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木曜日にはココアを
木曜日にはココアを
青山美智子/宝島社
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総合評価

1699件)
4.2
680
623
284
31
8
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    12の話が人と人との繋がりを作り、あたたかな未来を連れてくる。 東京の小さなカフェで始まりオーストリアまで幸せが駆け巡る素敵なお話しでした(^ ^) 暖かな気持ちで暖かなココアを飲みながら…

    11
    投稿日: 2022.02.05
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    短編小説なので初心者の私でも読みやすかったです♪ 誰かが誰かを知らないうちに救ってる。 凄くほっこりするし、自分も少しでも誰かを救えてたらいいなぁ✨と思えた1冊でした♪ ただ登場人物がちょっとだけ多いように感じて、挫折しそうになったので、星4つにしてます あるストーリーにあるお花の名前が出てくるのですが、花言葉を調べてみるとキュンキュンしました❤️

    1
    投稿日: 2022.02.03
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    自分の歯車を動かすことで周りのひとの歯車が作用する。それが連鎖して自分にも変化をもたらす。ひとを通じて社会はつながっていると実感できる小説。

    0
    投稿日: 2022.02.03
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    この章で主人公だった人が、次の違う人が主人公の章で登場する話、その人のことが違う角度から知れてとってもすき! ココアのようにほっとこころあったまる本でした☕️

    0
    投稿日: 2022.02.01
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    これは幸せで優しくて、心キュンとする素敵な一冊。 巡り巡るのは人と人との環。だれもがこんな豊かな心で生活できる社会であってほしいし、自分もその一員にならないと。

    3
    投稿日: 2022.01.31
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    あーとっても素敵。冬に読んでよかったです。温かくて、運命を信じたくなる。美味しいものと、好きな色と、人とのつながりが自分を作ってくれている。私は「半世紀ロマンス」が好き!ホットココアが飲みたいなぁ

    1
    投稿日: 2022.01.30
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    とある川沿いのカフェから始まり、そこからつながる人々のささやかな物語をつないでいくというちょっと変わった構成の小説。 前の話に少しだけ出てきた人が次の話の主人公になっていくので、よく考えたなーというのが本音。 出てくるには30第半ばの女性が多く、何かしら悩みを抱えているけど、各話でなんやかんや前向きになるので元気が出る。 最後はうまい事まとまっておりました。 気軽に読めてホッとできる作品でした。

    1
    投稿日: 2022.01.29
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    お菓子の詰め合わせのような、心がホッと温かくなる連作短編集。個人的には、連作短編でも章が細かくなりすぎると心には残りにくいかな。

    0
    投稿日: 2022.01.29
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    一つ一つの短編が、紡がれる言葉が、宝石みたい。 心がほぐれて、優しい気持ちになれる。 心が固くなっていると、この物語を十分に味わえないから、 私もあったかいココアを入れて深呼吸をしながら、この本と向き合いたい。

    1
    投稿日: 2022.01.29
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    図書館のおすすめで見つけて、題名に惹かれて読みました。12個の短編集なのですが短編集の中の小さな出来事が繋がっている、12人の物語です。 とても読みやすくて気づいたら読み終わっていました。ほっこりできるような優しい物語です。

    0
    投稿日: 2022.01.27
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    「マーブル・カフェ」からスタートして、再び「マーブル・カフェ」に戻ってくる連作集。読みやすく、心がホンワカする。卵焼きのお話が良かった。「月曜日の抹茶カフェ」を先に読んでしまったので順番違ってしまってけど読みました。作者さんがシドニー生活してらしたから舞台が生き生きしていたのですね。10月のジャカランダの紫のアーチを見てみたいと思いました。

    3
    投稿日: 2022.01.27
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    タイトルと装画に惹かれて購入。 マーブルカフェから始まる12の物語。 ほっこり好きな人にはおすすめの1冊。 ミニチュアの装画は田中達也さん Twitterでフォローしました。本当素敵!

    3
    投稿日: 2022.01.26
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    喫茶店マープル・カフェから始まり、シドニーへと広がる小さなお話たち。 自分の可能性を信じたくなる。 人と人の繋がりを大切にしたくなる。 そして、優しさを纏いたくなる。 そんなお話たち。

    1
    投稿日: 2022.01.26
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    言葉に温かさを込める天才。 短編集なのに1つずつ繋がっていて、次は誰の話なのかワクワクしながら読める。 サラッと読めるのに、1話ずつほっこりして 作者の、人の温かさをとても感じる。

    2
    投稿日: 2022.01.26
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    凄くほっこりします。 ただの短編集ではなく、一人一人が繋がっていて、長編を読んでいる感じです。 主人公が変わっていくので、それぞれの心情を知ることができ、とても面白いです。 学校の朝読書や、夜疲れた時など、癒されたい時におすすめです! ぜひ読んでみてください!

