
総合評価
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powered by ブクログ家事代行サービスのお話。 単に依頼された家事代行をするのではなく、家事代行をする余裕がなかったり、必要と当人は感じていなかったりする人達にボランティアとして出向くってところがいいなと思いました。 色んな環境の人がいて、周りと比べると自分なんか、って頑張りすぎてしまう人達。周りを頼ることって勇気がいるけれど、とても大事だと思う。 家事に苦しむ人達のところに伺って、部屋を綺麗にして美味しいものを作ることで、心が晴れていく利用者。 身の回りを綺麗にして、美味しいものを食べるって、とっても大事だなあと改めて感じました。 特に料理の描写が美味しそうすぎて、食べたくなっちゃった! せっちゃんの魔法みたいな手際の良さ、利用者それぞれを考えた料理の数々に沁みました!! いい話だったけど、主人公たちの背景の中で、色んな話が交錯しすぎて中途半端な印象を受けました。 個人的には家事代行サービスの方にもっと焦点当ててほしかったなあと。
17投稿日: 2025.05.07
powered by ブクログ優しい物語。 弱さが見える人もいるし、幸せそうに見えたり、強く見える人だけど、同じように悩みや不安や人には見せない弱い部分がある人がいる。 生きていく事は楽しくて幸せな事だけじゃないから、そっと手を添えたり、髪の毛にそっと指を通すようなそんな事で人はまた前を向けるのかな。
12投稿日: 2025.05.07
powered by ブクログ人の生きづらさとか悲しみとか、優しさとか慈愛とか、慮るとか労りとか、不機嫌な顔の奥に底なしの配慮を秘め、優しく髪をすく。もう泣きながら、じっと聴いていました。カフネは、ポルトガル語で「愛する人の髪にそっと指を通す仕草」という意味だそうです。そんな小説でした。
8投稿日: 2025.05.07
powered by ブクログ現在50代くらいの人、特にロスジェネ世代?の女性に刺さる内容だと思う。 頑張って努力してきたはずなのに、結婚とか家族を作ることは一人で頑張ってうまくいくことじゃないから、思い通りにいかない苛立ちや満たされない思いを持つこともある。 仕事は頑張れば評価されるしお金ももらえるけど、家事はやって当たり前。でもやらないと家がどんどん荒んでいく。仕事でくたくたになって家に帰り着いて、それから丁寧な暮らしなんかできない。ましてやおひとり様はそうだろうな。 みんな、誰かに褒められたい。誰かに求められたいし、誰かのために役立ちたい。 でもそれが叶えられないとき、こう思う。 どうしようもなく、寂しいのだ。(137ページ) 最近、家事代行サービスを題材にした作品が目につく。特に、自分のために丁寧に作られた食べ物に癒される話。(原田ひ香の「まずは、これ食べて」とかもそうだった) みんなちょっと疲れてて、寂しくて、誰かにご飯を作ってもらいたいんだろうな。 というか、大事にしてもらいたいんだろうな。
15投稿日: 2025.05.07
powered by ブクログ薫子がほぼ同時期に最愛の弟を失い、夫から突然離婚を突きつけられ人間不信になっている日々に女性から見たらありえないキャラクターの弟の婚約者である(せつな)と家事代行業に関わりながら次第に人間性を取り戻していく作品である
5投稿日: 2025.05.07
powered by ブクログ急死した最愛弟春彦の遺志のため薫子は、弟の元恋人の小野寺せつなと会うが、無愛想なせつなに遺志の遂行を拒否された上にその場で倒れてしまう。 自身突然、夫に離婚を切り出され、酒に溺れる生活を送っていた薫子は、ひょんなことからせつなに頼まれ、家事代行サービスの会社が行っている活動に掃除ボランティアとして、料理担当のせつなと参加することになる。そこで出会う大変さを抱えた家族との出会いから、薫子は少しずつ変わり始める。 弟がなぜ遺言書を残していたのか、小野寺せつなの生い立ちなど読み進めるうちに気になる事が明らかになっていく。 その前に町田そのこさんの「宙ごはん」を読んでいたこともあり、きちんと食べることは良い方へ生きることを導いてくれると思いました。 登場人物がみな生きることに不器用だけど、愛すべき人たちばかりでした。
7投稿日: 2025.05.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
今年も迷わず買った。毎年本屋大賞は無条件で買うと決めている。 なんとも不思議な気持ちになる読了感でした。本来ならぜったいに交わることのないせつなと薫子がどんどんとお互いに引き寄せられていく様子、いや引き寄せられるのではなくお互いがお互いを放って置けなくなっていく様子がもどかしくもあり心地良くもあると感じながら読んだ。最後はどうなったかはわからないがせつなが喫茶店の外で待ってたということは薫子の提案を受け入れて自治体のどちらかの制度を使うに至ったんだろうなぁと想像しました。赤の他人がたった一か月余りの間にお互いを必要とする仲にまで至るのはほんと奇跡的な出会いだと思う。 途中「えーーっ⁈」というカミングアウトが三度あった。まずは港航一による春彦の過去についてのカミングアウト、まさか春彦が付き合っていたのは港航一で⁈せつなは恋人のふり⁈。次に斗季子さんによるせつなの過去や病気についてのカミングアウト。そして公隆による薫子との結婚生活についてのカミングアウト。壮絶な人生体験をしてきているキャラクターばかり。 結局、春彦はどうして死んだのか?どのようにして死んだのか?というのがわからないまま。それが気がかり。 それにしてもせつなが料理をするシーンは、料理の音が聞こえてきて、匂いがしてきて、色や盛り付けまでが目に浮かぶような描写ばかりでほんとに美味しそうな料理ばかりでした。腹がどれだけ鳴ったことか。。。。
21投稿日: 2025.05.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
日常の光景を情景が浮かぶ様な表現で描かれていて、言語化力に関心させられた。相手の気持ち、周りの気持ちを察するあまり、人は正直になれず、取り繕って生きていかなければならない場面がある。 家族から大事にされなかった者同士が、出会い、気持ちを分かち合いながら生きていく。胸が苦しくなったところもあるが、薫子やせつなの立ち振る舞いは、自分を前向きにさせてくれた。せつなと薫子が手を取り合い幸せに暮らしてほしいと願う。愛を育んでほしいと思う。
19投稿日: 2025.05.07
powered by ブクログとにかく読みやすくて、どんどん読み進めて行けます。薫子と刹那のやり取りが面白かったり、お料理がとても美味しそうだったり、色々な人間模様があったりと、とにかく読み進めるうちにどんどん物語に入り込んでしまう感じ。 読み終えた瞬間、全てに感動して泣いてしまいました。これは確かに本屋大賞を受賞してもおかしくない!と思いました。何度も再読したくなる小説です!
