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サファイア
サファイア
湊かなえ/角川春樹事務所
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総合評価

204件)
3.8
29
103
50
6
0
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2018/1/20 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。 2024/11/13〜11/15 宝石の名前がついた短編集。「真珠」、「ルビー」、「ダイヤモンド」、「猫目石」、「ムーンストーン」、「サファイア」、「ガーネット」の7編。最後の2つのみ連作になっている。どの作品も湊さんらしい人の黒い面を描いており、甲乙つけ難いが、個人的には「猫目石」と「ガーネット」か。特にガーネットはサファイアが壮大な前振りになっており、見事などんでん返しであった。ほんとにうまい!

    0
    投稿日: 2018.01.20
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    私にとってこの人は、好きな作家として名前を挙げることはないのに、読んでしまう人なんです。この人の本を誰かに貸そうとすると、「湊かなえはもう要らん」という知人友人も複数いて。でもこれはたぶん、私の中では湊かなえのNo.1。 宝石の名前が付けられた短編7つ。彼女らしいイヤミスあり、ちょっとした叙述トリックあり、ふんふんと頷きながら突入するラストの3つは圧巻。最後に落とされるのではと構えたけれど大丈夫、それどころか涙で目がかすむとは。やはり読むのをやめられない人。 あなたを通して見える世界が好き、そう私も言いたい。

    1
    投稿日: 2018.01.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    相変わらずの読後感の悪さ、読んでいるときの居心地の悪さ、「あぁ、やっぱり!」と気持ちがざらざらするのが癖になります。 つい一気に読んでしまう。 短編集でそれそれは小粒の、うわぁ、という後味の悪さや登場人物に完全な善人がいなくていまひとつ共感できない 些細な不快感を味わっていくのですが、表題作のサファイアからガーネットの流れは 読んでいておおっと思いました。 自分に起きたことをどう捉えるか、どう活かすかは、やはり自分次第だなと改めて感じます。 『墓標』を読んでみたくなりました。

    0
    投稿日: 2017.12.13
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    タイトルが宝石の7つの短編小説。 最後の2作品は、繋がっている。 どれも、ちゃんとオチがついていて、中でも最後の2作品はBEST! 小説を書くってやっぱり天性の才能だと思う。

    0
    投稿日: 2017.12.06
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    イヤミスの女王だけど嫌な気持ちにはならないお話。どれも不思議な世界観だけど引き込まれる。単純に面白いと思った。とくに最後のサファイアは好き

    0
    投稿日: 2017.10.13
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    読者全員に「良い話!」と言わせないあたりがさすがです。 それでも、人それぞれ共感できる箇所は多々あると思います。 人間の醜い部分や複雑な心境が垣間見えるなか、言葉では言い表せない感情も何度か味わえました。 希望に満ちたり、やるせなく終わったりと、リアルに生きている人間の日常を覗いた気分です。

    0
    投稿日: 2017.10.05
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    友人から借りた本。短編なので忙しくても1日1つ、と読みやすい。なんとなく重いなーと思ったけど、サファイアとガーネットはセットになっていて、重いながらも共感できる良さがある。

    0
    投稿日: 2017.09.17
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    短編集はそこまで好きではないのですが、すごくおもしろかったです。わたしは、サファイア、ガーネットが好きです。

    0
    投稿日: 2017.08.28
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    宝石を表題にした短編集。私的にはムーンストーンの話が見返りを求めない善意が力強い助けになるという感動のストーリーで一番良かった。人の心を闇と光を描く筆者の巧みさが各短編に宝石のように光っている。

    0
    投稿日: 2017.07.24
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    これらの短編が見せてくれる世界は、少しファンタジックでありながら、ご近所で起こり得るリアルにも感じられた。楽しめました。

    0
    投稿日: 2017.06.16
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    湊さんだけど、いわゆる“イヤミス”の話ばかりではなかった。毒気を期待すると薄いが、短編らしく軽くサクッと読める。

    0
    投稿日: 2017.06.16
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    宝石をテーマにした短編集。 7つの短編はそれぞれに期待を裏切らない湊かなえらしさがちりばめられてました。ふわっとあまいラブストーリーやほのぼの家族の話と思わせておいて、途中からちょっとぞくっとするような展開が用意される・・・みたいな。 中でも最後の2編、メインタイトルにもなっている「サファイア」とそれの続編になっている「ガーネット」は読み応えがありました。どん底に突き落とされるような絶望感から、あーそうきたかという展開に最後ちょっとうるっときました。

    0
    投稿日: 2017.04.26
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    宝石にまつわる短編集。 ファンタジーなどもありちょっと驚く。着たきり雀て。 本書最後の話はガーネットというタイトルが付いているものの湊さんのエッセイかなと思わせる冒頭で、ん?ん?っとふわふわ足元がおぼつかなくなる。そんな時表題作からの続きだとわかる。この巧みさよ。 突きつけられる現実。明らかになる真実。 それをどう捉えその先に繋ぐかで未来が大きく変わる。自分自身も大きく変わる。 泣き喚き訴えるのかそれとも… そう言う考え方は身につけていたい宝石のようなものである。