    0
    投稿日: 2022.01.23
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    私もオーストラリアに縁があるから、シドニーの描写や海外で感じることに懐かしさや共感を覚えた。そして日々感じる今を大切に生きること、自分で一歩踏み出すことが描かれていて背中を押された気分になった。

    0
    投稿日: 2022.01.23
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    とても感動する一冊だった。 重すぎず、サクッと読めるけど心に響く。 久しぶりに素敵な一冊に出会えた。

    1
    投稿日: 2022.01.23
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    ひとつのカフェから 繋がる人と 繋がる物語 ホッとひと息つきたい時に この一冊を手に取れば 1杯のココアを飲んだ時のように 気持ちが温かくなる 全てが繋がった時 じわ〜んとココアが心に沁みた

    2
    投稿日: 2022.01.21
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    それぞれの話が繋がっている、少しずつ垣間見える感じ。 最後から2話目は…なんか不思議と込み上げてくるものがありました。 涙とは違う…鳥肌ものでした。 皆さんの評価が高いのも納得です。 青山さんの他の本もほっこりしたい時に少しずつ読んでみたいと思いました。

    1
    投稿日: 2022.01.21
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    点と点が繋がって線になってる物語。 とても癒されたし感動して涙が出た。 定期的に読み直したくなる本だなぁ。 本当にココアのような ほっこりした小説。

    6
    投稿日: 2022.01.20
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    川沿いの桜並木の端っこに、ひっそり佇む「マーブルカフェ」。そこで出される、一杯のココアから始まる、東京とシドニーをつなぐ12色のストーリー

    1
    投稿日: 2022.01.19
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    癒されたぁ。意外な形で登場人物たちが繋がって、最後の締めくくりにまたほっこり。優しくひたむきな姿に元気をもらえる。出会いを大事にしたいとしみじみと感じた。

    27
    投稿日: 2022.01.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    周りまわって一つの物語となっているところが良くて、ほっこりし最後のココアさんにはキュンとしました。個人的にはオレンジさんと魔法の彼女のところが好きでした。

    1
    投稿日: 2022.01.17
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    自分にとって、癒やしの物語たち。 7.カウントダウン greenは、ストレスいっぱいの日常で求めていた場面そのもの。

    11
    投稿日: 2022.01.17
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    青山さんの本は心が解けていくような暖かさのあるお話しばかりだなあ。 とても癒されたしリラックスできました。 「ココアさん」から「ココアさん」への最後の恋文がたまらなくよかった。 「いつもの場所です。好きなところにいるだけで、元気になることもあると思います」 わたしにもそんな場所がほしいなと思った。いろんなところに出かけていろんな人と出会って、いつもの場所を見つけてみたいな。

    4
    投稿日: 2022.01.17
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    道がまっすぐかどうかというよりも、曲がりくねった道をがんばってまっすぐ歩こうとしてるならいいんじゃないかなって、僕は思います。 うーん、全体的に好きな方式であるというだけで、そこまでではないかな。一個一個のエピソードもそんなやし。まあ大勢が繋がってるねって気持ちよさだけかなー。 でも、最後のラブレター渡すときのお熱いので、お気をつけください、だけは良かったな笑 まあでも続編買うほどでもないかなー

    1
    投稿日: 2022.01.16
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    少しずつ点と点が繋がって線になって、最後は円になる感じ。 ココアのような温かさが味わえる1冊。 こういう本好きです。

    1
    投稿日: 2022.01.15
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    青山美智子さんの作品の中でも、好きな方。 恋に恋した。愛し愛したい。色にまつわるエピソードも秀逸。個人的にはオレンジの話が一番のお気に入りです。

    2
    投稿日: 2022.01.13
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    短編になっていてとても読みやすかったです。 登場人物も全ストーリーを通じて繋がっていて、個人的にはとても好きな構成でした。 ただ、登場人物が多いので、この人どこで出てきたっけ?となることが少しありました。 もう一度読み返すきっかけにはなるので、そこもまた味なのかなと思います。 少しの恋愛要素もあり、続編にも期待です。

    0
    投稿日: 2022.01.12
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    登場人物がつながるつながる。 この人はあの時出てきた人だって思い返しながら読めて、心のあったかい人たちが紡ぐお話でした。 感性が豊かな人は些細な幸せを感じ取ることができるんだろうなぁ。自分もそうなりたいなぁ。 とりあえずマスターの正体が気になるところでした。

    1
    投稿日: 2022.01.12
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    好きなテイストの連作短編集なのだけど、私には甘すぎた。途中まではいいんだけど、中盤以降がどうにも残念。 ストーリーが都合いいのは気にならないんだけど、ちょっとスピリチュアルめいた要素が加わるからと言うわけではなくてその登場人物にとってのリアリティが感じられなくて絵空事って感じがしてしまいました。 途中まで面白く読んでいたので残念。

    1
    投稿日: 2022.01.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    新年1冊目なので、優しい本がいいなと思ってこれにしました。 短編集ですが、登場人物がつながっていきます。 やさしい文章なので読みやすく、ハッピーエンドです。 私達は、生活していれば必ず誰かと関わります。 交差する、という感じ。 行きつけのコンビニで店員さんが、「いまトラックきますよ」と言ってくれただけで、いつも買うサラダを覚えててくれてると、ほっこりしたり。 友達、幼馴染み、勤務先の人、になると、関わりがより深くなるので、 その言葉や考え方に、少なからず影響を受けます。 自分主体だと「受ける」になりますが、「与えてる」かも。 さらにマスターみたいに、ジョイントの役目を自覚してる人がいたら、人生が好転しそうだなー。 (見る目があるって、すごい才能!) ブルーは聖母の色。マザー・テレサの修道服の真っ直ぐな青いラインはその象徴、というのが、 印象的でした。 新婚旅行先をシドニーと言ったとき、ひろゆきさんが、「どこでもいいよ」ではなく「ダメだ」でもなく、「調べるよ」と言ってホントに調べてくれたところ、こういう人いいなって私も思いました。 私は、グリーンの物語が1番好きです。 この彼女は、緑が大好きで大切に思っています。 改めて考えると、誰でも好きな色があって、 紺がいいよねって言われても、私は赤がいいとか、色だけは好きなものを自覚していて流されない。 相手に合わせるときも、合わせる選択を自覚している。 赤であっても、この赤、というものがある。 こういう確固たるものって意外に色だけかも。 安心するものが生物とは限らず、場所や物や色やイメージ、など、様々だということ、よくわかります。 この子がマスターに「行ってみたらいい」と言われてシドニーに来たこと。マークが持ってきた絵をみたマスターは、あのときの彼女だって気づいただろうなって、やったーという気持ちがしました。 この子が緑の中で「愛されている」と初めて感じれたとき、読んでて涙が流れました。 2度と会わない人だから、関係ない人だから、と、 横柄や邪険な態度をとることだけは、けしてしないようにと思いました。 ひとつだけ、ボタニックガーデンの男の子は、誰だったのでしょう? 妖精かな。。。笑

