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木曜日にはココアを
木曜日にはココアを
青山美智子/宝島社
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総合評価

1694件)
4.2
678
621
283
31
8
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    「木曜日にはココアを」と言うことで、木曜日にカフェにてココアを飲みながら読ませていただきました。 短編集であり、その一つ一つが暖かさにあふれていて、読んでいるだけで心が穏やかになるようでした。 その後大学の課題に普通にイラついたのでそんなことはなかったですが…笑 個人的に7番目のお話し、「カウントダウン」が特に好きで、ここだけ何度も読み返しています。 ただその面白さも前の話を読んでいるからこそ。 この本は出てくるみんなが主人公で、暖かさの糸を紡ぎます。 「こんな自分でも誰かの心を動かしているのかな?」なんて考えられるような本です。 必読!

    1
    投稿日: 2024.07.27
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    この本は短編ですが全て他の部分と繋がっていたのが良かったです。一人一人物語は違ってもどこかで繋がっている感じがして温かい気持ちになれました。

    0
    投稿日: 2024.07.25
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     12人、12色、12話の短いお話が、「マーブル・カフェ」から始まって、バトンのように繋がっていく。  どの話も素敵ですが、私は9話「帰ってきた魔女(ターコイズ)」が好きでした。  魔法、ちちんぷいぷい、植物や自然の力。  「この世界で息吹くものは、みんなみんなつながっているのだった」  これを表現するために12話のショートストーリーに落とし込んだのかな?  あれ?ターコイズってもしかして地球っぽい?  などと、想像が膨らみました。  どのお話もじんわり温かい。  優しく身体に染みていくような…  木曜日、午後3時頃、ホットココア。  まさしく、そんな感じ。    少し肌寒くなったら読み直したいです。  ホットココアをお供に。

    1
    投稿日: 2024.07.22
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    初めての青山美智子作品。 短編なのでちょっとの時間でも読めて、そんな短い間でもやさしくあったかい気持ちになれる。 他の作品もぜひ読んでみたい。 ココアさん素敵です。

    0
    投稿日: 2024.07.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    優しい表現、短編で読みやすく、各話に繋がりがあること、夫々色をテーマにしているのが鮮やかで美しい。どれも心があたたまる物語。 個人的には前世に絡めたところでちょっと白けてしまったけど、まぁ私の好みから外れただけなのかも。

    2
    投稿日: 2024.07.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「お探し物は図書館」まで 「猫のお告げの樹の下で」読了済み。 作風が似ていてあぁ、またこんな感じかぁ…と思ってしまう部分も多かった。 登場人物が「少しだけ見かけたとある通行人」として描写されたあとその人のモノローグになるところが好き。 設定は現実味が無い点もある。でも、この本を読むと街ゆく人たち一人ひとりにちゃんと人生があるんだなと思えて知らない人に親近感が湧く。 初めの「僕」にとっての「ココアさん」は「僕」の知らない世界を見せてくれる人で、Maryにとってのマコも知らない世界に連れて行ってくれる人だったのが印象的。 知らない人や世界は合わないことも多いけど、人は他人を通して知らない世界にいくものなんだなと思う。 特別なことは起こらないけど、ちょっとだけ自分の知らない世界を見てみたい人におすすめ。

    4
    投稿日: 2024.07.15
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    ★★★★☆ちょっと泣ける話もあって、暖かい内容で良かったです。短編集ですが登場する人々が次の話しの主人公になっていくところも面白くて好きです。確かに幸せな気持ちにさせてもらえました。

    1
    投稿日: 2024.07.14
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    ココアを飲みたくなるお話かと思いきや オーストラリアに行きたくなるお話。 シドニーの動物園でのんびりしたい。

    1
    投稿日: 2024.07.13
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    読み終えてホットココアを飲んだような、柔らかく甘く温かい気持ちになりました。 ストーリーと色のリンクが新鮮でした。 オーストラリアにも行ってみたくなりました。

    17
    投稿日: 2024.07.12
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    読むときにはあったかいココアを準備しましょう。 短編がたくさん。だけど少しずつ繋がっている。あったかいココアのように心が暖まる。ほっこりする。ほんわかする。 人生に色づく瞬間、出来事、体験。自分にはどんな色の人生かな?と考えてみたくなりました。好きな色は緑だけど、人生に色づくほどのものかな?これから人生の色がつくのかな?黄色かな?など、考え出したらきりがない。自分の人生の振り返り旅行が始まりました。 マーブルカフェにあたたかいココアを飲みに行きたいな。

    2
    投稿日: 2024.07.06
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    ずっとあたたかい気持ちで読み続けられる。 みんな小さな出来事から誰かと繋がってて、 何度も読み返したくなる話。 甘くてしょっぱい半世紀ロマンスが好きでした。

    3
    投稿日: 2024.07.05
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    とても温かな気持ちになる連作短編集でした。 自分にできることはなんだろうか?と、改めて自分に問いかけることを、忘れないようにしなさいと言われているような、そんな気にさせられました。

    0
    投稿日: 2024.07.04
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    人と人との繋がりや、素敵な言葉に、 思わず胸キュンしてしまうような温かい一冊。 読後感が最高に良いです。 青山美智子さんの作品はいくつか読んだことがあり、自分が好きな作風なこともわかっていたのですが、ずっと読もうと思いながら、なんとなく後回しにしてしまっていた一冊でした。 “青山さんっぽさ“に、少し満足してしまっていたところがあったのかもしれません。 この作品を読んで感じました。 私はこの人の紡ぐ物語がやっぱり好きだなと。 そして、それは飽きることなく、何度でも味わいたい世界観だなと。 登場人物それぞれの感情、街並みの描写、そしてカフェのドリンク、全てが魅力的で、読んでいると心が綺麗な色で満たされていくような気がしました。 『月曜日の抹茶カフェ』も、すごく好きな作品なんだろうな、読む前からワクワクしています。 1つずつの物語は短く、サクッと読めるので、なかなか読書の時間がとれない、でも本に癒されたい、そんな人にすごくおすすめです。 なかなか本を読まない人も、SNSを開くような感覚で読めるんじゃないかな…と感じました。

