
総合評価
(1298件)| 306 | ||
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powered by ブクログドビュッシーのアラベスク第1番は私も好きでよく弾くので、フューチャーされてて嬉しかった。ピアノは素敵な楽器。 ミステリーとしても面白い。
2投稿日: 2013.08.16
powered by ブクログ第8回このミス大賞受賞作品。スポ根系音楽×ミステリー。ミステリーっぽくないと思っていると、騙されますよ?
2投稿日: 2013.08.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
岬洋介シリーズ2作目。ってか「おやすみラフマニノフ」よりもこっちが先でした。最後まで犯人が分からず、そして最後のどんでん返しには思わず声を上げてしまった。下諏訪さんとかラフマにも出てた人がいて何だか親近感もあり。 演奏の描写のシーンは弾いたことがないと分からない部分もあると思うけど、それがあることによって引き込まれる。一気に読んでしまった。 ミステリーとしても、音楽モノとしても両方で楽しめる特殊な作品なので、第3弾も絶対読みたい。 映画化されてBlu-Rayも出てるみたいなので岬先生の超絶技を是非視覚でも楽しんでみたい。 ----- 2016.3.28 追記 こないだテレビでやってたので久しぶりに読み返してみた。 やっぱり、コレは原作が一番いいなぁ……と。当たり前かもだけど、改めてそう感じました。 もちろんアラベスク1番を聴きながら。 ----
1投稿日: 2013.08.04
powered by ブクログピアノ演奏での描写が少し、入り込めないところがありましたが、主人公の心の動きが1秒単位で小刻みに聞こえてくるような文章でした。 最後の結末があることで、読後に最後まで読み切ってよかったなと思えるものでした。
0投稿日: 2013.08.04
powered by ブクログピアニストを目指す遥の人生は、火事とともに終わりを迎えた。大火傷を負いながらも、懸命にピアニストを目指してる中、殺人事件がおきる。
2投稿日: 2013.07.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
面白かったー! 久しぶりに途中で声をかけられてムッとしてしまった。 火事で全身大火傷を負った少女が再びピアニストをめざす。 最初の違和感を忘れて、彼女のピアノへの情熱と、外見に対する理不尽な扱いに胸を熱くして、最後にポンと投げられた言葉にハッと現実に戻ってきたような。 ミステリということを忘れて読んでた。 犯人はまあ、すぐわかっちゃうから。ミステリじゃなくても良かった? 市原亮子のくらーいピアノ漫画をふと思い出したり。 すっかりピアニストダマシイに呑まれてしまった。 しばらくボーゼンとした読後。 こういう高揚感は久しぶりだな。 最後の演奏も祈るように読んでた。 とにかく、前向きな姿とひたむきな姿。上に上に、前に前に。 読んでる私も背中を押されるよう。 「僕はこの、悪あがきってのが好きでね。あっさり諦めたり運命を儚むよりはずっと前向きだと思っている。カッコ悪かろうが未練がましかろうが、そんなの勝手に言わせておけばいいよ。」 「人はここまで強くなれるのだ。どんなに絶望しても、どんなに心が折れても、諦めたさえしなければ灰の中から不死鳥が甦るようにまた雄々しく立ち上がることができるのだ。限られた者だけではなく、すべての生きる者の中にその力は宿っているのだ。 そう、きっとあたしのような人間にも。」
13投稿日: 2013.07.21
powered by ブクログピアノをテーマとした音楽ミステリーです。ミステリーとしては、今ひとつな所はありますが、音楽についての描写は詳細であり、上手くバランスが取れているかと思います。一気に読む事が出来ました。
2投稿日: 2013.07.16
powered by ブクログ評価が高かったので読んでみましたが、さすがと思いました。 ラストを読んでから、最初から読み返していくたびになるほどと思いました。 ただのミステリーではなく、生きる力ももらったと思います。
2投稿日: 2013.07.12
powered by ブクログやられたー! いい意味で。 どんでん返しにすっかり騙された。 ただの音楽ものかと思いきやミステリーになっていって、引き込まれた。 演奏シーンの描写もドキドキしました。 「○○だから…できない」なんてのはただの言い訳なんですかね。 障害と向き合いつつ闘う二人のピアニストの姿に心打たれた。 岬さんカッコいいわぁ♡(笑)
2投稿日: 2013.07.02
powered by ブクログ火事の描写あたりから、ネタバレに気付きました。重症のヤケドを負いながらも、ピアノコンクールに挑戦する意欲、ピアノへの情熱が中心の内容でミステリーとしては物足りなさが残る。
0投稿日: 2013.07.01
powered by ブクログ好き嫌いが分かれるだろう小説だ。 ミステリとしてはご都合主義が目立つかも。音楽への賞賛や世間にある偏見云々なども今更感がある。ただ文章はドビュッシーの題名さながら流れるように読めたので、のだめカンタービレが好きでミステリー性を特に気にしない人には勧められる。謎は添え物でスポ根音楽小説として楽しむのが吉。 人間の強度のようなもの再三が語られるが、自分は矮小な人間なのでこれが正論と分かっていながらも抵抗したい気になった。ただ強くあるだけでなく、他人の弱さも汲み取って許すことこそ強さではないかと思うのである。
2投稿日: 2013.06.28
powered by ブクログ第8回「このミス」大賞受賞作品。 映画化されており、続編もでている話題作でしたが、 私的には期待外れでした。 まず主人公の悲劇のヒロインぶり。これが鼻についてしょうがなかった。 お綺麗で高尚な自分と、醜く矮小な周囲の人達という構図は 少女漫画にありがちで非常に安っぽい。 他人は自分の鏡だと常々思っている私としては、 自分の行動も省みずよくここまで浸れるなぁと逆に引いてしまいました。 あとは、根本的に設定が嘘臭い。 発見時には息が合った被害者を救急隊員が救急車の中で死亡を確認ってなんだそりゃ。 市内に家族がいるにも関わらず無断で霊安室に送り家にはいきなり警察が来るとか、 てっきり実行犯は救急隊員で病院と警察ぐるみの壮大な陰謀か何かと思ったわ。 ご都合主義なのか筆者が無知なのかは知りませんが、曲がりなりにもミステリーを謳うなら、あまりにも不自然な展開は避けるべきでしょう。 そこには目をつぶって推理してみてね、っていうのはちょっと無理がある。 ストーリーはでたらめで登場人物は悲劇のヒロインを気取ってるだけの薄っぺらい女子高生。そんなんで、どうやったら共感や感動が得られるのか、だれか私に教えてほしい。
