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コンビニたそがれ堂
コンビニたそがれ堂
村山早紀/ポプラ社
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総合評価

258件)
3.8
60
80
81
7
0
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    このレビューはネタバレを含みます。

    村山早紀さん初読みです。探し物が必ず見つけられる魔法のようなコンビニ「たそがれ堂」。語りかけるような優しい文章から大人の童話みたいだと思ったら、元は児童書だったものを大人向けに書き直したのですね。猫のあんずちゃんのお話は動物好きにはたまらんし、気持ちが疲れている時なんていいかもとは思うけど、シリーズを追いかけることはないかな。ただ、後書きは胸にじんわり沁みたので、もっと大人向けに書かれた作品があれば読んでみたい。

    0
    投稿日: 2017.01.16
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    読む前は勝手に、「深夜食堂」的な、 悩みを抱えた人や疲れた人にそっと寄り添う コンビニのお話かな、ぐらいに思ってたのが、 まさかこんなにファンタジー色が強いとは。 作者が児童文学作家ということも後書きで 知り「やっぱりそうよね」となりました。 「深夜食堂」のノリで読み始めた私にとって 現実離れしたお話ばかりだったからです。 そして文章も児童文学らしいですます調。 小学校高学年から中学生あたりにおすすめ したい本だなあ、という感想です。 大人向けの小説に慣れてしまった私には、 少し刺激が足りないような、綺麗すぎる話に 思えてしまいました。

    0
    投稿日: 2017.01.05
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    再読 このシリーズを読み始めようと思って、年内から読み始めました。 最終のお話「あるテレビの物語」はちょうど紅白をみながら…でした。一年の終わりにテレビをみながら読み、ちょっと感慨深かったです。 どのお話も、ただ、たそがれ堂でほしいものを見つけて…というわけではなく、たそがれ堂を必要としていて、たそがれ堂と出会えた人たちが経験する少し不思議なお話。やさしくて胸が暖かくほっこりするものばかりでした。

    2
    投稿日: 2016.12.31
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    何かを切に探している人だけが入れるコンビニ「たそがれ堂」。そこにはお客さんの欲しいものがなんでも揃っている。レジにいるのは、銀髪の美青年。 設定だけで、あーこれよくありそうなヤツだ、と侮っていたら、「ほわほわ系児童文学」で片付けるには案外ヘビーな悩みを抱えた人の話も多くて大人の目線から見ても読み応えもあったし、きちんと切なく(やるせなく?)もなった。 「桜の声」が、凄く、今時向けの、ファンタジー要素も切なさも持った児童文学、という雰囲気を持っていた。

    0
    投稿日: 2016.12.17
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    ふわりとやさしい、読み終わった後にぽかぽかとあたたかくなるような物語だった。続きもあるようなので、ぜひ読もう。

    0
    投稿日: 2016.11.25
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    文は物語性が薄いというか(短編だからかもしれないけど)、さらっと読めた。 ただ読んでて、この話を書いた著者は優しい人なんだろうなぁと想像できる言葉の使い方だと思った。 児童文学だったのは読み終わってから知ったけど、何かを大事に思う気持ちと、いろんな不思議なものに見守られてるような、ほっこりした安心感がもらえる。

    0
    投稿日: 2016.11.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    図書館より。 ヤバイよ、なにこれ!泣けてくる。 さよならを年齢と共に経験してきたせいか、どれもじんわり胸にくる。 年を取った証拠か。 続きも読もう。

    0
    投稿日: 2016.10.31
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    そこまで分厚くない文庫なのでさらっと読める 短編が5つ ほんのり優しくて暖かくて、帯にあった通り疲れた心をほぐしてくれる、そんな素敵な物語 元は児童書なので読む絵本という感じ、それがまた懐かしくて暖かい 「あんず」が特に好き、胸がきゅっとなる甘酸っぱくて綺麗な話だった 次巻も買おうと思う

    0
    投稿日: 2016.10.21
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    子供向けの本は難しすぎないのが良いですね。(難しいのもありますけど…) ちょっと綺麗にまとめすぎているのは対象年齢からすれば仕方ないと思う所もあるけれど それでもこういう優しいおはなしが無性に読みたくなる時があります。 読んでただほっこりしたり少しだけ切なくなるこの程度が絶妙。 おおまかな内容を知らず疲れている時やなんとなく鬱々とした時に うっかり読んでしまい余計に気持ちが落ちる、なんて本もあるのですが なんとなくこの作者さんの印象は優しい感じを受けたので どんな時でも読めそうな気が。 すぐに色々手を出さず少しづつ楽しんで行きたいと思いました。 この本は是非シリーズとして長く続けて欲しいです。 店員さんがいい味出しています。 銀髪金目に赤白のしましま制服に蝶ネクタイに帽子なんて挿絵がなくても 想像しただけでなんとなく和みます。 おいなりさん食べたい。

    0
    投稿日: 2016.10.13
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    心から探し物を見つけたいと思った人だけがたどり着けるコンビニたそがれ堂。そこには世界中のものがあって、その人が探しているものが必ず見つかるという。 最近、村山早紀さんにハマってる。風早の街はどのお話でもとっても温かい。 ケツメイシノサクラ、時空を超える感じなのに素直にすっと入ってきて、これがすごく良かった。 そしてそして、猫のあんずちゃん、超かわいい。 どのお話も、最後心にじーんとくるものがあって、ちょっと寂しくて温かい。 元気がない時、優しい気持ちになりたい時におすすめ。 確かに、温湿布みたいな一冊でした。

    0
    投稿日: 2016.07.11
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    元々児童向け小説と書いてあったけど 大人が読んでも楽しめる内容だったね 夕暮れ時に現れる自分が欲しいものが 何でもある、コンビニという設定が なかなかよかったね。 桜の声という話しが 個人的には、何か背中を押しってくれるような 物語でよかったよ。 もし、自分がそんなコンビニに出会ったら なにを買おうか迷っちゃうな