    4
    投稿日: 2022.01.09
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    心がポッとなった。 じんわり暖かくなる気持ち。 特にグリーンの話が私は好きだった。 好きな場所で絵を描いている情景と空気感が感じられる描写がいつかの記憶を思い出して爽やかな感じがした。

    3
    投稿日: 2022.01.08
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    冬の寒い時期に読むとココアのように、心がほっと優しい甘さになり暖かい気持ちになれます! 木曜日にココアを飲む習慣付けたいと思いました笑笑

    5
    投稿日: 2022.01.06
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    帯に書いてあったことが的確すぎて、言葉をお借りして申し訳ないのですが、これは読むココア。 最初はちょっと熱くてふーっと冷ますと心地良い温度が甘くじんわり染み渡る。 私は普段甘いものを好んで飲まないけれど、神保町ミロンガのホイップの乗ったあのホットココアが恋しくなった。

    1
    投稿日: 2022.01.06
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    たった一杯のココアや一言で人々が繋がり、誰かが誰かを思う。ココアのように優しくあたたかい気持ちになりました。

    6
    投稿日: 2022.01.05
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    幸福感に包まれた作品だった。 まさにホットココアのような、温かく心を潤し溶かす様な幸福感があった。 砂糖の入っていないココアは苦くて、それを生活に当てはめると上手くいかないこともあったりする部分と似てて、みんなが飲める様にするにはそこにミルクチョコを入れて溶かしたり砂糖を入れたりする過程があって、その砂糖とかチョコレートを「大丈夫だよ」と言いながら渡してくれる様な作品。 たまに飲みたくなるココアの様な甘い安らぎの時間が欲しい方には是非。 あと、終章の続きを読みたいです笑 green の章がお気に入り

    9
    投稿日: 2022.01.04
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    マーブルカフェみたいな、知る人ぞ知るような こじんまりとした落ち着けるカフェっていいなぁ。 これから、そんなカフェがないか探してみたい! 「正しい謙虚さというのは、正しい自信」という言葉がすごく刺さった。 自分に自信があれば、誰かに認められようとか、褒められようと思う必要がないから、わざわざ自慢することもなく、謙虚でいられるんだと思う。 自分を卑下するような謙虚さじゃなくて、自分を認めているような「正しい謙虚さ」を持っていたい。

    6
    投稿日: 2022.01.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    何と心が温まる物語であろうか オムニバス形式で、最初の物語の主人公と、最後が繋がっており、大変綺麗にまとめられているかつ、心理描写が所々オシャレで読み入ってしまった 心情を伝える比喩表現がとても明快なのにオシャレでとても好きだった この先生の本何冊か読んでみたくなった

    1
    投稿日: 2022.01.03
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    12編の連作ショートストーリー。 とても優しい、ほっこりするお話たち。 一編が20ページ前後の本当に短いお話なので、絵本を読んでいるような感覚でした。 個人的には、二人のココアさんのその後を長編で読みたいです。

    37
    投稿日: 2022.01.03
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    こんなに本の世界にのめり込むことは珍しい。 でもそれぐらい引き込まれるし、心がほっとする。 構成的に12編の短編なのだが、1つの出来事が続いていくと言う展開がとても良かった。次回作もまた読みたい

    3
    投稿日: 2022.01.01
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    シドニーの情報誌で連載されていた小説が単行本になったそうで。 だからシドニーばかりだったのか!しかも筆者もシドニーで勤務してたんかい! 12のお話が優しく繋がって円を描きます。 個人的には本作よりも『お探し物は図書室まで』の方が好き。あー、デビューしてからもお上手になっているんだなあと実感。

    1
    投稿日: 2021.12.31
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    桜並木のマーブルカフェを中心に、主人公が代わりながら進んでいく短編小説集です。 それぞれにキャラクターが設定されていて「ああ、そういうことだったのね」と伏線回収されていきます。悩みや痛みを抱える人が、最後ちょっと救われて、ほっこりするのですが、逆にみんなハッピーエンドなので終盤になると先が見えちゃうところが⭐︎−1かな… ちょっと物足りない感じ?

    0
    投稿日: 2021.12.30
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    ゆるく暖かく人と人がつながっていく短編集。 出会った人の潜在的な能力を見抜き、世に出る手助けをするマスターが魅力的。 緑色が好きな女性が気になった。 どんな絵を描くんだろう。もう少し掘り下げた話も読んでみたい。

    3
    投稿日: 2021.12.29
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    短編集がリレーのように繋がっていく感じがすごく好き。青山美智子さんらしい心温まる、ちょっと勇気が出るようなそんな作品。