1投稿日: 2013.06.25
powered by ブクログ音楽をとても勉強された方が書いた小説 お爺ちゃん、岬さんの言葉に含蓄あり 勝手に、著者は女性と思い込んでいたけど誤解でした。
0投稿日: 2013.06.21
powered by ブクログ途中でわかってしまった。 ミステリだということを知らずに読んでいれば… でも、それ以前に文体があまり好きになれず、というか下手だな、と感じてしまったのでもうこの人の作品は読まないかも。
0投稿日: 2013.06.20
powered by ブクログうーん…何と言うか… 結局、これはミステリーじゃなくても良かったんじゃないだろうか。 言葉はキツいですが安っぽい展開に興醒めしました。 どんでん返しのシナリオを描くために人物が動いている印象を受けました。人物が薄い ただ音楽の描写は凄い、飲み込まれそうでした。それで星三つ。
3投稿日: 2013.06.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「音楽ミステリー」という括り方が便宜的にはやっぱりしっくりいくかな。 ピアノをはじめとした、楽器の演奏シーンの描写は精緻で、著者のクラシック音楽に対する造詣ぶりが窺える。ただ、それが仇になってるのか、終盤の「岬探偵」の謎解きに到るまでの部分が、ミステリーシーンと演奏シーンとの対比というのか、落差というのか、それが過ぎて、白けた段階があった。ラストの謎解きでのどんでん返しで、全体として、うまいことまとめたなという感。 全体的に文章が説教臭いのが気になるのと、障害者差別の描写が過ぎると感じた。とりあえず、この人の他の「クラシックシリーズ」には手が伸びそうにないなぁ。 てか、七里さんって男性だったのね、てっきり女性だとばっかり思っていたわたくし...。
0投稿日: 2013.06.14
powered by ブクログ作中にでてくる曲をyoutubeで聴きながら読むとより楽しめます。 音楽の表現と1人の人間の生き様が気になって一気に読んじゃいました。
2投稿日: 2013.06.09
powered by ブクログ前評判がよかったから、期待しすぎてしまったんでしょうか?正直これが、このミス大賞?って気持ちです。 ヒーローの岬先生は、いい加減しつこいよっってくらいの女子の考える素敵要素が大安売りしている様なキャラクターです。岬先生がいかに素敵で稀なる男性かという演出がくどい!価値観は人それぞれですが、このヒーローを憧れの対象と描きたいのであれば、設定が幼い気がします。 全身に皮膚移植するとほんとにこんな感じなんですか?主人公の奇跡のピアノ上達っぷりもどうかと。 また殺人の動機もちょっとおざなり…どんでん返しすればいいってものではないでしょう。主人公一人称で書かれていてこの犯人。ミステリーとうたうなら、ちょっと卑怯じゃないですか? また、障害者問題や偏見、いじめを取り入れていましたが、作者の主張がすごく上滑りしてて、嫌悪感さえ抱きました。そんな単純なもんじゃないだろと。すっげー浅いと感じたのは自分だけですか?この辺りの社会問題を入れるならもっと深めるべきです。中途半端に入れるなら、いっそ書かない方がよかったのでは?読者の中には実際体験している人もいれば、沢山の考えの人がいるんですから、もっとデリケートに扱うべきじゃないですか? とにかく自分には合わなかったんですね…純粋に楽しめなくて残念です。
1投稿日: 2013.06.06
powered by ブクログミステリーの謎にもあまり惹かれなかったし、ピアノに縁のない私には後半延々と続く演奏の表現に読み疲れてしまった。。
0投稿日: 2013.06.05
powered by ブクログミステリーとしては、結構早い段階で犯人とか何となくわかっちゃうんで、それを求めちゃうとちょっと辛いかも。でも音楽小説として見るとなかなかいいですね。音楽的な表現とか面白いです。娘がピアノ習ってるんで小説の中に出てきた曲、みんなネットで聴いてみました。それからまた読み返すのも一興です。
2投稿日: 2013.06.04
powered by ブクログ事件の犯人も気になったけど、コンクールがどうなるかの方が気になった(^_^;) ピアノ弾きたくなるなぁ。 映画はどんな感じかな。
0投稿日: 2013.06.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
序盤に感じた違和感が終盤忘れかけてたら、あーなるほどって感じできれいにまとまってた。やけにサバサバした主人公にめっちゃ違和感感じてたのは、作者の意図通りなのかな。
2投稿日: 2013.06.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
音楽ミステリということで言えば『シューマンの指』のほうがすきだったな。読みやすかったけど、なんだか好みの路線とはひとつちがった…! 確かに騙されてたんだけど、それが発覚した最後のところでも嬉しいかんじのぞくぞく感じゃないというか…たぶんわたしがなりかわりネタ苦手だというのもある。遥として感情移入してたから、裏切られた気になっちゃうんだよね。犯人云々は嫌じゃなかった、というかむしろ良かったんだけど、ちがう人ってのがどうしても苦手。 うーん、でも話自体はそんなに嫌いじゃないんだよなあ。 映像化してるんだよね?そのほうがもしかしたら好きかも。岬さん誰やってるのかなー。
0投稿日: 2013.06.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
はじめて読んだ、中山七里さんの一冊。 めずらしく帯の言葉に惹かれるまま買ったけど買ってよかった。 えぇ〜〜〜、この人が犯人なの? 本当なの?って、思ったけど もう一度注意深く読み返したら納得です。 クラシックが聞きたくなる。
1投稿日: 2013.05.26
powered by ブクログミステリーの「種」は何となく予想のつくものだったけど、この物語の「青春音楽スポ根」としての側面がグイグイ読ませてくれた。 終盤読んでて映画『ブラックスワン』を連想したのは俺だけ・・・?