4投稿日: 2025.05.06
powered by ブクログ作者はどんな経験した人なんだろうと思った。 人生の底みたいなものを知っているからこそ見える感情がたくさん詰まっているように感じた。 読んでいる途中に考えたこと↓ ・ギリギリの精神状態のとき、何も考えられなくなって、追い詰められるだけになってしまうしんどさ。 ・本当に助けを求めている人は、人を助けようとすること。 ・人を頼れない生きづらさ。 ・自分の育った環境への執着。 ・自分でご飯をつくったときに、心が満たされる感覚。 ・人を助けたいと思う欲求。
5投稿日: 2025.05.06
powered by ブクログ◯『カフネ』2025年本屋大賞受賞作! ◯阿部暁子(著) ◯カバー写真 Nana* ◯装幀 岡本歌織(next door desigh) ◯ヒューマンドラマ ○Audible +図書館にて 料理から心を寄り添わせる、温かくもせつないヒューマンドラマ。 ――――――――――――― (あらすじ) 主人公の野宮薫子(のみやかおるこ)は、最愛の弟が急死した後、弟の元恋人・小野寺(おのでら)せつなと会うことになる。 冷たい態度のせつなに戸惑いながらも、薫子は、彼女から心温まる手料理を受け取り、少しずつ心の傷を癒していく。 二人は「カフネ」という家事代行サービスを通じて、出会う人々の暮らしを整え、心を救うことに奮闘する… ――――――――――――― (魅力3つ) 魅力①「薫子とせつなの独特なキャラ」 主人公の薫子は、普段は常識人なのだろうけれど、離婚後の生活に疲れて、ちょっとヒステリック気味だ。 彼女の弟・春彦(はるひこ)の元恋人、せつなは、とても無愛想なキャラクター。 春彦が突然亡くなる前に、彼が用意していた遺言書。それがきっかけで、薫子はせつなに会う必要があった。 しかし、せつなはその話に対して無愛想で冷たい態度をとる。 このやりとりの中で、疑問がいくつか浮かび、何か深い背景があるのではないかと、次第に引き込まれていくだろう。 そんな中、突然倒れた薫子を、せつなが家まで送ってくれ、温かい手料理を振る舞う姿には意外性があり、優しい一面に驚かされることだろう。 せつなの無愛想な態度の理由や、彼女の人間性が少しずつ明らかになり、物語に深みが加わることで、ますます興味を引かれるはずだ。 そして、薫子とせつなのやり取りは、時にはコミカルで、時には涙がこぼれそうな感動があり、心を掴まれる。 彼女たちの独特なコンビはとても魅力的で、一度読み始めるとページをめくる手が止まらなくなるだろう。 魅力② 「食事は生きる力をくれる」 この作品からは食の重要性がしっかりと伝わってくる。 食を通して、元気がない人を励ます場面がたくさん描かれている。 食事は私たちの日常に欠かせないものである。 美味しいものを食べると自然と笑顔になり、誰かが心を込めて作ってくれた料理には心が満たされる。 この本を読むことで、食べることがどれほど生きる力になるのかが伝わり、自分自身の食事の意味を改めて考えるきっかけになるだろう。 魅力③ 「心の奥深さが描かれている」 登場人物たちの隠れた悩みや葛藤が丁寧に描かれていて、一見順調に見える人でも実は、さまざまな思いを抱えていることがわかる。 他人を理解することが、どれほど難しいかを実感でき、自身の周囲の人との関係を見直すきっかけになるだろう。 また、時には勇気を持って他者を理解しようとする努力が必要だということも学べた。 とても読み応えがあり、考えさせられる内容だった。 ――――――――――――― (ひとこと) 心温まる料理の描写から、人とのつながりの大切さを再認識しました。 この作品は台詞が多くて読みやすく、春彦の悲しい死は、私の経験とも重なり、物語に、より深く引き込まれました。 人間関係は時に複雑ですが、理解し合おうと寄り添わなければ、関係がそのまま終わってしまうことを実感しています。 相手にとっては余計な干渉と思われたり、同情や、自己満足だと捉えられて嫌われることもあります。 それでも、誰かを助けたいと思う瞬間がたくさんある中で、実際にはその一歩を踏み出すことをためらいがちでした。 加減が難しいですが、もっと勇気を出して少しお節介な存在になれたらいいなと感じています。 この心温まるストーリーは、人生にとても役立つ大切なメッセージを伝えてくれました。 本屋大賞に選ばれたのも納得の素晴らしい作品です。
35投稿日: 2025.05.06
powered by ブクログ本は、やはり読んでいて心地良いものが好きです。言葉、文章、ストーリー全てに拒否する要素がなく最高にリラックスして読める本でした。 現代社会の問題を描写するのに、どうしても辛い気持ちになる本が多い中、この本はそれを一つも感じさせない表現の仕方、そして美しい人間の関係に心打たれる作品でした。 後味がとてもいい一冊です。
4投稿日: 2025.05.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
めちゃくちゃ、とにかく感動した。生きていることの大切さ。親としてのあり方。親の大切さ。子供という存在の大きさ。人それぞれの考え方や、感じ方があること、愛のこと、沢山のことについて考えさせられる内容で、また、自分が成長する度に読みたいなと思った。後半の、せっちゃんが自分の気持ちを素直に話してくれる、感情的になって、涙を流しながら、薫子に話してくれたシーンは本当に泣いた。普段感情を出さない裏で、沢山のことを1人で抱えていたんだなと思うと、本当に、抱きしめたくなった。
4投稿日: 2025.05.06
powered by ブクログ家族の愛が相手の選ぶべきものを奪う時もある。いい子でいることを求められ、いい子でいることで周りを笑顔にし、そこに心地良さを感じるかもしれない。子どもであること、親であること、簡単ではない。 死んでしまった弟の元恋人、せつなが料理が次々と人を救ってくれる。言葉はなくても、優しさの詰まった愛情…
11投稿日: 2025.05.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
何かを掘り下げて感想を書きたいけれど、どこをピンポイントにすればいいのか難しい。 薫子目線なのか、春彦目線なのか、せつな目線なのか。 春彦の遺産相続人であるせつなに、薫子が会うところから物語が始まる。 早く死ぬつもりはない春彦が、遺言書にせつなに遺産をわけると書いた理由はなんだ?おばあさんになったせつなの治療費?昔、作ってくれた美味しいご飯のお礼?昔、恋人のふりをしてくれたお礼? じっくり読んでないせいか、読み取れなかった。もう一回読み直さないと、はじめからズッコケる。 最後は、薫子がせつなにパートナーシップをゴリ押ししてたけど、パートナーシップいいね!ってせつなが言うとは思えない。パートナーシップって。でも、薫子はノリノリ。 春彦と薫子を夢中にさせる せつな スゴイ! 料理上手は、本能を刺激するんかもしれん。
37投稿日: 2025.05.06
powered by ブクログ心温まる料理の物語…のように思っていた。 不器用に生きる彼女たちや、その周りにいる人たち、そして僕も、本当の気持ちに蓋をしてきっと何かに飢えて苦しんでいるのだろう。 最後の7ページで涙が止まらなくなった。 カフネ、愛する人の髪に指を通すこと、それができたとき、人は人として本当に幸せになれるのだろうか。
5投稿日: 2025.05.06
powered by ブクログ薫子の、せつなの、心の機微が読んでいて手に取るようにわかった。 トキさんのユーモア、戦闘モードの薫子好き。そっけないせつなの本当の気持ちに胸が締め付けられたりもした。 せつなはぜひ土居志央梨さんでドラマ化して欲しい。
5投稿日: 2025.05.06
powered by ブクログやはり評判通り面白かった。読み始めた頃から、とても興味深く個性的な二人、どんな展開になるのかとワクワクしながら読みました。 予想もしなかった感じでしたが、なるほどそうなんだ…といろいろと腑に落ちました。弟の晴彦たもちろん、薫子もせつなもやはり根本的には優しくて…心温まる話しでした。薫子とせつなの関係や会話がとても良くて、ずっと読み続けたい感じでした。
5投稿日: 2025.05.06
powered by ブクログ話の中身や転回に引き込まれ、読みたい気持ちが高まった本でした。 また、優しさについて考えさせられる本でした。 春彦もせつなも薫子も、人を思いやるとても優しい人たちであるが、本当の自分を分かってもらえず、苦しんでいる。 理解することはできなくても、思いやる気持ちは持っていたいと思いました。 深い本だと思いました。
6投稿日: 2025.05.06
powered by ブクログ2025年19冊目 「あなたのしてくれたことが、きっとこれからも私を生かしてくれるんだということを」 読んでいて胸の高鳴りが止まらなかった。 久しぶり心が震える一冊に出会えた。
14投稿日: 2025.05.06
powered by ブクログ本当の自分って何だろう。私も周りや相手が喜ぶフリをしている。その方が多いかも。そして、縛られてるし、もしかして、周りを縛っているかもしれません。本作、鼻の奥が痺れっぱなしで参りました。ストーリー展開も伏線全て、あまりにも綺麗に回収されて。読者の側も、読後には、強く、そして、優しくなった気がします。また二人に会いたい。二人の小気味よい会話を聞きたい。本屋大賞、おめでとうございます。納得です。数年に一冊の本だと思います。
12投稿日: 2025.05.06