    0
    投稿日: 2017.04.25
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    ファンタジーぽいのも書くのね。後味が良かったり悪かったり。でも解説で「世の中キレイごとばっかりじゃないべ?」的なこと書いてあって、お勉強になるなっと思った。

    0
    投稿日: 2017.04.18
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    宝石をテーマにした短編集。 湊かなえ作品は数冊読んだ程度の知識しかないのだけれど、 最近で言うところの「イヤミス」作品が多い傾向にある方。 イヤミスとは、読んだ後何となく嫌な気分になるミステリ作品の事をそう呼ぶらしいですが…。 イヤミスは独特の「生々しさ」を孕んだミステリかなと思います。 人間関係のもつれ、嫉妬、劣情、等といった人間があまり他人に見せたくない感情をミステリに含ませることで、読み手に「生々しさ」を覚えさせる。 湊かなえ氏はどうやらイヤミスの女王、などと評されたりするらしいですが、『サファイア』もまた、多分に漏れずイヤミスに属すると思います。 『猫目石』辺りに良さ?が出ているかと思いますが、 ただし短編なのでそのクドさは幾分か薄れているよう。 個人的には全体を通して大して嫌味は感じられませんでした。 ミステリとしては広義のミステリ。 人が死んだりその為にトリックが使われたりという部分は薄い。 読みやすいけど、イヤミス好き(?)には物足りない。 よく言えば丁度よく、悪く言えば中途半端。 イヤミスの入門にどうぞ。 そんな一冊。 おススメは『ガーネット』

    1
    投稿日: 2017.04.01
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    美しく輝く7つの宝石を巡る、人間の愛と悪意と希望を鮮やかに描く珠玉の短篇集。 生活に困ることはないが、その存在が人に明るい希望を抱かせることもあれば、悪意の源になって犯罪の発端にもなりうるのが宝石である。イヤミスのイメージが強い湊作品だが本作はいい話もあって、バラエティに富む作品集になっている。それでもお気に入りは『ルビー』。いやーな感じのラストの締めが、らしくていい。美しいことは、ただそれだけで罪である。

    0
    投稿日: 2017.02.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2017/1/12 これはいい感じに終わりそうと思ったのが後味悪く終わり、嫌な予感しかしないと思ったのが希望を持って終わったりする。 すっかり翻弄されてそれが気持ちいい。

    0
    投稿日: 2017.01.15
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    題名のサファイアを含め、どの短編にも宝石が出てくる。真珠、ルビー、ダイヤモンド、猫目石、ムーンストーン、サファイア、ガーネット。胸がざわざわする話が多いです。個人的には「ムーンストーン」が一番好き。後半で、登場人物に対する自分の思い込みが勘違いであることに気づきました。あ、こっちの人がこうだったのか、みたいな。

    0
    投稿日: 2017.01.15
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    真珠、ルビー、ダイヤモンド、猫目石、ムーンストーン、サファイア、ガーネットそれぞれの宝石になぞられたお話し 楽しませてくれる短編集

    0
    投稿日: 2016.12.21
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    湊かなえ作品の中では上位。 後ろ2つだけ連作になっている所は良かった。 いつものように救いの無い物だけではなく、少しホッとするラストを迎える物もあって。 ムーンストーンが好み。

    1
    投稿日: 2016.12.17
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    ダイヤモンド、サファイア、ルビー、猫眼石、ムーンストーン、宝石の名前が題名の短編集。湊かなえだとイヤミスだからそんなキレイに終わらないよねぇ~と、勘ぐりながら読むもどれも普通の終わり方であれ?と拍子抜けする。 おもしろくなくなはないけど、これといって引き込まれるわけでもないかなぁ。

    0
    投稿日: 2016.11.10
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    サファイアであったように、私も物をねだるのは苦手です。この本を読み終わって、彼女に宝石をプレゼントするのも良いかなと思いました。

    0
    投稿日: 2016.10.17
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    湊さんの短編集。正直イヤミスにうんざりしていたけど湊さんの文章にどうしても惹かれるものがあったので悩んだ末に短編集を手に取りました。 やはりライトな仕上がり。正直前半は短編だと湊さんの良さが消えてしまう、読む価値がないかもしれないと読み進めていましたがそんなことはなかった。イヤミスを覚悟して読んでいたので不思議な読後感を味わいました。

    0
    投稿日: 2016.10.14
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    湊かなえの本、意外と初めて読んだかも…あまり後味良くないけれど、人間は後味の悪い生き物だし。夢と現実が交錯する感じがあるにもかかわらず、とんでもなくリアルということかも。それにしても、この表紙はないわ…

    0
    投稿日: 2016.09.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    短編集ということもあって、読みやすかった。最後のガーネットとその前のサファイアがつながっているほかは、それぞれ個々に独立したストーリー。最初のほうはもやもやっとした終わり方、また氏にしては男性視点という珍しい作品もあり。

    0
    投稿日: 2016.09.13
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    7つの作品の短編集。 それぞれ宝石がタイトルになっています。 どれも人間の汚い部分や本音と建て前など、あまり直視したくないような部分も含めて詳細に描かれています。 読み終えた後に、ほんわかするものから、ぞくっとくるものまで…心に残るものがあるなと。 幸せな物語のように思わせて、裏切られる残酷な展開。 少ししんどくもなりますが、最後まで読む手は止まらない。 湊さんの作品らしいというか、独特の雰囲気がある一冊でした。