    0
    投稿日: 2021.12.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    青山美智子さんの本を読むのは3冊目。 12編の短いストーリー。 どれも暖かく、ホッとする話。それぞれ登場する人々がリンクする青山さんらしい作品だった。 最後の話は少し出来過ぎ感はあったけど・・・ 全体的に綺麗にまとまっていて完成度は高いと思う。 ☆3.5くらいです。 表紙のミニチュアもかわいくて、人物がなんとなく再現できていて良い。 以下良かった箇所を引用。 第9話 人と人、自然と生物とがどんなふうに関わり合い、助け合っているのかを体で学んだ。この世界で息吹くものは、みんなつながっているのだった。 第11話 私たちは1秒先のことも知らされないまま暮らしている。自分の意思だけではどうしようもない、抗えないことも向こうから訪れる。そんなときに果てなくふくらんでいく不安は、わたしたに恐ろしいシナリオを書かせる。自分で作ったストーリーなのに、まるで誰かに 与えられた未来のように、そしてそれがもう決まってしまったかのように、私たちは脅かされる。 でも本当は、そんなものはどこにも存在しないのだ。今ここに、たしかにあるのは、呼吸している私、笑っているマコ、咲いているサクラ。

    0
    投稿日: 2021.12.26
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    人はどこかで繋がってる その温かさがすごく伝わってくる本だった。 知り合い同士でなくても、他の人から優しさをもらったりあげたりできる優しい世界ってやっぱり素敵ですね。

    28
    投稿日: 2021.12.26
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    12色のテーマカラーの12章のおはなしの登場人物どうしの接点があり、最終章は始めに戻る。 繋がりを辿っていけば、きれいなマーブル模様を描き一つの壮大な絵のようだ。 人は人と繋がって生きていることにあらためて想いを馳せる。 「知らずのうちに、どこかの人生に組み込まれている」そのご縁を大切にしたいと思った。 人の善の部分に眼を向けたおはなしは、優しい人たちの想いがじんわり心をあたためてくれた。

    29
    投稿日: 2021.12.26
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    『この世界で息吹くものは、みんなつながっているのだった。それを知ること、考えること、想うこと、願うこと、実行すること。それがグレイス式魔術を習得するために必要な課目だった』 と作中にあったが、この物語もまさに登場人物も少しずつ繋がりあいながらささやかな奇跡を起こしていく。 少し前に『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』を読んだので 『聖者の直進』はエンパシーを得る物語として読めた。 他の読書体験をもとに読むとまた新たな視点で楽しめる。 人も本も繋がっているというのを実感した読書体験だった。

    7
    投稿日: 2021.12.25
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    読みやすいので通勤の往復1時間で読み終わってしまえる。シドニーの情報誌に連載されていたSS再録とのこと。一見華やかだけど実は孤独な海外生活の中でこの小説に触れる機会があったら、きっとボロボロに泣いてしまうと思う。読みやすいし、言葉も難しくないし、凝った技法が使われているわけじゃないけど、優しくて温かい。

    0
    投稿日: 2021.12.25
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    優しい本。 青山美智子さんの本は優しい。 寒くて芯まで冷えた体を温かいお風呂に入れた時のように、じわーっと暖まる。 どの章も穏やかで、劇的な展開はないのだけれど、ゆるりと人と人が繋がっていて、どれも大事にしたいと思える。 特に好きなのは 6半世紀ロマンスと、8ラルフさんの一番良き日。

    12
    投稿日: 2021.12.24
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    本屋で青山美智子さんの他の本を探してるなかで、 ふと目にとまって購入。 最初は喫茶店でコーヒーじゃなくて、 なんでココアなんだろうと思ったが、読後納得した。 優しく語られる物語はココアを飲んだ時のような 暖かいほっこりした気持ちにさせてくれる。 本書は12人12色の物語が短編型式で連鎖していく。 1人目は東京にある喫茶店マーブル・カフェの 雇われ店長の「僕」から話が始まり、 2人目、3人目…と短編が進むたびに舞台は変わる。 本書は『出会い』がテーマになっていたように思える。 自分の知らないところで誰かの人生とつながり、 それは巡り巡って自分に戻っているかもしれない。 私が本書を手にとったのもブクログで青山美智子さん の紹介されている本が気になり探しているところで 出会ったのがきっかけである。 改めてどんなことがきっかけで人生や価値観に 影響を与える出会いがあるか分からないなと思う。 各編の物語は20ページ前後でまとめられているので、 それぞれの物語の中身は濃くないものの、 全体の構成がよく出来ている。 忙しい毎日を送っている人にこそ読んでほしい。 ほっと一息つける喫茶店のような小説だと思う。

    17
    投稿日: 2021.12.18
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    おもしろかった。 あの人はいいなぁと思ってもその人にはその人なりに苦労をしていて、と言う当たり前のことに気付かされた。

    1
    投稿日: 2021.12.16
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    一つ一つの話に大きな展開はないけど、どこかうっとりとされられるそんな本だった。最後の話には感動したし最後の一文「熱いのでお気をつけください」は本当におしゃれだと思った。

    1
    投稿日: 2021.12.16
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    押忍(推す)4ですね。 短編集ですが、繋がっています。 色々な登場人物の視点で、東京からオーストラリアへ行き、最後に東京に帰ってきます。 あの時のあの人の行動はどういう意図が、っていうのが違う短編で明らかになるっていうところがよかった、 「帰ってきた魔女」と「恋文」 この二編が特によかったですね(o´・ω-)b あと最後の台詞は上手い!!と思いました。 読後感は爽やかでした(^^)/ 俺は赤と青とエスキースよりも面白かったです。 二日にかけて読んだんですが、一気読みした方がいいパターンだと思う。 おすすめです!!