powered by ブクログ家族であれ親しい人であれ、全部口にだしてるかはわからない。ホントはそのタイミングでわかり合えれば良いのだけれど、相手がわかろうとしない場合も多い。が、自分以外のことはわからないのだから、話さなければはじまらない。 その一歩を踏み出す勇気がなくても後押しする言葉をかけてあげれば(それも勇気)、変わることもある。 世の中無数にあるこんなことを切り取って見せてくれた一冊。
4投稿日: 2025.05.06
powered by ブクログよくこんなに色々な要素を一つの話にまとめたなぁ、、とまず感心してしまった。今社会で取り組むべき課題をこれでもか、と詰め込んだという感想。正直少し入れすぎだと感じました。せつなの人物像にあまりリアリティが持てず、最後の落とし所もここにこれ持ってくるの?って感じでしたが、終始食べ物の描写は丁寧で読み応えありました。
4投稿日: 2025.05.06
powered by ブクログ2025/5/5(月)に読了。 流石本屋大賞。面白かった。最後の終わり方は個人的にスッキリしなかった。家事代行サービスのカフネで働くことを通じて、徐々に心を開いていくせつなと薫子はいい関係だと思う。最初は心配になったが・・・。 終盤にはせつなと春彦の関係が分かり、驚愕したものの、二人の関係性が頭に浮かび、薫子やせつなは春彦と一緒にいられて楽しかったんだと思った。(上手く言葉にできないけど) スイーツやご飯も美味しそうで、特に飴がポップコーンのカラメルソースになるレシピは目から鱗だった。わたしも作ってみたい〜
0投稿日: 2025.05.06
powered by ブクログ話題になるのも納得の一冊! 終始涙が止まらず優しい気持ちになりました。 美味しいご飯や綺麗な部屋って私達が思っている以上に心を支えてくれる存在なのかも。 自分を労って、大切にしよう。そして好きな物を食べて明日への戦闘力にしよう! また人間関係の描写も繊細で印象的でした。 結局人間ってどんなに仲が良くてもその人の全ては分からない。だからこそ相手のことを大切に想うなら気持ちを伝えるって作業を怠ってはいけないと思えたし、苦手な人に対する(この人ってどうせこういう人だよな…)みたいな先入観も自分の中だけのもので実際はその人がどういう人なんて分からないんだから、苦手意識だけで対峙することもやめようと思いました。 本当に読んで良かった!大好きな一冊になりました。
12投稿日: 2025.05.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
終章までは何故だかずっと心が痛かった。 いろんな愛の形、家族の形があるんだなと思った。 いい話だったけど2度3度読み返すには、私には胸が苦しい
4投稿日: 2025.05.05
powered by ブクログ本屋大賞受賞ということで、背表紙のあらすじもよく読まず購入した 買ってよかった! 心温まるだけでなく、いろいろ考えさせられることや、共感することも多かった この作者の他の作品も読んでみたい
4投稿日: 2025.05.05
powered by ブクログこの本は私にしては珍しく、特定の誰かに共感する!入り込む!という感覚ではなく、各登場人物に寄り添いながら、あくまで読者の視点から物語の行く末を見守っているような読み進め方になった。終始あたたかい気持ちで読める話だった。 最近の本は結構暗めで読後感がスッキリしない「人生・社会はこんなもんだ、理解されないんだ」みたいなテーマの本が増えている印象だったから、こういうほっとする・救いのある本が本屋大賞に選ばれたことが嬉しいなと思った。 久しぶりに涙出るほど感動して、かつ読後感も良い本に出会えて本当に嬉しい!
8投稿日: 2025.05.05
powered by ブクログ本屋大賞受賞作品。 読みやすい。でも内容は意外とデリケートな感じ。 心がズーンとなる気持ちも、ホッコリする気持ちもどちらも兼ね揃えられてる。 最後の最後、え、、と思ってこれで終わるの?と思ったけど、やっぱり、心が温まる終わり方で、とても良かった。 (Audible)
8投稿日: 2025.05.05
powered by ブクログ本屋大賞に選ばれたので気になった。 最初はよく分からなかったけど、だんだんと話に引きこまれていった。感動、ほっこりしました。最後は涙、涙でした。
11投稿日: 2025.05.05
powered by ブクログ納得の本屋大賞!でした。ご飯系の小説かと思ってたけど、ご飯はモチロンのこと、親子関係、夫婦関係、病気、LGBTなど、いろんな話題がふんだんに盛り込まれて読み応えあり。移動中の飛行機内で入り込んでしまい、人目もはばからず号泣でした。 とにかくいい小説でした。他の作品も読んでみたいな。
9投稿日: 2025.05.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
本屋大賞が納得の小説。絶望したときに読む本。数年以内に映画化しそう。話としても展開がたくさんあって面白いし、テーマもかなり深いけど最後には大きな希望が残る感じで凄く良かった。 薫子は、5年以上の不妊治療がうまくいかなくて、夫から一方的に離婚され、最愛の弟がよく分からないまま亡くなるという、つらい出来事のオンパレードで、心が限界になってたと思います。そんな中、せつなと家事代行のボランティアをすることでメンタルが回復していくという話なのですが、出てくるキャラみんなに暗い過去があって、それが明かされるたびに驚きの展開の連続で読んでて飽きないし、一気に読みました。 途中晴彦は自殺したのかもってなるのですが、辛さを抱えながら前向きに自分のやりたいことを選択しようとしてたことが分かったところが、絶望に飲まれて自殺したわけじゃなくて良かったと思いました。 また、せつなはめっちゃ性格悪い人に見えて、大切な人をなくす経験をしすぎて、人を寄せ付けない様にしているところが分かるところも逆に人間味あると思いました。せつなは人生に絶望を覚えていたと思うのですが、薫子が本当に大切に思っていることが伝わって、嬉し泣きしているラストがめっちゃ胸を打ちました。理屈抜きで大切に思えることが、カフネの意味なのかなと思いますし、タイトルの意味が身に沁みて分かるラストがとても良かったです。ある意味共依存だけどそれこそ人を生かすんだなと思います。せつなと薫子の関係もそうだし、ボランティアで人を救っていくこともそうなんだけど、この作品のテーマは、絶望から人を救うのは、人とのつながりである、ということなのかなと思いましたね。
4投稿日: 2025.05.05
powered by ブクログ今回珍しくレビューを書く前にブクログユーザーさんたちの感想を読んだところ、多くの方が本屋大賞ノミネート発表前に「これはノミネートされる!」って感想書かれていたことに驚き。本好きさん達すごい。 本屋さんが選び推す理由、すごく納得。 いい意味で思っていたのと全く違うストーリー。
23投稿日: 2025.05.05
powered by ブクログ主人公の薫子さんとせつなさんの"カフネ"という家事代行サービスを通じて大切な人との絆を気付かされる作品です。生きる勇気がもらえる心温まる物語。
5投稿日: 2025.05.05
powered by ブクログ久しぶりの本屋大賞らしい作品だった。 登場人物それぞれの葛藤、多様性などが物語のエッセンスを彩っている。 本作を面白く見せているのが伏線や新事実のひとつひとつが重いこと。主人公だけが難しい生き方をしているかと思ったら他の人たちもそれ以上の困難を抱えているという事実の見せ方が上手いなと感じた。 あと何気に新鮮だったのが主人公の性格が最初と最後では別人のように変わっていること。 しかも成長によって変わったというより成長によって本来の強みを取り戻したということ。 バトル漫画とかではよくある設定だと思うが、こういうヒューマンドラマでは初めて見た気がする。
4投稿日: 2025.05.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
表面的な人とのかかわりの中では、ほとんど理解できていないことが多いことを教えてくれる本だった。 少しずつ相手のことを知りながら、寄り添っていくことがほんの少しかもしれないけど、真実を知り、お互いに理解を深め、信頼感をお互いに得ることができる。
5投稿日: 2025.05.05
powered by ブクログすごい。みんなそれぞれ違う人間で、違うストーリーを抱えて生きているという、当たり前だけど気がつきにくいことをこれでもかというほど浮き彫りにしている。ミステリー的要素もあり物語の構成が素晴らしい。そして、劇中に出てくる美味しそうな料理の数々が物語に彩りを加えている。 文章も気取った感じがなく読みやすい。それほど読書家ではない自分でも、2日ほどで読み終わった。
4投稿日: 2025.05.05
powered by ブクログ内容はセンシティブな部分もあるけれど、この本が本屋大賞に選ばれたということが今の時代の多くの人に共感されているんだなと感じます。 生きていく上では、夫婦だとか友人だとかの名前をつけられるものはあるけれど、そんな名前がなくとも人と人の繋がりの大切さを感じさせられる本でした。
4投稿日: 2025.05.05
powered by ブクログ人は自立しているからこそ人に助けを求められる。 逆に強く生きようとする人ほどそれができない、結果自立できていない、ってゆーことが硬質な文体で描かれている。 受賞に異議なしでしょう!
