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家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった
家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった
岸田奈美/コルク
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総合評価

247件)
4.4
136
72
25
2
1
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    育児の中で不意に子供への愛、家族への愛に疑問を持ったので読んでみた。 気付き ・ミャンマーとニューヨークの困っている人への接し方の違い ・悲しんでいる人へのベストな対応は心からの共感 ・物事は死なないかどうかで考えてみる ・最悪な事が起こらないように生きるより、起こってからどう生きるか ・ディズニーランドの思い出よりも、家族と過ごした行きの車内の時間 ミャンマーでは街なかで障害のある人や困っている人を見かけると、すぐにさっと駆け寄ってきて助けてくれて無言で去っていく。感謝を伝えると不思議そうな顔をされる。これはミャンマーでは仏教が盛んで、生きているときに善行を積めば、死後極楽に行けると強く信仰されているからだそうだ。悪い言い方をすれば、自分が極楽に行きたいから進んで善行をやるといった感じだろう。 ニューヨークでは人が多すぎるため障害者には気にも止めないが、困っているように見えたらすぐに行動して全力で助けてくれるそうだ。 ディズニーランドのエピソードは涙が出そうになった。飛行機や新幹線ではなく、車で8時間かけて行くという、一見すると苦痛そうな行程だが、車で歌いながら楽しく過ごした時間はディズニーランドの思い出よりも素敵だったという話だ。 「どこに行く」、「何をする」かではなく「誰と過ごす」が一番重要であると認識できた。 生き方、人間関係、物事の捉え方、エッセイなのに自己啓発本よりも色々な要素が学べる素晴らしい本だった。

    2
    投稿日: 2023.03.10
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    泣きながら一気読み。 心にスゥッと浸透するような文章で、別に泣けるシーンじゃなくても泣いてしまう。 「悲観は気分、楽観は意思。」って言葉が心に残った。私も、大好きな自分でいるために大好きな人といることを意識的に選んでいこうと思う。

    1
    投稿日: 2023.03.04
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    著者の境遇はあまりにも過酷。 大好きだった父親は著者が中学生の時、脳溢血で急死し母親も車椅子生活で弟はダウン症。 すごく逞しい。逞しくならざる得なかったのかもしれないけど、天性のユーモアと生きる力がすごい。 読んでて何回も笑った。 ほんとに家族を愛してるのが痛いほど伝わったよ。 余談だけど、櫻井翔ってそんなに足が長いのか…。

    2
    投稿日: 2023.02.22
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    『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』読了。 昨年、この方のツイッターが面白いな〜と思ってから辿り着いた作品でした。泣いたり笑ったり忙しかった〜でも面白かった!!失礼な感想かもしれんが、すごい壮絶な人生を送ってらっしゃるのになんでこんなに明るいのと思うくらい。 ものすごく心温まる内容で、私もこんなふうに自分の家族を想うことは出来ないな…と思ってしまった。 残念ながら傷つけ合うことが当たり前になっているんだよね、うちの家族は。どうしたらいいのか分からなくて、ヒントが欲しくて読んでみたようなもので。 支え合っていて、感謝しあっていて、すごくいいなと思いました。 当たり前が当たり前じゃなくなることを経験しているからなのかもしれない。ドラマ化するらしいので楽しみです。 2023.2.15(1回目)

    11
    投稿日: 2023.02.15
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    みんなそれぞれに家族がいて、それだけ物語があって、これはそんなよそ様のお家を覗き見るような気持ちで読めた。岸田さんの周りにはなかなか揃わない特徴が重なって、それだけハプニングもあるけれど、強く前向きに生きていることをひしひしと感じる。私はこれだけ一生懸命になれていない。でも岸田さんは死んでないだけって思うのかな。 悲観は気分、楽観は意志。大事な言葉。

    1
    投稿日: 2023.02.12
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    『もうあかんわ日記』が面白かったのでこちらも読んでみた。 こっちの方が先に出てる本だった。 唯一無二のユーモアセンスが光る。 イケメンを見た時の描写が「目で見るタイプの点滴」! 切ない気持ちになったり、ただただ笑わせてくれたり、おそらく章の順番は片寄らないように配置されてる。 ずっと重い気持ちにならないようになってる感じ。 最後ちょっとぐっときたなあ。 こういう本ほんと好き。 もう一冊も買う。

    5
    投稿日: 2023.02.02
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    もし自分が岸田さんだとしたら、天を恨みたくなるような家族構成だと思うんだけど、明るく描けるのはすごい。 たくさん傷ついてたくさん苦しんだからこその面白さ。見習いたい。

    1
    投稿日: 2023.01.17
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    文章がめちゃくちゃ面白い。 なんでこんな笑える文章書けるの? って泣きながら笑いながら読んだ。 Google検索では見つからない旅が好きだった。 死なんけりゃなんとかなるのも人生、 泣ける話より笑える話がかっこいい。 読んでるうちに岸田さんの文章の虜になるので、 他の作品ももっと読みたい。

    1
    投稿日: 2023.01.07
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    岸田さんはテレビのコメンテーターをされている時に初めて知って、笑顔の素敵な可愛らしい人だなぁ〜と好感を持っていました。 たまたまこの本に出会い、あれ?あのコメンテーターの人じゃない?と思って調べたら、やっぱりそうだった。 あんなに明るく笑う人が、こんな大変な思いをしていたなんて想像ができませんでした。 苦労を乗り越えてきたからこその、あの明るい笑顔なんですね。 本の内容は、亡くなった父、車椅子の母、障害を抱えた弟との日々のお話。エッセイ。 涙あり、笑いありで、とても優しい1冊でした。 この本と出会えて感謝。 私の好きな人が1人増えました、ありがとう。

    0
    投稿日: 2022.12.30
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    出来事としてはすごく大変なことを経験してるのに、明るく前向きに向き合っててすごいなと、同い年だから余計尊敬した!関西出身も同じで、関西弁が読みやすく面白かった〜★櫻井くんの話めっちゃ笑った!