    0
    投稿日: 2016.04.18
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    児童書を原作に加筆した物語集とのこと。 ほっこりとさせられると同時に、ちょっと涙がうるっときた。 お別れはいつでも寂しくて、できれば回避したいと思うもの。自分も大学卒業のときに、ゼミの先生と会えなくなってしまうことが悲しくて卒業したくないと思っていた。 その時に、ふと聞いたのがBUMPの「ray」に出てくる「お別れしたことは出会ったこととつながっている」という歌詞だった。 過去の別れがあったから、今の出会いがある。 だからお別れは悲しいことだと言い切れない、言い切らないものだとその時は思った。 たそがれ堂を訪れた人々もまた新たな、素敵な出会いがあることを望むばかり。 そして、2巻があるようなので、それも読みたい所存。

    1
    投稿日: 2016.04.17
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    ほっこり和む表紙の柔らかなイラストと不思議なタイトルに魅かれて、中学一年の長女が本屋で買ってきたのが「コンビニたそがれ堂」シリーズとの出会い。 娘たちが「この本すごくいいよ!」と絶賛するので、読んでみたら、確かに!絵本を読んでいるようなあったかいほんわりとした気持ちになってしまう不思議な物語。 世界はまんざら悪くない、思っている以上に美しいところなんだ、と優しい気持ちになれる。 うまく言えなかった「さよなら」はきっといつか誰かの心に届くんだよ。叶わなかった願い事も、いつかきっと。。。 夢を見ようよ、大人だって。 子どもたちが安心して夢を見られるように。 猫の「あんず」のお話は特に泣ける。

    0
    投稿日: 2016.03.05
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    【じんわり切なく、あたたかな時間をどうぞ】 「そのコンビニにはこの世で売っている すべてのものが 並んでいて そうして この世には売っていないはずのものまでが なんでもそろっている というのです」 不思議な魔法のコンビニ たそがれ堂に導かれて、 紡がれる短い5つの物語。 人間になれるキャンディを買った子猫の物語『あんず』や時を超えて届く声の物語『桜の声』(ケツメイシノサクラ、も鍵となります)など、切ないけれどあったかくなる物語がつまった1冊です。 文庫で1つ1つの物語が短く、気軽に読めます。 ちょっと元気がない日には、コンビニたそがれ堂の世界をのぞいてみて。(道立)

    0
    投稿日: 2016.02.15
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    思わず数分で読み終わってしまった笑「コンビニたそがれ堂」という何かを探している人だけが行くことができるコンビニのお話。村山さんは児童作家さんなのですごくほんわかした絵本みたいな本ばかり。帯に書いてある通り、疲れたときにぴったり。登場人物も、皆優しくてすごくいい人ばかり。中でも「あんず」はお気に入り。猫のあんずちゃん可愛すぎる‼︎そんなことあったらいいのになあって思う。あと「桜の声」も、過去とか未来とか時間を超えての関わりがいい。

    0
    投稿日: 2016.02.10
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    心のサプリと言えそうなお話でした。優しくて切ない、でも悲しいわけではない。心がほっこりする本でした。二作目も続いて読みたい。きっと、作者さんは心の優しい人なんだろうなぁ、と勝手に思ってました。こんなお話を求めていたような気がします。

    0
    投稿日: 2015.11.08
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    心温まる話の短編なんだけど、文体が「です」「ます」で個人的に読みづらく、どうしてもまともに読めなかった。

    0
    投稿日: 2015.10.12
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    表現が易しくて児童書みたいだなーと思ったら元々児童書だったのを加筆修正したらしい。納得。 不思議なコンビニが出てくる連作短編ファンタジー。 ストーリーも文章も子供向けっぽくて合わないなーと思ってたのに何故か桜の木の話で泣きそうになった。悲しい話とかではなくて、本当に理由がわからないんだけれど。 それからは子供に言い含めるような文章の間がこの作品の良さだと感じられるようになった。 この優しい言葉とストーリーが無意識の心の緊張をほぐすのかも知れないなと思う。

    0
    投稿日: 2015.08.28
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    何となく疲れてしまったときに読むととても癒されます。児童文学から来ているのでわかりやすい話ばかりですが、大人にもしみる話でこんなコンビニがあったらなと思わざるをえません。大人も子供も読めるお話なのでおすすめしやすいです。

    1
    投稿日: 2015.07.08
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    ファンタジーであるが、じんわりと心が癒されていくような話で良かった。訪れてくる人たちも日々、戸惑ったり、喜怒哀楽、矛盾があったりなど色々と悩むのもあるがそららを受け入れて暖かく包み込む「コンビニたそがれ堂」は人々に癒しを与える存在。まるで童話の世界に引き込まれた感覚で読み進めてしまった。児童書が元になっていて納得である。すごく読みやすくサラサラと読めてもの足りなさがあるものの、世代を問わず楽しめる作品。「あんず」、「桜の声」の話がほっこりさと少し切なさが混じっていて、ジーンと来るものがあって良かった。

    0
    投稿日: 2015.05.24
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    探し物が必ず見つかる不思議なコンビニ・たそがれ堂。でも誰にでも見つけられるわけではない。本当にそこを求めている人だけがそこに辿りつける。児童書なので、優しくわかりやすい文体で書かれているのが更に好印象。「あんず」が一番お気に入り。思わず涙しそうになってしまった。児童書恐るべし。2013/044

    0
    投稿日: 2015.04.13
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    村山早紀さんの本も初めて。 こちらもブクログで評判が高かったので読んでみました。 あったかい気持ちになれる本でした。

    0
    投稿日: 2015.03.21
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    「本当にほしいものがある人だけがたどり着ける、不思議なコンビニたそがれ堂」 やさしい話ばかりで最初はむずむずしてあまり好きではありませんでした。 でも読んでいくうちに、徐々に引き込まれていきます。 心の暖かくなる短編集。

    0
    投稿日: 2015.01.03
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    架空の町の設定なのに、現実世界の歌手と歌がはっきり出てくるのはどうなんだろう・・・と思ってしまった。

    0
    投稿日: 2014.11.28
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    連作短編5作。 どれだけ大切にしていたものでも失ってしまったら二度と戻らない。もし戻すことができたら、もう一度会うことができたら・・・ そんな切ない想いを、哀しみの経験があるからこそわかることがあり、失ったことがあるからこそ辛さの中にも温もりと優しさを感じることができる。 後悔したくないくせに後悔することばかりしている自分、心に堪えるな。

    1
    投稿日: 2014.10.28
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    (収録作品)コンビニたそがれ堂/手をつないで/桜の声/あんず/あるテレビの物語/エンディング たそがれ堂