2投稿日: 2013.05.26
powered by ブクログ音楽小説+犯人探しミステリーかと思って読んでいたが、最後に大仕掛けのどんでん返しが待っていようとは! 一瞬、これってルール違反?と疑ったが、読み返すとしっかりと伏線が張ってあり、作者の巧みな策略に脱帽。 さすが『このミス』大賞受賞作。 題名の意味も、この大仕掛けで意味を持ってくる。 それにも増して、音楽描写が素晴らしい。音楽論、果ては生き方、人生観まで、留めておきたい言葉があちこちに。
2投稿日: 2013.05.24
powered by ブクログとても鮮烈で生きる力に満ちた話だった。物語全体がピンと張った糸のように少しも弛まず、時を忘れて読み続けてしまいそうな疾走感がある。随所に出てくる演奏の表現もいい。頭の中にその音が浮かび上がってくるかのような、強烈な臨場感を持った描写だった。 ミステリーとしての完成度も高いと思う。技巧を凝らしたミステリーではないですが、何気ない一言一言が、思いがけない重さを伴って響いてくるさまは、新しい感覚でした。
2投稿日: 2013.05.22
powered by ブクログピアノに全身全霊を捧げる少女の青春に、 彼女の周りで次々と起こる死の謎を明かすミステリを絡めた物語。 音楽で有名な私立高校に推薦で合格が決まっている遥。 スマトラ沖地震で両親を亡くし、遥一家に身を寄せていた従姉妹のルシア。 ふたりはある夜、祖父の離れで三人で過ごし、それぞれ寝床につくのだが、 そこで火事が起きてしまう… 全身に大やけどを負うも、奇跡的に助かり顔も元の遥の通りに戻るのだが あとのふたりは助からなかった。。。 そんな彼女はリハビリも兼ねて岬洋介のレッスンを受けることになり、 少しずつ目の前に明るい光が射し始めるのだが、彼女の周りでまたもや 死人が出てしまう。 果たして一体犯人は誰なのか。その目的は? そして、彼女は自分が思い描くようにピアノを弾けるようになるのか。 といった話ですが、ミステリの部分は分かりやすかったかなぁ。 ミステリ好きなら、間違いなくアレは疑うでしょ。 残念だったのは、この本を読む前からこれがシリーズものであることを 知ってしまっていたこと。 知らなかったら、その人も犯人かもと思ってもっとドキドキできたかも。 だから、これから読む方はこのレビュー以上のことは知ろうとせずに 読んでくださいね。 ピアノや法曹界、相続の部分など特定分野については少々小難しい箇所が ありますが、そのへんは物語の大勢に影響は無いので、そんなもんなんだと さらりと読み進めて物語を楽しんでみるといいかも。
2投稿日: 2013.05.15
powered by ブクログ音楽青春ミステリー、ここに極まれりと言いたい作品。 キャラクター描写の丁寧さ、演奏シーンの艶やかさ、ミステリートリックそしてミスリードの美しさどれもが刺激的な良書でした。 これが新人賞と言うのだから次の作品を読むのが楽しみです。 ピアノ曲をもっと知っていたらより楽しめるんだろうなぁ。
3投稿日: 2013.05.13
powered by ブクログミステリーというよりも音楽家の話。 音楽の描写が素晴らしくてページを捲ると音が感じられる気がする。 音楽の持つ奏でる繊細さも辛さも表現されていてコンクールのシーンの臨場感は圧巻の一言。 最後にどんでん返しもあって満足。 シリーズものだから他のも期待。
2投稿日: 2013.05.10
powered by ブクログ話もおもしろかったけどなによりピアノがだいすきになりました。練習もっと頑張ろう。この本のおかげでドビュッシーの夢という素敵な曲にも出会えた。
1投稿日: 2013.05.06
powered by ブクログピアニストを目指す遥、16歳。両親や祖父、帰国子女の従姉妹などに囲まれた幸福な彼女の人生は、ある日突然終わりを迎える。祖父と従姉妹とともに火事に巻き込まれ、ただ一人生き残ったものの、全身火傷の大怪我を負ってしまったのだ。それでも彼女は逆境に負けずピアニストになることを固く誓い、コンクール優勝を目指して猛レッスンに励む。ところが周囲で不吉な出来事が次々と起こり、やがて殺人事件まで発生する――。
0投稿日: 2013.05.05
powered by ブクログ最後まで誰が犯人かわからんくて、あたまの片隅で探偵しながら、読み進めてた。 音楽は中学レベルしかないけど、なんとなく頭の中で演奏させることができるぐらい描写がすごい。 専門的すぎてちょっととばすこともしばしば… 火事にあって不運にも違う人間として生きていたこと、全然見抜けなかった。 岬さんは魔法使い?頭のいい探偵?悪魔? うますぎる。 障害者に対する心の奥底の思いが見透かされてた。 たくさんの場面がどの人の人生にも共通する試練なんだと思った。 神様は試練を越えられる人に与える。越えられない人には試練を与えない。 ってどっかで聞いたな~。 そういうことやんね。
1投稿日: 2013.05.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
どんでん返し作家という壮大なネタばれの謳い文句がついているだけに慎重に読んだのだが、見事に大どんでん返されてしまった。 最初の方の描写で物語の肝が読めてしまったのがちょっと残念。もうちょっと隠してくれても良かったのに。 これを読むとベートーヴェンとかドビュッシー聴きたくなるね。
2投稿日: 2013.04.26
powered by ブクログあとがきにもあったけれど、ミステリーとスポ魂と音楽の要素の絶妙なマッチングが特徴的。 上記した幾つかの要素が代わる代わるメインになり、スピード感を損なわない。加速したままたどり着くラストの後味はしっかりとしたミステリーでジャンルの垣根を越えて美味しいところをたくさん食べたような満足感。
2投稿日: 2013.04.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
思い切りネタバレを含んでいますのでご注意を。 正直に言えば、私は本書のトリックにまんまと引っかかったクチですが、それにしてもこのトリックというかミスディレクションの仕方には大きな不満があります。 一人称視点の主人公が実は火事の時に入れ替わった後、殺人を犯した犯人だなんて、作者の都合の良い様にいくらでも犯人を隠す事が出来ます。 そのせいで、あまりに現実離れした描写も多々あり、ミステリーとして破綻しているような気がします。 癖を完全にコピーできずにバレた? いやいや、癖以前に遥の人生の全てを知っている訳ではないなから、家族と記憶が噛み合わないでしょ。 それに何でこんな名古屋の音楽事情に詳しいんだ。 もちろん、そんな描写をしたら話が続きませんから触れられてはいません。 みち子の動機もあまりにお粗末です。 この状況で入れ替わりに気づいたら、普通本人に聞きますよ。 百歩譲って聞かないとしても、わざわざリスクを背負って遥に復讐する意味がわからない。 確たる証拠も得ずに、それこそ遥が死んでしまったら、真実は永遠に闇の中だってのに。 これについても、みち子を事件の真犯人だと読者にミスディレクションさせるために、無理矢理な動機をつけて遥を襲わせています。 