    0
    投稿日: 2021.12.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読んでると気持ちがほぐれて温かくなる本 それぞれのストーリーが全部別の人の人生と繋がってるのがおもしろかった その中でも 卵焼きが上手くできず凹んでた母親が、菜の花畑みたいで綺麗!という息子の一言に救われた話と、 ピンクのネイルを落とし忘れて幼稚園に出勤してしまい、案の定先輩と保護者にいい顔をされなかったが、実はとある園児がその綺麗な爪に憧れて爪の甘噛みが治った話が良かった! 話が巡り巡って マーブル・カフェの店主の青年も、いつも決まった場所に座ってココアを頼む女性もお互いの呼び名が同じく「ココアさん」やったのはおおってなったし、 最後の一文が「お熱いので、お気をつけください」なのも綺麗で著者の技にちょっと感動 ラブレター無事渡せるといいね〜

    1
    投稿日: 2021.12.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ココアさんから始まって、東京からシドニーへ、そしてココアさんでフィニッシュ。 人の縁は巡り巡って12話。 それぞれの物語にイメージカラーがあり、その色が非常に印象的。 特にグリーンとオレンジの話が印象的だった。 視覚的効果の美しさに惹かれたのと、前向きになれる話だったので。 魔法を信じたくなります。 奇跡だ。 もちろんココアさんの話も素敵。 最後に添えられた一言がまた洒落てるのだ。 約束されたハッピーエンドという感じで最高に癒された。 ぐるりぐるりと日本まで飛び出して旅をした終着点としては最高の着地だと思う。 『抹茶カフェ』から戻る形でこの作品に触れた組として、『抹茶カフェ』にも出てくるキャラクターがいてくれた、そのことに世界観の繋がりや広さを感じられたことも嬉しかった。 そして、両編読んでも解明されないのがマスターのこと。 本当に彼は何者なのだろう。 彼が本当の魔法使いだといわれても容易に信じてしまうほど、謎が多く、そして魅力的な人だ。 魔法使いというより、縁結びの神様かな。 その方がしっくりくるかも。

    5
    投稿日: 2021.12.11
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    最後の章で涙が出た。じんわり。良い人しか出てこなくて、一章の長さがちょうど良くて、まさに癒し。自分のいるところも素晴らしいから、満足して整えて、落ち着いて生きていこうと思えるような本。 出てくる男性たちが素敵で… 好きな人に出会えるといいなあと思う。 でも進一郎さんは、ずっと変わらないのよ。実直で謙虚で、いつも微笑んでいて。どんな偉い人にもペコペコしないし、どんな新人にも怒ったりしないの。 私は思うんだけれど、正しい謙虚さというのは正しい自信だし、本当の優しさは本当のたくましさじゃないかしら。

    1
    投稿日: 2021.12.10
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    12個の物語。心温まるお話。それぞれが独立しているようで繋がっている。次から次へと伏線が張られていて「次の物語の主人公は誰かな〜?」と期待しながら読むと良い。それがこの本の醍醐味なのかも。 「ココアさん」素敵な響き。淡い恋心。

    1
    投稿日: 2021.12.08
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    ずっと読もうと思って、やっと読めた。 一日、というか数時間ですらすら読めて、ほっこりした。読後感は、「阪急電車」みたいな感じかな〜 誰かとの出合いが人生をつくってる、一秒先も知らされないまま暮らしてる、 当たり前だけど、色んな人主人公の物語を通じて感じた。 いつカフェ店長さんの話がくるのかなーと思って、最後の節の1ページ目くらいから、あ、まさかそういうことか!と温まった。 特に好きなのは、4聖者の直進。 この聖者って、はじめは理沙さんの方なかな?と思ったけど、親友の覚悟を感じて、サムシングブルー買いにいったやっちゃんの方なのかな?どっちものことなのかなー?と思った。 ■好きなフレーズ 「だから、覚悟してほしがりなよ。欲張りでいいじゃない。」 「夢はかなったところから現実だから。俺、夢が好きなの。だからもういいんだ」 「彼と出会って、始めて、この人が欲しいってすごくすごく思ったの。たしかに道徳に反してたかもしれない、だけど、この人とどうしても結婚したいと思ったの。他の人じゃ、ダメだったの」 「そうね。とてもむずかしいことでもあるし、とても簡単なことでもある。愛そうと決めて愛するのではないからね。愛は本来、すこぶる自由なものよ」 「僕は格好良くなりますよ。約束します。今は地味に思えるかもしれないけど、年をとったときに必ず、ロマンスグレーのいい男になりますから」 「いつもの場所です。好きなところにいるだけで、元気になれることあると思います。」 私たちは1秒先のことも知らされないまま暮らしている。自分の意志だけではどうしようもない、抗えないことも向こうから訪れる。

    1
    投稿日: 2021.12.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    あ、表紙は田中達也さん! 以前訪れたミニチュア展では夢中になって撮影しまくりでした。 寒い季節になるとココア大好き時間が増えます。 片想いの好きでいる、それだけのことがパワーをくれる、できる限りを尽くす『僕』を応援しながら、素敵なカフェに訪れる魅力的な方々の生活に触れることができるならぜひ注文したいな。 登場人物に合わせて話し方も変わるので文字だけでも声色まで変わってみえる。誰かのために、何かのために、起点となって人を動かす、マスターの存在も絶妙なタイミングでの登場。 ほっとする空間って大事。好きな場所にいること、それが元気をくれるということを改めて感じる優しい時間になりました。

    19
    投稿日: 2021.12.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ココアみたいに心温まる作品でした。 誰かのことを想うって素敵な事だと改めて感じました。 1つ目のお話に登場するココアさんの正体が誰なのか気になりながら読み進めていき、最後呼び名がココアさんで一致した時は軽く鳥肌が立ちました。 続編である月曜日の抹茶カフェも読みたいです。

    1
    投稿日: 2021.12.05
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    青山さんの作品は2冊目。 優しい作品だった。 最初の題材「木曜日にはココアを」と最後の題材「恋文」が繋がっていくのも素敵。 登場していく人々が緩やかに、しかし、人生の中にたしかに息づいていく姿に心を揺れ動かされる。 最新作も楽しみにしたい。

    1
    投稿日: 2021.12.04
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    一つのカフェから繋がる12個のストーリー。 心があったまる優しいお話たちでした。 とても読みやすく、そしてそれぞれの話が繋がっているのでその繋がりを見つけて楽しむこともできます。 ホットココアを片手に飲んでみたいそんな作品です。

    5
    投稿日: 2021.12.03
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    短編集で読みやすい 思いもよらぬとこでの人との繋がりが散りばめられてた リレーみたいな繋がりで素敵やった 続編読むのも楽しみ!