    0
    投稿日: 2014.10.27
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    【本の内容】 駅前商店街のはずれ、赤い鳥居が並んでいるあたりに、夕暮れになるとあらわれる不思議なコンビニ「たそがれ堂」。 大事な探しものがある人は、必ずここで見つけられるという。 今日、その扉をくぐるのは…? 慌しく過ぎていく毎日の中で、誰もが覚えのある戸惑いや痛み、矛盾や切なさ。 それらすべてをやわらかく受け止めて、昇華させてくれる5つの物語。 [ 目次 ] [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

    0
    投稿日: 2014.10.04
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    あんず ちゃんはとても胸がキュンとしてしまいます。以前からすべての生き物に心(魂)があると確信している一人です。

    0
    投稿日: 2014.09.16
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    文末が敬体で違和感あったけど、話自体はすごく優しいというかほのぼのしてて穏やかな気持ちになれます。中でも、あんず という猫が人間になる話が良かったです^^*

    0
    投稿日: 2014.08.19
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    なくしてしまった何かをみつけさせてくれる作品。 人と人だけでなく、人と動物、人と物などいろんな絆が描かれてます。 あんずの話がすごく好き。 続編もぜひ読んでみたいです

    2
    投稿日: 2014.06.13
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    優しい気持ちになれる小説です。 元々、児童書だったそうですが、確かに子供にも読んでもらいたくなります。 大人が読んでも、もちろん楽しめます。 辛い時に、また開きたくなるような話でした。 続編があるそうなので、楽しみです。

    0
    投稿日: 2014.06.11
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    リカちゃんの話はお母さんがクズすぎて終始イライラ。猫のおはなしが1番すき。映らなくなったテレビは流石に粗大ゴミに出すだろうと冷静に思ってしまった。もうちょっと純粋な気持ちを持った歳のころに読みたかった。

    0
    投稿日: 2014.06.03
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    なんかこの雰囲気知ってる…と思ったら、カフェかもめ亭の人の本じゃんw そりゃ、好きな雰囲気なはずだよww (まだ途中なので、詳細は後で。)

    0
    投稿日: 2014.05.12
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    最初通勤電車で読んでいたが、泣きそうだったので家で読むことにした。 案の定【あんず】で泣く。 元は児童書だそうで、難しい言葉もなく読みやすかった。 過去似たような経験がある人はぐっと来るのでは。

    2
    投稿日: 2014.05.11
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    いろいろなサヨナラがありました。素敵な出会いであるほどに、別れは一層せつないのです。失った想い出をもう一度取り返したい、そんなはかなくも懸命な願いを叶えてくれるコンビニがあったとしたら。大人であればこそ通じるメルヘン。

    0
    投稿日: 2014.03.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    元気のないときで、元気になれるような本を読みたいな、と思いながら本屋さんを周っていたときに出会いました。 短編でとても読みやすいです。 大きな出来事がある!というわけではなく、帯にあったとおり、本当にじんわりと癒されます。 私は「あんず」という作品が一番好きです。 寿命が残りわずかだと感じた猫が、最後に同じ人間という立場で家族に会いたいと思い、たそがれ堂を訪れます。 人間になったあんずが、人間になったから見える世界がとても純粋な感じで癒されました。 同時に泣けます。 ぜひ、ほっこりしたいときに読んでほしいです。

    0
    投稿日: 2014.02.25
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    どれも、ほのぼのと心が温かくなる話だった。 こういうお話が読みたいけど、なかなか最近は巡り会えなかったので、しみじみ読んでよかった。 こういうコンビニあったら、いいな。

    0
    投稿日: 2014.02.21
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    元々は児童書なんですけど、大人が読んでも心にしみじみ響く短篇集です。 誰かを愛おしく大切に思う気持ちが奇跡を呼びます。それが機械でも。 命はどこから来てどこに行くのか。大切に読みたいシリーズです。

    4
    投稿日: 2014.01.28
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    たまたま手にとってみたけれど よかったと思う。 私がすきな話は 「桜の声」と「あんず」 この二つの話は思わず電車のなかで 泣きそうになりました。 量もそんなに多くないので気軽に読めると思います。

    1
    投稿日: 2014.01.09
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    もうすぐお正月です。出雲への出張から戻った神さまたちも本宅で お正月の準備に忙しいかも。 見えない八百万の神様って、いつも神社の奥に居て、鈴をならす 参拝者を見ているのでしょうか。 たまには姿を変えて外に出て、本当に困っている人にちょっとだけ サービスしてくれるのかもしれませんね。  風早の街の 駅前商店街のはずれに  夕暮れどきに行くと  古い路地の 赤い鳥居が並んでいるあたりに  不思議なコンビニを 見つけることがあるといいます  大事な探し物がある人は  必ず ここで見つけられるというのです お稲荷さん風の(そのものでしょう)銀髪、金色釣り目、赤い蝶 ネクタイのお兄さんがサービスするお店では、深く心のそこから 求めた人の、探し物が見つかります。 5つの短編、それぞれが村山さんの柔らかな眼差しに包まれて いるようです。やはり猫好きなので、雄太君の助けた猫、少女の 姿のあんずの話が良いかな。 村山さんの小説は、「ルリユール」を先に拝見しました。こちらも やはり気取った黒猫が印象に残ります。

    6
    投稿日: 2013.12.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    とってもやさしい雰囲気に、大人もふんわり包まれる。 私は文庫で読みましたが、本来は児童書。不思議なコンビニ「たそがれ堂」を中心に5つの物語が収録されています。 私が好きなのは「桜の声」。働く女性のリアルな思いとファンタジーが、きれいに描かれています。 近所の神社の近くを散策したくなる一冊です。

    4
    投稿日: 2013.12.25
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    村山さんの本は初めてでした。本屋さんをさまよってる時にふと目についたので購入。なんだか、癒しの本でした。後書きで、児童文学の作家さんだと知り、語り口の柔らかさや物語の優しさに納得しました。シリーズ集めたいです。

    2
    投稿日: 2013.11.30
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    どの節も暖かくて、ウルっとくるお話でした。あとがきで、自然は人間を許して、包み込んでくれるということが書かれていて、以前よりも自然が愛おしくなった気がします。