何より遥が、入れ替わった事実を隠した事と、母を殺害してしまった事実を隠した事。 前者は火事後のドタバタで明かすタイミングを失ったということでまあ良いとしても、殺害を隠蔽したのは理解しかねます。 いや、理解はできるんです。 けれど、殺害を隠蔽しながら、あそこまで音楽に対して情熱的な独白を続けられるものですか? 結果的に遥の努力に感情移入していた読者をおもいっきり裏切る結果になっています。 別に裏切る事自体は良いのですが、この作品は、苦境にありながらも音楽に対して情熱的に努力する主人公を通して、音楽の素晴らしさや努力する事の大切さを伝えようとしているのではないのですか? なら、主人公がその裏で殺害を隠蔽していたなんて、あまりにその主旨に反しています。 音楽の描写は、好き嫌いはあると思いますが、確かに素晴らしいと思います。 それにのめり込む岬洋介や香月遥の姿勢にも共感できる要素はきっとたくさんあるでしょう。 ですが、たかがこんな陳腐などんでん返しのために、著者のそうした音楽の描写に対する努力は全て無駄になってしまっている。 こんなんだったら、完全にミステリー要素を排して、音楽スポ根ドラマとして描くべきだった。 もしくは三人称視点にして、音楽要素を削るべきだった。 一人称視点にして、独白文で読者を騙すなんて、私はミステリーとして受け入れられません。
3投稿日: 2013.04.24
powered by ブクログ賛否両論あるみたいだけど、素直におもしろかった。 謎解きがされないまま残りページが少なくなってきて、「大丈夫かな?」って思ったけど、土壇場で謎解きも終わって一安心。 ミステリ読むの久々だったから、この感覚を忘れてた〜。
1投稿日: 2013.04.24
powered by ブクログミステリとしては、すごくシンプルな骨組みに、肉付けして肉付けして長編作品サイズに膨らませているタイプ。 その肉付けの、ピアノの描写や主人公の成長の過程がすごくいい。 特に主人公が立ち上がる姿には胸が熱くなった。 これ、曲付きの電子書籍にして欲しいな。 クラシックに詳しくないので作中に登場する曲の半分くらいしか知らなかった。 それぞれの曲を聞きながら読んだら、さらに大きな感動になるんだろうな。
2投稿日: 2013.04.22
powered by ブクログミステリー?と思って読み進めたら、ミステリーだった!最後の展開にびっくりな一冊。 全身重度のやけどを負いながらも、自分の居場所を模索すべく、ピアニストを目指す少女。 祖父と従姉妹は不慮の火事でなくなったのか? 母は事故でなくなったのか? 自分を狙う犯人は誰なのか? 読んでる途中は音楽スポ根で、作者の音楽に対する表現方法がハンパない!わかりやすくて、クラシックが捉えやすい。ピアノを演ってる娘も納得の一冊
2投稿日: 2013.04.21
powered by ブクログ面白かった!一気に読めました。 最初に入れ違いについて何となく気付いてしまったので、そういう視点で読んでしまいましたが… それでも面白い。 表現が巧みで、第一人称の視点だからこそ、いつの間にか騙されている。 「遥」の視点だから。 全ての謎が最後に一本に繋がるところは爽快! ミステリーというよりは、音楽+スポ根の要素が強いと思うけど、それたけで十分楽しめました。 自分も弾いたことのある曲だけに、音楽描写の美しさは本当に素晴らしいと思いました。
0投稿日: 2013.04.21
powered by ブクログおもしろかった 別の作品も読んでみたくなった。 コンクールでの渾身のピアノを聴けるのならば聴いてみたい。
2投稿日: 2013.04.18
powered by ブクログ☆4.5 うーん、おもしろかった! ピアニストを目指す遥・16歳。火事にあい祖父と従妹を亡くし、自身も全身大火傷の大けがを負う。それでもコンクール優勝をめざし猛レッスンに励むが、祖父の遺産を継いでから周囲で不吉な出来事が次々に起こるようになり、ついに死者まで・・・。 誰が犯人か予想しながら読んだけど、まさかそういうことだったとは! ピアノの鬼気迫る演奏の描写もすごい。
2投稿日: 2013.04.18
powered by ブクログ騙されました。ええ・・でも好きなオチじゃなかったですね。 私たちは騙せても、小説の中の登場人物が気が付かないのがどうしても腑に落ちませんね。岬さんのポジションもいったいなんだったのかよくわかりませんでした。
0投稿日: 2013.04.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
<ネタバレ有り> ++++++++++++++++++++++++++++++++ 第二章の時点で大体物語のからくりが読めました。全身火傷に皮膚移植とくれば…あまりにも条件が揃いすぎていて、疑うなという方が無理です。帯に「どんでん返し」なんて書かなきゃいいのに。そう書かれていても鮮やかに騙されるような作品や、その部分が見抜けても楽しませてくれる作品はたくさんありますが、この作品はそうではありませんでした。このミステリがすごい大賞受賞作だそうですが、ミステリ的な面白さは全然感じませんでした。残念。 どちらかというと音楽系スポ根物として読んだ方が楽しめそうです。絵に描いたような悪者の登場も昔のスポ根物を彷彿とさせます。 コンサートの場面は臨場感があり、この音楽を聞いてみたいと思わせる力がありました。音楽に全然詳しくないわたしが読んでいてもあふれ出すようなピアノへの情熱はひしひしと伝わってきました。きっと音楽に精通した人はもっと楽しめるんじゃないかと思います。 「アベック」という表現には思わず発行年を確認してしまった(笑)
1投稿日: 2013.04.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
友人から2年前くらいに借りたままになっていたこの本をようやく読み終えた。ようやく返せる…(笑) 面白かった。読んでいる最中犯人はだれなのかと考えたりしたけれど、どれも違う気がしていたらまさか火事の後から変わっていたなんて。クリスティを読んだ時のような凄まじい衝撃ではなかったけれど、素直に驚いた。だからさよなら、なんだなあ。 そして何より、音楽を言葉にした表現が何とも言えないくらい素晴らしい。綺麗に、分かりやすい喩と一緒に、それも曲のことをしっかり勉強した上で書かれている。私も小さなころから高校までピアノが好きでずっと習い続けていたから好きな作曲家もいるし、主人公の考えることがとても重なってきて、またピアノが弾きたいと強く思えた。音楽を聴いた時、溢れるような爆発するような感動はなかなか口では言い表せない。情景が浮かび、そうそうと頷いてしまう表現ばかり。 クラシックは凄いものだと改めて思う。何百年前の人の書いた楽譜が自分の手元にあり、それを元に何百年と弾き続けられたものを弾いて、そして作曲家の精神を受け継ぐのだから。私もチャイコやラフマを弾いたとき、作曲家についても学んだことがあり、ここで書かれたことで昔感じていたことがありありと甦ってきた。私はピアニストにはならなかったけれど、今もピアノが好き。弾いているだけで楽しい。違う方法で自分を表現できる気がする。もう、前のように指は動かないとしても。 ああ、ピアノが弾きたい!