    7
    投稿日: 2024.07.03
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    ほのぼの、最高に後味が良い小説でした。 その章で出てきた別の人物へとだんだん話し手が入れ替わって、人と人が繋がる感じが気持ちよかった

    1
    投稿日: 2024.07.03
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    前の話の登場人物が次の話の主人公になってどんどん広がっていくのが面白かった。 どこで繋がっているか分からないから、縁って不思議。

    3
    投稿日: 2024.06.30
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    この小説を読んでいる間、ずっと幸福感に包まれていた。 誰かと繋がっていることって、いつもは気が付かないけど、本当に素敵なことなんだね。

    1
    投稿日: 2024.06.30
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    人の縁を繋ぐ短編たちのリレー。 青山さんは何度私を泣かせれば気が済むのか!ってくらい何度もうるうるさせられた。 マスターが繋いでるように見えて、あまり関係なくいろんな人が交わって生きてる。 物語の展開も東京の小さなカフェからシドニーの植物園と場面が切り替わるので繋がりが拡がる壮大さも感じる。 出てくる女性も男性も、みんななんだか可愛らしく応援してしまう。

    13
    投稿日: 2024.06.27
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    青山美智子さんの作品を読むのは、「お探し物は図書室まで」に続き二作目。 カフェを舞台にしたほっこりできる物語が読みたいと思い手に取りました。 川沿いの桜並木の端にちょこんと建つ小さなお店、マーブル・カフェ。 カフェの雇われ店長の青年や、カフェに訪れる人々、縁のある人々のドラマを描いた連作短編集。 マーブル・カフェのマスター(ほとんど店を不在にしている)は謎が多く、カフェと関係が無いように思われるところで突然登場したりします。 それぞれのお話のタイトルに、イメージカラーや舞台となる都市名が添えられているのが印象的。 ココアの茶色に、卵焼きの黄色、ネイルのピンクにサムシングブルーの青色・・・ 三話目の「のびゆくわれら[Pink/Tokyo]」の好きな一節。 「ひとつひとつがライブなんだ。試行錯誤で、体当たりで、合っているかどうかわからない正解を探し続ける。」 失敗したからダメなのではなくって、そこから新しい選択肢や可能性を見出していく。 それが成長するということなのかも。 六話目「半世紀ロマンス[Grey/Sydney]」に登場するベジマイト。 初めて聞いたその食べ物は、チョコレートクリームのような見た目に反した塩辛い味の発酵食品なのだそう。 一回くらいは味わってみたいかも。 カラフルなロリキートにも会ってみたいし、十一話目に登場するジャカランダの紫も見に行きたい。 七話目の「カウントダウン[Green/Sydney]」に登場する青年の言葉が素敵。 「それに、緑色ばっかりって言うけど、この緑色の中にはいろんな色が入ってる。僕にはぜんぶ、違う色に見えるよ。どれも素敵だよ。うれしいのも楽しいのも、さみしいのも、怒ってるのも、慈愛も情熱も。伝わるよ。たくさんたくさん、描いてほしい」 緑色は私も一番すきな色。 ロイヤル・ボタニック・ガーデン、いつの日か訪れたいな。 そこでラルフさんのサンドイッチも食べられたら最高なのだけれど。 どこまでも連鎖していく物語が終盤に差し掛かり、あの人へと繋がっていった時、胸がいっぱいになりました。 読み終えた後は、寒い季節に飲むあつあつのココアのように、じんわり心が温まります。 そんな物語が十二個も入っていて、至福の読書体験となりました。

    1
    投稿日: 2024.06.26
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    青山美智子さんの本は初読みです。 電車の中でスーツを着たおじ様が読んでいて、何だかほっこりしたのがキッカケ。 読んだ後、心が温まり、癒されましたー。 こんな風にいつも周りの人達と優しく繋がれたらなと思わせてくれる1冊です。 日本とシドニーを舞台にした12個のストーリーが続きます。登場人物が何気ない日常の出来事の中、何処かでつながっているところが素敵。 それぞれの話に「色」が設定されているのも好きです。 私は「きまじめな卵焼き」と「帰ってきた魔女」がお気に入り。 可愛いお話だったなぁ。 読んでいる間、つい頬が緩んでしまった。 ぜひ、青山美智子さんの他の作品も読んでみたいと思いました。

    4
    投稿日: 2024.06.25
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    人と人は繋がっている、世界はどこかで繋がっている、と感じる一冊でした。 優しく語られるそれぞれの日常。 誰も彼も関わる人への影響を与えていて、その先で波紋のように拡がっていき誰かの勇気や安らぎや幸せに繋がったりする。そんな素敵なエピソードが複数入っています。 この人あそこで出てきた人だ〜っていうのがたくさんあるので、読み返して確認したくなり、読み終わってすぐ2週目に入りました笑 僕の中のお魚がぴょくぴょく跳ねまわる表現が可愛くてお気に入り。

    13
    投稿日: 2024.06.24
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    短編集が沢山あると思ったら全て繋がっていた。 とても心が温かくなるようなそんな物語ばかり。 最後を見終えてからもう一回冒頭の部分を読んだらとてもスッキリ出来た。 オーストラリアと日本が舞台。 私もお気に入りのカフェを見つけたい。 そして何か夢中になれる、できることを探したい それこそ読書ができるようなカフェ。

    3
    投稿日: 2024.06.23
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    自分と誰か、誰かと誰かが繋がっている。一期一会、その時の出会いを大切に、丁寧に。これから出会う誰かとそんなふうに接していきたいなと思った。優しい気持ちになれる短編集。