    0
    投稿日: 2016.08.30
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    表題を含む、宝石をタイトルにした短編集 イヤミス感は少ないが、人間の不思議な出会いと欲と言う感情が…

    3
    投稿日: 2016.08.21
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    湊かなえさんの短編集。元気がなくなる作品もあれば、温かい気持ちになれる話も。お伽話の要素があるユーモアのある作品など、さまざまな作品が楽しめます。

    1
    投稿日: 2016.08.20
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    1編づつ宝石の名前がつけられた短編集。 最後のガーネットは震えた。こんなすごいフラグの回収の仕方があるのかと。 著者の作品は好きでよく読むが、告白以来の衝撃だったように思う。 すごかった。

    0
    投稿日: 2016.08.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    【真珠】 人を殺してその人に成り替わってでも使いたい何か。 本作ではそれが歯磨き粉にあたるが、 自分にとってそれ程のものってなかなかない。 なんとなく、宗教に限らず洗脳されていくタイプの人って こういうタイプの人なんだろうなってぞくっとした。 【ルビー】 自分の家の向かいに刑事収容施設を建設されるとしたら 家でも土地でも売ってその場から離れたいと思ってしまうだろう。 本作に登場する父母の様なキレイな心を持っていない私には ルビーの指輪は一生プレゼントされないだろう。 【ダイヤモンド】 スズメは主人公に不幸を運んでしまったのだろうか? 真実を知ることが幸か不幸か、本人に聞いてみないと分からないが、 結婚という大きな壁を前にしたら私もスズメに調査を依頼してしまうかもしれない。 人間って弱いものだ。 【猫目石】 自分の秘密をご近所さんが知っていてそれをこっそり 自分の家族に暴露されていたら…。 秘密なんて抱えるとろくなことにならない、なんて分かっていながら 生きていく年数が増えるごとに秘密の数も増えていくのが人間の不思議。 【ムーンストーン】 学生時代のヒエラルキーは大人になったら変わってしまう。 そんなこと小学生のときは思わなかったな。 数年後、私が自分の同窓たちと再会したとき、 あの時のヒエラルキーは存続しているのだろうか、はたまた 順序が入れ替わっているのだろうか、順序自体なくなり平穏無事な環境になっているのだろうか。 【サファイア】【ガーネット】 数奇な巡りあわせってきっと存在する。 私だったら中瀬の死をバネにサファイヤよりも輝ける人を目指したい。

    0
    投稿日: 2016.07.19
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    宝石が出てくる人の嫌な部分も書かれている短編集。 ルビー、ムーンストーン、サファイア、ガーネットの話が好き。 ルビー:心に垣根のない両親とは違って差別意識もお金になるものへの興味は確かにあるけど、そのままの人間関係を保つ為の誤魔化しは十分な優しさ。 ガーネット:意図しない意味でも優しさが広がるのは素敵。

    0
    投稿日: 2016.07.18
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    ムーンストーン、サファイア、ガーネットがお気に入り。自分が一生懸命やっていることを笑わればかにされ、あがり症になったという回想場面で共感がもてた。小百合のいった知の無知は私も当てはまるところがある。それ故に久美が小百合の前に弁護士として現れたのは感慨を覚えた。サファイア、ガーネットは悔やんでも悔やみきれない後悔や罪悪感を何かに対してぶつけるというのは誰にでもあることだ。そして思いをぶつけたものが最終的に希望を与えてくれることもあるのだと考えさせられた。

    0
    投稿日: 2016.07.15
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    あなたの「恩」は、一度も忘れたことがなかった―「二十歳の誕生日プレゼントには、指輪が欲しいな」。わたしは恋人に人生初のおねだりをした……(「サファイア」より)。林田万砂子(五十歳・主婦)は子ども用歯磨き粉の「ムーンラビットイチゴ味」がいかに素晴らしいかを、わたしに得々と話し始めたが……(「真珠」より)。人間の摩訶不思議で切ない出逢いと別れを、己の罪悪と愛と夢を描いた傑作短編集。<裏表紙>

    0
    投稿日: 2016.06.25
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    短編集はあまり好きではなかったが、一話一話がとても凝縮されていて一気に読み進められた。不思議な話、あたたまる話、その中には救いのない話も。ラストのガーネットに見られる小さなどんでん返しは心に残る。

    2
    投稿日: 2016.06.19
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    ムーンストーンをテレビで見て原作を読みたくなりました。 短編集のどれも面白かった。 猫目石やサファイア、ガーネットが好きです。

    1
    投稿日: 2016.05.21
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    私はムーンストーンとサファイア、ガーネットがすごい好き。人間ってすごい弱い生き物で、人と人の間にあるものなんてはかないもの。だけどだからこそ、互いの信頼や大切にする気持ちが守られたときはその絆は強く、とても美しいものになるのだと教えてくれた作品。感動しました。

    0
    投稿日: 2016.05.17
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    それぞれ短編ごとに読み応えがあった。 特に「ムーンストーン」は、誰でも自分で気付かない才能があり、それを開花させる機会があることを気持ちよく感じさせてくれる。ドラマになったのもわかる。 「私」の目線を巧妙に置き換える手法も良い。 ドラマ見た瞬間にトリックがわかってしまったけど

