
総合評価
(204件)| 29 | ||
| 103 | ||
| 50 | ||
| 6 | ||
| 0 |
powered by ブクログ購入・再読。 面白かった!! イヤミスではなく読後感はいい。 「ルビー」はほのぼの家族と老人福祉施設の「おいちゃん」の話。 「ダイアモンド」はちょっととぼけたユーモアのある、鶴の恩返しならぬ雀の恩返し。 「サファイア」と「ガーネット」は連続した話。地味な女の子の恋愛とその後。 宝石に神秘の力はなく結局は自分の有り様という、希望の持てる話だった。 2012.10.27 宝石をモチーフにした短編集。 とても面白かった。 この作家にしては毒がなく、心暖まるものもあって、読後感はよい。 (図書館)
0投稿日: 2015.05.23
powered by ブクログ20歳の誕生日。恋人に生まれて初めておねだりをしたわたしだったが、そのために大切なものを失うことになる。(表題作「サファイア」より) 2015年5月21日読了。 湊さんの作品は後味の悪いものが多い……確かにそれも一理あるとは思います。 でも、決してそれだけではないと思っています。でなければ「次も読みたい」とは思わないはずですし。 人間の心の闇や怖さをメインに描いているものが多いのですが、その中に仄かな光が感じられるのです。 今回の短編に収録された「ムーンストーン」、そして「サファイア」の続編にあたる「ガーネット」にはホロリとさせられました。
0投稿日: 2015.05.22
powered by ブクログ7つの短編からなる本。 個人的には、ムーンストーンが好きで、サファイアとガーネットに暖かみを感じつつ、意外に猫目石も、作品として、面白かったな。と、思った。
0投稿日: 2015.05.19
powered by ブクログ湊かなえの短編集。 『宝石』がテーマになっており、各短編はそれぞれ宝石の名前がそのままタイトルになっている。 長編と違って読後感に希望が持てるものが目立っていた。『イヤミス』と呼ばれることが多いが、ちょっと違った一面を見ることが出来る。 『ダイヤモンド』『猫目石』『ムーンストーン』が良かった。『猫目石』は『イヤミス』系、他2つは希望が持てるラスト。
0投稿日: 2015.05.16