    4
    投稿日: 2024.06.23
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    果てしなく読みやすい物語。 不快なワードがひとつもないというか、問題が起きてから解決するまでが超マッハ。 ドラマや映画の嫌なシーンが嫌でみられない人なんかにオススメです。 嫌なシーンというのは例えば主人公が大失敗して大恥かいたり、よせばいいのに余計なことして空回りしたりするやつのことです。 もちろん全くないというわけじゃないですがたいていすぐ解決しますし、嫌レベルでいうと2とか3くらいなのでそもそもあんまりダメージを受けません。 マイナスへの振りが控えめな分プラスもちょっと控えめな印象があり、休日にがっつり読むよりは通勤の合間にちょこちょこ読むのに向いている本だと思いました。

    0
    投稿日: 2024.06.23
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    とても読みやすく、読後、心が温かくなり身近な人を大切にしよう、と思えます。短編集でありながら登場人物がところどころ繋がっているので、再読してもまた楽しめます。 「心臓がポロンとハープのような音色を奏でた(ドキッとした)」「ふわぁっと雪がとけるみたいに笑う」といった表現が綺麗なところも魅力です。

    2
    投稿日: 2024.06.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    冒頭の1ページで心をギュっと持って行かれてしまった。 私は普段本を読む時、物語の世界観を掴むのに時間がかかってしまう。 しかし、「木曜日にはココアを」は今まで読んだ本の中で一番印象に残る美しい冒頭だった。 物語を読む内に嫌だなと思うキャラクターもいた。 でも、みんな何かを抱えながらも時に笑って時に悩んで涙して…頑張って生きているんだと思った。 どの物語も素敵だったが、私は特に4.聖者の直進と6.半世紀ロマンス、7.カウントダウン、12.恋文が好きだと思った。 12.恋文では、ココアさんの店員さんへの想いに感動した。 ココアさんの紡ぐ真っ直ぐに透き通った宝石のような美しく優しい言葉と想い。 率直に好きだなと思った。 人との出会いとは、自分では気づかない内にどこかでまた出会っていたり、繋がっていたりするものなのかな?と思った。 登場人物たちに「それはあの時のご婦人だよ!」とか「その絵はYouの絵だよ!」ととても教えたくなった。 でも、知らないからこそ人生の巡り合いとはおもしろいのかもしれない。 お互い両片思いだったココアさんと店員さんのように、言葉にしないと伝わらないことの大切さもこの本から教わることができた。 また好きな作家さんが増えてとても嬉しい。 この本に出会えてよかった。

    13
    投稿日: 2024.06.20
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    どの話も優しい人がたくさん出てきて自分も優しい気持ちになった。電車で近くにおばあさんが来たとき、これを読んでいる最中だったのですぐに席を譲れた。 特に涙を堪えるのが大変だったのは、2.きまじめな卵焼き、3.のびゆくわれら。 前に出てきた名前が再登場するたびページを戻ってどんな人でどんな話だったか確認するのも楽しかった。

    2
    投稿日: 2024.06.18
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    誰かの物語では端役でも、その人の物語では主役になれる…連作短編集好きです。 一人でいても、繋がりを感じることができて、何だか温かい気持ちになる。 ほっと息をつける。

    2
    投稿日: 2024.06.18
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    サスペンスやミステリーが大好きで、この本にはそんな殺伐としたものは皆無 読んだ後、こんなにあったかい気持ちになる作家さんの本もいいなぁ ぐるっと回って元に戻る感じの短編集 子供のために苦手なお弁当作りを必死で練習するお母さんのところでいっぱいいっぱいになってしまう気持ちにとても共感しました 青山さんの本は心が疲れてる時にとても癒される本です

    10
    投稿日: 2024.06.17
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    『お探し物は図書室まで』がよかったので青山美智子さんの本がまた読みたい‼︎と思い古本屋で購入。短編集はあまり好きではないが青山さんの本はじんわり、ほっこり心が優しくなれるので好き。それぞれのストーリーが繋がっていくのも読んでいて楽しい。何か少し物足りなさは感じたが。。とても良かった!!

    27
    投稿日: 2024.06.16
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    登場人物がたくさん出てくるから相関図を書きたくなる。ひとりひとりの掘り下げがちょっと物足りないなと感じた。

    8
    投稿日: 2024.06.16
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    「お探し物は図書室まで」が良かったので、こちらも読んでみました。 あちらも短編集でしたが、それぞれの登場人物のことが深く描かれていましたが、こちらはそれぞれの話が短すぎて、人物についてあまり深く描かれていないので、どの話も物足りなく感じました。 普段あまり読書をしない人、隙間時間にサクッと読みたい人にはいいかもしれません。

    2
    投稿日: 2024.06.15
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    意図しないところで誰かと繋がっているんだと心が少し軽くなる物語でした。 一見近寄りがたい人にも裏には色々な背景があるんだと、ちょっと視野が広がった気がします。

    9
    投稿日: 2024.06.12
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    カフェマーブルを起点にして、いろんな人が少しずつ交わって温かい気持ちになれる小説だった。途中で東京から舞台がシドニーに移るけど、シドニーの情報誌に掲載されていた短編と書いてあり納得。1話1話も短くて読みやすかった。

    3
    投稿日: 2024.06.11
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    普段、小説を読まない夫が読んでいたので読んでみた。とても読みやすくて、暖かい気持ちになった。 お気に入りのカフェを思い浮かべながら読んでいた。

    2
    投稿日: 2024.06.10
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    やっぱり好きだなー青山美智子さんの作品。 文章から雰囲気やその状況が伝わってくる、心があったかくなる。 この人好きになれないかもという登場人物も読み進めていくといつのまにか好きになってる。 なんで青山美智子さんはこんな文章が書けるんだろう、優しくてあったかくて、でもなんかハッとされたり、忘れてたものを思い出してくれる。 今回の短編では、 木曜日にはココアを きまじめな卵焼き のびゆくわれら が特に好き⭐︎ 青山美智子さんの小説まだ2冊しか読んでないけどもう大ファン。 他の出ている本も買わなくわ。 次はどの作品にしよう…

    10
    投稿日: 2024.06.09
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    よくある連作小説かな、と思っていたら ちょっと違っていて、 うまーーくそれぞれの主人公たちがやさしく絡み合っていて、 カフェ飛び出しちゃったよ。。。と思っていたら こうまとまるのか!とうなってしまった。 どれも素敵なお話でどれが良かった、とかは選べなかった〜