    0
    投稿日: 2022.12.22
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    普通の日常をなんでこんなに面白く書ける?って感じだし 帯どおり情報過多な人生なのに楽しそうすぎて悩んでる自分アホらしくなる。 正直好きな文体ではないけどそれでもサクサク読めるから普段から本を読む人にも読まない人にもオススメ。

    0
    投稿日: 2022.11.28
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    おもしろい!著者が引き起こす数々の事件はもちろん、それらをシリアスに実況する。外出先で読む時は、マスクなしでは読めないと思う。 落ち込んでいる時に読みたくなる本だと思ったし、★5をつけるか迷ったが、言語化できない何となくの感覚で★4にする。今の自分には、まだ著者の思いを理解・共感できるほどの経験がないのかもしれない。 ・p194 「悲しいかどうかじゃなくて、残される人の公開をどう減らせるか、を考えたほうがいいと思うんだよね」(幡野さんのインタビュー) ・p220 (自分のことを好きになる方法について考えた著者の結論)「好きな自分でいられる人との関係性だけを、大切にしていく」 ・(哲学者あらんの引用)悲観は気分、楽観は意思。

    2
    投稿日: 2022.11.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    筆者は様々なしんどい思いをしてこられた方ですが、作中の文体は関西の人らしくユーモアに溢れている。まるで目の前で話してくれているかのような本。クスクスと笑いが出てくる話もあれば、じんわりと涙が出てくる話もありました。 「Google検索では、見つからなかった旅」が個人的に1番好きなお話でした。話の中に出てくる人たちが温かくて、その時出会った人たちに岸田さんの言葉が届いてほしい、と強く願ったほど。 「たくさん傷ついてきた岸田さんだから、誰も傷つけない笑える優しい文章が書ける」と言われているのには激しく同意しました。本当にその通りです。

    2
    投稿日: 2022.10.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    半年くらい読書記録をサボり続けていたので、少しずつ再開します。 2022年15冊目。 『一万円選書』でおすすめされていた本を複数読んでみましたが、この本に出会えて良かった! 多くの悲しみや苦しみ、悩み、困難に出会いながらも、前向きに明るく生きている作者さん。 とても元気をもらえます。 こんなふうに何事もプラスに考え方を変えて生きられたらいいなと思う反面、なかなか難しいだろうなあ。 でも、これから先、また辛く苦しい何かにぶち当たった時には、この本を開こうと思います。 家族写真がとっても素敵です。 気になっていた『僕たちが選べなかったことを、選び直すために』の著者である幡野さんが登場してきたのにも、何か縁を感じます。 幡野さんの本も読んでみよう。

    0
    投稿日: 2022.10.10
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    読んでいるのに、テンポよく、ポンポン言葉が溢れてくる。笑って元気をもらって、そして心が前向きになれる素敵な文章を書く人。謎の小袋80袋、久しぶりに聞いたわ(笑)

    0
    投稿日: 2022.10.03
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    内容は重くとも、文章は軽い。話すように、聞くように読み進められる文章。受け入れて何もせず生きていくのか、受け入れて、そこから自分で選び取り、意思を持って進め、と教えてくれた。

    0
    投稿日: 2022.10.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    天狼院ライティングの記事で、どなたかが紹介されていた岸田奈美さん。たぶん、noteの記事を紹介していたのですが、書籍があるというので、図書館にリクエストしてきました。 辛いことを面白おかしく書いていて、とても面白くよみました。

    1
    投稿日: 2022.09.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    とても深いことをサラッと書かれており、ユーモアあふれる文章に引き込まれあっという間に読んでしまった。しかし決して軽くなく心にずどんとくる内容で、読み応えのあるおすすめ本。

    0
    投稿日: 2022.09.28
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    岸田さんの文章はバイブスの塊だと思っていて、こんなに笑って泣けるモノが作れる人にわたしもなりたいと思う 超おすすめ

    0
    投稿日: 2022.08.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    Twitterで流れてきたnoteを読んでいた。 "弟が大金を稼いだので、なにに使うかと思ったら’’ を読んだ。 そして作家の名前と本のタイトルを覚えた。 軽快な文なのでサクッと読めた。 文中の例えにピンとこないときがあったので、年上かと思っていたら、お父様の話題で同年代と気付き驚いた。 行動力のエネルギーがすごい。 作家さんへの(きっとこういう人なんだろうな)みたいな偏見が生まれる隙がわかないほど、行動力に気を取られてしまう。 車の話もあらためて読みたい。

    0
    投稿日: 2022.08.20
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    何でもない日常を面白がるエッセイが好きだけど、この本は何でもなくない日常のエッセイ。 いろいろな過去をこうして面白おかしく書ける筆者さん、きっとたくさんの葛藤や思いを乗り越えてきたんだろうなぁと思うと本当にすごいし憧れる。 いろんな小ネタ?が共感の嵐で(机のバンプの歌詞書くとか)面白くて好きすぎる。あと、ガイアの夜明けの話も好き。思うだけじゃなくてこうして実現していくんだ!ってかっこよかった。 幡野さんの話は、家族に病気の人がいる自分にはいろいろ思うことがあって、心に留めたい言葉がたくさんあった。 笑えて、沁みて、読んでよかった! 岸田奈美さんの本、初読みなのでまた読みたい!

    1
    投稿日: 2022.08.03
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    「はじめに」が面白くて、ギュンとこころをつかまれた。その他は、「櫻井翔さんで足がつった」と、「黄泉の国から戦士たちが帰ってきた」が特に面白い。

    0
    投稿日: 2022.07.16
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    周りからみたら本当に大変な家族なのですが、 大変な中にあふれるぐらいの愛があって前向きな気持ちがあって 辛かったことも時間と家族の愛情で少しづつ 乗り越えられていく。 素敵な家族だなぁと思いました。

    1
    投稿日: 2022.06.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    9ヵ月以上前に予約してようやく巡ってきた人気エッセイ、友人のオススメ本。 著者の岸田さんのご家族は、中学2年のときに亡くなった父、病気の後遺症で車椅子生活になった母、ダウン症で4つ下の弟、そして祖母。 ご家族、岸田さんの人生、ミライロの垣内さんとの出会い、その他、大切な人のことが、ストレートに明るく語られる。 さくらももこさんのエッセイの楽しさに似ているな、と思っていたら、岸田さん自身も好きだったよう。 僕が特に笑ったエピソードは「ホットコーヒー」(128頁〜)と、「整骨院の院長先生」(171頁〜)の2つ。 エッセイ全体としては、 「日々、懸命に生き延びることの尊さ」 を教えてもらった。 岸田奈美さん、薦めてくれた友人、いい本、ありがとうございました。 僕の後ろにまだ50人以上、この本を待ってる人がいる。 みなさん、いいアンテナの張り方されているなあ。 