4投稿日: 2025.05.05
powered by ブクログ面白くて あっという間に読みました 多様な形で隠された 虚実に溺れそうになる本当の姿 自分の言動にも気をつけたい
17投稿日: 2025.05.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
カフネ ポルトガル語で「愛する人の髪にそっと指を通す仕草」を表す言葉。 ***** 法務局に勤める野宮薫子は、溺愛していた弟が急死して悲嘆にくれていた。 弟が遺した遺言書から、弟の元恋人・小野寺せつなに会い、やがて彼女が勤める家事代行サービス会社「カフネ」の活動を手伝うことに。 弟を亡くした薫子と弟の元恋人せつな。 食べることを通じて、二人の距離は次第に縮まっていく。 (公式サイトより) ***** 2025年の本屋大賞受賞作品です。 これは新しい!というのが読み終わって最初の感想です。 制度の使い方は法務局の職員という設定ならでは、だと思いました。 途中、何度も泣けたのは、それぞれの登場人物の状況にどれも思い当たるところがあったからです。 また、言葉としてハッキリと書かれていないけれど、後半に出てくるある団体については、前提知識がないとイメージできない部分があります。 そういう意味では、この本は色々な経験を経た大人向けであると思います。 シングルマザーとしてフルタイムで働き、家事も育児もなんとかこなして疲れ果て、倒れ込む毎日。自分にもそうした経験があります。 そしてある日パタっと動きが止まるというか、ポキっと折れるというか、そういうこともあるあるです。 もし、あの時に家事代行サービスがあったら使ったでしょうか。いや、私の性格的には恥ずかしくて使えなかったでしょう。 家事・育児は女の仕事であり、自分で家のことを回せないなんて恥ずかしいことで、お金を払って外注するなんてもってのほか!という時代でした。 このような本が話題になって、若いママさんたちや、介護に疲れた方、はたまた家事に手の回らない男性も、もっとこうしたサービスを気軽に利用できるような世の中になれば良いと思います。 また、作中の登場人物(弟や夫など)から、どんなに身近な人であっても、人の心は分からないということをあらためて考えさせられます。よく分かっていると思っても、それは先入観や思い込みであることもあり、話し合うことの重要性を思い知ります。せっかく言語を持った動物ですから、話し合いのできる相手というのは大切ですね。
7投稿日: 2025.05.04
powered by ブクログ人は見かけによらない。見えているものは一部で、その裏側にいろんな考えや性格、ストーリーなどがあるということを改めて感じたお話だった。 私も周りの期待に応えようとしすぎて、自分が何をしたいのか、何が好きなのか分からなくなったことがあった。優等生でいないといけない人が、カッコ悪いところも嫌われそうなことも全部吐き出せる場所があればいいなと思った。
7投稿日: 2025.05.04
powered by ブクログ怒涛の一気読み どうなるのー!っと思いながらサラサラ読み続けてしまった。それぞれベタベタし過ぎない関係性がとても爽やかで愛おしい。
7投稿日: 2025.05.04
powered by ブクログ薫子とその弟の恋人のせつなが共にご飯を作り、食べることで距離を縮めていく物語。共に食べる「共食」は人と人を紡いでいくことができる魔法のようなものなんだと感じた。それは家族でも友達でも恋人でも関係ない。そういう時間を設けていくことが大事なんだなと思った。さらに本書は「共食」の大切さだけでなく、社会問題にも多く触れていた。例えば、不妊症、同性愛、自死遺児、貧困などだ。私はあまり身近にそのような人がいないが、本書を読んでなぜかフィクションだとはわかっていても、そういった人々が存在することを現実味を帯びて感じられるようになった。改めて、よい考えさせられる作品だと思った。
11投稿日: 2025.05.04
powered by ブクログ不妊治療をしても子供に恵まれず、夫からも離婚を告げられ、弟を亡くし、自暴自棄になっていた薫子。弟の元恋人せつなに誘われ「カフネ」という家事代行ボランティアを始める物語。大事な人を亡くした苦しみの中、「おいしい」「ありがとう」と感謝をされ、二人の心境が変わっていく様子に感動した。 人と人はなかなか分かり合えない。理解したつもりになっているのは少し傲慢なのかもしれない。 死んでしまったらその人の心境など誰もわからない。生きてるうちに伝えれることは伝えておこう。
8投稿日: 2025.05.04
powered by ブクログ亡くなった弟がいないのにも関わらず、『弟がいれば…」とか「弟に会いたいな」って感情が湧いてきます。 想像しやすい?というより、文章の組み立てと表現が丁寧で本の世界に入り込みやすいです。 内容も素晴らしいですが、この本は読書初心者さんに読んでいただきたいくらい、本が好きになるきっかけを作りやすい作品だと感じました。
4投稿日: 2025.05.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
いろんなことを考えさせられる、考えさせるきっかけをくれる良作 無意識の思い込み、自分の価値観の押し付け、それが如何に人を傷つける可能性があるのか、そんなことを自覚させられる 現代人はみなこの作品を読んだほうが良い 人間は基本相手のこと理解できていないもの、自分が知った気になっていても実はほんの少しもその人のことを理解できていないことがほとんど だからこそ会話して、わかりあえる努力を続ける必要がある そういうメッセージが込められている作品 家事代行を通じて出会う様々な境遇の家族や人達、その触れ合いの中で薫子が自らの経験も含めて様々なことを感じ、いろんなことを新たに知り、考えを改めて、自分の人生に向き合っていく そしてせつなという異質な存在が彼女の人生に化学反応をもたらし、今まで知らなかった視点や世界がひらけていく そうしたさまをリアルに描いた作品 人は人との関わりから多くを学び成長する それは自分と遠いところにいる人ほどより大きな刺激を受け、化学反応を起こす せつなと薫子、家事代行した家族の登場人物、トキコさん、春彦、父母、全ての登場人物がいろんな形でつながり、かかわり、物語のハーモニーを奏でている 構成が素晴らしい
6投稿日: 2025.05.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
さすが本屋大賞かも! なんか読みいっちゃう!たくさんのトピックがモリモリで(同性愛とか、不妊治療とか、生い立ちとか)これとにかくモリモリにしただけでうまく片付けられるのか??と思ったけどラストはスッキリ綺麗にしてくれてありがたい!! ただの美味しいご飯ストーリーじゃ無くて人間関係もしっかり動きがあって、読み応えもありました、好きです!泣いちゃう!