    14
    投稿日: 2024.06.08
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    どっぷり浸りました。 最後の一行で鳥肌(⁠✯⁠ᴗ⁠✯⁠)が立ちました。その後にココアを入れで飲みました。ホッ…(´Д`)ハァ…余韻が半端ないです。 とっても素敵な物語だと…思いました。

    3
    投稿日: 2024.06.05
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    青山先生ワールドに浸かりましたね。 色々な小さな出来事が繋がっていき、最後はひとりの命を救う 心救われる優しい物語で、凄くホッコリしました。 続編も読んでいきます。

    3
    投稿日: 2024.06.05
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    どれも優しい話だった。最後のストーリーでこれまでの物語も含めて良かったね〜と温かい気持ちになって癒されるそんなお話でした。

    30
    投稿日: 2024.06.04
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    ほっこり♡ 先日、知人に勧められた「月曜日の抹茶カフェ」を読み終わった後、いつまでも心地良さが残っていたので「木曜日にはココアを」も読んでみた。 「…いい♡」 青山美智子さんの本はこれで2冊目だけど優しくて温かくて…日常が愛おしく思える。 「ココアさん」と「ココアさん」の話ももちろんすごく良かったけど、Youの緑の話(カウントダウン)もすごくよかった。 私も絵を描くのが好きでただ自分の思うままに描いているだけで誰かに認めてもらいたいなんて思ったこともないけど、こんな風に通りすがりの人にふいに絵を褒めてもらえたら私そのもの(ありのままの自分)を受け止めてもらえたような感じがしてとても嬉しいだろうな…と思った。 私としては「月曜日の抹茶カフェ」よりも「木曜日にはココアを」がオススメ♪

    36
    投稿日: 2024.06.02
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    青山美智子さんの作品はどの作品も人と人は繋がっているということを強く意識させられる。 人それぞれ思うことはあって、角度を変えてみたらひとつのことであっても全然別のとらえ方ができて、立場が違えば考え方も違って…そんなことを思いながら読んだ。 すぐそこにいそうな登場人物に親近感がわく。 マーブル・カフェに行きたいと思わされる。 頑張ろうと思わされる。 読み終わった後ほっこりすること間違いなし。 恋文を読みながらにんまり。 コーヒー派だけれど、ホットココアを飲みたくなった。

    2
    投稿日: 2024.06.02
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    青山美智子さんの本はいつも優しい。 間接的でも、どこかで誰かと繋がってる。 ココアさんから始まり、ココアさん(一応別人笑)で終わる。 登場人物の感情が伝わってくるようで、マコさんと友人とのお話は涙を堪えて読み進めた。 マスターも素敵。 自分の心が辛い時でも、この本を読んだら、 私も優しい世界に生きてるって思える。

    1
    投稿日: 2024.06.01
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    THEほっこりって感じの作品で やっぱり言葉のチョイスとか表現の仕方とかが青山さんでいいなぁと思いました。 そしてこの作品も作品内でやっぱり繋がる! 1つの話で出てきた主役じゃなかった方の人の話が次にあるような感じで 登場人物すべての話が書かれてる感じでした。 今まで読んだ青山さんの作品と比べると比較的直接的に繋がってるなぁとは思いました。 その後の幸せな話とかも見たいなぁと思いました!!

    3
    投稿日: 2024.05.26
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    相変わらずとってもじんわり温かい青山さんの本。(この素敵な読中、読後感に慣れてしまった…) マスターの生い立ちが気になるなぁ。 人を見る目が確かすぎる。 前世からのルーツめいたものだったり、魔女に憧れた子の話だったり。青山さんのお話は現実的すぎない部分もいいなあ。

    125
    投稿日: 2024.05.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読みやすくてすぐ読めた。 短編なのも好き。 話は違うけど全部ちょっとずつ繋がってて、最初と最後のココアさんの繋がりは良かった。 個人的に、えな先生と泰子先生の話から繋がった理沙の話が好き。

    1
    投稿日: 2024.05.26
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    この本、まるごと1冊めちゃくちゃ好きです!! 短編集ですが少しずつどれもが繋がっていてほっこりとした気持ちになれます。 特に最初と最後の話の繋がりが素敵すぎる!! ココアを飲みながらもう1度読みたくなりました。

    11
    投稿日: 2024.05.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    小さなカフェを営む男の子の話から、そのカフェを訪れたお母さんの話、そのお母さんの子供が通ってる保育園の先生の話など、しりとりのように色んな人の話が描かれている作品。 どの話にも人との関わりがあり、それがどんどん繋がり、最終的には最初の話に戻ってきた。 色を題材にしてるのもオシャレだし、読み終わった後に表紙を見るともっと面白い。 全部が心温まる話ばかりで、とても美しく、ほっこりと幸せな気持ちになれた。 12篇もある中で、お気に入りの話を選べないくらいどれも素敵だった。

    4
    投稿日: 2024.05.22
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    一つのカフェで交差する人との縁とそれぞれの想いが詰まった作品です。短編でサラッと読みやすいのに一人一人の人間性や心情がしっかり伝わってきました。 ココアっていい響きですね。コーヒーを愛飲する私はカフェではほぼコーヒー一択なのですが、たまにはココアを飲んでみたくなりました。甘くて優しくて、でもちょっぴりビターで。

    2
    投稿日: 2024.05.19
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    タイトルとあらすじから、「マーブル・カフェ」を舞台としたお話かと思いきや、カフェどころか海をも越えてシドニーまで辿り着く。12話のオムニバス形式だけれども、しりとりのような繋がりで話が始まっていくのが面白い。読みやすいので、読書が得意ではない方にもおすすめ。優しく温かい世界観にほっこりできます。 青山美智子さんの本を何冊か読んでいますが、『あっ、この登場人物ここにも』という発見があるのが好きです。

    0
    投稿日: 2024.05.18
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    「鎌倉うずまき案内所」を読んでから青山美智子さんの本をもっといろいろ読みたい!と思い、本屋さんでおすすめされていた「木曜日にはココアを」を読んだ。12個の短編集になっている。1番好きなのは、のびゆくわれらが1番好きだった。中学生の時に受けた国語のテストの問題に出てきて、解くよりも面白くて何回も読んでいた思い出笑 数年ぶりに読んでも、とてもよかった。人との繋がりがあってこそのささやかな幸せがあるんだなと感じた。サラサラ読めて読書苦手な友達に貸したら「たまには読書もいいもんだね〜」なんて言われて超嬉しかった。ほっこり温まる良い作品。ココア飲みたい!!