    19
    投稿日: 2022.05.19
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    2022.05.14 たしか私も大好きな幡野さんのTwitterで、この本を知ってなんとなく借りてみた。 なんかすごい。面白くって悲しくってでも悲しみを笑いに変えられる強さが筆者にはあって、目まぐるしいエッセイだった。 信じられないことが次々起こるって書いてあったけどそれこそ「人徳」というか、引き寄せ力というか、そういう磁石みたいなものを岸田さんが持ってるんだと思う。 読みやすくて、落ち込みそうな時に読んだら笑い飛ばして、そんなのたいしたことないって元気がもらえそうなパワーがこの本にはあった。次作も期待してます。

    0
    投稿日: 2022.05.16
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    最高の家族ですね!!岸田さんとそのご家族に届くといいな。 帯にある『ママと良太とわたしのことを最高だってほめてもらいたくて、エッセイを書きはじめたよ』という言葉。すごくわかります。 苦難を側で見て、一緒に乗り越えた家族、かけがえない尊い闘い、すごいことを何度も成し遂げてきたのですもの、たくさんたくさん称賛を贈ります。

    0
    投稿日: 2022.05.06
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    読み始めてすぐ泣き笑い状態になりました。 愛情がとってもタップで溢れていて とても大変な状態だったりするのに 笑ってしまう。 読み終わった後とても心があったかくなるエッセイ集です。

    0
    投稿日: 2022.04.27
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    ユーモア溢れるノリの良い岸田奈美さんの文章と、明るいお母さんや個性的な弟さんへのツッコミなど、何だかニヤリとしてしまう文章が面白かった。色んな人の支えがあって自分は存在しているのだろうと再認識させられた。温かい気持ちになるエッセイだった。

    1
    投稿日: 2022.04.03
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    最高 手のひらにおさまるサイズのものは紛失していくので、姉は弟に託す。挨拶をきちんとする。姉が散らかした服を弟が片付ける 健常者よりもできることも多い おばあちゃんが弟に話しかけてくれたエピソード 日常でお金を使うか迷ったときには投資の視点で考えるといいよ。自分にとって一番、リターンの大きい使い方をするように 両替のくだりー自分がやったことのある経験値と見よう見まねでやってみてくれる (ミャンマー)車椅子の人を普通の人たちが押してくれる 仏教徒のため、徳を積んでいるだけ。 自分のために運んでいるだけ。 困っていたら助けるけど、障害者は前世で悪いことをしたって考え方もあり、環境整備にはつながっていない (アメリカ)困ってたら助けてあげるけど、困ってないなら良いよね

    1
    投稿日: 2022.03.17
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    いいエッセイには、世界の切り取り方に、みずみずしさが溢れている。同年代で圧倒的な書き手として注目している岸田奈美さんのエッセイを、本で改めて読んだ。涙が笑顔に変わり、笑顔が涙に変わるような、不思議な力を持つ文章が並ぶ。すべての物事は捉え方次第で、絶望にも勇気にも変わる。

    1
    投稿日: 2022.03.13
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    こちらの本が先に話題になったとは知りませんでした・・・ 人を傷つけることのないエッセイは読んでいて楽しいし、気持ちが明るくなるよね。 でも、彼女の経験したことはホントは凄い大変なことだから、傍で笑っていいものやら。ごめんなさい。 これからも楽しいエッセイ、お待ちしています!

    1
    投稿日: 2022.03.07
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    「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」 というタイトルの通り岸田奈美さんのご家族について語られているこのエッセイ。 「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」 これは、私にとって理想だなと思います。 家族なんだから(親族なんだから)親しくて愛し合ってて当たり前。 みたいな風潮があるように感じるのですが、 そんなわけないじゃん。 と私は思っている。 このエッセイには近しいからこそ見える家族の顔と ある種の客観性を持った視点がちょうどいいバランスで存在している。 家族って否応なく受け入れなければならなずしんどい思いをする側面もあるし、 私個人としてはしんどい思いをするくらいなら逃げていいと思っている。 でもまぁ結構好きな人が相手なら ちょっとくらいのしんどさは受け入れられるものじゃん? とも思っている。 だから「愛したのが家族だった」っていうのは理想だなと思うのです。 私は「はじめに」を読んで笑って、 最初の「弟が万引きを疑われ、そして母は赤べこになった」を読んでちょっと泣いた。 最初からこれだけ掴まれるってどうよ?!と思いながら読み進めている。 読みやすいエッセイなのですぐに読み終わることができる。 でもなんだか勿体なくてまだ全部は読んでいない。 (でもきっと今日には読み終わってしまう) 早く2冊目の本出してくれないかな・・・。と思う。 そして岸田奈美さんを紹介してくれた職場の人に感謝している。

    0
    投稿日: 2022.02.21
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    ほんわかとする読後感。できないと思うか、さあどうしようか、と思うか。その気持ちの差にあるもの。ありのままを出せる相手が側にいることのありがたさ。

    73
    投稿日: 2022.02.14
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    どこにでもいる、だけど特別な家族模様から、私たちは学ぶことがある。 文章力の問題ではない。自分自身のあり方を等身大で伝えられて、どう感じるかは、きっと、自分の共感力が試されている。 読むたびに、今の自分の心持ちを確認できる一冊。

    0
    投稿日: 2022.02.11
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    ご本人は自身を作家だと言うけど文的には素人のブログなので、文が上手くなければ面白く思えないだなと思った。(その前に松田青子読んでしまったから?) 車椅子の母と知的障害の弟、他界した父

    0
    投稿日: 2022.02.04
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    途中は笑い、最後はちょっと泣いた。これからの岸田さんとご家族から目が離せない!岸田家にどんどん幸せが訪れますように。

    0
    投稿日: 2022.02.02
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    初めから終わりまで、気がつけば読み終えていた。クスッと笑える場面も、弟の時には強みになる行動も、全てにマルっと愛せる、惹かれる一冊。