4投稿日: 2025.05.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
法務局に勤める薫子、弟・春彦の突然の死によりアルコール依存症になり、心が病む。春彦の遺言により彼の元恋人・小野寺せつなと再会する。せつなはカフネ(家事代行サービス)のスタッフとして働いている。そこで薫子は週末にその活動を手伝う。2人で繰り広げられる攻撃・防衛、心のぶん殴り合い。そこから心が癒され、さらに食による癒し。その癒しの中からお互いを大切に想い合う。強さは頼ることができることかもしれない。ただ、ラストの終章、あの中途半端な終わり方、モヤモヤしませんでしたか?もう少し手前か、深く終わって欲しかった。⑤ 本屋大賞予想が当たり、2000円分のBook walkerポイントでこの作品を購入しました!
100投稿日: 2025.05.04
powered by ブクログ弟の急な死と残された遺言から始まる物語。真面目過ぎて面倒臭い主人公、人から愛され、その期待に答えるのに疲れた弟。死後に引き合わされるせっちゃんとのであいで自分を見つめ直し立ち直っていく姉。無愛想だけど、愛があるせっちゃんのキャラにyellを❣️
14投稿日: 2025.05.04
powered by ブクログ弟を突然亡くした薫子は弟の元恋人のせつなが働いている家事代行サービス「カフネ」の活動を一緒にすることになる 読後に「愛しい」と感じる物語だった 結末もよかった 今後は「カフネ」という単語を聞いただけでうるっとしてしまうかも
13投稿日: 2025.05.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
弟を亡くした薫子と元婚約者のせつなが二人で家事代行ボランティアをする よくある話かと思いきや工夫が凝らされている話でした。 他人から見えていない内面を美しく切なく書ききった話。 割と現実離れした話でありながら、薫子の気持ちが痛いほどわかる気もした。
4投稿日: 2025.05.04
powered by ブクログ泣きました。感情移入しすぎて後半読むのがしんどいくらいでした。後半のどんでん返しが凄い! ぜひ中盤まで我慢して最後まで読んでみて欲しいです。借りるんじゃなくて買って良かった。落ち込んだ時にまた読み返して、丁寧な生活をしたいと思います。自分や家族のためにお茶を淹れるのが趣味なので、続けていきたいと思いました。
7投稿日: 2025.05.04
powered by ブクログ読みやすかった! 大人になっても自分のために周りに適当に合わせることも大事だけど子どものように嫌なことは嫌って言えるか、あるいは自分はこう思ってると確固たる意思だけは持ってないと、と春彦さんというキャラクターを通しておもうなど。
5投稿日: 2025.05.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
自分ではない限り他者である以上100パーセント理解することはできない。 それを前提とした上で、大切にしたい人達に 自分が相手に対してできる事を考えて行動したい。 固定概念をもたず、理想を押し付けず、ただ困ってる時にいつでも助けられるような人でいたいと思った。 「こうあるべき」を自分にも他人にも求めているけれど、それは期待とは違って、重圧にちかい。 相手を思って何か行動する事、それを他者と積み重ねあっていくことで愛しいが大きくなっていくのかなと読んでいて思いました。 読了後、久しぶり自分のために料理をつくりました。☺︎
4投稿日: 2025.05.03
powered by ブクログ弟を亡くした40代の薫子の視点で描かれる物語。弟は遺書を残しており、恋人に遺産を渡すよう書かれていた。薫子がその恋人であるせつなに遺産の話を伝えると、せつなは受け取りを拒否。そこから2人は交流し、せつなが取り組んでいる家事代行をボランティアで手伝うようになる。ボランティアは、困っている知り合いにチケットを配り、家事支援を行うというもの。様々な家庭を訪問し、家事に取り組む中で、知らなかった弟の真実に触れていく。 衣食住は人間の基本的な生活の上で、非常に大切であるということ。衣食住が整っていないと、心が荒むこと。人間として生きる上で、何が大切なのか改めて見直す作品だった。
4投稿日: 2025.05.03
powered by ブクログおいしいものを食べる あたたかい布団で寝る それだけで救われる命がある 誰かを想って作った料理には、力がある チケットを使った人たちの「ありがとうございます」のひと言に、どれだけの感謝が詰まっているのか 助けを求められる人は助けられる 助けを求められない人は、どう助けたらいい? 久々にフライパンでも握ってみようか
4投稿日: 2025.05.03
powered by ブクログ正直言えば、登場する人物のキャラクターはみな現実にいたら苦手だなぁと思うような人ばかりだったのに、なぜかグイグイ物語に引き込まれて間をあけずに聞き入ってしまった。文章の力、すごいなぁと思った。
7投稿日: 2025.05.03
powered by ブクログとてもいいお話。 ずっとボロボロ涙がこぼれた。 大切な人を大切に想っていることをどうやって表現するのがいいのだろう 良かれと思ってしたことが実は自分のエゴで相手を苦しめることになってしまったり、何気なく言った言葉で傷つけてしまうこともある ことばってどんなものより凶器だと思っているけどこれからもことばを丁寧に扱っていきたいと思った 料理で人を笑顔にするってすごく素敵だなと思った
7投稿日: 2025.05.03
powered by ブクログ書店で何度も目にするうち、興味をそそられて購入。 弟をなくした女性と弟の元恋人の二人が主人公。反りが合わないこの二人の正直ベースの意見のバトルが面白い。家事代行サービスのボランティアを通し、様々な環境下にある家庭に関わって一服の安らぎや好転するきっかけなどを与えていく。家族間の確執や不妊の話、弟の死の真相の謎など少々重いテーマも出てくるが、心の動きなどが丁寧に描かれていて読みごたえのある一冊だった。途中保留されていた色々気になることも、結末ではきちんと収まりが付き読後はスッキリとした。
4投稿日: 2025.05.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
どんだけ一緒にいる人でも、気持ちを100%分かることはできひん 言葉で伝えられたら良いけど、中々そんなにすっきり生きることも難しい、、、 薫子はせつなと関わり始めてから、色んな人の気持ちや考えを想像して、苦しみつつ、自分の気持ちに対しても向き合って解決していく それで最後はせつなのことも助ける、強い! 気持ちを言う言わないは自分次第やけど、最終的には薫子みたいに生きれたらいいなと思った
5投稿日: 2025.05.03
powered by ブクログ弟を亡くした姉と遺産の一部を渡して欲しいと頼まれて会った女性からなる物語 登場人物にはみな抱えている悩みや境遇があり、想像以上に楽しく読めた せつなの作る料理も美味しそうで、卵味噌が一番食べたい!