    1
    投稿日: 2021.12.03
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    どのエピソードも あたたかい言葉と あたたかい話で 登場人物みんなに 惹かれました。 わたしたちは しらないうちに 誰かを救っている。いい言葉だなあ。

    1
    投稿日: 2021.12.03
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    人と人はどこかで繋がっていて、それは国も言語も関係ないと柔らかく教えてくれる物語でした。 読み終わったら、すぐお気に入りのカフェに行きたくなります。

    1
    投稿日: 2021.12.03
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    表紙がかわいらしくて気になって手に取ったのですが… いやぁ…良い! やさしくて、あたたかくて、非常に良い! 何年かぶりに読書熱が再来し、先月はいろんなタイプの本を読みましたけど、 今私が求めていたのはこんなお話だったんだって、心がポカポカ温まっていくのを感じながら読み進めました。 前のお話に出てきた登場人物が次のお話の主人公になっていく連作短編ですが、いつしか海を越えてシドニーまで。 そして少しずつ今までの登場人物が絡まりあっていき、最後にはスタート地点に戻ってくる。 物語の構成もパーフェクト! 初めて読む作者さんでしたが、一気に大ファンになってしまいました。 このお話の続編もあるそうですが、文庫化がまだ見たいなので、まずは他のお話をまた読んでみたいと思います。

    1
    投稿日: 2021.12.02
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    タイトルはIGでよく見ていた、のタイプ。 表紙も可愛いし、タイトルも甘い。 連作短編集は嫌いじゃない。 どんな人でもその人の人生では主人公。 そんな使い古されたフレーズがよく似合う。 色と、場所をモチーフに、見えないテーマムーバー(なんて言葉あるかしら?theme leaderという感じ?物語を相対的に運んでいるマスターと呼ばれる人、いや、呼ばれるのが好みの人、のお眼鏡に叶った人たちの幸せ物語。 マスターに会いたいぜ。

    0
    投稿日: 2021.12.02
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    カフェでゆっくり珈琲を飲みながら読みました。読んでいて、すごくほっこりするお話ばかりでした。 特にオーストラリアで出会った老夫婦の話が好きです。結婚して50年経って、血縁関係にないことにびっくりするほど一緒にいるのが当たり前になるって素敵だなって思いました。 でも登場人物が多すぎて、頭がこんがらがってしまった時がありました。もう1回ゆっくり読み返してみようと思います。

    7
    投稿日: 2021.11.29
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    色をテーマにいろんな登場人物がつぎつぎ立ち代わってくる、連作短編。 青山美智子さんは本屋大賞でお探しもの〜で知ったけどほんとにあったかい人のつながりを描くのがお上手、 ほわほわしてくるかんじで、飲み物がココアっていうのもまたぴったりだし、装丁もぴったり。 軽く穏やかに読めて元気付けられる本って意外とあんまりないよね

    1
    投稿日: 2021.11.28
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    すごくほっこり温かい気持ちになりました。1話ずつ読んだ後無性に甘いココアが飲みたくなりました。知ることは出来ないけれど私の身の回りでもこんな風になってたらいいなって思いました。

    2
    投稿日: 2021.11.27
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    じわじわと登場人物が繋がっていくお話本当に大好きなんですよ…。 知らないうちに自分も誰かの元気づけてたりするのかもって思える。ほっこりして優しい気持ちになれるから疲れた時に読んでほしい一冊。

    2
    投稿日: 2021.11.27
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    カフェを起点に、登場人物が繋がって展開されていくストーリーが面白かった✨ 一つ一つの物語がほっこりと優しくて、読み終わったあとにホッとするような、ココアみたいな作品だと思いました☕️

    2
    投稿日: 2021.11.23
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    ほっこり。カフェでゆっくりページをめくるのにぴったりの本。続きが気になりどんどん読むというよりは、一話ずつ丁寧に読み進める感じ。 ただ、次々出てくる登場人物の繋がりが途中から把握しきれなくなり、初めて読後に相関図を描いてしまった。 描きながら読み返しているうちに、気づけば再読完了。 こんなに繋がっていたんだ!と、矢印だらけの相関図が出来上がった。

    61
    投稿日: 2021.11.22
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    全ての短編が、一つのラインで結ばれている。 カフェが全ての出発点。 最近、本を読んでも集中できず、読んだそばから忘れてしまう。 それが嫌だったし、面白くなくて本をほぼ読まなかった。 この本は、ずっと読んでみたいなーと思っていて、たまたま、妹との話の中で、「持ってるよ」と言われ、借りた本。 借りたからには読まねば。。と、読み始めたけれど、やっぱり記憶が続かない。 それでも最後まで読もうと、読んでいたら、突然、記憶のピースがカチリとハマって、面白さに目覚めた。 そして、最後まで読んだ後、再び初めに戻って読み直したら、すごく面白くて暖かい本だった。 暖かい、毛布のようにホッとする本。 いや、タイトル通り、ホットココアのようにホッとする本かな。 この作者さんの本は、また読みたいな。