    0
    投稿日: 2022.01.31
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    明るいトーン、面白い言い回しで書かれていて思わず吹き出してしまうシーンも幾つかあるのですが、著者が直面している現実はいつだって厳しく、それをこうゆう風に表現できるのは本当に凄くて、尊敬の気持ちを抱きました。

    1
    投稿日: 2022.01.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ●愛とは、期待もせず見返りも求めず、ただ信じること ●生牡蠣だって食中毒になるかもしれないのに、みんな食べてるんでしょう? 美味しいものにはリスクがあって、楽しいことにもリスクがあるんだよ ●家族が病気にならないよう祈ることが大切なのではなく、病気になったとき、そこからどう生きるかを考える力の方が大切なのだ。 ●スノーボードと一緒。まず転び方から習う 雪山で転ぶのは当たり前だから、転ばないようにするより、転んだあとどう立て直すかが大切 次、読みたい本が決まった。 幡野広志さん『ぼくたちが選べなかったことを、選びなおすために。』

    0
    投稿日: 2022.01.26
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    クスッと笑える書きぶりで、大変な状況も悲壮感が漂わず読みやすい。障害のある社会は暮らしにくく、したいことにたどり着くまでに困難があり過ぎる。私たちにも何かできることがあるのではと読みながら本に出てくる人や会社を検索した。

    0
    投稿日: 2022.01.19
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    素直で気持ちの良い文章でした。 ユーモアもたっぷり。 読み終わったあとに「あぁ、岸田さん良い人だなぁ」とその人柄に温かい気持ちになりました。 素敵な家族だと思いました。

    0
    投稿日: 2022.01.02
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    岸田さんのデビュー作。本になるとまた違う味わいが出ていて、面白かった。「家族」の話。父は若くして亡くなり、母は車椅子。弟は。こんな状況だったらメゲたくもなるのに、あっけらかんと明るく、迷走しながら突き進む。時々、迂闊で、概ねとっちらかってるけれど、彼女の眼差しは温かくて鋭い。ユーモアたっぷりに、結構際どいこともツッコむ。家族が大好きだ。と公言できる彼女もすごいし、そんな彼女を暖かく見守るお母さんもすごい。「助けれた分だけ、助け返せ」は弟へのエール。きっと彼女がそうしてきたから言える言葉なのだろう。

    0
    投稿日: 2021.12.19
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    家族への愛が溢れている。 とても読み易くて、ちょっと笑えて、関西弁もまた良い具合に味を出している。 だれも傷つけない笑える優しい文章だと思う。 「人を大切にできるのは、人から大切にされた人だけやねんな」と言うお母さんのことばに感動。

    23
    投稿日: 2021.12.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    一気読み。なぜこの本を、この人のブログをこれまで知らなかったのか不思議。発想、文章、言葉遣いが面白過ぎて、マスクの下でニコニコしてしまいました。大変な状況、、、、なのに、家族皆さん優しくて強いですね。大きな元気をいただきました。「好きな自分でいられる人との関係性だけを、大切にしていく」。学びました。

    0
    投稿日: 2021.12.13
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    障害を持った弟と下半身付随の母、そして他界した父を持つ筆者が伝えたいことは、家族だから信じてるんじゃなくて信じてるから家族なんだからもっと自由に愛してあげればいい!義務じゃなくて権利なんだってこと。

    0
    投稿日: 2021.12.09
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    早くに父を亡くし、車いすの母と障害を持つ弟との日々を綴ったエッセイ。筆者の岸田さんの文章が良い。軽やかで、笑えて、でも綺麗事だけでなく苦しみも伝わる。優しく愛を感じるエッセイでした。 家族が愛してくれるのは当たり前ではない。愛してくれる家族がいることの有り難さを感じ、日々を大切にしようと思えました。

    0
    投稿日: 2021.12.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かった。 人との関係性の見方が変わった。 ・障害のある人との接し方を教えてもらった。 ・母に死んでもいいよといった日 ・ミャンマーの輪廻転生と障害のはなし ・ニューヨーカーと日本と視線 ・ゆいまーる ・絶望した人へ ・ころばないようにするのではなく、ころんだときどうするか? ・NASAの家族の定義、家族は選ぶことができる ・人を大切にできるのは、人から大切にされたひとだけやんな ・好きな自分でいられる人との関係性だけを大切にしていく

    0
    投稿日: 2021.12.02
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    中学生の時に父を心筋梗塞で亡くし、母親は下半身麻痺で車椅子生活。 弟はダウン症。 そんな事もつゆほど感じさせないあっけらかんとした飾らない文章。 甲子園のコーヒー売りの話は涙が出るほど爆笑し、弟との二人旅にはほっこりし 自分が受けてきたものをこれから私も返していける生き方をしたい。

    0
    投稿日: 2021.11.28
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    「どんな本だろう」と読み始めたらとまらなくなり、気付けば最後のページだった、というくらいぐっと引き込まれる本でした。 著者の岸田さんとご家族のことが愛おしく思えてきました。じわっと涙が出たり、あははっと笑いがこぼれたり。生きているといろんなことがあるけれど、私たちはこうやって生きていけるんだ、元気づけられました。

    0
    投稿日: 2021.11.28
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    読んでいて不思議と涙が出ていた。 それはこの本から沢山の愛を感じたからだと思う。当事者しか分からないことを、とても大変な状況の中で、それでも軽やかに優しい世界を見せてもらう事ができた。素敵なご家族の話。

    1
    投稿日: 2021.11.20
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    文章がおもしろくて思わず笑い、やさしくてあたたかくて心がほっこりし、思わず目頭が熱くなる。素敵なエッセイだった。

    1
    投稿日: 2021.11.20
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    岸田奈美さんの文章はnoteで読んでいます。 独特の描写が大好き。 読んだことのある話も多かったけど、面白かった。 受験勉強の話はめちゃくちゃ参考になる。

    0
    投稿日: 2021.11.17
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    エッセイ自体はとても面白い。 ただとても胸に刺さったのが、あとがき。 好きな自分でいられる人との関係性だけを、大切にしていく。という言葉、人間関係で悩むことのある自分の胸にスッと溶けていった。ありがとう、岸田さん。