    0
    投稿日: 2016.05.08
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    湊かなえさんの作品も短編だと嫌ミスぶりもライトな感じ。 宝石をモチーフにした話はそれぞれ色があって楽しく読めた。 「サファイア」「ガーネット」の流れは良かった。ガーネットの主人公は湊かなえさんそのものか⁈と思わせるストーリー進行だった。

    0
    投稿日: 2016.05.07
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    さすが湊かなえ。どのストーリーも一筋縄に行かず、心臓がうっとなったり、ふぅーとなったり。そして読み返したくなる。

    0
    投稿日: 2016.05.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    この作者にしては、意外と、娯楽小説的な話もあり、ちょっとビックリした。 どんなジャンルでも、ストーリーテラーとしては、抜きんでていることを再確認。

    0
    投稿日: 2016.04.25
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    2016.04.21 宝石を絡めた短編集。 イヤミスじゃない作品もいくつか。 『サファイア』『ガーネット』の流れはなかなか。

    0
    投稿日: 2016.04.21
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    素敵な装丁から、発売以来気になっていた1冊です。 湊かなえさんによって綴られた、宝石の名前を冠したタイトルが並ぶ短編集です。 モチーフとして取り上げられているのは、真珠やルビー、ダイヤモンドなど。 個人的に、宝石というのは人の想いを閉じ込めるものだと思っていて、だからこそ勇気をくれたり、愛情を感じたりするんだと思います。 それらの物語を、人の心の闇と光を描くのが抜群に上手い湊さんが紡ぐのだから、心に響かないはずがない。 読み進めるにつれて物語に引き込まれますが、特に「サファイア」と「ガーネット」は素晴らしい。 ほんの少しのきっかけから人生は変わるし、不思議な縁で人は結ばれていると、思い出させてくれます。 悲惨な目にあっても、前に進んでいればいいことがあるのかもしれないと思わせてくれるし、ひたむきに頑張っている人が報われてほしいという願いに応えてくれるような物語でした。 それから、「ムーンストーン」も好き。 登場人物2人がとても好ましい。人生の落とし穴はいつどこで待ち構えているかわからないし、誰だってふいに落ちてしまうことがある。 そこで、手を差し伸べてくれる人の存在がどれほど大きいことか、助けられた側にしかわからないでしょうが、恩を返す機会を得られる人もまた幸せですね。 小さくても存在感を放つ宝石が光る、読み応えのある短編集でした。

    0
    投稿日: 2016.04.08
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    人の心の闇を書くのが達者な湊かなえの短編集。  前半四つは真骨頂を発揮する不気味さ。  後半三つは綺麗な湊かなえ。綺麗とは言っても闇があってこそ。   というわけで「ムーンストーン」がお気に入りです。  「真珠」「ルビー」「ダイヤモンド」も良し。  ってかみんな面白い。

    0
    投稿日: 2016.03.27
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    短編集で読みやすかった。 良い話で終わるのと、不気味で終わるのと、後味が悪いので終わるのと…バランスが良い。 世にも奇妙な物語 のかんじで映像化出来そうと感じた。

    0
    投稿日: 2016.03.11
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     私は宝石関係のウンチク話が大好きなので、けっこう期待して読んだ。ああ、それなのに……せっかく宝石の名を冠した短編集であるにもかかわらず、宝石そのものについての詳細な描写は一切なし。別に鉱物としての学術的ウンチクを事細かに書く必要はないが、宝石そのもののキラキラ感がもう少し伝わってくるような書き方はできなかったものか。あの程度の描写では宝石はただの小道具にすぎず、宝石である必然性が全く感じられない。小道具としての存在感すら、たとえば冒頭の『真珠』なんて完全に歯磨き粉に負けてるし、『ルビー』も和三盆のほうがインパクトが強い(笑)  映像化に向きそうなストーリーテリングのうまさは安定しているが、上記のがっかり感が私にとってはかなり大きかったので、ちょいと厳しめに採点。

    0
    投稿日: 2016.02.18
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    短編集。それぞれにつながりがあるかと思ったけど、なかった。 とくにオチがあるわけではなく、ふーんという感じだった。

    0
    投稿日: 2016.02.10
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    どの短編も面白いのだが、読後感のもやっとした感じがなんとも短編らしいっちゃ、短編らしいなあ、と思ったら、最後の作品には泣かされた。 さすが湊!