    19
    投稿日: 2024.05.16
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    再読。読むと身体の芯からじんわり温かくなる感じ。ココアという柔らかい響きにぴったりな素敵な作品は何度読んでも温かい。 人と人の縁っていいなあ、としみじみ思う。

    2
    投稿日: 2024.05.15
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    慣れてしまったとたんに色あせていく幸福は、不幸であることよりも寂しい。 好きを素直に感じるだけで、体中が満たされる。 神様、ありがとう。私に「好き」をくれて。 この最大のギフトを、しっかり受け取ることができてよかった。 人目を気にして自分をごまかさないでよかった。 どんなに苦しくても、どんなに先が困難に思えても、「好き」さえあれば乗り越えられる。 お風呂に入ってる間に読めちゃうライト版

    1
    投稿日: 2024.05.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    いろんな人間関係の織りなす物語。みんな誰かと繋がってるんだと感じる心温まるエピソード集。ただ、所々、前世の話が出てきて、そこは「ん?」となってしまった。 人それぞれお気に入りの章があるはず。私は泰子さんの章かな。こんな友達いーな、と。

    0
    投稿日: 2024.05.12
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    読みやすい短編集、なんだけど、すべてが少しずつ繋がっているので、実質は長編なのかもしれない。 ライトな作風で、個人的には好みに近い。 物語のところどころにシドニーの描写があることから、おそらく著者の青山氏はシドニーで暮らしたことがあるのだろうなと想像しながら読んだ。 このあたりも含め、私の推し作家の一人と似通っているなぁと感じる。だから、馴染みが良いのかも。 読みながら、最初こそ相関図を頭のなかで作って辿っていたけれど、途中からやめてしまった(笑) 一節(?)ごとが本当に短く、手軽にさくっと読めるのが良い。

    6
    投稿日: 2024.05.12
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    本当に心が温かくなりました。 言葉遣い、描写が素敵ではっとさせられる言葉もあり、読んで良かったです。

    4
    投稿日: 2024.05.07
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    人との繋がりを温かく描いていて読んでいてほっとする。 すごく優しく書かれてるためあまり本を読まない人にもおすすめな本だと思った

    2
    投稿日: 2024.05.07
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    やさしい、小説 オムニバス形式というのか、本当に短いエピソードが、連なっていくように東京とシドニーの物語が綴られている。 特に大きく繋がっているとか、驚きの展開があるわけではないのだけど、それぞれのストーリーにほっこりとしながら読み進められる。 文章も易しく、内容も優しい。 だれかにプレゼントするのにも、いいかもしれないと思った。 オーストラリアに行ったこともなければ特に思い入れがないのでなぜ東京とシドニー?と思ったけど、連載してた雑誌がオーストラリアの関係雑誌?とかで、このようになった様子。

    1
    投稿日: 2024.05.06
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    「お探し物は図書室まで」を読んでから、すっかり青山美智子さんのファンになりました! ほっこりして読みやすく、感動もするし、短編なのですが登場人物が全ての物語で繋がっているのですごくわかりやすいです。

    1
    投稿日: 2024.05.06
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    義母から借りたもの。 自分の考えを変えることによって同じ人が違う人に見える(受け止め方を変える)良さを再認識。わかっちゃいるけどなかなか難しい。 きまじめな卵焼きが良かった。私だったらこんな輝也さんみたいな素敵な言葉かけられないなと(思いつかないから)反省した。 この主人公の頭の硬いところというかこうしなければならないと自分で自分を縛りすぎる所が見ていて疲れるからすこしイライラしたのもある。気持ちは分かるんだけどね。余裕がないとこうなりがちかな。気をつけよう。

    3
    投稿日: 2024.05.06
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    「人生で1番いい!」そう思った本。 12の短編があるけど、その12の人が少しずつつながりがあって、それぞれが優しさや温もり…とにかく幸せに包まれている。そして、読んだ自分も幸せに包まれた。 自分が職場の先輩や同僚から「支配人」とか「ホテルマン」とか呼ばれることがあって、自分もお接待のようなことが好きだったり、人と人をつなぐ人になりたいと思っていたりする。そんな自分と、この本の「マスター」がつながっていて、すごい! 読書好きで、とにかく人に優しい先輩で、ゴールデンウィークにカナダのホストファミリーが日本に遊びに来たと言ってたし、 そして、ワーホリでオーストラリアに行く同僚も! そして、この本は妻のお父さんの書棚でたまたま見つけて「リカバリーカバヒコ」読んでる途中だったから目に入った物…

    2
    投稿日: 2024.05.06
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    ほっこりするお話の短編集。 好きな人、好きな場所、好きなもの、好きな色、みんなそれぞれ自分の大切なものがある。人と同じでなくてもいい。好きなことを素直に好きと思える気持ちが心を前向きにするんだなぁ。

    9
    投稿日: 2024.05.04
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    お話全てにマーブルカフェが絡んでるのかと勝手に思ってたからちょっと肩透かし でもそれぞれの人がちょっとずつ繋がって日常が紡がれていく感じがとっても暖かかった