    2
    投稿日: 2021.11.21
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    登場人物が次々繋がる連作短編集。それぞれに気持ちがほっこりと暖かくなる物語たち。これから年末にかけてのこの時期お勧めです。最後の「恋文」はこの短編集を締めくくるのにぴったりな物語。

    2
    投稿日: 2021.11.21
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    一つのカフェから、色々な人の視点に移っていく短編集。それぞれの人生にそれぞれの色があって素敵やったなー。『正しい謙虚さというのは、正しい自信だし、本当のやさしさは、本当のたくましさじゃないかしら』この言葉が刺さった。自分も誰かの人生を支えていけますように。

    3
    投稿日: 2021.11.21
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    自分と関わる人を辿って行くと 誰かの命を救うきっかけに自分がなっている。 この本のような奇跡はなかなか無いかもしれないけど、 自分と関わる人を辿って行くと 誰かを幸せにしてるかもしれないなと思った。 私も笑顔にしてもらってるかもしれない。 人との繋がりは、暖かい。 そんなことを感じさせてくれる1冊でした。

    5
    投稿日: 2021.11.18
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    一杯のココアから始まる、甘くてあたたかい連作短編。 各話の主人公たちは、それぞれ全く違う世界を見ていて、全く違う考えを持っているのに、必ずどこかで繋がって誰かを幸せにしている。 各話がとても短いけれど、どのお話もぐっと来るものがあり、これはあの人のことか~となる感動もあってとても楽しめました。世間は狭いですね。笑 控えめに言って大好きな本です。 ちょっとココア買って来る…

    4
    投稿日: 2021.11.16
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    「探しものは図書室まで」を読んで好きになった青山美智子さんの新刊を読む前に手に取りました。1つの喫茶店から世界が広がるようで優しさに溢れていました。ひとつひとつが繋がってる面白さ勿論、サブタイトルが色に括られて1つずつのお話が綺麗で幸せな気持ちをくれました。3時のおやつの時間にぴったりな本です。

    2
    投稿日: 2021.11.15
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    寒い冬の日に温かいココアを飲んでほっとするように、 読むと温かい気持ちになる作品でした。 読みながら、何度涙を流したか。 電車で涙を隠すのに必死でした。 お気に入りのストーリー 「きまじめな卵焼き」 「聖者の直進」 「恋文」 お気に入りのフレーズ 「きっと知らずのうちに、わたしたちはどこかの人生に組み込まれている。」 「好きな場所にいるだけで、元気になることもある。」 「散りゆくピンクの花びらも、若葉の緑も、真っ赤に色づく紅葉も、純白の雪も、これからはあなたと見たい。」

    4
    投稿日: 2021.11.13
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    12編のショートショート作品。 まだまだ読み足りないと思ってしまうほど 優しい癒しの一冊だった。 長い長い待ち時間を、この本のお陰で 心地よく過ごせた。 マスターは、本物のマスターだった。 世界はまあるく繋がっているのだと 感じられた。 優しい自分をとり戻せる作品だった。

    8
    投稿日: 2021.11.12
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    ⭐︎3.5 章ごとに主人公は変わるが、前の話で出てきた脇役にスポットがあたり、数珠繋ぎでお話が進みます。普通の短編だと、主人公以外の気持ちが分からないまま終わることが多いので、消化不良になったりするけど、数珠繋ぎで繋がっていくのであの人はその時こう考えてたんだなと分かるし、色んな視点が持てて面白いです。 「多かれ少なかれ、誰もが誰かにとって、きっかけの起点となる存在なのかもしれない。知らずのうちに、私たちはどこかの人生に組み込まれている」というようことが描かれていたことが印象にのこりました。人は1人では生きていけないし、ある人との出会いや言葉が転期になることって多々ありますもんね。色んな人との出会いや繋がりを大切にしたいなと考えさせられました。 青山さんの作品は、二作しか読んでいないけど登場人物がみんな優しくて、ほっこりします。前向きな気持ちにさせられる作品でした。

    3
    投稿日: 2021.11.10
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    悪い人は出てこなく、皆んな登場人物が優しく、ほっこりしているので疲れた時に癒される。 人との出会いが繋がって、それぞれの短編が繋がる。 また色をテーマにしているので、なんとなく画が思い浮かびやすい。

    1
    投稿日: 2021.11.10
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    知らず知らずのうちに、わたしたちはどこかの人生に組み込まれている。 短編のように主人公はそれぞれ違うけれど 家族や親友、マスターといった出てくる方々が 知らず知らずで繋がっていることや思い出が広がっていることがとても綺麗で温まりました。

    3
    投稿日: 2021.11.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    短編集がつながっていくのが心地よい。 まじめな卵焼きが好き。 自分で自覚する悪いところを受け止め、プラスに変換してくれる旦那さん素敵だなぁ。羨ましい気持ちになった。 ココアさんと店員さん、それぞれの視点から見れるのもよい。 まごころ。 この表現がぴったりな人がいて、その人の事を思った。淡々と仕事としてするより、そこに温かみ人間味がまごころとしてあらわれると素敵よね。

    2
    投稿日: 2021.11.08
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    日常の些細なことを拾い上げて、きれいに描いている作品でした。 タイトルにあるココアの甘さとあたたかさに包まれたような心地でした。 心が萎れてしまったときに読むと元気を与えてもらえると思います。

    2
    投稿日: 2021.11.06
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    なんて素敵な本なんだろう…。 みんな、いつの間にか誰かの支えになっていて、全ての人がそっと繋がっていて、すごく優しい気持ちになれた。何度も読み返したいと思った。