    0
    投稿日: 2016.01.19
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    宝石の名前からくるタイトルが7つの短編集。開始早々、得意のローキックでジワジワ攻められる。いつものドロっとした女の話だ。と思いきや一転して温かい気持ちにさせたかと思うとコミカルな描写でダメージを蓄積させる。何なんだ!この多種多彩な攻撃は!この作品は黒湊でもあれば白湊でもある。そしてグレー湊でもある。『サファイア』から『ガーネット』の流れは圧巻。延髄斬りで勝負決まったのにダメ押しで卍固めみたいなもの。いつまでも『告白』のイメージを持ってる自分を恥じる。いいね、湊かなえは。

    0
    投稿日: 2016.01.18
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    ◎宝石になぞらえた7つの珠玉のミステリー 各短編はどれも湊作品らしい、最後まで読んで震える物語たちばかりだ。 「ムーンストーン」は2016年1月4日にフジテレビ系列でドラマ化。 元議員の妻である私は、ひょんなことから夫を殺してしまった。留置場に入れられた私は、中学時代の読書感想文コンクールのときの友人の話を思い出していた・・・ これ以上はもう中身について書けないのですが、湊作品っぽい、「わたし」が誰なのかわからなくなる読ませ方をしますが、最後はすっきり。 表題作「サファイア」。内気なわたしは、アパートの隣人から買わされた18切符を使って旅に出ることにした。それから旅が好きになるどんどんでかけるようになった。あるとき、旅先で出会った大学生に助けてもらい、交際に発展することになった。1年後の自分の誕生日には指輪をねだったのだが、彼が突然死ぬことになってしまう。その理由とは・・・ 内気な女の子が恋をする瞬間、それは残酷のはじまりだった。何と物悲しいことか。 誰も悪くないのに。 そして最後の作品「ガーネット」は「サファイア」の続編で、サファイアの恨みつらみが一気にがーーーーっと自分の中で湧き上がってくる感覚。 そしてその読後の爽快感。(抽象的ですみません) 7つが7つ、きらきらいろんな色に輝いているような、いろんな意味合いで魅せてくれるようなそんな本でした。

    0
    投稿日: 2016.01.16
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    短編集。 湊さんの作品は、長編ばかり読んできたのでちょっと物足りなさを感じたのも本音。 でも、最後の2作 サファイア → ガーネット が感動でした。話がポンポン進んでいきグイグイ惹きこまれました。

    0
    投稿日: 2016.01.15
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    火の種類でも色々な火、炎の表現がある。篝火(かがりび)、漁り火、灯火。そんな種類の中でも私が最も綺麗だなとと思う火、サファイヤー。 湊かなえ氏の宝石を題名にした短編集 読みながらBADエンドを思い浮かべてしまうが、そういった物ばかりでは無かったな。私の好きな本著者の色が薄い作品で、軽めで少々物足りない感。

    0
    投稿日: 2016.01.12
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    湊かなえのミステリ・テイストな短編集。 宝石の名を冠した七編の作品が収められています。 ここ最近の湊作品では、なかなかの読み応えでした(^_^;) 一番ゾクゾクしたのは「猫目石」ちょっと怖かったです。 そして最期の二編「サファイヤ」と「ガーネット」の読後感は・・・いい意味で“ミステリなのに”でした(^_^) 満足な作品です。

    0
    投稿日: 2015.12.28
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    真珠、ルビー、猫目石、ダイヤモンド、ムーンストーン、サファイア、ガーネットの7つの宝石に込められた女性たちの心の深層が描かれた短編集。短編なのに、一気に読破せずにはいられなくなる1冊。 ファンタジーの様相を帯びた「ダイヤモンド」、中学時代に教師や仲間のいじめから救ってくれた同級生同士の「ムーンストーン」、父・母・娘それぞれが知らない実情が暴かれていく「猫目石」、「サファイア」そして「ガーネット」へと連作のストーリーも秀逸。

    0
    投稿日: 2015.12.21
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    湊さんの作品なのに、読後感が素晴らしい!(笑) 最初の物語で、あれ?一人称は男性なのね??でも物語は不思議な女性が主導を握ってて。。。 ムーンストーンのお話が結構好きだと思ったんだけど、 サファイアから続くガーネットのお話が素晴らしかった。 物事には、やっぱり表と裏があって、でも心の持ちようで、その裏が表になりうるんだ!! ってものすごい元気をもらった気がする。

    0
    投稿日: 2015.11.19
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    湊さんの作品は「告白」「少女」「白ゆき姫〜」を読んで、4作目。 湊さんの作品で読み終わって心が温かくなるとは思いませんでした笑 「ムーンストーン」が1番好き。 「サファイア」「ガーネット」悲しいけど、少しだけ救いがある最後でよかった。 「猫目石」ん?ここはどういうことだ…?とちょっとモヤモヤ。

    0
    投稿日: 2015.11.16
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    今まで読んだ湊さんの作品とはかなり違う印象。 面白いけどやや軽い感じ。テレビの『世にも奇妙な物語』に出てきそうなストーリーだと思っていた。 しかし、『ムーンストーン』と『サファイア』『ガーネット』はとてもよかった。短編とはいえじっくり読み込めた。湊さん『墓標』を書いてくれないかな…。 あと私の中では湊さんの今までの印象とはかなり異なる『ルビー』も好きです。

    0
    投稿日: 2015.11.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    あまりイヤな感じのするのがなくて それはそれで面白かった短編集。 「サファイア」からの「ガーネット」が 何とも言えないいい流れ。

    0
    投稿日: 2015.11.02
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    途中まで湊さんはやっぱり長編がいいなと思っていたけど、最後三編で見方が変わった。 ドロドロしてるけど希望も見えて、もっと読みたいと思った。