6投稿日: 2025.05.03
powered by ブクログ読みやすく普段読書をしない自分でもすらすら読み進められた。7ヶ月前に突然息子が家出をした親の立場でもあり自分自身は祖父母に育てられたという境遇の自分にズキズキ刺さるものがあった。子を持つこと、親になることって親のエゴですか?子供は育てられている間ずっと愛情が苦しかった?複雑な家族関係ではなく普通に見える家族でも中身は色々な思いを抱え苦しんでいる?家を出て行った息子も同じ思いだった?自分と重ね合わざるを得ない。家族って親ってこんなものなの?一人になった今、自分の人生は何だったんだ、子供に赤点を突きつけられ落第なのにやり直しも出来ない。家族とは親とはもっといいものなんだと思いたい。
6投稿日: 2025.05.03
powered by ブクログめっちゃお腹が空く本。こんなやさしさもあるのだなと思わせられてほっこりした。 最近の本屋大賞の本は「新しい家族の形」みたいなのが多いなと思うのだけれど、これもそのひとつ。 不妊治療とか離婚とか、大人の苦悩が出てくるから難しいけれど、子供が見て困るような描写もないので、学校図書館でも問題ないと思う。 大賞の本を入れないと、本屋大賞コーナーが完成しないしね。
6投稿日: 2025.05.03
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素直になれない人とめんどくさいほどお節介な人が食を通じて仲良くなっていく優しい物語。強がって本音を言えなかったせつなが顔を歪めて涙を流すシーンには感動した
4投稿日: 2025.05.03
powered by ブクログ本を読むことを習慣にしてる人に、読んだ?と尋ねたくなる本だった。 何か面白い本ない?と尋ねられたときにタイトルを挙げる本だった。 優しかったり不器用だったり幼かったり逞しかったり、そういう人たちが生きてる本だった。
5投稿日: 2025.05.02
powered by ブクログこれだから本屋大賞は見逃せない。 終わらない家事に嫌気がさすが、そう思うのは自分だけじゃないようだ、と安堵した。「人生の戦闘力」という言葉がかっこいい。おざなりになりがちな家事を、昨日よりひとつ丁寧にやっていこう。(ちなみに今日は、顆粒だしでなく、いりこを使ってみた。) 大切な人を、大切にしていくことは難しい。言葉で伝えるしかない以上、何を言うか、相手が何を言うか、もっと意識的でありたい。
6投稿日: 2025.05.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
序盤は不妊治療の話題が出るあたりで 妊娠しにくいかも?の宣告を受けてる私には 読まない方が良いんじゃないかと でも、読んで良かった 定期的に読み直したいと思った 薫子さんの面白さが友人に被るところがあって 不器用で、性格のせいで生きづらそうに思う反面 羨ましくもある彼女を思い出したな
8投稿日: 2025.05.02
powered by ブクログ本の内容は良かった^_^ けど、こんな本が出るから、巷で男性カップル、女性カップルと、あくまで個人的意見、僕から言わせれば、きもい^_^ 大賞でいいのか…^_^
17投稿日: 2025.05.02
powered by ブクログ読めて良かったと思えた一冊。味わい深く面白い。また読んだらその時は違う印象を受けるのだろう。この本の魅力をうまく伝えられる語彙力が欲しい。
5投稿日: 2025.05.02
powered by ブクログ人を助けるってこんなにも難しいことなんだなって思いました 外からみて普通な人でもみえないだけで色んな苦しみを抱えながらも生きてるんだなって意識させる、そんな小説でした
6投稿日: 2025.05.02
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弟を自殺で亡くした姉、薫子と冷淡で謎多き女せつなの物語。 薫子が卒倒したことをきっかけに薫子は家事代行をしていくことになる。その中で人間の暖かさを知ったり、兄の死の深層を追及していくんだけども飽きさせない展開で沿革して終始飽きずに読み進めることができた。 子供は全親が幸せにしたいと思って生まれるわけじゃない。子供を持ちたいというエゴの私欲から生まれる場合もあるという会話をみて、確かに俺の親もそうだなと共感した。 子より自分のこと、幸せが第一優先で面倒なことには見ないふりと分かり身が深い場面もありました。 最初は関わりにお互い消極的だったふたりが少しずつ変化していくところがとても印象に残りました。 他人とはわかりあえないと思っていた人が、人との関わりの中にこそ生きる意味を見いだしていく、人は死ぬまで生きていかなければならないから
5投稿日: 2025.05.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2025年本屋大賞 女性パートナー同士がボランティアする話。 弟と死別したバツイチ女性 野宮薫子 その弟の恋人...っていうか交際偽装していた友人の女性 小野寺せつな の物語。 遺産相続のゴタゴタで知り合って なんだかんだで家事代行サービスする事になって 薫子とせつなの過去が明らかになって パートナーになります。 ハートフル系 盛り上がりやワクワク感がなく、好みではなかった。
5投稿日: 2025.05.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
序盤は、薫子のボロボロさとせつなのブレなさの対比が書かれていましたが、薫子が覚醒してからは立場逆転でしたね。 有能で、転んでも起き上がる不屈の女。痺れます。 いくら歳が離れてるとはいえ、ちょっと気持ち悪いくらいに姉弟仲良くないか?と若干寒くなりながら読んでいたが、 春彦のパーソナリティと、ともすれば過干渉ともいえるような薫子の愛情深い性格が分かるにつれ、なるほどと思わされた。 家族でも友人でも恋人でも同居しててもセックスしてても、本当のその人のことはその人にしか分からない、というせつなのセリフ。 大人だから触らずに傷つけ合わずにそっと離れていく。そういう選択肢もあるでしょう。 でも、そうじゃなくて、人って面倒なもので、大切な人のことはどうしてもわかりたいと思ってしまう。押し付けになってしまっても、遠慮なく心配できたりお節介できたり、愛情を注いだりする相手が欲しいんだ。 それが薫子にとって、春彦や公隆、彼女の赤ちゃんを経て、せつなになったんですね。 本書を通じて、私も、家族や友人や恋人のような愛する人たちに堂々とお節介をする権利が欲しいんだなあ、それを許してもらえること、喜んでもらえること、その人のためになったりするのが嬉しいんだ、それって生きる意味なのかも、と思わされて、涙が出ました。
7投稿日: 2025.05.02
powered by ブクログ読了。 カフネ / 阿部暁子 ずっと気になっていてようやく読めた。 ある程度年齢を重ねると、何も抱えていない、心の傷がない人なんてきっといないんだろうなと思う。 「カフネ」とはポルトガル語で「愛する人の髪にそっと指を通す仕草」のことだそう。タイトルに呼応するラストシーン、とてもよかった。 装丁の箔押しも美しい。また読み返したいお気に入りの一冊になった。
9投稿日: 2025.05.01
powered by ブクログ今年の本屋大賞受賞作。 最愛の弟春彦を亡くした薫子と、その弟の恋人だった小野寺せつな。 春彦が亡くなってしまえば関わりが無くなってしまう二人だが、倒れそうになった薫子をせつなが助けたことから二人の交流が始まり、二人でせつなの勤務先のボランティアを引き受けることになる。 家事代行のボランティアでは様々な事情の家庭を目にし、薫子は春彦やせつなの本当の姿を知ることになる。 温かく心のこもった食事が閉ざされた心と身体を解かしていく場面は感動的だ。 しかし、春彦の周りに気を遣い過ぎる姿には心が痛んだ。 薫子の家族は皆、良くも悪くも極端、そりゃみんな疲れるよねという感じ。 薫子自身も、振れ幅が大き過ぎて一体どんな人間なのか分からなくなってしまった。 せつなに対する接し方も、ちょっと押し付けがましくない?と思ってしまった。 カフネの意味は面白かったけど、なんかちょっと無理があるような気もした。
9投稿日: 2025.05.01