2投稿日: 2013.04.11
powered by ブクログ中山七里さんの『さよならドビュッシー』はこのミス大賞とか映画化とかでずっと気になってました。 この間カエル男を読んで、すごく良かったので期待しながら読みました。 内容は、ミステリ的な要素もありつつ、ピアノとか音楽の話でした。 ミステリメインだと思ってたのでちょっと物足りないと思ってしまいました。 カエル男を読んだときは気になって早く続き読みたいって感じだったんですけど、このドビュッシーは私的には読み急いじゃうって感じではありませんでした。 でもラストは面白かったです。 良く考えればもっと早い段階に気付けそうな結末だったんですけど、気付けなかったのが悔しいです。 あと、岬さんがすごくかっこいいです。 ピアニストってのも良いし、頭いいし、物腰柔らかな感じも素敵です。 このシリーズの他の本も読みたいし、映画も観たくなりました。
2投稿日: 2013.04.05
powered by ブクログぜんぜん分からなかった・・・面白くて一気に読んでしまいました。こんなに音楽の魅力を文章で書ききれるのが本当にすごい。
0投稿日: 2013.04.04
powered by ブクログ友達お薦めの本。 最初の展開にはびっくりでしたが、おもしろかったです。 シリーズになっているようなので次のも楽しみ。
1投稿日: 2013.04.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
物語の舞台が地元なので、聞き慣れた地名が随所に出てきてリアリティたっぷりに楽しめる。また、幾多の名曲を実に豊かな言葉で表現するその文章力は素晴らしい。読後に、再びドビッシーを聴きたくなった程だ。だが、あっというその結末には驚かせられるのだが、推理小説としては限りなく「反則」に近い。
2投稿日: 2013.04.03
powered by ブクログ火事で大火傷を負った資産家のピアニストの卵のお話。火傷の回復していく様子、ピアノの音楽描写、そして最後はどんでん返しのミステリー。「でも、それは今じゃない。祈るというのは、その人間ができ得る全てのことをやり果たした後に残された最後の行為なのだから。」というくだりが印象的だった。女性向き。
0投稿日: 2013.03.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
どんでん返しだとは聞いてましたが、「そう来るか」って感じの結末でした。解説に「エースをねらえ」のようなスポ根物って書いてあったのに納得です。
2投稿日: 2013.03.27
powered by ブクログ面白かった。一気に読めました。音楽に詳しくなくても楽しめ、そして音楽に興味を持ちました。ミステリーっぽくなく進むのですが、しっかりとミステリーで、最後にはしっかり驚かされました。アベック、というセリフが出てきて、いつの時代の作者だ、と思ったのですが最後まで読んで納得。また、主人公が頑張り屋で、応援したくなるような魅力があった。そして演奏中の緊迫感は文字なのに音が聴こえてきそうなほどの迫力。緊張しました。 ただ気になるのは、ストーリーに直接は関係ないのですが、ここまでの悪意に満ち溢れている人たちってそんなにいないと思った。ましてや火事で全身やけどの子供にその仕打ちはないでしょ、、のような根性ひん曲がってる人が沢山いて、正直読んでいて気分が萎えました。でも、それがリアルな現実なのですかねぇ。だとすると、悲しいですね。
2投稿日: 2013.03.27
powered by ブクログhttp://ameblo.jp/toshichan-seal/entry-11372629985.html
2投稿日: 2013.03.26
powered by ブクログ読後感はまあまあ…でも、途中でのあの音楽描写の盛り上がりは最高だった!! 岬さんの信念や、言葉、考え…すべてかっこよかったです(//∇//) 主人公の遥(と、しておく)の成長や心情も綺麗で感動した。 葛藤にうもれつつ、光を見出すという展開ではどの本よりも綺麗で秀逸にかけていた気がする。 私はミステリー目当てで買ったわけじゃないのでなんとも言えないが、事件としての展開も悪くなかった! 大満足です♪
1投稿日: 2013.03.25
powered by ブクログピアニストを目指す高校生の話。ミステリー。 話の展開に大きなドキドキはないけれど、それぞれのキャラクターは面白いかもしれない。そしてピアノ弾きだとまた読み方が違うのかも。
0投稿日: 2013.03.24
powered by ブクログ読了後の余韻が素晴らしいです。 観客と一緒になって拍手を送りたくなりました。 読み終わった瞬間にまた最初のページに戻って読み直したくなる締め方で、最後の種明かしには大変驚かされました。登場人物もそう多くなく残る人も少ないので少し考えればわかってしまう人もいるかも知れませんが、私自身も"もしかして..."と思いながら読み進めていましたが、最後はそうくるか!と思わずつぶやいてしまうでしょう。 音楽の表現も文章を読んでいるはずなのに、曲が聞こえてくるかのようで音楽に関して全く無知でも入り込めます。ピアノをやったことがある人は思わず指が動いてしまうのではないでしょうか。いや、それよりも練習の苦痛を思い出して歯を食いしばってしまうかもしれませんね。演奏の場面は圧巻で、その場の緊張感や空気が伝わってきてこちらまで手に汗をかいてしまいました。 音楽好きにもミステリー好きにもぜひ読んでもらいたいお話です。 岬先生の人となりに魅かれたので続編も読みたい!