    0
    投稿日: 2013.11.12
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    駅前商店街のはずれ、赤い鳥居が並んでいるあたりに、夕暮れになるとあらわれる不思議なコンビニ「たそがれ堂」。大事な探し物がある人は、必ずここで見つけられるという。今日、その扉をくぐるのは・・・・・・? 慌ただしく過ぎていく毎日の中で、誰もが覚えのある戸惑いや痛み、矛盾や切なさ。それらすべてをやわらかく受け止めて、昇華させてくれる5つの物語。 初めての村山さんでしたが、どのお話もとても透き通っていて綺麗なお話でした。 村山さんは児童作家さんだったのですね。このお話も元は児童書のようで、通りで軽いなと。 しかし、その軽さがまた本書の魅力をひき立てていて、雰囲気はジブリのよう。 子供も楽しめるでしょうけど、大人も勿論楽しめます。 むしろ大人だからこそ感じるものもあるのではないでしょうか。 毎日淡々と過ぎていく中で見落としていそうなこと、どこかぽっかりと空いた心に暖かい風が吹き流れてくるような、そんな本です。 疲れたときにぜひ読み返したい。

    0
    投稿日: 2013.10.27
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    [心が温かくなる芋] この小説のシリーズには、はっきりとした主人公がいません。でもどの話も舞台は共通の町で、みんな「ある店」に辿り着き、本当の願いをかなえてくれるものを手に入れて前に進むのです。 見守り、時には背中を押してくれる神様に、今日も町の人達は愛されています。 佐賀大学:緋炎

    1
    投稿日: 2013.10.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「コンビニたそがれ堂」シリーズ1作目。もともとはポプラ社で発刊された児童書ですが、大人だからこそ味わえる良さがある作品でした。 たそがれ堂の狐の兄さん、どういう人(いえ、狐かな)なのか、とても気になります。 収録されているのは「コンビニたそがれ堂」、「手をつないで」、「桜の声」、「あんず」、「あるテレビの物語」。 「コンビニたそがれ堂」は、うんうん、あるある、こういうこと、と子供の頃を思い出し、ちょっと切なくなりながら読みました。ラストのまとめ方のこの時間などを越えた所が、現代風童話なのかなと思います。 「手をつないで」は、考えさせられる作品。児童虐待の負の連鎖って難しいです。 「桜の声」では、時空を超えて伝わるものについて考えました。 「あんず」は、泣いちゃう人が多いのでは…?切ないけれど、胸が温かくなる作品でした。 「あるテレビの物語」。昭和の香りが漂う作品でした。個人的には、これが一番ピンとこなかったかな。テレビだったからかな。でも、愛着のあるもの、大事なものはずっと大事にしていきたいと思わせられました。

    0
    投稿日: 2013.09.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    やっと読み終りました(〃ノωノ) コンビニたそがれ堂シリーズ☆初です!! 第1話のコンビニたそがれ堂 (もう遅いけど(ノω・、) ウゥ・・)つくづく思うのですが…ふと気づいたら 私も。。もう一度あの日がやり直せたらとずっと思ってて そう思ってしまう主人公になぜか共感が持てました。。 次どうなるの?!とドキドキハラハラしました。 最後は奇跡みたいでしたね(;ω;) どのお話も良かったけど、一番好きな話です!! あんずのお話は。。 ジブリの映画の『猫の恩返し』(タイトルもそのまんまで!)を思いました(/∀\*) ネタバレになってしまうので詳しく言えませんが ファンタジーみたいでかわいかったです(#^^#) 切なかったけど良かった。。 不思議で切ないのもあったり、 でも最後はあったかくなる本で(〃ω〃) 奇跡が起こる素敵なお話 どのお話も良かったです♪ 何だか夏目友人帳みたい//// 私も。。あのコンビニたそがれ堂に行ってみたいなぁ…

    2
    投稿日: 2013.09.11
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    「コンビニたそがれ堂」シリーズ1作目。 このシリーズ、大好きです。 温かくて、優しくて。 生きてくのも悪くないなぁなんて。ちょっと大げさだけど、思ったりもします。 このシリーズ、元々母に勧められて手にした本。 読んでると、今は亡き母を思い出して非常に厄介です。(余計に涙腺刺激されてしまって(笑)) 私も将来必ず子供に勧めようかと思っています。 まぁとにかく幸せな気持ちにしてくれます。 わたしにとって、とても大切な1冊です。

    7
    投稿日: 2013.08.10
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    だいぶ前に読んだものの再読。 やっぱり何度読んでもいい。 猫が最後の思いを伝える話とか、うるっときてしまう。 このコンビニのおいなりさんを食べてみたいものだ。

    0
    投稿日: 2013.07.11
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    優しいお話。子供向けだから文章がイマイチかなと思ったけど、読み進めていくうちにハマりました。二冊目の方が好きです。

    0
    投稿日: 2013.07.10
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    そのコンビニには、この世で売っているすべてのものが並んでいて、そうして、この世には売っていないはずのものまでが、なんでもそろっているというのです。 だいじなものとのつきあい。そんな長期にわたるつきあいが、できにくくなっている現代ですが。

    0
    投稿日: 2013.07.10
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    夕暮れの風早の街はずれの古い路地。 赤い鳥居が並んでいるあたりにあるというコンビニ「たそがれ堂」。 ドアを開けるとぐつぐつ煮えるおでんとお稲荷さんの甘い匂い。 にっこり迎えてくれる店員のお兄さんは銀の長い髪に金色の瞳。 この世で売っているものが何でも並び、 この世に売ってないはずのものまでそろっている。 大事な探しものがある人は必ずここで見つけられる。 心からの探しもののある人しかたどりつけない不思議な魔法のコンビニ。 もとは児童書だったという5つのお話が収録されている。 コンビニたそがれ堂 探しもの:猫のメモ帳。 猫をきっかけに仲良くなった雄太と美音のお別れと再会の約束。 手をつないで 探しもの:リカちゃん人形。 大好きなのに子どもをうまく愛せないママと、ママが大好きなえりか。 ふたりの想いとふたりのリカちゃん人形。 桜の声 アイテム:桜の花びらが入ったようなガラス玉のストラップ。 ラジオパーソナリティの桜子が出会った不思議。 古い大きな桜を通して時を超えた桜子の「大丈夫」とケツメイシの♪さくら。 あんず 探しもの:不思議なキャンディ/赤いちりめんの首輪 寿命を悟った子猫の一度だけの願い。 “見えなくなっても、会えなくなっても、きっと、『どこか』には、みんな、ちゃんといるっていうことさ。消えてしまうわけじゃない。誰の魂も、どんな想いもね” あるテレビの物語 探しもの:古い小さなテレビ 小学一年生の女の子が産まれたときに買われたテレビ。 機械が死んだら、心も魂も地上から消えてしまうの? 読んでいて、わたしにはたそがれ堂で探したいものがあるだろうかと考えた。 欲しいものはたくさんある。 いくら収納してもいっぱいにならない本棚とか(笑) 無くしたものもたくさんある。 若さとか、記憶力とか(無くしたというより劣化・・・悲) いずれも「心からの大事な探しもの」というのとはかなり違う気がする。 でも考え始めると、心の奥底に忘れているなにかがあるようで、思い出せずなんだかもどかしい。(これも劣化した記憶力のせいか) 忘れてしまった探しものもたそがれ堂で探せるかしら。 本編だけでなく、あとがきでも村山さんの優しそうなお人柄が出ている。 解説に村山さんが子ども時代を振り返った言葉が引用されていて、わたしも似たようなことを思う子どもだったのでとても共感した。 残念ながら、村山さんのようにおとなになっても優しいまま、ではないけれど。 たそがれ堂の続編はもちろん、風早の街でつながっているという他の作品も少しずつ追いかけて読んでみよう。