    2
    投稿日: 2021.11.06
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    心が「じわ~」と温かくなるお話し。疲れている心に染みます。 短編集ですが、少しずつ不思議な人の縁でつながっていて、それもまた素敵でした。

    2
    投稿日: 2021.11.06
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    ホットココアを飲んだ時のように、心がじんわり温かくなる連作短編集。12編。 文体がとても優しくて、読んでいるだけでほっこりしてしまいます。 一気に青山さんのファンになりました。 優しいだけでなく、ふんわりと背中を押してくれる言葉やエピソードもありました。 物事は見る角度によって、ポジティブにもネガティブにも捉えられること。 「多かれ少なかれ、誰もが誰かにとって光を与えられる存在かもしれない。知らず知らずのうちに、その人の人生に組み込まれている。」 よく自分に自信を無くしがちな私には、時々思い出した方がいい事かも… と思いながら読んでいました。 ぜひ続編も読もうと思います。

    15
    投稿日: 2021.11.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    喫茶店を題材にした小説がここ最近増えてきている。趣向を凝らしてオリジナリティを出そうとしているのか、その手法がくどくなると、書き手が頑張っていても読み手がしんどくなる。これはその例で、超短編集で読みやすくなっている分、内容が希薄となり無理やり感動感を出そうとしているせいで白けてしまう。リレー式に前話で出てきた登場人物が次の主人公になり、最後にまわりまわって第一話に戻るというものだが、凝らし凝らしていきついた先は昔からある単純なストーリーで短編であるにも関わらず、”あーやっと終わった”っていう感想となった。 人物を多く出すよりもう少し人物を絞って内容を濃くした方が良かったのでは?と思う。何より、まわりまわるくせに線が単線過ぎて世の中そんな一本線ってうっすいなぁとしか思えない。携帯小説の部類でなら読みやすくていいかもだが、出版本としては駄作。 総意や思い出して本棚見ると「お探し物は図書室まで」ってのを参勤読んだばかりで、この本の評価も低く書いていた。次は無いな。

    0
    投稿日: 2021.11.04
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    温かい気持ちになれる本。 カフェを中心に、短編の主人公たちの日常や心情が共感でき、発見もあり、もう一度読みなおしたくなりました。

    0
    投稿日: 2021.11.03
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    青山さんの作品をすでに何冊か読んだあとにデビュー作を読んだので、お決まりのパターンの簡単な感じかな、と思っていたら、とんでもなく素敵なショートショート集だった!!! ひとつひとつはとても短いのに、キラキラ感が半端ない。ココア色からオレンジ色、緑色、紫やピンクなどの彩りを通じてシドニーへ繋がる展開が、まるで絵本のよう。 そして最後にまたカフェへ戻る。 あ、だから“マーブル“カフェなのか(^ ^)

    1
    投稿日: 2021.11.02
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    なんだこの心の温まり方は… ほっこりする本の中で1番好きかもしれません。 ラルフさんの話がお気に入りです。

    2
    投稿日: 2021.11.02
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    12編の短篇集。読み終えた後、登場人物のつながりを確認したく、再度、最初のページからパラパラとめくりました。その時浮かんできたのが、六次の隔たりといわれる、知り合いが6人いれば世界中の人と間接的につながっているという仮説。世界の人口はまもなく79億。その人たちと、糸の大きさは様々あれどつながっているということを、少しだけ具体的に想像できた本でした。

    5
    投稿日: 2021.10.28
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    ブクログを始めてからこの本を知りました。 読みやすく、ほっこり癒されました。 短編集ですが、それぞれ繋がっていて、優しい気持ちになります。この本に出会えて良かったです。

    77
    投稿日: 2021.10.28
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    なんて素敵なお話なんでしょう! 第1話がとてもかわいらしくて、ふんわりとしたテイストだったので、ずっとそういう感じかと思って読み進めてみたら、読み心地良いだけではなくて、人の二面性とか、価値観や常識は人によって違うこととか、「大事だな」と思うことを考えさせてくれる物語でした。 青山さんの本は初めて読んだけれど、考え方感じ方がとても素敵であたたかくて、人柄が伝わってくるようでした。特に、喩えの表現と擬音語の表現が本当に素敵で、あっという間にファンになってしまいました。 物語の繋がり方、最後の終わり方、さりげないけれどあっと気づくような仕掛け、どれも素敵で好きになりました!

    4
    投稿日: 2021.10.27
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    温かい気持ちになれる本と聞いて手に取りましたが、 まさにその通りでした。 泣けてしまうほどの温かさ。最高の読了感でした。 オムニバス形式で いろんな人を主人公にした短編物語集です。 主人公たちはみんなそれぞれの悩みを持ち それぞれの人生を生きているけど、 生活の中で少しずつ袖が触れ合っているのが この本の大きな魅力だと感じています。 嫌なことや気がかりなことがあるような 身近な日常の中で、 ちょっとした喜びがじわじわ広がる感じが 心地よかったです。 誰かの物語では台詞を発しないような脇役の人でも その人が主人公になった物語がある。 当たり前のことに気付かされて、 明日も頑張ろう、 周りの人たちに優しくなろう、と思わされました。 この著者の他の本もぜったい読む!!!

    4
    投稿日: 2021.10.27
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    この世界は色々な人が色々なところで繋がりそしてそれぞれが物語を紡いでいるんだと、そう感じさせてくれる温かい作品。自分の行いが巡りめぐって色んな人に影響していたら良いななんて思っちゃう、日々の行いを見つめ直そう、そんなふうに思わせてくれました。

    4
    投稿日: 2021.10.26
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