    1
    投稿日: 2024.05.03
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    ようやく読めた青山美智子さんのデビュー作 『木曜日にはココアを』 全12編がゆるく繋がる連作短編集 とっても穏やかでハートフルな内容だが、既にデビュー以降の作品を幾つか読んでおり、おまけに本作のスピンオフ作品と言われる『いつもの木曜日』を先に読んだ為、既読感が半端ない。 冒頭読んで直ぐに、あ〜しまった!と気付いた。 青山美智子さんのお得意パターンと思われる数珠繋がり式が、新鮮味が無く、私の中でマンネリ化してしまっていた。 全てのお話が優しく温かいのだが、リアリティが感じられず、最後まで作り物感が払拭出来なかった。余りに現実離れしていると、感情移入が難しい。 作中、個々のパーソナルスペースを無視して話し掛ける場面が多いのだが、短編だとその人物像が深掘りされないので、一歩間違えば変態かストーカーやん!と突っ込みたくなる。 こんな人達、実際に居たらひいてしまうだろう。 そしてラストは、まさかの両思いで、はい、めでたしめでたし・・・ うーん、どうなんだろう。 小綺麗に上手く纏まった感が違和感あり過ぎて、私にはどうにも馴染めなかった。 もしかして年齢のせいかも?笑 期待値が上がり過ぎたせいかもしれないが、このパターンは何度も使われると読み飽きるのだと、痛切に気付かされた。 今度は、違うパターンの青山美智子さん作品を読んでみたいと思った。

    35
    投稿日: 2024.05.03
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    何かと話題にのぼり、読みたいリストに複数入れていた青山美智子をやっと読めた。 よくある同じ世界線で主人公が変わっていくタイプの短編集で、テーマの色との連動性がどれも素敵な作品だった。 この人前の作品のここで…とか、あの人が言ってた娘がこの人とここで関わるんだ、とか、いろいろ行ったり来たりしながら読むのも楽しかった。 全体を通して柔らかな、爽やかな文体でとても読みやすかった。 別の作品も楽しみになった。

    1
    投稿日: 2024.05.02
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    とっても素敵な本でした。 ひとつひとつの話は短いけれど、どれもあたたかくて、全て繋がっている。最初のお話が最後に繋がったとき、なんだか泣きそうになりました。 この本を読んでいて、なんだか最近の自分は生き急いでいたなと思いました。焦らなくていい、ゆっくり生きていいんだと思いました。

    15
    投稿日: 2024.05.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    東京とシドニー、二つの都市を舞台にした、十二編のショートストーリー。 ・ 短い物語の中に、人を想う優しさが溢れていて、心が温かくなりました。 登場人物の繋がりは、奇跡的に感じたりもしたのですが、自分が気づいていないだけでこういうこともあるのかもしれないと、想像しながらの読書が楽しかったです。 人と人の繋がりに感謝したくなる、そんな作品集でした。

    0
    投稿日: 2024.05.01
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    Facebookの読書グループでおすすめされていたので読んでみました。 短編だけど、1つ1つのお話がつながっていく。 どのお話も暖かくてココアのようにじんわりと心に沁みる。 近くにこんなカフェがあったらいいのにな。 あっという間に読了しました。

    1
    投稿日: 2024.05.01
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    短編集で登場人物はそれぞれ違うけど、全体で繋がっている。人の繋がりの不思議さ、大切さを知るような一冊。 とても穏やかな時間と、癒し。

    0
    投稿日: 2024.04.29
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    心が温まるお話がギュッと詰まった作品。 短編集でありながら、全員が主人公になるよう話が繋がっているのが良かった! 老夫婦の奥様視点のお話がとっても素敵。 疲れた時に、温かいココアを飲みながらまた再読したい。

    2
    投稿日: 2024.04.29
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    青山さんの本、2冊目でした。 あっという間に世界に引き込まれて、読み終わってしまう。ひとつひとつのお話が魅力的でキラキラしているのですが、そのお話が他のお話へと繋がっていく世界観、今回もやっぱり引き込まれてしまいました。 初めのお話と最後のお話は読んでいるこちらが少し恥ずかしくなってしまいそうな、でも温かい気持ちになる素敵な偶然が核になっていて、少し心が荒み気味だった私ですが口元がゆるんでしまいました。 青山さんの本、制覇したい!

    4
    投稿日: 2024.04.26
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    12のお話が載っている短編集。 それぞれ同じ世界線の違う人物目線の話です。 全てのお話に、次の話に登場する人物の伏線が張られています。 他の短編で登場した人物が登場することも多く、12番目の短編が1番目の短編とリンクした時にはその上手さに感嘆しました。 唯一気になったのは、(それが良さではあるものの)伏線に気が向いてしまい、短編を読んでいる間、次の短編は誰目線の話でどのように関わっているのかが気になってしまうところ。 小説を読むのは久しぶりでリハビリ気味に読みましたが、ウェイトも重くなく内容もほっこりする 内容で読みやすかったので、オススメです。

    1
    投稿日: 2024.04.26
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    やっぱり、青山美智子さんの本好きです。 「きっと知らず知らずのうちに、わたしたちはどこかの人生に組み込まれている。」 この一言に集約されているような連作短編小説。人との出会いを大切にしなくちゃなぁと思わせてくれる優しくて、オシャレで、心温まるお話たちでした。

    3
    投稿日: 2024.04.25
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    ほっこりしていて心が暖かくなる作品です。 そばにいてくれる人を大切にしようと改めて思わせてくれる素敵なお話です! マーブル・カフェあったら通ってしまいそうです!