    24
    投稿日: 2013.06.18
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    読んでいてほっこりした、やさしぃ感覚に襲われたのは、 ベースが児童文学なせいなのね。 シンプルなお話が多くて、きっとこう展開するんだろうな? そう予想しながらでも読めてしまいそうな短編集。 でも、この構成がなんだか懐かしくてほっこりして、 それでいて一歩予想を上回る展開が待っていて。 何かを学び取る、とかそんなガツガツせず、 ただただ自分の感じるがままに読みたい一冊。 オビの温湿布みたいな~はまさに言えて妙。 欲を言えば自分はゆたんぽのがしっくりくるかと思ったけど>< ちょいと日々に疲れてしまったあなたへの処方箋に。

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    投稿日: 2013.06.14
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    生活していて、まわりにあるものすべてにあたたかさを感じるようになる本でした。あとがきにもジーンとしました。 すべてのものに命があり心がある。 『あんず』の最後の4行。同感以外にないです。

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    投稿日: 2013.06.08
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    児童書、少なくとも本気で感動する小説ではないかなと思いました。 児童書作家さんだからか、設定がブッ飛んでてついていけなかった 汗 しかし、暖かくて展開していくので読むのが苦ではなく、ラジオの話は面白かった。

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    投稿日: 2013.06.08
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    児童文学を大人向けに直して書いたというだけあって、わかりやすく簡単でシンプルな文章とストーリーだったが、それがよかった。 大人になってからこの本のようなシンプルで心があったまる本は意外と読まないから。 個人的には、京都旅行に行ったときお寺とかで静かに読みたいと思う。

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    投稿日: 2013.06.04
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    こころあたたまる本でした。 もともとが児童書というところが、読んでいて優しい気持ちにさせられます。大人向けの小説とはまた、違った良さがあります。 それにしても、設定的にも素敵な作品だと思いました。たそがれ堂のお兄さんがまたかっこいい(*^^*)猫の話は本当にやささい物語だと感動しながら読みました。

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    投稿日: 2013.05.30
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    ちょっと甘い物語の様な気もしないでもありませんが、でも、心にすっと入ります。個人的には「桜の声」が好き。続編が読みたくなる一冊です。

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    投稿日: 2013.05.20
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    童話。まったり、ほんわか、楽しめた。コンビニの店主の姿をしたお稲荷様(?)という設定が幻想的で、いい感じ。

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    投稿日: 2013.05.19
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    大人向けのお話というのは、謎や伏線が張り巡らされてあったりして 入り組んで深いお話が多いと思うのだけれど これは元々が児童書ということもあって、とても簡単な物語集で ちょっと読みごたえはなかったかな…? …と思っていたけれど 解説を読んで、本当はとっても奥が深いお話なんだって気付かされました。 こういう大切な世界だからこそ 優しい児童書形式で、とても良かったのかも…と考え直しました。 この作者さんから見える世界って きっと、とてもきらきらしていて、素敵なんだろうなと思いました。 風早街を舞台にしたお話、他にもあるみたいなので、読んでみたいです。

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    投稿日: 2013.04.17
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    元は児童書で、大人向けに手を加えられた作品。 本当に大切な探し物がある人だけに訪れることが出来る不思議なコンビニ「たそがれ堂」を廻る5つの短編集。 ひとつひとつのエピソードがとても丁寧に描かれていて、優しさに溢れている作品です。 解説の方も書かれていますが、大人が読むからこそ感じ入る部分があるのでしょうね。 温かな光に包まれているような心地にさせてくれる作品でした。 どのお話も良かったのですが、「桜の声」が特に心に残ります。 シリーズ物のようですので、続きも購入しようと思います。

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    投稿日: 2013.04.09
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    心がホッとした。ビタミンのような。 自分の心が清くない故に、キレイ事だと感じる部分もありつつ、でも、こういう物語って時々必要。 「あんず」が羨ましくて切ない。

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    投稿日: 2013.04.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    やさしいやさしい物語。やさしいけれど、どこか寂しい。でも希望のない寂しさじゃない。 また解説の方の言葉もゆったりと優しい。 「大人の方が泣いちゃうかも知れないなあ。~~身に覚えのある傷にじんわりしみてしまうかも知れない。」 本当にそうかも。

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    投稿日: 2013.04.07
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    他のママよりギュッとするのが苦手なママがギュッとしてくれた。 ≪ママのあたたかさに包まれていると、心の氷が溶けていくような気がしました。≫ ママが本当に好きなことはわかっている。 大事な探し物をしている人が訪れると必ずそのコンビニはおいている。 「手をつないで」は、ジーンときた。 ネグレクト気味のママも深い心の底では、きっとその子を愛しているはず。 ネグレクトになる前に、気付きやサポートを求められれば!!