1投稿日: 2013.03.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
なんの前知識もなしに読み始めたので、まさか冒頭からあんなヘヴィな展開が待っているとは思わずにびっくり。 中盤はスポ根ものもかくやと言わんばかりの主人公のピアノへの熱意に圧倒され、演奏シーンも圧巻の一言。 久しぶりにクラシックのCDを引っ張り出してきて、聞きたくなりました。 探偵役の岬先生もすごく魅力的でカッコイイ。 タイトルがまさかあんな風に使われるとは思ってもみなくて、そこにもう脱帽しました。 岬先生も出てくるという続刊が楽しみです。
1投稿日: 2013.03.20
powered by ブクログ演奏部分が圧巻。じっと聴き入り、終いには感動の涙。題名から軽い青春っぽいものを想像していたが、読み応えがあるすごいミステリーだった。
1投稿日: 2013.03.19
powered by ブクログ主人公が火傷や自分の弱さと戦いながらコンクールを目指していく姿がとてもよかった。 殺人事件の犯人が分かった時は結構驚きでした。
1投稿日: 2013.03.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
驚きの結末。推理小説だと忘れたり、推理に引き戻されたり。 主人公がどんどん強くなっていくのを感じる。 環境に負けずに、逆にその環境があったからこその その人だという人達。 主人公もそうなってくれたらいいな。 読んだあと、主人公がどんな人生をおくるのだろうと。 心配もありつつ、跳ね返して 生きていくところを観てみたいなと思った。 主人公は大きな不幸にあったけど 魔法使いに出会えて 弟子になれたのは とっても幸せな事だと思った。 その人を前にすると、サボれないなとか 背筋がピンっとする感じの人って 少ししか出会った事ないけどいるいる。 無理な事を情熱でカバーしちゃう人。 心と頭と体を沢山動かしてる人。 嫌いじゃないし、いいなって憧れます♪
2投稿日: 2013.03.18
powered by ブクログ最後の真相にはとても驚いた。 全く想像していなかった。 一回読み終えたあとに もう一度読み返すことで、 本当に納得できる本だと思う! 岬先生の着眼点のスゴさにも驚き。
2投稿日: 2013.03.18
powered by ブクログおもしろかったが、ピアノができたら 音楽に造詣があればもっと楽しかったに違いない 三分の一くらいが音楽の話で それでもちゃんと推理小説として面白かったです
0投稿日: 2013.03.17
powered by ブクログ途中で一回止まっちゃったけど…。 読み出したら止まらなくなった‼ 最後がすごくよくって… 作家さん自体にハマってしまった。
0投稿日: 2013.03.16
powered by ブクログ私も大好きなドビュッシー。 読みながら月の光を思い出していました。 ピアノ弾きの端くれのわたしでも、 想いを込めた演奏ができていますように。
1投稿日: 2013.03.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
先日これが原作になっている映画の方を見ました。映画が面白かったので原作も読もうと思った次第です。 作者は40代でほぼ新人と呼んでいいキャリアの方ですが、新人とは思えない実力を持っていると感じました。音楽を小説で表現するのは難しいことだと思いますが、それをある程度のレベルまでは成功させているというあたりで、実力は持っている方だと思います。 ネタバレにならないようにしたいとは思いますが、ミステリーとしても(映画でその結末を知っていても)よくできていると思います。ただ、一方で内容に対して小説としては「長い」とも感じました。もう少しコンパクトにまとめても良かったのではないかと思います。 その点は映画の方がコンパクトにまとまっていましたし、ある意味小説ではサラリと済ませている主人公とその従兄弟の幼少時代の繋がりを映画は力を入れている一方で、小説よりももっと難しくなるであろう音楽表現についてはサラリと済ませているあたり、少し冗長ぎみの原作をうまく刈り取り、広げるところはうまく広げていると思います。 ただ、この小説のトリックは映画向きでは無かったですね。脇役の俳優を選べば何とかなったかもしれない部分もありますが、そこは映像を伴わない小説のほうが成功していました。
0投稿日: 2013.03.13
powered by ブクログピアニストを目指す遥。しかし、火事で全身大やけどを負い、『さよならドビュッシー 前奏曲 ~要介護探偵の事件簿~』の主人公でもある玄太郎おじいちゃんと従妹のルシアを失ってしまう。退院してようやく通えるようになった学校でも、クラスメイトから理解されずいじめにあったり。そんなつらい状況にあっても、岬先生と出会い、コンクール優勝を目指して頑張っているが・・・ 最後の種明かしにはなかなか驚かされたけれど、この物語はミステリーというよりはクラシック音楽青春小説として読めた。シーンごとに流れている音楽を実際にCDでかけながら読むのもまた楽し♪ コンクールで遥と争った下諏訪美鈴嬢がチクっと個性的。
2投稿日: 2013.03.12
powered by ブクログピアノが弾けないことがとても残念に思える。youtubeで曲を聴きながら読み進めた。特にピアニストの手の動きがわかる動画を見ると、ピアノに親しんでいなくても、作者の世界にすんなり入れる。 トリックは最初に「ん?」と思ったのにその後の怒涛の展開にすっかり流されてしまい、最後に「あーそうだったんだ」と気がついた。ハッピーエンドとは言えないかもしれないが、読後はさわやか。それは登場人物が前を向いていこうとするから。
0投稿日: 2013.03.11
powered by ブクログそう来たかという最後の展開でした。ややズルい点もあるかなと。でもピアノ演奏の描写は秀逸で、ミステリーとしてもなかなかのものでした。続編も読むことにします。
2投稿日: 2013.03.10
powered by ブクログ面白かった!流石「このミス」大賞受賞作品。 終盤で明かされる大規模なトリックは、普段なら容易に想像出来るありがちな内容なのに、ピアノ演奏シーンの卓越した描写や皮膚移植のリアルさに覆い隠され、ついぞ思い至らなかった。いつも裏の意味ばかり探りながら読む私としたことが、してやられてしまったよ。探偵役の岬洋介の特異なキャラも大変魅力的だった。これはシリーズで読みたい。 p.24 「ニート? ふん、またぞろ横文字使いの誤魔化しか。お前は前にもクレジットやらフリーターやら怪しげな横文字を喋っとったな。最近は世間体の悪いことはすぐ横文字に言い換えたがる。それはな、言い換えでもせんと聞く者の耳が痛いからや。いいか、教えてやる。クレジットは借金、フリーターは無職。親の金で生活して定職に就こうとせんような奴は穀潰しと言うんやあっ」 p.43 難しい言葉で艱難辛苦と言うがな。ただ、苦難はそいつに与えられた試練や。艱難汝を玉にす。乗り越えられた者は強くなるし、乗り越えられなかった者はそこで押し潰されて終わる。 p.241 榊間刑事はいつもの作り笑いを残して立ち去った。忌々しいことに去った後もその笑みは仮面のように凝固したまま記憶に残っている。まるでチェシャ猫だ。
2投稿日: 2013.03.06
powered by ブクログうわぁ これはすごい! びっくりしました! ラストまでなにも気づかなかったです! 読む価値あります。
1投稿日: 2013.03.04
powered by ブクログ気になって買ってみたけど、正解! どんどん引き込まれて、一気に読めた◎ 読みおわって、急にピアノが弾きたくなった。
2投稿日: 2013.03.03
powered by ブクログピアノを弾くシーンの描写が素晴らしかった。わたしは弾けないけれど弾く人ならもっと面白く読めるのではないかな。内容はミステリー?と思いながら読み進めたかんじ。あと、さいごにようやくタイトルの意味がわかった。
0投稿日: 2013.03.02
powered by ブクログ意表をつくどんでん返し。でもルール違反。最近このタイプのミステリーが多い。情念は良かったのに。ミステリーにする必要があるのか?