    0
    投稿日: 2021.11.11
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    読んでよかった。 明るくて面白くて涙が出そうになって まとめるのが難しいけどであえてよかったなあって思えるエッセイでした

    0
    投稿日: 2021.11.09
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    ダウン症の弟と下半身が不自由な母をもつ筆者のエッセイ。 明るく、面白く、そして温かい家族の話がテンポよく描写されている。

    0
    投稿日: 2021.11.08
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    岸田さんらしいまっすぐな言葉で綴られた日々の思い。 SNS等で拝見するたび、どんなに大変な境遇をも見事に笑い話の様にしてしまうパワーに、なんでそんなに強いの?関西人だから??と謎でした。 いくつかのエピソードは読んだ事のあるものでしたが、通読してみて改めて、著者の明るさの下に分厚く何層にも積み上げられた悲喜交々に接し、すっと腑に落ちた感じがします。 深く自省を重ねつつ全力で生きているからこその、嘘のなさというか、爽快感というか。 岸田家に幸あれ。いや、もう幸せか。 客観視して言語化できる才能に感服です。

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    投稿日: 2021.11.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    涙たり笑いありの最高エッセイ。 お父さんとの思い出は笑いなしでは読めなく、時に涙を誘う。 本当に作者は強い人だなと思った。

    0
    投稿日: 2021.11.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    酒飲みながらだからかもだけも泣いてしまった。 ダウン症の弟。下半身不自由な母。 ネットニュースが好きだからボルボとスズメバチルンバの人だと後で聞いて笑った。

    0
    投稿日: 2021.11.07
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    Amazonのレビューで関心を持ち、文章が軽快で面白く、笑いながらあっという間に読み終わってしまった。病気や障害、経済的な問題を全く抱えない家というのは稀であるが、家族システムの歪みはそういう問題から直接的に生まれるわけではなく、それらと向き合う家族の関係性によるという。歪みを抱える家は、互いの愛情を言語で伝えないという共通点があるという。作者の家庭の暖かみはまさしくその逆のところから、家族が互いに抱いている愛情や思いやりの気持ちを言葉にしようとする姿勢や習慣から生まれているのだろうと思った。それもきっと最初から当たり前にあったものではないかも知れない。障害のある弟だけをお母さんは愛していると言って泣いて訴えた子供時代の作者のエピソードが胸に刺さる。その時から母がアメリカ人のようにオーバーアクションで作者に愛を伝えることを惜しみなくするようになったという。 ダウン症の弟への思いが前半の旅のエピソードから惜しみなく伝わってきて、読者までいつしか、弟を心から愛おしいという気持ちにさせられる。心にある愛を言葉にするというのはそれは技術で、レッスンで、習慣なのかもしれない。

    0
    投稿日: 2021.11.04
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    twitterもフォローしてるので、noteでいくつかは読んでましたが改めて読み直すとまた違った気づきをくれるエッセイ集。 どのエピソードも面白いです。自分と周囲の人との関係性をとても大事にしていて、かつ誰かのためにずんずんと行動を起こせるのがすごいです。パワフルです。 お母さんとの旅行を実現したり、お母さんと行けるところを増やしたいという思いから専攻を選び、大学入学後に出会った起業希望の人にすぐ話しかけに行ってデザインができると言った後に慌てて勉強したり笑 今ならkindle unlimitedで読めるのでぜひ読んでほしい。

    0
    投稿日: 2021.11.02
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    実際には、本に書けないようなツラさもあったと思うけれど、やっぱりモノの見方を変えると人生って楽しいものになるって思わせてくれる。目の前のことだったり、周りの人から目を背けないことが大事。本当にツラい時は何も考えないで、淡々と過ごすのもいいのかな。「生きててよかった」って誰か1人でも思わせられたら、最高な人生だよね。笑いあり涙あり。 p191 悲観は気分、楽観は意思 p209 そのとき、わたしは、「親に遠慮すること」が「親を喜ばせること」だと思い込んでいて。本当はエビチャーハンが食べたいけど、普通のチャーハンを頼んだ。父は「エビ、頼みいや」「ほんまにエビいらんの?」と何度も聞いてくれた。バカだったなあ。 p214 「人を大切にできるのは、人から大切にされた人だけやねんな」

    2
    投稿日: 2021.10.23
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    お父さんは急遽し、お母さんは下半身麻痺により車椅子生活に、弟さんはダウン症という家族をもつ岸田奈美さん。 そんな岸田さんが綴る、笑えて泣けて、考えさせられて、心がじんわりあたたかくなる自伝的エッセイ。 いや〜〜よかった! 岸田さんの家族への愛が温かくて。岸田さん、弟の良太くん、母上様に会いたくなりました!いや、必ずいつかお会いしたいなあ。 あとがき読むまで気づかなかったけど、この本のページ文字は弟の亮太くんが書いたんだって。文字は書けないけど練習したんだって。すごいなー。 読んでよかったです。 この本に出会えてよかった。 これからも岸田奈美さんに大注目。

    0
    投稿日: 2021.10.17
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    パラリンピックのコメンテーターをしている岸田奈美さんを見て、エッセイを手に取ってみました。 とっても素敵なエッセイでした。 どんなことをレビューに書こうかと色々と頭の中がグルグルとしたけれど、やっぱり特に何も書かないことに決めました。 みんなそれぞれ人生で経験したことや、頭の中、心の中を占めていることは違うと思います。 なので、このエッセイを読んで思うことも人それぞれ。 私の思いは私の中にそっと置いておこうかなと。 以下、書き留めておきたいフレーズ ●悲観は気分、楽観は意思 ●自分で選んだパートナーこそが家族の最小単位 ●「アホちゃうか」と、記憶の中にいる父がいう。やかましわ。 ●知らんけど あ〜泣けて笑えて忙しいエッセイでした。知らんけど。

