刺さった。全く同じことをずっと思っていた。父も幼い頃に別れ、よく遊びに連れて行って可愛がってくれた母の恋人も離れて行ってしまった。大切な人が自分の元から去って行ってしまう悲しみはよく知っている。せつなの悲しみも薫子の悲しみも自分ごとのように伝わってきた。 せつなが料理を作ることは、その人に好きだよと伝えることであった。味がわからない晴彦に激辛や激甘の料理を食べさせ、見た目でも楽しめる料理を作っていたことは間違いなく愛だった。 今からすごく個人的な話をする。私は馬を育てている。私は担当馬におやつをあげる瞬間が大好きだ。ぶどうをあげると、おいしいおいしい、もっと、もっとちょーだい、と鼻を寄せてくる。ぶどうなんて一人暮らし大学生には高級品なのに、ついいつも買ってきてしまう。私もぶどうが大好きだが、私の口に入るのは2,3粒。残りは全部馬の大きな口の中。 ところで、私の家は貧乏な家だったのだが、母は冬になるとよくいちごを買ってきてくれた。高いから無理しなくていいのに、と思っていたが、担当馬を持つようになってそれがわかった。値段なんて関係なく、たとえ自分の食べるものがなくなったとしても、愛おしく思う人・生き物が、自分の作った・あげたものをおいしいと言って食べてくれることは、この上ない幸福なのである。せつなが晴彦にしたこと、薫子がせつなにしたことはこういうことだったのだろう。 せつなに救われた薫子が、せつなを救った。最後に私の恩師の言葉をここに残す。「助けられてばかりで申し訳ないと思うのなら、自分の身近な誰かを救ってあげなさい。そうしていれば、巡り巡ってあなたを救った人を救うことになるから。」

    9
    投稿日: 2026.01.04
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    人には言えない事情を抱えて苦しみながら、 他の誰かの苦しみに寄り添おうとする心をもつ人たちが 少なからずいることに、 これまでの生活で出会ってきました。 そのような生き方に触れたときに 「結局は自分のためだろう」 と断じる人がいるのも分かるんです。 結果的にはそうなるのかもしれないから。 だけど… 自分が疲弊していることに気づけなくなるほど、 人のために心を尽くすことって、確かにあります。 周りから見ていたら危ういのは一目瞭然な状況。 これは確かに 無意識であれ自己犠牲なのかもしれないです。 「それを愛とは言わない…」 という人もいることは分かります。 そんな愛を受ける側が感じる重圧、苦しさも分かります。 だけど、 そんな愛に心を動かされる私の感覚も嫌いではありません。 時に重たく感じる愛もあれど、 深い慈愛の上の愛だと理解して、 受け止めることができることもありました。 過去を振り返ると 見返りを求めてこなかった行動が自分にもたくさんあります。 一方で、 内心見返りを求めてしまった行動もあるのは私の弱さ。 二つの行動の比較で浮かび上がる心の様相があります。 その心に、タイトルの「カフネ」との重なりを感じます。 「愛する人の髪にそっと指を通す仕草」 隣で寝ている恋人を眺めてる時 座っている子どもの後ろに立った時 大切なその相手の髪に、 気付いたら指を通してしまうことがたしかにあります。 「好きだ」とも「愛してる」とも… 何かの言葉の代わりにそうしているのではなく、 もっと全部を含んだような、言語化が難しい行動。 「ただ隣にいるあなたの存在が愛おしい」 「隣にいれるあなたとの関係性が愛おしい」 うまく言葉にはできないけど、そんな瞬間。 そしてそれは、 相手は私が髪に触れているのに気付いていない瞬間。 本作の『カフネ』での仕事に携わった人たちにも、 そうしたくなる…というか、 そうせざるをえない静かな衝動があるように思えます。 同じような苦しみをもつ誰かに気付き その相手を支えることで、 結果的に自分の心が癒されることはあるのでしょう。 でもね、 その結果を求めたわけではなく、 そこには「ただ寄り添いたい」という 伝わる相手にしかわからない思いがあるのだと思います。 『カフネ』を呼んだ後、 少しだけ、世界に対して優しくなれたように思います。 (追記) 前半を読んで、まだ全体像が見えていない中で、 美味しそうな料理の数々の描写に影響されたわたし。 家族のために、ずっと気になっていた料理を いくつも作ってしまいました。 楽しかったし、心の癒しにもなったなぁ・・・。 めっちゃ見返り(感想)を求めた、 料理体験だったもんなー。 喜んで欲しいという密かな欲はあったから。 薄っぺらいかもしれないけど、 そんなこともやってしまった読書体験でしたー。

    15
    投稿日: 2026.01.04
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    本屋大賞受賞から気になっていた1冊。その本を読む前にあまり事前情報は入れないで読むようにしていてもなんとなくのイメージはできたり、読み進めているうちにこんな感じなのかなと思いながら読み進めていくことはある。カフネは事前のイメージも読み進めていく中でのこんな感じなのかなという思いとも違った方向でストーリーが深く展開。2026年の1冊目がカフネで良かった。自分以外の他の人のことも考えて、この1年を突き進んで行こう。

    7
    投稿日: 2026.01.04
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    どれだけ落ち込んでいても、食欲がなくても、ちゃんとしたごはんを食べることだけは怠ってはいけないと感じた。 人間は辛い出来事があった時ほど、溜め込んで自分でも気付かぬうちに負のサイクルから抜けだけ無くなってしまうが、おいしいご飯を食べる、部屋を綺麗にするという日常の一点を気にかけてみるだけでこんなにも見える世界や捉え方が変わるんだなと改めて実感させられた。 料理の匂いや味までも想像出来てしまいそうな、文章表現もとても好きだった。

    8
    投稿日: 2026.01.03
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    とても読みやすくて面白かった! 表に見えないようにしているだけで、人はそれぞれ色々な事を抱えて生きているのだなと思った。 どんなに近しい人でも所詮は他人。他人の本心は知りようがない。本当に大切にしたい人であるのなら、ちょっと図々しくても、その人の人生に踏み入る勇気も必要なのかなと思ったり。 とりあえず今は卵味噌作りたい!!

    6
    投稿日: 2026.01.03
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    人の顔色をうかがいながら、自分の感情をうまく外に出せず、心の中に留めてしまう。 春彦とせつなは、そんなタイプの人間として描かれているように感じた。 そして、今の社会には、彼らと似た人が増えているようにも思う。 「対話が大事だ」と言われる場面は多い。 それでも、対話をしているはずなのに、最終的には戦争という「力」で支配しようとする。 なぜ、そこですれ違いが生まれてしまうのだろうか。 この物語が伝えているのは、 対話とは、ただ自分の気持ちを正直に伝えることではない、ということなのかもしれない。 相手の内側と向き合うこと。 それは相手がどんな背景を背負っているのかを理解しようとすること。 春彦やせつなというキャラクターには、 その「内なる対話」と「相手を知ろうとする姿勢」の大切さが込められているように感じた。

    10
    投稿日: 2026.01.03