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    投稿日: 2015.10.19
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    短編でも湊かなえは面白い! 長編だと暗い話ばかりだけど、今回はファンタジー要素があったり、いい結末の作品もあって印象が変わった。 なかでもストーリーがリンクしていた「ガーネット」と「サファイア」は感動した。

    0
    投稿日: 2015.10.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    文庫本化で再読。絶唱を読んだ後なので、なおさら思うのかもしれいないけど、モノローグで語られる女性作家が自信を投影している感があり、作者の遊び心なのかもしれないが、読者としてはそれに翻弄されるのが、また楽しい。

    0
    投稿日: 2015.10.12
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    201505/最初の一遍があまり好みじゃなく、今回はいまいちかな~と思いつつ読み進めたら結局面白くて、やっぱり湊かなえだった。

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    投稿日: 2015.10.11
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    真珠、ルビー、ダイヤモンド、猫目石、ムーンストーン、サファイア、ガーネットの短編集。最後の2つは続話。 湊かなえらしいドロドロとした感情や人間関係が描かれていて面白かった。

    0
    投稿日: 2015.10.01
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    宝石をテーマにした短編集。 サファイアとガーネットだけ続いている。 ガーネットの最初など、湊さんの話かなと思わせられる。 ちょっと湊さんの今までの作品にはない不思議なダイヤモンドとか、さすがなムーンストーンや猫目石。面白い。

    0
    投稿日: 2015.09.30
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    7つのオムニバス形式短編集 サファイアとガーネットが伏線として繋がっているが 他5作は全くの短編である 喜怒哀楽だけでは表せない 人間の感情がうごめく

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    投稿日: 2015.09.23
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    短編集。 宝石にまつわる話が多いけども、宝石だからどうって感じでも無いような。 湊かなえにしてはあっさりしてるけど、結構面白かった、かな。

    0
    投稿日: 2015.08.23
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    闇を書くのが上手な溱かなえ。 今回は短編の中に、闇の中に見える一筋の光が美しいと思わせる素敵なエピソードがあり、お気に入りになりました。

    0
    投稿日: 2015.08.20
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    何かに執着したり囚われていたりする人達の短編集。 人間って汚いんだなって度々思わされる。 1話1話はいつもの読後感なんだけど 1冊読み終えたらちょっとすっきり。 最後の話が綺麗に終わってたからか。

    0
    投稿日: 2015.08.15
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    作者買いしたので、短編集と気付かず購入してしまった。 「真珠」ムーンラビットいちご味、 「ルビー」おいちゃん、 と2作読んで、この本の購入は失敗だったかも・・・と思ったが(私が短編集が苦手だということもある) 「ダイヤモンド」雀の恩返し でちょっとウキウキしてきて、 「猫目石」キルマカット・エリザベス三世 で、出てきた。出てきた。湊さんらしさ(?) 「ムーンストーン」市会議員殺人事件(違) あたりで超ハマり。 「サファイア」おねだり までもう一気読み 「ガーネット」『墓標』 で、そうそうコレコレ! 女性の心は鷲掴みでしょう!

    4
    投稿日: 2015.08.14
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    あらすじ(背表紙より) あなたの「恩」は、一度も忘れたことがなかったーー 「二十歳の誕生日プレゼントには、指輪が欲しいな」わたしは恋人に人生初のおねだりをした……(「サファイア」より)。林田万砂子(五十歳・主婦)は子ども用歯磨き粉の「ムーンラビットイチゴ味」がいかに素晴らしいかを、わたしに得々と話し始めたが……(「真珠」より)。人間の摩訶不思議で切ない出逢いと別れを、己の罪悪と愛と夢を描いた傑作短篇集。

    0
    投稿日: 2015.08.13
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    読み始めてから気づいたけど、湊かなえさんの作品って長編ばっかり読んでたからなんだか違和感があったけど「ダイヤモンド」でぐぐっとはまって「ムーンストーン」で湊かなえさんだなーって納得。 「真珠」「ムーンストーン」「サファイア」「ガーネット」は湊さんっぽいけど、「ルビー」なんて全然ぽくなくてびっくり。 こういう話も書くんだなー。 「ダイヤモンド」も綺麗にまとまっていて面白かった。というか、こういう女、いそうだなぁ。こういう男も。 「猫目石」は終わり方がイマイチかなぁ。これ、父親の秘密は家族共有になったけど、母と娘の秘密はそのままなんだよね。母はもう二度としないだろうけど娘の秘密はどうなってるんだろう。 でもやっぱり「ムーンストーン」が一番面白かったなー。 一人称を使ったトリック、見事だなーって思う。 読み始めは微妙かなって思ったけど、途中から一気読みしちゃうのはやっぱりさすが湊かなえさんって感じ。

    0
    投稿日: 2015.08.09
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    短編だけど、珍しくラスト二作品以外、相互にリンクしていない作品。 一番好きなのはムーンストーン。この作品とルビー、ダイヤモンドはイヤミスという感じがせず、新しい面白さがあった。雀女、いいなー。

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    投稿日: 2015.08.06
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    告白以来の湊かなえさんの本で、最初の真珠を読んだ段階で告白が後味悪かった事を思い出し失敗したかなぁと思ったのですが、 どんどん物語に引き込まれどの石の話も面白かったです。 最後の二つの石は特に良かったです。