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    投稿日: 2021.10.14
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    noteの文章が破壊的に面白くて、気づけば好きになっていた人。すっと読めるのに芯がある言葉が続く。 絶対買うぞ!って意気込んで買ったわけでもなく、でも数冊となりにある積読を差し置き読み終わった本。 愛って何なんだろう。 よくある、期待もせず見返りも求めず信じるという言葉。よくある言葉なのに、文字が浮かぶ。どうしてこんなに私の胸にささるのだ。 ひらがなが苦手な息子の姿が浮かぶ。 私は、息子に何を期待して何を不安になって信じきれていないのだ? 何で、信じきれないのだ。 信じきれていないのは、自分なのじゃないか。 あと、幡野さんのNASAの話。パートナーは、私が選んだんだという事実が、事実として改めてハンを押されたようにささる。選んだパートナーなんだよな、私が。 ゆっくりじっくり、週末の初ソロキャンプで考えてみよう。

    0
    投稿日: 2021.09.28
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    おもろすぎて声出るほど大笑いさせてくるかと思いきやぽろぽろ泣けてきちゃったり、かと思いきやまたゲラゲラ笑かしてくれる素晴らしい本すぎた〜〜〜 題名も大好きだし、久しぶりに夢中になって時間さえあれば手に取ってすいすい読んでしまえた本!!!!! こんなおもろくてあたたかくて本当の意味で強い人間に、私もなりたいな〜〜〜〜ー〜〜〜ん 大ファンになった

    1
    投稿日: 2021.09.27
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    久しぶりに嗚咽するほど泣いた作品。 簡単に『頑張れ』って言えなくなった。 頑張るのをやめることが正解だったり、 土足で入ることも大切なときがあるんだな、と本当に色々と考えさせられた。 本を出していただいて感謝。 岸田さんのちょっとやそっとじゃ折れない精神を見習って、これからも一段と応援していきたい!!!

    0
    投稿日: 2021.09.26
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    大丈夫。必ず味方になってくれる人がいてる。誰にでも笑顔であいさつ、助けられたらそれ以上に助け返す。たくさんの人を明るくしよう。岸田さんのユーモアのセンスは抜群!

    1
    投稿日: 2021.09.21
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    真っ先に、障がいのある弟と、病気の後遺症で障がいを持ったお母さんと、早くに亡くなったお父さんという家族の中で、作者の奈美さんが、よく1人でここまで頑張れるな、と思いました。 頑張れるには、それだけの理由があり、それが家族を愛するということなんですね。 この本にはたくさんのことを教わりました。 同時に、私の家族が同じくらい素直だったら、私という人間も少し違っていたのかな、と思いました。 自分の人生を悲観しがちな私に、とてもプラスになりました。

    1
    投稿日: 2021.09.17
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    自分と似たように思っていた感情を言葉にされていたことで自分が考えていモヤモヤした気持ちが理解できて、スッキリした。

    0
    投稿日: 2021.09.13
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    実は岸田奈美さんのことを知ったのは最近で、あまり知らなかったし、文章を読むのもほぼ初めてだった。 ビックリした。 ただ面白おかしい話が書かれているんだろうなーと軽い気持ちで読んだ。 半分は当たってた。いや、予想以上に面白い。笑えた。 外した半分はというと、めちゃくちゃ感動した。予想していなかっただけにビックリ。 一発KOで岸田奈美さんのファンになった。 こんなに愛に満たされた文章を読めてよかったと、満足感に浸りながらこれを書いている。

    1
    投稿日: 2021.09.06
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    似たような境遇なのでとても考えさせられると同時に勇気をもらえる。 ユーモアが爆発している方なので何冊でも読みたい。

    0
    投稿日: 2021.09.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    お母さんとのエピソードがどれも好き。 人間、誰かのためを思うとこんなに頑張れたり奇跡を起こせたりするんだなと。 そしてそれが押しつけがましくないのが素敵。 自分のペースで自分にできることをすればいい。 悲観は気分、楽観は意識。 死ななければなんとかなる。 悲しいことを忘れてもいいように楽しかったことは記録しておきたい。 自分のことが好きでいられる人との時間を大事にする。

    4
    投稿日: 2021.08.29
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    コーラ好きの弟さん、車イスのお母さんと行ったミャンマーとNYの違いや、先見の明があるお父さんの話、どのお話も面白かった! 「渡りに船」じゃなくて、「渡りに豪華客船」とか、イケメン(櫻井翔さんです)との収録のあと体重変化があったところなど、語録が素晴らしくメモとりたいと思った。とってないけど。

    0
    投稿日: 2021.08.08
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    しばらく積読だったのを、家族の手術待ちの間に消化。 いずれ再読してちゃんと感想書こう…。 2021.08.04 読了。

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    投稿日: 2021.08.05
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    読み始めたときは、「おぉ、げんきな関西の人だな」と思ってましたが、読み進めるうちに涙が止まらず、どんどん引き込まれました。 こんなすてきでパワフルな人の文章を読めて幸せです。

    0
    投稿日: 2021.08.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    久しぶりに、ジーンとくる素敵なエッセイを読んだ。 エッセイのほとんどが家族との出来事で、とても愛に溢れている。 日常を面白おかしく綴っているから時々クスッと笑えて、ほっこりして、読後は心温まっている。 挟まれている写真も素敵すぎるほど。 日々の出来事や自分の気持ちを、自分の言葉で分かりやすく伝えることができる著者のこれからがとても楽しみ。

    0
    投稿日: 2021.07.30
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    NOTEでちょこちょこ読んでいたけど、本で読んでみて最後の方に東京駅の前で撮った家族写真の笑顔が良くて泣けた。笑いあり涙あり温もりがあって、明日から頑張ろうと思えた本でした。

    0
    投稿日: 2021.07.24
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    たまたま某件の流れから文章を読んで興味を持ったので、本を買って読んでみました。文は軽快で量も少ないので、すぐ読めてしまうけど良かったです。 日々悩みもあるけれど、素直に自然体でいられる奈美さんは素敵だと思う。年齢はかなり離れてるけど、生きることに対しての、周りの人に対しての感覚はとても近い。またパラパラと読もうと思う。

    0
    投稿日: 2021.07.23
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    車いすユーザーとなった母、知的障害のある弟、急逝した父という著者の家族の話を中心に、著者の「情報過多」な日々を綴るエッセイ。 エッセイとしてよくできているとは思うのだが、文章に少しあざとさが感じられ、ちょっと苦手な文体ではあった。しかし、話の中身は心に刺さるものが結構あった。「ミャンマーでオカンが盗まれた」、「Google検索では、見つからなかった旅」、「6月9日18時42分」、「よい大人ではなかった、よい先生」が特に印象的だった。