powered by ブクログ「あの本、読みました?大賞」をきっかけに拝読しました。食を通して描かれたシスターフッドな一冊。番組で紹介された、せつなのセリフ『おにぎりが作れるようになると、人生の戦闘力が上がるよ』は、終盤でせつなの背景がわかるとよりグッと来ました。 途中から、せつなが池田エライザさん、薫子が尾野真千子さんで脳内再生されたので、実写化の際は是非お二人を希望いたします。
8投稿日: 2025.05.01
powered by ブクログ人にはそれぞれ色んな事情があって、全てを知ることなんてできない。 お互いが相手に見せ合っている一部分同士での関わりこそが人間関係なんだろうな、と最近は諦めに似た感覚があるけど、カフネを読んでそれも悪いことじゃないよなぁと感じた。 自分と他者との間には時には絶望するほどの深い溝がある。 理解しあうことなんてできるんだろうかと途方に暮れることもある。 だけどその溝を埋めるだけが人間関係の目指すところではなくて、それぞれの足場から相手を思いやって一緒に進んでいくという道もあるはずだ。 誰かとおいしいご飯を一緒に食べて、何気ない話をする。 それはすべてをさらけ出せる相手じゃなくても良いし、別に家族じゃなくても良い。 愛おしいと思える人と人生を共に過ごしていけたら、そんな幸せなことってない。
24投稿日: 2025.05.01
powered by ブクログオーディブルで聞いた。 今はこういう多様性があるものがフォーカスされるのかなと今らしい本とも感じた。 とはいえ、話の展開も面白く、最後にいろいろ辻褄が合うのが聞いててもストーリーに入り込めて良かった。 どの環境においても個人が感じる幸せの気持ちと心の内はその人にしかわからないから人や自分自身も決めつけるのはよくないことだなと考えさせられた。
7投稿日: 2025.05.01
powered by ブクログ苦しい、辛い出来事がたくさんあったけど、それが色んなことに繋がっていって、みんな成長していて素敵だった‥。 せつなが作る料理はどれも美味しそうで文章を読んでいるだけなのに頭に浮かんできて何度もお腹が空いた。 最初は仲が悪いように見えていた、せつなと薫子だったが少しずつ関係が築かれていって最後は感動で涙が止まらなかった。 とても素敵なお話。 本屋大賞!納得でした!!! 社名の『カフネ』 ポルトガル語で「愛する人の髪にそっと指を通す仕草」を表すらしい。ロマンチックで、薫子は好きだ。(p79) 2025.5.1(木)読了
24投稿日: 2025.05.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
人と人の繋がりと愛(情欲だけでなく)がフォーカスされてるような印象 基本的にどの登場人物に寄り添って読んで(オーディブル)なんてことはなかったけどミナトの人間性だけはめちゃくちゃ嫌いだった 弟が繋いでくれた縁を形にするためにパートナーシップ制度を結ぼうというのは同性愛から来るという意味合いには私は解釈しなかったので、最後の展開は少しもやった まあそこが主人公の大胆さ(=悪意のない自己中)の行動としては一貫してると言えるかも
5投稿日: 2025.05.01
powered by ブクログカフネ、ポルトガル語で、愛するひとの髪にそっと指を通す仕草のこと。その名を冠した家事代行サービスの会社、に勤める料理サービスを行うせつな、主人公の40代の女性、バツイチ、薫子の弟春彦と結婚寸前まで行った彼女である。つっけんどんで、生意気な口の聞き方、ストレートに逆撫でしてくる会話に、イライラを募らせつつ、彼女が薫子のために見せる料理とそれを通じて感じる優しさのようなものに、少しずつ理解をし始める。春彦とせつなが出会ったカフネでボランティアを始めた薫子は、自分自身の価値と生きる意味を少しずつ感じ始める。 弟の死の真相は、彼女の知るものとは全く違うものだったこと、そして兄弟といえど、赤の他人であること。そしてそれ以上に大切だと思う人は、血縁とは関係なく、ただただそうしたいと心の底から思うこと。 少しずつ重なり合い、わかりあう過程を、カフネのボランティアで表現していく。親が限界に達している子供たちと、春彦の友人宅で死の真相に近づいたこと、せつなの体調不良で知った本当の彼女の一部。大切に毎日を生きる、大切にしたい人と、死ぬまでの時間を過ごす。してあげたいことをするのは、相手にとって必ずしもしてほしい事ではないけれど、思いが通じる時もある。そういう、ふんわりとした優しさを纏った文章を味わえる作品だ。
5投稿日: 2025.05.01
powered by ブクログ内容的には少し重いけど、長編な分読み応えがある。 親子関係、愛、生きる、おいしい、、ことを考えさせられる。 親子関係については、愛が束縛になってしまったり、全てを打ち解けられる関係性を作れなかったり、不完全な部分もある。でも、出てくるどの家族もお互いを"思いやる"ことは忘れていなくて、そこは私も忘れちゃいけないと思った。 「生きる」ことに関しては、健康的なもの食べて、難しいことだけど自分を持って、助けを呼ぶ時には呼べる人になりたい。そして、生きてることだけで希望のあるものなのだと思えた。 食べものや、食べることについてもたくさん書かれてる。 ありきたりな感想かもしれないけど、「生きる」こと「生活する」ことが今の自分のベースになっていることを意識させられた。その上で、大学行って、遊んで、バイトしてるんだなと。 人が死ぬって部分で、「汝、星のごとく」思い出したり、人の考えてることって言ったり聞いたりしないと伝わらないって部分で、「人魚が逃げた」思い出したりした。
22投稿日: 2025.04.30
powered by ブクログ薫子とせつなのキャッチボールがいい感じ。カフネっていう言葉があるのがいいですね。たまご味噌食べたい。
20投稿日: 2025.04.30
powered by ブクログ2025年、本屋大賞の作品。 食べること、食べるものを作品に反映させながらーーこれは近年の「食」に関することを小説に織り込んでいくという作品の範疇なのかもしれない。しかしそれだけにとどまらず、人間の生き方、その人の来し方がそれから先の人生に影響を及ぼしていくことの大きさを教えてくれる作品である。 また先の展開が読めないストーリーであることも読者を惹きつける。
5投稿日: 2025.04.30
powered by ブクログ堪らなく美味しそうな料理と、悩みを抱えた人々の描写に胸を打たれた。『カフネ』が縁で繋がった野宮薫子と小野寺せつな。二人の仲が続いて欲しいと願う。春彦のためにも…
11投稿日: 2025.04.30
powered by ブクログ読み始めは「弟の死の原因を突き止めていく、よくありそうな話」と思ってました。 結果的には、そこはカスっていたのだけど、まさかここまで色んなことが詰め込まれ、揺さぶられ、最後は涙するとは思ってもいなかったです…本屋大賞に選ばれただけはある、読んでよかったと思える非常に良い作品でした。
7投稿日: 2025.04.30
powered by ブクログ料理は相手を思いやることができる、一種のコミュニケーションなんだなぁと。 ・おいしいものを作ってあげたい ・好きな料理を作ってあげたい ・食べやすいものを作ってあげたい だからこそ、その人の食生活から自分を思いやることのできない状態にあることも見えてしまう。
7投稿日: 2025.04.30
powered by ブクログ登場人物がそれぞれの運命(課題)に翻弄されながらも、皆が懸命に生きる姿が描かれています。 陳腐な表現ですが、感動です。 時に理不尽とも思える出来事が人生には訪れます。 憤り、哀しみ、失望、執着、そして、小さな喜びや共感、愛など、薫子やせつなと共に味わいました。 たくさんの涙の先、"誰かのために"という想いで、NPO団体に気持ちばかりの寄付をさせていただきました。 大きく心を動こされた素敵な物語でした。
8投稿日: 2025.04.30