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    投稿日: 2015.08.04
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    相変わらずの一気読みです。 でも、結構後味に癖があるので、なんというか、短編なのにお腹いっぱいになりますね。 各章に宝石の名前がついてます。 アタシはおいちゃんの章が好きかな。

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    投稿日: 2015.07.19
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    2015.7.13 7つの宝石の名前がついたタイトルで構成のショートストーリー 最後の2つが続編になっている少しだけ後味悪いでも一気読み 短編集ってのが少し残念だった

    0
    投稿日: 2015.07.13
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    それぞれに宝石の名を冠した短編集。よほどタイトルをつけるのが煩わしかったのだろうか、宝石の名と内容との関連性は薄い。個々の作品は例のごとく一人称で語られ我々のすぐ隣に潜む闇の部分が浮かび上がる。

    0
    投稿日: 2015.07.11
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    短編集で最後の2作品が続編になっていました。正直猫目石くらいまでは「う~ん」で今ひとつ良さが伝わらず投稿するまでに再読までしたけれども、やっぱり何だかなぁ。

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    投稿日: 2015.07.11
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    短編集だとは知らずに読んでしまったが、あっという間に読み終えてしまうぐらいおもしろかった。特にサファイア→ガーネットの流れが良かった!

    0
    投稿日: 2015.07.07
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    7つの宝石のタイトルの短編集。後味悪い話が多いけど、サファイアとガーネットの話は悲しいながらもほっこりする話で好きだった。

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    投稿日: 2015.07.03
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    面白かった。面白かった。面白かった!!! 最初の「真珠」から、 やめられない止まらない。 あれ?って違和感を感じた直後に ズガーンと、頭を殴られるような衝撃。 なぜ正式名称連呼?りんごちゃん?←あれポイント ルビー ほっこり。 おいちゃん。 ダイヤモンド 鶴の恩返し的な。 冒頭から感じてたあれ?が ばっちりあたった。 猫目石 つ、続きは?涙目 ムーンストーン 思い込まされてた!やられた! でも良い話だった。 サファイア→ガーネット サファイアが切なすぎて、続き読みたい読みたい読みたい〜!って思ったらちゃんと続きがあって とってもスッキリ♡な読後感。 湊さん最高っす。

    0
    投稿日: 2015.07.03
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    短編集なのでサクサク読めました。 そしてあいかわらず後味の悪いモヤッとする終わりの話も多数。 でもこの人のは黒くてもアリです。

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    投稿日: 2015.06.30
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    七つの宝石にまつわる短編集。 色んなテイストで、読み終わった後は『湊かなえってこんな人だっけ?』と思いますが、振り返ると『こんな人だった!』と直ぐに思い出せます。 個人的にはルビー、ムーンストーン、ガーネットが好きです。 因みに表紙は女の人? これが一番気になります。

    0
    投稿日: 2015.06.27
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    宝石とその宝石の持ち主や出来事に関する話が幾つか書かれている。 安心する話も多いし、どんでん返しがある話もある。短編集なのが残念。それぞれもう少し長く読みたかった。

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    投稿日: 2015.06.25
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    真珠、ルビー、ダイヤモンド、猫目石、ムーンストーン、サファイア、ガーネット、それぞれの宝石にまつわる短編7編。 湊さんにしてはちょっとの毒はあるけど後味の悪さはなく、ブラックを求めている読者が多い作家さんなので、そういう方には期待外れな作品。 ブラックさを期待しなければそこそこ面白いですが、短編なので物足りなさがどうしてもあります。 サファイアとガーネットは連作で、「ねだる」という行為ができなかった女性が「ねだってしまった」ばかりに後悔を背負い、死んだ恋人の真実に近づいていく話で、後半が面白かったです。 ダイアモンドのすずめの恩返しのようなイタイ話も結構好きです。

    0
    投稿日: 2015.06.22
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    2015/6/21読了。 読んで良かった。 最初は、評判ほどではないのでは?と、少し不安になったけれど、読み進めていくうちに、どんどん湊ワールドに入り込んでしまう。 私の場合は、ガーネットあたりから身震いして、夢中になってしまった。 それぞれの話に宝石の名前がついた、煌びやかな短編集。 サファイアからガーネットに続いていくあたりは、本当に見事。 この世の中、いろいろな人がいて、いろいろあるけれど、みなさん、「幸せになってください」。 そんな気持ちになれる気がする。

    2
    投稿日: 2015.06.21
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    この作品の面白さは筋にある。様々なそれらしき伏線が張られ、読者を誘導しながら、最後の最後で変化をつける。だから読後に裏切られたという悔しさと、なるほどと唸る思いとを時間差をおいて味わうことになる。 最後の話などは入れ子状のカラクリを見せつけられ、読者の混乱を狙う作者の微笑みが浮かんでしまうほどだった。 性愛描写はほとんどないのに妙に官能的であり、意外とあっさりと人が死ぬ。これもこの作品の独特な味わいだと思う。

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    投稿日: 2015.06.19
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    短編集です。それぞれタイトルに宝石が入っていて、その宝石にちなんだ、あるいは何らかの形で宝石と関連するストーリーが展開します。人間に対する希望が感じられ、読後はじんわりと温かい気持ちになりました。