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    投稿日: 2013.03.18
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    解説にあったように「大人は泣いてしまうんじゃないかな」 ビンゴ。 じゅわーん、と鼻と目頭にくる短編集 村山早紀さん、児童文学者のかたなんですね。 たそがれ堂が現れるほど探したい大切なもの……私にあるんだろうか。 なんて思いながら一気に読んでしまった。 続編お待ちしてます。

    2
    投稿日: 2013.03.15
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    『コンビニの名は たそがれ堂 どんなものでも きっと 売っている 不思議な 魔法の お店です 』 暖かく、優しく、そして少し切ない物語。

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    投稿日: 2013.03.14
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    この本自体が魔法のようでした☆ 読んでると泣けてきます~p^^;) すんなりと心に沁み込んでくる感じ・・・ 子猫を飼う時は、あんずって名前にしようと思います。

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    投稿日: 2013.03.04
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    ほんとうに大切な何かを探している人の前にだけ現れて、その探し物が必ず見つかる不思議なコンビニ「たそがれ堂」の物語。 元が児童書だけあって、やさしく温かい童話の世界です。

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    投稿日: 2013.03.03
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    ほっこりするお話。自分が探しているものが何でもあるコンビニ、現代の人たちには必要かもしれない。私にも必要。

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    投稿日: 2013.02.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    シリーズ第四弾発売を機に再読。何回読んでも心が温まります。 本作は「コンビニたそがれ堂」、「手をつないで」、「桜の声」、「あんず」、「あるテレビの物語」の5編からなる短編集。 なかでも猫好き少年の雄太君の物語の「コンビニたそがれ堂」、子猫の物語の「あんず」が特に大好きです。 大事な探しものが私にもできたときに「コンビニたそがれ堂」で長い銀色の髪で金色の目のお兄さんに出会えるといいな、思います。

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    投稿日: 2013.01.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ライトノベルの行き着く先は児童書です。 というわけで、これは児童書を文庫化に際して加筆修正した作品だそう。 心の底からの探し物がある人だけがたどり着くコンビニたそがれ堂。そこには、その人がどうしてもほしいものが必ずある。 解説のフリーライター氏が書いています。「これは、伝えられなかった『さよなら』の物語」。適切な表現です。切ない5つの短編。 ただ、フリーライター氏こう続けます。「大人のほうが泣けるでしょう。さよならの場数を踏んでいるから」。いやいや、僕のような中年男は、さすがに泣けません。この作品の、あるいはこの作家の心の純度が高すぎるから。僕はもう、自分が傷ついたことより、他人を傷つけたことの記憶のほうに心がうずくのです。だから、浅田次郎「天切り松」のほうが泣ける。汚れちまった哀しみのほうが、ずっと泣ける。鼻すすっちゃう。 それでも「桜の声」「あんず」の2編には感心します。特に「あんず」。予定調和だと思います。まるで韓流ドラマ並み。それでも、哀しみと哀しみが出合って生まれる哀しみが、しかし温かな光に包まれている、というこの作家の視点には感心させられるのです。 哀しみが汚れていない若い方に読んでいただきたいです。探し物をしている方に読んでいただきたいです。たそがれ堂にたどり着ける方に。

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    投稿日: 2013.01.22
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    こころの温かくなる、ちょっと寂しいお話。もとは児童文学だったのいうのは、その文体を見てそんな気がしましたが、この内容は児童向けなのだろうか?と思うくらい、こころに刺さるものでした。解説に書いてあったように、出会いと別れを数多く知っている大人のほうがその痛みや悲しみを呼び起こしやすいのかもしれません。 「さよなら」について、改めて意識させられる本でした。

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    投稿日: 2013.01.16
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    風早の街の片隅に現れる「コンビニたそがれ堂」。そこを訪れる様々な想いを抱えた人たち。心から欲しいと思うものがあって、その強い想いがきっとこのコンビニに導いていってくれているんだろうな。 本当に、こんなコンビニがあったら素敵だよね…。 もともとは児童文学としての作品だったみたいだけど、大人の私にとっては「切ない」と「あたたかい」をたくさん感じられるお話でした。どの話でも自然に気持ちが寄り添っていった。 自分が疲れているときに読んだら、きっとあたたかい気持ちになって癒されそうです。

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    投稿日: 2013.01.12
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    ▼収録作品 「コンビニたそがれ堂」 「手をつないで」 「桜の声」 「あんず」 「あるテレビの物語」 「エンディング〜たそがれ堂」 特に「あんず」と「あるテレビの物語」が良すぎる。悲しいのだけれど、やさしい別れに涙が止まらなかった。 家で読んで正解だった。うっかり外出先で時間潰しにでも読もうものなら危ない危ない。 わたしもいつか辿り着けるだろうか。大切なものを必ず見つけられるという、不思議で素敵な、気まぐれなコンビニへと。

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    投稿日: 2013.01.10
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    たそがれる。優しい言葉の響きだ。 この本を読んで、からだのなかが何かじんわりした。切ない気持ちになった。 「たそがれ堂」みたいなところがあって、お兄さんがいて、見守っていてくれたらいいな。つらいことがあっても、きっとまた前に進んでいけるはず。

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    投稿日: 2013.01.05
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    小学生の頃、この人が書いた「シェーラひめのぼうけん」が大好きでした。ずっと気になっていたけど買ってから同じ著者だって気づいた。語り口調はとても優しいんだけれど、内容は結構難しいというか考えさせられる。さよならが上手くできなかった人や物のストーリー。ほっこりふんわり、おでんの匂いが漂ってきそう。

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    投稿日: 2012.12.30
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    現実の悲しみから、ほんの一瞬目を背けさせてくれる、心に響く物語。 --- 駅前商店街のはずれ、赤い鳥居が並んでいるあたりに、夕暮れになるとあらわれる不思議なコンビニ「たそがれ堂」。大事な探しものがある人は、必ずここで見つけられるという。今日、その扉をくぐるのは……? 慌しく過ぎていく毎日の中で、誰もが覚えのある戸惑いや痛み、矛盾や切なさ。それらすべてをやわらかく受け止めて、昇華させてくれる5つの物語。