0投稿日: 2013.03.02
powered by ブクログミステリー好きなら、早い段階でオチが読めそう。 でもピアノ演奏シーンの表現が目に浮かぶようで、素晴らしかった。
2投稿日: 2013.03.01
powered by ブクログラストまで読んで 「そう来たか!」と唸ってしまった。 で、もう1度読み直すと「あー、確かに!」と納得させられる行動が あちこちに散らばってて やられたー><って思った。 ピアニストを目指す主人公なのでピアノシーンは 普段音楽に慣れ親しんでないわたしには本格的すぎて、とても重かったー。 スポ根ものって記述がどこかにあったけど、納得。
2投稿日: 2013.03.01
powered by ブクログ全身大火傷から奇跡の復活を遂げ、さらにピアニストを目指し活動をする女の子。 ・・・そして、度重なる事件。 このミステリーと共に、クラシック音楽、リハビリテーションの醍醐味が掛け合わされている。 音楽はもちろん、どこの描写も素晴らしく、時に感心し、時に手に汗握る内容となっていて最初から最後まで楽しめた。 タイトルにドビュッシーとあるけども、音楽のことに詳しく無くても大丈夫だと思う。けども、音楽が分かればより楽しめるだろうな。 さすがに結末はミステリーの醍醐味の凝縮で圧巻だった! ---------------- 【内容(「BOOK」データベースより)】 祖父と従姉妹とともに火事に遭い、全身大火傷の大怪我を負いながらも、ピアニストになることを誓う遥。コンクール優勝を目指して猛レッスンに励むが、不吉な出来事が次々と起こり、ついに殺人事件まで発生する……。ドビュッシーの調べも美しい、第8回『このミス』大賞大賞受賞作。 ---------------- ※ちなみに、『さよならドビュッシー 前奏曲(プレリュード)~要介護探偵の事件簿』というのが出ている。 今回の『さよならドビュッシー』に登場する、玄太郎おじいちゃん&介護士・みち子さんコンビの探偵もの? こちらも読んでみたい!
1投稿日: 2013.02.28
powered by ブクログ本当にびっくりした!! 初めから沢山の伏線があって なんとなく気づいていたり 想像はしてたけど あってるようであってない 想像の斜め上を行かれて 驚きが大きいです♪ 演奏のシーンはかなり完成度高いと思います!!
1投稿日: 2013.02.28
powered by ブクログミステリーとしても面白いですが、コンクールに出るまでの遥の成長も結構好きです。 あとクラシック音楽のことを知ったり曲を聞いたりしたくなりますね!
1投稿日: 2013.02.28
powered by ブクログ出張の帰りに成田空港で買った1冊。ひきこまれて一気に読んでしまいました。 演奏シーンは音楽ファンにはたまらないし、読みやすいし、ストーリーもいいじゃないですか。 ミステリーとしても、私はとても楽しめました。しっかりラストで「!」ってなりましたし。 第8回『このミス』大賞大賞受賞作だそうですね。
2投稿日: 2013.02.28
powered by ブクログ前半は文章の書き方が幼稚に感じられた。後半ではそれも気にならないほど、謎解きと青春の構成に心を掴まれた。演奏の描写が素晴らしい。 この一冊が一つの曲であるよう。
2投稿日: 2013.02.27
powered by ブクログ岬洋介というキャラクターが立ち、 アニメーションを見ているような 気持ちになった。 読み応えと面白さはありましたが、 ミステリーも合間って とてもライトノベル的要素を 感じる小説でした。
1投稿日: 2013.02.25
powered by ブクログこの人は色々なタイプの話を書く。 そういう人は他にもいるけど普通、一番得意なタイプというのはある筈だ。 やはりこの作家はこの手の話が一番いいね、と、 読者が思うタイプというのかな。 でも、中山さんは違う。 どんなタイプの話も掛け値なしに面白い。 どんでん返しが半端無い。 どんでん返しにこれだけ強い私が、 もう何度「やられた!」と思ったか……読むたびかもしれんorz この「さよならドビュッシー」だって、舞台演出は最初からそこを指し示していると言っても過言ではない。 なのに私は最後の最後までそれに気づけなかった。 ミステリの初歩や!!!!そう、読後に私はひとり叫んだ…心の中で。 でも初歩だろうがなんだろうが、それは関係ない。 そんなことでこの作品の価値は下がらない。 私は気づけなかったんだ、それが全て。 この方にはどんどん書いてもらいたい、色々なタイプの話を。
1投稿日: 2013.02.25
powered by ブクログ嘘やろ…。その言葉がぴったりな最後。 カエル男にも騙されたのにまた騙された。しかも今回は相当引きずる。 なんであの違和感に気付かへんかったんやろか。 くそぅ。もう途中からは音楽青春小説として読んでたからだ!そうだ!だからだ。 うん。これは立派なミステリーでした。 岬先生が素敵でした。そして音楽表現も素敵でした。ピアノ聴きたくなりました。 だからミステリーだと言うことを忘れてました。すみません、これ買う価値あった。ほんともっかい読み直したい。初っぱなから泣きそうになったし、最後もすげえ良い締めかただったし…。暫く余韻に浸ります。 さよならドビュッシー、この題名の意味、読んだらわかるよ、ほんと。
1投稿日: 2013.02.25
powered by ブクログB++ 中古で安いのがあったから。昔話題になってたから。 家が不幸に落ち、その機会に家族を失い、そして重度の障害をおった主人公。そんな身の上の主人公が、失った祖父の遺産狙いと思われるさらなる事件に巻き込まれつつも、ピアニストを目指す話。 とてもアリな本。 ミステリとしての最後のどんでん返しは、一番最初の時点で予想済み。あまりにもわかりやすかったため、お約束の様式美として減点ならず。 それとは別に、薀蓄本としての描写が素晴らしい。ピアニストとして生きるための過酷な生き様。それがどのようなものかというのに対して、うわべでない共感できるしっかりしたモノが小説に書かれてる。小説という媒体で、一つの世界が、しっかりと構築されている。著者の人生観に加え、よく調べてるなーと思える作中に必要な幅広い知識。 これといって際立ったものがある作品ではないけど、全体のレベルが高い作品。大変いい小説でした。 著者を、他の作品も読むランクに位置づけ。
2投稿日: 2013.02.24
powered by ブクログ言葉選び、比喩表現のセンス、火事や演奏描写のリアルさ、登場人物の設定、どれをとっても圧倒的だった。 一人称語りから伝わってくる主人公の性格が、わたしはとても好き。 文体も好み。 最後の展開は読めなかったなー たしかに、クラシックが聴きたくなった。
