Reader Store

総合評価

403件)
4.5
235
121
23
4
1
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    面白過ぎてページを捲る手が止まらない。 でも、終わってほしくない…という葛藤と闘いながら読了。 各々が守りたいもの、抱えていた過去が詳らかになり、京八流の秘密も明らかになり…凄まじいストーリー展開と描写であった。 物語の世界観に没入し、映像が脳内再生される。 何度も涙を流して読んだ本はこれが初めてかもしれない。 どんな時代に生まれようと、どんな環境に置かれようと強さは一つではないことに気付かされる。 今村翔吾、天才です。

    16
    投稿日: 2025.08.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    蠱毒が終わる 京都天龍寺に集められた292名のデスゲームが終わる。 3巻の『人』で残ったのは9名。ここからの東京決戦。ところが闘うのは9人同士だけではない。 賞金に目が眩み情報を流す民衆たち それはまるで逃走中のアラームのように所在を知らしめる。 東京決戦だけに地名が手に取るようにわかる。 あの場所でこんなことが…と想いが巡る。 明らかになる蠱毒の全貌、参加者の過去 倒れるたびに想いが繋がる。 最後の扉が閉まる音が聞こえたような気がした。 長い長い物語を終えて今は感無量。 素晴らしい物語に出逢えた事に感謝。 ありがとう。

    14
    投稿日: 2025.08.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    シリーズ堂々の完結。生き残るのはこの人だろうな、というのは予想通り。愁二郎ら京八流および幻刀斎の朧流の謎も明らかにされていく。そして謎のラスボス天明刀弥や中村半次郎といった剣客も絡んでの大乱闘は、東京の街を阿鼻叫喚のなかに巻き込んでいく。 川路利良と前島密、警察と郵便という現代をも支える公共機関の創設者たちがどのような想いを持って全国に張り巡らされた組織をつくっていったのか。裏テーマとしては日本近代化の治安と通信をどのように守るのかが焦点となっている。前時代の武士や忍びといった者たちの役割を、平民階級出身の人々が担っていくこととなる。自らの身体を高めた消えゆく者たちと、新技術を持つ来たるべき者たちの相克。 個人的には川路利良が主役の『だんドーン』も平行して読んでいるため、この大警視が黒幕というのは些か違和感を覚えてしまう。もちろん清濁併せ呑む面もあったとは思うが、陰謀を巡らせるタイプではなさそうな。その辺りの複相的な物語展開も含めて、リズムよく完結へと走りきった内容だった。

    20
    投稿日: 2025.08.08