powered by ブクログ「カフネ」というタイトルの語感と あらすじで読んだ家事代行サービスの文字に 勝手に「寡婦」みたいなイメージを持って読み始めましたが なんとすてきな意味を持った言葉なのでしょうか! このタイトルだけでも もうこの作品のよさがわかります 若干つめこみすぎな印象もありましたが 登場人物がみんな 懸命に生きているからこその苦しみを抱えていて 一言で言うとそれは「まじめ」なのかもしれないけど だからこそ その生に価値があると思わされます 世の中の苦しんでいる人が 適度にテキトーに そして頼るべきところを頼って 生きられればいいのにと ちゃらんぽらんな私は思うのです 本当は愛されていないのではないか と思わずに 自意識過剰的に 愛を浴びて生きればいいと
6投稿日: 2025.04.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
まだ一周しか読んでいないけれど 色んなことを思い考えながら読んだけれど、最後まで読んで感じるのは、春彦が死んだのは本当に悲しいということでした。 わりとせりなさんと同じ死生観を持っているけれど、春彦の死は受け入れられず悲しい。本当に悲しい。 そして、誰かの分まで生きたいと思えたのは、人生で初めてでした。
5投稿日: 2025.04.30
powered by ブクログ現代版「キッチン(吉本ばなな)」と言っても過言ではないほどの傑作。 家族の喪失という深い孤独。 廃れた日常の中で、そっと差し出されるぬくもり。 静かな描写の中に深い感情が息づき、言葉にならない思いが静かに交差する。 やがて「誰かと生きる」ことの意味を知るようになる。 それはただの共感ではなく、互いの痛みを抱きながら生まれた、かけがえのない絆。 まるで髪を撫でるような、優しい物語。 気になった方は、ぜひ手に取って読んでほしい。
10投稿日: 2025.04.29
powered by ブクログ2025年本屋大賞受賞作 「カフネ」はポルトガル語で、愛おしい人の髪に指を通すしぐさを表す言葉。タイトルからもう素敵。 面倒くさいほどに真面目で、おせっかいで感情豊かで愛情深い主人公はじめ、登場人物が皆それぞれの愛の形を持ちながら不器用に懸命に生きていて、愛おしい。心温まる一冊。
18投稿日: 2025.04.29
powered by ブクログこの感情をどう言葉にしたら良いか、、!! 寂しくなった時、辛くなった時、大切な人を想う時に何度も読み返したくなる作品でした。 切なく、苦しく、温かい文面と、数々の美味しそうな料理に魅了されました。 薫子はいうなれば"強引で、お節介"ですが、そのお節介に救われることって多々ありますよね。 誰かを助けたい、見守りたい、笑っていてほしいと思う気持ちに関係性なんて関係ない。 夫婦とか家族とか友達とか"わかりやすい"関係じゃなくても、一緒に生きたいと思える人がいるって尊いことです。
20投稿日: 2025.04.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
本屋大賞が決まって購入してすぐ読んだ。 素敵な作品だった。 登場人物の傷ついた二人の心がお互いが支え合いながら生きていく様子が本当にあったかくてよかった。 ストーリーは苦しいところもたくさんあったけど読み終わった後は本当に優しい気持ちになれた。 食、住は生きていくために本当に大切なことで、それで人は生きていくことができると言うことを知れた作品でした。
5投稿日: 2025.04.29
powered by ブクログどれだけその人のことをわかったと思ってもわかってないことが多い。話さなければわからないと言うが話したくもないし話さないことも多い。その時は、素直になって自分から正面からぶつかるしかない。もしだめなら時間を待つしかないのかな。 人間誰しも一人で立ち上がれないときがある。 この話は誰か助けてくれたからよい。 みんながみんなおせっかいする世の中がこないかな
5投稿日: 2025.04.29
powered by ブクログ本屋大賞を受賞した作品ということで購入し、一気読みしてしまった本。 鬱陶しいくらいまっすぐな薫子と不器用だけど熱いせつな。2人とも幸せになってくれーと感情移入しながら読んだ。 人間はどれだけ近くて親しい仲だったとしても、他人のことを完全に分かりきるなんて不可能なのだと改めて感じた。 だけど、その人のことを知りたい!何かしたい!と思えるような存在の人に出会えるのは奇跡だし、私も周りの大切な人のためにも頑張って生きていきたいと思った。
5投稿日: 2025.04.29
powered by ブクログ間違いなくここ数年読んだ中で好きな作品 不妊治療、LGBTQ、味覚障害、シングルマザー、ネグレクト、離婚などそれぞれの地獄で生きる人たちへの生活というエールを届けるカフネ おいしいご飯を食べさせてあげたいと思える人を周りに増やしたいと思った
5投稿日: 2025.04.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
良かった。すごく良かった。 主人公である薫子は、夫との離婚や不妊治療がうまく行かないことで、アルコールに浸かった荒んだ生活を送っていた。メンタルもボロボロの中、死んだ弟の春彦の遺産相続の相談のため、弟の元恋人である小野寺せつなと話し合いをするところから物語が始まる。初対面では全くもって相容れない二人だが薫子が帰り際に倒れてしまい、せつなに家に送られがてら料理を振る舞われる。生活の惨状を見られたことから、その後もせつなの訪問は続き、アルコールを断つよう強く言われること、また家事代行サービスでボランティアを始めるよう頼まれることで、徐々に立ち直るきっかけを貰う。 せつなとペアを組みながら様々な家庭に訪問し、終わった後に二人で料理を作って楽しむことが続き、二人は徐々に打ち解けていく。しかし春彦の死の周辺の状況が明らかになるにつれ、二人の関係はまた悪化し、そしてせつなの抱える事情や過去も明らかになる。今度は私が手を差し伸べたい。そんな思いから、薫子はせつなの力になれるよう、とある提案を行う。 「他人がどうしたいかより自分がどうしたいか」「生きていくこととはどういうことか」「過去の自分を肯定しながら、後悔しないように生きていくこと」 いくつものメッセージが込められているように思うが、やはり自分に刺さったのは「おまえはそこにいてもいいのだと、誰かに認めて貰わなければ、自分が生きることを肯定できない」というものであり、そして他人に認めてもらったなら、自分も誰かにそうしてあげたい、というものだった。 もちろん劇中にも描写があったように、家族だって恋人だって、自分以外の人間は何を考えているか、望んでいるかなんてわかるはずもない。それでも、誰かに認めてもらって居場所があって、助けが必要な時にひとりにさせないような思いやりをもって日々を過ごしたい。そして、自分にとってもそう思ってくれる人がいて欲しいと思った。
4投稿日: 2025.04.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
1 本のタイトル カフネ 阿部暁子 2 印象に残ったフレーズ2.3個 ・でも、薫子さんを見ていると思います。この人は、生きていくことには価値があると信じているんだなって。もしも子供を持ったら、その子を幸せにするために全力で闘うんだろうし、こんな人のところに生まれる子供はもしかしたら「生まれてきてよかった」と思うのかもしれない。 ・お腹がすいていることと、寝起きする場所でくつろげないことは、だめです。子供も大人も関係なく、どんな人にとっても 3 仕事や人生に活かせるアクション 人のことはわからない。友達だって恋人だって家族だって。その人のことを分かったと思ってはいけない。子どもだって。それを忘れないでいないといけない。 4 感想 とんでもなく厚みのある物語だった。せつなにもやはり秘密というか、一人で抱えている生き方の理由があった。どの方法でもいい。ただあなたと一緒にいたい。って、両親が春彦を苦しめてきた愛とは全然違うものだった。みんな望んでないのに生まれてきて、親によって、運命によって人生に希望を見出せる人と、どうせ死ぬってことに希望を持つ人がいる。でも、どうしようもなく生きる中で、どうしようもなく誰かの心を軽くしたり、誰かに救われたりする。それは本当に運命的にだと思う。みんな、誰かの前では子どもになる。あるときにはとても孤独になる。弱い人も強い人を救うし、ただの他人だと割り切ってお別れしてしまうにはもったいない相手がいるかもしれない。 ⭐️一章ずつ感想を書いていく形式⭕️
4投稿日: 2025.04.29