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    投稿日: 2012.12.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    この本は元は児童書だったみたいです 文庫本にするにあたって、漢字も増え文章も増えたみたいです。 なのでとても読みやすく、すっと心に入っていく作品でした 駅前商店街のはずれ、赤い鳥居が並んでいるあたりに、 夕暮れになるとあわられる不思議なコンビニ「たそがれ堂」。 大事な探し物がある人は、必ずここで見つけられるという。 今日その扉をくぐるのは・・・? 短編が5つ入っていて、どの話も凄くいいんだけど、特に「桜の声」と「あんず」が良かったです 別れの話が多く、切ないけど、優しい話ばかり 本の帯に書いてある文句が・・・・ 温湿布みたいな本! *用法*心の患部にあててください。 *容量*1冊 *効果*痛みと疲れをほぐします。 *使用上の注意*体質によっては村上早紀にかぶれることもあります。 私は体質的にかぶれた続編も読みたいなぁ

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    投稿日: 2012.12.19
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    いつの間にかなくしていた、もう探すこともない、大切だったいくつかを思い出しました。物語の中の出来事と知っていても、本当にあったらいいのにと思うような、お話ばかりです。文字も大き目で読みやすく、小学校高学年からおすすめです。 短いお話ですが、疲れた大人にもお薬のように心をほぐしてくれる、おすすめの作品です。りかちゃん人形をさがすおはなし「手をつないで」がよかったです。続編も買っちゃいました(^_^)v

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    投稿日: 2012.12.03
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    探しているものが 必ず見つかるという 不思議なコンビニを中心とした 心温まる6編の短編集。 まるで絵本を読んでいる感覚 だなぁ~と思ったら 元本は児童書だったそう。 納得。

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    投稿日: 2012.11.30
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    この本に出てくる人達はとても優しいから“そこまで優しくなくてもいいのに‥”と胸が痛くなります。コンビニで売ってるおでんとお稲荷さん、食べてみたい。

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    投稿日: 2012.11.19
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    ほっこり心あたたまる素敵なお話たち。 リカちゃんの話、ねこちゃんの話、涙なみだ。 大事な探しものが見つかるコンビニ。不思議なお兄さんとお話したい!!

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    投稿日: 2012.11.15
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    大事な探しものが必ず見つかる、不思議なコンビニたそがれ堂。不思議でちょっと切なく、でも温かいお話たち。たそがれ堂だけでなく、同じ風早街でのシリーズになっています。 どのお話も素敵ですが、人以外の目線の「あんず」「あるテレビの物語」が好き。また、解説にある他の本からの村山さんのあとがき引用にどきりとしました。

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    投稿日: 2012.11.08
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    凄く素敵で好きな本。 こんなコンビニあったらいいのにと思う。 心が温かくなって泣きそうになります。 本の内容だけでなく瀧さんが書いている本の解説の言葉が凄く素敵。 本の解説で良いと思ったのはこの本が初めてです。 もちろん、村山さんの本文の言葉も凄く素敵です。

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    投稿日: 2012.10.25
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    児童書ということで、ほのぼのというか、心温まる短編集ですね。 むしろ大人の方が感じるモノがあるかもしれません。

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    投稿日: 2012.10.17
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    コンビニが出てくるのはほんの少しで、店長についてもあまり触れられず、お客様がメイン。 どのお話にもそれぞれの色があって、似通っているということはない。けれど、どれもほっこり温かくなる。 悲しくなるところもあるけれど、誰かや、そうなってしまった境遇を責めることはなく、未来を信じていけるお話だった。

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    投稿日: 2012.10.17
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    児童書ですが読んでみると児童書と言うより大人向けの童話って感じです。 日常を送っていると起こる嫌なこと、卑屈になる事。全てを洗い流せそうな温かくて心の満たされる素敵な本です。思わず涙してしまいます。 肩の力を抜きたい、自分が嫌になる、そんな人にオススメします。この素晴らしい幸福な物語を。

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    投稿日: 2012.10.13
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    駅前商店街のはずれ、赤い鳥居が並んでいるあたりに、夕暮れになるとあらわれる不思議なコンビニ「たそがれ堂」。大事な探しものがある人は、必ずここで見つけられるという。今日、その扉をくぐるのは…?慌しく過ぎていく毎日の中で、誰もが覚えのある戸惑いや痛み、矛盾や切なさ。それらすべてをやわらかく受け止めて、昇華させてくれる5つの物語。

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    投稿日: 2012.10.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

     行き詰まったときのオススメということで紹介されていた本書。ホッと一息つきたくて手にとったものの。 こういう「差し伸べられる手」があるんなら、行き詰まってないんだって~!と思いつつ。 それでも、2,3編と読むうちにほっこりした気持ちになる。 これはこれで優しいね、という気持ちも大切にしたい。 それにしても、これって児童書なの? 「つづきの図書館」にしても、大人のための童話だな。私の子供の頃もこんな児童書ってあったのかな?大人が迷うなんて子供の本に出て来てたかな? 「みえなくなっても、あえなくなっても、きっと、『どこか』には、みんな、ちゃんといるっていうことさ。消えてしまうわけじゃない。」 「どんなに地上が美しくても、空や緑の美しさを愛しても、人間とは、いつかは死んでゆく存在であり、地上に指をかけようと、なにかにすがろうとしようと、寿命がつきれば、「どこか」へ去らなければいけない、借りぐらしの存在なのです。」 これって、「しゃばけ」みたいだな。

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    投稿日: 2012.10.01
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    自分が見えていない裏側の世界がこんなに優しく回っているわけがない。そんな風に思う反面でこんな温かい世界を信じることができたのならばそれは幸せな事だと思うのです。疲れてほっと一息つきたい時におすすめしたいお話。

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    投稿日: 2012.09.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    敢えての児童小説バージョンで。 いえ、文庫が図書館になかっただけ。 でも、児童小説はいいなぁ。 好きだなぁ。 行きたい人で、行く必要のある人だけが 訪れることのできるコンビニ。 狐の店員・・・狐のような店員も素敵。 りかちゃん人形のお話がよかったな。 心を洗いたい人は読んでみるといいかも・・

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    投稿日: 2012.09.15
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    人にすすめられたもの。 短編集。探し物がおいてあるコンビニと、それをめぐる5つの話。 泣きどころがみえすぎて、あんましぴんとこない。 3冊貸してくれたけど、なかなか2冊目に手がのびない。

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    投稿日: 2012.08.19
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    本作も、後書きが、丁寧に書かれていました。 「コンビニたそがれ堂 星に願いを」先に読んでいるのですが、今回なぜか、ファンタジーに入っていけなかったりしました。(自分がちょっと疲れ気味だからなのか…) 読後に元気が出ると良いのですが、自分の心が固くなっている気がして、少しだけですが、暗い気分になってしまいました。