    1
    投稿日: 2021.07.04
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    井上ひさしの言葉に「むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをおもしろく、おもしろいことをまじめに、まじめなことをゆかいに、そしてゆかいなことはあくまでゆかいに」という作家としての矜持を示したものがありますが、この本は、その中で「ふかいことをおもしろく」魂と「まじめなことをゆかいに」魂が炸裂しています。さらには「ちいさなことをたいせつなことに」という著者のオリジナル魂にも揺さぶられます。この本は「気づけば、作家になっていた。いや、本当にわたしは作家なのかしら。代表作といえるものはないし、小説や詩を書いたこともない。…」で始まりますが、岸田奈美さん、あなたは凄い作家です。ちょっときっつい状況を、視点と発見と言葉と行動で、ポジティブなものに変えていく、そんなエネルギーに満ち溢れています。noteでの投稿が評判を呼び、出版に至る、という今時な本ですが、たぶん、noteに書く、という日々のアクションが、家族のため、というより著者自身のために必要だったのだと思います。関西ノリの大袈裟な比喩や、ノリ突っ込みや、自虐や、懐かしネタを縦横に駆使し、コテコテに受けをねらっていく、そのパワーに救われるのは、決して読者だけではなく書いている人その人にとってもそうだったのではないか?と感じました。本書でも仄めかされていますが、ネガティブな社会や環境にもそうとう傷んでいるはず。持ち前の突進力で仲間になったバリアフリー社会の実現を目指す会社から身を引き、作家としてスタートする、というのも、もっと気持ちと行為をストレートに繋げたたかったからかな、などと考えました。書くことの力、それも面白く書くことの力みたいなものを再発見した読書でした。

    0
    投稿日: 2021.07.03
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    もう父と20年も疎遠で、だけどこのままでいいとも思えていなくて、どうしたらいいんだろうと悩んでいた時にこの本に出会いました。 タイトルはどういう意味なんだろう?とか、真剣に読み始めたのですが岸田さんの軽快な文章に何度も吹き出し、楽しく読めました。 辛いことを楽しく書きつつ、愛や優しさに溢れた文。そこに死角からほり込まれるボケ。わろてまうやろ。 家族だから愛さないといけない、家族をちゃんと愛せる人間でなければと思い込んでる自分。疎遠だけど小さい頃に父を好きだったこと。それをもう一度感じてみたいと思ってる自分。 いろんな自分と出会った気がします。感謝したいです。

    1
    投稿日: 2021.06.25
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    読みはじめて数ページで涙がでました。感動あり、笑いあり、随所で胸が熱くなりました。すべて実体験のお話なので深くささります。 また読みたくなる、そんな本だと思います。

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    投稿日: 2021.06.05
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    アラフィフのおっさんが、電車の中で、マスクの下で にやにやと笑いをこらえたり、涙ぐんだりする、そんな本でした。感動。再読必須。 (良い言葉) 車椅子に乗って、日本で暮らしている気まずい思いをするそうだ。 しかし、さっぱりしたニューヨーカーの「車いすに乗っていようが、困ってなかったら放っておいても大丈夫でしょ」がうれしかったみたいだ。

    0
    投稿日: 2021.06.05
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    すごく人間らしい文章だなと思いました。 くすっと笑えて、ジーンとなる。 心が温かくなりました。 人に優しくなれるような本です!

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    投稿日: 2021.05.31
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    世界平和の方法が書いてありました。 外側の世界を直接平和にはできなかったとしても、自分を平和な世界に住まわせることはできる。平和な世界に住まう人は、ひとに優しくできる。そんなひとが増えていったら、世界は平和になってしまう。 ネットで赤べこのnoteを読んだ時から、岸田奈美さんの感受性と表現力とユーモアに圧倒された。そんな彼女が、大好きな人たちとの関わりについて語ったこの本。とても楽しく読めた。 一番読めてよかったと感じたのは、あとがき。「好きな自分でいられる人との関係性だけを、大切にしていく」。 これに尽きるんだよね、と、反省と共感とで胸がギュッとなった。 それにしても、彼女のたとえツッコミのレベルは高く、大吉先生やフット後藤さんに匹敵すると思う。憧れる。

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    投稿日: 2021.05.31
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    とっても元気になれる本です! 大いに笑って大いに泣いて、爪先から頭のてっぺんまで温か〜いハートでいっぱいになりました。 『私は私の人生を、今よりちょっとたくましく生きていけるかも‼︎』って、素直に想いました。

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    投稿日: 2021.05.25
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    初めてTwitterで見かけた時から大好きな「弟は万引きを疑われ、そして母は赤べこになった」他、岸田さんによる優しくユニークな言葉で綴られるエピソードの数々に前向きな気持ちになれる1冊。 障害当事者には勿論、そうでない人にも是非一度読んで欲しい!周りの人にオススメしまくっています!!

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    投稿日: 2021.05.14
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    最高オブ最高〜⤴︎⤴︎ 声出して何度も笑ったし、そして何度も目頭が熱くなったㅠㅠ 優しくて明るい母、愉快でいいやつな弟、とにかく面白い父、そして優しくて誰よりも人を大切にできる岸田さん。とても素敵な家族だなぁ♡ これを読んで、ひろ実さん、良太くん、奈美ちゃんの事が大好きになりました なんでこんなに、、っていうくらい次々に降りかかってくる困難なのに、こんなに面白く笑いに変えてしまうって凄い。でもとても大切なことを教えてもらった気がします。 幡野広志さんの「死ななきゃ、なんとかなっちゃうよ」って言葉も響きました✩*

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    投稿日: 2021.05.09
  • 勇気と幸せの連鎖

    タイトルとあらすじから「背筋を伸ばして読まないとイケナイ作品」と決めて掛かっていた自分が居た。でも、読み始めると全くそんな事は無く 声を出して笑いながら読み進んでいた自分が居た。「色々と辛く苦しい経験をしたからこそ書ける優しい文章」まさに その通りだと思った。こういう作品を読むと得てして作者に対してエールを送りたくなるものだが、逆に作者が読者に寄り添いつつエールを送られている様な気がした。 迷いの最中に居る多くの人に手に取って読んで欲しい1冊。 知らんけど(笑)。