    7
    投稿日: 2024.04.22
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    何度読んでもいつも新鮮な感動があります。素敵な12編のお話。ひとつひとつは独立した話でありながら、どこかつながっていく不思議なご縁。いつも暖かな気持ちになります。

    0
    投稿日: 2024.04.22
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    ほっこりしたい時に読むべき短編集。シドニーがよく出てきます。緑の話が好きだなあ。 世界は思いの外優しいのかもしれない、心温まる。ココアさん、良かったね。

    2
    投稿日: 2024.04.21
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    ブクログユーザー様の本棚でよくお見掛けし、しかも皆様こぞってベタ褒めしている青山美智子さん。 そんなに良いの?ホントに?ホントにホントにホントに・・々々・・・(Ⓒ富士サファリパークのCM) と、前々から気になっていたので、満を持して(?)“青山さん入門書”的なこの作品を手に取ってみました。 本書は川沿いの桜並木の側にある喫茶店〈マーブル・カフェ〉を始点とした、オムニバス短編12話が収録されております。 うん、普通にええ話でした~。 読みやすくて、各話の登場人物達が絶妙にリンクしているのも楽しいですね。 東京を舞台にした5篇とオーストラリア・シドニーを舞台にした7編の構成で、すべてのストーリーに“色”のタイトルがついているので、さながら12色のプリズムのようなキラキラした素敵な内容でございます。 私は、しょっぱい現実から逃避する為に読書をしているようなものなので、基本的にハートウォーミングなお話が大好きです。 ですので、本来なら本書も“大好物”な部類ですし、前述の通り“素敵な、ええ話”という感想は確かに持ったのですが・・なんていうか、こう・・“思ったより刺さらなかったなー”というのが本音だったりします。 何でだろう?ハードル上げすぎたかな・・? 恐らくなんですけど、文体がキラフワでポエミーすぎるっていうのが、ちょっとあるかな・・と(^-^;。 特に、最終話「恋文(White)」のラストの台詞には“寒い!逆に寒いよ!”と、つい思ってしまった自分に、“ここは、ほっこりするところだろうが!”と自分でツッコんでしまいました。 何だか、色々書いてしまいましたが、心温まって優しい気持ちになれる内容なのはホントなので、そうですね・・飲み物に例えるなら“ココア”のような作品かな~?ってことでw(´▽`;)ゞ 今度また、別作品にもチャレンジしてみようと思います~。 ところで、余談ですけど5話目「めぐりあい(Red)」で理沙さんのお相手の名前が、“ひろゆきさん”で、しかも終始ひらがなで“ひろゆき”と書かれていた為、どうしても“某論破王”の顔がチラついてしまった次第です~(もしかして、これが刺さらなかった理由か?( ゚д゚)ハッ!ツ)。

    40
    投稿日: 2024.04.20
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    短編が1つに繋がっていく中で、人と人との不思議なつながりを改めて感じた本だった。 これこそ『縁』なんだろうな。 温かい気持ちになれた。

    2
    投稿日: 2024.04.19
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    自分で考える自分、自分が考える相手、自分が考える周りの環境。それらは全て自分の側から見たもの。少し日常から離れ、客観的に見ると、違った面が見えてきて、苦しかったことが優しい気持ちに変わることもあること。そんなことに気がつける時間を持つことの大切さを、教えてくれた。連作短編の、謎ときではないけれど、発見もあり、とても楽しい作品。

    5
    投稿日: 2024.04.19
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    12の短編が少しづつ繋がっていて、それぞれのテーマカラーがらあり、優しくほっこりと、一気に読んでしまいました。相関図を書きたくなる。さすが青山先生。久しぶりにココアを飲みたくなりました。 私的には各話が短すぎてサラッと流れてしまって、少し物足りない感じがしました。

    16
    投稿日: 2024.04.16
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    登場人物がみんな温かくて、読み終わった後優しい気持ちになりました。自分の人生と他の人の人生は関わり合っているのかもしれない、と不思議な縁を感じる本でした。2度読んだら、「ここでこの人とこの人も繋がっていたんだ!」と新たな発見がありました。

    2
    投稿日: 2024.04.16
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    人と人とが一冊を通して繋がっていくお話し。自分の近しい人でも色んな人と出会っていて、色んな所に繋がっているんだな。自分の元気が出るお気に入りの場所を探したくなる。

    1
    投稿日: 2024.04.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    217ページ 4月6日〜4月6日 必ず木曜日に来て、同じ席でココアを頼み、エアメールを書くその人を『ココアさん』と呼んでいた。ある木曜日、いつものようにやって来たココアさんは、涙をこぼしていた。人知れずがんばっている人たちを応援する、一杯のココアから始まる温かい12色の物語。 短編集だけど、主人公がリレーするように少しずつ重なりながらも、違う世界を見せてくれる。読みやすく、どこと誰と繋がるのだろう、とワクワクする感じもあった。名前も知らないお客さんを『ココアさん』と名付けて呼んでいた彼もまた、彼女から『ココアさん』と呼ばれていたことが最後にわかり、ほんわかとする。

    11
    投稿日: 2024.04.13
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    『お探し物は図書室まで』で癒され、青山さんの作品をもっと読みたくなり購入。 12の短編から成る心温まる連作短編。1つ1つの話が短くテンポがいいのもページの余白も心地よく、疲れた心に沁みわたる。 家事育児が上手くいかない自分と重ねたり、結婚相手とおじいちゃんおばあちゃんになっても仲良くいたいなと思わされたり、手書きの手紙ってやっぱりいいよねと手紙を書きたくなったり、お気に入りのカフェを見つけてみたくなったり。 「きっと知らずのうちに、わたしたちはどこかの人生に組み込まれている。」これは忘れずにいたいなと思う。 個人的に好きな木曜日×個人的に好きなココアがついたタイトルで、表紙の写真もかわいいし、カバーの質感もとっても好きで、読む前からもうずっと本棚に置いておきたい、と思っていたが、読了後も変わらずそうしたいと思える一冊。 続編は、また心が疲れたときに取っておこう。

    33
    投稿日: 2024.04.12
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    3月まで仕事が忙しすぎて心も体も疲れ切っていて、やっと少しだけ合間の休息が取れてる時期。本を読みたいけど、時間がなさすぎてand毎日頭を使いすぎて読む気力も湧かない…という状況から少し脱し始めて、少しずつまた本を読めるようになってきたいま「お探し物は図書室まで」での読書体験がもう一度欲しくなって手に取った本。青山さんの本はヒーリング効果があると思います。読み始めて4時間ほどで一気読みして、心がポカポカしている感じ。 一遍一遍に繋がりを持たせた、短編集のようなひとつの作品。いろいろな立場の人が、それぞれの立場で何かに気づく話は、疲れ切った心に染みます。相対的に3にしているけど、次の抹茶本も買おうとすぐさま思ったし、優しく癒される本なことは間違いなし。また読書に埋もれたい〜と思いわせてくれる一冊でした。