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    投稿日: 2012.08.15
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    絵本みたいな小説。 どれもいい話。だけど、いい話ってのはやっぱり、自分勝手にも感じてしまうもので。 あんまり自分に毒がない時や、そんな人にお勧めします。

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    投稿日: 2012.08.13
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    夕暮れ時の鳥居のそば。 本当に大切な探しもののある人だけがたどりつける、不思議なコンビニ。 やさしくて、切ない物語がそろっています。 良作だった。 壮大な物語である『黄金旋律』よりも、こちらのほうが私好み。 毎日の生活の中に、ふっと入り込んでくる小さな奇跡の物語が、 やさしく、さりげなく、この作品にはあふれていた。 夕暮れ時の鳥居のそばにあらわれるという、不思議なコンビニ。 そのコンビニにたどり着けるのは、本当に大切な探し物のある人だけ。 子どもから大人まで、人間から動物まで、ありとあらゆる生き物の集まるそのコンビニには、世界中のものが集められているという。 しかも、普通のコンビニには売っていないような不思議なグッズや、お客さんの「本当に必要としているもの」が、必ず置いてあるらしい。 ステキな物語だらけの作品だった。 ケンカしたまま転校して行ってしまった、少女を思う少年のお話。 1本の桜の木にまつわる、過去と未来とを旅する声の持ち主のお話。 大好きな家族に大切な想いを伝えるためにがんばる、ネコのお話。 長い間家族に愛され、家族を愛し見守ってきた、テレビのお話。 とてもあったかくて優しいのに、少し切なくてどこか悲しい。 「ぬるい」印象すら感じさせるさらっとした文章なのに、 こんなに私の胸を打つのは、この作品が、驚くほど地に足のついた作品だからだと思う。 不思議なお店の不思議なお話なのに、そこに書かれた登場人物たちの姿は、私たちのすぐ隣にいそうなほど、身近に感じられるのだ。 「たそがれ堂」という、このステキな名前のコンビニがもし、本当に存在しているとしたら、自分はどんなものを買うのだろう、と考える。 とりあえずは、いつもほかほかあたたかそうな、おでんを一本、食べに行ってみたい。 「たそがれ堂」のきつねのおでんは、本当に、とても魅力的なのだ。 食べ物のおいしそうな物語に、駄作はないと思う。 きっと、セブンイレブンもいちころの美味しさだろう。

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    投稿日: 2012.07.31
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    元本の児童書を子供達に読ませたいと思いました。 大人にはさらっとしすぎて物足りない感も少しありましたが、読みやすくて心にすっと入ってきて良かったです。

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    投稿日: 2012.07.22
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    話題になっていたので読んでみようと思って軽い気持ちで読んでみたら・・・ 1章目のコンビニたそがれ堂を読んで、「あれ、これ児童書みたい」って思いました。児童書好きの私といたしましては、このみだなあって。 後書きで最初は児童書として書かれていたことを知ってなんか嬉しくなりました。 児童書としてのテイストを残しつつ大人の読者を掴むなんて、村山さんの 底力を感じました。

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    投稿日: 2012.07.07
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    2012.7.2.mon 【経路】 akanehige推薦。 【感想】 「欠けたものを埋める」心地良さの小説。温度が気持ちいい。寝る前に読むのしあわせ。 文中に何度もでてくるおいなりさんとおでんがとても魅力的。 児童文学にしては、桜子さんのアラサー事情がリアルに取り上げられていておもしろい。 リカちゃん人形の話がすき。 【内容メモ】 探し物をしているひとだけが入れるコンビニ。あなたの探し物は必ず見つかるよ。 ・猫好き少年雄太くんと、アメリカに行っちゃうミオンちゃん。ネコのメモ帳。 ・愛情下手なお母さんと分かってあげようとするえりかちゃん。パンジーの刺繍のリカちゃん人形。えりかのリカちゃん人形。 ・このままでいいのかなと町のアナウンサーを続けるアラサーの桜子さんと過去と未来と現在からの便り。桜のストラップ。 ・もうすぐしんじゃうことが分かっている白猫のあんずちゃんと飼い主のお兄ちゃん。人間になれるあめちゃん。ちりめん模様の赤い首輪。

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    投稿日: 2012.07.03
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    薄い文庫で、優しい雰囲気。 子どもに読み聞かせしても良いような、わかりやすい文章で、素直に心に染み入るよう。 ちょっと疲れている大人にも。心地良く読めます。 児童文学の作家さんなんですね。 風早(かざはや)の町の、駅前商店街のはずれ。 夕暮れ時に歩くと、古い路地に赤い鳥居があるあたりで、いつもは見かけない不思議なコンビニを見つけることがあるという。 おでんが煮えていて、作りたてのお稲荷さんの甘い匂いもする。 レジの中には、長い銀色の髪に、金色の目をしたお兄さんがいて、にっこりしている。 「何をお探しですか?」 大事な探し物がある人は、ここで見つけられるという… 「コンビニたそがれ堂」 小学5年の雄太は無口で子どもながら男らしい。 実は動物好きで涙もろい面もあったのですが、それは隠していました。 猫を助けたときに同級生の美音という女の子と仲良くなります。 ある時、皆の前で意地を張って冷たくしてしまい…? 「手をつないで」 ある寒い日、えりかのママは不機嫌でした。 突然機嫌が悪くなるときがあり、何故なのか理由もわからない。 リカちゃんを捨てたといわれ、町中を探し回ります。 そして、見つけたのは…? 「桜の声」 ラジオのアナウンサーをしている桜子。 仕事に行き詰まりを感じていましたが、ある日、不思議な出来事が…? 「あんず」 あんずは、小さな猫。 高校生の男の子に拾われて、家族に可愛がられていました。 一度だけ、人間になりたいと思うようになり… 2006年にポプラ社から刊行。 2008年に文庫化。 2010年に新装版が出ました。 著者は1963年、長崎県生まれ。 「シェーラひめのぼうけん」など、著書多数。

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    投稿日: 2012.07.02
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    このコンビニに永久就職したい。 シリーズ第一弾だけあって、2巻を先に読んでしまった身には物足りなさもあったけれど、全編共通の優しさは変わらず。 自然を人を、ぎゅーってしたくなる。

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    投稿日: 2012.06.28