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    投稿日: 2021.05.04
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    なかなか聞きづらいこと、話す側は話しづらいことを軽やかに書いているエッセイ。 特に話の間に入ってくるギャグや話の終わりにオチがついているところが良い。

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    投稿日: 2021.05.02
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    めっちゃ面白い。 これは大阪の芸人が書いたエッセイなのかってくらい、明石家さんまばりに突っ込みのキレ満載の内容だ。 著者の背景を客観的に見たらかなり大変な人生を送っているはずなのに、悲観さは全く感じられない。 もちろん絶望的に感じていたことも本書には書かれているが、人生の困難というべきものを笑いに変えて、強さに変え、そして勝機を得ている。 母の赤べこ事件、ブラジャーの話はかなりの反響があったようで、実際私もかなり笑った。 私の生き方とは全く反対だ^^; 幸せは運次第ではなく、本人の心の持ちようなんだと思う。

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    投稿日: 2021.04.28
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    著者が本の印税を全部つぎ込んでお母さんに車を買ったというネットの記事を読んで興味がわいて本を読んでみることにした。 自分や家族のことをつづったエッセイで、客観的に見れば結構ハードな出来事が満載だけど文体が明るいので深刻にならずに読めます。 岸田奈美さんの文章はとてもユーモアがあり、そして家族に対する愛にあふれていて読んでいるとクスっときたりジーンときたり泣き笑いの連続です。 こんな素晴らしい本に出合えたことに感謝です。

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    投稿日: 2021.04.25
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    文章力(表現力)が素晴らしくて、一気読み。 読みながら泣いて笑って、一冊の本で「こんなに楽しんでいいんですかっ?まじで?!」というお得感がたっぷり。 幡野さんが撮った、東京駅前の写真がすごく素敵で、この家族なら何があっても乗り越えて行けるんだろうなと思える。

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    投稿日: 2021.04.25
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    私がこんなに笑って泣くのは、岸田奈美さんの文章だけだと思う。泣く本はたくさんあるけれど、笑い声を堪えられないほど笑い、涙が止まらなくなる振れ幅はただただすごい。 noteを多く読んでいるつもりだったけど、甲子園球場でホットコーヒー売ってた話は初見だったから、呼吸困難レベルに笑った! 本のタイトルの言葉が最後にすーっと染み込んできて、読後感最高でした。

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    投稿日: 2021.04.23
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    この方のnoteを読むために、何年か前かにnoteに登録した。長い間、こっそり(隠していないが、公にする場面もなかった)ファンだった。言い回しや使う単語が面白く、岸田さん監修の広辞苑や慣用句・ことわざ辞典が欲しいと思っていた。 こちらの本は、岸田さんの家族への愛が、家族からの岸田さんへの愛が詰まっている一冊。 そして、そのお互いの矢印だけではなく、徐々に岸田さんが岸田さん自身を愛していっているようにも感じられて、まんまるい家族だなぁ、と理想の家族像を勝手になすりつけている。 私も、まんまるい家庭を築いていきたい。

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    投稿日: 2021.04.10
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    生きるために忘れる「才能」を獲得してしまったこと。 しかしそれを悲しみと捉えないこと。 人の縁が作者の救いとなっていること。 学ぶことも多い良書でした。 作者の世代で、すでにデジタルネイティブであることは、ある種の感慨を得ました。

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    投稿日: 2021.03.29
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    家族ものは食わず嫌いだったのだけど、この方のTwitterが面白いのと、ご家族がユニークなようで、興味惹かれ読了。 想像できないくらい大変な経験をしているのに、こんなにも楽しそうに表現できるのは天性の資質だと思う。 タイトルが、岸田さんの優しさと鋭さを表しているようでとても好き。

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    投稿日: 2021.03.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    私には障害を持つ息子がいる。 生後6か月頃から”普通と違う”と感じた。 当時は周りに相談しても「気にしすぎ」「いずれ成長するよ」と。 障害を打ち明けた今は「親なんだからしっかりしないと」「応援してるよ」と。 この言葉をかけられたとき、私が欲しかったのは自分の心に寄り添ってくれる味方の存在だ。 本の一文にある P142 ”一緒に絶望してくれ、立ち直らなくてもいいから、好きなだけ泣く時間を私にくれた人たちの存在が嬉しかった。” これにとても同感した。 子供の障害が分かった後、このサポートをしてくれたのは家族・友人ではなく プロの保育士・療育者・カウンセラーである。 ”辛くなったらいつでも話を聞くよ。1人じゃないよ。ということが言葉でも態度でも伝わればただそれだけで。” 私はこの経験を通して 相談事を受けた際は、まず相手を受け止める気持ちを大切にしようと思った。 また、あとがきを読み終わったあとは自分を好きになりたいという気持ちが強くなった。 なんでもユーモアにかえることはまだ難しいけど、一歩ずつ進んでいきたいと前向きになれた本だった。

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    投稿日: 2021.03.25
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    ユーモアがあってくすりと笑ってしまうような文章でめちゃくちゃ読みやすかった がんで余命宣告された写真家の幡野さん、 大手塾で英語講師をした後に接骨院で働いてる先生など、 筆者を取り巻く人々は皆自由で生き生きしてて素敵で、そんな人たちが集まってくるのは筆者がすごくひととして魅力的やからなんやろうなと思った そしてそれは文章にもあらわれてる 車椅子の母と知的障がいをもつ弟との日常は筆者目線で面白おかしく語られてて、もっともっと読みたい!という気持ちにさせられる また本がでたら是非読みたいなー

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    投稿日: 2021.03.08
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    中学生の時の時に心筋梗塞で父が死去、高校生の時に母が大動脈乖離で車いす生活、高齢の祖母、ダウン症の弟という満身創痍のチームを抱えた筆者の身の上、とても他人事とは思えない。私も一時、認知症の父、がんの母、自閉症の弟を一気に抱えた。たくさんのことを乗り越えてこられたんだろうなぁと思う。だが気持ちの持ちよう一つで、悲壮な家族にも愉快な家族にもなることをこの本は教えてくれる。

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    投稿日: 2021.03.01