    2
    投稿日: 2024.04.11
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    互いに「ココアさん」と呼び合う関係が凄く良い。数珠繋ぎのように、それぞれの登場人物の物語が展開する連作短編集。どの話も温かでほっとするような話ばかりで、心が洗われるようだった。

    37
    投稿日: 2024.04.09
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    少しずつ繋がっていくのが楽しく読める作品だった。 私は、「半世紀ロマンス」が一番好きだった。 「本当の優しさって、」という台詞が自分の中の霧を晴らしてくれるような気持ちになった。

    11
    投稿日: 2024.04.08
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    短編だけど、脇役が次の短編の主人公になり、最初の短編から最後の短編まで繋がっていきます。 そして、最後の短編から最初の短編につながり、伏線回収していきます。 全体的に派手さはなく地味だけど、心温まる内容になっていて癒されます。 他の方もコメントしていますが、大変読みやすいので読書初心者にはお薦めです。

    9
    投稿日: 2024.04.05
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    章が短く、すっきりまとまっており読みやすい印象。難しい熟語や言い回しも出てこないので、普段本を読まない方にもオススメです。 ストーリーは一章読み終えるごとに温かいココアを飲んだような心が温まる味。それぞれの登場人物に小さな繋がりがあり、またそれぞれに悩み事や嬉しいことがある。マーブルカフェみたいな素敵な喫茶店を見つけたくなります。 ミステリー疲れした時にもまた読みたい。大切にしたい本の一冊。

    8
    投稿日: 2024.04.04
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    職場の同僚とお気に入りの本を交換して、貸してくれたのがこの本。 相関図を書きたくなるくらい繋がっていて、人と人の優しい関係に心があたたかくなった。

    3
    投稿日: 2024.04.03
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    めちゃめちゃ最高です! 人と人が繋がりあってまわってる日常。 みんなもろくて何かの拍子に壊れてしまいそうな不安を抱えながら、でもかかわる人の温かさで幸福へと誘われる。 この本は手放したくないと、切に思いました。 青山ワールド全開ですね。笑

    4
    投稿日: 2024.04.03
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    どのエピソードにもわたしのカケラがあるように思えて、これからどう生きるかを考えている私にとって心揺さぶられるお話しだった。自分の奥にある大切なものをじっくり見極めてこれからの選択をしていこうと思う。

    7
    投稿日: 2024.03.31
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    心温まるストーリー 自分の目何気ない一言、行動が、知らない間に誰かを助けてることもある 自分もきっと誰かに助けられてるし、 もしかしたら自分の言動が誰かを助けてたかもしれない 人ととの関わりを改めて大事にしようと思えるはなしでした

    0
    投稿日: 2024.03.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    カフェのマスター →店員 →その店に訪れる客 →繋がっていき途中マスターが登場しつつも最後に店員に戻る 青山さんの作品は軸になる人と関わる人との物語が展開される。ある側面では不遜な印象でも別の見方や、その人の考え方の転換点が加わると優しく物語が進んでいく

    0
    投稿日: 2024.03.31
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    行きつけの喫茶店で見つけて、コーヒーを飲んでいる間に読んだら 凄く面白くてスラスラ読んでしまった。

    0
    投稿日: 2024.03.29
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    青山美智子さんのデビュー作。12のホットするストーリーからなります。登場人物が20人ぐらい?なので、誰やったっけ?と、戻り戻りしながら楽しみました。

    26
    投稿日: 2024.03.28
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    カフェでバシャンと大きな音で何かを落とした人がいても、きっと今の私は微笑んでしまう。とても柔らかな心で。 川沿いにある桜並木に佇む喫茶店「マーブルカフェ」から始まる12の物語。各話の主人公たちの人生はどこかで繋がっている。「きっと知らず知らずのうちに、わたしたちはどこかの人生に組み込まれている」知らない誰かに救われ、また自分も誰かにとってそういう存在になっているのかもしれない。 12の物語にはそれぞれに色名が付いており、どれもとても優しく温かい。カフェや公園で読みたいなと思う。緩やかに話は進んでいくが、はっとする言葉も散りばめられており、自分に重ね合わせ気づきを得る。 青山さんのフィルターを通して描かれる世界の空気感がとても心地よい。マーブルカフェから始まり、海を越え最後はマーブルカフェに帰ってくる。この世界は人々は繋がっている、そう思うと少しだけ優しくなれる気がした。ココアを飲む時のように。

    10
    投稿日: 2024.03.26
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    「抹茶カフェ」を読んだ時にも感じたが、人はみんないろいろなことを抱きながら生きているんだなぁと思った。時々人に腹が立つこともあるけれど、もう少し背景にも目を向け、寛容でありたいと反省させられた。そんなあったかい物語だ。

    17
    投稿日: 2024.03.25
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    もう全体的に優しいストーリー。好き。 短編だけどどんどん繋がっていく感じが読んでいてワクワクするし読むハードルを下げてくれる。言葉一つ一つが優しく包み込んでくれる感じ。この作者さん、青山美智子さんっていうんだ、調べてみよう… 緑の画家さんみたいに好きなものを追求するの、素敵。 私も淡色がすきだけど、具体的にどーゆーのが好きなのかが気になってきた!もっともっと掘り下げられるはずだ。好きな物にもっともっと触れよう。 青山美智子先生のXをついフォローしてしまった。 次は何を読もう。

    1
    投稿日: 2024.03.25
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    短編集だけど全ての物語が繋がっている。 最後の「恋文」がとても素敵だった。 美しい恋文でした。 ただ登場人物の繋がりが少しごちごちゃごちゃしてしまったので読み直した。

    0
    投稿日: 2024.03.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    『繋がり』という言葉に身構えなくても、生きてるだけで、日々の生活で誰かと繋がっていて、知らないうちに誰かに救われれていて、知らない誰かの役に立っているのかな。そう思うことで、ちょっと元気になれれば、それでよし!

    2
    投稿日: 2024.03.20
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