    0
    投稿日: 2015.06.16
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    201506 短編ですぐ読める! 最後まで読み切って、また最初から読みたくなるストーリー展開がすごい

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    投稿日: 2015.06.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    湊かなえさんの小説を久々に読破。表紙の絵の美しさにひかれ、読みたいと思っていたのが文庫化したのを機に購入。 各章、宝石の名前がついていて、それぞれの宝石をキーに話が進んでいく。 ルビー、ムーンストーン、サファイア、ガーネットが気に入った。 人間の醜さ、家族は一緒に生活していても一人一人感じ方や考え方が違うこと、物事の捉え方次第で人の人生は変わることを感じた。

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    投稿日: 2015.06.13
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    201506010 湊さんの作品はどれも好きです。 どのキャラも人間らしさが出てて。 ムーンストーンはなんだか夜行観覧車の面影があるように感じました。

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    投稿日: 2015.06.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    イヤミスの女王、湊かなえの短編集。今回ばかりは結構良かったな。特に「サファイア」と「ガーネット」。彼が亡くなった後に知る真実もあるんだ。ちょっとホロリとさせられる。たまにはこういうのもいいよね。

    0
    投稿日: 2015.06.11
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    湊さんの短編集。 読後感が悪いといわれると解説でもあげられてたけど、本書は全然そんなことなかった。 むしろ、明るさが見える終わり方をしていた。 「サファイア」「ガーネット」と「ムーンストーン」は特にかな。そして私はこの3作が好き。 猫目石は結局父だけみんなにバレてるのか?それとも母も娘もバレてるのかな…。部費って何か意味があるのか?と色んな疑問が残る。 久しぶりに一気に本を読んだ。

    0
    投稿日: 2015.06.08
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    初めて湊かなえさんの作品を読みました。 何だか後味の微妙な短編集だなと思いましたが、最後の解説を読んで納得。 彼女の他の作品も読んでみたいと思いました。

    0
    投稿日: 2015.06.07
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    宝石にまつわる短編が7つ。どれもゾクリ、ニヤリ、ヤラレタ要素がちりばめられていて面白く読みました。湊かなえはエグい印象もあったけどそればかりではないことを発見。いろいろ読んでみよう。

    0
    投稿日: 2015.06.05
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    話題の多い湊かなえ作品。初めて手に取りました。 後味の悪さが話題になる彼女の作品。 そのあたりは読みながら、日常の中にある小さなズレやヒズミ、負の感情が巧みに織り込まれてる事でなるほど。と。 が、不思議とあったかいモノが残るのは、結果 表裏一体の人間らしさが描かれてるというか滲み出ているせいか。 完全に個人的ですが、乙一作品を読み終えたときの残酷さの中に一片の純粋な人間らしさが残る感じと似ている。 今回の作品は短編集なのですが、ラスト2作品「サファイア」と「ガーネット」は続き物。 この2作品は特に良かったです。 構成が上手く組まれていてスルっと繋がり、それが逆に良かった。 浄化された気分。 ロマンチックというより、人の心の成長に。 久々に活字でホロリきました。

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    投稿日: 2015.06.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    初読。いろいろな宝石をタイトルに女性を描くミステリー短編集。いろんな色を出しながら、女のイヤな部分を一つの軸にして描いている。その中でもちょっと異色の「サファイア」から「ガーネット」への連作は、ラストで思わず涙した。「サファイア」までで完結してもおかしくないのに、「ガーネット」へと広げたところに、湊さんのデビューからの変遷が感じられた。

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    投稿日: 2015.06.03
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    それぞれの短編は異なる宝石がモチーフとなっている。 さらに「恩返し」もほぼ共通するテーマ。 恩返しとはいっても、やはり湊かなえさんなので一筋縄ではいかず、ほのぼのするものから背筋が冷たくなるものまで。 また、読者がミスリードされる作品もあり(ミスリードされる側の思い込みの強さによるものだと思う)結末を見て心地よい騙され感に感心してしまったり。読みやすく味わい深い短編集。

    0
    投稿日: 2015.05.31
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    宝石がどこかに出てくる短篇たち。ギクッとしたり、ホッとしたりしながら心の奥にあるちょっと黒っぽい物を出して見た感じがする。

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    投稿日: 2015.05.30
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    自分の近くで見かけないから気にとめてないけど、見かけたくもないけど 妬み や 恨み これが現実にたくさんあるから事件がこんなにも起こるんだよなと。 本がこの人たちの心を変えられればいいのに。

    0
    投稿日: 2015.05.29
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    とても読みやすい短編。 しかし、「猫目石」が何度読み返しても解釈できなかった。頭の中にストーリーを思い描くことが全くできない。言いたいことを自分の頭の中で要約しすぎて他人に伝えられない、言葉足らずな話だった。

    0
    投稿日: 2015.05.25
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    イヤミスとはこういうものなんだなと思わされる。短編集。でも、途中でやめると、続きが気になって読みたくなる。受け止めるにはエネルギーが必要なのに癖になる。初期作品をほとんど読んでいないので、この作家さんのこういうもの初めて読んだなあ。 でも、最後のガーネットの結末で、何となくちょっと救われた気もした。

    0
    投稿日: 2015.05.24