1投稿日: 2013.02.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
アラベスク、月の光、どこかで聞いたことがある曲がピアノで演奏される。 ピアニストを目指す少女と遺産目当てで起こる様々な事件。 映画は随所に名古屋が舞台に使われており観ていると身近に感じる場所が出てきます。 CBCさん良い映画を配給してます。
1投稿日: 2013.02.24
powered by ブクログ推理小説として読み始める。 が、気が付くと ん?と思いながらも読み進めていくと あっ!推理小説だったんだぁ~となる。 登場人物も、個性的で印象に残ります。 自分が、主人公と同じ立場になったらどうするだろう? きっと 無理だな~って思いました。
1投稿日: 2013.02.21
powered by ブクログ軽い気持ちで読み始めたらとんでもない!かなり体力がいる(精神力がいる?)内容でした。Uチューブで出てくる楽曲を聞きながら読むという技を考え付きました。音楽物は次もこの方法で読もう。
0投稿日: 2013.02.21
powered by ブクログ演奏シーンや音楽の描写がとても魅力的でよかった。 あとがきでもあったが、スポ魂ものの匂いがする。 けど最後の謎解きはあっさりで物足りなかったので、それまでが熱かったのに対しちょっと拍子抜け。 ミステリーとしてはいまいちかもしれないが、青春音楽小説としては◎
0投稿日: 2013.02.21
powered by ブクログ映画は人間ドラマに焦点を当てすぎたけど、原作はちゃんとミステリーの形だし、表現もうまいです。 あたしは別に従姉妹との約束のために弾いたんじゃない。ドビュッシーを弾きたかったから弾いた。 原作のほうがよっぽどリアルな感じでした。 とはいえ、映画はめっちゃ感動しましたけど。
2投稿日: 2013.02.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
そこそこ楽しく軽く読めて、エンターテイメント性が高い話だと思います。 ミステリ要素はあまり強くないです。 「このミス」大賞受賞作ということで、 しっかりとしたミステリを思ったのであれば、期待はずれに終わるかもしれません。 音楽小説の面あり、青春小説の面もあり、ミステリの面もありと 一見欲張りなように見えるのですが、 どれをとっても、悪く言えば中途半端な感じがするのが残念です。 これを読んでドビュッシーに興味を持つわけでなく、 主人公や登場人物に共感できるわけでなく、 謎解き、犯人さがしのハラハラ感も味わえず、 読後の心に留まるものが無い小説でした。
1投稿日: 2013.02.20
powered by ブクログピアニスト岬洋介のミステリーシリーズ 演奏シーンは読んでるこちらにも力が入ってしまう程の描写がスゴイ‼文字だけで息づかいまで伝わってきそうなほど。
0投稿日: 2013.02.20
powered by ブクログさすが大賞をとった作品、 最後の展開はさっくりしすぎてたけど、 途中から犯人とかどうでも良かったからあれで良かったと思う。 自分に立ち向かう主人公の姿に何度も涙した。
2投稿日: 2013.02.20
powered by ブクログいくつかの結末を予想しながら、読み進めたけど、良い意味で裏切られました。 その前提で読み返してみると、確かに!と思える結末。見事です。 丁寧な描写から、ドビュッシーの音楽の美しさも伝わってきました。でも、曲の描写がちょっと長すぎるかも。
2投稿日: 2013.02.19
powered by ブクログすぐに犯人もトリックもわかってしまい、読みながら確認作業のようになってしまった。そのせいか辛い描写にばかり目が行ってしまった。正直これが「このミス」大賞なの?というかんじでした。探偵役が魅力的だっただけに残念。
0投稿日: 2013.02.19
powered by ブクログ面白い!…けど最後の展開が私にはいまいちだったかな。 でもぐわーっと、一気に読んでしまう面白さはあった。 なんというか岬先生の偉大さとか素敵さとかがこの本の魅力になっちゃってて、あまり主人公に感動する部分が少なかったところが残念。 でも、主人公んぼ心情や岬先生の話の中に、心に響く言葉がたくさんあって、ぐわーっと読みながらも、そういう言葉がぐさぐさ刺さった。だからしばらくしたら読み返したくなりそうな本だと思う。そこは素敵。 絶対続編も読みたい!! 2回目 立場が変わると、こうも本の感想が変わるのかと驚き。どうにもならない不幸を嘆いてもしょうがない。前に進む、そこからどうするかが人生。
2投稿日: 2013.02.17
powered by ブクログ読み始めて、何となく展開がわかってしまったけど、最後まで読んで、犯人の心情や背負わざるおえなかったことがどういうことなのか、そのあたりの心理はすごいなと思った。全体を通して音楽というより心理的な部分が面白かったです。 音楽の話が中心で、ピアノを趣味で習っていたので、こんな風に習ったら楽しいだろうなと思いました。ちょっと読むのが面倒な部分もありましたが(苦笑)。どこかのだめのような感じもします。 最後まで読んで、タイトルの意味にも納得でした。 ピアニストであり探偵の岬洋介のキャラクターにひかれるものがあり、今後の活躍も楽しみ。シリーズ続編も読んでみたい。 読み終わった後、ピアノを弾きたくなりました。
4投稿日: 2013.02.17
powered by ブクログ最後のまさかの展開に驚きました!完全に裏切られましたー!!! 全体としてはピアノ演奏の描写がすごく緻密でかつ色鮮やかなのもで、全くクラシックに無知な自分でも音楽が頭の中で流れ出すような表現でした。そしてその中にミステリー要素が散りばめられていて、その結末も秀逸でした!
2投稿日: 2013.02.16
powered by ブクログ音楽を描いた小説としてもさることながら、最後のどんでん返しまで用意されており、ミステリーとしても読みごたえがある。 自分が自分として生きていないとすれば、こんなに苦しいことはないだろう。岬さんがそうであったように、ルシアにも自分の道を歩んでほしい。
2投稿日: 2013.02.16
powered by ブクログ読んでるうちにショパン・リストを聞きたくなって、久しぶりに聞きながら読んだ。曲の表現がとてもうまい!やっぱりクラシックって素敵だなって再確認。 クライマックスは衝撃!ミステリーとしても読み応えがあって面白かった。
2投稿日: 2013.02.16
